2009年12月17日

天然の壁の話

漆喰

(外壁 砂と貝灰の漆喰)
漆喰
こだわりの壁は、日本で自給できる唯一の鉱物資源である石灰を主原料に、麻の繊維を加え、草本や階層から得る接着剤、水などを加え練り上げ、自然素材だけを使った塗壁です。
防水性や調湿機能に優れているため、古くから土蔵や家屋の土で造られた壁の上塗り材としても用いられてきました。

     別名では、漆喰(しっくい)や塗り壁とも呼ばれます。

(玄関の壁)
漆喰断熱・保温・調湿・遮音・防火・耐久等、優れた性能を持っています。
また、住む人、そして環境に優しい壁材として最近注目され、内・外装に多く使用されています。
                                       (松葉引きのトイレの壁)
漆喰

  


日本の風土に合う木の家の話

1200年前に建てられた法隆寺、現在もその姿をたもっております。これは、無垢の木が、いにしえより受け継がれた高温多湿の日本の風土に合った建材の証だと思います。
     木目←木目

                                                                   年輪↓
年輪無垢の木材には、水分を吸ったり出したりして自らの水分を保とうとする「調湿」する力があります。夏は湿気を吸い、冬は湿気を出し、その調湿効果により、浄化する作用が生まれます。これは、木が生きている証拠です。

木に満ちたお店や建物の中に入ると、何となくリラックスし心地よさを感じたことがないでしょうか。これは木の香り、木目が放つ「ゆらぎ」のリズム、そして木の細胞内に空気を含んだ木肌の感触が温もりを感じさせ、これらが人に癒しを与えてくれるからです。

無垢の木は年を重ねるほどに趣のあるあめ色に変化し、温かみが生まれてきます。自然が成す塗装ですね。

ですから、無垢の木を使った家は、木が自然に持つ力で、湿度を一定に保ち空気をきれいにし、やすらぐ空間と暖かで健康的なエコな住いをつくります。
                            
                                   
    もくせい工舎では、床・天井・内壁・外壁・建具、ぜ~んぶ本物の木(無垢の木)を使っています。

自然素材でつくる家のお話

自然素材の家自然素材の家自然素材の家


もくせい工舎は自然素材にとことんこだわって、家づくりをしています。

それは、私たちの暮らす家が、壁、天井ともに杉板、内壁の一部は漆喰(しっくい)、床は桧、建具も本物の木(無垢の木)と自然素材でつくられていて、その心地よさを十分に知っているからです

実は、私の娘も妻も化学物質の入った素材を使った家が苦手です。特に、新築の場合は色んな薬品っぽい臭いが残っていて、次第に頭が痛く、気分が悪くなり、目がチカチカしてきます。娘にいたっては、目がかゆくなり、くしゃみが出て目も鼻もじゅるじゅるになります。
そんな時、自然素材の中で暮らしていることのありがたさを、実感します。

弊社が建てる家も100%自然素材ではありません。コストの問題で標準装備にしているキッチン、洗面はメーカー製品ですから、化学物質を使っています。でも、いたるところに使っている自然素材がメーカー製品に使われている物質を吸着分解し100%に満たない部分をカバーします

このように、自然の素材から受ける恩恵に感謝し、その心地よさを皆さんと共有できればこの上ない幸せだと思っております。

有機野菜が高いように、自然素材の家も高いんじゃないの!?

私たちもくせい工舎によくある相談は
   ・自然の素材でつくった家は、高い?
   ・自然の素材でつくった家のお掃除は大変?
                         なのです。

先日、ご縁があって もくせい工舎で家を新築していただいた36歳の会社員・中一・小5のお子様が二人いらっしゃるS様もそうでした。
私、永家と奥様との会話です。

奥様
  お掃除とかって、大変じゃないですか?


永家
  皆さんから一番よく聞かれる質問ですね。


 実を言いますと、我が家は木と漆喰の家なんです。暮らし始めて20数年になります。
 その我が家の掃除方法は、モップ(ノンオイル)でスィ~っと拭いて、まとめたゴミを掃除機で吸い
 取って完了です。 今のお掃除スタイルとあまり変わりはないと思いますよ。
 汚れを落とすには水拭きで十分です


奥様
  ワックスはかけなくていいのですか?


永家
  我が家は一度もワックスをかけていません。


でも、それなりにツヤはありますよ。
人が暮らすことで、自然な艶や深みがでで、味わいを増すように思います。
それでも、ワックスがけをしたいようでしたら、表面をコーティングする為のワックス(ニスやウレタン塗装)はかけないで下さい。なぜなら、木が呼吸をしなくなり、せっかくの無垢材の良さが失われてしまいますから。

奥様
  でも、ワックスをかけなかったらシミになったり、汚れが着きませんか?


永家
  全く着かないとは言い切れませんが、大丈夫ですよ。 


汚れを着き難くする為に、施工の最後に植物性のオイルをかけていますので、汚れ(ケチャップ等)が着いてしまった場合は、時間を措かずに拭取ればシミにはなりません。
  
木の材質によっては、洗剤やヘアースプレー等の霧等でシミができる場合もありますが、酢で拭けばとれます。
  
我が家には猫が2匹います。家中を走り回っていますので、引っかき傷がついていまいますし、色んなシミ(友達がこぼしたワイン等)もありますが、それも一つの年輪だと思って、暮らしています。
汚れを着き難くする為のワックスは、木の床専用の自然素材で作られたものをお勧めします。安全なワックスで、家族でワイワイやって木の家を楽しんでみるのも良いと思います。


奥様
  自然素材でつくる家っていいなぁ~って思うけど、高いですよね?


永家
  いえいえ、そんなことはありませんよ。


自然素材という響きを聞くと特別な感じがして高そうなイメージですが、そんなに高価ではないですよ。

奥様
  そうなんですか? 私たちにも建てられますか?


永家
  はい、もちろん建てられますよ。


私たち もくせい工舎は起業当初から自然素材にこだわってきました。ですから、価格を調査し、仕入れルートや作業工程の見直し等をし、質を落とさずに価格を抑えられるようにパートナー業者さんにもご協力を頂いて、自然素材の家を手の届く価格で建てていただけるように日々努力をしています。
それに、うちには営業マンはいませんし、豪華な展示場もありません。そういう家の価格に含まれる費用をできるだけかけずに、少しでも安く建てていただきたいと考えています。

奥様
  ところで、木は傷つきやすいと聞いたのですが、床に使っても大丈夫ですか?


永家
  はい。傷つきやすいですね。


無垢の木ですから、表面を保護する塗装をしていませんし、柔らかいですから。
ただし、無垢の木の床は表面的な傷であれば軽くペーパーをかけてもらえば消すことができ、深く傷ついた場合は蒸気アイロンをあてることで、ある程度まで直すことができますよ。

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