すだちを前に

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


春先から、わが家の庭に小鳥の声が目立つようになりました。

さえずり?

いえいえ、けたたましい警戒音というか、威嚇音。

「ジョジョジョジョジョジョジョッッ‼‼‼‼‼‼‼」

シジュウカラか、セキレイか?
茶色のくま取りの鳥もいる。

センダイムシクイかな~、
それにしては大きいような・・・。

その正体、後日判明することとなるのです。


ある日、ご近所のミケちゃん(♀)が
わが家の庭先を通って、
そのまま用を足しに、ウチの畑へ。(・・・って、家でしようよ。ミケちゃん。)

さかんに、その頭上を飛び交って、
(御用の最中の)ミケちゃんの頭に、蹴りを入れる小さな鳥。

ミケちゃんも、「なんや、なんや?」って感じで
そそくさと退散します。(・・・って、出たんなら埋めようよ。ミケちゃん。)

「子育て中は、気がずいぶん強いんやなぁ~。
それにしても、猫に蹴りまでいれるかしら・・・。」


そうこうするうちに、窓の外を見ていた夫が「ナニワイバラの所に、なんかおる」と言う。

「ん~?」

20240415_モフモフのヒナ

なんか、モッフモッフの鳥がいる。

夫:「スズメやろうか?」

20240415_モフモフのヒナ

ヒナなのに、スズメより大きい。

くちばしからしても、鷹っぽいというか
草食のソレじゃない。

「・・・モズの子どもかもしれん」

そう、ミケちゃんの頭に蹴りを入れていた強者の正体は
モズだったのです。

20240415_20240415_モズのヒナ
かわいい顔でエサをねだるの図?いや、この子自体が「ジョジョジョジョジョ!」と警戒音を出していたのでした。赤子でもモズは強し。

なんでも、モズは鳥の中でも巣作りの時期が
2月くらいからと早いらしく、

うまくいけば4月中旬には巣立つとのこと。

20240415_モズのヒナ

そうか、この子もそろそろ巣立ちの時期なのね~。

20240415_モズのヒナ

それにしても、かわいい顔です。

くちばしや胸の模様は猛禽類みたいだけど、
スズメ目(!)モズ科の極々身近な鳥です。


その、モズのヒナが隠れていたナニワイバラ。

昔住んでいたアパートの近くに、小さな雑貨屋さんがありまして
そこの屋根を覆っていた圧巻の風景が忘れられなくて

家を建ててしばらくして、庭に植えました。

時期になると、たくさんの目玉焼きみたいな花がびっしり咲いて、
それはそれは見事なのですが

20240415_ナニワイバラ
おしゃれ庭じゃなくてすみません。フォトジェニック感少な目です。

実はあまりお勧めできないバラ。

病害虫の心配もなく、ほったらかしでもよく育ちます。
もう、じゃんじゃん育つ。
・・・育ちすぎるのです。

そのくせトゲはかなり鋭く、血しぶき覚悟で剪定せねばなりません。

でも、この鋭すぎるトゲが外敵から身を守るのか。

小さな鳥などが、ここを拠り所にしているようです。

香りはそんなにない花なのですが、蜂たちがよく集まり、
なかなか蜜集めのお役に立っている模様。


元々は砂利敷きの敷地だったところに
少しづつ樹を植えて

落葉樹の落ち葉が層になり、

だんだん「なんちゃって森のような」庭になりました。
(マメじゃないので、草ぼーぼーワイルドガーデンというか、ほったらかしガーデンと言うか。)

20240415_森もどき
真ん中はシマトネリコ。・・・これも雑木の庭が好きなら、今思えば、ちょっと違う感じ。


コンクリートで固めれば手間もかかりませんが、

土と木がある風景は、モズや他の鳥、昆虫など

多種多様な出会いをもたらしてくれることがあります。

土があり、木がある風景は、
風の通り道にもなります。

手間ひまがかかることは、敬遠されがちな世の中で

土にふれ、木にふれることは、
人間にとって代えがたいこと。

人間だけがこの世に生きているわけじゃなく、

この世界の一部として生きていることを
再確認させてくれます。

そんな同じ生き物としての
モズの子の巣立ちも近い。

20240415_タンポポの綿毛
今か今かと風を待つ。

広い世界へ飛び出したくてウズウズしている様子は、

くたびれた中高年を、ハッとさせるほど
キラキラまばゆいのでした。

【リライトしました】持家か賃貸か

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


次号のメッセに、こんな広告を掲載していただく予定です。

20240405_もくせい工舎メッセ広告

今回は、持家か賃貸かについて
考えてみたいと思います。

あらかじめのお断りなのですが、
私は経済の専門家でもありませんし、

お金もうけというか、
あまりウハウハ・・・という経験はない。

絶対損はしない!ウハウハ、ガバガバ!
・・・な話はできませんが

一意見として、
そう考える人もおるのね~ってくらいで
以下、お付き合いください。


まずはじめに、私個人は、
お金というものを【万能引換券】だと思っています。

私が、自力でなんでもこなせるスーパーウーマンなら、
他人に任せる必要はありません。

自分で作ればいい。

残念ながら、そうではないので

得意な人、その道に詳しい人に任せて、

その技術と、知恵と、手間のお礼として
(物々交換じゃなんだから)
万能引換券である【お金】を渡します。

言い方を変えれば、自分の自給率が高ければ
引換券はあまりいらない。

自分自給率が低いほど、誰かに頼らなければならない。
その分、お礼の引換券(お金)の心配ばかり要るようになるということです。

自分自給率が低いと、少しでも損をしないように、
頭を使わなければなりません。

ところが、手元にあらかたのお金の余裕ができると、
今度は、時間や手間が惜しくなるようで。

コロナ禍で、マスクが不足した時が
いい例かもしれません。

「え?足りないの?
んじゃ、国家予算でバ~ン!って、作って配ればいいんじゃね?」

・・・と、お金持ちは考える。

お金持ちは、出すものがあるから、手間ひまの方が惜しくなる。

じゃんじゃん入ってくるので、じゃんじゃん使えばいいのです。

ところが、庶民は違う。
じゃんじゃん入る・・・って、ことはない。

そんな、モノもお金もない時どうするか。

だせるとしたら、知恵しかない。

ないならないで、あるもので工夫して
作ろうとする。

ハンカチなどで、代用マスクを作ったりする。
たくましいのです。

そういった創意工夫や手間ひまがおしくなると、
他人に頼む。ラクだから。

そうなると、常にお金!お金!お金!となる。
いくらあっても足りないのです。

もちろん、私もお金は好きです。

行きたいところや、読みたい本、
見たい映画、聞きたい音楽・・・。

それらは、物々交換じゃできません。

でも、そのお金を【自分なりに、どう使いたいのか】。

実は、それが一番大事じゃないかと思うのです、


私には、お気に入りの店がいくつもあります。

パン屋さんもありますし、コーヒー豆もここのでないと!という店もあります。

私には、そのお店の人たちほどの
腕前も、センスも、経験もないので、

お店がなくなってしまう方が困る。

わずかでも、私が買うことで、
その店を応援することになります。

そうやって、お金はぐるぐる回って、
モノやサービスを通しながら、
人と人の間をつないでいきます。

そのお金。

かりに手元にたくさん残ったとして、
いよいよこの世を去る時、どう思うんでしょうか。

子ども達に残す?寄付をする?

残すにしても、やっぱりお金は使いよう。

死んでしまってはできないことの、引き換えとして、
人に、社会に、循環していくものなのです。


持家か賃貸かの話に戻りますが、

ここでも、家に対する思い入れがあるかないか、
価値観の点で違いがあるように思います。

家は住めさえすればいい。寝に帰るだけ。

特に頓着しないならば、
賃貸でもいいかもしれない。
(家への思入れとコスパに関して、関連記事は、こちら↓)
コスパと、お買い得と、目線の違い。

持家が財産になると言っても、
【実家じまい】なんていう言葉もあるように、

子ども達がどう思うかは、こちらの都合通りにいきません。

家なんて特にこだわらなければ、
身軽さは、気軽さです。

・・・じゃ、自分ならどうだろうか。

残念ながら、私はかなり【場所】を大事にしたい。

どういう【空間】で生きるかは、代えがたいことでした。

賃貸に、同じような漆喰や無垢の木の物件が
山ほどあって、しかもお手軽な賃料なら

私でも、無理に家を建てようとは思わなかったでしょう。

幸か不幸か、そんな賃貸なんてないから、

木の家に、漆喰の家に、
住みたいと思ってしまった。

反対に、よくある賃貸物件と同じような作り方の家なら、
建てようとは思わなかったと思います。


イチかバチか、意を決して家を建てたたものの、
そんなに若くもなく、
お金もそんなに・・・だったので、

かなり年をとるまでローンがある。
(そりゃもう、気が遠くなるほど・・・。)

・・・じゃ、後悔するか。

もし、万が一、万が一のことがあって、
お金を払えなくなって、

家を売りに出すことになったとして、

それでも、私は
【住みたかった家に住んだ】ことになる。

もし、「お金が払えなくて、売ることになる」恐れから

あのまま、前のアパートに住んで

そこで命が終わる時、

そこに幾ばくかのお金が手元に残ったとして、

私は、どう思うんだろうか。

損はしなかった、だってお金残ってるもん・・・?
(結局、家買っても問題ないくらい残ったら、「・・・・。」ってならないんだろうか。
その間、賃貸料は出ていくんだし・・・。)

いやいや、絶対思う。
「私には、結局、あんな家なんて、無理やったんやな」って!

手元に幾ばくかのお金を残せても、

せっかく生きてきたのに、

本当に【経験したかったこと】を【しなかった】。

それを悔やむ可能性が、大いにある。

なぜなら、私にとって
人生の大きな悔いになるほど、

良い経験、良い場所、良い空間は大切だからです。

家なんてどうでもいい。
家より宝石。
家より、車。
家より、服。

価値観は人それぞれ。
違いに、良いも悪いもない。

そういう人にとっては、家は持家だろうが
賃貸だろうが、都合の良い方にすればいいわけです。

ただ、もしこれを読んでくださっている方が、

「う~ん、自分も家の質って大事かな~。死ぬときにガッカリするかもしんないな~」と思うのなら
持家は選択肢の一つと考えても良いのではないでしょうか。

とはいえ、建てれるかが問題なのよ?

・・・確かにそうなのです。

それでも、先ずは聞いてみることです。

私たちが完全無欠の完璧人間でないのは、
他者を必要とするためです。
(↑エラそうに言ってますが、元ネタは吉野弘さんの『生命は』という詩です。
関連記事は、こちら↓)
不完全なワケ

今の自分たちじゃ分からないことは、
他人の経験と知恵を借りましょう。

で、ないならないで何とか工夫できるのか

それを考えるのが、庶民の知恵であり、強みです。

せめて死ぬときに、

何やかんや、色々あったけど、
まぁ、おもしろかったな、いい経験したな。

そう思って私は死にたい。

ああなったらどうしよう。こうなったらどうしよう。

心配ばかりして、恐れるばかりで、

結局、なんにもできなかったなんて

私はイヤだ~!

やりたいことも我慢して、
必死になって集めたのに、

怖くて、結局使いきれなかった【引換券】眺めて死ぬなんて!


ちっとも参考にならないかもしれませんが、

ふ~ん・・・って感じで聞いてもらえたらと思います。


以上、中高年の主張でした!

卒業の日に

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先日、みやこ町のお家の撮影に伺いました。


1080_IMG_2007.jpg
うまいタイミングで、庭に花があれば、それを持参します。この日は、一重のヤマブキとピンクユキヤナギをプラスできました。
桜が咲く前に咲きだす、寒い時期にありがたい花です。

飾るための花を活けていると、遠くから音楽が聞こえる。

ゆずの『栄光の架橋』でした。

「・・・卒業式かな?それとも練習かな?」

静かなので、風に乗って聞こえてきたのかもしれません。

お客様の中にも、この前卒業式だった!という方が
いらっしゃるかもしれませんね。

私事ですが、わが家の次男坊もこの度高校を卒業しました。

小さいころ、発達障害の疑いがあるかもしれないと言われた子でした。

重度ではないからと、特別な療育をうける機会もなく、

もっぱら私が気に入りの絵本を何百回と繰り返し読んで、
出てこなかった言葉を、少しづつ覚えてきました。

ただ、所作や言葉、人との距離感に
彼独特な感じがあるので、違和感があったのでしょうか。

小学校時代には、一時期いじめの対象にもなり、
おだやかではあるものの、なかなかこれといった友人もできず。

母親としては、「ひとりでいること」は全く恥ずかしいことでも何でもなく、

たまたま親が選んだ土地で、同じ世代だからって
気が合う合わんは別の話で

本当に気が合う人なんて
少なくて

だからそんな人に会えたら超ラッキーなんだから
大事にしたらいい。

ひとりでいても、堂々としてる方が
カッコいいんや!

ひとりの時は、ひとりでできることを楽しんだらいいし、
みんなの時は、みんなでできることを楽しんだらいい!

・・・とか何とか、彼が決して
自分をみじめだと決めつけないように
声かけをしてきました。


小さな子のお世話をするのが好きな子だったので、
6年生になると、1年生の教室にちょくちょく顔を出して、遊んでいたようです。

他の6年生は、同学年の友達と外で遊んでいるのに
ちょくちょく(呼ばれもしないのに)顔をだす次男に

1年生の担任の先生が
「○○君、いっつも来てくれるんですよね・・・」と、
ちょっと困惑したように言われたこともあります。

・・・うん。先生のおっしゃりたいこと、よくわかります。

そりゃ、・・・なんで?と言いたくなるでしょう。

彼は、そんな空気が読めない。

同じ学年の子と一緒に遊ばんと、友だちおらんのかって思われる・・・。

とか、まず考えない。

よっぽど嫌な顔をしない限り、1年生の担任の先生の
微妙な表情なんて、まず気づかない。


ところがです。

その彼が小学校を卒業する時。

割と小規模な学校なので、
在校生が向かい合って並んで、手でトンネルをつくり、
その中を、卒業する6年生が通り抜けていくという伝統があります。

トンネルの入り口側に、5年生から並んで、
出口には、1年生が並びます。

雨の日だったので、出口もちょうど1年生の教室前でした。

出口側で写真を撮るべく、待ち構えていると、
出てきながら、ニコニコ笑顔の息子。

息子が通ると、何人も、何人も、
1年生が彼に抱きついています。

「▲▲さん・・・。」

ふと声をかけられて、顔を上げると、
あの1年生の担任の先生です。

「本当に、子ども達が、あんなに○○君を慕ってて・・・
本当になんて言っていいか、感激して・・・
ありがとうございました・・・」

と、ボロボロ泣いておられたのでした。

・・・いやいやいや!こちらこそ、なのです。

なんだかビミョーな感じだったのを、変だとか何とか言わず、
先生が見守っていてくれたから、
最後の最後で、こんなプレゼントを頂いているんです。

ありがたいのは、本当にこちらの方でした。


その次男が、中学を卒業する時。

同級生で、支援学校に行くことになった子がいました。

次男も「なんでかわからん。勉強も普通にできよった。」と言うし、
どういう経緯だったのかよく分かりません。

色々複雑な事情もあるようでしたが、
「大人になったら働いて、きょうだいを呼び寄せて
一緒に暮らす」と言っていたようなので、

よほどしっかりした子です。

その子が、この春卒業に当たり、
卒業生を代表してあいさつしていたことが
新聞に掲載されていました。

「成長を続け、自分らしく生き抜く

幸せな大人になります。」

・・・◇◇くん。

そんなこと、大人でも考えつかないよ・・・。

そんな言葉、まず出てこないよ・・・。

目標達成とか、夢の実現とか、
社会の役にとか・・・。

誰でも言いがちなことを超えて、
なんて核心に迫った言葉だろう。

彼がこの3年間、仲間たちと過ごしてきて
何を思い、考えて来たかは分からない。

ただ、かかえる境遇がどうあれ、

その人らしく生き抜いて、しあわせだと感じられる大人になるということは

人が生きる上での、本質をついているんじゃないか。

いい大人になった私でも、彼ほどの視点で
これほどの的確な言葉で、

みんなの前で堂々と宣言できるだろうか。

支援学校に行くよう勧めた先生が、この言葉の意味がわかるだろうか。


「◇◇くん、本当に賢いのは君かもしれない。」

本当に脱帽でした。適わない。


色々な子が、

回り道をしてでも、色々な景色をみてきた子が、

何かと何かをつなぐ、かがやく架橋となりますように。

幸せに生き抜ける、そんな世界でありますように。


虹の架橋


みなさん、ご卒業、本当におめでとうございます。


と(撮)りいそぎ!みやこ町!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


今週末、3/16・17開催のみやこ町での完成見学会。

その見学会場となるお家に、本日(!)撮影に伺いました。
(お施主様、ありがとうございます!)

だいたいいつも、見学会が近くなって撮影に伺うので、
もう明日!

ギリギリすぎて誰も気づかないのでは?と思うのですが、
たまたま見てるよ~って方がいらっしゃれば、と期待して。

もし良ければ、参考までにご覧いただければと思います。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・みやこ町完成見学会会場外観
小高い場所にあるみやこ町のお家。外観。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・みやこ町完成見学会会場外観
漆喰仕上げでスッキリした軒天。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・みやこ町完成見学会会場手洗い鉢
刷毛目がかわいくてニヤニヤが止まらん感じの手洗い鉢。・・・さて、どこにあるでしょう?

大分・自然素材の家。もくせい工舎・みやこ町完成見学会会場トイレ
木のトイレットペーパーホルダー!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・みやこ町完成見学会会場和室
見た途端、撮影用の本をたらふく持ってくればよかったと後悔!ごろ寝しながら本が読める、本好きにはたまらない和室!(・・・本を置くんじゃなかったらすみません。)

大分・自然素材の家。もくせい工舎・みやこ町完成見学会会場キッチン
ついててよかった、パントリー!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・みやこ町完成見学会会場お部屋
壁一面の木の机が、なんとも贅沢!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・みやこ町完成見学会会場リビング

お伝えしたいことはたくさんあるけれど、大急ぎにて、これくらいで・・・。

のどかな風景の、素敵なお家、ぜひ見に来てください!

ご予約はこちら!→みやこ町完成見学会
(ネット予約は、前日20時までの受付。他はお電話0120327892にてお問い合わせください。)

木の家でお待ちしています!

【おまけ】
そうそう、外観撮影中、なにやら垣根に赤い実が・・・。

ローズヒップ

・・・これ、ローズヒップかな?
もしかしたら、ノイバラがたくさん咲くのかもしれませんね!

春が楽しみなお家です♪

あのこのねどこ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


秋くらいから、わが家の物干し場の屋根の下を
寝床にする猫がいました。

白黒のハチワレで、たぶんオス。

顔はパンパンに大きいのに、体はやせて、細長い。

しかも足が長いので、全体的に、にょろりとした印象。

何かに似ていると思ったら、

昔『ネバーエンディングストーリー』という映画に出ていた
ファルコンの、

にょろりとした猫

・・・顔が猫版。

鼻はズルズル、体も汚れきって
The 野良猫!といった感じの子。

人慣れもしておらず、はじめのうちは顔を見るだけで逃げていました。


ハチとゴマ
珍しくひっついている。

わが家には、元野良猫が2匹います。

2匹とも最初からフレンドリーで、
私の様な素人でも保護自体は簡単でした。

それでも、
後輩のゴマちゃんを家に入れた時、
先住のハチさんがかなりナーバスになったこと

わが家に来れば完全に外の自由はないこと
(もう外に出れないと分かって、暴れて大変だった・・・。)

色々な理由で・・・そうそう気軽に保護できない。

そこで、エサは与えないけれど、
寝床は冬の間、大目に見ることにしました。
(エサは、猫界のマザーテレサ?のようなご近所さんから
おこぼれをもらってるようでしたし、それに敷地内で凍死されても困る。
どのみちどこかで寝るのなら、
猫嫌いの人の敷地より、ウチの方がまだましかも~と判断した次第です。)

とはいえ、おらが村は市街地より冷え込みます。

冬場は、氷点下になることも珍しくありません。
(窓と窓枠が凍ります。)

さて、どうするか。

そこで思い出したのが、ウン十年前の記憶。

私が育った地域では、ホームレスが多くて

街中まで徒歩で行けるような
高速道路の下などに、その人たちの住まいがありました。

通学のバスの中から、
彼らの住まいに「お布団」があるのを見て、

「なるほど!とにかく、住居の基本は
温かい寝床なんだ」と実感したことがあります。

野良猫もきっと同じはず。

雨風がしのげる場所であるのはもちろん、とにかく、断熱。
そして、できたら加熱・保温です。

プチプチの梱包材を100均で買ってきて、段ボールに貼り、
外側は、ボロボロになったアルミシート付のショッピングバックで覆い

温かそうな布と、夜には使い捨てカイロを入れます。

そうこうするうちに、その猫も
怖いんだけど、どうも寝床を用意している人間だと認識してくれたのか

カイロを入れ替える間、
逃げはするものの、少し離れて
終るまで待っているようになりました。
(顔は、・・・寒いんやけ早く!と言いたげだったけれど。)

カイロを入れて、助かったのが
その猫の下痢が治ったこと。

片付けるのが大変だったので、これは思わぬメリットでした。
(よっぽど冷えていたんだろうと思います。)

朝、洗濯物を干しに出ると、
湯船に浸かるように

気持ちよさそうな顔をして

段ボールの縁にあごを載せているので

なんだかかわいい。

でも、今は姿を見ていません。

代わりに他のオス猫がうろつくようになったので、
喧嘩に負けたのかもしれません。

野良猫の世界は厳しい。

せめて寝床くらいと思ったけれど

猫好きな人ばかりじゃないので、
寝床を用意するのも、良い顔はされません。

・・・でもな~。

好きで(野良猫にしろ、ホームレスにしろ)こうなったわけじゃなかろうもん!
と、思うのです。

世渡りもぎりっぎり!の危なっかしい私などは、
明日は我が身だし、他人ごとではないのです。

輪廻転生という言葉があります。そのホントウは、私にはわかりません。

真相はともかく、
今厳しい目に遭っている人や命に
生前の悪行が・・・なんていうのも、なんだかなぁと思います。
(悪行までいかなくても、みんな気づかぬうちに色々やらかしてるはず。)

それでいうと、罰が当たった的な視線より

ホントウは、
「明日は我が身なんだから、無下にするな」ということじゃないか。

そう信じたい。

もう来なくなったあの猫が、
どこかで死んでしまったのか。

もしかして、可愛がってもらってるのか。

それは分からないけど、

いのちを無下にすることは

やっぱり嬉しくはない。

お金を払えば、ペットショップで可愛い犬や猫が買える。

あれを人間だったら・・・と想像して

見目可愛らしい人間の子どもが、

母親が恋しい年頃の小さな子どもが、

ショーケースに入って売られているようなところを想像して、

なんだか普段、意識しないことが怖くなる。

一番怖いのは、
自分に限ってってことかもしれない。

自分に悪い部分も、醜い部分もあると意識がある人より、

全くの善人のつもりでいる方が、なんだか始末に負えない。

薄ら汚れて、すっかり野良猫臭くなった
あの段ボールにカイロを入れる度、

どこで何しているんだか、と思います。


うるう

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


本日は2月29日。つまり、2024年は、うるう年です。

「私、うるう年の生まれやけん、まだ4歳なん~」

そう言っていた同級生を、2月29日が来るたびに思い出します。


このうるう年。

実は、必ずしも4年に一度じゃないらしい。

条件があって
①西暦が4で割り切れること

ただし、例外があって

②①のうち、西暦が100で割り切れ、400で割り切れないものは平年とすること。

・・・・・・どういうこと?

例えば、2000年や、2400年はうるう年だけど
2100年や2300年は
4や100で割切れても、400で割り切れないので
うるう年ではなく、平年となります。

・・・となると、単純にうるう年生まれだから
4年ごとに何歳~ってわけでもないのかしら。

とは言え、例外のスパンが100年、400年なんだから
一生のうち例外に当たることは稀なのか。

たとえ2月29日生まれでも、
カレンダーにそもそもないから、
29日の表記がないかぎりは、「うるう年のはずなのに~」なんて実は意識しないのか。

うるう年生まれのあの同級生も、
もう半世紀以上生きて、いまさら何歳だったかなんて気にしてないかもしれない。
(そうして、まさかこうして遠く離れた場所で
イチイチ思い出している同級生がいるとも思わないだろう。)

そもそも、うるう年がなぜあるのでしょう。

それは一年がきっかり365日じゃなくて
365日と約1/4日だから。

つまり、そのままきっかり365日で計算すると、
4年経つと1日多くなる。

その調整として2月29日を入れている。

・・・でもなんで、2月?

ざっくり調べたところによると、
農作業が3月はじまりだったので、その年度末にあたる2月で調整となったみたいです。
(ざっくり、です。本当は奥が深くてよく勉強しないとワタシじゃ分からんです・・・。)

「うるう」を漢字で書くと、閏。

太陰暦を用いていた昔の中国で、
王様がその日は門から出ず、政務を行わなかったから。

・・・らしい。

これも「ふ~ん」とは思うものの、分かったような分からんような・・・。
(よく勉強しないとワタシじゃ分からんです・・・。)

とはいえ、地球の自転にムラがあるっていうのは
なんだか生き物っぽいというか、

地球って生きているんだな、と実感します。

そんなんきっかり、計算通り行くかい!って感じが、
妙な生き物っぽさというか、

地球自体が、自然なものなんだと実感するというか。

その地球に、今日も又どこかで
2月29日生まれの子が生まれている。

そして、同級生に話すんだ。

「私まだ、●歳なん~」って。

それを何年たっても、思い出す同級生がいるかもしれない。

2月29日が来るたびに、その子のことを、ふと思い出すに違いない。
(私の様な変わり者であれば、かな。)

それでも、どこかで誰かが思い出してくれているって
いいものです。

思い出す度に、うれしくなるような
こそばゆくなるような、

そんな出合いはいいものです。

そんな【うるう2月29日生まれ】の皆さん。
お誕生日おめでとうございます。

0のつく日に記事を書くと、2月に困ると今気が付きましたので
5のつく日に記事を書こうと思います。
こんな調子ですが、もしよければ、どうぞお付き合いくださいませ。

満足は誰のもの

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


土と雑草のことが知りたくて買った
『自然栽培』という季刊誌に
『自分で治すという考え方』というコラムが載っていました。

バランス健康アドバイザーの工藤和也さんの記事で、

頑張りすぎて、
あれもダメ、これもダメ、と否定や排除ばかりするよりも、

頑なさをユルめて、
ありがたがって、しっかり噛んで食べるほうが

心身のバランスに良いのでは?

というような内容でした。

ご自身が、花粉症を治したくて、

ゴリゴリに食べるものに拘ってしまって
他人の食べているものにも口出しするようになり、

周囲に、BBQにも誘われなくなったことを書いておられたのは
爆笑してしまいました。

『自然栽培』という、こだわっていそうな季刊誌に
少し肩の力がユルむような記事で
とても印象に残ったのです。

さて、ここで本題です。


マーケティングは顧客からスタートする。

顧客の現実、欲求、価値からスタートする。

我々の製品やサービスにできることはこれである、ではなく、

顧客が価値ありとし、必要とし、
求めている満足はこれである、
と言えなければならない

ピーター・ドラッカー

広告を書いていると、ついついドラッカーいうところの、
【製品やサービスにできること】を伝えたくなる。

自然素材で家さえ建てれば、こんなメリットが!って言いたくなる。

無垢の木と漆喰の家の良さは分かっていても

自然素材で建てさえすれば
すべての問題が解決!
すべての病気が治る!みたいな書き方は
ちょっとアウトだと思うのです。

健康なものばかり食べていても
人間いつかは死ぬように

自然素材の家に暮らしても、
たまには風邪もひきます。

どんなに気を付けても
いつか死ぬ。

そんな死に方を選べない私たちが、唯一選べるとしたら生き方なので
時折、不安が暴走して、

頑なに偏ってしまうのでしょう。
・・・BBQに誘ってもらえないほどに。

それは、何を大事に生きていくかという
バランス配分の話になりそうです。

つまり、死に方より
大事にすべきは、生き方。

どういう状態の
心と体で生きてきたか、ってことじゃないでしょうか。


では、
顧客が価値ありとし、必要とし、
求めている満足はこれである、
と言えなければならない

ような家ってなんでしょう。

お客様には、
こんな風に暮らしたいというイメージがある。

それを叶えてくれそうな、家に会う。

いやいや、自分たちにはムリやろ~。

え?もしかしてできるのか??

その家が、建てている途中も、
住んでからも、

想像以上の満足度であったとき、

それは、きっと大切な誰かに勧めたくなる。

「不安やったけど、できたよ。
すごくいいよ」って。

「○○さんがこちらで建てていて、行ってみたら本当に良くて。
話を聞いても、おススメだと言われて・・・」


口コミレビューがあふれる今の時代にあって、

知らない誰かの「いいね!」より

知っている誰かの、お墨付きほど
信頼できるものは無い。

それは、
建ててくれたお施主様たちが

次建てることがあっても
【またもくせい工舎で】と思っていただけて叶うこと。

そういった方が多いほど、叶うこと。


顧客が建てたいのは

「工務店がこだわった」家ではなく

「自分たちがこだわった暮らし方」の家。

それが叶えば、家にはどこか
そのご家族らしさがでる。

その人となりや、個性がでる。

施工事例の一覧に、それを感じるかもポイントです。


「そうは言っても、今、何もできない」

そういった方ほど、できることがあります。


施工事例を、たくさん見てください。

実物をたくさん見てください。

そして、自分たちのこだわりを
少しでも叶えてくれそうな工務店を
見極める眼力をつけてください。


顧客のワタシが価値ありとし、
顧客のワタシが必要とし、
顧客のワタシが求めている満足

を満たした家を建てなくちゃ!

「誰かにこう言われた・・・」ってこともあるでしょう。

それでも譲れないことはあっていい!と思います。

お金出すのは、自分たちなんだから
顧客のワタシが満足しないといけません。

「なんも知らんけ、
アドバイスして、説得してやった」というのは相手の満足ですよ~。

大事なのは、例え経験が浅い人間の望みにも
「こうはムリやけど、こういうやり方は?」と代替案が提案できるかです。

間違っても、「は?そりゃ金だせるならやってやるよ」じゃ
ダメなやつです。

創意工夫できる、(色んな意味で)余裕があるかないか。それが大事です。


前述のコラムではないけれど、

ゆずれない部分の頑なと、
ユルめのバランス、

そして、ないならないで何とかする
【創意工夫】が大事です。

どうぞ、やれるだけやったという
【自分たちの満足】のいく家づくりを!


猛省トイレトレーニング

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


今だから笑い話になるのですが、長男が年少の頃
トイレトレーニング(大きい方)が、全くうまく進まず
本当~に悩んでいた時期がありました。

ここからは、排せつに関わるお話。

下ネタに思えて苦手な方は、パスをお願いします。
排せつも、自然なこと、当たり前のこととして、読める方は、どうぞお付き合いください。

小さなお子様のいらっしゃる方は、参考になる・・・?かなぁ?どうだろ。

「うんち行きたくなったら教えてね、いっしょにトイレに行こうね」

優しく声かけようが、何しようが
全くトイレでしない。

ちょくちょく兄弟で入院していたので、
大部屋になった時が一番困りました。

当然、病院のトイレでもしないので

ウンケづいた時はすでに遅し・・・。

大部屋全体に、相応の臭いが漂って
恥ずかしいやら、申し訳ないやら。

大柄な子で、実年齢より大きく見られもしたので
「あんなに大きいのに、トイレでできんのかよ!」
って思われていそうで

めちゃめちゃ肩身が狭い上、うまく「しつけ」すらできないのを
母親としてダメだと思えて
・・・ホント、つらかった~。

ところがですよ。

先日、読んだ本で衝撃の事実を知るのです。

本の名前は
『すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険』 著|山本 健人

外科のお医者さんが書いた本です。

その中に『とてつもない肛門の機能』という章があって
読んでいる最中に、何回も驚くことに。

直腸まで降りて来たモノを選んで、
固体は残したまま、気体だけ通す。

(・・・だいたい何が言いたいかイメージしていただけましたか?)

そう、あのオナラだけ出す、ということを
人工的にやろうとすれば、まず不可能なんだそうです。

そういえば、無意識にやってる。

固体だけ残して・・・なんてわざわざ考えてません。

・・・すごいな、肛門!

そしてさらに私を驚かせたのが、この機能。

ウンチを無意識にせき止めておき、好きな時に排出できるというもの。

降りて来たと同時にすぐに出てしまっては、どんなに困るか
想像はつく。

出物腫物ところ構わず、では困るのです。

それをコントロールするのが
肛門の出口付近にある二つの括約筋。

外肛門括約筋と内肛門括約筋です。

外肛門括約筋は随意筋。
自分の意志で動かせます。

お尻の穴を、キュッと自分ですぼめられるのは、
この外肛門括約筋の働きです。

内肛門括約筋は不随意筋。
自分の意志とは関係なく動くもの。

直腸に降りて来たものがいっぱいになると、
まずこの内肛門括約筋が緩む。

意識的に外肛門括約筋を締めていれば、
ある程度、我慢できる。

そして都合の良い時に、
意識的に緩めて、排せつする。

それが、【トイレまで我慢して行ける】ことになる。

・・・ところが、この機能。
乳幼児は未熟らしい。

・・・ちょっと待て。
え?・・・んじゃ、しつけどうこうじゃなくて

まだ未熟だから上手くいかんかっただけなん???

そう。
まず首が据わらなければ、寝返りもお座りもできないように

外肛門括約筋を自分の意志で動かせるようにならなければ、

トイレまで我慢する・・・ってことが
まずできない。

その外肛門括約筋を自分でコントロールできるようになるのも、

歩き出すのが早い子と遅い子がいるように
きっと個人差がある。

・・・何たること。

二十年近く前のワタシに教えてやりたい。

子どもがダメなわけでも、親がダメなわけでもない。

まだ上手くいかないだけなんだ、と。


ところが、今までできていた大人でも
反対のことが起こりうる。

それは病気や手術だったり、加齢だったり、
出産だったり。

何かをきっかけに、それまで出来ていたことが
上手くコントロールできなくなることがある。


それは、大部屋で味わった肩身の狭さなんか
比べ物にならない感情だろう。


本で書いてあった内容を、長男に話してみました。

「・・・ごめんなぁ~。悪かったよ。本当に。
未熟だから上手くいかんかっただけなのに、知らんで。

やけっち、またオムツでどうぞ!って言われても
嫌やろ?」

「・・・絶対イヤ!

・・・あぁ、それでも衰えれば
うまくいかないことが増えてくるに違いない。

そうすれば、オムツ内に排せつするそれを
本当は嫌だと思っているのかもしれない。

そうはいっても、大変なことは分かっていて、
いたしかたないとお互いに思っていても、

本当は、そうなのかもしれない。

自分の無知を、
自分の子育てを猛省しつつ、

いずれ、自分にも降りかかるかもしれないそれを

複雑な胸中で、締めくくるのです。

本の内容の詳しくは、書店で。とても面白いです。


小心者と隣の芝

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


1月も終わりかけですが

皆さま、初詣には行かれましたか?

おみくじを引いてみた方もいらっしゃるかと思います。

わが家は、不思議なことに
私と長男は、中吉~末吉が多く

片や、夫と次男は
十中八九、大吉が出る。

「おれ、大吉ってほぼない・・・」
年始早々、ちょっと残念そうな長男。

ちょっとここで、仮説を考えてみました。


コップの中に水が半分入っている。

それを

「もう半分しかない」と考えるか
「まだ半分ある」と考えるか。

そういう例えを聞いたことがあるかと思います。

これでいくと、

前者の「半分しかない」と考えがちなのが
私と長男。

「まだ半分ある」と考えがちなのが
夫と次男です。

これ、大吉が出ても同じような反応が出る。

私と長男は、例え大吉が出ても、
「そうは言っても、良いことばかりではないだろう」
ととらえる。

大吉だ!わ~い!

と、素直に喜ばない。

何が言いたいかというと、
同じことが起こっても

そのまま素直に、「わ~い!幸せ~!」と受け取れるか

「たまたまラッキーなだけで、何かあるんでは?」と
捉えるか。

両者の間には、その差があるように思うのです。

「つまりだよ、例え大吉がでようが
宝くじに当たろうが、

神経が細かいと、別のリスクみたいなのをついつい
考えるやん?

やけ、カミサマが

「アンタどうせ大吉出しても
中吉程度にしか喜ばんやろ?

やけ、中吉。」

・・・って出しとるんやない?」



大吉にせよ、宝くじにせよ、
(家でも、ケッコンでも)何かを手に入れるにせよ、

同じ状況で、「しあわせ~」となるかは
人による。

生まれつきかもしれないし、
その人が生きてきた経験上の違いかもしれない。

先のコップの水の例えにしても、

まだまだ、次の水のストックがある場合と
ない場合では、「残り」に対する感じ方は違いそうです。


いずれにしても、私や長男のような小心者は
心配ばかりしていなくてはならず

「しあわせ~」と言えない分、損なような。


ところが、この小心者には役割がある。

小心という言葉には、

気が小さく臆病という意味の他に

細かいことまでよく気を配るというものがある。

気を配ると書いて、気配りで
心を配ると書いて、心配というのも
切ない話ですが

言い方を変えれば、小心者が得意とするのは
配慮とも言えそうです。


「デザインの仕事は、使い手に不便を感じさせないこと」

そういったのは、通信教育のWebデザインの先生ですが

設計寄りのデザインにしろ、何にしろ、

細かいことまで、「万が一」というネガティブを考えつくして
そして回避しようとしていく作業は

ものづくりの現場では必須と言えます。

芸術作品ではなく、そこに使い手がいる以上、

細かいことを気にしない性格だと
(作った本人が気にもしていなかった)何かしらの困りが出てくるからです。


細かいことを気にしない。
オッケー、オッケーの世界は幸せそうですが

細かいことを気にして、配慮して、
少しでも良くなるようにしてきた試行錯誤が

もっと良いモノづくりを支えてきたことは
明らかだと思います。


だから、どちらかというと
小心者の人間は

気疲ればかりで損なのかもしれない。

でも、細かい闇に気が付く人は
意外と
細かい光にも気づくのかもしれない。

細かい光
細かい光って、あまり金と名誉には関係ないことが多い・・・。

だから、(私を含め)小心者のみなさん。

何かを手に入れたくなって、隣の芝が青々眩しくて、

同じように芝を生やしさえすれ.ば・・・と思うかもしれない。

でも、色々気にしぃなあなたは、
きっと芝の管理や、その他もろもろが気になって

手に入れても、余計な心配もついてきたと感じるかもしれない。

思ってたのと違う、と思うかもしれない。

それでも、きっとそれでいいんです。

そうして、心配しつつ
先に進んできている。

そしていつか振り返って

歩いてきた道を見た時に、

なんやかやあったけど、私なりになんとか歩いて来たなぁ~。

そう思うことが、きっと小心者すぎる
私を、誰かを、支えてくれるのではないか。


半世紀ばかり生かしてもらって

中吉には、中吉なりの
何かがあるんだと

そう思うようになりました。


小心者よ、シヤワセは隣の芝にはない。
シヤワセは、自分の足元にある

20240130_アスファルト突き破ってスミレ
スミレは、【ど根性スミレ】とは言われないのね~。でも、どこか誇らしげだ。

きっと極々、ささやかなこと。

中の人 ②

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


以前、中の人という記事を書きました。

ご当地キャラの着ぐるみを被った経験をもとに
なぜか「ありたい自分」の話に。

今回は、その反対というか別バージョンにあたる
カオナシの話。

(あくまで、個人的な感想からの考えです。よければお付き合いください。)

かおなし_1

カオナシは、素性が分かりません。

名前や顔などの素性を知られず、
人に接しようとします。

話をしようにも、誰かを丸のみにし、
その声を借りねば話せません。

本当の弱い自分を隠したまま、

優位に立てば、歯止めが効かないほど横暴になります。

食べ物や、金、特別扱いをチラつかせ、
相手の気を引こうとします。

・・・・・・・・って、これ、やりがちかもしれない。

匿名で何かをすることや、

誰かの話を鵜呑みにして、そのまま他の誰かに話すことや、

普段はビクビクと自信がないくせに、
偏った正義感で誰かを責めることも、

誰かに何かを「してやった」と思うことも、

そんなつもりのあるなしに拘わらず、
思う節がありすぎる。

恐ろしいことに、知ってる誰かの中にも
そしてもちろん、私自身の中にも、
確実にカオナシはいるんじゃないか。

あの映画で、初めてカオナシを見た時、
誰かの、そして自分の、見たくない一部を露呈されたようで
とても居心地が悪かったのです。

匿名性ということで言えば、永家夫妻と違って
お客様に接することがない私は、
どこの誰だか分からない点で、カオナシです。

顔を知られた有名ライターでない限りは、
こういったブログにしろ、
何かのレビューを投稿するにしろ、
匿名なので、何を書いても
どこの誰かまでは分かりません。

第三者のフリをして、何かの目的で
良くも悪くも意見を書くことを
サクラと言いますが

例え、それらのいくつかが
同一人物の記述でも分からないのは、
匿名というカオナシだからです。
(意図の良し悪しに拘わらず、結局は記事自体の信用を失いかねない。
私は、そのほうが恐ろしいので、まずやらないです。)

カオナシは千に、言います。

「これ食うか、うまいぞ。
金をだそうか、千の他には出してやらないことにしたんだ」

何か「してやること」、「あなただけ特別に」。

自分といればいかにお得か、メリットがあるか。
しかも、あなただけ特別なんだということを

意図せずやっていることは往々にある。

それをコミュニケーションツールという人もいるけれど、

そもそも、何かのお得がなければ人は寄り付かないのか。

しかも、その特別なお得で成り立っている関係性は、
お得じゃなくなった途端、離れてしまうのではないか。


子どもが小さいころ、孫に対し、可愛さもあって
どうも財布のひもが緩い祖父母。

「何かもらえたりするから、好いてくれるわけじゃないよ。
もらえんでも、優しい人なら好いてくれるやろ。」

そうやんわり断ったのですが

「いいやん、やりたいんやけ」

悦ぶ顔が見たいって言い方もできますが、

・・・それじゃ、池の鯉と同じだよ。

エサ撒いて、近づいてきた~♪って。

エサがなくなったら、さようなら。

その人の本質を慕って、そばにいたいのとは違います。


着ぐるみの話も、カオナシの話も、
共通するのは、
中の人は、「自分の現状」を良しとしていないこと。
ありのままの、このままの素顔じゃ
不足としていること。

違うのは、自分に磨きをかけて人と関わりたいのか、

それとも、弱い本性を隠して、
メリットや特別感というツールで関わるのかの違いです。

着ぐるみのように「ありたい自分」に近づけば、
そして本質も「ありたい自分」に成長できれば、
それを慕って人が集まるのは、自然な流れです。

しかし、カオナシ的なやり方は
どこか歪に感じます。

どこの誰だか分からない
カオナシ的な役割の私にできることは、
自分のイチ意見に過ぎず、絶対ではないことを伝えること。

考え方の一つとして、あくまで聞いてもらうこと。

それでどう考えるかまで、こちらは操作できないのです。

だから、「中の人」として
自分なりの誠実を目指したいと思います。

カオナシになりがちな、反省をこめて。


過信

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


あけましておめでとうございます。
本年も、もくせい工舎ともども
どうぞよろしくお願いいたします。

元日、16:06。
能登地方で、最大震度7の地震が発生しました。

大津波警報が発令されると、
NHKの女性アナウンサーが必死になって
「いますぐ高台に逃げること!」と伝えていました。

その声が本当に、必死で。
遠く離れた大分にいる身にも
ことの重大さが伝わってきて
テレビから目を話すことができませんでした。

北陸からはるか南にある九州ですら
こんなに寒い冬。

想像すると、心苦しくなります。

本当に怖い目に遭っていなければ、
分からないことがたくさんあり、

それを埋めようとしても、どんな言葉もあてはまらなくて
情けない。

「大丈夫か」と聞かれても、
本当に怖い思いをしている最中は、

この先も大丈夫かなんて
「こちらが聞きたいくらいだよ!」と言いたくなるでしょう。
それくらい、怖い。

上手く言えないけれど、
早く、ふつうの日常が戻りますように。

ふつうの日常のかけがえなさを
こういう時に思い知らされ、

私などは、性懲りもなく
また忘れるのです・・・。


もくせい工舎は工務店で、
この記事を読んでいただいている方の中には、

お家を建てることを検討されている方も多いかと思います。

今回のことで、ちょっと心配になることもあるかもしれません。

家の耐震性能のことは、永家代表に説明を任せるとして、

以下、ワタシの個人的なひとりごととして
ぼんやり聞いていただけたらと思います。


「この家って、地震、大丈夫でしょうか?」


そう質問して、間髪入れず「あ~、大丈夫ですよ」

そう返事をされたら、信じるのは半分くらいにすることを
お勧めします。

なぜなら、実際怖い思いをした人ほど、
【絶対の大丈夫】なんてありえないと知っているからです。

例え、根拠を示せたにせよ
それは【絶対】ではありません。

そして、誰かの言う「大丈夫」を信じて鵜呑みにしても、

何かあった後、その人は責任を取ってくれるわけではありません。

平屋だから、二階建てより危なくない?

津波が来たら逃げ場もありません。

液状化や地割れが起きたら
平屋だから、絶対大丈夫もないでしょう。

地震や水害に強い家とどんなに謳われても、
津波は水が来るだけではありません。

濁流となって、押し流された「モノ」が
流れてくるのです。

ぶつかれば、窓が割れることは当然あるでしょうし、

ましてや火が付いたものが流れてくれば、燃え移るのです。


理論上、「大丈夫」ということはいくらでもできる。

しかし、再度繰り返しますが
本当に怖い思いをした経験があれば

【絶対、大丈夫】はありえない。

そこを簡単に「大丈夫」と口にできる人は、

きっと何かあった後の責任だってとってくれません。


家を建てる地域の、過去の災害を知る。

地盤調査や改良を行う。

耐震性能の良い家に住む。

それらは、前準備であって
【絶対の大丈夫】ではない。

ただ、それらを軽く考えていたか否かは
いざという時の後悔の重さにかかわってくると思います。

用心は、お守りのようなもの。

一番大事なのは、誰かの言った「大丈夫」とお守りを
過信しすぎないこと。

いざとなったら、【大丈夫なはずの家】を置いて

「今すぐ逃げること!」

本当に大丈夫な家なら、避難後戻っても大丈夫なはずです。

誰かの言う「大丈夫」があなたを守ってくれるわけじゃない。

ワタシも
過信しすぎないで、臨機応変に行きたいと思います。

信じるのは簡単だ。
自分で考えずにすむからだ。

シメ。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


以前、『構造見学会とシュークリーム』という記事を書きました。

そこでシュークリームの歯ごたえについて熱弁し、
戸畑にあるマシェリさんのパイシューへの愛を語りました。

記事が埋もれぬうちに、
ワタシが忘れぬうちに、
書いときましょう。
(シメもシュークリームかい!って気もしますが
トシもトシですし、忘れかねんので。)



その、マシェリさんのパイシューが、こちらです!


202312_マシェリパイシュー.jpg

もう、普通のシュークリームにはあり得ない
皮に、角(笑)

202312_マシェリパイシュー_1.jpg

生地がふにゃふにゃしてないので、
箱に立てて入れても、崩れない頑丈さ!

今回撮影のために初めて切って断面を見てみました。

202312_マシェリパイシュー_2.jpg

あ~、こんなにクリームを奮発してくれて!

ありがとう、マシェリさん。


このパイシュー。

かじるとザクッ、ザクッ。

そして、ぽってりしたクリームがすぐに出てきます。

パイ生地も、ハラハラと儚げに落ちるのじゃなく、
バラバラと、常緑樹の葉のように
厚みのある音をたてて落ちていきます。

生地の小麦の味が、ハード系のパンのように
しっかりして、
バターの風味もくどさがなくて、
クリームも、優しいのに
生地に負けていない。

もう、書いててまた食べたい。
大好きなシュークリームなのです。

あいにく、遠い~。
北九州は、戸畑です。

小倉方面に買い物とか、
何か用事でもない限り、
なかなか買いに行けないのです。

その私的「ついで」候補になるのが
北九州市立美術館。

マシェリさんから10分強行った所にある、
森の中の、高台にある本館の方のお話です。

設計は、大分が誇る
有名建築家、磯崎新氏。


北九州で育った私は、特別企画展のあるなしに拘わらず

その建物と雰囲気に触れたくて
よく訪れていました。


その美術館の駐車場から、アプローチに向かうとすぐ
見えてくる一本の木があります。

北九州美術館の木

見上げると、特徴のある
双眼鏡のような外観の美術館の
すぐ入り口。

北九州美術館の木

この木は、四季桜。

北九州美術館の木

春と秋に花を咲かせます。

もう秋というにも遅い時期の写真ですが、
控えめな花が
枝先に少しだけ残っていました。

北九州美術館の木


何十年(!)も前から、ここにこの木があるのを見ていますが、

ソメイヨシノのように大きくならないのか

あまり大きさが変わらない。


枝ぶりも低く、ちょうど両手を広げたようになっているので

その内側に入っていくと
ハグされているような感じになる。

北九州美術館の木

人から触れられるのは少々苦手な私ですが、

この木の中にいるのは、とても心地が良い。

かわいがってくれた祖母に会いに来るような。

そんな【会いたい木】なのです。


Welcomeな木の歓迎を受けて、
急こう配過ぎる外付けのエスカレーターを上がっていくと
館内の正面ロビーに着きます。

特別企画展が行われていると、人も多く
ゆっくりするにはイマイチ。

何もない時ほど、美術館自体を満喫できる!


2階のカフェだって、混んでなければ
自由に、自分の好きな席に座れます。

北九州美術館のカフェ

いつ行っても、森の景色が素敵な場所ですが、
個人的には、紅葉の時期が一番。

色鮮やかで
キラキラきれいでうれしくなる!

北九州美術館のカフェ

そして、楽しみのスコーンセットをいただくのです。
(写真はスコーンとキッシュのセット。本当は、もう少し安いとうれしい・・・。場所代かなぁ。)


美術館には、さらにこんな場所も。

北九州美術館

B1のアネックスに続く通路。

北九州美術館

向こうには、北九州の街並みが見えます。

このガラス張りの反対側からは
森をおりて吹く風が清々しく

このまっすぐな渡り廊下を歩いていると、
なんだか不思議と
神聖な気持ちになるのです。

アネックスといわれる別館の扉を開くと
表れるのがこちら。

北九州美術館

アトリウムです。

北九州美術館

以前は、こちらに水がはっていて
キラキラ天井から降り注ぐ光に、

水面に映り込んだ柱が
本当に美しくて!

メンテナンスの都合なのか、
ここ数年は水がない・・・。

北九州美術館

水のあるとないとじゃ、えらい差なのですが
何か事情があるのでしょう。

それでも、人がいないと
本当にここは静か。

北九州美術館

とても落ち着くので、

つらい時、心を鎮めたい時
ふと立ち寄って

どんなに慰めてもらったか分かりません。


シュークリームに始まり、美術館。

皆さんにも、きっと大事な
場所があるのではないかと思います。


また食べたい、あの味。
また行きたい、あの場所。

また会いたい、何かや誰か。


小さな楽しみは、人をどんなに支えてくれるか分かりません。


新しい年が

また何かの

新しい【小さな楽しみ】に出会う一年とますように。

どんな人も、【小さな楽しみ】を奪われない
穏やかな日常を取り戻せますように。


1年間お付き合いいただき、ありがとうございました。

どうぞ、よいお年を。


おススメでお腹いっぱいになる前に

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


例えば、会社のお昼休み。

時間は1時間。使えるお金は、1000円とします。

さて、どこで何を食べましょうか。

すると、情報通の同僚がやってきて
「知り合いがお店しているので、行ってみないか」と声をかけられる。

どうも、苦労して出店した、こだわりのお店らしい。

断る理由もなかったので、行ってみる。

味は、不味くはないんだけど
特に好きでもない。

まぁ、たまにはいいかな。こんな日も。

ところが、ちょくちょく、ちょくちょく、
その同僚から「おススメ」される。

おススメなので行かないか、と。

もちろん好意で言ってくれているのでありがたい反面、
正直、自分好みのアタリも少なければ

断るのも悪いと思いつつも、

昼休みが始まるのが、あまり楽しくなくなる。


変な例えですが、なぜこんな気持ちになるのか。

もちろん、おススメがアタリばかりなら
嬉しいですし、楽しい。

それでも、ちょくちょくアタリでもないと
私などは、性格が悪いので
ちょっとモヤモヤします。

なぜか。
おそらく、【自分の意志で、選ぶ自由】がないからです。


昼休みの1時間という【時間】も、
1000円という【予算】も、
本来は、どう使おうが私の自由です。

そこに誰かのおススメばかりに、
なんとなく付き合って

結果として満足もしていない。

「どこに行こうかな」
「どう過ごそうかな」

それを考える、迷う楽しさも
きっとあるからです。


今、広告やSNSで、誰かのおススメが溢れます。

これは絶対間違いない!

使って損はない!

これは知っとくべき!
(損得、べき!ばかりで疲れるのです。過保護じゃあるまいし、自分でやってみないと、実際は分からんわーい。)


誰かのおススメが、必ずしも万人に当てはまるわけじゃない。

誰かのおススメが、ハズレだと思うのは

その誰かとワタシは
感覚も大事にしていることも違う
全く、別の人間だからでしょう。

違うんだから、絶対の良いも悪いもないのです。


以前、故日野原重明先生の『いのちのおはなし』という絵本を読みました。

先生は、その中で
その人が死ぬまでに使える時間を、いのちというのだと語ります。


昼休みの例は極端でも、

ワタシの、誰かの、使えるはずだった時間を命というなら

さて、どう過ごしましょうか。

私は

使えるはずだった時間を

使えるはずだったお金を

誰かのおススメに従って決めてしまうのは
うれしくない。

迷いながらも、考えたい。


おススメされても、口コミレビューが高くても

実際に、判断するのは自分なら

実際に、自分でどう思うか感じるしかない。

おススメでお腹いっぱいになりそうな世の中、
最後に頼れるのは、自分の感覚かも知れない。


というわけで、おススメはともかく

自分の感覚で、どう思うか見に来ませんか?

構造見学会、今週末です。(←宣伝か?)

どうでもいい感じの関連?記事→『構造見学会とシュークリーム』

構造見学会とシュークリーム

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


私は元来、食い意地と好奇心が旺盛なので

ちょっと遠出するときには、その場所に+α、
何か美味しいものや、おもしろいものがないか
ついつい探してしまいます。

特に躍起になって探しているのが
美味しいシュークリーム。

しかも、パリパリ!できたらザクザク!
ガリガリ、ゴリゴリしててもいいくらい。

それくらいの噛み応えのある、歯触りの楽しい
シュー皮でできたシュークリームが理想なのです。

今のところ、一番のお気に入りが
北九州市戸畑区にある、マシェリさんのパイシューでして

これはもう、パイの層の厚さ、
しっかりした噛み応え、味わいのある皮に、ぽってりしたクリーム。

私の理想通りのシュークリームなのです。
(↑これに関しては、また後日記事を書きます~。
今回のメインは、構造見学会の近隣エリアのことなので。)

・・・ただ、遠いのよ。如何せん、北九なのよ・・・。

なので、それに代わる、
「これで我慢するからいいもんね~」と言える
シュークリームを折にふれて探し求めているのです。

何店かそれらしいシュークリームを食べましたが、
今のところ、マシェリさん以上のお気に入りとはならず。
(あくまで、私の好みの基準です。)

それでも、《ことあるごと》に
諦めず探しています。

その《ことあるごとに》にヒットしたのが
今回の12/23・24の構造見学会。

場所は、大分県北を離れ
福岡県京都郡みやこ町での開催となりました!

なぜに、みやこ町?

もくせい工舎は、職人さん達に無理なくいい仕事をしてもらうため
県北近隣を主としています。

今回は、インターチェンジ近くに現場があったこと

そして何より、お施主様が
そのみやこ町から

遠く国東での見学会にお越しいただいたこと(!)

その思いに応えずして、どうする‼

・・・と、そんなご縁での開催なのです。

私は、みやこ町くらいは平気で
高速なしで行くのですが

せっかくなら、どこかに寄ってみたい。

しかも、今回の現場は
前にチェックしていた、シュークリームのお店からそう遠くない。

現場を確認ついでに、これはもう
寄るに決まっています。
(もはや、どっちが本命か分からん。)


目的のお店は、【こふれ】さん。

現場の詳細は、ご予約いただいた方だけのお知らせとなりますが、

だいたいの場所の感じは、こちら!

この辺_1.jpg

それで、そのお目当てのシュークリームがこちら!

2023_122324_kohure_1.jpg

表面に、香ばしいアーモンドダイスが乗っているので

食感としては、

カリッ!サクッ!ジュワ~!

皮の網目の中に、ぽってりとまで重くない、
わりとサラっとした感じのクリームが
しみこむというか、
浸食している感じ。

「なかなか好みであるよ」と頷きながら 
息子は食しておりました。

私的にも、かなり上位のシュークリームでした!
うっま~い!

そして一緒に買ったのが
シャインマスカットのタルト。

2023_122324_kohure_2.jpg

なんでも、タルトフェア?だったかで
なんと3種、各1500円のホールタルトが1000円のお試し価格!

シャインマスカットですよ?見切り品で売ってても
1000円くらいする!

そりゃ。買いますよ~。

こちらも、本当に1000円でいいのかな、
というお味。

私は、実は生クリームが苦手でして、
ケーキも何層にもなった、ふわっと口どけの軽い
複雑な味のケーキも、ちょっと食指に合わない。

タルトやパイシュー、がっしりした感じのチーズケーキなど
シンプルな素材で、
しっかりした食感を好みます。

だから、もしお好みが同じ路線でしたら
もしかしたら 気に入っていただけるかも?しれません。

どうでしょう。
構造見学会ついでに、シュークリーム。

あいにく、12/23・24とクリスマスに被ってしまうのが
気になるところではありますが

何か+αのお楽しみは、いいものです。

ぜひぜひ、【ついでのお楽しみ】と合わせて
今年最後の構造見学会にお越しくださいませ。

ご予約お待ちしております。

12/23・24の構造見学会。


家族だからこそ、

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


生まれつき、親を嫌って生まれてくる赤ん坊はいない。

それこそ、物心つくまでは

なぜこれほどまでに未熟で、ダメな親なのに

そこまで好いて、必要としてくれるのか

不思議なくらい、子どもは親を望んでくれる

親になるまでは、

無償の愛というものは

親から子に与えるものだとばかり思い込んでいた。

実際は、大人になり、親になると、

子への無償の愛以上に(それどころか!)

人の目、世間の目を気にする弱い私がいて

その分厚い雲の層に、びっくりする。

「言うこと聞かんと、知らんよ」と脅すことや

一見褒めて育てているように見えて、

ある種の方向に誘導しようとすることも、

実は、子どものためと言いながら

本当は「親としてちゃんとしている」ことを気にしているにすぎず

本当は、子どものためではなく

自分の見栄のためだったりするのかもしれない。

「ちゃんとした」親だと思われたくて、
今日も言うのだ、「ちゃんとしなさい」って。

それなのに、子どもは好いてくれる。

例え、「ちゃんとした」誰にでも褒められる親でなくても。

むしろ、子どもから無償の愛を受けていたのだ。

・・・何ということだろう!


縁あって、親になり、

実家以外に「家族」ができ、思うことがある。

「家族」だからこそ、やってはいけないことがある。

それは、特に力関係がでやすい

親と子の間で

親の価値観で、子どもの大事な領域を台無しにすることだ。

「漫画ばかり読んで!」と勝手にものを捨てたり、は

例え良かれと思っても、やりすぎで

心の奥深く、表には見えないところに、

あれだけ親を信じて、好いてくれた、あの子どもの心に

消えない傷をつけてしまう。

関係が良好な時、上手くやるのは難しくはない。

考えが違った時、なにか問題が出た時ほど、

少しでも力のあるものほど、

よほど気を付けないといけない。

親と子でもそうだし、

先生と生徒でもそうだし、

プロと素人でもそういえる。

「説得」といいながら、「うん」と言わざるを得ない状況にしてないかは
細心の注意を払わないといけない

「説得」が、言葉にならないものを飲み込ませて

本当に「納得」して、腑に落ちているとは限らない。

飲み込んだ思いは、小さなチリとなって
心のどこかに積もって

いつか怒りになる。

あれだけ「正しさ」を押し付けられて

「言うことを聞かないと知らない」と脅され

いざ、それが違った時に。


生まれつき、親を嫌って生まれてくる赤ん坊はいない。


家族だからこそ、

家族のように思うからこそ、

そこには、どんな小さな相手に対しても

守るスタンスがあるように思う。


「説得」や「指導」で、意のままにしていないか。

小さなその子ども(もしくは生徒、素人)にも、

大人(もしくは先生、プロ)以上に大きなものがあることを

忘れずにいこうと思います。


誰が何と言おうが、大切な、小さな「誰か」のために

つまらない見栄を蹴とばせる、「大きな人」になれますように!

小さな息子
息子たちよ、色々教えてくれて、ありがとう。とても学ぶことが多い、二十年前後でした。

※次回からは、0のつく日に記事を書こうと思います。10日,20日,30日です。
よろしければ、お付き合いくださいませ。

雲間から見えるもの

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


お弁当を作らなくて良い朝、歩くようにしています。

ダイエットではありません(今さらですし)。

たまには歩かないと、
年々、初詣で神社の階段を上るたび、
寄る年波と、体力の衰えを実感するはめになるからです。

何より、ちょとした気分転換になる!

自分の足で歩いて、風や空気の匂い、
季節の移り変わりが実感できることは、

自分の中の、生き物としての何かが、
悦ぶ感じがします。

きっと私は、散歩中の犬のような表情をしているに違いない。

お外はいいなぁ~!という顔です。

とは言え、肌寒くなってくると
気合がいる。

お布団の温かさに負けそうになる。

それでも、一歩外にでれば、これ!

koubou_202310.jpg

こんなご褒美が待っています。キレ~‼

こんなくっきりした線を見ていたら、
よくイラストで描かれる太陽の線って、

光芒イラスト.jpg

まさしく、これのこと。

実は名前もあって、光芒とか薄明光線とかいうそうです。

太陽のイラストや、日章旗などにも使われます。

太陽の絵というと、
ついつい記号のように
こんな線を書いてしまうけれど

実際には、晴天の真っ青な空では、
光の筋は見えにくく

雲があるから、見える筋だとも言えます。

天使の梯子とも呼ばれる、この光芒。

暗雲あってこその、光だというのは
何だか、励まされるような
ありがたい気持ちになります。

暗闇だから、小さな光にも気が付く。

夜だから、星の光にも気が付く。

どんな闇にも
どんな夜にも

いずれ光がさす朝がくることは

本当にありがたいことです。

早起きして、光芒を目にして
なんだか思い出す、『朝ごはんマーチ』の歌。

当然、歩きながら歌いました。

NHKのおかあさんといっしょで、息子より私のツボにハマった歌です。
あきひろお兄さんと、りょうこお姉さんの代!
おふたりの歌が、大好きでした!(私の方が、息子より歌える・・・。『バンジョーのジョー』とか。)

中の人

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


実は、あるご当地キャラクターの「中の人」になったことがあります。

PTAの、九州を挙げての大イベントで、
盛り上げるために「誰か入らないか」というのを

「やるやる!やりたい!」と
前のめりで引き受けた経緯があります。


PTAは苦手なので、もうご勘弁願いたいのですが、

唯一残念なのが
もう「中の人」になれないこと。

あれは、別次元の体験でした。


「中の人」になるには、誰かに手助けしてもらって
着替えないといけません。

下の衣装を履いて、
上半身の中に、えいやっと入って
重い頭や、備品などを着けてもらいます。

動くのも一苦労で
誰かにサポートしてもらわないといけません。

普段あまり汗をかかない質なのですが、
ジンワリ蒸される感じ。

寒い時期に脱ぐと、湯気がでそうな勢い。

実はラクなわけでもない。

それでも楽しい記憶として残っているには
理由がありました。


イベント当日、おおかたの準備も終え、

いよいよ「中の人」になって、来場者を迎える時間です。


会場のロビーで、手を振ったり、
「いらっしゃい」感いっぱいに
ゼスチャーで歓迎していると、

九州各地から集まった来場者さん達が
私を見て、嬉しそうに手を振ってくれます。

笑顔で、握手をしに来てくれたり、
写真を一緒に撮ってくれたりします。

・・・・・なんと。
これはもはや、スターじゃないですか!

「中身は、同じか年上のオバちゃんなんやで~」と
内心思っていても

50年近いわが人生の中で、これほど初対面の人に

もろ手を挙げて喜ばれるなんてことがあっただろうか。(うんにゃ、ない。)

「人気者の皮」は被っているものの、
それは人生初の、存在への喜びであったのです。


あ~、でも!
それはこれを被っているからなのです。

脱いで、素のオバちゃんである私を喜ぶのは、
猫のハチさんとゴマちゃんくらいでしょう。

これを被ってない限りは、こんな状況はあり得ないのです。


その時ふと思ったのは、「なりたい自分」や「ありたい自分」ということでした。


誰かがイイね!といってくれる「姿」や、

ステキ!と思われる「姿」を被っていれば

見ず知らずの人が評価してくれるのはSNSに似ています。


「中の人」と「ステキな姿」が差がないほど、
演じていても苦にはならない。


逆に、
評価してもらいたいばっかりに、
重すぎる「姿」を被れば、

疲弊して当たり前ともいえる。


それでも、「なりたい自分」「ありたい自分」を目指して
高みを目指し続ける生き方もあるでしょう。

誰かに羨望のまなざしで、一目おかれる人になることは

それが名声であれ、何であれ、

自分の存在意義への自信になるかもしれません。


でも、本当は
そんなもの被らなくても

嬉しそうにしてくれる誰かがいてくれたら。
なにも飾らなくても喜んでくれる誰かがいてくれたら。

それが一番なのではないでしょうか。


赤ちゃんや小さい子が、にこにこ笑うと
こちらまで嬉しく、楽しい気持ちになるように、

素のままの自分でいても、
嬉しそうにしてくれる誰かがいれば

重い皮を脱いで、楽になれます。


本当は、安心したいだけなんだと思います。

中の人の私のまま、

この世界にいていいんだ。
存在していいんだという、

絶対的な安心感がほしいだけなんだと思います。



それがまだ見つからなくて、

今日も私は虎の威を借るように

時々「中の人」で体験したことを思い出すのです。


「なりたい自分」「ありたい自分」を背負って
苦しそうな知人もいたりして、

「中の人」になってみたことは、
色々考えさせられる体験でした。


「ありたい自分」の着ぐるみを被ったあなたじゃなくて、

私は本当の「中身」のあなたの声がききたいのだよ。

かおなし_1
その逆のパターンが、この人か。その件については、またいつか。

10/28・29の!【かけこみPhoto】

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先日、10/28・29開催の完成見学会の会場となる
お家に撮影に伺いました。

実は、もくせい工舎では、見学会のお知らせやチラシが出る時点で、
現地の写真がないことが多いのです。

お家が完成して、広告でお知らせして、
完成見学会当日を迎えるには
数週間以上、引き渡しができません。

その金銭的、時間的なロスをなくし、
ご負担をなるべくかけないためです。
(ただでさえ、見学会のためにご協力いただいてますし・・・。
いつも本当にありがとうございます。)

今回は締め切りまで少し余裕がありましたので、
どんな感じのお家なのか
ちょっと知らせしたいと思います。

もくせい工舎の自然素材の家・外観

今回は、スマートでシンプル。
しゅっとした自然素材の家です。

もくせい工舎の自然素材の家・外観

三和土風土間も、色味が黒っぽく
スタイリッシュです。

もくせい工舎の自然素材の家・外観・軒天

軒天も漆喰仕上げ。

もくせい工舎の自然素材の家・玄関ホール天井

玄関ホールも。

クロスの白のような、きつい感じにならないのは
漆喰の優しい雰囲気だからです。

もくせい工舎の自然素材の家・リビング

リビングの天井も漆喰塗りで、明るめです。

もくせい工舎の自然素材の家・キッチン

いつもは、アールがかかったデザインが多いキッチンの
仕切り壁も、しゅっとまっすぐ。

もくせい工舎の自然素材の家・キッチン・漆喰

職人さん達が、手仕事で仕上げるので
漆喰の凸凹がなんとも、良い雰囲気です。

もくせい工舎の自然素材の家・廊下

漆喰天井と、明かり窓で
廊下が柔らかな光に包まれています。

もくせい工舎の自然素材の家・木の家のお部屋

間仕切りで、フレキシブルに対応できるお部屋。

もくせい工舎の自然素材の家・無垢の木

もくせい工舎では、無垢の木を無塗装で使っています。

それは、お家の呼吸を妨げないため。
自然素材の力を、十分に活かすため。

どうぞ、ツルツルテカテカしていない
自然の木に触れてみてください。

さらさらとした心地よい手ざわりを
気に入ってもらえれば幸いです。

見学会はご予約制となっています。

運動会や行楽など、色々目白押しの時期ではありますが、
運命を変える(?)出会いとなれれば、嬉しいです。

しつこい営業もいたしません。
どうぞご家族で、お気軽にお越しください。

根っこのつながり。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

以前、『美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その5という記事を書きました。
投稿時期により、各ページが離れてしまったので、<その5>を開いて、その1から読んでいただくと便利です。

その時に、B・B・C長湯さんの図書館にあったチェンバロのことを
少しだけ紹介させてもらいました。

202304_BBC長湯図書館内

関連記事→『美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その4

チェンバロの製作者は、故・松本公博(こうはく)氏。
ヨーロッパの古楽器を、日本の木で作りたくて
山香に移住し、カテリーナ古楽器研究所をひらいたとのこと。

その後、気になって少し調べてみました。
(日本の木で作りたくて・・・ってあたりが、もうツボで。)

そしたら、出てくるわ、出てくるわ!もう、イモヅル式。

「類は友を呼ぶ」ではないけれど、不思議な、
世界観のつながりのようなもの。

それを今回、自分なりにお伝えしていければと思います。

良ければ、お付き合いくださいませ。


とにかく、本当に山香にそんな場所があるのか?

ググってみると、確かにあるんです。カテリーナ古楽器研究所

しかも、HPの雰囲気から、本当に素敵。

知らないだけで、本当に
こんな場所が(しかも、意外と近くに)あったのねぇ~。

もくせい工舎の家がお好きな方は、こんな雰囲気、お好きじゃないかなぁ。

オタマジャクシにも全く疎い私は、音楽のおの字も分からない。

それでも、楽器を作りながら
自然の恵みに敬意を払い、大事に「音」として
受け継いでいこうとしておられるのが
伝わってくるのです。

どんな音楽なのか、CDのようなものが売っているのか
気になるところ。

検索すると出てきたのは、
「カテリーナ古楽器合奏団」と、なぜか『宮崎 駿の雑想ノートⅤ』。

?????

宮崎駿って、あの宮崎駿??(←呼び捨てだけど? )
見ると、ちゃんと演奏がカテリーナ古楽器研究所ならぬ
カテリーナ古楽合奏団。

?????

どう違うの??

研究所は、研究したり、楽器をつくったり?
合奏団は、演奏するときの名前?

私がB・B・C長湯さんで見たチェンバロの製作者は故・松本公博さん。
かたや、合奏団を結成したのは松本雅隆(がりゅう)さん。

実は、ご兄弟で
雅隆さんは、公博さんの弟さんとのこと。

合奏団は、東京立川のロバハウスを拠点に音楽活動をしているようで
「ロバの音楽座」としても活躍されているようです。

・・・というか、もうロバハウスって名前がいい。

そのロバハウス、建物もすごかった!

設計は、村山雄一(たけかず)さん。

なんでもこの方、建築模型を粘土で作るらしい。

雅隆さんが「洞窟や胎内のイメージで」と伝え、
村山雄一さんの手のひらから生まれた
ロバハウスとロバノコハウス。

~~~~~~~~~~~~~~~~‼‼‼

何という愛らしさ!

村山雄一さんは、シュタイナー建築で有名な方らしく、
子ども達のための幼稚園なども手掛けられています。

そのご縁でなのか、公演先で
松本雅隆さんの目に留まったよう。

その幼稚園の建て方も、本当に素敵。


葛飾 東江幼稚園 園舎

子ども達に、極端な刺激を与えないよう、
安心して過ごせるよう、
五感を通して、やわらかな印象の優しい建物となるよう

心をつくしているのが、とてもよく分かります。
(・・・というか、こんな建物に通わせたかった!)

その建築作品も、素敵なものばかり。
ただ、(個人邸や幼稚園に、ずかずか入れないので)遠慮なく見に行けるのはトーベヤンソンあけぼの子どもの森公園や、
気流舎などでしょうか。

それでも、埼玉・・・。それでも、世田谷・・・。
遠い~・・・。
(都市圏に縁がないと、どうやって行くのが賢いのか
それすらピンとこない・・・。)



村山作品のように曲線だらけには、なかなか難しいかもですが

もくせい工舎のお家も、甘木土の壁は
胎内のような、やさしい空間ですよ。

甘木土を用いた漆喰壁の室内

甘木土を用いた漆喰壁

良かったらご検討ください。

・・・それにしても、です。

松本公博さんの手づくりの古楽器、

その古楽器をつかった演奏をするカテリーナ古楽器合奏団、

古楽器や空想楽器で、子ども達に音楽の夢を運ぶロバの音楽座、

粘土をつかって、手のひらから生まれたような
村山雄一さん設計のロバハウス、

そして藤森照信さんの建築・・・。


どこか人の手仕事を感じるような、

土のにおいがするような、

そういった方々と、不思議とセットで?
一緒に名前が出てくる宮崎駿さん。


竹田に美建築を見に行って、

松本公博さんのチェンバロに出会ったり。

そこから、ロバの音楽座や村山雄一さんの作品を知ったり・・・。

これも間接的ではあるけれど、何かのご縁なんでしょうか。


「有由有縁」

川端康成のその言葉を、座右の銘にしているのは、元竹田市長の首藤勝次さん。
(B・B・C長湯を運営する大丸旅館の5代目経営者であり、藤森照信さんにラムネ温泉の建物を依頼した観光カリスマ)

出会う縁、その由縁が違えば

もしかしたら、村山雄一さんの手によるラムネ温泉館なんていうのも
あったのかもしれない。

それも見てみたかったかな~とも思いますが、
これも縁あってのこと。


それでも、藤森照信さんの作品を気に入った方なら
きっと、冷たい無機質な建物にはしなかったのではないかと
勝手に想像しています。


生き物としての人間と、【自然】の根本的な
つながりのようなもの。

それを大事にした、生き方、暮らし方、つくり方。


人の手の仕事を感じる、土の感触を感じる建物は

目には見えないけれど

きっと
人間の根っこにとって、大事な仕事をしているに違いない。


色々なご縁のつながりを垣間見て、
そう実感しました。

例え、ちょっとした小さな旅でも、
そのもたらすものは大きい。

狭くなりがちな視野を
広げてくれるような気がします。

それを言い訳に、また旅に出て
皆さんにご報告出来たらと思います。


よーやく導入!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


2023_彼岸花
お彼岸をすぎて、ようやく少し秋らしくなってきましたね~。

よ~やく、といえば

10月の終わりに、宇佐市にて
完成見学会を開催させていただくこととなりました。

2023102829_もくせい工舎の自然素材の家・宇佐の見学会場工事中の外観
工事中の現場(9月の中頃)

そして、今回より

なんと、なんと!もくせい工舎!

よ~やく、予約システムを導入致しました!

拍手~!パチパチパチ...‼


どういうものか具体的には、公開を待っていただくとして

簡単に言えば、予約の空き状況が分かりやすくなりました!

美容室のネット予約みたいに、
空きの時間が分かるので、

この時間がダメなら、ここで良いかな?と
選べる感じになります。

これは、ありがたい。

私などは、電話が苦手なので
美容室の予約ですら、かなり緊張します。

ましてや「●月▲日、★時~」と伝えて

「あ~、あいにく他の予約が・・・・。」

となると、若干テンションが下がる・・・。
ちょっとだけ、しょんぼりする。

少々、出鼻をくじかれた感じがする。

そうなると、
いつなら空いているかで
さらに要調整となってしまうし

残りの選択肢が分からないので
先方の提示するものしか選べなくなってしまう。

「よし、予約するぜ!」の勢いが半減?する気がするのです。
(どれだけ、意を決して予約しとるの⁉、ですが。)


その点、空き状況が分かれば、
自分の都合に合わせて、いくらでも考えに合わせられます。

今度の予約システムだと、
実はもくせい工舎側も対応が楽になり、
おまけに事前の確認メールまで送付できる。

もくせい工舎は、基本夫婦ふたりの経営で、

やっていることの中身は
大手の気合なので

あれもこれも手動のアナログでは
限界もあるでしょう。

事前に、「明日お待ちしています」とお知らせするのは
機械だからこそ正確で

任せられることは、任せて

人間:永家夫妻にしかできないことに
集中してもらえると思います。

何より、お客様にとっても
その方が、きっと気楽で便利なのではないでしょうか。。

下準備は整っていますので、
実装完了したら、公開の運びとなると思います。

それまで、どうぞお楽しみに。

2023_稲穂
黄金の国ジパングって、稲穂のことか?と思えるくらい、黄金色!朝日を浴びてキラキラしとります。

どうぞ、実り多い【出会いの秋】となりますように!

「よーやく導入!」続きを読む

自分たちには建てれないと思っていた

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


「家を建てたい」

そう思ってから、実際に【わが家】を建てたのは
10年後でした。

迷っていたわけでなく、
「自分たちには無理なんだ。建てれないんだ。」と
諦めていたのです。

見栄を張っては通じないので、恥をさらすと

(家族の、知らなかった)借金 by ギャンブル
(それを誤魔化そうとした挙句の)詐欺被害金
■義実家建て替えの連帯保証

などなど、数百万。

頭金どころかの話だったのです。

絶望というより、望むとつらい。
だから、考えないようにしていました。
淡々と、目の前の暮らしを送ることに
専念していたのです。

では、なぜ今
家を建てて、住んでいるのか。

それは、他人様(この場合は永家さん夫婦)の知恵を借りたからです。

悩んだり、行き詰ったり。

今現在の自分だけの、知識や力じゃ
どうしようもない時、

できるだけの努力はしても、
ちっとも前に進まない時、

人は悩んだり、行き詰ったりする。

どんなに知識・経験が豊富な人でも
世界の全てを知っているわけではない。

人間は、(当たり前のようですが)やっぱり
その人が「知っている範囲の事」しか知らないのです。

だから、本を読んだり、
「他の人」と話をして、

初めて
違う道のあることを
知るのだと思います。

先日、永家Tさんと話していて、
意外にも「自分たちには無理だ」と思っていた方の多さに驚きました。

ド~ンと現金で払える方はともかく、

こんなご時世で、未来に何も保証がないのに

「自分たちに建てれるか」の不安は誰しもあると思うのです。

ただ、
「何も望まない」「何も見ない」で
心に蓋をするのは

もう、やめにしませんか?

とりあえず、恥をかいても
聞いてみればいい。

他の人に、知恵を借りてみればいい。

お金はともかく、
知恵は借りても、返す必要はありません。

聞いて、「あ~。無理です。」と言われて
恥ずかしい思いを、したくないかもしれない。

でも、聞かずに
私のように10年を
心に蓋をしたまま過ごすのなんて

本~当にもったいない!

ちょっとの恥を我慢して

次に進むか
別の道を行くか

いくらでも方法はあったのに!


以前、吉野 弘さんの詩について
書いた記事があります。
(なぜか、ワンピースのルフィを引き合いにして・・・)

不完全なワケ

私たちが「不完全」なのは、
他者を必要とするためである。

吉野さんの『生命は』という詩は、
それを教えてくれています。

花とミツバチ
(花もハチという他者を必要とする)

心に蓋ばかりして生きていると、
子ども達に諦めることしか教えてあげれない。

「道が分からなければ、誰かにききなさい。」

それは、大人になっても言えることなんだと
思います。

自分の歩いた道が、
自分の人生になるなら、

選べないことはともかく、

どんな景色がみたいですか。

どんな顔をして歩いていきたいですか。

時々、私自身も思い出してみたいと思います。

不完全な、一人のワタシとして。


どうぞ、皆様に良いご縁がありますように。

永家夫妻の掘り出し方

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


いきなり変なタイトルですが・・・。

永家さんたち(の、書いた記事)が埋もれておるのです。

今回は、永家夫妻(の、書いた記事)掘り出し大作戦。
肝心かなめの記事たちに光を当てねば!というお話です。

ところで、
(今さらですが)「ブログとは、なんぞや?」

改めて調べると、WebにLogする。縮めて、blog。

ウェブページ(Web)上に載せる、出来事などの時系列の記録(Log)のようです。

個人だと、その人の日常や思想といったものを時系列で書いたり。

企業だと、その目的として

■ (専門)知識の共有→信頼性向上!
■ 顧客との関連強化→ファンを増やす!
■ SEO効果→検索上位にする!
■ 企業イメージの向上→どんな会社か印象づける!
■ マーケティング効果→売上につなげる!

・・・でしょうか。

・・・こう書くと、うさんくさいでしょ?

なんか、うまいこと騙されそうな感じがして、
身構えるのは私だけでしょうか?

でも、よくよく考えると、お客側にとっても大事なこと。

■ ちゃんと、プロとして信頼できるか。
■ 人として信頼できるか。
■ そもそも検索して上位に来ないと、(どんなに良くても)知ることができない。
■ どんな感じの会社か分かる。
■ これなら、見てみたい。なんなら買いたい。そのきっかけになる。

と、いうことだと思います。(ざっくり言えば・・・)


さて、そのブログですが
なかなか、永家さん夫婦が書く時間がない。
(家づくりで走り回ってます。優先順位で、ブログ書きが一番にならないの意。)

こうして、私も記事を書かせてもらっていますが、

実際の所、永家さんたちがどんな感じの人か分からないと意味がない。
(実際にお会いするのは、ブログを書いてる私たちではないし、
「良い人なんです~」と言われてそのまま鵜呑みにもしないでしょうから。)

ブログから、永家さん夫妻の
本来の人となりや
目線・考え方が、埋もれている。

これは、マズい。とても良い状態とは言えない。


・・・と、申しますのも
私自身が、どこで建てるか迷っていた時、

もくせい工舎のブログを見て、「ここなら大丈夫かも?」と
(半分)判断したからでした。


私は、

広告を見て気になって

サイトでどんな会社か調べて

他と比較して

実際に見学会に行って、決めました。


サイトを見た時に、事細かに「自然素材」について書いてある。

その熱量が、他の「自然素材の家」を謳う会社と違って見えたこと。

あと、何より、永家さん夫婦のブログ記事の「目線」「見ていること」。

これは、とりあえず「自然素材って言っとけば売れるかも?」の工務店ではない。
本当に自然に興味のある人なのかな、と思ったからでした。

「自然素材」を謳いながら、「自然」や「自然なこと」に関心がない工務店だってある。

だから、決して
そんな「とりあえず的」自然素材の家じゃないのに、

当のご本人たちが、どんな目線・考え方を持っているか

今のブログから、分かりにくくなってるのは、
ちょっと残念なのです。

だから、ここで改めて、
永家さん達ってこんな感じ。を掘り出したい。

スマホで見ていただいている方が多いかと思いますので、
掘り出し方?をお伝えします。(分かってるよ~って方は、すっ飛ばしてくださいませ。)


もくせい工舎のウェブサイトを開いてもらうと、

こんな感じの画面になるかと思います。

ブログ_ホーム画面

(そりゃもう、かわいそうなくらい?)下の方にブログ一覧が出てきます。

ブログ_ホーム画面下

ブログ記事画面

ブログ記事画面下

ブログサイトマップ画面

■代表:永家正光さん→owner

■相方:永家隆美さん→staff

ちなみにdiaryの割とはじめの方は、隆美さんです。

staff2の 八面山の記事からは、私こと「ことりの母さん」が書かせていただいています。

私の筆が遅すぎて、SEO的にアウトなので
staff3さんも記事を書いてくださっています。(ありがとうございます。)


ブログの元々の意味が、日常の記録なのだとしたら、

工事現場の記録とか、
地鎮祭とか、
各種イベント等を載せるのが、正道なのかもしれない。

ただ、見る側からしたら
なんだか似たよ~うな、区別のつかない
どこかの工事報告や

誰かのイベント等を

そう何度も見る必要はない気もする。
(とは言え、現場写真などは
目が肥えてくると?
他社の構造と、もくせい工舎の構造の違いが分かったりする・・・。)

お客さんが、本当に知りたいのは

プロとして信用できるか
人として信用できるか
任せても大丈夫か

ではないでしょうか。

その核心を突くのが、ブログであると思うのです。

メリット、デメリットも、もちろん大事だけど
損得以上に
家づくりは、ヒト対ヒト。

どんなにメリットが多くても
相性の良し悪しだってあります。

そればかりは、誰にもわからない。
(条件と相性が別なのは、結婚とか就職でも言えるように。)


私の知っていることが、世の中の全てじゃない。
知らないことも多い。

それでも、もし言えるとすれば、

大分県北近隣で、
産直的な方法で
本当に、本当に、自然素材にこだわった家をつくるところを

私は、もくせい工舎以外知らない。



良かったら、埋もれちゃってますけど、
永家さんたちが書いた
過去の記事、読んでみてくださいませ。

こんな感じ、嫌いじゃないな~と思ったら
幸いです。

もくせい工舎かどうかはともかく、

皆さまに、どうぞ良いご縁がありますように!


■代表:永家正光さん→owner
■相方:永家隆美さん→staff

ヌチドゥ、タカラ (いのちこそ、たから)

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


豊後高田市の玉津東天紅という小さな映画館に、
映画を見に行きました。

いつか行ってみたい映画館であったのですが、
なかなかご縁がなく。

今回、ようやく足を運べることとなりました。

見に行ったのは、『丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部』という作品です。
(~8/16まで上映。13:30~。今回そのために、少し早めに記事を書いています。)

8/6の広島の原爆の日から、8/15終戦記念日のあたりで
大分県内の各ミニシアターで、先の戦争に関する映画が多く上映されているようで、
気になっていた作品もあり、どうしようかと迷っていたのでした。

最近YouTubeなどで、外国の方々が広島の平和記念資料館を訪れる動画が出てきて、
日本にいながら、私は何やっとんのかな?
と、ちょっと恥ずかしくなってしまったのです。

中でも『ひろしま』という作品は、数年前テレビ放映され、
録画しているにもかかわらず、見れていません。


『ひろしま』は原爆投下から8年後、
実際に原爆を経験した方たちがエキストラとして参加し、公開された映画です。

きのこ雲の下で、あの時何が起こっていたのかを伝える『ひろしま』。

実は、未だに録画を見れていません。

被爆した小さな男の子が、真夏だというのに
寒さでガチガチと震えるシーンがあるのですが

その子が、うちの次男坊の小さいころにそっくりで
怖くて、怖くて、見れないのです。
(映画館ならお金も払うし、向き合ってちゃんと見るかも?と思ったのですが
やっぱり無理だった・・・。)

情けないかな。私は、教科書で知る範囲に毛が生えた程度しか
沖縄戦のことも知らない。

だから、あの丸木位里、俊夫妻の目を通してみた
沖縄を、ちょっと見に行ってみようと思ったのでした。

丸木位里・俊夫妻の名は覚えていなくても、
絵は、見たことがある方が多いと思います。

私は、小学生のころ見た『ひろしまのピカ』という絵本の印象が強烈で
名前もよく記憶しないまま、
とにかく、こわい感じの絵!とだけ覚えていたのです。
(子どもの感想なので、こんなものです。しかも、私だし。)


絵に関しても、先の戦争に関しても、
知識のない私が、特に話せる内容などないのですが、
特に心に残った点が数点ありました。

中でも、読谷村の2つのガマの命運は考えさせられました。

読谷村に、米軍が上陸した時、
住民は二手に別れ、逃げました。

チビチリガマと、シムクガマです。

チビチリガマでは、集団自決(日本軍による強制集団死)
かたや、千人近くが生き残ったシムクガマ。

同じ集落の命運を分けたキーになるのは、

日本軍が同行していたか、
英語で交渉できる人間がいたか

たったそれだけでした。

あれ?なんで日本を守る日本軍と一緒にいて、
そちらが壊滅的な結果になるの?

そう思いたくなる。

しかし、沖縄で起こった実際は、そうじゃない。

日本を守るはずの日本軍に追い出されたり、
殺されたり、自決を強いられたり。

シムクガマには日本軍が同行していなかったうえ、
ハワイ移民帰りだった男性2人がいた。

いよいよアメリカ軍に殺されるとパニックになる住民に、
「アメリカは民間人には手を出さないと言っている」と伝え、
アメリカ軍と交渉したとのことでした。

ここに日本軍が同行していたら、こうはならなかったかもしれない。

当時の「正しき日本人」として、死を強制されたかもしれない。

つくづく思う。
誰かの言う、「正しい」って何なんだろう。


丸木位里、俊さん作の絵本に
『おきなわ 島のこえ』 ヌチドゥ タカラ<いのちこそ たから>というものがあります。

絵本では、つるちゃんのお母さんのセリフとして出てくる言葉。

「ワラビンチャー、ヒンギリヨー。
(こどもたちよ、にげなさい)
ヌチドゥ、タカラ」
(いのちこそ、たから)

映画の中では、強制集団死で
愛する身内に手をかけざるをえなかった少年が

日本軍による命令で、凄惨な殺し合いの中、
自分のお母さんが発した言葉としてでてきたように記憶しています。
(違っていたらスミマセン。)

(死ぬのはいつでもできる。)
こどもたちよ、にげなさい。

いのちこそ、たから」


何かの「正しさ」を強制されそうな時。

空気を読んで、従わねばならぬように思う時。

そこに「否」をつきつける誰かがいる。

それで助かる命がある。


人間が、人間として生まれ、
次の人間を育てること以上に
大切な役目などない。

それは、産み育てるだけでなく、

血のつながりのあるなしに拘わらず、

守り、育み、次につなげていくことでもある。

誰かの親になるとかだけでなく、

後から来る子ども達のために
スクスク生きやすい世界をつくることでもある。

残念ながら、そうでない時、
勇気を出して、私は言えるだろうか?

「こどもたちよ、にげなさい。
いのちこそ、たからなんだから」と。

戦時中でもない、今の世で
子ども達が(あるいは、かつて子どもだった大人たちが)、何かに強いられるように
命を絶ってしまう

その「正しさ」[こうあるべき」は、平和なこの時代にも
あるんじゃないか。

そう考えてしまいました。

今はまだ夢の夢でも

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


(書いたものが地層に埋もれ気味な、当ブログのシステム的なことや、私の年齢的なこと等もあり、
過去に書いた記事と一部重複することがあります。その点、ご容赦いただければ嬉しいです。
それでも、個人的に大切だと思うことは、今後も繰り返し取り上げると思います。
よろしくお願いいたします。さて、本編です↓)

「家を建てたいな」と漠然と思っていても、
今はまだ夢の夢だなと思う時期ってあると思うんです。

それは経済的な理由だったり、
なかなかピンとくるものがない、
諸事情でそれが簡単でない、などなど。
(ちなみに私は、最初に思ってから10年かかりました・・・。)

良い風が吹かなければ、飛び立てない。
飛び立つ気にならないのは、自然なことです。

そういった二進も三進も(にっちもさっちも)いかない時
どうするか。

選べるのは、その時の「態度と行動」くらいかもしれません。

(ちなみに二進も三進もは、そろばん用語が元らしく。
2÷2,3÷3のように、割り切れない状態のことみたいです。)


飛び立てないこと、動けないことを嘆いて

「できないこと」ばかりに夢中になると、

いつの間にか
本当に動けなくなってしまう。

繰り返し思うことで
その考えやイメージが固定されて

いつの間にか
「何をやっても、うまくいかない」
「どうせ、できない」なんて

つまらないレッテルをわが身に貼ることになりかねない。
(実はこの自己暗示が一番怖い。)

今は、できないだけかもしれないし、

例え、それが叶わなくても
叶わないから不幸になるわけでもなんでもない。

叶えばそれが日常になります。
叶えば、失う心配もあります。

叶わないことや、持たないことが、
自由や、身軽さだとも言えます。

(和訳で↓)
幸せな人生、
幸せな家、
○○ホ~ム♪

みたいに、何かを手に入れさえすればOKとはいかない。

夢のマイホームを手に入れたら、
続くのは現実的な日常です。

だから、叶う叶わないより、
少しでも「今」ご機嫌でいることの方が、よっぽどハッピーライフを満喫できます。

ただ、夢のまた夢の、夢の間にいる【今】こそ、できることがある。

(以下、あくまで私個人の考えとしてです。)
■住みたい地域のハザードマップを確認しておく

地滑りや浸水の心配がないか。
大雨の時など、(今は住んでいなくても)付近を流れる河川情報も調べてみる。

色々な地域の防災情報を頭に入れておくと、
いざここ!という土地が見つかった時、
決断が的確になります。

お子さまがいらっしゃるときは、通学路も大事です。

■住みたい土地のゴミ集積場、共有スペースがきれいか見ておく

ゴミの出し方って、配慮なので。共有スペースがきれいかも、わりとポイントになります。

田舎ほど、近隣との関りは濃いめになります。
近所の掃除や出事なども多々ありますが、
みんなが使う場所をきれいにしているかで
モラルが垣間見えます。

それと、私は青々した風景が大好きなのですが、
田んぼに囲まれると、時期により消毒や、刈り入れ後の焼き畑等あります。

田んぼの青々した匂いには、そういったこともセットなんだと
後で自覚しました・・・。
(これでも、半都会育ちなので、全く考えず。住んだ後、そりゃそうだ!と気づく。)

■家のここだけは外せないポイントを洗い出しておく。無理な場合の代替案も考えておく

■木や花が好きなら、何を植えるか考えておく

これ、私自身の反省なのですが
太陽に向かって咲く花を、敷地の南側に植えたら
花の後ろ頭ばかり見る羽目になりました。
(花が咲いた後で気が付いた・・・。)

敷地の北側=影と思い込んでいたのですが、
建物などの影が邪魔しなければ、植物に陽は当たります。
(考えれば当たり前なのに、花が咲いた後で気が付いた・・・。)

関連記事はこちら→ 「まずは、おちつけ。」

もし、家をまた建てる機会でもあれば(すごい低確率ですが。)
キッチンに北向きの窓をつけて
花や木々を愛でながら洗い物をしたいです。(すごい低確率ですが。)

もくせい工舎で庭をてがけるのは、日田の実意園さん。

わが家の庭をお願いするときに、当時調べていた範囲で
家のこの辺に、こんな樹木・・・と具体的に
図で書いて渡しました。

当時は今よりも更に知識がなかったので、
今なら植えない木もあるのですが、
(シマトネリコとか、常緑のヤマボウシとか・・・。)

具体的に、樹木の種類を上げることで
親方のはっちゃんさんにイメージが伝わりやすかったみたいで、

わりと考えに近い木を選んでもらえたり、
ツリバナやコマユミなんて当時は知らなかったのですが

気に入るのでは?と入れてもらえもしました。

家づくりもそうですが、こんな感じということを
伝えても、すべてが叶うことは多くないです。
(湯水のように予算があれば別です。私などは、空間や建物が好きすぎるので、
本当に理想通りにしようとすると、ガウディみたいになってしまう。永遠に終わらん、です。)

それでも、伝えることすら諦めると
施主側ではなく、施工する側の好みに近くなる。

イングリッシュガーデンのようにしたいのか
日本庭園っぽくしたいのか、
雑木林のように自然な庭にしたいのか。

具体的に考えておけば、その後も
自分たちで庭を育てていくときの指針になります。


そして何よりも

■たくさん、見比べておく

急がせる業者は、パスして、
とにかく見る目を鍛えておく。

これが肝心です。

家の質と値段のバランスはもちろん、
何か困った時に、頼れる感じか、
その余裕があるかも大事です。(時間的、精神的なことも含めて)


夢のまた夢と嘆くなかれ。

夢みれる【今】だから、妄想する自由も、
時間的な自由もあるのです。

具体的にイメージする【力】を養うことが大事です。

そうすれば、いざ話が進みだしても、
芯がぶれずにすみます。

家を建てても建てなくても
ハッピーライフにはなれます。


どう転んだとしても、

夢を描けるうちに、今できることは

何を大切に暮らしていきたいか

それを具体的に考えることです。

日々、何を大切に暮らしていくか。

その積み重ねが、生きるということなら、

家族と暮らす家は、その舞台でもあるということです。


もくせい工舎とご縁があるかはともかく、
家を建てるって一大事。

焦らす、でもアンテナは張っておきましょう!

どうぞ良いご縁がありますように!
応援しています!

そうそう!
近々構造見学会も開催されます。

大雨の影響で、一週間遅れとなりましたが、
良かったら♪

8/5・6 宇佐市構造見学会

あ!あと泥だんごもね!お子さまと遊びに来てください♪

8/20 光る泥だんご作りとしっくいの塗り壁体験

〇〇7 住宅展示場より愛をこめて

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先日、とある住宅展示場で
一日限り、夕方から
《超自由見学会》なるのものが開催されると知り、
ちょっと出かけてみました。

予約なし、セールストークなし、アンケートなし。

セールストークNGのタグを下げていれば、
余計な営業を心配せずに
誰でも自由に見ることができる。

わが家は、持ち家ですし、2軒目などは夢の又夢。
それでも、今どきの住宅展示場に行ってみる良い機会。
(エラそうに言ってますが、ただの興味本位です。)

○○7ならぬ、スパイのような気持ちで
家族に無理を言って
単身大分に向かったのでした。

中央の受付で、一応名前などを書き
(住所名前も書かないで良いかと思っていたのですが、中央受付では必要だったみたい)
赤いNGタグをもらい首から下げました。

資料請求などすれば、Amazonギフト券1000円分がその場でプレゼント。
大いに心が揺れたのですが、一応スパイ(?)なので遠慮しました。

全部で13社。錚々たる有名メーカーばかり。

その中で特に見たいと思うところから見て、
追々時間の許す範囲で見て回ることにしました。
(結局、後半駆け足で全部見れた)

残念ながら写真不可だったので、「たぶん、あの住宅展示場かな?」というところの
公式サイトをご覧になって、
一緒に行ったような気持ちで、ご想像をお願いします。

個人的に印象に残ったのは、13社中、3社でした。

私的ランキングでは
1位・・・・ 藤〇建設さん
2位・・・・S△K△Iさん
3位・・・・谷Ⅲ建設さん
(2位、3位は、ほぼ差がありません。字を一部変えておりますので、ご想像ください。)

一番最初に見たのが、S△K△Iさん。

外壁の黒板にでかでかと
「無添加住宅」とあり、体に悪いものは使わないとのことでした。

外に、無添加住宅専用の漆喰の袋も置いてありました。

入ると、わりと空気は良いような。

漆喰、なのですが
もくせい工舎のそれとは、ちょっと違う感じ。

輝度が高く(白が眩しすぎる)、質感も珪藻土と水紙を足した感じ。

原田左研の漆喰の方が、気孔が多そうな印象。

可愛くて「おしゃれ、おしゃれ」なデザインのお家でした。
(私にはちょっと、気後れする感じで・・・。)

谷Ⅲ建設さんは、どこかの社長さんか
大物政治家か?といった感じの家。

それでも、木の使い方、空間の扱い方は、とてもセンスが良く、
漆喰や無添加といった(自然素材押しの)セールスポイントなしの中でも、

清々しい「木」を感じる家づくりでした。

13社中、その3社以外は、
残念ながら印象に残らなかったのです。
(個人的な好みも多々あります。すみません・・・。)

会社名を言われても、その中身の違いを思い出せない。

どれも高級マンションや、高級ホテルのようで、
ワイングラス片手に、パーティーするような、

ホームシアターで、大型犬と
革張りのソファでくつろぐような、

とにかく、そこに、「この私」が生活している景色が全く浮かばず。

すごいな、ゴージャスだなとは思うものの、
住みたいとは思わず・・・。
(私、屋上にジャグジーとか要らん・・・。)

見てると、さっき行った所と
何が違うかも区別できず、

なぜかだんだん、ぐるぐるしてきて
気持ち悪くなる始末。

湿気の多い日で、外で休むにもスッキリせず。

この気持ちの悪さが、もしかしたらなくなるんでは?と
一回見たのに、再び藤〇建設さんの家に駆け込んだのでした。

・・・・わ~、なんか全然他と違う。

さっきも応対してくれた女性が
「あれ?どうしました?」と声をかけてくれたので

「・・・いや、なんか見てたら
ちょっと気持ち悪くなって・・・。

なんか似たり寄ったりで・・・。」
って言った途端、爆笑されました。

「あ~、なんか分かる気がします!
そうですよね、うんうん!」

年齢も近そうな感じで、その方自身も、藤〇建設で家を建てたとのこと。

シレっと見学者のフリはしてますが、
私も木の家は好きなので、ちょっと話が合う感じだったのです。

その方も「こういう家って、なんかいいんですよねぇ。
それが何かってうまく言えないんですけど。」

そう、なんかうまく言えないけど
自然素材の家って、なんかいい。

口先とか情報とかデザインとか表面のこと以上に、
腑というか、内臓感覚というか、
動物的感覚で良い感じ。

かたや、私的印象に残らなかった家と共通していることがありました。

1,家が広すぎる上、間取りが複雑すぎる
2.インテリア含め、ゴージャスが過ぎる

もう一つ、

3.入った瞬間から、ガンガン空調が効いてて、
なぜかアロマディフューザーのような香りがする
(ドアが開いた途端、冷気の壁があるような。藤〇建設さん等は、ふんわり低い温度を感じる。)

こだわりの度合いはともかく、自然素材に力を入れている家は
人工的な「快適」の香りがしない。

木の匂いと、珪藻土や漆喰の土物の、
健やかな、自然な匂いがする。
落ち着くのです

最後はフラフラになりましたが
13社中、群を抜いて良かったのは、
私的には藤〇建設さん。

ヒノキの床、珪藻土、
何より羨ましかったのが作り付けのキッチン。

「LIXILとかも使いますよ~。」とのことでしたが、
モデルハウスなので当然、豪華仕様。

・・・何でやろ?さっきのゴージャスな家々見ても
ちっとも羨ましくなかったのに、
なんだこのキッチンの羨ましさは!

私、ここで料理したいよ?
(作るものは、ショボいけど。)

洗面台の名古屋タイルなんかも、良かった。
初めて知りました。

お風呂の壁が総ヒノキなのも、羨ましかった。

何より良かったのが、
【月日の経った家の写真展】。

実際に暮らす、お施主様のお家のその後を見れる。

時間が【家を熟成させる】のは、本物の自然素材だからです。

その暮らしぶりが、これまた自然体で、
あぁ、こんなライフスタイルいいなぁと思わせる企画でした。
(お施主様との信頼関係や、その後の経過が良くないと、
まず、できない企画だと思います。

また、一番驚いたのが、建売?かは不明ですが、
営業マンが常駐せず、OB客さんが応対するということ。

会社関係の人間がいると、OB様も、訪問客様も、
本当のところって、話がしにくいですよね。実際は・・・。
その点、すごいな~と。良く言われても悪く言われても、それはそれというのが。

そういうのを、本当の意味で【自信】っていうのだと思います。)

個人的に、珪藻土より漆喰の方が好きなこと、
そしてやっぱり、何もかも整っているので、
お高そうなこと。

外構から、パンフレットから、スタッフから、
申し分ない。

それだけを整えるための費用は、やっぱり家にかかるだろうと思うのです。
それでも、パンフ1冊とっても本当にセンスが良い。

自然素材なのに、ページをめくる度、
ここから違うお家!と
一軒一軒ハッキリ違いが分かるのは
施主の個性を大事にした結果だと言えます。

ただ、やっぱり高そうだなぁ~。

最後に○○7として、感想を言わせてもらえれば、

もくせい工舎ほど、中身にうるさい会社はなかったです。

そして、もくせい工舎ほど、木の香りがする家もなかったです。

もくせい工舎には、住宅展示場も、
そこに常駐するスタッフもありません。

もくせい工舎は、ローコストが売りの家ではありませんが、

その点で、良い家を、お得に手に入れられると思います。

どこのメーカーも、断熱材や防蟻剤、化学ボンドまで使わないなんて
そこまでうるさくなかった。

つまり、そこまでのことをやってる
ちっちゃな工務店だということです。

住宅展示場で、いつでも見れません。
愛想のよいイケメンの若手営業マンもおりません。

ちょこちょこ開催する見学会か、OB様邸ご案内で
ご覧いただけます。

良かったら、小さな工務店の
大きいこだわりっぷりを見に来てください。

色々見て、比較して、
お財布と相談して、本当に自分たちの家に必要なものは何か

じっくり考えてみることが大事だと思います。

色々見るって大事。勉強になりました。

他から刺激を受けることがなくなったら、
良くも悪くも何も変わらない。

どんなに自信があっても
人間だもの。
完璧なものなんてない。

「足りない部分は、きっと伸びしろなんだ~」と
住宅展示場で愛を叫ぶわけです。

私を含めた、この世界の何やかんやに。

個と公と、自然なもの

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


中高年の仲間入りをし、お弁当を作らなくて良い日は
自称ウォーキングに行きます。

「あれ?○○さん、お散歩?」などど言われますが
本人は運動のつもり。

都市部に行くと、ランニングやウオーキングをする人を
よく見るし、みんなカッコいい。

「体調管理、体型管理もスキルの一つですよ」的な、
デキル人感が漂います。

わたし:「なんで、そんな風に見えんのやろう?体型?顔?田舎やから?」

せがれ①:「・・・お母さん、(それもあるけど)絶対、その格好よ。」

近所のポストに行くような格好じゃ、ダメだってことでした。

だって洗濯物増やしたくないじゃん!
(↑このせこい考えが、もう致命的。)

それはともかく、歩きながら建物や風景をよく見る私。

この頃、新築のお家に、黒い外壁にウッド調(←ウッド"調"であって木ではない。)の組み合わせが多いような気がします。

「スタイリッシュ!ではあるけれど、
汚れが目立たんように、かなぁ~」

一般的に、家は建てて、10年もすれば
壁の塗り替えを考えなければいけません。
(家のローンもまだなのに、さらに大金がいる。)

気にしなければ、Okなのでしょうが
新建材の家の外壁は、雨だれのような、
カビのような、黒ずんだ緑色の汚れが目立ち始めるので
気になる方も多い。

その理由か、それとも流行りだからか。

歩いてると、(特に新しい造成地の一角などが)
黒い家だらけ!ってことがあってビックリします。

一軒、一軒はスタイリッシュでも
こうも黒い家ばかり集まると、
ちょっとギョッとする。

さもありなん。
よほどの美観地区でもなければ、
個人が街並みのことまで考えて、家を建てません。

自分たちの家なので、当然自分たちの都合の良い家を建てる。

個が強すぎて、公の街並みとしてガチャガチャした感じになるのは
仕方がないことなんでしょうか。

かたや、先の完成見学会の会場・蛎瀬口。

その昔、中津城の城下町の入り口だった場所に近く、
そのため、会場までの通りには
古き良き町屋の風景が続いていました。

新建材なんてなかった昔の家は、もれなく自然素材の家。
(「自然素材の家」であることが、何のアピールにもならない時代。
それで考えると、今は「自然でない家」が多いってことですかね???)

無垢の木が当たり前ですし、紙や漆喰、土壁など、
家じゅうの全てが、自然なものからできていました。

だから、一軒一軒違うのに、
違和感がなく、美しい。

私たちが家を考える時、
建てる「その家」のことしか考えません。
それが普通です。

一方で、もっと引いて、俯瞰的に考えると

ポツンと一軒家でもなければ、

家の一つずつのつながりが、街並みになります。

個が集まれば、公になる。

つまり、公の美しさは、
個による。

一人の音の美しさが
集まって、和音となる感じでしょうか。

小京都と呼ばれる昔ながらの街並みや、
ヨーロッパの美しい街並みも、

一軒一軒、形が違い、住む人の好みが違っても、
自然素材が、うまい具合に
調和させている例だと言えます。

個としてのありかたが、全体的な
風景の美しさにつながっているのです。


昔、ブログに 【質感】という記事を書きました。

サイディングの壁はデザイン豊富で個性的。

自然素材は、その点、工業製品ほどではありません。

例えるならそれは、ウルトラマン怪獣の塩ビ人形と
ウルトラマンの陶器の人形くらい違う。

試しに【ウルトラマン】とググって見てください。

息子曰く、「最近は、ちょっと個性出てきた」とのことですが
カタチは違っても基本的な配色などは似ているので
怪獣に比べて没個性的です。

だって、ウルトラマンだと一発で分かってもらわないと困るから。

対して【ウルトラマン 怪獣】とググってみてください。

それはもう、あるわ、あるわ個性的!
もう、一個一個違う!
よくこんなに考えたな~と思いますが、

毎週勝つウルトラマンに対し、
怪獣は次々必要なわけで、
先週の怪獣と見分けがつかないようじゃ困るのです。

つまり、怪獣は自己主張無くしては
存在意義が怪しくなってしまう。

存在意義って、「(わたしが)ここに在る意味」です。

それを自分がどう思うかでなく、
他人の評価に委ねると、

「わたしを見て!」「ほら!他より素適でしょ!」と
誰かの「いいね!」を貰わなくてはいけません。

目立たなくてはならない。

それで考えると、自然素材の家って【巣】に近い。

【巣】が目立ったら、命とりです。

自然の風景になじむように、そっと【自然に在る】必要がある。

どちらが好みかは、人それぞれなのでしょうが。

そういえば、水木しげるさんの本に
「木や虫のように死ぬ」という一節がありました。
(↑『人生をいじくり回してはいけない|水木しげる著・ちくま文庫』p120)

戦時中、ラバウルで出会った土の人(原住民)たちは
自分たちを格別エライと思って生きているわけではなくて、

木や虫だとかと同じように生きて、
同じように死んでいく。

土のない所で生きていると
こうせねば、ああせねばとバタバタする。

木や虫のように生きてきたと思ってないから
木や虫のようにアッケラカンと死ねない。

ざっくりですが、そんなことが書いてありました。

自分の存在価値ばかりに気を取られると、
ついつい「生きている意味」なんて考えてしまいますが

本当は、木や虫のように
同じ自然の一部であると芯から分かって

自然体で生きれたら、どんなに気が楽か。
(生きるのがラクかは別だけど)

誰かから「いいね!」されない限り、
自分の存在価値を信じられないのも、しんどいものです。

とは言え、自然も自己主張する。

花の色や香り、
鳥の羽の美しいことも
(ヘイ!そこの彼女)俺を見て!」なんでしょう。
(↑他に言い方はなかったのか?)

それでも、自然の「自己主張」のなんと魅力的なことか!


できたら自然の自己主張を活かして

自然な風景になじむ、自然な家の、

自然な街並みなんかを
この国のあちこちで見れたら
どんなに素敵だろうかと思うのです。
(ロードオブザリングのホビット庄みたいな⁉)

ワタシは、人目を惹く誰かの「いいね!」の家より、
やっぱり
森の中の【巣】のような家に帰りたい。

6/24・25の!【・かけこみPhoto】そして、とびこみの先行見学者さま来る!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


今週末の6/24・25。見学会が開催される中津市のお家。

昨日、6/24・25の!【かけこみPhoto】と題して
見学会場のお家の雰囲気をお伝えしました。

本日は、外観写真が撮れましたので
こちらも取り急ぎ、【続編】として
アップしたいと思います!
(相変わらずタイトで、誰かが見てくれればラッキーの他力本願です・・・。)

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。会場外観
外観。近隣には古き良き町屋の風景が広がる。漆喰が新しくて、できたばかりのお城みたいです。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。庭から会場外観
元々あった石灯籠など、違和感なく映えるのは同じ自然だから。庭の緑が良い感じ。

見学会場で写真を写していると、
ご近所から風鈴の音が聞こえます。

風に吹かれて、チリ~ンと涼しげな音。

町屋の雰囲気にもあって、なんとも風流な気持ちになります。

ご見学中にも、聞こえてくるといいなぁ~。

そして、おまけ。

先行見学者のお客様です。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。猫

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。猫

床下の風通しを入念にチェックされていました。

飛び入りの猫さんはともかく、
見学会は予約制となっております。

見学会当日のご連絡やお問い合わせは
直接お電話にてお願いいたします。
(0120327892 もしくは 代表携帯の 09088328253 まで。)

ゆったり気兼ねなくご覧いただけるので、
この際、なんでもご質問ください。

特に自然素材を考えているわけではない方も、
よくあるアパートやお家とはちょっと違う仕様なので、
目からウロコな見学会となれば
シメシメ(?)です。

気に入っていただけると良いなぁ~。

ぜひご覧ください♪
木の家でお待ちしております♪

6/24・25の!【かけこみPhoto】

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


今週末の6/24・25。見学会が開催される中津市のお家に撮影に伺いました。

まだ撮影を残したところもあり、
一部ですが、サクサクサクっとアップして
駆け込みにてお知らせします。

木と土の家ってどんな感じが
少しでも伝わると嬉しいです。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。会場外観
お家の外観。この日は出入りが多く、正面からの撮影は断念。元々あった和風なお庭にもしっくり、良い感じです。
正面は、またいずれ施工実績にてご覧ください。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。リビングを玄関付近から見る
玄関付近から見たリビング。お子さまたちの秘密基地、ロフトもあります。木がふんだん!清涼感のある空気です!

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。キッチン側から見たリビング
キッチンから見たリビング。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。キッチンの奥には
ここで、私的にうらやましい空間が、このキッチン奥に。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。家事スペース
ジャ~ン♪こちらは大人の?秘密基地!家事スペース!

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。家事スペース内側から
日々雑事に追われることの多いお母さんは、たまには一人になれるスペースって大事!・・・だと個人的に思うのですよ。いいなぁ~。羨ましい~。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。ウッドデッキ
リビングの窓を開けてもらうと、ウッドデッキ。ここですね、よく見ていただきたい。
漆喰壁のエッジの感じ。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。漆喰壁のエッジ
この、鏝の跡。人の手仕事の跡。そして、新建材でも、珪藻土でも、西洋モルタルでも出せないこの質感。
すごいマニアックですが、この絶妙な感じが出せるのは、本物の漆喰で、原田左研さんの仕事だからです。
土っぽいというか、洞穴っぽいというか・・・。あ~、この良さが伝わるだろうか~。(私のつたない技量で・・・)

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。埋没型?
これは、初めて見ました。埋没型?インターフォン。こちらも、漆喰が良い感じ。
ジブリっぽい、でこぼこ感といったら良いでしょうか。まっすぐじゃない。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。脱衣場・洗濯スペース
こちらも、撮影しながら散々羨ましがってきたところ。脱衣場兼、洗濯スペースです。広~い!
圧迫感ゼロ!

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。ニッチ
こちらも、漆喰と無垢の木の雰囲気が伝わるとうれしい、ニッチです。
漆喰も、陶器も土からできているので、自然な花と映えて、素朴なのに上品です。
素材がよいと、素朴でも、安っぽくならず、温かみもでるので不思議です。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。会場外観
さて、このコはどこにいるでしょう?見学会場で見つけてくださいね♪

老眼と乱視がひどくなってきて、写したつもりで
ピントがずれていることが多くなった今日この頃・・・。

木が好きな方、
自然な家を建てたい方に
ピントがずれながらでも
ピンポイントに伝わるといいなぁ~。

・・・と、願っております。

良かったら、ぜひ見学会へお越しください。

木の家でお待ちしております。

明日・明後日の見学会の!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


明日・明後日の6/17,18に宇佐市にて行われる完成見学会

そのお家に本日撮影にお邪魔しました。

今からアップして、いったい間に合うのか?ですが、
これをご覧になった方はラッキーといえるかもです。

どうぞご縁がありますように。

のどかな風景広がる小高い丘の上。

こんな所に新しいカフェかな?と思うようなお家でした。

以下サクサクサクっ、と写真上げますね。

2023年6月17日・18日自然素材のもくせい工舎の家完成見学会・会場外観
小高い丘の上っていうのが、また良いですね。

2023年6月17日・18日自然素材のもくせい工舎の家完成見学会・会場外観
どこまでも青々した風景が広がります。

2023年6月17日・18日自然素材のもくせい工舎の家完成見学会・玄関ホール
玄関ホール

2023年6月17日・18日自然素材のもくせい工舎の家完成見学会・リビング
今回のお家はいつもより漆喰少なめ、無垢の木いっぱい。

2023年6月17日・18日自然素材のもくせい工舎の家完成見学会・ウッドデッキから外を眺める
ウッドデッキからの風景。アジサイも桜も見えます。・・・ここで夕暮れにビールなんて飲めたら最高じゃないですか~。


<おまけ>
これは、お施主様にしか見る機会ないかも?なのですが
下の桜の木の近くに、土管がありまして

そこに何故か、マユミの木が植わっておりました。

2023年6月17日・18日自然素材のもくせい工舎の家完成見学会・まゆみの木

かわいい実がついています。

re_IMG_1328.jpg

秋になると赤く色づいて、ますます可愛い木。

楽しみですね。

こちらの見学会はご予約制。

当日の諸連絡は、お電話にてご確認ください。

どうぞ素敵なご縁となりますように。

木の家でお会いしましょう。

「ナントカ目線」で、ひとくくりは。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


かつてPTAで、その場の流れで
市の母親代表みたいな役をやったことがあります。

その折、よく聞いたのが
「母親(ママ)目線」とか「女性目線」という言葉。
天邪鬼な私は、少々苦手な言葉なのです。

いやいや、女性とか
母親だから言うてるんやないわ。

私は、私の考えとして、言うてるんや。

なんで変なカテゴリーでくくろうとするの?

思えば、「母親部」「女性部」なんて
どうして性で分けんといかんのか。
(まずそこから分からなかったんだから
本当に向いてなかったんです。PTA・・・。)

女性だから、母親だから
読み聞かせとか、食育の話でも別室でしてればいいわ
って扱いはとても疑問だったのです。
(圧倒的に男性が多かった各PTA会長の集まる理事会では
読み聞かせも食育も話にほぼ上がらない。
暗にそれは、女性の、母親の役目ってことなのかな?)

本当に良い話なら、読み聞かせだろうが
食育の話だろうが、
父親も、男性も一緒に聞いても良いはず。

目の前の子ども達を育てているのは「同じ」なのに
どうして「役割」で分けるのか。
どうして男女一緒に話さないのか
不思議でたまらなかったのです。

一緒に話すから、違う立場の
違う経験をした人の、
違う意見が聴ける。

違う視点(目線)でものを見れる。

それが相手の立場になる。
思いやれるきっかけになるんだと思います。
(完璧でなくても、ささやかでも。)


ナントカ目線って、実はそういうカテゴリーで分けるものじゃなくて
個人の経験に基づくものなんじゃないだろうか。

主婦目線だって、いっさい家事をやらない人には
わからない。
(例えば、超便利な家電が、絶望的に手入れがしにくい時。
これ設計した人、手入れのことまで考えなかったんかな~と思うので。)

台所という場所一つとっても
どうあってほしいかは
人それぞれ違う。

ひな形におしこめて
想像でひとくくりにはできない。

家族と話しながらが好きな人は対面を望むかもしれないし
キッチン独立型を望む人もいるかもしれない。
(私なんぞは、家族がのんびりしてる中、
広くない台所で、一人黙々と皿洗ってると逃げ出したくなるのです。

次、家を建てることでもあれば、完全独立型にして
音楽をかけながら、庭の緑が見えるとか、
気がまぎれる台所にすると思う。)

母親目線だって、母親にならないと分からない。

これに関してはかなりデリケートですが
子どもを産むということは、ホルモンの関係や状況、個人差もかなりあって
頭で考える以上に、理想通りいかないこともある。

母親になった瞬間に、誰でも聖母になるわけではない。
決してきれいごとじゃない。

それが身に染みて分かったのは
やはり、私なりに経験してきたからです。

同じように言えば
お客様目線とか、患者目線とか、なんでもそうかもしれない。

同じような立場に立って、
恐らく「困った」経験がないと
痛みには添えない。

同じような目線。
同じような考え。
同じような意見。

そこに多様性はないし、
そこから生まれるものにも
多様性はなくなる。

似たようなものばかりできてしまう。
人は、それぞれ違うのに。

違った目線。
違った考え。
違う意見。

多様性を認める社会とよく聞くけれど、

それは
「わたし」を認めてもらうだけでなく
「他者」も私が認める社会のこと。

だから、きっとそこで起こる多少の違和感や
慣れない感じを排除しないでおく

その度量が、「わたし」にも求められる社会。

ひとくくりにできたら、簡単なのに
そういうわけにはいかない。
ままならないことも多々ある社会だと思う。

見方を変えれば、
ままならないということは、
「わがまま」になっていないこと。

独りよがりになっていないこと。

それが自然であり、多様性なんでしょうか。

自然界も、多様性が失われれば
バランスを失う。

人間も、自然の一部なんだから
ひとくくり、みんな一緒の考えなんて
不自然だと思うんです。

つまり何がいいたいかというと

皆がいいね!って言ってるから!より
自分自身が、自分の目線でどう思うか、が大事!だということです。

そして、それぞれの「目線」を大事にしたら
生まれるものにも多様性が出てくる。

それを感じるかどうかも大事だと思います。

そうそう、
ありがたいことに
完成見学会が、2軒も
迫っております。

よかったら見に来ませんか?
(結局、宣伝なんか~い。ですが。)

口コミの百聞より、信じるべきは
「わたし」の一見ですよ。

どうぞ、実際に木の家を見に来てください。

実際にお金払うのも
実際に住むのも
「わたし」たちなんだから

「わたし」目線で、どうしたいかが
大事だと思います。

興味があれば、ぜひ↓

6/17・18 完成見学会 in 宇佐市
6/24・25 完成見学会 in 中津市

木の家でお待ちしています♪

(た)がために

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


こだわりの○○。
△△にこだわった。

そう書くと、ちょっと特別感がでるし
「他とはちょっと違うんですよ」をにおわせることもできる。

へそ曲がりな私は、この言葉があまり好きではなく、
ナントカ他に言いようがないものかと考えてしまう。

なんかちょっとドヤ感というか、
威圧的な感じがしてモヤモヤするのです。

さらにへそ曲がりなことを言わせてもらえば、
こだわりの料理が、必ずしも好みとは限らない。

接客時に嫌な思いをすれば、
例えどんなに美味しくても
二度とその店に行きたいとは思わないでしょう。

つまり、作り手が
どんなに「こだわり」を売りにしても

それを「買ってよかった」と感じるかは

相手の受けた印象と
評価に委ねられるもの。

「こだわって」「頑張って作った」が
必ずしも、高評価につながらない厳しさがあります。


「こだわり」という言葉の意味を調べると
(ざっくりですが)

①ちょっとしたことを必要以上に気にする。気持ちが囚われる。
②妥協せず、とことん追求する
③つかえたり、ひっかかったりする
④ケチをつける

といったところ。

②は近年になって使われることが多くなったようです。


前回、コスパと、お買い得と、目線の違いという記事を書きました。

家を建てるのに、まず安さ優先で考えるか
そもそも家づくりや暮らし方に、憧れや夢があるかで

見に行く先が違うというようなお話をさせてもらいました。


思い入れがあるから、
少しでも、叶えてくれるところを
探している。

色々なハウスメーカーに行っても
なかなかピンとこないというのは、

自分たちの思い入れと、ちょっと違って
腑に落ちないからだと思います。

ようやく、叶えてくれそうな
「こだわり」のある作り手が現れたとしても

ここで勘違いしてはいけないのは

お客さんは、

「作り手がこだわる家」が建てたいんじゃなくて

「自分たちがこだわった家」が建てたいという点。


湯水のようにお金がなければ
妥協しないといけないこともあるでしょう。

大事なのは、
その残念さに、作り手がどう向き合ったか。

それで、その印象は全く違うと思います。

「は?そりゃ、(金)出せるなら
してやるよ?」感満載だったら

夢や憧れがあった分だけ、
ショックも大きい。


初対面で、そういう態度を取られることは論外ですが、

慣れてきても、態度が変わることなく

威圧感がないか。(客を「素人」「分かってない人」扱いしない)
なんでも相談がしやすいか。(くだらないことでも聞きやすいか。馬鹿にしないか。)
その余裕が相手にありそうか。(特に心の余裕。イライラして豹変しないか。)

は、家を見るのと同じくらい大事かもしれません。

金銭的に余裕がないこと。
建築知識がないこと。

それで(何故か引け目を感じて。←それでも大金を払うのに!)なんとなく
(「こっちにしとけば?」「いつかにすれば?」の)おススメされるがままに家を建てて

飲み込んできた言葉が多いと
いざ何かあった時、爆発しかねない。
(不満ほどじゃなくても、当初思い描いていたのと違う残念さ。
もちろん善意でのアドバイスであるけれど、結局自分たちには叶えられなかったという無力感。)


かっこいいことばかり言う男が
かっこいいこと言いながら逃げていくように(何の話?)

いざ「あれ?言ってたことと違うけど?」となっても
責任どころか、
心底謝ってももらえないなんて、良くあることです。
(金額が大きいほど、謝ったらアウトなの?)

プロだろうが、素人だろうが、
同じ目線に立って
一緒に考えてくれそうか。
その余裕があるか。

料理屋さんは一度きりでも、
家は違う。

自分たち(←作り手)の「こだわり」以上に

お客側にも「こだわり」や「夢」があることに
寄り添ってもらえるか。

それが結局は、
作り手へのYesにつながるんじゃないかと思います。

余裕って、大事だ。

いっぱいいっぱいにしないことは、

他人のためでも
自分のためでもある・・・ような気がします。

コスパと、お買い得と、目線の違い。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


私は月の15,30日くらいに記事を書いていますが、
前回の竹田のひとり旅を
いつもより日にちを詰めて書きました。
前回記事はこちらになります。良かったらご覧ください。


美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 5

今回は、コスパのお話。

コスパが良い。とか
コスパ最高!とか
コスパ最強!とか。

よく聞きます。

改めて調べてみると
コスパとはコストパフォーマンス(cost performance)の略語。
費用対効果のことです。

払った費用(コスト)と、
それによって得られた能力(パフォーマンス)を比較して、
低い費用で高い効果が得られた場合、そう言うようです。

なんと人間関係においても使うこともあるらしい。
(なんだか、一気に世知辛い感じもしますが。)

払ったお金より、期待以上だった。

つまり「お!値段以上」だということみたい。
(↑どこかのCMでよく聞きますね!)

最近思うのは、このコスパやお買い得。
その価値観により
2つあるんじゃないかと思うのです。

例えば、
100均で買ったマグカップが、なかなか良くて
「これは、コスパ良かったなぁ」と思うことがあります。

一方で、
自分のお気に入りの陶器市に行って、
思ったより安く手に入った時も、
「お買い得だった~」とホクホクします。

同じ「安く」手に入れたにしても、
そこには買う前提として

【期待やこだわり、憧れ】があるかないか。

100均はとにかく【安さ】を期待して行くところです。

私もよく100均に行きます。
最近の100均って、なかなかお洒落で侮れない。
よくこんな値段で売れるなぁと思うので

そういった意味でも
コスパ天国だと言えます。

一方で、陶器市。
私は度々小石原の陶器市に行きました。

それは、小石原焼が【好き】だからです。

小石原焼に、【憧れ】があって
それがいつもより安く買えるから
陶器市に行きます。

つまり、何が言いたいかというと
まず【安さ】第一で、お値段以上だとラッキーなのか

【好き】や【憧れ】のものが元々あって
それを安く手に入れようとするか

それが100均に行くのと
陶器市に行くのの違いだと思います。

陶器市に行くのは、中間マージンがかからない
産直だから。
作り手の顔が見えることも魅力です。

それは、きっと家にも同じことが言えるんじゃないか。

家に対して、特に興味がなければ
安いことが一番でしょう。

その上で、おしゃれで機能的なら
コスパが良いことになります。

一方で、家や暮らしかたに対して
憧れや、こんな風に暮らしていきたい夢があると

良いものを安く手に入れたいと思います。

両者の違いは、家や暮らしに対する
興味や関心の「内容」の違い。
「目線」の違いです。

私は、実は元から自然素材の家に関心があったわけではありません。

たまたま広告を見て、興味を持って見学会に行ったら
その心地よさがとても大事になりました。

元々、木が好きだったので
どうせお金をだすなら
ここまで木に囲まれた家に住みたいと思いました。

それは、ほとんど【本能的に必要】だったのです。

その一方で、母からは

「安い建売がいくらでもあるのに。
塗装もしてない木とか、傷ばかりつくんじゃないか」
そう言われました。

これは、血がつながっていても
価値観まで同じじゃないので仕方がない。

しかし、住むのは私たちであって
母じゃない。
母の価値観を、鵜呑みにする必要はないのです。

これは、当然
お金を出してもらえば、
きっと口まで出されかねないぞ。

そう思って
(後で泣く羽目になっても)
口出しされるより、自由な、
金もいらぬ道を選びました。

母にとって実家は、「寝に帰る場所」で

「いつかいよいよ年取ったら
サッサと売って、マンションに行く」家でした。

家に執着やこだわりがないので、軽やかです。

母は、機能的で、無駄なことをしません。
私よりずっと生活力があり、賢い人です。

片や私は、「空間」や「居心地」にかなりこだわる。

家は「寝れさえすれば良い」以上に、
大事な「生きて暮らしていく場所」であり、

そのために
何よりも【居心地】が大事だったのです。

それは価値観の違い。

母は間違っていないし、悪くない。

ただ、(極端な例えですが)家を100均に見に行くか
産直で探すかの違い。

こうして、このブログを読んでいただいているということは
少なくとも「木の家」や「自然」「自然素材」に
関心のある方が多いかと思います。

価値観が違えば、
周囲に疑問符を投げられることも
あるかもしれません。

せっかく自分たちの家を建てるのに
何を一番大事にしたいか。

家を建てるとして

自分なら
安さ優先して、まず100均に行くか(実際に100均にあるわけじゃないけれど)

それとも
何某かの憧れや思入れがあって

思い入れに近いものを、できるだけ安く手に入れようとするか。

コスパとお買い得は
同じようで

実は、目線が違う。

何を大切に家を建てたいか。

その目線が大事かもしれない。

誰かの言うとおりにしても、
その誰かが、責任とってくれるわけじゃないんだもんなぁ。

自分で、責任おって
自分で、決めないと

後で、誰かのせいにはできないんだもんなぁ。

本当に、大事にしたいことは何か。

そんな、つぶやきに近い
お話でした。


美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 5

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 1
美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 2
美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 3
美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 4

続きでございます。

チェックアウトしてしまったので
車で行きましたが、
実際は、お散歩でも行けるような距離に、ラムネ温泉はあります。

202304_ラムネ温泉外観

のどかな温泉街の川沿いを行けば
これに出くわすんですから、
知らなかったらビックリしそうです。

建築は、藤森照信氏。
そして可愛いキャラクターは、南伸坊氏。

南伸坊氏といえば、おにぎりのようなお顔立ちの
イラストレーター。(←どういう覚え方?)

実は、藤森照信氏をちゃんと存じ上げず。

後で色々調べているうちに、
藤森照信氏と、宮崎駿監督のつながりを知るのです。

建築家・藤森照信さんと、宮崎駿監督。
(↑氏が、言いづらいので"さん"と失礼して書きかえます。)


あれ?私何かで、その組み合わせを見たことがあるぞ?

それもそのはず、私が武雄図書館内のTSUTAYAで購入した
『ジブリの立体建造物展 図録<復刻版>』に対談記事が
きっちり載っていたのです。
(見てたのに忘れてる。インプットしただけだと埋もれる良い例。)

藤森照信さんと宮崎駿監督。
藤森照信さんと、長湯温泉。

情報として、ただの点だったところが、
すごい勢いで線になったような感覚!

ラムネ温泉に、どうしてそんな錚々たる顔ぶれが関係しているのかは
「ラムネ温泉」の公式サイトのストーリーをご覧ください。
(勝手にリンクを貼れないので、スミマセン。)

試しに「藤森照信 建築」で検索して頂ければ
どんな建物を建てられた方かお分かりいただけると思います。

空飛ぶ泥船(茅野市美術館・仮設の茶室)や、
草屋根が圧巻のラ コリーナ近江八幡(菓子製造販売・たねやグループ)
丘の芝が屋根まで続いているようなねむの木こども美術館(静岡県掛川市)

その他色々、「あ~、もう可愛い‼‼」

どれも木や土や、緑を感じさせる
素朴で、自然で、有機的で、楽しい建物ばかり。

藤森照信さんの建てる作品に
宮崎駿監督や、養老孟司先生(養老昆虫館)
心惹かれたのも頷ける話です。

そして、同じようにそれにツボッた(?)のが
何を隠そう元竹田市長(合併後の竹田市2~5代。2021年退任)の首藤勝次さん。

大丸旅館グループの5代目経営者でもある首藤さん。
(↑氏が、言いづらいので"さん"と失礼して。)

ある日、河原で炭酸泉を見つけたそう。
(そんな日本昔話のようなことがあるのかしら?と思ってしまいますが、
それこそが氏の座右の銘の【有由有縁】なんでしょうか。驚きです。)

炭酸泉は温度が高くなると、気泡が少なくなるようで
熱めのお湯が好まれる中、魅力を感じる人は地元でも少なかったのだとか。

ところが、首藤さん。
試しに無人で仮浴場をつくって、100円で解放したら
これが大人気。
(返す返すも、ホントに昔話みたいな展開。)

ちゃんとした建物をつくるべく、色々探していたら
知り合いの静岡県議会議員に教えられたのが
藤森照信さんの「浜松市秋野不矩美術館」。

すっかり気に入って、設計を依頼したのだとか。

藤森照信さんも、最初は「河原に温泉?僕がやるの?」と思っていたようですが
実際にご本人に会ってみると、観光カリスマ(←国土交通省選定)で、
長湯に象設計集団(!)に依頼して【御前湯】を建てていた経緯もあって
その温泉に対する熱意に動かされた等のいきさつがあったようです。
(これまでの話、『藤森照信 読本』etcからかいつまんで書いております。微妙な差異あればスミマセン。)

そうして、小さな温泉街にできた藤森建築がこちら!

202304_ラムネ温泉の待合美術館棟を見る
受付のある待合兼美術館棟。焼杉の黒と、漆喰の白が地味で派手な、忘れられない外観

202304_ラムネ温泉棟と家族湯棟
左奥に共同浴場棟と、真ん中に家族湯棟。オカメザサの植栽の通路を通っていく。

202304_ラムネ温泉の屋根の松の木
各棟のとんがり屋根には松の木!これもあると無いとで雰囲気が全く違う。遊び心がニョッキリ生え出ている。

202304_待合棟から共同浴場を見る
待合兼美術館から中庭、共同浴場を見る。夢の中にいるような不思議な光景。

202304_中庭の犬の像
やたらめったらカッコいい犬の像。ダンディー。

ここで猫好きの皆様に朗報です。

実はこのラムネ温泉。数匹の猫さんが住んでいる。

そのうちの一匹。
入り口付近で会ったのですが、知らん顔。
「観光客なんか、ぎょうさん来るのにイチイチ相手しとられんわ~」
そんな感じで、完全スルー。

あら、さみしい。

仕方ない。猫好きは、つれない猫さんには深追いしないのが礼儀です。

ところが、写真を撮っていると何か視線を感じる。

ありゃ。さっきのコ。

202304_あけてという猫

どうも、開けてくれと言っている。

開けると、クールにさっさと行ってしまいました。

202304_ラムネ温泉の猫藪の中を伺う
藪の中から物音が。捜査一課の猫さん、張り込みをすることに決めたようです。

共同浴場内は、さすがに撮影できなかったのですが、
脱衣場から浴場に入るのに、かなり低い入り口となっています。

藤森照信さんの本によると、配置とか外観はすんなり決まったのだとか。
ただ、内部がなかなか決まらない。参考にできるような空間体験がないという。

そこで参考になったのが首藤さんのこどもの頃の話。

なんでも、ラムネ温泉に入る時、
炭酸ガス中毒を防ぐため、ローソクをもって入ったらしい。
ローソクの火が消えると風呂から出るようにしていた。
その暗がりの中灯るローソクの灯りが懐かしい、と。

狭い空間、火、湯気=まさに茶室じゃん!

実際に入浴と茶事が一緒になったことは歴史的にもあったので、
イメージが固まったとのこと。

したがって、共同浴場は茶室のような低い入り口と、
中には小さな暖炉もある構造に。

たしかに、低い入り口には別世界に入り込むような心地がしました。

外界とは一線を画して、ひっそり隠れるような感じ。

実際に暖炉に火がくべられていたわけではありませんが、
(あぁ、あの小さな窪んだ空間はそのためのものだったか)と認識します。

内湯が42度、外湯が32度とのことですが、
気温の影響もあってか、内湯もぬるめな印象。
B・B・Cに泊まった際、その日のお風呂を、テイの湯に行くか、ラムネ温泉に行くか迷ったのですが
ラムネ温泉には体を洗うスペース等もないので、洗髪のことを考えればテイの湯で正解でした。

ちょっと外湯もいきなりは冷たそうだったので、サウナに。

ところが、入れども入れども、全く汗をかけない私。
持っていたロッカーのカギに触れると
「・・・ッアッチ!」

これはマズイ。汗はともかく、出ないと干物になっちゃう。

干からびかけた状態で、外湯へ。

はぁ~。気持ちがええ!

小さな銀色の泡が、後から後から体に着きます。

払っても払っても、ウロコのようにびっしり。

快晴の真っ青な空と、芝生に立つ、銀色のひまわりのオブジェ
ぷくぷくのラムネの湯。

爽快な心地よさ。

202304_家族湯棟

良い建物、良いお風呂でした!

せっかくなので、美術館棟も覘くことに。

大丸旅館は多くの文化人とつながりも深く、川端康成をはじめ
多くの交流を感じさせる資料がありました。

その一角に置かれた、段ボール。

202304_段ボール


近寄ってみると

202304_段ボールで昼寝
そんなとこ入ってたら、-18度でクロネコさんに運ばれかねんよ?

睡眠業務真っ最中のにゃんこさん。

温泉棟に比べ、人通りも少なく静かで快適。

あまり可愛くて、頭をなでると、ゴロゴロと喉を鳴らしてくれました。


竹田市の人口は2万人ほど。県北の中津市の4分の1くらいの人口です。

それでも、その人口に対して錚々たる建築家の作品が見られる点では
美建築密度がめちゃ高いとも言えます。
こちらは、首藤勝次さんのホームページにて、PDFで竹田と建築のことが詳しく書かれておりますので、興味のある方はご覧ください。

長湯だけでも、他にも

202304_クアパーク長湯外観

クアパーク長湯。設計は世界的建築家、坂茂さん。

東日本大震災の時、紙の筒と布で避難所のプライバシーを確保した話は有名です。

202304_クアパーク長湯外観

1Fが水着で入れるバーデゾーンと50mの歩行浴と温泉プール。
2Fに温泉、他にレストランや宿泊施設も備えた複合施設で

周りの自然に溶け込むように
木をふんだんに使って設計させています。

もう一つ。
私が長湯に関心を持ったのがここ。

202304_御前湯・玄関付近

御前湯です。

202304_御前湯・芹川沿い

こちらは象設計集団の作品。

今はなき、私の大好きだった由布院美術館の建物を設計をしたのも
象設計集団でした。

由布院美術館
象設計集団の由布院美術館。今は取り壊されて観ることができない。

由布院美術館に関しては、昔書いた記事がありますので、良かったら。
なんと、もう10年近く前の記事ですが・・・。

由布院美術館のことを書いた記事→「自由設計とかけて、焼肉バイキングと、とく?」
題名からは想像つきませんが、書いております↑


あ~。
とても、一泊二日じゃ見て回れなかった。(余計なロスもありましたし。)

今度はぜひとも長期滞在は無理でも、2,3泊して
住んだような気持ちで、じっくり色々見て回りたい。

こうして書いている間も、私はなんだか無性に長湯に帰りたいのです。

首藤勝次さんのホームページに
【有由有縁】という言葉がありました。

川端康成の言葉らしいのですが、
理由があって、今の縁があって、それを大事にしていく。

私から見れば、首藤さんが河原でラムネの湯を見つけて、
それが藤森照信さんの建築につながっていくのは

水底から、キラキラ光る水面に
キラキラ光る魚が泳いでいるのを見ているような。

まぶしくて、まぶしくて、
とても手が届かなくて、
憧れの夢のような世界。

そんな風に、熱量と想像力を持って
上下の差もなく
共感しあう仲間と
ワクワクしながら
ものづくりができる楽しさは
うらやましくて、キラキラ。

またいつか、そのキラキラに会いに
長湯に行きたいと思います。

点と点が、線になって何かにつながるように
私のワクワクが、次の何かにつながりますように。

おばちゃんの美建築をめぐる竹田ひとり旅。
今回はこれにて、おしまい。

美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 4

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 1
美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 2
美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 3

続きでございます。

さて翌朝。早朝6時。
前日とは打って変わって
良く晴れそうな模様。

林の間を通って、清々しい空気の中
川沿いを降りていきます。

202304_芹川のこいのぼり
芹川に涼風に乗って、鯉のぼりが泳ぐ。

私は寝癖がひどく、頭頂部がいつもハート形になるので、
お湯に浸かるついでに、そちらも何とかしないといけません。

幸い誰にも会わず、まんまと(?)テイの湯に着きました。

後から来られた方とお湯に浸かりながら、談笑し、
大丸旅館を後にしました。
朝の光の中入るお湯に、すっかり清められた気分です。
(中原中也よりずっと、汚れちまってますしね。色々と。)

「また、このお湯に来れたらいいなぁ」

正直、とても名残惜しい。

名残惜しいは、良い出会い。人でも場所でも、きっと同じです。

大丸旅館の目の前には、茶房・川端家。

202304_川端家

B・B・C長湯と同じく大丸旅館グループなので
窓際の風景も、ちょこっと作品が覗いてオシャレです。

202304_川端家の窓辺

202304_竹田交通バス停
歴史ロマンを感じさせるバス停に、ポストの赤が映えています。

朝食は8:00か8:30。

時間になると部屋まで運んでもらえます。

202304_朝食
優しい味のお粥と、みそ玉の入ったお椀。以前は洋食と選べたようですが、パンの仕入れ先閉店等の諸事情で、現在は和食のみのようです。

「みそ玉が入っておりますので、良く溶かしてから召し上がってください。」

へ~、みそ玉。初めてです。

良く溶かしてって言われたのに
先に写真ばかり撮っていたものだから、
なかなか溶けず。

溶け残りは、お粥にのっけていただきました。

実はそんなにお粥は好んで食べない方なのですが、
なんだかとってもポクポクと柔らかい歯ざわりで
優しい味。

日頃こんな風に、一人膳でゆっくり食べるなんてことはありませんから
「ちゃんと食べた」感満載です。

満足満足。

チェックアウト時に
昨日ラムネ温泉に入りそびれたことを伝えると
100円で入れる券をもらえました。

「あの、チェックアウトしちゃったんですが
図書館って見れますか?」

そう、図書館に惹かれて来たのに
昨日は見れずじまい。
写真撮影の許可ももらって、入らせてもらえました。

202304_BBC長湯図書館外観

202304_BBC長湯図書館横トイレ
ベンガラ色の壁がおしゃれすぎるトイレ。トイレでも良いから、ここに住みたい(?)

202304_BBC長湯図書館外観
美術館でもあるかのように至る所に彫刻が。手書き風の「林の中の小さな図書館」が可愛い。

中は左手と右手に部屋があり、右は彫刻や山岳資料を飾ったギャラリー。

202304_BBC長湯図書館のギャラリー

こちらも、可愛いイラスト等見ごたえたっぷり。

そして、左側の図書館がこちら。

202304_BBC長湯図書館内

あ~。本当に晴れてて良かった!
神々しいくらいの美しい図書館!来てよかった‼

天井上まで山岳関係の本がぎっしり!

山は好きだけど、ヘタレなので登る根性のない私は、
手に取ったことがない未知の世界。

これ、一日一冊ずつ必死で読んでも、何年かかるかわからない。

202304_BBC長湯図書館内・山岳関係の本
うち13,000冊は、露天風呂番付を作成した、旅行作家の故・野口冬人さんの寄贈。写真も飾られていました。

本の世界に触れるたび、この世には
まだまだ知らないことがいっぱいで、

またその一つ一つに奥深い世界が広がっていて
途方にくれる嬉しさがあります。

すごいなあ~。

202304_BBC長湯図書館内
中央には綺麗な緑色のチェンバロ。故・松本公博氏製作。大分・山香町に移住し、工房を「カテリーナ古楽器研究所」と名付け、古楽器の製作と演奏の活動を行った・・・方らしい。全くもって無知で申し訳ないのですが、調べれば調べるほど、気になる方。
ヨーロッパ起源の古楽器を日本で作るんだから、まずは木の違いから研究したくて山香に来られたらしく・・・。ちょっと調べただけで、気になる情報いっぱい。また、じっくり調べてみます。はぁ~、近くにいながら、知らんことばっかり‼世界は狭くて、広い!

野口冬人さんにしても、チェンバロの松本公博さんにしても、
初めて触れた世界だったので
こうして記事を書きながら、改めて驚いています。

湯治でもと思って、長湯に来て、
B・B・Cに建物見たさで泊まりに来て、
全く知らなかった世界に触れ。

興奮冷めやらぬうちに、気づくと
ラムネ温泉について書くには
(さらにページが)長すぎる事態となりました。

202304_BBC長湯図書館テラス
あるとないとで雰囲気がまったく違う。さりげなくおかれた椅子。

山頭火なんか好きすぎて、もうここに隠居したい。
こんな老人ホームあったら速攻で住む!
わたしゃ、ここで余生を送るよ。(←ちびまる子なの?)

そう思いたくなるほど、魅力的だったB・B・C長湯。
また来ます!

そしてそして、
次回こそは、ラムネ温泉。

202304_BBC長湯から見上げる空
林の中の駐車場から見上げる空。

美建築をめぐる、おばちゃん旅もいよいよ大詰めです。

美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 3

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 1
美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 2

続きでございます。

名湯「テイの湯」を満喫し、
涼風に吹かれながら上機嫌で部屋に戻った私。

長湯にはコンビニも少なそうだったので
道中の庄内町のスーパーとコンビニにて
お惣菜等を買い求め

それをおつまみにビールを飲もうと
息巻いていたのでした。

冷蔵庫からビールを取り出すと
キンッキンに冷えております。

もう居酒屋のジョッキなみ!

「お~、すごい冷えてる!」

さてさて嬉しい一口目。
美味しいに決まってるじゃないですか!

ところがですよ。

なんかいつもと様子が違うわけです。

飲み口から、少ししか出てこない。

・・・あれ?どした?

缶の冷たさは、いつもの比じゃありません。

キンキンに冷えてて美味しいはずのビールが
雪解けのようにしかでてこない。

泡は神泡とか、クリーミーとかいう形容ではなく、
ミゾレ状。

そう、キンキンを通り越して
ジャーベット化していたのでした。

のど越しを味わうとかのレベルではなく
じわじわ溶けてくるのを飲む感じ。

冷凍庫でなくても
まだ余力のあったキンキンの保冷材で
挟んだのがまずかった。

明らかに、冷やしすぎていたのです。

冷やし過ぎたるは、ビールにあらず。
こりゃ、ビールのかき氷である。
飲みにくいったらありゃしない。

「やれやれ、今日は色々とやらかす日だ。トホホ」

それでも
色々やらかしたにしろ、今日はお片付けしなくていい。
今日は何も心配せず、好きなだけ本を読んでいい。

ひとり旅をゆるしてくれて、
家族よ、ありがとう。

ところが
だいたい睡眠不足な上、(余分な右往左往もしたし)疲れてもう眠い。

結局、いつも通りの時間には就寝したのでした。


ひとり旅の良い点は、ツレに気を使わなくて良い所です。

夜中に目が覚めて
「そういえば、竹田は星も綺麗なんだよな・・・」

そう思ったら窓を開け、テラスに出ることも叶います。

「起こしちゃったら悪いな」と気を使わなくていい。



そういえば、仕事のお昼休みとかでも
ランチは一人の方が、脳が休めて良いと聞いたことがあります。

それは、どんなに気の合う人と一緒でも
脳は情報の処理に追われるからです。


脳を本当に休ませようと思うなら
ぼっちが一番。

しかも、ボ~っとしている時、
脳は思わぬいい仕事をするらしい。

ボ~っとしている時に働くネットワーク(デフォルト・モード・ネットワーク。DMN)があって


そのおかげで、感情や運動、記憶を束ねて
思わぬひらめきを生むのだとか。

つまり、ボ~っとしている時間に、
脳は点と点を結び、線にし、アイデアを生んでいる。


スマホを見れば広告ばかり。
ウソかホントかわからない
まことしやかな言葉の中にいると

情報ばかりで、体感や実感として何もないことに
気付きます。

誰かのレビュー(評価)は、私の実感とは別物なのに
誰かの言葉だけで、動かされそうな気持ちの悪さがあります。

考えても考えてもうまくいかない人ほど
実はちょっと一人になって
ボ~っとする時間は必要かもしれません。

実感としての、自分を取り戻すには
誰かの情報だけでなく、
実体験することが一番で、

旅はそういう意味で
強制的に【目線】を変えることにつながります。

あぁ、でも旅だけじゃないかもしれない。

実際に、体を動かして自分で判断することが大事なのは
見学会でも言えそうです。

誰かの評価で決めないで、実際に見て、
話して、動物的カンを働かせてみるのは大事かもしれない。

いきなり仕事っぽくなりましたが。

次回は、ラムネ温泉。
あの宮崎駿監督も一目置く、建築家さんの作品のお話です。


美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 2

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

前回の続きであります。
(いつもより、今回ちょっと早めに記事を上げます。)

はりきって、ひとり旅に出たものの
宿泊するための荷物一式を忘れた私。
(何やってんだか)

なんとか日暮れまでには宿に戻ることができました。

ゆっくりするために、あわてて戻る。

走ったメロスもズッコケそうな顛末です。

待ち受ける暴君も、親友セリヌンティウスもいませんから
ひとり寂しく、山頭火のカギを開けます。

というか、ワクワク。

202304_BBC長湯・山頭火外観

だって、これ、貸し切りなんすよ?(←うれしくて、言葉が乱れる)

漆喰とかの手しごと感が好きな方は、たまらんですよ?

202304_BBC長湯・山頭火外観の小窓

こんな味のある造作。でこぼこした感じに
自然の蔓(?)で茶室のよう。

もう、カメラ片手にニヤニヤがとまらん。

そのせいか、現場撮影のように
ついつい入る時言ってしまう。
「・・・失礼しま~す」

で、玄関こう!

202304_BBC長湯・山頭火・玄関


202304_BBC長湯・山頭火・玄関


202304_BBC長湯・山頭火・玄関の調度品
さりげなく飾られた調度品まで、なんともハイセンス。(価値は分からず。猫にナントカ、豚にナントカですので)


一番最初に借りたお手洗いだって、

202304_BBC長湯・山頭火・お手洗い
こんなに渋くておしゃれ。

202304_BBC長湯・山頭火・お手洗い

決して明るくはない壁の色合い。
それでも、暗いとかじゃなく
ただただ、とても落ち着く感じ。

ここかしこに絵や書が飾られているのも
私好みで、うれしい。

ニヤニヤしながらドアを開け、
いよいよお部屋です。

202304_BBC長湯・山頭火・室内

~~~~~~~~‼‼‼‼

素敵すぎる!

あの木の枝のアーチだって、どこから手に入れたんだろう。
よくあんな曲がり具合の、ちょうど良い木があったもんだと
驚いてしまう。(加工してるんですかね?)

202304_BBC長湯・山頭火・室内・和紙の魚拓調の飾り

ちょっとしたものが、こじゃれてます。

そして、この木の枝の中をくぐると・・・

202304_BBC長湯・山頭火・ミニ書斎

ミニ書斎~!

掘りごたつのように、足を、一段下におろして座ります。

目の前には、あの蔦の可愛い小窓。

ちょっと、こんな贅沢な部屋に
9000円いかないで泊まっていいんだろうか。

202304_BBC長湯・山頭火・ミニ書斎から室内を見る
ミニ書斎から室内を見る

202304_BBC長湯・山頭火・テラス

障子を開けると、テラスもあります。

ちょっと肌寒い日だったので、出て座ることはしなかったのですが
季節が良ければ、ぜひとも
挽きたてのコーヒーを飲みながら
本でも読みたい!

小鳥の声を聴きながら!

202304_BBC長湯・山頭火・テラスの窓のカギ

もう、窓のカギすら可愛い。

つるんとして、ぽってりして、
レトロで触り心地も良いのです。


そして部屋にはミニキッチンも。

202304_BBC長湯・山頭火・ミニキッチン

202304_BBC長湯・山頭火・ミニキッチン

今思えばですが、お茶を沸かすヤカンはあっても
鍋やプライパンはなかったのでした。

何でも置きっぱなしにせず
一番きれいな状態で
受付で貸してくれるのだそう。

私は今回料理までする気がなかったので、
これだけでも充分充分。

小ぎれいで、片付いてて
わが家の台所より居心地が良い。

また、木枠の小窓もとても可愛い。

いや~。満足満足。



おっと、そうだった。
買っておいたビールを冷やしておかねば。

冷蔵庫を開けると
・・・ありゃ、電源入ってない。

ダイヤル式の庫内のスイッチを
強にして、
クーラーボックスに入れてきた保冷剤で
ビールを挟んで、入れておきます。

右往左往していたにもかかわらず
幸い、ビールは冷えていたのですが
お風呂上がりのお楽しみに、しっかり冷やしておきましょう。
(ところが、これが後で仇となる)



前回書いた通り、この施設にはお風呂がありません。

系列の大丸旅館のテイの湯(無料)か、ラムネ温泉(500円のところを100円で)を利用することになります。

どちらも利用時間があったのですが、
うかつにも写真を撮るのを忘れました。

しかも、数字に弱い私。

すっごいアバウトですが
大丸旅館が13:00~21:00/翌5:00~8:00(やったかも?)
ラムネ温泉が10:00~営業終了の22:00???(やったかな?)

すみません。写真撮るのに夢中でちゃんとお知らせできず。



時間も時間だったので、近くのテイの湯に行くことに。
(ラムネ温泉は翌日も100円で入れる券がもらえます。チェックアウト時に申し出ましょう。)

18時台なので、もしかしたら
本館泊まりのお客人はご飯時かもしれない。
(夕食ナシはこの点、自由で気がラク)

空いてるといいなぁ~と言いながら
芹川沿いを下っていきます。

歩いて数分。

橋を渡るとすぐそこです。

「部屋のカギを見せたらいいですよ」と言われていたので
老舗旅館の立派な玄関先に気後れしながら
「こ~んに~ちは~」(←これじゃ錦鯉の長谷川さんだ)

ところが呼べども呼べども、皆さん忙しくて気がつかない。

やっと前を通りかかった和風美人の方(←多分女将さん)
「山頭火です!お風呂良いですか?」と聞くと

「どうぞどうぞ!」と満面の笑みを返していただきました。



その、テイの湯ですよ。

あの与謝野晶子も愛したという、名湯ですよ。

脱衣場には与謝野晶子だけでなく
「オリオン座と一緒にお風呂に・・・」(←文言ちゃんと覚えておらず。適当でスミマセン。)と檀ふみさんの直筆色紙が。

そのお風呂に・・・
なんと一人で入りました。

我ながらナイスタイミング。
貸し切り~!ひゃっほ~!

腰痛に冷え性、しもやけ持ちの私は
冬場になるとたまらず温泉に治療目的で行くのですが

こんなに入って漬かって(←正:「浸かって」)
気持ちが良いと思うお湯はなく。

お湯あたりが良いというか、温度もちょうど良く
なんとも心地が良い。

飲泉もできるので口に含むと
鉄の味。胃腸に良いそうです。

半露天風呂もあり、
芹川の流れと、ようやく雲が取れてきた
夕暮れの空を見ながら
名湯を満喫したのでした。



「正直、お風呂が部屋にないのは不便だけど
このお湯に何度も入れるのはいいなぁ~」

川沿いの涼しい風に吹かれて
散歩がてら、また来た道を部屋に戻りました。



次回は「過ぎたるは猶及ばざるが如し」はビールにも。

通常、月の中頃と終わりにアップしておりますが
ちょっとコンスタントに上げるかも?です。
(見学会も入りそうですし)

よかったら、おばちゃん珍道中に
またお付き合いください。

美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 1

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


コンポストのことを書くつもりでしたが
(再び)またの機会に。

数回にわたり、竹田の旅のお話をします。

私は月の15,30日くらいに記事を書きますので
気が向いたらお付き合いください。

武雄ですっかり、ひとり旅の楽しさにはまってしまった私。
たけおさんぽ①
たけおさんぽ②
たけおさんぽ③

今回は、一度訪れてみたかった
竹田市直入町の長湯温泉に行ってみました。

何故に長湯?

元々は湯治で良い宿を検索していたのです。

そこでヒットしたのがB・B・C長湯さん。

202304_BBC長湯の図書館

図書館のある林の中の長期滞在もできる宿です。

建物良し、林の中という雰囲気よし、
しかも図書館つき。

中でも山頭火という建物に心惹かれて

202304_BBC長湯の山頭火

ぜひ見てみた~い!泊まって見た~い!

と、なったわけであります。

湯布院御三家・山荘無量塔の「楽」というお部屋に
いつか、いつか泊まってみたい!

そう思っていた私ですが
金額的にもなかなか気軽に手が出ない。

しかも、ひとりで・・・とはいかないかも?

ところが、B・B・C長湯さんの山頭火は
ひとり旅でもOK。

しかも、お値段は9000円いかないくらい。

施設にお風呂がない。(近くの大丸旅館とラムネ温泉が利用できる。)
夕食がない。(おかゆメインの体に優しい朝食はつく。)

それを除けば、美建築に一棟貸しで宿泊できる上、
お値段は一万円いかないという
なんともありがたい宿なのです。

これはカメラ片手に行くしかない。

とにかく、煮えた頭を休めたい。
とにかく、景色を変えたい。
とにかく、いつもと違うことをしたい!

そんな一心で、予約当日
直入入り(いりが、多いな!)したのであります。


まずは腹ごしらえ。

直入ダムを望むカフェ、ジプシースマイルさんに。
202304_nagayu_cafe_1.jpg

あいにくの曇天で、写真が暗い。

朝まで雨だったので
「濡れてませんかね?」と心配されながらも
無理を言って外でいただくことに。

202304_長湯カフェ。直入ダム風景

オフシーズンなので誰もいなかったのですが、
水上スポーツもできる直入ダム。

この日はカモがのんびりしておりました。

202304_南インドチキンカレー

南インドチキンカレーのセット(デザート付だ!)を頼み、

行ったこともない南インドに想いを馳せ、
ダムのほとりでカレーを満喫。

デザートのチーズケーキと
デカフェのコロンビアのコーヒーも美味しいこと!

これは、豆も買って帰ろう。

それで、宿で挽いて飲んでまったりしよう。

今回、そのつもりでお気に入りの
コーヒー豆とミルも持参したのでした。

お会計をすませ、コーヒー豆をゲットし

さて、車で宿まで行きますか。

チェックインを14時と早めにし、
ゆっくり町をぶらぶらするつもりだったのです。

(・・・さて、コーヒー豆をどこに入れよう。
クーラーボックスか、赤いボストンバックか・・・。)

ところがです。

その赤いボストンバッグが、車にない。

着替えやタオル、コーヒーミルを入れたはずの
赤いボストンバッグが
どこにもない。

「・・・あれ?・・・あれ?」

もう、さ~っと血の気が引きました。
漫画に出てくる縦線が顔に。

春休みで家にいた息子に電話をかけると

「うん。なんか畳の部屋にあるよ。
届けようか?自転車で!」

って、車で2時間かかったところを
自転車でかい?

「・・・気持ちだけいただくよ。
とりあえず、宿に行ってみて、また連絡するわ~」

とにかく、無いものは無いのです。

キャンセル代も、当日なので満額です。

取りに帰るしかない。トホホ・・・。



チェックインをすませ、受付の男性に事情を話し、
「大変だね~」と同情され。
もう苦笑い以外でない私。

とりあえず代金を払い、カギを預かることに。

憧れの山頭火で、トイレだけ先に借り、
今来た道を戻らねばなりません。

「あ~、もう。なんでこうなるかな~。」

どんなに「なんでなんで」と言っても
自分がやらかしたので仕方がありません。

陽がだんだん傾きかける中を
自宅へ。宿へ。

・・・あれ?私リラックスしに来たんやなかったっけ?

アドレナリン大放出。焦りまくりです。

心情としては走れメロスのそれです。

行かねばならない。んで、戻らねばならない。(原因はともかくね!)

美建築にゆっくり触れる間もなく、

次回に続く~!

広告の世の中だけど

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


コンポストのことを書くつもりでしたが
またの機会に。

先日見に行った、
大分県立美術館【イメージの力 河北秀也のiichiko design】のことを少し書きたいと思います。

慌てて書いている理由が
開催が3/29までだから。
つまり、明日で終わりなのです。
(だからといって、誰かが見に行くとも思えませんが一応)

昔から、ちょっと渋いCMが好きだった私。

「ニッセイのおばちゃん 自転車で~♪」のCMを
幼心に渋くてかっこいいと思っていました。

そんな幼少期から年寄り好みというか
渋い、郷愁を誘うようなCMが好きだった私に

強烈なインパクトを残したのが
いいちこのCMでした。

ビリーバンバンの優しい歌声、
異国の夢のような風景、
キャッチフレーズのセンスの良さ。

焼酎は飲まないのに、CMに酔いしれてしまう
以前から大好きな世界観でした。

展覧会は写真撮影可能だったのですが
ブログに載せて良いか確認しなかったので
今回は写真はなしでご勘弁ください。

取り上げたいポスターは
「いいちこ ポスター 広告の世の中だけど」で検索すれば
あ~、このことかと分かっていただけるかと思います。

展覧会の、わりと最初の方でお目見えするポスター。


「広告の世の中だけど
噂で飲まれる酒・・・・・・・」と
コピーが続きます。

1984年、最初に出されたものだとか。
今から39年前ですね。

その当時から「広告の世の中」で
紙やテレビ、ラジオといった媒体から

今はSNS中心に
いかにネット上で上位に上がるかの
「広告の世の中」だと思います。

私があのキャッチコピーに惹かれたのは、

本質は39年前も
そしてネット社会の今も
変わらないんじゃないかということです。

「広告の世の中」にあって
良さげなコピーが大量に溢れ
少々うんざりするのは私だけではないはずです。

今も昔も変わらない
ウソかホントか分からない「広告の世の中」で

噂で必要とされている商品がある。

それは、ステマまがいの口コミレビューとかではなく
実際に自分が手にして
実感として良いもの、

また買いたいと思うもの

それこそが良い商品の本質のような気がします。

そんなの理想だよといわれそうですが

「これ、なかなかいいんよ」といって勧められたものが
自分にピッタリだったときの嬉しさは
奇跡的ですらあるからです。

残念ながら、もくせい工舎の商品は家なので
焼酎のように気軽に試すことはできません。


一度買ってみるかというには
大きすぎる金額です。

もし計れるとすれば
もくせい工舎で建てた方が
人にも勧めるか

もしくはもう一度家を建てるとしても
同じようにもくせい工舎と思っていただけるか。

それだけかも知れません。

楽しく飲んで終わりの焼酎と違い、
家づくりは人対人でもあります。

よい家をつくる以上に
良い信頼関係なくしては

噂だけで広まることも難しい。

かといって、情報ばかりがあふれるこの世の中で
何をもって本質を見極めるか。

やはり、実際に自分で確かめる以外ないのかとも思います。

4/8,9の週末。
中津市にて構造見学会が開催されます。

実際に確かめる一つの機会かと思いますので
良かったらご家族でお越しください。

ネット広告の世の中だけど
(変なレビューじゃなく)口づてで選ばれる
もくせい工舎でありますように。

・・・と、願います。

広告の世の中だけど
「こんな家に住みたい」と思っていただければ、幸いです。

構造見学会について詳しくは→こちら♪

自分の手でやってみる【干物編】

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


庭の白モクレンが咲きました。

202315_ハクモクレン

わが家のモクレンはまだ小さいので
花に、私の鼻が届きます。

嗅いでみると、なんとも瑞々しくて
上品な良い匂い。

春がいよいよやってきました。

春は何かを始めるにも、良さそう。
暖かくなるって素晴らしい。
重い腰も、えいやっと上がりそうです。

その勢いに乗って
この頃、実験的に少しづつ
「自分の手で実際にやってみる」を増やしています。

半世紀ほど生きて、
あらためて自分があまりにも

自給率が低いこと
実体験として、何も知らないことに
驚いたからです。

口に入るものも
身に付けるものも
大半をお金を出して、買ってきます。

その中には、本当に大切なものもありますが
大半は、特に好きでもなんでもない
愛着も、思い入れもないもののような気がします。

服は特にそうで、

値段が高くなくて、
そんなに可笑しくなくて
この変な体形に
入りさえすればよい感じ。

生きて使える時間を、万能引換券である「お金」を稼ぐために使って

その結果買っているものに愛着がないなんて

なんていうことだろう。

とはいえ、めんどくさがりな上に不器用な私。

いきなり服は無理でも
簡単なものから
少しづつ「自分の手で」やってみることにしたのです。

簡単すぎて笑われそうですが。

干しシイタケって高いな~と思ったんで
生シイタケを干してみたり。

生シイタケ並べている時は
こんなに安く、たくさんの量を買ってきたんだから
やっぱり自分の手でやるのは
お得だ!と思っていたのですが

20230315_自分で干しシイタケ

干してみたら何のことはない。

市販の干しシイタケのボリュームは
適正のお値段くらいと知り。

しかも、売っているものの方が
乾燥もしっかりされていて、長持ちしそう。

とはいえ、これもやって見たからの感想(乾燥?)なのです。

干したものは他にも、サツマイモや大根、ショウガ。

ショウガはおろすより
乾燥させて粉にする方が簡単でした。

ショウガを薄くする際、繊維に沿って切ってしまったので
粉末後も、繊維だらけになってしまい、

そうか、最初から繊維を切るようにスライスすれば良かったのね~。

そう学んだことも新鮮でした。

やっぱり、実際にやってみて
失敗しないと分からない。

もっと若いうちにそれに気づけば良かったのですが

悔しいかな、気が付いたのが遅かった。
残念ながら、気が付いた【今現在】が一番若いのです。

少しずつ「自分の手でやってみる」お話。

次回は、【超手抜きコンポスト】です。

もったいなか~

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


ずいぶん前になりますが
ある大手のハウスメーカーの前を通りかかった時
住宅展示場のモデルハウスが
重機で壊されている所を見ました。

そんなに古くもない
私には立派すぎるような家を
誰も一度も住んでないにも関わらず

基礎の鉄筋もむき出しになって
バキバキと壊されている最中でした。

それからしばらくすると
同じ場所に
黒い壁に木目調の「今風」の
新しいモデルハウスが建っていました。

前回も書きましたが
わが家は住宅ローンを
主人がそこそこの年齢になるまで払わねばなりません。

その、えっちらおっちら返さねばなれない
大金で建てた家を
まるでマネキンの服を変えるように
取り替えてしまうことに
正直びっくりしたのです。

モデルハウスとは言え
何千万ではないの?

でも、「今風」に変えた方が
会社としてお得だから
変えてるわけです。

ひゃ~、すごい。
でも、もったいない。

家は、いずれゴミになる。

それを考えると
新しいモデルにするたびに
大量のゴミが出ていることになる。

それもすごい話です。

せっかく作ったのに・・・っていうのも
無しなのかなぁ。

家は商品であり、作品ではない。

大量生産、大量消費も
住宅にも当てはまるとすれば

ちょっと考えてしまいます。

もったいなか~。

できれば
大事につくって
大切に使い続けてもらって
その役目を終えた時
土に還りやすいような家だと

環境に対する
後ろめたさも軽くなりそうです。

あの取り壊すお金って、社長さんの自腹なんだろうか。

・・・そんなはずないんだけれど。

モデルハウスの取り換えも
有名タレント起用のテレビのCMも
すべて広告料。

どこから来たのか
その広告料。

ちなみに
もくせい工舎にはモデルハウスがありません。

見学会か、個別のOB様邸訪問にて
ご案内しています。

たぶん、そんなこと(広告だけのため)に大金使いたくないのと
せっかく作ったのにもったいないからだと思います。

・・・ケチなんですかね?

いやいや、
環境的にはよい判断だと
個人的には思います(*^^*)

大事につくって
大事に使おう。
んで、できるだけ地球に還そう。

私にとって何がリスクか

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


いかにお金を増やすか。
それに精通した頭の良い人たちは言う。

資産価値にならないなら、家を持つことはリスクでしかないと。

私はお金儲けも苦手な上
そういった頭も悪いので、
そうなのかなぁ、と思う。

だからダメなんだともいえるけど
家=資産で、お金としての価値だけなのか
どうも腑に落ちないのです。

わが家はローンを
主人がそこそこの年齢になるまで払わねばばりません。

そのことを考えると
とても気が遠くなります。

家を建てる時
永家Tさんが、わが家の家計のあれこれを一緒に考えてくれて
納得してのGO!だったのですが
不安になる時がないわけではありません。

世の中どうなるか分からない。

一方で
「どうせウチには建てられない」

そう思ったまま、あのカビだらけのアパートで
ずっと暮らしていた場合も想像します。

もし、明日自分の命がなくなった時
どちらが残念だろう。

明日死んだら、
借金(ローン)は返せないままだけど、
大好きな木の家で暮らした記憶は残ります。

もし、アパートにいたまま死んだら
「私にはできなかったな
でも、借金はしなかったな」
・・・と手元の小銭を抱えて
思うのでしょうか。

「夢のマイホーム」「幸せの家づくり」

そんな言葉が並ぶ中

私は根暗なので、家を建てたから幸せになるとか
そんなわけではないかもな~と思います。

ただ、ひとつ言えるとすれば
私たちは
日々、何かを作り出している。

それは、毎日の献立や
家族に持たせるお弁当や、
たまにする玄関掃除、
誰かにかける言葉、
誰かに対する態度まで、

それらは日々作品といえます。

本当に支払いを無事終えるか不安をかかえたまま

木の家にすんでいますが

庭の石をとりだし、
小さな畑をつくり、
庭を育て、
小鳥を呼び

そうしてきた私たち家族の数年は

リスクでしかないのでしょうか。

人生は何を経験し
何を思い
どう行動したか

それがその人の豊かさだとしたら

自分はちっとも損をしなかった。
うまい事やった

そう言って
使いきれないほどの資産を残して

私は死にたいんだろうか。

手元に万能引換券(お金)を大量に残しても、
それを失う心配ばかりして

たいして何も経験せず
たいして何も生み出さない

その方が私にとっての
後悔になりかねないような気がします。


忙しい永家さんたちが
ブログを書く時間もなかなかなくて
私がこうして、代わりに
拙いことを書き連ねているのですが

きっと、何かのご縁あって
これを読まれている方がいるのかなと思います。

木が好きだったり
自然なものが好きだったり

そういった家づくりが気になってはいるけれど
どうしたものかと
思われている方かもしれません。

そういった方の参考になるかは分かりませんが

私にとって
木の家は理屈じゃないのです。

世の中完璧なものなどないし、
わが家にしても
ああすれば良かった、こうすれば良かったとか
多々ある。

でも、もう一度家を建てるにしても
やっぱり自然な家を建てると思います。

それは、木の家が
ただただ、好きだという理由です。

リスクとか何とか頭で考える以上に

生き物として
私には木の家が必要だったとしか言えない。

少なくとも
もし、今暮らしておられるお家が
新建材などを使ったよくあるお家やアパートなら

同じ材料でなく
違った素材で建てた家は
やっぱり見てみる方が良いと思います。

そこで劇的に何か感じれば
同じように、きっと自然な家が必要な方なのでしょう。

家を頭だけで考えるか
本能で考えるか。

両極端にはできないけれど

自然なものが好きな方には

木の家が好き

木の家ってやっぱりいいんじゃないかなと
そう思います。

一括で払える方を除き、多くはローンで家を購入します。
お金の不安は、まず永家Tさんにご相談ください。
事細かに、一緒に考えてくれます。
(本当に無理なら、まず審査に通りませんし。)
できるかどうかを、自分だけで考えるより
建てるにしろ、建てないにしろ
一歩進むはずです。

幸い、もくせい工舎は営業職がおりません。
つまり、しつこく勧誘する時間もスタッフもいないので
その点、ご安心を(*^^*)

見学会にいったら最後、ってこともありません。

お施主さんの中にも
最初の出会いから数年という方も
たくさんおられますので。

良かったら、一度木の家をご覧になってください。

見学会でも、OB様邸訪問でも良いと思います。
ぜひ♪

家にも自助力

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


「10年に一度級」の寒波が、直撃した先週。

皆さま、大丈夫でしたか?

202301_雪と南天

1/24の午後から、急にあれよあれよと積もりだして
あっという間に雪景色。

ウチの長男の車は
遊園地のコーヒーカップの乗り物のように
ツーっと一回転したらしく
「相手がおらんで良かった~」と胸をなでおろしておりました。

202301_雪とハトヤバラ

その前に数日続いた暖かい日に、
春と勘違いしたハトヤバラも、かわいそうなことになっていました。


「夏涼しく、冬暖かい。」

住宅メーカーの広告によく出てくる言葉ですが
「ワンランク上の家づくり」同様、
何を基準にしてかはよく分かりません。

少なくともそれが
電力に頼っての涼しさ暖かさなら
何らかの理由で停電してしまえば
あまりアテにはできない気もします。

その点で、家の断熱性能が高いことは
いざという時「しのぐ」一助にはなりそうです。

もくせい工舎ではリフォームも行っていますが
その際、新築同様
壁には羊毛入りの断熱材を、しっかり敷き詰めます。

見た目だけでなく、「守る力」が増します。

家の快適を維持するのに、なるべく少ないエネルギーですむように

しのいだり、守ったりする家の【自助力】は
きっと大事になってくるのではないかと思います。

時々、大学時代に先生がおっしゃっていたことを
思い出します。
(なにせ数十年前なので、うろ覚えですが)

昔の庶民の家は
1つの部屋が
居間になったり、ダイニングになったり、
寝室になったり。

そこに、こたつや火鉢といった
局所暖房ひとつあれば
家族みんなが温かいわけでしょ?

今みたいに
それぞれが個室にこもって
それぞれの部屋全体を暖めようとしたら
いくらエネルギーがあっても足りない。

日本の暮らしには
局所暖房が一番理に適っていると思います。

・・・とかなんとか言っておられたような。

エアコンで空気全体をウンウン暖めようとするより
こたつの方がダイレクトに暖かい。

断熱性能の良い家で
あまりエネルギーを使わずにすんで
みんなでこたつにでも入りながら
まったりするのは

おさいふにも
環境にも

ついでに家内安全にも
良さそうであります。

いざという時も
そうでない時も

自分で自分を守る
自助力の高さは

家にとっても
人にとっても
御守りみたいなものかもしれません。

おやかたのやかた

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年明け最初の撮影に
先日伺いました。

向かったのは、日田の原田左研さん。
もくせい工舎のお家の壁を手がける職人さんの所です。

実は、今度のお施主様は
原田親方、その人なのでした。

あの原田の親方が、自分の手で手掛ける我が家。

きっとひっくり返るような大豪邸で、
どこかの料亭とか、高級旅館のような内装に違いない!

ついつい、勝手にすごい妄想をしてしまいます。

鼻息荒く、10年ぶりくらいに訪れる原田左研。

出迎えたのはこちら。

2023_原田の親方新築外観

・・・あれ?
サイズ的にはいつものもくせい工舎のお家の感じ。
(親方の感覚が至極全うだっただけで、原因は、私の勝手な妄想が暴走してたからです。失礼しました。)

でも、でも!
よ~く見ると、やっぱりちょっと違う!

それはそれは、細かく違うんです!
細かく、ひっそり美しいんです!

例えば軒天!

親方の家の軒天

・・・裏まで美しい。

あと、細かくはここ!

原田親方新築・柱の基礎
(・・・ここ、名称なんて言うんだろう(^-^;)

丸くて黒くて、ぽってりして可愛い。

美は細部に宿るといいますが
ちょっとした遊び心を見つけるのは楽しく嬉しい。

さて、そのお家の中身ですが

原田親方新築・玄関

わ~!なんだこれは~!すご~い!

圧巻の土の色味!

ひんやりとも違う、温かい清々しさ!
空気が綺麗なのがすぐ分かります。

この温かな色味の中にいると、
あなぐらに入ったかのような安心感があるから不思議です。

原田親方新築・玄関ホール

芸術的。

ステンドグラスの建具を開けるとリビング。

原田親方新築・リビング

稲わらを入れた漆喰が、本当に優しくいい感じ!

光と影の陰影や凹凸が、とても見ていて落ち着きます。

原田親方新築・リビングの建具

大窪建具さんも、力入ってます!

あの人は好いものをつくるだろうから、
それに合うものをつくりたい!

職人さん達の思いの
相乗効果なんでしょうか。すごく似合います。

原田親方新築・キッチン

見てください。キッチンの横の壁。
すごく渋くて、良い色です。

思わず親方に「良いな~ずるいな~」と言ってしまいました。

湯布院かどこかの高級旅館のフロントみたい。
味があって、品があって、なのに優しく温かい。

いいなぁ~。

あと、トイレも一味違う!

原田親方新築・トイレ

いつもなら、松葉引きの漆喰の下部は
腰板なのですが

原田親方新築・トイレ壁

可愛いタイルの下部は
ツルツルの漆喰。

原田左研のサイトに泥団子のことが載っているのですが
漆喰を磨くとテカテカ鏡のようにツルツルになるそうなんです。

「・・・これ、泥団子のつくり方ですか?」

「うん。もっとピカピカになるよ。」

すご~い!を通り越して
もう、羨ましい。

ピカピカにすればよかったと思ってしまう。

実は撮影中、親方のお友達もいらっしゃって
一緒に話を伺っていたのですが
その方も感心しきりでした。

やっぱりよく見る新建材の家とは違いますし、
さらに親方自身のお家なので、
もくせい工舎のお家を見慣れている私にとっても
新鮮で斬新なのでした。

そのお友達の方と話をしていて
「玄関に入っても、新築特有の臭い、しないですよね」
っていうと

「・・・本当だ‼」と改めてビックリされていました。

化学薬品臭くないのです。

いやはや、本当はもっとお見せしたいのですが
今回はここまで。

いずれ施工事例として、きちんとご報告いたします。

日田なので、特に見学会もなかったのですが
本当に圧巻の【土の家】。

原田親方新築・壁

親方のご家族への思いと、
職人魂を感じるお家でした。


肉子ちゃん

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


「今度、アニメ化されて映画になるよね?」と本好きの友だちに言われ、

「いや~、原作好きすぎて、あんまり見る気にならんのよ~」
そう答えていた私。

タイトルの"肉子ちゃん"と聞いて
すぐピンとくる方、こない方いらっしゃると思います。

そう。その好きすぎる原作とは
西加奈子さんの『漁港の肉子ちゃん』

文庫本の表紙が、クリムトのような
女性の裸の絵が載っているので
本を貸した友人は
子どもにギョッとされたらしいです。

ちょっと表紙はセクシーですが、
中身は西加奈子さんらしい
痛快さやテンポの良さ。

すごく笑えるのに、泣ける。
今のところ
私の一番好きな小説です。

主人公は、小学5年生の女の子・キクりん。
男にだまされてばかりの母、肉子ちゃんと
流れ着いた北の漁港に暮らしています。

太っていて不細工で、
とてつもなく明るい肉子ちゃん。

ちゃんとしてなきゃ。
他人に迷惑をかけないようにしなきゃ。

年頃になってそう意識しはじめたキクりんには
そんなお母さんがこの頃ちょっと恥ずかしい。

でも、本当は
「ちゃんとした」大人なんていないし、
「他人に迷惑をかけたことない」大人なんていない。

先般、荻上直子監督の『川っぺりムコリッタ』という映画について
書かせていただきました

西加奈子さんの本も
それぞれが「問題(のようなもの)」を抱えながらも
それが一向に解決していないのに

最後は、晴れ晴れとした気持ちになる。

そんな作品が多く、
肉子ちゃんも最後はとても温かい気持ちで
読了します。

私は特に、キクりんが入院した時の
サッサン(肉子ちゃんのバイト先の焼き肉屋の主人)とキクりんのやり取りや

キクりんが、肉子ちゃんに告げる言葉が
何回読んでも泣けてしかたがないのです。

しかも嬉し泣きで。

サッサンが言ってくれた言葉の温かさ。

キクりんの肉子ちゃんに対する思いは

何やかんや色々あっても
それでも「大好き!」そのもの。

生まれてきて
この世に存在していることに

何の条件もなく
OKを出されていること。

そのうれしさに、こちらまで温かくなるのです。

だから、アニメ化されて
見てガッカリしたくない。

・・・が、冒頭の言葉だったのです。

ところがですね、
これがしてやられました。

Amazonのプライムビデオで追加料金なしだったので
先日試しに見て、

本と同じところで
うかつにも泣いてしまった。

サッサンが、もうピッタリ。

肉子ちゃんも出だしこそ、ちょっと違和感ありましたが
それを打ち消して感情移入させるのは
さすがの(肉子ちゃん役)大竹しのぶさんです。

小学校高学年の女子の「グループ」のめんどくささや
キクりんの気持ちの描き方も秀逸。

絵もとてもきれいで

あれだけ嫌がっていたのに
実際にふたりが暮らしていたのはこんな町なんじゃないかと
素直に思ってしまう。

まいったな~。
「あれ、映画みたら、なかなか良かったんよ」
そう友達に謝らないといかん。

年末の忙しい時に、映画の話かよ?
と怒られそうですが
コロナ禍だからこそ、
年末年始は、家でゆっくり映画もいかがでしょう?

Amazonプライム会員の方は、今のところ
追加料金なしの「見放題」のようなので、ぜひ。


いやはや、
毎年のことですが
追い出されるように年末を迎え、
2022年も明日で終わりです。

ウクライナ侵攻など、つらいことも
残念ながらまだ続いています。

その人の価値というのは
何を成し遂げたとか
記録や数字に残るだけのものではなく

居なくなった後の寂しさにあるのじゃないかと思います。

かけがえない誰かと
かけがえない時間を
かけがえない場所で

みんなが温かく過ごせますように。

みんなが、存在にOKを貰えますように。

そう祈るばかりです。

今年もお付き合いいただき
ありがとうございました。

どうか良いお年をおむかえくださいませ。

一年後

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


2021_桜耳のゴマちゃん

わが家に、ゴマちゃんが来てから、一年になります。

当初は先住猫のハチさんと
一体どうなることやら・・・と心配しましたが

とりあえずは一年なんとか過ぎました。

来たばかりの詳しくは→こちら

当初のゴマちゃんは、ハチさんに対して
やや好戦的というか
小さいのに態度はでかいというか
ちょこちょこと
火花が散ることもありました。

これも致し方ないと言えるのです。

だって、気が合うから一緒にしたわけではない。

いくら助けた(つもり)でも
それは人間側の都合であって

猫たちにしたら
強制的に他の猫と、いきなり同居生活が始まっただけ。

気が合うならともかく、合わなければ
猫同士、お互いにストレスでもあったでしょう。

ところがある日、どうも決着がついたらしい。

ゴマちゃんが、ハチさんを上と認めたのです。

体格も腕力もハチの方が上ですが
どちらかといえば
喧嘩をふっかけるのは、ゴマちゃんの方。

人間のあずかり知らぬところで
何かの鉄槌をくらわされたのかもしれません。

それでも、ゴマちゃんはハチさんが好きみたい。
一緒に寝ようとします。

一方、ハチさん的にはNGみたいで、よく断られています。

元々、太り気味のハチの遊び相手になってくれれば
助かるのになぁと思っていたのですが
ハチは全く遊ぶ気なし。

ゴマちゃんは活動的で遊ぶのが好きなので
ハチが構ってくれないからと
こちらに泣きついてきます。

これじゃ、クララ(ハチ)の遊び相手にと
連れてきたハイジ(ゴマ)の、その遊び相手を
ロッテンマイヤー(私)がしているようなものでして

全くこちらの思惑通りにはいっていないのです。

とはいえ、それも猫にしたら
知ったことではない。

ある日いきなり、お外に行く自由がなくなってしまったのだし
そもそも飼ってくれと頼んだわけではない。

本当は自由にしてあげたい。
正直、こちらもその方が助かる。
ロッテンマイヤーの役をせずにすむ。

《こんな所に一軒家》のような環境でもなければ
ご近所の理解なしには難しいのです。

ごめんね、ゴマちゃん。
そしてハチさんもね。

202212_ハチ先輩を見るゴマちゃん
ゴマの心の声:(いつかあのモッフモッフの姐さんとお昼寝するんだ~)

救いは、ハチ先輩を見るゴマちゃんの目線かもしれない。

いつか一緒にお布団でぬくぬく
ひっついて寝るぞ!

そんな決意を感じさせる
一年後の元野良さんズでした。

また、本格的に厳しい冬がやって来ました。
同時に、野良さん達の正念場が始まります。

もっともっとか、ぐるぐるか。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


お金は、万能引換券なんだなぁ。

最近そう思います。

生活の、暮らしのあれこれを
なんでも自分で器用にこなせる能力があれば良いのですが
そうでない場合、得意な誰かにやってもらう方が良い時があります。

物々交換だと、こちらの手元にあるものが
相手の欲しいものでない時困るので
何にでも使える万能券がお金かなと思うのです。

その万能券をいかに効率よくゲットし、増やしていくか。

色々なノウハウや情報が出ていて
なるほどとも思うのですが
ついていけない自分がいます。

聞けば聞くほど、疲れる感じ。

月収いくらだと終わったなんていう言葉も
心がザワザワするのです。

お金が万能券なんだとすれば
自分の暮らしを、自分でなんとかやりくりできる人は、
万能券はそんなに必要ないとも言える。

なんやかんやと、ゆるやかな
暮らす土地の人とのかかわりがあって
野菜を分けてもらったり、助けてもらえる人は
万能券をちらつかせずすむのかもしれない。

万能券がないと生きていけないのは
たぶん、そういう意味で
私自身の自給率のようなものが
この国のように低くなってしまっているからなのではないか。

万能券を大量に稼いで
大量に消費して。
もっともっととせかされて。

その中に、本当に心から大事にしたいものが
どれくらいあるんだろう。

とは言え、自給自足で何でもこなせるほど
器用でもなく、根性もない私。

小さな自分の畑ですら
サツマイモ植えるくらいがやっとなのです。

そんなヘタレな私でも、イモヅル20本植えただけで
食べおおせないほどの収穫があります。
不思議なものです。

土が、増やしてくれたのです。

下手くそながら収穫するときは
なんだか「分けてもらった」ような感じがあります。

収穫後の芋の葉は、畑にふせておくと
いつの間にか土になっています。

もっともっとと、一方通行の
消費ばかりする世界とは違い

自然はぐるぐる回ってる。

自然にとって良いことをすれば、
良いことが回ってきて、

悪いことをすれば、
思わぬしっぺ返しをくらう。

もっともっとと、右肩上がりでないと許してくれない世界は
役に立つか、意味があるかばかりの世界で

ぐるぐる回る自然な世界は
なんやかんやと、実はなにかの役に立つ世界。

私的自給率をあげねば!と息巻くのではなく

少しずつ、自分の手でできることを増やしていくのは
自分の手を信じることにつながるのではないか。

自立するというのは
万能券だけの話でなく
自給率をあげたり、
券などなくても
人に頼ったりできる力のことなんではないか。

万能券を稼ぎ、右肩上がりに生きることも
自分の自給率を上げ、たくましく生きることも
私は、両極端にはできないけれど

どちらかを選べと言われれば
できたら、ぐるぐる生きたい。

ぐるぐる生かされて、
その仕組みの中に生かされてきたことを
ありがたがって死にたい。

半世紀ほど生きて、
今はそう思うようになりました。


ここ、しりませんでした

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


連日出かけたネタになってしまいますが、
万が一、万が一、「行ってみようかな?」という
物好きな(?)方が居られるかもしれませんので
本格的に寒くなる前に、書くことにします。

いつも気を使って、焼肉に行くときは
「たまには外で飲めば?」と
運転手を買って出てくれる長男。

その恩返しではないけれど
いつか暑くも寒くもなくなったら

「海に行って、真昼間からビールでも飲めば?」
と言っていたのです。

それを、先日の小春日和に実行したのでした。

国東の方で、日陰もある程度あって・・・
と探していたら

・・・うん?お尻岩?

・・・これは見に行かねばなりませんよ?

紅葉シーズンだというのに、
他にもこの時期ならではのお出かけスポットだってあっただろうに

もはや、お尻一択です。

「ちょっと、お尻岩なるものを見に行こう」

「はぁ??」

困惑する倅~ズ(セガレーズ)を連れて
向かった先は、国東。
「道の駅くにさき」からちょっと行った黒津崎海岸の辺りです。

海水浴場もあり、駐車場もあるので、
とりあえず唐揚げやビール等々を買い込んで
青空の下、海を見ながら昼食となりました。
(もちろん、ビールは長男だけ)

カシュッ。ぷは~!
「ハ~!ビールっち、一口目が旨いよね!」

念願叶い、嬉しそうで良かったです。

2022_11_osiriiwa_sea_2.jpg

山や畑ばかり見て暮らしていると、
たまに見る水平線に、驚きます。

地球っち、本当に丸いんやな!とか、
これをず~っと、ず~っと行くと、
アメリカとかどこかに行くんやな!とか。
(その前に着くのは、対岸の四国だけれど)

海を境に、どこかに繋がっていることや
地球儀でみるような、あの地球に住んでいるんだと
実感できて、改めて驚くのです。

海

お弁当の唐揚げを狙って、上空を旋回するトンビもいて
いつもと違う日常を満喫しました。
解放感とスリルの二本立てです。

美味しかったのか、長男が空けたビールは3本。

「・・・ふにゃふにゃする~」

「・・・大丈夫かい?海にだけは落ちんでよ」

半酔っ払いを連れて、海岸に降りていくと

見えてきたのはこれ!

お尻岩

ワハハハハハハハ!
お尻だ!本当にお尻だ!

まさしくお尻以外のなんでもない岩を見て
爆笑です。

お尻岩

こっちから見ても、お尻。

すごいなぁ~。これ、自然にできたんだよなぁ~。

お尻岩

セガレーズは二人とも175㎝近くあるので
どれだけ大きい岩かお分かりいただけると思います。

いやはや。

混雑をかいくぐって紅葉やテーマパークも良いですが、
あまりお金をかけずに
びっくりして楽しいものを見に行く。

そんな休日もなかなかです。

私が死んだ後、セガレーズにも
「なんか、お尻の形の岩を見せられたよね」
って笑ってもらえたら良いです。

お近くにお住まいの方も
そうでない方も、
なんでも魔除けと縁結びのご利益があるらしいので

ぜひ、寒すぎず暑すぎない時に
お尻岩まで。

なお、事前に干潮かどうかは要確認です。
(お尻だけに?)

ムコリッタ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先般、映画を観に行きました。

荻上直子監督の『川っぺりムコリッタ』という作品です。

『かもめ食堂』や『彼らが本気で編むときは、』などが
有名な監督さん。

中でも私は『トイレット』という作品が大好きで、
その流れで『彼編む』、そして今回の『ムコリッタ』と
続いたのでした。

『トイレット』は【映画 トイレット】で検索すれば
まだ予告編を見ることができます。

バラバラな3兄弟(カナダ人)
もたいまさこさん扮する、無口な"ばーちゃん"(日本人)

言葉が通じないながらも、日々暮らす中で
伝わってくる、ばーちゃんの思い。

「ホントウの自分でおやんなさい」と
背中を押してもらえるような作品です。

荻上直子監督の作品は
それぞれ色々な「問題」を抱えながらも、
その問題がいっこうに片付いてないにも関わらず(!)
最後はちょっと笑えて、なぜか晴れ晴れする。

「まぁ、明日もがんばりますか」
そんな気持ちになる映画です。

努力と根性で
主人公が困難に立ち向かって
現状を何とかしていく!

そんな映画も魅力的ではあるのですが
気力も体力もなくなっている時は
美味しい白むすびのような話がしみじみくる。

現状打破やガンバリズムは
下手をすると
「だからお前も見習えよ!」
「だからお前はダメなんだよ!」
と、なりかねない。


誰とも係わらず生きていこうとしていた孤独な山田(松山ケンイチさん)
その山田の隣の部屋に住む、ちょっと図々しい島田(ムロツヨシさん)
おそろいのスーツで墓石を売り歩く溝口親子(父親役:吉岡秀隆さん)
色々ありそうなハイツムコリッタの大家の南(満島ひかりさん)

山田の楽しみの、風呂上がりの冷えた牛乳。
炊き立ての白いご飯。
島田のお手製のお漬物。
溝口親子のすき焼き。

劇中には
荻上直子監督作品ならではの
美味しそうな食べ物がたくさん出てきます。

それが「生きること」だとしたら
相対するように「死ぬこと」も出てくる。

相対する、というのは違うかもしれない。

繋がっている「生」と「死」
その曖昧な間(はざま)をムコリッタという仏教の時間の単位に当てはめてみたとのことです。
刹那(せつな)、多刹那(たせつな)、臘縛(ろうばく)、牟呼栗多(むこりった)。
ムコリッタは、一日を30で割ったもの。1/30日(にち)


元々は荻上直子監督がNHKで
行き場を失った遺骨についての番組を見たことがきっかけの一つだそうで
(劇中にも少しグロテスクなシーンがあります)
見終わった後、自分なりに少々考えてしまいました。
(モヤモヤと嫌な気分にならずにすんだのは映画の雰囲気のせいかもしれません。)

劇中にも川っぺりで暮らすホームレスが
大雨で流されてもニュースにもならないことが出てきます。

それで思い出すのが
『おじさんと河原猫』という太田康介さんの本。

こちらは多摩川の川っぺりの話。
多摩川の河川敷には、そこで暮らすホームレスの人たちを当てにしてか
捨て猫が多いそうで。

大雨の時、ホームレスの高野さんが
みんなが避難しているにも関わらず
猫が心配で川っぺりに戻って行方不明になっていることが
載っていました。

「住民登録」していない=「住民」ではない。
だからニュースにもならない。

勝手に猫を捨てていく無責任などこかの「住人」と
猫の命と、おじさんの命と。

上手く言えないですが
なんだか沸々と腹立たしいような気持ちになるのは
私だけでしょうか。

やれ成功だ。やれ勝者だ。
役に立つだ、立たないだ。
意味があるとか、ないだとか。

世間でいうところの華々しい世界のことが
声高に叫ばれる中で

だから、なんなのかと言いたくなる。

命のことを
分かりもしないで、知りもしないで。
(かくいう私も!)

文才がないからでもありますが、こういうことって
言葉で言えば言うほど
腹の底というか、腑というか、
どんどん何かの根底のような、根本のようなものから、
どんどん離れて行ってしまうような気がします。

ただただ、

ただ生きて、いつかそれが終わりを迎える。

その間の時間を、誰かの、何かの天秤にかけられて
良いだの悪いだのジャッジされる必要があるのか
私には分からないのです。

一人で食べたご飯が美味しい時も、
誰かと食べたご飯が美味しい時も、

分かってもらえず泣いた時も、
分かりようがないけれど、誰かと寄り添っていた時も、

その時、その時間、その積み重ねが
その人の人生と言えるのなら、

その良し悪しなんて、本人が人生のおしまいに
「どう思うか」でしかないような気もするのです。

ぜひとも、映画館で!と言いたいところですが
「そんな暇ない」?

それも、それぞれの時間であり、使い方。
それぞれの「大事」を生きている。

私は知りたいし、心を動かしていたい。

慣れると分からぬ。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


私事ですが、鬼の霍乱か。

先日、緊急手術&入院いたしました。

2~3日、腹部に差し込むような痛みがあり
ずっと我慢していたのですが
ちっとも良くならず。

おまけに熱まで出たので
「炎症してるのかも」と思い、受診したのです。

お腹にプラムくらいの塊があって
それが悪さしていたわけですが
そんなこんなで一週間強入院。
自宅をしばらく離れていたのです。

10年ほど前に建て替えられた病院はピッカピカ。

子ども達が小さいころ何度も入院していた当時は
病室ももっと狭かったような。

4人部屋でもゆったりとして、トイレ等も綺麗。
自由がない以外は、すこぶる快適だったのです。

もくせい工舎の広告を書き、
またOB客でもある私ですが
実は、「自然素材」とか「木の家」にこだわって
家を探していたわけではありません。

私自身、特に化学物質に過敏だったり、
アレルギーがあるわけでもないので
実はコンクリート製だろうが何だろうが
割と適応して快適に過ごします。

「木の家が心地よい」とは言っても、
「木の家じゃないから気持ち悪い」とまでいかないのです。

ところが退院して、わが家の玄関を開けた途端、
まさしく「木の家」の匂い!

あれ、こんなに匂っていたっけ?

お施主様ならお分かりいただけると思いますが
木の家の木の匂いって
ず~っと実感しているものではない感じ。

え~?
「木の良い香りに包まれて・・・」なんて宣伝では言うのに
なんだそりゃ?と思われるかもしれません。

実は、匂いって慣れたら感じなくなるのです。

嗅覚が働かなければ、「美味しそう」か「腐ってる」かも分かりませんし
「いつもとは違う」匂いに反応できないと危険なこともあります。

しかしながら、いつも嗅ぎなれた匂いは慣れて「順応」します。

慣れた匂いなので気にしなくてOK!を
出さないと、いちいち反応していては、疲れ果ててしまいそうです。

反対に
自分の家の匂いは気にならないのに
人の家の匂いや、ペットの匂いなどは気が付くのは
「順応」していないからです。

だから久しぶりに帰って来て
病院にはなかった「木の匂い」に
我が家ながら気が付いたことになります。

もくせい工舎の完成見学会にお越しになると、
最初あまりにも清々しい木の香りと、
漆喰の優しい雰囲気に驚かれることとと思います。

私のように初めから健康志向や自然志向など全くなかった方も
人によっては、「あぁ、私が住みたいのはこんな家だ!」と
気が付かれるかもしれません。

そういった方には、本当に木の家があっているのだろうと思います。

私の家を訪れる人も、「わぁ~」といって喜ぶ人も
全く家には興味のない人もいます。

どちらが良いとかいうわけでなく
本質的に自然なものが好きか、関心がないかというだけです。

関心がないものには、ふつう気が付きません。

自然素材の家や健康住宅に住んでも、
病気になることだってあります。

自然素材の家に住んだからと言って
死なないわけではありません。

でももし、本当の自然素材の家をはじめて見た時に
心の底からふくふくと何か湧き出る感じ、
「あぁ、こんな家に住みたい!」っていう気持ちになるのなら

それはきっと、
木の家で暮らすことが
その人にとって必要なことなのかもしれません。

木の家に【向いている人】っていると思いますよ(*^^*)


もうすぐ完成見学会

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先日、お家の完成写真を撮影に伺いました。

10/1・2に見学会を開催させてい頂くお家です。

もくせい工舎のチラシは、いつもパース。
写真がないのです。

10/1・2自然素材の木の家・中津市の完成見学会

予約制のため、早めに告知する必要があること
完成したら、なるべく早くご家族にお渡ししたいこと

そんな理由から、完成→撮影→広告作成→見学会
・・・なんて、のんびりできないのです。

とはいえ、どんなお家か分からないと
「予約」って敷居が高いやん!

そう思われるお客様もいらっしゃると思いますので
とりいそぎ、一部だけちらっとご紹介させていただきます。

10/1・2自然素材の家完成見学会会場・外観

秋ですね~。空がウロコ雲!

漆喰の壁と屋根瓦の色合いが、かわいい外観です。

10/1・2自然素材の家完成見学会会場・手洗い場

新しい生活習慣で、こういう仕様も増えてきそうな手洗い場。

陶器の手洗い鉢がとても味わい深い。

お客様にも、手にシュっと消毒より喜んでいただけそうです。

10/1・2自然素材の家完成見学会会場・小上がりの畳スペース

小上がりになって、下に収納のついた畳スペース。
リビングと一体になっているのがいいですね。

10/1・2自然素材の家完成見学会会場・ロフト

秘密基地ロフトから見た風景。
この、ちょっとした空間の余裕がありがたいのです。

10/1・2自然素材の家完成見学会会場・裸電球風

裸電球風の照明器具。

これがどちらについてるか、探してみてくださいね。

レトロで可愛い!

見学会は予約制となっております。

詳しくは→こちら!

永く住める家

木の家でお待ちしております♪

リスク

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


『猫も老人も役立たずでけっこう』という養老孟司さんの本があります。

その中に、とても興味深かいお話が載っていました。

子どもが増えないのは、根本的に都市化と関係していると考える養老先生。

かいつまんで言うと、

都市というのは意識の世界。
意識の世界は不確定要素の多い自然を嫌う。

人工的な世界は、まさに不自然な世界。

でも、子どもは自然そのもの。

どうなるかなんて分からない。

「ああすればこうなる」ってわけにはいかないから
そんな風に考えてたら減るに決まってる。

少子化は
人々が意味で満たされた、意識の世界に住み着いて

自然と対峙する方法を忘れてしまったからじゃないか。

詳しくは『猫も老人も、役立たずでけっこう』の
「東京は消滅する?」の章をご覧ください。

今回取り上げたのは、少子化なんとかせにゃ!という話ではなく

「ああすればこうなる」と頭で考えることについて
考えてみたかったからです。

子どもの教育費にいくらかかる。

そう言われると、やっぱり引きます。ドン引きです。

とはいえ、いつから子どもはリスクになっちゃったのか。

それくらい掛かってもいいなら
産んでよし。育ててよし。
なんて投資みたいな話なんだろうか。

私は、(今回は)縁あって親になりました。

育てていて、何も辛いことがなかったわけではないけれど
その何倍も、教えられることも多かったです。

もう少し、こうだったらいいのにな。

わが子に対して要望がないわけではないけれど、

「全く問題ない子どもと取り替えてやる」
そうカミサマに言われても、断ると思います。即レスで。

だって嫌ですもん。連れていかれたら。
大谷翔平と取り替えるって言われても
やっぱり嫌だ。さみしい。

良い所も、残念なところも含め
一緒に過ごしてきた二十年そこそこの時間というものは

リスクかと言われれば、決してそうではないからです。

ただ、先行きが分からない中、経験もない中、
「ああすればこうなる」と頭ばかりで判断すると、

目の前の
どうなるか分からない世界は、リスクに写るでしょう。

でも、リスクだと思い込んでいることにも
なんらかの学びや、経験があるのって、
土が豊かになるように
その人自身や人生を豊かにしてるのかもしれません。

だから
「どうなるかわからないこと」嫌う意識の世界は、
それこそが不自然な世界だというのは
とても面白かったのです。

とはいえ、意識の世界を擁護しようとすれば
「現状を何とかしよう」と創意工夫してきた世界とも言えます。

もっと良いものを
もっと使いやすいものを
もっと簡単なものを
もっと安いものを

意識の世界は、もっと、もっと、もっと。

もっともっとと、右肩上がりでないと許してもらえません。
(「停滞」「伸び悩み」と問題視されるので。)

そんな中、
「ああすればこうなる」はずでやって来たことで
思いもしないほころびが出るのは

やっぱり、人間も「思いもよらない」自然の一部だからなんでしょう。


自然は、いつもこちらの都合よくは行きません。

子どももですし、人間関係だってそうなんだと思います。

じゃ、リスクだけかというと
やっぱりそうじゃない。

「ああすればこうなる」と計算ばかりしてると
本当はどうしたいのか
分からなくなってしまう。

死ぬときに、
計算通りうまくいった。
損はしなかった。

そう思えたとしても、残ったお金を抱えて
私たちは天国だかどこかには行けません。

この世に生まれて、「何の無駄もなく」
「何ひとつ損をしない」人生って、本当に豊かなんだろうか。

例えるなら
枯れることを嫌って、造花を飾るより

いつか枯れても、本物の花の方が
私は好いです。

良い香りや、キラキラと生きる気配、

そしていつか枯れても、

土に還り、その土を育てることも、

かけがえない、素晴らしい世界!

自然は、もっともっとではなく
循環する。

ぐるぐるぐるぐる、
いつか豊かになって戻ってくる!

もっともっとと、言われる世界より
肩の力も抜けそうです。


リスクと言われれば、リスクともいえるけれど

【決して損をしない】【無駄なものが何一つない】造花のような生き方よりは

なんて豊かなんだろうと

私は思います。

大工は大工の。言葉はつたわるか。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


「大工と話すときは、大工の言葉を使え」
そう言ったのはソクラテス。

それを用いて

「コミュニケーションは受け手の言葉を使わなければ成立しない。
受け手の経験にもとづいた言葉を使わなければならない。」

そう言ったのは、ピーター・ドラッカーです。

言葉が通じても、心まで通じるわけではない。

そう思うことがあります。

反対に、言葉は通じなくても、心が通じるような時もある。

心が通じる!までは大げさでも
「あんたのことは、よ~分からんけども、OKだ」と
承認されたような心地になる。

そんなことはありませんか?


どんなに同じ言語で話しても、通じないこともあれば、

「言葉」の通じぬ赤ちゃんや、犬猫や、外国の人に
言葉以上のOKを貰える時、

言葉はあくまで「道具」や「ツール」の一つに過ぎず
絶対ではないのだなぁと実感します。


ウクライナ侵攻が始まったとき、ショックでした。

いきなり、なのだと。

いきなり、何もかも壊されるのだ。誰かの正義の名のもとに。

兄弟国とまで言われ、言葉も通じるのに。

「やめてくれ」といってるのに。


そんな中、ウクライナのゼレンスキー大統領の
戦禍の中からの言葉は、なんと伝わりやすかったか。

世界一貧しい大統領と言われたホセ・ムヒカ元大統領(ウルグアイ)もそうでしたが
言葉は違えど、伝わりやすい言葉を使う人がいる。

それは何故か。

それは、私たち民衆の側に立ち、私たち民衆の言葉で伝えようとしている。

大工は大工の、と言ったのは決して社会的立場だけの話ではないはずです。

「誠に遺憾です」「断固抗議します」
「おっしゃる通りです」

言葉は正しくても、全く温度を感じない時がある。

それは何故か。

育ちのせいかもしれませんが、
(少なくとも私は)頭の中で考える時、心で感じる時
遺憾とか使いません。

残念だという意味やニュアンスは分かるけれども、
どことなく違和感を覚えるのは、
使い慣れないからかもしれない。

もしくは、発する側の「温度」や「熱量」の影響かもしれない。




以前、PTAで県内の女性代表が集まる会議に出たことがあります。

そんな中、代表の方が仕事で出席できないからと
「事務局のものなんですが...(笑)」と代わりに出席された女性がいました。

会議で意見を交換する中で、その方が

「・・・えっと、ちょっと方言丸出しになるんですが、
いつも使っている言葉で言っていいですか?

なんか、きちんとした敬語で話そうと思うと
自分の心と違う感じになるんで」

と前置きして、いつもの、
友達に話すような言葉で話し始めました。

何故かそれがとても印象に残ってて、
みんな笑って、その場の雰囲気がすごく柔らかくなったのを覚えています。


発する側の温度が温かければ、言葉はいらないかもしれない。

逆に
発する側の温度が低ければ、言えば言うほど・・・ということも
あるかもしれない。


正しさより、まずは温度。・・・た、態度もかな(^_^;)

どういう思いで言っているか。

それが大切なんでしょうね(^_^;)

言葉って難しい、です。奥が深い。

信じるということは

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


信じるということは、
闇雲に、盲目的に、
誰かの
何かの
言いなりになることなんだろうか。

最近、ちょっと考えてしまいました。

「言いなり」という言葉はともかく、

おっしゃる通り
言われたとおり
それを疑いもしないで行うことが
「信じる」ということなのか。
私にはよく分からないのです。


「こうしないと、ひどいめに遭う。」と脅すことも

「こうしていれば、幸せになれる」と優し気に言うことも

どちらも「言うとおりにしていれば」が前提で
結果や成果が現れない限り
「おまえの努力が足りないからだ」と言われる。

ムチを恐れて、言いなりになることも
アメを欲して、言いなりになることも

それは、本当に「信じている」ということなんだろうか。

大人と子どもに例えれば分かりやすいのですが

罰を恐れて大人の言いなりになる子
愛情や関心、もの欲しさに大人の言いなりになる子

それは、大人を信じているんだろうか。

言うことをきかないと
ひどい目にあわす大人

言うことをきかないと
愛してさえくれない大人

そんな大人の顔色ばかり気にして
弱い立場の子どもは、
いつ、心から安心できるのだろうか。

仮に、状況によらず
【幸せな状態】というものが、
安心していられること、
心やすらかなことだとすれば、

子どもを安心させてやれることが
大人の、さらには何かの、役割なのかもしれない。

どんなにあなたのことを信じているか
どんなにあなたのことを愛しているか

それを饒舌に語れる人間が
それを語らない人間より
本当に「信じている」と言えるのか
私にはよく分からないのです。

以前、カメラ片手に
朝日が昇るころ、風景写真を撮りに行ったことがありました。

待ち構えていると、
東の空がだんだん明るくなってきて

目の前の田んぼや、山々を
お日様の光が、まんべんなく照らしていきます。


カメラを構える私にも
コスモスの花々にも
雑草にも
土にも

同じように陽が当たっていく。

「あぁ、分け隔てなくって言うのはこういうことなんだ。
いじけて陰に隠れてさえなければ
どんなものにも
こんな私にも
同じように光は当たるんだ。」

と、妙に納得した瞬間でした。

とはいえ、俗世にまみれて
日々不平不満ばかりの私ですので
すぐ忘れてしまうのですが

「信じる」ということの本当は
明日も日が昇ることを
疑いもしないことに似ているんじゃないか。

明日お金が無くなる心配はしても、
なぜか
明日空気が無くなる心配はしない。

それは、
明日も同じように空気があって
同じように生きていることを
疑っていないから。

信じているから。

少なくとも
ムチを恐れず
アメに振り回されず

自分の心を安心させる術を
私なりに
少しでも身に付けたいと思います。

偽物は脅す
偽物は焦らせる

心配に似た
親切に似た

「あなたのため」という名の
【支配】もあるかもしれない。

どんなことにも。
どんなものにも。
お互いに。

信じていれば簡単なんです。
なぜなら自分で考えずにすむから。

そう言ったのは誰だったっけ・・・。

たけおさんぽ ③

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

武雄さんぽ、続きでございます。

念願の、森のような喫茶店【山閑人】を後にし
とりあえず、ホテルに戻って
近場をウロウロすることに。

当初の予定では
山閑人で早めにご飯を食べ、その帰りにビールを買い、
夜のんびり飲もうと決めていたので
あまり遅くならないうちに
戻りたかったのです。

部屋に戻り、ガイドブックを見てみると
有名な武雄温泉の楼門まで、それほど遠くなさそう。

散歩がてら見に行って、
ついでにビールも買ってきましょう。

西九州新幹線開業に伴い、今年の秋に
新幹線が乗り入れることになった武雄駅はピッカピカ。

人口およそ4.8万人と、中津市の半分強ほどですが
新幹線は乗り入れるわ、
世界的な建築美を兼ね備えた公立図書館はあるわ、
スタバは2ヶ所もあるわ・・・。

人口だけで判断するには、
なかなか侮れない、武雄市。

大きなデパートや、銀天街があるわけではありませんが
駅周辺はこじんまりとしながらも
やっぱり観光温泉地の風格です。

温泉宿が立ち並ぶ路地を歩いていくと、
見えた、あれだ!

楼門

「千と千尋の~」ではありませんが、
いきなりこれが出てくると、異世界に来たような不思議な感じがします。

楼門屋根

ここから先は、別世界。

八百万の神様が集う、お湯屋に違いない。

券売機で券を買っている、あの"おいちゃん"も
きっと人の姿をした、どこかしらの神さんに違いない。

楼門の屋根

・・・と、なんとなく入りにくい感じもして
外から見学することに。

楼門の翼屋

竜宮門から伸びる翼屋も、エキゾチックな趣。


設計は、唐津出身の辰野金吾氏。
あの、東京駅の設計者です。

(最近、グリコ森永の創業者も佐賀生まれと知り、ビックリしたばかりだったので
佐賀=業界でグイグイ活躍!のイメージができてしまいました。)

楼門

見事ですよね~。

天平式楼門と呼ばれ、なんと釘を一本も使っていないのだとか。

竜宮門なので、一部は漆喰。

もくせい工舎も漆喰を使うので、

もくせい工舎の漆喰の壁

ちょっと醸し出している雰囲気が似てますね。

モルタルだと、似たように作っても
何か違う気がします。
汚れ方も、古くなり方も違う。

素材の質感が、手ざわりにも
雰囲気にも影響するんだと思います。

素材の質が、空間の【佇まい】をつくる。
すごいなあ。


楼門で、お風呂にも入らず写真を撮りまくり
さて、どうしよう。

散々歩き回って、お腹もすきました。

焼き鳥屋と猫
(テイクアウトの宅配担当でしょうか?ぐっすり待機中のクロネコヤ●トさん。)

う~ん。おいしそうだけど
焼き鳥の匂いをプンプンさせて
ロビーとエレベーターを通過するのも
なんだかなぁ。

しばらくすると、雑貨屋さんのドアの前に
【デトックス薬膳カレー】の文字。

デトックス!

・・・そうとう毒も溜まってたんでしょうか。
吸い寄せられるように店内へ。

そこは、昔ながらの喫茶店+雑貨屋【中村屋】さん。

時間が時間だったので
「・・・あの、食事できます?」

「6:30から集まりがあって、ここを使うんですが
それでもよろしければ。」

うん。一時間くらいはある。

中に入って、薬膳カレーを注文しました。

店内には東南アジアの
エキゾチックな雑貨がいっぱい。

どこの国か分かりませんでしたが、
東南アジアの方の、写真もいっぱい、
壁一面に貼られていました。

(・・・何か支援している人なんだろうか?)

年配の優しそうな女性店主が
店の奥で手際よく、作ってくれている音がします。

ご近所さんか、顔見知りか
テーブルの、お客ではなさそうな女性と話しながら
あっという間に作ってくれました。


「辛かったら、これで調整してください」

そう差し出されたのは、クルミをバナナで和えたもの。

デトックス薬膳カレー

このカレーがですね。

本当においしい。

色々なところで薬膳カレー食べる私ですが、
一番好みだった。

スパイスがとがっていて、コクがないとか
辛いだけ、とかじゃなく

スパイスしっかり、
旨味しっかり、おいしいカレー!

ちょっと辛いので、混ぜたバナナとくるみが
これまた美味しい!

外から見ると、おしゃれエプロン並べた
昔ながらの喫茶店&雑貨屋さんなのですが、

意外に、といったら失礼ですが、
意外なほど美味しかった!


後で調べたら、店内に貼っていたのは
カンボジアの写真のようで。

一ノ瀬泰造さんという、武雄出身の写真家をご存じでしょうか。

私は名前は知らなかったのですが、
「地雷を踏んだらサヨウナラ」のフレーズだけは
聞き覚えがあって。

昭和22年生まれの報道写真家、戦場カメラマンで
昭和48年に、クメール共和国にて
残念ながら、遺体で発見されています。

S22年のお生まれとのことですから
私の母とほぼ同世代です。

その方の写真展が武雄であった時、
イベントとしてカンボジアカレーを
期間限定で出していて、とかまでは分かったのですが
お店と一ノ瀬泰造さんとの関係や、
貼っていたのが本当にカンボジアかは
はっきり分からず・・・・。

でも、店主の女性も
年齢的には母と同世代くらいだったので
何かご縁があったのかな、と妄想してます。

山閑人さん然り、
中村屋さん然り、

色々な物語がありそうで、
奥が深い。武雄。


「あ~、明日は息子を迎えに
佐賀市内に戻らんと!」

ドラモリでビールを買い込んで
見上げた武雄の
夏の夕暮れは

202206_takeo_sky.jpg

綺麗な青が広がっていました。

「ついで旅」とは言え、旅はいいなぁ。

縮こまってしまいがちな世界を
少し広げてもらえました。

(ちなみに、後日Googleからのお知らせで、この日は、4時間半歩いていたようで。
私のウォーキングの、9日分相当でした。どうりで筋肉痛・・・。)


たけおさんぽ ②

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

前回に引き続き、武雄珍道中のお話でございます。

武雄市立図書館で、
さんざん武雄市民をうらやましがって、ふと時間を見ると
チェックインの時間も、そろそろ。

ちょと行ってみたかった喫茶店が
少し離れたところにあったので
とりあえず先にチェックインして、

部屋を見たうえで出かけなおすことに。

ビジネスホテルなので、足りないものとか
あるかもしれませんしね。

暗くならないうちに写真も撮りたかったので、
早々に出かけることにしました。

皆さんは、カフェとかご飯屋さんを探すときに
どうやって探しますか?

私は、Google検索で
【カフェ 景色が良い 見晴らしが良い 居心地が良い】
などと入力して、レビューの真偽を吟味の上、出かけます。

味も大事なのですが、とにかく
景色が良いことや、居心地の良さは必須!

それが良ければ、味はまぁ、美味しければラッキーくらいなのです。

そのGoogle検索ならぬ、ことりの母さん検索にヒットしたのが
武雄市朝日町の【山閑人】さん!

どんな所かというと~

アプローチ
アプローチは、こんな感じ!

ちょっと近寄りますね↓

アプローチの花

緑のトンネル、小さな小道、かわいい花々、
手づくりの外灯!

これは、もう期待できますよ!

アプローチの木々の間を入ると
店舗までの階段までに
あるわ、あるわ、味わい深いもの(笑)

外灯

看板

店舗入り口付近

こんなに手づくりの可愛らしいものばかりに迎えられて。

嬉しい限りです♪

・・・と、ここまで書いておきながら
ふと気になった。

・・・どんな人なんだろう。

オーナーさんらしい年配の女性が
カウンターに時折現れていたのですが
主に店内にいたのは、きっとバイトの方。

こういう空間を、
看板から何から、味わい深く手づくりする雰囲気を、
行った当初は(うかれてて)そこまで考えもしなかったのです。

難しい時代になって、
お店の紹介になるからと何でも勝手にできませんので
詳しくは、【山閑人 ブログ】で検索して頂くと、
山閑人ママの記事が並びます。

きっと、時折現れたあの女性が、ママさんなんでしょう。

私も先ほど、ちらっと目を通した程度なので、
詳しくはそちらで見ていただくとして。

・・・う~ん。ブログも奥深いですよ。

なんでも、父さんが倒産して、廃材で
大きな岩の上に建てた「我が家」が前身なんだとか。

30周年記念の記事に、土を掘り出し、
廃材を運び・・・と写真が並ぶのですが

・・・なんでやろ、すごく羨ましいのです。

積み重ねてきたご苦労や、これまで試行錯誤しながら
やってこられたことを、
部外者の私が分かるはずもないのですが

この、濃密さというか
人生の濃さって、なんなんだろう。

誰かと一緒に何かを作り上げる、って
すごく奇跡的だと思うんです。

そういう【出会い】なくしては、成り立たないような。

【出会い】がないことを理由に、自分には無理だったと
言うこともできるのですが

それを成し遂げる、って努力とか根性以前に
もう頭で考える範囲を超えている感じがする。

とにかく、やるんだ。

なんだけど、それすらも
頭で考えていない。手が動く。足が動く。体が動く。
理屈じゃない感じ。

無我夢中って、こういうことじゃないか。

成し遂げねば、というのは
きっと「我」の話で
理屈抜きで動くとき、自分でもよく分からないけれど
夢中になってやったことって、
人智を超えているというか、奇跡的だと思うのです。

空間は、その人の周りに広がる景色は、
その人の意識が働いている。

そうだとすれば、山閑人という喫茶店の
雰囲気は、オーナー夫妻の
世界観の表れでもあるってことですよね。

それが、人々を魅了し、癒しているのって
本当にすごい!

それでまた、ブログの写真もとても良い!

写真って、上手い下手以上に
その人の「目線」が出ると思うんです。

その人が、何を見、何を気にしていたか。

写真の撮影者は
おそらく山閑人ママさんなんだと思うのですが、

木の洞に降り集まった桜の花びらや
桜の木の小さな新芽・・・。

お話しする機会もありませんでしたが、
目線がとても、優しいのです。

気が向いたら、ぜひ山閑人ママさんのブログも
ご覧ください。

もくせい工舎が気になる方は、
こんな雰囲気、お好きじゃないかな。
そうだといいなぁ~(*^^*)

階段から
ノウゼンカズラでしょうか?暑い夏に、パッと華やかで、きれい。
・・・それにしても、ここ、岩の上だったのねぇ~。

ちなみに、当てにしていた食事は
コロナの影響もあってお休み中とのこと。

美味しいお水で入れた、美味しいコーヒーと
ケーキは頂いたのですが

・・・困ったな、当てにしていた
ご飯がない。

せっかく武雄に来たんだから、
これぞ!ってものが、できたら、できたら食べたい!

次回、おばちゃん半一人旅。
孤独にグルメなるか?

続く

たけおさんぽ ①

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先般、子どもの部活動の送迎で佐賀入りすることになりました。

子どもは一泊二日。
さて親は。
翌日も連続で往復するのか、考えましたが
時間と燃料費うんぬん鑑み、
ついでに以前から一度行ってみたかった
武雄市図書館に行ってみることにしました。

つまり、ついでに半一人旅です。

おまけのついでにブログの記事にすれば
取材みたいなもの(?)。
つまりれっきとした仕事ってことになります(多分。)

いつもと違う、番外編。
今回は、武雄散歩にお付き合いくださいませ。

佐賀には佐賀サンライズパークという
色々な競技に対応した大型のスポーツ施設があり、
九州各県から多くの選手や関係者が集まります。

数日にわたる試合ともなると
周辺のホテルは満室御礼状態。

当然、選手ではない親の部屋など取れるわけなく、
「仕方ないな~」とニヤニヤしながら
武雄に宿泊したのです。

あ~、嬉しい。
嫌々ではなく、旅だなんて久しぶり。
前回宿泊したのなんて
PTAで宮崎に総動員された時くらいですから
行きたくて行くのは、十数年ぶり!

嬉しいに決まってる!

佐賀市内から武雄までは、下道で45分前後。

中津から行橋手前くらいまで、といった感じでしょうか。

カーナビがないので、Googleマップ頼みで
ようやく着いた武雄市立図書館!

武雄市立図書館

後ろに見える特徴的な山は、御船山。
これが見えると武雄~って感じがします。

武雄市立図書館は、図書館と蔦屋書店とスタバが併設された
いまや武雄の観光名所ともいえる場所。

公式ガイドブックによると
世界で最も美しい書店に選ばれた【代官山蔦屋書店】を手がけた
CCC(カルチャ・コンビニエンス・クラブ(株))と武雄市が
タッグを組んで2013年にリニューアルオープンしたとのこと。

ニュースで知って、「わぁ~、行ってみた~い」
そう思ってから、なんと9年近く(笑)

やっと念願かなったわけです。

内部は撮影できませんので
公式サイトやGoogleで見ていただくとして。

武雄市立図書館エントランス付近

何とか、外から撮影したこのディスプレイご覧になっても
どんなに洒落ているかお分かりいただけると思います。

司書さんの制服も、それはそれは、お洒落。
カフェの定員さんのように黒のベストにスラックス。
最初は、司書さんだと分からないほど
とてもスタイリッシュなのです。

しかも、建物は
これが本当に公共の、お役所のつくった
施設なのかと思うほどの建築美。

木の好きな方は、天井を見るだけでも
惚れ惚れするかと思います。

本を購入するスペースが
思ったほど広くはないのですが

料理本コーナーには、調理器具や調味料
赤ちゃんの絵本コーナーには、セレクトされた雑貨など

それはそれは、見てて楽しいのです。

販売コーナーと貸し出しコーナーに
ハッキリとした囲いがあるわけではないので
背表紙の図書館貸し出しのシールや、展示案内で
「おっと、ここは貸し出しなんやな」と気づく感じ。

販売コーナーも、我が地元の
明●書店のように、週刊誌や漫画、ベストセラーなど
「売れる」本満載!ではなく、かなりディープというか
珍しいものが、目につく場所に置いてある。

私は
『武雄市図書館公式ガイドブック』
『ジブリの立体建造物展図録 復刻版』
『樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声

の3冊を購入しました。

どれも、本当に楽しい本。

特にジブリの建物のイラストなどは
もくせい工舎でお家を検討されている方などは
お好きなんじゃないかなぁ。

なんであんなラフに描いて
あんなに上手なんやろう。
スゴイな、宮崎駿!
・・・と思います。

ジブリに出てくる建物って、自然な感じですから。

自然素材の家が好きな方は、
きっと気に入ると思いますよ。楽しい!

さすがに借りては帰れませんし、
買った本を読みながら...の時間の余裕もなかったのですが

スタバ

ちゃんとスタバも満喫して
図書館を後にしました。

いいなぁ、武雄のみなさん。
こんなところで本が借りれるなんて。

結構長くなりそうなので
続きはまた次回!

次回につづく


かわいいと思うものは

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


わが家の玄関先のツバメが、今年は無事に巣立ちました。

2022_空っぽになったツバメの巣

今年は、というのには理由があって
数年ぶりの巣立ちなのです。

わが家が建ってから数年。

わりと早い段階でツバメが巣をつくるようになりました。

ことりのかあさんと名乗るくらいですから、
鳥は好きなので、ツバメwelcome!

FUNの心配も、デッキブラシでこすって流せばよいので
何の問題もなし。

可愛いヒナが見れるなら、なんてことはないのです。

2022_今年のツバメのヒナ

これは、今年のヒナたち。

卵のかけらが数個落ちていましたから
フルメンバーとはいかなかったようです。残念ながら。

個体の識別まではできませんが、きっと
違う夫婦が来ているんだろうと思います。

なぜなら、毎年個性的だからです。

巣作りが上手なカップルもいれば、
下手なのか材料が悪かったのか、
せっかく作ったのに巣が崩れてしまうカップルもいました。

夫婦の連携が取れていて、絶対に巣をどちらかが守っているカップルもいれば、
お互いに好き勝手出て行って、いつもヒナがお留守番のカップルもありました。

今年は、神経質なくらいヒナを守ろうとするカップルだったので
あまり写真が撮れませんでした。(と、言っておこう)

友人の、今は亡きお父さんが
「ツバメが巣をつくる家はいいぞ!」とおっしゃってくれたのですが
今思えば、遠くはるばる国境を超え、海を越えた来たツバメに

巣作りくらい多めにみてやってよ

そんな優しさをこめた方便だったのかもしれませんね。

ヒナが小さいうちは、鳴き声も小さく弱弱しいのですが
大きくなって体力がつくと、
玄関先で「ジージージージー!」と
エサをねだる声がリビングまで届きます。

そしていつの間にか、巣が狭くなるころ、
それまで巣の中にいたヒナたちが、
巣の際に「とまる」ようになります。

「あ~。明日にでも巣立つかもしれんね~」

そう言っていた翌朝!

2022_巣立ったツバメ

めっちゃ飛び回っていました(笑)

まだ下手なのか、木の枝に止まって一休みする子、
出遅れて残っている子、色々でしたが
陽が高くなるころには
巣は空っぽになっていました。

あ~。良かったぁ~。

本当に、無事巣立ちの時を迎えるまで
可愛い反面、こちらはヒヤヒヤなのです。

あ~、本当に良かった~。

ドヤ顔のツバメ

↑ちょっとドヤ顔に見えんでもない?

立派に大人になって。

・・・と思いきや、子どもが言うには
電線で親にジージージーとエサを貰っていたとのこと。


・・・まだまだ、すねかじり真っ最中やん!(笑)


それはともかく、
また、来年元気で戻って来てくれますように。

何かをかわいいと思うことは
心配の種を一つ拾うことなのもしれない。

かわいいと思うものが多いほど
心配の種も増える、のかな?

言い方を変えれば、心配の種は
希望とか祈りのようなものかもしれない。

可愛いから、無事でうれしい。
ただ、それだけなのです。

またおいで!
ここで、待ってるからね(^_^)/~

あいはあるか。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

先日、もくせい工舎以外の新築の建物にお邪魔する機会がありました。

「うわぁ~、新しい匂い!」
来場者も口々に言って、見学していました。

「建築の専門家として、どう?」
そう聞かれたのですが、
何の専門家でもない私。

「シーリングライトまで、透け感のある模様が入っていて
おしゃれですよね~」というのが精いっぱいだったのです。

それはそれは、素敵な建物だったんですが、
なまじ毎回もくせい工舎の新築ばかりにお邪魔しているからか、
口寂しいならぬ、鼻寂しい。

あの、【まさしく木‼】という匂いがあまりしないのです。

「なんか断熱材はかなり良いのが入ってるみたいで」とおっしゃっていたので
あの、ちょっと嗅ぎ覚えのある匂いは
サーモウールだったのかもしれません。

実は、かなり鼻がいい私。
数軒先のうなぎ屋の匂いはともかく、
寿司屋の酢飯の匂いまで嗅ぎ分けることができます。
(残念ながら、これで得した覚えはない。)

サーモウールに関しては、
お施主様方は屋根裏などを開けて見られると
独特な匂いが分かると思います。

(サーモウールかはハッキリしませんが) だからか、空気は珪藻土を塗ったのかと思うほど清々しい。

なのに、足りないんです。木の匂いが!

・・・まいったな、こりゃ。

あまり「新築」というだけで、家にときめかなくなっています。


実は、木の家に住んでいるからといって
いつも木の香りを感じているわけではありません。(個人差あり?)

ただ、来客時に
「すごい木の良い香りがする」と言われるので
鼻が慣れてしまっているのかもしれません。

一方で、風呂上がりに脱衣場から出た時、
玄関から入った時、
その時の風向きや湿度の関係でしょうか、
ふと、「木の香」を感じる時があります。

そういう時は、「あ~、木の家に住んでいるんだな~」と実感します。

もくせい工舎の広告を書かせていただきながら
いつも思うのは、万人受けするかは別だという点です。

なぜなら、家に対する考え方は色々だから。

自然なものや、木の香り、素材の手に触れる感覚。

そういったものに全く関心のない人もいるからです。

「家は寝に帰るだけ」
そう言っていた私の母は、
建売住宅の実家にあまり愛着もないようで、
「サッサとカギ1つのマンションに住みたい」と言っています。

「家が数件建つほどリフォームした」はずの実家ですが、
特に【家】というものに関心がなければ
乗り換えることに寂しさも感じないのかもしれません。

私は、物心ついたときから木が好きでした。
落ち着くのです。

万人が万人、木の家が好きだとは限らないけれど
木が好きな人には、微力ながら
何か伝わると良いな。と願っています。

一長一短あるかもしれない。
どんなことにも。どんなものにも。

それでも、私はまた建てるなら
木と土の家です。

長短という個性を含め、
かけがえないのは、子どもと一緒のような気もします。

そういえば、まだ子どもに手がかかっていたころ。

何かの本で読んだのか、文言はハッキリ覚えていませんが
こんな言葉がありました。

「あなたの子ども達は、あなたが完璧だから好きなのではない」
(※文言、出所ハッキリしません。記憶が曖昧です、ごめんなさい。)

こうあるべき、あああるべき。

大人になるほど、物差しは多くなる。

でも、理屈抜きに大事ってこともある。

親子も家も、そうだといいなぁ。

木の家が好き

傷つきやすいことは

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


木は傷つく。とりわけ、スギは。

それでもあえて使うのは
それ以上に大きな魅力がスギにあるからなのですが

そこは、ぜひ5月末の構造見学会で永家さんに質問してみてください。
(※ちなみに、傷がついた!と思ったら、濡れティッシュを傷口に置くとか、応急処置あり。)

その永家家(←こう書くと変ですね(笑)「ナガイエ・ケ」と読んでください。)には
ヒノキの床とスギの床が隣り合わせに貼ってある箇所があります。

もし、その床の上に立つ機会があれば
その理由の一つが分かると思います。

mini_sugi_hinoki.jpg

ヒノキは頑丈そうですが、足の裏を通した感覚は
硬く、冷たい。

同じ無垢の木ですが、スギの方が温かく優しく感じる。


確かに、傷はつかないにこしたことはない。
硬くて頑丈なら、いつまでも美しい見た目が期待できるでしょう。

とは言え、少しの傷もつかない頑丈なものは
下手すると、こちらが痛いのです。

鉄板の上と、柔らかい草原の上。
転んだ時痛そうなのは、頑丈な方です。
鉄板の上でリラックスは難しいですが、
草原の上は、心地よい。

傷がつきやすいということは、裏を返せば
【相手を傷つけにくい】ともいえる。

私たちは直に床に触れる機会は少なめですが、
ハイハイの赤ちゃんだって、
硬く冷たいものよりは、木の方がきっとお好みでしょう。

鉄板より、プレイングマットより、スギの手触りの方が
ずっと触れていたい心地よさです。

人間だと、傷つきやすい人が
必ずしも人を傷つけないわけではないけれど

傷を含め、負ってきた経験が
その人を「その人」にしている。
そういうことってあるんじゃないか。

無垢の木の家が、唯一無二だというのは
そういうことでもあるんじゃないか。

木も人も、同じようでいて同じものなどこの世にない。

ましてや、生まれ育った環境、
傷を含めての経験、そして、それから後のこと。

傷を含め、家としての歴史が
その家を「その家」らしくしていく。

同じ無垢の木の家を建てたとしても、
サトウさんは、サトウさんらしい「家」に、
ヤマダさんは、ヤマダさんらしい「家」になっていく。

傷を負ったことが、人の価値でも
家の価値でもないけれど、

傷を「味わい」にできるのは、
生き続けているからだともいえる。

私の家は、私に似合う家になっていく。
あなたの家は、あなたに似合う家になっていく。

それは、きっと自然体で無理のない、
人の在りよう、家の在りようとも
言えると思います。

少なくとも私は、
いつまでも新築かと思うような、傷つかない(らしい)「可愛らしい家」を建てて、
それに似合う「いつまでも若く可愛い私」で居続けることは
無理かなぁ(^-^;

「この家、なんかすごく似合うね。
あなたらしいね。」

そう言われたら、私などは
ちょっと嬉しい。

こしかべ~

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


いつもなら15日と30日に(なるべく)ブログを更新するのですが、
今回は1日早く、明日に完成見学会を控えたお家のことをご紹介します。

なんだかんだと、ありがたいことに
見学会の続いているもくせい工舎。

木の家を気に入ってくださり、また
見学会等にもご協力いただき、お施主様本当にありがとうございます。

撮影にお邪魔した時は、外回りはこんな感じ。

無垢の木と漆喰のもくせい工舎の自然素材の家

まだ、ユンボが残ってました。連休中にでも、
土塊がなくなった状態を撮影に伺えたらと思います。

今回は、見学会前に取り急ぎ「こんな感じ!」っていうのを
ご紹介していきます。

無垢の木と漆喰のもくせい工舎の自然素材の家・玄関のニッチ

こちらは玄関のニッチ。今回は、ちょうどタイミングが重なったので
わが家の庭に咲きまくっていたナニワイバラに協力してもらいました。

2017_ナニワイバラ
ナニワイバラが満開の時は、
それはそれは息をのむほど美しく、

その後、暴れる枝を選定するときは
それはそれは息の根が止まるほど痛いという

「美しい薔薇にはトゲ」の極端な例と言えます。

うっかり植えると大変なんですが、やっぱり満開は良いんだなぁ、これが。

ニッチの下には、腰壁。
これは、今までも玄関でお目にかかることがありました。

こちらのお家は何と言っても、

天然木の無垢の木の腰壁・リビング

リビングにも、こしかべ~!

どちらかというと、床から天井まで漆喰を選ばれるOB様が多い中、
腰壁チョイスの方は少数派。

でも、こうしてみても、可愛い!ですよね。

昔の学校みたいな、ノスタルジックな感じがします。

天然木無垢の木のテレビボード

玄関ホールの扉を開けると、大工さんが作り付けてくれた
立派な無垢の木のテレビボードが。

ご要望に応じたオリジナルなんです。

それからこちらは、キッチンも可愛い。

天然木無垢の木の自然素材の家のキッチン

奥に見える引き戸のガラスが、何とも味わい深い。

そして必見は、IHクッキングヒーター周り。

タイル調の壁

自然素材の家のキッチン回り・タイル張り調

こんな可愛いタイル調のパネルがあるんですね~。

当たり前だけど、後になるほど
性能もデザインも良いのが出てくる・・・。
いいなぁ~。

もう一つ、おすすめはここ!

自然素材の木の家のロフト

ロフトで~す!

こちらのロフトのハシゴはがっちり固定型。

安心して登れます。

撮影する私としても、こちらの方がありがたい。

こちらのロフトの良い点は、
「異空間」として独立していることです。

わが家にもロフトがありますが、
ヒョイと覗けば、下はリビングです。

・・・これ、子どもが小さいうちは良かったんです。

でもな~、大きくなったらというか
私も読書が好きなので、
「うるさくない」「人の気配が気にならない」「ひとりになれる」
そんな空間って、やっぱり大事なんですよね。

息をつく場所っていうか、
頭を休める場所っていうか。

ちなみに、人の疲労の原因は
体力的なことよりも
脳みその疲れとの説もあり。

どんなに仲の良い人とのランチでも、
脳みそは疲れてしまうんだとか。

脳を休めて、リフレッシュしたければ、
「ビバ!一人飯!」らしいです。

大人も、子どもも、ちょっと一人になりたい時って
ありますよね~。

うん。こちらのお家のロフト。
そういった意味で
「あ~、こんな読書部屋ほしい。」
と、つぶやいてしまったのでした。

いいなぁ~。

こちらのお家、明日明後日見学会です!

もくせい工舎が建てる自然素材の木の家・完成見学会チラシ表面

もくせい工舎が建てる自然素材の木の家・完成見学会チラシ裏面


アップするのが遅くてすみません。
取り急ぎ、バタバタしたご紹介となってしまいましたが
木の家が好きな方、気になった方は、
お問合せを。

ご予約はこちら

見学会開催中はWebでのご予約ではなく、0120-327-892までお問合せください。
ただし、予約状況によっては当日はお断りする場合もあります。
どうぞご了承の上、早めのご予約をお願いいたします。



問合せ・ご相談


探すのをやめたとき

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


前回、リフォームのお家の記事を書かせていただきました。

撮影に伺うことになって、以前のお家の写真などを見て、
改めて思うことがありました。

中古住宅に出会うことも、縁だなぁと。

私は家を建てた今でも、時々中古物件や空き家情報を見ます。

間取りや、その家の周辺環境、(信憑性はともかく)地盤スコアまであります。
もしここに住んだら、どんなだろうかと
妄想?するのが楽しいのです。

「お?良いな~。お金さえあればな~」という物件は
やっぱり売れてしまいますし、
「う~ん。どうなんだろう。」と思った物件は
やっぱりなかなか売れていません。

有名どころのサイトにはなくて、
市町村の空き家バンクにだけ載っていた物件もありました。

良さげなものは「交渉中」から「掲載終了(決定)」に至るのも
すごく早い。

たまたま見て、たまたま条件があって、気に入って。

中古住宅然り、土地にしろ、人にしろ、
縁というものがあるのかもしれない。

必死で探していると見つからないのに、
「まぁ、いいか~」って探すのをやめると
絶妙なタイミングで見つかったりする。

そんな歌もありましたっけ。

もし見つかって、縁あって、
とんとん拍子で進んだとしても、
不平不満、問題なんて一切なし!
・・・というわけにはいかないかもしれない。
そこそこの、なんだかんだはあるかもしれない。

ただ言えるとすれば、やみくもに
「無い!無い!」って言いながら過ごす月日と

「縁があれば、あるんだろうなぁ」位に構えてる月日は
きっと疲れ方が違うように思います。

心の根っこが動けば、体も動く。
理屈抜きに、ということもある。

今、家を漠然と考えている方も、
これだ!と思えば、きっと一気に【事】が流れ出すときが
きっと来ると思います。

それまで、色々見て目を肥やしておくのが
今できることの1つかもしれません。

4/30・5/1に完成見学会も宇佐市にて開催します。

4/30・5/1自然素材の木の家完成見学会

良かったら、試しに見に来てください。

【事】が動きだすかもしれませんよ~。

宣伝でした~(^^ゞへへへ


全然違う!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


本当は見学会前に少しご紹介できれば良かったのですが、
思っただけで、結局及ばず・・・。

遅ればせながら、先日の再生見学会のお家の
撮影時のことを書かせていただこうと思います。

その前に、何よりも!
お施主様のご厚意に心より感謝いたします。

展示場を設けない主義のもくせい工舎にとって
お施主様方のご協力はどれほどありがたいか!

本当にありがとうございました。


さて撮影は、見学会の前日にお邪魔しました。

まず撮影用の花を活けることから始めるわけですが
強風と不器用も手伝って、相変わらずモタモタと作業していたんです。

モタモタしていると、
どんどん下校途中の小学生が通りかかります。

そう、この日は宇佐市の小学校は終了式だったようで。

この近くの学校と言えば、駅館小学校。
親御さんの躾か、先生の努力の賜物なのか、
通る子、通る子、元気の良い挨拶をしてくれます。

知らん顔されるより、とても嬉しい。

嬉しいのに、私は気の利いた挨拶プラスワンがなかなか出てこない。

日頃、黙りこくってパソコンに向かってばかりで
たまに話すのは猫なので
こんな弊害が出たりします。

声をかけてくれたお子さん、怪しげなおばちゃんでごめんなさいね(T_T)

車を止めさせていただいたお家の方にも
「もう、本当に変わった!全然違う!」と声かけ頂きました。
(その節は、ありがとうございました。助かりました。)


全然違う!の言葉通り、どれくらい違うかというと・・・。

mini_2022032627_reform_before.jpg

このお家が、こう!↓

mini_2022032627_reform_after.jpg

わ~!全然違う!
っていうか、いつもの新築なんでは?と思っちゃう。

違う証拠が、ここ。

refo_kiso.jpg

通気口です。

もくせい工舎の新築の家はベタ基礎なので
これ自体がありません。
基礎と土台の間にスペーサーという
通気孔がぐるりとある仕様です。

だから、新築に見えても
れっきとしたリフォームってことになります(当たり前?)


翌日の会場準備のため、永家さんが設置していた
改修中のお家様子が分かるパネルが会場にありました。

2022_refo_before_pane.jpg

それによると、こんな感じのお家が
before_2.jpg
こうなって
before_1.jpg
こんな基礎が出てきたりして。
before_3.jpg
こういう昔の基礎って、毎回素人ながらもビックリします。

だって石に木を載せただけで、何十年も暮らしていたんですから。

中古住宅買って、自力で改修できる能力がない私には
できたところで、この基礎を何とかすることまで
きっと及ばないでしょう。

基礎のこと考えても、
桶は桶屋に任せるのが無難なように思えてきます。

自力でやれたら、カッコイイんですけれども。

天井明けたら、こんな梁が出てきて

before_5.jpg

・・・ってこれは、古民家好きにはたまらないですよ。

羨ましすぎます。いいなぁ~。
なかなか、こう本物の、歴史を刻んだ梁って
簡単には望めない気がします。

それを活かして自然素材でリフォームすると

202203_refo_hari.jpg
refo_IMG_9137.jpg
こんな感じ!

でこぼこした梁の捻った感じや、壁に埋められた感じが
本物の古民家感満載です。
味わいが違います。

いいな~、いいな~と言いながら
撮影していた次第です。

このお家の詳しくは、いずれまた施工実績にて
ご紹介させていただくかと思います。

お施主様、撮影にご協力いただきありがとうございました。

このことが、次の
木が好きな方や、自然な暮らしを本当に必要とするご家族に
新たなご縁として、つながっていけばいいなと思います。

最後に重ねてお礼申し上げます。

どうぞ、木の家で末永くお幸せに。
本当にありがとうございました。

どうか、嫌いなことで死なないで

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


「図書館で前に借りたんだけど、面白い本でね。
返した後も、しばらくしたら読みたくなって、また借りたりしよる。」

大分に住んでいた友人が教えてくれたのが
大原扁理さんが書いた『年収90万円で東京ハッピーライフ』という本。
(※その後増補されて『年収90万円でハッピーライフ』として文庫化されています。)

25歳から、週の2日だけ働いて
残り5日は隠居生活を送る大原扁理さん。

本を出版したころは
年収約90万円で、あの東京で、
それこそ「ハッピー」に暮らしていた方です。
その後、今度は台湾でも隠居暮らしを始めています。

「社会的成功から乗り遅れまくっている」という彼は、
世間一般が考えるフツーから脱出して、
自分にとって何が本当に
身も心もラクで幸せなのかを考えて、実践してみた人です。
実践とはいっても、がつがつした感じでなく
とても心地よく楽しそうな暮らしっぷりです。

扁理さん自身も
「同じような隠居を勧めているわけではない」というように、
読むと、なるほどなぁと納得する一方で、
「これ、家族がいるとそうもいかないなぁ。」と思う面もあり。

家族が全員、こういう考え方なら問題ないですが
強制はできないからです。

ただ、その一風変わった暮らしかた、考え方の中に、
妙に核心をついたものの見方をする人で、読んでいて
ハッとさせられることが多かったのです。

なかでも、仕事と就職について書かれている箇所は目から鱗でした。

ざっくりとしか書けませんが
大原扁理さん的な考え方では

「好きなこと」や「やりたい仕事」なんて
死ぬまで見つからなくっても、別にいいじゃないですか。
大事なことは、「嫌いなこと」や「やりたくないこと」で
死なないことですよ
、と。

・・・これはビックリした。

聡明すぎてビックリした。

好きなことで死ぬならともかく
嫌いなことややりたくないことで死ぬなんて、
本当に馬鹿ばかしい。

話は逸れるのですが、以前過大広告について考えてみたことがありました。
(注:もくせい工舎とは関係ないです)

例えば、実際に行ったこともない店を
過剰に褒めるような内容や、
使って本当に良いと思ってもいない商品を
過剰に評価するような内容で

例え、それがお仕事として
幾ばくかの収入を得たとしても
それって、結局は誰も幸せにならないんじゃないか。

目先のことだけ考えれば
自分はお金が手に入るんだし、
そういう依頼をしてきた会社は、一時的には喜んでくれるんだろうけど
実際にお店がとても褒められたものでなかったり
商品が悪ければ、
会社側も信用を失うし、広告も信用を失うことになる。

大原扁理さん的考え方を借りると、ではどうしたらいいのか。

その仕事(ここでは過大広告ですが)が本当に好きで、
これで死んでも悔いはないなら、構わないかもしれない。

でももし、「こんなことが理由で死ぬのは勘弁してほしい。」
そう思うのなら
「やっぱり、やめとこ!」という道もあっていいのではないか。

過大広告書いて、自分の中にモヤモヤした
毒を貯めるくらいなら
書かずに飢え死にする方が
納得して死ねるような気がしたんです。

(繰り返しますが、もくせい工舎とは関係ない仕事のことです)


自分は本当は望んでいないのに、
「仕方がないから」「任務だから」でやりたくないことを
やらされることもあるかもしれない。

仕事や学校、家庭内だけでなく、国単位でも。

ただ、やりたくないこと、嫌いなことで
どうか死なないでほしい。

命令する人間は無傷で、
なんで小さな子が死ななくてはいけないのか。

知らなかったとはいえ、
命令とは言え、
好きなことで死ぬならともかく
なぜ納得いかないことで
死ななければいけないのか。

例え、うまくいったように見えても
力で外部を抑え込むボスは、
仲間内だって同じことをする。
気に入らなければ、次はあなただ。

みんなボスが好きだから傍にいるわけではない。
怖いからそうしている。

そんな関係は、いつか破綻する。

友人関係にしろ、もっと大きな組織にしろ。

どんなにタダシイ(と思い込んでいる)人が、
どんなにタダシイ(と思い込んでいる)目的のためであっても、

誰かの「それからも続くはずだった人生」を奪っていい理由にはならない。

「嫌いなこと」や、「やりたくないこと」で
どうか、もうこれ以上
誰も死なないで。

子ども達が泣いている。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


「私を怒らせると怖いんですよ。」

そう発した相手が、どんなに「いいひと」であっても
このセリフを聞いた途端、なにかが凍り付く。

要は、「肝に銘じておけ」という脅しなのだ。

脅しで安心は買えない。お互いに、だ。

「あなたとはずっと仲良くやっていきたい」
そうにこやかに笑う相手の懐に
いつでも刺せるナイフを見て
その「友人」の前で安心なんてできるんだろうか。

そのナイフを相手は「護身用」だというかもしれない。

持っていれば、こちらに手出しはできないから、と。

でも、反対にこちらが「護身用」として銃をもったら?

どんどん「護身用」はエスカレートする。
お互いの「ご信用」だって、どんどん地に落ちる。

誰かをいじめなければ
自分がやられるような「仲間」の中で
心から安心する居場所なんてあるのだろうか。

気に入らなければ、何をしでかすか分からない
その「ボス」を心から信頼できるだろうか。

やらねばやられるからと
誰かを排除しつづければ、
自分は安心なんだろうか?

そのうち、自分の番が回ってくるだけだ。

権力の座、何かのトップ、
そういうものは「下」だと思い込んで見下している
市井の人々あってこそだというのに
それに気づかない。

この星で人っ子一人で
権力も何もあったもんじゃない。

どんなにきれいごとを並べても
どんなに正当化しても、

ほら見ろ。子ども達が泣いている。

子どもを安心して、笑わせることもできないで
そんな大人がエラそうなこと言えない。

土地は祖先から譲り受けたものではない。
子孫からの借りものである。

ネイティブアメリカンの言葉を借りれば
この土地は、この世界は
権力者だと思い込んでいるアンタのもんでも、
その他大勢の大人たちのものでもない。

ほら見ろ。子ども達が泣いている。

「大人」は今すぐ、蛮行をやめるべきだ。
恥ずかしい。

【伝えたいこと】があるか、ないか

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


イベントのコーナー等でもお知らせしましたが
今月末宇佐市にて構造見学会が開催されます。

そちらにも書きましたが、構造見学会って
工事途中なので地味なのです。木の骨組みばかりですし。

じゃ、おもしろくないか。
見ても仕方がないか。

その点に関しては
もくせい工舎の構造見学は、ちょっと異質とも言えます。

実はOB客でもある私。

もくせい工舎を知ったきっかけとなったのは
あるフリーペーパーの構造見学会の広告だったんです。

その広告は手元にないのでお見せできないのですが
だいたいこんな感じでしょうか。

構造見学会ってこんな感じ

なんかすごいでしょ(笑)

いかに小ぎれいにとか、洗練されたように見せるとか
一切なし(笑)

初め見た時に、「?????」って
広告の写真に二度見してしまったのです。

筆で、しかも段ボールに
これでもか!これでもか!と
【伝えたいこと】が書いてある。

・・・変わった工務店だな~と思ったのが最初でした。

当時はまさか一戸建てを建てるなんて夢にも思ってなかったので
その構造見学会には参加しませんでした。

その次の?完成見学会のチラシが新聞に入っていて
そこで初めて永家さん夫婦に会いました。

それがこうしてブログ書いたり
広告や写真撮影に行っているんですから
何とも不思議な縁です。

それはともかく、構造見学会の様子をお伝えしましょう。

例えば、構造見学会だと

構造見学会後の完成した姿1
こんな感じの室内の

構造見学会1
中身を見ることになります。

部外者はともかく、お施主様だって構造見学の時しか見れません。

構造見学会2
この中身だって、完成すれば
構造見学会後の完成2
こう。

「中にあんなにフワフワの羊毛入り断熱材が入っていた!」
というのは、構造を見たからこその実感です。

構造見学会3

中身をきちんとこの目でみてから

構造見学会後の完成3

その後の完成した姿を見るのは
家に対する説得力ならぬ【納得力】が違うような気がします。

一括で支払える場合を除いては、
大半の人は長年にわたり住宅ローンを組むわけです。
しかも、命を担保にして。

そう考えると、なんだかよく分からないものに
払いたくない。

正直言って、見てもよく分からない部分もあるかもしれない。

それでも、「ちゃんと見た」って大きいと思うんです。

もう一つは、いかに作り手に【伝えたいこと】があるか。

永家さんが段ボールに

これでもか!これでもか!

筆で書いたことが、もくせい工舎の根っこなんだと思います。

良い家ってどういうことか。
自然素材で家をつくるとはどういうことか。

考え続けてこないと、【伝えたいこと】だってないはずです。

正直、どんな健康住宅に住んでも
死なない人はいません。

健康住宅に住んでも、たまには風邪だってひくでしょう。

でも、それでもあえて言えるとすれば
やっぱり本当の、本心からの木の家って圧巻なんです。

「自然素材で家を」と考えてもいませんでしたが
私は本能的に、木の家が必要でした。

だからこそ、木が好きな方
自然の風景が好きな方にはぜひ見て欲しい!

まずは、今月末の構造見学会をこぞって見に来てくださいね!

といっても、コロナ対策で4組限定なのですが。

しつこい営業いたしませんので、お気軽に。

ご予約は→こちら♪

それだけが全てじゃない。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


不思議なもので、お腹が痛くない時は
お腹のことを
それほど意識していません。

ところが、いざ痛くなると
気にもしていなかった
お腹のことで頭がいっぱいになる。

具合が悪くなる、つまり日常に不具合が起こると
途端に、そのことばかりに意識が向くようになります。

その不具合に病名がつけば、「病気」なんでしょうか。

検査の数値は問題ない。
病院に行くほどでもない。
けれども、あまり調子がいいとも言えない。

「病気」の反対は、「健康」と言えそうですが
じゃ、その「健康」がどういう状態をいうのかは
かなりあいまいなのかもしれません。

同じように、
幸不幸も言えると思います。

不幸は何となく分かりやすいけれど、
幸せってどういう状態か分かりにくい。

恋人や家族や、お金や、地位や、
何かを手にしている状態を
単純に「幸せ」といえるのか。

同じ状態でも
不幸のどん底のような顔をしている人もいれば
平気で幸せそうな顔をしている人もいる。

じゃ、不幸のどん底のような気持ちになる人が悪いと単純にいえるのか。

同じようなことも
過敏に受け取る人と
鈍い人がいるのは
心の体質のようなものなのかもしれない。

花粉症の人に、過敏なあなたが悪いんだといっても仕方ない。
だって好きでなったわけではないんだもの。

人間にひどい目にあわされた猫に
人間嫌いは性格の問題とは言い切れない。
だって嫌な目にあってきたんだから。

繊細な心(気質)の人に
そう考えるあなたが悪いといっても
もう、受け取った時点で
アレルギー反応のように心が反応してしまっている。

何も好き好んで過敏になったわけではない。
だから、まったく過敏な自分を嫌いになる必要ないんじゃないか。

花粉症や猫と違って、少しできることがあるとすれば
過敏に反応してしまうことはさておき、
「落ち着く」ことかもしれない。

体の真ん中に一本の芯があるようなイメージをして
そこがまだダメージを受けてないと思えると
少し楽かもしれない。

心にさざ波が立ってはいるけれど、
落ち着いていたら波は収まる。
それをイメージすることかもしれない。

不具合が起きても、とりあえず生きているなら
大丈夫。

ただ、命にかかわることからは
全力で逃げる必要があるけれど。

生きていれば、なんやかや不具合は起きるけど
自分の命や、芯の部分が無事なら大丈夫と言えるのではないか。

病気になったら、私が一番最初に気を付けることは何かというと、(略)一日中、病気のことで頭をいっぱいにしないことである。
by 宇野千代

宇野千代さんの考え方をアレンジすれば
病気を不幸、というより不具合と言い換えると分かりやすいかもしれない。

不具合で頭をいっぱいにしない。

上手くいってることもあるんだから。


・・・と、自分に言い聞かせているわけです(笑)

「当たり前」をささえるもの

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


わが子が小さい時、それはもう、笑えるほど度々病気になりました。

兄弟そろって気管支炎だの、肺炎だので
入院することも度々で
「幼稚園に今月2日しか行ってない」なんてこともありました。

誰の助けもあまり期待できなかったので
「こりゃ~、まともに何時から何時までの仕事に就くのは無理かもしんない。」

そう思って通信でWebデザイン等を勉強した時期がありました。

今から10年以上も前のことなので
AdobeのDreamWeaverというソフト。

これがまた私のアタマには難しく、
やっとこさ完成させても
InternetExplorer6問題だったか何かで
(こちらできちんと表示されててもIE6だと表示が崩れちゃう問題)
すっかり心が折れてしまい
付属で覚えた
illustratorとPhotoshopでこうして細々お仕事をしています。

日進月歩の世界は
歩みがゆっくりな私にはついていけない。

今はWordpressなんかで、皆さん
サクサクとサイトを作っているようなので
あんなに勉強してみたことも
日進月歩が
「誰でも簡単に」それなりにできるようにしてくれます。

地道にコツコツした経験値が
やがて地層のようになるのとは
ちょっと違う世界。
乗り遅れないよう、最新のものに常にアンテナを張って
刷新していかないと置いていかれてしまう。

ちょっと私には無理でした。

でも、そのWebデザインの勉強の時に
講師の方が話していた言葉が印象的だったのです。

「Webデザイン然りなんですが
デザインって不便や不都合を感じさせないように作ることが前提なんですよ。」

つまりWebデザインでいうと、クリックするボタンの大きさ一つ、位置1つ、
サイトの訪問者に「?」って思わせてはいけないということ。

なんの不便も感じさせず、「さらっと上手くいく」ようしないといけない。

不便を感じさせないのがデザインの仕事ということです。

車や家電などの工業製品のデザインだとよく分かりますよね。
炊飯ジャーでも「炊く」のボタンが一番大きく押しやすいのは
そういう配慮です。
マニュアルを最後まで読まないと「炊く」ボタンが分からないのは
製品としてアウトですもんね。

機能とは関係なさそうなグラフィックデザインの世界でも
イベントのポスターなのに
開催日時がどこに書いているのか分からなければ
「?」ってなりますから、デザイン的には失敗ということです。

デザインとは、設計・図案・意匠のことだと出てきます。
「?」ってなったり、困らないよう設計する機能的な美しさでしょうか。

あ~、でも
「困らなくて」「きれい」ってデザインだけの話ではないはず。

日頃、「なんの不便も感じさせない。」そういう仕事。

おおやけに「役に立つ」と言われている仕事はもちろん、
名もなき、小さな仕事にも
誰かに不便を感じさせず、快適な日常が当たり前に送れる働きがある。

洗濯かごに放りっぱなしにしていた昨日の靴下が
何年も同じ位置にないのは
誰かが洗濯してくれたからだ。

お金になることばかりが仕事じゃないと
頭ではよく分かっていても
そういう小さな仕事って、もう少し有難がってもいいような気もします。

明日起きれば、温かいご飯とみそ汁、お弁当ができてる。

・・・なんて、当たり前じゃないんだよな。きっと。

当たり前のことが、当たり前にできているのは
きっと、陰ひなたなく
誰かがそうやって働いてくれているからだ。

家事は
日々の暮らしに「困らないよう」「きれい」にしてる
デザイン業務とも言えそうです。

あれをやって、これをやって、
こうしている間に、あれをやって・・・。

家事は頭もフル回転。

疲れは「体」ではなく「脳」の疲れといいますから
もう、立派な激務ですよ。

もっと胸をはっていいと思いますし、
ねぎらって貰っても、おつりが出るくらいです。

家族の「当たり前」を支える。

お金になる「仕事」も、
お金にはならない「仕事」も、
どっちも大事。

ただ、お金にならない「おうちしごと」に
もっと光あれ!

・・・と願います。

「なんかいい」を生み出すもの

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


もくせい工舎では、無垢の木と漆喰で家を建てています。

漆喰壁や玄関の三和土風の土間を手がけるのは、日田の原田左研さん。

自然な素材にこだわり、
壁をつくるというより、
壁と壁の間の雰囲気をつくる。

そんな類まれなセンスの職人さん達です。

この漆喰・左官仕事に関しては、
機械化され続けてきた建築の世界で
今も残る、数少ない手仕事の部分といわれています。


だからでしょうか。

工場からパネルで運ばれて
あっという間に出来上がる
新建材のお家に比べ、

もくせい工舎のお家の出来方は
どこか手作りっぽいのです。

また、人の手仕事だからできることもあります。


こちらはもくせい工舎のカタログ等々でよく掲載されるお家なのですが、


もくせい工舎の自然素材の漆喰壁の家

・・・パッと見て何かお気づきになりますか?

そう、このお家、カドがないのです。

もくせい工舎の自然素材の漆喰壁の家。角がないので優しい雰囲気。

緑色のラインの中を拡大すると・・・↓

手仕事で丸くなった漆喰の壁

他にも、パッと見シンプルなお家ですが、

自然素材の漆喰の壁の家の外観

近くまで来ると、その仕事ぶりに驚きます。

漆喰壁の角が丸い仕上がり

カドが丸い・・・だけなのですが
これだけでフリーハンド感が出るというか

ジブリ作品の背景画のような
優しい雰囲気になるのは驚きです。

これは、人の手による仕事だからでもあります。


また、もくせい工舎の家でも
同じようでいて
よく見ると鏝の跡は、かなり違います。

漆喰の鏝跡の違い
同じ「凹凸をつけた塗り方」であっても、左のように滑らかなアイスクリームのように塗った鏝跡もあれば、
右のように「ほら穴っぽい」質感で仕上げた鏝跡もあります。



私たちも
毎回同じように書いている自分の名前だって
意識しないと微妙に違います。

筆跡は同じでも、紙の摩擦や腕の位置で
全く同じにはなりません。


下は、パソコンなどで使われるフォント(字体)です。

フォントと手書き
パソコンなどで使うフォント(字体)も、手書きっぽく見せていても赤い丸のように、同じ字は全く同じ。
手書きだと、(下手なせいもありますが)全く同じ形にはならない。



完全や、完璧ではなく、
ちょっと外す。
「遊び」がある。

「なんかいい」雰囲気は
人の手仕事の賜物といえます。

手仕事

スタイリッシュで都会的な住まいを好むか

手び練りの器のような家を好むかは

人それぞれですが

「なんかいい」雰囲気は
自然と心をほどいてくれる。

「なんかいい」人の手仕事は

物や空間に遊びやゆとりを与えてくれるのではないかと思います。

「意味」

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先日、久しぶりに赤ちゃんにふれる機会がありました。

予定日よりずいぶん早めに生まれてきたらしく
実質的には8か月。

伝い歩きが楽しいようで
ニコニコしながら近づいてきます。

手を差し伸べて抱っこすると

・・・あ~、うん、なんかこんなだった。
こんな感触だったよ、赤ちゃんて。

つるつるして、ちょっとペタペタして
重いのに、軽い。

下の子で考えると
15年ぶりくらいの感触です。


「・・・孫っち、こんな感じなんでしょうね~」


子育ても終盤になってくると、
赤ちゃんは可愛いばっかり。


手のかかる時期を必死で過ごしている時期に比べたら
気楽なものです。


嫁や妻の役は、本当に向いていなかったと痛感していますが
母親になったのは、自分にとっては良い経験になったと思います。

少なくとも、低い鼻っ柱は折られました。

それまで、自分で努力さえすれば、
がんばりさえすれば
なんとかなってきたことが

自分がどうあがいても
どうしようもないこともある。

受け入れて、その上でどうしていくか。

それに目が行くようになったからです。

だから、うまくいかない人を一概に責められなくなりました。


利発で、快活で、性格も良く
誰にでも好かれ、
いかにも世の中の役に立っていけそうな子。

そういう子が、俗にいう「子育ての成功例」だとすれば
いかにそれを目指していくかが「親力」みたいなものかもしれません。

・・・でもな~。工場で饅頭つくるようなわけにはいかないんですよ。

これさえしとけば、というマニュアルどおりにはいかない。

だって人間だもの。

親である私が100点じゃないのに
子どもに100点であれ。

っていうのは、どうも合わなかったのです。

仕方がない。私が親だもの。

東大に兄弟を何人も送り込むほど敏腕ではありませんが
うちの子は、華やかな「良い子」ではなく
なんだかほのぼのした「いい奴」にはなってくれました。

女子にはモテないけど、猫にはモテています。


へなちょこな母親ですが
子どもを育てるのって、盲導犬のパピーウォーカー的なものかと思います。

子犬の時に、愛情をたくさんもらって
人間を好きになって、
そして「盲導犬として合格」すれば盲導犬になればいいし、
盲導犬にはなれなくても、また別の生き方がある。

産みはしたけれど、実は「預かり物」で、
ましてや所有物ではないのかもしれない。

「子どもが生まれれば、親にはなれる。
でも、親であることは難しい。」

大学の時に先生に言われた言葉です。
これだけは覚えています。授業の内容はほとんど忘れたのに。

子育てをしていると、
自分の子ども時代の古傷に向き合うことも多い。

私は褒められたこともないのに、
褒めろとな?とか。

でも、自分が子どもの頃
大人に言われてた嫌だったこと、されて嫌だったことは
「私はやらないぜ」って決めることはできるんですものね。

褒めることは苦手でも、
【ねぎらう】くらいはできそう。

ねぎらってもらったら
「なんだかんだいっても
ちゃんと見てるんだな」って実感しますしね。


前回のブログに、胎児性水俣病の娘をお風呂に入れる母親の写真のことを書きました。

あの時に思ったのは、同じ境遇だったとして

私の母は、同じようにしてくれただろうか。
私は、我が子に同じようにできただろうか。

それは、どこかハッキリ言えないのに

強烈にあったのは

「こういう風に、どんな私でも
好いてくれたらどんなに嬉しいだろうか」
という思いでした。

世の中の役に立つとか
必死で頑張っているとか

そういう目に見える
分かりやすい「意味や意義があるから」ではなく

無条件に好いてくれる、
お前は、生まれてきて、生きていてOKなんだと。
例え、他所の人がどう言おうとも、
私は、お前が大切なんだと。
そう断言してくれる。

その存在がどんなにありがたいか。


ユージン・スミスの「入浴する智子と母」の写真を見て、
状況は大変なのに、同情するとかのレベルじゃなく、

胸をよぎったのは
強烈な羨ましさだったのかもしれません。


子どもは、饅頭工場で合格品をつくるようなものじゃない。

親の成績表でもない。


生きている「意味が(今は)よくわからない」ことは
(イコール)生きている「意味がない」とは絶対に違う。

しかも、それをどうして誰かにジャッジされなければいけないのか。

自分が「意味が理解できない」だけで、
「意味がない」と決めつけて。

それじゃ、相模原障がい者殺傷事件の犯人と同じです。

私たちは何もかも理解できているわけではない。

それなのに
「意味」ばかり考えて、
ジャッジして。

目に見えることばかりが
人の「役に立つ」じゃない。

日の当たるところで頑張る人も、
人知れず、がんばる人もいる。

役に立って偉いとか、
頑張ってて偉いと、

他人をジャッジし、
自分すらジャッジし

存在理由や生存理由まで判定されるんでしょうか。

でも、それって
お互いがお互いを見張り合うような
ギスギスした世界になりかねない。

役に立ってないと、
いかにも頑張ってないと、
好いてくれない世界で
私たちは
いつ心から安心できるんだろう。

理屈抜きで、
損得なく好いてほしいのは

きっと、大人も子どもも同じ。

皆、冒頭の赤ちゃんみたいに
意味があろうがなかろうが

ニコニコ笑っていたはずなのに。

生まれつき
おとなしい赤ちゃんはいても、
根暗な赤ちゃんはいない。

皆、ニコニコ笑っていたはずなのに。

だざいゆかりの

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先日、読書仲間と
「ゆふいん文学の森」に出かけました。

ゆふいん文学の森


文豪・太宰治ゆかりの碧雲荘という建物を移築し、
湯布院で見学ができる交流施設&ブックカフェになっています。

ゆふいん文学の森

本は好きなのですが
読歴は浅く、
おばちゃんになってから。

決して読書家とは言えず、
名著と言われる本は
頭がついていかない。

だから、太宰治のことも
うっすらとしか知らないのです。

だから、詳しくは書きません。
ぼろが出ちゃいますからね。

ただ、こちらの建物。

撮影OKだったのです!

これは、建物好きには
嬉しい限り。

「お前は読書に来たのか
撮影に来たのか」
と、言われそうなほど
シャッターを切って帰ってきました。

もくせい工舎のサイトを訪れる方には
この雰囲気、気に入っていただけるかと思います。

ゆふいん文学の森。D'shop
駐車場からすぐのアプローチにあるお店。この時は開いていませんでした。
黒い漆喰?の外壁に、木の建具がおしゃれです。上部は明り取りでしょうか。
は~、また、細かい。これがあるとないとでは、大違い。

ゆふいん文学の森。D'shop
外壁の黒も、こうしてみると、なかなかどうして。
シックで、おしゃれ。
ライトとかの小物の演出が効いています。

ゆふいん文学の森。アプローチ
庭木を見るのも好きなので、まずこのアプローチにおののく。
あ~。これ、ビンボー人の私には宝くじでも当たらないと作れない・・・。
何でこうもまあ、左から行っても右から行っても楽しそうなんでしょう。
こういう空間の遊びというか、無駄が、かえって贅沢だというのは不思議なものです。
世の中は役に立つことばかりがエライのに。

ゆふいん文学の森。玄関付近
威風堂々。実は東京で取り壊しの危機にあったとのこと。もったいない~。
よかった!大分に来てくれて!この風格は時間と素材がつくったもの。宝物です。

碧雲荘には玄関が二つ。
左の入り口から入ると、すぐ奥がカフェスペース。
右に行くと、2Fに続く
見学&読書スペースになります。

見学無料。太っ腹です。
ただし、ご協力の箱がありますので
こういう空間を残してほしい!のなら
惜しまずよろしくお願いします。

・・・と、言いつつ
懐具合が気になって
入れなかった私ですが。
次こそ期待してほしいところ。(誰に言ってんのか?)

ゆふいん文学の森。玄関
2つある玄関のうち、正面を向いて右側の玄関。こちらが本玄関になるんでしょうか。和洋折衷というか、
あ~もう、ステンドグラスが、また良いですね!この黄色!
先ほどのショップの建具もですが、明り取りのようなしつらえが。
こういう細やかさが、空間のちょっとした贅沢具合を引き上げるような気もします。

ツヤツヤ光る階段を上ると、見えるのがこれ!

2階に上がる早々激写した、トイレドアと洗面台!

ゆふいん文学の森。2階トイレ前
飴色になった、ツヤツヤの木と、大きなレトロな鏡。これがあるから、裸電球がかえって映える!

ゆふいん文学の森。2階トイレ前
湯布院の丘の上。植栽もたっぷり。この雰囲気を邪魔する隣地の建物もなく。
絵になる風景とは、このこと。撮影してて嬉しくて仕方ない!・・・あ、やっぱり読書忘れてますね。

ゆふいん文学の森。2階
下宿スペースだったとのことで、細かく部屋が分かれる2階。
それぞれの部屋で、自由に本を読むことができます。
昔の建物には、風通しを良くする工夫がいっぱい。
構造上とか耐震とかの問題があるのかもしれませんが、今となっては羨ましい工夫。
内装の壁は珪藻土っぽい仕様。

ゆふいん文学の森。2階
元々だったのか、後付けされたのか、明り取りの可愛いすりガラス。

ゆふいん文学の森。2階
個性が違う、各部屋。好みの部屋で、好みの本を楽しめる。

ゆふいん文学の森。2階
窓から庭のイベントスペースを眺める。

ゆふいん文学の森。2階
こんなスッポリ納まるスペースも。

ゆふいん文学の森。2階
ええ、もちろん納まってみましたとも。(きたない足でスミマセン。)

そして、一番奥左側の和室が、
太宰治が夫婦で借りていたという部屋です。

人間失格などもこちらで生まれたとか。

ゆふいん文学の森。2階
なんだかんだと、一番居心地が良かったのもこの部屋でした。

何度かブックカフェには行ったことがあるのですが
私は他人様がいると
妙に緊張して本に集中できません。

こんな風に部屋が分かれていたり
畳敷きだったり、
お店の人が「信頼して」ほっといてくれるのは
とても心地よく、

心地よすぎて
思わず畳でごろ寝して
本が読みたくなったほど。

ゆふいん文学の森。2階
太宰治ファンにはたまらないと思います。

また、自分好みの本ばかりでないのも良い。

ここに来なっかたら
まず目を通さなかったかもと思う本に
出会えるからです。

本は、自分とは違う
他人様の世界観に
いつでも出会える扉のようなもの。

嫌だったら読まなくてもいいし、
相手の都合を気にすることもありません。

自分だけでは凝り固まってしまう価値観に
「そうじゃないよ。
別の見方もあるはずだよ。」
そう教えてくれるのも本です。

しかも、もう死んでしまっている大昔の人の考えや、
会うこともないような
著名な人の考え方も知ることができる。

だから本は面白いんだと思います。

そんな本好きが集まる、こちらの文学の森。

友人が数冊、自宅から本を持参していました。

実は、「輪廻転読」といって
他の人にも読んでほしい本を持ってくると、
同じ冊数だけ、
そのコーナーの本を持って帰れるという仕組み。

他の人にも読んでほしい。
ってところがミソですね。

ところで、この輪廻転読コーナーには
中庭を見ながら、お食事が頂ける一枚板のカウンターがありまして。

とても良い雰囲気だったので
友人とここで
ワヤワヤ話しながらお食事を頂いたのです。

その後、お店の方に聞くところによると
なんでも
中庭の石とか庭の灯篭などを
お笑い芸人で作家の
又吉直樹さんが、こちらのために贈られたのだとか。

ゆふいん文学の森

「だから、又吉君ファンの方には
人気のお席なんですよ~」と聞かされ、

ひゃ~、そうとも知らず
のんきにベラベラ喋っててスミマセン。

遠くから、「あそこ、座りたかったな~」って
思われてなければいんだけども!

いやはや、失礼しました。

「又吉君も、熱心な太宰ファンなので
東京にこの碧雲荘があったころ
取り壊すのに反対してて。

ここ湯布院で
文学の森として、また存続できるってなった時は
本当に、喜んで。」

そっか~、それで、石。

内心すっかり、中庭の石を
「又吉の石」と命名。

それにしても、ご縁とはなんと不思議なものなんだろう。

色々な方の思いとか
タイミングとか。

偶然か必然かわかりませんが、

こんな身近な湯布院で
こんなに素敵な場所になったことに
ありがたいおすそ分けをもらったような気持ちでした。

それにしても、冷房なしでも
涼しかった。
こちらも不思議。

ゆふいん文学の森。

本は苦手なかたも、
お家づくりのヒントになるかもです。

こんな感じが好みなんだ!を実感するために。

良かったら、ぜひ。

子ども達から借りている

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


おらが村でも再生プラスチックごみの分別が始まりました。

今まで燃えるごみとして
出していたプラを、
洗って、干して、別の日に捨てます。

意外に、干場に困るので
ホームセンターから
干物用ネットなどを買ってきて
使っています。

実際に分別してみると
これほど多かったのか、プラスチック!

燃えるごみはいつもの半分ほどになってしまいました。

私はひねくれてるので

分別するために洗って汚した水とか
別回収するために出した車のCO₂とか
再生するために出た何だかとか

総トータルで結局良いことなのかと
ついつい考えてしまいます。

とはいえ、いかんせん
それが私に分かるわけがない。
地球規模で環境問題を何とかできる
頭は、残念ながら私にはないのです。

とりあえず家庭規模で
頑張りたいところ。
燃やすよりはましだと期待して
分別をまじめにやりたいと思います。

それにしても
いくら分別してもキリがない。

これはもう、
過保護で過剰すぎる
企業の包装自体をなんとかしないといけないような。

以前は便利だと思っていた個包装も
いざ洗うとなると、
も~う、ちまちま出てくるそれが、
うっとうしくて仕方ない。

ここまで小分けする必要が
果たしてあるのだろうかと
思っちゃう。

でも、それだって
ニーズがあったから売れてたんですよね。

私だって、便利だと思っていた。

私だってプラには
甘えているっていうことです。

お恥ずかしいのですが
この歳になって知ってびっくりしたことがあります。

ある読書会で、石牟礼道子さんの『苦海浄土』の
お話を聞きました。

水俣病のことは、小学校の授業でも習っていて
猫がさかさまになって
踊り狂うように死んだこととか
人間ももだえ苦しんで亡くなったこととか

子ども心に痛烈だったのを記憶しています。

本を紹介してくれた方が
石牟礼道子さんの生きづらさも含め
熱心に話してくれたので
気になって、最近検索して見たのです。

【水俣 チッソ 水銀】
という単語は記憶していたのですが

あの海に垂れ流していた排水は
アセトアルデヒドという
プラスチックの原料を作る際に出ていたもので
そこに有毒なメチル水銀も混じっていたとのこと。

ここでも、プラスチック。

しかも汚染された海のヘドロと一緒に
魚が生きたまま大量に埋め立てられていることも知りました。

わざわざ言及はしませんが
なんだか色んなこととリンクして考えてしまいます。

あれから何十年たっても
やることは余り変わっていないのです。

効率や、経済的なことを優先し
大丈夫、大丈夫とごまかして
問題が表面化したら、とりあえず頭を下げ、
金を出し、
埋め立てて、なかったことにする。

それ、今でもやってますよね。

歴史から学ぶことができるただ一つのことは
人間は歴史から何も学ばないということだ。

ヘーゲル|ドイツの哲学者

早い・安い・簡単・便利。

それに甘やかされて
またやらかしてしまう。

世界はそれでも少しずつ良くなっている。

そう信じたいです。

水俣の埋め立て地は
その後きれいな公園になっているようです。

そこを、ただきれいなだけの場所にしないために
そういう事実があったことを
忘れ去ってしまわないように

犠牲になった生き物たちを弔うため
水俣病患者自らが彫った
野仏さまが納められています。
NHK|【特集】水俣から考える(1) 漁師・緒方正人さん

いつか、見に行きたいと思います。

他人事にしないように。

地球は親から与えられたものではない。
祖先からの授かり物でもない。
子ども達から借りているのだ。

不詳|ネイティブアメリカンの言葉

子ども達に残せる財産があるかはともかく
借金やツケをを残すような
大人にならないようにしたいです。

だから、グレタさんはあんなに怒ってるんだよな。


国東ついで。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


どこかに行くのに
目的が1つより2つあったほうが
こう、テンションが上がりませんか?

つまり【ついで】の
お楽しみがあった方が
行く意義が増すというか
はるばる行った甲斐があるような。

今回ちょっと早めにブログを更新したのは
その「ついでの楽しみ」のお話をしようかと
思ったからでした。

実は、7/3,4の週末に
もくせい工舎では
急遽、構造見学会を開催することとなりました。

場所は国東市。
国東高校のすぐ近くの
閑静な住宅街です。

いつもは大分県北、宇佐市近隣で開催することが多いので
今回は少し離れてはいます。

県北からだと、
両子寺の前を通って
だいたい1時間以上はかかるでしょうか。

現場の地図を書くために
一度は前もって
現地まで確認に行くのですが

今回私が【ついでに】と楽しみにしていたことがあります。

それがこれ~!

ポールリカールのケーキ

ポールリカールさんの
半熟チーズケーキ!

ついでに
(名前忘れちゃいましたが)チョコレートケーキと
国東ロールもゲット。

それこそ15年くらい前。
まだ上の子が小さかったころに
よくホーバークラフトを見に大分空港まで
行っていたのです。

その時、帰りに買った
半熟チーズケーキが美味しくて
「また食べたい」って、ず~っと思ってたんです。

現場の地図を確認してたら、
「・・・現場近くでは?」というわけで。

【国東ついで】の楽しみにしたのです。

こうなると、仕事ですが、
あくまで仕事なのですが、
・・・心なしかウキウキしますよ。

だって【ついで】の楽しみが
待っている。

あ、肝心のケーキですが。

なにせ15年ほど前のこと。
記憶のケーキとちょっと違ったのです。
悪い意味じゃないんですが
あれ?こんな感じだったっけ??

いやいや、美味しいんです!
中のチーズクリームが濃厚で、
でもラズベリーソース(たぶん)の酸味が爽やかで。

記憶があいまいだったのは
周りのスポンジケーキ(シフォンケーキ?)の部分。

あれ?なんか全体的に半熟っぽかったような。

・・・年のせいも手伝って
記憶も半熟気味です。溶けてます。

国東ロールも、
通常のロールケーキの1.5倍はありそうな断面積に
「太巻き!」とびっくりしましたが
これが、ま~軽い。
ペロッと食べれる。恐ろしいことに(笑)

4等分するには太いけど、
柔らかいので
8等分する自信もなく
「でかいな~」と切った一切れを
子ども達は
「・・・あっという間になくなった」
と、たいらげておりました。

くわばらくわばら。

私もうっかり食べきりそうでしたが、
半分で我慢しました。
中高年は、後が怖い。

でも、これでもかというような
生地の卵の黄色い色味や
フワッフワッの口当たりは
なかなかどうして。

これで一本1000円はコスパも良いと思います。

遠方は冷凍を買った方が良さそうでした。
後で気づきましたが。


おっと、本題に入らねば。

構造見学会は、やっぱり完成見学会よりは
地味に感じると思います。

しかも小一時間はかかります。

それでも、ぜひ
建てる前に見て欲しいのは
俄然、構造見学会!

もしよければ、
【国東ついで】を楽しみに
「ちょっと見に行ってみるか~」なんていかがでしょう。

例によって、
見学会は予約制となっております。

ご都合がよろしければ
ぜひともお越しください。

お待ちしています。

【ついで】にポールリカールさんにお立ちよりでしたら

ポールリカールまでの地図

↑構造見学会の地図より
ちょっと長め。
拡大版です。

現場から車で数分。

よかったら
【ついで】のお楽しみに。

見学会も、ぜひ。

こだわりの!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


こだわりのお店。

店主こだわりの食材。

「こだわりの」って聞くと
「あぁ、適当に選んでいるわけではなくて
色々な選択肢の中から
最善のものを厳選しているんだろうな」と感じます。

感じるんだけれども、
猫も杓子も
「こだわりの」をつけたら
何がなにやら。

【こだわる】の本来の意味は
ちょっとしたことを必要以上に気にする。執着する。

実は、あまり良い意味ではありません。

かといって
それに代わる言葉も
なかなか見つからないから
とりあえず使っている状態ではないでしょうか。

売る側にしたら
「こだわりの」をつけることで
ウチは他とはちょっと違うことを
伝えようとする。
差別化なんで言葉もありますし。

ただ、そうなると
他を下げるようで
使い方を間違うと
なんだか鼻持ちならない感じになる。

一方で
買い手側にしてみれば
「こだわりの」が、必ずしもアタリとは限らない。

こだわりの豆腐が、いまいち好みでないこともあるでしょう。

こだわりの素材でも、履いて痛い靴は使えません。

「価値」と「使用価値」は違うらしいので

売り手の「こだわり(価値)」が
買い手に「ぴったり(使用価値)」でなければ
「う~ん。それでも、私には要らないかな!」となる。


「こだわりの」は、もう聞き飽きた。
それを好きかどうかは
私が決めること。

買う側からしたら、
そう思ってしまう。

そうなると、脅すつもりはなくても
「これを使わないと問題が起きる可能性がある」なんて
不安を掻き立てる言葉が出てくる。

"あなたにも起こりうること"として
【当事者意識】を持たせて

「そうならないために、これを使いなさい」は

ともすれば
そういう言葉になりかねない。

自分を必要以上に大きく見せたり
不安をあおったり。

そんなことをせずに
本当に必要な人に
必要な情報をどうやって
伝えたらいいのか。

せめて
広告などで
手垢がついた言葉を並べ立てることに集中するより

売り手の世界観や空気感も含め
気に入って
関心をもってもらえるかが
大事なのかもと思うのです。

広告用の「言葉」ではなく、

その作り手が
日々
何を見て
何を考えているのか。
その方が、
よっぽど力を持つ。

だってほら、
肌がぼろぼろの人に
「私は、これ使っている!」って言われて
その化粧品使う気にならないですよね。

化粧品を売りたければ
健康的な肌の方が良いし

健康に関するものを提供したければ
売る自分が、まず健康でないと。

顔色が悪い、疲れた感じの人に
「健康に良い」と勧められても
説得力は低めです。

他人を笑顔にしたければ
まず、自分が笑顔で。

人を癒したければ
まず自分の傷が癒えていること。

その上で

この人の作るものが
見ている世界観が

私はなんだか、とても好きだ。


その時、手に取って
相性があえば
またご縁が続くんだと思うのです。

だって、
こだわって、いくら良いもの作っていても
ふんぞり返ってる人に
あまり会いたくはないもんなぁ。

こだわってたら、そんなに偉いの?
って言われかねない。

自信があることと
威張ることは違う。

本当に自信がある人は
自分のプライドに振り回されない
謙虚さを持つ人です。

だから
自分の「こだわり」以上の
進化をする。

10年、20年
同じやり方で
通じることと通じないことがある。

何故か?

「他より」って差別化していた
その他者だって
懸命に努力しているからです。

厳しいけれども
「こだわり」具合に拘わらず

好きかどうかは
相手が決めること。

だから
自分の提供したいものと
その思いの根底となる
バックボーンや世界観を伝えるために
ブログやインスタなんかがあるんだと思うのです。

これもまた、実際の自分とあまりにも違えば
がっかりされちゃうし。
自分だって無理が出るし。

やっぱり伴侶選びと似ていると思います。

肩の力を抜いた自然な状態で
気に入ってもらえたら
自然に
ご縁はつながっていく。

「こだわりの!」ってつけてたら
売れていた時代は
もう終わり。

大事なのは
売り手のバックボーン。

もし、木の家が本当にお好きなら
木の家が本当に好きな人から
話を聞いてみる。

木の家の話をしだしたら止まらない。

そういう人の
家を見てみるというのも
手ではあります。

「こだわりの!」のフレーズに
振り回されず

良いご縁がありますように!

家のつくりやうは

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

家のつくりやうは夏を旨とすべし。
冬はいかなる所にも住まる。
暑きころわろきすまひは堪え難きことなり。

吉田兼好「徒然草」より引用

ざっくり言えば

家のつくりは、夏のことを一番に考えなさいよ~。
冬は(暖房や厚着で)何とでもできるけど
暑い時期に具合が悪い住まいは、到底我慢できないよ~。

ってことでしょうか。

こう書き残した吉田兼好さんも
昨今の猛暑を経験したら
なんて言ったのか。

暑きころわろきすまひは煮えるがごとし。

そう言ったかもしれません。

だって、熱風。蒸される暑さです。

夏は朝からガンガン冷房入れてる!
熱中症で死ぬよりマシ!

そんなお家も多いかと思います。

衣服で考えてみても
厚着はできても
脱ぐには限度がありますものね。
少しでも涼しい所に移動するしかなさそう。

移動できない住まいは
この場所で、いかに少しでも「マシ」な
夏涼しい建て方をするかに
かかりそうです。

限られた予算。
兼好さん的発想をすれば、
床暖房より
優先すべきはそっちかもしれません。

年々高くなる気温もですが
やっかいなのは湿気です。
不快度が何倍にもなる感じ。

そういえば
断熱のことを謳う広告は多くても
調湿に関しては
あまり大きな声で言わない感じがします。
強いてあげれば、珪藻土なんかを使っていると
ようやく「調湿」の文字が出てくる。

よく、「木が反る」と書いて「板」なんていいますが
あれも木が調湿しているから。
だから木は嫌なんだ!って方もいるかもしれませんが
実は、そう文句を言っているその人の空間は
反ってくれた板のおかげで
カラッとしてるなんてことも。

とはいえ、木に調湿機能があっても
それにも限界はあるでしょう。
ないより、マシなくらいかも。

見方を変えれば、
その少しマシが
いろんな場所で使われたら
意外にも大きな違いになってくるかもしれません。

除湿しただけで、ずいぶんと快適になるんですもの。

調湿の点でも夏場の快適をイメージして
家の作り方を考えてみるのも
ありだと思います。

さらっとして気持ちがいい無垢の木

理屈抜きに
梅雨場でも
手にふれた時
さらっと優しい。

無垢の木の魅力は
理屈以上だと思います。

興味のある方は
梅雨時のOB様邸もご案内いたします。

まずは、お問合せを。


お問合せ・ご相談

自分たちが住むところ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

あるところに、絶景のお店がありまして。

絶景のお店

詳しくは、今回言えないのですが
一度そこに伺って、オーナーの奥様とお話しする機会がありました。

ヤギも
ヤギとミニチュアホースもいるのです!

カフェではないのですが
とにかく、遠く山々が見渡せる
空が、どこまでも、どこまでも、広い場所。

「・・・星も綺麗そうですね?」
「もう、なんとか流星群とか、見放題ですよ(笑)」

すごいでしょ?
おらが村も田舎なので、条件が揃えば
推定「天の川」は見ることができるのですが
これほどではありません。

いいなぁ!羨ましい限りです。

「はじめまして」にもかかわらず
開口一番聞いたのが
「・・・なんでまた、こんなところに?」

失礼は重々承知ですが
やっぱり聞きたくなってしまう。

細かい点は忘れちゃったのですが
結婚、お子さんが生まれたのを機に

「自分たちが、本当にずっと暮らしたい」
そう思える土地を
お仕事の合間にずっと探し回っていたのだとか。

「ネットで?」
「いや、実際に車を走らせて」

ひゃ~。

「で、旦那(オーナー)が上の子と一緒に走ってて
お?こっち道あるやん?で、登って行って
そしたらここに出て。

一目ぼれして
地主さんを探して、交渉して(笑)」

え~?なんだその行動力!

私などは
そういった風景を愛してやまないのですが
土地は不動産屋で探すものと思い込んでいた節があります。

自分の足で探して
本当に惚れ込んだら
自分で交渉する。

ハ~。なんや、すごい。
その発想は全くなかったとはいえ
感心してしまう。

「で、電気も何にも通っていなかったので
九電とNTTと交渉して。

家とお店を建てるお金も限られてるから
知り合いに"外側"だけ何とかしてもらって
内側は自分たちでボード貼って」

・・・ホントだ!
よく見たら、めっちゃ手づくり!
言われなきゃ分からなかったのですが(笑)

「ハ~。すごい。
でも、お子さんの学校とかってどうしてるんですか?」

「あ~。毎日送ってます。
やっぱりそこも考えたんですけど
旦那が

子育ての時期は限られてるんやけ
それ以降の方が、ずっと長いんやん?
そしたら、自分たちがずっと
どんなところで暮らしたいのかの方が
大事なんやないんかな?

って。」

ていうか、その発想する旦那さんがすごい。

自営業だから通勤のしばりはないものの
事なかれ主義の「めんどくさがり」だったら
まず出ない発想。

話はヤギと田んぼの話になって。

「ヤギって、病気になったら
やっぱり牛っていうか
この辺の家畜専門の獣医さんが来てくれるんですか?」

「そうなんです。

ただ、やっぱりちょっと舐めてたっていうか。

オスのヤギは、ちょっと大変でした。

臭いとかもだし、発情期とか気も荒いし。
そのオスが亡くなったんですけど。
ちょうど田んぼ始めてて。」

「田んぼも。」

「将来年金とかだって、どうなるか分からんけ、
自分たちの米くらいなんとかしようってことになって。」

ひゃ~。お二人とも元々は
いわゆる「街の人」です。
田舎の人間ですら
親の田んぼに無関心なこともあるのに。


「で、田んぼからヘトヘトになって戻ってきたら
オスが死んでて。
それから、たたみ2畳くらい穴ほって(笑)」

幼少期、アルプスの少女ハイジにかなり影響を受けて
香春岳(石灰が採れる筑豊の山)をアルムの山だと思い込み、
いつかはヤギを飼ってみたいと思っていた私。

そっか。
臭いとは聞いていたけど、
やっぱり病気の時、死んだ時は
かなり困るんですよね。
セキセイインコですら
病院には困りましたし。

たたみ2畳も掘って、なおかつ
ヤギ埋めでもしたら
近所の【目】が。
臭いもあるから、近所の【鼻】もでしょうか。

もう、色々噂されて村八分、

いやいや、下手したら通報されるかも。

田舎ならではの話題にもなって

「近所のお祭りの準備で
女衆はご飯の用意を
朝から晩までやるんですけど。

もう、御年いくつだか分からん婆ちゃんに
奴隷か?っていうくらい
こき使われて(笑)」

「あ~。うん。
田舎、ありますよね~」

「旦那が女も大変やなあ~って笑うんですけど

せっかくね、こんなところに
縁あって住めて。

それも含め、大事にしたいなと。」

なんか、もう神々しい。
キラキラしてる。

人づきあいが苦手で
泣き言ばっかり言ってる自分が
穢れて思えてくるレベルです。

ふと、
縁も、才能なのかなと思うこともあります。
(本心から望んで、夢中でやるのは
その人の持って生まれたものだと思うので。
反対に、致し方なく「やらねば」ならないのは
【がんばる】だと思っています。
頑張るは、頑なに張ってる。
あまり楽しくはなさそうです。)

こういう場所に縁を結んでいく力であったり、
他人との縁の紡ぎ方であったり。

類は友を呼ぶ。
良い考えは良い縁を呼ぶ。

確かにそうなのかもしれない。

ただ人生は思う通りにならない時期もある。

そんな時、
上手くいかないのは
自分がその「程度」だからだ。

そう考えてしまったら、
いつまでも
自分を好きになることなんて
できないように思うのです。

そして、うまくいっているように見える人たちだって
落ち込んで、
自分のことを嫌いな時だって
たまには、あるはず。

いつもいつも
100ワット、煌々と輝いているわけではきっとない。

ただ、少なくとも
上手くいかない時も
自分自身のことを含め、
赦せているのではないかと思うのです。

色々諸事情あって
私たちは何かを選びながら生きています。

諸事情あったにしても
天秤にかけた結果として
私たちが選んだことが
目の前の景色として広がっている。

だとしたら
目の前の景色が好きかどうか。

色々あっても
好きかどうか。

場所も、風景も、
そして
きっと、暮らしかたも。

色々あったけど
なかなか良かったって
人生のおしまいに
そう思えたら良いなと
改めて考えさせられる出会いでした。

ちなみに
彼女たちは
杉だらけの山に、広葉樹を植えて
多様な森にする活動もされています。
(頭が下がる。本当に!)

多様性がある。

つまり、色々ある。

それこそが、豊かな森を作る。

考えようによっては
色々あるから
多様性のある人生ともいえる。

色々ないと、森と同じように
人生も
豊かとはいえないのかもしれません。

「色々」、上等!

かなえば、なれる

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


年収が2倍になったからといって
生活の満足度が2倍になるわけではない・・・らしい。

例えば、年収400万の時は
「年収800万になったら
さぞ満足して日々暮らせるだろうに!」
そう思っていても
いざ年収800万が当たり前になったところで
日々の不安や不満は大差がないのだとか。

そう聞くとショックなのですが
もっと小さな単位で考えると
分かりやすいですね。

お小遣い500円が
1000円になったところで
1000円に慣れてくると
「もう少しあれば、あれが買えるのに!」なんて不満が出たりして
キリがないのと同じでしょうか。

不満を感じている「今」の状況が
ワンランクアップしても
慣れてくれば
ワンランクアップしたはずの足元は
いつの間にかレベル0に感じてしまう。

だから夢が叶えば
未来永劫、バラ色の未来が待っているわけではなく
叶っても、今と同じように
悩んだり、迷ったりはきっとある。
ということです。

ネガティブな意味にも取れますが
考えようによっては
今も、夢かなう未来も、
泣いたり笑ったりには大差はない。

だったら、安心して「今」を
泣いたり笑ったりしてても
大丈夫なのではないかと思うのです。

夢かなえば、なりたかった自分に「なれる」。
一方で
かなった自分にも「慣れて」しまう。
そうしたら、いずれ
ムクムクと次の「不足」が気になってくる。

自信がない「今」も
過去から見れば
眩しい「未来」だったはずなのに。

だから、うまくいかない時ほど
気をつけたいと思います。
少なくとも
自分で自分にダメ出しを続けて
一生を終えることがないように。


なんやかんやあっても、
今こうして生きている。

生物として
生き残っている。

陽光輝く、花咲き乱れる春も、
もう枯れたように見える極寒の冬も、
とりあえず生きている。

夢や願いが
叶おうが
叶うまいが
こうして今、生きている。

生き残っている。

どうか
自分の人生を
自分で嫌うことのないように。

自分で自分に言い聞かせております。

年のせいか
すぐ、忘れがちではあるのですが。

価値価値ヤマ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

経済にも疎いのですが
「価値」と「使用価値」は違うらしい。

すごく手が込んでいたり
こだわっていたり
(人手や時間の)手間がかかっていたり
量産できなかったり。

そういうものが「価値」がある
というのは、何となくわかります。

しかし、それと
「使用価値」があるかは別の話。

例えば、オーガニックコットンで作られてても
他のものと一緒に洗濯できなかったり
アイロンがけなしには着られない服は
ずぼらな私には遠慮したいところ。

「素晴らしい」けど、使いにくいので
「価値」はあるけど、「使用価値」は低くなります。

こだわりの食材でつくられた料理も
味が好みでなかったり、
お店の応対が嫌な感じだと
「素晴らしい」けど、またお金払ってまで食べたくないかな~
ってこともある。

きびしいけれど

がんばった
こだわった

が、「使用価値」に値しなければ
買ってはもらえないし、

いいかも!と思って買ったところで
思ったほど良くなければ
もう買わない、リピートはしないってことになるんでしょうか。

つまりは、また買うほどの「使用価値」が
残念ながらなかった、ということなんだと思います。

新規獲得も大事だけれど
リピート率はそれ以上に大事で
(くち)コミレビューの怪しさはともかく、
信頼できる人が、「気に入ってね、ず~っとこればっかり!」
って言うのを聞くと
食指は動く気もします。

広告まがいの仕事をしていて思うのは、
広告屋に接点があるのは
新規の方とも言えます。

リピートに関しては
もうメーカーサイドの話になります。

ウソや大げさなことを書けば
住宅メーカーなら
見学会にいけば分かる話です。

大事なのは、契約以後の話。

一生に何回もお家を買える人ならともかく、
(家が一生に一度の買い物だとするならば)
実は「リピート率」の測りようがないのも
住宅業界なのかもしれません。

ただ、なんとなく
「また建てるとしたら、同じところで」
そう思うか。

それが唯一
目に見えないリピート率ともいえるのかなと
個人的には、思います。

ずっと暮らしていれば
だんだん困りごとも出てくることもあります。

古くなってきたり、
状況が変わって、
「どうにかならんかな~!」ってことは
どんなに【こだわった家】を建てていても
やっぱり出てくる。

そんな時に気軽に声をかけやすいか。

実は、そこも
住宅業界の「リピート率」ともいえるのかも
しれません。

新規も大事だけれど、
今ある「ご縁」はもっと大事で。

気軽に困りごとをOBさんが相談しやすいか。
(あえて親しみをこめて「さん」ですが)

相談がないのは、
問題がないからとは、限らない。

あそこは、困ってても声をかけにくい。

そう思われれば、
広告のレビュー以上に信頼性の高い
身近な人からの
リアルな口(くち)コミだってなくなってしまう。

「知り合いが建ててて、
後々も良くしてくれるって言ってたんで~」

実は、これが
最良の「作り手冥利」とも言えます。
OBさんが損得なしで
手放しに勧めてくれるほど
嬉しいことはないからです。

だから、
これから「家を建てたい!」っていう方は
契約後、建てた後、
相談しやすいかも要チェックです。

「価値」と「使用価値」。

ざっくり自分なりに解釈すれば
「価値」は、貴重かどうか、素晴らしいと思うか。
「使用価値」は使えるかどうか。便利かどうか。あてになるか。

「使えるかどうかの価値」っていうと厳しいですが
困りに寄り添ってもらえるかは
後々かなり大きいような気もします。
(忙しすぎて助ける暇がないスーパーマンより
近所のおせっかいの"おいちゃん"の方が頼りになるとか。
立派な人も、頼めないと"あて"にできないので。)


あ~。やっぱり家を建てるって
配偶者選びと似ている。

理想ばかり言ってたら
ことが進まないとか
清濁併せ吞むとか
折り合い付けるとか。

人の脳は後悔するようにできていると言いますが
せめて「当時やれるだけはやった」「考えた」は
精神衛生上、お守りになるかもしれません。

ちなみに「使用価値」はあるけれど
「価値」を全く感じないものを
ぼったくりというらしく。

どんなに「優れている、こだわってる」と言われても
売り手と買い手の「価値」感がずれていれば
両想いにはなれない。

「価値(素晴らしい!と思う気持ち)」と「使用価値(私の暮らしに合ってる!感覚)」の
ヤマ(山。鉱山。掘り出し物を見つける感覚)がはずれないよう、
よい出会いをお祈りします!

グットラック!です。

うえき天国に行ってきた話

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

湯水のようにお金があれば
その道のプロにお願いするのが一番なのですが
そうもできず
半分以上、自力で手を加えてきた
我が家の庭。

今回、植え替えたロウバイが枯れてしまったのを言い訳に
久留米緑化センターまでくりだしました。

「はぁ?久留米まで?」

確かに、そうなのです。

ただ田主丸~久留米近隣は植木天国!

もう、見てるだけで楽しくて。

もともと雑木の庭が好きなことと、
もっともっと、小鳥が庭に来てほし~い!
それには
コ●リやグ●デイでは、その種類も限られるからでした。

特に、ジョウビタキが食べていたコマユミの木
ぜひとも欲しくて。
ネットだとウン万円するものが
田主丸で5000円以下で買えたこともあったので
秋が来る前に、根付かせて結実してほしかったのです。

行けばちょうど【春のグリーンマルシェ】開催中とのことで
満開の桜に迎えられ、家族連れも多かったです。
2021_グリーンマルシェ
(宣言解除後に、コロナ対策をして。のお話です)

コマユミがあるかも?と期待していたお店では
残念ながら手ごろな価格のものがなかったので
以前来た時に目をつけていたグリーンライフ コガさんに移動。

グリーンライフ コガ

前は店員さんが不在だったのですが
今回は女性がいた~。

グリーンライフ コガ

この雰囲気!
好きな方は、テンション上がるはず!

作りこんでなさそうで、ひそかに計算はしてて
わざとらしくなく
あくまで自然!

本当は、こんな庭にしたい~。

しかも、コマユミも
笑うほど安い!

かなり大きくなったものは
掘り出すのが無理そうだったので
(庭石の下に根が入ってて。どちらにしても、軽自動車には積めませんが...。)

今回は145㎝くらいのものを購入。
5000円。安っ。
ネットだと同じくらいで
14000円超えてます。
送料だってかかる。

フッフッフ...。
これで、なんで久留米までくるか
分かっていただけたでしょうか。
(え?分からない?)

2021_ueki_kodemari_komayumi.jpg

庭に植えるとこんな感じ。

根元の八重のコデマリは、
田主丸のJA耳納の里で
500円!

コデマリは一重もシンプルでいいのですが
八重咲のこのモッタリ感というか
ゴージャスなのに、清楚な感じは
根元を彩るのにもってこいなのです。

へたくそ素人造園でも
なんとか様になる!

ただ、広がるので
今回はプランタースタンドをひっくり返して
サポーターとして代用しています。

個人的に、木の高低差と
色味の高低差は大事~。

2021_ueki_egonoki.jpg

こちらは、まるとし緑樹園さんで購入の
エゴノキ。白花です。

egonoki_tubomi.jpg
エゴノキのつぼみ。鈴のような傘のような花が咲く。

ただ、このエゴノキ。
実に毒があります。

だから、側溝や水たまり、畑の側には
植えないようしました。
(地域猫が水を飲むといけないので~)

その実が大好物な鳥がいる。
ヤマガラです。
ひょっとこのような不思議な顔をした
スズメより小さな小鳥。
もう、秋にはエゴの実求めて
行ったり来たりと忙しい。

ぜひとも、それを
我が家でみせてほしい~。

実は食べられませんが
エゴノキは、その自然な樹形も人気の
わりとメジャーな植木なのです。

こちらも150㎝くらいで2980円。
安いです。

ネットだと送料入れると
一万円超えます。

センター内をウロウロしてる時に
足元に咲いてたのが可愛くて
こちらも緑樹園さんで購入。

sagigoke.jpg

サギゴケです。
マット状にどんどん広がるので
グランドカバーとして
頑張ってほしいところ。

こちらは1ポット120円。

本当は、シジミバナも探していたのですが

sijimibana.jpg
似ていますが、ユキヤナギより花が棒状に固まらない感じ。

sijimibana_up.jpg
小さな蜆の身のような、可愛い花が咲きます。桜よりちょっと早く咲く感じです。
これが咲き始めると、いよいよ春も本番って気持ちになります。


残念ながら思ったより高かったので
またのご縁に期待したいところです。
(以前は、JA耳納で980円くらいで買ったので
今回は同じくらいでも倍の値段しました。
大株だと一万円近い店も。)

いや~、植木って奥が深い。

ちなみにセンター入り口には
道の駅くるめ。

センター内にも
オープンエアーのカフェもありました。

d_cafeさん

こちらの赤カレーが美味しかったのに
散々食べた後
写真を撮ってないことに気づきました。

インスタ慣れしてないしてないと
こんなことになります。

ガーデニング好きさんはもちろん、
なかなかホームセンターで手に入らない雑木を探しに、
私のようなもの好きさんも
ぜひ久留米・田主丸まで。

しかし、暑いわ。久留米。

歩き疲れましたが、
楽しかったですよ~。

ぜひぜひ。コロナ対策のマスクと
帽子・水分を持って
お出かけください。

私を決めないで

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

私を決めないで
一本の線路を走る電車のように
まっすぐな橋のように
決めないでください私は水
方向を決めずに広がる水
海と同じ、どこまでも広がる水

わが子の卒業式の日、
式を終え、教室に戻ると
箱の中にプリントの切れはしが。

そこには、国語の授業で
詩のアレンジに取り組んだ
子ども達の作品がありました。

「お子さんの分をご自由にお持ちください。」

わが子がアレンジして書いたのが
上の詩だったのです。

親バカですが、
なんだか妙に心に刺さってしまった。

元は
「私を束ねないで」という新川和江さんの詩。

国語の教科書に載っていた、とのことで
今、捨てようと束ねていたものから
引っ張り出してきて、読んでみました。
(「私を束ねないで」だけに?)

オリジナルの詩も、もちろん名作なのです。

特に、
私を名付けないでに続くくだりは
娘であったり、妻であったり、母でもあるからこそ
身に染みて分かるフレーズです。

あぁ~、でもこれ。
絶対中学の頃の私じゃ分からない~。

捨てるはずの教科書。

森鴎外の『高瀬舟』も載っていました。

私の頃、習ったのかしら。
育った県は違うのですが
当然「読むべき」名作リストに載っているようなものです。

ところが、習った記憶も吹っ飛び、
読んでもないはず。

ところが、今読むと
めちゃめちゃ面白いんですね。

あぁ、でもやっぱり中学の私じゃ何のことか
分からなかったかもしれない。

「足るを知る」ことが
どうも目の前のお金や物の量や質でないこと。

満たされていても
餓鬼のように
まだ不安や疑念がムクムクと湧き上がって
自分を苦しめてしまうこと。

高瀬舟に乗った弟殺しの罪人であるはずの青年が
そのキリがない「もっともっと」の欲が
まるでなく、心から満足し
安心していること。

今さらと笑われそうですが
おばちゃんになって
「森鴎外、すげー!」と叫んで
子どもに笑われておる次第です。

分かる時期、タイミングって
人によるのかもしれませんね。

私は、今でした。

少なくとも、
私を決めないで
私は水
方向を決めずに広がる水
海と同じ、どこまでも広がる水

そう書いた我が子の気持ちは
親として心に刻もうと思います。

私も、
「あんたみたいなんが
そんなんやっても、
どうせ無理」

そんな親の言葉はつらい。

「あんたのために
心配して言ってやりよるんよ」

確かにそうかもしれない。

でも、この言葉を聴いて
元気も勇気も出ない。

だから
わが子には言わないように。
うっかり言いそうになっても
それが毒だと気付けるように。

そう心しておこうと思いました。

私に似て
少々独特のところがある子ですが
アレンジして
この詩を書いてくれて良かった。

母は、君がそういうことに
気付く子になってくれて嬉しい。

そう思う旅立ちの日でした。

怒る

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


誰かが、物凄い剣幕で怒っているのをみると
居ても立っても居られないような
気分になることがあります。

その怒りを鎮めることに気を取られて
あまり何を言っているかは
ちゃんと聴けていないような気もします。

反対に、他人が怒っていることに
全く平気でいられる人もいるでしょう。

気にしていないのかもしれないし、
聞いてはいるけど、落ち着いていられるのかもしれない。

激怒している人の怒りに気をとられて
何を伝えたいのか、
何をすべきなのか
見失うことがある。

なぜ、そんなことを今回考えているかというと
環境活動家の少女、グレタさんを思い出したからです。

彼女がすごい剣幕で怒っているのを
私はあまり、良い気持ちでいられない。
正しいし、ごもっともだけれど、
もっと言いようもあるのではと
ついつい思ってしまう。

でも、やんわりと言ったところで
まったく当事者意識がない「大人たち」は
何も変わらない。
だから彼女はあの若さで
あの全身で
「否」を突き付けている。

彼女が怒っている「大人たち」が
私を含め、まさに自分のことなのに
当事者意識が低いのはどういうことなのか。

私にしてもどこか
もっと大人の、
つまりは高度経済成長期に
ガンガン儲けていた親世代のことのように思ってしまう。

「いや、だってその時は私も子どもだったから。
親世代のやってきたことの責任を
全部言われても。」
そう思うのかもしれない。

親世代にしても、
「懸命に家族のためにやってきたのに。
そんな風になるとか
専門家じゃないし
知らなかった。」
そう思うのかもしれない。

ただ、彼女を激怒させているのは
そんな責任転嫁ばかりしてきて
問題に全く対処してこなかった
私たち「大人」の無責任さなかなと思うのです。

問題に薄々気付いていながら、
誰かが何とかしてくれると
他力本願に考えて
のんべんだらりとして
変えようとしてこなかった。

「誰のせいか」より、
自分事として
今現実に起きていることを
お金の勘定じゃない頭で
考えて!

グレタさんを始め
そう子どもたちに怒られても仕方がない。

激怒する相手を、クレーマーとしてひとくくりするのは
簡単だけれど、相手が何を言わんとしているのか
よく聴く必要がある。

激怒している相手が
わが事のためだけにそう言っていないのなら
なおさらで。
そうしないと、なんの反省も改善もなく
何の進歩もないからだ。

彼女を怒らせているのは、私たち。

何より、少しでも二酸化炭素を出さない知識と、
それを実行する行動が
必要なのだと
しみじみ、反省の日。

メーカーサイドでも
環境負荷の少ないものを
お願いしたいところですね。

それは、HMや工務店にも
言えるかもしれませんね。

なるべく省エネであることや
住む人がいなくなった後
家が処理しきれないゴミにならないように。

とりあえず
草むしりが大変でも、
庭に少しでも、土と木を。

多様な生物が生きやすいことも
大事なのかもしれません。

めんどくさいことに
大事なことが
かくれがち。

プロジェクションマッピング込み、310円

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん
大分県に住んで20年。

この度、初めて宇佐の県立歴史博物館に行きました。

お目当てはプロジェクションマッピング!

ハウステンボスのそれを目にしてから、
プロジェクションマッピングと聞くと食指が動く私。

とはいえ、鼻息荒く見に行ったプロジェクションマッピングに
がっかりすることも多く、
今回歴史博物館が行うと聞いて
どっちに転ぶか?
でも入場料310円なら良いか?
と、お邪魔した次第です。

意外にも、撮影禁止マーク以外は
カメラOKとのことで。

プロジェクションマッピングも
「撮っていいですか」と聞くと
「良かったらSNSで拡散してください」とのこと。

インスタとか、フォロワーとか
まったく縁のない私は
拡散という派手なお手伝いはできませんが
こうして、地味に?もくせい工舎のブログにて
その面白さをお伝えできればと思います。
(お出かけネタも少なくなってしまったので)

意外に、と言ったら失礼だけど
意外に、いや、想像以上に面白かった歴博。

大分の歴史なので
鏝絵の展示コーナーなどもありました。

もくせい工舎は漆喰を使うので
興味のある方もおられるのではないでしょうか。

歴博の鏝絵展示
たまたま今回ちょっと調べたら
安心院近辺にに鏝絵が多いのは
なんといっても
長野鐵道、山上重太郎、佐藤本太郎など
有能な左官職人さんを輩出しているかららしいです。
(とはいえ、存じ上げない無知な私)

宇佐の長洲から、材料の貝灰が調達しやすかったりも
あったようですが
なんといっても、そのユーモラスさ。
見ているだけで楽しくなります。

なかでも、これ。

ブドウ柄の鏝絵

美しいですよね~。

葡萄は子孫繁栄の縁起物らしいのですが
あえてモノトーンなのが品が良い。

他にも
野津原の庄屋・後藤家住宅の再現などもあり、
建物好きには嬉しい限りでした。
(空間を見るのが好きなだけで、詳しくはナイ)


庄屋の家入口
調べたけれど、よく分からなかった。玄関のサルノコシカケのような飾り。

庄屋の家・板の間
この梁!カッコイイ!

庄屋の家・天井
屋根の仕様も素敵です。断熱材ないから寒そうではあるけど。

庄屋の家・壁
壁の色味がいいですね~

庄屋の家・壁・通気口?
通気口?


そろそろ本題に行かねば。

プロジェクションマッピングは2か所。

入ってすぐのロビーにある熊野摩崖仏と
その右手奥に見える富貴寺大堂。

どちらも実物大の模型で
そこに展示品の魅力やまつわる歴史を
投影して解説してもらえます。

熊野摩崖仏のプロジェクションマッピングには
マスコットキャラクター「ごりんくん」を
地元の高校生が担当。
とても上手でわかりやすかった!

こちらの唯一残念だったのは
熊野摩崖仏がレリーフだからか、
どうも平面に投影されているように見えてしまった。
乱視がひどい私の目と、脳のせいかもしれませんが、
なんとなく「おお~!」と
驚くまでいかなくて。

以前、人気アニメのプロジェクションマッピングを
商業施設の壁面に投影するのを見たのですが
その時も二次元のアニメと
平面の壁面だったからか、

・・・なんか迫力がない。
広い所に写しただけ、の印象だったのです。

理屈は分かりませんが、
奥行き感のある立体のものに
三次元の映像だと
こう、びっくりするというか。
意外性があるというか
「おお~」っとなるのでしょうか。

立体に立体が重なるからこその驚きが、
きっとプロジェクションマッピングの醍醐味なのかも。

正直驚きは少なめだったのです。
ごめんなさい。

ところが、こちらは圧巻。

富貴寺大堂模型

富貴寺大堂!

実物よりピカピカ!(当たり前?)

富貴寺大堂模型・ご本尊

中に入ることもできます。

実物の富貴寺大堂は
現存する九州最古の木造建築だけあって
中の装飾なども、かなり見えづらい。

は~、もとはこんなに豪華絢爛だったのかと
驚くばかりです。

模型の良い所は、
ほら!

ご本尊裏の曼陀羅

絶対実物ではお目にかかれない
ご本尊背面も見れること!

こんな目に触れにくいところまで
丁寧に、丁寧に仕事がされているのには
ちょっと感激します。

そして、さらに
心揺さぶるプロジェクションマッピング。

映像もさることながら、
音楽と、何より大分出身の石丸謙二郎さんの
ナレーションがもう、本当に良いのです。
重厚で、でも本当に温かくて。

プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピング

最後どうなったかは、ぜひ現地で。

もう、途中
雪が大堂に降り積もるシーンは
きれいすぎて、鼻がツンときました。

いや~、なんかすごいところに
住んで居るなぁ、私。

実は、こちらのプロジェクションマッピングは
期間限定。

もったいないけど
4/11(日)までなので
興味のある方は310円を握りしめて
ぜひ宇佐の歴博まで!

・・・関係者の方々、
撮影可を良いことに散々撮らしてもらいましたが
これで許してくれるかしら。

私は、下の子連れて
また石丸さんの声を聴きに行きます!

ママくも【閲覧注意】蜘蛛の巣の画像あり。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


今日は、ママ友ならぬ、
ママくも(蜘蛛)のお話。

苦手な方は、ごめんなさい。
本体(?)の画像は出てきませんが、
蜘蛛の巣は出てきます。
見るのも嫌!っていう方は
パスしてくださいね。

気持ちの悪い系列の話ではないです。


12月くらいだったでしょうか。

物干し場の柱に、蜘蛛がいる。

おなかがパンパンで、
臨月?のようでした。

巣を張るにしても
獲物がかかりようもない位置なので
「産卵するんだな」くらいに思っていたのです。

蜘蛛の巣ではないけど

産卵が進むにつれ、
あれほどパンパンだったおなかもしぼんできて
ママ蜘蛛の体は
元のスレンダーな姿に。

そうこうしているうちに
だんだん寒さも厳しくなってきて
冷え込む日などは
ママ蜘蛛もヨロヨロしながら
卵が冬を越す準備をしているようでした。

毎朝、洗濯物を干す度に
その光景を見るものですから
だんだん、なんだか気になるようになってきました。

今日も生きている。
お?今日も頑張っている。

でも、さらにヨロヨロ。
というより、息も絶え絶え。

とうとう、動かなくなり
「あぁ、死んじゃったのかな~」
と思っていたのです。

ところが、次の日場所が少し変わっている。
動いている!
生きている!

もう、こうなると
なんだか身につまされてしまいます。

もう、死にかけているのに
まだわが子のために
精いっぱいのことをしようとしている。

ママ蜘蛛がこうするのは、
本能なのでしょう。
「母親はこうするべき」とか
考えてやっているわけではない。

「母親なんだから~すべき」は
どこか少し自分のためでもある。

生き物が本能的に子どもを守ろうとするのは
誰になんといわれようがやる。
理屈じゃない。

もう、ほとんど動けないような体力で
なお命を全うする姿に
同じ母親として
何とも言えない気持ちになりました。

数日後、
ママ蜘蛛は縮んでいました。

また、まだ生きているといけないので
放っておきましたが
やがて地面に落ちていました。

あぁ。
本当によくやったよね。
頑張ったよね。
本当に、本当に
お疲れさまでした。

同じようなもんだよね。
種類は違うけれど、

あなた(蜘蛛)も、私も。

年末年始のおしらせが!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


サイトがリニューアルして初めての年末年始のお知らせ。

・・・が、いつも通りにいかず
調べている時間もない!

・・・ので、急遽こちらに載せます。
(最後の最後にスミマセン。...トホホ。)




2020_2021.png


2020年12月31(木)~2021年01月03日(日)まで
誠に勝手ながら年末年始のお休みをいただきます。

年明け1/4(月)より通常営業いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。



申し訳ありません。
次回までには、もっと勉強しておきます。



思い起こせば、昨年の今頃。
その時も「コロナウイルス」の話は出ていたのです。

しかし、やっぱりどこか他人事だった。

遠い武漢でのことだと
正直、高をくくっていたのだと思います。


年末に『風の谷のナウシカ』の映画が放映されていました。

劇中の「マスクなしでは生きられない世界」というものを、
これ程身につまされて再放送を見た年もありませんでした。

あのお話の中でも
自然は、時間をかけてでも
なんとかバランスを元に戻そうとしているのに
目先のことばかり急ぎたがる人間たちが

森を焼き、虫を殺し、
よけい悪循環に陥っていました。


とはいえ、みんながみんな
ナウシカのように聡いわけでも
慈悲深いわけでもない。


自然のおおいなる仕組みが
何を目指しているのか
私にはちっとも分りませんが

早く、山を越えられますように。


あとは、できるだけ

感染しない、させない。

ナウシカにもなれない私がやることは、
とりあえず、今大変な思いをしている人たちの
手を煩わせないこと。


おまけに、年末は寒波も。
畑の土に、山々に
こうしている間にも
雪がだんだん積もってきました。


今年のお正月は、お家でおとなしくしていようと思います。


ここからは、自然素材の工務店ならではのお話です。

コロナ禍で、お家にいる時間が長くなりました。
今こそ、家の居心地のありがたさが見直される時かもしれません。


年明け、1月末には
宇佐市にてリフォームの見学会も予定しております。

コロナ禍で先行きの見えない中、
新築はともかく、
建てて数十年経ったお家の住み心地は
ほっておけない部分もあるかと思います。

近年の激しすぎる暑さ寒さや耐震。
老後に備えてのバリアフリー。

同じリフォームするなら、せっかくお金をかけるなら
憧れだった木の家にするという手もありますよ!

それを実現したお施主様のお家、大公開の予定です。

どうぞ、年明けのお知らせを楽しみに。


あぁ。なんだかスゴイ一年でした。

新しい年が
この閉じこもるだけのこの状況を一変させる

一発逆転!の年になりますように!


これから、もっと寒くなりそうです。
どうぞ温かくして、良いお年をお迎えくださいね。

まずは、おちつけ。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


家を建てる時に、同時進行で庭のことを考えていました。

図書館でガーデニングや庭木の本なんかを借りまして
あーでもない
こーでもないと、妄想を膨らませていたのです。

湯布院の玉の湯や、山荘無量塔のような
雑木林風の庭がたまらなく好きなのですが
いかんせん、先立つものがない。

せめて、理想の「外せない部分」はおさえつつ、
大きな木だけ造園屋さんにお任せして
あとは自分たちで、ぼちぼち手を加えていく形にしました。

我が家は南北に長い敷地なのですが
今思えば失敗したなと思うことがあります。


庭の東西南北、どの位置に
どういう植物を配置するか。

それを考えるときに
単純に
北=日当たりが悪い
と、考えてしまったのです。


ところが、
我が家は田舎。
しかも、地主さんが「もってけ、ドロボー!」と売った土地。
安し、広し、(私じゃ)手におえない。
3拍子そろった土地であります。

だから、一見不相応にも
土地だけは広め。
隣地とかなり余裕があります。

しかも建物は平屋建て。

つまり、庭の東西南北でいうと
北だけど、日陰になるとは限らなかったのです。

庭の東西南北

北側だから日が当たらない

そう思い込んで、半日陰や日陰の植物を植えていたものだから
この猛暑で次々に、枯らしてしまうことになりました。


うかつでした。
枯れてしまった木よ。
どうか私のおっちょこちょいを赦してほしい。

う~ん。
1年間、よく日の当たり方を観察するべきでした。

そんなに急がなくても良かったのに。


これは以前ブログにも書いたのですが

南側が日当たりが良いからと、
花を植えました。
ナニワイバラの下に
スイセンやシュウメイギクを植えたのです。

ところが、これがまた
ひまわりのように
お日様が大好き。
肝心の花の顔は、
太陽の方を向いたままなのです。

向日性、と言うそうですが
こうなると
家の方からは、花の後ろ頭(?)しか見えない。

これは、ショックですよ。

だって、そっぽ向いてるんだもの。

これこそ、日が当たるなら
北側の位置に植えるべきでした。

トホホ。

慌てないって、大事ですね。

勉強になりました。

あえて勝たない

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


この前、子どもにドラックストアで

ネットショッピングのギフトカードを

買ってきてもらいました。

裏の、銀紙の部分をこすって

その番号をアカウント登録するんですが

・・・何回やってもエラーが出る。


なんで?

どうして?

何回も家人に読み上げてもらって、

確認しても全くダメ。

とりあえずカスタマーセンターに相談することになりました。



所定の手続きのため

購入した店のレシートと、削ったカード等の写真も

一緒に添付。

電話をとのことでしたが、「明日連絡します」とだけ書いて

明朝メールを見たのです。


そこには、「確認し、登録しました」の返事。

アカウントにカードと同額の入金がありました。

丁寧なあいさつまで頂いて。


・・・いや、これだけなら

あまり驚かない。

何に驚いたかというと

自分が添付した写真を拡大して見たからです。


私、ずっと705だと思ってたんです。

もしくは7O(オー)5。

ところが、よくよく拡大して見たら

ギフトカード

やや!これは U なのでは?


そう、削りカスの残りがあって

上の部分がつながって見えていたのです。


最近、カメラのピントも怪しいんです。

その上、筋肉痛クラスの眼精疲労と、

老眼と、乱視を言い訳にしても

何故気づかなかったのか。

なぜ拡大して確認しなかったのか。

とはいえ、そう思ってたんだよなぁ。


そこで、ハタと気付いたのです。


カスタマーセンターの担当者さん、

「黙っててくれたのではないか」ということに。


「あ~、お客様。

0とUを見間違えておられませんか?

0に見えるかもしれませんが

Uですね。」

・・・そこら辺のお店なら

いや、不肖の私なら

うっかり言いかねない。

きっとドヤ顔でものを言ったところだ。

でも、お姉さんは

あえて黙っていてくれたのです。

あえてお客に勝たない対応で。


もし、それを指摘したところで

「あ!本当ですね!すみません!」

そう、お客さんに謝らせてしまいます。

下手すると

「こんな見えにくいカード作るおたくが悪い!」

って逆ギレされることもあるでしょう。


間違いを黙っていた上で

勘違いさせたことを、再認識したのかもしれない。

もしかしたら、そこを

報告して、改善しようとしてくれるのかもしれない。


なんか、さすが。これぞ一流。


弱いと、どんなに自分が正しくて

間違ってないかばかり言いたくなります。

ついつい守りに入りたくなる。

下手したら、何か困りがあって問い合わせてるのに

「うちに限って、そんなはずありませんから!」

って、見もしないで突っぱねることだってある。


うまくいっている時は「お客様のために」が

うたい文句でも、いざとなると

かばうのは我が身になりかねない。

失敗、欠陥、責任・・・。

完璧なことなどないのに

そんなものが怖すぎて

お客様の困りに

蓋をするときがある。


正しいことを、

相手の勘違いを指摘することもできたのに

あえて勝たなかった。


ちょっと、すごいなぁと思った一件でした。

ほめる

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


子どもを育てていると

自分の古傷と向き合うような時があります。


「ほめて育てる」とよく聞きますが

世代的なものでしょうか。

自分の親に、褒めてもらったことがないと、

どう褒めて良いか分からない。


我が子は勉強が好きではない上、

元来のんきな質なので、

テスト前だろうと、何だろうと

いつもと全く変わりません。

心臓に毛が生えているというか、

もう、モフモフです。

嫌なものは、嫌やねん。

猫と一緒です。気が向かない限り、まったくしない。


それでも褒めねばならぬらしい。

そこで親としても、一応褒める努力はしてみるわけです。

「前より、良くなってきてるよね!」と。


しかし、それしか言うことがない。

100点満点の減点法だと

とれてない不足ばかりが気にかかる。

というか、そもそも半分もできていない。

「あのイチローだって打率は3割!」

・・・いやいや、そこでそれを持ち出すのは

違うはず。

どう前向きにかんがえようとしても、モヤモヤします。

勉強時間も点数も、自分の半分くらいの我が子を前に

無理に褒め所を探すときの、あの胸にチクチクくる感じ。

私は人間ができていませんから、正直なところ

「自分はもっと頑張ってたのに、

褒めてもらったことなんかないよな~」と

ちょっと思ってしまうのです。


褒めるというのも、なんだかな。

褒めて、あわよくば「こういう風になってほしい」ような

下心みたいなものが見えると

あまり嬉しくないのかもしれない。

それは、お店で試着した時の

「お客様、よくお似合いですよ~」的な感じと言いますか

褒めるというより、ヨイショに近いからかもしれない。


ヨイショが得意な人は、そんなこと微塵も思わせずに

どんどんやる気を引き出すのかもしれませんが、

残念ながら、私のような不器用な親も存在します。


ただ、子どもが嬉しそうにしている時は

やっぱりこちらも嬉しい。

多分、親も嬉しそうだと

子どもはもっと嬉しい。


「・・・ん?これ、おいしいね!」

「・・・!ホント!旨っ」

美味しいものを食べた時、

一緒に共感してもらえたらもっと美味しいし、嬉しい。


何か綺麗な風景を一緒に見た時

「あの時の、あの景色、キレイやったよね~」

「あ~、うん!また見たいよね~」

一人で見た記憶より、一緒の記憶が嬉しい時もある。


共感は、きっと親子間だけの話ではなく、

夫婦だろうが、友人だろうが

煩わしい人間関係の中の

ご褒美のようなのかもしれません。


そこを活かして!といきたいところですが

私は、子どもの長所もやる気もぐんぐん引き出せるような

敏腕かあさんには、やっぱりなれないと思います。

その辺は、良い意味で「明らめよう」。


名コーチ、指導者、導く人には、とてもなれない。

兄弟全員東大に送るような

敏腕は私にはない。


子どもの能力を最大限引き出し

ほめて伸ばすことは不得手でも

「一緒に嬉しがる。よろこぶ。」

それくらいは、私にもできそうです。


すまない、我が子よ。

せめて、「一緒にいるのが嫌じゃない」

それくらいの関係で、勘弁してください。

リニューアル

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

ブログ書きも、5月末以来なので

ずいぶんご無沙汰いたしました。

お気づきかと思いますが、

もくせい工舎のサイトがリニューアル。

それにともない、しばらく

お役にはたてないものの

邪魔だけはしないでおこうと

潜んでいたような次第です。



インスタにも疎いので、こちらもほぼノータッチですが

もくせい工舎は、インスタグラムも開始しております。

instagram QR-687913.png

もくせい工舎Instagram⇒こちら!

どうぞよろしくお願いいたします。


パソコンより、スマホで検索する方が増えてきたので

それに対応しないと、検索エンジンに引っかからない。

刻一刻と変化することに対応していかないと、

情報の波にのまれてしまうのだろうと思います。


もくせい工舎は、一棟一棟手づくりするような

お家の建て方をしています。

年間の受注頭数も

丁寧に建てるために決まっています。

だから、検索エンジンにヒットして、

ジャンジャン売って、ジャンジャン建てろ!

という、感じではありません。


でも、やっぱりたくさんの情報の中から、

「自然素材の家」を本当に必要としている人に

見つけてもらえないといけない。


アレルギーなどで自然素材にこだわりたい人はもちろん

そうではなくても、自然を欲している人はいます。



無垢の木と、カラーボックスの「ウッド調」は違います。

同じような鏝跡の壁も

本当の漆喰とモルタルでは、質感も違います。

土壁

本当の「自然素材」が出す、佇まいみたいなもの。

そういうものを、

心から必要としている人っていると思うのです。


「自然素材の家」
「健康住宅」
「木の香りのする家」


同じような文言が並ぶ広告の中で

本当に木や自然が好きなご家族に

「あ、これだ!」と気づいていただければ

ブログ書き冥利につきるかな、と思います。


また、家のこと、暮らしのこと

色んな側面から

ブログに書いていければと思います。

お付き合いいただければ幸いです。


フェイクグリーン飾るより、

できたら野の花なんかがいいなぁ。

99%の一部

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


前回の、「名もなき星」の続きではないのですが

ちょっと関連したお話です。


以前、水木しげるさんの著書『人生をいじくり回してはいけない』を読みました。

なぜ読みたくなったかというと

赤紙、戦争、マラリア、片腕、そして貧困。

そういったものを飄飄と生きてきたように見える

水木さんが、何を考えていたのか知りたくなったからです。


読後の感想としては、

飄飄と生きるには、生きるなりの

肝の太さが要るのだと実感したというか。

小心者には、この境地には

なかなかなれないな、と思ったのです。


その中に2つ、印象に残った話がありました。


ひとつは、

【99%のニンゲンは、無能】

もうひとつは、

【木や虫のように死ぬ】という箇所です。


・・・この部分だけ聞くと、強烈でしょ?

「なんだと?そんなこと、あるもんか!」と言いたくなる。


ところが、本全体を読むと

がっかりしつつも、なんとなく言いたいことが分かる。


がっかりしたのは、まさしく

私が、その99%の一部だと確信したからなのですが

言い換えれば、そんなにたくさんいないから

天才は1%、なわけです。


名もなき星の話、ではありませんが

イルカの曲芸をどんなにうらやんでも、

亀やメダカには、できないことです。


でも、「イルカのようになれないから」と、

一生、いじけて生きることはないんじゃないか。

亀には亀の、メダカにはメダカの、

わたしにはわたしの、

良さがあるんじゃないか、ということです。


水木さんは、ラバウルで

土人たち(注:水木さん言うところの「土に生きる人」)と仲良くなります。

そのおおらかな暮らしぶりに惚れ込み、

この世の楽園だと思うわけです。


彼らは、木や虫より自分たちを偉いとも思わない。

同じように生き、同じように死んでいく。

「こうあるべき」「ああせねば」と立派に見せることもない。

神様にいかに気に入られるか、そんなことは気にしない。

土のない所に生きると、

「自分が、自分が」ともがいて、

木や虫のように、自然に死んで行けない。


99%の無能の一人。

そう確信し、がっかりしても


「イルカの真似をして、いじけて苦しむな。

木や虫のように

自然に生きて、その生を全うしなさい。

それでいいんだから」


そう言われているようで、

がっかり、失望しつつも

気が楽になった。そんな本だったのです(個人差はあると思いますが)


だから、あまり「こうあるべき」にとらわれている時は

ちょっと、この話を思い出そうと思います。


自然に暮らそう。

自然に生きよう。

良かったら、木の家なんかも

ご検討くださいませ。

さすがに、住む場所がないと

日本では厳しい。夢の楽園のようにはいきません。


それでも、せっかく住むなら

自然の素材、木の家で。

自然素材のお家・OB様邸ご案内

公式の見学会がない時も

OB様邸ご案内など行っております。
(もちろん、コロナ対策に万全の配慮と、状況判断の上でですが)

とにもかくにも

まずは、お気軽にお問い合わせください。

自然素材を使った、リフォームのご相談も

もちろん可能です。

なるべく自然体で生きる暮らしを、一緒に考えましょう。

ご連絡お待ちしております。


お問合せ・ご相談

名もなき星

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


見たり見なかったり、気に入れば録画してでも見るドラマ。

今、朝ドラ『エール』が面白くて楽しみにしています。


え?そんなん、見る暇ない?

そうか、それは大変ですね。

・・・はい、会話終了。


・・・いやいやいや!

それでは、話が終わってしまいますし

大変な話や、苦労話ばかりしかできなくなりそう。

苦労や、努力と根性の話しかできないのは、疲れますし

喜び勇んで聞きたくないような。

会う度に同じような話しかしないよりも

興味のアンテナが何本もたっていて

会う度に「何それ?何のこと?」って新ネタが出てくる人は

次に会うのも楽しみですものね。


不思議と

「これ、すっごい面白いの‼」っていう誰かの話は

その本体に興味はなくても、すごく楽しくなってきます。

話しているご本人が、楽しそうで嬉しそうなので

聞いてて面白い。

きっと、ウキウキワクワクする気持ちが

伝染するからでしょう。

ミラーニューロンというやつですね。


『マツコの知らない世界』が面白いのは、

考えも思いもしなかった分野を、

それはそれは楽しそうに話すディープな人たちが出て

それをマツコさんが「へ~」と面白そうに聞くからです。


誰も傷つけない、面白い話は

空気の温度を少し上げてくれます。


「そんな暇ない」で、話の口をふさがれてしまうと

その間の空気って、薄くて、ひや~っと冷たい。

少なくとも、元気は出ませんもんね。


だから「こんな時期に」って気はしますが

あえて書きたいと思うのです。

そんな言い訳をしつつ、以下ドラマの話です。


朝ドラ『エール』は、『栄冠は君に輝く』や『六甲おろし』などを作曲した

古関裕而氏と、その妻で歌手の金子氏をモデルに

フィクション仕立てにしたドラマです。


主人公の小山祐一に窪田正孝さん、妻の音に二階堂ふみさん。

窪田正孝さん演じる祐一の、オドオドした感じの福島弁と

脇を固める登場人物の味わい深さ、さらに演出、画の撮り方が面白くて

そりゃもう、釘付けで見ています。
(あと、二人の新居の貸家が、本当にデザインが素敵なんです!どこもかしこも!)


ドラマは今、反対を押し切って新婚生活を始めた東京が舞台。

国際作曲コンクールで日本人初の2位になるも

世界的な不況で留学は中止に。

夢を絶たれて、コロンビアレコードで専属作曲家になるものの
(とはいえ、挫折してすら、この立ち位置って。)

なかなか芽が出ず、金銭面でも不安しかない。


そんな祐一を、妻の音や友人たちが励まし続けます。

「あなたなら、きっとできる」と。


そうなのです。

どんなに心配した母親に反対されても、

すねちゃった弟に薄情者扱いされても、

私たちは、成功した古関裕而を通して

主人公の小山祐一を見てる。


今に成功する、素晴らしいものを世の中に残すことになる。

そういうゴールが分かっているので

迷い悩む主人公に、

「負けるな!大丈夫!自分の気持ちに正直に、前へ進め!」

そう確信をもって応援(エールですね!)したくなるのです。


しかし、悩めるご本人にしたらゴールどころか

その道すがらもわからない。

こっちに行けば蛇が出るか、あっちにいけば鬼がでるか。

それが怖いから右往左往するのです。


それは、きっと私たちも同じこと。

先行きが分からないから悩んでしまう。


本来なら、蛇が出ようが鬼が出ようが

ホントのところどっちに行きたいの?

そうシンプルに考えれば良いのですが

明日のご飯の元や、家族のことを考えて

とりあえず目の前のことをするしかない。

だって、おそらくは名もなき人生だから。


ドラマの主人公のような

華々しい成功なんて、なかなか考えられない。


ドラマは、ドラマチック。劇的なのです。

じわじわ効く民間療法薬ではなく、劇薬に近い。

効くけど、刺激も副作用も強いのです。


そうなると、

特に主人公が、世に名を残すような人の場合、

その劇的な人生と、自分とを重ねると

感動しつつも、手綱を引きたくなってしまう。

こんな自分の冴えない一生と、主人公の華々しい一生を

一緒にしては、いけないのではないかい、と。


私たちは、成功した一部の光を見ている。

いわば、スター。一番星です。


でも、それがわかっててなお、

劇中の言葉に、行動に、

心が震えるわけです。

涙も流すし、一緒に喜びもする。


心が震えるのは、自覚のあるなしに関わらず

本当はそうありたいと思っていることがあるからです。

口に出すのはおこがましい気がしても

根っこでは、そう思っている。


一番星ほどの強烈な、華々しい光ではないかもしれない。

どう妄想し、暗示をかけても

一番星な「わたし」が、どうも想像できない。


そう、名前の付いた星より、

名もない星の方が、圧倒的に多い。それが現実です。

あんな風に立派になりたいと願いながら

名もないまま一生を終わることの方が、圧倒的に多いのです。


でも、よくよく考えれば

なんでそこまで立派じゃないといけないと思っているのか。


図書館に並ぶ偉人の本に、

ドラマに出てくるスターの姿に、

憧れはしても、

そうなれなきゃダメなんてことは、ないはずなのに。


名もなき星の、星屑にも、

それでも

ちっちゃい、ちっちゃい光があって

それが刺激されるから、

心が震え、感動する。


生きている間に、光が当たるとは限らない。

あのゴッホだって、まさか死後これほど

後の世に影響を与えてるとは思いもしなかったと思うのです。

自分に光があるとも知らず。


名もなき星も、生まれれば

互いに影響はしあう。

良くも悪くもではありますが。


できれば、ささやかでも

誰かを応援できるような、

それこそエールになるような

名もなき一生であれたらと、

ドラマに、本に、思うのです。

「名もなき星」続きを読む

にわには【注:蜂の画像あり】

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


GWです。

・・・が、SW。ステイホーム週間の今年。

これ以上感染を広げないために

今は耐えるときでもあります。


「閉じこもっているのが嫌いだし、ストレスなんで~」
  ↓
感染拡大
  ↓
経済悪化
  ↓
仕事無くなる

・・・では、しゃれにならないので

とにかく、医療関係をはじめ

矢面に立って、必死で戦っている人たちの

邪魔だけはしないようにしたいと思っています。

(ちなみに、私たちが生活する上で欠かせないお仕事をされている人を
エッセンシャル・ワーカーというのだそうです。
医療従事者もそうですし、公共機関、物流、スーパーやドラックストア等々。
後日知り、勉強になりました~。)



今日は、ハチ・・・


猫のハチ


・・・ではなく、蜂の話。


【蜂とカマキリの画像がでてきます】ので

苦手な方は、パスしてくださいね。


それでは本題に移ります。


GWが近づくと、我が家のナニワイバラが満開になります。


20200430_ナニワイバラ


鋭すぎるトゲと、樹形が暴れすぎる欠点をのぞけば

すこぶる強健で、とにかく花がかわいい。

たくさん咲いていると、遠目には目玉焼きのよう。


アパート時代に、ご近所の花屋さんの屋根に

覆うように咲いていたのが羨ましくて

いつか家を建てたら、庭に植えたいと思っていたのでした。


(ただし、本当にトゲが痛い。主人が血しぶきあげて(?)選定しています・・・)


実は、このナニワイバラ。

蜂に大人気。

なんやかやと、お役に立てているようです。


20200430_ミツバチ


日本ミツバチ?・・・ではなく、おそらく西洋ミツバチです。


20200430_ミツバチ


花粉大漁、大豊作。重そうです。


20200430_ミツバチとヒラタアブ


ミツバチとヒラタアブで、場所取り合戦も。


・・・心配しているのは

そこに、いつもいるはずのマルハナバチがいないこと。


マルハナバチ
昨年シマトネリコの花に集まってきた、マルハナバチ


マルハナバチは、「ブ~~~~ン‼」とカナブン並みの爆音で

飛んでくる丸っこい蜂です。

大きさもカナブン並みで

見た目はおっかないのですが、

基本こちらが何もしなければ、おとなしい蜂です。


いつもなら、ミツバチ以上に

ナニワイバラに集まってくるのに

・・・いない。


もこもこの毛に覆われたマルハナバチは

暑さが苦手だそうで、実は半減も心配されているらしい。


「ふ~ん。そうなんや~」では終われない蜂の話。

以前にも、こちらのブログで書かせていただいたのですが

蜂がいなくなれば、受粉できなくなる植物が出てくる。

「ミツバチが絶滅したら、私たちの食べ物の7割が消える」といわれていて

個人的に、なんとか蜜源となる木や花を

庭先から増やせないかと思っていたのでした。


【関連記事:ミツバチが支えている】


マルハナバチ自体は、寒くなるまでよく見る蜂なので

もうちょっと後になって、無事に姿を見せてくれたら良いなと思っています。


私は元来めんどくさがりなので

こまめに庭の手入れをしません。

ただ、雑木林っぽいというか

森のような場所が好きなので

木と土は、必須でした。


森には土


不思議なもので、いくら樹形の良い雑木を植えたところで

地面がコンクリートだと、さっぱり森っぽくならない。

土があり、草も生え、落ち葉もある。

そうすると、小さくても森っぽい気がします。

土を踏む、という感触も好きなので

草ボーボーのリスクを背負っても

コンクリートで固める気になれませんでした。


それと、蜂もですが

土にも当然生態系があって、

なるべくそれを残すことは

勝手に土地を奪って、家を建ててしまったことへの

自分なりのお詫びでもありました。

全部、人間仕様にしない。せめて一部は、自然と共有する。

ささやかな自己満足でもあります。


草が生えて面倒なのですが

木を植え、花を植えることは

こんな巣ごもり状態のときにも

ヒマを与えません。


・・・草抜かな、いかんもん。


コンクリートで埋めてしまえば、手間はかかりません。

でも、手間以上に

大事なことがあるような気がするのです。



かまきり

信じる

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先日、友人が話してくれた本の内容が

ちょっと興味深かったので、今日はそのお話。


「質で勝負する時代が終わった」というのです。


終戦後の物のない時代は、とにかく物をそろえることに必死。

白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫が、三種の神器なんていわれたこともありました。


一般家庭にも、そういった物が揃ってくると

今度は「質」の時代になる。


じゃ、現在はというと

100均ですら、そこそこの品質のものが買える。


良い品質のものを、安く。

そうすれば勝ててたことが、うまくいかなくなる。

良い品を安く売るほど、自分の首も締まってくる。


今は、ストーリーを売る時代なんだと。


iphone、アップルといえばスティ―ブ・ジョブズ。

マイクロソフトといえば、ビル・ゲイツ。

ソフトバンク、楽天、ユニクロ。

それぞれすぐに名前と顔が浮かびます。


三菱○○とか、住友○○とか、

昔からある大きな会社の、トップの顔は

良く知らない。


品質で差が出にくくなった今

トップが何を考え、どこを目指し、どう行動しているのか。

そのストーリーこそが、魅力なんだという話です。


・・・それで、この頃ト●タのCMには

社長がでるのかしらん?

●産は、ゴ●ンさんの顔は思い浮かぶけど、

トラブルがらみでしか思い出せません。

ス●キやホ●ダの社長さんも、私レベルでは

失礼ながら、思い出せない。


私は、糸井重里さんの『ほぼ日』を毎日見ているのですが

糸井さんは物書きですから、「今日のダーリン」というエッセイを

(今のところ、ほぼ)毎日書いています。


コラム然り、中のコンテンツや

乗組員さん(スタッフ)の活動の様子などからも

なんとなく、ほぼ日という会社の【温度感】を感じます。


その【温度感】が好きで、

これまた何となく、お守りのように

(少々割高ですが)ほぼ日手帳を購入しています。


そうなんです。【温度感】がキーだと思うんです。


広告まがいのことを仕事にしていて、

閉塞感を感じるのは、まさにその点です。


質の違いを伝えようとすると、他を

(悪くまでは言わなくても)下げた感じにしてしまう。


しかも、従来の広告だけでなく、ネット上でも

ウソかホントか分からないような広告や

レビューの仮面をかぶった文章が並んでいます。


さも良さそうなことしか書かないし、

見てる方からしたら、もうウンザリなのです。


そこに昔ながらの「質の差」ばかりを伝えようとすれば

よ~っぽど気をつけないと

「よその製品、そんなに悪いん?」って印象にすらなる。


ましてや、どんなに気をつけていても

人間のすることに完璧はありません。


相性の問題もある。


広告に惹かれて買ったはいいけど、

もうリピ(リピート)しない。

そういうこともあるでしょう。


トップが、何を思い、どうしていきたいのか。

それを支えるスタッフたちの温度感。

それに注目する第三者の【信頼】が、大事になってきている。

要は、会社の考え方のファンを増やすということです。


もう、なんで読んだのか、それとも

ドラマか何かで見たのか忘れましたが

時々、この言葉を思い出します。


言葉を信じたから、人を信じるんじゃない。

人を信じたから、その言葉を信じるんだ。


なるほど、「信」という字の書き順は

「人」を先に書いて、「言」です。


もちろん、「人」を信じて

「言」った事と、実際とが違っていたら

それはもう、対応の仕方しだいでは

二度と「信」じてはもらえなくなります。


どう考え、どう行動しているのか。

未来のお客様が見ているのは、

その【まなざし】、【温度感】だと思うのです。

「信じる」続きを読む

かまけて

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


「忙しさにかまけて、○○できなかった」

みたいな言い方をすることがあります。


この「かまけて」というのは

漢字で「感けて」。

もともとは【心をひかれて】【感心して】ですが

今は

【何かに気を取られて、他のことをなおざりにする】

のように使われることが多い。


毎日、なんやかやと忙しいと

ついつい、気にはなっていても

後回しになっていることがあります。


新型コロナウィルスの影響で、

東京をはじめ、各都市で

週末の不要不急の外出を控えるよう言われていました。


自由にできない、思うように行動できない、

そんな閉塞感が漂います。

致し方ないこととはいえ、

外へ外へと向かう気持ちに、制限がかかると

「何もできないのか!」と叫びたくなる。


今回のような異常事態に限らず

努力しても努力しても

うまいことドアが開かない時もあります。


このままではいけない。

何とかしないと。

そう思って、次々ドアをたたいてみるのですが

どうも違う。


「それは、お前さんの努力が足りないせいだよ。」

そう他人にも言われそうですし、自分でも思わないわけではない。


ただ、努力して進む先に、

「自分はこうだ!」という道がない時がある。


閉塞感にさいなまれて、

外に出たくて

ドアをたたいていても

うまくいかないとき。


それこそ、「感けていて、できなかったこと」をするチャンスなのかもしれません。


新しい出会いを求めても、うまくいかないとき。

それは、今までの出会いや、身近な人に対して

なおざりになってしまっていたことを

丁寧にやる時期なのかもしれません。


景気が後退しそう。

新規のお客さんが、なかなか来ない。

それなら、今までのお客さんの(黙ってくれている)困りに寄り添うときかもしれません。


仕事にかまけて、なかなか子どもと向き合えなかった。

今、それをやるチャンスかもしれない。


できない、できない言っていても

状況が良くなるわけではないから、

いまこそ、今まで「感けていた」こと以外に

目をむける。

そうしないと、いつやるの~!ってことです。


なんやかや言っても、非力で無力な私。

医療従事者でも、専門家でもない。


私にできることは

よく手を洗ったり、

よく笑って免疫力をあげたり

なるべく、今大変な思いをして対処している人たちに対して

余計な仕事を増やさない。

これだけかなぁ、と思うのです。


さくら


桜は来年も、咲いてくれる。きっとだ。

今死んだら、見れないぞ。

マスクがないので、笑ってみるか

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

マスクがない、マスクがない・・・。

ないと欲しくなるのは、人情でしょうか。

マスクが万能でないことが分かっていても

「無い無い」言われると、不安になってきますよね。


「トイレットペーパーもなくなる」が、デマだと知って

何となく、「待っていれば、手に入る」を意識できるようになりました。

おちついて、考えられるようになってきたということです。


確かに、トイレットペーパーが無くなったら困るのですが

そもそも、トイレットペーパーが一般に使われ始めたのだって

そんなに昔の話でもなさそうな。


じゃ、昔はどうしてのかしら?

なかったらないで、なんとかなる方法もあるんじゃないかしら?

とか、そんなことが気になります。


今こそ、物のない時代に何とかしてきた人たちの出番ですよ!

無くても何とかなる知恵は

災害や、こんな非常時にどんなに役に立つか分からない。


ちなみに、さらっと【昔のおしりふき事情】を調べたところによると

大昔の貝殻、陶器にはじまり、木片、荒縄(・・・其々どうやって?と疑問ですが)

一般庶民も紙を使い出したのは、江戸時代以降。

使い古しの和紙や、新聞紙等々。

現代の形に近づいたのは、明治・大正辺りみたいです。


トイレットペーパーは、落ち着いて待つにしても

マスクはない。布製を作れる、腕もない。



こうなると、防御も大事だけど

体内の免疫ナントカで

防衛の方で何とかできないかが気になります。


そこで思い出したのが、NK(ナチュラルキラー)細胞!

何でも、笑うことで活性化されるらしい。

うん。笑うことなら、タダでもできる。

材料も、腕前もいらない。

赤ちゃんにもできる。


ざっくりいえば、

笑うことで
  ↓
間脳(免疫のコントロール機能)に興奮が伝わり
  ↓

善玉の神経ペプチド(情報伝達物質)が活発に生産され
  ↓
血液やリンパ液を通じ、対内へ流れ出す
  ↓
NK細胞(人間の体内に50億個あるリンパ球の一種)の表面に付着
  ↓
免疫力アップ+免疫システム全体のバランスを整える(免疫異常の改善)


・・・と、いうもの。

【NK細胞 笑い】で検索すれば、出るわ出るわ。

興味があれば、ちょっと見てみてくださいね。


そんなの気休めじゃん!・・・でもありますが

笑うことの効能は、それだけじゃない。

中でも、今一番重要な効能は

【自律神経のバランスを整えてくれる】こと。


ストレス等で乱れた自律神経を

笑いが緩和してくれるということです。


心配や不安を抱えていると、心身に緊張状態が続くというのは

なんとなく感覚として分かります。

自分のエネルギーが、キューっと縮む、あの感じ。


それはそのはず、連日、大きく報じられるのは

ほとんどが不安なニュースばかり。


感染者・死亡者の数に怯え、

マスクや物資不足にパニックになり

デマに振り回され、

物と人の行き来が無くなり、

経済の雲行きがどんどん怪しくなる。


株価は、投資家の不安やテンションに応じるように

どんどん下がっていく。


株なんか持ってなくても、

株価が下がれば、景気が悪くなる。

景気が悪くなれば、自分の会社だって怪しいぞ。


不安が、不安を呼び

どんどん負の連鎖が起こっていく・・・。

・・・って、してはいけないのです!


過ぎたる心配が、【呪い】になってはいけな~い!!



笑うことが、万能でないにしても

万能でないことは、他のことでも一緒です。


手洗い云々、出来るだけのことをして

不安に飲み込まれないようにしておく。

その力に、【笑い】はなるはず。


細かいうんちくはともかく、

効くかどうかもともかく、

とにかく、

すぐにできて、お金のかからないこと。


大笑いがベストですが、

作り笑いでも、脳は騙されるそうです。


とりあえず、目の前の人でも

笑わせてみましょうか。

受けなかったら、苦笑いでも。


笑顔でいること、笑顔を守ること。


良かったら、お試しを。

コロナ・しょっく

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

コロナウイルスの感染拡大を防ぐため

全国の小中高が、春休みまで臨時休校になりましたね。



わたくしごとですが、長男がこの春高校を卒業でして

一応来賓抜き、で

無事に?卒業式が執り行われます。
(在校生は、元々代表のみ)

保護者、生徒全員マスク着用。

仕方ないとはいえ、すごい絵面になりそうです。


それでも、高校は良い方で

少々、気の毒なのは中学生。


県立高校の受験まで

いきなりもう学校に行けなくなってしまった(仕方ないとはいえ)


おまけに、小学校と違って

これから進路がバラバラになる。

やっぱり、ちょっと

いきなり尻尾を切られてしまった感じがして

やるせなくなります(仕方ないんだけど)

(とはいえ、今年度で廃校になる学校もあるようなので、
小学校といえども残念なことは、きっとあるんだろうな・・・)



地元の中学は、

来賓アリの、保護者と卒業生のみ。

在校生は列席できません。

田舎の中学なので、人数もそこそこ。

だから、在校生と卒業生の距離が近めです。


「○○先輩!」というより、

小学校時代からのあだ名で呼び合う感じ。

部活動でも、先輩後輩仲良しでした。


う~ん。

来賓の(失礼ながら)誰だかよくわからないおいちゃんより

本当に見送りたい、見送ってほしい人間が不在となってしまった。

仕方がないとはいえ、

やっぱりちょっと残念だ~。

そう思ってしまいます。


そうそう。

ドラックストアから、マスクが消えて

今日行ったら、なぜかトイレットペーパーまで消えていました。

そこには、

【紙類が不足するというのは、デマです】の張り紙が。

オイルショックの時、トイレットペーパーが消えたとは聞いていますが

これじゃ、コロナショックだよ。



永遠に、この状態が続くわけではないと分かっていても

昨日当たり前にあったものが

なくなっていると、ちょっと焦ります。


ともかく、おちつけ。私。


実は、来月末

もくせい工舎はセミナーを開催予定。

こちらは、またお知らせいたします。

・・・が、やっぱり状況次第なのかしら。



臨機応変に、行くはずですので

セミナーに関心のある方は

サイトの方をちょこちょこチェックしていただけたらと思います。



ニュースを見ていても、連日下がり続ける株価。

まわりまわって、景気が悪くなりかねないので

株を持っていなくても、気持ちが下がります。


つくづく、株価って、株主さんのテンションの

上げ下げに連動してるんだなと思います。

心配で、気持ちが下がると、株価も下がる。


とにかく落ち着いていこう、私よ。

明日明後日、完成見学会です!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


2/22,23の週末。

つまり、明日明後日!

宇佐市にて完成見学会です。

見学会について、詳しくは→こちら!


本日撮影にお邪魔しましたので、

どんな感じのお家か

取り急ぎアップしますね。

もくせい工舎の自然素材の家・外観

今回の会場は、かなり特別仕様。

もくせい工舎・代表の永家さんと、原田左研の親方が

かなりの遊び心満載でつくってます。

玄関はかなりの見ごたえあり。

mini_もくせい工舎の自然素材の家・玄関

右が拡大したものになります。

上の方、真ん中、下の方と

質感が違うの、分かりますか?

mini_re_もくせい工舎の自然素材の家・玄関ホール

玄関ホール側から見ると、地層のような模様が

外までつながっているのが分かるでしょうか?

手すりも、本物の木の枝!おしゃれ!

mini_re_もくせい工舎の自然素材の家・書斎

書斎アリ。羨ましい限り。

mini_re_もくせい工舎の自然素材の家・手洗い場

手洗い鉢の青とステンドグラスがいい感じ!

mini_re_もくせい工舎の自然素材の家・ダイニング

甘木土のリビングとダイニング。

ほんのり甘めで、とても上品な土の色です。

こちらもぜひ見てほしい!

mini_re_もくせい工舎の自然素材の家・腰板

オール漆喰もよいですが、

腰壁で、半分が木板なのも

なかなか良い味。捨てがたいですね。

見比べてご検討くださいね。

mini_re_もくせい工舎の自然素材の家・外観

チラシのパースは、こちら側から見たものになります。

お天気が良かったので、

こんなところで、走り回れたら

犬でなくても(?)、楽しそう!

mini_re_もくせい工舎の自然素材の家・ウッドデッキ

ウッドデッキから、お隣の梅が

満開に咲いているのが見えました。

耳を澄ますと、ジージージー♪

シジュウカラかな?

こんなところに座って、

お天気がいい日には、おにぎりなんていいな~♩

ピクニック気分ですよ。家にいながら!


明日は、ちょっとお天気心配ですが

気持ちの良いお家、ぜひ見に来てくださいね♪


見学会期間中は

フリーダイヤル(0120-327-892)まで、

お問合せください。


木の家が好きな方

自然な素材が好きな方

見学会会場で

お会いできるのを楽しみにしております♪

アタマと心

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

わたくしごとですが

元野良ネコのハチを完全室内飼いにして

3か月半が経ちました。


関連記事は→こちら


その後どうなったかといえば

一応、なんとか室内飼いになっています。


当の本人は、納得したわけでもない様子。

やっぱり外には出たいみたい。

窓際で眠る
窓際で、監視業務か昼寝の日々。
飼い主が一日付き合っても、お外のウキウキにはかないません。
「これ以上太らせないでね~」と獣医さんに言われた避妊手術直後は3.8㎏。
現在、運動不足も相まって、5㎏オーバーか?



そりゃ、そうだ~。

人間だって、お天気の良い日は

お外が気持ちいい。


ましてや、外の世界を知らないならともかく

野原をかけ回り、

日向ぼっこしながら、そよ風に吹かれていた記憶がある。

自由にお外へ


「なのに、なんでお外に行けないの?」


例え言葉が通じても、納得なんかできないよな~と思います。

説得=心からの納得ではないから。

人間でも、腑に落ちない。

言葉とアタマで分かっていても、です。


弟がマンションで保護猫を飼うことになって

リードを付けて散歩したかったらしいのです。

ところが、外猫さんだったはずのその子は

全くお外に行く気なし。


猫にもよるのかもしれません。


ロフトへ
ロフトへの梯子を腕力で昇る。
時々上がりますが、それでも退屈そう。



ハチは、迷い込んできた猫でした。

2年ほど出入り自由の身で、それからの室内飼いチャレンジでした。


チャレンジの当初は、やっぱり嫌がって、激しく外に出たがりました。

とはいえ、自由だった2年ほどの間に

そこそこの信頼関係があったから、なんとかなったとも言えます。

これが、出会っていきなり閉じ込めていたら

もっとひどいことになっていたかもしれません。


飼い主の責任。猫のためを思えば。


そうアタマで分かっていても、

何でしょう、このモヤモヤ。


以前読んだ本に、

「心はその昔、内蔵(腑)にあったのではないか」

ということが書かれていました。

アタマで考えるようになって、どうもズレが生じている。


アタマで分かっていても

お外の気持ちよさを奪う権限なんて

人間にあるのかな~。

何年か後、室内飼いのリスクみたいなのが言われ出したら

またそれが新しい「あたりまえ」「そうするべき」に君臨するんじゃないかな~。


テレビでもネットでも、

誰かの言う「タダシイ」情報であふれている。

その「タダシサ」を元に

誰かが誰かを、いつも裁いている。

かくいう私だって、そうです。



ただ、【絶対的】に

白なことも黒なこともない。

あんまりタダシイことばっかり言っていると

どんどん窮屈になってくる感じがします。


お互いが、お互いを監視しあうみたいな。


人の目ばっかり気になって

頭でっかちになって

アタマと心がどんどん分離してしまう。

あ~だこ~だと、考えてばかりで行動に移せないのは

その証拠かもしれません。


もちろんその反対もある。

「後先考えず、そうした」「思わず、そうした」ということもあります。


心(腑)が動いたから、体が動き

行動につながったということです。


なんにせよ、バランスが大事。

偏らないようにしたいと思います。

広告と期待値

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

ドラックストアに入ると、

ず~っと、宣伝の音声が流れています。

その言い方が、あまりにオーバーなので

聞いてて、ちょっと笑ってしまう時があります。


「シミ、しわ!・・・怖いですね!

そうなる前に、【×○△‼】(←商品名)

おススメです‼」

とか、

「××△でお困りではありませんか?

その原因、実は○○○にあるのかもしれません!

そんなあなたに、【△△△‼】(←商品名)

明日の元気をサポートします!」

とか。


まずは、「困り」に訴えて、当事者意識を持たせ、

解決をするには、これだ!という方法です。


その方法や、商品が合えば、問題ないです。

でも、相性ってわからない。


この世の中は、広告であふれています。

かくいう私も、それに首を突っ込んでいます。


ググれば何でも分かる時代。

そう、Googleで検索すれば、出るわ出るわ情報の数々。


信ぴょう性はピンからキリで、

ググって、かえって頭がグールグルする。


何を信じるか?


やっぱり、自分の「なんとなく」の感覚なのではないでしょうか?


損得で考えると、「なんとなく」は揺れますが

少なくとも、「なんとなくイヤ」は分かりそう。


何となイヤなものを、

みんな(誰か)もそうやって(言って)いるから、で選ぶと

ハズれた場合の反動って、かなり大きい。


だれが何と言おうと、

合う合わないは、自分にしか分からない。


合う合わないって、100%の満足・不満足の話ではなく、

バランスの話です。

良いところも、残念なところもある。

それでもバランスよく折り合いがついている、そんな状態です。


その折り合いのバランスは、ふりこのよう。

払う対価(お金・期待)が大きければ、ふり幅も大きい。

タダでもらったものが期待外れでも、ふり幅は小さい。

高額になればなるほど、また、

困りに対する(広告のうたい文句への)期待が大きいほど、

そのふり幅は、予想を超えて大きくなる。


だから、高額なものほど【絶対的】な文言は、気を付けないといけない。

・・・と、思っています。


住宅産業は、クレーム産業と言われます。


払う対価が大きい分、少しの残念(マイナス)の積み重ねが

爆発的な怒りになることもある。


怒っているお客様をクレーマー呼ばわりすれば

自分は悪役にならずにすみますが

そういうことが増えてくると、「あそこは、薦めないよ」となる。


【怒っている人は、困っている人】

精神科医の水島広子氏の言葉です。


高すぎる対価を払って、失敗はしたくないし、されたくない。

お施主様は、不安でいっぱい。だから、ちょっとの残念が膨れやすい。


もちろん、建てる側だって

わざと困らせようとかしているわけではありません。

トラブルがないに越したことはない。お互いにです。


ただ、どこかその不安感を気にしていないと

いけないのかなと思っています。


【絶対】とは言えないけれど、

気に入ってもらえたら、うれしいな。

そんな広告で、いけたらいいな。

全然、マーケティングとかSEOとか

まるでなってない感じですが。


引き続き、2月も完成見学会を予定しています。

こちらは準備が整い次第、またお知らせいたします。


そんなに期待せず来てみて、

良くてビックリ!・・・が、理想的です。

掃除

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

例によって、追い出されるように年末を迎えております。

個人的には11月があっという間。

行きつけの美容師さんもそう言っていたので

お母さん業は、そうなのかもしれませんね。


2学期は、とにかく土日が潰れます。


体育祭や文化祭といった学校行事も土日祝。

兄弟が小中高とバラバラなら、

2週、3週連続で!ってこともあり。


野球など、スポーツをさせていれば

やっぱり土日は、試合三昧。


平日は平日で、

個人面談云々と所用も多くなる。

とかく10~11月は、忙しい。


仕事のお休みも、平日に回して、土日代わりに出る!

なんてことも多かったのではないでしょうか。


わざわざ言うほどでもないけれど

やらなきゃいけないことが多すぎる、お母さんたち。


本当に、本当に、今年もおつかれさまでした。


そんなお母さんたちに、追い打ちをかけるように

年末がやってくる。


そう、大掃除の季節がきたのです。


どうしてますか、大掃除。


わが家は、家族総出でやります。

「家事は女だけのものじゃない~!

家族はチームなんだから!」

と、かなり屁理屈をこねて

協力してもらいます。


じゃないと、無理。

終わらない・・・。


とにかく、ピンポイントでもスッキリして

年末年始を迎えます。


毎日こまめにやっていればいいのですが

なかなか。ね~。


せめて窓ふきと、換気扇の掃除云々。

普段さぼっている個所を

年末の気合いでやっています。


窓を拭いただけで、気分晴れやかになるから

不思議なものです。


掃除って汚れたからやるわけでは、きっとないんですよね。

普段汚かったところが、スッキリしたからこそ

思うことなんですが。


それこそ、「はらいたまえ、きよめたまえ」的な。


身も心も、スッキリするために

するものなんだなぁ。


良いことや、残念なこと、色々一年あったけれど

気分一新、「よっしゃ!来いや~!新年‼」

って気持ちになりますもんね。なんとなく。


とりあえず、窓だけ。

せめて、リビングだけ。

それだけでも、気持ち違います。


100点でなくて、大丈夫。

ちょっと気持ちが上がる↑ことが大切なのかもしれません。


あぁ、なんやかやと

今年も、もうすぐ終わる・・・。


2019年は、思わずラグビーに魅せられた年でした。

ノーサイドの精神しかり、戦う姿勢の美しさに

驚かされました。


日本各地で、来日した人たちにナントカ

「楽しんでもらおう、喜んでもらおう」

そういった取り組みをされていたことも素敵でした。


それに対して、とても敬意を払って

喜んでくれている来日客の姿も。


まったく何にもしていない私でも

胸が熱くなりました。


さて、いよいよ2020年がやってきます。

東京で2回目のオリンピックです。


みんなが、「誰かの笑顔を楽しみ」にする、

そんな一年になれば良いなと思います。


正月飾り


どうぞ、手を抜きつつ

晴れ晴れとした新年をお迎えください。


一年間お付き合いいただき

ありがとうございました。



良いお年を!

不完全なワケ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

「おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!」

そういったのは、漫画『ワンピース』の主人公、ルフィ。



あまり詳しくない私でも知っている、

名シーンのひとつです。


ルフィの周りには、彼を支える仲間がいます。

仲間であって、とりまきではありません。

ちやほやしたり、妙な力関係もありません。


航海士がいたり、シェフがいたり、船大工がいるから、

ルフィは、苦手なことや興味がないことまで

なんでも、一人でやらずにすんでいます。


もし、ルフィがなんでも一人で完璧にこなせて、

寝ずに働いても、疲れないような人間だったら

仲間は、いらないのでしょうか。


きっとそうではないから、あの漫画は

多くの人を惹きつけるんだと思います。


例え、ナミが航海士として役に立たなくなっても、

サンジが料理ができなくなっても、

ルフィは変わらないと思います。


仲間たちも、ルフィの良いとことも、ダメなところもひっくるめて

損得じゃなく支えています。


私自身、会社員という肩書がなくなって、

もう20年が近づいています。


今思えば、色々煩わしいこともあるとはいえ、

会社って、仲間がいたんだなと思うのです。



苦手な経理も、事務も、営業も、

得意な人が、わたしの代わりにやってくれていました。


仲間と言っても、会社という組織は、

上下関係はあるものなのですが、

そういった組織から外れると、

あたりまえだと思っていたことが

全くあたりまえじゃなかったことに気づきます。


ルフィは、完璧じゃありません。

ダメなところもあります。

でも、それでも一緒についていきたくなる

魅力が彼にはある。

だれに対しても、フラットな目線であることも

その理由でしょう。


吉野弘さんの、「生命(いのち)は」という詩があります。

ざっくり説明すれば


「生命は自分だけで完結しないようにできている。
だから、他者が必要なんだ。」



という内容です。


この詩を読んだとき、ちょっとホッとしたのを覚えています。


そうか、何もかも、一人で頑張らなくても良いんだ。

完璧にできない自分を、もう責めなくても良いんだ。

私がダメなのは、ひとりぼっちで生きなくて良いからなんだ。


ダメな自分を受け入れて、

「手を貸してもらえますか?」と声をかけて

親切を素直にうけとって、「ありがとう」と感謝できる。

そのための、【不完全】なんだ。


だから、仲間(他者)がいる。

煩わしいこともあるけれど、他者がないと生きていけない。


ルフィじゃなくても、わたしも、声にだそう。


「わたしも助けてもらわねェと生きていけねェ自信が、たっぷりあるよ~!」

家はいずれ、ゴミになる

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


11/26、オーストラリアの山火事から救出されたコアラが

安楽死したというニュースが流れました。


動画には、燃え盛る炎の中、毛が焼け縮れ、

混乱したように、火の中へ向かおうとするコアラを

必死で救助する女性の姿がありました。


恐怖と、やけどのためか、叫び続けるコアラに

女性は、ペットボトルの水をかけ、自らの服を脱いで

体をくるんであげていました。


コアラが鳴く、という印象があまりなかったのもあって、

その叫び声は悲痛で、胸が押しつぶされそうになりました。


安楽死は、やっぱり残念ですが

どんなに偉そうなことを言っても

私にはそのコアラの痛みや苦しみを

引き受けてやることすらできません。

無責任なきれいごとは言えません。


今回のような山火事も、地球温暖化の影響といいます。


知識のない私がここで書けることってないのですが

ふと思い出したことがありました。


数年前、何かで見た「くさる家」の文字。


衝撃的なタイトルですが、

逆に考えてみれば「くさらない家」の方が、怖いんですよね。


「くさる家」は、言い換えれば

土に還る家です。

住む人がいなくなった後、家も土に還る。

くさらないと、当然残るのは

処理しきれないゴミの山。


いつまでも新築当時の美しい家を、

メンテナンスの理由から、ついつい理想としてしまうけど

大きな目で見た時に、そんな家は後々、

処理が大変なだけのゴミの山になってしまう。


【永遠】を望んでも、

私たちは、いつか死んでしまう。


土に還りやすい素材で、家を建てること。

外気温の影響をうけにくい工夫をすること。

省エネ・創エネできる工夫をすること。


これらは、お家を建てる時に

少しはできることかもしれません。


科学者ではないので断言できませんが

なんだかクーラーが普及しだして、夏が余計に暑くなった気がします。


一家に一台どころか、今は一部屋に一台です。


クーラーがここまで普及する以前は、

熱中症で何人も緊急搬送されたとか

ゲリラ豪雨とか言っていなかったように思うのです。


もちろん、クーラーだけのせいではなくて

問題は、あまりにも「完璧」な状態を

求めすぎるところにあるのかと。


クーラーの「完璧」に近い涼しさに慣れると、

ちょっとの暑さが、我慢できなくなる。

スイッチ一つで、もっと快適だからです。

そんな状態になれてしまうと、

「完璧な快適」を求めすぎて、

ちょっとの「不快」が問題視される。


人の知恵は偉大ですが、

人間がすることに完璧はありません。

だから、大きな目で見た時に

こっちは解決したけど、思わぬ別問題がおこることがあります。

気を付けないと、バランスがとれなくなるのです。


「完璧」を求めすぎない。

右に大きく振れれば、その反動は左に来る。

気を付けないと、必ずしっぺ返しが来る。

環境に限らず、どんな事にもです。


人間の「完璧」を求める欲のために

もう、コアラが泣き叫ぶことのないように。


私にもできることを、考えたいと思います。

ごもっともなんだけど

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


わたくしごとですが、只今

元野良猫ハチの、完全室内飼いにチャレンジしています。


元々野良さんで、外が大好き。

運動量もかなり多い、おっとりとは

お世辞にも言えないハチ(♀)


飼うきっかけ。詳しくは→こちら


外の世界を満喫するハチ


来た当時は

まだセキセイインコのQ太郎さんもいたので

家庭内別居状態。

好きな時に家に入ってきて

自由に出ていくパターンでした。


20~30年前、実家でも猫は飼っていましたが

今ほど完全室内飼いが

飼い主の義務のようには言われてなかったと思います。


田舎でもない政令指定都市で、しかも住宅街でしたが

当時飼っていたその猫も、元野良で

自由に出入りしていました。



突然、降ってわいたように感じる「当たり前」と「義務」に

正直戸惑うのですが、

時代的背景やヒトの価値観は色々なので

そうとも言っていられません。


元野良を1か月かけて、

なんとか完全室内飼いにした人の存在や

楽しく読んでいる漫画『うちの猫がまた変なことしてる』も

元々保護猫さんだったこともあり

とりあえず一か月試してみることにしたのです。


意外にも最初の一週間くらいはそんなに困りませんでした。

「お外に出たい」と鳴きはするのですが、あっさりめ。


さずがに2週間目になると、

どんなにいいお天気の日にも出してもらえない。

「これはヘンだ!」と思ったみたいで、

そこからが大変だったです。



脱出を試みて、網戸をよじ登るし(体重5㎏越え!)

戸の開け方は覚えるしで、窓も開けられない。

上下引違の窓に挟まれかけるし、目が離せませんでした。

それと昼夜を問わず、室内のモノを落としながら

「出せ!」と鳴くので、あまり眠れない。



猫を出しては、よそに迷惑をかける。

猫も、ケガや病気、ケンカのリスクが高まる。

たしかに、ごもっともです。

猫は完全室内飼いでも、上下の運動さえあれば問題ない。

ごもっとも。・・・でも、それってどんな猫でも??


タダシイことなのだろうし、

今の時代、猫を飼うには「当たり前」の義務なのかもしれない。


なのに、なにか残るモヤモヤ感。


「お前、出て行ったら人様に迷惑かけるかもしれんやん。

それに、外に行ったら怖い目に合うかもしれん。

病気になるかもしれん。

お前のためを思って言ってやりよるんや。わかるやろ?」


これ、同じこと私が言われたら家出するかもしれない。

ハチと全く同じです。

外の世界を知っているのものにとっては、

家の中が「全て」じゃないから。


猫も人も、その気質にもよるのかもしれません。

お家大好き、外にあまり興味ない。

おっとり、よく眠り、おとなしい。

そんな猫とはとてもいえない、ハチ。


私も、そしてハチも、家以上に

外の世界が好きで仕方がない。


土の感触、風が吹くこと、鳥が鳴くこと、

虫やカエルがいること。

ある日いきなり奪われて、

「お前のため」と言いながら人間の私でさえ

モヤモヤしている。


それでも、飼い主か?

それは猫じゃなくて、自分に甘いんだ。

そう言われるかもしれない。



たしかに、「ごもっとも」。

でも、どこかモヤモヤするこの気持ちは

忘れずにいたいと思います。


正論で、「こうすべき」は

時代とともにあっさり変わってしまうから。


だれか、うちの猫に言ってくれよ。

もう、外には出れないんだと。


だれか、うちの猫でも分かるように説明してくれよ。

お前が外に出ては迷惑なんだと。


だれか、うちの猫に諭してくれよ。

お前のためでもあるんだと。


そしてうちの猫よ、教えてくれよ。


あんたは飼い主より自由がいいのか。

それとも、自由を捨てて、私たちといたいのか。



モヤモヤはありますが、現状は変わらない。

私がとりあえず守るのはハチです。

彼女をもう、捨て猫にしない。

これだけです。


猫の自由を制限したら、

なんだか人間も不自由だ。

うっかり窓も開けられない。


猫は、人間に迷惑をかけている。

でも、言えないだけで

猫だって、人間にきっと迷惑はかけられてる。


いいや、人間ほど

他の生物に迷惑かけている動物もいないのでは。


フェアじゃないよな、と思います。


どこかの頭のいい人が、

フェアな仕組みを考えてくれたらいいのにな!


あ、それかお金持ちの誰か!

森を一つ買い取って

時間制のキャットラン(GPS、森の周囲囲い付き)を

作ってください‼


一時間200円くらいだと、なお嬉しい♪

見学者様?

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


・・・急に涼しくなってきましたね。


暑さと涼しさの差が

月初めと月末で

「こんなに激しかったけ?」と思う

近年の10月。


満開だったコスモスも

きっと今頃は、大団円を迎えていることでしょう。


さて、そのコスモスも真っ盛りの頃行われた

10/19,20の完成見学会。



先日、そのお家の完成写真の撮影に伺いました。



201910_もくせい工舎完成見学会・中津


プライバシー保護のため、遠景でわかりにくく加工してますが

玄関ドア横の、アイアン製のネームプレートが

とてもおしゃれなお家です。



玄関ドアをあけると


201910_nakatsu_玄関ホール


これまた、かわいい

ハチドリのステンドグラス!


201910_nakatsu_玄関ホール・建具のステンドグラス


実は、このステンドグラス。

本当にタイミングなんです。

たまたま在庫があった数種から選んでいただけるので

もう、ご縁みたいなもの。


こちらのお宅は、たまたまご縁があったのが

こちらのハチドリ!

実は、このデザイン今まで見たことがありません。

かなりの、レア。

ちょっと羨ましいような

良いデザインです。

【訂正とお詫び】
こちらのステンドグラスは、お施主様のお持ち込みでした。
大変失礼いたしました。(2019/11/14)



『ハチドリのひとしずく』って

有名な本がありますが

それを思い出される方もいらっしゃるかもしれませんね。


「私は、私にできることをしているだけ」

小さな体で、山火事の火を消したい。

自分にできることがあれば、何かしたい。

その姿は、やっぱり

チクチクする部分を残しながら

自分自身と重ねて、考えてしまいます。



おっと、ちょっと話がそれましたが

実は、撮影していると

思わぬ見学者様が。

201910_nakatsu_ie_liv.jpg


リビングから玄関方面に向かって

何か、ぴょ~ん、ひょ~んと飛び跳ねる

小さなお方。



201910_nakatsu_kaeru_2.jpg


ありゃ!これまた、ちっこいお客さんだ!


どれくらい小さいかというと、


201910_nakatsu_kaeru_1.jpg


これくらい。


丁重に、裏の草むらに

お連れしました。



こういう、楽しいビックリは

良いよなぁと思います。

ちょっと、ゆるみました。

あわわ・・・‼もう見ごろでは⁉

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


本当は、明日アップする予定でしたが

今日は、「連休」最終日。

このブログをたまたまご覧いただいて

もし間に合うなら、

ぜひお出かけしてほしい!と思い

一足早くお伝えすることにいたしました。


今週末、つまり10/19,20の土日、

中津市内・三光にて完成見学会が行われます。



そこで、ブログ書きと、撮影の下見もかねて

職人さんたちが現場入りしない早朝に、

新しいお家まで伺いました。



2019.10/19,20_完成見学会のもくせい工舎自然素材のお家。


パッと見、完成しているようですが

まだ畳なんかが入っていない様子。

完成までもう少し、といったところ。

でも、朝日を浴びて、凛としてそこに在るお家を見てると

なんだかこちらまで晴れ晴れとした気持ちになってきます。


10/19,20の見学会に関しては

詳しくは→こちらをご覧ください。



ところがです。現場に行ってビックリ!

たしか、広告には日田土って書いたのですが

・・・これ、甘木土?

すみません、手違いがあり

表記に誤りがありました。

申し訳ありません!大変失礼いたしました。

【訂正とお詫び】
こちらの壁は日田土で間違いありませんでした。
勘違いをしてしまい大変申し訳ありませんでした。(2019/11/14)



改めまして、壁の色味のお話。

もくせい工舎の外壁は

自然の土の色です。

左官をお願いしている

日田の原田左研さんの

自然素材へのこだわりでもあります。


選んでいただくことの多い

日田土は、白すぎず、さっぱりした色合い。

対して、甘木土は、ミルクたっぷりのチャイのよう。

柔らかく温かみのある色合いです。

かといって、甘ったるい感じではなく

とても上品で、雰囲気が良く洗練された感じです。


こちらも、ぜひ見学会で、実際にご覧頂ければと思います。


ところで、ついでに立ち寄った三光コスモス祭りの会場。

朝の早い時間なら、車も人も多くない。

今年は、昨日10/13~からの開催なので

コスモスが何分咲きか確かめようと思ったのです。


2~3分咲きがいいところかな?と思っていたのですが

・・・なんと、予想を裏切られた!



2019_三光コスモス祭り会場
(2019.10.14 7:30ごろ撮影)


今、まさに、その見ごろじゃん‼


朝7:30位でしたが、展望デッキに昇る人、

散歩をする人、ちらほら人影。

地元の方、かな?

皆さん、朝コスモスを楽しんでいらっしゃる。

日中、露店が並んで、にぎやかなコスモス祭りも良いですが

朝露きらきら光る、真新しい空気の中

コスモス散歩も、なかなか良いですよ。


車で5分ほどのイオン三光からシャトルバスも出ているようですので

今週末10/19,20も、見学会ついでに、良かったらお立ち寄りください。。


「連休最終だし、今日のお休み、どこ行こう?」

っていう方は、せっかくの秋晴れ。

よかったら、見ごろを迎えたコスモスを

一足早くお楽しみくださいね。



場所にもよりますが、旧三光村は

空が広く見える場所が多い。

大きな青空をバックに、ピンクや白、色とりどりのコスモス。



もう、カメラ片手に

行くしかない!・・・ですよね!


2019_三光コスモス祭り会場

大型家電と平面図

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


10月からの増税を前に

駆け込み商戦が激しくなっています。



広告で、「増税前の今のうちに!」をあおられると

アワアワしてしまいそうになりますが

増税前に買った方がいいものと、そうでないものを

詳しく書いたサイトもありますので

一応見てみた方が良さそうです。

ともかく、おちつけ。私。


とはいえ、わが家の冷蔵庫はちょっと考えねばならない。

自動製氷が、夏場になると

何の原因か、氷が数珠つなぎになって

固まって、製氷室の引き出しがが開かない!

なんてことになる。



それで、最近大型家電を気にしているのですが

・・・お家と大型家電って

うっかりすると、にっちもさっちもいかないのです。


特に洗濯機と冷蔵庫は、

建てる前と、建てた後

搬入経路や、設置場所にかなり気を使わないといけない。


特に、お家を建てる時って、

平面図を見せられても、素人である私たちは

部屋の間取りうんぬんの方が気になってしまう。


でも、今計画中の方なら間に合う‼


もし、良かったらその平面に

自分が気になっている大型家電を置くとどうなるのか?

その搬入は、どこからどうやってするのか?

は、かなり気にしておいた方が良いかもしれません。


新築した家に、新しい冷蔵庫を置いてみた時の事。

「(冷蔵庫)デカ!」・・・と言われたのですが、

その時は、チョイスを間違ってたのかと

思ったのです。もっと、奥行きとか

別にいい製品があったのかな~と。


でも、違った。

今回買い直しを考えて、知ったこと。

冷蔵庫がデカかったわけではなかったのです。

そのチョイスが非常識だったのではなかったのです。


実は冷蔵庫の奥行って、

4人家族なら、やっぱり奥行きは65㎝以上(70㎝前後がほとんど)。

一人暮らし用のものでも50㎝くらいはある。

奥行きが65㎝以下なら、横幅が80㎝近くと広くなる。


わが家はどう考えても

奥行きも幅も、70㎝を越えると厳しい。

今回小さめを買い直したところで、大きさ的には

今の間口の狭さを、改善!されることはないのです。

4人家族で、1人暮らし用を使えば

改善されます(笑)


だから、(建てる前に気づかなかった)反省?もふまえ

痛感したこと。


平面図の大型家電の設置場所が、

どんなタイプを選んでも

問題なく搬入設置できるか。


新築時も、その後10年経っても問題ないか?


そこは、実はよく考えないといけない。

(わが家は、もうやり直しきかないけど)


瑕疵担保!ってこういうときどうなのかしらん?

そう考えましたが、ちらっとみても

構造上のことや雨漏り関係みたいなんで

間取りや、大型家電搬入うんぬんまで

きっとナントカしてもらえない。


だから、今計画中の方は

後で泣かないために、

「・・・あれ?これって・・・(汗)」

と、ならないために

ぜひとも、10年後も困らない

大型家電と平面図の関係は

気にしておいてほしいのです。

お家の家電って、実はメーカー側は
10年単位で買い替える設定にしている。
だから、10年位のスパンで
また搬入経路と設置場所で考えなきゃいけない可能性が出てくる。



最終確認で、平面図にOK出した瞬間から、

もう、基本、誰も責任とってくれない。

のらりくらり躱されるか

逆ギレされることになりかねない。

「でも、OKだしたでしょ?」って。


だから、繰り返しますよ~。


お家を建てる時も、建てた後

大型家電と平面図の確認は必要です。


出された平面図に、もし冷蔵庫や洗濯機の大きさの図がなければ

実際に確認してほしいのです。

書き込んでみるのも、良いと思います。

搬入経路もそうで、どんな家電を買っても問題なさそうか

それも、確認した方が良いと思います。


特に戸建てにお住まいの方は

新築当初の外構と、後々塀なんかを設置した時

大型家電の搬入経路が違ってくることもあるので

お家の内と外は、かなり気にしないといけない。


お家を現金で何軒でも購入できる!

そんな方には、そんなこと何の問題もないでしょう。

でも、多くの方は

自分の命を担保に、何十年もかけて支払う

大きな買い物です。

反対にいえば、そんな大きな買い物を

気軽にやり直してくれることには

ほぼ期待できない。


お客様から感謝の声続々!・・・を

HPに大々的に載せる会社は多くても

その反対の声を

真摯に受け止められる度量って、

なかなか期待できない。

反対に「こんなに頑張って建てたのに」って

何の解決にもならないことを言われて

実際の目の前の問題は、さっぱり何も変わらない。

そんなことだって、あるんです。

だって何千万!だから。



だから、最終確認でOKを出すまで

この辺のことも、ぜひとも気にしておいて

損はないと思います。


大型家電と平面図は

建てる前も、建てたその後も

ご注意!を~

明日明後日、完成見学会

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


9/14,15の週末。

つまり明日明後日、完成見学会が行われるお家に

撮影に伺いました。


201909上毛町。完成見学会


場所は、上毛町。

見学会は、予約制となっておりますので、

詳しくは0120-327-892まで

お問い合わせください。


見学会前日でもあり
サイトのご予約フォームからでは、
お返事が間に合わないおそれがあります。



mini_re_201909上毛町。完成見学会


見学会の詳細は→こちら!


撮影していて、つくづく思ったのは

漆喰ならではの、素朴さです。

職人さんたちが手塗りすることで

壁のラインが手書きのような味わいなのです。


mini_re_201909上毛町。完成見学会。壁


わたしは、よくそれを手び練りの器に例えるのですが

例えば、

「割れない、軽い、安い」から

お家の食器が、全部メラミン食器だったら

ちょっと悲しくはありませんか?



美味しい料理屋さんに行って、

出された料理がメラミン食器に乗ってたら

味はともかく、ちょっと

なんだかな~、と思うかもしれない。


人の手仕事、っていうものは

その佇まいが、妙に空気を丸くする。

食器なら食器の、

壁なら壁の、

【機能】としての役割以外に

何かを足してくれる。

それは、雰囲気や空気感かもしれない。


見学会場で、そのフリーハンドのような

ラインを、ぜひお楽しみくださいね!


mini_re_201909上毛町。完成見学会


mini_re_201909上毛町。完成見学会


もくせい工舎の新築の家を撮影に伺うと

「は~、やっぱり

木が好きだ!」

と、そう実感します。

あの、清々しい空気、木の香り、

建具を通して伝わる

無垢の木の肌触り。


木が好きなご家族に、ぜひ来てほしい!


来月も、完成見学の予定があります。

連チャンでの見学も大歓迎♪

せっかくなので、この際

根掘り葉掘り、聞いてくださいね!


mini_re_201909上毛町。完成見学会


迷うなら、実際見に来て、聞いてみる!

ちょっとした一歩前進、です。

それで違ったら、違うな~でも

前進です。


お会いできるのを楽しみに、

見学会場でお待ちしています♪

学校に行きたくない

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


9月1日は、関東大震災が起こった日。防災の日です。


それと、夏休み明け近くになると、

9月1日は、別のことでも注目を集めます。


子どもの自殺率が最多になる、そんな日。


大分県内は、夏休みを前倒しする市町村が

18市町村中13と、大半で

9月1日とは、限らなくなっていますが。

ともかく、長い休みの明けた

2学期最初の日。


ちゃんとした知識や、見解なしに

ここで私が書けることってないのですが

この前、NHKの『逆転人生』

『不登校新聞』のことを知りました。



糸井重里さんの『ほぼ日』がらみで

番組のことを知って、見てみたのです。


現在『不登校新聞』編集長の石井さん。

中学受験の失敗、学校や先生への不信をきかっけに

不登校に。

ずっと、行かない「安堵感」より

学校に行けないことへの「罪悪感」に苦しみ続けてきたといいます。


その後フリースクールの存在を知り、

ボランティアとして不登校新聞に参加。

自分の憧れだった人たちに、インタビューすることで

色々な「言葉」に出会っていくことになります。


特に、わたしが個人的に響いたのは、このお二方。


「この先どうやって生きていけばいいか?」の問いに、糸井重里さん。



「楽しそうにしてれば、いいんだよ。」

学校に行かないという選択肢の中に、もっといいものが混じってる可能性がある。

「着実に地面を行く感じよりも、とんじゃったほうがいいんだ。

順番に階段のぼらなくても、とんじゃえ、とんじゃえ!」


新聞の特集で、不登校の子あてに、樹木希林さん。


「難があるから、育つのよ。」

「全身にガンができて、私自身、成熟した気がするの。

【有り難い】って、難が有るから、でしょう?

難が有ってこそ、人は育つんだから

あなたたちの不登校は、実は財産になるんじゃないの?」


私は、不登校ではありませんでした。

でも、学校がつらくて、息苦しくて

行ってはいたけど、半日持たず帰っていました。

親に色々言われるのが嫌で、

隣の区にあった高校から

3時間かけて、とぼとぼ歩いて時間をつぶしました。



何となく、「レールから外れた」感じを

大人になった今でも感じますし

「普通にうまいこと」いけなかった劣等感があります。



「ちゃんとしなさい」

「なんで普通にできんの?」

「あんたみたいに、そんなことイチイチ考えよったら、

世の中渡っていけん」



でも、ちゃんとするの「ちゃんと」ってなんだろ?

「普通」ってなんだろ?



「普通に」「ちゃんと」はしていませんが、

世の中渡っていけんと言われた私も、

アラフィフのおばちゃんになりました。


「有り難い」ことに、周りのみんなに助けられて。


大人が決めつけた通りになっていませんし、

そこまで言われるほど、ダメダメでもないような。


自分なりに、なんとか生きていますし、

ちょっとした「楽しみ」すらあります。


番組でもあっていましたが、

不登校の子は、「行かずに済む、しめしめ」なんて思っていない。

ずっと、ず~っと罪悪感と、出口の見えない閉塞感に苦しんでいる。

家族も苦しんでると言えますが、

「大好きな親をがっかりさせている」って、それ以上にずっと自分を責めている。



でも、【普通に、ちゃんと学校にいくこと】と、

【自分(と、その命)】を天秤にかけたとき

「ちゃんと」自分の命をとっているともいえる。

ちゃんと、最後の砦で「SOS」を出せている。



うまくいえませんが、

苦しむ不登校の子を救えるのは

同じように苦しんできた、大人だけだと思います。


順風満帆、「ちゃんと」できた人たちには

その苦しさは分からない。


だから、今苦しんでいることは

次の誰かを助ける力になるかもしれない。


石井さんは言います。

「色々な人に話を聞いて、みんな答えはバラバラでした。

だから、正しい答えなんてない。

正解なんてない、って気づいたんです。」


「学校というレールから外れた自分は、

もう、まともな人生を歩けないと思い込んでいた。

でも、そこから始まる人生もあったんです。」


うまくいえんけど、

どうか、どうか、死なないで。

好きなもののためならまだしも、

嫌いなもんのために、なんで死なないけんの?


世界には、まだ見たこともない

綺麗な景色が待っている。

悩んだり、苦しんだり、

うじうじ考えたり。

そんな君だから、

誰かが泣いているとほっとけないんだ。

「あいつは、弱いから泣いてる。

だから、ダメなんだ」って、絶対言わない。



人の憂いによりそえるから、優しいんだ。


悟りきって、人の気持ちに寄り添えないご立派な人より

思わず、一緒に泣けてる人間の方が

ちょっと私は好きだな、と思うのです。

「学校に行きたくない」続きを読む

台所事情

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


Q太郎さんの、お空組入りに伴い、

わが家のモフモフ勢力分布に変化が起きました。


仕事机でくつろぐハチ
↑生きてたら、ウチではありえないツーショット。


ハチさん、念願の南方面の部屋入り。


今までは、絶対入れてもらえなかったエリアに

入れるようになって、

好きな場所でくつろいでいます。

くつろぐハチ
↑写真撮ると、ときどき魂ぬけてます。カワイイとか、そんな形容詞じゃない感じです。
幽体離脱、直前か?



ここで、困ったのが台所。


LDK、なので当然行くのです。


いや、きれいに台所が整理整頓されていて

きちんと元野良ネコにも教え込む度量がある!

私が、そんな有能な飼い主なら良いのです。

教え込む間に、絶対なんかやらかすに違いない。私が。


これは~、なんとかせねばならない。


そこで、前々から

台所の目隠しが気になっていたこともあり、

ちょっと色々やってみました。

2019_k_moto.jpg

わが家の台所入り口は、漆喰のアーチになっているので

市販の、アコーディオンドアがつけれません。

そこで、ニ●リで買ってきた、処分品のパーティション。

4枚連なっていたので、一枚を外して

カウンター部分に。

考え中

サイズ的には、なんとかなりそうだけど

なんか、屋台船っぽい。

そこで、なかの障子を外して

なんちゃって、チェッカーガラスの建具風にしてみました。

2019_k_omote.jpg

本物のチェッカーガラスは、高価だし

パーティションの部材に取り付けるには、重すぎる。

だから、アクリル板に、ナ●コで買った目隠し用の

シールを張った、なんちゃって仕様です。

ステンドグラスだけは、どうしてもこだわりたかったので

Cr●●maで、作家さんに寸法を伝えて作ってもらいました。

2019_k_ura.jpg

地震で落ちないよう、涙ぐましい対策も。

結構、がっちり止まってます。

2019_k_ura_2.jpg

とりあえずは、

■ハチの侵入を防ぐ
■目隠し

の問題を、クリアーはしました。



でも、なんちゃって仕様なので

風が吹くと、べコべコいうのです。

やっぱり、本物のガラスではないので

アクリル板~~~、なのです。

シールに、空気入っちゃってるんです。



しかも、丁番をつけたので

持ち上げれば、下から開くのですが

・・・風通しが前より悪い。

引き戸になっていれば、良いんですが

そこまでやれるほどDIY慣れしてません。



つくづく、思ったのはLDKのことでした。


家族の顔が見れて、子どもたちにも目が行きやすくて♪

・・・というには、うちの子はあまりにも育ちすぎていました。

小さいころなら、確かにそうなのですが

建てたころは、下の子ですら小学校の低学年。

いつも高学年の上の子にひっついているので、

見てなくても大丈夫でした。



おかしなもので、図体がデカくなった家族が

の~~んびり、テレビ見たりゲームしたりしている中

ず~~~~~っと、家事ばかりしてると

なんか、もや~っとする。


私は、出来のいい、優しい

妻でも母でもありませんので

結構、イラつく!(笑)

これなら、なまじ見えない方が良かった(笑)



今思えば、実家も、前のアパートも

台所は独立できる形になっていて

それまでLDKの形に住んだことがなかったのです。

私の場合は、LDK一体型より

L/DKもしくは、LD/Kの方が性にあっていたかもしれない。



だから、もし今プランをお考えの方は

台所事情って、【自分なり】に

よくシミュレーションしてみた方が

良いかもしれません。

特に、「家族のため家事することが幸せ♪」

ってタイプでなくて

「うわ~、皿洗いは正直、テンション下がる」タイプは

これは男尊女卑では?

これは男女参画と言えるんか?

とか、ややこしいことを考えかねません。危険です(笑)

料理の匂い(特に焼き魚)

充満するのも、すこし予防できるかもしれない。


目隠し、あったほうが私は良いかも~

って方は、ちょっと台所事情の熟考必要かも、です。



うっかり、わが家みたいに

押しかけ女房ならぬ、押しかけ野良猫を

預かるハメに、ならんとも言えません。



やっぱり、ちゃんとした職人さんに

最初から、手仕事で作ってもらえば良かった。

DIY慣れしてないなら、なおさらです。



本物の自然素材でできた家なら、

やっぱりそれが建具だろうが、庭だろうが

同じように本物の自然素材でないと、

やっぱりしっくりこない。

なんちゃって仕様だから当たり前なんですが、

やっぱりとってつけたみたいで、残念な感じがします。


だから、

「予算のこともあるし、わがままかしら」

「こんなこと言って、嫌な顔されたら・・・」

なんて遠慮せずに、

お金出すのはこちらですし、

なんといっても、自分の大事な家ですから

遠慮したばっかりに

後悔しないよう、

しつこく考えてみてくださいね。


妙に遠慮したり、「ご納得いただく」形にさせられたことって

あとあと、あまり良い種になりません。
素人なので、言い返す術を知らなかっただけ。
黙って「そうなんですね~」としか言えないんです。
実は、腑に落ちてはおらず、もやもやしたままってことがある。
この小さなモヤモヤって、結構あとあと曲者なのです。


本当に信頼関係がある、という状態は

意見や気持ちの交換が、スムーズであることです。

一方が顔色をうかがって、気後れして

言葉を飲み込むのは

不信の種になる。


だから素人だからって遠慮せず

分かるまで、納得するまで、聞いて良いと思います。

それで煩がられるなら、

「お客さまのため」という言葉は、

広告用か、その時の気分次第なのもしれません。


ましてや、今色々見て悩んでいる状態なら

今のうち、とも言えます。

当たり前に提示されるLDKという間取りが

自分の性に合うか合わないか、

少し考えてみるのもアリかと思います。



あ、ついでに~。

撮影時に何軒かのお宅で見た

パントリーは、うらやましかったです。

pantry_201908.jpg

お米を、自宅や親せきが作っていて

30kg袋とかで家にある~って方は、

この猛暑なので、やっぱりパントリーあった方が

便利だと思います。

いいな~。

リビングその分狭くなっても、これは必要だったな~、私。



もくせい工舎の家って断熱性能いいから、

キッチンの横に

お米とか食品ストックとか置けるのは

安心だし、便利だな~と思います。

うらやましい点です。

いいな~。

40g

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


私事ですが、セキセイインコのQ太郎さん(♀)が

今年の3月、ちょうど

桜のさく頃、お空組になりました。


(糸井重里さんの【ほぼ日】「ドコノコ」風に言うと。
↑毎日糸井さんが書く『今日のダーリン』や色々な企画が楽しい。
その中に、亡くなったペットをこう呼んでたのです。)



q_Q太郎さん、お空の向こうへ


ちょっと、この話を先にしとかないと

次回と話が続かないので

良かったらお付き合いください。


Q太郎は、容体が急変して

病院に運ぶ途中、大好きだった

上の子の手のひらの上で

息を引き取りました。


8歳くらいだったので、

人間でいうと60代くらい。

もっと、ずっと一緒にいられるものだと

思い込んでいたので、

やっぱりちょっと、早すぎる気がします。



小鳥や小動物など、捕食されやすい動物は

「ギリギリまで弱っているところを見せない」と言います。



今思えば、いつもの春先と違う点はあったかと思いますが、

それは「死」という結果を見たからであって

何事もなければ

いつもと違うことにすら気づかないままだったかもしれません。



40g。

セキセイインコにしては、ぽっちゃりなのですが

それでも、たかだか40g。

それでも、すごい存在感の40gでした。


在宅で仕事をしている私は、一日のほとんどを

Q太郎といっしょにいました。


「Q~」と呼べば

「ムカシムカシ、Qタロサン!」と答えてくれました。

一日に何回、家族に「かわいいね」と言われたか

わかりません。



Qに声をかけながら、

私たち家族は、どんなに救われていたのかも

わかりません。

優しく声をかけることが、何故こちらにも良い影響があるかは

以前の記事を良かったらどうぞ→こちら


「あまり悲しむと、成仏できんよ」

子どものころ言われたその言葉を、

ひねくれものの大人になった私は、

あまり信用してません。
(例えホントウのことでも、なにか腑に落ちないのです)

それは、どうしようもないことに悲しみ続けることへの

慰めや優しさであったかもしれないし、

泣かれることへのめんどくささだったのかもしれない。


いつまでも、過去をくよくよ後悔しても

たしかに何も変わらないのです。

でも、大切にしていた存在が

「会えなくなって、悲しい」という気持ちは

今、そう思うなら

素直に感じていいと思うのです。


誰かの決めた「こうするべき」「こうした方が美しい」に縛られて

自分の素直な「泣きたい」感情に蓋をしてしまうことが

長い目で見た時に、そんなに良いとは思えない。



泣きたいときは、泣けるなら、泣いて良い。


「こうするのべき」に縛られて

だんだん、本当の自分は

何をどう思って、どうしたいのか分からなくなるからです。


いなくなったことを、

会えなくなったことを、

こんなにも寂しく思う、Q太郎さんとの出会いは、

違う見方をすれば、

別れがこんなにもつらいほどの出会いでした。


ありがとうね、Q太郎さん。


たくさん可愛いセキセイインコはいるけど、

代わりはやっぱりいなくて、

「あの」Q太郎に会いたいのです。


また会いたい。

そんな出会いは、とても

しあわせな出会いだったと思います。

「40g」続きを読む

おもいがけず。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先月、日出町のお家が完成したとのことで

撮影に伺いました。



通りから一歩入った、

車が一台通るくらいの、細い路地。

眼下には、別府湾が広がります。

行ったことないけど、尾道ってこんなとこなのかしらん?

そんな、なんとものんびりとした雰囲気。



大分・自然素材の家。もくせい工舎日出町の家。海の風景
遠くに高崎山。アガパンサスの青い花がきれいです。


web_mini_re_大分・自然素材の家。もくせい工舎日出町の家。外観
お⁇片流れの屋根!


近くのお店に駐車場をお借りして、

撮影の小道具なんかを、えっちらおっちら運びまして、

お花を活ける準備をしてました。


web_mini_re_大分・自然素材の家。もくせい工舎日出町の家。花を飾る
今回は、とても綺麗なガクアジサイが手に入りました!へへへ~♩


そう、超・自己流ですが、毎回活けさせていただく。

だから、おもいがけず上手くいく時もあれば

どうにもこうにも、申しわけない時もあり。

うまくお花がまとまらなかった現場は、

正直、ちょっと胸がチクチクして帰ります。


おもいがけず、といえば

こちらの現場で、

お施主様から声をかけていただきました。


なんでも、このブログを

よく見てくださっている、とのことでした。



もうね~、・・・感激ですよ⁉


だって、私、たかだか黒子(くろこ。ほくろと読まないでくださいね)ですよ?


私のことも、仕事のことも、ほとんど誰も知らないのです。
(旦那の実家は、何度言っても「嫁は無職だ」と思い込んでますし)


「見えない仕事」は、よほどでない限り

基本、存在を気づいてもらえません。


自分の仕事を、喜んでいただけたのか。

それも、わからないことがほとんどです。


会社員時代は、頼まれたものを渡せば、

営業さんが「ありがとう!」と言ってくれました。


また、職種は違っても、「同じ会社の社員」として

一緒に働く【仲間】に数えてくれました。


今思えば、何気ないことなのですが

どんなに精神面で、支えてもらっていたのかと思うのです。


一緒に働く仲間として

「存在を認めてもらっている」

すぐに手の届く実感を、周りの人たちから

与えてもらっていたのだと思います。


フリーな仕事は、自由である反面、孤独でもあり

接客がない限りは、反応も(良くも悪くも)分からない。


だから、今回、おもいがけず声をかけていただいたことは

人知れず、物陰に隠れてたのに、

「ここに、居おったん⁉会いたかったよ!」と

笑顔で見つけてもらったような

そんな喜びでもあったのです。


割とニコニコ平静を装っていましたが、

本当はあの時、

泣きそうなほどうれしかったんです。


お施主様、本当にありがとうございました!


そうそう、こちらには

さらに私を、どこまでも癒してくれる存在が・・・。



くろちゃん
「なんなら、おなかをモフモフしても良いですよ」と、言ってくれました。


白黒のハチワレ猫の、くろちゃんです。


・・・・・・・ちょっと、これは親近感わきますよ。

だってウチのハチと、似た模様。



kurotyan_hati.jpg
くろちゃん(左)の方が、若い分、あどけない。顔も丸めでカワイイ。
わが家に来たばかりのハチさん(右)。バットマン仕様。目つきが鋭く、男前です(女の子だけど)
桜吹雪(肩の黒い部分)が、ハチの方が多めですね。



男の人に言い寄られることは皆無な私ですが

なぜか、猫さんにはわざわざ挨拶に来てもらえます。


・・・なんだろ?お魚の匂いでもするのかな??


くろちゃんにも会えたし、良かった~。


活ける花を切ってて、わが指まで切って

絆創膏までお世話になり、おまけに色々いただいて・・・。
しかも、運ぶのまで手伝ってもらって(汗)


おっちょこちょい傷

恐縮で、おもいがけず、とても幸せな時間でした。

ありがとうございました。


木の家のリビング


どうぞ木の家で、みなさんお幸せに♪

お元気で!
(くろちゃんたちもね!)



※ちょっと、この時の話と関連して書きたいこともあったのですが
長くなったので、いずれまた!

関連する記事は・・・こちら!

こちらも6月まで。旧平田郵便局

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


もくせい工舎も今月末の、6/29,30と

上毛町にて構造見学会を開催いたします。




特に関わりはないのですが

同じく今月末までイベントの行われる

旧平田郵便局【TEMPORARY】をご存知でしょうか?


旧平田郵便局・TEMPORARY


旧平田郵便局・TEMPORARY・イベント詳細


元々、建物を見るのが好きなので

ぜひ公開されているのなら見てみたい!

あわよくば、撮影などさせてもらいたい!

・・・と、もうギリギリですが伺った次第です。


201906_大正レトロな旧平田郵便局外観。正面。
大正レトロな旧平田郵便局外観。正面。


古い。古いけど、こじゃれている。

木造、しかも2階建て。


201906_旧平田郵便局外観
旧平田郵便局外観。
店舗へは、正面向かって右側の【OPEN】と書いた入り口から。



201906_旧平田郵便局入り口


もう、入り口から可愛くて

なんかワクワクしますね!



気軽に、遊びにきている私にしたら

ワクワクだけですが

この建物を「このままにしておくには、あまりにも惜しい!」

そう思った人たちが

こんな風にワクワク感じるように

知恵を絞ったり、掃除をしたり、

手を動かしてくれたおかげなんだよな~。

そう思いつつ、とはいえワクワクしつつ

中へ。


201906_旧平田郵便局内部


撃沈です。

なんだろう、この嫌味じゃない可愛らしさは。

真っ白すぎる内装は苦手な私ですが、

梁がいいのか?土間がいいのか?

裏庭へ大きく取られた開口部の開放感がいいのか?

居心地よい。


201906_旧平田郵便局内部
今回のイベントのために作家さんたちの手仕事が並ぶ。
子ども用の花びんの細工がかわいかった。
他、布もの、多肉植物、ガラス製品、アクセサリー、籠などなど



私はハエ取り草が気になって、何度も指を入れてみました。

すぐには、バクって閉じないのかな?

それともお腹いっぱいだったのか?

指を挟まれることはありませんでした(なぜかちょっと残念)


201906_旧平田郵便局外観


手づくりの籠も、本当にかわいくて

しかも安い!

欲しかったのですが、元来荷物がやたら多くなるタチなので無理。

では、インテリアに!とも思ったけど

入れるものが思いつかず・・・。

籠バックはあきらめました。

あ~、でも欲しかった。


201906_旧平田郵便局内部


また、この中がいいでしょ?

もう、好きな人には捩れるくらい素敵でしょ?

ここで、大正時代、誰かが誰かの手紙や荷物を

大切な誰かに送っていた。

そう思うだけで、なんかノスタルジックです。


201906_旧平田郵便局内部


もう、郵便局の旗やら、棚やら。

当時はなんともなしに使っていたであろう道具が

とても味わい深い。


この空間を反対側、

つまり本来の郵便局の正面玄関から見ると

こうなります。

201906_旧平田郵便局内部


大正時代、「これを東京に出た息子に送ってくれんかね?」

なんて、荷物を抱えた母親が来たのかもしれない。


201906_旧平田郵便局内部


すりガラスの文字が、もう!

素敵じゃないですか。

この公衆電話室を使った人は、まさか

その電話が、ハガキより小さいサイズになって

ほぼ一人一台持ってまわれる!

そんな時代が来ることなんて考えもしなかったかも。


201906_旧平田郵便局内部


古道具が、良く似合う。

さて、2階。


201906_旧平田郵便局内部


畳敷き・・・だったのでしょうか?

床の間らしきものもありました。

ちょっと、歩くとギシギシいいます。


201906_旧平田郵便局内部


201906_旧平田郵便局内部


古いガラスは、ちょっとぷっくりした味わいで

空気が少し入ってる部分などがあって

これもまた深みがある。

それを通してみた景色が、柔らかく感じます。


201906_旧平田郵便局内部


壁の中。

こういったのも、原田左研の親方なんかが見たら

色々わかるんだろうな~。

私は分からないので、

・・・はい!次へ!


201906_旧平田郵便局内部


階段は、今よりは急こう配ですが

踊り場もちゃんとあります。


201906_旧平田郵便局内部


ちょっと、どうやって入るのか分かりにくい

屋根裏。


201906_旧平田郵便局内部


梁とガラスが、良い雰囲気です。

足を踏み入れる勇気はなかったけれど・・・。


201906_旧平田郵便局内部


天井部分も、永家さんが見ると色々思うことがあるのかも。


201906_旧平田郵便局内部


201906_旧平田郵便局内部_カフェ


美味しいコーヒーや、紅茶、

お菓子が楽しめるカフェもあります(セルフ)


今なら、フランス語も習えます。(そのお話は、機会があれば書きたいと思います)

私も習ったのですが、ファビアン君が日本語が上手なのをいいことに

ガンガン方言交じりで、根掘り葉掘り聞いただけ。

散々教えてもらったのに、一番印象に残っているのが

ミニオンだという。
Mignon=かわいい。
・・・「バナナ~」の、黄色い彼ら?

すみません、ファビアン先生。



201906_旧平田郵便局中庭
中庭から見る旧平田郵便局


201906_旧平田郵便局中庭
かわいい多肉植物。木陰で気持ちよさそう。


ああ~、でも、今月末までのイベントなのです。

こうして書いている、今日までが晴天で

明日から県内は、ようやく遅い梅雨入りを迎えます。

こんなに爽やかな景色!とはいかないかも、ですが

6/29,30のもくせい工舎の構造見学会のついでに

ぐる~っと、耶馬渓まで!

・・・なんていかがでしょうか?


201906_旧平田郵便局中庭
あじさいも見ごろです。


おっと、これを最後にもう一回。


もくせい工舎の構造見学会もよろしくお願いいたします。

6/29,30。上毛町にて。

構造見学会、今月末に。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

今月末、6/29.30の週末に

上毛町で構造見学会を開催します。



広告にも、ブログにも、何度も書きますが

構造見学会、・・・地味めです。

どんなに中身が大事と分かっていても、

どうせ見に行くなら、完成見学会の方がいい。

そう思われて「完成見学会の広告出てからでいいや~」

と、見送りたくなるのも分かります。



そう、「どうせ行くなら」。


ゆったり【ご予約制】は、確かに色々聞けるのです。

その一方で

「うっわ~、これ違ったわ~」っていう時に

こっそり逃げる!・・・ができない。



【しつこい営業しません。】

そう言われても、正直どこまでのさっぱり感かは分からない。

「その後、どうですか?」程度の電話でも、

私などは、かなりプレッシャーというか

正直うっとうしいので。


ネットで見る、広告で見る、のとは

やっぱり、【気軽度のレベル】が違うのだと思います。


「あ~、違ったな~」、と思えば閉じることができるし

自分が見たことも、相手には分からない。

かたや見学会は

顔も見られるし、住所、氏名だって

アンケートで聞かれることも多い。

どこの誰だか、分かってしまう。

そこか、よそで建てない限りは

ずっとDMも届く。今は、ちょっと

そっとしておいて欲しくても、です。



だから【ある程度の決心】がないと、見学会に行けない。

決心がつかないから、やっぱりネットの海をさまよう。

広告を比較、検討。比較、検討。比較、検討。

・・・・・・・・・・・・・。



でも、実は

「気軽にできるリサーチ」なんか

もう、あらかた

やりつくしたのではないですか?



その上で、もしモヤモヤしていることがある。

・・・とすれば、そのモヤモヤの中身は

【実際に見たり、作り手に会って、話してみないと分からない】部分

だからではないでしょうか?


もくせい工舎の見学会に来場した方が

みなさん即決しているわけではありません。

何年もたって、「もうどこかの工務店でたてたんだろうな~」位になって

再度ご連絡いただくこともあります。

だから、その点はご安心していただいて良いと思います。

「直ぐでなくても、良い」のです。



実際どんな家を建てているのか。

作り手はそんな人間なのか。

自分たちに支払っていけるのか。

他には、どんな人たちが建てているのか。

同じくらい収入の人たちは

ちゃんと日々、支払いしながら暮らしていけてるのか。


実際、気になっておられることの中心は

そういったことではないでしょうか?


正直、湯水のようにお金が使えるなら、

そんなに迷わないで済むはずです。

「こんな家を建てたい」という理想と

「ちゃんと、支払いをしながら

穏やかに暮らしていける」予算の【限度】があるから、悩むのです。


理想と予算のバランスが、うまく取れなければ

自由設計と言いながら、その限界を感じることがあるかもしれない。

同じ食べ放題でも、1,980円と5,980円では

選べるものが違う、そんな感覚です。

何もかもが、絵に描いたように理想どおりにはいかないかもしれない。



でも、これだけは確信して言えることがあります。


ただ、「木が好きな人」には、ぜひ見てほしい


そこは、間違いありません。


【自然素材の家】と言いながら、その定義はありません。

表面だけ、一部だけ、自然素材でも

そう広告に書けます。


その自然素材の家は、中身まで誠実なのか?


それを確かめるための、構造見学会なのです。


ウソかホントか、

ぜひ確かめに来てほしい!


ご予約お待ちしています。


縁起の良し悪しを

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


前回、小石原についての記事で

↓の置物のことを書かせていただきました。


2019_sp_坂本茂雄窯の鬼のおきもの


どうも、鬼?のようなのですが

パァアア~、って感じで

なんとも能天気な、満面の笑顔(笑)

見ていて、脱力というか

ゆるい笑いがこぼれるので

気に入って、我が家の一員になりました。

でも、せっかく「鬼」っぽいので

鬼瓦的働きなども、もしかして期待できるかと

いわゆる「鬼門」方面においてます。



実は、ウン年前おこなった

我が家での「構造見学会」に

ご近所の年配のご夫婦が、飛び入りで来場されたそうです。

さんざん見て回った挙句、最後に

「出入り口が縁起が悪い」

「そんなん嫌う人もおるんでな~」と一言、残して帰られたそう。



・・・んで、どうしたか。



ほっときました~(笑)


もともと、建てるときに

もくせい工舎から風水関係を気にするか?とは

アンケートで聞かれていたのです。

そりゃ、良いに越したことないけど

ガチガチにこだわって、不自由なのも困る。

予算にも「げんかい」がありますしね!

それほど、気にしない。・・・に決めたのです。



例え、どんなに完璧に風水や縁起にこだわって

結果、地位や名誉に恵まれて

大金持ちになったにしても

死人の出ない家はない。(お釈迦様の話ではないけど)

そう考えると、不幸ごとが一切ない家なんて

あり得ないことになります。



私は、ひねくれ者なので

上から目線で「絶対こうあるべきだ!
(そんなことも知らんのか?)」と、言われると

ど~も、くつがえしたくなる(笑)



もし、そんなに忌み嫌う家で

のんびり、幸せに暮らして死ねたら

「あれ?そうとも限らないぞ?」ってことになります。



黒猫が縁起が悪いからと、黒猫が貰い手が付かない。

でも、黒猫と一緒に暮らして、幸せな人もいます。



カラスを毎日見ても、上機嫌の人だっています。



嘘かホントかはともかく、

それを口にして、聞いた側がどんな気持ちになるか。

そのことの方がよっぽど大事なように思います。



茶柱が立った。

四つ葉のクローバーをみつけた。

きれいな虹をみた。



聞くだけで、こちらも元気がでるような

「縁起の良い」話ならともかく

呪いの毒ガスばかり口から吐きたくない。



変な話、幸か不幸か気にしてばかりの人に

幸せそうな人がいない。

そんな気がしませんか?



幸せかどうかなんて、気にするな。

笑ろとけ、笑ろとけ。

そんなの、

死ぬ間際にならんと、わからんばい。

2019_小石原・幸せそうな坂本窯の鬼

・・・って、この子も申しております。

意味などいらぬ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


令和となってすぐのGW、旧友と小石原民陶祭に出かけました。

前回訪れたのは、2017年の豪雨で被災する直前のGWですから、

被災後はじめて、の訪問です。


某道の駅で待ち合わせ、

被害のひどかった朝倉の松末地区を通って

小石原へと向かいます。



高速道路を通るたび、その下に広がる朝倉の被災地の様子は見えましたが

実際通ったことはありませんでした。



新しく建て直されたお家、埋まったままのお家、車、

川の黒い土留め、重機、そして

砂、砂、砂。


旧友と、小石原へ向かう度、通っていた「いつもの」道。

被災時TVに出ていた、松末小学校。

何にも起こっていない時、

何にも思わず通っていた道を、

何も言えず、通り過ぎる。


語彙力のなさを棚に上げても、

言葉にすると、何か違うものになる。

胸の奥や、おなかの底を

ぎゅっと、つぶされる。

「いつもの」道でありながら、「違う」2年ぶりの道。



前回は、小石原中心部まで、大渋滞。

車、車、車、たまにバイクに追い越され、

車、車、車。

着いたら着いたで、

人、人、人!



いったい小石原村民の何倍いるのか、観光客!(他人のこと言えんけど)



でも、今回は、渋滞も、そうでもなかったのです。


やっぱり豪雨の影響、・・・なのかな~?


予想していた渋滞を難なくクリアし

いざ買い物‼・・・ですが、

そう食器ばかり買うわけにもいきません。

鼻息荒く、被災地支援!っていえるほど、

お役に立てないかも。



と、言いつつ戦利品はゲットしましたよ。

硬いはずの財布の紐を緩める、

そんな掘り出し物に出会えました。


2019_小石原民陶祭戦利品
針山、レンコンのブローチ、アロマオイル入れ(←名前よく分からず)


お裁縫、まったくしません。

子どものゼッケンつけるのも、半泣きです。

・・・でも、この針山は、かわいい~。

気分が上がる。

この、【気分が上がる。】っていうのが大事なのです。

役に立っても、気分が下がるものより、

何の役に立つか分からない、気分の上がるもの!


そう!

何の役に立つでなし、でもなんか気分上がる!

なんか、おもろい!



その基準で今回手に入れた、一番ワケが分からん、でも何だかカワイイもの↓

2019_sp_坂本茂雄窯の鬼のおきもの


鬼・・・?らしいけど、何だろ?この緊張感のなさ(笑)


ぱぁあぁあ~、って笑ってる。



不気味なんだか、かわいいんだか、

よくわからんけど、

見てるだけで、脱力。そして、つられて笑う(笑)



この、能天気な置物しかり、

財布の紐を硬くしていても、どうも私のツボをついてくる

窯元があるのです。



小石原民陶祭の中にありながら

異彩?をはなった空間。

【坂本茂雄窯】さん



出かけるたびに、なんかかんか買ってしまうのです。

しかも、思った値段の、半額そこそこ。



坂本茂雄窯の招き猫
以前、緩んだ紐から、わが家に来ることになった戦利品たち。


皿も、びっくりするほど安いものもある。


2019_坂本茂雄窯のどんぶり鉢
手前は、2年前買ったもの。どんぶり鉢。
なんと両方とも、400円!
他所だと、安くても800円はする!下手したら、1600円、2400円しそう。安っ!



2年前に買ったどんぶり鉢の、ぷっくりとした手触りが気に入って

もう一つ買うか!と思ったのですが

同じ物なし。

ある時に、買っとかないと

ずっと同じものがあるとは限らない。



置物も、お皿類も、びっくりするほど安いのですが

中には「あ、それ高いよ。お茶の道具やから。」(by:店主)というものも。



「なんだか良くわからんけど、楽しいもの」を見ていると

あるオジサンがお店の人に、問うていた。

「これっち、なんか意味とかあるんですか?」



あ~、言っちゃった、言っちゃった~。


みんな意味を頭のどこかで考えつつも、

なんとなく言葉にしなかった部分です。



フーテンの寅さんじゃないけど

「それを言っちゃ~、おしまいよ」です。


意味が加わったとたん、なんか面白みに欠ける。

「不思議なこと」が、味わいでもあるからです。


なんでもかんでも、

意味などいらぬ。


言葉にした途端、「違う」こと。


意味を加えた途端、「失う」こと。


そういったものって、あるよな~。

それは、頭でなく、口先でなく、

もっと心の奥とか、おなかの奥の方、

腑の部分の話だよな~と、思って

小石原を後にしました。



あまりたくさん買えないので

支援にはならないけど、

また来ますね。小石原!

平成

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

今日で、平成という時代が終わります。


平成最後の○○!

・・・と、よく聞きますが、

平成最後の、朝ご飯を食べ、

今日もまた、一日が始まります。



私は、昭和40年代の生まれなので

平成という時代のほとんどを

「大人」として過ごしてきました。


故小渕元首相(当時官房長官)が、【平成】と掲げたシーンは

記憶に新しい。

・・・といっても、もう30年も前になるんですね。


時代の呼び名が変わっても、

「昨日の続き」を生きてきた。

・・・に、すぎないのですが

一年の途中で、もう一度元旦が来るような

ちょっと、気持ちも新たになります。


きっと過去にも、年号が変わるたびに

「良い時代に」と、願われてきたんだろうな~。



平成に生まれたわが子たちは、

そのほとんどを

大人として「令和」を生きていきます。


令和という字に込められた思いの云々を問わず、

たまたま巡り合った「時代」や「社会」で

なんやかんやして、生きていかなきゃならない。



わたしたちは、「昨日の続き」を生きてきた。

昨日の続きが「今日」で

今日の続きが「明日」になる。

・・・当たり前だけど。


「一時代を築き上げる!」ことは無理でも、

せめて丁寧に「今日」を送ってみようかな。

丁寧で、温かな「今日」が続けば

丁寧で、温かな「時代」になりそうだ。



ちなみに、もくせい工舎の平成最後のお家の一軒を

ただいま施工事例にアップすべく準備中です。

平成最後の2棟、関連記事は→こちら!



丁寧で、温かな目線。

丁寧で、温かな仕事。

それは、丁寧で、温かな「何か」になりそうです。

(あいだ)の話

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

例えば、原田左研さんのトラックには、

品のいい字体のロゴと一緒に、

「壁をつくる人たち」というキャッチコピーが入っています。


201903_原田左研トラック。壁をつくる人たち。ロゴ


「壁をつくる。・・・というより、

壁と壁の【間(あいだ)】をつくっている」

と語っていたのは、その原田の親方。



そう、【間(あいだ)】。


【間(あいだ)】は、単体ではできません。

何かと何か。つまり、複数のものが必要になる。


そういえば、人間って、人の【間】です。


「人」って書いても、通じるのに

「人間」とも書く。


壁と壁の【間】にも、

人と人の【間】にも、

空気感というか、温度があるように思うのです。


親方は、なんとも居心地の良い【間】をつくるために

壁がどうあれば、その空気感に近づくかを試行錯誤している。


私たちも、人と人の【間】を

お互いに、居心地よくするために

どういう人であればいいのか、試行錯誤していくのかもしれない。


(あいだ)の空気感、温度感は

それをとりまくモノや人の、在り方だと思います。


ところで、先日、カメラ片手に

由布院へと、ぶらりと出かけました。

2019_sp_由布院の小川

ちょっと行かないと、色々なものが新しくできている。

嗅ぎ覚えのある、木の良い香りが漂ってきたので

ふと見ると、無垢の木をふんだんに使った建物が!


2019_sp_もくあみの杜


2019_sp_もくあみの杜


【もくあみの杜】という商業施設です。


2019_sp_看板


テナントの表記も、焼いた文字!

建物の傍を通るだけでも、木の香りが気持ち良い♪



気分よく、目的の地に行こうとしたものの

道に迷ってしまい、思わぬ路地裏へ。


2019_sp_路地裏の菜の花


ここドコ~?


・・・ところが、歩きながら道に迷うのは

ちょっと楽しい。

車で迷うと、行き止まりやら、一方通行やらで

焦るばかりですが、

歩きは、間違えれば

気軽に戻れます。

しまいには、迷ってるのにニヤニヤしてる。

「ここどこやねん!(笑)」って言いながら。


迷いつつ進んだ場所に、以前雑誌で見たことのあるカフェがあったのです。

ご紹介したいのに、写真無くてすみません。

遠慮してしまいました。


【カフェと雑貨 nayaさん】


ほうじ茶(ラテ)がすごく美味しかったのです!

カウンターから離れた席にいたのに

淹れてくれる途中から、ふんわり香ばしくて豊かな香り‼

あまりにおいしくて「売ってますか?」の問いに

「こちらには置いてませんが、杵築のとまやさんのお茶です。

由布院では、【山荘 無量塔】の売店で買えますよ」

とのこと。


2019_sp_猫
「売り切れ」の看板のかかるパン屋さんの店先で


ぶらぶらした帰りに、ちょっと寄ってみました。


2019_sp_yuhu_山荘むらた
暖炉用の薪すら美しい?


言わずと知れた高級旅館で

私には、宿泊はとても無理なのですが、

山荘 無量塔さんの建物や空気感、世界観が好きで

本当に時々!売店や喫茶室に行きます。


売店、といっても

【匠舗 蔵拙】という立派な建物に、名前。

私などは、もう↑を、どう読むのかも分からない(笑)


「建物、すごいですよね~」とスタッフの方に声をかけると

「秋田から古民家を移築しているんです。」とのこと。

壁も、味わい深かったので

「もしかして、原田左研さんですか?」と試しに聞いてみました。

「こちらの建物は、確か違ったはずですが

本館はそうですよ。

色々な業者さんが入りますけれど。」



ネームバリューでどうこう言いたくはないですが

・・・やっぱりすごくないですか?

あの、空気感、世界観をつくりげるのに携わった職人さんが

もくせい工舎のお家の壁をてがけてる!



今は、便利な時代になってるんですね。

なんと、GoogleMapで、本館内部の様子が垣間見れる!

・・・良かったら、その美意識、世界観を

チラッとご覧ください↓


本館内部


それはともかく!


壁と壁の【間(あいだ)】。

そこに住む、人と人の【間(あいだ)】。


その【間】の空気感を考えてから

家の在り方を考えてみる。

・・・というのも、きっとアリです。

桜咲く公園を望む2つのカタチ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先日、3/23,24に見学会が開催されたお家と、

その奥のお家の2棟の写真撮影にお邪魔しました。



暖冬の影響か、今年は少しばかり早い桜の開花予想が出ていました。

さすがに、見学会開催時は

桜も硬いつぼみの方が多かったことと思います。



そんな桜咲く公園から見える小高い丘の上に

2軒のお家が兄弟のように並んでいます。


こちらは、見学会が開催されたお家。

201903_大分・自然素材の家。もくせい工舎_A様邸_外観


仮に、A様邸といたしましょう。


・・・と、ここで実は現場に行ってビックリなことが。

「・・・あれ?甘木???」


大分・自然素材の家。もくせい工舎_A様邸の甘木土の漆喰


そう、確か広告には「日田土」と、ご紹介したはず。

少々手違いがあり、表記に誤りがありました。

お施主様、並びに広告をご覧になって

「へ~、これが日田土か~」と見学いただいたお客様、

本当にすみません(T_T)


そんなこんなで、内心どきどき動揺しながら

撮影させていただいた次第です。


もくせい工舎のお家は、よく見る外壁パネルほど

「レンガ調‼」「木目調‼」「真っ黒‼」

・・・みたいな遠目に分かるような差はありません。

それは、「自然のものでできているから」です。


うまく伝わるか分かりませんが

手び練りの焼き物のウルトラマンと、

おもちゃ売り場でよく見る、塩ビの怪獣くらいの質感と個性の違い。



昨今のウルトラマンは派手になってきたらしいのですが

塩ビの怪獣の方が、個性がおおっぴらに違うし、

ギラギラしてます。

・・・あんな感じの違いに近い。


過去に自然素材の質感について書いた記事がありますので

塩ビ⁇怪獣⁇・・・と思ったら、良かったらご覧ください↓


過去のブログ記事『質感』


質感的には、怪獣ほどの違いはなくても

現場に行けば、お施主様の「大事にしている」雰囲気が分かります。


mini_re_大分・自然素材の家。もくせい工舎_B様邸_外観


こちらは、2棟目のお家。

仮にB様邸とします。


漆喰は、土で色味を付けていない白漆喰です。

質感的には、そんなに違いはないのですが

お施主様の選ばれている瓦やドア、

窓の仕様、照明器具などで

お施主様が暮らしたいと思った「家」の個性が出てきます。


mini_re_大分・自然素材の家。もくせい工舎_B様邸_外観_側面


もくせい工大分・自然素材の家。舎_B様邸_玄関ドアと照明外観


小物一つ、ドアの仕様一つ、

選んだもの、選ばなかったもの、

足したもの、引いたもの。

材料は、同じ無垢の木と漆喰なのですが

お施主様の考える「家」や「暮らし」が

そのお家の雰囲気になっていきます。


201903_AB_トイレの個性


トイレも、どちらがどちらのお家と言わなくても

・・・何となく分かりますよね?


天井の仕様も、個性が出ます。

mini_re_IMG_7527.jpg

B様邸のように、勾配天井はちょっと山小屋風というか

梁がワイルドな感じがします。

一方、


もくせい工大分・自然素材の家。A様邸リビング_フラットな天井


フラットな天井は、きりっとして

スッキリした印象をうけます。


本当に好み、です。


今回は、完成時期が

一週間くらいしか差がなかったことや

テイストの違いがはっきりしたお家だったので

撮影してても、とても楽しかったです。



A様、B様、木の家を選んでくださり

ありがとうございました。

そして、この度の完成、本当におめでとうございます。


ところで、撮影完了後、

近くの公園の桜を見に立ち寄りました。


201903_公園の桜


もうきっと、今頃は満開でしょうね。


201903_さくらアップ


淡い、優しいソメイヨシノ。


カワヅザクラ?


こちらは、カワヅザクラでしょうか?


広告の地図の目印にした木にも、なんと可愛い花が咲いていました。


目印の木


木の名前は、なんだろう?


mini_re_IMG_7801.jpg


ユキヤナギのような、可愛い白い花が咲いていました。


タンポポ


いよいよ春も本番♪

木の家で、またお会いしましょう!

ミツバチが支えている

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先日、知人に誘われて、ミツバチの映画を見ました。



『みつばちと地球と私~ひとつぶの命に秘められた 大きな環(わ)のおはなし~

という、タイトルです。



ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。


なにゆえ、ミツバチ?なのですが、

今、そのミツバチが激減している。


ミツバチが減って、何が困るの?


私たちが口にする食べ物の70%は

ミツバチの受粉のおかげ

・・・だとしたら、どうでしょう?


船橋康貴さんという、養蜂家の方が

映画の中で、実情と

私たちにできることを語っています。



映画に賛同云々もありますが、

Asumiさんの歌う、「あお」という主題歌が

とても優しく素敵だったので

内容と合わせ、ちょっとご紹介したくなったのです。



あ!

①の方は、ミツバチが巣にワラワラ集まっている映像がありますので

苦手な方は、歌のみの②をご覧ください。


※虫苦手さんは、パスしてください↓

【YouTube】SAVE THE BEES ミツバチ幸せ街づくり 船橋康貴さんの活動 Music by Asumi「あお」



※歌のみ↓

【YouTube】「あお」/Asumi 森のピクニックガーデン2016


歌が、とにかく良いのです。

ことばも、声も、メロディーも。

「癒される」って言葉はあまり好きではないのですが

素直な気持ちで耳を傾けられる気がします。


映画の中では、小さなミツバチが

自分たちのあずかり知らないところで

環境を支えてくれている事実がありました。

それは、

1.私たちの口にする食べ物の7割がミツバチの受粉によっての恵みであること
2.ミツバチの受粉によって森が育ち、その森によって海が育つこと

人間によって人工的に作られた杉山には生きものの気配がしない。
気配がしない。・・・というと言い過ぎでも、美味しい蜜や木の実がなければ、当然そこで暮らす虫や鳥は限定的になってしまう。
多種多様であることが、大事なのです。
お互いに色々あっても、多種多様であることが
結果的に、色々なバランスをとることになる。
多種多様な雑木があれば、ミツバチによって森が育つ。



もくせい工舎では、杉の無垢材を使ってお家を建てています。

森にも、ミツバチにも詳しくはない私ですが

昔、「どんどん杉を植えろ!」といって

杉山が増えたことは何となく知っています。

・・・よく考えたら、杉って花粉を飛ばすんですもんね。

ミツバチが一つ一つ受粉しているわけではない。

花粉症シーズンになって、ぶわっと花粉が飛散する様子が

テレビに映りますが

自分たちが簡単に考えたことで

自然のバランスが崩れ、

その増えすぎた杉の花粉で

今度は、花粉症で苦しむコトになっているとすれば

どうなんだろうな~と思います。


それは、草取りが面倒だからと

簡単に除草剤をまいてしまうことにもつながります。

「面倒な草むしりから解放!一般家庭の快適な生活環境を守る!」

・・・はずの、除草剤は

実は、地球環境のことまでは考えていません。


一般に気軽に売られている、よく耳にする除草剤にも

ネオニコチノイドという成分が入っています。


小さなミツバチにとっては、神経毒です。

これが撒かれた土地の花の蜜は

蜜に触れたミツバチだけでなく

それを口移しで渡された、別のハチにも害をなします。

神経が侵され、巣に戻ってこれない。

帰れないのです。


映画の中で、船橋さんが言っていた2つのこと。


1.農薬を使わない
2.ミツバチが好きな花や木を植える

たったこれだけです。



草取りが面倒だからと、コンクリで埋めてしまう前に、

簡単だからと、除草剤をまく前に、

ちょっとでいいんです。



ちょっとでいいから、

誰にほめられずとも、

人知れず支えてくれている、

小さな小さな命のことを思い出してほしいのです。



迷惑をかけたり、かけられたりは

おたがいさまで。

「かんたんに」「排除」し続ければ

思わぬしっぺ返しをくらうことになる。


取り返しのつかないことになる前に、

その、目の前の「カンタン」に

惑わされないようにしないといけないな~と思いました。


人間は、神サマじゃない。

だから、うっかり忘れないようにしたいと思います。


目の前のことのすべてが

「つながってる」ことを。

意のままに

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

育てたとおりに、子は育つ。

・・・なんて言います。


このブログをご覧の皆様の中には

きっと子育て中の方もいらっしゃるかと思います。



・・・ところで、

育てたとおりに、育ってますか??



かくいう私も、終盤に入ってきたとはいえ

まだまだ親業の真っ最中であります。


子育てをしていると、思うようにいかなかったり

ままならないことが多々あります。



学生のころや、親になる前は、

自分が努力さえすれば何とかなってきたようなことも

自分の頑張り云々の範囲を超えて

どうしようもないことにも遭遇します。



ちっとも、思うようにいっていないのに

「育てたように育つ」といわれても、

「予定外、想定外のことが山ほどあるんですが⁉」

と、言いたくもなります。



本に小さなころから親しむと、本好きになる!

・・・はずだったのに、うちの子は基本漫画しか読みません。

どんなに親が感動した本でも、

チラッと開いて、それで終わりです。



素朴な味で育てたら・・・なんていうけれど

保育園、幼稚園、家の外の世界で「他」に触れて

すっかりジャンクもOKになったりします。



育て方が悪いんじゃないの?とも言えますが、

親力のなさを踏まえても

時々思うことがあるのです。


こちらが満足いくような「応え」をしない。


それは、反対に言えば

「言いなりになっていない」ってことじゃないかと。


小さなころから本を読ませて、

本当に【心底】本が好きな子もいるでしょう。


小さなころから、素朴なものに触れさせて

【心底】素朴なご飯が好きな子もいるでしょう。



でも、問題は、【心底】そうは思っていないのに

なんとなく周りの反応を見て

そうしている。そうせざるを得なくなっている場合も

あるということです。


がっかりさせたくない。

怒らせたくない。

こうした方が、こう言った方が、喜ぶから。



相手の心情や、空気感を先回りして

【応え】を用意する。

子どもなのに、です。



へたしたら、大人になっても

親の顔色を、うかがい続けることだってあります。


怒られないよう。

嫌われないよう。

見捨てられないよう。

がっかりさせないよう。


でも、誰かの期待に応えないと

誰かの、社会の、役に立たないと

私たちは、好いてはもらえないんでしょうか?



生きていると、思うようにいかないことだらけ。


なのに、常に「上手く」いっていないと

見捨てられたり、嫌われたりする。

そんな大人を、社会を、

【心底】信頼できるでしょうか?



期待に添えなくても、思うように結果が出なくても

怒られたり、がっかりされるようなことはあっても、

そんなことで嫌われたり、

「あいつに比べて」と差別されたりしない。


子育てに限らず、思うようにいかないと

失望したり、自分の力のなさに落ち込むこともありますが

それは、「支配していない」からでもあると思うのです。



「親」から生まれはしたけど、「違う」。


「違う」ことは、きっと良いとか悪いとかじゃない。


異を唱えられない関係性なんて

どちらかが「言い負かしている」にすぎない。



親子でもそうだし

上司と部下もそうだし

うっかりしたら、プロとアマだってそうだ。



経験もないし、何も分かってないんだから。

子どもだから。

若輩者だから。

素人だから。


「お母さんの言うこと聞いてれば間違いないのよ」

「言うこと聞かないなら、後でどうなっても知らないよ?」

「素人はこれだから」



それは、見下ろしてないか?

意のままに、しようとしてないか?


「聴いて」「添える」余裕や度量があれば別ですが

そこまで懐の深い人は、中々いない。

だから、「言い負かす」方が手っ取り早い。


だから、うっかりすると

正論で押さえつけただけで、

そこに温かな信頼関係はなくなってしまう。


聞いてすらもらえなかった、とういう「不信」だけが残る。


思い通りにいっていないこと「も」、ある。

正直、もやもやした部分「も」ある。

・・・ことが、実は結果的に

バランスが取れているのかもしれない

・・・と、思うのです。



でも、考えようによっては

何でも言うことを聞いてくれる子どもなんて

不自然極まりないのです。

親が「右向け」と言ったら、

次の【指令】が下るまで「右」しか向かない。

犬じゃあるまいに!

それに親のいうことが全てなら、

何かあれば、全部親の責任です。

「お母さんの言うとおりにしたけど

間違ってるやん‼」

・・・ってことだって、当然ある。



だって、親だって全知全能の「神サマ」ではないんだから。



だから、言うこと聞かないということは、

子どもの失敗の何もかもを

親が責任取らんですむ!ということかもしれません。



「知らんわ~!

お母さんこういったのに、せんやったんやし。

決めたのアンタやろ~?」

って、ニヤニヤしてやる!


巣立った小雀の巣まで、エサを運んでやるような

親にはならん!

そもそも、(経済的にも)無理!

やけ、自分でなんとか頑張れるだけ

やっていけるだけ、

力つけてほしいな~と

親力のない私は思うのです。

最後の晩餐、終の棲家

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

昨年、義父が他界しました。

いきなり、お葬式の話ですが

家のことにも、無理やり(?)つなげていきますので

しばしお付き合いくださいね。



映画『おくりびと』ならぬ、納棺師の方が義父を丁寧に

棺に移して、さて思い出の品を入れる入れないの話になりました。



(病気で)お酒もたばこも我慢しちょったしな~」

「口寂しいもんやけ、アメんじょ~食べよったわ」

「・・・んじゃ、アメで良くね?」



・・・・???

・・・・いやいやいや!

我慢して、仕方なく「アメ」やったんなら

そこはタバコかお酒では???



私こと、ダメ嫁は少なからずそう思いましたが

大盛り上がりのオバちゃんたちを前に、当然発言権はなし。

薄ら笑いを浮かべるので、精一杯でありました。

・・・たぶん、義父もツッコんでるかもしれません。

「なんでアメちゃんやねん!」って。(←エセ・大阪弁)



話はちょっと飛びますが、わが家にはQ太郎という

セキセイインコ(♀)がいます。

Q太郎



親バカですが、たいそうな可愛いインコです。



しかし、獣医さんの「ぽっちゃり認定」をうけ
 
ただいま5g/日のエサで食事制限しています。

いつもいつも発情して、孵らぬ卵を産まないためにも

いつでもエサ食べ放題!いつでも産卵OK!でないようにしています。



その愛くるしさから、チョウ(鳥?)よ、花よと

まるでお姫さまのようなQ太郎ですが

そんなワケで、結構いつも・・・おなかが空いている。



エサを新しいのに変えてやるたびに、

がっつくQ太郎さんを見て、やっぱり思うのです。



これが、明日で最期とか、もし分かってたら

きっと、好きなだけ、好きなものを食べさせてやりたい‼

そう思うんだろうな~、と。



明日も、その先も、まだ生きている可能性の方が高いから

私たちは健康に気を付け、少しでも体に良いものを食べようとするし

食べさせようとするし

「健やかで」あろうとする。



自然素材住宅を建てる工務店のブログで、こんなこと言うのもなんですが

「じゃ、自分がいよいよ死ぬとき。

その最後の晩餐に、何が食べたいか?」といえば

私は、残念ながら自然食・健康食ではないのです。



オーガニックだから!とか、無農薬だから!とか、

糖質offだから!とか、そんな理由じゃなくて、

やっぱり、心から「ああ~!おいしい~!」

・・・というものが食べたい。



今わの際にあって、「ああ~!おいしい!」ならともかく、

あんまりお世辞にもおいしいとは言えない物は

体に良くても食べたくない。



やっぱり、豆乳とか梅酢とか甘酒とか酒粕とかを駆使して

ナントカ作った、なんちゃって「チーズケーキ風」のものより

断然、(中性脂肪うんぬんのリスクはあっても)本当の「チーズケーキ」!

・・・の方が正直、美味しいんだもんな~。



明日がどうなるかわかってるなら、

健康のことより、脳みそが美味しいと

本当に思う方をきっと選ぶ。



そう。美味しい!と思うのは、

脳みそが喜んでいる感覚なのだ。

きっと、なんかホルモンが出てるのだ。



・・・で、ようやく家の話であります。



家は、生き方。・・・って、私はよく広告に書くのですが

上記の話ではありませんが、

やっぱり、脳みそが喜ぶ家っていうのもあるんじゃないかと。



それも、きっと人によりけりなんでしょうが

私は、終の棲家が「木の家」って嬉しい。



理由は、やっぱり無垢の木に触れていることは

私の脳みそが喜ぶからです。



だから、私が今わの際に食べたいのは

ジャイアントコーンだし、

住んでいたいのは、木の家です。



私の脳みそが、それを「心地いい」と、喜ぶから。

ただならぬ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先日、見覚え・・・というか

一度見たら、私でも間違えようのない個性の方が

新聞に載っていました。

20190126_大分合同新聞。原田の親方記事
2019/1/26 大分合同新聞より


そう、もくせい工舎のお家の壁を手掛ける

原田左研の親方です。



新聞に載るのも何回目?ってくらいの

実は、そんじょそこらじゃない人なのです。
(・・・あ!良い載り方ですよ!もちろん‼)


一度、親方が手掛けた

もくせい工舎以外の作品も見て回って

いつかご紹介できたらな~と思います。
(・・・といって、出て回る)


とりあえずは、原田左研のサイトで色々な現場が確認できますので

良かったらご覧ください。
(ずっとバナーは貼ってますが、改めてご紹介です。)

【親方の仕事っぷりをサイトで見てみる】



新築住宅の現場紹介に、もくせい工舎のお家も載っています。



アーティスト性、なんて言葉は嫌いですが

親方の、美意識というか

材料など、自然なものの恩恵を大事に生かしながら

彫りこんだ(正確には塗り込んだ?)美しさや、意外性が垣間見えます。

ハッとするような、なのに懐かしいような、

なんとも言えない「間」をつくる職人さんです。
(つくるを「創る」と書くのがあまり好きでないので、あえてひらがなで。)



そんじょそこらじゃない、ただものでない。

・・・そう、人に思わせてしまう人たちって

きっと、考えてきたこととか

動かしてきた手の時間や、中身が

やっぱり、世間一般の「ふつう」とは違うんじゃないか。



「あんたは、なしね~?変わっちょんな~。

そんなことまで考えんでいいんやら~」
(私の、怪しいエセ&にわか大分弁は、目をつぶってくださいね。)



そう言われても、手間がかかっても、

考えずにはおれない、動かずにはおれない「何か」があって

「ふつう」の人じゃ諦めたり、考えもしないような領域まで

少しづつ、やってきたんじゃないだろうか。



だから、そんな「ちょっと変わった人」たちには

そんじょそこらじゃない、ただならぬ「何か」が

漂ってきているのかもしれない。



それをオーラとかなんとかいうのかもしれないけれど、

生まれ持ってじゃない、

生きてきた過程で少しづつ身に着けたことは

そんな軽いものじゃないのかもな~と思います。



とはいえ、

ただものでない人も、おなか痛くなったり、

インフルエンザにかかったりは「ふつう」にするんだけれど。

グラデーション

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

あけましておめでとうございます。

・・・と、いうにはちょっと遅いですね。

2019年のもくせい工舎も、1/4~始動。


本年も、多忙のお二人に代わりまして

ちょこちょこ、乱文をお目にかけることになるかと思いますが

どうぞよろしくお願いいたします。


ところで、1/6放送された

NHKスペシャル『サグラダファミリア~天才ガウディの謎に挑む』を見ました。
詳しくは→こちら


ガウディが亡くなった後も、建設が続く

言わずと知れた、スペイン・マドリードの教会(世界遺産)です。


そこで芸術工房の監督をしているのが日本人彫刻家の外尾悦郎さん。


ダバダ~♩・・・の音楽でおなじみの

ネスカフェ、ゴールドブレンドの

「違いの分かる男」としてCMに出演されていたこともあります。
(…あれ?今、このCM流れてないんだっけ?)


番組では、その外尾さんを中心に

ガウディ没後100年の2026年に合わせるべく

ガウディの意志をつぐ人々が

残された言葉やわずかな資料から

サグラダファミリア建設に向き合っている姿が紹介されていました。


その番組の中で、外尾さんが取り組むのは

中央にそびえる【イエスの塔】の内部デザイン。


ガウディがわざわざ「イエスの塔」としたことに意味があると考えた外尾さん。

普通の教会はイエスの像や十字架から、神の子・イエスの存在を感じる。

けれども、ガウディが目指していたのは

イエスの塔の中に入って、その存在を感じられるような空間だったのでは?



そこから試行錯誤していく外尾さんの姿がありました。



新たに発見された資料から、ガウディが【イエスの塔】の構想中、

色の研究に没頭していた、

しかもグラデーションの実験をしていたことがわかります。

その場面が、とても印象的だったので

2019年の始まりに、ご紹介させていただきます。


もともと、自然界は天然のグラデーションで彩られている。

ガウディは、常に自然から学んでいた。

【イエスの塔】のテーマは「色彩」で間違いない。

ガウディがサグラダファミリアで何を表現しようとしてきたか

40年間探し続けてきたけれど、ついに見つけた。


「自然界には境目がないんですよね。

色々な色はあるけれど、境目はない。

ところが、人間が作るものにはすべて境目がある。

それをガウディは悲しく思ったのではないか。」



貧富の格差や、社会の分断が広がり、苦しみが続く人間の社会。



人間が作る、その境目をグラデーションのように乗り越えられたら・・・。



全財産を、サグラダファミリア建築のために寄付し

着の身着のまま、境目のない世界を祈り続けたガウディ。



「神は完成を急がない。
諸君、明日はもっといい仕事をしよう」



そのガウディの言葉を胸に、今日もサグラダファミリアは

建設されています。



・・・そう!

サグラダファミリア同様、

私たちにも「これで完成」なんてないはずだ。

だから、明日はもっと、

明日はもっと・・・「いい仕事」だ‼

プレゼント

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

今年も、追い出されるように年末を迎えています。



子どものころって

クリスマスも年末も、

お正月だって楽しみで

その行事行事の間も、かなり余裕があったように感じていました。

ところが、大人になると、

クリスマスが終わった途端

なだれ込むように年末を迎えます。



子どものころより時間の流れが早く感じるのは

「トキメキがなくなったから~」

・・・と、テレビで言っていましたが

・・・そうかな~ぁ?


チ■ちゃんには叱られるかもしれないけれど、

好奇心旺盛な大人でも

ときめいたり(←恋ではないが?)、ビックリしたり

面白がったりしてても、あっという間!、ですよ?



ときめく以上に、やっぱり

「やらねば」と思っていることが多すぎるのです。



クリスマスも、お年玉も

与えるばかりで、もらえないですしね。



ところで、そのプレゼント。



「いい子」に届く、プレゼント。



・・・「いい子」ってなんだろ?



「いい子」が、大人の都合の「いい子」でないことを

祈りたいところですが

「いい子」じゃない上に、オバちゃんじゃ

プレゼントは、図々しいってところでしょうか?


ところが、こんな詩がありました。

作者不詳なのですが、ちょっとご紹介。
(知ってる!って方も、おられるかもしれませんね~。)

ちょっと(心が折れそうになるほど?)長いので

全文は追記に載せます。





【あらすじ】
不思議な銀行があります。


その銀行は、毎朝あなたの口座に、
86400円を振り込んでくれるのです。
老若男女、貧富の差を問わず、公平に。


ただし、ひとつだけルールがあって、
その日のうちに使い切ること。


あなただったら、どうしますか?
きっと、毎日、全額を引き出し、
その日のうちに使い切るのではないでしょうか?


私たち、一人一人に与えられる、86400円。


これは、実は「時間」のことなのです。


目が覚めて、与えられる86400秒の

「今日」という「時間」。


限りある「時間」をどう使いますか?


人を憎むことや、恨みつらみに使いますか?


どうせなら、誰かを笑顔にしたり、
温かな時間につかいますか?



『時間旅行』~Present~


【以下、本文途中より】


「一年の価値を知りたければ、落第した学生に聞いてみなさい」

「一か月の価値を知りたければ、未熟児を産んだ母親に聞いてみなさい」

・・・・・途中、略(ホント、心が折れそうになるほど長い~)・・・・・・・・・

時計の針は、
刻一刻と走り続けています。
決して、
私たちを待ってはくれません。
だから、「今日」を大切にしてください。
「今」を心から味わってください。


「Yesterday is history」
昨日はもう過去のこと。


「Tomorrow is a mystery」
明日はまだ未知のもの。


「Today is a gift」
今日は神様からの贈り物。


だから英語では
「現在」のことを
「プレゼント」(Present)
と呼ぶのです。



クリスマス「プレゼント」は、

きっと楽しい「クリスマスという時間」のこと。



それなら、誰かの「いい子」でなくても、

オバちゃんでも、もらえそうです。



2018年も平成も、いよいよ、「おしまい」。



皆様の、「今」がどうぞ

ステキな時間となりますように!



・・・その前に、その前に、

やっぱり、大掃除だ~ぁ!!!!!

「プレゼント」続きを読む

ちっこい冬便り

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

洗濯物を干していると、いつもと違う鳥の声がする。

鈴が鳴るような小さなかわいい声がする。

たくさんの小さな声は、

仲間に何かを伝えながら

あちこち移動する。



これは、もしや、エナガかな?


お隣の夏ミカンや柿の木、梅の木と

小さな影たちが移っていきます。


20181214_エナガはどこ?


どこにいるか、分かりますか?


20181214_しだれ梅の木でエサを食べるエナガ達


写真の中には、3羽います。小さい!


20181214_枝にぶら下がるエナガ


ちっこい体で、木にぶら下がって

エサを食べています。


小さな虫などを食べるので

寄っていって長居している木には

きっといますね。・・・虫(汗)。



我が家は、庭に木を植えるのに

できるだけ【病害虫に強い!】木を選んでしまったので

エナガにとっては、

美味しいものが少ない食堂のよう。

・・・結構な素通り率です。

エナガは、他の種類の小鳥と混群となって

その先導をするそうで

チリチリとする声に交じって

シジュウカラがいたりします。

今回、ご一緒だったのはこちら↓

20181214_木にとまるセンダイムシクイ

・・・・ん?

これは、(たぶん)センダイムシクイちゃんではないか??
(ムシクイの仲間は、4種類ほどいるそうですが、なかなか見分けるのは難しいそうです。)



そう、以前ハチ(元野良ネコ)が捕まえて

保護したセンダイムシクイ

山に放したあの鳥です(たぶん)。



20181214_梅の木にとまるエナガ

本当に何度見ても、小さくて丸っこくて

エナガって、可愛い~!


お家に呼んで、長居してもらうには

おいしいエサのいる木を植えなければなりません。

20181214_エナガ
エッヘン!←?



森や雑木林が好きで、木をたくさん植えました。

あとあと考えれば、

野鳥たちの「場所」を「家」にしちゃったような気がしていたので

半分、罪滅ぼしにもなりました。


どこかのお家が木を植えることで

彼らの「安全基地」だったり

「食堂」になったりする。



コンクリで埋めてしまえば「手間いらず」ですが

それ以上に大切なことまで

無機質に飲み込まれてしまう。



自然が好きで、木が好きで

自然素材で家を建てました。

後悔しない家づくりができたかといえば

やっぱり色々思うところはあります。


完璧な人なんていない。私も含め、です。


なんかかんか、ある。


でも、やっぱり木が好きだし

自然が好きです。


だからこそ

草一本生えることを許さない庭は、

生きるものの気配がしない庭は、

ちょっと違和感があったのです。



犬好きといいながら、

病気や散歩に行かなくていいし、死なないからと

本物の犬よりアイボを選ぶような。

花が好きだと言いながら

枯れて醜くなるのを嫌って

生花より造花を飾るような。



そんな違和感です。



手がかかるから、生きてる。

迷惑かけたり、かけられたり。

お互いさまだもんな~。

悲しいけれどデザインとアートは違うんだもんな

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


縁あって、今、障がいのある子どもたちの

アート活動のお手伝いもやっています。



活動時の見守りも、なのですが

私の拙いお世話ぶりはともかく

基本は、できあがった子どもたちの作品を

ポストカードやなんかにするときの

illustrator(画像処理ソフト)要員、でもあります。



デザイン業は、よほどの才能でもない限りは

目立たない地味な、時間ばかりかかる割に

儲けも生産性もないような仕事でもあります。

そのうち、売れるデザインのパターンを読み取ったAIに

とって代わられることも十分あるような仕事です。

だって、どんなに時間をかけてようが

心をつくしてようが

だから良い!なんて代物ではないからです。



「がんばって作りました」「心をこめてつくりました」

・・・なんて、うっとおしいだけ。

それが加点されるなんて

小中学生までの話です。



最近、そういった子どもたちの

「何者にもとらわれない」「誰がなんといおうが」といった

エネルギーの爆発のような【アート】(←この言葉はあまり好きではないのですが)を見ていて

つくづくアートとデザインは違うんだもんな~と実感します。



アートは、「自由」であり、「個人の表現」であり

「エネルギーの爆発」であり

そこに、他者のうんぬんは基本的に介入されません。

一方、デザインはやはり、「つたわること」「つかえること」といった

役目のある美術です。



また、それが売り物になる以上は

どこか商売臭い雰囲気が否めませんし、

クライアントの意向を完全無視もできません。



私は今、もくせい工舎のお手伝いしかしていませんが

普通の広告会社に勤務なら

そのクライアントの売る製品を

気に入るとか気にらないとかで

仕事を選ぶわけにはいかないと思います。



例えば、化粧品の広告を書くとして

それが本当にお肌がきれいになるのか分からなくても

「仕事」として遂行せねばなりません。



「意向」に沿い、最善のものを探り

OKをもらって、それはようやく表舞台に出ていくのですが

デザインをした「私」の

純粋な意味での【作品】とは

言いにくいところもあります。



反対をいえば、個人の完全なる「作品」でないから

「ちょっと!広告には良さそうなコト書いてあったのに

全然違うやん‼」

と言われるのは、広告にOKを出したクライアントであり

過大広告にならないよう配慮したり

品質やトラブル時の対応を考え直さねばならないのは

クライアントであるメーカー側です。

広告を書いたデザイナーが

その商品の品質や、対応の悪さまで責任を負う必要は全くないのです。

流石に、お門違いの話。メーカーの本質、品位、人間性の話です。



とはいえ、作り手である以上は

作り手の本能のようなものがある。

それが、自分の【作品】といえなくても

作る以上は、最善を尽くしたい思いがある。

それは、

有償でも、アート活動のような無償(ボランティア)でも

名前がでようが、でまいが

関係なく。

作り手、っていうのは

どんな小さいことにも、

手を抜く、っていうのはやっぱり違うし、

できないんだと思います。



ありのままを赦してもらえる【アート】と、

【アート】のようでありたいと思いながら

それがかなうとは限らない【デザイン】。



失恋や片思いばっかり。

でも、つくる。

だって、本能だから!

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ギャ~‼住宅ローン控除ォ~‼Σ(゚Д゚)

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

家を建てて6年目。

オッソロしいことに気が付きました!

11月ごろになると主人が年末調整関連の書類などを

会社から持ち帰って何やら書いている

・・・のですが、

つい最近、ようやく気が付いた!


2年目以降、住宅ローン控除出し忘れとる~~~~~!!!!!Σ(;゚Д゚ノ)ノ!



数年前から「住宅控除の(ローン残高証明書)、いらんの?」と聞くも

「う~ん?」

私もおかしいな~とは思いつつ、

一年目出せば、自動的に会社がやってくれんのかしら??

毎年、ローンの借入先から送ってきてるけど、ウチは要らんのかしら?

・・・くらいにしか思っておらず、

そんな無知と年末のバタバタが加わって

そのまま。

・・・6年目。



まっずいです!



「住宅ローン減税の還付金がありますが、手続きお忘れではないですか?」

・・・なんて、還付金詐欺じゃあるまいし

わざわざ誰もお知らせなんてくれません。



あせった主人が会社で問合せてくれて

「A4くらいの、毎年ごとの紙があるらしいよ?」

「・・・そんなん、あったけ???」



そんな調子。

探してみると、ちゃんとあった!

税務署からの茶封筒に。

その表には、ちゃんと

「【重要書類在中】この書類は適用となる期間中、
毎年必要ですから、
大切に保管しておいてください。」



~~~~~~~~~~~~!(T_T)


こんなカラーボックスの、

しかも終い込んだファイルの中から

遠慮がちに、そっと重要をアピールされても困る~‼

大声で(?)言ってくれよ~(T_T)


昨日のことも、人の名前も思い出せないレベルの私に

こんな終い込んだ書類のことなんて

思い出すのは、もう神業です。

とはいえ、気づいたのも

神業か?



とりあえず、遡って5年はなんとかなりそうなのです。



私みたいなうっかりさん、いないかとも思いますが

詳しく書かれたサイトがありましたので

念のためご紹介→『住宅ローン控除(減税)の申請忘れは5年間請求可能』



工務店の手伝いしてて、うっかりにもほどがありますが

へこんだり、泣いててもしかたないので

ちょっと、どうにかせねば!・・・です‼



・・・その前に、まだ見つかってない

2年目の残高証明書の発掘?が先です。



なにやってんだか、まったく!

トホホ~・・・・・(T_T)


(つづく?)

くだらない話で笑える幸せ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

生きていると、色々な出会いがあります。


ネアカとかネクラとか言いますが

一見大騒ぎしして、さも面白おかしく語っているように見えて

よくよく聞いてみると誰かの悪口だったり。

反対に、落ち着いてボソボソっと話しているように見えて

その世界観の広さに圧倒されたり。



一見明るくても、一緒にいるとエネルギーを奪われるというか

エネルギーの消費が激しくなるような

疲れ方をする人もいれば

派手さはないのに

手のひらが暖かくなるような

「よし。明日もボチボチいきますか!」という

背中を押すような、支えるような人もいる。



同じような話をするにも、

そのことが「役に立つ」とか「スキルアップ」とかで

身に着けた話は、そんなに面白くないような気もします。



何の役にたつんだか、さっぱり分からないんだけれど

本人が面白くて面白くて、とにかく楽しくって仕方ない話は

聞いてても、こちらまで楽しくなる。

「なんだそりゃ~?」なんて大笑いして聞いてしまう。

自分にまったく興味のなかった世界や

知らなかった世界を

他人の「楽しい!」という目線を通して

ちょっと垣間見ることができる。

実際に、そこに踏み入れるわけではないけれど

世界の広がりを感じる。

不思議です。



他人の「楽しい!」に

「そんなヒマあっていいね」とか

「変わってるね」と揶揄する人もいるけれど

何にも興味のない人や、

通り一遍の人の話を聞いても、

世界の広がりを感じることは少ない。

「どうせ・・・やけ、仕方ない」や

「こうするべき」「ああするべき」でくくられた世界は

身動きできず、息苦しくもあります。



先日、すごく多忙にされている方とお話してて、

お忙しいにもかかわらず、たくさんの本を読んでおられたことに

びっくりしました。

普通に話しているだけなのに、でるわでるわ。

本に限らず、色々な「面白い」の入り口を持っている。

またそれが、ご本人が「面白い!」と思ったことなので

聞いてても、実際に勧められた本を読んでみても「面白い!」



誰かの仕入れた「役に立つ」や「スキルアップ」の話は

聞いててうんざりすることもありますが

「面白い!」の話は、こちらにも元気がもらえます。



あと、くだらない話ができる相手も、大事ですよ。きっと。



誰かを悪く言うわけでも、下げるわけでもなく

ただただ、バカバカしくて

「くだらんわ~!」と言いながら、

笑い泣きまでして、

あまりに下んなくて、

あとで何であんなに笑ったんだか思い出せないような、

・・・そんなバカバカしい話がしたい時もあるし、

また、そういうことができる知人や家族は

貴重だと思うのです。

くだらないことで、大笑いできるって

幸せなことです。

余談ですが、今、毎週日曜日の『今日から俺は‼!』が

そういう意味での楽しみになってます。

バカバカしくて、くだらなくて

でも、笑ったらスッキリします。
(見てる人、いるかな~)


何の役に立つでなし。

でも、楽しみ。


Q太郎(セキセイインコ・♀)のモフモフの姿を見るのも

ハチ(元野良猫・♀)のずっしり重い体を抱っこするのも

ジャイアントコーンを食べるのも。

子どもたちや友人と、どうでも良い話で大笑いすることも。


何の便利にもならない。

役に立たない。

でも、「楽しみ」。

「楽しみ」があるから、私は明日も生きてます。

信じるしかない

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

「ハチ(ハチ割れの元野良猫・♀)が、スズメ捕ってきた」

畑仕事をしてると、ダンナが差し出します。

「・・・これ、スズメじゃないよ?」



見ると、ずっと小さいし、模様だって違う。

「とりあえず、生きとるみたい」



知っている鳥より、知らない鳥の方が圧倒的に多い私。

・・・調べると


ぐったりしたセンダイムシクイ

センダイムシクイ、・・・かな?


スズメより小さくて、なかなかお目にかかれない鳥らしい。

そのお目にかかれないものを

よく捕ってきたね~、ハチ。(褒めてるんじゃないよ?)


彼女は、揚げたての春巻きも捕ってきたことがある。

おいしそうな煮魚も。

あと、わが子が言うには焼く前のシシャモも。


いったいどこでもらってきてるのか。


怖いので、深く考えないようにしたい。


ところで、(仮)センダイムシクイちゃん。

Q太郎(セキセイインコ・♀)の半分くらいの大きさ。重さだって1/3ほどしかなさそう。

小さな、小さな鳥です。

毎度のこと、困ったな~。


保護猫ハチが原因で野鳥保護は2度目なのです。

ミイラ取りがミイラに。



残念ながら亡くなっているときは処理も問題ないのですが

なんとか生きてる!って時が

生きててよかった半面、お世話に困るのです。



一度目は、びっくり!ドバト。

デーデー、ポッポーの土鳩です。

おいおいハチさん、獲物にしては大きすぎやしませんか?



命からがら、我が家の物置下に逃げ込んで

それでも追おうとするハチを家に入れ、

物置下をのぞくハチ
猫がたまに必死なのは、なんだかちょっと可笑しい。



 
翌朝。


・・・生きてた。

いや、生きててもいんだけど、どうしよか?



調べたら、実は、鳩というのは鳥獣保護の対象外。

カラス、シカ、イノシシのように農林業に害をなすので

ケガをしてても、鳥獣保護の対象にならないのです。

例え、保護対象内の動物でも、

車や人が原因でのケガとかじゃないとダメで

自然のなりゆき、では対象外となります。

大きな鳥に襲われたとか、猫にやられたも。


そう、運よく生きてはいるけれど、治療してもらえない。



結局、ロクな手当もできないまま

土鳩もセンダイムシクイちゃんも自然に返しました。



少し元気になったセンダイムシクイ
ぐったりしていた数時間後、割としゃっきり起きていたセンダイムシクイちゃん。
100均のおちょこサイズ。ちっちゃい。
箱をのぞき込むと、逃げようと飛び跳ねる。意外に元気。
強いな~、野生って。



鳩を近くの山道に放したとき、

てっきりハト本人は「食われる~!」と思っていたらしい。


慌てふためいて、逃げようとして、

追ってこなかったので、「?????」

こちらを二度見していたのが、面白かった。

「・・・あれ?食べないの?」。

「食べれるらしいけど、食べんよ~。フランス人じゃないし。」
(フランス人だって食べてるのは食用で、ドバトじゃない。)


それこそ豆鉄砲食らった顔で、山の緑の中でポカンとしてました。



その後どうなったかは、分かりません。

死んじゃったかもしれないし、元気になって飛んでったかもしれないし。



その時のタイミングで、

その時の気持ちで、

その時の知識と力で。


私たちには、「今できるだけ」のことしか、できない。

できるだけ。

できるだけ、やった。


後は、もう信じるしかない。


ただ、信じるしかない。

畳の上で。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

「あいつは、畳の上で死ねないぞ」

・・・なんて言葉があります。



とはいえ、昨今、

「実は、私の家、畳ない」

なんてお家も多くなってきているように思います。



ほとんどフローリングで、コーナー的に

畳スペースがあるとか。

古い昔のお家のように、家のほとんど部屋が畳!

ということも、少なくなってきました。


陽だまりに、畳とおばあちゃんと猫。

なんとも絵になりますが

そのおばあちゃんにとって、畳での

立ったり座ったりが大変なので、

フローリングに、椅子。のスタイルが多くなっています。



そういえば、以前読んだ、村瀬孝生さんの『ぼけてもいいよ』の本の中に

日本家屋のことが載っていて、意外だったのを思い出します。



日本の民家はいいなと思うことがある。
正座をしても寝っ転がっても差支えがない。
・・・(略)・・・
日本の住まいは腰から下の空間がとても豊かだと思える。
座面からしつらえが始まり空間が広がっていく。
しかし近年の日本の住まいはその豊かさを失いつつある。
欧米の住まいと同じようにダイニングテーブルの高さからしつらえが始まり腰から下の空間は忘れ去られている。
椅子に腰かけて生活することが前提なのだ。
僕が勤めていた老人ホームも同様だった。腰かけている高さから見おろすと床で座り込んだり、寝転がっているお年寄りたちが非人間的に見えた。まして床を這うことなど許されない。そこは靴を履いて歩くところなのだ。
二本足で立ち、歩くことが人間としての証だが、年をとればそれもままならぬ。トメさんのように人の助けは借りぬと決め込めば床をはうこともある。でもそれは自分らしく生きるための選択なのだ。その選択を許すのが従来の日本家屋であるように思う。

村瀬孝生 著『「第2宅老所 よりあい」から  ぼけてもいいよ』より抜粋



立ったり座ったりが楽だったり

介護の現場では車いすもあるので、

フローリングや塩ビのシートは最適ではあるでしょうが、

使い勝手とは別の面で、私などが、思いもしなかった

日本家屋(畳)の良さでした。



歩くのが困難になり、それでも「自分で動きたくて」

這うようにしたり、寝転がったり。

フローリングは、それを「異」なものに見せてしまう。



畳なら、それを「異」に見せない懐の大きさがある。



なるほど。

立ったり、座ったりの機能的な事情もありますが

そういった意味でも

畳、やっぱり悪くないなと思います。



もくせい工舎でも、和紙畳が増えてます。

その一方で

色あせや毛羽立ちがあったにしても、

あのイ草の香りは捨てがたいですものね!畳は!



死に場所や、死に方はともかく、

「生まれれば」、「死んでいく」。

浄、不浄ではなく

息をするのと同じくらい、「自然」で

当たり前なこと。

だから、死っていう言葉を、忌み嫌わないでどんどん書きます。



調べれば、「畳の上で死ぬ」・・・というのは

(出先の)事故や変死ではなく

【当たり前】に(家で)死ぬこと。



その反対は、・・・「野垂れ死ぬ」?



「野」や「野原」は好きなので、

ぽかぽか良いお天気で、そよそよ風に吹かれて

タンポポの咲いてる「野」で死ぬのも、悪くないかな?

なんてのん気に思ってしまう。

そしたら「野垂れ」は当て字で

「倒れて、這うようにして、死ぬ」ことみたい。

・・・それは、あまり穏やかではないですよね。



そう、きっと私たちは

「穏やかでない」死を、できれば避けたいのだ。



そういった意味では、この命が終わる場所が

畳の上だろうが、病院だろうが、

本当に野であろうが、

「穏やかに」死ねたら、万々歳なのかな?



「穏やかに」・・・心も、体も。



色々心配しながら、苦悩しながら亡くなるよりは、

嫌なことや、今までのつらいことを忘れるように

心穏やかに死ぬのなら、

物忘れといった「老化」も穏やかな死を迎えるための

麻酔のように思えてしまいます。

とはいえ、忘れてしまうことは

【失う痛み】でもあるのでしょうが。



穏やかに、死にたい。



人がうらやむ名声や、富や、人に囲まれても、

その最期が、心身「穏やかでない」のはやっぱり辛そうです。



「色々あったけど、なかなか面白かったよ~」って言って死ねるなら、

そこが、畳だろうが、病院だろうが、野であろうが、構わない。



大勢に囲まれてようが、独りであろうが、

「穏やか」であれば、構わない。


少なくとも、私はそう思います。



畳の上で、猫とごろごろ寝転んで

「日差しが春っぽくなってきたな~」と思いながら

独り、眠るように往生なんて、なかなか悪くない。



「死ぬ」「死ぬ」連発でしたが、

畳は、やっぱり良いもんだなぁ・・・っていう、お話。

エライとかエラクないとか

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


青春ではなく、「中年」真っ只中の身で

(かなり)遅ればせながら、骨髄バンクに登録しました。

骨髄バンク


54歳になったら登録抹消される!とのことですので

もう賞味期限ぎりぎりというか、

下手したらスーパーで20%offのシールが貼られるレベル。


「こんなオバちゃんの骨髄で大丈夫⁉」という気もしますが、

ぎりぎりでも、せんよかマシ!と、動いた次第です。


エッヘン!どうだ?エライでしょ~~~。

・・・って話ではなく、たまたま色々諸条件が重なったから。



この年齢になって、子どもたちに手がかからなくなってきたこと。

相変わらずカタギ?の何時から何時まで出勤!の仕事をしないままだったこと。

つまり、適合する患者さんが見つかっても

「割と身軽に入院できるから~!」が、理由の一つ。



もう一つの理由は、知人が若くしてガンで亡くなったからでした。



とても気丈な仕事人でもあり、母親でもあった彼女。

どんなことにも全力だったので、

思い残すことは少なかったのではないかと思いますが

お葬式で、その子どもたちを見た時に

さすがにわが子のことは気がかりであったのかな、と。

もっとそばにいて、その巣立ちまで、

泣いたり笑ったりしていたかったかな、と思ったのです。



私は、お医者さんでも、看護師さんでもないので

ガンを治すことは到底できないんですが、

でも、・・・骨髄バンクは、できますよね。

血液のガン、白血病は治せる(私が治すわけじゃないけど)。

うまく適合すれば、うまく順調に回復すれば、

誰かのお母さんだったり、を救えるのかもしれない。



「救う」なんてエラそうだけれど

とりあえず、登録することで

私は54歳までは、この体を「健康」にする【役目】ができました。



もし適合して、誰かが助かったとなれば

「とりあえず、お役に立てたかも!」と思えます。

こんな歳になって、ようやく

誰かの役に立てたという「はっきりとした」実感がわくのかもしれません。



つまり、半分は自分のためでもある。

生まれた意味とか、よく分からないですが

こんな私でも、生きてきて良かった!と思えるかもしれない。

そんな下心もあると思います。

だから、エライとかじゃないかも。



そして、献血や骨髄バンクをはじめ

様々なボランティアに関して

エライ、エラくないを言ってたらどうしようもない気もします。



東日本大震災、九州北部豪雨、熊本、大阪、北海道の地震、

西日本豪雨、台風被害・・・。


今、一体どこが「被災地じゃない」のか分からないくらい。

各地で色々なことが起こっています。

そこに、自分の時間を削ってボランティアとして参加している人たちがいる。



「どうしても半日しか手伝えないけど」と参加した人と、

もう一週間参加している人と、

そこにエライとかエラくないの上下はない。



なんとか一週間、時間を削れそうだから「できるだけ」。

半日でも、何か力になれるなら「できるだけ」。

その【気持ち】とそれぞれの【状況】があるだけで、

時間の長さでエライ、エラくないなんて言ってたら

誰も参加しなくなっちゃう。

どれだけやったか、なんてことで貴賤をつける必要はない。

それは、ボランティアする、または参加しない(できない)も

含めてのことです。

貴賤はない。

それぞれが色々な物を背負っている中で、

【気持ち】や【タイミング】【状況】の中で、

できるだけのことしか、できないってだけ。

エライとか、エラくないとか

ジャッジする必要まったくない。



反対に言えば、「今はできない」ことで後ろめたく思う必要もない。

【状況】が合わないってだけです。

だから、後ろめたさを誤魔化すために

「時間がある人はできるんやろ?私、忙しいけん、そんなヒマない」

なんて言い方だけはしないでほしい。



ヒマな人なんていない。

大変なのは、自分だけじゃない。

自分が思う以上に、他人だって大変だ。


「命は、あなたが生きて使える時間のこと」


こう言ったのは、医師の故・日野原重明さんでした。


【状況】を整えて、ボランティアに参加している人たちは

生きて使えるはずだった時間を、誰かのために使っている。

生きて使えるはずだった時間=「命」を誰かのために使っている。


一方で、時間や【状況】があっても

【気持ち】のタイミングが合わなければ、

なんらかの行動に、「今は移せない」ってだけです。

引け目を負うことはない。



人それぞれ【気持ち】と【状況】が違う。

エライとか、エラくないなんて

ジャッジなんて判定、いらないはず。

誰かを「エライ」とすれば、必然的に反対側は「エラくない」になっちゃう。

だから、わざわざ判定いらないと思っています。


・・・それはともかく、適合するといいなぁ。

せっかくなら。

もうすぐ完成見学会!と木の残り香の話

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

今週末、完成見学会が行われる豊後高田市のお家に

撮影にお邪魔しました。



いやはや、本当に良いお天気で、

これでもかと青い空!白い雲!稲穂の緑!

気持ち良い撮影日和!


大分の自然素材の家。完成見学会・遠景


・・・だったのですが、見学会のある今週末は、

・・・どうも雨っぽいですね~。

台風来てますし。



とにもかくにも、影響のあまりないことを祈るばかりです!

晴れたら、こんな風景・・・って感じで先にご紹介しますね。



大分の自然素材の家。完成見学会・外観

今回のお家は、田園の中の高台にあります。

通りから、部屋の中が丸見え!っていう心配がないのも魅力ですが

なんといっても、こちらの現場は景観!

大分の自然素材の家。完成見学会・窓からの景色

お家の南は、遮るもののない緑の丘が続きます。

リビングの景色がこんなに美しいなんて、

うらやましい限りですね。



大分の自然素材の家。完成見学会・建具

大久保建具さんの、美しい手仕事も光ってます。
(あ、もちろん見える見えないに関わらず
すべての職人さんたちの技も!)



今回のお家は、内装の比較がしやすいかもしれません。


リビングも漆喰と板張りの雰囲気が両方分かりやすい感じになっています。


大分の自然素材の家。完成見学会・リビング
↑リビングは日田土の漆喰です。


大分の自然素材の家。完成見学会・部屋
↑すぐそばに、甘木土のお部屋。


大分の自然素材の家。完成見学会・わら入り漆喰
↑例の美しい建具を開けると、わらの入った漆喰。


漆喰と一口にいっても

土や混ぜるものでこんなに違うのかが

・・・あまり移動せずにご覧いただけます。



もくせい工舎の完成見学会では

まず、その圧倒的な木の香りに驚かれることと思います。



新築ならではの、薬品臭さではなく(お風呂は、ちょっとします)

切ったばかりの木材を思わせるような

清涼感あふれる、木の良い匂いです。



実は、このブログを書きながら、

私の髪から、その木の香りがします。



撮影のお土産の、残り香です。



私は、石鹸シャンプー派(無香)で、かつ鼻が利くので

気が付くのかも?ですが。

完成見学にいらっしゃった方にも、残り香のお土産

・・・あるかな~?

あると良いですね。木が好きな方なら喜んでいただけると思います。



もくせい工舎のお家が気に入るかは、

一番はそれだと思います。

「木が好き」

ただそれだけのことですが

木が好きな人にとっては

あの深い深い清浄な香りがする、ということは

もう理屈じゃないからです。



木が好きなご家族に、気に入っていただける見学会となれば

本当に良いな~と思います。



・・・台風、なんともないと良いですね!

なんともないことを祈りつつ、

土日の見学会でお待ちしております。

ご無理のないよう、どうぞ

お気をつけてお越しくださいませ。



大分の自然素材の家。完成見学会

自由設計とかけて、バイキングと説く?・・・vol.2

自由設計は、バイキングだ。

1980円なら1980円の。

5980円なら5980円の。

・・・と、前回書きました。



じゃ、選べる「自由」にも限度があるとして

家をどう建てるか?なのですが、

やっぱり、予算が限られている以上は

もう、自分なりの妥協点を、かなり詰めて

探っていくしかないのかな~と思います。


「絶対に必要」か「無くても何とかなる」のか。



ちなみに我が家は、ウッドデッキを諦めましたが、

今思えば、まったく用がなかった。

「無くても何とかなる」と、はっきり決心すると

あとあと思い出しても、そんなに後悔はありません。



いくらでも予算をつぎこめない。

そんな限りある「自由」の中で、まず考えるべきは、

それがないとどれだけ生活に困るか?

って事かと思います。



生活が成り立つこと。

その中で、できるだけ良いものを選ぶこと。

何かあった時に相談しやすいこと。

その対応が、できるだけ迅速であること。

大事なことって、実はシンプルなのかもしれません。

また、食べ物屋の話になりますが、

お付き合いください。



ここに、2000円あったとして、ランチタイム。

さて、何を食べようか?



◆1.【安心安全の素材にこだわった、完全オーガニックの自然食レストラン】

   お店も古民家を移築した、「きちんとした」「りっぱな」雰囲気。

   アレルギーにも完全対応してくれます。

   美味しいですが、量はわりと少なめ。

   印象は「上品で良いけど、やっぱり高いかな~」。

◆2. そこそここだわってはいますが、全部オーガニックとかではない。

   店舗も空き店舗を改装。

   普通の主婦が始めたこじんまりとしたカフェ。味も家庭的で、量も普通。

◆3. 大手のチェーンレストラン。

   種類も豊富、安い、早い、たくさん食べれる。

   まずからず、旨からず。満腹にはなるものの、これといって印象に残る料理なし。



・・・同じ2000円しか使えないとしたら

皆さんは、1~3のどこにいきますか?

それも、毎日、そこに通わないといけないとしたら?



私は、1か2でかなり迷います。

自然食である方がベストですが、アレルギーもないので

「居心地」よければ2にするかもしれません。



反対に、1のお店が自然食にこだわっていることで

どうも鼻持ちならない「態度」だったら

あまり行きたくないと思います。



・・・で、さらに例えばの話。

もし、出された料理に何か異物が入っていたとします。



1のお店が、最初からお客を疑うような応対したら

もう行かないと思います。

「うちに限ってそのようなことはございません!

何か誤解されているのではないでしょうか?

うちでは材料にこだわり、お客様の安心安全のために

心を込めてお出ししています。

うちに限ってそういったことはあり得ません」

・・・もう、行きたくないと思います。

【状況と事実】の確認より先に、完全否定は、やっぱりない。



こだわってようが、心をこめてようが、頑張っていようが、

何かあったときに、まず自分たちの保身のことしか考えられない「一流」なら

その「がっかり度」たるや、かなりの衝撃だからです。



「申し訳ありません!すぐ対応します!
確認いたしますので、少々おまちください。」

って言ってくれる、そこそこの「こだわり度」のお店の方が、

まだマシな気がします。



あくまで、個人的な意見なので、

そこは人それぞれだと思います。

アレルギーに本当に困っている人は

量とか、雰囲気とかより「質」だと思います。

健康、・・・いやいや!命に関わることなら!

その辺の妥協点は、本当に個人個人違って当たり前だからです。


大事なのは、

材料の質と、自分たちに必要な量の「バランス」、

過ごしやすい(相談しやすい)お店の「雰囲気」、

そして何かあったときの「態度・対応力」じゃないかと思います。



例え、そこまでガチガチに

自然食やオーガニックにこだわっていなくても

自分にとって差支えない「質と量のバランス」があって

何よりも相談しやすい「雰囲気」があって

何かあったときに、自分たちの保身ではなく、

目の前の客の「怒り(本当は、困り)」に

冷静に、そして真摯に向き合う「勇気」や心身の「ゆとり」があるか。



同じ2000円を払うのに、どこにするか。

同じ2000万払うのに、どこで建てるか。



じっくり、考えて「一緒に」建てる相手を選ぶ余裕も

必要じゃないかと思います。



だって、2000円のランチはともかく

命を担保に、2000万もかけて建てるんですよ~。

「契約しちゃったし、仕方ない。建てちゃったし、仕方ない。」にするには

もう悟りを開くレベルですよ?

だから、即決!・・・なんて、大金持ちじゃないならやめた方が良いです。



恋愛もそうですが、「ステキ!」と思った衝撃は

3か月くらいしか持たないといいます。

鼻息荒く、3か月行かないうちに

取り返しのつかない決断をするよりは

ちょっと、せめて鼻息が収まるのをまってみましょう(何の話?)



美人は3日で飽きるけど・・・ってこともあります。

決心して「決めた」には理由があったはずですが

結婚同様、一緒に暮らしていて

ずっと大好き!ずっとラブラブ!ときめく毎日!

ってことも、まれです。

なんかかんかあるけれど、

折り合いつけて、文句言いながら、笑いながら

一緒に暮らしていく家です。



ハリウッドスターみたいに、大金持ちでモテモテで

次から次に、家も人も、気に入らなければ取り換えられれば別ですが

気に入らないと出て行ったところで、

迎えに来てくれる王子もいませんし、お金もない(何の話?誰の話?)



自然のものに触れていると、理屈じゃないものを感じます。

大事なことは目に見えない。

目に見えないけれど、いざとなった時

責任とるのは自分たち。

折り合いつけながら、暮らしていくのも

自分たち。

立派なこと言う専門家ほど、実は責任なんかとってくれません。

高い位置にいるほど、そこから「降りる」のは恐ろしいからです。

非を認めたり、謝ったりは、その高い位置から落下する覚悟がいるからです。


だから何でも鵜呑みにしすぎず、

色々なものを見聞きし、調べてみる。


責任もって「決める」のは、やっぱり自分たち。



だから、「妥協点」ですよ~。

「質と量のバランス」

「相談しやすい雰囲気」

「トラブル時の態度・対応力」。

・・・大事です!

「自由設計とかけて、バイキングと説く?・・・vol.2続きを読む

自由設計とかけて、バイキングと説く?・・・vol.1

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


(以前にも似たようなこと書いたことありますが)

「自由設計」はバイキングだ。・・・と私は思う。

1980円は1980円の。

5980円は5980円の。

その予算の範囲内の「自由」設計なんだな~、と思うのです。


・・・え?当たり前?

・・・いえいえ、少なからずあるのでは?

建設業ならともかく、

自由設計の「自由」の部分が

自分たちにいくら使えるか?なんて普通分からない。

だから、それこそ

本当にあれもこれも、できたら叶えたい!と思っていたのに

現実には、「出せるものが限られたるんだから、仕方ないのかな~」と

その限度を思い知らされることがあるのではないでしょうか。


夢のマイホーム!と言いながら

実際建てるのは、生活が成り立つ「現実の家」。

自由と言いながら、実はリアルでシビアな有限の「自由」。
作り手によっては「いいじゃん、いいじゃん!建てちゃえ、買っちゃえ!」と、
建てた後の施主の生活のことなんか気にしないかも?ですが。



だったら建売でも良かったか?・・・というと

やっぱりそうではないのですが

でもやはり、おのれの身の程を知らされた気持ちになったのも

正直なところ。

建てる前のワクワクした気持ちは半分、

財布のひもと一緒に、硬くなってしまったように思います。



金銭的に余裕がある世帯なら、そんなこと思わないのかもしれない。

あるいは、陽気で

「ないならないで、選ぶのも幸せ!」なんて

明るい太陽のような性格ならそうは思わないのかもしれない。
(創意工夫は楽しいものですが、施主と工務店の双方に
余裕やタイミングが合わなければ、それを練る暇もないですし。)



だからって、

そう(いじけて?)考えるお客の受け止め方が悪いんだ!

そりゃ、お金。出せるんならいくらでも望みを叶えてやるよ?

でも、そうじゃないなら、仕方ないじゃん!

・・・って言ったらどうなります?

もしくは、そう言わなくても、プンプン目線や態度に出ていたら?



他の工務店で建てた知人の話も含め

計画中、もしくはその後、関係が微妙になるとしたら

その辺で、何か起こってしまっている可能性もあると思います。

工務店側に余裕がないと、
「選べないことにクレームが来た!
こんなに頑張ってるのに!」・・・となりますが
客さんにしたら、ちょっと聞いてみた。ってことが多いはず。
「お金を払えないんでしょ?仕方ないでしょ?」と言われたら
ちょっと聞いてみただけだったお客さんも
「払えんで、悪うございましたね!」・・・と、なる。
怖いですね~。
ここは、工務店の心理的余裕が大事なとこです。
人間、いっぱいいっぱいは、ロクなことにならない。



例えばですが、評判のレストランがあったとして。

使う野菜は無農薬の自家栽培。

他の材料にもこだわり、オーガニック。

料理もおいしい。

噂を聞きつけ訪れた、そのレストラン。

1980円のコースを頼んで、となりのおいしそうなメニューに気づく。

「あちらは、食べれないんですか?」

「え?お金払えるなら、出しますよ?」

・・・こんな風に言われたら、もうこんな店来るものか~!と思う。

・・・いんや、絶対思う!


「申し訳ありません。お選びいただけるのはこの範囲なので・・・。」

こう残念そうに(例え嘘でも)言ってもらえたら気がすむ。



良識的な人なら

「そうなんですね~」で済ませてくれる。

逆ギレする方がまれなケースかもしれない。


でも、言っちゃいけない一言や

醸し出しちゃいけないものが、あるように思うのです。



それまで積み上げてきた努力が、信用が、関係が、

音を立てて崩れる可能性がある。



では、いくらでもお金を出せるわけではない。

そんなポジティブ思考、太陽のように陽気で前向きな性格でもない。

そんな(私を含め、きっと多くの)方々は

自由設計をどう考えたらいいのやら?



続きは、また今度~。

良くも悪くも「衝撃」の話

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

私たちが、何かショックなこと、

つまり「衝撃」を受けると

だいたい3か月くらいはその影響を受けるらしい。


そのショックというのは、悪いショック(衝撃)もあれば

感動した!とかの良いショック(衝撃)も含めてのことみたいです。



だから、誰かを好きになっても、3か月は

取り返しのつかないことは控えたほうが良いということを

本で読んだことがあります。



だから、例えそれが人に限らず、

物事や、大きな買い物をするときなどは

すぐに飛びつかないで、冷静に

一歩引いた眼で見てみる。・・・そういうことも

必要なのかもしれません。



どんなによく考えたつもりでも、

「ああすれば良かった」後悔したりすることもあるかもしれない。


後悔は他人を攻めるようで、まわりまわって

「あの時ああしなければ」「こういう方法もあったのではないか」と

結局は、自分を責め続ける結果にしかならなくなります。


過去の自分だって、今の自分を苦しめよう、困らせようと思って

決めたわけではないはずなのに。



ただ、「今更言っても仕方ない。高い勉強代やったんや。」

なんて思わせないことが

作り手の力量、というより度量なのかと思います。


どんなに頑張っても、誠実にした「つもり」でも

人間が作る以上「完璧」はない。



怒っている人=困っている人。



目の前の「困り」より、

「こんなに頑張っているのに」に意識がいってしまうことは

「困って」「怒っている」お客ではなく、

頑張っているのに「かわいそうな」自分にしか目線はいっていない。



なんとか良いものをつくりたい。



でも、完璧はありえない。



何かあったとき、耐えうる強さ。

何かあったとき、見るべきは目の前の「困り」。

その度量がありそうかどうか。

そこも大事なのかな~と思います。



恋愛もそうですよね?

カッコイイことばかり言う男は

カッコイイと言いながら、逃げてくもん。

道案内 for 8/18,19

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

パソコンの調子が悪くなり、しばらくサイト関連のお仕事が

ままならずおりました。

パソコンは便利な反面、いざ修理となると

その前後が本当に大変で

バックアップや個人情報の処理、修理後の再設定うんぬん。

日頃の過ぎたる「便利」のしわ寄せを

たらふく受け取った感があります(トホホ)


ところで、お盆明け!

構造見学会、ですよ!

2018081819_チラシ表

今回の会場は久々の2階建て!

しかも、ZEH。



省エネ性能・断熱性能ともにパワーアップし、

なおかつ自宅で発電できる!

使う電気量と作る電気量の差が

「おおむねゼロ」のZEHです。



その、ZEHの中身をまるごと見ることができる!

しかも、自然素材のZEH!



猛暑酷暑の最中ですが

よかったらぜひ、ご家族そろってお越しください。



チラシやDMの地図をご覧になって

少しわかりにくいようでしたら、下記参照してください。

map_hosoku.png

春日神社が見えて、すぐの細い路地を入っていく感じです。


koko_IMG_6039.jpg

通り側から見ると、青木ダンススタジオごしの、

2階建てのお家になります。

完成してしまった状態より、構造見学の方が

工事中なので分かりやすいかもしれませんね。



見学会は、ゆったり気兼ねなく見ていただきたくて予約制です。

予約する!・・・となると、

当日何かあればキャンセルするのは、気が引ける・・・?

確かにそうなのですが、

ご家族だけでじっくり見学して、

ちょっと人前じゃ聞きにくいアレコレも遠慮なく聞いてほしい!のです。



ぜひお気軽にご予約下さいね。

木の良い香りがする見学会場でお待ちしています。


構造見学会申込



見学会当日はWebでのご予約はお受けできません。
その際のお問合せ等は0120--327-892までお願いいたします。
当日の予約状況によっては、残念ながらお断りする場合もございます。どうぞご了承の上よろしくお願いいたします。

お問合せ・ご相談

美意識の話~長崎うろうろ~Vol.2

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

もう一つ、見たかった場所が大浦天主堂。


大浦天主堂外観



建物好きの私ではありますが、

教会建築も大好きで

どうしても一度この目で見てみたかったのです。

入口付近に建つ、日本之聖母像と教会内部を。

『フランダースの犬』のネロの心境に近いかもしれません。


公私に限らず、写真をよく撮る方ではありますが

撮影した瞬間、ドキッとすることがあります。

「・・・なんか今、美しい瞬間を切り取れた!」

そんな感覚です。


日本之聖母像

同じ被写体でも、正面から撮影し

この角度になってドキッとしました。

・・・なんて美しいんだろう!

心が洗われるような美しさです!

天主堂入り口付近

建物は煉瓦造りの教会で、表面が漆喰で塗られています。

もくせい工舎に少し関わる者としては、

「漆喰」ってことが、嬉しい。


本当は、ステンドグラスが射し込む光や

コウモリ天井と呼ばれるリブボールトの天井が美しくて

ご紹介したかったのですが、

内部の撮影は不可でしたので、画像はありません。

本来は、れっきとした信者さんたちの祈りの場でもありますので

ご了承ください。

ただ、建物に関して詳しく書かれたサイトがありましたので

興味にある方は覗いてみて下さいね。

大浦天主堂:レトロな建物を訪ねて



内部の美しさにも驚きましたが、

慢性頭痛が建物の中にいる間、全く気にならず。

ゴシック様式の天井が、あんなにも高く高く天に向かっているのは

訪れた人にも崇高な気持ちに近づいてほしい思いもあるようですが

あの居心地の良さというか、

「あ~、私、ここにずっと居ってもいいわ~」と思わせる空気感というか、

不思議な体験でした。



そうそう、大浦天主堂までの道すがら

こんな可愛い建物も。

祈りの丘絵本美術館・外観

『祈りの丘絵本美術館』です。

絵本美術館の外壁模様

細かいモザイクの模様が、味わい深い。

絵本美術館のアプローチ

アプローチの細工も、いちいち可愛い!

絵本美術館の掲示板


掲示板にも、手を抜きません!


大谷石なのか、大谷石風のブロックなのかは分かりませんが

継ぎ目も、こうすれば圧倒的に手づくり感が増して

無機質な感じを受けないから不思議ですね。



お天気が良すぎて、アプローチの色が少々飛んでしまいました。

公式サイトに、綺麗な画像もありますし

美術館の詳細も載っておりますので、こちらもぜひ!↓

祈りの丘美術館

良いものを創りたい、美しいものを作りたいと願うのは、人間だけ。

・・・オノ・ヨーコさんの言葉だったかと思います。


雨に濡れたクモの巣は、美しいですが

クモは美しく創ろうと思っているかは分かりません。


「どうせなら美しいものを、せっかくなら良いものを作りたい!」

そんな風に美を意識する、「美意識」は人だからこその

感覚とも言えそうです。



最後に長崎の美意識、もう一つ。



長崎名物『アイスクリン』。

一つ、100円。

おばあちゃんが、リヤカーで売っておりました。

「4つ下さい」

「はい、4つ。」

シワシワの小さな手から、手際よくコーンに盛り付けられた

アイスクリン。

アイスクリン

小さな、白バラが咲いておりました。



・・・・ああ~、この美意識!

もう長崎人には敵わないや!

・・・の、長崎うろうろ日帰り旅でした。

美意識の話~長崎うろうろ~Vol.1

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

私たちのつくりだすもの全てが、

私たちの作品でもある。



そんな言葉にあったことがあります。


仕事はもちろん、日々の料理にしろ、

パソコンでつくる文書にしろ、

ブログを書くこともそう、

言葉や行動ですら

「作品」であり、私たちは日々、

創りだし、生み出している。


・・・そう考えると、できるだけ良いものを

美しいものをという気持ちになって

ちょっと前向きになりそうです。



ところで、春休みに、長崎まで日帰りで出かけました。

子どもの、

「本場のちゃんぽんが食べたい!

中華街に行ってみたい!」との希望で

ウン十年ぶりに、長崎の中華街へ行くことになったのです。



中華街・門

ド派手!というか、中華っぽい色彩というか

縁起がよさそう!というか。



見ながらは描けるけど、思い付くのは難しいような

そんな色彩です。

そう思うのは、私に根付いてる文化の違いか、

感性の違いかは分かりませんが

この発想は自分にはないな!面白いな!と感じます。

この門構えだけで、日本に居ながら異国文化に触れ

ワクワクした気持ちになりますものね。

中華街・鯉?

・・・って、これもなかなか日本の街では

見ない発想、見ないデザイン。

中華街のしゃちほこ?

わ~!・・・これ、何だろう?

鯉?龍?・・・歯がある!

・・・対になってるのも、何か理由がありそうですが、

しゃちほこ的な感じでしょうか?


しゃちほこと言えば、日本でもお城の屋根にありますよね。

あんまり考えたことなかったですが

調べると、「鯱」というのは想像上の生き物。

姿は魚で、虎の頭部を持ち、常に天に向いている尾、

背には無数の鋭いとげがある、魚形海獣。

火事になった時には、水を吹き出し鎮火するという

建物の「守り神」のようです。

・・・なるほど、それでと納得がいきました。



中華街に限らず、

長崎は、異国文化が混在してて

このちゃんぽん感が、楽しく大好きな街です。

原爆の被爆地でもあり、人として考えさせられる場所も多々ありますが

この多種多様を受け入れ、活かしてきた街並みに

しなやかさというか、強さを感じることがあります。



もう一つ、見たかった場所が大浦天主堂。


大浦天主堂外観



・・・ちょっと長くなりますので、続きはまた今度!

おひさまに向かって咲く

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

まだ肌寒い3月の終わり。

さくらの蕾が膨らんだかと思えば

暖かい日が続き、

今年の桜は、とにかくあっという間に咲き誇っては、

2018_さくら

あっという間に、桜吹雪となってしまいました。


その暖かさのせいか

今年はジューンベリーも咲くのが早かったような。

2018_ジューンベリーの花

さくらよりもっとはかなげで繊細な花ですが

初夏(6月 June)が近づく頃には

ジューンベリーの実

こんな可愛い実をつけてくれます(しかも、食べられる♪)



ところで、何の話だったか。

恐らく庭のハナミズキのことだったかと思います。

ハナミズキ全景


主人と話していて

「・・・なんかね、お日さまに向かって咲く花の木は

(木が)ある程度大きくならんと、咲かんらしいよ」

ハナミズキの花



「・・・・・大器晩成、って感じやね~」



ダンナにしては、珍しく(?)ドキッとする事を言う。



お天道様の方を向いて生きていたら、

それに見合う大きさに自分が育ったころ

いつかきっと、花が咲く。



そう言われてる気がしました。



しかし、自分じゃ寿命が分からないので

いつが晩年なのか分からない・・・。



死ぬ、ほんのちょっと前なら、切ないな。



あ、でも最期の最期に、

一発逆転、逃げ勝ちっていうのも悪くないか。



などなど、大木になる予定も

花咲く予定も全くないわが身と重ねて、

うなってしまった一言でした。

お?何か出来てる&展示会お知らせ♪

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

久しぶりに事務所に行ったら、何やらログハウスの様なものが出来てる。

建設中。木の事務所

ログハウス風といっても、そこはもくせい工舎。

きっちりミニ木の家です。

建設中。木の事務所

奥の中庭の芝生の緑を背景に、いい雰囲気♪


木の事務所。内装
ギャグは言いつつも、しっかり頼りになる。
名匠・大工の中島さん↑


もちろん、サーモウールもきちっと入れた、ミニ展示場のような仕様です。



新しい+αのミニ事務所になります。

今までの事務所も、自然素材では作られていますが

もくせい工舎の仕様として建てられたわけではないので

この新事務所に来れば、お客様に接客しながら

もくせい工舎仕様のお家を疑似体験してもらえることになります。



また、こんな事務所なら

ゼロエネ関係でこもりっきりの永家Tさんも

ちょっと気分が上がるかも。

そちらも期待したいところ(?)です。
なんせ頑張りすぎて知恵熱でたようですんで。お大事に。



見学会に来ていただけるのが一番なのですが、

事務所で疑似体験できるなら、なお良し!ですよね。



もう一つお知らせが。

4/21(土),22(日)。

宇佐のはちまんの郷体育館にて

中村建材店さん主催の【春の住まい総合展示会】が行われます。

2018042122_中村建材店チラシ。春の住まい総合展示会。4/21,22

春と秋に行われる企画ですが、

毎回もくせい工舎も地場工務店として参加させていただいています。



各メーカーの最新設備が実際に見ていただけるのはもちろん

ワークショップやキッズコーナー、飲食コーナーも充実してます。



人でごったがえした観光地ばかりもどうかな~とお考えの方は

大人も子どもも楽しめますので

ご家族で、ぜひご来場くださいね。

家を建てる予定のあるなしに関わらず

どなたでもご覧いただけます。



ちなみに、もくせい工舎に置いてある↑のチラシは、

粗品プレゼント付き。

もし、「家族で行って見ようかな~」とお考えなら

ぜひ気軽にお声かけください。



ついでに、↑の新事務所がどうやって出来上がっているのか

ちょっと見てみる!のも、一興かもしれません。



圧倒的なほど、木の良い香りがしますよ。

大工さんたちは、お仕事しながら

きっとフィトンチッド吸い放題です(笑)



新事務所見物しかり、展示会もしかり。

まずは、気軽に「見てみる!」から初めてみる。



山の事務所にて、ご連絡お待ちしてます!

補助金はあくまで補助なんだもんな

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

今、永家Tさんがうんうん言っているのが

ゼロエネ住宅関係。

外皮計算うんたら、とにかく

お家の省エネ具合を数値化しないといけない。

永家Tさんは、かなりの数字好きではあるけれど

ただでさえ業務に追われがちな所を

膨大な数字とにらめっこの日々であります。



「地域型住宅グリーン化事業っていうのを紹介したいんで

バナーとかページをつくれんやろうか?」



「地域型グリーン・・・・なんだそれ?」



ついこの前まで、経産省だのZEH(ゼッチ)だの言ってたのに

今度はゼロエネ住宅・・・。


・・・ZEHとゼロエネ住宅と何が違うん??



素人でもある私は、まずそこから分からん!のです。



でも、見方を変えれば、素人である私が分からないことは、

多くのお施主さんの疑問に通じる。(・・・はず!)

専門の人が、知ってて当たり前のことが

素人の「聞きたいこと」の本質をついているとは限らないのだ。



・・・で、分からないので、調べる。

永家Tさんに聞いても教えてはもらえるけれど、

永家Tさんの頭の回転に

やや、我が脳は振り遅れの感がある。



・・・だから分からんなりに調べるのですが

・・・やっぱりよく分からん点もある。



只今、振り遅れつつページ作成しております。

いましばらくお待ちください。



永家Tさんと話していて、改めて思ったこと。

「補助金で、今ならお得に建てれる!ってことですかね?」

「・・・う~ん、お得っていうのとはちょっと違うんやけど」



そうなのです。

補助金は、あくまで「補助」。

簡単に「お得!」と書けば、キャッチ―ではあるけれど、

その前段階として、ゼロエネ住宅にする!という「投資」がいるのだ。



その投資をしてもらってでも、あえて環境に優しいお家を建ててもらえるなら

国として応援しますよ!・・・が「補助金」。

投資という支出があってこそ、の話なので

「お得」ばかり前面に出すのは、違うのでは?と言う意味での

「・・・う~ん。」なのです。



とはいえ、もくせい工舎の家は、もともと

かなり断熱性も良いので

その「投資」を検討する余地は十分にあるかと思います!



ページできるまで、待ってられないや~!




そんな方は、とりあえず

もくせい工舎まで、直接お問い合わせ下さい。


お問合せ・ご相談

親は土 教師は風

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


もう2~3年前になるかと思います。

映画『みんなの学校』の鑑賞にあわせ、

その舞台となった大阪市立大空小学校の

元校長・木村泰子先生の講演を聞いたことがあります。



2~3年前で、メモを取りながら聞いていたわけではないので

記憶があいまいで、勘違いや間違っていたらすみません。

先に謝ったうえで、以下書いていきます。



その時に、木村先生がおっしゃった一言が妙に印象に残ったのです。


【親(保護者)は「土」、教師は通り過ぎていく「風」のようなもの。】



実は今、縁あってPTAがらみで

2/18『彼らが本気で編むときは、』の上映会を企画しています。



PTAっていうと、もう面倒くさいの代名詞みたいな感じ、しませんか?



PTAっていうのは、難しく言うと社会教育団体でもあります。



親としての学びの場!なんていうと、面倒に加わって、うさんくささ倍増ですが

基本の部分、できた目的、根っこは、

木村先生の「土と風」の話に共通しているのかな、と思います。



良い風は、花の匂いを運び、受粉を促し、種を運びます。

無風やあまりに弱い風は、その役目を十分果たせません。

かといって、茎をへしおるほどの強風では、命さえ奪います。



土も、良い土は植物をスクスク育てます。

かといって、あまりにも水を与えすぎたり、栄養過多でも

根腐れします。

反対に、あまりにカラカラで、栄養がなくても育ちません。



さっき言った「社会教育」というのは、

おそらく、その風や土を良くしていく学びや活動のことだと思います。



「『PTAやるメリットない』

それは、個人のメリットしか見ないからや。

個人のメリットのためにやっとるんやないよ。

社会のメリットや。

大人になっても、学び続けて

社会的に「成熟した大人」が増えることが

ひいては、その社会で育つ「子ども達」のためになるんや。」



・・・これ、大分県PTA連合会の会長の話です。



なんかすごいでしょ?目からウロコじゃないですか!


大人が作った社会や環境で、子ども達は育っていく。

ソフト(心)の面でも、ハード(家も!)の面でも。



PTAという、得体のしれないほど膨らんだ組織。

見直さなければいけないことは多々あっても、

本当の根っこの部分は、そうなんだろうと思います。



映画も、心に良いですよ。



頭も心も、柔かくなって、

ふかふかの良い土に、きっとなります。



まだまだ予約できます。

余剰あれば、当日もチケットなくても800円で見れます。

そういえば、子どもがチラシ持って帰ったな~って方はぜひ。



頭と心をほぐしに、

2/18 中津のリルドリームにいらしてください。

10:00~/14:00~の2回上映です。

(※駐車場に限りがあります。その点ご了承ください)



上記はソフトの面。

ハード面は、自然素材の家でお願いします。

もちろん、もくせいのお家で!
(なんかとってつけた、宣伝に)

「親は土 教師は風」続きを読む

命の守り方

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

PTA主催の防災の講演会がありました。

以前お会いした防災士Aさんをお招きして

災害の発生前に知っておきたいことを中心にお話がありました。



・・・皆さん、ご自分の住んでいる場所のハザードマップって

ご覧になったことありますか?



これから土地探し!

・・・なんていう方は、一度見ておくのも

良いかも、です。


ところで、「逃げる」のって、けっこう決断力要りませんか?



「避難指示」ならともかく、「避難勧告」って

ちょっと微妙です。

つまらない見栄や、「もしかしてこのままここにいた方が安全なんでは?」

みたいな考えがよぎって、行動に移すのは

かなり勇気が要るというか・・・。



でも、命を守るには「逃げる」。

これに尽きる。

逃げたことが無駄になっても、練習と思えばいい。

とにかく「逃げろ」でした。



「津波が来る」

・・・本当かな?見えてから逃げようか・・・。

とんでもない。

見えてからでは遅いのだそう。



大人が逃げ遅れた理由は、

どこに逃げようか考えていた。

荷物をつめていた・・・etc.



かたや子ども達の理由。

子どもだけで家にいて大人がいなかったので。

親が戻ってくるのを待っていた。



~~~~~~~~こりゃ~、いかん!なんとかせんと!



どんな時も、大人がその場にいて指示しなくても

自分で判断して、自分で逃げる術を

せめて大人になるまでに繰り返し学ばないと、

いざとなった時、どうしようもない。



防災士Aさんが、言っていたこの一言。


「比較的災害の少ない地域に住んでいるから大丈夫?

でも、子ども達は、

10年後、20年後、どこにいるんだろう。

進学や就職、旅行・・・。

ずっとこの土地から出ないわけじゃない。

だから、今住んでいる地域が安全でも

防災を教えることは、大切なのです」



動物は、子どもに生きる術を教える。

食べられるもの。

エサの取り方。

敵。

身の守り方。



どんなにテストの点が良くっても、

いのちの守り方を知らなければ、

「生き物」としてアウトです。



本当に、こわいなぁと思います。



あ!罹災証明のお話も出てました。

被災したら、とにかく片付ける前に

自宅の被害状況は必ず写真に撮っておくこと。

これも、お役所から「被災しましたか?罹災証明出しましょうか?」なんて

お声がかかるわけではない。

「自分で」住民票のある所に申請に行かないといけない。



お家のローンが残っているのに、被災した!

これも、被災ローンと言うのが

大分熊本地震から適用されました。

壊れた家のローンと、これからの家のために

免除・減額の手段があることも、

ぜひ知っておいてください。

↓↓↓

NHKのサイトに詳しくありましたのでご参考までに



PTAの催しって聞いただけで拒絶反応起こして

なかなか参加しない人もいるけれど

・・・・すっごい大事なこと言っている時もあるのにな~と

もったいない時もあります。



いのちは守らねば。

勉強になりました。

次は、行動だ!

六十の手習い報告と雪の話

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

明けましておめでとうございます。

・・・と、いうにはちょっと遅いですかね?



とにもかくにも、本年ももくせい工舎をよろしくお願いいたします。



永家夫妻は相変わらずの多忙のため、

ブログのお留守番をしっかり努めたいと思います。



元々営業さんや事務員さんたちをたくさん雇って

どんどん建てて、どんどん売る会社では

ありませんので、優先順位として

ブログより目の前のお客様が先になってしまいます。



しかも昨年からは、ゼロエネルギー住宅(ZEH)うんぬんで

もくせい工舎の家のナントカを数値化してみたり、

ただでさえ忙しい日常の業務に加え勉強で、

半泣きしておったようです。



その関係の説明会みたいなので、もくせい工舎の家は

特別何かを足さなくても、十分数値的にクリアしているとかも

永家Tさんが言っておりましたので

本当は、喉から手ならぬ、喉からマウス(クリックする方)で

そのことに関して、ブログで説明したくてたまらないのです。



ともかく、聞いててもちょっと小難しい話なので

私には「うんぬん」が精一杯ですが、

下記はZEHに関する経済産業省のサイトになりますので

良かったらご覧ください。


↓↓↓

ZEHに関する情報公開について



ざ~っくり言えば、断熱性能が優秀で、省エネで

なおかつ太陽光などで創エネまでこなしちゃう住宅(ZEH)を建てれば

国から補助がでますよ!ってことみたいですね。


ただ、どこもかしこもZEH建てれるっていうわけでなくて

ZEHを建てれると認定された工務店でなくてはならない。


・・・その認定を受けるために

永家夫妻は六十の手習いの真っ最中。

勉強したり、計算したり、途方にくれたり(?)

・・・忙しくしておる、模様です。



どうかもうしばらくブログ書きもお待ちいただければ幸いです。

どうぞ気長に、流れ星を待つような気持ちで

長い目で、お待ちいただければと思います。



前置きが長くなりましたが、

・・・今日、雪が積もりましたね。

雪をかぶる満月ロウバイ
ロウバイも雪かんむり。寒そう・・・。



ゆ~きやコンコ、あられやコンコ♪

犬は喜び、庭駆けまわり

猫はこたつで丸くなる~♪

・・・はずなのですが


「・・・お外行くねん!」

雪の中のハチ


わが家の保護猫ハチは、雪の中出ていっちゃいました。

・・・寒いよ。極寒だよ?

足跡

もう、うっすらとになってますが

肉球の足跡は、かわいいスタンプのよう。



足跡とハチ

お外は満喫できたかな?



ところで、この保護猫ハチ。

上の写真にもあるように

耳をカットいたしました。

耳カット



・・・え?動物虐待?



いえいえ、野良(保護)猫の避妊手術「済」の印に

病院でお願いしました。



保護猫の避妊手術に関しては、またいずれ書かせてもらいますが

猫のケガ

輪ゴムが巻き付いてじわじわ出来たキズもすっかりよくなり

無事に、避妊手術も終えることができました。



肉が裂けるほどの深手だったので、治るのに2か月近くかかりました。



キズが治らないと、手術はおすすめできないと

獣医さんに言われておりましたので

完治を待つまでの間、デートに誘いに来るオス猫に

ヒヤヒヤしっぱなしでした。



ともかく、無事に完治&手術が終わって良かった。



地域がら、「地域猫」としてリターンできる環境ではありませんので

ご縁あった責任はまっとうしますが

万が一、他所の猫に追われてはぐれたときのことを考え

カットもお願いしました。



人懐っこいものの、すぐとびかかってくるので

もしかしたらそれが原因で捨てられたのかな?



一応ホッとはしましたが

・・・ハチみたいな猫が増えないことを

心から願うばかりです。

大掃除【番外編】

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

泣いても笑っても、年末です。



全く片付いていないのに、わが家では

半分強迫観念にかられて

大掃除が強行されます。



半泣きでバタバタ掃除し、屋外の水道で雑巾を洗っていると

旦那が電気メーターを凝視している。



「・・・ここもやっとくか!」

「・・・・・??」



「え?この忙しいのに、別にそこ(電気メーター)はいいんじゃないの?」



とかなんとか言って、もう開けてるし・・・。



そう、なぜここを掃除しなければならないかというと・・・

電気メーターにスズメの巣

電気メーターにスズメが巣を作っているから!(泣)



スズメと電気メーターの巣に関しては

以下ブログ記事もご参照ください。


スズメ様 建売物件、お買い上げ。

debut


今は寒いので、子育て中の雰囲気もないのですが

・・・干からびたナントカとか、出てきたら嫌だ。


ガタガタ箱の外側を外し、

旦那:「わ!すげえ!」

ワタシ:「・・・・?」

suzume_su_denki_box_1.jpg

ギョッエ~‼


スゴイ!何だこれ⁇

ゴミが、たまりにたまった、掃除機の中身みたい!



suzume_su_denki_box_2.jpg



どうやったらこうなるの?っていうくらい

見事なふかふかの層になってます。



電気メーターは、透明な検診のメーターの部分と

外側のボックスの間に、

どうもスズメが出入り出来るくらいの隙間があるらしく

そこから巣材やエサを運ぶのに出入りしているよう・・・。



わが家は、田舎にあるので

スズメも多いのですが

他所でもこうなのかな~。



スズメの巣作りのど根性ぶりは以下の記事もご参照ください。


乗っ取られちゃった(T_T)


思い当たるフシのある皆さま、

怖いもの見たさで、大掃除のついでに

ちょっと覗いてはいかがでしょうか(苦笑)



いやはや、スズメの本能恐るべし。



おそらく、今年最後のビックリ!でした。



ああ、鳥にビックリしながら

酉年も終わる・・・。



本年も、ブログにお付き合いいただきありがとうございました。

もくせい工舎ともども(?)

大変お世話になりました。


皆さま、どうか健やかで、おだやかな

良いお年をお迎えくださいね!

撮ったど~!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

あっという間に、年末が近づいています。



秋ごろスーパーに、クリスマスケーキ予約の文字を見て

苦笑いしていたと思ったら

もう、そのクリスマスも目の前。



皆さま、クリスマスのご予定はいかがでしょうか?



サンタさんからの、前倒しのプレゼントだったのか

先日あまりにもカワイイ来訪者がありました。



鳥がお好きな方なら、分かりますかね?

201712_エナガ

エナガです。



ここしばらく、あまり聞きなれない鳥の声がするな~とは

思っていたのですが、

シジュウカラを交えて、エナガが来ていました。


201712_エナガとシジュウカラ



ネクタイのような模様が、シジュウカラ。

非繁殖期は、混群といって

シジュウカラやヤマガラ、メジロなんかと

小さな群れをつくって、エナガはその先導をするのだそう。

201712_エナガ。コデマリの木にとまる

・・・・なんなんでしょうか?

この可愛さは!



まるっこくって、ちっちゃくって、

つぶらな黒い丸い目、ポアポアの毛玉のような体。



今まで、なかなか写真に残せなかったのですが

今回はやっと撮れました~。



木の実や樹液、草の種、小さな昆虫を食べるらしく、

目の付け所が、完全ベジタリアンのQ太郎とは違って

Q太郎


割と正面というか、中心についています。


201712_エナガ真正面

この時も、コデマリの木に数羽群れていて

なにやら忙しそうについばんでいましたから

・・・いたんでしょうね・・・。虫が・・・。



それはともかく、庭木。特に虫がつくものは

毛嫌いされがちですが

こんな可愛いお客さんが来てくれるなら

まあ、よし!ではないでしょうか?



実家は手がかかるのを嫌がって

建売時点で植えてあった樹を全て抜いて、

コンクリで固めてしまったので

冬になると、赤い実を食べに来ていたヒヨドリも来なくなり

なんだか寂しかった覚えがあります。



手がかかるのは良いことではないけれど

全く排除してしまえば

こんな可愛いものとの出会いもない。



良かったら、庭に木を植えてみて下さい。

地球温暖化にも一役たちそうですし。

雑木に囲まれたお庭には、

きっと似合いますよ、自然素材の家は。



新緑を揺らす風も

鮮やかな紅葉も、

枯れ枝にとまるカワイイ小鳥も


201712_エナガ

きっと、かかる「手間」以上の何かを

住む人に分けてくれているような気がします。

道に迷うことは道を知ること

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

『道に迷うことは 道を知ることだ』



アフリカのことわざらしいです。



私などは、歳のせいか

一度迷った道を、再度迷ったりして

正しい道を知っても、すぐ忘れてしまい

何の教訓にもなりません。



迷った、というわけでなくても

正解ばかりの選択では

気付かないこともあるように思います。



痛い思いをしたから、

合点のいくことだってあります。



家に関しても、そう言えるかもしれません。


お家をたてる年代は様々です。

若いうちからしっかりと計画して建てる人もいます。



私は、うだうだ迷っているうちに

結婚して十ウン年経ってから、家を建てました。

子ども達は、小学生になっていたので

引っ越し、転校となり寂しい思いもさせてしまいました。



以前住んでいたアパートは、安くて割りと広かったのですが

・・・・とにかく、カビ臭い。



冬でもなるべく換気したりして

極力気を付けてはいても

壁紙や窓のゴムのところには

黒カビがかなり目立ちましたし、

外出して玄関を開けると

なんとなく、こもったようなカビ臭いにおいがしました。


植木鉢のカビ

室内の植木鉢の肥料が真っ白になった(こわ~)

子ども達は、肺炎・気管支炎の類で

兄弟仲良く入院することも多々ありましたし

上の子は、吸入薬のお世話になりっぱなし

下の子は、今時めずらしい青っ洟(ぱな)たれでした。



・・・引っ越したら、無くなりましたものね~。

家が変わったから?

それとも体力がついたから?

どちらかは分かりませんが。



だから、時々

「これ、最初から良い環境に居たら

環境の良し悪しも気づかんかったかも~」

と思うのです。



だから、まわり道はしたけれど

その分、「腑に落ちている」というか

納得はいく感じがしています。

※ただし、インフルエンザとか、風邪はひきます。
学校とかで、やっぱりもらってくるんで。
体力落ちてたり、条件がそろえばやっぱり、
かかるときは、かかる。

病気知らずってわけではないですね。

すがるワラ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

もともと腰痛持ちですが、

今月上旬、起き上がるのもやっとの状態になりました。



靴下も上手く履けないし、

洗濯籠も持てないし、

ちょっとした姿勢で、腰から力が抜けて

座り込んでしまう状態でした。



日曜で病院も開いていないので

とりあえず近くの整体へ。

「ワラ」にもすがる思いで施術してもらいました。



施術の間、「ちゃんとした」整体とそうでない整体のことを

色々説明されて、「ウチは遠方からもお客が来る」とのお話もされ

「はぁ、そうですか~」なんていいながら聞いていたんですが

いざ、治療が終わって

「・・・どう⁉」と聞かれたのですが



(・・・・・・・・・いや、別に・・・・)



ご期待に(?)添えるように

スッキリ治っていればいいのですが

・・・若干はいいようなものの、特段良くなった感じはしない。



「はぁ、・・・違和感はまだありますが、

・・・だいぶ良いです・・・。」

お客なのに、変なもので

先方があまりに自信満々だと

気を使って、そういうのが精いっぱい。




「痛みを感じるのが癖になって、

脳が誤った信号を送ってるかもしれんけど

2~3日たったら良くなってる!」

と言われ、帰宅しました。



ところが、やっぱり腰がおかしい。

最初の起き上がれない痛みはともかく、腰の可動域がかなり悪い。



あきらかに施術後、悪くなってる部分が出てきました。



「あんだけ、【ちゃんとした】整体って言ってたのにな~」



今回たまたまだったのか、相性が悪かったのか

すがる「ワラ」は、助けてはくれなかったのです。



私も広告に、「本物の自然素材の家」と書きます。



どんな商売する人も、自分は「偽物」だとか

「ちゃんとしてない」なんて言いません。



家の素材に関しては、もくせい工舎は

「木目調」や「漆喰風」なんてことはないので

その点ではウソではないのですが

今回のように、整体や医療だと、

自称であれ、他称であれ

どんな名人や名医でも

治らなければ、仕方ないんだな~と改めて思いました。



予約が取れなくて、何か月とか何年とかも待つような

整体師さんがテレビに出ているのを見たことがありますが

「今、この痛み」をなんとかしてくれるわけじゃないのなら

絵に描いた餅といっしょです。



忙しすぎて助けてくれないスーパーマンより

「大丈夫か」っていってくれる普通の人の方がよっぽどありがたい。



患者にとっても、お客にとっても

「本物」とか「ちゃんとした」かどうかより

目の前の困りに真摯に応対できたか

改善できたかが、全てであり

「また、何かあったら、こちらを頼りたい」

そう、思ってもらえるかが全てのような気持になりました。



ちなみに、腰は別の整体に行ったらすっかり治りました。

何が違うのかは、素人にはわかりませんが・・・。

不思議なものです。

ハチ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

ことりの母さんなのに、猫の母さんもやることになりそうです。



野良猫が、住み着いちゃったのです。

猫

11月の上旬、天気が良く温かかったので

窓を開けていたところ、

何やら網戸越しに「にゃ~!」と大きい声で呼ぶ。



「いかん!Q太郎(セキセイインコ・♀)が・・・」と思って慌てて窓を閉めに近寄ると

「にゃ~!」(入れて~!)



しょ、初対面ですよ?

入れてくれって言われても、うちには姫(Q太郎)がいるからお断り!



痩せてて、野良みたいなのに

やたら人懐っこい。

・・・どこかで飼われてて、捨てられたんかな??



猫は、実家でも飼ってたので、好きなんですが

うちには、おいしそうな?姫がいる。

その人懐っこさで、どこかの誰かについてって

幸せに暮らしなさいな。



ところが、何日経ってもウチにいる・・・。



これからどんどん寒くなる。



一番ネックだったのは

猫のケガ

・・・ばっくりケガをしていたことでした。



ばっくり割れたキズ持ちじゃ、

そのまま誰かに「飼わないか」とは言えません。


可愛い盛りの子猫じゃなくて、中猫以上。

おまけに、顔も「かわいい~」と言うよりは

きりっとした男前

・・・の、女の子。

眼光も鋭く、バットマン風

・・・の、女の子。



も、貰い手・・・お世辞にも見つからんかも・・・。



「うちにはQがおるけん、とりあえず寝床だけね!

飼えんけん、エサは自分でなんとかしてね」



そうやって毛布と段ボールの寝床だけ用意して

何日かはやり過ごしたんですが

・・・やっぱり、どこもいく気配なし。

おまけに、空腹と寒さで

朝も早よから、6時くらいから外で騒いでる・・・。
(この時点で、全くエサやってないんですよ?)

「にゃ~!」(入れて~!)



・・・正直、これが一番堪えました。



ご近所さんは、夜勤で今眠りについたとこかもしれない。



空腹のあまり、うちの美味しそうな?お姫様が狙われても困る。



・・・ご縁があったのなら、避妊手術くらいはするべきか・・・。

ケガも、なんとかせにゃ~いかんし。



結局、うちで保護することになりました。



名前は、ハチです。

末広がりの「八」。

で、県北の母なる山、八面山の「八」。



彼女の仕事は・・・

邪魔をするハチ

もっぱら、私の仕事や作業を邪魔する事です。



・・・頼む。そこ退いてくれ・・・。

自然素材の度合いをどう見るか?

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

「自然素材の家」を謳うのに、基準はありません。

95%だろうが、5%だろうが、

(ほんのちょっぴりでも)使っていれば

「自然素材の家」。



アレルギーや、化学薬品に敏感な人でなければ

その家の「自然素材」の占める度合いは、

・・・実は、そんなに問題ないのかもしれない。
(ご本人が気にしないのであれば)



そんなことを言うと、永家さん夫婦に怒られそうですが

語弊の無いように言えば、どんなに良いと思って売っても

大切に思っていることや「価値観」が違えば、

心には響かないということです。



それはともかく、本当に自然素材の家を欲している、

そういう人たちにとっては95%と5%は、全く違う。


目に見える場所だけに、いくら無垢の木や珪藻土あたりを使っていても

なんとなく薬品っぽい臭いがしたり・・・では困るのです。



では、専門家や大工さんでもない私たちが

その家の自然素材の占める割合をどうやって見抜く(?)のか。


数字で表せるわけではありませんが、

「自然」に対するその会社の目線であったり、

「自然素材」をどこまで突っ込んで語れるか?

ではないかと思います。



日頃、アレルギー反応で苦しんでいる人からすれば

どこまで素材に配慮して作っているかはとても大切。



「自然素材の家」としながらも、フローリングだけだったり

あとは表面的なデザインや価格に終始する内容なら

あまり、中身の素材までは期待できないかと思います。

だって、そこまでこだわってたら、言いたくなりますもん!



見学会等に行って、応対してくれるハウスメーカーなり

工務店の人が、何を夢中になって話しているか?も

大事だと思います。



それに「自然素材の家」を売りながら

「自然」に興味関心がないのも・・・ちょっと違うかも・・・。



森、空、水の流れ、花が風に揺れる様子。

そんな自然の風景に心動かされたり、

自然の不思議な仕組みに驚いたり、

目線の先に、何があるのかも大切だからです。



もくせい工舎の家


実際に、もくせい工舎のような家の建て方を見て

ものすごく心動かされる人と

そうじゃない人がいるのも事実だと思います。



それもまた、価値観だったり

何を一番大切に考えるかだったり

視線の先にあるものの「違い」だったりします。


私の実家は昭和50年代に建てられた普通の建売住宅です。


私の母は、「効率」重視ですから

わが家を見て「すぐ傷がつきそう」と言いました。



ずっと「長持ち」して「手間がかからない」のが

母の目線です。



とはいえ、私が嫁ぐまでの20ウン年間、

何度リフォームしたか分かりません。

「長持ちするはず」だった家です。



「家がもう1~2軒建つくらいリフォーム代に使った」と言っていました。



私は、リフォームありきで、そこまでお金を出せません。



ゆっくり、一緒に歳を重ねていくような家に住みたかった。



そこはもう、目線の違い。



自然素材にも「クセ」はあります。



これも度々書かせてもらいましたが

本当に、本当に、家は伴侶の様なもの。



いくら他人がうらやむような

見た目、金銭面、地位(ネームバリュー)でも

相性や、幸せかどうかは分かりません。



あなたは、何が大切ですか?



あなたの目線の先には、何がありますか?



良い出会いがありますことを、心よりお祈りしています!

それが私の「全て」ではない

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

私事(?)ですが、自主上映をすることになりました。

上映作品は、以前ブログでも書いた

『彼らが本気で編むときは、』です。

以前のブログ記事は→こちら



子どもの通う学校の校長先生に話したところ、

「あんた、それやったら、こんだ(今度)

こ~ゆう人がくるけん、ちっと、いってみらんね?」



あるトランスジェンターの方の講演会でした。



『彼編む、』は、トランスジェンターのリンコさんが主人公。

でも、私自身、実際にトランスジェンターを

カミングアウトしている人に会ったことはありません。

居ておかしくないのに、会ったことがないのは

「言えない」から?

ともかく、せっかくの機会なのでお話を聞いてみたくなりました。



講師のNさんは

女の子の身体で生まれましたが、

「女」であるという性自認はありません。

でも、長年「男」として生きてきているわけでもないので

「男」という性自認もなく、「男」とか「女」とか

2極で選べと言われると、どこに〇をつけて良いのか分からないとのことでした。



恋愛対象は、女性に対して。



胸の切除だけ、体の工事(リンコさん風に言えば)をしています。

名前を元の女性の名前から、

男性の名前に変える手続きもしています。



色々なことを話してもらいました。

「性同一性障害と、トランスジェンターの違い」のことも。

自分の心と体の性が一致しないことは

病気や障害ではなく

「自分らしさ」や「生き方」としてとらえている人が多いという

トランスジェンター。



一番印象に残ったのが、次の言葉でした。

「自分は、トランスジェンターではあるけれども、

トランスジェンターであることが、私の全てではない」



白か、黒か。

男か、女か。

善か、悪か。



2極の境が、はっきりすることなんてない。



映画の中で、男の子として生まれたリンコさんは

「おっぱいが欲しい」と言う。

かくいう私は、

女として生まれ、性自認も「女」で、

恋愛対象も異性の「男性」です。

結婚し、子どもまで産んでいます。


しかし、実はリンコさんほど

「女」でいることにこだわりは、ありません。

じゃ、ずっとそうかというと

歳追うごとに、と言う感じもします。



その点はLGBTであっても、なくっても

変わることはあるみたいですが。

そうなると、ますます

誰かの一部分、しかも時間的にも絶対とは言えないことで

分けるのは、ずいぶん乱暴な感じがします。



LGBTのシンボルマークは虹。



色の境目なんてない。



誰かが決めた「普通」や「白黒2極」に当てはまらないから

疎外感を感じたり、差別されないといけないの?



「トモちゃんとはもう、一緒に遊んじゃダメよ。

一緒にいた人、見たでしょ?・・・普通じゃないの。」



元々は、『彼編む、』の予告編に出てきたこの言葉に

妙に引っかかったからでした。

これがまた、そのセリフをいった

カイ君のお母さん役の小池栄子さんの演技が上手で、

「あ~。おるおる。こんな人・・・。」

って感じで。



・・・「普通」じゃないと、危ないの?


そう考えると、ヘンテコな話。

よく分からない人物だから?

「普通」か、「普通じゃない」か。

自分と違う人間を排除し続ければ、

いずれは、自分も独りぼっちです。


だって、みんな違うんだから。

後悔するようにできている

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

人間っていうのは、後悔するようにできているらしい・・・。



今、お家をどこで建てようか迷っている方もおられるでしょう。

高い買い物です。

やっぱり、建てた後、後悔だけはしたくない。

分かります。



「後悔しない家づくり」

なんていいますが、

人間が後悔してしまうようできているんだったら

「後悔しない家づくり」なんてない・・・ってことでしょうか。
工務店の広告描く人間が言うことではないですが、
・・・もくせい工舎は、こんな感じで。
実は、以前にも少しだけ書いたことがあるんです。おさらい。




「人は必ず後悔するよう出来ている」



例えば、
1.「1万円プレゼント!」と「2万円プレゼント!」

・・・どちらが嬉しいですか?

殆どの方、後者だと思います。

では、
2.「1億円プレゼント!」と「1億1万円プレゼント!」・・・は、どうでしょう?

・・・そりゃ、後の方が嬉しいんだけど、

最初の1より、同じ1万円でも印象が違いませんか?



同じ1万円お得でも、

2倍になったように感じる1の方が、うれしい。

2は、ちょこっとおまけっぽく感じる・・・。



価値が高くなるほど、人間の感じ方は鈍くなる。



・・・なるほど。

1万円のものを買うのに、「今なら2万円で更にグレードアップ!」

と言われると、全くその気になりませんが

1千万のものを買うのに、「今なら2万で・・・」と言われると

同じ2万でも、「それくらいで、さらに良くなるなら・・・」と

思っちゃいそうですよね。



もう一つ。



例えば、

「お小遣いに1万円もらった!」喜びと、

「その一万円を落としてしまった!」悲しみは

・・・実は、後者の方がより強く感じる。

もともと、「0ゼロ」だったところに

「+プラス」された喜びより

落とした「-マイナス」の方が、大きく感じる。

元々なかったんだから、元の「ゼロ」には変わりないのに

「-マイナス」になったようで、がっくりくるというわけです。



1.その価値が高くなるほど、人間の感覚は鈍くなる

2.同じ価値でも得したプラスの喜びより、失ったマイナスの悲しみを強く感じる。

・・・難しい言葉で『プロスペクト理論』と言うようです。




「AかBか」

どちらにするか、迷ってなかなか決められない。



どう考えてもBが良いなら、迷ったりしませんよね。

迷うのは、AもBも同じくらいの価値があると思っているから。



迷った挙句、Aをとる。

Aは手に入れたので「+プラス」。

結局選ばなかったBは失ったことになり、「-マイナス」。

・・・あれ?マイナスの方がより強く感じるんでしたよね?

同じくらいの価値だったから「AかBか」で迷っていたはずなのに

Bを失った悲しみの方が、Aを手に入れた喜びより大きい。



「AかBか」迷って、「決断」すれば、片方は必ず失う。

「決断」しなければ、「AもBも」失わず済みますが

「ゼロ」のまま。


今度は「結局何も決められなかった」「何もしなかった」なんてことを

「後悔」しそうです。



「決断」してもしなくても「後悔する」

ならば、


「後悔はするかもしれないけれど」

自分でよく考えて、自分で決め、「行動した」ことは

もう、諦め?もつくじゃないですか!


何もしないより、必死で、イキイキとして

人間臭くて・・・なんだかいいですよね!



後悔は、するかもしれない。

でも、過去必死で迷って考えていた「私」だって

「今」や「未来」の自分を困らせようとしたわけではない。

反対に、良かれと思っていたから

失った反動を大きく感じすぎてしまっているだけ。



後悔したからと言って、「間違っていた」わけではありません。



家も人も、ご縁。

結局、迷ったけど

「理屈じゃなかった」なんてことだって

きっと、あります。

犬が西向きゃ、尾は東

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

PTAで大分県内各所に知り合いが増えました。

今年は、大分県で九州規模の大きなイベントがあり

去年から2年越しになるメンバーもいます。



好きでなったわけではないPTAですし

そのあり方みたいなものに、疑問が多いのも事実ですが

こういった機会がなければ

知らないままだったこと、

出会えなかった人もたくさんいます。



そんな中、甘木・日田を中心に大きな被害を残した

H29年7/5~6の九州北部豪雨から2ヵ月後、

今度は台風18号が県南を襲いました。



グループLINE内で、「大丈夫?」と心配する声も上がりましたが

津久見のメンバーの反応がない。



そう、それどころの話ではなかったのです。



「なにかいるものはない?」「困ったことがあったら言って」



でも、実際本当に必要としているのは

シャベル片手に泥を掻きだし、一緒に動いてくれる人間です。

「大丈夫!いっしょに頑張ろう!」そういって

一緒に泥だらけになってくれる人間です。



・・・じゃ、それが分かってて、そう出来たか?



出来ませんでした。



キレイごとを考えるばかりで、全く実行しなかったのだから

もう、何を言われても、思われても引き受けるしかありません。



犬が西向きゃ尾は東。

北に近ければ南に遠い。

「当たり前」のことをいう例えですが、

私たちは、日々選択しながら生きている。

優先順位を「西」と選べば、尾になるのは「東」です。

「北」をほったらかして「南」に行ければよいのですが

「北」にいたままだったのです。



もう、きれいごと言えません。



そんな中、津久見のメンバーが次々に地元の人たちのために

LINEで情報をあげていきます。

「○○スーパーが×時から営業」「△△銭湯に入れます」

「石灰配布、何時からどこそこで」

彼女も津久見のPTAの代表なので

その関係で知り合いも多い。

地元の困っている人たちのために、どんどん情報をあげているのが

私の携帯にも入ってきます。



もう、頭が上がらないです。



PTAは、面倒な組織です。

無駄も多い。

企業じゃ投資に対して、その成果は見直されるのに

非営利なことと、メンバーが一定しないことから

毎年毎年、決まった行事を消化するだけでいっぱいいっぱいの感があります。



ナントカ講演会、ナントカ研修会、ナントカ研究発表会・・・。



受ける研修やイベントが多すぎて

肝心の仕事(各校のPTA)がままならないなんて

本末転倒です。

研修ばかりして仕事をしない、変な会社のよう。



でも、そんな中、キラリと光る人がいる。



自分にできることを、精いっぱいやろうとする人に会う。



尾っぽから、かみつかれても仕方のない私ですが

損得なく動こうとする彼女の姿は眩しくて、

勝手に遠くしてしまった「北」から「南」に

ただただ、頭を下げるしかありません。

とりのみみ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

工務店のブログに、4回連続ダチョウネタもどうかと思いますが

ビックリする事満載で、これがいよいよ最終回となります(今のところ)



そもそも自由研究をすることになって

野津原にあるらしいダチョウ牧場に連れていく予定でした。



ところが、HPも閉鎖され、

ようやく情報をつないで分かった連絡先に電話をかけるも

機嫌の悪そうな女性の声。

「・・・もうやってません」

・・・・・あちゃ~。



卵はネットで買えるにしても、やっぱり見せたい(見たい)じゃないですか!

本物!



そこで連れて行ったのが久留米の鳥類センター。
(夏休みでしたし、ど~っこも出かけてませんでしたので)

久留米に鳥類センター?動物園じゃなくて、鳥類?

そう、鳥類!ほぼ鳥類!鳥づくし!



そこにお目当てのダチョウ含め、走鳥類が何種類かいるらしいので

はるばる見に行ったのでした。


レアとエミュー


左は、ダチョウ・・・のちっちゃいバージョン。レアと言う鳥。

右は、エミューです。



・・・何かレアを見て気づきませんか?


mimi_rea_emyu.jpg

そう、耳がある~!(しかも、人間っぽいの!)


Q太郎の耳

Q太郎にだって耳はあるのですが、フカフカで見えません。

穴だけって言う話です。

しかし、走鳥類の耳は、もう人間みたい。

ダチョウの耳


実は、よく見るとダチョウもそうでした。



ダチョウのメス


見てると、女の子の方はず~っと食べてる。

かたや男の子(黒っぽい方)は

・・・ず~っとウロウロしてる。落ち着きない??



女の子はエサのキャベツを鳩と仲良く食べています。

そして、合間合間に、柵に近寄ってきて

なにやらしている。

・・・パコっ、パコっ。

ダチョウ、ぱこぱこ


・・・・・???

どうも、くちばしの裏にキャベツのカスがついて気持ちが悪いらしく

食べちゃパコパコ、食べちゃパコパコしてます。

ダチョウのメス。顔

よく見ると女の子はとってもカワイイ顔。



まつ毛がなが~い!

まつ毛と思いきや、実はこれ、

まつ毛じゃなくて羽!だそうです。こちらもビックリ!ですね。



もう一つビックリついでです。

ヒクイドリの看板

世界一キケンの表記にざわつく子ども達。

さて、そんなにキケンなヒクイドリとは、どんな鳥?



これがヒクイドリだ!↓

ヒクイドリ

鳥とは思えない、大きな足、大きな鋭い爪!

ド派手な色彩、カタそうな羽!

・・・ほ、ほぼ恐竜?

プテラノドン、飛ばないバージョン?



こ、こんな鳥が、世の中にはいるんですね~。



いやはや、ダチョウの卵にはじまり

もうビックリだらけの走鳥類でした。

こんな感じで? ↓

エミュー


ちなみに、なぜか走鳥類は、パカッと口を開けたままの個体が多かったです。
なぜだろう??

【おまけ情報】夏場は隣接する「流れるプール」に入ると、鳥類
センターの入場料がタダに。久留米の公共事業、おそるべし!

ダチョウの卵で目玉焼き

大分自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん



ちょっと飛び石になりましたが、ダチョウの卵の続きでございます!


ダチョウとニワトリの卵


さて、いよいよ目玉焼き。

一緒に混ぜて焼くと、大きさの違いが分からないので

別々のフライパンにて調理します。

重さは、ニワトリの卵が60gくらい。

ダチョウは、1500gくらい。

・・・つまり、25倍ですね!



そうなると、フライパンに投入する際の

感触も全然違う。



ニワトリ、つるり。

ダチョウ、どぼ~っ。

ダチョウの方は28cmのフライパンを使いましたが、

それでも、底の面積だけじゃ足りず、

結構厚みがでました。

datyou_tamago_yaku1.jpg

ニワトリの卵は、5~10分もあれば火が通りましたが

・・・ダチョウはやっぱりそうはいかない。

不思議なのは、鼻ちょうちんならぬ

たまご提灯ができたこと。

datyou_tamago_yaku2.jpg

・・・なんか白身が風船みたいにふくらんできた。

しかも、箸で触っても、結構な弾力です。

???????

何だこれ?本当に白身⁇

不思議です。

結局、焼きあがったのは45分後。

・・・目玉焼き一つ焼くのに、小一時間ですよ⁉

どれだけ大きいんかい!って感じでしょ?



盛りつける大きなお皿が無かったので、天板に。

目玉焼き完成


もう、笑うほどデッカイです。

取り分けたら、断面がこちら! ↓

断面

市販のベイクドチーズケーキくらいの厚さ!・・・の目玉焼き。



肝心の、お味はですね~・・・。

まずからず、うまからず?



黄身は、美味しいです。

ニワトリのたまごのあっさり版ってとこでしょうか?



問題は、白身でして

食感が、寒天っぽいというか、こんにゃくっぽいというか。

まずいと言うほど、まずくもないのですが

・・・ずっと食べていたい味ではない、みたい・・・(個人差あり)



しかも、普通の卵25個分です。

4人家族で食べるにしても、一人6個強といったところ。

一日で食べるには、コレステロール関係がさすがに心配になってきます。



しかも、黄身はともかく、白身部分はかなり不人気。

とはいえ、捨てるのももったいない。



結局、目玉焼き→ピザ風→切り刻んでお好み焼き、にして

完食しました!



食べ盛りがいるのに、4日がかり・・・。



今思えば、あの「たまご提灯」の半端ない白身の弾力や

「スクランブルエッグがおススメ!」との注意書きの理由が

痛いほど、分かる。

なるほど、人が言うには、言うなりの理由があるってことでした。



おまけの「びっくり」は、卵の殻。

洗って、消毒して、ルームランプにでもと

調理後洗っていたところ、

・・・殻の内側に袋が・・・。

そ~っと破かないように取りだしたら、

風船のような、膜がずるりととれました。

ダチョウの卵の膜



「・・・なんか、スケキヨのマスクみたいなのが出てきたよ~」



白さといい、質感といい、

犬神家の一族にでてくる、あのスケキヨマスクみたいなものが

卵の中に!



いやはや、びっくりだらけ!


もう、何度もすることないだろうけれど、

楽しい最後の自由研究となりました。

スイカ割じゃなくて、たまご割

大分自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん



ダチョウの話の続きでございます。


ダチョウの卵届く

さて、届いたダチョウのたまごをどうするか?

説明書には、スクランブルエッグがおススメ!とあります。



・・・う~ん、でもスクランブルエッグにしちゃうと

大きさが分かりにくい。

できたら、ゆで卵か、目玉焼きだ。



とは言え、ダチョウのたまごの殻は厚さ2mm。

あの、サバンナの地表に置かれて大丈夫な殻ですよ~?

ゆで卵にしたって、何分、いや、何時間かかるか分かりません。



もうそろそろいいかな~なんて言って、切ってみたら半熟だった!

・・・なんてことになったら、目も当てられません。

だって、生たまご(ダチョウの)は一つだけ。

失敗は許されない。

・・・そうなると、

やっぱり目玉焼き。

火の通り具合が一目瞭然だからです。



ではさっそく、目玉焼き!

『ぐりとぐら』みたいにごっち~んと、できればいいのですが

ハンマーなどでないと割れません。

しかも、割るポイントがある。

ニワトリのたまごもゆで卵にしたら、

ぺこっとへこんでいる部分がありますよね?

実は、ダチョウのたまごにも「気室」があり、

ここから割ると、たまごの内側の膜を破るリスクを減らせます。

暗いところで、懐中電灯を当てると

気室

こんな感じで気室が分かります。

ここを、地道に狙っていく。

卵を割る1

・・・なかなか、割れません。

卵を割る2

殻のかけら粉が、中に入りそうなので慎重に。

内側の膜も破らないように・・・。



内膜を破らないで上手く穴をひろげていくと

この膜を触れます。

結構しっかり。

半透明な遠足のビニールシートみたいな厚さと弾力。

べこべこした触感。

こんな丈夫な膜に包まれて、なおかつなかなか割れない殻につつまれて

大事に大事に守られている、ダチョウの卵。

すごいですね~。


あらかた穴が、気室くらいの大きさになったら

殻のかけらと、粉を取り除いて・・・


卵を割る3

おおっ?いよいよ卵っぽくなってきた!

ボールにうつすと

ボールの中の卵

~~~デッカイ!

さぁ、いよいよ目玉焼き。

どんなのが出来たのか、こうご期待♪


また次回

冷蔵庫に、たまご

大分自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

今、わが家の冷蔵庫には卵が入ってます。



・・・え?ウチにも入ってるけど⁇



そう、ニワトリの卵は入っているお家が多い。



わが家の冷蔵庫に入ってるのは、ニワトリと

・・・ダチョウのたまご!



なんと、ダチョウのたまごって

ネットで買えるんですね~。



ダチョウのたまごが届く


下の子の夏休みの自由研究で

ダチョウの事について調べてみることになり、

取り寄せた次第です。



「・・・・あれ?意外に小さくない?」

期待が大きすぎたのか、

私が格安B級品を頼んだのが悪かったのか

もっともっと大きいものと思い込んでいた様子。



そもそも、なぜダチョウ?

きっかけは、ずいぶん前に出た『のらのら』という雑誌に

家畜を飼ってみよう!という記事に特集されていたのが

ダチョウ。

特に衝撃的だったのが、たまご。

なんと鶏のたまご33個分!



ダチョウのたまごが大きいのは知っていましたが

「・・・実際に、見て見たくない?・・・たまご。」

「どんだけデッカイんやろう?

プリンにしたら、どんだけ大きいんやろう?

ゆで卵にしたらどんだけ時間かかるんやろう??」



どんどん興味がわいてきて(親も)、じゃ、自由研究にするか?となりました。



ニワトリのたまご33個分とはいえ、

縦横33倍ってことでは、ないみたい。



さてさてこれをどうするか?


この続きは、次回に♪

一匹ぼっち

去年の夏。メダカをかいました。

メダカは、2匹。

命名、おすぎとピーコ。



2匹だったのと、雄雌よく分からなかったので

どちらでも良いように(?)、そう名付けました。


一匹メダカ

今は、一匹ぼっち。

おすぎなのかピーコなのか、ちょっと分かりません。

残った方をピーコ、もう一匹をおすぎと仮にしましょう。



片割れのおすぎは、数日後、エサの食べ過ぎで死んでしまいました。



エサをやりすぎた?



いやいや、適量。2匹分。



適量入れててなぜ食べ過ぎるか?



原因は、欲張ってピーコの分まで食べてたから。



見てると、おすぎの方が強かった。

強くて威張って、ピーコを追い回していました。

エサも、おすぎばかりガツガツ食べて、

エサを食べようとするピーコを追い払っていました。



「・・・アホかいな!」

おすぎの亡骸を埋めながら、

欲張るとろくなことないな~と思いました。



ひとりぼっちは寂しかろう。

そう思っての2匹飼い。



しかし、相性はわかりません。



人間は、嫌なら別れられるけど

金魚鉢に入れられたメダカは、その世界が全て。



独りぼっちになって、一匹ぼっちになって

ピーコは寂しそうか・・・?




金魚鉢という、狭い世界の中ですが

心穏やかで過ごしています。



メダカは強い方が上に来る。

なんて、ホントかどうかわかりませんが

子どもが言っておりました。



ピーコは、今、のんびり水面近くまで寄ってきます。



何が幸せかなんて、場合による。



メダカは、これでも良くても、

人はどうか。



他人と関わらずすめば、わずらわしさもない。



でも、きっと

その世界は、金魚鉢程度の広がりしかない。



自由に行き来できる「場所」を広げることは、

わずらわしさも乗り越えたところにあるのかもしれないな~。

・・・とかなんとか、

おすぎとピーコに教わった夏でありました。

きくチカラ

元来、あまり話すことも、聞くことも

得意な方ではありません。

話していても、上手く通じる事の方が少ないですし

相手の話を落ち着いて

じっくり「聴き」に徹することも上手ではありません。



PTAの研修で、アナウンスセミナーを受けたことがあります。

講師は、元地元TV局のアナウンサーで、

私と同じ年くらいなのに、ずっと若く見え

笑顔で、ハキハキと話される方でした。



その中で、講師の方が、癌を患ったある芸能人の講演会の話をされました。



「女優さんですから、それはそれは、美しくて素敵なんですが

話の間と間に、必ず『え~っと』が入るんですね。

なんか、だんだんそちらの方が気になりだしまして

話そっちのけで、何回『え~っと』って言ったか数えてしまいました(笑)」



以前読んだ本の中で、

こんな内容の事が書かれていました。

「話すことが上手な人は、つらつらといかに話すかの技術にとらわれがちだが

話すことが、元々苦手で、どうやったら上手く気持ちが伝わるか

悩みぬいた人の言葉というものもある。

上手く伝えられない、根っこの部分。

沈黙も言葉なんですよ。」



「話す」技術はあっても、「聴く」チカラがなければ

そこに温かな雰囲気は生まれない。



『え~っと』の女優さんも、話すことが上手くなくても

伝えたい根っこがあったはず。

話の技術のことだけとられると、なんだか切ない気もします。



もうずいぶん前になりますが

NHKのハートネットTVで、

長野県上田市の侍(さむらい)学園・長岡秀貴さんの特集がありました。

侍学園とは、不登校や引きこもりなど、

学校や社会に居場所を見つけられず苦しむ人たちが

生きる力を取り戻し、再び輝くための学校です。



放送当時の生徒さんの年齢は14~41歳。

卒業するには

■仕事を3か月以上続け、経済的に自立すること
■学園の外にも、友達など自分から人間関係が築けるようになり
 精神的に自立できること

この2点。

詳しくは→こちら



その中で、『コミュニケーション能力について』という授業に

俳優の風間俊介さんが参加し、学園の女の子と

コミュニケーションの練習をするシーンがあります。



「この中で、コミュニケーション、
めちゃくちゃ得意!っていう人、いますか?」

風間さん以外の手は上がりません。


みんな「どう返そうか困る」「うまく返せない」のが悩み。

みんな、言葉の難しさをよく知っていて

相手にどう思われるか考えると、

心配で言葉が出てこないのです。



長岡さんにコミュニケーションの練習の感想を聞かれ、

女の子が

「(風間さんが)話すのが上手だったので話しやすかった」と答えます。



そこで、長岡さんが答えます。

「なるほど。

実は、コミュニケーション能力を円滑にするのは

聞き手の能力にあるのではないか?ということです。

失敗しても、ましてやあまり期待に応えられないことを言っても

許してもらえるのではないかと言う安心感が

その聞き手にあった可能性が高い。

だから笑顔で話せる。

いい話が出来た!からではない、ということです。」



話す以上に、聞くことは、難しい。

私なんか、自分の事ばっかり話してしまう。

でも、確かに

「受け止めてくれる」「拒絶しない」「笑われない」安心感のある関係は

本当に心地よく、また話したい気持ちになる。



話し上手な人が、聞き上手とは限らないように

話すのがヘタでも、とんでもなく聞き上手な人もいる。



また会いたい!

そう思うのは、どっちの人だろう?

平成29年度

ドラックストアのレジに、募金箱がありました。

「平成29年度 九州北部豪雨募金」



7/5から福岡、大分両県を中心に降り続いた「豪雨」。

50年に一度…なんて表現もありますが

…前回は5年前です。



ようやく、ようやく、少しづつ、

5年前の状態から、綺麗に整備されてきていたのに

濁流は道路を削り、家をも押し流していきました。



亡くなられた方も、行方不明の方もたくさんいて、

本当に被災された方の心中はいかほどかと思います。



実は、日田の小野地区には、個人的に大変お世話になった方が居ます。

結婚前、平日は会社務めをし、土日はあの小野川沿いを

勉強がてら、お手伝いに通った、思い出の道です。



秋が特に綺麗で、小野川の向こうの山々も

息をのむほどの美しさでした。



・・・・・はぁ~~~~~~。



やるせない、の一言。



以前、防災士さんが「津波は、水が来るんじゃない。

流されて来たモノが来る」とおっしゃっていましたが

川も然り。山も然り。

流れた来たのは、大量の土砂、大量の木。



「気をつけて」と言われても、瞬く間に水かさが増し

一体どこに逃げればいいのやら。

「大丈夫?」そう聞かれても

「大丈夫」と反射的に答えて

「この先大丈夫か」こっちが聞きたい、こともあるでしょう。



本当に怖い思いをしている最中は

次の瞬間の「大丈夫」なんてわからない。



それで考えると、普通の何気ない日常が

いかに奇跡的かと思います。



起こった場所が、同じ九州北部だったことや

5年前と区別させるためにつけられた「平成29年度」の文字。



「○○年度 PTA活動」じゃあるまいし、こんなこと何回もあっては困るのです。



自然の事だから、仕方ない。

・・・・。

本当に、そうなのかなぁ。



夏は、私たちの子ども時代と比べ、格段に暑くなった。

息苦しいほどの蒸し暑さです。

夏休みだって、朝夕は、もっと涼しかったはず。

朝から、クーラーをフル回転させているお家も多いのではないでしょうか?



こんな大雨も、台風がらみの方が多かったような。

こんな突然にゲリラのように、しつこく一か所で降る!なんて記憶もありません。

南米のヒアリも発見されました。



・・・・なんか、やっぱりおかしいのです。



地球温暖化。

大きなことはできませんが

庭に木を植え、花を植え、

涼しくなるよう工夫をし

少しでも、何かできることからやってみたいと思います。

わけ

前回、プチトマトの実がぽろぽろ熟す前に落ちてしまう、

葉が内側に巻く…雨が降らないからかな~なんて書きましたが

…連作障害、かも?



年々、土はフカフカしてくるのに

トマトとジャガイモのなりが悪くなるような…。

収穫を待つ、プチトマト
数年前、絶好調のプチトマト。苦労せずに鈴なりの収穫があったのに

なりが悪い、というよりは

元気がない。カメムシとかが増える…。



連作障害、というのがあることは知っていて、

なるべく同じものを同じ場所に続けて植えないようにしていた

・・・つもりだったんですが

トマトと、ジャガイモって

・・・同じナス科。



ど根性ジャガイモの花



・・・花も、そういえば似てるかな~?



適当に、真似事で雑草農法っぽい畑をやっているので、

文句は言えませんが

・・・難しいな~と思います。



腰痛持ちなので、長時間の作業はかなりきつい。

この時期は、日中暑いので

朝の5時半に畑で作業を始めるんですが

・・・それでも気づくと3時間は経ってる!



家族が居る日曜日じゃないと、ちょっと無理。



こういったことを

家事も機械に任せられない中

日々やりこなしてた昔の人はすごいな~と、つくづく思います。



とは言え、連作障害。

野生で生えてれば、種は自ずから足元に一番落ちやすいはずで

そのために根っこが傷んだりするのなら

生物の仕組みとして「アウト」のような・・・。



きっと、何か「わけ」があるのでしょう。



世の中、知らないことだらけ。

分かってないことだらけ、・・・です!

雨とほたる

梅雨入りしたとはいえ、雨が少ない。

アマガエル

ようやく今日の夕方ごろから一雨きそうですが

まねごとでも畑をしていると、

雨が降る時期に雨のないことは

こんなにも都合の悪いことかと思います。



梅雨はじめじめと嫌なものですが、

一雨ごとに、その恵みで夏野菜たちは大きくなる。

本当に、雨が降ったら、大きくなる(雑草もだけれど)



雨が降らない梅雨は、トマトでさえ苦し気で

葉っぱを丸めて、なるべく水分が蒸発しないようしています。

身を守る自然の知恵なんですね。すごい!



雨の多い時期に、どんどんその恵みで大きくなって

夏の暑い時期に、その水分で人間を潤してくれる。

本当に、よくできた仕組みだなぁと感心します。



6月は、またホタルが舞う時期。

新聞にも、県内のホタル情報が載ります。



わが家から、ちょっと行ったところでも見れるとのことで

行っては見たものの、数匹~10匹いないくらい。

新聞には、他の地域は、乱舞や数百~無数の文字。



子どもに見せたやりたい。

…というより、正直、自分もみたい!



…で、一番私が鼻息荒く、豊後高田の田染まで行って来ました!



ホタル祭り開催時期で、ホタルも多いが、人も多い。



林道を抜けたせせらぎから

すでにもう、うちの近所の数倍はいます。

…でも、みんなどんどん、奥に入っていく…。



奥に行って、何があるかもわからないまま

つられて進んだ、その先に。



クリスマスイルミネーションみたいな、無数の柔かな光。

それが、ふわっと灯っては消え、ふわっと灯っては消え・・・。



それは、それは、美しかった!

これが電気とかじゃなく、自然のなせる業なのも!

すごいな~!



近所の、ちょっぴりホタルを見た時は

面倒くさそうにしていた子ども達も、これにはちょっと感動したみたいです。



いやはや、遠くまで、来た甲斐がありました(おまけに道にも迷ったし、シカにも出くわすしね!)



翌日の新聞で、竹田の方で乱舞するホタルと見物人の写真が掲載されており

あの幻想的な風景を見たら、

やっぱり「ぜひ、いつか見てみたい!」という気持ちに。


…しかし、ホタルって、暗がりの中、光だけが目立つから

虫が苦手な下の子も、「わ~」なんて楽しんでいましたが、

こんだけたくさん飛んでいる「本体」の虫がはっきり見えたら

もう、ナウシカっぽいというか、

うちの子は「ぎゃ~っ」ってなるかもしれない。

・・・などと、風流のかけらもないことを

母は考えておりました。



いいですね~。日本の夏!

構造見学会と生きている家

6月24日(土)、25日(日)の2日間、構造見学会を開催します。

久々!公には、1~2年ぶり?

大変お待たせしました!



家の骨組みばかりで、ちょっと華やかさに欠けますが

完成見学会以上に、大事にしているのが

構造見学会!

手を抜くとすれば、まずここなので

工務店の本音や下心が満載の見学会となります。



思えば、数年前、フリーペーパーの構造見学会の広告を見たのが

もくせい工舎との出会いでもありました。

構造見学会の風景
【参考】構造見学会の風景。今回の現場ではありません。

段ボールに無造作に書かれた文字に

妙な気合?と、お金のかからなさに、

ちょっと笑っちゃったのが、運のツキ。←?



ちょっとでも、立派にみせることに必死なHMや工務店が多い中、

「変わった工務店だな~」と思ったのです。



もくせい工舎の家は、本物の自然素材なので、生きています。



無垢な木材は、呼吸し、調湿します。

だから、時期によって木材は(想定の範囲)伸縮します。



同じ無垢の木でも、ヒノキと杉は肌触りが違います。



杉は、柔かく温かい。

経年変化で、飴色にもなります。



新築当時の状態のまま、一生そうではありません。



それを嫌って、人工物ができるわけですが

不自然なものは、不自然な問題も起こります。

シックハウスが、その最たるものでしょう。



家には、その生き方が表れる。



古民家が愛されるのは、その家が培ってきた

時間が濃縮され、味わいに変化しているから。

何ものにも代えがたい、「風格」を

時間とともに備えてきたから。



古民家が、味わいのある年寄りだとすれば、

味の出る過程は、中高年のようなもの。

若さに縋りつきたい気持ちと、現実のはざまで

どっちつかずな上、味わいも未熟だ。

そこの状態が、一番の山場のような気もします。



一生変わらない家が出来たにしても、

そこに住むのは、「生身」の人間。

一生若く美しいままの「ニンゲン」が住むわけではない。



おとぎ話に出てきそうな、カワイイお家から

数十年後、出てくるのが

必死に若作りした「私」なのは、勘弁してほしい。


私は、きちんと歳を重ねたい。

味わい深い、ばっちゃまになりたい。

だから伴侶も、アンチエイジングに躍起になっている人では困る。

ちゃんと、自然体で、とぼけてても味わい深いじぃさまでいてほしい。


そして、

自然に、味わい深い古民家となったわが家で、

自然に、一緒に歳をとって

自然に、その一生を終えたいと思います。

たわわ

ジューンベリーが、大豊作?です。


ジューンベリーの実


6月に実がなるから、ジューンベリーだったような気がしますが

赤い実がたわわに実って、若干重そう。



この実、食べれます。

味はですね~、「サクランボの種まで食べれる」版!

すごく小さな種が入っていて、それがプチプチとした食感です。

たくさんなっても、その小さすぎる種のせいで

ジャムにするのはイマイチ。

生食が、手軽で一番おいしいように思います。



ただ、この実を食べてるのは

私たち夫婦と、ヒヨちゃん、メジさんくらい。

・・・子どもは、あんまり食べません。

・・・なんでかな~?

わが家の、ワイルドじゃない子ども達はさておき、

ジューンベリーは、花も素敵!


ジューンベリーの花
散り際は、桜吹雪ならぬ「ジューンベリー吹雪」が見れます!


例年は、桜の花が散り終えたくらいで

繊細な、かわいい白い花をつけていたんですが

今年は、桜の方がのんびりしていたので

桜とジューンベリーのW咲き!



よくわかりませんが、木によって

開花スイッチが違うんでしょうね。

桜が遅かったから、ジューンベリーも遅かった!

とは、ならなかったので。



木を植えると、その年によって新たな発見があります。



樹形も優しく、花も実も楽しめるので

一本あると、かなりいい雰囲気出せます。

庭に、何を植えようか検討中のお施主様は

実意園さんの方に聞いてみて下さいね!



このジューンベリーの下に、へんてこな一品置きました。

招き猫と洋ナシ

小石原の小野窯(…確か、そんな名前だったような)で仕入れました。

・・・なんだか、のんきな雰囲気出してます。



招き猫?
朝日を浴びて、「今、起きた~」?



ここのところ、毎年続けて旧友と小石原の民陶祭にくりだしているのですが

・・・こちらの窯は、ちょっと他と雰囲気違う。

小石原の道の駅前の通り沿いに

たくさんこの手の、猫?お地蔵さん?が並んでいて

しかも、・・・思ったより安い。


バードバス代わりの葉っぱの皿
バードバス代わりの葉っぱ型の皿。激安480円!


フクロウのランプシェード?


不思議な工房です。

小石原にお立ち寄りの際は、チラッとご覧ください。

「・・・なんだこりゃ~??」

・・・が、たわわです(笑)

みどりのチカラ

わが家のナニワイバラが見ごろを迎えました。


2017_ナニワイバラ


遠くから見ると、目玉焼きがいっぱいついているみたい。


2017_ナニワイバラ

以前住んでいたアパートの近くに、小さなお店がありました。

そこの屋根にナニワイバラが覆うように咲いていて

いつか、こんな風にしてみたいと思っていたのです。


残念ながら、今のところ屋根やパーゴラを覆う計画はありませんが

毎年、GWが始まるころには

たくさんの可愛い花を咲かせています。


・・・・ただ、ものすごく鋭いトゲが・・・。



うちのお父さんが、いつも血しぶきあげて手入れしています。

かわいそうに。(・・・植えたの私ですが。)



バタバタしてて、気が付くとこの花も!

2017_ナンジャモンジャ


ナンジャモンジャです。

木の先端に花を咲かせるので、うっかりしてると

いつの間にか咲いている。

どちらも、あまり病害虫の少ない庭木です。



ナニワイバラとナンジャモンジャの花が咲くころは

新緑の美しい季節!



森林浴!と、行きたいところですが

なかなか難しい。それでも、山あいの道を通り抜けるだけでも

なんだか清々しく、気持ちよい。



モヤモヤしていたのに、心も体も

緑の色と、木漏れ日と、さわやかな空気で

少しずつ晴れやかに、軽くなる気がします。



その正体は、フィトンチッド。

木が傷ついたときに、細菌などから身を守るため放出する成分。



殺菌や防腐効果があることで知られています。

最近は、α派を活発にし精神や呼吸を安定させる。

副交感神経を整える。

NK細胞を活性化させる。etc.

人間の心身を、深いリラクゼーションへと誘います。



より多くのフィトンチッドを浴びるにもコツがあるよう。

初夏の午前中、針葉樹林がねらいめとか。



このフィトンチッド。木材になっても出ています。

だから、色々加工して、塗っちゃったらもったいないんですね!



針葉樹ばかりではありませんが、

もくせい工舎までの道のりも、フィトンチッドだらけ。

もくせいまでの道

森林浴がてら、無垢の木の家にいらしてください。

帰りは、ちょっとスッキリした気持ちで帰れます。



フィトンチッド・パラダイスですから!

地震と家

4/14。熊本地震から、一年が経ちました。

大分県北部は、熊本に比べれば震度も小さく

特に旧市内は、特段大きな被害もなかったのですが

時折、あの揺れを思い出すと胃がキュッとなるような

息苦しいような気持になります。



あの地面の揺れる感じ。

携帯の「地震です。地震です」の音声と警報。



このままどうなるのか分からない不安。



この辺ですら、あんなに怖かったのですから

被災地ではどんなにかと思います。



4/14の21:26も、4/16の1:25も家にいましたが

揺れている間、不思議な感覚でした。



「家」は、揺れている間「柱」と「面」を意識します。

自分で地に足をつけているつもりだったのに

急に「乗っているだけ」だったことに気付きます。



あんな感覚、もう勘弁してほしいのですが

いつ、また起こるかわかりません。



以前、防災士さんにお話を伺ったことがあって

「平屋と2階建て、どちらが地震に強いとかあるんでしょうか?」

と聞いたとき、「一概には言えず、建て方と地盤によるとしか言えません」

とのことでした。



そのとき紹介された本の中に

家の耐震化チェックシートなるものがありました。

□1981年5月31日以前に建てた家である
□増築を2回以上している。増築時に壁や柱の一部を撤去している
□過去に床上・床下浸水、火災、地震などの大きな被害にあったことがある
□埋立地、低湿地、造成地に建っている
□建物の基礎が鉄筋コンクリート以外である
□一面が窓になっている壁がある
□和瓦、洋瓦などの比較的重い屋根葺材で、一階に壁が少ない
□建物の平面がL字型やT型で、凸凹の多い造りである
□大きな吹き抜けがある
□建具の立て付けの悪さ、柱や床の傾きなどを感じる
□壁にひびが入っている
□ベランダやバルコニーが破損している

もう建ててしまった家は、耐震化を考えるしかありませんが

これから建てようという方は

家の間取りやデザインで、予めプチ耐震化も計れそうです。



あ!あと、なるべく家具を置かない工夫も。

造りつけや、ウォーキングクロ―ゼットとかで

部屋に家具を「置かない」。

出口までの逃げ道を塞がない工夫も大事なのだとか。



絶対○○だから安心!なんていうことはないと思いますが

計画中だからできる事も多いはずです。



p.s.地震について詳しく載っていました。

↓↓↓

こちら

「とりあえず」の効用

今年のサクラはずいぶん、のんびりさんでした。

大分の今年の開花は4/4。

4月に咲くのは、なんと29年ぶりなのだとか。

2015_ngze_sakura.jpg

サクラも、咲いたかと思えば、最近は雨続きでちょっと心配です。

今年入学式を迎える方々は、せっかくなら

満開の桜で、門出を迎えたいですものね。

桜、式まで散らずにもってくれるといいなぁ。

上の写真は、一昨年のもの。

最近は、雑用が多く、中々風景写真を撮りに行けません。

ブログや、広告でも何かと重宝なのですが

新たに撮れないと、以前のを引っ張る羽目に。



とはいえ、合間を見、少しづつ撮りたいと思っています。



ところで、そういった好きなことはともかく、

あまり気乗りがしないこと。

続けないといけないと思いつつ、サボりたい気持ちになること。



そのキーワードになるのが、「とりあえず」らしいです。



「とりあえず」机についてみる。

「とりあえず」1分だけやってみる。

「とりあえず」行って見る。



「とりあえず」ちょっとだけ、がきっかけで

結局続けちゃった。

・・・ということが、あるらしい。



私も、今のところ「ちょっとだけ」と言い聞かせて

お風呂上りに血流が良くなる軽い体操を続けています。



・・・効果は?



今年は、なんと、全くしもやけになりませんでした~!



私より例年、症状の軽い子どもが

「少しなった」と言っていたのに、全く兆候もなかった!

手も、いつも指先は冷え切って氷のようでしたが、

今年は数回なっただけ。



体操が効果があったのか、たまたまだったのか分かりませんが

「とりあえず」続けてみて

「とりあえず」の、来年・再来年の効果をみてみたいと思います!

母親ってなんだろう?普通って何だろう?

時々、憑かれたように(?)どうしても見たい映画に出会う時があります。



今回は、『彼らが本気で編むときは、』

『かもめ食堂』や『めがね』『トイレット』の荻上 直子監督の作品です。



パンフレットをもらい忘れたので画像はありませんが

公式HPがありますので、良かったらご覧ください。

『彼らが本気で編むときは、』公式HP



本屋で、原作と映画の紹介映像が何度も流れていて

じっくりと見たわけではないのに

「リンコさん」と「キャラ弁」「髪をかわいく結んでくれた」というフレーズ。

そして、シンディ・ローパーの『True Colors』のカバー曲。

なぜか耳に残っていました。


たまたま後日、新聞でその映画の原作と監督が

あの荻上監督だと知り、映画『トイレット』のファンとしては

きっと、これもすごくいい映画に違いない!

・・・そう思ったら、見たくて見たくて。

ちょっと、急ぐ別の理由もあって

・・・見に行きました。

・・・だってその翌日には、映画終わっちゃうんで。



もう、泣いた泣いた。

そして、最後おかしくて、吹きだしました。

…なぜか『トイレット」も、オチは笑ってしまう。

悲しいだけで終わらせないことに、次の希望があるような。

今回も、そんな爽やかな余韻を残してくれました。



あんまり書くと、ネタバレになってしまいますが

色々な側面から、「母親ってなんだろう?」

「普通って何だろう?」と考えさせられる映画です。



心と体の性が一致しないトランスジェンダーの「リンコ」さん。

主演の生田斗真さんが美しすぎて、

外見は男性なのに女性の格好をしている、と言うよりは

もう、大柄な女性にしか見えない。

それくらい、男性の姿ではあるけれど

本当は女性であることを、自然に感じさせてくれます。

物腰とか所作とか、それ以上にある「何か」で。



「リンコさんみたいな心の人に惚れちゃうとね、

あとの色々なことは、もうどうでもいいんだよ」

トランスジェンダーの恋人のありのままを受け入れ、包み込む。

そんな、強さと優しさをもつ「マキオ」おじさん。



男を追いかけては、何度も我が子をほっといて家出する。

そんなネグレクトの母親(マキオの姉)をもつ、

孤独な少女「トモ」



ひょんなことから、一緒に暮らすことになった3人。



実の母親以上に、慈しんでくれる「リンコ」さん。



また、リン子さんの母親が本当にいい。

性の一致しないわが子を、ありのまま受け入れ、

ブラジャーと手づくりの「ニセ乳」を用意してやる。



私が「リン子」だったら、親は何て言うだろう…。



「なんで、お前はそんなん変わっとるんかな~。
どっかいい病院でも行って、(精神面を)治してもらえ」

「例えそうでも、絶対ばれんようにして一生暮らし!」

…そう、言われてたかもしれない。

それが、一般的な「普通の」反応で

多くの親は、戸惑い、受け入れる度量など持ち合わせない。

ニセ乳まで用意してくれる、そんな母親が傍にいたことが

リンコさんの、唯一の救いだったかとも思います。



それと反対に、世間一般の「普通」と言う物差しで

リン子に対し嫌悪感を持つ、トモの同級生の母親。

わが子が、ものさし上の「普通」でないことにも

受け入れるすべを持たず、愛情ゆえにどんどんわが子を追い込んでいく。


性が一致しないことに、苦しんでいる子どもは

周りにいないように「見える」



実は、いないように見せているだけで

そうしないといられないような雰囲気に、

まだまだ日本があるということだと思います。



映画が終わったばかりなので、DVDになったり、

レンタルになるのも少し先かと思いますが

できたら、たくさんの「お母さん」にも見てほしい作品です。



見終わった後、「普通」のめがねの色が

少し変わっていると良いな。

世界が少し、違って見えると良いな。

そんな温かい映画でした。

家に恋する・・・・・「あばたもえくぼ」な思い

3月発刊のメッセに、こんな広告を載せてもらいました。

2017_03_メッセ広告

「恋する」なんてロマンチックなセリフが柄にもないので

少々、恥ずかしい気もしますが

撮影時に現場で飾った、お花の「赤」が可愛くて

こういう文言もたまには良いかな、と使ってみました。



インパクトの問題ではなく、家を選ぶことは

長きにわたる伴侶を選ぶ様なものだと

この仕事をしながら、思ってきました。



ずっと一緒にいることを考えると

何が自分にとって一番大切なのか、気づかされます。



譲れない、一番大切なことって、・・・なんでしょうか?



ところで、恋するといえば、

「あばたもえくぼ」という言葉があります。


「あばた」と言うのは、天然痘の治った後のくぼみの事。

自分が好きになった、惚れてしまった相手であれば

例え「あばた」でさえ、可愛らしい「えくぼ」に見える事。

似たような言葉に、「屋烏の愛(人を深く愛すると、その家の屋根にとまるカラスですら愛しい)」とか

「ハゲが3年目につかぬ」なんてものもあるみたいですが。


会った瞬間に分かりそうなものなので

・・・ハゲが3年、なんてことはなさそうですが

それが大した問題にならなかった、っていうことでしょうか?



「あばたもえくぼ」という言い方が適切かはわかりませんが

物事には、必ず長短があります。

それも、誰かの価値観、「色眼鏡」を通した長短です。



見る人の価値観によって、長短はいくらでも変わります。

例え、マザーテレサや、ダライラマでも、悪く言う人がいるように

皆、その価値観、色眼鏡を通して

好きとか嫌いとか、良い悪いを判断しています。



私は今、もくせい工舎の広告をつくるお手伝いをしていますが

そう言った意味でも、価値観の違いのあることを

意識させられることがあります。



自然素材の素晴らしさ、木の家の良さ、

漆喰の雰囲気の味わい深さ・・・。



ただ、それに興味のない人もいます。



あの、木がふんだんに使われた家に入って

肺の奥まで、酸素が染み渡るような感覚。

無垢の杉の木の肌触り。

漆喰のやわらかな光と影。



自分が感じているのと同じように、同調してもらえるかは

本当に広告の言葉だけでは、どうしようもありません。

だから、同じチャンネルを持つ

どこかの誰かに、広告が気づいてもらえること、

ましてやもくせい工舎の家を気に入ってもらえるか、

自然素材に恋してもらえるかは

本当にもう、奇跡的でしかありません。



長短あるけれども、かけがえない。

そんな家に、めぐりあう。



これも、ご縁なのかな!・・・と、思います。

やっときた

やっときた~!



・・・なにが?

ツグミ
お腹がぽってり。・・・ペンギンっぽい?

ツグミです。



わが家がバードテーブル(?)を置くようになって

2~3年。

居るハズなのに、なかなか来ない。

どうもご近所はウロウロしてる模様、なのに来なかったツグミ。

ツグミの正面
真正面から。前と横顔が違い過ぎる!

以前『とりぱん』というマンガを宇佐の図書館で借りて読んだ時も

のんびりやの「つぐみん」が出ていましたが

・・・・・本当に、のんびりというか

間が悪いというか、ツッコみどころ満載と言うか・・・。



エサをこっそり食べに来ては、気の強いヒヨちゃんに追い払われています。

エサを出したての時は、ヒヨちゃんも余裕があるので

一緒にエサ台にいることを許しますが、

「今のうちに!」とあせりながら、猛烈につついているのが

何故か出したばかりの美味しいりんごではなく、

古いカスカスのりんごだったりして

「・・・・ちょっと、どうせ急いで食べるんなら美味しい方にしなよ!」

と、子どもとツッコみながら見ています。



ヒヨドリ

他の鳥には気の強いヒヨちゃんは、実はかなり用心深い。

人の気配が少しでもすれば逃げてしまいます。



2016_シロハラ

シロハラは、ヒヨちゃんに追い払われるときもあれば

追い払う時もある。

あまり人が近づけば逃げますが、ヒヨちゃんほど神経質ではない。

メジロ

メジさん達は、体の割に気が強いんじゃ?



う~ん、鳥も性格が様々です。

本当は、もっとエナガとか、シジュウカラとか、小さな鳥にも来てほしい。



見ていると、天候によっても行動パターンが違ったりしてオモシロイ。



バードテーブルを置いてから

少し、鳥のことにも詳しく・・・なってはないけれど

関心をもって見れるようになりました。

世界が一つ、広がりました。

住所のない会場

2/25,26の先週末、中津市で完成見学会が行われました。

2017022526外観
車庫・外構待ちですが、外観。

ご来場いただいたお客様、ありがとうございました。

mini_re_IMG_2258.jpg
玄関付近の、この曲線♪気づいていただけたかな~?
この柔らかなニュアンスが絶妙なのです。

022526完成見学会外観ウラ
道路側からは見えませんが、ウラ(?)も素敵。


もくせい工舎の家は何回目!・・・と言う方も、また初めての方も

木と漆喰のお家はいかがだったでしょうか?



今回の撮影は、その見学会の後になりましたが

毎回、玄関を入ってすぐの感覚は相変わらずです。

肺の奥まで酸素が行きわたるような、清々しい空気感を感じます。

同じ新築でも、もくせい工舎のお家の

あの空気感は独特だと思います。



ところで、お家を建てるか迷われていると、いくつか

気になるキーワードがあるのではないでしょうか?



「木の家」?「平屋」?「自然素材」?

もくせい工舎の家が目にとまるんですから、こういったところでしょうか?

実際ご覧になっってみて

思った以上の材質、空気感だったら幸いです。

自然素材で本気で建てると、こんな家になる!って

知っていただくための見学会だからです。

あと、予想以下だといい(?)お値段…ですかね!



ところで、もくせい工舎の完成見学会は、ご案内に

地図を載せても、住所は載せていません。

mini_web_2017_022526_b4_uegk_完成見学会広告

住所まで詳しく記載するのは、個人情報なので

・・・あまりしたくない。

地図を載せていれば、場所は結局分かるのですが・・・。

だから、メッセだけ見るとどこで見学会があるのか分からないかと思います。



大方、メッセに上記のチラシが折り込まれて配布されるのですが

もしチラシがお手元にない場合は

フリーダイヤル0210-327-892までお気軽にお問合せ下さい。



せっかくなんでちょっとご紹介↓

re_mini_テレビラック
リビングのテレビラックが目を引きます。大工さんの造りつけ。
・・・正直、うらやましい?いいな~、スッキリ!

mini_re_IMG_2355.jpg
飾り棚


mini_re_IMG_2148.jpg

・・・・壁の色味が、とても良いでしょ?

甘木土の色です。

日田土より、赤みが強いのですが

ミルクティーのような、チャイのような・・・。

なんとも優しい、温かな色合いです。



見学会に来ていただいたからと言って

しつこく営業もいたしません。

ただただ、自然素材の家の良さを知ってもらいたい。

その上で、気に入っていただければ幸いです。

イメージ

自然と人にそっと寄り添う、そんな家であることを目指して。

この辺は大丈夫。・・・だから大丈夫?

先日、PTAの出事で防災士さんのお話を聞く機会がありました。

30歳前後くらいの若い女性で

幼稚園くらいのお子さんがいらっしゃるとのこと。

はきはきとして、目に力のある、清々しい方でした。



「普段は270分かけて話すようなことを

一時間でお話します。

かなり早送りになりますが、ついていけなくなったら

遠慮なく言ってください」

そういって、にっこり笑うと次々と色んなことをお話してくださいました。


保存食の事、飲み水の事、

飲み水以上に困る生活用水の事・・・。



「トイレの水が流れないからって、バケツで流すようなことはやめてくださいね」

・・・・なんで?

「見えていないだけで、下水が壊れていることもあります。

逆流したりする可能性もあり。

トイレが使えるようなら、ビニールを敷いて

中に猫砂などを入れておいて、汚物をごみとして出す方が無難です。」

・・・・・・それを聞くと、猫はいませんが

猫砂、買っとかないと、ね!



他には、子どもの心のケア、被災地の犯罪、お金の事・・・etc.

それはもう、たくさん!



特に気になったポイントはこちら!↓

■津波は引き波起こるとは限らない。家には戻らない。通帳も何とかなる。
■災害が起こった時、周りの人の様子はあてにならない。みんな茫然としてるだけ。
  独りでも安全な場所に逃げる事。
■子どもには親も逃げるから、迎えに行くから、自分独りでも安全な場所に逃げるよう話しておく。
■津波は水が来るんじゃない。流されて来た家・材木が流れてくる。
  (火が付いたものも流れてくることも)
■未就学児など小さな子がいる家庭ほど、面倒でも、日頃から地域とつながりを!


質問コーナーもあったので、前々から気になっていたことを聞いてみました。

Q.「地震がおこって、よくテレビなどで50cmの津波の恐れと聞くと、

ついつい50cmでは大したことないように思ってしまうのですが・・・」

A.「50cmの津波と言うのは、足元をすくわれて立っていられないような波と考えてください。」


・・・・・なるほど!それじゃ、沿岸部にいたら危ないかもしれませんね!


Q1.「九州北部豪雨で被災した地域と、そうでなかった地域で

(PTAの)防災に対する温度差を感じるんですが・・・」

A1.「自分たちの住んでいる地域が比較的安全だと、そう感じると思います。

ただ、お子さんたちが一歩たりともその地域から出ないならまだいいのです。

問題は、進学や就職、あるいは旅行と言った

【出先】で被災する事。

日頃から防災意識の高い地域と比べ、そうでない地域の人ほど

いざとなった時、途方に暮れるしかなくなる。

だから、今住んでいる地域が安全だから

防災しなくても大丈夫とは言えないのです。」



・・・・・・・本当に、目からウロコ。おっしゃる通りです。

どこか、自分たちは安全だと高をくくってしまっている面もあります。



結婚前は、大分県民ではなかった私。

たまたまなのか、結婚してから、妙に地震が多いような気もします。



改めて、ちょっと真剣に考えてみる必要がありそうです。



参考までに、その場で出た本のご紹介。

本『東京防災』
一冊 140円。印刷代考えれば、買った方がよさそうですが・・・。


≪東京防災≫で検索するとHPからダウンロードもできます。
↓↓↓

詳しくはこちら

書籍は、大分なら大分駅の東急ハンズで買える!

・・・・とのことでしたが、売り切れでした。

Amazonでも購入できるようです。

再販の予定もあるようで、3/1だそう。こちらも詳しくは、サイトに載っています。



東京在住でなくても、応用力十分。

のんきな土地柄に住むからこそ、知っておく。

これも大事かもしれません。

将来、子ども達が

どこに行っても、困らないように。

「この辺は大丈夫。・・・だから大丈夫?」続きを読む

音と感覚

たまたまテレビを点けたら、聴覚障害のある

左官職人さんの番組をやっていました。



北海道釧路市で、一人前の左官職人を目指し修行中。

耳が聞こえないということで不採用が続き、

聾学校時代の先輩に誘われ、

ようやく決まった左官職人の仕事。



戸惑いながら、怒られながら

先輩の指導のもと、ひたむきに取り組む姿がありました。



猛練習の末、ようやく個人宅の和室の壁を塗ることに。



シャッ、・・・シャッ。

その鏝の音に、社長が「・・・(漆喰が)薄いな。」と言います。

「聴者なら音でわかるんだけど・・・」

そういって、《もっと あつくぬれ》と筆談して指示します。

「そうそうそう・・・」社長が満足そうに言います。



私は左官職人でもありませんし、ろう者でもありませんが、

シャッという音が聞こえなくても、

塗っては注意され、塗っては注意されるうちに、

きっと手の感触が、覚えていくのかなぁと思いながら見ていました。



これぐらいの手ごたえ、感触、そうすると上手くいくことを

職人さんは、体で、五感で覚えていくのかもしれません。



失敗しながらも、ひたむきに鏝を走らせる姿を見ていて

もくせい工舎の家の壁を手掛ける、原田の親方の言葉を思い出しました。



と言っても、永家Tさんから聞いた話で

以前もブログに書いたことがあるんですが・・・。



職人は、不器用な方がいい。

器用だと、小手先だけで仕事をする。

不器用で、怒られて、悩んで悩んで、何とかしてきた手の方が

味のある、いい仕事をするのだそう。



それを聞いて、何だか嬉しくて

少しだけ、元気が出るような気持になりました。



悩んで悩んで、それでも手を止めなかった。

そのひたむきさが、あの職人さんの味わいに

いつかなりますように。

ばいばい、エコボロン

永家Tさん:「もうね~、○○さんちくらいからエコボロン、やめたんよ」

私:「・・・え?・・・・やめて大丈夫なんですか?」

永家Tさん:「うん。今までも、軒下は十分すぎるくらいの喚起ができてるし、

キャットスペーサーと鋼製束だけでも

シロアリ防除は永久的やけん」



・・・・何のことだか、さっぱり分かりませんか?

もくせい工舎のお施主様は、分かりますかね?

エコボロン塗布

エコボロンは、もくせい工舎がずっと使ってきた防蟻剤の事。

上の写真の緑色の部分が、塗布した箇所になります。

無色透明なので、塗り残しが無いよう視認性を高めるため

緑色に着色しているのです。



「エコボロンはゴキブリ退治で有名なホウ素で出来た防蟻剤・・・」



幾度となく、マイブック(完成写真集)や広告に書いたか。

おかげで、エコボロ・・・と入力しただけで

我が相棒(パソコン)は、「ゴキブリ退治で有名な・・・」と

候補がでるようになってしまいました。



他所のお家の建築現場を見ると、真っ黄色の防蟻剤が多いかと思います。



でも、防蟻剤が気化すれば、化学物質に敏感な人は

それだけで悪影響がでることもあるし、

有機物なら分解されて、いずれ効果がなくなるので

もくせい工舎では、気化せず、分解されないエコボロンを使ってきたのでした。



過ぎたるは猶及ばざるがごとし。

例も過ぎれば無礼になる。



・・・では、ありませんが

日々探求し、改良し、年々お家が良くならなくては

企業として、なんら成長のないことになります。


エコボロン、鋼製束、スペーサー

年々、良くなる。

材料も日進月歩。家も日進月歩。

さらに良いものを、多くの人に届けられますように。

薬にも毒にも

「おまえらなんか何の役にもたたん!」

「俺は、まともな職について、こうやって稼いでる!

おまえらなんかとレベルが違うんじゃ!」


そう、よく怒鳴る先生がいました。


ちょっとしたことで、もう怒りが抑えられず

叱るというよりは、罵倒になって、

あまりの大声と剣幕で

何が言いたいか、聞き取れない勢いでした。



・・・・・・ところで、脳が主語が分からないというのをご存知ですか?



私も数年前に知ったのですが、

脳って話の中に出てくる主語がわからないらしいのです。



だから、人を【悪く】を言うと

脳は、【自分が悪く】言われているのと同じ状態になるというのです。



悪口をいうと、スッキリした気になるような感覚は、実は興奮しているだけ。

興奮が冷めると、また嫌な気持ちになって、結局怒りが収まらない。



だって、脳は、今言った悪口を、自分の事として受け取っているから。



だから、冒頭の「役に立たん!」と怒鳴る先生は、

結局自分が「役に立たん!」と言われているのと同じ状態に脳がなっているので

そう怒鳴った後、自分がいかに社会で役に立っているか

フォローしないといられないのです。

「おまえは、役に立たん!」と、【自分が】言われたと脳が受け取ったので

そんなことない!と言わないとつらいですもんね。



その先生にとっては、指導のつもりでも、あまりにもきつすぎる言い方は

他人にとっても、自分にとっても

実は、毒にしかならないということです。



毒をもられて、やる気も元気もでませんもんね。


暴言や悪口を言うのは、アドレナリンがでて興奮してるだけ。

それでは、リラックスも安心感も得られないので、

【幸せな気持ち】にはいつまでたっても、なれないというわけです。



反対に、人に優しい言葉をかけたりすると

同じく脳は主語がわかりませんから、自分が言われたと同じように反応します。



「大丈夫だよ」、「ありがとう」



こんな言葉を言うと、自分までほんわかした気持ちになるのは

脳が、そう【自分にも言われた】と受け取るから。

だから、こちらが言ったのに

安心したり、しあわせな気持ちになるのです。



そういえば、わが家にはお姫様がいます。

セキセイインコのQ太郎(♀)です。

Q太郎

犬猫みたいに、特に何の役に立つわけではありません。



でも、一日に何度も、私たち家族に

「Q太郎さん、かわいいね~!」と言われています。

とりあえず、「かわいい」のが仕事ですから。



でも、脳の仕組みを考えると、私たちはQ太郎に一日に何度も

「かわいいね~」と言いながら

脳は、自分が「かわいいね~」と言われたのと同じ状態になっているので

そう声をかければかけるほど

幸せな気持ちになっているということ。



Q太郎


う~ん。「かわいいが仕事」、恐るべし!

「薬にも毒にも」続きを読む

お年玉?

2017年が本格的にスタートしました。

毎年、年始にブログを書くにあたって

「・・・明けましておめでとうって、いつまでだったかな?」

思うのですが、調べると、地域により差があるようです。

関西は1/7だったり、関東は1/15だったりするようで

あまりこだわらず、臨機応変で良いのでは?とのことでした。



大正月にご挨拶できず、失礼いたしましたが

本年も、もくせい工舎をどうぞよろしくお願いいたします。



ところで、皆様どんなお正月をお過ごしでしたか?

2017_薦神社門

わが家は、薦神社に毎年参拝するのですが

今回は、ちょっとしたお年玉付き。


何故か、参拝したその日は、落ち葉の貯まっている所や、藪の所にも

たくさんの小鳥が群れていて、

エサをさがしていたり、じゃれ合って(?)いたり。

2017_薦神社・門付近
落葉樹の樹の下の、フカフカの落ち葉の上や茂みの中に
名前がちょっと分からなかったのですが、たくさん小鳥が!



ところが、こんな時に限って

メガネなし。カメラなし。

「く~!しまった~!」

落胆する私の横で、上の子が

「・・・・・お母さん!エナガ!」

「・・・・・・へ?どこどこ?」



見ると、細い枝先に、白いモフモフのピンポン玉のような子が

くりくり可愛い黒い目でこちらを見てる!



写真がないのですが、こんな感じ!↓

エナガ

メガネなく、ぶれて見えたとはいえ

あの小さなモフモフ、ピンポン玉!

見れて幸せ~。

お年玉をもらった気分でした。



ところで、お年玉って、もともとはお餅で、

年神様の分けて下さる

(気力・生きる力)のことだったようですね。



そういった意味では、小鳥を見て

何だか幸せな気持ちになったり

神社を、こうして家族で参拝できるありがたさも

お年玉(気力・生きる力)と言えそうです。



たくさんの大きな樹に囲まれているからでしょうか?

鎮守の森、なんていいますが

神社のまわりの空気の良さと言うか

酸素の多い感じと言うか

清々しくて、心地よく、大変落ち着きます。

2017_苔むした石灯籠
石燈籠の苔むした感じが、すごく素敵!



古い神社仏閣の建物も、美しいし

修復をかさねながら、ずっと昔からその場所にある事を思うと

不思議な気持ちになります。

2017_薦神社・神門
この神門も、江戸初期のものだといいますから、徳川家康がいた頃!
当時の県北の人たちも、この場所でこうして見上げていたのかも!

いやはや、お年玉(気力・生きる力)ももらえたことですし、

今年も元気出して参りましょう!



2017_三角池

本年が、皆様にとって素晴らしい一年でありますように。

ゆく年くる年。いよいよ。

昨今は、それはもう

追い出されるように新年を迎えることが多くなり

バタバタと2016年も終わろうとしています(・ω・)



皆さんは、どんな年末年始をお過ごしでしょうか?



今年、もくせい工舎でお家を建てて

初めてのお正月!のお施主様もおられます(*^_^*)



家を建てて、まもなくお正月だと

大掃除の心配が要らないのは、ちょっとウラヤマシイ・・・( ̄▽ ̄)



初めてでなくても、木の家で何回目かのお正月を迎える・・・

そんなお施主様も、おかげ様で

たくさんいらっしゃいます。



もくせい工舎は、広告やHPに、「お客様の声」を載せません。
(以前はHPに、ちょこっと載せてたみたいですが)



ご家族が新居で、ピースサインして、「大満足です!」のコメント。



・・・・・( ̄▽ ̄;)



「大満足!」って言ってるから、きっと、良い工務店よ~( *´艸`)♥♥

・・・・なのか、私にはよくわかりません(^▽^;)

へそ曲がりなので、他所の広告見ていても

まさか広告に、苦情は使えないだろうと思うので

・・・・・な~んか、むずがゆい感じがします ( ̄▽ ̄:)

お客さんの顔を、HPに載せるのも、実はかなり抵抗があります。

家と、そこに住む家族構成がネット上に載る。

・・・・・・私、責任取れません(^▽^;) コワイです。


だから、ワタシも永家Tさんも、極力顔を出さない感じで

写真を上げています。

お客さんの、プライバシーを考えれば

「お客様の声」なんていう広告効果は二の次なのです。



これまた、そんなピースサインを載せなくても

結局、もくせい工舎を選んでくださったお施主様は

広告やおまけだけにつられる人は、少ないように思います。



今現在は、永家さん夫婦が多忙で、広報的な部分を

私が代わりにやっています。

私の広告をきっかけに、もくせい工舎にアポイントをとっていただいても、

本当に、良い家であったり、良い作り手でなければ、

話は決まらないはずです。



どんどん売って、どんどん建てて。

そんな工務店でない以上、良いことしか載せない「お客様の声」の広告効果なんて、

・・・実は、そんなに大切じゃない。



私の広告はあくまで、

本当に自然が好きなお客さんが

本当の自然の家をつくる工務店とを、引き合わせるためのもの。

実際に、会って、見て、聞いて、話をして、

その上でどう思うのか?が全てなのです。



本当は、永家さんだって、

家づくりの事、日々の事、この前の感謝祭のことだって

どんなにか自分の言葉で、書きたいか。



「差し入れのシュークリームが、超美味しかった!」

・・・・位の事なら、あっという間に書けますが、

書きたいこと、伝えたいことが沢山あると

ブログ一つ書くにも、永家さん達には相当な労力なはずです。



また、今一番に何とかしないといけないのが

「ブログ」や広告じゃない。

「目の前のお客さんのこと」それが、第一。



・・・・・だから、黒子が代役で大変恐縮ではありますが

こうしてる間も、お客さんのために永家夫婦は

走り回ってるとご理解の上、ご了承いただければ幸いですm(__)m



ああ、あと15分くらいで今年も終わる・・・(゜_゜)



皆様、良いお年をお迎えくださいね!(*^_^*)

やっとこさ

今年の冬は、暖かい・・・? (。´・ω・)?

例年なら、11月の小中学校の文化祭行事の折などは

体育館は、もう極寒の状態! {{(≧▽≦)}}

足元から、ビリビリするような冷気が伝わってきて

靴下を何重にはいても、足先の感覚もなくなる寒さだったはず。

・・・・・なのに、今年はそこまで寒くなかったです (・ω・)♪



いつもならそろそろ、しもやけになるはずの、

ワタシの手にも、な~んの兆候もなし。

同じく、しもやけ足派の永家Tさんも

「今年は、まだやね~」と言っている・・・(・ω・)



更に、今年は野鳥たちも、ちょっとのんびりペースなのです。



ヒッヒッ、カッカッ

ジョウビタキ

いつもなら、この子。ジョウビタキの声がしたら

庭をピョンピョン跳ねていく、小さめの鳩くらいの鳥が来る。

ウロウロするシロハラ

シロハラです。

ジョウビちゃんとシロハラは渡り鳥なので、

わが家のエサ台設置は、シロハラがウロウロしだしてから。


今年もシロハラの姿が見えてからミカンとリンゴをおいたのに

シロハラはおろか、メジさんも来ない。

それどころか、あの食いしん坊のヒヨちゃんが、

リンゴがあるのにも関わらず・・・来ない!Σ(・ω・ノ)ノ!



どうして?あったかいから?

まだまだエサに余裕があるのかしら⁇ (。´?ω?)?



・・・と思っていたら、やっとこさシロハラが来てくれました( ̄▽ ̄)

2016_エサ場のシロハラ
去年はリンゴばかり食べていたように見えていたシロハラも
今回はみかんをつついておりました。

mikan_2016みかんを食べるシロハラ
豪快にミカンを食べるシロハラ。・・・・みかん汁のしぶきがスゴイ・・・( ̄▽ ̄;)

ヒヨドリ

個体差もあるのでしょうが、食いしん坊な割に用心深いのはヒヨドリ。

だいたいこの時期はペアでいて、見張り役と食べる役で交代でエサ台に来ます。

人の気配がすると、あっという間に逃げちゃう。



でも、シロハラはわりとのんびりというか、なんというか・・・( ̄▽ ̄;)

そろそろエサ食べ終わったかな~と思って見てみると

まだ居たりする。しかも、食べ終わってて、

ボ~っとしてるだけっていう時も・・・( ̄▽ ̄;)

・・・・・あの、洗濯物干せないんですけど? (^^;ゞ

miru_2016_シロハラこちらを見る
・・・・?何見てんの?って顔してます(^.^)

暖かめな冬に紛れて、いつの間にか「年末」がやってくるΣ(・ω・ノ)ノ!



そう、いつの間にか、もうすぐクリスマスなのです( ̄▽ ̄)



「いい子にしてれば、サンタさんがプレゼントをもってやってくる」



いい子じゃなかったからか?

サンタに会えずじまい、

もらえずじまいのワタシでしたが

大人になってみると、「いい子にしてたら」ってあたりが条件付きっぽくて

大人の都合が見え隠れするような・・・( ̄▽ ̄;)



わが子は、数年前、偽サンタ(←・・・ワタシ)を偶然見てしまったので

「サンタはいない」といっておりますが

「サンタはね~、本当は優しい良い子なのに、

プレゼントがもらえない、そんな子のところに優先して行くんだよ。

だから、いないとは言えないよ~?

あんたが見たことない!ってだけかもよ~!?」

と、失態を演じた偽サンタ(←・・・ワタシ)

悪態をついて言い訳をしております( ̄▽ ̄)



大きな地震や、阿蘇山の噴火。色々あったサル年も

いよいよ去ル・・・。

・・・・・スミマセン。だじゃれで(T_T)


つまらないダジャレはともかく、良いクリスマスをお過ごしください(*^_^*)

2016_メリークリスマス

またまた

ここ最近、建築業界は立て込んでいるらしい・・・( ̄▽ ̄;)

プレカットから、掃除のメンテナンスまで

ありとあらゆる分野がすんなりいかないようで

今回完成したお家も、出来てからメンテナンス→お引渡しまで

まったく時間が取れないらしく

「またまた」完全な形で撮影のご縁がありませんでした(・ω・;)

外観

とはいえ、がっかりするワタシを見かねて(?)

永家Tさんが

「検査に立ち会うから、まだあまり片付いてなくていいなら」と

現場に同行させてくれたのでした(*^_^*)

「そりゃ~、撮影するから待っててって、フツウの工務店は言うかもしれんけど、

お客さんが困ってて、なるべく早く引っ越したいと思っておられるんなら

・・・・・お待たせるわけに、いかんや~ん?」

・・・はいはい、そう言うと思った ( ̄▽ ̄)

もくせい工舎は、そんな感じ。わかっておりますよ(*^_^*)

・・・・・というわけで、撮影できたのは、こんな感じ?↓

hiji_kut_リビング

・・・・・・すっごい、素敵じゃないですか~!(T_T)

完全完成で、ちゃんとお花とか活けて撮影したらどんなにか!(≧▽≦;)

とはいえ、あたりまえですが

写真撮影 < お客様

致し方ありませんね(*^_^*)

hiji_kut_ダイニング

ダイニングの窓から見える景色が、森のよう・・・(゜_゜)


「見てみて~、これこれ!」

永家Tさんが嬉しそうに指さすのは根太レスの板。

根太レス無垢材

そう、もくせい工舎は根太レス工法の合板を

念願の無垢材使用にこぎつけたのでした(*^_^*)

とはいえ、以前だってこれ↓

根太レス合板

・・・合板って言っても、低ホルのF☆☆☆☆。国産材ですよ~?

他の工務店なら、「低ホルで安心安全」なんて堂々とアピールするところですよ~。

でも、永家さん達にとっては

低ホルですら、ずっと気がかりだった。

合板、もっと言えばそれに含まれる接着剤がネックなので

本当の自然素材なら「低ホル」ですらない。「無ホル」?

だから、なんとかいつかこれを脱・合板化するのは

企業としての頑張りどころ、目標でもあったのです(・ω・)ノ

hiji_kut_和室

・・・まるほど、これは、完全に完成して畳敷いてたら撮れなかった・・・( ̄▽ ̄)



今回、こちらのお宅は珪藻土。

お施主様たってのご要望でしたので、大分の信頼できる工務店さんの

由布院の珪藻土をつかって、原田左研さんが塗ってくれました。

「・・・・親方よくOKしましたね~( ̄▽ ̄;)」

そう、実は原田の親方、・・・珪藻土あまりお好みじゃない。

珪藻土そのものには固まる性質がないので

石灰やアクリル系接着剤なんかを混ぜて壁材にするのですが

・・・・これまた、原田の親方が

「何が混ざってるか分からないもの」が納得いかない。

「日本ハウジングさんの珪藻土、だからね(*^_^*)」

・・・・なるほど(・ω・)


でも、珪藻土のこの色味も、雰囲気もなかなか素敵 (*^_^*)

遠目にはよく分かりませんが、近寄ると・・・・

漆喰と珪藻土

・・・・ちょっと質感、違いますかね(。´・ω・)?


漆喰の配合や、鏝の感じでも違いますが

漆喰

同じような滑らかさでも、漆喰と珪藻土って似てるようで

ちょっと違う感じ・・・(・ω・)

空間の清々しさなんかは、どちらも甲乙つけがたいように思います(*^_^*)


しかし、細かな備品も素敵なお家でしたので

hiji_手洗い鉢
跳びかんなの刷毛目がステキ!手洗い鉢~!

hiji_wc_木のペーパーホルダー
木工好きなら、このクオリティの高さはおわかりいただけるハズ。
無機質になりがちなトイレの雰囲気が、この木のペーパーホルダーで一変!


・・・・・・やっぱりちょっと残念~(T_T)



ちなみに、こちらのお家で、一番羨ましかったのがこれ!

hiji_kut_イチョウの木

「家じゃないのかい?」とつっこまれそうですが

こんな広々ウッドデッキから、こんな秋の景色が見えるなんて(しかも借景)!(≧▽≦)♪

しかも、お家の裏手に廻ってみると・・・

hiji_森

森~!Σ(≧▽≦ノ)ノ♪

なに?この、物語のようなな風景、景色!( ;∀;)

いいな~、うらやましいな~(T_T)

そう思いつつ、現場を後にしたのでありました。

終わり!m(__)m

木を植える

わが家では、お家を建ててから

造園屋さんにつくってもらった当初より

かなり樹木が増えました。

素人ながら、色々調べて

ああでもないこうでもないとしながら

夫と庭を手づくりしてきました(・ω・)



センスもたかが知れているので

いまいち、まとまりには欠けますが

木々が育つたびに、愛着も増す、そんな庭です(*^_^*)



お金はなるべくかけたくないので、木はネットで探したり

田主丸や植木市、ホームセンターの見切り品で仕入れたこともありました。



その田主丸の植木と言えば、中津の南部自由市場に

4月と11月、田主丸の植木市がやってきます。



先日、目隠しになる常緑の木が欲しかったので

ちょっと見に行きました。

2年半くらい前、そこでトネリコを安く買ったので

また、ないかな~と思ったからでした。



「・・・・・あれれ? ・・・・トネリコは、一本だけしかない? (。´・ω・)?」

「・・・・あれ?以前、木を買ってくださった方ですよね⁇ (^.^)」

・・・なんと、植木屋の奥さんに憶えられていました(^^ゞ


「・・・あ~、トネリコですね~。

やっぱりすごく大きくなったりするんで、あまり出てないんですよね~( ̄▽ ̄;)」



なんと!Σ(・ω・ノ)ノ!

・・・・あ~、だからあまりホームセンターにも見切り品少ないのか~・・・(T_T)



常緑の木は、樹形が大味と言うか、カタいというか

そんな木が多い中で、トネリコはとても樹形の優しい

美しい木で、あまり手もかかりません。

・・・・ただ、あっという間にでっかくなる!( ̄▽ ̄;)



わが家が、この植木市で2年半ほど前に買ったトネリコ(¥980/本くらいだった)

私の背丈より小さかったのですが

toneriko.png

・・・・今は、見上げるほど大きい・・・( ̄▽ ̄)



わが家は、のんびりしたところに居を構えたので

木は大きくなっても、構わないのですが

剪定の仕方をよく分かっていないと

手に負えないこともあるんでしょうね(^▽^;)
(こぼれ種で、結構トネリコの小さな芽がにょこにょこ出ますし)

toneriko_kokage.jpg

う~ん。葉影の感じも優しくて、良い木なんだけどな~( ̄▽ ̄;)



そういえば、生育旺盛過ぎてわが家でも手に負えなくなったのが

・・・・ナンキンハゼ!( ̄▽ ̄;)



落葉なので紅葉も美しく、手もかからないとのことで

やっぱり自分の背丈より小さなものをネットで買ったのですが

・・・・これがもう、トネリコ以上のスピードであっという間に3mクラスに!Σ(・ω・ノ)ノ!

しかも、時期によってはイラガの幼虫がたくさんつくし

根張りがすごくて、隣に植えた木もなかなか大きくならない。

家の近くに植えたので、家も危ないかも?

・・・・で、泣く泣く切っちゃいました(T_T)

nankinhaze_mini.jpg
これまた、こぼれ種でじゃんじゃん芽が出る!(≧▽≦;)
夫が調べたところによると、近隣の木を駆逐する勢いで成長とか・・・( ̄▽ ̄;)

これも、紅葉の綺麗な良い木だったんだけど・・・( ̄▽ ̄;)



350円の見切り品だったウンナンオウバイも、

樹勢が、半端ではないし・・・( ̄▽ ̄;)



ナンキンとかウンナンとか、大陸から来たものは

元気がいいのか、生育旺盛なのか? (。´・ω・)?

手はかからなくても、

日本の敷地でおさまるかは

植え付ける時によく考えなければならないかな?

・・・・と思います(・ω・;)

逃げた魚は大きい

「逃げた魚は大きい」なんて言いますが

失ってしまったものは、実際の大きさよりずっと大きく感じます。

心理学では、同じ価値のものでも、

手にした「喜び」より、失った「悲しさ」の方が大きく感じる

そんな現象があるらしいです・・・( ̄▽ ̄;)



例えば、朝、一万円を拾って感じた「喜び」の度合いと

それを夕方落としてしまった「悲しみ」の度合いは

「悲しみ」の方が大きく感じるとのこと( ̄▽ ̄)

実際はプラスマイナス0 (ゼロ)なんですが・・・。


またAとB,どちらか悩むのは、AにもBにも大差がない場合(・ω・)ノ

・・・明らかに差があれば、どちらかで悩んだりしないですものね ( ̄▽ ̄)

ただ、Aを選べば、Bを「失う」ことになるので

Aを選んだ喜びより、Bを失った悲しみの方をより大きく感じて

AとBが同じくらいの価値だから悩んでいたにも関わらず

選んだあと、「これだけつらいなら、Bを選べばよかった」と

「後悔」する心理が働くとのこと(・ω・)



一世一代の覚悟でAかBか選んで、

やっぱりあっちにすればよかった!なんて、よくある事ですものね(ーー;)



ただ、AもBも同じくらい魅力があるから悩んでいたので

Aを選ぼうが、Bを選ぼうが、結局どちらかは「失う」ことになるので

「後悔」することに変わりはない。

「後悔」までいかずとも、あっちを選んでいたらどうなったかな~

・・・なんて思うこともあります。



じゃ、選ばなければ、AもBも失わずにすみますが

これも「選ぶ」「選ばない」を選ぶことになるので

結局はっきり選ばなかったことを「後悔」することも・・・(・ω・;)



だから同じような価値の「何かを選択」すれば、

人はそんな風に「後悔」する仕組みになっているので

自分が選んだことや方向が、間違っていたわけではないというのです(・ω・)



進学や、就職、結婚、家を建てることなんかも

本当に、大きな選択です (・ω・)

でも、自分で決めたことなら、例え仕組み通り「後悔」しても

どこか気持ちの整理も着きやすい感じがします。



失った後悔、と言うほどではありませんが

撮影する「機会」というか「ご縁」を失ってしまった現場があります( ̄▽ ̄;)

香々地の現場

・・・ちゃんと撮影したかった・・・(T_T)

香々地・前庭

外回りは撮影できたのですが、内装を撮るご縁がありませんでした(T_T)



こればかりは、タイミングの問題で

本当に致し方なかったのです(>_<)

誰も悪くない・・・( ̄▽ ̄;)


ただ、自分で撮れなかった、撮る機会を「失った」ことで

今まで、「撮れていた」こと自体が

決して当たり前なんかじゃなく、大変「運の良いこと」に思えてきた!(≧▽≦)♪

これも、「収穫」といえるかもしれません(*^_^*)



只今、建築中のお施主様方、ご縁があれば伺わせていただきます(*^_^*)

そのことが、「木の家」と、どこかの自然が大好きな「ご家族」を結ぶ

次なる「ご縁」になりますように(*^_^*)

ご迷惑をおかけし、大変恐縮ですが

どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

誰かの期待に

子どもを育てていると、本当に思い通りにいかなくて

イライラするというよりは、悲しくなってくることがあります。

こうあって欲しいと思って、色々伝えたところで

言葉だけが空回りする事のなんと多いことか。



こちらが言うことの一から十までを鋭敏に察して

その通りか、それ以上に行動してくれたら

親も先生も含め、育てる側はこれほど楽なことはありません。

自分の「育て方」に自信が持てますし、甲斐もあります。



でも、一から十まで大人の顔色を窺って

それ以上に行動してくれる子どもって

・・・・・どうなんだろう?(。´・ω・)?



反対の、子どもの立場から見たらどうなんだろう?



「誰かの期待に応えたい!」

「喜ぶ顔がみたい!」

これが何かの原動力になったり、

やり遂げる力になることもあります。



ただ、期待に応えないと「見捨てられる」「否定される」と、

そう思い込んで必死なら・・・?

「頑張り続けて」、それ相応の「結果」をださないと

嫌われるの?呆れられるの?「おまえなんか役に立たない」と言われるの?



期待に応える事や、結果を出す事だけが、

その子の生きている「意味」や

愛される「証」になってしまうと

子どもは、いつ安心したらいいんだろう?



言っても言っても「思い通りに」「ちゃんと」してくれない。



虚しくなりますし、「育て方」に自信がなくなります。



でも、人間を「育てる」ことというのは

こちらの「意のままに」することなんだろうか?



誰かの期待に応えたくて、

自分を認めてほしくて、目標を早いうちから定めて、

頑張って、頑張って、努力を続けて

良い高校に入って、超有名大学に入って、

一流企業に勤めて・・・。

それが、人の幸せのすべてなんだろうか?



自分の命の尊厳が危ういほどの状況の中、

「このままやったら、危ない。もったいないけど、やっぱ、辞めた!」

それが許される「空気感」や「逃げ場」が人にはいると思う。



生きているからやり直せる。



誰かの期待に応えるため、生まれてきたわけじゃない。



誰かを喜ばせたい。がっかりさせたくない。

それは、とても大切。

だけど、「命」には代えられない。



こちらの「意のままに」ならない子供たちが

それを知らせている。

「思い通りに何か、ならないよ~だ!」



育てることは、きっと

「誰かの意のままに動く」人間をつくることじゃない。

そう思いつつ、そうは言っても頭を抱えつつ、

迷いながら、一緒に日々過ごしております。



人間も、自然の一部。



無理な力を加えれば

一見意のままになっているように思えても

思いもしないひずみが出ることだってある。



色々気がかりはありますが、かといって

「完璧な」「理想的な」別の子と替えてやるって言われても、嫌ですものね(ーー;)



馬鹿な下らないことばっかり言って

ニヤニヤ笑ってるわが子じゃないと

私だって「完璧で」「理想的な」母親じゃないんだから、

一緒に馬鹿なこと言って、ゲラゲラ笑ってられないですもん!( ̄▽ ̄;)



必死に、ひたむきに努力するのは素敵なこと。

でも、「努力」と「成果」だけが全てじゃない。

生きてこそ。

生きてこそ。

笑われながらも、生きてこそ。



「何の役にも立たん」「あんたなんか、この世の中でやっていけん」

そう言われた人しか、そう言われる子どもの気持ちはわからない。


そういう子たちの、灯になるのは

そう言われて育った、「今を生きる」大人たちだ。

時と木、ことり

待ちに待っていたものが、ようやく届きました。

時と小鳥の時計。包装

木の振り子時計(・ω・)ノ♪



ずっと手つかずで、物置のようになっていた部屋を片付け

私の仕事場兼息子(←受験生・・・(^▽^;))の勉強部屋にしました。

その部屋における時計、できたら天然木の振り子の時計が欲しかったのです。

しかも小鳥のついたもの(!)なら、なお良くて

ずっと探していたのです(*^_^*)



ところが、これが家と同じで

探そうとすると、なかなか「これだ!」と言うものがない( ̄▽ ̄;)



良くても値段が高すぎたり、値段はいいけど

どことなく腑に落ちず、踏み出せない・・・とか。



そんな中、以前、湯布院でゆっくりと首をふる

木でできたロボットの時計があったのを思い出したのです(・ω・)


木のロボットの振り子時計


そこで、【木 振り子時計 ロボット】で検索してみたら

出てきたのが、WOOD-TOPさん。

兵庫県丹波市の三尾山の麓、古民家で

家具と時計などをつくる木工房です(*^_^*)



パッケージ
届いた箱のロゴもカードも、シンプルだけどとてもセンスが良くて素敵♪

例のロボットの時計も載っていていましたが

・・・・ほかの作品も・・・すごくいい!(≧▽≦)♪

なんといっても、小鳥の時計がかわいい♪



時計アップ
文字が書いただけじゃなくって、切り出してる!(≧▽≦)♪秒針は、葉っぱ♪


ころんとして、そんな細かい部品にすら

とても丁寧な仕事が感じられます。

オリジナルもOKとのことでしたので

物は試しと、こんな感じというのを3パターン伝え

お値段を問い合わせてみたのです(・ω・)ノ♪



実は、当初探しているときに考えていた値段よりは

高価になりそうでしたが・・・( ̄▽ ̄;)

でも、散々探しているうちに

自分の考えている内容だと、これくらいという相場が見えてくる・・・( ̄▽ ̄;)



相場が予想より、若干高かったものの、

・・・この時計が、空間にあるとないとじゃ

全く雰囲気が違う!(≧▽≦)

・・・そう思ったことが決め手となりました( ̄▽ ̄)


農繁期だったからか(?)、一か月ほどの予定が

ずいぶんと過ぎましたが

ただいま、わが家でゆっくりと時を刻んでくれています(*^_^*)

時計と室内

もくせい工舎のお家がお好きな方は、

こんな時計、お好みかなぁ・・・(*´▽`*)

時計

興味のある方は、ぜひご覧くださいね(・ω・)ノ♪

WOOD-TOP

※もくせい工舎のお家は、漆喰壁が多いので
取り付ける際は永家さんにご確認ください。
ウチは、石膏用のピンを使ったり、少し工夫しました( ̄▽ ̄)

お久しぶり♪な秋

ヒッ、ヒッ、ヒッ・・・♪

・・・・・・・・・・・・・・・この声は・・・!Σ( ̄▽ ̄)


2016_2014_ジョウビタキ

なんと!Σ(・ω・ノ)ノ!

もうジョウビちゃんが来ている(^.^)



いやはや、もういやになるくらい月日の流れるのの早いこと!

あっという間!



ジョウビちゃんが渡ってきたということは、いよいよ秋も深まるということ。



秋を知らせに渡ってきて、春が来る頃去っていく。

しばらくジョウビちゃんの可愛い姿に、ニヤニヤする時期となりました(。-`ω-)☆

ジョウビタキ・冬



ジョウビちゃんも、お久しぶりですが

こちらもお久しぶり♪

今週末、中津市で完成見学会が行われます(・ω・)ノ♪



102223_見学会会場



あいにく、週末のお天気は、雨模様の予想ですが
というか、今日撮影した時も雨混じりでしたが( ̄▽ ̄;)

「雨が降っている時のお家の感じ」もご覧いただける、

良い機会かと思います(・ω・)ノ♪



ドアを開けると、木のいい香り♪

自然素材を本当に活かすと、お家はこんなに清々しい!

木の大好きなご家族に、気にっていただけたら幸いです(*^_^*)

タイル


見学会は、お気兼ねなくゆっくり見ていただきたくて

予約制となっております。
ブログをアップするのが遅くなり、ギリギリですが・・・( ̄▽ ̄;)


◆見学会のお申し込みは◆

↓↓↓

完成見学会申込

見学会開催中はWebでのご予約ではなく、0120-327-892までお問合せください。
ただし、予約状況によっては当日はお断りする場合もあります。
どうぞご了承の上、早めのご予約をお願いいたします。



足元のお悪い中での見学会となりそうですが

どうぞお気をつけておこしくださいませm(__)m

こちらの見学会は終了いたしました。お足元のお悪い中、たくさんのご来場ありがとうございました(*^_^*)

看板を背負うこと。つながっていること。

「人と会う仕事をしてるから、

いつ誰に見られてるかわからないから

しゃんとしてないとね(*^_^*)」

こういったのは、永家Tさん。

何気なく言ったうえ、ずいぶん前の事なので

ご本人もきっと忘れているかと思いますが・・・( ̄▽ ̄)

妙に印象に残った一言でした(・ω・)



怨憎会苦(おんぞうえく)。

仏教の言葉にそんな言葉がありますが

そこまでなくても、なんとなく気の合わない人はいるもの。



特に話したこともなく、接点もたかが知れてても

妙に突っかかってきて

聞こえよがしの嫌みを言われたり、困るようなことを仕向けたり。

例えば、そんな人がいて

どこかのコンビニの店長してると聞くと

なんとなく、そのコンビニチェーンまで

あまり行きたくなくなる・・・(-ω-)



私たちは、人として「個」ではあるけれど

社会の一員として、何らかの「看板」も背負っている。



「個」としての言動が、「看板」を傷つけることもある。



永家Tさんが、なんとなく言ったことは

そういうことなのかと思います。



また、PTAで、ある議員さんの名前の表記を間違えたことがありました。

良く使われる字ではなく、同じ読みの違う漢字だったのですが

大変失礼で、明らかにこちらの落ち度でした(>_<)



「わし、こんなのが一番好かん(`´)」

当たり前ですが、大変機嫌を損ねてしまい、

そのあとの会議もご機嫌斜め(>_<)



ただ、もしあの時、

「いいよ、いいよ。でも、やっぱり名前間違えるのは怒る人もいるから

次は気をつけてね」

もし、そう言ってもらえたら

私などは単純ですから

「すっごい失礼なことしたのに、すっごい懐が深くて、

その議員さん、すごくいい人だった!」

・・・と、話して回ったに違いありません( ̄▽ ̄)



社会的地位の上下の様なものがあっても

それは、時と場合により立場が入れ替わることがあります。



もし、こちらがお客だからと、店員さんに横柄な態度をとったとして

その店員さんが、お家を建てたいと訪れた先に

先日の嫌な客が、工務店のスタッフだった!なんてことになったら

「あんな感じの悪い人がいる工務店で家なんか建てん!( `ー´)ノ」

・・・・・やっぱり、当然そうなります(・ω・;)


社会的身分の上下はあれども

私たちはどこかでつながっていて

その社会的な上下なんて、いつ立場が入れ替わるかわからない( ̄▽ ̄;)



私たちは、「看板」を背負っている。

そして、つながりあっている。



肝に銘じたいと思います(>_<)

「看板を背負うこと。つながっていること。」続きを読む

つかえがとれる

もくせい工舎のブログを書くお手伝いをしておりますが

私自身は、建築業ではありません( ̄▽ ̄)

ただ、学生時代は空間に関係することも学んでいたり、

自然、とりわけ森や木が好きだったこともあり

不思議なご縁で、こうしてこのブログを書いております(^.^)



数字や、段取りが苦手でなかなか覚えられない私ですが

不思議と永家さんが言った「家」に関することは

・・・・なぜか割と覚えている( ̄▽ ̄)・・・ような・・・



もうすぐ出る広告にも書きましたが

根太レス工法が無垢の集成材にできるようになったのです(・ω・)ノ☆

根太レス工法の詳しくこちらのサイトに載ってました↓
根太レス工法とは?


この根太レス工法。

根太の代わりに、根太レス合板という

厚みのあるを合板を用いて強度を保つ工法です。

・・・・・何かそれが、問題ある・・・?(。´・ω・)?



永家さんにとっては、合板、

もっと言えば、その合板に含まれる「接着剤」が問題!(>_<)

合板を使わずに、お金をそんなにかけずに何とかできないか?

・・・が、ずっと胸のつかえでもあったのです(・ω・;)



正直、今までだってお金に糸目をつけなければ

無垢材を根太レスに使うことも

無垢材でオリジナルのキッチン自体をつくることもできるのですが

・・・・・お金がかかりすぎる(T_T)



もくせい工舎は、

「ごく普通」の暮らしをおくるご家族が

家を建てた後も、「ごく普通」に暮らしていける

そのための【本当の自然素材の家を建てること】が大前提(・ω・)ノ



そういった意味では、今回根太に無垢集成材を使えるようになったことは

永家さんの悲願でもあったはずです(*^_^*)
もちろん、ノン・ホルムアルデヒド(。-`ω-)☆



【自然素材の家】

そう広告に謳うのに、実は規定がないのも事実。

ほんの一部だけ使っていようが

家のほとんどを自然素材で作っていようが

作り手が【自然素材の家】だといえば、そうなります(・ω・;)



全体の2割ほどの自然素材をアピールするか

9割近くで言っているのか、そこはもう作り手にゆだねられています。



世の中に完璧な人も、物もない。



そういった面では、どんな人も、どんな作り手も

神さまではありません。



ただ、足りない部分をいかに良くしていくかに心を砕く作り手と

売るために一部を取り立てて言う作り手とは

目線が違うように思うのです。



誰のための、「家づくり」なのか?

それが、目線の違いのように思います。



作り手も、それを選ぶ私たちも、

誰も完璧でもなければ、万能でもない。

ただ、どこかに同じ価値観というか

生き方のスジと言うか

同じ眼差しで、「家」や「暮らし」を考える・・・。

家づくりを通しての

「良き出会い」となればいいなぁと思います(*^_^*)



10月には、久々一般公開の完成見学会も(・ω・)ノ♪

近々ブログにもアップ予定♪

お楽しみに!(*^_^*)

ハザードマップを見てみる

台風16号が鹿児島県に上陸し、

大分県でも、県央・県南を中心に被害があり

特に佐伯の方では、深刻な浸水被害も出ているようです(>_<)



台風のみならず、昨今の災害は予測をはるかに超え

甚大な被害をもたらし、しかも頻度を増しているようにも思えます(・ω・;)


そんな中、PTAの関係で、防災の資料が必要となり、

お役所でハザードマップなどを頂いてきました(・ω・)ノ



本庁に行けば、一発で入手できるものと思っていたら

たまたま在庫がなかったのか

各支庁回る羽目に (-ω-)



いやはや、会議で資料がなくて、だんまりが続く怖さを思えば

各支庁回るなんて、お安い御用ですよ (。-`ω-)☆


ハザードマップ
確かに市内全部揃ってたはずなのに、会議後行方知れずのマップも( ̄▽ ̄;)



確かこの手のハザードマップが自宅にも配られたような気もするのですが

・・・ちゃんと見てない・・・( ̄▽ ̄;)



改めて、少し目を通しても

色々、あるんですねぇ、危険個所って(・ω・;)



おらが村も、九州北部豪雨時は河川が決壊し

田んぼが水びだしになるなどしました。

今の住まいは裏にすぐ川があるので

大雨のたびにハラハラしますが

今のところ大丈夫。

ハザードマップにも、浸水被害が予想されるエリアにもなっていませんでした。



ふと気になって、以前住んでいたアパートのある場所。



・・・・・・・・浸水被害想定地だったのね~・・・( ̄▽ ̄;)



いつどこで何があるか分からないことを思えば

油断はできませんが、

・・・・正直、ちょっとホッとしたかも?、です (^.^;)



今、土地探し真っ最中の方なんかは、

参考程度に見ておかれるのも良いかも。

ガチガチに必要以上に怖がることはありませんが

分かって建てるのと、知らないで建てるのって

家の建て方にも違いがでるかもしれませんものね(*^_^*)



ちなみに、お役所に行けば、あるわあるわ

防災関係のパンフレット!Σ(・ω・ノ)ノ!


防災パンフ

あるのに知らないのはもったいないですね~。

ワタシみたいな行政音痴は、下手したら命に関わるかも?

そう考えたら、PTAも面倒ではありますが

知らないでいたことに「気付く」点では

良いかな、と思います。

こんな機会でもなければ、改めて考えもしなかったでしょうし!( ̄▽ ̄;)



特に左側のパンフは、天気予報やニュースなどでよく聞く

「一時間に○○ミリの、猛烈な雨」・・・がどんなものか

避難警報とか避難指示が、いったいどういった状態の事なのか

なんていうのも、事細かに載っておりましたので

お役所に御用の際は、チラッと見ておかれると良いかもしれません(*^_^*)

雨量



災害情報



知らない、使わないは、もったいない。

だって血税払ってるんですから~ ( `ー´)ノ←怒?

2世

2世とは・・・親族(とりわけ1世の子ども)が、

1世の名を受け継いで襲名すること。

・・・が本来の意味 (・ω・)ノ


転じて、「松坂2世」、「ダルビッシュ2世」など、スポーツ選手などで

その選手に似ているような後輩選手をそう読んだり、

芸能界などでも、両親のいずれかが

同じように芸能人であるタレントさんが

俗に、「2世」と言われたりします。



本来の意味もあって、

1世の後を「同じように継いでいる」印象が強いので

「ピカソ2世」何ていえば、芸術に秀でているように思えるし、

「ボルト2世」といえば、当然足が速いと感じます(・ω・)



特に、「1世」の実子なら、DNAに組み込まれてるに違いない!

そんな、【出来て当然】感が常についてまわる( ̄▽ ̄)



とはいえ、赤ん坊のころから、何も教えられなくても

いきなり、同じようにできたわけじゃない。


目の前に最高の【お手本】があったとはいえ

努力しなければ、やっぱり身にならず、

評価を受けるとも限らない。



それどころか、親はその職業だけど、

「自分はこっちに進みたい」、そう思う2世さんもいる。

だから、親と同じ道に興味や関心がわくというのも、

絶対とはいえないし、たまたま興味がわいた、

そういう奇跡的なめぐりあわせのようにも思えるのです。



だから、親が何だろうが、

2世といわれる人たちが

【ひとりの人間】として

「関心」を持ち、

自分なりに「考え」、

「努力」しなければ、成り立たないはず!(。-`ω-)



「さすが、あのお父(母)さんの子だね!」と言われたって

やっぱり、血をひいていることだけが

秀でている理由のすべてではないと思うのです。

繰り返しますが、ご本人なりの「関心」や「努力」があってこそ。



2世であろうが何だろうが、1世とは別の【個】性であり

その人【個】人が、考え、努力してきた「結果」の功績なんだろうと思います(・ω・)



・・・どうして2世の話になったかといえば、

世の中が、2世タレントの話題で騒いでいるからではなく、

実はこれ! ↓

20160908_新聞記事

9月8日の地域欄(日田)に、技能大会の文字。



「・・・こういうの、だいたい原田の親方が載ってるんだけど・・・」

20160908_新聞記事・親方

・・・やっぱり! (*^_^*)



そして、何気に記事を読んでいると・・・

新聞記事・最優秀賞



最優秀賞の方のお名前が、原田さん。



・・・・・・親方の、息子さん? (。´・ω・)?



そこで永家さんに聞いてみると、

「けんちゃん、けんちゃんって呼んでるから、そうじゃない?(^.^)」

とのこと。



・・・すごい!Σ(・ω・ノ)ノ!



ついつい血は争えないな~、なんて思っちゃいますが

・・・・いやいやいや!



ご本人の、関心、努力なくしてありえないこと!



・・・・・そんな敏腕の、オンリーワンの職人さんたちが

何気に関わっている。

もくせい工舎のお家は、そんなお家なのですよ。実は! (。-`ω-)☆

猛暑とエアコン、そして校舎 Vol.2

続きです (・ω・)ノ

前回猛暑とエアコンについて書いていたら、
8月の終わりごろから、急に2~3日涼しくなり・・・( ̄▽ ̄;)
それでも、また数日後には気温が上がりそうなので、この話題で・・・ (・ω・;)



これほどの猛暑の中、冷房を「絶対に使わない!」は無理にしても

自然環境のこと、自律神経を含めた

人としての「自然な体の働き」のことを考えると

キンキンに冷やし過ぎる状態は、「不自然」で

やっぱり良いことづくめとは言えません( ̄▽ ̄)



過度の不自然さは、その反動分の不自然な歪みをもたらす。



人間の便利だけを追求すると、どこかで、何かしか問題が起こるのは

自分も然り、「完璧」な人間なんていないからだと思います(・ω・;)



学校にエアコンをつける・・・だけしか方法はないのかな~(ーー;)


・・・と思ったら、やっぱり色々対策を考えられてはいるよう・・・。

文科省「エコスクール」推進


エコスクール実績例

こんな学校、大分県北にもできるといいなぁ~(゜_゜)

理想は、もくせい工舎の仕様で、森の中の学校!( ̄▽ ̄)

無垢の木と、漆喰で。おまけに森のような場所なら、なお素敵!

窓を開ければ、涼しい風が入ってきて・・・( ̄▽ ̄)♪



そこまではなくても、せっかくならテカテカさせずに、

無垢の木のあの手ざわりに囲まれた教室で過ごすことができたら

子供達も、先生も、どんなにか心地いいか!( ̄▽ ̄)



以前通っていた街の中の学校は

老朽化に伴い、県産材を使って体育館が建て替えられましたが

床にキズが入ることに、かなり学校側も神経質になっていたので

「・・・・・体育館なのに・・・( ̄▽ ̄;)」と少々残念でしたが・・・。



改修を繰り返して、あまりうまくいかなかったり

いつ使うか分からないような施設が増えるくらいなら

やっぱり、子どもたちのために快適な「学校」を作って欲しい。



狭い教室に、すし詰めで授業を受ける学校もあれば

施設はあるのに、通う子供が居なくて廃校になる学校もあったり。

・・・・なんだか、バランスが悪く、もったいないな~と思います(-ω-)



でも、そんな統廃合を機に、すごくうらやましい木の学校が県内にもあるようです。

ここのえ緑陽中学校

う~ん、こんな木に囲まれた学校なら通わせたい!(≧▽≦)

「猛暑とエアコン、そして校舎 Vol.2続きを読む

猛暑とエアコン、そして校舎 Vol.1

猛暑が続きます(@_@;;)

しかも、雨が降らない・・・( ̄▽ ̄;)

降ってる所は降っているらしいのですが、おらが村は

見事に雨雲がよけていく・・・。

おかげで、庭の木々も葉が枯れ、

畑のトマトですら息も絶え絶え・・・( ̄▽ ̄;)



雨も降る時には、ゲリラのように集中して降るのに

降らないとなると、日照りのよう。



とにもかくにも、昨今の気象状況は極端です(>_<)



私の子供の頃、夏休みってここまで暑くなかったよな~。

朝夕だって、気持ちいいくらい涼しかったはず。

暑さも、台風以外の豪雨も、ここまで極端だった記憶はありません。



そんな中、小中学校にエアコンの設置が進んでいます。



これだけの猛暑、熱中症の事を考えると仕方ないのかもしれません。



・・・・・でも、正直、ちょっと手放しで喜べないというか

ちょっとモヤモヤ感が残るというか・・・( ̄▽ ̄;)



各家庭にエアコンがあるのが当たり前になり、

ちょっと暑いくらいで、家中のエアコンがフル稼働することもあります。
ウチはケチなので、あまりしませんが

そんな状況が増えるにつれ、なんだか余計に

気象状況が極端になっているような気がしてならないのです(-ω-)



なんでも、家庭の消費電力の約4分の1はエアコン。

私たちが電力を使うたび、CO2が出て

よけいに、温暖化が進んでいることを考えると

もっと、エアコンのスイッチを入れる以外

なにか方法があればいいのにな~と思ってしまいます(・ω・;)

エアコンと温暖化に関しては、以下のダイキンさんのサイトに
詳しくありましたので、見てみてくださいね(・ω・)ノ♪

ダイキン【楽しく学ぼう!「エアコンと環境」~エアコンと温暖化の関係~



あと、自分自身もそうなのですが

OL時代冷房に当たりすぎたからか、

汗をうまくかけません。



暑いのに、汗が流れない。熱が体の内側にこもるというか

汗をかいて体温を調節できないのです(・ω・;)



「この暑いのに、涼しそうな顔してるね~」と

滝汗の出る知人に言われるのですが

いやいや、頭はもうろうとするし、ぜったいこちらのほうが体に悪いのです(>_<)



この体温調節がうまくいかない子供や大人が増えているから

熱中症にかかる人が増えているともいわれています。



人間には、暑ければ、自律神経によって

「汗を流し、体温を調節する」自然の仕組みが備わっています。

でも、冷房のために、自分で何とかする体の力(自律神経)の働きが

鈍くなっている。



冷房の快適さと引き換えに、本来の自然の仕組みが働かず

体が、うまく機能しなくなっている。

・・・・それも、ちょっと考えものです( ̄▽ ̄;)



だから、熱中症対策としてエアコンを設置するのはOKとしても、

環境と身体的に、OKとばかりも言えないような気もして

・・・・やっぱり、ちょっと個人的にモヤモヤします( ̄▽ ̄;)



全学校が太陽光発電してるわけでもない現状なら

電気もいらず、CO2も出さず、なんだか涼しい。


そんな方法があればいいのに!(>_<)
グリーンカーテンもいいけれど、部屋が暗くなりそう?



・・・ちょっと長くなりますので、このつづきは、また!m(__)m

「猛暑とエアコン、そして校舎 Vol.1続きを読む

イライラしてる?あなたの子育て、順調よ!

少し前のことになりますが、子どもの通う中学で

人権講演会がありました。

講師は、熊丸みつこさん。

本職は、音楽教室の先生です。



「女版・綾小路きみまろ」と呼ばれる熊丸さん。

ノンストップでしゃべりっぱなし、動きっぱなし。

そして、親も子も笑いっぱなし(*^_^*)

その中で、出てきたのが

「イライラしてる?あなたの子育て順調よ!」という言葉でした。


どうして子供は親をイライラさせるのか?

どうして親の気になる行動をすぐするのか?

それが分かる講演会、というのがパンフでの講師紹介( ̄▽ ̄)



全国各地を回っておられるみたいなので

知っておられる方も多いかもしれませんね(*^_^*)

こちらでは、講演会のネタバレはいたしませんが

思い通りにならない、イライラする子育ても、「順調」だということに

妙に納得いく講演会でした。



「子どもにナメられてから!(`´)」

親にそう言われ、気づいたことがあります。

「・・・そうか、ワタシはナメられないように育てられたのか・・・( ̄▽ ̄;)」



わが息子は、おっとり・やんわりしていますが

親(大人)の言うことを、そのまま言われた通りにはしません。

親(大人)の言われた通りにしないのを、

子どもに「ナメられて」と言われたわけですが

・・・・・でも、逆にいうと「なんでも親(大人)の言うとおりにしかしない」

そんな子供ってコワイような・・・( ̄▽ ̄;)



ナメられないようにするには、尊敬されるか、力でおさえつけるかどちらかです。

尊敬される力量がその大人に無ければ、

逆らえないように、権力闘争で子供に勝たねばなりません。



お前は大人より「下」なんだと、子供達に思わせないといけません。


・・・大人側からみれば、それがうまくいけば

子供は渋々でも大人の意のままに動きますし

一見聞き分けの良い「いい子」に見えるでしょう。



でも、反対の立場だったら・・・?(。´・ω・)?

自分が子供の立場だったとして、

大人の意のままにしか動けないと、そう思いこんじゃっているのって

・・・どうなんでしょう?



子供達は、自分に自信が持てるでしょうか?

自分が、一人の人間として大事にされている、そう思えるでしょうか?



大人に何を言っても駄目だ。

何か言えば、ろくに聞いてももらえず「お前が悪い」と言われる。

そんな状況じゃ、ただ言われた通りにしてた方がいい。

でも、本当にコワイのは、

大人の言われたとおりにして

何も「自分で考えなくなる」こと・・・・。( ̄▽ ̄;)



「お前ら、大人をナメとるんじゃ!」

そう怒鳴りつける先生もいます。



でも、よく考えれば、本当に子供達が先生をナメてるかどうかは別にしても

すぐに怒鳴りつけたり、ネチネチ嫌みを言ったりする大人を見て

「自分も将来、こんな人になりたい・・・(゜_゜)」

・・・・そう思うでしょうか?



こうなると、ナメてかかっている子供が悪いのか

大人が悪いのかよく分からなくなります。



大人だって完璧じゃないのに。



大人は人生の先輩ではあるけれど

大人だろうが子供だろうが、そこに人としての貴賤や優劣はありません。



親(大人)を「大事にすること」と、「言いなりになること」は違います。



自分はまだ未熟だけれど、自分の考えや意見を聞いてもらえる。

時には、失敗することもある。

「ほらみなさい!言うとおりにせんけ!」

・・・・・でも、失敗して自分で「コケて」みないと

その痛さも、次はコケないよう「考え」も浮かんでこない。



「ほらみなさい!言うとおりにせんけ!」

・・・・この言葉、親がいつまで言いますか?



40になっても、50になっても我が子にそんなこと言わねばならないのなら

改めるべきは、その「エライ」大人の考え方のような・・・( ̄▽ ̄;)



私たち大人は、子供達が

「自分」の力で考え、「自分」で行動し、「自分」で責任をとれるような

そんな「大人」にするために、今、迷いながらも育てています。

それが、親と子の権力争いを引きずって

中年になっても、親の意見を聞かないと

何も決められないなんて、ゾッとします( ̄▽ ̄;)



だから、今、自分の意のままに子供が動かなくて

イライラしたり、ガッカリする事は、熊丸さんの言う

「イライラしてる?あなたの子育て順調よ!」なのかもしれません(・ω・)

角(かど)がとれた

7月、宇佐市に新しくお家が出来たので写真撮影に伺いました(・ω・)ノ

201607宇佐市Y邸外観

ちょっと、写真が小さいので見えにくいですが

・・・・・何かお気づきになりましたか?( ̄▽ ̄)

玄関右・スロープ側

そう、お家の「角」がない Σ(・ω・ノ)ノ!

玄関左

玄関に向かって左側も!Σ(・ω・ノ)ノ!

左側外灯付近

見上げると、よく分かりますかね?

スロープ昇り口

スロープの昇り口の方も、ま~るい角 ( ̄▽ ̄)

個々の場所によって、その曲がり具合は違いますが

角アップ

・・・・原田左研の職人さんたち、ご苦労様でした~( ̄▽ ̄;)



でも、バツグンに雰囲気が良いですよ!(≧▽≦)♪

ジブリの映画に出てくるお家みたい(*^_^*)



S邸外観・壁の角

漆喰の壁は、直線に塗って、角が出ても

その鏝の跡や、その柔かな色味で

ふんわり優しい印象になりますが、

あえて「角」を出さないと、こうもゆる~い手描きっぽい

味わい深さ2割増しのお家に(・ω・)♪



そういえば、この「ジブリの映画ような」というキーワード。



元々は、もくせい工舎のパンフレットやOB様邸ご案内でよくお世話になる

こちらのお家を作る際、お施主様のおっしゃったもの。


N邸外観・丸みのある壁

だから、こちらのお家にもやっぱり角がない。



残念ながら、ワタシはこちらのお家の撮影に伺っていないので

今回色々過去の物件を見て、元々こちらで行っていた方法だとしったもの。



只今、お家を計画中の方々!

自分のイメージ通りのお家を建てたいと思ったら、キーワードはとても大事ですよ~(。-`ω-)☆



作り手との相性もあるでしょうし、工事のタイミングとか諸々の要因もありますが

悲しいかな、頭の中のイメージをそっくりそのまま受け取ってもらえるかは

もう相性というか、タイミングと言うか、イチかバチかというか。



ともかく、まだ現実的な話になっていないうちに

確固たる「キーワード」は持っておくと良いかと思います(・ω・)ノ



イメージを伝えたつもりだったのに・・・(>_<)

分かってもらえなくて、せつないことにならないように。



美容院で切りすぎた髪の毛は、いずれ伸びますが

お家は、イメージと違った!は、どうしようもない。

だから・・・今のうちです!( ̄▽ ̄)

わけ隔てなく、自ずから然り(自然)

もう、ずいぶん前のことになりますが

朝の風景を撮りたくて、三光のコスモス畑に

カメラ片手にスタンバイしたことがあります。



大分県北の心の風景・八面山。

中津市内からも、宇佐からもその姿を見ることができますが

朝の光が、だんだんと山肌にあたるその様子が美しくて

コスモスの時期に、一緒に写せないかと思ったのがきっかけでした。



とはいえ、コスモスはもう終盤の頃。

花が少なくて、寂し気で残念でしたが、

朝も早よから、こんなことしてるの私くらいかと思ったら

・・・・・結構いる、いる。

ワタシと同じく、カメラ持ったおじさんとか、ウォーキングの人々とか・・・(・ω・)



みんな物好きだな~( ̄▽ ̄;)←自分もね!



まだ、日が差す前、東の方の空がだんだん明るくなってきて

東側の山の間から、本格的に、いよいよ太陽の光が射し込む。


朝日とコスモス畑

その光が、だんだんと、コスモスの畑を端から照らし

そこにいた人々も、犬も、木も、草花も

すべてを徐々に、ゆっくりと明るく照らしてゆく。



「ああ、分け隔てなく」というのは、こういうことなんだ・・・(゜_゜)



妙に納得した、あの瞬間。



カミサマなんて、見たことないから、居るかどうかも分からないけれど、

不公平に思えるこの世の中にあって

光や、風や、そして朝が来たりすることは

全く分け隔てのないことなんだ。



自然がもたらすものは、私たちに差別しない。



自然がもたらすものは、いいことばかりでもないけれど

自然の前では、私たちは差別されない。



光も、風も、木の匂いも、空の美しさも。

みんな同じようにあたえられる。



ああ、いじけて隠れさえしなければ、

光はあたるんだな~と、妙に納得した瞬間でした。



・・・・・え?写真?



・・・・・・・朝からはりきってたわりには、

あまり良いものが撮れませんでしたよ。トホホ・・・( ̄▽ ̄;)

大人の「どうせ仕方ない」は毒ガスだ!

「どうせ~やけ、やったって仕方ない」

「どうせ~やけ、考えてもしかたない」

「どうせ~やけ、言ったって仕方ない」

「どうせ~やけ、行っても仕方ない」



大人たちが、自分たちが「やらない」「考えない」「言わない」「行かない」

その理由を正当化するために言う、

「どうせ~やけ、仕方ない」



この言葉を、子供達が聞いています。



すぐに何でもあきらめて、すぐにやめてしまう大人の姿を。

それを、子供達が見ています。



「どうせ~やけ、仕方ない」



今、恐ろしいことに、同じ言い方で、子供達が使ってる。



大人たちが、その危うさに、気づかないと。



大人たちが、変わらないと。



大人たちの「どうせ~やけ、仕方ない」が

子供達から「生きる力」をうばっていることを。

子供らしい、目の輝きを奪っていることを。



大人たちの、さも「もっともそう」な

「どうせ~やけ、仕方ない」で、

子供達の、未来が決まって欲しくない。



大人たちの「無気力」や、「無責任」の荷を

子供達に背負わすことがないように。



大人は、考え、行動し、何とかしようともがかなければならない。



ずるい「頭のいい」人たちは、

そんな無気力や、弱さにつけこんでくる。



生きる力を、大人が自分で取り戻さないと。



その言葉を、「これから」を生きる子供達が聞いている。

その背中を、将来「大人になる」子供達が見ている。



大人の「無気力」が、大人の「無責任」が、

子供達の未来を、どんどん生きづらくする。



皆さん、その「大人」の背中を、子供達が見てますよ!

叶うという現実感

【木の家 大分】で検索すると、実はもくせい工舎は

上位に上がってくるわけではありません。

あ、でも【無垢の木と漆喰の家 大分】で検索すると

一番に上がってきますよ (。-`ω-)☆



SEO (Serch Engine Optimization)対策とか言いますが、

もくせい工舎は、どんどん売れ、どんどん建てろ、

どんどん儲けろ!のタイプではないので

あまりその辺は、鼻息荒くない。



ところが、「永家さんとこ、なんでそんなに問い合わせが多いん?」

そう同業者に聞かれることもあるようなので、

試しに【木の家】で検索してみました。



【木の家】で検索するとですね・・・、某有名HMが出てきます。

大変立派なHPに、大変立派な施工事例の数々。

何点か項目にチェックを入れると、

該当する施工事例を表示する仕組みになっています。


もくせい工舎が建てるのは、最近約30坪くらいの平屋建てが多いので

30坪、平屋、木の質感が良いで検索すると

・・・・・・・・あれ?1軒だけ?

こんだけ実例があって!? ( ̄▽ ̄;)

そもそも、30坪以内というのも少ない。

しかも、該当するお家も、やっぱりなんか違う。

床や柱、壁の質感、置いてある家具、その雰囲気。

施工事例なのに、どこかのモデルハウスのような感じ。

立派過ぎるというか。

誰が住むの?

社長さん?お医者さん?

ここに、わが家みたいなごくごくフツ~の小市民が

住んでることなんか、想像できないよ?(@_@)

・・・そんな感じでした。



う~ん・・・( ̄▽ ̄;)



普通の会社は、広告出すからには、

室内のインテリアデザインもプロ、

写真もプロ、広告もプロ、

プロプロプロプロ・・・・・・・で、膨大な広告費がかかります。
(その広告費、どこから出てるか?・・・もちろん社長さんのポケットマネーではないですよ。)

皆さんプロですから、見栄えに事欠いては

後々の仕事にも響きます。

・・・・で、プロがやればやるほど

現実味のないことに・・・( ̄▽ ̄;)



「わが社は、湯水のようにお金をかけてくれる

セレブリティしか相手にしない」・・・なら、それでいいのですが

そもそも、今家を建てたい人のナンパ―セントがそんな人なんだろう?



それは、少数のセレブリティがかけるお金が

全体の売り上げの、そこそこのパーセントを占めることも

当然あるでしょうが、そうなるとそもそも「誰のために?」なのです。

「ターゲットとなる顧客」といえば、いやらしいのですが

【誰に向けて発信したいのか?】

それによって、売りたい商品も、広告の感じも決まってきます。

会社のために家を建ててるのか?

それとも、人のために家を建ててるのか?


建ててあげたいターゲットが、

ごく当たり前の、ごくフツ~の生活を送る方々なら

どこかの社長さんのお家のような施工事例を見せられたって

「・・・・・( ̄▽ ̄;)」って、困惑するかも。



だって、施工事例自体が生活感がないというか

現実離れしているから。



叶わない夢なんて見たくない。



もくせい工舎の木の家。外観

自分たちが、「住んでいるイメージを持てる」+「α」の家。

もくせい工舎の木の家。内装

来年、こんなところに、住んでいたいな。そう思える家。

それが叶う現実感なのかと思います。

私物の備品。友人の手づくり花器

ちなみに、ワタシはプロではありません。

撮影の備品だって、自前のものが多いです。

私物の備品。雑貨屋さんで見つけた子ヤギの置物

ただ、プロではないのですが、「趣味でやってて、手伝ってる」と言われると

正直、悲しくなります。

プロではないですが、小手先のものがない以上

誤魔化しようがないというか。

何かを削るような思いで、色々やってます。地味ですが。

もくせい工舎のためでは、ないです。

もくせい工舎が儲けても、ワタシは特にメリットありません。

でも、どこかの誰か。

家を建てたい。しかも、なるべく自然な家を。

自分たちの、身の丈に合った自然な家。

そのどこかの誰かがいて、

その選択肢の一つに「もくせい工舎」がなれば良いかなと思っています。



だから、差出人「もくせい工舎」で、どこかの自然素材の家を望んでいる

そんなご家族あてに、行き先不明のラブレターを

代筆し続けているようなお仕事です。



プロではありませんが、どうでもいいと思いながらはやっていません。



だって、家はあまりにも高いから。


家づくりの相手探しは、伴侶さがしのようなもの。



この家となら、暮らしていけるかな?



肩の力を抜いて、自然体で暮らしていけるかな?


それが、叶う現実感につながるのかもしれないと

・・・・・アマチュアは思います( ̄▽ ̄)

手づくりの家。手づくりの小物。

わが家を建てることになり、どうしても欲しくなったものがありました。

オークビレッジの鳩時計

鳩時計です(・ω・)

それまで何とも思っていなかったのに

ある日いきなり「・・・!あの空間には、鳩時計要るよ!」と

電気が走ったというか・・・( ̄▽ ̄)



色々探した挙げ句、結局購入したのは

オークビレッジさんの鳩時計。

Amazonで買いました。後々気づいたら

ジャスコの時計屋さんにも同じタイプがあったのですが、

正規のオークビレッジのサイトでは値段が倍ほどする ( ̄▽ ̄;)

よく見ると、時計の針が木か金属かの違いもあるよう。



木の針は素敵ですが、値段を考えると

まあ、今ので十分満足と言えます。



ぽっぽ、ぽっぽ、ぽっぽ・・・。

そう鳴く声に、なんだかほんわかした気持ちになります(*^_^*)



オークビレッジさんのサイトを見てたら素敵なフレーズが・・・。



100年かかって育てた木は 100年使えるものに



もくせい工舎のお施主様だけでなく

木がお好きな方は、この考え方素敵だなと思うのでは?(*^_^*)

そう、木、とりわけ無垢の木には【見えない時間】がつくる味わいがある。

それを上手く引き出そうとしたモノづくりに

心がブルブル震えるわけです( ̄▽ ̄)



オークビレッジの鳩時計はさておき

もくせい工舎のお施主様のお家も

作家さん手づくりの照明器具などがあります。

内玄関のペンダントライト


だいたい何を飾っても、ほんわかした雰囲気になるもくせい工舎のお家ですが

お家の形のステンド風ライト

これまた、あまり見ないような手づくりっぽい雑貨は

もう、身がよじれるほどしっくりくる!(≧▽≦)

【手づくり×手づくり】の相乗効果というか。



そこで、【手づくり 作家もの クラフト】で検索したら

結構あるある、手づくりの一点もの。

同じ作家さんが同じようにつくっても

木目や材料の模様の出方が違ったり、色々です。



照明器具アリ、時計アリ、家具アリ・・・。



見ていると、人間の想像力も創造力もスゴイな~って感心します。

見るだけでもとても楽しいですよ(・ω・)ノ♪



皆様お忙しいさなかではありますが、

お家を建てている途中のお施主様も、計画中の方も

その個性的で、味わいのある手仕事の世界に

「これが、わが家にあったら素敵だよな~」と

想像(妄想かも?)して

お家づくりを楽しんでくださいね!(≧▽≦)♪

ろくなものにならない

ろくな品物がない。

ろくでなし。

ろくな休みがない。

ろくに食べれない。



・・・・・・・・・( ̄▽ ̄;)

こうやって並べてみると、スゴイな「ろく」・・・( ̄▽ ̄;)



「ろく」とは、陸。

意味は

(打消しの言葉を用いて)正常なこと。まともなこと。満足できる状態である事。またそのさま。まとも。
(陸)土地や物の面の平らなこと。また、そのさま。平坦。
③気分の平らかなこと。安らかなこと。またそのさま。



「お前らは、ろくな大人になれない」

「あんたみたいなんは、世の中で生きていけん」



子ども達よ、この言葉に脅されるなよ。

思うようにいかない相手(子ども)を脅かして

自分の言うとおりに、思い通りにさせたいだけだぞ。



とはいえ、「やっぱりまずかったかな」そう思う所や

頑張ればなおせるところは、直そう。

そうすれば、一歩前進できるから。



でも、「ろくな大人になれないんじゃ?」

「生きていけないんじゃ?」なんて

根っこから、自分をもうダメだって思わないでほしい。



どうか、頭の固い「まともな誰かさん」の【ものさし】で計られて

どうか自分を、自分自身を、どうせダメだってあきらめないでほしい。



「ろくな大人になれない」と言われて、大人になった人しか

そう言われる子供たちの気持ちはわからない。



「世の中わたっていけん」そう言われて

なんとか生きている人も、きっといる。

世渡り上手じゃないから

はみ出す人の気持ちが、弱い人の声にならない声が

あなたには聞こえるんでしょう?



だから、「ろくな大人になれない」そう言われたあなたにも

「世の中うまくわたれない」そんなあなたにも

きっとできることがある。



殴られて育ったからと、殴る大人になる人もいれば

殴られて育ったから、殴らない大人になる人もいる。



今のあなたは、子供の頃会いたかった大人になっていますか?

私は、どうだろう?



私は、どうだろう?

「ろくなものにならない」続きを読む

心残りもあるけれど

おかげさまで、小さな工務店ながら

一年を通してほぼ切れ間なくお家がたっている、もくせい工舎 (・ω・)



完成現場の写真撮影に伺う時も

そんなこんなで、お引渡しまで余裕のない場合が多い ( ̄▽ ̄;)



それもそのはず。

お施主様は、お家の完成を心待ちにしておられる。

すぐ住める準備が整えば、なるべく早く引き渡してさしあげたい。



ただ、もくせい工舎のお家の庭を手掛ける実意園さんも、超多忙。

だから、撮影時に外構工事が間に合わない場合が多いのです (・ω・;)


工事の道具が残る現場


外構工事が終わっていないと、現場にはまだまだ色々なものが ( ̄▽ ̄)

ゴミ入れも、休憩所も、簡易トイレも現場によって置かれる位置がちがうので

あっても全く撮影に困らない時もあれば、

「・・・・ありゃりゃ~ ( ̄▽ ̄;)」 となる時もある。



お施主様の許可を得てから出直し、

外構だけ、もう一度撮影させていただくこともあるのですが

同じように、なるべく「晴」の日を選んだところで、

黄砂やPM2.5に邪魔されて

スカッとした青空が見えないときもアリ (-ω-)

庭の完成後

だから、せっかくお庭が出来て撮影に伺ったのに

青空のスッキリ感が、前回のゴチャゴチャ写真の方が

よかったかも~と、いう時もあるのです (・ω・;)



工務店なんだから、家さえあればなんとかなりそうですが

・・・やっぱり樹はあったほうがいい~(≧▽≦)



樹があるだけで、庭があるだけで

「生きている気配」がある (。-`ω-)☆


それに、砂利だけのお家ばかり続いたら

「・・・ここの工務店、外構工事できんほど、家が高いんじゃ?」

「外構のことなんか眼中にないんじゃ?」

と、あらぬ誤解も招きかねない ( ̄▽ ̄;)




だから、お庭が間に合わない状態でしか撮影できなかったお家は

実はとても心残りでもあるのです。



とはいえ、庭ばかりは完成形はない。



引っ越された後、お落ち着いてから

ああでもない、こうでもないしながら

だんだんと庭は、

その「お家らしく」なっていく。

花壇に同じように植えても、不思議とぴったりくるものは

しっかりその根をおろし、年々いきいきとしてくるのに

合わなかったものは、いつの間にか土に還っていく。



完成時、お庭が撮れなかった心残りはあるけれど、

いつかまた、お家の前を再び通りかかった時に

その「お家らしさ」にびっくりしてみたい。

そんな気もします(*^_^*)



どうぞ、お施主様方♪いっちょ、ビックリさせてくださいね(≧▽≦)♪



ちなみに、Before→Afterで写真を撮っておくのも面白い♪

庭できたて
ブロック塀はさすがに業者さんにしてもらいましたが、後は主人
を巻き込んで?ぼちぼち作った庭。
ブロックに西洋漆喰を塗ったり(こちら側片面だけ。)、石を出し、
土を育て、木と草花を植えていきました。

2年後
庭の2年後
ナンキンハゼ、クロバナロウバイ、ナンジャモンジャ、チョコレ
ートべり―、アガパンサス・・・etc.
いわゆる雑誌に出てくるような庭ではありませんが、自分たち
で少しづつ育てた分我が子のような庭です(・ω・)
長短あっても、かけがえない。・・・って点で!( ̄▽ ̄)


あ!Σ (・ω・)

「あの時は砂利だけだったけど、

庭がいい感じになってきたから、

せっかくだから写真撮りに来て~!(≧▽≦)」

お施主様方、そういったご要望は随時受付中ですよ♪



黒子がカメラ片手に参上します(・ω・)ノ

お気軽に永家夫妻までご連絡くださいね (≧▽≦)♪

それからどした?

【ど根性ジャガイモ、その後】

ワタシのおっちょこちょいで、すごいところに根を下ろす羽目になったジャガイモが

花を咲かせました( ̄▽ ̄)

ど根性ジャガイモその後

クーラーの室外機の裏から、少しでも少しでも明るい方へ。

室外機をおしのけるように、前へ前へ出ようとするジャガイモの葉。

自然のチカラの素晴らしさを再確認させられます(・ω・)


ど根性ジャガイモの花

撮影時は、花も盛りを少し過ぎてしまったので

本当はもっときれいな時に撮影してあげればよかったのですが ( ̄▽ ̄;)

ど根性ジャガイモの種イモ

種イモの方は、いつもより長すぎる茎に養分をとられ

・・・シワシワ ( ̄▽ ̄;)



う~ん、どこの世界も親は大変だ~、シワシワだ~ ( ̄▽ ̄;)

親はシワだらけだ~ Σ(TωTノ)ノ!



・・・少々取り乱してしまいましたが、「育てること」は

我が「身」と「時間」を削ること。

シワシワは無我夢中の証。

なりふり構わず「育てている」証。

・・・・・そう思いましょう ( ̄▽ ̄)



【湯シャン・肌断食・プチ断食、その後】

湯シャンも肌断食も、プチ断食も、始めたのが2月の20日ごろでしたから

およそ3か月強。

楽ちんなので、そのまま続行しております(・ω・)ノ

湯シャンにして、何か困ったか?と言えば、何も困ってません( ̄▽ ̄)

湯シャンは自由意志で、結局家族全員行っていますが

全員、特に問題なし。美容院や理髪店で何か指摘されることもなし。

フケや臭いもありません。

シャンプーの匂いがしないだけ。

・・・それどころか、ちょっとうちのお父さんの

「華麗臭」(←正:加齢臭。ものすごい誤変換)が減ったかも?(。´・ω・)?



うのみにするのはどうかと思いますが、湯シャン関連の本には

「常在菌」の働きのことも載っていました。



私たちの肌には、善玉悪玉いろいろな菌がいるわけですが

ばい菌を殺そうと除菌ばかりすれば、大事な「常在菌」も殺してしまい

外部から次の「ばい菌」が来た時に、防いでくれる「常在菌」の勢力を

弱くしてしまう、とのことでした。



それがウソかホントかはともかく、

除菌・消臭を謳う「華麗臭(←正:加齢臭。)を防ぐ!」はずの

シャンプーやボディソープを使い続けても

その効果のほどが、あんまり実感できなかったので

わが家の男衆の男臭は

きっと現代科学の域を超えているのだ、

「最強クラスの華麗臭なのだ」と

自分に言い聞かせていたのですが

・・・・そんなに今は、臭いませんものね (・ω・;)



あと、不思議なのはお父さんのハゲ、・・・もとい薄毛のこと。

なんか、それこそ「不毛」の荒野に

うぶげが・・・・Σ(・ω・ノ)ノ!



そう、若干ではあるのですが、本当に若干なのですが、

象の赤ちゃんくらいのうぶげが・・・Σ(・ω・ノ)ノ!


象の赤ちゃんのうぶげ

それこそ、うぶげですから、よ~く見ないとわかりません。

50歩100歩ならぬ、50本100本ですがら

ハゲはハゲ ( ̄▽ ̄)、・・・もとい薄いことに変わりはありません。



夫婦と言えど、赤の他人ですから

「うぶげが生えたね」と、本人にどういったらいいのやら分かりません。



「うっすら、うぶげが生えたね♪♬(・∀・)」でしょうか?

「毛根、奇跡的に復活したね!♪( ;∀;)」でしょうか?

とにかく言葉に悩みます。

本人にしたら、生えたけど、

「うぶげって・・・(T_T)」そう言うかもしれません。



肌断食も、美肌とはいえませんが楽です。



プチ断食(8:16)も、問題なし。2㎏減りました。



シャンプーも、ボディソープも使わなくなって

石鹸カスが残らないので、気のせいかお風呂掃除もちょっとラクかも( ̄▽ ̄)



特に苦にもなりませんし、水も汚さず、お金もかからず、

めでたく「うぶげ」も生えたので、

このままやってみようと思う次第です(・ω・)ノ♪

閉店開業?

・・・・・・・( ̄▽ ̄)

あまり気にしておられる方もいないかと思いますが

・・・・・実は最近、もくせい工舎は一般公開の見学会をしておりません(・ω・)


以前は、賃貸のお家を対象に、折り込みでこんな広告が入っていたかと思いますが


B4半広告
(注) ↑ これは、過去の見学会のものです。

今は、出せないでいます( ̄▽ ̄;)



見学会できるほど、お家が建っていない!?

・・・・のではなくて、忙しくて見学会がままならほど

お家が建っている、のですΣ(・ω・ノ)ノ!



とはいえ、小さな工務店ですから大手のHMに比べれば、

その受注棟数も微々たるものなのでしょうが

夫婦二人で対応している上、一棟一棟ほぼ手づくりなので

忙しくて仕方ない。

ウレシイ悲鳴と言えばそうですが、

どんどん来い、どんどん建てる、どんどん儲ける的な会社でない以上

そのジレンマは大きい(-ω-)



特に、代表にとっては、見学会、とりわけ構造見学会は

もくせい工舎の家を知って、「理解」し、「納得」してもらう大事な機会なので

見学会をやる暇がないというのは、非常に残念なはず。



もくせい工舎では、営業職という人手もなければ

ランニングコストの膨大にかかる豪華展示場もありません。



見学会に来場していただいたお客様に

直接「会って」、実際に家を「見て」、

向き合って「話して」いただく以外、方法がないのです (・ω・;)



嬉しい反面、手も抜けず、休みもとれない、けれども待たせるわけにいかない。



広報に関しては、開店休業ならぬ、「閉店開業」状態と言えます ( ̄▽ ̄;)



しかも、「二人だけ」のもくせい工舎ですが、

実際に「二人だけ」で家を建ててるわけではありません。



大工さんたち、原田左研の親方、職人さんたち

大窪建具さん、電気工事の堂免さん、八幡空調さん、渡辺商店さん、

庭を手掛ける実意園のはっちゃんさんと、職人さんたち・・・。

その他たくさんの人たちの「手」があってこそ成り立っている家なのです。



皆さん、その道のエキスパートですから

もくせい工舎の家を建てる事だけが、「仕事」ではありません。



表になかなか出ない、そういった職人さんたちの

手仕事あっての、あの「家」なのです。



そう聞くと、

「え~?じゃあ、家を見てみたいのにどうしたらいいの? (。´・ω・)?」

と、なりそうですが、

とりあえず今はOB様のお宅をご案内したり

タイミングが合えば、非公開ではあるものの

出来たばかりのお家にもご案内は可能です。



知らない会社や工務店に連絡をとることは、

勇気のいることと思います。
(ワタシはかなり連絡とるのは苦手なので)

でも、そうは言っても、もやもや考えてたって仕方がない。

実際に家を見たり、作り手と会って、

話をしないと何も分かりませんものね ( ̄▽ ̄)

だから、どうぞ思い切ってご相談ください。



それだけ忙しい状態なので、

しつこく営業かけるヒマもありませんので

ご安心を! ( ̄▽ ̄)

「ヨレヨレ」で「へろへろ」な愛しき世界

先日、友人が本を送ってくれました。

なんでも、読んでるうちにワタシを思い出したのだとか (・ω・)



・・・・何々? どんな本 (。´・ω・)?


鹿子裕文著『へろへろ』

・・・・・・・・ヨレヨレ? ( ̄▽ ̄)

・・・・・・・・それでもって、へろへろ? ( ̄▽ ̄;)



「今まで読んだ中で一番かも!?」と、彼女の言うその本は、

福岡にある宅老所「よりあい」と、そこのおもしろい雑誌『ヨレヨレ』、

それらを取り巻く人々のお話。



著者は、鹿子 裕文さん。

おもしろい雑誌『ヨレヨレ』のたった一人の編集者であり、

・・・自称「干されっ子」の編集者 (・ω・;)



世渡りがヘタと言うか、不器用と言うか、ひねくれてるというか。

こう、世の中のニーズなり、その場の空気なりを読んで、

長いものにまかれつつ、上手に右から左に流しとけばいいのに

妙な「一銭にもならないスジ」の様なものがあって、

全く得にもならないようなことにどんどん巻き込まれて、

「・・・・ところで、なんでこんなことしてんだっけ?」と思いつつ、

でも、何か捨て置けなくって、結局やってる人。

・・・・そんな感じを受けました (・ω・)



ワタシが言うのもおこがましいのですが

世間様の「枠」からはみ出してしまっている点では

・・・妙に親近感のわく鹿子さん ( ̄▽ ̄;)



友人が送ってくれた『へろへろ』の中には、そんな鹿子さんと

宅老所「よりあい」の村瀬孝生さん、下村恵美子さん、

そしてお年寄りたちの「一銭にもならないスジ」が満載している (・ω・)



昔から変わり者だったワタシは、よく親に言われました。

「あんたみたいなのは、この世の中で生きていけん。

弟は、ちゃんとしとるのに・・・」

でも、・・・・「ちゃんとする」ってなんだろう? (。´・ω・)?



世間一般に言うところの「ちゃんとした人」と

「ちゃんとしてない人」ってなんだろう?



世の中の「フツ~」からはみ出してしまった人?

世の中の「フツ~」から遅れてしまった人?



・・・・・・・だいたい「フツ~」って何だろう?

誰が決めているんだろう?



自分は「フツ~」だと信じて疑わなかったどの人も、

みんな老いて、若い人の「フツ~」についていけなくなるのに?

誰かが決めた、よく分からない基準や価値観に振り回されて

一喜一憂してるのは、「自分のスジ」のじゃないような ( ̄▽ ̄;)



それで、あんまり面白かったので図書館で

村瀬孝生さんの本も借りました(・ω・)ノ

村瀬孝生著『ぼけてもいいよ』『おばあちゃんがぼけた』

その中で、あるおじいさんの最期をご家族と看取るお話がありました。

印象的だったのが、この言葉。

最期に人は死ぬ。

今まではそう思っていた。

でもそうではなかった。

人は最期まで生きるのだと思った



「ぼけ」ることが素晴らしいなんて思わない。

素晴らしいと思えることは、人はたとえぼけても

一生懸命生きるということ。

※中略

どんな人だって「必要のない人」などいない。

ひとりひとりの存在が認められてこそ社会は構成される。

人は社会をつくり、その社会から人は創られる。

ぼけても安心な社会を創りたい、とぼくは思っています。



介護をしたことのないワタシが、何が分かったとは思えない。

でも、ぼけて上手くつながらなくなった記憶の中で

お年寄りたちが混乱し戸惑い、なんとか記憶をつなげようとし、

それゆえの行動だとは考えたこともなかった。



「フツ~」からついていけなくなった人、

「フツ~」からはみ出してしまった人。

そんな「フツ~」の枠を、

「あ~!もう!いっちょんすかん!」と言っている人がいる。

「野たれ死ぬ覚悟はできとる!」そういう、ばあさまがおる。



そんな「一銭にもならないスジ」をかかえて

「ヨレヨレ」になりながら「へろへろ」になりながら

自分を「生きている」人たちがいる。


そんな愛しき世界の、お話でした(・ω・)ノ♪



興味のある方は→宅老所「よりあい」
↑ いつか、森のようなこの場所にも行って見たい♪
ちなみにいつでも寄付受付中! (。-`ω-)☆

2・6・2

2・6・2って、・・・何のこと? (。´・ω・)?


2・6・2の法則といったり、働きアリ(蜂)の法則といったりするようですが

ビジネス書で引用されることが多い言葉 (・ω・)

どんな組織においても、2割の人が優秀な働きをし

6割の人がまあまあ普通に、

後の2割の人が残念な働きをするというもの・・・残念って・・・ ( ̄▽ ̄;)↓



働きアリのコロニーの中でも、その2~3割

実は、「働かないアリ」がいるらしい (・ω・;)



では・・・なんで働かないの?っていうことになりますが

それまでフルで働いていたアリが疲れた時に

いざという時の交代要員なのだとか ( ̄▽ ̄)



面白いのは、せっせと働いていた「2割の優秀」さんばかりを集めても

だいたい2・6・2でまた働きが分かれてしまう (・ω・)

・・・全員がバリバリ働かない「余力」を残しておく。

いざという時のために。



誰に言われたわけでなく、そうなっている不思議な自然の仕組み (゜_゜)


ワタシがこの言葉を見たのは、発達障害の子どもを持つお母さんの本の中でした。



その中で彼女が言うには、発達障害への周囲の理解度も似ているところがあるのだとか。



発達障害のことをよく理解してくれ、好意的に接してくれる人が2割、

まあまあ、ある程度は理解して、可もなく不可もなくフツ~が6割、

後の2割が、理解してくれるどころか、へたしたら・・・とのこと。



発達障害への理解に関してだけでなく、

生きていれば、2・6・2くらいで馬が合う合わないということもある (・ω・;)



偏屈ななワタシに関しては、2・6・2どころか

1・6・3?・・・いやいや、へたしたら1・5・4?←そこまでヒドイのはやっぱり問題ありなのでは?

心底何の気負いもなく、安心して接することのできる人物は

絶滅危惧種並みに少ない・・・( ̄▽ ̄;)
だから貴重でありがたいし、その存在が、本当にかけがえないのですが




でも、これも一種「自然の摂理」なのかもしれません。



全員が全員、自分に好意的であったり、「Yes」だなんて

本当は、すごく不自然なのかも。



みんなが好意的でYesなら、自分に自信が持てます。

やっていることが間違っていないと確信し、なおかつ安心していられる。


・・・でも、自分のやることなすこと「Yes」な中にいると、人は必ず間違う。


・・・少なくとも、ワタシはきっと間違う ( ̄▽ ̄;)


そう、「自分が偉くなっちゃったような」勘違いを、起こしかねない。



もし、そんな錯覚中に、王様の裸を指摘するような子どもが出てきたら・・・?



「八ッ Σ(・ω・ノ)ノ! しまった!ホントだ!」と、間違いに気づく王様ならともかく

「予の衣が見えぬ、お前が愚かなのじゃ! (-ω-)」と

あくまで「偉いはず」の自分の殻を脱がない王様だったら?



・・・・・・・・・・・( ̄▽ ̄;)



障害や老いのように、何がが上手くできない、

もしくはだんだんできなくなることへの「共感」はどんどん増えてほしい。



でも、そうじゃない方面に関しては

「耳障りの良い」話しか聞かないと、・・・・人ってそれ以上成長しない。



駄目な所があるから、「のびしろ」があるんですもんね。きっと。



だから、本当は耳の痛いこと言う後半の2割さんがいるから

自分を見つめなおす機会ができる。



・・・とはいえ、「のびしろ」が多いにもほどがあるぞ!と

どこかで声のしそうなワタシでありますが・・・ ( ̄▽ ̄;)・・・スミマセン、本当に↓



人に背中から蹴られているとしたら、

少なくともあなたは人の前に立っていることになる。
ビリー・グラハム|米国・牧師



たとえ蹴られても(?)、立ち上がる気力があれば、

・・・少し、前に進めそうでしょうか (*^_^*)
・・・でも、蹴られるのなんてイヤだ・・・ ( ̄▽ ̄;)↓

「こぼれ」話

洗濯物を干していると、何やら室外機の横から

ひょこっと顔を出している植物がある (・ω・)


何かの雑草かな~と思ってよく見てみると、

妙にその葉っぱに見覚えアリ。

しかも、畑で見る・・・( ̄▽ ̄;)

室外機裏の葉

・・・・・・・もしや、ジャガイモ? ( ̄▽ ̄;)


覗き込んでみると、やっぱり~(>_<)


室外機裏のジャガイモ

なぜに、こんなところで? Σ(・ω・ノ)ノ!



とはいえ、こんなことやらかす犯人はワタシしかいない。

思い当たるフシもある。



ジャガイモの植え付けの時、確かこの室外機の上で

カット作業をしたような気がするので

多分、その時に落っこちちゃった種イモなんだと思います (・ω・;)


種イモのカット



しかも、何とか陽にあたろうと必死になって

茎をのばすだけ伸ばして、

畑じゃ、まずありえないくらい伸ばしているのを見ると

茎を伸ばしても伸ばしても


・・・・・自然ってスゴイなと思うのです( ̄▽ ̄)(←だから誰のせいなの!?)



「・・・そんなわけで、畑に植え替えようかとも思ったんだけど、

このままにしてたらどうなるか知りたかったんで、ほっといておる( ̄▽ ̄)」

と息子に言うと、

「・・・何てことすんの!? (≧▽≦) 植え替えようよ!」

と、ツッコまれましたが。いやいや。

ここまで過酷な状態で(←だから誰のせいなの!?)

必死になってナントカ生きようとしてるジャガイモが

土に埋まってすらいない状態で

一体どうやって子孫(子ジャガ)を残すのか

・・・母は、ものすごく気になる (。-`ω-)☆



おそらく、これだけ葉と茎が伸びてたら

砂利の中に子ジャガができたとしても、かなり小さいかも?(。´・ω・)?

・・・とりあえず、葉っぱが黄色くなったら掘り返してみようと思います。


その後、どうなったかはいずれご報告できればと思っております(・ω・)ノ♪



「こぼれた」話としては、こんなことも。



庭のマルバノキの影から、植えた覚えのないピンクの花が咲いている( ̄▽ ̄)

マルバノキの裏から

・・・・なんだっけ?花は、見覚えあるけど

これまた茎が長すぎる (。´・ω・)?



もしかして、これも陽になかなかあたらず

茎だけ必死に伸びきった・・・ヒルザキツキミソウ? ( ̄▽ ̄;)

畑のヒルザキツキミソウ

本来は、畑の近くに植えたハズ。

どうやってここに咲いたのかよく分からない。

花後、鞘からこぼれ種で増えるようですが

土を移動したときに、たまたま種が混じっていたのかもしれません(・ω・)



何年か前、子どもの国語の教科書に

スミレが種をアリに運ばせる話が載っていました。

こぼれた種の周りには、蜜のかたまりの様なものがついていて

それを蟻がエサだと思って運び、そこでまたスミレは発芽する・・・。


時々、植えた覚えもなく、

どうしてこんなところで咲いているのか分からないような花も

きっとそんな自然の不思議な仕組みで芽吹いている (゜_゜)


駐車場の花
こぼれ種?運ばれた?お隣の見目麗しいお庭から、
わが家の駐車場に移住したお花たち。



本当に、自然って不思議だな~と思います。



・・・・・・・・・・あれ?なんか忘れてるような・・・( ̄▽ ̄)


私は自然に運ばれたわけじゃない

アリでなく、おっちょこちょいに運ばれたってこともあるようで ( ̄▽ ̄;)



おそまつ! m(__)m

肌断食と湯シャン Vol.3 人も自然の一部だし!

「湯シャン」や「肌断食」の本を読んでいると、

皮膚の仕組みのことが詳しく書いています。



一般の化粧品の広告では、「古い角質層」といえば、

無駄な物、落とさねばならないもの、「くすみ」の元です。

確かに「古い角質層」は「死んだ」肌細胞。


でも、死んでもなお、大事な役割があるらしい・・・ (゜_゜)

「死んでいらないはず」の肌細胞が

実は、新しく生まれ変わった肌を外敵から守り、保湿するのです(・ω・)ノ

これって、なんか木の葉っぱのようでしょ? 



木の葉は、落葉した後、土に積もって

養分になり、また土の乾燥も防いでくれる。

「死んで」要らないように見えても、実は役割がある。

肌だって、同じなんだな~と、ワタシ的には思えたのです( ̄▽ ̄)



庭の落ち葉を掃除すれば、見た目にキチンと感がありますが

広大な山の中などを落ち葉掃除ってしませんよね(・ω・;)

落ち葉掃除しないから、落葉樹の下にはフカフカの落ち葉が覆っているわけですが

落ち葉のおかげで、土も豊かになりふかふかしてます。

「美しくみせるため」いちいち取り除くことは

一概にいいことばかりとは限らないかも・・・( ̄▽ ̄;)


あと、肌に関しては「皮膚は排泄器官だ」という表現も、面白かった!



なるほど!排泄器官なら、いくら栄養入れても無駄なはずだ・・・(・ω・;)


皮膚は古くなって「老廃物」が出るけれど、

ターンオーバーと言って下からまた新しい皮膚が出てくる。

化粧品は、これを「補う」ような気がしますが、

自然界で化粧水塗っているのなんて、人間だけ。

本当は、化粧水なんて無くても大丈夫な

「自然の仕組み」が元々備わっているはずなんですよね・・・。

大人になり、周りが当然のようにそうしてて、

いつの間にかそうしないといけないと思い込んでいますが

本当は、人間だって自然の一部。


 
都合よくはいかなくても、きっと上手くいくようになっている。



この例えは、もくせい工舎OBさまには、分かっていただけるかもしれませんが

本物の木に囲まれ暮らしていると、

それまで「木」だと思っていたものが、「木」でなくなる (・ω・)



ナ●コやニ●リに行って
(↑ 「ナコ」や「ニリ」ではない)

以前なら「木」だと思っていた家具が、「木に見えるもの」のように思えてくる。

無塗装の無垢の木と比べ、妙にテカテカツヤツヤしたそれが

不自然な感じがしてくる。



「キズが付きにくいよう」、「美しく見えるよう」加工された「木」が、

自宅の「本物の木」にふれるうち、違和感を感じるのです。


表面を塗装された「木」の家具からは、「木」の匂いがしません。

塗装されて、テカテカピカピカした「木」は息苦しそうにさえ見える。



そう、「加工」されればされるほど、「不自然」なものに感じる・・・( ̄▽ ̄)



本当に個人の感覚の差かと思いますが

本当に「木」が好きな方には

・・・分かっていただける、・・・かな~?( ̄▽ ̄)



無塗装の無垢の木は、すっぴんの人みたい。

かたや塗装加工した木は、厚化粧っぽい?



ワタシは一応女性なので分かりかねますが

家に帰って奥さんがいつも宝塚ばりに化粧をしてたら

・・・落ち着かない・・・( ̄▽ ̄;)



素顔で、自然な方が、一緒にいても気負わなくていいように思うのは

・・・やっぱり個人差かもしれません。

「湯シャン」も「肌断食」も然り (。-`ω-)☆


「肌断食と湯シャン Vol.3 人も自然の一部だし!続きを読む

肌断食と湯シャン Vol.2 2か月目

これ一本でうるるん、もちもち、赤ちゃん肌♪だの

毛根のアブラをスカッと落とし、力強い髪へ!だの、

広告の魅力的な言葉ほどには、効果を実感できにくい化粧品や洗剤類。



広告を少し作っている自分への戒めと

自分の肌荒れを機に初めてみた「湯シャン」と「肌断食」・・・(・ω・)



始めて2か月くらいになります。



経過的にはですね・・・・市販品使わなくても、特に問題ないです( ̄▽ ̄)



最初、手がカサカサと言うか、あかぎれとも違うガサガサ感が出ました。

これまでは、寝る前や乾燥が気になった時に

市販のハンドクリームをつけていたので

「その界面活性剤のせいだろう。

皮膚は生まれ変わるから、それまで辛抱かな~」と待っていたら

・・・ハンドクリーム無しでも、大丈夫な手になりました(・ω・)ノ



顔は、長年の「なんちゃってスキンケア」でかなり傷んでいると思うので

気長にいくようにしていますが

・・・これまた、何もつけなくても大丈夫みたい。

初めは鼻の周りはべたつくのに、口周りはカサカサになりましたが

少~しカサカサの部分にワセリンを塗っていれば

落ち着きました。

とは言え、元々色白でない上、畑仕事に、子どもの野球の応援・・・(-ω-)

ワタシの肌状態は、美肌とは程遠い・・・( ̄▽ ̄;)

だから、あまりキレイな状態とは言えませんが

日に焼けシミそばかすだらけ、しかも毛穴の開いた肌に

ファンデーションが落ち込んでいるのも

正直「美しい」とは言えなかったはずなんで

お見苦しいかも?ですが、どちらかというと気分は軽い( ̄▽ ̄)♪



髪も、最初は頭皮はべたつくのに髪はごわごわ。

櫛でとくと静電気でパチパチいいましたが

次第に皮脂も落ち着き、それとともに静電気も落ち着き・・・。

しかも、ワタシは毛の量が多く、一本一本が松の葉のように

しっかりした髪質で、以前は整髪料をつけないと

ボワッと膨らむし、触るとモサモサして

大変なことになっていました( ̄▽ ̄;)

・・・・でも、リンスもしてないのに柔らかくなりました(・ω・)



不思議だな~ ( ̄▽ ̄;)



効果も個人差ですが、やっぱり感覚も個人差あるかと思います。



私個人としては、化粧や着飾ったりで、

いかに「美しくみせるか」より、

「自然で健康的」なほうが好きなのです(・ω・)



これが、やっぱりシャンプーの香料がないと嫌だという人もいるだろうし

まつ毛が長く見えないと気が済まない人もいるだろうし

女優さんやモデルさんのように艶やかでないと

女でなくなってしまうような気がする人もいるでしょうし。



若いころ普通にOLしていた自分ならまずやらなかったかもしれません (・ω・;)



でも、母になり子育てを通して思ったことや、

縁あって、もくせい工舎の手伝いをし色々考えてきたことや、

畑を耕し、自然の不思議に触れるうちに

自分なりの価値観と言うか、自分なりの「軸」ができたんだと思います。



子育ても含め

自然はこちらの都合通り、思い通りにはならないけれど

長い目で見て、「ナントカ上手くいくように出来ている」 (゜_゜)

・・・そんな気がしているので、また次回に続きます(・ω・)ノ

私たちは ひとりしかいない。

去年の夏だったと思います。

たまたま番組の中で目にした

白髪の一部を紫色に染め、なおかつ刈り上げという

独特なヘアースタイルをした

車いすに乗ったおばあちゃん。

麻痺した体から絞り出すように話す姿、

その人懐っこい笑顔が気になって、そのままとりつかれたように

最後まで番組を見ました。



その女性の名前は、木村 浩子さん。

2歳の時に脳性小児麻痺になり、体のほとんどの自由がききませんが

わずかに動く左足先で、絵を描き、携帯のメールも打つ。
ちなみに、若かりし頃は出産・子育ても!

障害者である前に、一人の生きている人間として

何を目指していけるかということを

ずっと考えてきた人です。



「有事の際は邪魔になるから、親の手で殺せ」

日本兵に青酸カリを渡された母は、重度の障害のある7歳の私を抱え

3か月間山に潜んで、終戦を迎えました。

日本兵の言いなりにならなかった、浩子さんのお母さん。

見つかれば大変なことになる。山に逃げてもどうなるかもわからない。

「でも、この子(浩子さん)を助けたい」

その思いに心が震え、番組から目が離せなくなったのです。



「平和じゃないと、生きられない」

それが、浩子さんの活動の根っこになっています。

山口県出身ですが(生まれたのは満州)、40歳のころ訪れた沖縄の現状を目の当たりにし

沖縄戦の激戦地のひとつ、伊江島に

障害の有無を超えた交流の場「土の宿」を立ち上げます。

浩子さんは、全身を使って絞り出すように語ります。


この宿を通して いろんな人との出会いがあり

いろんなことを 学んできました。

私たちは ひとりしかいない。


ステキな「個」を持っているんだから

大事にしなくきゃいけない

それがないと 平和も 沖縄も すべて

考えられないんじゃないですか

「個」は 命あって 「個」なんです

その命を脅かすものとか 考え方とか

絶対にやめなければならないと思います


沖縄の土になりたいと、伊江島にやってきて30数年。



浩子さん:「ここが 好きだから。

       人間ってステキだよ。
  
       世の中に こういうバカなおばぁがいても いいじゃん。

       ・・・変わった おばぁ。」

インタビュアー:「・・・あの、気になっていたんですが

          ・・・髪型、変わってますよね!?」

浩子さん:「変わっているね。 私も そう思う(笑)」



変わっているからこその、「個」であり

ひとりしかいない「個」だから、大事でかけがえない。

そんな、ひとりしかいない「個」だから

個と個の「出会い」は、無限の可能性でもある (゜_゜)



私たちは ひとりしかいない。

そう、ワタシも!あなたも!(≧▽≦)


参考までに→
NHK【ハートネットtv 『シリーズ戦後70年 人が好き 土が好き 私が好き』】

がんばるけん

地震の活動が、落ち着く気配をなかなか見せません(>_<)



とは言え、県北はだいぶ携帯の

「地震です!地震です!」警報が少なくなりましたが、

これを書いている今も、今度は暴風雨の気配・・・。

一体どうしちゃったんだろう、九州は! (>_<)



熊本地震と言いながら、大分県内を震源とする地震も頻発。



前震、本震共に震度7クラス。

東日本大震災のような津波はありませんが

大地が波と化し、多くの建物と人を飲みこんでいます。



被災者をはじめ、被災地支援に駆けつけ、

懸命の救護にあたっておられる方々も

収まる気配のない余震に不安な日々を送っておられます。



あの地震の時も、本当にどうしたらよいかわからない

頼りない自分がいました。

ほとほと、「無力」を感じました。



お釈迦様の手ならぬ、地球にゆだねられている感じです。



人間には知恵があると言いながら、

こういった自然災害を止めるすべも、

予め予想して逃げるすべもない。

自然は、本当に優しく、そして容赦なく厳しいのだと

災害を受け、やっと実感します。



そんな中、昨日の朝刊の記事。

20160420新聞記事

・・・見えますか?

分かりやすく拡大したものを載せますね(・ω・)ノ

校庭の文字

校庭に、「のみ水ありがとう がんばるけん」の文字。

熊本市中央区の市立江南中学校のグランド。

こちらに避難した中学生たちが、被災直後

「のみ水ください」と書いたグランドの文字に気付き、

無事に飲み水が届けられたことへのお礼でした。



本当に、こんな時に、日本人って素晴らしいと思う。

同じ年頃の子を持つ親としても、

子ども達の生きる力ってスゴイと思う。



どうか、早く当たり前の日常が戻りますように!

地震!

・・・・揺れましたね~ (>_<)

皆様、昨夜の地震は大丈夫だったでしょうか?


20160414_kumamoto_jisin_goudou.jpg

昨日4月14日、午後9時26分ごろ

熊本県益城町で震度7の地震があり

九州や西日本の広い範囲で揺れを観測。



OB様をはじめ、このブログをご覧になっている方の多くは

大分県北近郊の方かと思いますが

落ち着かない夜を過ごされたのではないでしょうか?



PTAの出事から帰宅し、お風呂に入るかと持っていたら

携帯からすさまじい警報が!

「地震です!地震です!」←文言違ってるかも?ですが・・・

そのあと、グラグラグラグラ!



あの、地震の感覚!(>_<)

もう、人間の力ではどうしようもない、あの感覚!

それまで、地面に床に自分の足で「立っていた」つもりだったのが

単に、地面に「乗せられていた」感覚!

無力さを思い知らされます (>_<)



「地震より、お母さんの携帯の警報の方がコワかった・・・( ̄▽ ̄;)」

そう息子は言っておりましたが、

アンタ、それは無事だったからこそ言えること! (-ω-)



こちらはともかく、熊本に実家のある友人のことが気になりましたが

ワタシ以上に彼女の方が心配しているのに違いないので

「大丈夫?」メールを打てませんでした (・ω・;)



2012年の九州北部の水害の時、実際に怖い思いをしていると

被災地外から「大丈夫?」という心配の言葉は

気にかけてもらえてうれしい反面

「大丈夫かどうか、こっちが聞きたい」ほど怖い時がある・・・( ̄▽ ̄;)

「と、とりあえず、生きてはいるけど

これからどうなるかなんて分からない」のが正直な所だったからです。

「大丈夫じゃない」とは、なかなか言えませんし

言ったところで、天変地異は誰にも止められないので

とりあえず今の状況が落ち着かないことには

Helpの出しようがない。・・・そんな感覚でした。



夜勤だった主人が今朝帰ってきて

「会社でも、熊本の友達に大丈夫かメールした人が

どうしていいか分からんことになっていると返事をもらって

言葉のかけようがなかったみたい」と言っていましたが、

被災された人たちにとっては茫然自失の中。

自分と同じような内容のたくさんの心配メールに返信するより

もっとやらなくてはならないことが多すぎる。
とはいえ、一通も心配メールがないと悲しいかも?



いつまた激しい余震がくるか分からない。

いつ生活が普通に戻るか分からない。

そんな状況であるはずだからです(・ω・;)



ああ!だからこそ!(>_<)

遠く離れた友人たちとたまにしか会えませんが

こんな時、この前会った時言っとけばよかったと後悔します。

いつも、会っても言い忘れてしまうのだけれど、

「何かあっても、連絡ない限りはナントカやってるって信じてるから

もし、何かあって、困って、助けがいる時は

夜中だろうがなんだろうが力になるから、連絡して。」



今度会ったら、忘れずに伝えようと思います。



今回の地震で、被災された方の

一日も早い「いつもの日常」が戻ることをお祈りしてます(>_<)

「地震!」続きを読む

肌断食と湯シャン Vol.1 化粧品とウマがあわないので

皆さんは、化粧品コーナーってお好きですか?



実は、ワタシはかなり苦手 (>_<)

元々、おしゃれな方では全くないので

デパートIFの高そうな化粧品フロアーなんて、もう小走り!

恐れ多くて、恥ずかしくって

「何かお探しですか~」

ばっちりメイクの店員さんにそう話しかけられようモノなら、

「いやいやいやいや・・・・・(@_@;)」

と、場違いなところに入りこんじゃったオジサンのようになってしまいます( ̄▽ ̄;)



ドラックストア―の化粧品コーナーにしても

うるうる♪ぷるん♪たまご肌♪だの、

しっとり♪もちもち♪赤ちゃん肌♪だの・・・・(-ω-)

見目麗しいモデルさんや女優さんのポスターを見る度に

「・・・・実際、こんな風になるわけじゃないいんだけどな~」と思いつつ

何だかやるせない思いで、仕方なく一品選ぶ感じ。



誰にでも通用する、絶対的な健康法やダイエット法がないように

どれもこれも、まやかしのように思えてしまう。



広告を少し作っていると、売りたくて作る広告と

知って欲しくて作る広告がなんとなくわかるので

その点でも、情報の洪水のような化粧品売り場に行くと

頭が痛くなる・・・( ̄▽ ̄;)



しかも、昨年末そんな思いして買った基礎化粧品にかぶれました(>_<)



たまたま「合わなかった」とも言えますが、

やはり色々考えさせられました (・ω・;)



だって、「キレイになる?」つもりで買った化粧品で

いつものように「やっぱりキレイにならなかった」だけならまだしも

顔は発疹だらけ、痒くて痒くてたまらなくなるとは・・・。



ひどい顔が余計ヒドイことになり、皮膚科へ。

その間、当然化粧品はストップ。

塗り薬と、プロペトというワセリンをもらいました。



・・・・ところがですね、プロペトだけつけている方が

調子がいいというか、本能的に心地よい(゜_゜)

うるるん♪だのプルプル♪だの付けていた時の妙な違和感がない。



基礎化粧品に限らず、ハンドクリームなんかでも

塗ったらすべすべするような気がしますが、

・・・・これ、塗るのやめると元の木阿弥というか

塗り続けていないとキレイな状態を保てないなら

やっぱり、化粧品自体が皮膚をキレイにしているとは言えないような気がしたのです。

塗ることで、一見「キレイにはみせてる」けど

皮膚自体を「キレイにしている」わけではない。



・・・・つまりあれだ。化粧品は、塗装と同じ? ( ̄▽ ̄;)



お化粧した時、ファンデーションを塗っても

素肌自体が整っていなければ、美しくない。

キメの整った肌に塗るならともかく、

肌自体がアスファルトのように凸凹してたら

・・・・そりゃ~、パテだのなんだの穴を埋めまくって

・・・もう左官さんの仕事だ( ̄▽ ̄;)



う~ん。やっぱり、お化粧とはウマがあわない。

何か情報に踊らされてる感じがするような、

しかも、どれも説明がピンとこないような。



そんな中、プロペトをネットで探しているときに

出会った「湯シャン」と「肌断食」なるもの。



頭も体も、ぬるま湯(水)で洗う。

合成洗剤も、石鹸も、何も使わない。

何もかも、ぬるめのお湯だけ。


・・・・・なんと、お父さんの頭頂部にも良さそうだ ( ̄▽ ̄)
毛髪の量で人を好き嫌いしないタチですが
ないより有った方が、本人の気分も良さそうですもんね(・ω・)
この発毛関係のシャンプー類にしても
「毛根の奥まで!」「根元からしっかり!」等のフレーズに惹かれ買ったところで
目に見えて広告の言葉ほど効果が実感できない点なんかも
女性の化粧品と似てるような・・・( ̄▽ ̄;)


湯シャンと肌断食の本
図書館とかでも借りれた「お湯だけ」の本。
皮膚の仕組みのことも詳しく載っていたので、なるほど感はありました。
ウソかホントかは、実際にやってみてしか分からないけれど・・・(-ω-)
・・・あぁ、でもウチのお父さんに関しては毛髪の量は先祖代々のものなので
界面活性剤や防腐剤どうこうより、遺伝子レベルの話かも?ですが ( ̄▽ ̄;)



いやはや、なんにせよ。

お湯だけでいいなら、ほぼタダ!(ウチはボーリングなので)

・・・・・しかも、水(環境)を汚さなくていい !(゜_゜)☆



それでハゲ・・・、もとい髪にも皮膚にも良いなら

ちょっと試してみるか~( ̄▽ ̄)


そんなこんなで、2月の中旬位から

湯シャン&肌断食生活スタート! (・ω・)ノ♪

・・・・これも、また情報に踊らされてる?かもしれませんが

・・・まぁ、タダですし!環境負荷もかかりませんので!( ̄▽ ̄)



その後どうなったかは、少しづつ折りをみて! (・ω・)ノ

化粧品のことなので、関係なさげですが
ほんの少し、自然素材の家ともかかわる所アリ!です (。-`ω-)☆

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全然違ってた!

以前、植物の葉っぱや花が

丸まっていたり、折りたたんであったりして

成長するにつれ、ちゃんと葉は葉の、

花は花の形になるので不思議だ!

・・・というようなことを書きました( ̄▽ ̄)


その時に、(多分?)リキュウバイの葉を

載せてたのですが、葉が丸まっているものだと思っていたら・・・

リキュウバイの花と葉

・・・なんと、花が咲きました Σ(・ω・ノ)ノ!

・・・・ありゃりゃ、全然違ってた!( ̄▽ ̄;)

てっきり葉っぱになるものだと思ってたのに!(≧▽≦;)

違ってた!といえば

すちゃらか雑草農法「もどき」の、わが畑。

ネットをするので、アオムシの被害は少ないのですが

ナメ(くじ)さんが多い・・・・( ̄▽ ̄)



大きなキャベツだと、いつも葉と葉の間に入りこまれるので、

芽キャベツなら少しはマシなんじゃ!? (。-`ω-)☆



そんな浅知恵で植えた芽キャベツの苗。



しかし、普通の畑のように、きっちり管理し、施肥をし、

そんなご立派な「きっちり収穫」する畑ではないわが畑。

植えっぱなし&ほったらかしで、結局冬になり

「まだ小さいから、もうちょっと待つか〜( ̄▽ ̄)」

なんてのんきにしてたら、なにやら小さなキャベツがチョコン。

・・・・あれ〜、確か芽キャベツ植えたんだけどな〜( ̄▽ ̄;)



わが家の芽キャベツ

・・・・・下をのぞくと、ぎゅ〜ぎゅ〜おしつぶされた芽キャベツびっしり!Σ(TωTノ)ノ!



・・・・・ちょ、ちょっと気持ち悪いかも・・・( ̄▽ ̄;)



ヘタなうえにテキトー野良作業。

茎の高さが低かったのと、「葉掻き」という作業を知らなかったので

・・・・・こんなかわいそうなことに ( ̄▽ ̄;)



許せ、芽キャベツよ。

次は、もうちょっとガンバルよ・・・(T_T)



しかし、畑やるといかに自分が何も知らないか分かります。

それで、雑草農法っぽいことやると

いかに自然に「おすそ分け」してもらってるかが

・・・ちょっと分かる (・ω・)



畑に、いわゆる「ピーピー豆」の草が多く

見るとアブラムシが居たりします。

普通なら雑草なんで、抜いてしまわれるんですが

時々、「ピーピー豆が生えてて、そっちに行ってくれてるから

野菜の方にアブラムシが少ないのかも?」とか考えます。



カモミールとかも、「植物のお医者さん」なんて言われてて

アブラムシがつきやすい野菜のコンパニオンプランツだったりしますが

雑草にも、種類によってはそんな働きもあってもおかしくないかもな〜

・・・と思うのです (。-`ω-)☆



・・・・また、違ってるかもしれませんが・・・( ̄▽ ̄;)



でも、あの「奇跡のリンゴ」の木村 秋則さんじゃないですが

その、一種類だけ!その他は草一本生えてない!

なんて自然界には不自然なんだから

畑だって、色々生えてて良さそうなのに・・・( ̄▽ ̄)



ああ、でも本当の「雑草農法」は決して

ワタシみたいな「ほったらかし農法」ではないので

・・・芽キャベツだって、あんなひどいことにはならなかったと思います ( ̄▽ ̄;)



・・・・・反省! m(__)m

木の家と子供たち

201603さくら

桜が、ちらほら咲き始めました(*^_^*)

3月は旅立ちの季節。

実は、非公開でしたが一部のお客様対象に

中津市で見学会がありました(・ω・)ノ

201603見学会場

こちらのお家は、すぐ目の前が小さな公園になっていて

そこの桜の木も、いよいよの花盛りの支度中♪

なんと、ロフトからお花見ができます(・ω・)ノ♪

そんなシアワセなお家が、この度旅立ちの運びとなりました。

お陰様で、もくせい工舎は小さい工務店ながら

なぜか問合せ件数が多い。


・・・で、永家夫妻、超多忙につき

「・・・ちょっと今回の見学会は、非公開で ( ̄▽ ̄;)」となったのでした。

嬉しい悲鳴ってヤツですね。贅沢にも!( ̄▽ ̄)



忙しすぎて、工事の完成から、お引渡しまでの余裕のない時が多い。

つまり、写真撮影日が限られてるので

工事の都合で一日で撮影できず

分散してお邪魔することがあります(・ω・)

間に合わなかtt照明器具
見学客様、当日はご覧いただけませんでしたが
洗面台の照明器具、点けるとこんな感じでしたよ!


ところが、現場に着くと応接中の気配・・・(・ω・)

「入っても構いませんか?」LINEで尋ねても、やはり忙しく既読にもならない。

・・・・・( ̄▽ ̄;)

と、とりあえず外回りだけでも撮影するか(-ω-)



現場の目の前の公園に、親子連れ。

お父さんと、お母さんと、男の子。

・・・・見学客さまかな〜(・ω・)

「こんにちは!」と声をかけ、撮影していると

遊ぶその男の子の楽しそうなこと!

そんでもって、お母さんが呼ぶその子の名前に

聞き覚えがあって!

もしや、あの、(仮)そうちゃん!?Σ(・ω・ノ)ノ!

撮影しながらちらっと見えた、男の子の顔も

あの小さかった(仮)そうちゃんが、大きくなったらこんなだろうってお顔!

お母さんも!

「・・・もしやお近くのもくせい工舎のお家にお住いの・・・」

何度声をかけようかと思ったのですが

こちらを覚えていて下さるとは限らず・・・

・・・スミマセン。オバちゃん恥ずかしくって声かけれませんでした〜(>_<)



あの後、永家さんに「もしかして・・・」って聞いたら

「それこそ、さっき!〇×さん(ワタシのこと)、どうしよる?っていってたのに!」

・・・・・それは、本当に、とんだ失礼を・・・( ̄▽ ̄;)



でも、公園で遊ぶ(仮)そうちゃんの笑い声が楽しそうで、楽しそうで♪

すくすく愛情いっぱい素直に育っているのを感じて

どんなにうれしかったか!(≧▽≦)?

初めて会った時2歳くらいだったんで、もしかしたら新一年生かも!
違ってたらごめんなさいm(__)m



結局接客中にお邪魔した現場のお家の中にも

カワイイ小さなお客様(*^_^*)

「見て〜、アンパンマン〜(*´▽`*)」

小さな可愛い手で、見せてくれるアンパンマンのスタンプ。

「ホントだね〜、アンパンマン!(*´▽`*)」

いきなり入ってきた見ず知らずのオバちゃんにも

ニコニコして話しかけてきてくれる(≧▽≦)♪



そういえば、以前永家さんが言ってましたね。

結局ご縁あって、もくせい工舎で建ててくれるお施主様のお子様は

初対面でも、ニコニコしてすぐになついてくれるそう。

反対に、同じように接していても

なんとなく距離感のあるお子様は、お話も流れる事があるそう。

初対面でも、ニコニコなついてくれるお子様は

見学会場の木の家で、それは楽しそうで

楽しくって、楽しくって、

・・・・・皆様、帰り際が・・・・( ̄▽ ̄;)
「帰ろう」「帰らない」で、親子の駆け引き心理戦が勃発?



だって、木のお家、楽しかったんだもんね!(≧▽≦)

また来てね!
・・・って私ん家じゃなかった ( ̄▽ ̄;)

『夢のゴール』

ちょうど、今日が小学校の卒業式だという方も多いのではないでしょうか?

卒業
思えば、おらが村は小学校の卒業式は全員「中学の制服」。
親としては、変な一回ポッキリ・スーツを買わずに済み大助かり!( ̄▽ ̄)
・・・女の子はつまんないかもしれないですが (・ω・;)



卒業していく子供たちに、「将来の夢は何?」そう聞くと

「パイロット!」「サッカー選手!」「パティシエ!」

そんな言葉が返ってきそうです(・ω・)♪


「将来の夢」を聞かれて、「総理大臣!」なんて

多少大きなことを言ってみても

小学校のころまでは笑って許してもらえても、

4月になり、中学生になった途端

「お前、そんなんでどうやってなるんだ?」なんて言われてしまう( ̄▽ ̄)



無邪気だった「将来の夢」が、中学超えると

いきなりお金や能力が絡んでくる。
小学生の3月と、中学の4月なんて
たかだかその一か月の違いなんですが・・・( ̄▽ ̄;)



「お前、このままじゃダメだぞ。」

「目標をちゃんと見据えて、今のうちから努力しないと」

・・・な〜んて言われてしまう。



分かってはいても、これを聞いて【焦り】は出ても【勇気】はでない(-ω-)



「夢をあきらめないで」

よく聞くその言葉に、妙な違和感を感じるようになったのは

ここ数年のことです。
ちょこちょここちらのブログにも書きましたが・・・

それは、【夢】である何かの職業に就くこと?

それは、【夢】である何かを成し遂げること?



違和感が残るのは

「・・・その夢が叶ったとして、その先は?」ということ。

そして、

「【夢】を諦めることが、【終わり】であり【負け】なの?」ということ。

もしそうなら、【夢】を叶えたはずのスター選手や歌手が

なぜ麻薬に手を出したり、薬を飲まないと眠れないほど苦しむの? (。´・ω・)?

大人は安易に「夢さえ叶えば・・・」「努力さえすれば・・・」っていうけれど

シアワセかどうかなんて、自分以外の誰が決めるんだろう?

例え親であっても、大人(他人)の考えるシアワセと

子ども(本人)もの感じるシアワセは違う。

大人の言う【夢】が叶わなくても、シアワセな人はたくさんいる。


・・・なんか分かるような、分からんような・・・( ̄▽ ̄;)


なんとか大人の思い通りに子供を動かしたくて

「このままじゃ大変だ」と

半ば不安をあおらせているようにも思える・・・(・ω・;)

そんな思惑では、「夢」なんて

馬の鼻先の「にんじん」のよう (。´・ω・)?



ところで、『夢のゴール』というのは、

シンガーソングライターのスガシカオさんのつくった歌です(・ω・)ノ

NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』と言う番組で
放送10周年スペシャルとして昨年11月に放送

k?kua(コクア)というバンドとして演奏された曲でした。

その歌の中で、スガシカオさんは伝えます。


【夢】と言うのは、例えばパティシエやパイロットは職業の名前であって

自分が生きていく道の名前じゃない。

その憧れの職業を通して、「やりたかったこと」や

「どういう風に生きていくか」が【夢】の正体だと。



・・・・目からウロコ、と言うよりは

これを聞いて、心のつかえがとれた〜\(^o^)/



なるほど!

職業の名前じゃなく

「どうやって生きていきたいか」が【夢】なら

【夢】を諦めないというのは、自分の望む「生き方」を諦めないことだ!

なるほど、なるほど!(≧▽≦)♪



しかも、歌は続きます。



♪きっと僕らが生きる最高のカタチは

誰かのための自分になること♪

もちろん、誰かの「便利」のためってだけじゃない。

そばにいて、生きている。

他に代わりがない。

そんな誰かの、「かけがえない」人になれたら

最高の「夢のゴール」!なんでしょうね!(*^_^*)

道
どんな道を、誰かのために、どう進む?

春支度、旅支度

汗ばむほど暖かい日もあれば

次の日には、真冬のような極寒になっていたりして

いやはや、三寒四温といいながら

この時期の気温の変化にはついていけない(-ω-)

とはいえ、歳をとるほど何故か頑丈になり

風邪すらひかず、インフルにもならず

春を迎えつつあります( ̄▽ ̄)
↑ オバちゃんになって白血球が図々しくなった?




春を迎えると言えば、冬の間シ〜ンと

おとなしくしていた植物たちも

少しづつ、いつの間にか春の準備(・ω・)ノ

モッコウバラの蕾

モッコウバラの蕾。


モッコウバラは常緑ですが

寒くなると少し葉が落ちます。

少し暖かな日がでてきたな〜と言う頃

新しい葉っぱのようなものが出てきたら

中に小さな小さな蕾が入ってて

これが・・・

モッコウバラの花

・・・4月の終わりには、たくさんの花になる。

不思議ですね〜(・ω・)



モッコウバラだけでなく、常緑といいながら

寒くなると葉が少し落ちてしまうものも多い( ̄▽ ̄)

「目隠し」も期待して植えた、このモッコウバラも

冬になると・・・あらら結構、「透け感」が・・・( ̄▽ ̄;)

なんてことになります。

トキワマンサク

同じく常緑のトキワマンサク。

トキワは常盤(常葉)で、常緑樹のことですが

こちらも、生垣の目隠し具合としては

冬場は、若干透け感が・・・(・ω・)

目隠しの木をお探しの方は

ガッチリ隠したいのか、ソフトに隠したいのかで

木を選ばれるとよいかもしれないですね(*^_^*)

ピンクユキヤナギ

ピンクユキヤナギも、春支度の先発隊。

蕾が濃いピンクなので、淡いピンクの花の色と

コントラストがとてもきれい(*^_^*)


自分で買って来て、バイカウツギだったか

リキュウバイだったか忘れちゃったんですが

葉が落ち、枯れたように見えていた枝の先にも

春の準備(・ω・)ノ

リキュウバイ?葉っぱ

植物って、葉っぱや花びらがでてくる初めのころは

折りたたんであったり、くるくる巻いてあったり。

当たり前のようにそうなってて

成長するにつれ、ちゃんと葉になり花になり。

上手い具合にできてて、しかも美しい!(゜_゜)

自然って、本当に摩訶不思議です( ̄▽ ̄)



植物たちが春支度に勤しむころ、

このかわいい子も、旅支度・・・のはず (。-`ω-)☆

・・・・・・・・( ̄▽ ̄)

のんびりジョウビタキ

・・・ジョウビちゃん、のんびりしずぎ!( ̄▽ ̄;)



とはいえ、この子も

いつの間にかいなくなっちゃって、

来年、寒くなると

いつの間にか戻ってくる(・ω・)



春が近いぞ、ジョウビちゃん。

また、秋にウチにおいで!( ̄▽ ̄)

とにかく

わたしは賢い母親ではありません。

右往左往して、あくせくして

結局何にもならないどころか

自分のしたことが、かえって事態を悪くすることもあり

自分がこうでなければ、と思うことがあります。



今日は3月11日。

東日本大震災から5年の月日が経ちました。



正直、いつもいつもそのことを考えているわけではありませんし

特になにが出来ているわけではありません。

でも、毎年この日になるとやっぱり色々考えさせられます。

命のこと、生きること、そして死のこと。



日々暮らしていると

駄目な自分が、つくづく嫌になり

こんな私でなかったら

子どもたちもどんなにか、そう思うこともあります。



ただ、私が自分の子供たちに対してそうであるように

例え、完璧でなくても

怒ること

落胆する事もあっても

それでもなお、大事に思うように。

それでもなお、かけがえなく愛しいように。

駄目な私でさえ

居なくなれば、彼らはさびしく思ってくれるだろうか。



mikaeri_jyoubi.jpg

エサをとることが上手かろうが下手だろうが

子育てが上手かろうが下手だろうが

そんなことで小鳥は、「生きる」ことを投げ出さない。

sakura_saku.jpg

梅に比べて香りがないから

バラに比べて鮮やかでないからと

桜が咲くのをやめないように。



時には、自己嫌悪に陥り落ち込むことがあっても

とにかく、生きていかないと。

馬鹿にされようが、笑われようが

とにかく、生きていかないと。



生きたくても、生きれなかった人たちのために。

笑われようが

後ろ指さされようが

とにかく、生きて、生きて、生きぬかないと。

「とにかく」続きを読む

「自由」と「調和」

「自由設計」。

だから、間取りも外壁も、屋根も、外構も

おおむね個人の「自由」に決められます。

どんな形にしようが、どんな色にしようが「自由」。

好きに決めていい。

自分の敷地内に自分のお金で建てるんだから

何しようと勝手じゃないか(-ω-)

誰にも文句言わせないぞ〜( `ー´)ノ

・・・そう、「自由」に歯止めが効かなくなって

「調和」のことなんかお構いなしになってしまう( ̄▽ ̄;)



でも、こんな美しい写真集を見たら

ちょっと「自由」についてちょっと考えさせられます(・ω・)

本:『世界で一番美しい街、愛らしい村』
MdN編集部

一度図書館で借りて、また気になったので再度借りた

お気に入りの美しい「街並み」の写真集(*^_^*)

ナザレの風景
同じような色の屋根と壁。屋根の勾配も同じ。・・・同じ家ばかりで退屈な風景?
海の色と、空の色と、いやいや!この街のなんと美しいこと!

ハルシュタットの風景
違うようで、窓周りの造作、屋根の形、グリーンの使い方!
外壁の色味は違っても、明度や彩度をそろえたり、どこか共通項を持ったり。
だからこそ、違っていてもガチャガチャしない美しさ。


iイギリスの農村の風景
イギリスの農村。石造りの家が並ぶ物語に出てくるような風景

サントリーニ島
サントリーニ島(ギリシア)。一軒一軒は同じような白い家。
でも、「街」となった時、この美しさは芸術的!


海外に行くことなんか、もうないであろうワタシ・・・( ̄▽ ̄)

だから、こうして写真でしか見れないのですが、

あれだけ日本より個人の「自由」を謳歌しているように見える欧米の方が

街並みに関しては

「自由」とともに、「調和」にも気を配っているように見える・・・(・ω・)



映画とかで見るアメリカの住宅地だって

それぞれのお家に周りは芝が青々してたりします。

「芝生」が共通項なら、お家が様々でもそんなにガチャガチャしない。



・・・・う〜ん、今の日本は込み合ってる住宅街ほど

ガチャガチャしてる。

其々が好き勝手に「自由」につくり

その町にふさわしい家をつくりたいと思うほど「街」のスタンスも

・・・残念ながら一部を除きあまりない( ̄▽ ̄;)



昔は、家の素材も「木」とか「漆喰」「土」「紙」

そういった自然のものからとれる材料しかなかったから

ある意味、街並は自ずから調和がとれていたはず(・ω・)

だから、城下町の美しい街並を観光地にしたり

白川郷のように昔ながらの「風景」を大切にするのでしょう。



でも、色カタチが「自由」に選べる素材が増えると

どうも「風景」としては、ガチャガチャうるさくなるばかり(-ω-)



「カタログ」的には「個性」にあふれた家々が

街並みとして「美しさ」を出せるかは

「自由」と「調和」のバランス次第のような気がします。
イギリスの石造りの農村とか、サントリーニ島の白い家とか、
カタログ的には同じような家しかつくってない工務店っぽいですが・・・( ̄▽ ̄;)。
でも、自然の素材だから個々がそんな印象になっても
「街」になった時の美しさはごらんの通り!ですもんね(・ω・)♪


「自由設計」とはいえ、「自由」と「好き勝手」とゴチャゴチャにすると・・・。

・・・・う〜ん・・・(-ω-)

あ〜んな、絵になる美しい「街並み」には

やっぱりならなくなるんじゃないかな〜( ̄▽ ̄;)

しゃっくり必殺技

ヒック、ヒック、ヒック・・・。

「・・・・しゃっくりが止まらん(T_T)」と、長男。


ワタシ:「わ〜ッ!!(≧▽≦)」

長男:「・・・・そんなんで止まるわけないやん (-ω-)」

そう、驚かす、水を飲むetc.

・・・あんまり効いた試しのない「必殺技」


・・・息子よ、困った時は神頼み・・・じゃなくって

とりあえず今は、Go●gleだ( ̄▽ ̄;)



「しゃっくり」と入れただけで、もう「止め方」が出てくる。

しゃっくり止めたい以外で、あまり「しゃっくり」と

検索することなんかないですもんね(-ω-)


なになに?

「・・・・人差し指を耳の中に突っこんで、

そのまま30〜60秒キープ!だそうな( ̄▽ ̄)」

「・・・こう?」



「・・・・止まった。・・・スゲ〜ッ!(≧▽≦)」



残念ながら、あれから試してみたくても

出てほしい時に、「しゃっくり」は無し( ̄▽ ̄)



なんでも、ちゃんと医学的根拠があるらしい・・・。

そのキーワードは、「迷走神経」

脳神経の中で、唯一腹部まで到達する神経で

・・・うんたらかんたら(。-`ω-)


・・・え?(。´・ω・)?何が何だかさっぱりわからない?( ̄▽ ̄;)

実はワタシも分かりません! (。-`ω-)☆

と、とにかく、小難しいことはさておき、

耳の奥にもこの「迷走神経」が通っていて、

それを間接的に刺激することで、しゃっくりを止める効果が

期待できるらしい(・ω・)



指先一つでなんとかなるなんて、

・・・北斗の拳みたい ( ̄▽ ̄)?

「・・・お前はもう死んでいる」

・・・って、止めたいのは「しゃっくり」で

「息の根」まで止まったら困りますが・・・( ̄▽ ̄)
↑何言ってんだか?



そんなことはともかく、

しゃっくりで、お困りの方は

指先一つで止まるかも?しれないので

ぜひお試しあれ(。-`ω-)☆

2.29

「私、まだ3歳なんよね〜( ̄▽ ̄)」

同級生に、そう言われた6年生のころ。

「…なして?? (。´・ω・)?」



そう、彼女の誕生日は2/29。

うるう年に生まれたので、同級生が12歳の誕生日を迎えるころ

ようやく3回目の誕生日を迎えたのでした( ̄▽ ̄)



そういう今年、2016年もうるう年。

小学校の卒業を間近に控えた6年生の中にも

なんちゃって3歳児さんがきっといるんでしょうね(*^_^*)



何となくうるう年の時は、

その同級生の、ボーイッシュな笑顔を思い出します(^.^)



ところで、うるう年って簡単に4年ごとと思い込んでいたのですが

そうでもないらしい(・ω・;)

現在私たちが使っているグレゴリオ暦では

(1)西暦年号が4で割り切れる年
(2)上記の例外として、西暦年号が100で割り切れ、400で割り切れない年はうるう年ではない。

・・・・・・・・・? ( ̄▽ ̄;)

・・・簡単に4引けばいいような話でもなさそう(^▽^;)

2016,2012,2008,2004…は(1)の4で割り切れるのでうるう年。

でも、2100、2200,2300は

4で割り切れるけれど、100で割り切れ、400で割り切れないので

(2)に当てはまって平年(うるう年ではない年の意)

・・・・・・・・?? なんだか頭がゴチャゴチャしてきますね(@_@)


う〜ん、なんだろ? (-ω-;)



・・・つまり、4で割り切れるけど、下二ケタが00の時だけ気をつければよい?( ̄▽ ̄;)

その上で、400で割り切れないときはその年は平年・・・てことかな?


・・・つまりこうかな!? ↓

うるう年の計算


2016年以前なら、下二ケタが00は

2000、1900、1800・・・なんで、19,18は4の倍数ではないから

平年扱いだったのかしら? (。´・ω・)?

・・・確かに、1900年でWikipedia調べたら、下の方に「うるう年ではない」の表記が・・・( ̄▽ ̄)

1900年は、昨年戦後70年を記念して映画があったばかりの

外交官・杉原千畝さんの生まれた年。

2016-1900=116

・・・う〜ん( ̄▽ ̄;)

齢116を超えてない限りは、なんちゃってうるう年(?)にあたることもない・・・のかな(。´・ω・)?


いやはや、世の中知らないことばかり!( ̄▽ ̄)

空を背負う

完成現場の撮影には、なるべくお天気のいい日を選びます(・ω・)ノ


とは言え、完成からお引渡しまでそんなに時間があるわけではないので

そうそう、いつもいい条件とは言えないのですが

お日さまの光(自然光)、青空。

この二つがそろうと、写真を撮っていても気持ちが良い(*^_^*)♪
条件がそろっていても、昨今はPM2.5なるものに邪魔されるときもアリですが…(-ω-)


空の写真なんかに興味のない方もおられるでしょうが

ワタシは空を見るのはとても好きなので

お日さま、青空、しかもどこまでも広い空!

見てるだけで、心が晴れやかになります(*^_^*)

2016020607現場

こちらは2/6,7に中津市で開催された完成見学会のお家。


少し小高くなっていて、他の建物があまり映り込んだりしないので

撮影しやすい現場でした(・ω・)♪

個人的には、お家の顔である玄関と、

リビングの大きな窓が一緒に撮れると本当はありがたい( ̄▽ ̄)

「見せたい」ものが横位置に並ぶと

写真の納まりがよく、撮影しやすいのです(・ω・)

とは言え、お家の形、土地の形によるのは当たり前。

お施主様あってのお家なので

撮影のために建ててるわけではありませんから!( ̄▽ ̄)



でも、たまたまそういった配置で、しかも小高い位置に建っていると、

撮影してるオバちゃん(←ワタシ)が、窓に写りこんじゃうなんてこともないので

そういった意味でも安心して撮影できる(・ω・)♪

m邸

カタログに良く掲載されているこちらのお家も

そういった意味で「空を背負う」お家。

残念ながら、こちらのお家以前は自分が撮影に関わることがなかったので

撮影してみたかったお家の一つでもあります(・ω・;)

玄関付近

それはさておき、今回のお家。

玄関の三和土が横に長め。アイアンのかわいいフェンスもついて。

ハンギングして、お花でも吊るして飾るのかな〜(*^_^*)

・・・なんて思って撮影していたら

フェンスの影

・・・なんと、影が楽しい!Σ(?ω?ノ)ノ!

しかも、こちらのお宅は照明器具も楽しかったのです!(≧▽≦)♪

カラトリ―の照明器具

カラトリ〜(≧▽≦)♪

近頃毎回、ライトが皆さんこだわってる(*^_^*)

楽しいですねぇ〜(≧▽≦)



でも、今回ちょっとうらやましかったのは実はここ!

窓の外の大きな樹

お部屋の窓越しに、大きな樹!

撮影当日は、すごく風の強い日だったので

ざわざわと木の葉の音がする(・ω・)



・・・・なんだか「アルムの樅ノ木」みたいで

アルムの樅ノ木
↑ こうやってみると、おんじの家も空を背負ってる(*^_^*)♪

おんじの家を理想とするワタシとしては

・・・・実は、これもうらやましいことの一つでした( ̄▽ ̄)

もくせい工舎事務所

・・・まあ、それを言い出すと、

もくせい工舎の事務所だって、ずいぶん「おんじ」な風景ですけど( ̄▽ ̄;)

ポンコツと熟練ドライバー

子供の頃、大人になった「自分」は

コドモ時代の「自分」とは別物のように思っていました。



アニメの魔法少女が大人に変身するみたいに

子どもである「自分」とは、その間のつながりが想像できないからです( ̄▽ ̄)

でも、実際自分が大人になると、そういった「別物」とはちょっと違う(´・ω・`)



子ども時代を含め、今までのことを通したその延長線上に

今の「大人」の自分がいます。

しかも、どこからどこまでが子供なのか

いつから大人なのか。

・・・はっきり区別なんてできない感じがします(・ω・;)



「成人式」っていう区切りが一応あるのでしょうが

「お酒が飲める」「選挙権」

あと、犯罪すれば「顔が載る」・・・くらい?( ̄▽ ̄;)



変な例えですが、もし肉体と魂(?)みたいなものがあるのだとしたら

肉体が車で、魂がドライバーみたいなものかな (。´・ω・)?

そう考えたことがありました。



生まれたては、まっさらの「新車」に、ドライバーも「初心者マーク」。

年々色々な経験をするうちに

「前こうしたらこうなったから・・・」とか経験を通して知恵もつく。

運転をしてるうちに、少しづつ上手になる。

ただ、車(体)は年々古くなる。

車(体)をいかに立派に見せるかにこだわったり

新しく(若く)見せるかにこだわる人もいれば、

走れればいいという人もいて

・・・・・・・やっぱりなんか車っぽい( ̄▽ ̄;)



そう考えると、人間ドックなんて車検かも (。´・ω・)?



大人はある日突然、大人になったわけじゃない。



こんなワタシですら、同じ大人でも

独身時代、結婚してから、子どもを産んでから。

・・・・なんか・・・違いますものね( ̄▽ ̄;)



トシをとったということもあるのでしょうが

「経験値」は上がってる。・・・のかな?(。´・ω・)?

昨日今日じゃ分からないような変化かもしれないけれど

10年単位でふり返って考えれば、10年前は考えもしなかったようなことを

考え、行動しているワタシもいる ( ̄▽ ̄)

逆に、10年前は躊躇なくできたことが

出来なくなっている今のワタシ・・・もいます、ね( ̄▽ ̄;)



車(肉体)は、手入れを怠ればポンコツの一途ですが

運転歴(魂?)は、熟練するのかな?



「いや〜、運転歴ウン十年だけど

年とると、色々反応が鈍くてね〜( ̄▽ ̄;)」



・・・・・なんてこともありますかね(^▽^;)



それはさておき、

年々ポンコツになっても、熟練度というか

人としての「味」みたいなのがだせれば

・・・・トシをとるのも、ちょっと救いがあるでしょうか( ̄▽ ̄)

腑から出た言葉

腑抜け。

腑に落ちない。

腑とは、はらわた・臓腑

転じて心・心の底・心根(・ω・)


縁あって、もくせい工舎の広報部分のお手伝いをしておりますが

元々広告業ではないワタシ( ̄▽ ̄)

でも、建物・・・というより「空間」や「暮らし」には

かなり興味のある方だったので

ちっともお仕事が苦にならない( ̄▽ ̄)♪

しかも、木材中毒というか

学校の木工の実習中に、落ちてる木片をずっと嗅いでるような

変な人だったので、木も大好物であります(・ω・)

だいたい「モノづくり」の現場が好き。

油絵の具の匂いの美術室、

どこかの窯元、パン工房、

永家さんの作業場、

原田の親方の工房・・・・もう面白くってしかたない(≧▽≦)
↑ 不器用なので作るのは苦手なのですが(T_T)



ただ最近気づいたのは、同じ広告を描くのでも

やっぱりあまり興味のない分野は、描けない…のかな?

描いたところで、やっぱり当たり障りのない

上っ面をなでた程度の広告しか描けないかな・・・( ̄▽ ̄;)

・・・と、思うのです。
↑ だからと言って、今だってたいしたこと出来てるわけじゃないですが

goodjob.jpg

広告業を専門としている方は、どんな方面のクライアントの意向も

プロとして引き受け、広告を出したからには

その「成果」も意識せねばならない。

いかに「人の目に留まり」「興味を引き出し」「行動に移させるか」が大事。



自分はそういったスキルは弱いですが

日々、「暮らし」「家」「木」「自然」、そして「モノ作り」に関しては

分からないなりに考える機会も多い( ̄▽ ̄)

そう、もくせい工舎や原田左研、現場の大工さん、職人さん、

その人たちのつくるモノ、その空間、

それらが自分の目を通し、腑に入ってくる。

・・・で、ナイ頭で牛のように反芻している(-ω-)



万人の購買意欲をいかにかきたてるかに、

実はあまり興味はありません。
↑ 百も承知でしょうが、永家さん、スミマセンm(__)m



ただ、自分と同じように

木や、空間、誰かの手仕事の温かさを愛してやまない

どこかの「誰か」が居るのだとすれば

自分の腑から出た(出てるかな?)、つたない言葉が

もし「誰か」に伝わるのだとすれば


・・・・もう、それはキセキ的!アメイジング☆ですよ!(≧▽≦)♪

冬将軍 is coming to town〜♪?

いやはや、暖冬だ、暖冬だと油断していたら

いきなり来ました、冬将軍Σ(TωTノ)ノ!

20160124_雪景色

1/24〜25にかけて

三十何年に一度だとかの大寒波到来( ̄▽ ̄;)

・・・・そういえばこんな大寒波って

小中学校の頃にあったよな〜 (。´・ω・)?

切ないかな、その前回の三十云年前をリアルに知ってることに

・・・・トシを実感。・・・心の方が大寒波になりかけとります(T_T)



しかし大寒波だろうがなんだろうが、たくましいのは自然!

鳥たちは、寒くても雪でも、食べなきゃ命にかかわる(>_<)

0124_雪の中のヒヨちゃん

雪の中のヒヨちゃん。・・・あれれ?

なんかいつもより凛として見えるのは雪のせい?(。´・ω・)?

0124_雪の中のシロハラ

雪で大半のリンゴが埋もれ、少し見えていたリンゴを食べるシロハラ。

0124_メジさんリンゴのおこぼれを狙う

・・・・で、そのリンゴを果敢に横取りしようとするメジさん(。-`ω-)☆

室内で寒そうなQ太郎

・・・・で、室内なのに、やたら寒そうなQ太郎。

・・・・・・・・・・( ̄▽ ̄)

ちょっと〜、室内だよ?(-ω-)

暖房点けてんだよ〜?( ̄▽ ̄;)

外じゃみんな寒い中頑張ってるよ?

Q_2016_首をかしげるQ太郎

・・・・う〜ん、ウチのお姫様には通じぬ様子(^▽^;)

2016_雪景色色々

雪はキレイで楽しいけれど、大はしゃぎの子供たちはともかく

大人は通勤に生活に・・・大変だ〜(≧▽≦;)

県北でも中津市などを中心に、断水が続いたりして

みなさま大丈夫だったでしょうか?

いきなり当たり前にでるはずだった水が出なくなると

食事や炊事・洗濯、はたまたトイレまで

あちらこちらに支障が生じて

「当たり前の便利」が、いかに「ありがたい」か身に沁みますもんね!(T_T)

しかも下手したら数軒先のお家は普通に水が出てるってこともあるので

いよいよやるせない気持ちになります( ̄▽ ̄)

急ピッチで関係業者さんが復旧作業にあたっておられることと思いますが

一日も早い「当たり前」の日常に戻れますように!(≧▽≦;)

サル、ゴリラ、チンパンジー〜♪

運動会で良くかかっていたのか、

映画『戦場にかける橋』の『クワイ河マーチ』と言う曲(・ω・)

映画名も、曲名も知らなくても

サル、ゴリラ、チンパンジー〜♪・・・の歌って言えば

分かる方もおられるでしょうか( ̄▽ ̄)



サル、ゴリラ、チンパンジー〜♪

・・・そう、今年はサル年 (。-`ω-)☆


新年早々、山のような朝刊に目を通していた主人が

オット:「・・・・・あのさ〜、サルっち、人間の祖先やないらしいよ。」

ワタシ:「・・・・・へ?(。´・ω・)?」

オット:「サルが長い年月を過ごしても、ヒトになるわけじゃないらしい」

ワタシ:「・・・・・・そ、そうな〜ん? Σ(TωTノ)ノ!」



サルが祖先じゃなくてなぜそんなにショックを受けたかと言うとですね・・・

ol_3_messe2016_01_yuudou.jpg

実は、メッセやもくせいの年賀はがきのデザインをこうしたからでした( ̄▽ ̄;)

・・・・そ、そうだよな〜(≧▽≦;)

よく考えれば「200年前のサルに比べ

近頃のサルはだいぶ人間らしくなったな〜!」

・・・なんてことはない(^▽^;)



ヒトはサルから進化したわけではなく

共通祖先から枝分かれしそれぞれ進化した。

・・・なんか人類の進化図みたいなのにすっかり毒されて

そうだと思い込んでいたのでした。

お恥ずかしい・・・(*@_@*)



どうぞ、共通祖先は木と土に暮らしていたかも?

・・・ってことでお許しくださいませm(__)m

心ときめき額/月々

現場に出る以外は、ほとんど自宅で一人、黙々と作業するワタシ(・ω・)



実際にお客様のほとんどにはお会いすることも、

お話することもほぼないので

自分のつくったもの、書いたものののその後って

・・・実はよくわからない・・・( ̄▽ ̄)



それはともかく、去年のクリスマス頃。

「すっごい感激してくれて、照明器具の作家さんにも

ブログをみてもらったみたい(*^_^*)」

永家(奥)さんに、そう伝えてもらったのでした(・ω・)

「へ〜、それは良かったですねェ〜(*^_^*)」

そう冷静に言いながら内心、本当はすっごくうれしくって!(≧▽≦)

だって、来るはずのない「手紙の返事」が来たみたいな、

そんな嬉しさですよ!(≧▽≦ノ)ノ?



話が余計長くなるので気になったかたはこちら→そのブログ

かくいうワタシも、自身が家を新築した際

日頃なら絶対買わないような値段のダイニングテーブルを買いました。

予定していたのは3万円台だったので

3倍くらいしたのですが

どうしても、あの空間、あの場所にあるのは

このテーブルだ!と思ってしまって、思い切ったのでした(・ω・)ノ

・・・今、そのテーブルでこのブログを書いています( ̄▽ ̄)♪
食事も仕事もここでするので、でっかい「ちゃぶ台」です(*^_^*)



よくよく考えれば、無茶な使い方しなければ

ウン十年持つ家具。

ワタシが買ったダイニングセットが10万だったとしても

20年使えば、年間5000円。月々だと416円くらい?

・・・・・じゃ、良くない〜?

月々416円で、それを見る度ず〜っと心がときめくなら、

「やっぱりあっち買えばよかった・・・(T_T)」って後悔するより

ずっとOKでしょ?・・・いや、全くOKだ!(。-`ω-)☆←自分に言い聞かせてる?



これは、以前代表がお施主様のために作ったテーブル。

ki_kagu.jpg

これも、手づくり一点もの。世界に一つだけ。



日頃そんなに贅沢するわけではないし、

ぜったいそれじゃないと命にかかわるわけではないけれど

どうも気になる家具や照明器具に・・・もし出会ったら(・ω・)?



う〜ん、魔法の片付けのコンマリさんじゃないですが

その物がくれる、月々の「心ときめき額」が

実際のお値段以上なら

「買い」でいいのかな〜(・ω・)

・・・・と思いますがいかがでしょう?

だって、人も、家も、モノも

やっぱりご縁ですもんね( ̄▽ ̄)♪

阿吽

ちょっと遅ればせですが

新年あけましておめでとうございます(*^_^*)


あいもかわらず、二人っきりのもくせい工舎は

超多忙。



新年早々が

黒子のワタシでは大変申し訳ないのですが

今日もどこかのご家族のために

永家夫妻は走り回っておりますので、

どうぞご了承くださいませm(__)m



さて、皆さまどんなお正月を過ごされましたか?(*^_^*)

2016_薦神社の三角池

わが家は、初詣には薦神社に行きます。

「・・・ちょっと待てよ?なんか前も薦神社のこと書いたような(。´・ω・)?」

そう思ってチェックすると

・・・・2年前?

去年は元旦早々、朝起きると一面の銀世界だったようですから

2年前 (。´・ω・)

・・・・・こうしてブログのお手伝いをしてるうちに

いつの間にかそんなにたったのかΣ(・ω・ノ)ノ!って感じです。



相変わらずの参拝客は長蛇の列!Σ(・ω・ノ)ノ!
といっても、明治神宮に比べれば少ない方なんでしょうが・・・( ̄▽ ̄;)

「いいも〜ん、ご神体は三角池なんだから

ご神体にごあいさつだも〜ん(´-ω-`)」

無礼且つ根性なしのわが家は

今年も参拝はショートカット。

2016_三角池。鳥居に水面の太陽

しかし、あんなにたくさんの人のあいさつやお願い聞いたり

神様も大変だ・・・( ̄▽ ̄;)



大きな神社はもちろん、ちょっとした小さな神社にも

大きな樹が多い(・ω・)

「鎮守の森」なんていいますが

神社に入っただけで

ちょっとヒヤッとするというか

酸素が濃いような感じがします。

2016_薦神社のクスノキ

大きな樹に囲まれているからなのか

神社と言う場所のせいなのか

こうしてお正月なんかにくる分には

人も多いのでそうでもありませんが

誰もいない時の神社って

怖いような、恐れ多いような・・・不思議な雰囲気があります(・ω・)



ちなみに全くのオフシーズンに薦神社にいくと

社務所に猫さんが数匹いたりします(・ω・)

さすがにお正月は人がごった返してるので

その姿はみれませんでしたが( ̄▽ ̄;)

猫好きの方は、オフシーズン猫さんに会いに行くっていうのも

オツかもしれません(*^_^*)



2016_Q太郎

大みそかも元旦も、いつも通りの「昨日」と「今日」でしかない

Q太郎と暮らしていると

自分たちで決めたしきたりや習わし、作法に縛られて

あくせくしているのが時には不思議になりますが

「文化」ってやっぱり人間だからこそ、なのかな(。´・ω・)?


「美しいものをつくりたいと願うのは人間だけ」って

あのオノ・ヨーコも言ってましたしね!( ̄▽ ̄)♪



面倒くさいからこそ、いいものができる。

テマヒマは見えない。

テマヒマは、きっと

その手がつくりだした「もの」から感じる気配だ。



家も然り。

こんなブログも然り。

・・・今日の夕ご飯も然り( ̄▽ ̄)?



もくせい工舎のお二方も、きっと「阿吽の呼吸」で

今年もやっていくのでしょう。

2016_阿吽。狛犬

どっちが「阿」でどっちが「吽」かは

・・・・神のみぞ知る?・・・かな?(。-`ω-)☆

Present

思いがけず、ずっと見たかったものが撮れました(*^_^*)

エナガ

エナガ♪

パースを描くときに使う冬用の樹木の素材が欲しくて

川沿いの公園に樹の写真を撮りに行った時

・・・・・ん!?わが家じゃあまり聞かない鳥の声!(´・ω・`)

木にたくさんのエナガ

・・・た、たくさんいる〜Σ(?ω?ノ)ノ!


ena_4.jpg

後姿も、丸っこくってちっちゃ〜い!(≧▽≦)?

なんだろう、このかわいさは!( *´艸`)

ぶらさがるエナガ

エナガは頭からしっぽまで14cmくらい。

その半分が、体。だから、7cmくらいのもふもふのピンポン玉!(≧▽≦)♪



いやはや、なんとも素敵なプレゼント(*^_^*)♪



一瞬一瞬のことで、もう、あのかわいい瞬間は写真でしか見れない。

でも、あのウレシイ気持ちは

きっと、ずっと残る・・・(・ω・)


「Yesterday is history」 昨日はもう過去のこと。

「Tomorrow is a mystery」 明日はまだ未知のもの。

「Today is a gift」 今日は神様からの贈り物。

だから英語では、「現在」のことを

「プレゼント(present)」と呼ぶのです。

『時間旅行』作者不詳



大人になると、日々のことに追われ

あっという間に過ぎる一年。

2015年も、もうあと一日。



日頃の行いが悪いからか?

サンタにプレゼントをもらったことのないワタシですが

もしかするとPresentって物じゃなくって

「今」っていう時間だったのかいな?( ̄▽ ̄;)



エナガを一瞬見れたことで

嬉しい気持ちになれた、あの少しの時間。



皆さんにも、素敵なPresent(現在)のありますように(*^_^*)

大切な人と共に、よいお年をお過ごしくださいね(・ω・)ノ♪

X'mas Tree

おらが村の朝は寒い。

市内より2.3度低いらしい。

しかも、山に囲まれ盆地状になっている上、

川があちこちに流れているせいか

霧が深い土地柄なのです( ̄▽ ̄)



だから、雨が降ってもいないのに

朝起きると、畑の土から

物干しざおから、車に至るまで

晴れの日の朝も、しっとり濡れて水玉がついています(・ω・)



今朝も例によってそんな感じ。

部活に行く息子を見送って、ふとみると

何やら朝日を浴びて、ハナミズキの樹がキラキラしています。

2015_朝日をあびるハナミズキ

う〜ん、写真がうまいこといっていませんが

小さなキラキラがついていたのです(・ω・)

水玉

今にも零れ落ちそうな水玉。

朝日を浴びてキラキラ。

2015_水玉ツリー

・・・・水玉のクリスマス・ツリーになっとります( ̄▽ ̄)へへ♪



今日は、クリスマスイブ。

もくせい工舎のお施主様の中にも

今年新居で、初めてのクリスマスを迎えられるご家族もおられます(*^_^*)

中には、去年の今頃

まさかこんな木のお家でクリスマスなんて

考えもしなかった〜(≧▽≦)って方もおられるのでは?



いやはや、ご縁って不思議ですね。

進まない時はもがいてももがいても上手くいかないように思うことが

ある時、堰を切ったように物事が動き出すことがある。

それも、無理やりではなく

本当に、自然に。



家を持つ、建てる、どうこうが

人の幸せのすべてとも思いませんが

どんな場所でも、そこが温かな思い出の場所であり

しかもその場所が【わが家】であったら

それが本当のシアワセなのかな?と思います(*^_^*)


どうぞ、ご家族で素敵なクリスマスを!

merry_xmas_2015

まんまる

・・・暖冬だからでしょうか (。´・ω・)?



ロウバイの木にまだまだ青い葉が残っています(・ω・)

2015_ロウバイ

12月上旬の、息子のマラソン大会の時期は

しもやけで真っ赤に腫れあがるワタシの手も

いつものまま。



おまけに、庭にミカンを刺していても

メジさんどころか、あの欲張りなヒヨちゃんも来ない( ̄▽ ̄;)

・・・・あれ〜? (。´・ω・)?

あったかいから、まだまだ里に下りて来なくても大丈夫なのかな〜?( ̄▽ ̄)


メジロ

・・・って、去年のブログを見たら2月に記事を書いてるんで

まだまだ先だったのか?

でもヒヨちゃんも、声はすれども姿を見せません。

シロハラも、まだ見てない。

バタバタしてて、去年ほど気づけてないのかな?



そんな中、気配がして覗いてみると

2015_ジョウビタキ後姿

まんまる〜!Σ(?ω?ノ)ノ!ジョウビタキ〜♪

2015_ジョウビタキ前

朝は寒いので、ぷっく〜〜っと膨らんで、〜〜〜かわいすぎる!(≧▽≦)?

2015_ジョウビタキ木の実を食べる

チョコレートベリーの木の実を食べに来ていたのです(・ω・)♪

2015_ジョウビタキ

この子、こんなにカワイイのに、自分が可愛いことなんか知らないんだもんな〜。

ちょこんと枝先にいてくれるだけで

こちらは色んなものぶっ飛ぶ可愛さなのに!(≧▽≦)



ジョウビタキは冬鳥なので、越冬のため中国などから飛来します。

だから繁殖期ではないので、あまりペアで見ません。

セキレイやヒヨちゃんなんかは、寒い時期も

ペアでよく見かけますが(・ω・)



PM2.5は勘弁してほしいですが

こんなカワイイまんまるさんの飛来は嬉しい(*^_^*)♪



いつか、鳥の好きな木を増やして

色んな鳥に来てほしい!(≧▽≦)

そうもくろんでおります(。-`ω-)☆

「まんまる」続きを読む

ねじれた木

育った場所によって木には癖が生じる。

斜面の木は風をうけ、幹は捩れてしまう。

木は必死にもどろうとするわけで

(その結果)ひねくれた木ほど目が詰まっていて

強度に優れている。だから田舎づくりの家では

曲がった木を梁や桁に使っていたのだ。


前回のブログで、この菊池恭二さんの言葉を書きながら

「捻じれた木」について色々考えさせられました(・ω・)



捻じれてしまって、おまけに強度がある木なんて

こちらの思うとおりに加工できない。

まっすぐで、素直で、加工しやすくて

おまけに広く取れるならいうことない。

「扱いやすい」「役に立つ」そんな木なら。

しかも、それが「長持ち」したら。



自然の「欠点」を、人の都合に合わせて開発されるのが「人工物」。



でも、人間は完璧でない。

何かを優先させれば、何か別の問題がでてきて、非常にバランスが悪くなる。

「自然」は人の都合に合わせてはくれないけれど

困りながらも、「自然と」うまくいくようにできている。



まっすぐで、明るくて、素直で、

そんな誰からも好かれる自分であったなら

どんなに生きやすいだろう、そう思ったことがあります。

自分も、斜面の木のように捻じれ、ひん曲がっているから( ̄▽ ̄;)



でも、大樹ならともかく

都合よく「最初からまっすぐな木などない」のだという。



人間だから、「個」として譲れない所はあっても

「社会」の中で生きていく、「協調」もいる。

でも、人間は、他の誰かの都合に合わせた「人工物」ではない。

人間も、「自然」。

大事なのは、きっとバランス(・ω・)


「木も人も 癖があるから面白い」


「そんなんしたら、おかしいよ」

「そんなこと言うの、お前だけやぞ」



「みんな違ってみんないい」

そう言いながら、「変」であること、「違う」ことを受け入れられる人は少ない。



でも、みんな同じことをし、同じことしか言わないのって

・・・・・気持ち悪い・・・( ̄▽ ̄;)



違っているから、みんなが思いもしないようなことが考え付く。

違っているから、みんながやらなかったことができる。

だから、「お互い」が要る。

自分以外の、「違う誰か」が要る。

行き詰った時は特に。

同じ考えの、同じような人間ばかりでは埒があかない。



自分とは「違う捻じれ方」をした誰かが要る。



風雪に耐え、強風に揺れながら、木は根を張ると聞いたことがある。



雪の重みに弛む木は折れないけれど

カタい木はポッキリいくのだとも。



風雪に耐え、へこみながら、捻じれながら

いつかどっしりとした大樹になるのかな。

捻じれすぎた、小さな木でも

おじいさんの杖くらいには、なれるかな?(・ω・)


誰かを支えることが、できるかな?

職人

「叱る」と「怒る」は違う。

「怒る」が「罵倒」なら、なおのこと。

そこに信頼関係はない。

「お前らみたいなのは、将来何の役にもたてんのじゃ!」

そう「罵倒」する側にも、その「罵倒」に耐える子供たちにも

その間に、「温かい」ものは何もない。

勢いのあまり、何が本当は言いたいのか

ちっとも伝わらない。


「俺の仕事は、育てる職人だと思うとる」

私も、教職に就く人は「教え、育てる職人」だと考えたことがあった。

偶然にも、その罵倒する先生と同じことを考えていたのです(・ω・;)



「木も人も 癖があるから面白い」

宮大工・菊池恭二氏の言葉です。

「法隆寺の鬼」と謳われた西岡常一氏に師事し

「教えない」ことで人を育てる、職人さんです(・ω・)



育った場所によって木には癖が生じる。

斜面の木は風をうけ、幹は捩れてしまう。

木は必死にもどろうとするわけで

(その結果)ひねくれた木ほど目が詰まっていて

強度に優れている。だから田舎づくりの家では

曲がった木を梁や桁に使っていたのだ。



ワタシは教育の専門家でも、大工さんでもない。

でも、

木が好きで好きで仕事をしている職人さんと、

ただ「労働」としている職人さんは

「木の活かし方」が違う。


扱いづらいからと、「ダメな木」「使えない木」「役にたたない木」と

捨てたりしない。

自然のかけがえなさを分かっていればこそ

「どうにか自分の知恵と技術で活かそう」と模索する。



その「職」に就く「人」は「職人」さんだ。



でも、その手から生み出し、その手が育てるものが

心から好きか、かけがえないかで

全く違ってくる。



「扱いにくい木」は廃材にもできるかもしれない。

でも人間は?



自然が好きか?

木が好きか?

人が好きか?



不器用でも、模索し続け、慈しむ。

その「職人」の手から育つものは

やっぱり「温かい」のだ。

人生は総合力ばい。

「人生は、総合力ばい」

そういったのは、「がばいばあちゃん」こと

漫才師・島田洋七さんのおばあちゃん。

裕福な家庭に生まれながら

晩年は貧しいながらも、色々なことを笑いにかえて

たくましく、そして優しく生き抜いた女性です(・ω・)ノ



その言葉を思い出すたび、思い出す人がいます。

「亀ちゃん」です(・ω・)

亀ちゃんは一つ上の会社の先輩で、

自称『スラムダンク』の「桜木 花道」似。

ルパン三世のように細い男性でした( ̄▽ ̄)

先輩なので、さん付で呼んでいましたが

明るく、おもしろい人で、

会社のみんなから「亀ちゃん」「亀ちゃん」と慕われる人でした。



おもしろい反面、仕事をさせればまじめで

表裏なく非常に先輩を大事にしていたので

亀ちゃんを悪く言う人はいませんでした。



亀ちゃんは、高校中退後

しばらく暴走族のヘッドをしていました。

仲間が事故を起こして、そのひどい現場を目にして

「これはもう、おれがみんなをこんな事からやめさせんと」

そう決心して解散したと言っていました。



ワタシは、その決心の仕方がすごく好きで

暴走族だったにしても、そう思うあたりが

やっぱりこの人の人間の良さなんだな〜と思えて

嬉しくなります。

昼休みヨダレたれて爆睡してようが

お酒の飲み過ぎで若くして尿酸値が高かろうが

思い出すたびに、楽しい思い出の多い先輩でした。

あまり人に好かれるものだから、

東京の塗装店の跡取りにヘッドハンティングされて

惜しまれつつ、退社して行きました。

みんな寂しそうでした。



大学を出たからと、口ばっかりで

みんなに敬遠されてクビになった人もいれば

亀ちゃんみたいな人もいる。

高校中退し、暴走族のヘッドをしていたころは

「お前、そんなことでこの先どうするん?」そう言われていたかもしれません。

地元の良い学校を出たからと自負していても、

他の地方に行けば、そんな学校誰も知りません。

「今」の自分がいるだけです。



過去の自分がどうあれ

「今」の自分が周りの人間に対してどうあるか、

「今」の自分がどう働いているか

それしかない。



順風満帆にいってきた人より、紆余曲折あった人の方が

どこか人に対する目線も優しい。



勉強できたか?いい学校を出たか?

県大会で何位だったか?

目先のことについとらわれそうになるけれど

学生時代の「成績」だけで、すべてが決まるわけじゃない。


色々あって、それからどうしてきたか。

「今」どうしているか。


「人生は、総合力ばい」

その死の直前、自分の人生の点数が50点以上なら、

四捨五入で、「なかなかよい人生」だったと言えるかな?

「結構面白かった!」そう言えるといいな!と思います (*^_^*)

ヒツジとウマがあわない話

羊と馬が会わない・・・?(。´・ω・)?



いえいえ、そうではなく、ワタシがヒツジとウマが合わないのです( ̄▽ ̄;)
↑・・・え?余計にわからない?(。´・ω・)?


遅ればせながら、なんと、この度ようやくスマホデビューいたしました(。-`ω-)☆

smartphone_debuit.jpg

ガラケーでも全く困らなかったので

なんとなく大事に使って早8年・・・。(確か)

下の子の野球クラブの連絡にみんながLINEで

スイスイ連絡や写真、情報を共有しているのに

・・・・我がババケーはついていけない・・・(T_T)

なんが画像が送られて来たな〜と思っても、ウンウン待っても開けない(T_T)

しかたなくパソの方に転送してようやく開いたら

弁当の”お品書き”だったり・・・Σ(TωTノ)ノ!←苦労して開くほどのことじゃない

だいたい、電池パックがもう生産してないのでは?・・・( ̄▽ ̄;)



・・・それでスマホにしたわけです(・ω・)ノ



同じくスマホデビューした主人が

「このヒツジに聞くと、なんでもすぐできるよ〜」というので

執事のヒツジにしゃべって聞く、を実行!( `ー´)ノ☆


・・・・ところが、これがヒツジの彼と話が全くかみ合わない(T_T)

問題のカレ



ちょうど豊後高田の郵便番号を知りたかったので

ワタシ:「・・・え〜っと、・・・ぶ、豊後高田の・・・・」

ピロリロリロ〜ン♪

ヒツジ:「【ボンゴパカた】についてお調べします」

ワタシ:「・・・へ???(・ω・;)」

bongo_pa_ka_ta.jpg

・・・・・ちょ、何?

「ボンゴパーカーた」って何?( ̄▽ ̄;)

おいおい、どうやったらそう聞こえるんだい??(^▽^;)

くぅ〜〜〜、違うよ〜(≧▽≦;)

ワタシ:「豊後高田!」( `ー´)ノ

ピロリロリロ〜ン♪

今後についてお調べします

ヒツジ:「【今後】について何をお調べしますか?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・( ̄▽ ̄;)



・・・ホント、大事だもんね【今後】・・・( ̄▽ ̄;)



ヒツジに「お前さん、いったいこれからどうするんだ?」

そう逆質問されたワタシでした←トホホ・・・(T_T)

質感

仕事で、もくせい工舎のお家ばかり見ていると

以前は気にも留めなかったものが

気になるようになりました(・ω・)ノ


以前は、家と言えば

「デザイン」ばかり目に留まっていましたように思います( ̄▽ ̄)



じゃ、何が気になるようになってきたか?

それは、その素材の持つ「質感」(・_・)



一般的に良く使われる材質を使わないせいか

もくせい工舎の家は、「質感」が違うのです(^.^)

住宅地の中のもくせい工舎の家
↑ 手前がもくせい工舎のお家です。2013.12月撮影。
利便性の良い住宅地に建てられたお家です。
たくさん周りにも色々なお家があるので、お家の質感の違いが分かりやすい現場でした(・ω・)♪



質感とは、「その材質が持つ視覚的、触覚的な感じ。表面の肌合い」のこと。


その物の材質が違えば、光の当たり方も違う。

光の当たり方が違えば、目から入ってくる

光線の情報が違うので、それによって

触らなくても見ただけで、だいたいの触感が分かる。



その、「触れずともなんとなく分かる」肌触り。

その肌触りを、好むか好まないかで

お家の壁の印象が違って感じるのかもしれません(・ω・)



たとえば、実際に木肌に、土に

手で触れてみた時

その感触にホッとしたり、心地よく感じたり

そういう経験のある方には

見ただけで、その記憶が思い起こされて

落ち着くのかもしれません(*^_^*)

サイディングをみると、怪獣のお腹を思い出す

もくせい工舎の家が、特に奇をてらったデザインでもなく

豪華絢爛でもなく、

シンプルで素朴なのに、周りのお家と少し違って見えるのは

材質が違うが故の、「質感」の違いからかもしれません(・ω・)

怪獣人形の中に福助さん入れたみたいな目立ち方?g



ただ、木や土の肌触りに興味のない方もおられる。

人の好みは色々です。



木の肌触りは好きですか?

土を触っていると、落ち着きますか?

そんなあなたに「福助さん的」木と漆喰の家。

気に入っていただけたらいいな!と思います(・ω・)ノ♪

こめた心なんて計れないから

「心をこめて作りました」

そう付け足した途端、何かベツモノのようになってしまう。



どんなに自分なりに真摯に向き合ったつもりでも

そう付け足した途端、「相手のためだけ」ではなくなるような。

それは、「心をこめて」と言う言葉があまりにも、

広告などで気軽に目にするからなのか

「心をこめて」とつけた途端

真摯さが目減りしてしまうような、そんな気がしてしまうのです (・ω・;)
「心をこめて」ってつけたされると、暗に「ありがたく思え」的付加価値を付けられたように感じるから?( ̄▽ ̄;)
「あなたのために心を込めてつくった」としつこく言われて食べるご飯って
・・・あまり楽しく食べれないような、あんな感じでしょうか(^▽^;)



こめた心の量なんて計れない。



計れない、「見えないもの」だからこそ

誰にも見られていなくても、誰にも褒められずとも、

やっぱり同じことしかしなかったか?ってことかもしれません(・ω・)


映画『おみおくりの作法』パンフ


春に友人と『おみおくりの作法』という映画を見に行きました。

詳しくは

ジョン・メイはロンドンの地区民生係。

彼の仕事は独りきりで亡くなった人を弔うこと。

亡くなった人の宗教を調べ、ふさわしいBGMを選び、

その人のために弔辞を書き、親族や知人を葬儀に招待し

葬儀に列席する。



事務的にこなすこともできるその仕事を

彼は、手間暇かけて「心をこめた」おみおくりをします。

仕事に時間をかけすぎるからと、リストラもされます。



そんな、はたから見れば決して「勝ち組」ではない彼の生き方。

不器用で、純朴で、打算しない。



後半はかなり、ワタシはショックでした( ̄▽ ̄;)・・・そんな〜↓って感じ



ショックだったのは、やっぱり自分の中に

どこか「最後に正義は勝つ!」とか「努力はきっと報われる」的なことを

期待しているからだと思います。

ラストでは、違うカタチで「報われた」のですが、正直なところ

どうせなら「現実的に」報われて欲しかったのだと思います( ̄▽ ̄)



でも、見終わった後で、これほど色々考えさせられる映画はなかった。

分かりやすい感動、分かりやすい涙で終わらなかった分、

後々までジョン・メイの生き様について

繰り返し繰り返し思い出し、深く考えさせられたのです(・ω・)



自分は、ジョン・メイのように生きれるだろうか?(。´・ω・)…



あの映画の中で、ジョン・メイが仮に、

自分の行いが「現実的な報い」を受けることがないと

もし初めから分かっていたにしても

彼はやっぱり、同じことしかしなかったんじゃないか (。´・ω・)?

損とか得とかじゃなく、

そうせずにはいられなかったんじゃないか?

彼にとって、独りぼっちで死んでいった人の人生を思いやり

敬意をこめて見送ることは

損とか得とか、褒められるとか馬鹿にされるとか

そんな「どうでもいいこと」で

変わりはしなかったのだと思うのです(。´・ω・)

真摯に向き合うこと。

打算なく「真面目」であること。



こめた心は目に見えない。



見えないものだからこそ

褒められることなく、人知れず

黙ってやったこと。



それが、本当の「心をこめる」ってことかもしれません。

「こめた心なんて計れないから」続きを読む

うまいように出来ている

朝夕、めっきり寒くなり、

慌てて短期間で毛布を数枚を追加することとなりました( ̄▽ ̄;)}}



つい1〜2か月前までは、あんなに暑かったのがウソのよう(^▽^;)


いつの間にか庭の木の葉っぱが少なくなってきたかと思ったら

紅葉した葉っぱの陰から、小さな赤い実(・ω・)ノ♪

ハナミズキの葉の下、覗く南天の実
きれいな赤に染まったハナミズキの木。
その下から覗く南天の実。・・・植えた覚えがないので
ヒヨドリにでも運ばれて来たのかな? (。´・ω・)?


コマユミとシジミバナ
コマユミとシジミバナ。同じ落葉する木でも、落葉の仕方が様々。
シジミバナは黄葉は地味ですが、春先は白い小さなカワイイ花が沢山咲いて
見事です(*^_^*)・・・実は、ならないのですが花は本当にシジミの「身」のよう( ̄▽ ̄)

コマユミの実
コマユミの実がたくさん。
花はそんなに目立たないコマユミ(・ω・)
きっと、この実と同じだけ花が咲いていたんでしょうね(*^_^*)



そういえば、このコマユミの実を

去年ジョウビタキが食べに来てましたっけ (・_・)

コマユミの木とジョウビタキのオス


ジョウビタキはチベットや中国から越冬のため日本にやって来る冬鳥です。

だからこの子たちが来たということは寒くなってきたということ( ̄▽ ̄)



ちょうど冬鳥が来るのに合わせたかのように

木々の葉が落ち、実が沢山なって

秋に栄養をたっぷりとって、寒さに備えるチカラをつける。

木の葉が散って、おいしい実が目立つのも、

鳥が食べた実が運ばれて、やがて食べられた木の実が

どこかで芽吹くのも

なんとも不思議で、上手い仕組みだな〜と思うのです( ̄▽ ̄)


マユミ?
落葉すると冬場葉がなくなってしまうのは
少々寂しいですがこの色づきの鮮やかさと、樹形の優しさは
落葉樹ならでは(*^_^*)♪
落葉後の木の枝のシルエットも楽しいものです


セイヨウカマツカの赤い実も準備万端(・ω・)ノ♪

セイヨウカマツカの実と花
赤い実も可愛いですが、とにかく花がカワイイ(≧▽≦)♪

とはいえ、こちらはあまり小鳥に人気がないので

いよいよ食べるものがなくなってきたころ

ようやく食べにくるらしい・・・( ̄▽ ̄;)

ジョウビタキの女の子
カマツカを食べに来たジョウビタキの女の子

鳥が好きな方は、お家の庭を手掛ける際

どの窓からこっそり家に居ながらにして鳥を観察したいか考えて

鳥の好む実のなる木をお家に植えておくと楽しいかもしれません(*^_^*)



ヒッ、ヒッ、ヒッ・・・♪



・・・あれ?この声はもしかして・・・(。´・ω・)?


・・・やっぱりいました(*´▽`*)


ジョウビタキのメス2015

秋の深まりを知らせに、今年も来てくれています(*^_^*)

わが家の「灯り」

・・・・お?(・ω・)

・・・こちらのお宅もこだわってるな〜(*´▽`*)


内玄関

何のこと? (。´・ω・)?



近頃、撮影にお邪魔するたびに

お施主様の「照明」選びが凝っているのです( ̄▽ ̄)♪

内玄関のペンダントライト

・・・・ドット模様がカワイイ(*^_^*)♪


ナ☆コやホーム〇イドとかの照明コーナーによくありがちなものではなく

・・・・すごく吟味して探されたんだろうな〜(*^_^*)

そう思えるデザインのものが多い(・ω・)♪



かくいうワタシも、照明器具選びは苦労しつつも楽しい思い出なので

「お?カワイイな〜(*^_^*)」「こだわってるな〜( ̄▽ ̄)♪」

そう思える照明器具をお施主様が選ばれてると

お家に対する並々ならぬ思いを感じるのです(^.^)



完成現場の撮影時には、お施主様の私物の家具はないので

照明器具からなんとなくそれを感じるのですが

ご家族の新しい木と漆喰の家に

ぴったりの雰囲気の「一品」を探したい!( `ー´)ノ☆

その気持ちが照明器具にも、表れているように思うのです(*^_^*)



ワタシは面倒くさがりですから

あまり複雑なデザインだと

「・・・掃除がめんどくさい( ̄▽ ̄;)」

その理由でパス(-ω-)

非常にシンプルなものを選びました(・ω・)



メンテナンスも然り、その空間とのバランスも大事なので

もう想像力をフル回転して選びました(あと、お値段もね!( ̄▽ ̄;))



これからお家を建てようかな〜とご検討中の方は

ぜひともネットなどで、どんな照明器具があるか

チラッとご覧になって今のうちに妄想(?)しておくのも良いかもしれません(*^_^*)

たくさんあるので、本気で「わがやに似合う一品! ( `ー´)ノ」を

探そうと思うと、結構な時間がかかります( ̄▽ ̄)


間接照明で、ペンダントライトを使わないのも一手ですが

お家の形のステンド風ライト

この一つがかなり空間の雰囲気の

スパイス的な役割を担っているように思います(・ω・)



もくせい工舎のお家は、本当の自然素材を使って

できるだけロスの少ないシンプルなデザインが多い。



でも、お施主様にとっては

「どこにでもある家」を建てた感覚は、ないのではないでしょうか?(*^_^*)

それは、お施主様にとって新しい家が

今まで住んでいたお家とも、お隣のお家ともきっと違うハズだから! (。-`ω-)☆

それは、「豪華さ」とか「奇抜さ」とかの【違い】ではなく

シンプルでも「そんじょそこらじゃない」感覚を、

きっと、この木と漆喰の「わが家」に持たれている・・・(・ω・)



だから、「どこにでもありそうな照明」ではなく

「わが家」にぴったりの

「灯り」を探したくなるのではないでしょうか(*^_^*)

木と漆喰。玄関の風景


温かな「灯り」と新しい木のお家での暮らし。

どうぞ、お幸せに!(*^_^*)

進む Vol.4

さらに続きで〜す(・ω・)ノ

だから「大きな目標を定めて」道を進む人もいれば

はっきり「大きな目標」はなくとも、小さく「選択」しながら進む人もいる。



massugu.jpg

大きなハッキリとした「目標」に快速列車のように進む人もいれば

各駅を途中下車するように進む人もいる。



快速列車は速く、時間のロスも少なく無駄がありません。

各駅停車すれば、時間はかかるけど、その駅や街に何があるのか分かります。



まっしぐらに効率的に行くか、

じっくり風景を確かめながら行くか(・ω・)

どっちが良いかなんてワタシには分かりませんし

・・・もうその人の好みによるのかも( ̄▽ ̄;)



道に迷うのは、道を知ることだ



でも、ただでさえ「道に迷って」困っている子に、

「お前、そんなことじゃこの先大変だぞ」と更に不安だけ増長させることだけは

気をつけなければいけないような気はします(・_・)

迷子の子に「お前、迷子になって一生このままやったらどうするん?」

・・・なんて言ったって元気も出ない(-ω-)

不安に駆られては、判断が鈍くなります。



迷いながら、小さく「選択」しながら

目の前の成すべきことをしつつ「進む」ことも進み方の一つ(・ω・)

迷った分だけ「道を知った」ということ。



そう考えると、優等生でスポーツも万能で人づきあいも上手で・・・

そんな学生時代を過ごしてきた先生より

そうじゃない「迷ってきた」先生の方が、「迷う」子供たちの気持ちが

少しは・・・理解できるのかも?(。´・ω・)?
「出来んのはお前の努力が足りんけじゃ!(`´)
やる気出せ、やる気を〜!( `ー´)ノ」
・・・そう言われてやる気なんて出ないですもん。( ̄▽ ̄;)
出たように見えたとしても
とりあえず「怒られないように」なら、長続きしません(-ω-)




「・・・ん?なんか、お前勉強好かんのか?

俺もそうやったけ、心配すんな!一緒に頑張ろう!(^。^)」

そう言ってガハハと笑ってくれる先生がいたら

ちょっと前に進めそうでしょうか?(*^_^*)



迷ってきたから道を知っている。

色々な道のある事を。

色々な進み方のある事を。

それを、「迷う」子供たちに伝えられるのは、

きっと同じく「道に迷ってきた」大人たち(・ω・)ノ♪




手を動かしてみな。

手があなたのダメなところも値打ちも全部ちゃんと知ってるよ。

才能があるかどうかなんてことはわからなくたっていい。

ただ、ひたすらに手を動かしてさえいれば、

自分のなんともいえない性格とか、

なんともいえない主義とか、

なんともいえない自分なりの失敗とかがんばり方とか、

そういうものがひとりでに決めていくものがある。

そうして決めていった挙げ句のものが、

<才能>であり<宿命>なんだと僕は思います。
吉本 隆明・著『ひとり』より



迷う時こそ、手は動かし続けていたい。

「理由」や「理想」なんかじゃなく

もうこれ以外には手が動かない。

それが、「仕事」であり

自分の「道」であったんだと

いつかそう思えるように。


生まれ方も

死に方も自分で決められない私たちですが

「生き方」だけは、自分で決められる。

・・・・そう何かの本に書いてありました。


迷いながらも、きっと進めます。


がんばれ、子どもたち(・ω・)ノ♪

進む Vol.3

続きで〜す(・ω・)ノ

思えば、「ちゃんと」見据えてないと困るだろうな( ̄▽ ̄)

そう思える仕事の代表格は「医療系」か「教員」のお仕事でしょうか?



十分な勉強と資格がいるから、突然

「今すぐなりたい!」そう思っても無理なのです( ̄▽ ̄;)

資格を取ってからも「経験」だって大事なので

遅くからのスタートではあまりにもロスが多いはずです。



そういった意味では、学校の先生たちの多くは

「予めちゃんと」見据えて

「コツコツ努力」してきた人たちだということになります。



ちゃんと「目標」を決めて、「ちゃんと努力」してきたから、

その結果として「夢が叶った人」なのです(・ω・)



だから「あきらめなければ夢は叶う」そう実感を持って言えるのでしょう。



行き当たりばったりで、結局行き付いた先が

教員の仕事だったなんて人のが少ないはずです(・ω・;)



だから、そう言った意味では

「目標や夢がはっきり決まっていない」道を通った人が少ない。

だから、「目標」や「夢」のない子は心配で、心もとない感じがするかもしれません。
目標や夢がないと心配されるんじゃないかと
無理にこじつけて「将来」を語っているなら、子どもは気の毒です( ̄▽ ̄;)



でも、将来の「夢」をはっきり語れないのは無計画なのでしょうか?

はっきり決められないから「意欲」がないのでしょうか?

「夢」が叶わなかった。それは努力が足りなかっただけでしょうか?



家族や周りのことを考えて、何が一番大切か大人になって知ることもある。

「自分の夢を叶えること」だけが、自分の成すべきことじゃない時もあります。



「清掃の職人」新津さんにしても、おそらく

幼いころからの将来の夢が「清掃」だったわけではないと思います。

でも、結局行き付いた先で

懸命に「仕事」をして、世の中を支えています。



だから「夢」を叶えたかどうか、

人々の称賛をあびる職業に就いたかどうかで

勝ち負けみたいなことは言えないように思うのです( ̄▽ ̄)



中学の職業一覧に載らない仕事は五万とある(・ω・)


変な話、一覧に載っている職業だけを目標に、

みんなが「夢」を叶えちゃったら、世の中成り立たない( ̄▽ ̄;)
あとの五万とある仕事に誰もつかなくなっちゃうなら(・ω・;)


「あの人は大した仕事しよらんやろ?」

教職に就く人がそう言うのを聞いて

ビックリしたことがありますΣ(・ω・ノ)ノ!


その方に限らず、ご自分の仕事に誇りを持つことは大切ですが

そのおっしゃる「大したことない仕事」を

誰かがしてくれているから

自分がせずに済んでいることに気付いていないのでは? ( ̄▽ ̄;)



自分がおっしゃる「大した仕事」が出来るのは、

黙って支えてくれている「誰か」がいるからです。

「役者」と、表に出ることは少なくても「裏方や職人」さんがあって

初めて舞台として成り立つのと同じ( ̄▽ ̄)



どちらもなくてはならないのです。



・・・続きます(・ω・;)ノ

進む Vol.2

続きで〜す(・ω・)ノ

以前、NHKのプロフェッショナルという番組に

ビル清掃をする新津 春子さんという女性が出ていました。

ワタシは、新津さんとほぼ同世代。

新津さんは、中国残留孤児だったお父さんと中国人のお母さんとの間に

中国の地で生まれました。

中国では「日本人!」とイジメにあい

日本に帰って来てからは、反対に「中国に帰れ!」といじめられ

自分は一体何者なのかを悩み続けていたようです。

日本語が上手くできない自分が

家族を支えていけるのは「掃除」の仕事しかないと

それ以来のお仕事だそうです(・ω・)



2013・2014年と2年連続「清潔な空港」世界一に選ばれた羽田空港。

その栄光を支えた、羽田空港一筋の清掃歴20年の彼女。

80種類もの洗剤を駆使し、他の清掃員が手に負えないようなあらゆる汚れを

昼夜を問わず、ていねいに落としていく。

その真摯でひたむきな姿に

ひどく心が揺さぶられた「清掃の職人さん」です(・ω・)
→ちょっと見てみる



彼女は言います。

「自分の仕事を職人の仕事ですって思ってるの。

清掃を超えた職人の仕事。

だからできないって悔しいじゃない?」


残念ながら、中学校の職業紹介の一覧に清掃員の文字はないかもしれない。

将来清掃員になって、人々が気持ちよく過ごせる日常を支えたい。

そう思う子も少ないかもしれない。

でも、思うのです。

職業紹介の一覧に載っていないような大多数の「仕事」。

小学生の憧れの職業上位に上がらない、大多数の「仕事」。

それをプロフェッショナルとして陰ひなたに支え続ける「誰か」がいる。



職業紹介の例に挙げられる一覧に心が動かされず

「将来何になりたいの?ちゃんと考えてるの?」

「今から将来を見据えて、よく考えて今からがんばらないと大変だぞ」

・・・そう言われても、正直ピンと来ない子だっている (・ω・;)

将来が、「見据えられない」自分は、もうダメなんじゃないか?

「ちゃんと」考えてないと、みんなから取り残されてしまうのかな?(。´・ω・;)?

でも、将来が「ちゃんと」見据えられないからと、そもそも

なぜ自分にまで、そんなに自信を無くさねばならないんだろう? (。´・ω・)?


実際にその通りになるかどうかなんて誰にも分からないのに

モヤモヤした不安だけを「未来」に持たねばならないんだろう?

「医療系に行きたい」

「教師になりたい」

そうハッキリ思っていて、その方向に向かうのも大事な「進み方」。

でも、エスパーや予知能力者じゃあるまいし

どんなに綿密に計画を練ったって

将来のことなんて誰にも分からない。

だからきっと「今は分からない」が、ダメなわけじゃない。

そんな「今はわからない」人たちが

新津さんのように、それぞれの行き付いた先で

それぞれの「仕事」として世の中を支えている。



・・・そう!プロフェッショナルとして!( `ー´)ノ☆

「プロフェッショナルとは?」の問いに新津さんは答えます。

「目標をもって日々努力し

どんな仕事でも、

心をこめてできる人だと思います。」



「どんな仕事でも」ってことがきっと大事なんだと思います(・ω・)



目立ち、誉となることばかりが「仕事」ではない。

どんな些細なことも、「思いやる気持ち」を通して行うのが

きっと心を込めた「仕事」になる。

だから、子どもたち。

今、「ちゃんと」決められない自分に、何も自信を失う必要はないんだよ(・ω・)ノ

「進む」さらに続きます〜(・ω・;)ノ

進む Vol.1

「今後の将来を見据えて、進路をしっかり決めなさい。

君たちの一生を左右するんだから。」

この前小学校を卒業したかと思えば、

その数年後には、中学校でこう言われる子供たち(・ω・)
だって職業紹介で出てくる「看護師さん」「学校の先生」とか以外に
世間に出れば五万と職種ってあるのに!
その一部だけを示して
たかだか数十年生きただけの経験の中から、
一生をかける仕事を選べっていう方が無茶なような・・・(^▽^;)

世間は広い。
大人になったわたし達ですら知らない、「仕事」も多い(・ω・)



中学当時、ワタシは必死でした( ̄▽ ̄;)

でも、なにか「やってみたい!」目標があったからではなく、

親に「頑張ることで、自分を認めてもらいたい」

その一心からでした。

「やってみたい!」「何かになりたい!」そんな前向きな動機ではなく

「頑張ること」=「自分の存在価値を認めてもらいたい」

そんな内向的な理由だったのです( ̄▽ ̄;)・・・Oh↓


だから将来何になりたいかではなかったので

高校に進学し、さらに進路を決める時非常に困りました。

周りの子たちは「文系だから〇×大学の文学部に行く」

「英文科に行く」そう言うのですが

自分はそういった方面に全く心が動かない・・・( ̄▽ ̄;)

どっちに行けばいいのか?そもそも、どっちに進みたいのか?

それどころか、自分の立っている位置すらも分からなくなって

心身ともにズタボロになりました(・ω・;)

今思えば、「褒めてもらえるよう」他人の価値観に合わせていたのですから

自分は本当はどうしたいか?分からなくなって当然です( ̄▽ ̄;)



それを救ってくれたのが美術でした。

「そうか。何になるかははっきり分からないままだけど

ワタシは、何かこの手で作っていないと嫌なんだ(・_・)」

そう気づいて、一気に「こっちに進んでいい!( `ー´)ノ?」その方向が見えました。



とは言え、現在は仕事も立場も非常にフワフワしたものですし

他人様に自慢できるような事なんてな〜んにもないワタシですが

ヘタでも動かし続けてきた手と

分からなくても考え続けてきたことが

自分なりの「個」となっている・・・のかな?と思います(それが良いかどうかは別ですが)


手を動かしてみな。

手があなたのダメなところも値打ちも全部ちゃんと知ってるよ。

才能があるかどうかなんてことはわからなくたっていい。

ただ、ひたすらに手を動かしてさえいれば、

自分のなんともいえない性格とか、

なんともいえない主義とか、

なんともいえない自分なりの失敗とかがんばり方とか、

そういうものがひとりでに決めていくものがある。

そうして決めていった挙げ句のものが、

<才能>であり<宿命>なんだと僕は思います。
吉本 隆明・著『ひとり』より


massugu.jpg

目標に向かって、まっすぐ最短ルートを全速力で走れば

目的地まであっという間。

効率的にも時間的にもロスが少なく、誰からも褒められます。



・・・ただ

いったん路線を外れたからこそ気づくこともあるような・・・(。´・ω・)?

特急で走り去ってたら、途中下車した無人駅に

st_minamiyuhu_yagi.jpg

こ〜んなカワイイ駅長さん?がいるのなんて気づかない( ̄▽ ̄)♪



まっすぐ、まっしぐらに?まわり道をして?

「進む」続きます〜(・ω・)ノ

モスキー豚(トン)

・・・・今年は蚊が多い・・・?( ̄▽ ̄;)
・・・と、毎年言っているような気もしますが (。´・ω・)?


蚊といえば、夏の風物詩(?)のように感じるのに

実はあまりの暑さは、蚊も苦手なようで

少し涼しくなったころ・・・つまり秋の始めくらいが元気なのだそう( ̄▽ ̄;)



洗濯物を干しに、外に出た途端

プ〜ンとあの耳障りな音がし、

叩こうにも、洗濯籠を置けず

「も〜!ついてこんで! (≧▽≦;)」と言いつつ速足で歩いても

まとわりつき、・・・おまけに家の中まで着いてくる〜(T_T)



・・・で、前々からチョット欲しかったコレを買いました(・ω・)ノ♪

豚蚊遣〜( ̄▽ ̄)ノ♪
↑ ドラえもんの道具出しの一声をイメージして下さいませ。


ぶたかやり


・・・・なんだかこのデザインがナイス!(。-`ω-)☆

置いておくだけでノスタルジックな雰囲気満載!



・・・ただ、蚊取り線香の取り付け方が

良く分からなかった! のです( ̄▽ ̄;)

ぶたかやり内面


適当に着けはしましたが、

う〜む、デザインは可愛くとも

これでは折れたり、ちょこっと残った半端物が

セットしにくい・・・( ̄▽ ̄;)

蚊取り線香缶

とは言え、このカンカンのままもちょっとなんなので・・・・

かやりのカンカン・上蓋

この上にですね・・・

かやりに植木鉢をかぶせる

植木鉢かぶせてみました(・ω・)ノ



・・・なかなかイカス!です! (。-`ω-)☆←・・・ホントにそうか??


どうなったの?ぶたかやり

自然素材の家と作り手

山道を運転するだけで、ちょっと機嫌が良くなるくらいなので


もくせい工舎までの山道

当然もくせい工舎までの山道も、好きなワタシ ( ̄▽ ̄)

車で数分行けば、宇佐の法鏡寺とは思えない山の中にあり

おそらく、事務所においでになるお客様は

最初この山道に「・・・ホントにこんなところに事務所が?」と

不安になることと思われます(・ω・)ノ←一体どんなとこなの?



そんでもって出てくるのが

もくせい工舎の事務所

この山小屋風事務所なので

こんなとこに工務店がΣ(・ω・ノ)ノ!・・・となります(。-`ω-)☆



・・・ただ、この感じをお好きな方がいる。

森の中を走ってくる爽快感。

生活感いっぱいの事務所。

この事務所自体が、築数十年の自然素材の家。

決して新しいとはいえないこの建物に

何か妙なしっくり感を抱く方たちがおられる(・ω・)



自然素材の家をおしゃれに建てるHMや工務店は

沢山ある。

その中で、自分たちの理想のわが家を託す「作り手」に会えるかは

努力のいることでもあり、運でもあり、

本当に一生の伴侶を探すようなもの。



ただ、自然素材の家を勧めながら

バリバリに新建材の事務所で打ち合わせをするような

妙な不自然さはここにはない。・・・と言えます。



自然の中が好きで

木の家が好きで

木の家で暮らしてきた人たちが建てる家です。



お眼鏡にかなうかの参考になるかどうかは分かりませんが

もくせいまでの山道と

もくせいの事務所がお好きな方は

木の家の空気感

・・・おそらく、もくせいのお家はお好きですよ。きっと(*^_^*)♪

便利の「しかく」

昔アメリカの『フルハウス』というテレビ番組がNHKであって

そこで綺麗好きの父親・ダニー(演:ボブ・サゲット)

掃除機の掃除をするのをみんなが笑うシーンがありましたが

日本ではそれは笑いにならなくなっている・・・(・ω・;)



掃除機もダストボックスやフィルターはキレイにしないと

吸引力が落ちてしまう( ̄▽ ̄;)
・・・<ダぴ〜ソン>なら違うのかしら?(。´・ω・)?



洗濯機も然り。

洗濯槽の裏は黒カビ・石鹸かすの温床だといいます(・ω・)ノ
・・・とはいえなかなか裏なんて見れないのですが。


・・・で、たま〜にダニーのようにやるわけです。

洗濯機の「洗濯」を・・・ ( ̄▽ ̄)

そこで、塩素系の強い漂白剤は苦手なので

ドラム式可の酸素系クリーナーをネットで探し・・・さっそく掃除!( `ー´)ノ☆
ずっとほったらかしでしたし、ね!(。-`ω-)←?

ドラム式可。酸素系洗濯槽クリーナー

・・・・ちょっとその前に、ミョ〜に気になる

洗濯物投入口のゴム周りの汚れ( ̄▽ ̄;)



試しにボロ布をツッコんでギュ〜っと拭いてみるとですね・・・

ギョッエ〜!☆▼〇◆×★〜Σ(@ω@ノ)ノ!



・・・・・・びっくりするほど汚れてるぅ〜Σ(TωTノ)ノ!

ドラム氏洗濯機のゴム周り

み、皆さん。こ、こんなとこ掃除してますか〜(@_@)??

ワタシはかなり大雑把なので、まったくの予想外Σ(TωTノ)ノ!

びっくりしたってもんじゃない!

こ、こんなとこ、洗濯槽「外」じゃん!(≧▽≦;)



・・・でもですね〜。よ〜っく見ると、ちゃんと書いてあるんです(-ω-)

洗濯機の注意書き

こ、この大雑把なワタシがそんな細かい注意書き、

・・・まず読みませ〜ん(≧▽≦;)


・・・この頃つくづく思うのです(´・ω・`)
↑ もちろん自分の大雑把ぶりは棚に上げてですよ (。-`ω-)☆

スイッチひとつで便利になればなるほど、

その道具は複雑な構造になって

便利な反動として、何かしらの思ってもみないことが起こってくる(・ω・;)



だって洗濯板で洗濯してたころは、大変でも

見えない黒カビの心配なんて全く心配なかったでしょうし

洗濯板に不具合がでれば

修理も簡単だったでしょう(・ω・)

便利になって、道具の構造が複雑になると

何かあった時、もう素人じゃ手に負えない( ̄▽ ̄;)



便利には死角あり。

何か楽をすれば、何かしわ寄せがくる。

昨今は、そのしわ寄せが眼に見えにくいから

余計ややこしい・・・のでしょうか?( ̄▽ ̄;)
・・・しかし、あ〜↓、びっくりした〜(^▽^;)

弱いから

テレビで鬼怒川や宮城県の水害のすさまじさを見る度に

2012年の九州北部豪雨を思い出す方も多いのではないでしょうか?(・ω・;)



県北ではなじみ深い青の洞門付近の風景が一変し

見覚えのあるお土産店の前をごうごうと茶色の濁流が流れる様子や

日田の花月川の氾濫も。

あの時も、今まで経験したことがないような雨がどんどん降って

みるみる川の水かさが増え

人の力じゃどうしようもない事態に

自然災害の怖さを思い知らされました。

用心しても誰も防ぎようもなく、無差別で、

人災と違い、その非を誰も責めようがないのです(T_T)


そんな甚大な被害の中、懸命に救助に当たる

警察、消防、自衛隊の人たち。

ひとりでも多くの「大切な命」を救うために

命をかけて任務にあたっておられます。

中には自らも被災してる隊員さんも・・・(・ω・;)

201509_水害と震災記事

被災地で救助にあたる姿をテレビで見る度思うのです(・ω・)

この人たちがどこかに行っちゃったら

一体誰が困っている人たちを

こんな風にヘリや重機を使って勇敢に救助できるんだろう。

どこかの火山が噴火したというニュースが度々流れ、

地震が頻発し、台風の被害にさらされ

ゲリラ豪雨で年に何回水害や土砂崩れが起こるか分からない・・・ (・ω・;)



そんな時、この人たちがいてくれなければ

誰が濁流の向こうのお年寄りを助けられるでしょう。

誰ががれきに埋まって泣いている子供たちを助けてくれるでしょう。

被災した人たちのその後をサポートすることも

国からわたし達の税金でまかなわれるなら

こんなに災害が多い国で、見栄のためにばかり大枚をはたくような

そんな無駄遣いもできないはずでは?(・ω・;)



どんなにお金持ちになろうが

自分が「弱い」ことを忘れれば

人も国も、傲慢になってしまう。



弱いから、つつましくなれる。

弱いから、痛みが分かる。

痛みが分かるから、思いやれる。


弱くても思いやれるから、誰かのために強くなれる。



「強く」はともかく、「エラく」なったら、おしまいだ(-ω-)


自分が他より「エラい」と思っちゃったら

危なっかしいんだ。

他を「知恵も力もないくせに」、そう馬鹿にしてしまったら危ないんだ。

自分の目線が、どこか他者を見下ろしていることに

危機感を持たないと「強い人」でなく「エライ人」になってしまう (-ω-;)

「自分はダメだな〜(:_;)」

そうへこむことがあっても

弱いから、きっと

「傲慢」にならずにすんでいるのかもしれません( ̄▽ ̄;)

至急、きびだんごだ!Σ(・ω・ノ)ノ!

先日雨が降り出したので、軒下に干している

洗濯物を取り込もうと窓を開けたのです(・ω・)



・・・Σ(・ω・ノ)ノ!

・・・・・・・な、なんかおる!|д゚)

キジのメス?

庭に、ぽってりとした体形の鶏くらいの鳥がいます。

・・・・しかも2羽?(・ω・;)
庭には2羽おるってことですね!( ̄▽ ̄)←・・・・スミマセン


キジのメス?真正面


PTAの集まりの時、他の町内のお母さんが

「キジがふつ〜に畑とかにおるよね!( ̄▽ ̄)」

・・・・って言ってたので、キジ?なんかな??
↑ どんなとこ住んでんの!? (≧▽≦;) ってつっこまれそうですが



・・・・でも確かキジってもっとド派手な印象が・・・( ̄▽ ̄;)

キジのオス?背中

目の周りが赤くて、いかにもオスっぽいこの子だって

ずいぶん地味な色です(・ω・)


・・・・キジなんかな〜(。´・ω・)?

キジのオス?



隣の草地に入っていったオスに続いてついていくメス。

・・・キジがきっと、つがいでいるんだよな。うん、うん(*^_^*)♪

そう微笑ましく見送ろうとしたら・・・

メス2羽?

・・・ちょ、ちょっと待って( ̄▽ ̄;)

メス何羽おるの〜Σ(・ω・ノ)ノ!

メス3羽目

・・・・結局、オスに続いて3羽ぞろぞろついていきました(・ω・;)

・・・・・も、モテモテ君か?( ̄▽ ̄;)



それはともかく、思わぬ珍客は楽しいもの(≧▽≦)♪

次回はぜひキビ団子でおもてなしを (。-`ω-)☆←?

「至急、きびだんごだ!Σ(・ω・ノ)ノ!」続きを読む

木が好きか

のっけからキレイな話ではありませんが

先日息子の部活の試合で

初めて宇佐神宮球場に行きました( ̄▽ ̄)

そこのトイレの話(・ω・)



新しい公共施設や、ちょっとしたホテルやデパート

・・・そういった「きっとあらかたキレイにしてそうな」トイレ以外の

公園とかのトイレが、あまり好きではない( ̄▽ ̄;)

極力行きたくない。できればギリギリまで(-ω-)

・・・でも、いたしかたなし!って時もある (・ω・;)



・・・で、いたしかたなし!で宇佐神宮球場のトイレに行ったのです。
重ね重ね、キレイな話でなくてスミマセン( ̄▽ ̄;)



臭くて、ジケジケしてて、虫がいて・・・

そんな一刻も早く退出したいようなトイレをイメージしていたので

いつものように、鼻で息をするのを止めて入ろうとしたのです。
嫌な臭いを嗅ぎたくなくて口呼吸すると
口にも嫌な臭いのモトが入ってきそうだと思うのはワタシだけでしょうか?( ̄▽ ̄;)



・・・あれ?・・・木の匂いがする・・・(・ω・)



そう、トイレの壁が、無垢の木だったのです(*^_^*)



お世辞にもキレイに掃除しているようなトイレではなかったのですが

木の匂いは、シアワセだ〜ぁ( ̄▽ ̄)♪



今ほど自覚もありませんでしたが

物心ついたときから、木に癒された人生でした。


大きな樹

学校がツラかった高校時代、よく覚えているのは

教室の窓から見えた、大きな大きなどんぐりの樹。

ざわざわと風に揺れる枝を見ていると、心が落ち着きました(・ω・)



大学の実習で木工があって

木工室に落ちている木片を拾っては、

フンカフンカとその匂いをかいで

「は〜♪いいにお〜い(*´▽`*)♪」と満喫していた青春時代。
↑ どんな青春?



今も、少しへこんでいても

ちょっとした山道を車で通れば

簡単に気分転換になり、元気も出ます(・ω・)



木に慰められ、励まされてきたワタシが、今

木ばっかりで家をつくる会社のお手伝いをしています(*^_^*)

無垢の木の床

無塗装の無垢の木で、漆喰で。

なるべく無駄な費用をかけない家づくりは

シンプルです。

建築家がつくるような家だったり

家の概念を覆すような斬新なデザインは人目も引きます。

色々な加工が簡単にできる新建材なら色柄も多く、

たくさんのデザインから壁紙や床材を選ぶのは

ビュッフェスタイルのようで実際、楽しいでしょう。

ヨーロッパのお家のように、お部屋に合わせて

カワイイ壁紙を選べば、物語に出てくるような

憧れのお家になりそうです。



では、なぜそうしないのか?



壁紙を貼るには接着剤が要ります。

それを使いたくありません。(←もくせい工舎が、ですよ( ̄▽ ̄))


接着剤が例え人体に無害と謳われてても、

壁紙が木の呼吸の妨げになるなら

使いません。



自然素材を本当に活かそうと思えば、

素材の呼吸を大事にしないといけないからです。

汚れにくそうなイメージがあるビニールも

中のものが汚れたら、当たり前ですが

湿気と臭いがこもりやすい。


だから、どんなにおしゃれで可愛かろうが

科学物質を使いたくないのです(・ω・)

木の家の空気感

撮影で、もくせい工舎のお家に伺います。

こんな木ばかりの家を建てるんですから、

もちろん木が好きなお施主様ばかりなのでしょう。

でも、木が好きっていう以上に、

もくせいのお施主さまたちは

木の家の、この「空気感」を好きになったんじゃないかな〜(・ω・)

だから、物語に出てくるような壁紙の家も嫌いじゃないけど、

この「空気感」には代えがたい。

そう思って選んでくださったんじゃないかな〜(。´・ω・)

・・・と思うのです(*^_^*)



木が好きか?

その香りが好きか?

あの肌触りが好きか?

本物の木でつくられた家の空気感が好きか?



「・・・わたし、好きだな〜、木・・・(゜_゜)」



そんな方は、気に入っていただけるかもしれません。

もくせいの、あきれるほど頑固につくられた

木の家を(・ω・)♪

言うとおりにしてたら間違いないの? 続き

続きです(・ω・)ノ

「家には寝に帰りよった(`´)」

「年取ったら【こんな家】売って

マンション買って暮らす!

だって鍵一つかければいいだけやし(-ω-)」

・・・・そう親は言います。

長年住んできた家にも、土地にも

それほど思い入れもありません。

よくも悪くも、執着がないのです(・ω・)
「子供たちが育った思い出がつまった家・・・(゜_゜)」・・・ってなことも
全くありません。思い出の品なんかもばっさり捨てます。片付け魔なので( ̄▽ ̄;)
ある意味正しく、身軽。It's 断捨離ライフです( ̄▽ ̄)



でも、自分はせっかく大金を払うのに

「住めればどうでもいい」とは思えなかった。

せっかく土地を探すなら、【ずっと暮らしたい風景】の中に。

家も・・・・せっかく建てるなら【ずっといたい】そんな家を結局目指しました(・ω・)

ずっと住みたい土地

実際建ててみて、「ここはやっぱりこうした方が良かったな」

「こうすれば良かったかな」そう思うことはありますが

自分たちで分からないなりに考え、答えを出し、

職人さんたちが汗して働く姿を見、できあがったわが家にも

半泣きでつくってきた畑や庭にも

かけがえのないものを感じます。

「いつか【こんな家】売って」・・・とは思えない(・_・)



血がつながっていても、何を一番大事に思うかは違う。



「・・・親にああ言われたけ、こうしたけどやっぱりこうすれば良かった。

ホントは、ワタシ内心こうしたかったのに・・・(ーー;)」



・・・でも、それって親が悪いの? ( ̄▽ ̄;)

言うとおりにしてたら間違いないと言っても、

間違えない人間はいない。

ましてや、大事にしていることが「違う」なら

自分以外の人の「正解」が

自分の「正解」とは言い切れない(・ω・;)

自分でよく考えもしないで、言うとおりにしていて

他人のせいにするのは、虫が良すぎるかもしれません( ̄▽ ̄;)



自己反省も含め、つくづく思うのです(´・ω・`)

「自由」と「責任」は常に一体なんだな〜・・・と。

誰かに保護され、守られているコドモの間は

「自由」は少なくとも、根本的な「責任」も少ない。

言われたとおりにしていれば、波風もたたず、安泰です。

でも、「自分は、親とここの考え方は違う」

「あの人はこう言うけど、自分はこうしたい」

そんな意思があれば、覚悟して自分で決める「自由」が要ります。

例え全責任を負うことになっても。

「ほら見なさい。言うとおりにせんけ!( `ー´)ノ」そう言われても。

オトナになるっていうことは、

【自分】で決めたことに、【自分】で責任を負うこと。

【責任】を負ってでも、何かを成していくこと。



・・・でもって、「自由」を手にしつつも、

なおかつワタシみたいにぶきっちょな駄々こねないで

・・・・周囲をまる〜く収める(*^▽^*)♪

その頭脳と技量を

身につける!ってことかもしれません( ̄▽ ̄;)・・・トホホ。

言うとおりにしてたら間違いないの?

自分が「家を建てようかなと思っとる」そう言った時、

親に「変な業者にひっかかりなさんなよ!( `ー´)ノ」と言われました。

その後も何かにつけて色々言われるので、

直接その工務店に一緒に連れて行ってみました。

「・・・・まぁ、・・・いいんやないと?(-。-)」・・・許可??

「・・・・・?( ̄▽ ̄;)」

・・・・・なんで?お金出すの自分たちなのに

なんで親にアレコレ言われて

挙句の果てには「許可してやる」って感じなの????( ̄▽ ̄;)



親にしてみれば、少し援助してやるつもりだったようです。



でも、そこはひねくれ者のワタシ。



援助してもらって、例え懐は楽になっても、
余裕があるわけでもないですし、ね(T_T)

つべこべツベコベ言われる方が、絶対イヤ〜!(≧▽≦;)
↑ 要は、オバちゃんになって反抗期が来た?
ダンナにしたら、「・・・あ〜↓せっかくの援助を蹴り返しちゃった〜 |дT)」ってとこでしょうが・・・


それ以来、断固、一切相談も報告もせず

一緒に暮らしていく家族でよく話し合って(分からんなりに)

今の家を建てました(・ω・)


「ほら、見なさい。言うこと聞かんけ。

お母さんの言うとおりにしてたら間違いないの!(`´)」



この言葉に、どこか大人になっても縛られている弱い自分がいます。



言うとおりにしてたら、それが間違ってても

自分の「責任」じゃありません。

「だって親にそう言われたけ。」「だって周りがそう言いよたっけ。」

そういって責任を取らずにすみます。

ただ、言われたとおりにおとなしく言うことを聞いていれば

「間違いない」し、丸く収まるのです( ̄▽ ̄)
丸く収めるって点では、オトナの対応なのかも?ですが

その代わり、自分で決める「自由」を手放さなくてはなりません。



ワタシはそこそこの「いいトシ」でしたし

この先50,60になっても、こんなこと言われるのは勘弁してほしい。

いいトシして・・・・情けない。

・・・だいたいヒトとして恥ずかしい・・・(T_T)
つべこべ言われるのは、「あの子ならキチンとするやろう」
「ナントカやっていくだろう」って、信じてもらえてないってことなんで(・_・;)



第一、年とればとるほど、

親の言うことが全て正しい訳じゃないことに気づきますし

血は繋がっていても、価値観が違います。



「大事に思っていること」が、親子だからって同じじゃない(゜_゜)



親は高度成長期をバリバリやってきた仕事人間ですから

「時間の無駄」を大変嫌います。

草むしりや庭木の手入れに時間をかけるくらいなら

コンクリートで地面をすっかり覆って

「手間」がかからない庭(・・・庭なんかな?木一本、草一本ない( ̄▽ ̄;))にしてしまいます。



方や私はのんびりた場所に居を構え、土無しには生きれません。

おらが村は井戸水なので、除草剤も使いません。

ヘタながら雑草農法の真似事で、畑もやっています。

時間も手間もかかり、半泣きになりますが

どうしてもコンクリートで固める気になれません。


畑や庭で土に触れていると、土の感触に、虫に、植物に、

「いのち」を感じます。

土に触れる

「時間の無駄」だと言われても

その「無駄」に忘れてはいけない大事なこともある。
とはいえ、どちらが良いとは言えませんが・・・。
ワタシの方は生産性って点では、一銭にもなりませんし(^▽^;)



だから家に対する考え方も、かなり違っていました( ̄▽ ̄;)

つづきま〜す(・ω・)ノ

本物とナントカ風

・・・歳をとったからでしょうか?・・・( ̄▽ ̄;)



以前はカワイイ(≧▽≦)♪ステキ♪・・・と思っていたものに

なんだかときめかない・・・(´-ω-`)

なんだか上手く言えませんが、チト違和感を覚える・・・( ̄▽ ̄;)



以前は、こんな感じのヨーロッパ風というか

その町にまぎれこんだかのような風景が好きでした。



でも、今はなんとなくドラマののセットのような

張りぼてっぽい感じや、取ってつけた感じが

妙に居心地悪い・・・(^▽^;)

欧風?街並みの観光地施設

写真に撮るとそうでもないのですが

この建物のバックにある湿度の高そうな空気感とか

不似合いな電線とか

やたら多い観光客、ごちゃごちゃとした看板、

・・・・・やっぱり雰囲気だけを真似して

一見ナントカ風にはなっても、どうもしっくりこない感じがする(´-ω-`)



贅沢にも、仕事柄

完成現場には、ホンモノがあります。

もくせい工舎・家の内観

ナントカ風でなく、自然の素材を使ってつくりだした

「家」であり「壁」がある。

それらをず〜っと見ているうちに、ナントカ風に違和感を

感じているのか?

それとも、そんなラブリーな風景に

どうも自分がますます似合わなくなったのか!? (。-`ω-)


見た目だけ何とかすることは出来ても

簡単につくったものには

時間や風雪のつくりだした趣も

人の暮らしてきた気配もない。

雰囲気だけを簡単に真似することは出来ても

「佇まい」のようなものが出てこない(・ω・;)



一見ヨーロッパの古い街並みのように「見せた」光景に

そんな「時間」を感じないから

なんとなく違和感を感じているのかもしれません( ̄▽ ̄;)

「本物とナントカ風」続きを読む

そういえばこんな感じだった( ̄▽ ̄;)

夏休み真っ只中でございます!(T_T)←泣?

子どもたちが小さいなら小さいなりに大変ですが

手がかからなくなるにつれ

・・・所用雑用も多い(^▽^;)

子供会の行事、町内の行事、

学校のプールの監視当番、学校の草取り、

習い事、その合宿、部活の試合のお世話や遠征・・・( ̄▽ ̄;)



わが母は「あ〜↓、スミマセ〜ン、仕事なんですよ〜(*^_^*)」

で、のらりくらりと一銭にもならない雑事をかわしまくり、

それでも悪く言われることなくこなしてきた敏腕でありますが

・・・・・ワタシはどうもその点も不器用(´・ω・`;)

おまけに同時進行で、色々上手くこなせないので

無駄に気力体力を浪費します( ̄▽ ̄;)



そのワタシの不器用っぷりはともかく、

「今年は子供会で、公民館にお泊り会復活します( `ー´)ノ☆」と、地区委員さん。

・・・・・え〜?Σ(・ω・ノ)ノ!

・・・そうか。お泊り会。子どもたち喜ぶかも?お泊り会。

・・・・・でも正直、・・・ホントは正直・・・めんどくさ〜い・・・(T_T)



・・・・そんなこんなで、先日泣き笑いしながら公民館へ(・ω・)ノ



おらが村の公民館は、少しばかり古い。

築30〜40年くらい?の木造モルタルで

窓は、昔ながらの薄っぺらいサッシ。

しっかりスウィングドア付の男性用小便器と洋式トイレと2つ。
↑洋式なら2つ要らないんじゃ?と思いますが、・・・田舎なんで( ̄▽ ̄;)

台所は、ガスコンロ+ガス湯沸かし器。



そこで、お母さんたちが集まって、子どもたちとカレーを作ります。



「・・・・・あづ〜(@_@;;)」

「・・・エアコン2台フルで使いよんのに・・・あ、またブレーカーが落ちた・・・( ̄▽ ̄;)」



・・・そういえば、ガスコンロってこうだった(゜_゜;)

以前住んでいたアパートで、朝お弁当を作る時、確かにこんな感じで

暑くて暑くて、汗だくだった・・・( ̄▽ ̄;)

今、わが家はIHになっており、家の構造も前とは全然違う。

・・・そういえば、こんな感じだったかね?っていう久々の暑(熱?)さ!(≧▽≦;)



先日、TVで古い団地で外気温が下がる夜間になって

熱中症でなぜ搬送されるのか?そんな番組があっていましたが

・・・古い団地は、断熱材が全く入っていないことも多い(´・ω・`;)

だから、夏の強烈な日光に照らされたコンクリートの外壁から

じわじわ熱が伝わり、夜になって外の気温がさがってもなお、

室内の温度は異常に高いそう・・・(゜_゜;)



思えば、家を建てる前は

中古物件なども必死になって探していましたが

見た目はともかく、そこに断熱材がきちんと入っているかなんて

・・・きっと素人じゃ分かんなかった・・・( ̄▽ ̄;)

今は古い集合住宅のリノベーションなども盛んですが

気になっておられる方は、そんな細かいところも

要チェックかも!しれませんね(*^_^*;)



お手入れ簡単♪安全で、ガスほど調理中暑くないIH。



・・・・唯一勘弁してほしいのは・・・・



・・・・・ものすごく静かに、いきなり

IH。だだもれる。
しょっちゅう、お味噌汁でIH湖ができます・・・( ̄▽ ̄;)
ニコニコしてたのに、いきなり逆ギレされたみないなビックリ感Σ(・ω・ノ)ノ!

「大量」に吹きこぼれる事ですかね・・・(T_T)

自分のことなら

以前小学校の人権講演会で、mottoひょうご事務局長の

栗木 剛さんのおはなしを聞いたことがあります。

大変面白い方で、運転免許を持たず

市街地の駅からおらが村の小学校まで徒歩で歩いて来校されました(・ω・)



その中で、開口一番、栗木さんが言ったのは

「男女差別だろうが、児童虐待だろうが、部落問題だろうが

どの人権問題も、基本は同じ!

自分がされて嫌なことは、例え相手が我が子であっても、しない!

・・・ということです(*^_^*)」



「だって、アイツ〇×やけ、仕方ないやん」

どんな「正当?」な理由があろうが

反対の立場だったら?

・・・それを想像するしかありません( ̄▽ ̄;)



人対人のこともそうですが、想像を絶するような体験をした人にもそうで

自分はそんな体験をしたことがない。

でも、もし、今。この瞬間にそれが自分に起こったことなら?

どうなっているのか?・・・家族は?友人は?ペットは?

どうしたのか?どう思うのか?



もう、必死になって考えるしかない(・ω・;)



それが自分の身の上に起こったとして

それを「だって、アンタが悪いんやけ」

「だって、仕方ないやろ?」

・・・で、済まされたら?



想像するしかない。

自分の身に置き換えて。

想像するしかない。



どんなに勉強ができようが

どんなに立派な肩書を得ようが

反対の立場を想像できないなら

どんな「正当?」な理由も

自分の立場のためでしかない。



泣いている側の人を

自分の身に置き換えて想像するしかない。



相手を「思いやる」とはそういうこと。



相手を思いやりなさい。

約束を守りなさい。



色々な言い訳をして、大人が約束を守りもしないで

子どもたちに何を偉そうに言えるのか。



天災はともかく、人災なら。



ご立派な人は、いざとなったらご立派な言い訳をして逃げていく。

「非常に遺憾です」

そう、一言いえば。

どんなにエラくなったって

人間が将棋の「駒」にしか見えなければ

その立場のために、どんだけの人が泣いたらいいのか。


想像して。思いやって。

本当は、たったそれだけ。

自分がされて嫌なことは、・・・しない(・_・)

ご立派な言葉を知らなくても、

仲良くなる方法なんて、きっと子供たちの方が知っている(´・ω・`)

長崎・下の川。スペインの子供たちの絵

自分が仲良くできない、気が合わないから

「おう、お前ら。ちょっと行ってやっつけて来い」?



・・・・あんだけ立派なコト言っといて

・・・・そういう、あんたは行かんのかい!? ( `ー´)ノ

ぶたれぬ土

畑の土

こッつん こッつん ぶたれる土は
よいはたけになって
よい麦うむよ。


朝から晩まで
ふまれる土は
よいみちになって
車を通すよ。


ぶたれぬ土は
ふまれぬ土は
いらない土か。


いえいえそれは
名のない草の
おやどをするよ。

ぶたれぬ土


金子みすゞの詩の中で、一番好きな詩です(*^_^*)

物心ついて読んだときは、かわいいという感じしか受けなかった

金子みすゞの詩。

大人になって、色々なことを経験し考えるうち

その詩の優しさ、目線の温かさに

改めて気づかされ、大好きになりました(*^_^*)



自分が社会的に何の役にも立っていないように感じて

ずっと悩んでいた時期がありました。



どんな土、どんな物、どんな人にも

それぞれの役目、働きがある。

そう、教えてくれたのがこの「土」という詩でした(゜_゜)



人の役に立つ人になりなさい。

よく言われます。

でも、役に立つ=便利ってことだけ?

それだけなら・・・ギスギスします( ̄▽ ̄;)



人の役に上手く立てなければ

「・・・・チッ(ーー;)・・・・使えねェヤツだな〜」

ってことになります。



役に立っている実感があれば、

その場の仲間と一体感が生まれ

自分の存在価値に自信がつきます。

でも、なかなかそれが上手くいかないからと言って

「役に立たない」=存在価値がない

そう決めてしまうのは、違うと

『土』の詩は教えてくれます。



人間の狭い価値観の中で

「役に立たない」ように感じるものにも

その「働き」「役目」が必ずある(゜_゜)



彼女が「みんなちがって みんないい」

そう詩にしたのも、そういうことじゃないかと

わたしは思っています。



文学的なことなんてよくわかりませんが

優しさや目線の温かさは、

悲しみや悩みの副産物のようにも思えて

彼女の詩が優しければ優しいほど

・・・チョット切ない(T_T)

「役にたつ」から評価し好いてくれる人もいるでしょうが

「役にたたなくても」変わらないでいてくれる人もいる。

どんなに自己否定しようが、

「・・・何それ?別にいいよ。そんなの平気だよ!(*^_^*)」

と、笑ってくれる人もいる(゜_゜)

その有難さ!(T_T)



存在価値が便利ってだけじゃ、

あまりにも切なすぎる。・・・そう思います( ̄▽ ̄;)

何でも独りで

何でも独りでできるはずだ。

努力さえすれば。



確かにそうとも言えます。



反対に、「こんなことも独りで出来んで・・・(T_T)」と

自分の力不足に泣きたくなることもある。



でも、自分の力不足の時、自分だけじゃ煮詰まった時、

他人の助けに、「支えてくれる人」のありがたさを痛感する時がある(・ω・)



これが、「何でも自分独りの力だけでやってる。やっていける( `ー´)ノ」

・・・そう思うと、実は

影に日向に「支えてくれている」存在に気づきにくいように思います(゜_゜)



PTAや地区の役員決めの時、一般に「大変」とされる職業の人が

「だってあの人、大した仕事しよらんやろ?」と言ったので

びっくりしたことがあります。



確かに、世間一般に「大変だ」とされる仕事があります。

その仕事だといえば、誰しも「大変ね」「忙しいね」と言ってくれます。

・・・でも、大した仕事と大したことない仕事ってなんだろう?



例えば、何もかもを自分でしないといけなかったとしたらどうでしょう?


国民のほとんどが、農業から離れ、ほとんどを輸入に頼るこの日本で

例えば、自分たちの食べるものくらい各家庭でどうにかしろと言われたら?
実際に専業農家の友達に言わせたら、
「仕事」に関わっている時間と収入を考えたら
外にパートに行く方がずっと効率がいいと思う時があったそうです。
「でも、そんなこと言ってたら自給率下がる。
だいたい、自分たちの野菜や苗を楽しみに待っててくれる人がおるしね〜( ̄▽ ̄)」
・・・と気丈に言っとりましたが・・・(・ω・)



土を作り、米をつくり、畑で野菜を育て、牛や鳥の世話をし、その解体もし・・・?



車なら、設計から、材料の調達から、組み立て、塗装・・・何もかも自分で?


野菜なり、工業製品にしろ、

誰かが、その道のことを勉強し、経験を積み、

その仕事をしていてくれるから、

私たちは何もかもを「独りで」しないですんでいます。


自分の仕事を「大した仕事」と誇りに思うことは大事ですが

他人の仕事を「大した仕事じゃない」とするのは・・・どうなんだろう・・・( ̄▽ ̄;)



以前、島田洋七さんの『がばいばあちゃんの勇気がわく50の言葉』という本を

読んだことがあります。

その中で、ばあちゃんが

「みんなが勉強ばっかりして、みんなが東大行って、

みんなが総理大臣になったら

一体誰が国民するの?」

そんな言葉がありました。←大うけ!(≧▽≦)♪



国民がいるから、総理大臣でいられる。

社員がいるから、社長でいられる。

生徒がいるから、教員でいられる。

子がいるから、親でいられる。



仕事にその大小があるかどうかはともかく、

誰かが、誰かのために

「時間」をかけて仕事の知識と技量を得、

「時間」をさいて、なにがしかの「仕事」をしている。



仕事している「時間」は、「その人が生きて使える時間」=「いのち」なら

誰しも「いのち」を削って、その働きをしている。

それは、お給金がもらえないような「家事」「雑用」でも言えます。



何もかも「独り」でやっているわけじゃない。

「独り」で生きているわけじゃない。

誰かの、何らかの「働き」のおかげで

自分はそれをしないですんでいる。

そこに貴賤も優劣もない。



・・・肝に銘じたいと思います(・ω・;)

てぬぐいの話 その弐

タコ柄かわいい、かまわぬのてぬぐい。

かまわぬのたこ桶柄てぬぐい

実は、かまわぬのてぬぐいって売っているお店が少ないのです(・ω・;)



このタコさんを買ったのも、大分のRustic by the seaという

大分港フェリーターミナル近くの雑貨屋さん(・ω・)

船の操舵輪が目印の、小さいけれど

楽しいもの満載の面白いお店です(*^_^*)



タコ柄を買ったときに、「てぬぐい展のお知らせをしますので」と言われ

住所を書くと・・・

「わぁ!県北からですか〜!

実は豊後高田の昭和の町にも、ウチの姉妹店があるんですよ(^.^)」

・・・・え?・・・なんと!Σ(・ω・ノ)ノ!

「た、高田にもかまわぬがあるんですか〜(^▽^;)」



なんと。・・・おそるべし豊後高田!(≧▽≦;)



・・・で、その半年後の先日。姉妹店の「悠々館」に行って見ました。

・・・場所はですね。本当に商店街です。

高田屋さんと言うお菓子屋さんのおむかい。

3月完成のお施主さんのお宅からはお散歩圏内( ̄▽ ̄)♪←いいな〜♪

豊後高田市「悠々館」外観

さすがRustic by the seaの姉妹店だけあって

軒下に飾っていた商品から、まず欲しくなる。

・・・しかもそんなに高くない(≧▽≦)♪

・・・だからかえって、困る!(≧▽≦)←?



悠々館のてぬぐい
てぬぐいも充実!上段の真ん中に、なんとスイカ柄(≧▽≦)♪

キセル型のペン、札束の扇子、色とりどりのトンボ玉・・・(゜_゜)

もう、見てるだけでオモシロイ(≧▽≦)♪

・・・で、今回のお買いあげはこちら。

悠々館でお買い上げ。蚊取り線香柄てぬぐい。他
自立するペンケースを買ったとき、男性の店員さんが
「・・・お!(^.^)ありがとうございます〜(*^_^*)」と、そのデザインの面白さに気づいてもらえて
売れたのがうれしそうで、ついついワタシもうれしくなりました(*^_^*)♪

・・・ホントはまだ欲しかった・・・( ̄▽ ̄;)

悠々館窓越しの風景

行き交う、昭和の町の人とバス。

ガラス越しにそんな風景が広がる、面白いお店。

てぬぐいに興味のある方も、ないかたも、ぜひ(*^_^*)♪

てぬぐいの話 その壱

かまわぬのたこ桶柄てぬぐい

・・・・タコです(・ω・)ノ

・・・なぜにタコ? (。´・ω・)?

それはさておき

見れば見るほど楽しい手ぬぐいの世界(≧▽≦)♪

特に大好きなのが【かまわぬ】のもの(*^_^*)



デザインが、シンプルなものが多い。

それでいて、シャレが効いてて、粋。



たくさん手ぬぐいのメーカーはありますが

キレイすぎて、お話(ストーリー)が見えすぎて、

自分の家には、取って付けたような感じがして、・・・少々飾りにくい・・・( ̄▽ ̄;)

個人的には、ちょっと笑えるようなものが好きなのです(*^_^*)



・・・で、実はタコも縁起物。

この柄は、【たこ桶】という文様。

立桶は水蒸気が立ち上っている様を表し、

自然のものと組み合わせてデザインされます。

その立桶に、タコを「多幸」にかけて、【たこ桶】(*^_^*)

意味はともかく、このすっとぼけたタコの表情が甚く気に入り

只今、暑い時期わが家に飾っております(・ω・)ノ



かまわぬのサイトで、手ぬぐい柄の意味由来なども紹介されてますので

興味のある方はご覧になってみて下さいね(*^_^*)



縁起をかつぐというと、風水やことわざなど色々。

でも、風水ばかり気にしていたら身動きが取れなかったり、

ツバメが巣を・・・みたいに自然界のことは、上手くいかないこともある。

上手くいかなくなった途端不吉な感じがするなら

手ぬぐいはインテリアにも、バック代わりにも、布巾代わりにも何にでもなる(≧▽≦)♪



先日息子が「昔の服っち、着るのめんどくさかったんやろ?( ̄▽ ̄)」

・・・と言っておりましたが、

確かに、着やすいという点では洋服の方が勝っていたので

今の状態なのかもしれませんね〜(・ω・;)



・・・でもな〜、息子よ。

日本の昔からのモノの良さは

いくらでもコンパクトになることだったり

布団をたたんで終うと、寝室が居間になったり、

空間がいくらでも自由になったり・・・。

狭い日本だからこその創意工夫があるのだよ( ̄▽ ̄)

だいたい、こ〜んなカワイイタコ柄!

外国になかなかないよ!( ̄▽ ̄)・・・多分。

てぬぐい話、次回に続きま〜す(・ω・)ノ

信念を貫く?

信念を貫く。

「信念」とは、正しいと信じる自分の考え。

信念とは、志でもある。

「君の志はなんですか?」

大河ドラマで、吉田松陰が塾生たちに問いかける。

・・・信念ってなんだろう?



幕末のあの時代も、ずっと後の戦争があった時代も

それぞれに「信念」と「志」があったはず。

でも、どの「信念」が正しくて、どの「志」が間違えかなんて

いったい誰が判断できるんだろう?



「信念」を抱くのは、人間。

でも、人間は間違う。



「信念を貫く」ことが、

「人の話に耳をかさない」ことと一緒になっては困るのだ。



「素人には分からない」「プロの言うとおりにしておけば、間違いない」・・・?



そう言い出して、耳を貸さなくなったら

もはやプロじゃない。



それは、もはや自分の仕事が一体誰のためだったのかを忘れてしまっている。



そうやって「素人」呼ばわりしている相手こそ

その「誰か」なのに。



素人呼ばわりされた「誰か」が、声にならない思いを持っている。

もっともらしいことをいくらプロが語ったって

当事者の「素人」は腑に落ちない思いを抱えている。



それがおかしいことに気づかない。

「誰か」のためと言いながら、

その「誰か」が泣いていることにも気づかないなら、

プロフェッショナルじゃない。



国も、企業も、工務店も、教育も。

立ち止まる効能

自分がそうでしたが、「家を建てたい」と必死になっている時

不思議となかなか前に進めませんでした(・ω・)



大分、はたまた県境を超えて福岡県まで。

ありとあらゆる土地の情報や中古物件を見ても

なかなかピンとこず、気持ちと裏腹に、腰が重い( ̄▽ ̄;)



住宅展示場に某有名メーカーのモデルハウスを見に行ったこともありますが

・・・・豪華すぎて、自分が住んでいるのが想像できない。

しかも、な〜んか営業さんに安心感を覚えず

その後のしつこい電話にもうんざりしていたのに加え

金銭的な不安もあり、

「もういいや〜(ーー;)」

そう、決意?して十年。



・・・今、家を建てて暮らしています。



思えば、結婚もそうでした。

「その年にもなって・・・」

周りにどうこう言われるのも、もう、ど〜うでもよくなった時、結婚しました。



思えば、必死になっていた時は、

他人様の価値観に振り回されていたのかもしれません( ̄▽ ̄;)



結婚に関しては、みんながそう言うことに対してですし

家は、若いうちに建てんと支払いはどうするよ?( `ー´)ノってことで焦っていました。



・・・・でもですね、諦めていた時間が

実は熟成の時間だったように思います(゜_゜)



その「動かずにいた時間」に、自分なりに色々なものを見て

色々なことをじっくり考えて

他人じゃない「自分なりの考え・価値観」ができました。



・・・・そしたら、何かをきっかけに

色々なことが、ウソみたいに進む進むΣ(・ω・ノ)ノ!



川の岩場に引っかかっていた小枝が

何かの拍子に、また流れだしたような感覚です。



速く走れば走るほど、その視野は狭くなる

そう、何かの本にもかいてありましたっけ(・_・)



動けずに、仕方なく「止まって」いた時に

自分の立っている位置や、そばにいる人間や、

どっちに行きたいか、周りを見渡せたのかもしれません。



そういえば、小説『神様のカルテ』の中で

主人公の一止(いちと)さんが、末期の患者さんに

「【一】と【止】まるを重ねると、【正】しいなんですね」というようなことを

言われるシーンがありますが

あくせくすればするほど、何も見えなくなってしまう。

他人様の言う【正】でなく、自分なりの【正】が何なのか?



地図を見るのは、迷っているからだ。


道に迷うことは、道を知る事だ。


どちらも違う本に載っていたことですが、

・・・そういえば、地図を見るとき

キチンと分かろうとするほど、立ち止まって見ますよね(・ω・)



地図を見て、周りを見て、・・・「こっちだ!」って動けるわけですもんね(*^_^*)



きっと、立ち止まるにも効能がある。


そうしている間にも、出来ることもあるはずですしね!(・ω・)♪

変わること

「ゴメンけど、●×さん、

誰も出れんって言いよるけ、ごめんけど参加できんやろうか〜?」

そう教頭先生に泣きつかれ(?)出かけた

男女参画社会の記念講演会( ̄▽ ̄)



『地域力×女性力=無限大の未来』と題して

別府大学助教 佐藤 敬子氏を講師に迎え、講演会が開かれたのです。



日頃、そんなに前向き思考じゃない上、

テンションは物心ついたときから低めのワタシ( ̄▽ ̄)

お題目見ただけで少々エネルギーを吸い取られるような心持(^^;)



PTAの出事と言うのは正直面倒くさい(-ω-)

・・・でも、出たら出たで、何かしら得てくる。



今回も、結局、そうでした(*^_^*)



男女参画っていうのは

男女は【同等】ではないけれど、命として【対等】であることが基本。

色々制度が整い、少しづつ変わり始めてはいるけれど

その車の両輪ともいえる「制度」と「意識」のバランスが上手く取れないと

なかなか前に進まない。

それは

私たちの「意識」にギャップがあるということでした(・ω・)



変わりたいのか?
変われないのか?
変わりたくないのか?

ダイエットに例えて、お話もありました(・ω・)



「・・・痩せないけんって思ってるんやけど〜、

なかなかね〜(^.^;)

だって、ワタシ水飲んでも太るし〜、

だってやっぱ、人づきあいとかもあるやろ〜・・・ウンタラカンタラ



「変わらないと!」とは思いつつ、人には「変わらないでいる」オイシイ理由がある。



そう、講師の先生は言います(゜_゜)



思い当たることが、自分にもあります(・ω・;)



「変わらないと」と思いつつ、「変われないでいる」ことは

変わらないからと言って命に係わる事ではありません。

「このまま」でいたって、死にゃしないのです(・ω・;)



「・・・だって〜、ワタシには無理やし〜」

・・・そう言い訳しつつ

「できない」「やらない」「変わらない」理由をつけては

「変えない」でいます( ̄▽ ̄;)・・・Oh↓



でも、・・・・なんか大人になるにつれハタと気づいたことがあります。



・・・・だいたいなんで、ワタシ、

こんなに自分をダメだと思っているんだろう?

なんでこんなに「できない」って思っているんだろう?



そう。

何やかやと言いながら、「え〜、だって、ダメやし」

「そんなこと言ったって無理やし」

そんな、「変えない言い訳」を自分で言うたび、

その「言い訳」を自分自身が聞いている。

その言葉をず〜っと、自分に長年刷り込んでいたようなのです(・ω・;)コワ〜↓

オソロシイことに、「やらない」「変えない」言い訳を探し

そう言ってきたことが、

自分自身を「どうせダメ」な人間にしてるところもある・・・( ̄▽ ̄:)



「自分はそんなことないよ(・ω・)ノ♪」そういうポジティブな方もおられるでしょう。

・・・・でも。

自分は、かなり考えさせられたのです(゜_゜)

そういった意味でも、

・・・面倒でも出てヨカッタよ〜、教頭先生!(*^_^*)♪

そのオイシイ理由(←言い訳かも?)をふりきって

「自ら行動する」その原動力となる【3感】があるといいます。



それは、

危機・快・価値

「このままじゃいけん!なんとかせんと!」

そう気づき、「やらない」「変えない」理由を超えていくこと。

少しでも、「やる」。できることから「やる」。

そうすれば、数年後には

違った自分が見えて来るでしょうか(・ω・)



「だって〜」「無理やし」

そんな、言い訳の脂肪がびったりくっついて

いよいよ動けなくなってしまう前に!(゜_゜)

自然(じねん)

ウチのお父さんの頭頂部も然り、

インコのQ太郎さんの抜け毛のすごい時期がある( ̄▽ ̄;)
(注)「お父さん」=永家代表ではないですよ。代表はフサフサですから( ̄▽ ̄)
このブログを書いているワタシの夫のことでございます(。-`ω-)☆


インコのQ太郎

換羽といって、繁殖の時期や渡りの時期に関係して

古い羽根が次々に抜け、新しい羽根に生まれ変わる時期があるのです( ̄▽ ̄)



お姫様のような暮らしとは言え、インコのQ太郎(・・・♀)も然り。

この時期は「大丈夫かい!?(^▽^;)」と

バーコード化を心配するほどの抜けっぷり!

Q太郎さんバーコードになる?
余談ですが、下の子が、同じく頭頂部が寂しげな担任の先生のことを
「☆×先生とお父さん、髪型が一緒やねェ!( ̄▽ ̄)」と無邪気に夫の前で言い放ち、
母はどうしようかと思いました〜( ̄▽ ̄;)
息子よ。好き好んでそのカタチにしているわけじゃないので、「髪型」とは違うかもよ?( ̄▽ ̄)



ストレスなどで鳥は「毛引き」をすることもありますが

「毛引き」は自分のくちばしが届く範囲を抜くので

頭頂部までは抜けない。



毛引きでなければ、一安心なのですが

これまた、羽のとり放題!( ̄▽ ̄) (←鳥だけに?)

落ちていた羽を拾ってみると、・・・これがまたなんて美しい(゜_゜)

Q太郎の羽

こんなたかだか30〜40gの体に、こ〜んな繊細なものが

たくさん集まって、このQ太郎になっていると思うと、

もはや・・・芸術(゜_゜)

これが、「自然に」こうなっているということです。

何回抜けても、Q太郎の意図に関係なく

「自然に」同じものが生えてくる(゜_゜)

すごく不思議です(・ω・)



自分も時々、我が子がお腹の中にいた時のことを考えると

不思議でたまらなくなる(・ω・)

だって、ワタシがご飯食べてても、買い物してても

トイレに入っていても、グ〜スカ寝ていても、

お腹の中で、どんどん人のカタチになっていく!Σ(・ω・ノ)ノ!

ワタシは母親ではあっても、息子の指一本

自分が意識して作ったわけじゃない(゜_゜)

心臓の動きが無意識なように

自然に、おのずから、そうなったということです。



子育てしていると、「育てている」感じの方が強くて忘れがちですが

時々、彼らの一切を自分の意図でつくったわけではないことを思うと

子を「親の意のままに育てられるもの」と考えるのは、

・・・ちょっと違うかもしれない( ̄▽ ̄;)

親として多少の影響は与えられても、本人や環境、時代、色々なものの中で

親の意図と関係なく「自ずから育つもの」なのかもしれません(・ω・)

そういう意味では、子は自分に託された「あずかりもの」のようにも思えます(゜_゜)

上手く言えませんが、盲導犬が盲導犬として立派にやっていくために

子犬の頃パピーウォ―カーの家で愛情をもって育てられる、

あの感じに近いでしょうか(・ω・)



ワタシは「親」ではあるけど、彼らは親の「ワタシの分身」ではなく

「子」は、自分とはまた違う「個」でもあるんだな〜と思うのです(・ω・)



だって、どんなに偉そうに親ぶったって

将来、彼らの頭頂部が寂しくなったとしても

ワタシ、髪の毛一本増やしてあげれないですもん!( ̄▽ ̄;)



だから息子よ、自然のなすことだ。

将来、頭皮が日に焼けようとも、

いつか、頭頂部を蚊に刺される日が来ようとも、

気にするな、ありのままに胸を張れ!( ̄▽ ̄)←どんなオチ?

植物園in行橋

店員さん:「・・・行橋植物園って知ってます?」

ワタシ:「・・・行橋に?・・・植物園があるんですか?」

店員さん:「園芸店なんですよ。
       ぼく、この前行って見て、ちょうどバラが半額セールだったんで買ってきました。
       仕入れルートをあちこちに持ってるみたいで、かなり種類がありますよ」



そう親切に教えてくれたのは、某ホームセンターの店員さん(・ω・)

あの、カエル付ヤマボウシのあったお店です(*^_^*)



いつもそうとは限りませんが、

本当に自分が売っているものが好きな店員さんに出会うと

質問以上のプラスαが返ってきて、実に楽しい(≧▽≦)♪

これが「話しかけてみる」醍醐味でもあります(。-`ω-)☆



・・・で、「バラ苗半額」に惹かれ、ちょっと見に行ってきました(・ω・)ノ

大掛かりな造園はプロに任せるにしても、庭はチョコチョコ手をかけ

好きな草木を植えたりして、自分らしく育てたい!

好きな小物を飾って雰囲気をだしたい(*´▽`*)♪

・・・そんなもくせいOB様ならご存知かもしれませんが

どんなとこだったか、ちょっとご紹介(・ω・)ノ♪

行橋植物園名刺

場所は、国道201号線を行橋から田川方面に走り、

スーパー大栄と片岡歯科の間の交差点を左折した、

住宅街の中にあります(・ω・)

駐車場に入る時に、看板が小さいので

少し分かりにくいかもしれません( ̄▽ ̄;)



それで、肝心のお店ですが・・・(・ω・)

かなり、雑貨・小物が充実しております( ̄▽ ̄)

行橋植物園雑貨コーナー
テーマの色ごとに、様々なカワイイ雑貨が並ぶ。
ホームセンターではなかなかお目にかかれないものが多い。


店内には雰囲気良くペインティングされた間仕切りが

ガーデニング雑誌に出てくるお庭の一角のよう(≧▽≦)

行橋植物園店内ペインティング
北欧のガーデニングの写真集に出てくる風景みたい。
これで、バックが空と雑木林なら言うことないのに!( ̄▽ ̄)

図書館などで北欧のガーデニングの本などがありますが、

それらを見ていると、庭の中に置かれた小屋の色彩も絶妙で

こういう色彩感覚が当たり前にでてくるのは、すごいな〜と思います(゜_゜)

日本人はどうしても無難におさめがちだし

日本のお家や周囲の風景も、

北欧のそれとは違うってこともあるからでしょうか( ̄▽ ̄;)

とはいえ、ご近所の風景を変えることは出来なくても

ご自分のお家らしい雰囲気づくりは・・・きっと、できる!ハズ!( `ー´)ノ

行橋植物園店内風景
温室効果で、行った日はかなり蒸し暑かった(@_@)

植木から花苗、観葉植物・・・。

植物の種類は、かなり多い。

日頃なかなか見れないような種類のものまでたくさんあります。

「値段は〜、ピンからキリまでです( ̄▽ ̄)」と

某ホームセンターの店員さんが言っていたように

今まで見た中で激安!と言うほどではなかったですが

こじゃれた雑貨屋さん+園芸店+カフェ=行橋植物園ってとこでしょうか?(・ω・)


お買い上げの内の一つ。

お店ではかなり詳しいPOPがあったにもかかわらず、

苗本体のタグに「ゲラニウム」としかなかったので

詳しい名前が分からないのですが

・・・ビルウォ―リスという種類だったかもしれません(^▽^;)
おぎはら植物園のサイトで調べると・・・( ̄▽ ̄)

ゲラニウム・ビルウォ―リス

こぼれ種でも増えるとのこと。

どうか、わが家の風土がお気に召しますように(*^_^*)♪

ワンランク上の?

ワンランク上の家づくり。・・・ってよく見聞きします(・ω・)



実は、よく探せばもくせい工舎のサイト内にもある言葉なのですが

・・・・・そもそもワンランク上って

「どのランクから上?」( ̄▽ ̄;)?・・・って思ったことはありませんか?



ワンランク上だと言われると、

広告を見た人の大半は、「今の住居のランク」より上と思うでしょう(・ω・)

でも、「今の住居のランク」なんてそれぞれなので

「ワンランク上」というのが、どの程度のものか

実は具体的によく分からない、伝わらないのです( ̄▽ ̄;)



「幸せ家族のお手伝い」?

「お家づくり成功例」?


家を建てたからと言って、家族の抱えるあれこれが

全て帳消しになるわけではありませんし

家を建てた数日後には、日々の忙しい暮らしに戻らねばならず

いつまでも夢見ごごちではいられないのです(´-ω-`)



ただ、「家づくり成功うんぬん」ではなくても、

建てた後、「それでも、愛しい家」かどうかは違う。



家事を終え、みんなが寝静まった後

ひとりソファーでビールを飲む。

その時のわが家の雰囲気が好きか?



子供たちと他愛もない話をしながら過ごす

そのリビングの雰囲気が好きか?


家族にしろ、自分自身にしろ、家にしろ、

理想通り!100点満点!文句なし!・・・ではなくても

この家族以外は考えられない。

この家以外は考えられない。

そんな風に、100点でなくても、好きか?

・・・ってことじゃないかと思うのです(・ω・)


世間のみんなに羨望のまなざしを得ることが

「家づくり」 (家族づくりかも)の成功というなら

それはもはや、「他人の目」中心で

「自分はどうなのか?」「自分は何が大事なのか?」ってことが

ブレてきてしまう(´-ω-`)

そうなると、「ああ言われてこうしたけど、ホントはこうしたかった」なんてことになる(´・ω・`)

自分たちの家なのに。



他人の言うとおりに何でも決めれば、

「だってああ言われたけ。」と人のせいにできるけど

自分たちで決めれば、「自由」だけど「自己責任」がついてくる。

どっちがいいか?なんて言えないことですが・・・( ̄▽ ̄;)



「自己責任」がついてきても、他人の目線でなく

「自分たちの自由意思」で家を建てたい・・・(゜_゜)



そういう方には、やっぱりぜひ見てほしいのが

構造見学会なのです(・ω・)

構造見学会の風景

今週末、久々の開催となります。

今回はちょっと・・・と思っても、

とても大事な見学会なので、折をみてはチョコチョコ開催されることと思います。



どうか、「自分は何を大事に思っているのか?」

それをふまえた上で、「こだわり」「こだわり」って一体どういうことなのか?

それを確かめに、家族でいらしてくださいね(・ω・)ノ


お待ちしています(*^_^*)♪

ヤマアジサイ助っ人部隊

・・・・・葉焼けしとる・・・?( ̄▽ ̄;)


葉焼けしたヤマアジサイ
・・・なんだか痛そう・・・(^▽^;)

楽しみにしていたヤマアジサイ。

何やら葉っぱの先が変色しております(・ω・;)


その前日までかなりの強光・高温だったので

かなりキビシイ状況だったのかも・・・( ̄▽ ̄;)


半日陰に植えたつもりだったのに、

木陰にするには、まだまだ葉っぱが足りなかったか

いただきもののトネリコよ(´-ω-`)
お隣さんからいただいて、植えたあと、
常緑なのに落葉してしまい
やっとこさ少し葉っぱが増えてきたところなのです(^▽^;)



う〜む。これはなんとかせねば!( `ー´)ノ

朝日がかなりキツイようなので

夏の朝日の方向に、影になる木を植えてみるべし( `ー´)ノ



ヤマアジサイ助っ人部隊に抜擢されたのは

バイカウツギ、ウノハナ、常緑ヤマボウシ〜( `ー´)ノ☆
夏場の強光だけ防ぎたいので落葉も。
・・・なぜか、樹形も葉っぱも、花も落葉樹の方が好みのものが多いので ( ̄▽ ̄)♪



ヤマアジサイの周辺

バイカウツギの木は

すでにもう一本庭にあるのですが、

この白い花があまりに清々しくて

可愛いので、追加!(≧▽≦)♪

バイカウツギの花
ベルエトワールという、中心がほんのり赤いものも良く見ます。
ワタシは断然こちら派!白くて、ぷっくりしててカワイイ(*^_^*)♪


助っ人其の2、ウノハナ〜( `ー´)ノ

・・・・美味しい方じゃないですよ、かわいい方です(。-`ω-)☆

ウノハナ
派手ではないのですが、小さな花の一つ一つが細工物のよう。
ピンクの挿し色も素敵です.。落葉しますが葉っぱも繊細で優しげ。


あと、ヒョロッとはしてたものの、

激安だったので常緑ヤマボウシ(ホンコンエンシス)〜!( `ー´)ノ☆

今は吹けば飛びそうなヒョロヒョロですが・・・、

山法師の花

いつかはこんな花が咲くはず(。-`ω-)☆



ウノハナとヤマボウシは、宇佐のホームセンターで買いました。
(ウルトラマンみたいな名前の。数字。)


ごちゃごちゃっ〜と植木が並んでいるのですが

・・・よく見ると好みのものが多い( ̄▽ ̄)

そこで店員さんに色々教えてもらったこともあり

それはまたの機会にお話しするとして。



助手席を倒して植木を載せ、主人の運転で「かえる」途中・・・。

後部座席、隣に何かの気配を感じる・・・(;・∀・)

usakiti_amagaeru.jpg

わ〜!カエル〜Σ(・ω・ノ)ノ!



そう、あのヒョロヒョロのヤマボウシに

おまけの(?)カエルがついていたのですΣ(・ω・ノ)ノ!



・・・・と、跳ぶなよ〜。

お願いだから、車の中でなんか跳んでくれるなよ〜(;・∀・)



ヒヤヒヤしつつ、無事帰宅。

命名・旅するカエル、ウサ吉くん。
宇佐+ぴょん吉=ウサ吉



樹を植えている間も、支柱をカンカン打たれてる間も動こうとせず。

そうとうな肝っ玉カエルでした。

翌朝には、いなくなっておりましたが

わが畑にはお仲間も多い。

新天地で元気に暮らしてくだされ(*^_^*)♪

縁起の話

「ツバメが巣をかける家は縁起が良い。」とよく言います(・ω・)ノ

その他にも「ツバメが巣をかける家は・・・」

吉事がある。

病人が出ない。

三度かけると億万長者になる。

火事にならない。

・・・などなど( ̄▽ ̄)


わが家にも、昨年ツバメが巣をかけ

tubame_engi.jpg


かわいいヒナたちが無事巣立ちました(*^_^*)

縁起がいいというのは知っていましたが

元々鳥は好きなのと、親ツバメがせっせと子育てする様子や

子ツバメがとにかく可愛いので、

フンや食べ残し(・・・トンボ( ̄▽ ̄;))の落下はともかく

縁起どうこうより巣は大歓迎(≧▽≦)♪だったのです。



でも、今年。

巣を立派にリフォーム(・・・というかほぼ建て替えだったけど?)し、

無事に抱卵していたツバメの巣。

結局スズメにのっとられちゃいました(´-ω-`)

スズメに乗っ取られたツバメの巣
ギュウギュウ、わらが・・・スゴイ・・・↓ ( ̄▽ ̄;)

そうなると、人間の心理なんていい加減なもので

「縁起がいい」とされていたことが上手くいかなくなると

急に良かったはずのものが一転して「縁起が悪い」ように思ってしまう・・・( ̄▽ ̄;)



巣作りと子育てがつつがなくいくかなんて、自然のなせること。

そこに人間の気分の善し悪しは関係ありません(´・ω・`)



ツバメは、田植えの頃やってきて害虫を採ってくれる益鳥とされています。

捕まえる害虫の中には、なんとシロアリもいて

お家にとってはなんともウレシイ鳥なのです
(シロアリがたくさんいる家だから巣をつくるわけではない( ̄▽ ̄)?)

それはともかく、海を越えて日本へ来て

子育ての間のチョットのことです(・ω・)

軒下の一つや二つ、少し間貸しする位いいじゃな〜い( ̄▽ ̄)

縁起がいいってことにしておけば

そうそうむやみに壊さないだろうっていう優しい言い伝えなのかもしれません(・ω・)



どんなに縁起を担いでも、病気にならないかはともかく

死人の出ない家なんてありえないのだから

悲しいことが一つもない家なんてない。




ましてや玄関の方角がどうとかで

「あんな建て方して(`´)あの家は縁起が悪い( `ー´)ノ」・・・なんていうのは

あまりにもナンセンスだし、そういっている心の方が

明るく晴れやかではないような気がします( ̄▽ ̄)

のっとられちゃった(T_T)

昨年夏のツバメの巣。

子ツバメたちが巣立った後、そこに破壊的リフォームの末住み着いたスズメ。

ツバメの巣でくつろぐスズメ

春がそこまできたころ、その巣は崩壊。

4月の終わりごろ、同じ場所に

壊れた巣をきれいに作り直すツバメの姿がありました。



「お〜(*´▽`*)♪

今年も来てくれたんだねェ。ヒナが無事に育つといいねェ」

・・・・そう話していた矢先。

・・・・・今年はヒナがよく落っこちてる(>_<)

去年は一回もなかったのに!(T_T)

しかも、嫌な予感の決定打はこれ。

ツバメの巣から落ちたワラ

巣の下に落ちた大量のワラ。

恐る恐る見上げると・・・



うわ〜ァ、やっぱりィ〜!Σ(TωTノ)ノ!

スズメに乗っ取られたツバメの巣
左官職人ばりの美しきツバメの巣が、わらギュウギュウ詰められて
なにか前衛芸術みたいになってます。
・・・もう少しどうにかならんかったの?( ̄▽ ̄;)

そう、スズメに再度乗っ取られちゃったのです(´・ω・`)

しかも今回は子育て中(T_T)



おのれ〜、スズメめ!( `ー´)ノ・・・・と怒ったところで

巣の横取りはツバメとスズメの間でも、スズメ同士の間でも起こりうることらしく

それが自然の厳しさであり、人間がどっちかに肩入れするのも

やっぱり結果的にバランスを欠くことになります(´-ω-`;)

・・・とはいえ、切ないなぁ〜(´・ω・`;)



そのことで色々調べてみると

巣をのっとられるツバメについて詳しく調べている人が!(・ω・)ノ♪

しかも、小学6年生のときにΣ(・ω・ノ)ノ!スゴイ!



その人の6年生時代の自由研究によると、

子育てに成功するには、それなりの条件がある・・・らしい。

1.巣を空にしない(スキをつくらない)
2.オスがスズメを攻撃できること(警戒、威嚇、追い払い、追いかけなど。体当たりが必殺技?)
3.ペアで交代などのコミュニケーションが取れていて、安定していること

プラス、最後の条件が面白い。

4.オスも抱卵すること。

周囲のスズメの攻撃の多少で違いははあっても

オスが抱卵したり、どれくらい子育てに関わっているかも大事なようで

・・・・これは、人間も・・・耳が痛い?( ̄▽ ̄)

夫婦間のコミュニケーションが取れてなかったりで

オスが戻ってくる前にメスが出て行ったり

オスが「変わろうか?」と言っている?のにメスが応じなかったりと

交代がうまくいかなかったりすると、結局巣を空ける時間が長くなるのか

スズメに乗っ取りのスキをつくる原因にも。



う〜む、なにかの縮図をみているよう・・・( ̄▽ ̄;)



とにもかくにも、スズメの子育て周期は短い。

もしかするとチャンスがくれば、

巣の奪還もありうる・・・かもしれない( `ー´)ノ

その時は、お父ちゃんツバメにも今度こそイクメン(?)ぶりを発揮し、

夫婦連係プレーで乗り切ってもらいたい!( `ー´)ノ

・・・と、切に願うのであります(・ω・)

オバちゃん、ロフトに上る

もくせい工舎の平屋建てのお家でも、ちょこちょこ、よく見るロフト(・ω・)ノ

もくせい工舎のロフト



loft_hasigo.png

現場に撮影に伺うと、だいたい左のような取り外し式が多く、

お子様が小さいうちや、必要時以外は外していて

ひっかければ少し斜めになって登れるタイプです(・ω・)ノ



実は、わが家にもロフトがあります。

家を建てることになって、転校させることになった上の息子の

新しい場所に移る、その第一条件が

この、「ロフトがあること」でした( ̄▽ ̄)

・・・で、わが家の「はしご」はというと、実はこのタイプ。

a_loft.jpg

ガッチリ据え付け・まっすぐ直立型はしご!(。-`ω-)☆

・・・・実は慣れると、この方が上りやすい・・・( ̄▽ ̄)

斜めだと、かえって下が見えちゃう(^▽^;)



慣れるまでは、結構おっかなびっくり上ります。

タイミングや、自分なりの上り方がつかめると・・・もう大丈夫(。-`ω-)☆

・・・でも、うっかりマジマジ下を見てしまうと

・・・足の裏がヒュゥっとする〜ゥ( ̄▽ ̄;)}}



でも、据え付けなのでしっかり留まっている(ハズ?)感と

直立のはしごを上る感じが、消防の出初式のようで(←そうなの?とツッコまれそうですが)

・・・ちょっと楽しい・・・(* ̄▽ ̄*)



下の子は越してきたとき小学校1年生で、

しかもあまり運動は得意ではない方なので

・・・かなりビビッて半泣きでした(^▽^;)

でも、今は「おまえは、サルか!?」といわれるほどスイスイ上ります(*^_^*)



わが家に来て、初めてロフトに挑戦する子、

特に女の子は、かなり怖がります。



でも、「こうして〜、こうして〜、ここに手をついて〜」と上って見せてやると

「こわい〜」と言いながらもやがてコツをつかみます(・ω・)



・・・というよりも、ワタシがスイスイ上って見せるので

「・・・こんなずんぐり短足の、こ〜んなオバちゃんに上れて

自分にできないわけがない!( `ー´)ノ」

みたいな、妙な自信と確信をあたえるみたいですね(T_T)←泣?



でも、どの子も上れた時の「できた〜!\(≧▽≦)/」って瞬間の顔はいいですよ(*^_^*)

達成感いっぱいのいい笑顔です( ̄▽ ̄)♪



ロフトは、元々、屋根の直下にあって(天井なし)屋根裏部屋兼物置をさす。

でも実際ロフトに上ると、モノを置くにも重い大きなものは出し入れが大変そう。

しかも年取ったら、上がらなくなるかも。

しかも、別料金・・・。



でも、勉強する子供部屋がリビングとつながっている配置の場合

「ちょっと一人になりたい」時、ロフトは公でありながら個にもなれる。

ロフトがある事で、空間に広がりが出る。

しかも、ロフトだからこそ

階段じゃなく「はしご」で上ることになる。

危ないからこそ、階段じゃできない「気をつけて上る」運動になる(。-`ω-)☆

なかなか、今は「はしごに上る」ってこともあまりないですもんね( ̄▽ ̄;)



そういったことを踏まえて

ロフト代をどうとらえるか?ってことかもしれません(・ω・)

とはいえ、ウチはロフトは子供との約束なので

高いじゃの安いじゃのではなく、

親としての「必要経費」(?)でしたが( ̄▽ ̄;)・・・家できたのに、引っ越せなくなる・・・

その目を通して

新しく着任された校長先生がPTA会議で

「前の校長先生はカラーで校長室便りをカラーで出していたようですが

ぼくは、経費削減もあって白黒にするつもりです。

その分浮いたお金は、子供たちのために使いたいと思います。」

とおっしゃいました。



何気なく聞いてて「ああ、はい、わかりました。」と思っていたのですが

・・・なんとなくチト寂しい( ̄▽ ̄;)



先代の、校長先生は名物先生でした。

子ども達からも、親からも、先生方からも愛された先生で

定年を迎え、今年の春学校を退職されました。



わが家が越してきて、転入の挨拶に伺ったとき

「●×(おらが村の名前)は、どうですか?」と聞かれ

「星が、すっごく綺麗です!(*^_^*)」と言ったら

それは嬉しそうにしていた前・校長先生。

校長先生は、おらが村の出身で、何よりもこの風景を愛し

教師生活最後の場所が、ご自分の母校となりました。



校長先生は、校長室便りを作るのも大変お上手で

特に、心に残っているのは写真。

近くの池に咲くハスの花の紅色。

ミカンをついばみに来たメジロ。

遊ぶ子供たちの表情。

校長先生が向ける目線の先には、必ず美しい色がありました。

写真とモノクロ



カラー印刷は確かにコストがかかるのでしょう。

「無駄」なら、削って節約すれば、子供たちの為に使えます。



でも、前・校長先生が

コストがかかってもあえてそうしたかったのは、

きっと、伝えたい世界が色彩にあふれていたからでしょう。

伝えずにおれない、美しい色がたくさんあったからでしょう。


その目を通して伝えたいことに、美しい色があるか?

カラー代金が無駄になるかどうかは、そこかもしれません。

バイカウツギ
バイカウツギ。朝つゆに濡れて、「しっとり」咲いています。

どんなに言葉をつくしても、写真には敵わず、

どんなに美しい写真でも、実物には敵わない。

color_w_p.jpg
白?グラデーション?・・・それだけ?


伝えたいことが、言葉だけじゃもどかしいこともある。

伝えたいことが、モノクロだけじゃ足りないこともある。

tuyu_hiperikamu.jpg
葉の上の朝露が、ぷっくり、キラキラ!
どんなに言葉を重ねても、「見る」には敵わない



色々嫌なことやつらいことがあるこの世にあっても、

こんなにも世界は美しいよ。まんざらでもないよ(*^_^*)



・・・そう伝えられるのなら、

そのコストだって、立派な「教育費」じゃないかな〜(。´・ω・)?

・・・なんて思います( ̄▽ ̄)

日晴、着々

ピーチュクピーチュル、ピーチーチーチチュルチュル♪



いいお天気♪

なんともいい声で鳴いているのはヒバリ(*^_^*)

晴れた日にさえずるから、日晴(ひはる)→「ヒバリ」とのこと(・ω・)

ヒバリなく風景・見学会場付近

空は青く、白い雲が、ぽかりぷかり。

遠くに見える山の緑の稜線。

さわさわと麦が風に揺れ、ヒバリがさえずり・・・( ̄▽ ̄)

いや〜なんとも、のどか、のどか(*´▽`*)♪



負けず劣らず、のどかな場所に住んでいるワタシですが

ここの風景は、かなり好み( ̄▽ ̄)♪

ここは、もくせい工舎・代表が生まれ育った場所。

そこに、昨年秋に引き続き

もう一棟、もくせい工舎のお家が完成したので

その写真撮影に伺ったのです(*^_^*)



とはいえ、まだ外構工事の真っ最中。

お庭を手掛ける実意園さんと、

基礎工事やコンクリート工事を手掛ける神後建設さんがお仕事中。

201505_外構工事中

・・・・外観は〜・・・撮るのいつにしよう(。´・ω・)

ムム、見学会除く日でいい天気の日がない(ーー;)

と、とりあえず、先に内観だけでも!( `ー´)ノ

・・・と、伺った次第でした(・ω・)ノ



お花を活けたり、小物を飾ったり。

写真もあっちウロウロ、こっちウロウロしつつ

300枚前後いつも撮影するので

簡単に2〜3時間経ちます(・ω・)

その間に外では、職人さんたちの仕事の気配がする。

着々とものづくりが進む雰囲気を感じる(・ω・)



撮影可能日に、内装も外構も完全に完成していれば

他の工事の邪魔もせずにすみますし、

撮影する分にはいいのです。

・・・が、ちょっとだけ心細いような。さみしいような(^▽^;)

こうして、自分以外の他人の気配がするのは

・・・、実はちょっと嬉しい( ̄▽ ̄)♪

着々とモノづくりが行われる雰囲気は、やっぱり魅力的です(*^_^*)



201505_アプローチの様子
アプローチの枕木。枕木ってだけで、ワクワク!(≧▽≦)♪

ブゥ〜イィ〜〜〜ン!

・・・と、びっくりするくらいの大音量!Σ(・ω・ノ)ノ!
ご近所の赤ちゃん、起きちゃったかな・・・( ̄▽ ̄;)

はっちゃんさんが、枕木を切っているのです(^▽^;)
起こしちゃってたらゴメンナサイ( ̄▽ ̄;)

201505_hattyannsan.jpg
造園と日田祇園の鬼?はっちゃんさん。
重機を色々使いこなして、テキパキお庭になっていきます。
それにしても、原田左研のロゴも素敵ですが、実意園さんのロゴも・・・カッコいい(* ̄▽ ̄*)

その横で、神後さんたちがあ〜でもないこ〜でもない言っている。

201505_神後建設さん作業中

いやはや、ものづくりっていいな!(≧▽≦)



2015_huji_wasitu_mini.jpg

さて、内観の撮影も無事に済み

こちらのお家も今週末いよいよ完成見学会(・ω・)ノ♪
↓↓↓
詳しくは、こちら!



シンプルなのに、フツ〜とは、ちょっと違う雰囲気のお家。

一番、知って欲しいのは、その空気感(*^_^*)

「どんな家なのか見てみたい」

「本物、ホンモノって、同じ木でしょ?いったい何が違うの?」

・・・そんなかたは、ぜひ(。-`ω-)☆


201505_見学会もうすぐ

小石原ブラリー

連休、なかなか会えない旧友を誘って、小石原の民陶祭にくりだしました(・ω・)



独身時代のように、好きではあっても陶器ばかり買うわけにもいかず、

人が多そう、道が混みそうとしり込みしていたのですが

昨年ちょっと一緒に行けなかった罪滅ぼし(?)もあって

声掛けした次第です( ̄▽ ̄)


2015_小石原ギャラリー
2015_koisiwar_panf.png


実は、民陶祭は初めて。

「・・・・多そう。・・・渋滞しそう。」

そう予想はしていましたが、びっくりするほどの人!車!

朝からの雨模様の中、

小石原全村民の何倍いるのやら!Σ(・ω・ノ)ノ!←失礼では?



どろんこ駐車場
車の出入りと雨で、すごいことになった臨時駐車場Σ(・ω・ノ)ノ!

・・・そこまでして、何を見たかったかと言うと・・・

これでございます!(。-`ω-)☆


小石原ポタリー看板


小石原ポタリー! (≧▽≦)♪


・・・って、ご存知ですか?

・・・といっても、ワタシも今回下調べで知ったもの( ̄▽ ̄)←超にわか仕込?

フードコーディネーターの長尾 智子さんと、小石原の15件の窯元との
↑ フードコーディネーターって何?長尾 智子さんって誰?・・・と、な〜んにも分かってませんが。

コラボで生まれた新しい民芸の器。・・・とのこと(・ω・)
小石原ポタリーに関しては、こちら

それが、今までの自分の中の小石原焼のイメージと

ちょっと違うものだったので、・・・ちょっと見てみたい(* ̄▽ ̄*)

しかも、民陶祭期間中、2割引きなら〜( ̄▽ ̄)♪



・・・で、足をぬかるみに取られながら小石原ギャラリーへ。

2015_大盛況の小石原ギャラリー

・・・・おしゃれで、素敵♪本当は一式、色々な柄で

揃えてみたいくらい欲しいのですが

・・・さすがに今更(「今、皿」か?)沢山買えない( ̄▽ ̄;)

結局、戦利品(?)はぷらぷら窯元めぐり中に見つけたものがほとんどでした(・ω・)

戦利品?

一本杉工房
(注)行くと必ず何か貰えるわけではありません(;・∀・)
今回たまたま、ラッキーだった上、大変良心的に応対してもらえたのです(*^_^*)♪



それで、いよいよ本題です(。-`ω-)☆←?



意外にも、民陶祭で売っていたもの。

手洗い鉢〜(・ω・)ノ♪

そう、もくせい工舎のお家でも、トイレなどによく使われるアレです。
↓↓

もくせい工舎の手洗い鉢

なんとなく、カタログから選ぶのが全てだと思い込んでいたんですが

・・・民陶祭で売っている・・・( ̄▽ ̄)

しかも、飛びかんな・・・( ̄▽ ̄)?・・・一品もの♪

しかも、2割引き。(。-`ω-)☆

写真を撮ってなくて、大反省なのですが、

もくせい工舎のトイレに使用する鉢よりずっと大きいものでも

3万円くらい。そんなに値段変わりません(;・∀・)



そうか、民陶祭とかで見てみるっていう手もありましたか〜Σ(・ω・ノ)ノ!(時期によるけれど。陶磁器だけに?)



小石原の風景

小石原をぶらぶらしていると、色々な風景に出合います。

陶板をお家の壁に入れてたり、割れた壺にグリーンを植栽していたり。

小石原焼といっても、昔ながらのやり方を続ける窯元さんもいれば

何かを模索し続けているような作品をつくる窯元さんもいます。



渋滞と人の多さはちょっと苦手ですが、楽しかった!( ̄▽ ̄)

またの機会には、色々詳しく写真に残したいと思います(。-`ω-)☆



・・・あ、もし民陶祭にお出かけの際は

お天気を見て、一応、長靴!

車に乗っけて行ってくださいね(・ω・)ノ♪

debut

わが家の、電気メーターから元気な「ちィちィ♪」という声が消えた、4月の終わり。

あれだけ、エサを忙しげに運んでいた親鳥も、出入りの気配がありません(・ω・)

電気メーターにスズメの巣

・・・そう♪無事に巣立ちを迎えることができたようなのです(*^_^*)♪


こすずめ、デビュー
ちっちゃい!ぽわぽわ!カワイイっ!(≧▽≦)?


待つ小雀

・・・兄弟で何をまっているかというとですね・・・( ̄▽ ̄)

ちィちィちィ

・・・・親鳥が、目の前で食べれるエサを採って、見せている(・ω・)?

エサをもらう


安全な巣の中で、エサを食べさせてもらうだけの暮らしから、

少し飛べるようになって、今度は自分たちの力で

「食べていくため」の訓練をしているんですね(*^_^*)

路上教習みたいなものでしょうか?( ̄▽ ̄)

親鳥に甘える

・・・しかし、どの世界も親は大変だ〜( ̄▽ ̄;)



スズメは10日前後で孵化し、2〜3週間で巣立つとのこと。

対して、妊娠期間も、子育て期間も、平均寿命も長めの人間。



でも、どちらの子育てでも、一番大事なことは、

親がいなくなった後も、

自分の力で食べて、「生きていける」大人にすること。

「生きていける」チカラを、次につないでいける「親」「大人」になること。



ワタシたちは、「次」に続く命を守り、育てるために生きている。



子どものいる、いないに関わらず、

それはきっと、赤の他人でも。

後から来るもののために、命(時間)を使って

生きぬくチカラを、つけさせること。



それが、先にdebut(デビュー)した者の務め。

そうじゃないと、どんな名公演だって

・・・ロングランにはなりえません( ̄▽ ̄)

お代の「代わり」

・・・・う〜む、なんかカタい・・・( ̄▽ ̄)

インターフォン

ドアに続く玄関の第二の顔(?)インターフォン。



前々から、もうちょっとユルいというか、雰囲気を柔らかくしたかったインターフォン。



しかし、インターフォンカバーなるものは高価で

気楽に払えない(T_T)



どうにか「お金をかけず」「そこそこのもの」が、できないか?(-ω-)



そう、お金が出せないものがだすのは

「体力・労力」と「ない知恵」〜?( `ー´)ノ☆



無い知恵をしぼって、考えます(。-`ω-)

どうにかお金をかけず、できないか?

どうにか、あまり手をかけずできないか?

・・・・・・・・・(。´・ω・)

・・・あれ?・・・もしや、「アレ」が使えるやもしれないぞ(・ω・)!☆

その、アレ。



100均の、フォトフレームでございます!( ̄▽ ̄;)

インターフォン改造材料

100均の木製フォトフレーム、木製リンゴ型押しピン、金具。

ちょこっと加工して〜( ̄▽ ̄)


フォトフレームできあがり

できあがり〜(≧▽≦)

いやはや、カッターで切れるのに、

しばらく気づかないで、必死に削ってくれたお父ちゃん、アリガトウ(^。^)



リンゴの押しピンを結局無地のままにしたのも理由があって

リンゴ=赤・・・って決めなくてもいいのでは?

見る人によって想像が違う方が面白いかな〜?と思ったからです(*^_^*)



代金の代わりに、ちょっと時間と知恵はいりましたが

ウチにしかないインターフォンカバー、

300円くらいで出来ました! (。-`ω-)☆

さくらも散って、落葉樹の木々に芽吹いた

小さな、小さな葉っぱ(*^_^*)


ナンキンハゼの新緑と紅葉

冬はちょっとさみしい落葉樹ですが

冬場の幹のシルエットの面白さ、その樹形の美しさ、

紅葉の艶やかさ、そして新緑の生き生きとした色!(≧▽≦)♪

冬の寂しさは、きっとこの喜びのためなんだな〜と実感します(*^_^*)


さてさて、そんな新緑も眩しい季節(・ω・)ノ♪



もくせい工舎のお家が気になってサイトをご覧の方ならば、

・・・・もしかして、木の下にいるだけで

ちょっと元気になったりしませんか?(*^_^*)

木陰から空を見上げる

そういうワタシも、なんだかモヤモヤしていても

木漏れ日の下を運転するだけで

・・・・すこし元気になる(* ̄▽ ̄*)♪

友人たちもそうで、お互い遠方なので某高原近くで待ち合わせると

「なんか、山ん中運転してるうちに元気になった〜(^O^)/」なんて言っています(*^_^*)



ところで、メッセの広告を書いてて、ふと思った「休む」の「休」の字。



休は木に从(したが)ひ人に从(したが)ふ、行人の休息するには、必ず木蔭(こかげ)に依るが故なり。

通説では、行人(修行する人)が木のそばで休む様子から。

人は、木に寄り添ってこそ「休める」

・・・な〜んて、がっつり自然素材の家のPRみたい!?Σ(*・ω・*ノ)ノ!




とにもかくにも、家をどう考えるかは人それぞれ。

家は、シェルター?

家は、経済力の証?

家は、センスの見せ所?

もし、望む家の在り方が「休むべき、帰りたい場所」ならば

自分がどんな場所なら、ゆる〜っとなれるか想像してみるのもポイントです(・ω・)ノ♪



ワタシは、木々の見える、広い空が見える、緑豊かなところが好きなので

やっぱり居を構えたのは、のんびりした場所でした(・ω・)



木のそばにいて、リラックスできるか?も個人差。



そう考えると・・・家は、やっぱり伴侶を選ぶのに似ています( ̄▽ ̄)

自分が伴侶を選ぶなら、個人的には、

誰もが振り向く超イケメンの、超お金持ちなんて

・・・居心地悪くて仕方ない(^▽^;)
幸か不幸かそんな超金持ちイケメンにご縁はありませんでしたが。



いつもそれに見合う「自分」でいないといけない。

「自分磨き」でもあるかもしれませんが

内面はともかく、外見は下りのエレベーターを後ろ向きで駆け上がる厳しさ(?)

・・・そんなことばっかり気にして生きていたくない。

そんなの心底リラックスできない、・・・とても持たない( ̄▽ ̄;)

自然に、おバアになりたいのです。木の葉が紅葉するように。

いい歳の取り方をして、味のある「婆さん」になりたい。

いつまでも美しい「美魔女」じゃなくて、

「魔女」のように何でも知ってそうな”婆ちゃん”になりたい。



ワタシにとって「家」も「伴侶」も

年齢とともに、無理なく「自然に馴染んでいくか?」が、とても大切でした(*^_^*)



家と伴侶はともかく

一生ともに暮らす家。

家は、あなたのご家族にとって、どんな場所であってほしいですか?



それが、ホッとくつろぐ「休める」場所なら、

ご自分が、心底ホッとできるそんな場所を想像してみて下さい(・ω・)

それをベースに、家づくりを

もう一度、考えてみるのも良いかもしれません(*^_^*)

肩ひじ張らない、しっくり馴染む。

いつか大切に日々暮らす、そんな「わが家」に出会えますように!(・ω・)ノ♪

スズメ様 建売物件、お買い上げ。

子ツバメ、並んで親を待つ

かわいいヒナが見れると喜んでいた玄関先のツバメの巣(*^_^*)

その一部を、破壊的リフォーム?の末、ちゃっかり住んでいたスズメ(^▽^;)

ツバメの巣でくつろぐスズメ


・・・あの後、ボロボロと巣は壊れ続け

桜の咲く少し前、とうとう完全崩壊してしまいました〜( ̄▽ ̄;)自分で直せないのに、ぶっ壊すから〜



とはいえ、ツバメたちが巣立ってから

真冬の寒い時期、屋根スレスレの場所は

なんとか風雪をしのげる場所だったのでしょう。

朝早くエサを求めて巣を後にし、夕方暗くなると戻ってきては、チョコンと鎮座しておりました。



暗くなって家に帰ると、いつもチョコンといるので

なんとなく「ただいま〜( ̄▽ ̄)」と声をかけておりました。

だから壊れて、いなくなると・・・チョットさみしい・・・(´-ω-`)


そう思っていた矢先。

息子が

「・・・お母さん、外の電気メーターのとこ、すごいことになっとるね」

というので、「・・・・?(。´・ω・)?」と見てみたら

・・・ありゃりゃ?Σ(・ω・ノ)ノ!

電気メーターにスズメの巣

なんか、電気メーターから藁がはみ出しております(^▽^;)

・・・こ、これ、大丈夫なんかな〜( ̄▽ ̄;)



そんな心配をよそに、すくすくヒナが育っているようで

親がエサを運んで、巣(←・・・電気メーター(^▽^;))の中に入ると

ちィちィちィちィ・・・♪と声がする(≧▽≦)カワイイ♪

スズメは、「すきま」に巣をつくる鳥。

スズメ。場所により巣の大きさが違う

ツバメみたいに左官工事も、エナガのように巣そのものを作らない建売派ですが、

ちゃっかり色々なものを使って命をつないでいるんですねェ(゜_゜)



・・・しかし、電気量の検針のおじさん。

・・・びっくりしなきゃいいんですが・・・( ̄▽ ̄)

なんかおる?

テマヒマ

本は文字ではない。

本は人じゃ。

開けば、触れることができる。ほかの人の考えに。
(中略)
その人の目で見た、世の中の
人生のあらゆることを教えてくれる。

生きるに迷うとるんは 自分一人じゃないことを。

・・・・これ、大河ドラマ『花燃ゆ』で、吉田寅次郎(松陰)が言っていたセリフです。

え?大河なんか見るヒマないから知らない?

それに、本なんか読んでいるヒマない?



「時間なんてない」「そんなヒマない」

確かにそうかもしれません。



でも、考えてみると

人の一生は、誰しも有限。

ずっと永遠に使える時間なんて最初から誰にもありません。

日野春 重明さんの「いのちはその人が生きて使える時間のこと」だとすれば

時間は、「必要だと思った」自分の意思で捻出する他ないということ。

何を大切に思って、何に時間を使うかは、

その人なりの、「命の使い方」でもあるのかもしれません(・ω・)



何を大事に思うかは、人それぞれ。

そこに簡単に言える優劣はない。・・・かな?と思ってます。

それは、さておき

吉田松陰の言葉ではありませんが、本が人だとすれば

たった3分本を読めば、ダライラマにだって、夏目漱石にだって会えます(・ω・)ノ

たった数分の積み重ねで

自分の殻を破ることができたり、世界が広がるなら

一生のうちのたった一日の数分間です。一分だっていい。

何を惜しむことがあるでしょう。



勤勉な日本にあって、ヒマという二文字は足の裏がヒュウっと冷たくなります。

罪悪感のようなものが、グッサリ自己を否定します。



でも、「手間暇」というと、どうでしょうか?



自分にとって、肥やしになる(なんかもっといい言い方もありそうですが(^^;))テマヒマなら?




ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

(中略)
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

『自分の感受性くらい』 茨木 のり子

何にテマヒマかけるのか?

選んでいるのは自分。

それをするヒマがないんじゃなくて

優先順位をつけ、後回しにしているのも自分。



誰のせいでもない。

誰かのせいにして、「自分はかわいそう」なんて思いたくない。



テマヒマかける。

生きているうちに使える時間を。

生きて使える時間が、命なら、

みんな、限られた長さしかありません。

いくらでも時間のある「ヒマな人」なんて、どこにもいません。

「テマヒマ」続きを読む

本能

チョッピーチリーチョチーツク♪チョッピーチリーチョチーツク♪

朝から何やら、外でいい声でさえずっています。

さえずるホオジロ


キレイな声の主は、ホオジロ(*^_^*)


花散らし
その前日までふっくらと満開だった桜。昨日の風雨が花散らしとなりました。

温かくなって、小鳥たちも恋の季節(・ω・)ノ

花々が咲き、エサが増えだすころに

さえずりたくなるのも、本能のなせる業。

誰にいわれたわけでもないのに!自然の仕組みってスゴイです(*^_^*)



ところで、本能と言えば、

以前、図書館であまりのかわいさに借りた『エナガのねぐら』


エナガは体の全長はスズメくらいの小さな小鳥。

スズメでも小さいのに、エナガはその半分が尾。

だから、そのまん丸な本体(?)は、本当に小さいΣ(・ω・ノ)ノ!

その姿が柄の長い柄杓のようだから、「エナガ」というようです。

まん丸な小さい、空飛ぶポンポン、エナガ(*^_^*)♪



本の中には、そんなエナガのなんともかわいい姿が沢山ありました(・ω・)ノ


『エナガのねぐら』松原卓二
『エナガのねぐら』松原卓二氏 写真・著

その中に、エナガの巣作りについても書かれていて

「・・・そういえば、ホントだ〜(゜_゜)」と感心したことがあります。


エナガの巣作り

それは、子育ての間、親はヒナに一度も巣作りの様子を教えていないのに

巣立ったヒナたちは、ちゃんと親と同じように

自分たちだけで巣をつくりあげるということでした(・ω・)
もう本を返してしまって、おおざっくりでスミマセン( ̄▽ ̄;)

エナガの巣作りは、木の枝にコケを集めて球形の巣をつくり

その周りにクモの糸などでウメノキゴケを貼り付け

寒くないように底には数百枚の羽をいれるそうです。

木の枝の分かれ目、Y字のところつくられた巣は

膨らんでコカがつくので、木に擬態できるのだそうです(゜_゜)スゴイ!

エナガの巣作り

コケを集める事も、クモの巣のベタベタを接着剤にすることも

本能でしたこと。

ワタシたちが、転びそうになったら思わず手をつくのと同じ。

スゴイ!



ワタシたち人間は、巣となる「家」を他人の手にゆだねることがほとんどです。

本能的に、自分たちの手でつくったりしません。

巣となる「家」をつくることを、大金を払って、他人に任せるのです。



・・・考えようによっては、ちょっとコワイ?( ̄▽ ̄;)



でも!きっと、人間でもまんざらでもないんですよ!(・ω・)

だって、あのオノ・ヨーコさんの本で言って(?)いました。

「あらゆる生き物の中で、美しいものをつくりたいと願うのは人間だけ」だって!(≧▽≦)♪



本能の結果として、つくったものが美しい「自然」。

美しいものに焦がれて、それを創りだそうとする人間。

「美しくつくりたい」ということも、本能のひとつなのかは分かりませんが、

美しいものを愛し、大切にできる人の心は

鳥たちの本能と同じくらい、素晴らしくきっとスゴイことなんですよね!(≧▽≦)♪

黒子だもの。

201503_s邸外観

先日完成見学会を終えた豊後高田市のお家。

その前日に、写真撮影にうかがいました(・ω・)ノ



撮影用のお花を活けて〜←下手だけど( ̄▽ ̄;)おまけに花器は百均だし。

・・・さてさて、撮影に取り掛かるかね(・ω・)

そしてカシャカシャ玄関付近を撮影していると

表の通りを、何やらこちらを不思議そうに見つつ通る車。

・・・・あれ?・・・あれ?もしかして? (。´・ω・)?

バタン!バタン!ドアの閉まる音がして

かけてくるお子さんたち。

あれ?・・・・もしかして、お施主さ〜ん!?Σ(・ω・ノ)ノ!



実は、会ったことのある方より

お会いしたことのない方の方が多いワタシ。

・・・えっと、心情的には

舞台でうっかり素顔を出しちゃった黒子のような申し訳なさΣ(TωTノ)ノ!←?



黒子なのに、黒子なのに、顔だしちゃって、スミマセ〜ン!Σ(TωTノ)ノ!

どうか顔見てガッカリ(?)しないでくださいね(TωT)

・・・そんな感じでしょうか( ̄▽ ̄;)



でも、反対に、日ごろ忍びの者ように任務(←とまで言えることか?)についている者にとっては

実際の「住まう人」に(偶然でも)お会いできるのは

テレビで見る有名人に初めて会うような感覚でしょうか?(*^_^*)

照れくささと同じくらい、実は・・・ちょっと嬉しかったのです(* ̄▽ ̄*)



大人でも、子どもさんでも

ワタシは元来人見知りなので、かなり緊張して人と接しますが

不思議ともくせいのお施主様方のお子さんズは、・・・なぜか大丈夫なことが多い(*^_^*)v
(↑・・・先方が大丈夫かは別かも?)



生き生きとした子供らしいまっすぐな素朴さを感じるからかもしれません(^。^)



独り黙々と作業するところだったから、
(↑それにしては、独り言も多いけど?)

おしゃべりできて、オバちゃんホントはすっごい嬉しかったんだよ〜(≧▽≦)♪



とはいえ、黒子だもの。黒子はその気配を悟られてはならない。

・・・なんか忍者みたい?|д゚)


ところで撮影用のお花。

毎回道の駅なんかで、安くて新鮮な、その時期のお花を買います。

花は、撮影後・・・・ウチに飾ります(・ω・)ノ

今回ヤマブキの花を一枝持っていったのですが

あれはウチのお父ちゃんが剪定してて・・・実は切損じたもの。

ガラスの花瓶にいけると、なかなか素敵だったので

撮影にも使いました。

撮影時は、つぼみだったのに

昨今の温かさで数日後には・・・

撮影用のヤマブキの花。家に帰って満開に

・・・満開?・・・ちょ、・・・今頃?( ̄▽ ̄;)



黒子も、ヤマブキもずいぶんタイミングを読み間違った感がありますが

なにより、なにより!

お家の完成、本当に本当におめでとうございます!(≧▽≦)

どうかご家族、健やかでお幸せに!(*´▽`*)

春支度いよいよ

肌寒い時、「お母さん、フード、めくって〜」と下の子。

「・・・な〜ん?(。´・ω・)?」

めくると、下にもフード・・・( ̄▽ ̄;)?

重ね着していたパーカーのフードで

めくってもめくっても出てくるフードマトリョーシカ!Σ(・ω・ノ)ノ!

・・・な、なにやっとんの〜?(≧▽≦;)


それならば!と、お返し(。-`ω-)☆

フードの後ろ頭に、目とくちばしを貼ってやりました(^^)v

Q太郎に見える?

まんざらでもない

そんな寒い日が続いたかと思いきや、

春支度は、急ピッチΣ(・ω・ノ)ノ!

庭の花木も雑草にも、いよいよの春を感じます(・ω・)

ピンクユキヤナギ

昨年秋、コ☆リの見切り品で購入したピンクユキヤナギ。

ユキヤナギは白い小さな花が柳の枝のように集まって咲く花ですが

にょろにょろ触手のようで、・・・実はあまり好みではない( ̄▽ ̄;)

でも、でも!

このピンクユキヤナギの魅力は、なんといっても蕾の可愛さ(≧▽≦)?

赤いサンゴのようなちいさな蕾と、花が入りまじってさくら色なのです(*^_^*)

枝垂れたピンクユキヤナギ


ハクモクレンが満開の頃、花を咲かせます。

春がまだ本番でない中、貴重な花♪

「いよいよ、次は桜だぞ!」と告げているようです(*^_^*)


ムスカリ
「・・・青いつくしがでてきた( ̄▽ ̄;)」と主人は言っとりましたが。

クローバーだらけの花壇から、オオイヌノフグリに混じって

ムスカリもでてきました(・ω・)ノ

水仙やチューリップ、このムスカリも球根なので

忘れてた頃ににょこっと出てきて、これもカワイイ!のです(*^_^*)



昨年はなぜが咲かなかったモッコウバラ(八重・白花)

八重のモッコウバラの蕾

今年は、期待できそうです(^。^)



花が、また咲くのを楽しみに。

「また」を楽しみに待てること。

ささやかでも、とても幸せなことかもしれません(*^_^*)



例え、あまり上手とは言えない庭いじりでも

やってると、自分たちにしか出せない「味」になるのはオモシロイ(・ω・)ノ



なにかの本に、プロは造園は出来るけど、

ガーデニングは素人さんの方がオモシロイのをつくる。とありましたっけ(。´・ω・)?



プロとしての常識の「枠」がない分、

失敗も恥ではない分、

楽しい発想ができるのかもしれませんね(*^_^*)



花木を世話すれば、今まで気にも留めなかった樹木が目にとまります。

小鳥を庭に招けば、小鳥の名前を覚えます。

両親が、そんな話をしていれば

子供たちも、それを覚えます。

庭は、世界を広げてくれる(≧▽≦)♪すごい!



春は、いよいよ本番!

自然の小さな可愛さに、乞うご期待です(・ω・)ノ

自然素材ギャップ

例えば、

「自然素材で焼き上げたパン」

・・・そう聞くと、なんだか体に良さそうな、こだわりのパン?

そう思えませんか?

大手パン会社の袋入りのパンであろうが、

オーガニックの天然酵母パンであろうが、

材料は、小麦粉。・・・当たり前ですが、小麦は、自然素材です(・ω・)ノ

自然素材のパン?材料の小麦は自然素材だけど?

でも、【自然素材で焼き上げた】というフレーズひとつで

健康的で、おいしそうな印象になります(・ω・)

ここまでは、広告のなせる業です( ̄▽ ̄)

それで実際食べてみてどうか?

本当に、健康的なのか?

これはもう、作り手、売り手の話になります。

食べてみて美味しいかはすぐ分かりますが、健康的か?ヘルシーか?

これは長い目で見ないと分からないことですし、

自然素材にこだわったパンを食べさえすれば不死身になるとも言えません(´-ω-`)



パンに限らず、家も

木を使いさえすれば、「自然素材でつくる家」と言えるでしょう。

同じように、ここまでは広告のなせる業です(・ω・)

でも。住んでどうなのか?

本当に健康的なのか?

その点も、パンと同様のことが言えます。

自然素材の家に住みさえすれば、風邪ひとつひかず

不死身になるわけではありません( ̄▽ ̄;)



じゃ、何が困るのか?

これは、「自然素材」を謳うものを売る側と、求める側の

「自然素材」に対する思い入れのギャップ、格差かもしれません(・ω・;)



この格差が小さかったり、または想像以上であればいいのですが

一番問題は、やたらと過度に期待をあおること。

そこが問題なのです(´-ω-`)



「家を建てたい」そう思って、色々なHM、工務店の展示場や見学会、

サイトを覗いてみている方もおられるでしょう(・ω・)

展示場や、見学会に行くのがどうも苦手。だからとりあえずサイトや広告を見てる。

・・・そんな、数年前のワタシのような方もおられるでしょう( ̄▽ ̄)



とりあえず、気になる工務店を広告から、サイトから、ブログに至るまで

色々見てみる。

それで、その会社の広告としての言葉だけじゃなく

目線(まなざし)が何を見ているのか?何を気にしているのか?

その点で、なにか感じ入るものがもしあれば

それが「売るための」言葉だけじゃないのか?

それを確かめに、行って見る。・・・いよいよ「見学会」に!

そこで、自分の感覚・考え方にあうか?

予算的にはどうか?・・・を見極める(。-`ω-)☆

少しでもなにか心に引っかかって、GO!という気持ちになれなければ

「まだまだ決めない。建てないよっ( `ー´)ノ」

それで構わないと思います。・・・パン買うのとはわけが違いますしね!(ーー;)


「・・・実は、そこまでガチガチに自然派にこだわっていたわけではなかったんだけど、

実際に、お家に行って見たら、雰囲気や考え方が気に入って(*^_^*)♪」

そう思っていただけたら、・・・かなりウレシイ(≧▽≦)♪

そんな見学会。3月末に開催予定(・ω・)ノ♪



しつこく営業しません。できません。

・・・だから安心して、「今は一応保留!」カードを隠し持って(?)

見学会にいらしてくださいね!(≧▽≦)



ご予約はドキドキされるかもしれませんが、

悶々としてるよりは、きっと一歩前進!ですよ(*^_^*)

例え「保留」でも、なにか見学会を通して、得られるものがあると嬉しいです(^。^)



近々開催の見学会情報

↓↓↓


詳しくはこちら

サイレン

ウ〜、ウ〜、ウ〜、ウ〜・・・・



突然のけたたましいサイレンの音。

「・・・そうだった!」



午後2時45分。

4年前の今日、東日本を襲った大震災。その発生時刻。



サイレンは、黙とうを知らせるものだったのです。



「・・・今日は東日本の震災の日だな・・・」

朝まで覚えてて、作業してる間に・・・すっかり忘れてしまっていたのです(´-ω-`)↓

サイレンの音に驚いて、

「しまった!」と思っても、・・・忘れていた自分。

・・・反省します。



広島長崎の原爆投下時刻も、今回の震災の発生時刻も、

うっかり忘れていると、そのサイレンにびっくりします。

でも、びっくりするのと同様に、

きっと同じように、こんな風に当たり前に続くはずだった【日常】が

いきなり、バッサリ切り離されてしまったんだと思って、怖くなります。



今回のサイレンが鳴った時、皆さんはどうしていましたか?

会社でしょうか?

運転中でしょうか?

ご主人は?奥様は?・・・お子様は?



あの震災の起こった時刻、自分も同じようになっていればどうなっていたか?

・・・想像してみても、怖い。

当時は、幼稚園だった下の子を迎えに行って、家に帰り着いたくらいでしょう。

上の子は、小学校。戻ってきていない時刻です。

主人は、車で一時間ほどかかる会社にいました。

下の子となんとか逃げても、お兄ちゃんはどうしよう。

お父さんはどうやって戻るんだろう?

Q太郎はどうしよう。



つまらない、どうでもいい、変わり映えのない【日常】?

とんでもない!

なにもない。事無きを得ている。【無事】であることがどんなに尊いか!



何でもないようなこと。

とりとめもないような話で、ゲラゲラ笑ってくれる家族のいることが

どんなに有難いことなのか。

ワタシは、こんな機会でもなければ忘れてしまう。



大反省です(´-ω-`)

想像して創造してみる

本格的にお家を建てることになって、

さらに建築関係の雑誌などをよく見るようになりました(・ω・)ノ

図書館などに行けば、雑誌から書籍に至るまで

あるはあるは!お家関係の本。

『(仮)初めての家づくり・成功例180』なんていう題名の雑誌も多く

お家の間取りや写真がたくさん載っていています(・ω・)

「へ〜( ̄▽ ̄)」と思うけれど、・・・なかなか成功例にピンとこない( ̄▽ ̄;)

スゴイとは思うけれど、自分が住むにはちょっと違うかな〜とか

場所や建築条件とか、予算とか、好みとか色々なことが頭をよぎって

現実感がないような、やっぱり他人事のような気がします。



そういった成功例シリーズじゃなくても

図書館には、風景としてのお家や暮らしの様子、庭関係、

時には、旅行関係の本にも「わ〜(*´▽`*)」と思うような建物の写真があって

イメージを膨らませるには、お金もかからず、いい方法かと思います(*^_^*)



家を建てた後も、よく見るそんな本。

先日、こんな本を借りました(・ω・)ノ♪


『作家の住まい』
『作家の住まい』という、色々な分野の
作家さんたちのお家が紹介された本です。
恥ずかしながら、知らない作家さんも大勢いたのですが…(^-^;

『雪国』『伊豆の踊子』で知られる作家の川端康成邸は、純日本家屋。

元々材木商のお家だったらしく、大変立派Σ(・ω・ノ)ノ!

川端康成邸

実際には、こんな余裕で玄関を建てることは稀かもしれませんが、
沓脱石や、モルタルに埋め込んだ御影石のしつらえなど、・・・・粋ですね〜(≧▽≦)
奥に見える、中庭の緑が良いです(*^_^*)

間取りを見て、その雰囲気を想像してみるのも楽しいですね(・ω・)ノ♪

川端邸間取り図
厠(かわや)や女中部屋、台所も時代を感じます。
ふすまを開けると繋がる空間は、今でもよく見ますが、ワタシなどは、その贅沢さは分からず
「・・・タンスどこに置くんだろ(。´・ω・)?」などど考えてしまいます。



個人的に大変うらやましかったのが、こちら(≧▽≦)♪

作家の堀田善衛邸。場所も長野・蓼科。・・・蓼科ってだけでも、うらやましい( ̄▽ ̄)

その、山荘の書斎です(*^_^*)

堀田氏の書斎

・・・この角っこの机の格好の良さ!目の前の雑木林!

これは、素敵!(≧▽≦)?

こんなとこでお仕事とは、いやはやうらやましい(≧▽≦)

例えここで仕事しても、自分のつくるものは・・・

こちらの山荘は、もともと石切り場の斜面だったとのこと。

外観もとても素敵です。

・・・・あれ?これって・・・( ̄▽ ̄;)
堀田善衛邸外観

堀田善衛邸内観

堀田邸の内装も無垢の木で、築50年。もうすっかり飴色の風合い。

増築・リフォームはしても、ほとんど家は傷むことがなかったそうです。

もくせい工舎の事務所も、数十年。もう飴色ですしね(・ω・)



家を建てる時点で、ご自分の本当に理想としている家のイメージが

ハッキリしている方もいれば、そうでない方もおられるでしょう(・ω・)

ワタシも、「好み」ということと「住みたい」は

ちょっと違うことに気づいたのは、最近です( ̄▽ ̄)

例えば、南欧風の建物の雰囲気は好きですが、・・・自分には似合いません(^▽^;)

じゃ、「好み」ではなくて、「住みたい」のはどんな家なのか(。´・ω・)?


カギは、「わ〜(≧▽≦)♪」と、どんなものに対して思うのか?ってことかもしれません(・ω・)ノ

「わ〜(≧▽≦)♪」って思うことの、共通項を拾っていくと見えてきたのは、

ワタシは「山荘」のような雰囲気で、木々に囲まれていたり

自然豊かじゃないとダメってことでした(・ω・)



色々見ていると、目移りすることでしょうが

ぜひ、ご自分が何に「わ〜(≧▽≦)♪」って心がときめくか?

その共通項を探ってみて下さい(*^_^*)

その中に、お家をつくる際の外せない「心ときめく」何かが

見つかる事と思います(*^_^*)



ぜひ、住んでいるご自分を「想像」して

お家づくり(創造)してみてくださいね!(*^_^*)ノ♪

言葉残り

その人が、何気なく言った言葉がなぜか心に残る。

そんなことはありませんか?

特に感動させようとか、特別な意図もないのに

妙に心にストンと入ってきて

時々、なんとなく思い出したりする、そんな一言です(・ω・)



中学の頃、大好きだった美術の先生がいました。

本格的なレタリングを教えてくれたり、

自分の好きな曲のレコードジャケット(←古Σ(・ω・ノ)ノ!)のデザインをしてみたり。

それぞれの生徒がA4サイズの部分絵を仕上げて、

組み合わせるとアンリ・ルソーの絵画になったり、

マグリットの不思議な世界を教えてくれたのもその先生でした(*^_^*)

ルソーとマグリット

授業を受けるのが楽しくて楽しくて、「何かをつくる」喜びを教えてくれた先生でした。


その先生が中学2年の修学旅行の事前授業で、仏像の説明をしてくださって

「菩薩は、人々を救いながら、自分も仏になる修行をしている」

・・・なぜか、心に残ったのです。

どんな立派に見える人(?)も修行中っていうことに、なんだか親近感をもったのかもしれません。



若いころ、会社帰りの駅のガード下に、小さな焼き鳥屋があって

おばあちゃんが一人で切り盛りしていました。

安くて、ものすごく美味しいけれど、よく怒られると評判のお店でした。

ピーマンのみそ焼き、うずらの卵、中でも牛タンが美味しくて

古い小さなお店でしたが、怒るけれど優しいそのオバちゃんが大好きで

外回りの時に(←勤務中・・・( ̄▽ ̄;))ときどき「元気?」と顔を出していました。

オバちゃんが言っていた言葉。

「材料だけは、ホンモンの、ちゃんとしたのを使わなよ。ミソでも醤油でも。ホンモンのよ」

「ビンボーなんと、汚いのは違うんよ。だから贅沢じゃなくても、キレイにしとかないかん」

・・・この言葉。オバちゃんには、凛とした、スジの通ったところがありました。
↑・・・焼き鳥屋だけに?・・・( ̄▽ ̄;))


『55歳からのハローライフ』という村上龍さんの小説がドラマであって

その中に『空を飛ぶ夢をもう一度』という短編がありました。

主人公が少年時代に遠足の登山で、他の子たちより遅れてしまうシーン。

心配した先生に問われます。「因藤、水筒の中身はなんね?」

「・・・ジュースです」

「それじゃつまらん。濁った水じゃダメぞ。透明な水ば飲まな!」

・・・それから、ただの水だと思っていたものが「透明な」飲み物になりました。



会社の後輩に、ずっと夢だったことを諦めようとしていることを告げた時

「何を、あきらめてもいい。自分で決めたなら。

でも、とにかく、何かを作り続ける人でおってほしい」

・・・そう言われた言葉。

肉親や、兄弟じゃなくても、自分の心の芯のところを

しっかり見られていることに、非常に驚いた覚えがあります。



たくさんのご先祖様の命をついで自分がある。

一生懸命痛い思いをして産んで、育ててくれたから。

小学校の「いのちの授業」でそういいます。



確かにそうなのですが、そのこと以上に

「生きる」ことで私たちはお互いに、影響しあっている。

良くも悪くもですが。



生きていないと。

生きていてくれないと。

その言葉を聞くことも、できません。

もうオレ、都会にゃ住めね〜?

「うお〜、頭痛くなってきた(@_@)

オレ、こんなゴチャゴチャ車の多い、酸素の薄いとこもう住めん〜(*_*)」

と、息子。ただでさえ車に酔いやすいのに、街中が大の苦手。

「・・・おいおい、中津市内だよ?( ̄▽ ̄;)」

しかも、以前住んでいたアパートのあったすぐ近くです(^-^;



現在わが家が暮らすのは、非常にのどかな場所。

雄大な山々、緑は青々し、空はどこまでも広い。

空気も水もおいしい。そんなところです。

家も、前のアパートのような、玄関を開けただけでカビ臭い。

そんな住まいじゃありません。
どんなとこ住んでたの!?(;・∀・)とツッコまれそうですが・・・



当時、もう小学校高学年になっていた息子には、友達関係含め

少しづつ出来上がってきた自分のコミュニティがあり、

それを、親の考え・都合で「転校」というカタチをとることは

本人にとっても心細く、寂しい思いもさせたと思います(´-ω-`)



でも、引っ越しで、新居とアパートを往復する時期、

息子が言ったこと。

「・・・オレ、このアパート、

☆×君たちもおるし、ここ、好きなんやけど・・・(´-ω-`)

・・・ここ帰ると、なんか頭イタイ・・・( ̄▽ ̄;)」

生まれてからずっと過ごしてきた思い出のいっぱいある場所ですが

好きか嫌いか以上に、ずっと住み続けるわけにいかなかったのです(´・ω・`)

カビも結露も多く、冬場は上の子はゼンソク気味、下の子は

常に副鼻腔炎で、青っ洟・・・( ̄▽ ̄;)



環境が変わったからか、それとも体力がついたからか

この地に住んで、この家で暮らし

まったくそんな症状がなくなりました(・ω・)ノ

兄弟、メジロの番をする


子供は親を選べない。


なんていいますが、独り立ちするまでは、基本的に住む場所も選べません。

場所もですし、「住まい」もです。

大人も、そうは言ってもまったく制約がないわけではありませんが

ある程度、自分たちにできる範囲での「自由」があります(・ω・)ノ

「自由」に「選んだ責任」はつきものですが

どんな風景の中、どんな家で、どんな風に暮らしてほしいのか?

その青写真くらいは、出来る範囲で選べる(・ω・)


いつか、目の前の景色に、果てしなく大きな空の青さに、

子供たちの原風景として、ここでの暮らしが残ってくれたらいいな!

そう思います(*^_^*)



かといえ、正直、ローンは嫌い、・・・心細い。

工務店のブログ書いてて言うのもなんですが、

ローン組まずに家が買えたらどんなにいいか!(≧▽≦;)
↑ 元も子もないこと言いますが、みなさんきっとそうでしょう(^^;)

とはいえ、「お家を建てること」

そのことに携わる多くの人の手、仕事、その労力を考えれば

あまりにも安すぎる家は・・・どうなんだろ?(。´・ω・)?


「親ならば、ローンは残すな、思い出残せ」

・・・おかげで変な一句ができました(^▽^;)



それはさておき、

新たにわが家以上に、空がどこまでもどこまでも、広がるお家。

施工実績に新たにUPしております(・ω・)ノ♪

よろしければ、ご覧下さいね(*^_^*)

↓↓↓


お家拝見♪

鳥と木の話 2  ごはんの木

・・・ごはんの木って、なんじゃらほい(。´・ω・)?

小鳥を呼ぼうとして気づいたのは、このことでした(^-^;



それはさておき、わが家にくる小鳥たち。

季節によりいたりいなかったりしますが

スズメ、ウグイス、ヒヨドリ、ホオジロ、

ツバメ、、ジョウビタキ、シロハラ・・・etc.

まん丸ジョウビタキくん。
ジョウビタキが来ると、寒くなった証拠( ̄▽ ̄)

カワラヒワやイカルなどは、庭には来ず、

温かい時期に裏の河川敷にその姿があります(・ω・)



・・・う〜ん。・・・しかし、エナガやカラ類、なぜ来ない?( ̄▽ ̄;)

ウグイスも、欲張りヒヨも、まったりシロハラも

かわいいのですが、・・・来る種類が少ない(^▽^;)

ヒマワリやピーナッツ、牛脂を置いていても

ヒヨに追い払われているのか、来てほしい小鳥がなかなか来ない・・・( ̄▽ ̄)

『エナガのねぐら』松原卓二
来てほしい代表格、エナガ! (≧▽≦)♪


家から1.2�qほどの、山のふもとの中学校ではよく見るらしく

「朝9時くらいに、エナガが教室の窓からたくさん見えるよ( ̄▽ ̄)」

と、わが息子。

「友達ん家でもよく見るよ。エナガも、他の鳥も〜(*´▽`*)」

・・・( ̄▽ ̄;) なんと!

じゃ、近くにいないわけじゃないみたい。・・・なぜ〜?(^▽^;)



エナガは、シジュウカラ、ヤマガラetc.他の小鳥たちと混じって

道先案内(先導)するらしいので、エナガが来てくれたら

他の鳥も来るのかな?(。´・ω・)?

じゃ、そのエナガ。

何を食べているかというと、木の実なども食べますが、主食(?)は木の枝先の昆虫・クモ、幼虫。

とくにアブラムシがお好み。

木につく虫が好き。


・・・・・あれ? (。´・ω・)?


よくよく考えると、自分が木を植えるとき、

その選んだ基準は、「病害虫の少ないこと」でした。

虫の付かない木

なるべく手間のかからない木。

でもそれって、虫を食す小鳥たちにすれば

「ごはん」のない木。

美味しいメニューのない食堂のようなものでしょうか?

・・・それじゃあ、開店休業も当たり前かな〜( ̄▽ ̄;)



「手間いらず」は人間の都合。

一方をたてれば、こちらがたたず。

知恵を絞ったつもりでも、完璧はない。



鳥と木に、教えられました(^▽^;)

鳥と木の話 1  おいでませ♪ことりさん

ホオジロ
キラキラ朝日をあびて、ふわっふわっのホオジロ♪

かわいい小鳥の多い、おらが村。

いつかバードテーブルなんか設置して

小鳥をよんでみたい・・・(* ̄▽ ̄*)

そうもくろんでいたワタシ。

・・・・( ̄▽ ̄)

我慢できず、見切り品みかんを試しに庭にさしてみました〜(・ω・)ノ



一番乗りは〜、・・・やっぱり↓・・・ヒヨドリ( ̄▽ ̄;)

ヒヨドリ
リラックスしすぎて箱型で座ってますね( ̄▽ ̄)

ほぼ独占状態で、エサ場に近づく他の鳥を、

キーキーいって追い払います(^▽^;)

卑しいに鳥と書いて【鵯ひよどり

・・・・ぴったりすぎ?・・・( ̄▽ ̄;)
ちなみに日本じゃよく見かけるヒヨドリですが、外国じゃ珍しい鳥みたいですよ(・ω・)ノ意外です。

そんなヒヨさんズの攻撃にもめげずやってくるのが

メジロ

メジロ〜(≧▽≦)?カワイイ♪

・・・しかしメジロって頭がいいんですね〜(・ω・;)

ヒヨドリは、人がいると嫌がって近づかないのですが

メジロは、すばしっこいのでそれほどでもない・・・のかな?(。´・ω・)?

洗濯物を取り込んでいる横をササッと来て

ヒヨドリが近づけない隙に、おいしそうに食べたりしてます(・ω・)

メジロだらけ
気が付くと至近距離内がメジロだらけΣ(・ω・ノ)ノ!

自分(人)がいる間だけ、邪魔されず食べれるので

うっかりそのタイミングに出くわすと

・・・・・動けない( ̄▽ ̄;)←フリーズ状態?

「今のうちにお食べ♪」というのと、小さくてちょこまか動く姿が

かわいすぎて、動けない〜(≧▽≦)・・・金縛りじゃなくて、メジ縛りか?

追い払われても追い払われても

ちょこちょこ戻ってきては、ちゃっかりごちそうにありつくメジさんたち。

結構眼光鋭いメジロ


・・・う〜む。この面構え・・・( ̄▽ ̄;)

ヒヨさんと渉りあって生きているだけあって、気弱には見えない・・・(^-^;



ヒヨドリとメジロはともかく、小鳥を庭に呼ぶことで気づいたこと。


・・・次回につづきます〜(・ω・)ノ♪

排水考(はいすいこう)その3

さらに続きです〜(・ω・)ノ



話がさらにとびますが、授乳中脂っぽいものを控えていた時期がありました( ̄▽ ̄)

母乳の大元は血液なので

乳腺炎を防ぐため控えるよう言われていたのです(^-^;



元来食い意地がはっているワタシ。

どうにか自分で植物性の材料を使って

負担の少ないものを作れないか?

それなら、ちょっとくらいは大丈夫じゃないか?(*^_^*;)

無い知恵を絞っては時々作って食べておりました(* ̄▽ ̄*)


素朴なクッキー

バターなどの乳製品、卵をたっぷり使ったお菓子は

こんがりとした色合い、いかにもおいしそうな香り♪

当たりはずれも少なく、万人向けです(・ω・)



でも、なかば強制的に

そういった卵・乳製品を使ったお菓子を作らないでいた時

気づくことがありました(・ω・)ノ

なたね油や豆乳、甜菜糖でつくる素朴なお菓子。



洗うのがとてもラク〜(*´▽`*)♪ってことでした(・ω・)



テキパキ要領よくこなせないワタシにあっては

洗うのに手間がかからないのは非常に魅力♪



たまにバターをたっぷり使ったものを作ったあと

そのベタベタいつまでも油汚れの残る感じが、・・・正直、面倒くさい(。-`ω-)☆←?



・・・・・( ̄▽ ̄)


でも、ちょっと待てよ?

このベタベタ汚れ、体の中でどうなってんの〜(。´・ω・)?



体の中の油汚れ(?)を、キュキュッと洗剤で洗うわけにもいきません。

体の中の仕組みは複雑なので、酵素なんかであらかた大丈夫なのかもしれません(;・∀・)

でも、きっとそれを処理するのも

素朴な軽い材料の時よりは、体の負担も多いハズ( ̄▽ ̄;)



体の中で処理するのが大変かもしれないのと同様、

洗い物をして、排水として流れていったものも

自然に分解されて、キレイな状態になるのも

・・・実は大変なんじゃ?( ̄▽ ̄;)



排水溝の汚れのほとんどは、油汚れの固まったものらしく、

それで考えると

自分たちが食べた材料によっては

体にも、排水にも、負担が大きいってことになるのかも( ̄▽ ̄)



・・・でも、分かってはいてもって食べたくなることもありますが

「そうなのかもな」とは、頭の片隅で思っていたい・・・かな!と思います(*・ω・*)

排水考(はいすいこう)その1

わが母は、高度成長期にバリバリ働いていた団塊の世代でもあり

「家には寝に帰っていた」というくらい多忙でした。

性格もありますが、そんな状況でしたので

効率の悪いこと、手間のかかる事をあまり好みません。

「そんな時間がもったいない」が口癖で

のろまな私と違い、テキパキしています。

大人になって、そんな母をうらやましく思う反面

「あぁ、ワタシと母とは親子でも、ここは違う考えだな」と思うことが増えてきました(・ω・)

母は忙しいですから、鍋一杯の煮汁を躊躇なく流してしまう。

わたしは、なんとなくそれが嫌で

再利用できる方法ってないか?と考えてしまいます(´-ω-`)

「時間がもったいない」
「そんなヒマない」

確かにそうかもしれないですが

排水の向こうは

川であり、海であり。

水俣病、イタイイタイ病、洞海湾のヘドロ・・・。

小学校時代に、非常に怖い思いをして聞いたそれらの話は

「そんな考えるヒマがあったら、どんどん稼げ」

そんな経済優先で、手間を惜しんだ末の問題だったように思います(´-ω-`)

・・・そこまでの話ではなくても

ちょっと色々思う、排水の話(・ω・)

とはいえ、実はそこまでがっつりエコな生活をしているわけでもなく

重層、クエン酸類を使いこなすほどの度量もないワタシ( ̄▽ ̄;)

それをふまえた上で、お付き合いくださいませm(__)m



ところで、数年前台所の排水溝がつまってしまったというお話を聞きました。

そちらのご家族も、なるべく自然なものを選ばれる方たちで

食事も、玄米をよく召し上がるとのことでした。

「・・・玄米のとぎ汁が原因なんかも。

・・・お家で玄米食べよるんなら、気をつけて」と言われたのですが

・・・・・(。´・ω・)?

玄米のとぎ汁って、白米よりよっぽど汚れないけど・・・⁇(。´・ω・)?

自然な食べ物がお好きな家庭。

・・・これも一因では?(^▽^;)

心当たりがありすぎる、ワタシの推測は!(。-`ω-)☆



・・・続きます~( ̄▽ ̄)

香る理由

完成したお家の写真撮影に伺う時

一番にすることは、道の駅に寄り道することです(。-`ω-)☆



安くて新鮮な、その季節のお花を買うためです(・ω・)ノ♪


なぜに道の駅?

生花店のゴージャスであまり季節感のないお花よりは

道の駅のお花は、地元でその時期に咲くものが多く

素朴で、もくせい工舎のお家によりぴったりくる!・・・かな?( ̄▽ ̄)

・・・と思っているからです(*^_^*)

見学会場の生花

今回はトルコギキョウと、・・・う~ん、名前が分からないお花!(≧▽≦;)

無事に撮影が終わると、持ち帰って

わが家に飾ります(*^_^*)

だから見学会後は、妙に華やかになるわが家(・ω・)♪

久しぶりに花が活けられていると

パタパタと横を通っただけで、ふんわり花のいい香りがしてきて

なんとも良い気分になります(*´▽`*)



ところで、・・・お花の匂いって、その香りだけじゃなく

ひんやりとも違う、湿気でもない、

・・・ほのかな水分の存在を感じませんか?(。´・ω・)?

生花とプリザーブドフラワー
右がプリザーブドフラワー、左が生花です。写真じゃ分かりづらいかも(^-^;
個人的にはいずれ枯れても、断然、生花派(・ω・)ノ♪
プリザーブドフラワーって、・・・綺麗なミイラっぽい?、かな?( ̄▽ ̄;)

以前、プリザーブドフラワーを作った時に調べてみたら

「香る」というのは、非常に複雑な仕組みで

そもそも、香気成分が「気化」してようやく気づくもの。

プリザーブドフラワーは、その美しさを残すため

脱水処理をしているので、「気化」する水分がなく

・・・香りがしません( ̄▽ ̄;)



もくせい工舎の完成現場で一人、黙々と写真を撮っていると
年取ってきて、よく独り言言うんで、黙々じゃないかも?( ̄▽ ̄;)

その「気化」の気配を感じる(・ω・)

木の家の「木の香り」って、入った時が一番で

中にいるとそれほどプンプン匂ったりしないのですが(木にもよるかも)

空気が動くというか、密閉された感じがしない(。´・ω・)?

凛として、澄んでいて、緑が多い神社の境内にいるような

・・・あんな感じです(・ω・)



木が香るにも、気化の仕組みがいるハズなので

木の香気成分が、自由に気化できなければ

「木の香り」はしにくくなります。

あの独特の、凛とした空気感も感じにくくなる。

木が香る

表面に加工が施されるほど、気化ができなければ

せっかくの「香り」も「肌触り」も

目減りしてしまうような感じがします( ̄▽ ̄;)



「木を生かすには 自然を生かさねばならず・・・」

その言葉を遺したのは

法隆寺の鬼と謳われた宮大工・西岡 常一さんでした(・ω・)



今回撮影にお邪魔したお家も、いよいよ今週末見学会。

「気化」して「香る」空気感のお家。

お越しになったご家族に気に入っていただけたら幸いです・・・ね!(*^_^*)

『いのちの おはなし』

『いのちの おはなし』という絵本があります。

『いのちのおはなし』

聖路加国際病院の名誉院長で

『生き方上手』などの本で知られる

医師の日野春重明さんの絵本です。

1911年生まれ。御年104?105歳?
現役のお医者さんです。
夏目漱石や平塚らいてうらが活躍してた頃のお生まれ。・・・スゴイΣ(・ω・ノ)ノ!

小学校をまわりながら10歳前後の子供たちを中心に

「いのちの授業」を続けてこられました。

それを絵本にしたのがこちらです。

『いのちのおはなし』一部

「いのちはどこにあると思いますか?」の日野春さんの問いかけに

「心臓!」
「考えるから、頭!」
「からだぜんぶ!」

子供たちは口々に答えます。

みんなの意見にうなずきながら

日野春さんは言います。

「いのちは、きみたちのもっている時間だといえますよ。」


・・・時間?(。´・ω・)?


そんな風に考えたこともなかったので

ワタシにとっては、かなり目からウロコでしたΣ(・ω・ノ)ノ!


そのあとがきに

「いのち」である自分のつかえる時間のこと、

その「つかえる時間」である【「いのち」をどう使うか?】

それを決める「こころ」のこと。

そんな見えない「時間」や「こころ」ほど、大切にすべきだと語ります。


「生きて使える時間」=いのち。

どう使うか。

どう生きるか?


・・・・色々考えさせられます(´・ω・`)

戦火の最中にあって、そこに暮らす人々のことを

いのちを削る様に伝え続けて、

生きる時間を無理やり奪われた人。

生きて使える時間を、ほとんど報復ばかりに費やす人。

どちらが温かく優しいかなんて、小さな子供でも分かる。


温かさのない正義なんていらない。

いのちが「時間」だと、こんな結果でしりたくない。

他人ですら、やるせない思いでいっぱいになるのに

ご家族はどんなにかと思います。

いのちを削って伝え続けた「心温かな時間」は決して無駄じゃない。

そう信じたいです。

後藤健二さんと湯川遥菜さんのご冥福を心よりお祈りします。

「『いのちの おはなし』」続きを読む

怒らせるとコワイことより

「わたしを怒らせると怖いんですよ」

どんなにニコニコ笑って、朗らかに握手を求めてきても

こんなことを相手から言われたら

・・・握手するのも恐ろしい・・・(´-ω-`;)



怒らせるとコワイということは、

怒るような事、気に食わないことをすれば容赦しないと言っているわけで

その人のご機嫌を少しでも損なえば

痛い目に合うんだから、言動には気をつけろってことです( ̄▽ ̄;)



世の中には様々な人がいて

人の数だけ、大切にしていることや、価値観があります。

調和もすれば、摩擦もする、ぶつかり合うことだってある。



相手の言動に、「腹が立ったよ」「嫌だったよ」

それはNoなんだっていう意思を伝えることは大事ですが、

そこに「思い知らせてやる」ような気持ちを加えると

「怒らせるとコワイ」ってことになります。

「怒らせるとコワイ」ということを相手に「思い知らせること」は、

ただの脅しです。

脅威を与えて押し通す一方的な「信念」ほど、

危なっかしいものはありません(・ω・;)

しかも、「自分は絶対正しい」という信念のもとにやっていると

「思い知らせる」ことは常に正当化され、美化され、

「悪である相手には罰をくだすのが当然」という大義名分が付きます。

でも、人間誰にも「間違う」といことだってある。完璧ではない。

ましてや、実際ひどい目に合うのが個人対個人ならまだしも

集団、国家となると

お互い一番腹を立ててる相手(権力者)じゃなくて

ひどい目にあうのが、いつも民間人になる。

そこが一番怖いのです。


「怒らせるとコワイ」



「怒らせるとコワイ」国家。

「怒らせるとコワイ」集団。

「怒らせるとコワイ」人。



相手を脅すようなことをして、勝ち得たことなんて

泥沼の上に建てたお城です。



周りが恐れをなしてそれに従って、思い通りになったにしても

それは「コワイから」言うとおりにしているだけで

「信頼しているから」ではありません。



織田信長にしろ、豊臣秀吉にしろ

天下をとったほどの権力を手にしても

いつも地位を奪われることに内心怯えていなくてはならない。

だから逆らうものを容赦なく扱い、

常に「怒らせるとコワイ」ことを見せしめていないといけない。

権力を得ても、心はいつまでも平安でいられない。

信用の上に成り立っていないから、危害を加えられることや

足下をすくわれるといった「恐れ」で、お互い常に疑心暗鬼になる。

その力のバランスが少しでも崩れれば、お城がいつ沼の底に沈んでもおかしくない。



「怒らせてコワイ」ことなんて、何の自慢にもならない。

「怒らせてコワイ」ことの、根っこはすごく孤独だ。

だから、「怒らせてコワイ」より

「怒らせると恥ずかしい」国。

「怒らせると恥ずかしい」集団。

「怒らせると恥ずかしい」人。

それが一番強いのではと思います。



勇気をもって人のために道を進む人のご無事を、心より祈ります。

「怒らせるとコワイことより」続きを読む

ことり来たる

完成したもくせい工舎のお家の写真撮影をし

サイト内でご紹介したり、カタログやフォトブックにさせていただいております(・ω・)



その撮影日は、概ね完成見学会前後からお引渡しの間のお天気の良い日。

撮影日と現場の状況により全く一人の時もあれば

電気工事の堂免さん、サッシの渡辺商店さんのお仕事の横を

ウロウロしつつ撮影したりします。



昨年9月に完成見学会を行った宇佐市のお家は

撮影当日ビックリするほどの人の出入りΣ(・ω・ノ)ノ!

神後建設さんから、ダスキンさん、堂免さんに、渡辺商店さん、

LIXILの営業のノッポさんから、原田の親方、田中棟梁、完成検査方までΣ(・ω・ノ)ノ!

未だかつてない混雑ぶりΣ(・ω・ノ)ノ!


「・・・・( ̄▽ ̄;)」

とにかく、なるべくお邪魔にならぬよう撮影します(^-^;

しかも、内装と外構の工事がそろって完成していれば万全なのですが

実意園さんも多忙なこと、人の出入りがあるとその車もあり

なかなか万全で撮影といかないときもあります( ̄▽ ̄;)


・・・で、外観がうまく撮影できないと場合によっては

お引渡しの後になってしまうこともあります(^▽^;)


・・・・・実はお引渡し後伺うのは、気が引ける・・・( ̄▽ ̄;)

なぜなら同じお家でも、もくせい工舎の「完成現場」から

「人様のお家」になってしまっているからです(・ω・)
一応インターホンを鳴らして撮影のご挨拶はするのですが
永家さんを通じ撮影にお伺いする旨はお伝えしていても緊張します(@_@)

「・・・・・不審者と思われたらどうしよう~(@_@;)」

そう思うから、よけい素行が怪しげに?


「・・・失礼しま~す」 |д゚)

お家の南側にまわっていくと・・・何やら気配が・・・(。´・ω・)?

そこにチョコンといたのは・・・

もくせい工舎の自然素材の家宇佐の現場にジョウビタキ

ジョウビタキちゃ~ん(≧▽≦)♥~カワイイ!

いやはや、こんなカワイイばったりはすごく嬉しい(≧▽≦)♪

・・・ということはですね、お施主様(。-`ω-)☆

きっとこの子も来ますよ(*^_^*)

↓↓↓

風で頭ぼさぼさジョウビタキくん

寒い季節、「ヒッヒッ、カッカ♪」と鳴く声がしたら

カーテン越しにそっとその姿を探してくださいね(≧▽≦)



わが家でも、いつかバードテーブルを設置して

「鳥さんにたくさん来てもらいたい(^O^)/」計画の進行中(。-`ω-)☆



おおまかな造園はプロに任せるにしても

庭は、お好きな花や木を選んでご家族が育てるのも素敵です(・ω・)ノ



「こうしてみたい」思いをたくさん詰め込んで

どこにもない「わが家の風景」がお家と一緒に育っていく。

かけがえない風景になる!とっても素晴らし~い!(≧▽≦)♪



さて、かわいいジョウビタキちゃんも来るこちらのお家。

施工実績UPの準備が整いました(・ω・)ノ

漆喰でなく、土壁のお家。

・・・お家をちょっと見てみたい・・・(* ̄▽ ̄*)

そんな方は、こちら!

↓↓↓


詳しくはこちら

集客テクニックじゃないこと

「自然素材」って入れて検索すれば

でるわでるは、ハウスメーカー・工務店Σ(・ω・ノ)ノ!

別に自然素材っていっても食べ物でも着るものでも良さそうなのに

検索上位のほとんどが家に関するもの( ̄▽ ̄;)

SEO対策って言いますが

検索エンジンの上位に上るテクニックみたいなのもあり

「自然素材」って言葉を多く使うほど上位にあがりやすくなるので

スタッフブログのいちいちに「自然素材の家 ●☆ホーム」って

わざわざ文字を入れているところもあったりします( ̄▽ ̄;)
ブログの内容とは無関係(^▽^;)



検索の上位にくると、見たくなりますが

ピンと来るかは別のような気もします(´・ω・`)

集客テクでいくら引き寄せたところで

「・・・・・・( ̄▽ ̄;)・・・・なんかチト違うかも⁇(。´・ω・)?」と思うことだってあり

集客テクで引き寄せても、なんか違えば離れちゃう(^▽^;)

モテることと、良き伴侶を得るのは別なように、

本質的にどうかってことが大事なんではないでしょうか?

一生暮らすんですもんね!(*^_^*)



ところで、もくせい工舎の見学会にお越しいただいた方は

見覚えがおありでしょう(。-`ω-)☆

もくせい工舎の見学会。段ボールパネル

会場のあちこちに貼られた段ボールパネル!

代表のお手製です。

見学会があるたびに倉庫から持っていくので

「だんだんボロくなってきたんで、やり替えて」と頼まれたのですが

・・・・半分ほっといてます( ̄▽ ̄)←確信犯?



ワタシ的には、綺麗にやり替えることはできても

訴えるチカラはきっと削げてしまうと思うからです。←サボっているわけじゃないのです。・・・多分。

段ボールに、書かれた字を見てください。

書かれた勢いを見てください。

一生懸命描いたであろう、ひつじさんを見てください。



パソコンを使えば、ある程度、小奇麗にみせることはできます。

でも、小奇麗に見せるだけが全てじゃない。

訴えたいことのある人が

その手によって書いた文字、

その手によって描いた絵には敵わない。

そのことを考え続けてきた人の、手から生まれるものが

一番チカラがある(・ω・)ノ

ワタシはそう思うのです。


だから魂を込めて、・・・ほっといてます!(。-`ω-)☆←だからサボっているわけじゃないのです。・・・多分。

個人的には、この段ボールに書いたっていうビンボー臭…いやいや、

無駄なところにお金をかけていない感じが好きなので

これが、印刷屋さんで仕上げたような

銀縁のテカテカのパネルに入っていて

見目麗しい受付嬢さんの案内なら

・・・・ちょっと引いちゃっていたかも( ̄▽ ̄;)←敷居が高すぎる?


受付嬢?
↑強いて言えば受付嬢かも?


立派なパネル、受付嬢の案内、豪華な「もれなく粗品」。

それがないと「立派な」会社って思えない人もいれば

そういった素朴さが、緊張せず好きだと思う方もいて

きっともくせい工舎のお施主様方は

後者の方が多いんじゃないか?って思っております(・ω・)ノ♪



集客テクニックだけで決めるほど

お家は安くありません(*^_^*)

ナマケモノは怠け者か?・・・VOL.2

(・・・続きです~(・ω・)ノ)

ゆっくりした動作で、一日の大半を木につかまり

眠って過ごすナマケモノ。

一週間に一回、排せつなどの為に地上に降りてくる以外は

生活も、出産・子育ても、ほぼ樹上で過ごします。

ナマケモノ

のんびりした動き、のほほんとした優しげな姿。

「癒される~」そう、思う方も多いハズ(・ω・)ノ

じゃ、そんな一見のんびりしたナマケモノ。

本当にのんびり怠けているの(。´・ω・)?

ナマケモノは、「空気を食べている」そう思われていた時期もありました。

実際には、植物や自分に生えたコケなんかも食べています。

しかも、一日にたった8g!Σ(・ω・ノ)ノ!

現在ダイエット中の、わが家のセキセイインコのQ太郎(体重36g)

一日に食べる量が5g。

それで考えると、あの体型にしたら、本当に小食さんなのです( ̄▽ ̄;)

筋肉の量も、極端に少ない。

だから早く動けない。 (しかも、哺乳類ですが変温動物)

次の枝に手を伸ばして移動するのも、

ワタシたちが思う以上に実は、きついことなのかもしれない(´・ω・`)

しかも、天敵のオウギワシにはいとも簡単に捕まり、

オウギワシの獲物の重量の約50%は、

ナマケモノだったという調査結果もあります(^▽^;)

・・・で、ちょっとここで考えてみました。

「・・・ちょっと待てよ?本当にのんびり怠けてるだけなら

食べられそうになって命が危ない時くらい急ぐんじゃないの?(。´・ω・)?」


・・・そう、動けないのです。

食べられそうになって、怖いのに逃げられない。

・・・動けない(´・ω・`;)

同じのんびりしているように見えても

機敏に動けるものがのんびりしているのとは違う。

ナマケモノは、怠けているわけじゃないってことになります( ̄▽ ̄)

ナマケモノに限らず、自分たちの先入観だけで相手を見て

「あの人は仕事だって、大したことしてるわけじゃない」

「あの人よりは、自分の方が大変なんだから」



大変な自分がいっぱいいっぱいで

そう言いたくなるのはよくわかるけれど、そのために向ける

そのまなざしは、・・・やっぱりどこか高いんじゃないか・・・(´・ω・`;)


「のんびりしてて癒される~(≧▽≦)♪

ナマケモノはいいよな~♪のんびりできて~(*^_^*)♪」

怠け者呼ばわりされながら

「・・・おいおい、冗談じゃないよ。のんびりしてるわけじゃなくて

必死に生きてんだよ~( ̄▽ ̄;)

「癒される~(≧▽≦)♪」・・・って、こっちは命がけだよ?(-ω-;)」

ナマケモノはそう思っているのかもしれません( ̄▽ ̄;)

ちなみに役員は「大変合戦」が嫌で、

自分の理由言うのもバカバカしくて

引き受けちゃいました~( ̄▽ ̄;)

ナマケモノを笑うべからず。

他人を下げるべからず。

その苦労も知らず、羨むべからず。・・・です(*^_^*)

ナマケモノは怠け者か?・・・VOL.1

ちょっと、色々思うことありました。

主なきっかけは、PTAの役員決め。

その候補者が出ないときの

あの、重た~い雰囲気・・・( ̄▽ ̄;)・・・Oh↓

皆さん、できればやりたくない。

で、「できればやりたくない理由」を順番に言わねばならないときもある(^-^;

「ここにいる全員が納得できるような理由じゃないと許さないよ」

・・・そんな無言の圧力で、息苦しくて仕方がない(ーー;)

皆さん、出来れば断りたい旨を言っていく。

何か理由を言って、聞いていた人から

「・・・でもさ~、それってさ~・・・」のダメ出し(?)が入る・・・・・・怖~( ̄▽ ̄;)



これじゃ、吊し上げだよな~(ーー;)

まじめにやればやるほど、「できるんだろう、そんなヒマがあるんだろう」

そう思われるPTAじゃ、参加しない方が利口ですし

忙しいと言ったもん勝ちです。

人前で、言いたくないことだってあるし、

役員をできれば断りたいだけで、

なぜ個人的な言いたくないことまで大勢の前で言わなきゃならないのか?

なぜ裁判にかけられるように「大変度」を他人が決めるのか?

なぜ、他人が自分より「大変じゃない」と言えるのか?

「大変度」なんて言葉だけでは測れない。

同じことをやらせても、得手不得手もあるし、

処理能力の違いもある。

抱えていることも違う、それが口外できないこともある。

口下手か達者かでも違う。

見えていること全て、聞くことが全てじゃない。

楽しているように見える人が、楽しているとは言えない。


しかも、「あの人は大したことしているわけじゃない」

・・・そう見ている目線はどうなのか?

・・・それで色々考えているときに

ふと思ったのがナマケモノでした。


動作がゆっくりで、寝てばかり。

怠けているように見えるから、ナマケモノ。


ナマケモノ

「・・・でも、ナマケモノって、本当に怠けてるんだろうか(´・ω・`)?」

(ちょっと長くなりますんで、続きます~(・ω・)ノ)

その道を行く人Vol.2・・・法隆寺の鬼

机に置きっぱなしの、息子の中学の道徳の教科書。

「ワタシの頃、道徳の教科書なんてあったっけ?(。´・ω・)?」
↑・・・ 大昔すぎて忘れました~( ̄▽ ̄;)

ペラペラとめくってみると、

松井秀喜さんや、マララさん、IPS細胞の山中教授まで。

「その道の人」が載っています(・ω・)



その中に、ふと気になるフレーズが・・・。



木を生かすには、
自然を生かさねばならず、
自然を生かすには
自然の中で生きようとする
人間の心がなくてはならない。



それは、故・西岡 常一(つねかず) さんの言葉。

「法隆寺には鬼がおる」そう人々に言わしめた

「最後の宮大工」と呼ばれる人です。

宮大工・西岡常一さん記事

・・・失礼ながら、な~んの知識もないワタシ( ̄▽ ̄;)

全くどんな方か知らなかったのです(^-^;
だから詳しくここで説明するには力不足なので、ご了承くださいm(__)m



ところで、「自然」は昔は、「じねん」と読んでいて

もとは仏教のことばだそうです。

髪の毛がいつのまにか伸びるように

何もせずほうっておいても、ひとりでにそうなること。

物事の本性として自ずとそうなること。それが「自然(じねん)」。



西岡常一さんの言った真意も、仏教の真意も

ワタシなどが簡単に理解はできません(´・ω・`)



でも、なんとなく分かるのは

人の勝手都合で「自然」なものに

手を加えれば加えるほど、

それは「自然」ではなくなる・・・「不自然」になる(´・ω・`)


人間の考えることが完璧なら良いけれど

こっちをなんとかすれば、思いもよらなかった問題も出たりして

・・・そんなに簡単なことではない(ーー;)

木を生かすには、自然を生かさねばならず

自然を生かすには、自然の中で生きようとする 人間の心がなくてはならない。



家にも言えることかもしれませんし

人だって、その「自然」の一部っていうことを

時々は思い出したいな~と思います(´・ω・`)

その道を行く人Vol.1・・・原田の親方

お正月。

「・・・よくぞこの量が、郵便受けに入ったもんだ・・・( ̄▽ ̄;)」

そう感心するほどの、大量の元日の新聞・広告の束。

のんびり新聞を見ていた主人が言います。

「・・・これ、親方じゃないの?」

「・・・どれどれ?(。´・ω・)?・・・あ、ホントだ」



わが家で親方といえば、そう。

鏝を持ったサンタクロース・・・(。-`ω-)☆←・・・すっごい失礼(^-^;

・・・じゃなかった、原田左研の親方です(≧▽≦;)

合同新聞住宅特集記事・原田の親方

新春の住宅特集に、あのお髭の姿がありました。

もくせい工舎の壁をてがける原田の親方は、

実は、業界ではかなり有名な左官職人さん。

原田左研のHPをみてもらえば分かるのですが、

文化財の保護から、大きな公共施設、

駅長室や店舗、

マンションのリノベーション、ピザ窯・・・etc.



手がけるそのどれもが、ドキッとするような

色味、質感と、絶妙な間合いで表現されています。

空間に、ほんのりした温度とやわらかい質感、

そして【色気】に近い雰囲気を創りだす職人さんなのです(・ω・)ノ



「こだわりの職人さん」っていうと簡単なのですが

鏝を握って、右から左に作業を器用にこなしているだけじゃない。


あの大きな目で、ギョロギョロと

壁の表面以上の、なにかを見ようとしながら、

何十年もひたすら【自分の手を動かし続けてきた】

「その道をゆく人」なのだとワタシは思っています(´・ω・`)


そんな親方の記事に、こんな言葉がありました。



土は縁あって 引き寄せるもの。

「95%は素材の力。技術は残り5%。

その土はその人が縁あって引き寄せたもの。

土から離れすぎた現代人が土に触れれば

心がプルプルする。」


親方の言う言葉を、ワタシのような素人が

その意味の深いところまで理解は、きっとできないのだと思います(´・ω・`)

でも、こうして縁あって親方のつくる壁を見ていると

この土の質感に心惹かれるかどうかは

その人の持つ潜在的な「自然への望み」の強さなのかもしれない。

そう思います。

漆喰に映るモッコウバラの影
漆喰に映るモッコウバラの影法師。やわらかな漆喰に映る影も、線が優しい。

漆喰を見て、万人の心が震えるかは分からない。


でも、心のどこかで

そういった土の優しさを【本当に必要としている】人には

恋しい空間であり、愛しむ風景なんだと思うのです(*^_^*)

幕開けは銀世界

大晦日。

「今日は12時まで、絶対起きとく!( `ー´)ノ」

そう宣言する息子の意を察したか?

その効果音のように雷鳴るは、突風吹くは!



「・・・今年の大みそかは激しいな!( ̄▽ ̄;)」

そんな大荒れで幕を閉じた2014年。



新年は、白銀の幕開けとなりました( ̄▽ ̄)

2015元旦雪景色

よっぽど横殴りの雪だったんでしょう(^-^;

花、雪をかぶる

寒くなっても機嫌よく咲いていた庭の花が

かさこ地蔵のようになっていますΣ(・ω・ノ)ノ!・・・頭が重そう( ̄▽ ̄;)



雪の中、カシャカシャ写真を撮っていると・・・

「お~い、おかあさ~ん、来てみて~」と息子の声。


・・・何々?(。´・ω・)?

ベイマックスの雪だるま

アハハ!ベイマックス~(≧▽≦) ♪

上手いな~!(*^_^*)

白銀の幕開けも乙なものです(*´▽`*)



さあ、新しい年もスタートしました!

去年ととりたて何も変わっていないように思えても

一歩一歩は小さくても

少しづつ進んで来てるはず(・ω・)♪

昨日より一歩。

一年前より一歩。

てくてくと、行きましょう(*^_^*)

2015年が、皆様にとって素敵な一歩となりますように!(≧▽≦)♪

作り手のまなざし

高橋まゆみさんの人形「枯れた乳房」。「母恋し 泣きやまぬ子の口元に 持ちゆく我の枯れた乳房を」

いきなりギョッとされた方もおられるかもしれません(・∀・)

「あ!知ってる!」そういう方もおられるかも(*^_^*)



長野県飯山市の高橋まゆみさんという人形作家さんの作品です(・ω・)

数年前、実家近くでその作品展を見て

高橋さんのつくる人形の世界観に

なぜか泣けて泣けてしかたなかった思い出があります(´・ω・`)

高橋まゆみ先生作『ここまでおいで』

それはいつか自分が見た光景で

年とったわがバアちゃんの、あの姿であり

よれよれのかっぽう着のそでからのびる、あのシワシワの手であり

そんな記憶が、人形を見てるだけでフラッシュバックしてきて

予想外にボロボロ泣けてしまったのです。



高橋まゆみさんの人形であり

金子みすゞさんの詩であり

人のつくるものには、その人のまなざしがどこにあるかがよく表れます。



それは、その人の経験したことや

何を思って、どうしてきたか?

その作り手の、積み重なった土・地層のようなものを通して

生まれてきた小さな花のようなもの。

それが形になったものが、作品なんだと思います。



例え、「作品」と名がつかずとも

もっとささやかな

文字を書くこと、料理をすること、言葉遣い以上の「言葉」でさえも

その人なりの「まなざし」を通してこの世に出てきたものには

どこか触れられない、計れない「温度」のようなものがあるように思います(・ω・)
どんなに言葉遣いが正しくても、温かみの感じないときもあるし( ̄▽ ̄;)



「心をこめて」というけれど

それを言えば言うほど遠くなるような何かがあって

「心をこめて」と「あなたのためを思って」という言葉が

一気にその「温度」を下げてしまうような気がする(^▽^;)

言えば言うほどちょっと違う感じがするのです( ̄▽ ̄;)



だから、そんな言葉なしにも

それがどんなささいなものでも

見ると気持ちが「ほんわか」するような

そんなものをつくっていけたら理想かな~と思います(´・ω・`)

家にも、きっと温度感はある。

建て方もそうですし、

住み方、暮らし方もそうかもしれない。

それぞれの、まなざしを通した「温度感」みたいなのがある。



「あなたのために 心をこめて咲いた」って

花は言わない。

でも、花を見るとホッとする。

ささやかでも野の花や

温かなまなざしを通してつくられた温度感のある「もの」には

そんなチカラがある。

そう思います(*^_^*)



どうぞ、お雑煮でもおそばでも

ささやかでも、ほんわかした「もの」で

ほのぼの良いお年をおむかえくださいね!(≧▽≦)ノ♪

「作り手のまなざし」続きを読む

もう大丈夫だよ

先日、家族で映画を見に行きました(・ω・)ノ

気になる映画の予告編を見るのが大好きで

公開前から見た後でも、何度も何度も見てしまいます(*^_^*)
荻上直子監督の『toilet』、川口浩史監督の『トロッコ』もおすすめです(≧▽≦)♪



予告編といえど、あのたった数分の中に、

その映画の世界観をぎゅ~っと凝縮して

見る人の興味・関心を引き出し

いかに「見てみたい!」と思わせることができるか?

広告であり、濃縮されたミニ映画です(*^_^*)



イントロダクションで大まかな登場人物を紹介し、

何が起こって

どうなっていくのかを

短い言葉に、音楽を効果的に入れて

「見てみたい!」気持ちを引き出す広告を超えた芸術(≧▽≦)



その予告編の術中にまんまとハマって(?)

見に行ったのが『ベイマックス』!(≧▽≦)


ベイマックス

可愛くて、おかしくて

だらだら泣いちゃいます(T_T)

映像もすごくいい。

架空のサンフランソウキョウ(サンフランシスコと東京を合わせたような都市)

空気の湿度まで伝わってきそう!(≧▽≦)

見てると、背景がまるで実写のような錯覚に陥ります(・ω・)

エンディングのFALL OUT BOYの『Immortals』の曲にのって

出てくる画像もすごくカッコいい(≧▽≦)

そしてAIさんの『story』の歌詞を見てるだけで

すっかり涙腺が緩くなった中高年のワタシは

息子に「なんかズルズル言いよると思ったら、お母さんかい!( ̄▽ ̄;)

とつっこまれました(^▽^;)



監督総指揮をとったジョン・ラセターさんの言葉が

作り手のまなざしを表します。

「亡くなった人は、その後も自分の愛する人に影響を与え続ける。

そうすることで残された人は、ずっといい人間になっていくんじゃないか」



すごく才能があるのに、それをもてあまし

孤独だったヒロ。

そんな弟をいつも温かく見守っていた兄・タダシ。

「・・・ヒロ、おまえを信じてる」

そしてタダシの死の真相を知り、怒りのあまり

犯人を懲らしめようとするヒロ。

そんな彼に言った、ベイマックスの言葉。

「それを本当にタダシが望んだんでしょうか」



ベイマックスのまなざしは、亡くなった兄タダシのまなざしでもありました。

闘うことも、傷つけることも禁じられた優しすぎるロボットのお話し。

クライマックスで

ヒロの言う「・・・ベイマックス、もう大丈夫だよ」の言葉。

・・・もう、思い出しただけで鼻の頭がキュ~ってなります(T_T)

「よ~か~い、よ~か~い♪」もいいけど、ぜひ大切な人と映画館で!

白くてやわやわの優しい世界に会いにいってください(*´▽`*)
↑・・・なんかディズニーの回し者みたい?( ̄▽ ̄;)

ではでは、Merry X'mas!(・ω・)ノ♪

「こうしてみたい!」

「夢をあきらめないで」

息子の卒業式で先生がそう言われた言葉。

それを聞いていて、ここに立ち会っている親たちの

いったいどのくらい

子供時代の「夢」を実現しているのだろうということでした(・ω・)



子供の頃なりたかった職業。

看護婦さんだったり、スポーツ選手だったり、

社長だったり、パティシエだったり・・・(´・ω・`)

でも、そこに出てくる職業なんて世の中を支える仕事のほんの一部で

実際問題、みんなが「夢をあきらめないで」叶えちゃったら

・・・世の中成り立たない( ̄▽ ̄;)

しかも、「大人になったら、何になりたいか」聞かれた時点から

子供たちは子供たちなりに

色んな人にあったり、自分で経験して、考えて

「夢」だったこと以外の何かを選んでいくこともあります。



「夢を諦めず、叶えたか」で、簡単に勝ち組だの負け組だの言えない(´・ω・`)



それはその人なりに、努力し、悩み、考え、

何を大切に思って、結局選んだ結論だからです。


夢中になる

「やったことは無駄にならない」

それが実感として、なかなか分からないときもきっとあって

「ホントにあんなに頑張って、・・・自分なにやってるんだろ?(:_;)」

不甲斐なくて、情けなくなることもあります。



でも、きっと「こうしてみたい!」と思って

自分なりに考え、悩んで、行動したことは

その人なりの地層になっているんじゃないかと

最近思えるようになりました(・ω・)ノ

畑の土

そう思ったのは、やっぱり下手なりに畑をしてみたからでした(・ω・)

畑にしても、森にしても

木の葉や、虫の死骸やいろんなものが積み重なって

土は、豊かになります。

なにが積み重なったかで、

土の質も、良く育つ植物も違ってきます。

だから同じ種(きっかけ)が落ちたところで

季節や、その土質によって

芽が出たり出なかったりする・・・(´・ω・`)



人も、「こうしてみたい!」と望んで、何を考え、行動したか?

それで、その人なりの地層というか、味ができてくる(・ω・)



だから、子供たちよ(・ω・)ノ

夢が叶うかどうかは、さっぱり分かんないけど

「こうしてみたい!」と願って行動したことは

きっと君の土になる\(^o^)/

きっと大人の「こうしてみたい!」も

ワタシたちなりの土になる!(≧▽≦)♪



豊かな土は、命をはぐくみ、育ててく!\(^o^)/

素晴らしい!(≧▽≦)♪

メリークリスマス

もうすぐクリスマス(・ω・)

だから、どうぞ心安らかに

よいクリスマスをお過ごしくださいね(*^_^*)

「「こうしてみたい!」」続きを読む

誰かの【望み】を手にしているのに

「夢をあきらめないで」と人は言います(・ω・)


その人の言う「夢」というのは、

なにかの職業に就くことだったり

何かを手に入れることだったり、色々です( ̄▽ ̄)

手に入れるのも、地位や名誉といった【スタンス】から

家といったような【物】、旅行のような【行動】、はたまた

「自由を得る」といったような【権利】にかかわることもあるでしょう。



「夢をあきらめない」



夢を叶えた、叶えないで

人を勝ち組だとかなんとかいうのも違和感があります(´-ω-`)

ならば、その「勝ち組」であるはずの有名人や

人一倍努力してメダリストにまでなった人たちが

なぜ警察沙汰になったりクスリにおぼれたりするんでしょうか?



どうも

「夢をあきらめない」=「夢が叶う」=幸せ!・・・なんて

単純な話じゃなさそうです( ̄▽ ̄)



夢が叶うということが、【幸せの絶頂】なのだとしたら

・・・あとは【下る】だけ・・・?それじゃあ困るのです( ̄▽ ̄;)

結婚式で
「人生は山登りに似ている。
頂上に上って降りて来るから山登りと言える。頂上に行きっぱなしは【遭難】という。」と聞いたこともあります( ̄▽ ̄)
・・・誰が言ったのか忘れましたが・・・




かといえ、夢や望みを失ってはイキイキと生きられません。

大事なのは、【望み】を簡単に捨てないこと。

そして、叶った【後】どうするか?ってこと・・・かもしれません(・ω・)



衆議院選挙が終わり、最低を更新した投票率。

日本国民なら、成人すれば一人一票当たり前にもらえます。



その当たり前にもらえる一人一票を

体を張って【望んだ】香港の学生もいます。



日本人なら中学まで当たり前の

「誰もが勉強できる」権利を、命がけで【望んだ】マララさんもいます。



日本人なら誰でも当たり前にうけれる【権利】とか【自由】とかは

世界のどこかで、誰かが必死に必要としている【夢】や【望み】かもしれません。

世界に限らず、かつての日本人たちが

必死で【望んで】勝ち得たことだったりもします(・ω・)



誰かが必死で望んでいるものを手にして、

どうするかはよく考えなければいけない・・・(´・ω・`)



なぜなら

そんな大人の【言いわけ】を、

そんな大人の【背中】を

未来の大人である【子供たち】はよく見ているからです( ̄▽ ̄;)Oh…。カアチャンもガンバリマ~ス・・・

トリノス・ジャック!

夏の暑い盛り、わが家の玄関先から巣立っていった子ツバメたち。


子ツバメ、並んで親を待つ

フンと食べ残し(・・・トンボ( ̄▽ ̄;))には

ちょっとだけ困りましたが、なにより愛くるしい姿を見せてくれた

あの、トリノス(鳥の巣)

来年も子育てできるようにそのままにしていた、あのトリノス(・ω・)



・・・なんと乗っ取られちゃいました~Σ(TωTノ)ノ!・・・Oh my god!



その犯人は、

ツバメの巣でくつろぐスズメ

・・・スズメ~Σ(TωTノ)ノ!・・・Oh!



いやはや、ツバメのことを調べているときに

スズメが巣をとっちゃったり、子ツバメに悪さすることが出ていたのですが

まさかウチの玄関先で!(T_T)


しかも、作りにくい場所にあんなに器用に作っていたツバメの巣。

やりましたよ!親方!



ツバメに比べ、上手に巣が作れないとは言え、

スズメよ。

・・・そ、そこまでボロンボロンにする必要あったのかい?( ̄▽ ̄;)・・・破壊的リフォーム!?


不器用ですから

朝夕、巣にちょこんと座ってくつろいでるスズメも可愛いのですが

・・・なんだかちょっと、来年もうこの巣にツバメが来ないかも?っていうのは

ちょっとさみしい・・・(T_T)



そんな、スズメがちゃっかり北風をしのげる巣を見つけた季節。


「・・・ヒッヒ、カッカ♪」



・・・あれ~?この声は・・・(。´・ω・)?



そう、この冬も来てくれました!

・・・ジョウビタキ~(≧▽≦)♪

ジョウビタキ・オス
玄関先のコマユミの実を食べに来たジョウビタキくん♪
なぜか写真をバシバシ撮っても、逃げない(≧▽≦)♪
・・・しかも、なぜにカメラ目線?( ̄▽ ̄;)

恋の季節か?ジョウビタキ

・・・そうか~、もうそんな季節になったのねェ・・・(´・ω・`)

気が付けば、来年がそこまで迫ってるし!( ̄▽ ̄;)



いやはや、一年過ぎるのは早い!です(。-`ω-)☆

作り手の目線はどこか

新しくできたばかりのもくせい工舎のお家にお邪魔して

写真を撮るのもワタシのお仕事であります(・ω・)ノ

新築



現場の状況によっては

電気工事の堂免さんだったり、サッシの渡辺商店さん

八幡空調さんなどに出くわします
(↑ クマみたいに?
   「わ~Σ(・ω・ノ)ノ!びっくりした!誰かと思った~(^▽^;)」って感じです。
   お互い様でしょうが…( ̄▽ ̄)



一人の時は、邪魔になっていないかは気にせずにすみますが

・・・ホントはちょっと心細い( ̄▽ ̄;)


「失礼しま~す」

シンとしたお家に入ると、空気が凛としてる。

実は、もくせい工舎の家にも、「新築の匂い」があります( ̄▽ ̄)

でも無機質な臭いではありません。

まだ真新しい材木の清々しい木のにおいと、漆喰のにおいです。

それが、ヒンヤリとも違うな。う~ん・・・(´・ω・`)

神社の境内に入った時みたいな感じでしょうか?

神社の敷地って背の高い木がたくさんあって

「酸素が濃い!」感じがしませんか?(。´・ω・)?

いわば、あの「酸素3割増し(?)の匂い!」←なにそれ?( ̄▽ ̄;)?


新しくても、新車の匂いが苦手な方もおられるでしょう(´・ω・`)

新しいもの独特の、薬品っぽい無機質な臭い。

ワタシは気分が悪くなるほどではありませんが、好みではない「無機質な臭い」。

あのにおいが、しないのです(・ω・)ノ
・・・あ!Σ(・o・) ただしお風呂は別です。
使いやすいようユニットバスなので、・・・どうしても無機質です( ̄▽ ̄;)



「自然素材」の家、「木で癒される」家、

「空気がきれいな」家、「健康な」家・・・。

今そんな文字を、たくさんのハウスメーカーの広告で目にします。

何をどれだけ使わないと「自然素材の家」と呼べない。

そんな決まりはありません。

木に癒されることも、空気がきれいかも

実際の現場に行かないとわかりません。

広告の言葉だけでは、作り手の根っこは見えません。



でも、本当に「自然素材」を大事に思っているかは

その作り手の、日々の目線にあるように思います。



「自然素材」を使って家づくりをする人が

自然の風景や、日々の暮らしのことに関心がないなら

そういう範囲での「自然素材の家」かもしれません。

青く広がる空に、真っ赤に染まる夕空に

吹く風に、山々の木々の変化に・・・

そういった自然に、ほとんど心ときめくことなければ

ホントウの意味での「自然素材のものづくり」はできない。



空を見るのが好き。

風に葉っぱがそよぐのが好き。

日向ぼっこが好き。

大きな樹が好き。



そういった何気ないことが好きでたまらない人が

もし「自然素材」の家を必要としているのなら、

作り手の目線が、日々どこに注がれているのかも大事かもしれません(・ω・)ノ



日頃、自然にとくになんの関心もない人に

自然素材の良さは引き出せません。

m_yuka.jpg

だってそれは、

「本当に【自然】が好きで、【素材】に惚れ込んでつくっているか?」の違いだからです(*^_^*)

隣の芝は

例えば、どこかの人が建売でお家を買って

そのあとに、自分のお家より広くて安い

築浅の中古の物件を見つけて

やっぱり慌てて買わなきゃよかった、

なんでこんな狭い家を買っちゃったのか?

あっちの方がよっぽど安くて、広いのに。

おまけに、家が狭いなら

子供もひとりだけにしとけばよかった・・・云々。
↑ この辺も、建売買ったことも、全く子供たちの落ち度じゃないのですが


後悔のスパイラルにはまっていたとします(・ω・)



ワタシなどはひねくれているので

築浅の中古物件で、広いのに安いなら

【安いなりの理由】があるんじゃないか?と思っちゃいます( ̄▽ ̄)



仮にその中古物件が、「当たり」だったとしても

その代わりに、もし今度はご近所トラブルに悩む羽目になったりしたら

「やっぱり、狭くても前の家の方が良かった!」・・・なんてこともあります。



・・・・羨ましがったら、きりがない(*_*)

【隣の芝は青い】

自分たちからすれば、羨ましいように見えることも

物事には、必ず長短あって

知らない苦悩や問題もあったりします。



家も、ご縁。

その場所に家を建てたこと。

その家に住むこと。

命に係わるほどの問題は別ですが、

建てたことも、住むことも、そう決めたこともご縁だし、自分の責任です。

「誰かに決められた」って、

脅されたわけでないなら、それでOKしたことも

やっぱり自分の責任です。
もちろん、そう「決めさせる」ために相手を騙したり
過度に期待させるようなことを言ったりしていないかは相手側の問題ですが…( ̄▽ ̄;)



強制的に住むところを決められていない。

その選ぶ【自由】があれば、それに付くのは【決めた責任】です。

キビシイですが、現実です。

誰のせいでも、ましてや子供たちのせいでもありません。



しかも、羨ましいばかりの【隣の芝】も

必ず長短あることを考えれば

【自分の芝】で、いかに子供たちに楽しく過ごしてもらうかを

考えた方が、建設的です(*^_^*)



どんなに吟味した【芝】でも、【家】でも

どこかここか「やっぱりああすれば、よかった」ということは出てくる。

でも、大事なのは、基本の基本。

「基本的に、一番何を大切にしているのか」の、【根っこ】の部分。

考え方のベースが合ってるかということじゃないかと思います。



【芝】でも、【家】でも、・・・・【伴侶】でも?

「あ~、もう腹が立つ!( `ー´)ノ」という日もあれば

そうじゃない日もあって、なんやかやといいながらやっていけるのは

【根っこ】はどうか?っていうことかも。



これから、【芝】も【家】も見つける【自由】がもしあるのなら

【根っこ】を見極める【責任】は、

やっぱり選んだ自分にあるってことなのかな・・・(。´・ω・)?

そう思います。

世界はデッカイよ!

11月は、小学校の「親子読書月間(・・・こんな名称だったっけ?)」。

一週間に一度は、親子でTVなどのメディアに邪魔されないで

落ち着いて30分(←一回に、です)一緒に本を読む。

それぞれでもいいし、読み聞かせあってもいい。

とにかく、じっくり!本を一緒に読む!

・・・・というのがルールです( ̄▽ ̄;)



本を読むのは好きな方ですが

【一緒に】というのと、【続けて30分】というのがなかなか難しい・・・(*_*)



元来本よりも、マンガの方が好きな息子には

・・・30分はかなり長い・・・( ̄▽ ̄;)

家の本では埒が明かないので

図書館で何冊か借りてきて、一緒に読みました。



そのうちの一冊が『ただいま!マラング村』。

ただいま!マラング村

タンザニアのツソという男の子のお話しでした。

ツソの生まれたマラング村は、キリマンジャロのふもとの小さな村。

おばさんのところでおにいちゃんと一緒に住んでいたけれど

食べ物をすこししかもらえず、ある日お兄ちゃんと家出をします。

ところが、お兄ちゃんと町ではぐれてしまって・・・。



お話しのテンポも良く、親も子も、大変楽しく読めました。

出てきた「キリマンジャロ」という山のこと、「マラング村」のことを

読んだついでにネットで調べて子供と見てるうち

・・・・・ちょっと試したくなったのです(・ω・)

大分県北で、多分こんなバカなことしたのワタシだけかも・・・( ̄▽ ̄;)



大分県北の母なる山「八面山」。それよりキリマンジャロ山ってどれくらい高いの?

富士山は?世界最高峰エベレストは?



それで、調べてみて

八面山の位置に、それぞれの山があったらこんな感じかしら??という図が下

↓↓↓

山比べ

・・・せ、世界はでっかいな~!(≧▽≦)

ちなみに、

キリマ(kilima)はスワヒリ語で山。ンジャロ(njaro)はチャガ語で「白さ」。

通説ですが、キリマンジャロは「白く輝く山」のこと(・ω・)

エベレストはヒマラヤ山脈ですが

山脈に属さない独立峰としては世界最高峰。

赤道付近にもかかわらず、山頂を氷河が覆う山。

でも、この氷河も2020年ごろには

完全になくなってしまうかも・・・とのこと。

・・・白く輝く山じゃなくなってしまうな~(´・ω・`;)



それはともかく

・・・・息子よ、世界はとてつもなくデッカイぞ!(*^_^*)

いのちをいただくんだもんな。

あさりの砂抜き、皆さんはどうしていますか? 

以前誰かに、

「フツウは塩水でするんだけど

真水の方が苦しくてよく砂を出す」と聞きました(・ω・)

それが正しいかどうかは分かりませんが

ワタシは断然塩水派!

同じ砂抜きなら苦しそうより、ちょっと罪悪感が減りそうかも・・・( ̄▽ ̄;)
どのみち、火にかけて食べちゃうんだけど・・・(^▽^;)

それに、あさりがにゅ~っと口みたいなものを伸ばして

ピュッ!と水を吹きだす様子が楽しくて

「うん。よしよし(*^_^*)気持ちいいかい?」と

少しの間だけあさりを飼っているような気持になるからです( ̄▽ ̄)

あさりの砂抜き

そんなかわいいあさりも、火にかけねばなりません( ̄▽ ̄;)

あさりのお味噌汁が大好物の、息子のために買ってきたんです。



・・・火にかけた途端、あさりは【生きて命あるもの】から

【他の命を支える食べ物】になります。



ありがとう、あさり。お味噌汁、美味しかったです(TωT)



『いのちをいただく』という絵本がありますが

いつもいつも気にしてはいなくても

私たちの口に入るものは、【命】

生きて、風にそよぎ、種子を残し、枯れて、土に還るはずだったもの。

生きて、子を育て、なでられれば喜び、おいしそうにエサを食む動物だったもの。

「スーパーのパックに綺麗につめられたものからは

命は想像できないけど、

そのお肉にも、生き生きとした命の営みがあった」

その命を、自分たちがそうする代わりに「解く」仕事をする

食肉加工センターの人のお話しでした(・ω・)



この頃、毎週のように

華奢で、おしゃれな若い女性が、

競い合うように大食いを披露しているのを見ると

ちょっと切なくなるのは私だけでしょうか?



本当に、そんなに食べないと、身が持たんの?( ̄▽ ̄;)

そうじゃないなら、目の前で命が解かれながらだったら

たぶんきっと、そこまで食べようと思わないよ?(´-ω-`;)



大食いを競うのも、それを面白がるのも

そんなに愉快な話じゃないなぁ~と、思う今日この頃であります(´・ω・`;)
とは言え、食べることは好きなのですが・・・。

「いのちをいただくんだもんな。」続きを読む

木製、こんなものまで!

ワタクシ事ですが

・・・愛用のマウスが、千切れかけております( ̄▽ ̄;)oh…↓

たいしてお役に立てることをしていなくても、一応商売道具。

いきなり突然変な時間に使えなくなるのも困るので

新しいものを探すことに(・ω・)

とりあえず、Amazonで『マウス』と入力。

・・・もしかして・・・あったりして~・・・(。´・ω・)?

と、思い、続けて『木製』と入力してみました。



そうしてみたらですね~・・・、あるんですね~。

ビックリ、木製のマウス!Σ(・ω・ノ)ノ!

しかも、キーボードとかまである~!(≧▽≦)♪

・・・ってよく考えたら、自分はノート型なのでムリでしたが、

「いいな~、キーボードとか木だったらさぞかし気持ち良さそう~(≧▽≦)♪」

同じものなら無機質のものより木の方が

触っていても癒されそうです(*^_^*)



それで、めでたく(?)仲間入りとあいなったのがこのマウス。

木製マウス
よくればのマウス=名付けて見っ木~マウス!
(・・・ミッキーマウス?まさかのダジャレでございます ( ̄▽ ̄;))


竹製です(・ω・)ノ

ちょっとサイトの写真とイメージが違って

色、プロポーション的に若干「キクイムシ」っぽい?(。´・ω・)?

木製のマウスパットは高かったので

ホームセンターで適当に購入してきました。

見っ木~マウスの下が、杉の『なんちゃってマウスパット』です。



使っていると、明らかにですね・・・

・・・マウスパットの方が気持ちいい・・・( ̄▽ ̄)♪
300円くらいだったのに!

竹は、固くて冷たいんですね~・・・(。´・ω・)
(丈夫でもあるんでしょうけど)

杉は、柔かくて温かい。

木も、素材により色々で

触っていて気持ちいいか?にも、個性がありそうです(・ω・)

ぜひとも、木材コーナーなどで触り比べてくださいね!



ところで

Amazonで『木製』ってだけ入力して検索すると

出るわ出るわ、『木製』商品!

腕時計から、なんと・・・ネクタイまで!Σ(・ω・ノ)ノ!



『木製』であることが、意外な商品の方がインパクトもありますね~( ̄▽ ̄)

ついつい、どんなものか、見て見たくなってしまう。



個人的には、ぜひできてほしいのが『木製』自動車(・ω・)ノ

せめて、内装だけでも

無垢の木と漆喰でできないか?(。-`ω-)☆

そうしたら、空気がこもった感じがしなくて

車酔いさせたら日本一(?)の、ウチの息子も助かりそうです(・ω・)ノ♪

木のいい匂いがする、自動車。

どこか作ってみてくれないかな!(≧▽≦)

顔に出る

もくせい工舎の事務所ほどではありませんが

自然豊かなおらが村。

庭先に、ことりがやってきます(・ω・)

小鳥
・・・しかし、同じようなところに住んで、同じようなものを食べる鳥って
・・・似てますね~( ̄▽ ̄;)

夏に、つかず離れずペアで行動していたホオジロ(…かな?)

秋になってオスのこの子だけ。(一緒にいたメスに気づかなかったのかもしれませんが)

ホオジロ?

ホオジロは4-7月に繁殖期を迎え、11日間くらいでヒナが巣立つと

その後1か月くらいはヒナの為にエサを与えるそうなので

夏にペアを見た時は、ちょうど夫婦で

子育ての忙しい時期だったのかもしれません。



そんなおらが村。

秋も本格的になってきたころ、

「キィ~、キィ~、キィ~・・・」

・・・・(。´・ω・)?

わが家の庭先で、何やら騒々しい鳥がいる・・・( ̄▽ ̄;)・・・しかも、声が、またデカい…。

モズ、バッタ?を捕まえる

・・・モズ・・・? (。´・ω・)?



ワタシ:「・・・お父さん、・・・モズがおるよ(^▽^;)」

主人:「モズ?」

ワタシ:「・・・【はやにえ】する鳥だよ~(・ω・;)」


そう、モズといえば【はやにえ】。

モズは、獲った昆虫などのエサを、木の枝などにさしておく習性があるのです( ̄▽ ̄;)


・・・と、いうことは?

主人:「・・・あ~、だからこの前バラの木にバッタが刺さっとたんか~( ̄▽ ̄)」

・・・ゲゲ!?・・・やっぱり~⁇Σ(TωTノ)ノ!



今年、ウチの畑には

バッタだのコオロギだのがやたら多くて

モズにとってはバイキング状態だったのかもしれません(ーー;)



しかし、昆虫から、小型ならカエル、小鳥も捕獲するというハンター・モズ。

もうすぐ冬だぜ。byモズ

生きざまが、顔に出ています (。-`ω-)☆



・・・・・・( ̄▽ ̄;)

・・・うん。モズとは反対の意味で

確かに、あなたも【生きざま】が顔に出てますよ(´-ω-`;)

インコのQ太郎

・・・緊張感ないな~!(≧▽≦)♪



いやはや。鳥も、色々です ( ̄▽ ̄)

そろそろ2年目の方!もぐりにいきますよ!

・・・・いったいなんの【2年目】に、どこにもぐりに行くの? (。´・ω・)?



答えは、建てて2年目のもくせい工舎のお家の「床下」。

シロアリの点検に伺うのです(・ω・)ノ

床下点検口


建てた後、ご自分でこの下を覗いてみた!っていう方は少ないのでは?

ここに、建てて2年目くらいに代表が「もぐり」に伺うわけです(*^_^*)


プーさんみたいに埋まってるわけではありません
↑・・・埋まってるわけでは、ありません( ̄▽ ̄;)

手づくり道具
↑こんなコロ付の道具を使って、狭い中を移動します。


具体的には、何を主に見ているかというと

床下の湿気の具合と

外に接している部分の基礎のつなぎ目や配管の隙間などの近くに

【蟻道】というシロアリの通り道ができていないか?

・・・などをチェックします。

床下


・・・・え?シロアリって木を食べるんでしょ?

なぜ基礎とか配管のとこから来るの~?Σ(TωTノ)ノ!
っていうか、そもそもなんでコンクリートの中に道なんか作れるの~?Σ(TωTノ)ノ!




たしかに、そう。食べ物が露出していなくても

どこからともなく嗅ぎつけて、エサを探し出す。

しかも多数で~Σ(TωTノ)ノ!



シロアリが、アリの仲間じゃなくて

ゴキブリ目なんだと言われれば・・・納得!・・・しませんか?( ̄▽ ̄;)

ちなみに、シロアリにとってクロアリは仲間どころか

点滴。・・・違った、天敵です (。-`ω-)☆



代表:「・・・うんしょ。・・・・今回も大丈夫!」

ワタシ:「・・・ちなみに今まで異状があったお宅って?」

代表:「ど~っこも無いよ!(*^_^*)」



エコボロンという半永久的に効果のある防蟻剤を使っているので

心配はいらないのですが、点検もかねて

2年目に一応検査しているのです(・ω・)ノ



シロアリの生態については、そのエコボロンの会社が詳しくHPに掲載していました。

興味のある方はぜひのぞいてみて下さいね(*^_^*)

↓↓↓

㈱エコパウダーさんHP: 『まんがでわかりやすい!シロアリ対策ガイド』

・・・しかし、エコパウダーさんのHPを見てたら

基礎断熱だと、蟻道のあるなしが点検しにくいとか、

床下暖房はもともとシロアリの活動が鈍い北海道とかの話で

床下暖めるなんてやめて~!みたいなこととかが書いてあって

・・・・・・いやはや。シロアリ、恐るべし( ̄▽ ̄;)
シロアリもですし、生態を良く知らないで家を建てちゃうことも(^▽^;)・・・コワ~(@_@;)}}



お施主様方、特にそろそろ2年目の方。

そのうち、代表が【もぐり】に伺います!(。-`ω-)☆

そうじゃない方も、ちょっと床下検査口をちょっと開けて見て

「・・・・お~♪湿気っぽくない♪」って確認してみても楽しい(?)ですよ(≧▽≦)♪

レトロなガラスの世界

レトロ、レトロってよく言いますが

・・・レトロって具体的にはなんじゃらほい?(。´・ω・)?


【レトロ】というのは、retrospective(回顧)の略語で《懐古趣味》のこと。

「古いものを珍しがり懐かしむ」

・・・そう。 (。-`ω-)☆

懐古【趣味】なのですから、好みかどうかが問題(・ω・)ノ

特に関心がなければ心もときめかないのかもしれません。

個人的には、「わぁ!(*´▽`*)」って嬉しくなる雰囲気のひとつです(*^_^*)



そんなレトロな雰囲気を醸し出す、【古いもの】。

【古民家】というフレーズひとつで

テンションがちょっと上がる↑↑( *´艸`)

そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?(・ω・)


そんな古民家のガラスも、もくせい工舎のお家で

独特の「味わい」を出す、大事な一役をかっています(^。^)

古建具再利用

その役目を終えた、どこかのお家の古建具。

そこに、新たな命を吹き込むのは

耶馬溪の大窪建具さん。



もくせい工舎のお家づくりを支える、かけがえのない職人さんのひとりです(*^_^*)

リフォームの建具

無垢の木のままだと、重い。

だから集成材のようにして建具を作るのですが、

その材料に化学ボンドは使ってほしくない。

塗装もしたくない。

お家ごとに、似合うデザインにしてほしい。

等々、もくせい工舎のうるさい(?)注文にもきちんと応じてくれる。

・・・しかも、大工さんたちも絶賛するほどのセンスの良さ!(≧▽≦)♪

そんな職人さんの手で、レトロなガラスは生き生きとした存在感をだします。


トイレの明り取り窓

もくせい工舎で使っているレトロなガラスは

古いお家の建具が役目を終えるたびに

分けてもらえるようお願いしているものなので

いつ何時、どんなガラスが手に入るかは分からない・・・( ̄▽ ̄;)

お家の建具をつくるタイミング次第。

そういった意味では、建具のガラス一つもご縁。なのかな~と思います。

織物用に繊細な模様のガラス

完成現場の写真撮りに伺って

この古建具のガラス建具があると、ちょっと嬉しい( *´艸`)


どこかの古民家ギャラリーのようでいて、よそよそしくなく。

落ち着いているのに、きりっとして。

青いガラスの入ったリビングドア

実際に、「つかわれていた」時間というものが

贅沢な意匠そのもの!なんでしょうね(≧▽≦)

ガラスを透す光

やわらかく光が差し込む、この複雑で魅力的なガラスの世界 (・ω・)♪



・・・ただし、割れると同じものがない時もあるので

その点、ご注意を!(。-`ω-)☆

美容室難民と個人情報

おしゃれさんではないので

美容目的というよりは、羊の毛刈りのような気分で

美容室に渋々、行きます。

年齢が上がるごとに、美容室が苦手です( ̄▽ ̄;)



やっと見つけた居心地も、値段も、技術もOKの美容室が

オーナーさん突然の、「この店、今月でたたむ!( `ー´)ノ」宣言で

あっさり閉店。

ワタシでも緊張せずしゃべれるほど人当たりが良くて、

腕も確かな美容師さんもいなくなっちゃいました(T_T)

・・・というわけで、ここ数年、美容室難民となっております( ̄▽ ̄;)


美容室多い

数ある美容室の中から、

お値段・雰囲気が好み(?)のところを探して行って見るのですが

いつも当たりとは限らない(^▽^;)

お値段・雰囲気・技術のバランスが良くて

「次からここに来よう♪(・ω・)ノ」と、なかなかなれない。

しかも、困るのは「お客様カード」というか

「カルテをお作りします」と言われて住所・電話番号・生年月日まで

初対面なのに、書かされるところが多いことです(*_*)



「・・・困ったな~、ここ次も来るかわからないんだけど?(ーー;)」

って、内心思いつつも一応記入してしまいます。

「書きません!」って言ってもいいんでしょうが、

小心者ゆえそれが出来ない・・・(^-^;←怒らせてすっごい変な髪型にされそう?



でも、よく考えたら

美容室からDMが来ることはあっても、電話ってまずかかってこない・・・(。´・ω・)?

・・・なんのために聞くんだろ?・・・(。´・ω・)?

個人識別のためってだけでしょうか?



それとも、「ついでに聞いとこう」ってだけでしょうか?(。´・ω・)?



必ずしも必要のない情報まで手に入れるのは

個人情報の管理の難しさや大切さを本当に考えていれば

「重い」はず。

万が一の責任のリスクを思えば、「ついでに」ってどうなのかな~(。´・ω・)?


う~ん。なんか安易に個人情報集めすぎるのも、

それに安易に答えちゃうのも、考え物かもしれません(*_*)



それが原因かは分かりませんが・・・



プルルルルルルル・・・♪

先方:「・・・あ!もしもし~?♥奥様でございますか~?

    ワタクシ、株式会社『○×』の☆☆と、申します~♥

    今度お住まいの地域でですね~、特別に・・・」

ワタシ:「・・・(-ω-)↓」

ってことが増えたような気がするのは、気のせいでしょうか?(^▽^;)

皆様も、くれぐれも個人情報にはお気をつけて(。-`ω-)☆←?

ゴムゴムの?

・・・これ、何の実だか、分かりますか? (・ω・)

赤い山法師の実

コロンとした赤い実の、たわわになっているのは

やまぼうしの実(*^_^*)

山法師の花

初夏にたくさんの白い花をつけたヤマボウシ。

その実がたくさんなっているのです(≧▽≦)



花といっても、実際のヤマボウシの「花」は

真ん中の、めしべのような小さい部分。

白い花びらのように見えているのは、総包片というものらしいです( ̄▽ ̄)


山法師の花は中心のめしべのような部分

・・・ところで、「総包片」って、なんじゃらほい?(。´・ω・)?

すごく簡単にいうと、それぞれの「花」のつぼみを包んでいた葉っぱのようなもの。



ずいぶんと綺麗な風呂敷づづみ!ってことですね(*´▽`*)



わが家の樹は、常緑山法師(ホンコンエンシス)で、

落葉のヤマボウシと、同属で別種のようですが

春は花、秋は実、しかも常緑で、なかなか素敵な樹です(≧▽≦)



しかも、この赤い実。・・・可食です(。-`ω-)☆



・・・味は~、・・・マズからず。

ウチのお父ちゃんは大絶賛でしたが、ちょっと皮がカタい( ̄▽ ̄;)

中には、サクランボのような種があり

熟れ具合によって、ねっちりした食感のリンゴの芯ような?味 (。´・ω・)?

お味は?

食べれるけど、ライチのような皮。

かといってライチのようにつるっとむけないので、そのまま噛むしかない( ̄▽ ̄;)

・・・だ、大好物!ってほどではないですが

確かに、食べれます(^▽^;)



「おばちゃん、悪魔の実、食べていい?(^^)/」と、おとなりの女の子。



・・・もしかして気に入ったかい?( ̄▽ ̄)

見た目は似てるけど、ヤマボウシ。

食べても、「ゴムゴムの!」って腕は伸びたりせんけどね?(≧▽≦)♪

家の顔

家の顔って?

家の顔はやっぱり玄関ドアがついているところでしょうか?(。´・ω・)?

お家の写真を撮っていると

お家の敷地の形や、出入りする道路の向きetc.

家の顔【玄関】の位置と、メインとなる大きな窓がどこにあるかで

写真の納まりの決まりやすさというか

カタログ的にもしっくりくる?納まりやすい配置のようなものがあります(・ω・)


家の南に大きな窓と玄関

しかし、当たり前ですが

カタログに載せるための家づくりではないので

玄関ドアの向きと、大きな窓の向きがいつも同じとは限らない( ̄▽ ̄;)

その場合は写真を撮るっていう点で、上手く撮れる位置を探すのに

ちょっと工夫が要る時もあります(・ω・)



今、施工実績を準備中のお家。

田園に並ぶ二つの家

豊後高田市の高田小近く、田園に並ぶお家(・ω・)ノ(写真:左側)

玄関ドアと、メインの大きな窓が南向きにないのですが・・・。


・・・あれ?(。´・ω・)?



・・・このお家はちょっと、カタログ向きの例の配置ではないのですが

・・・ちょっとなんか、カタチというか佇まいが何かチョット違う・・・!(。-`ω-)☆


わんこっぽい?

う~ん、命名すれば【スフィンクス型】!?でしょうか? ( ̄▽ ̄)

お行儀よくリラックスして座っている感じ!(*^_^*)


しかも!(。-`ω-)☆

顔がかわいい家

う~ん、これだけお家の玄関がハッキリ顔っぽい(?)お家!

しかも、すっごく顔がカワイイ!(≧▽≦)♪



この物語に出てきそうなカワイイ顔のお家、

近々施工実績にUPさせて頂く予定です(・ω・)ノ

お楽しみに♪



・・・わんこを重ねちゃって、お施主様スミマセンm(__)m

でも、本当に!お家、【顔】すごくカワイイですよ!(≧▽≦)♥

「家の顔」続きを読む

シュウメイギクよ、お前もか?

ある苗木屋さんの洋館の建物。

そのそばには石畳と芝生が敷かれ、

雑木がキラキラと木漏れ日を注いでいました。

その中に、無数のシュウメイギクの白い花が咲いていて

あんまりにもその風景がきれいだったので

庭にぜひ欲しかった、シュウメイギク(*´▽`*)


バラのアーチ下のシュウメイギク

秋になってようやく、その可愛い姿を見せてくれました(*^_^*)

シュウメイギク咲く

・・・あれ⁇ (。´・ω・)?

チョット・・・やな予感・・・( ̄▽ ̄;)

壁の向こうがきになるか?後ろ向きシュウメイギク

・・・・う、後ろ向き~?Σ(TωTノ)ノ!



水仙後ろ向き

そう、以前もぐら除けにと花壇に植えた水仙が

ものの見事に、こちらに背を向けて咲いてしまったことがあり

・・・シュウメイギクも、ほぼ後ろ頭・・・( ̄▽ ̄;)・・・Oh・・・ ↓


・・・シュウメイギクよ、お前もか?(T_T)


お日様恋し

お日さま恋し、シュウメイギク。


シュウメイギク、ピンク

家の北側に植えたピンクはまともにこちらを向いてたのに( ̄▽ ̄;)


お日さまには、敵わない。

痛感した秋の日でした(´-ω-`)

見えぬものでも、あるんだな!

去る10月8日。

皆既月食をご覧になった方も多いのでは?

20141008皆既月食

時間帯も、天候も良く

割と労せずに月が欠けていく様子が見られました(*^_^*)

・・・と、言ってもバタバタしてたので

撮影できたのは、上の一枚だけなのですが(;・∀・)



わが家は、のどかなところに居を構えているので

市街地よりずっと良く星が見えます。

引っ越してきて、驚いたことの一つが星空の美しさでした(*^_^*)

子供の転校先の小学校に、挨拶に行ったとき

地元おらが村出身の校長先生から

「こちらは、いかがですか?(^。^)」と聞かれ、

「星空が、すっごく綺麗ですね!(≧▽≦)」と言ったら

ものすご~く嬉しそうな顔をされていたので、地元の人にとっても

おらが村の、そんな自然の美しさは自分のことのように嬉しいのでしょうね(*^_^*)



晴れた日の夜空も美しい。そんな、おらが村。

・・・いつもは煌々とさす月灯りが薄くなって見えてきたものがありました(・ω・)



・・・天の川・・・?Σ(・ω・ノ)ノ!

空に、雲や飛行機雲のそれとは違うような,筋状のものが見えるΣ(・ω・ノ)ノ!

・・・雲?・・・天の川?(。´・ω・)?

写真がなくて申し訳ないのですが、一体あれは何だったんだろう⁇ (;・∀・)


天の川は、MilkyWay、銀河。

日本では、夏と冬見られ、冬の方が空気が澄んでいるのでよく見えるそうです(・ω・)

しかし、月灯りや光害の影響でなかなかお目にかかるのは難しい。

・・・じゃ、たまたま天気のいい日で

しかも皆既月食で月灯りが薄くなったから、たまたま見えたのかな⁇ (。´・ω・)?



心配になって【皆既月食 天の川】で検索してみたら

・・・やっぱり、見えていたらしいのです!(≧▽≦)♪

穂高で、すごく綺麗な写真を撮っている方がいました~(*´▽`*)

あ~、やっぱり天の川だった!・・・って信じたい!(≧▽≦)



昼のお星は眼にみえぬ。

見えぬけれどもあるんだよ、

見えぬものでもあるんだよ。

金子みすゞさんの詩にもありましたが、

月灯りや街の光に遮られていても

私たちの頭上、夜空の遥か彼方、

こんな世界が、実はあるってことですね!(≧▽≦)

すごいな~(*´▽`*)

くり煩悩

「学校の帰りに、落ちてたけん、拾った~(≧▽≦)♪」

小学生の女の子の手のひらに、見せてくれた栗の実ひとつ。

・・・そう・・・(。-`ω-)☆

道端に落ちてるだけで、子供ならずとも

大人でも、ちょっと嬉しい栗♪(* ̄▽ ̄*)

たった一個、どうすんの?(^▽^;)

そう思いつつ、うれしい。見れば、ついつい手が出るクリの実(≧▽≦)♪
よそのお家の敷地から落ちたクリの実、勝手に拾うと窃盗罪って聞いたこともありますが・・・(^-^;



・・・そういえば、下の子は栗拾いに行ったことがないな~(。´・ω・)?



そこでお天気のいい午後、10年ぶりの栗拾いに出かけたのでした(・ω・)ノ♪

ネットで調べると、10月中旬までと書いていたので

やる気満々で行ったのですが・・・



農園女性:「・・・栗は、もう午前中のみの受付で・・・。もう、あまり採れませんよ?(^▽^;)
       入園料もかかりますけど、いいですか?( ̄▽ ̄;)」

ことり一家:「・・・へ?もう無いんですか~?(;・∀・)」

・・・なんと!行楽シーズンを甘く見ておりましたΣ(TωTノ)ノ!

「それでもいいから!」とお願いして、入ったクリ園。

当然、私たち以外誰もいません。(かなり寂しい貸切状態です)



確かに、クリ園の入り口付近は、イガの抜け殻(?)ばかり。

たま~に、落ちている栗の実を

一つ二つ拾っては、コロンとバケツに入れつつ山登り。



でも、かなり上にはまだ少し残ってる~(≧▽≦)♪

igabouzu_ippai.png

・・・さすがに、みなさんここまで来なかったのかな?(。´・ω・)?

イガイガと戦う

足でこんな風にイガを割って、実を取り出すのが楽しい♪

きれいなアタリの栗

大収穫

結局、2キロちょっと、採れました(*^_^*)

ホントはもっと、採りた~い(≧▽≦)↑

でも、後がコワ~い( ̄▽ ̄;)↓



そう、栗は剥くのが面倒なのです(ーー;)

栗拾いの楽しさにかまけて、煩悩の赴くまま拾い続けると

ビックリ(栗だけに?)するほどの代金と

大変な労力が待っている(;・∀・)ドキドキ

・・・だから、みなさん深追いして拾ってなかったのかも(。´・ω・)?

栗も終わり

育てるのは、大変だけど

収穫は本当に楽しい。

・・・おっと、ここにもお待ちかねのものが、スタンバイしてます( ̄▽ ̄)

みかん、出番待ち

ぜひご家族で、楽しい秋をお過ごしくださいね(*^_^*)♪

今はムリと思っていても・・・Vol.2

親などから譲ってもらえる土地があれば、

家を建てる前に、色々想像する時間があります。

でも、それが叶わなかったり

【好きな場所】を探したかったりすると、そうもいかない。

具体的な【場所】なくては、《前もって想像》はできないからです(・ω・;)



しかも具体的に土地が見つかっても

その土地を、現金で即買えなければ

土地代も、建築費に含め借りねばなりません。

買ったり譲れれたり

縁あって、これから住む土地を手に入れようと思ったら

借りねば、具体的に計画を練れない。

地盤調査も、買わねばできません。

当然なのですが、「土地改良代なんて、出すのやだ~。じゃ、あっちにする~( `ー´)ノ」

・・・なんていうことは出来ません(ーー;)←あちこち土地を買えるくらいなら、土地代なんて借りませんし( ̄▽ ̄;)

たまたま弱い地盤なら、改良代もかかります。


借りれば、借りる期間だけ当然利子がつく。



・・・モタモタ、してられない( ̄▽ ̄;)



持ち合わせがなくて、一番足りなかったのは【余裕】でした。

時間の余裕でもありますし、気持ちの余裕でもあります。



しかも、全く望みを失っていたところだったので

こんな家にしたい!っていう【憧れ】が、素直に浮かばない。

口に出してみても、「・・・でも、お金かかるよ?」と言われたら

懐の寒さゆえ、「・・・それでもいいから!」と言えない(T_T)

言いたいけど、言えない。

・・・責任取れない。

家は、自分だけの物じゃないし、ローンを借りてる以上は

完全に【自分のもの】と言い難い。

なんとなく、こだわるものがなかったわけじゃないのに

誰にも、嫌な顔されたくなくて《無難》を選んでしまう。



だから、もし、今の時点で

家を建てることが、《夢のまた夢》のような状況だと思っておられるとしたら

せめて、自分は【どんな家に心惹かれるのか?】

これだけは、自分なりに整理できる【時間】はあるといえます(・ω・)ノ

建築雑誌や、自然関係の雑誌、はたまたどこかのカフェでもいい。

切り抜いたり、写真に撮ったりして

自分が【心ときめく建物】の共通項を絞り出す。

それをする【余裕】は十分あるといえます(*^_^*)



「夢を諦めないで」なんて、カッコいいことは言いません。

でも、今はムリと思っていても

いつその時期が来てもいいように、準備だけはできるハズ(・ω・)ノ

「こんな建物が好き」「あそこのカフェみたいな感じが好き」

そういったことを、「お金かかるよ?」っていうだけじゃなく

ちゃんとリサーチして、真剣に聞いてくれるかどうか。

その一部でも近づけるよう、一緒に考えてくれるか?


今、建てれる時期じゃないと思うなら

本当は「こうしたい!」と、【願い】のある施主の思いを

真剣に聞いてくれるパートナーを探してください。

その【余裕】は、十分あります(*^_^*)

今はムリと思っていても・・・Vol.1

実際に、「いつか家を建てたい」と思っていても

自分たちに建てれるか?

と、言うよりはローンを払っていけるのかが怖くて

なかなか思い切れないといった方もいらっしゃるかもしれません( ̄▽ ̄)

ローンだけじゃなく、諸事情のため

「今は建ててる場合じゃないかも・・・(ーー;)」っていうことも

あるかもしれません。



ワタシも、結婚した当初は「自分たちの家」が欲しくて

「こんな家がいいな♪」「こんな感じがいいな♪」と

想像するにも楽しかったのです(*^_^*)

でも、諸事情あって、それから10年近く「夢のまた夢」と諦めねばならなくて

その空白の10年間は、理想の家を思い描くのもツラい(ーー;)

ダメだと諦めていると、思い描けば描くほど

むなしくなるので、「画に描いた餅」だと思っていました。



でも、今。自分たちの家を建ててます(・ω・)ノ



建てることが出来ても、ローンを無事返していけるか?

それはこれから先のことなので分かりません。

こんなご時世、いつ何時不測の事態が起こらぬとも限りません(ーー;)



「え~?Σ(・ω・ノ)ノ!そんな感じで建てちゃったの~(;・∀・)」

・・・いい加減だと思われそうですが

10年間全く同じ、その不安を抱えたまま、何もせずにいて

安アパートとはいえ、払った家賃は総額600万近い・・・(ーー;)

でも、悩み始めた時と10年経った時と

その不安感は全く変わらない。

10年経っても、やっぱり拭えなかったのです(^▽^;)

じゃ、何が違ったか?

10年の間に違ったのは、多分、【見る目】でした(・ω・)ノ



10年という月日、色々悶々として考えてる間に

少し【ものの見方】が変わっていました。



10年後、思わず大きく動き出した家を持つ【うねり】。

ただ、相変わらず何もない。

主人の実家をリフォームすべく、チマチマ貯めていたお金も少し。

第一、土地がない。



実際建てることが本格的になってくると

ただの楽しい空想(←妄想かも?)では埒があかない。

具体的に、どれくらいの大きさで、

道路や周りの建物がどうなっていて、

土地のどの部分に、どれくらいの大きさの家を建てるのか?

そういった具体的なことなしに、色々想像できないのです( ̄▽ ̄;)



思いがけず来た【うねり】。

手持ちのものがなくて、実は一番足りなかったものがあります( ̄▽ ̄;)

それが何かは、

・・・少し長くなりそうなので、それはまたの続きに(・ω・)ノ♪

できる、できない

何かの特技を身につけて、人から頼りにされれば

人の役に立っている→人から【必要】とされている

そう感じて、安心します。



人から頼りにされ、声をかけてもらえるので、

特技を「コミュニケーション・ツールだ」と言う人もいます。

ツールと言うのは、道具で

特技は、確かに「世のため、人の為、役に立つ」

それを身につけている自分は、「役に立つ」自信につながります。

自分を守る、剣にも盾にもなってくれそうです。



先日、子供の国語の宿題を見ていて、出ていた文章題。

そのお話は、東京で暮らしていた女の子が

お母さんが病気になって、田舎のおばあちゃんのところで過ごす内容でした。

友達がいないとさみしいだろうと

おばあちゃんは近所の子供たちに「一緒に遊んでやって」と声をかけるのですが

その女の子は、【弱味】を見せたくないがために

必要以上に、田舎の子供たちに

東京の自慢ばかりをして反感をかってしまいます。



・・・正直、ドキッとします( ̄▽ ̄;)

誰しも【弱み】があり、それを補うため必死です。

大人だって、そう。子供だけの話じゃありません(;・∀・)



資格、特技、社会的な地位、はたまた先祖がどうとかに至るまで。

「自分は大切にされて然りなんだ」という【根拠】が欲しくなる。


でも、本当に「自分が社会的に役に立ってない」ような思いに

ズタズタになったことがあった時、ふと気付くことがありました。



自分のことを、本当に大切に思ってくれている

大切な友人や、家族は

決してワタシが【役に立っている】から、好きでいてくれるわけじゃないってことです。

役に立とうが、立つまいが、変わらずにいてくれます。

出来ていたことが出来なくなり、自信を失っていても

出来なくなったからと、責めることも失望することもありません。



大切にされる【根拠】となる「盾」で、身を守らずとも良い(*^_^*)

なんて幸せなことかと思います(≧▽≦)♪

役に立つ、立たない。それだけ?

社会的に役に立つことは、もちろん大切ですが

社会的に役に立つ立たないが、その人の存在理由とゴチャゴチャになると

大変なことになります。

そもそも、「役に立っている、立っていない」なんて評価自体

片っ方からしか見ていないことが多い・・・( ̄▽ ̄;)



鎧や盾ばかり持っていては、肝心な時に動けなくなりそうです。

だから、役に立つことは素敵だけど

そうじゃなくても、変わらずにいてくれる人たちがいる。



そう思うと、ちょっと肩の荷をおろせそう・・・?ですかね(*^_^*)

地図を描く

見学会の予定が分かると、必要になるのが地図です(・ω・)ノ

もくせい工舎は、大分県北近隣を中心に施工しているので

いらっしゃるお客様の大半が土地勘をお持ちとはいえ

見学会場までの地図が必要になります。

しかも、なるべく、なるべ~く!

・・・迷わずに一発で着いていただける地図!(*^_^*)



・・・で、どうやって作っているかというとですね~( ̄▽ ̄)



まず頂いた地図を、とりあえずネット上の地図で調べます(・ω・)ノ

何が便利かって、拡縮自在なのがいいです。

小さなお店の名前まで分かります。

それを見ながら、大体の地図のおおまかな範囲までパソコン上で作ります。

それから今度は現地まで、実際に行ってみます(。-`ω-)☆← 大いばりで言うほどのことでもないけど?

地図を描く

・・・なぜなら、まだ慣れていないときに

大変な失敗をしてしまったから~Σ(TωTノ)ノ!…なんてこったい!ゴメンナサイ!



店舗名や、神社仏閣だけをネット上でだけ見るのと違い

現地に行ってみると、それらの目印が

目印として全く役に立ってないときがある~Σ(TωTノ)ノ!度々…なんてこったい!ゴメンナサイ!



店舗がすでに廃業していたり、少し高台にあって

肝心の道路から全く見えなかったり

神社仏閣に至っても、高台にこじんまりとあったりすると

木で覆われて分からなかったり~(@_@)



そんなこともあり、たかだか地図。されど、地図。

実際に、【初めて行く人の気持ち】になって

現地に確認に行って、ようやく描けるものなんだと

痛感したから!なのでっす(T_T)…スミマセン~!↓



実際に行くと、看板だったり

派手な(?)お家だったり

ネット上じゃ分からないようなものが、目立つ目印になっていたり。

それに、ここを通って行ってもらったらいいかな?と思っていた道が

かなり狭くて、入り口も分かりにくかったりとか・・・( ̄▽ ̄;)…oh~↓

行って見ないと分からないことが沢山です。



今回伺った建築中のお宅も、この秋には見学会の予定があります。



田んぼが青々として、それを縁取るように咲く

彼岸花の赤が、すごくきれい!(≧▽≦)♪



・・・って、それを目印にしても

見学会の時は、・・・刈り取られてるかも・・・

・・・うっかり目印にするとこでした~( ̄▽ ̄;)←・・・もしや懲りてない?

いずれ、お知らせできると思います(*^_^*)

それまで、お楽しみに♪


・・・ちなみに

一番最近の予定の見学会は~→こちらです!(≧▽≦)♪木の家がお好みなら、是非どうぞ♪

灯りグルグル(@_@)

「建ててすぐ住める」を目指して

カーテンも、照明器具も、はじめから「込み」の

もくせい工舎のお家ですが

お施主さまが、「ここは是非この照明を♪」といったこともあります(・ω・)ノ

もくせい工舎のお施主さんたちの灯り

実際、インターネットなどで照明器具を探し始めるとはまってしまう・・・

というか、頭や目がグルグルする・・・( ̄▽ ̄;)

あまりの品数の多さに、圧倒されてしまうのです。



某天市場などで「照明器具 ペンダントライト」で検索して、「在庫有り」でも約7万件。

さらに「おしゃれ、レトロ」を足しても、9千件近い数・・・Σ(・ω・ノ)ノ!

実際、「自分でお気に入りの一品を何としても探したい!」となると

家を建てている準備に加え、引っ越し手続きetc.で気ぜわしい中

結構な労力・体力を奪われます( ̄▽ ̄)

・・・・しかし、見てる分には楽しいんですね。

「これが、あの部屋の、あの位置にあったらどうだろうか?」って

イメージを必死になって思い浮かべるので

右脳のいい刺激になりそうです(^▽^;)



ただ、デザインの点でこういったことも(・ω・)ノ

裸電球っぽい感じがレトロな後藤照明。

後藤照明復刻版電球のペンダントライト

エジソンの電球

この電球が、味でもあるのですが

もくせい工舎のでは基本的にLED電球をお勧めしているので、こんな感じに↓

LEDだとこんな感じ

「え~、やだ~裸電球なんて~(^▽^;)」?

いえいえ、このセンスのいい親方の事務所にもありました(。-`ω-)☆

親方の事務所。後藤照明?



完成したお家の写真を撮らせていただいていて気づくことも(・ω・)

同タイプでも影の出方が違う

同タイプの照明なんですが、影の濃さが違う(・ω・)♪

影が映りこむ壁や、天井の素材や

その距離で映り込むくっきり度が違ってみえる~( ̄▽ ̄)

面白いですね~(*^_^*)



建築中のお施主様方はもちろん、

「お家、欲しいな~。どうしよっかな~」と迷っておられる方も

照明器具グルグルワールドにはまって

「こんな感じが好き!」っていうものを探してみたりしても(・ω・)ノ♪

具体的な【お家イメージ】のアイテムの一つになってくれるかもしれません(*^_^*)

注:くれぐれも、ご購入前に使える仕様かは是非ご確認くださいね!(・ω・)ノ

ボ~っとする効能

ボ~っとできる場所、・・・何か所か思い浮かびますか?

・・・え?・・・忙しくてそんなヒマない?

少なくとも、青空や、夕焼け、星空に

思わず見入ってしまう、そんなヒマもないですか?( ̄▽ ̄)



ワタシは大好きな場所がいくつもあって

そこを「また」訪れることが、楽しみで生きてくチカラの一つです。

それは人として実に、幸いなことだと思います(*^_^*)

どうも心も体もどよ~んとして

エネルギーが澱んでいる感じがした時も

緑の木陰が延々と続く道を運転しているだけでも違う♪


空ができるだけ広く、広く、見える場所で

風のそよぐ様子を見ているだけで

日々世知辛い世にあって、せせこましくはあっても

秋の空

「ああ、自分はこんな風景みたいな、自然の一部でもあるんだな~」

と、実感できて安心できるのです(・ω・)

千切れ雲
千切れ雲。ひっついて一つになったかと思うと、次に見たときには離れて。
カタチもくっつく前と違います。ひと時も同じままの形でない。



吉本隆明さんの『13歳は二度あるか』という本の中に

【社会と関わる、自分を生きる】という章があります。

そこで、

仕事の場で「社会的な個人」として役割を十分に果たしているこことと

「頑張っている」ということが、個人の評価の上下とゴチャゴチャになってしまうと

どうも違うんじゃないかといったことが書かれていました。

この二つを混同している人は、他人に対しても要求が高くなります。

「自分はこんなに頑張ってるんだから、お前もやれよ。」というふうになりがちなのです。

忙しくしていないと、恥だと思うのは

日本人の、生真面目な良い面でもあります。

でも、「常に頑張っている」「ボ~っとするヒマもない」?

【自分はこんなに頑張っている】ということが、自己肯定感が上がるだけならいいのです。

問題は、「自分は昼休みでもこんなに忙しいのに、あの人はどうだ」とか

「あいつは気楽でいいな。ゆっくり休めて。」なんて、落ち度のない他人を下げてしまうこと。

本来なすべきことをして休んでいるなら、全く咎めれれることはありません。

自分の見えていることが全てではないのに、他人を低く評価してしまう。

その目線が問題で、実は一番の害はソコなような気がします。



そこをはき違えなければ

他人がボ~っとしてても「・・・そういう時もあるよね~( ̄▽ ̄)」とやんわりとれますし、

第一、自分だって肩の力を抜きやすくなる。
休むのにゴチャゴチャと言いわけをつけずとも、堂々と気分転換できます( ̄▽ ̄) 当たり前の権利ですしね(*^_^*)♪


【頑張っている】ことが、人間一個人の評価の上下になっちゃうと

お互いに「サボってないか?」「あの人は自分より楽をしてるんじゃないか?」って

監視しあうはめになる。

自分を認めてもらいたいがために

常に「自分がいかに忙しいか」ばかりを口にせねばならず

そうなると誰しも、息つくこともできません。



ボ~っとするのは、脳科学的にも良いようですよ(*^_^*)♪

元気出していきまっしょい

たまには、世のため【他人】の為、ボ~っとしてくださいね!(≧▽≦)

数字じゃないこと

数年前、腸炎で入院したことがありました。

体調が悪いので、食べたくないし

絶食も構わなかったのですが

点滴だけはどうも動きにくく

つけたまま動けても、つながれている間は

さすがにウキウキした気持ちにならない( ̄▽ ̄;)

栄養的には、生きていくのに必要なものが入ってきているとはいえ

自分の食欲と、栄養の摂取がイコールでないのは

なんだか不思議な感覚でした(・ω・)



いよいよ流動食を食べれるようになって

食事時、いい匂いがしてきました。

「・・・あれ~?(。´・ω・)?・・・今日はおでんかな?(*^_^*)」

そして出てきた、私のおでん。

・・・ミキサーにかかってる~Σ(TωTノ)ノ!←流動食だから当たり前なんだけど?

・・・味はですね~。

・・・・Hot シェイク?・・・(。´・ω・)?

しかも、おでん味。( ̄▽ ̄;)…Oh…↓



つくづく、【自分で噛んで、味わって食べる】

だからこその【おいしさ】を痛感したのでした(T_T)



例えば、朝食代わりに一杯飲むだけで

ご飯とお味噌汁、納豆などを食べるより

はるかに栄養的に理想の飲み物があったとして

・・・・でも、それってどうなんだろ?(。´・ω・)?

・・・・・噛まないのは、やっぱりマズいんじゃ? ( ̄▽ ̄;)



栄養学的にいくら理想だったとしても

食べる→咀嚼っていう行動に

数字以外の、【目に見えない働き】がたくさんあるような気がします(・ω・)



点滴で栄養が採れていても、

流動食で、栄養が採れていても

やっぱり、「噛んで、味わって、美味しく食べる」ほど嬉しくない。

なにより・・・楽しくない(T_T)


人間はロボットじゃない。

咀嚼することで、増える唾液の働き。

咀嚼で刺激される、脳の仕組み。

何より、歯ごたえや味や、いろんなものを

五感を使って食べれる「喜び」!そして「楽しさ」!(*´▽`*)

それは、数字以上の目に見えない「生きるチカラ」です(*^_^*)

食べる雰囲気も大事

煩悩だらけの身で、言うのもなんですが

「また、あれが食べたい!」

「また、みんなで食べに行きたい!」

その、「また」が大事な気がします。

「またのお楽しみ」は、生きるチカラです。
「また見たい景色」「また会いたい友達」とかも、きっとそう!(*´▽`*)


ヤギの赤ちゃん、お乳を飲む

数字だけ見れば完璧なことも、完璧とは言い切れない。

それは、私たち人間がお世辞にも「完璧」とは言えないから。

そこには、考えも及ばないような【自然の仕組み】があって

その中に生きて、生かされてる、人間もきっと、そんな【自然の一部】。

数字だけじゃない。

ロボットじゃない。

ささやかでも、なにかが「楽しみ」だから

明日を生きていける「チカラ」になってくれてるのかもしれません(・ω・)

しかし、ありがたかったですが、・・・さすがに「おでんシェイク」はもう、いいかな・・・( ̄▽ ̄;)↓
「また」は、懲りました m(__)m

バスマットと美味しそうな?材料

通販で、バスマットを買いました (・ω・)ノ♪

しかも、珪藻土の。

珪藻土のバスマット

珪藻土って、あの珪藻土?

そう、あの「珪藻土」と消石灰を原料にできたバスマットです( ̄▽ ̄)

サラッとすぐ乾く♪

バスマットの洗濯しなくていい♪

等々、広告をつくる身なのに、ついつい謳い文句につられてしまったのです( ̄▽ ̄;)
↑ ミイラ取りミイラになりにけり?



で?・・・どうだったか?

使ってみる

え~っと、個人的には好きな使用感です(*^_^*)♪

河川プールで、川から滑らかな石のところに上がったような感じ?でしょうか (。´・ω・)?

当然、フワフワじゃありませんが

嫌みのない使用感でした(・ω・)♪



いやはや、人のアイデアって面白い♪

珪藻土でこんなにいいんだから、いっそのことお風呂の上がったところ

三和土にしちゃったらどうなんだろう( ̄▽ ̄)♪ってついつい思っちゃいました。



しかし、よく聞く珪藻土。

健康素材的な、体に良さそうなイメージがします。

漆喰と似たようなイメージがする、珪藻土。

・・・で?そもそも珪藻土ってなんじゃらほい?



珪藻土とは、「珪藻」という藻類の一種の殻の化石、その堆積物です。

海や沼湖の底に蓄積され岩石のようになるので

それを粉砕して使うようです。

昔から保温性と適度な吸湿性があるので壁土として使われてきて

近年の自然素材への関心の高まりとともに注目されています。

HM、工務店でも、珪藻土って広告によく書いてありますよね( ̄▽ ̄)

漆喰に似た外観にプロじゃなくても仕上げることができるので

DIYのコーナーでもみかけたりします。



・・・・じゃ、なぜそんなスグレモノ、もくせい工舎で使ってないの? (。´・ω・)?


珪藻土自体には接着性がないので

建材として使おうと思うと

石灰やアクリル系接着剤などを混ぜて使わねばならず

何がどれだけ入っているか分からない。

ほんのちょっぴりでも、「珪藻土入りの手軽に塗れるDIYグッズ」として売れるから。



だから、この方がそれを許さない。

何が入ってるかわかんないもの使わない親方

以前、日田の原田左研の事務所に伺って

漆喰の特徴や、材料についてお話を聞いたことがありました。

親方材料を説明する

食べられそうなものばかり



・・・・なんか、親方のとこの材料って・・・

・・・美味しそうですね ( ̄▽ ̄;)

言えば言うほど

家の広告が、薬の広告みたいな今日この頃。

健康、免疫etc.・・・(・ω・)

・・・・・・( ̄▽ ̄;)・・・・・

そういえば、ずいぶん前の新聞の記事に

製薬会社の医療用医薬品の疾患啓発CMに

「販促目的」という批判の声があがっていることが載っていました。
薬屋さんに売っていない薬品で、お医者さんにいけば処方してもらえるのが分かるCM。
「お医者さんに相談だ!♪」とかありました。




広告を作る身としては、正直、ドキッとしました。

個々の病気の症状を説明し

「心当たり」と「相談」のフレーズをあげる・・・( ̄▽ ̄;)
ドラックストアなんかには、ひっきりなしにその形式の放送がかかってますが・・・(^-^;


医療用薬品とは違うといっても

広告を作る側からすれば(特に、自然素材の良さを伝えようとすれば)

他社や、他の類似商品と「どこがどうちがうのか」というのは

魅力を伝える手段でもあります。

「どこがちがうのか」

それは、見る側の人にとっても、気になることでしょう。

「どこがどうちがうのか」良く分からない製品が多数あふれる中で

何百円かで買えるものならともかく

家などは、その最たるものと言えるかもしれません(ーー;)

広告で違いを表現するのは難しい

薬や化粧品もそうですが

【効能】は期待できるものであって

【絶対】ではありません。

だから、自然素材で建てたからと言って

期待できる【効果】はあっても

風邪ひとつひかなくなるわけじゃない。

「売る」ために【絶対的な】言い方をすればするほど

責任だってとれないはずです。

高く昇れば上るほど、降りれなくなっちゃう。

「ダイエット効果がなければ返品OK!」なんて書いてても

いざ返品しようとすれば

「ほかの方にはご満足頂いてるのに

【効果】がないと感じるのは、使用方法や個人的な見解に問題がある」なんて言われたら

「・・・じゃ、自分が悪いの?」って泣き寝入りせねばならない。

【効果】は期待できる。でも【絶対】ではない。

期待させ過ぎない。期待しすぎない。

長短は表裏一体。

そこを根っこにしっかり持っていなければいけないような気がします。

広告を作るにしても、反対に消費者の立場としてのワタシにしても。

長所を言えば言うほど、かける期待は大きくなる。

かけた期待が大きいほど、反動も大きい(長短は一体なのだとしたら)

でも、例え控えめに言っていても、その効果が【本物】なら心配いらない。

過剰な期待がなかった分、その嬉しさは何倍にもなる。

言えば言うほど。

聞けば聞くほど。



だから、広告の言葉を糸口に気になったことも

【絶対】ではないかもしれないけど

実際それを自分はどう感じるのか?

「Go!」か、「いや、まだ待て」なのか。

自分の第六感でも確かめてみる。



答えがどちらでも、家も出会う人と同じく【縁】だと思うのです(・ω・)

オメデタ

オメデタ?

お!芽出た!・・・です ( ̄▽ ̄)・・・シャレでスミマセン・・・↓

トネリコの芽

植物の好きな方は、芽を見ただけで何の樹か分かるのかもしれませんね(・ω・)

これは、トネリコです。



子供の夏休み前に、ガーデニング好きのお隣さんから

「うちのトネリコ、電柱にかかるんで

切ろうかと思いよるけ、よかったらいらん?」

と、声をかけたれたのでした。

見ると株立ちの立派な樹!Σ(♥ω♥ノ)ノ!なんと嬉しい!アリガト~♪
結局、株立ちを一本ずつ、あちこちに植えたんですが・・・

華奢なお隣さんが、ガッツで掘り起こしてくれたのを

慌てて植えた、その木の芽です (・ω・)



ところが、あまり根っこに土がついていなかった分が

その後数日続いた、猛烈な暑さに耐えきれず

一気に落葉してしまったのです Σ(TωTノ)ノ!・・・Oh! 常緑樹なのに?夏なのに?

ムンクの「叫び」のような形になったトネリコ

う~ん・・・(ーー;)

植え替えたショックで、一時体力を取り戻すために落葉したのか?

はたまた、もうダメなのか?

待てど暮らせど、「来ぬ人」ならぬ「木の芽」。



もくせい工舎のお庭を手掛ける【実意園】のはっちゃんさんから

「・・・木は枯れたみたいに見えても

こうやって、幹の表面に少し傷をつけたときに

緑色が見えたら、まだ生きてるってこと。

茶色だったらダメだけど。」

そう教えてもらったことがありました。

・・・で、何回も試しにちょっとキズをつけてみる・・・。

傷をつけた幹

「・・・緑色。・・・でも芽、でないねェ・・・(。´・ω・)?」

「来年まで待って、それでもダメなら・・・仕方ないよねェ・・・」と

ウチのお父ちゃんとも話していたところでした。



しかし、もう半ばあきらめていたことが叶うって

なんて、素晴らしい!\(^o^)/

例えそれが、なんてことない小さなことでも!

心を一気に、青空にしてしまう!素晴らしい!(*´▽`*)♪

小さな木の芽にも、こんな力がありました!(*^_^*)

・・・しかし、このカタチ・・・。

何かに似てる・・・。


バルタン星人?

・・・チョキが、似てます。なんとなく・・・。

バルタン、進化する

無事に、大きくおなり。待ってるよ♪

芽出て、お目出度い。

そんな、夏(休み)の終わりとなりました。

土に還る Vol.2 腐らない家・くさる家

つづきです~ (・ω・)ノ

先日(といっても、かなり前のような・・・)本屋で

インテリアコーナーの雑誌の表紙にあった言葉にドキッとしました。
(自然関係の雑誌だったような・・・(。´・ω・)?雑誌名もちゃんと見ていなくてスミマセン( ̄▽ ̄;))

「くさる家に住む」
(・・・だったような・・・(。´・ω・)?・・・ちゃんと覚えてなくてスミマセン ( ̄▽ ̄;) ←度々・・・)



「くさる」・・・え?・・・家腐っちゃ、困るよ・・・(^▽^;)?

正直、見た途端には、そう思いました。



でも、「腐らない家」が本当にいいのか?

そんなことを、よくよく考えたこともなかった・・・( ̄▽ ̄;)

チラッと目にした、その『くさる家』のフレーズ。

妙に心に残って

家とくさる(腐るでもあるけど)ことについて考えてしまいました(^▽^;)…いつもじゃない。時~々デスが…



若いころ、週一くらいでいつも通っていた道に、古い昔ながらの家がありました。

おじいさんが一人で住んでいたように見えました。

何回も通るうち、一年過ぎたあたりから

おじいさんの姿は見えなくなりました。

その後も通るたび、お家はどんどん朽ちてきて

屋根が落ち、庭は草だらけになり

今も時々その前を通りますが

草の陰に隠れてしまって

知らなければそこに家があったのか、分からなくなっています。


正直、家を建てる側、建てる時点からすれば

建てたばかりのベストな状態で

一生持ってほしいと思います。

ローンだけでも重いのに、リフォームのことまで考えたくない。

【永遠】に、新しいままのようなそんな素材で建てれたら

どんなに楽かと思います。



でも、【一生】持つ家と、【永遠】に持つ家。

考えてみれば、【永遠】に持つ家に住めたところで、

実際住む私たち人間は、【永遠】ではありません。

その【一生分】くらいもつ家ならともかく

【永遠】に残る家って、どうなんでしょうか・・・?(。´・ω・)?



【永遠】に残るなら、後に残された者たちが使えばいい。

確かにそうも言えますが

外国はともかく、日本は

其々が、夫々の土地に、

それぞれの都合のいいように建てた家がゴチャゴチャと並んでいます。

しかも、想像しても

自分たちが建てた当初考えていた建て方や、間取りの【ベスト】が

次の世代の【ベスト】とは限らない。

【永遠】に残る親が建てた家でなく、子や孫は

自分たちで考えた【ベスト】に住みたいとも思うかもしれません。



【永遠】の素材が仮に出てきたにしても

人の【考え方】やその【デザイン】まで、永遠とは限らない。

【永遠】に残るはずの素材でできた空き家は

次の世代には、重い荷になる可能性もあります。(再利用できれば別ですが)



家は腐っちゃ困るのですが

目先のことばかり考えて【永遠】を求めることはどうなんだろう?・・・(。´・ω・)?

次世代の負担にならない程度に

【一生】くらい持てば、十分なような気がします。



色々考えると、あのおじいさんの家が

おじいさんの姿が見えなくなるのに合わせたように

土に還ろうとしているのを

なんとなく思い出してしまうのです(・ω・)

土に還る Vol.1 永遠の生きた証?

先日、テレビでタレントのご夫婦が

自分たちの【お墓】を用意するべく

便利な立地の都内や、郊外の景色の良い墓地を

行ったり来たりして色々探すような内容の番組が放送されていました。



チラッと見ただけなのですが

前から気になっていた【樹木葬】のことも紹介されていました。



人の死生観は様々。

お墓を軽んじたりするつもりはもちろんありません。

でも、私個人としては

自分が生きた【証】?を
・・・ 骨だけじゃ何も語れないんだけど・・・( ̄▽ ̄;)

一生朽ちることのない石の中に【永遠】にとっておくことが

なぜか自然じゃないことのように感じていました。

エジプトのピラミッドや、偉人のお墓のように

自分が生きた【証】としての【永遠】を必要とするほど

自分は、何もしていません。

自分の死んだ後、家族や友人といった

思い出のある人たちが、些細なことでも【憶えてくれている】。

その範囲で、もう十分ありがたいような気がしていたからです。



今、拙くはありますが、自然農法の真似事のようなことをしていて

持ち込まない。持ち出さない

といったことを、なるべくではありますがやっています。

畑に色々な肥料やなんかを持ち込まず

雑草など畑で出たものも、できる限り畑の土に還す。

目の敵にされる雑草も

切って野菜の株元において草マルチにすれば

土を高温や乾燥、霜などから守りつつ

やがて分解されて、土を豊かにします。



不自然なことをしなければ

自然は、うまい具合に廻ろうとしてくれる。

たった数年のにわか野良作業でも

実感できたことでした(・ω・)

役目を終えたブロッコリー。花は最後まで天を目指す。
役目を終えたように見えたブロッコリー。引き抜いた後も花は空を目指す。
最後まで生きて、いつのまにか土に還った。



だから、そんな自然の一部として自分を見たときに

【永遠に残そうとする】よりも

自然の一部に還りたいような気がしていました。



死んでいった人数は増えることはあっても減ることはありません。


日当たりの良い、いい景色の墓地。無茶して建てた立派なお墓。

その景色も、そのお金も

残された人たちが有意義に使って

自分は土に還りたい。個人的には、そう願うのです。

そうすれば、自分の死んだ後の【墓守】がいないなんて

そんな余分な心配もせずに済みます。
子供に「結婚はせんのか?」「子供はまだか?」って聞かずに済む( ̄▽ ̄;)



だから、自分が死んだら

(できたら、白モクレンとか (*^_^*)♪)の下に埋めてもらって、

花が咲いたら、【ついで】に思い出してもらうだけでいい。

いつか、その樹がその一生を終えて

また土に還ることになれば

それでおしまい。もう十分。

去りゆく人数は増え続け、減らないことを考えても

石ばかり建てるよりは、地球温暖化防止にもなりそうです ( ̄▽ ̄)



土に還る。

Natural



【永遠】ということと、【還る】っていうことで

色々考えさせられる今日この頃・・・ (・ω・)

【永遠】と家についても。



というわけで、つづく!・・・のでありますよ (・ω・)ノ♪

ツバメ安全保障制度

わが家の玄関先に、居候していたツバメが

無事に巣立ちました(*^_^*)

生まれたばかの時は毛もあまり生えていないので

目や口ばかり大きな、ちっこいエイリアンみたいでしたが

少し大きくなって、フカフカになってくると

やっぱりカワイイ (*´▽`*)♪


子ツバメ、並んで親を待つ

しかし、知りませんでしたが

ツバメって・・・肉食?なんですね~( ̄▽ ̄;)

親がサッと帰って来て、子供にエサを渡して、サッと出て行って・・・。

それはもう、甲斐甲斐しく世話をするのですが

親の出ていった後に、こんなちっこいヒナが

自分と変わらないくらいの大きさのトンボをアムアムと食べていて

「・・・・それ、ホントに全部食べきれるの?・・・( ̄▽ ̄;)??」

って思いましたっけ (^▽^;)



「ツバメが巣を作ったら大変よ~(ーー;)

やけ、かわいそうやけど、作り始めた段階で壊しとかんと~・・・(´ー`;)」と

ご近所さんにも言われていたんですが

元来ことり好きなのと、ウチでも断られたらかわいそうかな~っていうのと

・・・ちょっと子育て見てみたい・・・(* ̄▽ ̄*)♪



そんな好奇心で軒先を間貸しした次第でした(・ω・)



・・・で、なにか困ったか?



困ったっていうほどではなかったんですが

糞よけの新聞紙が数日おきに代えてても

結構グロテスクなことになるのと

・・・意外に、その糞が臭う・・・( ̄▽ ̄;)…Oh…↓

猫ほどじゃないんですが

セキセイインコのQ太郎のそれが、ほとんど臭わないのに
↑ 気の強さは猛禽類なみですが、ベジタリアンなので・・・

若干、ツンとした臭いがする・・・(^-^;

・・・そうか~、同じ鳥でも違うのねェ・・・(^▽^;)

大きくなり狭そうな巣

大きくなってきて、ただでさえ小ぶりな巣が狭そうで

ぼた餅みたいに重なって入っていたりしていたので

落ちたりしないか気をもんでいましたが

落ちる前に、飛び立っちゃいました(・ω・)ノ♪



ツバメの巣がある家は安全である


そんな言い伝えもあるようですが

家の安全はともかく

ツバメが安心して子育てできる環境は、悪くない・・・ってとこでしょうか?

稲を食べず、害虫を食べてくれる【益鳥】として

昔から農村部で大切にされていたツバメ。

言い伝えの真意はともかく、

一生懸命な子育てを見せてもらった

楽しい一か月ちょっとでした(*^_^*)

「ツバメ安全保障制度」続きを読む

素人玄人

【素人(しろうと)】の主な意味は、

そのことに経験が浅く、未熟な人。その道で必要な技能や知識を持っていない人。
またその事を職業・専門としていない人。

のことです。



私たちは、何かの知識や技能を身につけたり、

自分が【働く】という行為を通して

社会に参加することで報酬を得ています。

生きて、食べていくために。

そして、社会にかかわることで

自分のいい意味での社会の【歯車】としての

【居場所】を得ています。

【歯車】なんていうと、人を機械のように言っているみたいですが

どんな小さな【歯車】一つ無くしても、うまく動かなくなる。

自分という人間の【働き】を【仲間】が知って、見ていてくれる。

そのことが、その人のかけがえのない【居場所】でもあるんじゃないかと思います。



でも、【高い】知識や技能を身につければつけるほど

【高い】名声や、社会的な発言権を持てば持つほど

その専門でない人たちを【低く】しては元も子もない。



当たり前ですが、みんながその道の「玄人」になれば商売あがったりなのです。

専門でない「素人」がいるから「玄人」なのであり

そもそも「素人」のために力になれるから、働ける。生きていける。



だから「素人がよくも分かりもしないで・・・」っていうことを内心思っていたら

どんな立派な言葉遣いや態度をしたところで

真摯に聞いていないのは

「ど素人」でもわかるのです。

だから、信用されない。

立派なことを言っていても、なんか引っかかる。

素人だから、それに上手く言い返す言葉が見つからなくても

「Yes」では絶対ない。



玄人は

上手く言えずにいる【言葉】を【説得】と言う形で封じさせていないか?

【説得】と【納得】は違います。

相手が、明らかに嬉しそうな反応をしていないのを

見て見ないふり、聞かないふり

よく分かりもせんのがゴチャゴチャ言うな、

専門家に黙って任せとけ、じゃ

どこかの首相と同じです。



大人になり、親になり

子どもたちに対してもそうかもしれません。

【説得】と【納得】は違うのだと、頭の片隅において

心の声を【聴ける玄人】になれれば

自分が思っていたほど

相手に信用されてなかったっていうことは

少なくなる。

そう信じたいです。

どうか、立場的に「エライ」人ほど

心の声を【聴いて】欲しい。

切に願います。

角(かど)が立つ

智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情(じょう)に棹(さお)させば流される。

意地を通せば窮屈だ。とかくにこの世は住みにくい。



夏目漱石の『草枕』ではありませんが

情に流されっぱなしでも困るけど

角がたっても、楽しいことが少ないのは世の常。



でも、こんな角ならどうでしょう?(・ω・)ノ♪

四角いトマト

なんと! 四角いトマト~!Σ(・ω・ノ)ノ!



「あ~、アレね~( ̄▽ ̄)」

そう、新種や突然変異ではありません。


個人情報大量流出で話題になった、

あの通信教育の(たしか小学2年生)の付録でできるのです(・ω・)ノ

四角いトマトをつくる

こんな容器を、実がまだ小さいうちにかぶせておいて

大きく赤く、熟すのを待つだけ。



・・・切ったらどうなるか、気になりませんか? (。-`ω-)☆



四角いトマトの断面

ウチのトマトはほっときすぎて、少しはみ出しちゃったので

お釈迦様の頭のようになっていますが

種の入り方が、ちょっと普通の形とは違うみたいですね(・ω・)

・・・味は、同じですが。



カタチが違うってだけなのに、

当たり前だと思っている常識が、ちょこっと違うのは面白い♪



当たり前。

当然。

フツウはこう。



当たり前の、フツウの。

でもよく見ると、【フツウ(に見えるもの)】でも、少しずつ違う。


【当たり前】の枠、たまにはガタガタさせると

カタくなりがちな頭も、いい運動になるのかもしれません ( ̄▽ ̄)

こんな角なら、きっと楽しいですよ♪

木造校舎と限定ノスタルジー 其の弐

其の壱のつづき


もみじ学舎玄関付近

もみじ学舎は、旧上川底小学校にて

NPO法人『森の学校共同作業所』と

『もみじ会』という地域の方々によって支えられている

「心のリハビリセンター」のような場所です。

様々な方が、その木造校舎内の工房や、体験・イベントを通して

その癒しになれるように運営されています (・ω・)



ちょっとご紹介しますね(*^_^*)



もみじ学舎の廊下と建具

大人がやってきたスイッチ一つでカンタンのツケを、

払うのはなぜか子供たち(T_T)

スイッチ一つで涼しくなるクーラーより

電気がなくても涼しくなる知恵と工夫(・ω・)ノ♪

古い建具にキラリと光ってますね(。-`ω-)☆



アトリエハルの木の枝の表札。チョーク文字


図書室と黒板の


旧・校長室

写真を撮らせてもらっていると

夏休み中、無理やり付き合わされた次男(小学生)。

「・・・・早よ、帰ろうよ~(T_T) ここ絶対花子さんおるって~(T_T)」

「・・・・・へ?( ̄▽ ̄;)?」
・・・スゴイ失礼で、スミマセンm(__)m

・・・う~む。大人にとってはどこか懐かしさを感じさせる

ノスタルジックな木造工舎ですが

現役小学生には、懐かしく感じろという方が無理でした!・・・そりゃそうだねェ・・・ ( ̄▽ ̄;)↓

しかし、個人差もありますが

大人の目には、屋根の形一つも味わい深い♪

袴腰屋根

屋根の形はシンプルなほど無駄がないのは解ってはいても

袴腰屋根になぜが心がキュンとする。

【いつかどこかで見た風景】っていうものは

人をノスタルジックな思いにさせるんでしょうね(*^_^*)

そういった意味では、【いつかどこかで見た】経験や記憶のストックが

キュンとなる機会の多い少ないにも影響するのかもしれません。


もみじ学舎の離れの工房

焼き窯と大きな木の下のウッドデッキ

デッキに近づく

フレンチブルーの格子窓に映る空とピンクのバラ

ノスタルジーはフランス語の【nostalgie】

異郷にいて故郷を懐かしく思ったり、過ぎ去った時代を懐かしむ気持ち。

【ノスタルジー】な思いは、その人の【思い出値】によるのかもしれませんね(*^_^*)

木造校舎と限定ノスタルジー 其の壱

以前、『増える学校施設の木材使用 校舎に親しみと温かみ』という記事を目にしました。

最近、新築する際に

従来の鉄筋コンクリートの校舎から

木造の校舎へと転換する学校が増えてきているというのです。

耐震化への配慮や、材料・工法などの関係で

建築費の点でいうと木造校舎の方が割高になるようなのに

・・・なぜ? (。´・ω・)?



大きな理由として

木材の持つ温もりや柔らかさが見直されてきているからでは?とのこと。

『学校で好きな場所があるか?』の問いにも

『好きな場所がない』と答える割合が

鉄筋コンクリート造の方が高かったようです ( ̄▽ ̄)



ワタシは、第二次ベビーブーム世代でもあり

小学校は鉄筋コンクリート造でした。

中学もそう。

ただ、高校はかなり古かったので

木造部分もありました。

小学校時代の校舎と言えば

冬場締め切った教室が、ストーブもないのに

変にうすら温かく、

しかも、酸素が薄い・・・( ̄▽ ̄;)一クラス40人近くいたように思う。

しかも、時期によってはかなり廊下などが

湿気ですべりやすく

嫌いとまでは思わなかったですが(学校とはこんなものだと、当たり前だったんで)

『好きな場所』と聞かれても

文具を売る小さな校内売店や

図書室くらいでしょうか?

雰囲気が好きっていうのとはちょっと違うかもしれません (・ω・)



じゃ、木造だった高校はどうかといえば

校舎と言うより、学校との相性がイマイチだったので

例え木造であっても【建物】自体の雰囲気とは関係なく

正直、落ち着かなかったです。

癒されたといえば、教室から見えていた

風にざわざわとそよぐ、大きな、大きなどんぐりの木。

・・・それしか思い出せない・・・( ̄▽ ̄;)



『好きな場所がある』というのは

使う材料もですが、学校が『ニガテ』じゃないというのも

ポイントなのかも・・・(。´・ω・)?


・・・しかし、大人になった目で、改めて見る【木造校舎】ってどうなのかな~? (。´・ω・)?



それで、気になって訪れた、豊前市の【もみじ学舎】。

もみじ学舎の外観

十数年ぶりです(*^_^*)

ノスタルジックな、木造校舎のお話は、また次回に (・ω・)ノ♪



しかし、木造校舎(もくぞうこうしゃ)ともくせい工舎は

読みが似ていて

何回も【木造工舎】と変換してしまいました。トホホ ( ̄▽ ̄;)

猛暑とことりたち

暑注(中)お見舞い申し上げます~ (@_@;)

・・・暑いですね。

あまりすぐ、クーラーに頼らないようにしている我が家ですが

暑さに比較的強いワタシはともかく

家族はちょっと我慢できる沸点が低いようで

猛暑の休日は、特にウチのお父ちゃんがツラそうです ( ̄▽ ̄;)



セキセイインコはもともとオーストラリアの鳥なので

暑さより寒さのほうがツラいようですが

問題は、この湿気 (@_@;;)

Q太郎水辺に寄り添う

Q太郎。保冷材に満足す

余談ですが、

Q太郎は、なぜかカメラを向けると

レンズに乗ってくるので

出した状態でなかなか写せないのです。

なんで?



そして、この猛暑の中

玄関先のツバメにも異変が!Σ(・ω・ノ)ノ!


なんか、ちっこいエイリアンみたいなのが

ヒョコヒョコ動いてる~Σ(TωTノ)ノ!

・・・と、思ったら、



なんと!ヒナが孵ってる~Σ(・ω・ノ)ノ!

2羽のひな

しばらく、ツバメ母(父かもしれないが)が巣に座っていたのに

このところあまり座ってなかったので

あまりに暑くて、

温めなくても大丈夫

って、勘違いしちゃったのかと思いきや!

・・・無事に孵ったんで

温める必要がなくなったんですね(*^_^*)


いや~、ヨカッタヨカッタ ( ̄▽ ̄)♪

しかし、他の巣の子ツバメが飛ぶ練習をしてたりすると

・・・やっぱりずいぶんスタートの遅い子育てです( ̄▽ ̄)


・・・( ̄▽ ̄)

やっぱりよそで散々巣を断られて

いよいよ最後がウチだったのかも・・・(。´・ω・)?

上手に作っていますが

やっぱり若干せまいみたいで

半分はみだした親ツバメが傍にいるのをよく見ます( ̄▽ ̄;)


とりあえず、落ちて来んでね~(^▽^;)

猛暑の中、無事の巣立ちを祈る!・・・つづく!←また?

自由設計とかけて、焼肉バイキングと、とく?

大喜利のお題のようですが、

それはさておき、美術館の話です(・ω・)ノ←話もすご~く飛びますが


2012年3月に閉館してしまったのですが、

大分県には由布院美術館という建物があります。

由布院美術館中庭


佐藤 溪(けい)さんと言う、放浪の詩人画家の作品や

万華鏡などの展示をしていました。

展示も興味深かったのですが

とくに、美術館の建物が面白くて

個人的に、大好きな、大好きな場所でした ( ̄▽ ̄)

旧・由布院美術館入り口

設計は、象設計集団。

入り口を抜けて中庭に出たときから別世界で

トイレすら、モザイクタイルの造作が可愛く

そこにいるだけで童心にかえったような

ワクワク感のある建物でした (*^_^*)

中庭

メイン展示室の小山の上に登って

往来をゆく観光客を眼下に

お山の大将のごとく由布岳を眺めたり、

みんなで浸かるとアートになる【ともだち足湯】があったり・・・(・ω・)♪

由布院美術館内部

企画も面白く、中庭のシンボルのようなポストには

一年後に届くハガキが出せました。

一年後の未来あてに手紙を出す


いやはや、また行けるものなら行ってみたい

そんな建物でありました。

・・・閉館は本当に残念~! (T_T)



象設計集団の建物は、本当に色々面白くて

見ているだけで、既成概念が吹き飛んじゃう (・ω・)ノ

でも、独特な味わいがあって

行ってみたい、見てみたい建物が個人的に多いのです(*^_^*)

岐阜の多治見中学校なんか、

うわ~、こんな校舎で過ごしたかった~!(≧▽≦)

廊下なり、中庭なり、アルコープなり、屋上なり

【居場所】のある雰囲気がすごくいいのです(・ω・)ノ

居ていい【居場所】のないほど落ち着かないことはないですしね(T_T)←なぜに泣く?

面白いので、興味のある方は覗いてみて下さいね (*^_^*)



とはいえ、わが家のようなアパートの家賃くらいのローンにも

内心ヒヤヒヤ過ごす身には

とてもとても手が出せそうにない。

しかも、住みやすさとか色々考えると

心解き放つ憧れの【自由度】ではあるけれど、

正直、後々の責任取れない・・・( ̄▽ ̄;)



空は飛びたし、翼はナシ。地べたを離れられません。



そんなことを色々考えると

大多数が一般的に建てる【注文住宅】であり、【自由設計】って

暗黙の枠のようなものがある。

建てる前は、

「あんな風にしてみたい」「こんな風にできたら」と想像するに楽しかったのに

実際口にすると、「・・・あ~、でも、・・・お金かかるよ?( ̄▽ ̄;)」と言われれば

「・・・あ~↓(・・・トーンが下っちゃうのがミソ)、そうなんですねェ・・・↓( ̄▽ ̄;)」と言わざるを得ない。

話が進めば進むほど、たしかに【自由】ではあるんだけど【ある程度の限度】を思い知らされちゃう。


で、あのお題です(・ω・)ノ

【自由設計】とかけて、【焼肉バイキング】ととく

そのこころは、なんでも選べますが、さらに美味しい特注メニューには【追加料金】が必要でしょう

・・・・。自分でオチに凹みます・・・ ( ̄▽ ̄;)・・・ど~ん↓

焼肉バイキング。自由に食べれるけど、選べる内容は予算次第

でも、それぞれの価格帯に何を盛り込むか?

それは、焼肉屋さん(じゃなかった、工務店)の

コストパフォーマンスや気概・・・なのかもしれません。



でも、お客さんの「・・・あ~↓」っていう反応に

どこか、言うに言われぬ【残念】のあることを、
(「だって予仕方ないじゃん!」だけで済ませるのは簡単なのですが)

対応できる出来ないにかかわらず

「・・・本当は残念なんだろうな~」って

少しでもわかってくれているかどうかは

作り手の、もう【懐の深さ】の話になります。

その辺が、次の【違い】につながる。

理想論ですが、その辺をくみ取れるかが

【違い】かも?って思います (・ω・)

世知辛くはあるけれど

地域などによっても違うのでしょうが

アパート暮らしのときよりも、密になったのが

町内活動~(・ω・)ノ



のんびりしたところに居を構えたが故か

学校のPTA,子供会、町内会と

やたら行事が多いのです(^▽^;)

というより、アパート時代は大家さんが

わざわざ言わないでくれたことを

「そこに住む。そこで生きていく」と決めた以上

【郷に入っては郷に従う】必要がでてきたといえます。

回覧板

人づきあいがうまくない私にとっては

正直苦手。できれば避けたい。めんどくさい。

三重苦(?)なのですが

人数がそれほど多くないおらが村の共同体。

母として逃げるわけにいきません ( ̄▽ ̄;)



後半の話題の中心は防犯のこと。

ちょうどニュースで流れた女の子の事件のこともあり

真っ暗な山沿いの通学路に街灯を設置する要望を出している件や

一斉下校時以外の見守りのパトロールの件など

いろいろなお話が出ました。



ニュースの事件に限りませんが

誰か知らない人といたり、話している様子を

同級生なり、他の人が目にしていることを考えれば

暗いから、人がいないから、ってだけが条件の理由ではないように思います。



そういった不審者は、スキを探すために下見もしているのでしょうから

街灯をいくつか設置しようが、パトロールを何時間か増やしても

そのスキも狙われる。



でも誰か知っている子が、誰か知らない人に声をかけられているとき

「○○ちゃん、どうしたん?」と声をかけてたら?

近所の人が、「○○ちゃん、おかえり!」と一声かけてたら?

近所の人でないとはいえ(例え、それが不審者でも)

「こんにちは!」と声をかけられていたら?



人に無関心な地域より、少し事態は違っていたのじゃないかと思うのです。



正直、近所づきあいは面倒なことも多い。

でも、自分が○○君のお母さんであったり

○○ちゃんを知っていたり、

どこそこのおばあちゃんがうちの子を知っている。



お互いの存在を知っていて、

なおかつ【声をかける】.

これが、コミュニティ(共同体)でできる

実は、ささやかだけど【子供たちを守る術】になっているような気がします。



世知辛くはあるけれど、

子供たちを守る一助になれば(うちの子も、よその子も含め)

草取りくらい、公民館の掃除くらい、

おやすい御用!ですよ! (。-`ω-)☆←?その割には、悲しいほど人の名前も、物覚えが悪いけど?

どうか、無事に帰っておいで!

庭を待つ

台風8号が来る少し前に、

新しくできたお家の

写真撮影に伺いました。



場所は豊後高田市、高田小学校の近く。

・・・ん?

6月に、完成見学したところ・・・? (。´・ω・)?

・・・ではなくて、

6月完成見学直後のお家
今回伺ったのは、写真奥の、建築中だったお家 (・ω・)ノ

お隣の家が出来上がったのです(^O^)/

お施主様、完成おめでとうございます!(*´▽`*)



犬田の交差点から、小高い山(?)をぬけて

高田小方面をめざすと

丘の上から、緑豊かな田んぼが広がります。

その中に仲良く並ぶ、2件のお家。

兄弟のように並んだ家

もくせい工舎のお施主様や、見学会に来られた方は

見ただけで、なんとなくもくせい工舎っぽいというのが

お分かりいただけるかと思います(・ω・)♪

派手じゃないのに、独特の雰囲気があるので。
そういった雰囲気が好きな方は気になると思います(*^_^*)



ちょうど、はっちゃんさん率いる実意園さんが

お庭づくりの真っ最中だったので

今回は、お家の中だけの撮影。

お庭が完成してから、ご紹介できたらいいな!と思っております(・ω・)ノ♪
その際は、外観だけ撮影に伺いますので、
ご両家のみなさまよろしくお願いいたしますm(__)m



今回伺ったお家は見学会はなかったのですが

圧巻は、やはりここでしょう!

じゃ~ん! \(^o^)/

お家図書室

本好きさんには、たまらない 書庫~!(≧▽≦)♥

書庫のある家。そのリビング

お家の風景共々、お庭の完成を待って

準備が整い次第、ご紹介します(*^_^*)

どうぞお楽しみに♪

猛威の最中にいるとき

台風8号が近づいています。

当初の進路から、ずいぶん県北より南を通ることとなりましたが

これから進路にかかる地方の方はもちろん

台風の進路から離れていても、

思いもしないような遠く離れた場所で大雨が降ったりと

いつどこでなにが起こるか分からない自然災害(ーー;)

災害を伝えるTV

2年前、あれだけ怖い思いをした大分の住民としては

進路がそれたからといって、喜んでいられないような・・・(ーー;)

被害にあっている人たちの怖さが

あの日の自分たちと重なるっていう感じもします( ̄▽ ̄;)



自然の猛威にさらられているとき

その【話の通じない】【人のチカラじゃどうにもならない勢い】の

最中にいるとき、「そっち、大丈夫?」と聞かれても

「大丈夫!(^O^)/」と言いたい反面、

「こ、こっちが聞きたいよ~(T_T)」というのが正直なところ。

「危なく無いよう気をつけて」と言われても

怖い思いをしてる真っ最中は

まさに必死の思いでいっぱいなので

「・・・これ以上、どうやって!? Σ(TωTノ)ノ」って思ってしまう。

心配して、その結果、そう声をかけざるを得ない。

でも、当事者は本当に大変なので

声のかけ方って難しいな~と思います。



2年前の水害のとき、今までにないような激しさで降り続く雨と

容赦なくたたきつける雷、

青の洞門や日田の花月川など、目に親しんだ風景が

一変している様子・・・。

当時、インコのQ太郎と自宅にいたので

怖くて、いざとなっても、おそらく助けにはならない者同士

なんとなく寄り添っておりました。

saigai.png

誰かが、なにかが、温かい体温のあるものが傍にいる。

それだけでも、違うんだな~と思いましたっけ(・ω・)

色々、正直面倒なことあったとしても

心細い時、そばにいてくれる。

語らずとも、ただ寄り添っていてくれる。

猛威の中だからこそわかる、シアワセなんでしょうね(*^_^*)

大雨と帰ってきた?夫婦

この時期は、2年前の大雨もあって

激しく雨が降り続くと、ヒヤヒヤするようになったのは

ワタシだけじゃないかもしれません(ーー;)

日田や、山国川沿い、竹田・・・

降ってくる雨に、どんどん恐ろしいくらい増水する川に、

自然の猛威を感じた記憶もまだ新しい。



さる7月3日にも、降り続く雨。

わが家からも、どんどん増水する川が見えます。

その川は、いつもなら土砂が堆積してできた中州に

葦の林があって

たくさんの鳥たちがいます。

水鳥も、ウグイスなどもそうです。



「こんなに増水して、巣が沈んじゃったりしてないだろうか? (;。´・ω・)?」



見ると、この雨の中、川面にたくさんの鳥が飛んでいます。

大雨の中、川面を飛ぶ鳥

「・・・Σ(・ω・ノ)ノ!沈んだ巣を心配して、親鳥たちが飛んでる・・・?Σ(TωTノ)ノ!」

・・・・ん?でも待てよ?

やたらと早い、あの飛び方は・・・( ̄▽ ̄;)

ツバメ、大雨の中川面を飛ぶ

・・・・・・・もしや、ツバメ・・・・・? ( ̄▽ ̄;)



なんとじゃんじゃん流れてくる泥水を

この時とばかり、せっせと巣材集めに出ているのでした(多分) Σ(・ω・ノ)ノ!

なんと、たくましいというか

ちゃっかりというか。

・・・田んぼから集める方が楽そうなのに( ̄▽ ̄;)



ツバメと言えば、昨年の今くらいの時期に

わが家にツバメが巣を作りかけたことがありました。

その時は、上手く作れなかったのか、

作っても頭を打ちそうなことに気付いたのか、

作りかけのまま、秋を迎え、冬になりました。

そして今年。



主人:「・・・ツバメがまた巣を作りよる」

私:「う~ん、またここじゃ作れないってあきらめるかもよ?( ̄▽ ̄)」

と言っていたのですが、

・・・なんと!作りこなしちゃった! Σ(・ω・ノ)ノ!



同じツバメ夫婦なのかどうかはわかりませんが

一年の間に、きっと

日田のあるところの、あるお髭の、ある左官職人さんに

弟子入りしてたに違いありません! (。-`ω-)☆←?

やりましたよ!親方!

「壁を創る人たち」ならぬ「壁をつくるトリたち」

ど根性夫婦の無事の子育てを祈る! ・・・つづく!(←?)

「は~↓。そりゃ、難しかろう」なコト

私事ですが、「は~↓。そりゃ、難しかろう」は

実家の母の口癖であります。



何か大きな決断をしようかと悩んでいるとき

これを言われると、心が削げるような思いがして

自分は、何もできないんじゃないかと思いそうになるので

重大なことほど、あまり話せなくなりました。(もういい加減いい年した大人ですしね( ̄▽ ̄;))



自分も親ですし、確実じゃないもの、簡単でないものは

心配のあまりそう言いたくなる気持ちは解るのですが

・・・・・・そもそも、簡単にできることで

人は悩んだりしないんですよね?( ̄▽ ̄;)



家を建てるときも、相談してたらやっぱりそう言われたことと思います。

実際、このご時世ですし

私たち夫婦は、もうそんなに若いとは言えない。

将来のことを考えて、不安にならないわけじゃない。



でも。

不安を背負ったなりに、建てました。

その時のできるだけの最善をつくして、覚悟しました。



その覚悟して建てた家の庭に、

どうしても畑にする以外なかった土地。

親も畑をしたことがない。

相談すれば、「は~↓難しかろう」なコトです。



でも、石を取り除き、雑草に助けられ

なんとか、やっています(ヘタクソですが)

小指サイズのきゅうり
心配していたキュウリ。小指サイズながら、
「それでもキュウリでございます!」と自己主張 (≧▽≦)♪

先日、写真を撮りに伺った現場で

もくせい工舎の基礎工事などをしてくださっている

神後建設の職人さんに会いました。

「あ~、あんた、去年のブロックの現場の奥さん!」

そう、わが家のブロック塀を去年の夏に

その職人さんたちが、暑い中作ってくれたのでした(≧▽≦)

「・・・・そうか~、まだあれから一年か~(・ω・)・・・」



でも、たった一年の間に、

わが家はずいぶん変わりました。

庭もですし、人も。


「は~↓難しかろう」なコトを

なんとかやってきて、なんとかしてます。

泣いたり、笑ったりしながら。

収穫を待つ、プチトマト
プチトマト。そろそろの収穫を待つ。

だから、どうぞ

「は~↓難しかろう」なコトで心折れそうになる時

覚悟しつつ何かをやろうとするとき

「それでも、最善をつくして、覚悟したんだ」ってことは

なんとかやっていく力になってくれるかもしれませんよ(*^_^*)

わたしも、ナントカ、がんばります (。-`ω-)☆

「「は~↓。そりゃ、難しかろう」なコト」続きを読む

出来立て!

出来立て!というと、ホカホカしたものを想像してしまいますが

同じ「出来たて!」でも、湯気は立ちません( ̄▽ ̄)

出来立て!なのは、先日完成見学会を終えたばかりの

豊後高田市のお家(*^_^*)

その写真撮影にお邪魔したのです(・ω・)ノ

6月完成見学直後のお家

ところで、写真撮影に伺うわりには

もくせい工舎のチラシ広告って、

完成現場の写真が載りません。

だいたい、2色刷りのこんな感じ。

もくせい工舎の広告

写真を載せた方が、ずっと華やかだし目を引くのですが。


理由はいくつかあって

一つは、見学会が予約制を採っていて

予約受付期間も長い事。

せっかくもう完成しているのに

そのために、お引渡しをのばすわけにもいきません。


華やかなチラシを見たその一両日に即見学会!

誰でもどうぞ!たくさんお越しください!

・・・のスタイルではないのも理由があって

チラシの華やかさに惹かれて

「今日明日じゃん!Σ(・ω・ノ)ノ!

それは、急いで行かねば!」

というよりは

受付期間中に、「もくせい工舎ってどんな会社~?」と

ゆったりチェック(?)して

興味をもった上で、来ていただく【余裕】を大事にしています。



どんな家を建ててきているのか?

何を大切にしているのか?

どんなことに目線(まなざし)を注いでいるのか?



人間ですから、全く同じ考えの人などいませんが

なにか共感するもの合って

「この会社、気になるな~」と興味をもって

見学会に来ていただいた方が

「来て損した~」ってことは、少なくなるのではないでしょうか?



例え、もくせい工舎で建てなくても

共感を得てきてもらえた分、その方に必要な

「こんな作り方もある」という情報は、無駄にならないはずです。



お陰様で、7月も見学会(今回は、構造)の予定があります。

詳しくは、またお知らせいたしますね(*^_^*)


ぜひとも、どんな会社か?チェックの上、ご予約くださいね!( ̄▽ ̄)


実績順次

雨上がりと鳥

梅雨。雨上がりは、植物についた

水滴の模様が楽しいですね(*^_^*)

雨上がりのトキワマンサク

雨上がりじゃなくても、朝方は

畑の土もしっとりし、車にも水滴がついていることが多い

おらが村。

土地柄でしょうか?



そんな雨粒愉しい、朝方。

お隣の大きな柿の木に

何やら、スズメにしては大きい鳥が・・・。

柿の木に鳥

・・・初めて見る鳥です。

調べたら、画眉鳥(がびちょう)っていう鳥でしょうか?



ホイポーホイ、ホイポピーポと鳴く

25㎝くらいの鳥で

ウグイスと同じようにやぶや林の中にいるので、

姿はなかなか見れない・・・・とのこと。



・・・・かなりモタモタとカメラを準備しても撮れたんで、

この子はかなり「のんびりさん」かもしれません( ̄▽ ̄;)



画眉鳥(だったとして、ですが)は、外来帰化種。

元々は中国で鳴き声を楽しむために飼われていた鳥。



日本の在来種の生態に与える影響が懸念されているんですね(;・∀・)

柿の木のしずくと画眉鳥

・・・それにしても、そんな雨粒でビシャビシャの柿の葉の間にいるから

体が濡れるんじゃ?モサモサになって毛づくろいしておりましたが、

もしかすると、分かっててやってるのかもしれませんね(・ω・)

自然素材と施工事例

もくせい工舎は、自社パンフレットも手づくりです。

印刷会社に頼んで、大量印刷していません。


・・・・なぜ?


印刷会社に頼めば、それはそれは立派なパンフが出来ますが

大量に頼まないと、コストがかかりすぎるのと

大量に刷っても

もくせい工舎は、一年間の受注棟数も限定しているため

大量印刷したパンフを

大量に配って

大勢に押しかけてもらう。

・・・その必要がないからです。


自社で、その時必要な分だけを作って

必要な方だけにお渡ししています。



もくせい工舎のパンフを、印刷していると

やたらと消費が激しいのが

マゼンダ(ピンクっぽい色)とイエローです。

なぜでしょう?

木の家

もくせい工舎の施工事例を見ていただけたら分かりますが

例外なく、それはもう

呆れるくらい例外なく

皆さんのお家を、木と漆喰だけで建てているからです。

壁紙、サイディングを使っている事例が

一軒もありません。(載せていないわけではありません)


自然素材、木造住宅・・・。

そういった家を本当に探している人々にとって

わが家の予算で、それがオプションなんて困るのです。



もくせい工舎は、自然素材にするのに

オプションなんかじゃありません。

その点、ご安心を。




印刷するわたしが、

保証します(?)

ガラスと透ける光の色 vol.2

続きです (・ω・)ノ

一体どうやって作るのか?

あわよくば、材料費だけで

自分好みのがつくれれば、占めたもの!(≧▽≦) (←?)



気になって、一時間ほどで作品が作れるところに行ってみました( ̄▽ ̄)
テンションは老猫なみに低めですが、好奇心はチビ猫なみなので


いつもしないことをするのは、頭のストレッチです。

ストレッチに行きました。

遊びに行ったのじゃありません。

・・・あくまで、ストレッチ!です・・・よ~( ̄▽ ̄;) ドキドキ、ヒヤヒヤ



言い訳はともかく

その工房では、数種類の見本があって

作ってみたいものに合わせ金額(材料・受講費込の)を支払う仕組みでした。

ステンドグラスを作る


【かなりざっくりな作り方】

1.ガラスの配色を決め(10分以内)、配置する

2.ガラスの側面に、金属のテープをぐるりと張る

3.半田が着きやすいよう、グロスのようなものを塗る

4.半田で一部を仮止めし、半田付け。裏面、側面も。
 表にくる面はぷっくりと、裏は平たく。

5.ガラスについたグロスを落とし(洗う)、半田部分の色味を好みで変える。

6.確か、こんな感じで、出来上がり・・・だったような・・・(。´・ω・)?

ステンドグラス出来上がり

・・・おお~! Σ(・ω・ノ)ノ!できた!



・・・おもしろい、もう1個作りた~い (≧▽≦)でも時間がない。あと、お金も・・・ ( ̄▽ ̄;)



講師の女性に、「今日は比較的ゆったりみなさん作られてますが

団体さんが来ると、パッと決めて、ダ~っと作るんです(*^_^*)」と言われ

これでも慌てて選んだのに?Σ(・ω・ノ)ノ!と、

自分のとろさを再認識した次第です(^^;)

ガラス選びなんか、楽しくってなんパターンも出したかったのですが(^▽^;)



しかも、思ってもいない作業、【作品を洗う】!



実は、既製品の窓を、なんとか少しできないか?

光を透すと、綺麗な具合にできないか?(一部でも)

なんてとんでもないことを、もくろんでいたので

あんな大きなものを【洗う】のは大変ですし
一体どこの窓、改良しようとしてたの!?Σ(・ω・ノ)ノ!と家族に突っこまれそうですが

だいたい失敗した時の代償が大きすぎる~(@_@)



こうして、わたしの窓際プチ改良の野望は崩れたのでした!←めでたし、めでたし?



ステンドグラスもですが

古いお家のガラスなども

ガラスは、光あって魅力が引き立つ。

透明で、複雑で、ゆがみもあって。

不思議な魅力、ですね(*^_^*)

「ガラスと透ける光の色 vol.2続きを読む

ガラスと透ける光の色 vol.1

宝石には全く興味がないのですが

ガラスを透した光は、別で

常日頃テンションが老猫なみに低い私でも

ちょっとドキドキします(・ω・)♪

ガラスの金魚

ガラスの光は、深い。

きらきらしてるだけじゃなくて

複雑で、なにより宝石みたいに

ついつい「・・・おいくら?($_$)☆」って邪念(?)が出ないのがいい( ̄▽ ̄;)

琉球ガラスの一輪挿し

「あれ~?この一輪挿し、どっかで・・・(。´・ω・)?」

そんな方もいらっしゃるかと思います(*^_^*)

永家さんが、見学会の為に自宅から持ってきてくれる

琉球ガラス(・・・確か・・・(^▽^;))の一輪挿しです。


この何とも言えない、いろいろな青、蒼、藍、あお・・・!

この一輪挿しの光を透かした色が好きで

完成現場の写真撮りでコレを発見すると

光を透して、どこが一番きれいに見えるか

一輪挿し片手にウロウロしちゃいます( ̄▽ ̄)
もはや一輪挿しの写真だかお家の写真だか怪しい?


ガラスの美しさは、光あってこそ!ですからね♪



ガラスと言えばもくせい工舎のお家には

ステンドグラスを建具や漆喰の壁によく見かけます。

もくせい工舎のステンドグラス
荘厳なものもいいのですが、これくらいのシンプルさが品よくカワイイ♪

これからお家を建てる方で

ステンドグラスっぽいものがお好きな方はご存知かと思いますが

とにかく、自分で探すと、ステンドグラスは高い・・・(T_T)
手間を考えると当たり前なのですが、あんまり安価だと壁に埋め込むのもコワイような・・・(^▽^;)

♪・・・どうしてそんなに高いのか~?♪←注:もしもしカメさん♪風に

しかも、必ずしも気に入った色、デザイン、大きさ!・・・そして金額?が

あるとは限りません。

う~ん、なんだか気になる、ステンドグラス・・・!( ̄▽ ̄)

実は次回につづく~!のです。 ( ̄▽ ̄)

せいくらべ

アマガエルが出てくるころになったので

一か月ばかり遅い話になります( ̄▽ ̄;)

アマガエル
畑でなにやら視線を感じて振り返ると、ジャガイモの葉っぱの上にカエル


季節はずれですが、どうぞご容赦くださいね (;・∀・)


宇佐の茶園の鯉のぼり

自宅で上げなくなった鯉のぼりなどが

公園や河川敷でたくさん飾られるのをよく目にするようになりました(・ω・)



運転中、車の窓から聞こえてきた『せいくらべ』の歌。

・・・・・・・・・・・・
♪ちまき食べ食べ 兄さんが 計ってくれた 背の丈

昨日 比べりゃ何のこと・・・・・・・♪

大人になると、昨日どころか、一年前と比べても

背の高さはそうそう変わりません(体重は別?)

子供たちのように、学年が上がるわけでも

卒業も、入学もない。(大人になって新たに学んでいる場合を除いて)


自分のしている、日々のこと。

昨日と、そう変わらないように思える自分のこと。

日々の何気ないことが何よりなのだとは分かっていても

分かっていても・・・・「これでいいのかな~」と迷うことがあります。



でも、大人でも

昨日 比べりゃ 何のこと~♪

・・・なのかな? (。´・ω・)?



昨日とはさほど違うように見えずとも

10年前と比べては、どうでしょう?


なんとかできるようになったこと、なんとか乗り越えてきたこと

たくさんあるように、思えませんか?

大人になって、子供のころほど成長は実感しづらくなっても

人は、なんだかんだと言いながら

前に進んで来ている(後ろには戻れないし?)

【昨日と比べりゃなんのことはない】

けれど!成長しているのかな~と

『背くらべ』の歌を、聞いていて考えていました(・ω・)

「せいくらべ」続きを読む

紫陽花と顔

本格的な梅雨になる前に、

どうしても植えて見たかったのがアジサイ♪(・ω・)

イメージとしては、雨がシトシト降る中

木と木の緑の間に

ハッとするような青い色が欲しかったのです(・ω・)ノ

あじさい"

土の酸性度で色味が変わったしまうと聞いてはいても

ぜひ青!ハッとするような、

はたまたギョッとするような(?)

清々しさの塊のような青の注し色が欲しかったので

変わることも覚悟しつつ、やっぱり青を選びました。

ガクアジサイ

今はガクアジサイにしても、こんなに複雑な

細工物のような花のものもあるんですね。

万華鏡のようです(*^_^*)



ホームセンターなどで苗木を買うと

鉢がついて売られていたりするので

買ったときのイメージと、実際植えて見ての印象が

変わることもあります。

特にアジサイみたいに花が大きくて派手やかなものは

実際植えてみると・・・・

売っているときと植えたとき

・・・・なんか、顔がデカ~い・・・( ̄▽ ̄;)

器量良しですが、実際はドラえもん級の2頭身さんでした(^▽^;)



ところで、アジサイやヒマワリのように

花が大きめで、色も鮮やかで

その場をパッと明るくしてくれる派手やかな花。

その鮮やかさと呼応するように

枯れ方も派手な気がします。



夏に向けて、田んぼの途中途中で

ハッと息をのむほどのヒマワリ畑があったりします。

・・・でも帰りに通ると

・・・・ん?

ヒマワリがっかり

みんなうつむいてて

クラス全員で怒られた生徒のような、うな垂れっぷり ↓ ( ̄▽ ̄;)

どうしたの?っていうくらい萎れ方も派手です。



う~ん、そういえば

主人の方のおじいちゃんとおばあちゃんも・・・。

派手顔と素朴顔

素朴な顔は、変化も素朴?

どちらかというと派手な、造りの大きいものは

それを支え続ける筋力がいるのか?


・・・・とにかくアジサイのようなあでやかな美しさとは

無縁のわが顔ですが、

枯れ方も、きっと、そこそこ?かもしれません。

純日本人顔でヨカッタ・・・、かな??(。´・ω・)?



どうぞ、梅雨の最中でも

綺麗なアジサイの色にドキッとする

そんなトキメキ(?)をお楽しみに♪

足元の世界。そして光と影の世界。

先日、豊後高田市で完成見学会があり

その次の日、完成したお家の写真を撮りにお邪魔しました(・ω・)ノ♪

2014年5月完成豊後高田の現場

漆喰にグリーンの板壁の、可愛くて爽やかなお家です(*^_^*)



撮影は、飾りつけ(小物やお花)、撮影、片付けと

色々していると2時間くらいあっという間にかかるので

モタモタしてると検査のご一行が来ちゃいます(^▽^;)

「・・・・んじゃ、撮りますかね~( ̄▽ ̄)・・・・あれれ?」



玄関アプローチの足元に、気づかれた方もおられるかも・・・(・∀・)

リュウノヒゲと一緒に、小さな花の咲いている植物。

足元の植物

ヒメイワダレソウです。



芝生代わりに注目されているグランドカバー植物です(・ω・)

ヒメイワダレソウって?

一度根付くと、非常に繁殖力旺盛で

雑草が伸びる前に地面をカバー。

小さな可愛らしい花も咲き、

害虫も少なく、土質も選ばず・・・・で至れり尽くせり。

・・・・ただ、本当に繁殖力は、半端じゃないらしく

雑草に打ち勝つ繁殖力で

一緒に植えていた繊細な植物も追いやられちゃう ( ̄▽ ̄;)

非常に、魅力的な反面

どこに使うかも大事なようです。



わが家も、花壇がご近所のにゃんこさんたちのトイレとなっていたので

それに困って植えています。

冬場は地上部が枯れたように見えるのですが

春になると急に生き生きとしてきました(^。^)

岩を乗り越えるイワダレソウ
「好きなとこまで伸びてみな~ (´ー`)」ってほっといてたら、
石の縁を乗り越えちゃいました。これも一興?(*^_^*)

どうぞ、見学会などでもなんでも、

気になる木、植物はチェックして

素敵な、そのお家だけの緑の世界を手づくりしてみてくださいね(*´▽`*)



ところで、お家の外観の写真を撮っていると

向こうから年配の女性が・・・。

ことり:「こんにちは」

女性:「・・・あんた、ここのお施主さん?(^。^)」

ことり:「いえ、写真を頼まれて…」

女性:「・・・い~い家やな~。品がある!(*´▽`*)」

・・・って褒められましたよ~!お施主様♪\(^o^)/

なかなか品があるって褒め言葉、聞けないですよ~(*´▽`*)

他人様の家ですが何だかウレシイですね!(≧▽≦)いや~、ヨカッタ、ヨカッタ♪



準備が整い次第、こちらのお家も施工実績でご紹介したいと思います。

また、こちらの現場からそう遠くない所で

完成見学会の予定もございます。

詳細が決まり次第、Webでもお知らせいたしたいと思っております。

重ねて、どうぞお楽しみに♪

「足元の世界。そして光と影の世界。」続きを読む

ウグイス鳴く

ホ~ォ、ホケキョ♪


わが家の裏の、川の葦の林の中から

この時期になるとウグイスの鳴き声がします(・ω・)ノ

残念ながら、その姿を見たことはないのですが

谷にこだまして、聞き惚れてしまう美声です。



よくイラストなどで、梅と一緒に

明るいエメラルドグリーンで描かれて

一見メジロのようですが

実物は、目立たないシブい色の鳥のようです(*^_^*)

鶯とメジロ

「ホ~ホケキョ♪」って鳴くのは、メスを呼ぶ声なのか気になって

調べてみたら、鳴き声もTPOで違うよう。
ウチのQ太郎も、鳴き方でだいたい言いたいことが違うし・・・( ̄▽ ̄;)



ホ~ホケキョ、ケキョケキョケキョ・・・・♪


実は、「ホ~ホケキョ」と「ケキョケキョケキョ」は、違う意味とのこと。


どちらもオスが鳴いているのですが

「ホ~ホケキョ」は、【縄張りを示すため】

それと、パートナーのメスに【今は安全だよ】と知らせるため (・ω・)

反対に、

「ケキョケキョケキョ」は、【テリトリーに入った外敵を威嚇するため】とのこと。

だから、「ケキョケキョケキョ・・・」と鳴いている間は

メスは姿を隠して、安全になるまで身をひそめているんだそうです( ̄▽ ̄)

鶯の鳴く意味

だから、「ホ~ホケキョ♪」ってだけ鳴いているときは

・・・・彼は(←ウグイス男子)すご~く,

ご機嫌(*´▽`*)♪・・・なのですね ( ̄▽ ̄)♪

どんな家にしたい?

いよいよお家を建てることになって

【どんな家にしたい!】って

そのイメージを的確に伝えられる自信ありますか?(・ω・)


「こんな風な家が好き」

「どこそこのカフェみたいな雰囲気の家」

「この写真みたいな感じの…」

想像だけする分には楽しくて良かったものの、

じゃ実際建てるとなると

懐具合とか、その他もろもろのことが気になって

なんとなく無難な方を選びたくなります(^▽^;)

現実問題が先に立ってしまううえ、

こんなのも好き、あれも素敵って思うモデルが多くて

いったい、結局、どうしたいのか自分でも分からない (@_@)

理想の家を妄想する

「断固こう! ( `ー´)ノ」ってイメージが、上手く伝えられない。

しかも自分だけの家じゃありません。

家族も住みます。

しかも失敗は許されない・・・?

現実と、自分の空想のはざ間で揺れてしまって

上手く言えない~(ーー;)って、こともあるかもしれません。



どこで建てるにしても

プランの家は素敵だし、現実問題として考えてもこうなんだけど

じゃ、空想(妄想?)していた家ってこんなだっけ?

しかも理想とは、立地条件すら違うことの方が多いし・・・( ̄▽ ̄;)



「お金かかるし・・・」「ま、無理だよね・・・」と削るものが多ければ

家づくりは、だんだんウキウキしなくなる。

でもそこに、「・・・でも、こうしたら?」って代替案が出たり、浮かんできたら・・・? (。´・ω・)?


「…お!? いいね~!(*´▽`*)」

・・・ってなると、事態はちょっと、違いますよね(・ω・)ノ♪

そういう、やわらかいものの見方、発想できる【余裕】が

家づくりを楽しくさせていくのかな~と思います。

その【発想する余裕】がないと、無難におさめて終わりになっちゃう。


「・・・あ~、本当はあんな感じが理想だったんだよな~」ってならないためにも

ぜったい外せないポイントを見つけられると

置いても行ける荷物と、必ず持っていく荷物を

間違えずに済むかもしれません。


どうぞ、削るべきは削りながらも(?)

逆転の発想を楽しめる、そんなウキウキした家づくりになりますように♪(・ω・)ノ

「どんな家にしたい?」続きを読む

カンカン

【カンカン】・・・・って、若い人はあまり言わないかもしれませんね ( ̄▽ ̄)



「そこのカンカン中に【せんぺい】がはいっとるばい」
↑ 知る人ぞ知る福岡の方言です(・ω・)
sen【b】eiじゃなくてsen【p】eiなのもミソ ( ̄▽ ̄)

って、遥か昔、我がばあちゃんによく言われたものです(*´▽`*)

だから、

【カンカン】って言ったり、聞いたりすると

何だか、こそばゆくて懐かしい気持ちになります(*^_^*)



話がとびますが

アパートに住んでいた時分はそれほどでもなかったのに

居をかまえた途端、もれなくついきたもの。

・・・何だかわかります? (。´・ω・)?

それは~

町・内・活・動~!Σ(・ω・ノ)ノ!

地域にもよるのかもしれませんが

のんびりしたところに居を構えたので

地域の草刈、掃除に、隣保班、仲良し会、老人会の催し物への参加

地区の運動会、村祭り・・・・・活動はかなり盛んです( ̄▽ ̄)

アパートにいるときには

大家さんが、わざわざ声掛けしないでいてくれたことに

参加せねばなりません。お互い様なので、ね(^▽^;)



その当番で、隣保班の会計をすることになり、

前任の奥さんが持ってきてくれた会計の資料。

その中に、【カンカン】が・・・。



ワタシ:「・・・【カンカン】がレトロですね~(・.・;)」

奥さん:「あ~、このカンカンね~、なんか前ラジオ体操の時使ってた

カセットやら何やらを、会計がずっと持ちまわってるみたい…( ̄▽ ̄)

一応預かっててね(*^_^*)」



その【カンカン】の中身はですね~ ( ̄▽ ̄)

こう!

カンカンの中身。東京音頭とかのレコード

開けた途端、楽しくて笑っちゃいました! (*´▽`*)

…こ、これ。今、音を流す方が難しいよ! (^▽^;)

いやいやいや、レトロですね~ ( ̄▽ ̄)

デザインが、かえって新鮮ですね~( *´艸`)



代々の会計さんが 

「もうこれ、要らんやろ?? ( ̄▽ ̄;)」と思いつつ、

勝手に捨てるわけにいかず

何年もこうして持ちまわっている…。そのことが、何だか楽しいですね~(*^_^*)

東京五輪音頭のローマ字の歌詞カード
東京五輪音頭の歌詞カード。外国の方にも歌ってもらいたくて(?)ローマ字書きも!
Hah... Anohi Roma de nagameta tuki ga....♪って書いてます (^。^)


これ、いつから回ってんのかな~? (^▽^;)


こうなると、十数年後の次回の当番の時に

また同じものが回っているか

・・・何だか楽しみでもあります (*´▽`*)♪
「わ~、まだ回ってる~ぅ!(≧▽≦)♪」って、ね?

器に例えるとですね。

ご縁あって、もくせい工舎の広告を作っております。

常日頃、むずかしいな~と思うのが言葉なのであります。

もくせい工舎の広告は、

【来い来い、売れ売れ】というより

【どんなものを作っているか知って欲しい】というのに

重点を置きたいので、同じ言葉でもむずかしいのです。



木のいい香りにつつまれた家は【癒し】の言葉がぴったりだけど

エステの広告の【貴女を癒す♥】と並ぶと、

ちょっとニュアンスが違うような…( ̄▽ ̄;)
個人的には【貴女】って字が、ちょっとコワイ…♥マークも(^▽^;)



確かに、色々なことをよく考えている会社なので

【こだわり】と使いたくなりますが

あんまり連発すると、【融通が利かない】感じがするし

【こだわりの味】ってどんな味?

みたいに、具体的にピンとこないような・・・(ーー;)・・・う~ん↓



そこで、無い知恵を絞って考えました!

広告には、いちいち書けないのですが

【器】に例えてみますね(・ω・)ノ

大量生産の器と、手づくりの器を比較

どちらも【器】としての、基本的な機能は同じです。

どちらかを選ぶにしても、

その人の好みや、TPOで違うこともあるでしょうし、

どちらを選ぶにしても、優劣はありません。

選ぶ人が、【こっち】と思ったというだけですね(・ω・)



うまく伝わるか分かりませんが、

同じ【器】で、値段に差がないのなら

どちらかというと、右の方が好き。

そういう方は、もくせい工舎の家は【お好み】かも知れません(*^_^*)



もくせい工舎の家の壁は漆喰や、木なので

隅っこや、角っこが違います。

もくせい工舎の家。壁のライン

漆喰なら職人さんの鏝のあとで、そのラインは

フリーハンドで書いた直線のように見えます。

下から漆喰のアーチを見る

どこかここかに、フリーハンドのようなラインがあります。

人の手仕事には、機械的なそれと違う

ほんわかした雰囲気があります(^。^)



もし、そんな【手仕事】っぽい、ゆる~い雰囲気が

お好みなら、5月に完成見学会もございます。

ぜひ (。-`ω-)☆
・・・広告!? Σ(・ω・ノ)ノ!


↓ そんな見学会のあれこれは・・・(・ω・)ノ♪
詳しくはこちら

なんじゃもんじゃ

なんじゃもんじゃ、ってどんなもんじゃ? (。´・ω・)?


なんじゃもんじゃは、こんなもんじゃ! ↓ ( ̄▽ ̄)←じゃを連発じゃ


ナンジャモンジャの花

真っ白なナンジャモンジャの花が

五月晴れの青に映えて

なんとも爽やかです(*^_^*)

植えて迎えた一年目の春には、残念ながら花は咲かなかったのですが

2回目の春、ようやくその可愛い姿をみることができました(^。^)



わが家のなんじゃもんじゃは、もくせい工舎のお庭をてがける

日田の実意園さんが植えてくれたものです。

実は植えてもらうまでは、ナンジャモンジャの木を知りませんでした。

「こんな感じの木が好き」とリストアップしたものを参考に

その環境に合う木を選んでくれたのです。



ナンジャモンジャは、一ッ葉たご。

《たご》はトネリコの別名で、トネリコの羽状複葉なのに対し

単葉なので、ヒトツバのタゴ=ヒトツバタゴといわれます。

トネリコは常緑樹にして、その優しげな樹形が人気の木ですが

ナンジャモンジャも、なかなか素敵な木なのです。(常緑ではない)

病害虫が少なく、耐寒性も耐暑性もあること、自然樹形で形が整うことetc.

おまけに、こんな可愛い花! (*´▽`*)

ネットで調べると、神社や小学校の校庭で、かなり立派な大木に

真っ白な花が、こぼれんばかりに咲いていたりします。

ナンジャモンジャの木

自分はどんな庭を好むのか。

どんな木が好きなのか。

それは、どんな環境にあうのか?

窓から見たとき、その景色はどう映るのか?



庭は、地続きのわが家。



これから、お家を建てられる方も

もっと今のお庭を手掛けたい方も

どうか、そのご家族らしい

心の風景が、庭として育ちますように(・ω・)ノ♪

「なんじゃもんじゃ」続きを読む

空色の種?

工務店のブログなのに、畑ネタが多くてすみません。

色々【自然】ってことについて考えさせられることが多くて

正直苦手な畑仕事ですが

そういったことを教えてもらうためにやっているような気さえします。

どうぞ、もくせい工舎と【自然】つながりってことで

ご容赦くださいね(^-^;



あいかわらず、原っぱのようなわが畑。

一般的に褒めてもらえる

【才色兼備】な畑ではありません( ̄▽ ̄)

そこに、ああでもない、こうでもないしながら

すちゃらか雑草農法(?)をしております。

要らないはずの雑草に助けられ、土の生態系をある程度保ちつつ

少しづつ、生き生きとして来るのを待っているところです。

土をいじると、小さな生き物が増え

それを狙ってスズメが来て、

それを狙って、猫が来て・・・。

畑の王者?
わが畑の王者。ご近所のクロちゃん←仮名

・・・・・いやいやいや、畑の生態系のトップに君臨するのが

猫じゃ困るでしょ?? ( ̄▽ ̄;)


ところで猫はともかく、ずっと以前のブログに、

チンゲン菜の種が空色だったと書きました(・ω・)ノ

チンゲン菜の種

ナントカ仁丹みたいな大きさの、ブルーの種です。


この春にも、夏~秋に向けて収穫すべく

かぼちゃでも植えてみようかと

市販の種の袋を開けて見たところ・・・・・


・・・・・・かぼちゃの種が、真っ青だァ~ Σ(・ω・ノ)ノ!


・・・・え?かぼちゃの種ってこんな色だったけ?? (。´・ω・)?

・・・いやいや、ありえんでしょ??(@_@)


料理するときに、かぼちゃは種を目にするから

やっと変だとわかっただけで

このかぼちゃにしても

あの青梗菜の種の、空色も

薬品処理されていた色だったんじゃん!( ̄▽ ̄;)

・・・・ひぇ~・・・・(^▽^;)

自分の無知を、改めて思い知らされました。

自分の口に入る野菜の種についてなんか、考えたこともなかった!(T_T)



そういえば自然農法の本なんかには

「今、種も危ない」といったことが書いてありましたっけ。

肥料たっぷりでメタボに育って、

病気や虫にやられないよう過保護に育った

【親の野菜】は、力がない。

だからそんな【親野菜】から生まれた【種】たちも

ここぞって時の、力がない。

・・・・・なんだか自分の子育てにも重ねて考えちゃいますね・・・(^^;)



いのちをいただいている。

そういった意味では、自分は大事にいただきたいと思います。

軽んじていい命はないと思う。



・・・・・でも、あまりに自分が何も【知らない】ことに

畑に出るたびに、思い知らされるのです。・・・・ド~ン・・・↓ ( ̄▽ ̄;)

アンチエイジングの迷宮

実はず~っと、不思議だったのです(・ω・)



かつてアイドルだった人たちが

お肌はツルツルなのに、

なぜか若いころより、顔が長く見えるのか? (。´・ω・)?
例外は、吉永小百合さんかな~?

なぜだろう?



エイジングの坂を、全く無抵抗に歩いている(下向きに↓)ワタシはともかく

あんなに美人で

一体何歳か分からないくらいのお肌ツヤツヤなのに

・・・・なにか違う ( ̄▽ ̄;)

若く見えるけど、【本当に年が若い】のとはなにか違うのです(^▽^;)

・・・しかも、顔が長く見えるのは、なんで~?



その、ドンピシャリな内容が以前テレビ『所さんの目がテン! 老け印象の科学』でありました。

実は本当に、成長とともに顔って縦に伸びる。・・・らしいです。
さすがに、永遠と伸び続けたりしないと思いますが ( ̄▽ ̄)

【老けた印象】というのは、実年齢に比べ若作りする違和感でもおこるそう。
違和感の原因は何か、じっくりアラを探すので(^^;)

シワシワになって縦に伸びる分には違和感がないのに

なまじお肌がツルツルなんで余計に差が気になったのかな~( ̄▽ ̄;)



番組で紹介された、老けた印象に見えない

その秘訣の一つが【笑顔 (*´▽`*)】

・・・・なぜ?



人の目尻と口角を結ぶ四角形。

これに秘密があります。

笑顔は口角が上がるので、より横に長い四角になりますね(・ω・)ノ 

普通の時の顔と笑顔の比較図

この笑顔の時の四角の形が、実は小さい子のその四角形に近くなる。

小さい子の四角

だから、笑顔になるだけでより若く見えるってことみたいです( ̄▽ ̄)



「箸が転がっても・・・」なんて例えがありますが

どんなに若くいようと思っても

子供のあのハイテンションや動きは

大人には無理がある(´-ω-`)

若いころと違って、ベテランゆえの風格とかもあるのかも。

だから、【若く見える】のと、【実際若い】のは違う。



動きや、考え方、経験、それに声。

人は、どんなに若くいようと思ってもどこか違ってくる。


だから、負け惜しみを込めて

「80歳なのに、40歳に見えるお婆さんより

80歳なのに、120歳越えの引き出しを持つ」

ソンナ オバアニ ワタシハ ナリタイ (。-`ω-)☆ ・・・かな?

・・・・・・どうだろ?

・・・・・・・う~ん、迷宮に入りにけり( ̄▽ ̄;)

売りコトバに買いコトバ

【売り言葉に買い言葉】なんて、あんまりおだやかじゃない表現があります(・ω・)ノ

今日は、そんな荒くれた話じゃなくって

【売る言葉】と【買い(たくなる?)言葉】のこと。 ( ̄▽ ̄)


例えば、パッと見、差がよくわからないもの。

食べ物なんかは、実際食べてみないと

本当においしいか、もしくは自分好みかは

見ただけではわかりませんよね?(・ω・)



見ただけじゃ他との【違い】が分かりにくい。


じゃ、自分の商品の【良さ】や【違い】をいかに伝えるのか?

そのために出すのが【売り言葉】・・・仮にですが(・ω・)


たまごを売る

いかにおいしそうに感じさせるか、体に良さげか、

希少価値(地域限定、個数限定)があるか・・・etc

広告や、売り場にはたくさんの【売り言葉】が並びます。


その【売り言葉】があるからこそ、

買い手は【選んで】買う。

でも【選んで】買っても、実際食べてどうだったかは

もう、買い手側の判定にお任せするしかない。



それはもう、どんな有名コピーライターをしても

美味しくないものはおいしくないし、

好みじゃないものは、どうしようもない。


反対に、大して能書きがなくても

美味しいものはおいしいし、

好みであれば、また食べたくなる。


そこには、【売り言葉】をどんなにつくそうが

自分たちの手を離れた物は

もう、買い手の率直な反応次第のキビシサがあります。



どんなに心を込め、愛情を込め、がんばって作っても

好みでなければ、また買ってはもらえません。


それに不思議と

「あなたのために頑張って、心をこめて寝ずに作った」なんてアピールされると

不思議と

・・・・味がしない・・・・( ̄▽ ̄;)・・・もはや気軽に楽しく食べれない?



期間限定、産地限定などの「買うなら、今でしょ?」感を出しても

おいしくなければ、また買いたいと思わない。


いかに素材にこだわって、フルオーガニックでも

好みじゃなければ「あれ、また食べたいな~」って思ってもらえない。


じゃ、逆に買い手からしたらどうなんでしょう?

買いたくなるサツマイモ

どんな立派な【売り言葉】より、

具体的に、味やイメージを想像しやすい

【自分好みの可能性が高い】キーワードっていうものがあるように思います(・ω・)

「あ~、そうそう、そんなのが好みなんだよ!」

そのキーワードこそが、買いたくなる【買いコトバ】なんでしょうか( ̄▽ ̄)
だって「あなたのために真心こめて一生懸命作ったお菓子の味」って言われても、
どんな味か想像つかないですよね?(^▽^;)
うっかり「おいしくない」って言ったら「せっかく頑張ってつくったのに!( `ー´)ノ」って怒られそう・・・( ̄▽ ̄;)



どちらにしても、おいしくないこと(商品がお好みでないこと)には

やっぱり、また買ってもらえません。



リピート率、なんていうものが計れない【家】。

「また」は、そうそうありません(^▽^;)


【売りコトバ】【買いコトバ】だけでなく、

【見】たうえで、【選】ばないと

「あ~、もう! あそこのHMでもう二度と建てないよ(*_*)」って言っても

普通二度も、なかなか建てれません( ̄▽ ̄)

花と実

セイヨウカマツカの花が咲きました(*^_^*)

セイヨウカマツカの花

枝の先っぽに、扇のように寄り集まり

ピンクのつぼみに交じって、白い小さな花が咲きます。


チューリップや、ひまわりのような明るい色もいいのですが

こういったふんわりした色彩の

絶妙な美しさには、いやはや驚かされますΣ(・ω・ノ)ノ!←こんなビックリとは違うんじゃ?

真ん中の、雄しべとかの紅色がいいですね(^。^)



セイヨウカマツカは、「西洋鎌柄」と書くそうです。

カマツカの木は丈夫なので

その幹は、字のごとく「鎌の柄」に使われるほどだそうですが

わが家は、園芸店で買ってきたそんなに大きい木ではないので

まだまだ、幹も華奢なものです( ̄▽ ̄)

セイヨウカマツカの木
カマツカに比べ、西洋版はそんなに太くないともありましたが。



園芸店で、初めて見たときは

緑の葉の間から、赤い実がたくさんついていて

すご~く、かわいかったのです(・ω・)♪

赤い実がなる木は、多いのですが

樹形とか、実の付き方にかなり個性がある・・・(・ω・)

この木は、樹形の優しさと、実の付き方の

素朴な感じが、かなり自分の好みだったのです!(*´▽`*)


しかも、自分の背丈と同じくらいの高さの木だったのに

1500円の破格値(?)で売られてて

木をついつい衝動買いしてしまったのでした。

しかも2本・・・( ̄▽ ̄;)



「そういえば、わが愛車は軽だった・・・( ̄▽ ̄)」

しかも遠方。買ったはいいが、どうすんの?
↑ 衝動買いにもほどがある(^▽^;)


なんとか積み込んんで、

見た人にギョッとされつつ帰りました(^^;)



赤い実も、紅葉も、おまけに

こ~んなかわいい花まで楽しめるセイヨウカマツカですが

この実、実は(←ややこしいですね( ̄▽ ̄;) 「じつは」デス)

食べれはしても、あまり美味しいものじゃないそうです。

小鳥も、いよいよ他の木の実がなくなってから

食べに来るとのこと。

・・・・ん?そういえば・・・ (。´・ω・)?


ジョウビタキとカマツカの木

この冬、ジョウビタキちゃんが来てたけれど

内心、「ちぇ、カマツカか~( ̄▽ ̄;)」

って、少々がっかりしてたのかもしれないですね(^▽^;)



家に自分たちで植えた木は、まだまだ小さな木ばかり。


本当は、木立に囲まれた森のような庭が理想ですが

金銭的にも痛いですし

ご近所のことも考えると

勝手にジャングル状にするわけにもいきませんね( ̄▽ ̄)


でも数十年後、おばあさんになった時

どんな庭になっているのかな~(*^_^*)


未完ではありますが

この小さき庭が、育つのを楽しみに待つとしましょう(・ω・)ノ♪

「花と実」続きを読む

ホメラレモセズ 不要の要

先日、新聞に

『“虫垂”大切でした』の見出しがありました。

虫垂炎をおこすこともあるし、

人体に必要ないからとされてきた虫垂が

実は大腸と小腸に、免疫細胞を供給し、

腸内細菌のバランスを保つ働きをしていることが発表されたとのこと(・ω・)

「バランスが悪くなると食中毒も起こしやすい。

むやみやたらにとらない方が良い」・・・・云々(・.・;)


医学でもなんでも、新しい何かが発見されると

それまで【当たり前】、【常識】と思われてきたことが

急にグラグラしだして

いかに、自分たちの狭い知識の範囲で考える

【当たり前】が実は、フワフワしたものか

こういったときに思い知らされます(;・∀・)



ついつい、目に見えて役に立っているものと

あまり、そう見えないモノを比較して

役に立っていないのだから、絶対に【不要】と決めつけるのは

実はかなり危なっかしいのことなのかも知れません( ̄▽ ̄;)


特に、自然のことは自分たち人間の考えの

まだまだ及ばないような絶妙なバランスの上になりったている

そんな気がしてしまいます(・ω・;)

畑の土
雑草農法もどきをやって、半年のわが畑。
厄介者のはずの雑草に助けられて、次第に生き生きと生命感が出てきたように感じます(・ω・) 



永井博士。しっぽも一役の話

原爆に倒れ、寝たきりになった永井 隆博士。

この世になんの用事のないものが生かされているはずはありません。

どんな病人でも、なにかこの世において働くことができるから

生かされているのでありましょう。

わたしは、命の最後の一瞬まで、いろいろ工夫して、

なにか働くことを見つけて働こうと思います」

ついつい【働く】ということと、【利を得る】ということを結び付けて考えてしまいますが

ホメラレモセズにいる、見えない【働き】がある。

そう信じたい時があります。


自然が、私たちの知識のはるか上を行く

絶妙なバランスの上で成り立っているのだとしたら

私たち、人間も、きっとそんなバランスの中にいる【自然の一部】。

そう思えば

あまりに暴走して、バランスを欠きそうになることに

少しはブレーキが利くように、なれるかも。


ホメラレモセズ。

そんな目に見えない部分での

【不要の要もある】と、信じたいです。

桜源郷の住処

公民館の掃除をするたびに気になっていたもの。

桜の中の巣

桜の中に、巣らしきものがあるのが分かりますか?


大きさからいってカラスかな~(。´・ω・)?

なんて勝手に思っているのですが

カラスらしきものが、実際にこの巣にいるところを

見ていないので、はっきりと分かりません(・ω・)


冬の葉が落ちた状態の時には

巣はかなり目立つのですが

長く住む人に「巣があるね~」って言っても

「あれ?ホント!」なんて返事なので

草むしり中にボサ~っと樹ばかり見るのは、

ワタシくらいかもしれません( ̄▽ ̄;)



「こんなところに巣を構えてたら

満開の桜に囲まれて、

卵を温めてたり、ヒナの世話をしてるのかな~(*^_^*)

カラスの子育て想像図
桜の中カラスの子育て想像図(^。^)

いやはや、風流な( ̄▽ ̄)」

なんて、淡いピンクの中囲まれた

カラスの親子を想像しちゃいましたが

桜の時期と、実際の子育て時期は違うらしいです(・ω・)
カラスだったとして、だけど( ̄▽ ̄;)




カラスは、3~4月巣材を運び巣作りをし

4~5月に産卵・抱卵

5~6月に卵が孵化し、子育てが始まるらしいです。

実際に巣立ちを迎えるのは6~7月の夏の始め。



ゴミをあさったり、あまり良いイメージの少ないカラスですが

この巣が今も使われているのかは分かりませんが

桃源郷ならぬ桜源郷の、

小さなお城でありました(*^_^*)

「桜源郷の住処」続きを読む

菜の花の浮島、いづこ

何年も前、土地を探していたころ

宇佐市のとある場所につきました。


ちょうど今くらいの時期の

菜の花のころ。


のどかな田んぼの続く風景の中に

真っ黄色の菜の花に囲まれた

小さな神社がありました。


それはもう、圧巻で

黄色の菜の花の大海に浮かぶ

浮島のお社のようでした。


あれから数年たち

ふと思い出して、もしかして今頃綺麗なんじゃ?と

嫌がる下の子を連れてくりだしました。

宇佐市の桜

・・・・あれ?

確かにここのはず・・・・(。´・ω・)?

神社の向こうに見覚えのあるサイロ(?)が見えます。



あれ~?

気のせいだったのかな~?勘違いだったのかな~?(。´・ω・)?


よく見ると周りは綺麗に草を刈られた後。

・・・・もしかして花見準備?( ̄▽ ̄;)



数年前来た時は、桜は咲いてなかったはず。

シマッタ、もう少し早く来ればよかったのかも(・ω・;)



さくら
淡くて、やさしくて、見ているだけでもやわらかそうな花

押すな押すなの桜
木の幹に絡まるツタと、押すな押すなと言わんばかりに満開の桜


ムクドリ?
のんびりした風景の中、みんなで食事中

菜の花の浮島は撮れませんでしたが

いい桜に会えました。

ささやかな、春のおすそ分けです(・ω・)ノ♪

さくら

残念ながら、この土地にご縁はありませんでしたが

不思議と躍起になって探しても、無い時は無く

力が抜けたころに、ふとご縁のあるものに会ったり。



土地もそうですし、家も、人も

【ご縁】かもしれません。



ご縁があったからと、嫌なことが全くないわけじゃない。

でも、かけがえない・・・【場所】、【家】、【人】。



もし、今何かをお探しなら

ふと力を抜いてみてください。

突っ走ってばかりでは、きっと見えないものもあるからです(・ω・)


いつかまた、迷い込んで出会った

あの風景のような場所に出会えるといいな(^。^)



みなさんのお探しのものが、ご縁のある【かけがえない場所】が

どうか

ふと、見つかりますように(*^_^*)

「菜の花の浮島、いづこ」続きを読む

家の南側に咲く花

花の咲いている様子などが見れたらと

家の南側に、花を植えました。



のんびりしたところに居を構えている上、畑もあるので

モグラ除けにと水仙を交え、春を待ちました。



葉が出てきて、つぼみができ、

いよいよ、綺麗な花が…!(*´▽`*)



…ってあれ?

…なんか変だよ?(。´・ω・)?

庭の南側
相変わらず、雑草も仲良しな我が庭と畑・・・( ̄▽ ̄;)

青いつくしのようなムスカリはともかく、

水仙が変なことに・・・。

水仙後ろ向き

・・・なぜに後ろ向き?(。´・ω・)?

南側の壁を向いてしまって、こちらから見えるは

後ろ頭(?)だけ…・( ̄▽ ̄;)



え?水仙ってひまわりみたいに太陽の方向くんだっけ? (^▽^;)

せっかくのナルシスのお顔が拝めない。



太陽の方を向いて咲くと思っていたひまわりも

どうも実はそうではないらしいです(・ω・)

茎が伸びるときに、ある成長ホルモンが

影になっている方に多く出るそうで

影側が先にぐんぐんのびちゃって

花が咲いたときに太陽の方を向いてしまう・・・といった感じ。


・・・・知らなかったといえ

なんだか覗き込まないと花の顔が見えない、

そんな不可思議な春の庭となりました( ̄▽ ̄)…トホホ

卒業

卒業シーズンですね(・ω・)ノ♪


幼稚園から大学・専門学校と、あらゆる段階の卒業式の中で

小学校ほど、入った時と卒業する時で

姿かたちも、

できるようになったことも

こんなにも違う時期はないんじゃないでしょうか?

卒業

6年間という長い間

育てる親にしてみれば、

そんなに日常、成長を逐一振り返ることはないのですが

高学年になるにつれ

だんだんと、少しづつ違ってきて

卒業を迎えて、改めて「ああ、こんなに大きくなったんだな~」と実感する感じです。


先生たちがはなむけの言葉として、おっしゃってくださる

「夢を、決してあきらめないでください」


大人になり、親となって

その言葉を聞いて、少し胸がチクリと痛むのは

自分への不甲斐なさからでしょうか?


さくらの道

大人になり、親になり、

何かを守るため

自分のしたいようにがむしゃらに進むだけが

誉れじゃないことを、実感する時もくるかもしれない。

人生の終着点を、こうありたいと決めたところで

ままならぬこともあるかもしれない。



「夢」を持ちつつも

その時その時で

自分にでき得る限りの【最善】をつくして

でき得る限りの【選択】をしながら

時には、自分のふがいなさに胸を「チクリ」とさせながらも

それでも、進むしかないのかもしれません。

フラフラと迷ったり、ズッコケたりしながら(*_*)

足あと

【最善を選択】しながら、歩いていく。

そう言った意味では

生きている以上は、12歳であろうが

80歳であろうが

まだまだ【道の途中】なのかも。


「なかなかどうして、いい旅路であった」と

いつか、そう振り返ることができる

そんな【歩み】でありますように(´・ω・`)


旅立ちの春に。みなさま、ご卒業おめでとうございます(*^_^*)

・・・・あの、スミマセン。もう一回言ってください。

中年真っ盛りでもあり、子育て中でもあるので

去年くらいから健康診断に行くようになりました。


銀行などもそうですが、大きな病院なんかに行くと

独特の鼻にかかったような節回しで、

受付のお姉さんに呼ばれる時がありませんか?( ̄▽ ̄)


え?そんなこと気にしたことない?Σ(・ω・ノ)ノ!


例えば、吉田ひろこさん仮名を呼び出す受付のお姉さん ↓

「386番で~語尾上がる↑お待ちの~語尾下がる↓、吉田~語尾上がる↑ひろこ~語尾上がる↑さま~語尾下がる↓
ここから、いきなり速くなる→2番の診察室にお入りくださいっ」


文章だと真似してお聞かせできず残念(?)なのですが←その必要もないと思うけど?

「あ~、あ~、アレね!( ̄▽ ̄)」ってわかっていただけたら幸いデス(^^ゞへへ


あの節回しを聞くと「赤コーナー~、なんとかパウンド~、」みたいに

「よっしゃ、出番だ」って気になります。え?ならない?( ̄▽ ̄;)

たくさんの人がいる中では、独特の節回しがあってこそ

「あ、呼び出しだ」って気づいてもらえるんでしょうね(・ω・)ノ♪


一日に何十人も、百何人も対応しなければならないと

検診とかでも、次はどこで、どうして、なんていう同じ説明を

人数分の回数せねばならない。大変です。



何回も言わねばならないから、もう流れるように言えてしまう。

「このファイルをお持ちになって、2番の受付カゴにお出しください。

本日は、胃のレントゲン等ございますので、更衣室で

検査着に着替えていただいて、出ますと係の者がおりますので身長体重等測っていただいて

胃のレントゲンが5番窓口でございますので・・・・・・」



情けないかな。トシはとりたくない。

ヒアリングはできても、同じ日本人なのに

頭が、その流れるような説明に追いつかない(T_T)


「・・・・・あの、スミマセン。もう一回言ってください(@_@)」


なんて、恥ずかしいことをお願いせねばならない(T_T)え?ならない?( ̄▽ ̄;)


以前読んだ本に

しゃべるのが苦手な人は「相手にうまく通じてないんじゃないか」と気にしながら話すけれど

逆に、プロのアナウンサーのように上手だと「つつがなくこなすこと」に慣れてしまって

相手がついてきてるかがなおざりになってしまうこともある

といったような事がありました。


仕事は、慣れれば慣れるほど、

プロになれば、なるほど

相手がどう反応してるか気にかけていないと

誰もついてきてなかった~Σ(・ω・ノ)ノ!

ってことになっちゃうかもしれません( ̄▽ ̄;)←ワタシみたいな人もいるので、ね

ぬいぐるみ様御一行

以前たまたまテレビである旅行会社の特集があっていました。

添乗員率いるツアー客は、なんと【ぬいぐるみ】Σ(・ω・ノ)ノ!

人ではなく、旅を楽しむのは【ぬいぐるみ】なのです。


依頼主から、ツアーに参加する【ぬいぐるみ】を預かり

何種類かのツアーがあって、依頼主が旅をさせたいコースを選び

他のぬいぐるみたちと一緒に旅をさせます。

例えば浅草なら、浅草の雷門の前で

他のツアー客と楽しそうに旅をする写真を撮り

Facebookで、その様子をアップしてもらえます。

ぬいぐるみ温泉を楽しむの図
勝手に写真を使えないので、試しに撮ってみました(・ω・)ノ♪温泉に行ったとすれば、こんな感じ?
ちなみに旅をしているのは、もう30年前に買った祖母との思い出のぬいぐるみ。
実家に置きっぱなしにしていた(←ゴメンね(^▽^;))「ちびちゃんズ」です。

依頼主は、実際に旅をするわけではないのですが

自分が託した思い出のぬいぐるみが

楽しんでいる様子をいつでも見れるってことみたいです。


その写真が何ともほのぼのしてて、あったかくて

楽しそう!←例に出した自分の写真が拙いのが申し訳ない(*_*)


旅行に行きたいけれど、病気などの理由でそれが叶わない人であったり

精神的に人間関係で色々まいってしまっていた人が

託したぬいぐるみの楽しそうな様子に

一緒に旅しているような気持ちになったり、

「自分もまた、元気になったらどこかに行ってみたい!」って思えたりと

なかなかどうして、思わぬ効用も(*^_^*)


この旅行会社の楽しいのは

食べ物の好みやアレルギーまでちゃんとアンケートをとって

その人が選ばないようなものを(ぬいぐるみに)食べさせないこと。

「え~それ、絶対選ばない!」っていうメニュー食べちゃうと、

一体感が損なわれる…?からかな?


その番組で、男性のアナウンサーの方が

「ぬいぐるみじゃなくて、自分の写真とかじゃダメなの?」って言っていましたが

実際に行けていない【本体の自分】がここにいて

いくら精巧に、その場にいるかのような【仮の自分】が写真にあったとしても

かえってむなしいような・・・(。´・ω・)? そんな気がします。

【ぬいぐるみ】だからこそ楽しい、ゆるくて

ホンワカした写真になっているんでしょうね(*^_^*)


そんなまったりとしたツアーを企画したのは30代の女性。

【ウナギトラベル】で検索してもらえば、

そんなホンワカぬいぐるみ様御一行の様子が楽しめます。


「色んな事が仕事になるもんだな~( ̄▽ ̄)」と

感心して、ちょっぴり羨ましくもありますが

ぬいぐるみを公共の場で写真に撮るのは

個人的にかなり勇気が要ったので

プロはそこも違うのね~(^▽^;)と、実感しました。


何はともあれ、人があったかい気持ちになれることって


なんかいいですね。ほのぼの楽しくなります(・ω・)ノ♪


ぬいぐるみ、温泉まんじゅうを食べるの図
ちびちゃんズ。お土産のおまんじゅうを食す、の図?

寄り添う

わが家のQ太郎(♀)は、今年は計8個の卵を産みました。

例年になく多くて、少し心配しています。


無精卵なので、残念ながら温めても孵りません。

それでも夕方~夜など暗くなると母性にスイッチが入るのか

大事そうに温めています。

抱卵するQ太郎

卵を温めている姿勢は、いつも眠る姿勢より冷えるのか

朝起こすと少しカタカタと震えて、寒そうにしています。


本物のヒナだったり、温めれば孵る卵なら

寄り添っていても互いの体温で温かいのかもしれませんが

時折入る母性スイッチとはいえ

一生懸命抱卵している様子を見ると

可愛いのと切ないのでなんともいえない気持ちになります。


【寄り添う】のは、互いの体温あってこその心地よさなんだと改めて思います。


震災から3年。


正直いつもいつも思い出し、気にしてるとは言えないけれど

やはりこの日は、色々考えます。


やなせたかしさんのアンパンマンじゃないけれど

「家に、故郷に、帰りたい」って泣いている人たちが

未だに、3年経っても、ま~だ帰れないのに、

望んでもいない「ごもっともそうなこと」ばかりは急いで推し進める。


泣いている人がまず、望んでいることを。


寄り添って、守って、温めようとすれば

自分の体は、半分は寒い。

「正義ってもんは、本当はそんなに格好のいいもんじゃない」

アンパンマンを通して、やなせたかしさんが教えてくれたことでした。


Q太郎だって、本当に守んなきゃいけないものを知っているのにな~。

もう二度と買うもんか!

「おまんじゅう」なんかならともかく、

「もう二度とここで買うもんか!」

って、そう言えないのが、家じゃないでしょうか?


金銭的に、二度も三度も建てれる余裕があったり

立ち退き等止むにやまれね事情があれば別ですが

ワタシも含め

【もう二度と買うことがない】のが大半で

だからこそ、どこで建てていいか迷うのだと思います。


先日、ある本を読んでいてドキッとしました。


「言葉を信じるから、人を信じるんじゃない。

その人を信じたから、言葉を信じるのだ。」


広告には、みんなどれも良さそうなことばかり。

広告は【言葉】にすぎません。


だから、みなさんは広告の【言葉】を頼りに

【信に足る人(=作り手)】を探しているんじゃないでしょうか?



キザなこと言って、キザに逃げるような優男より

多くは語らずとも、きちっとしてくれる人の方がいいような気がしますね…あれ?何の話?(。´・ω・)?

でも如何せん、多くを語らずといっても

広告が真っ白っていうわけにもいかない←寡黙にホドがある…( ̄▽ ̄;)?


だから【言葉】を頼りに来てもらったからこそ

【信に足る作り手】というものがどんなものか

惰性に流されず、作り手はよく考えないといけないのかもしれません。

「もう2度と建てないだろうけど、また建てるならここで」と思ってもらえてこそ

【信】にそえたことになるのかな(。´・ω・)?

そう思います。

ひなたぼっこ

春うらら。

っていうのはまだちょっと早いかもしれませんね(・ω・)

つい先日まで大雪だったかと思いきや

お天気のいい日はポカポカ日差しが温かい。

こうやって少しづつ近づく春♪(*´▽`*)

ところでひなたぼっこ、お好きですか?

忙しい中で、そんな時間なかなかとれないっていうこともありますが

少しの時間でも感じるお日様の温かさは

なんともホンワカしますね(*^_^*)

ひなたぼっこする子ヤギ
・・・ヤギさん、すっぽり収まってるの、それみんなのエサ箱みたいですよ?( ̄▽ ̄;)

ひなたぼっこは、ヤギでなくても

気持ちがよい(・ω・)ノ♪


あれ?ここにもひなたぼっこ好きが・・・(。´・ω・)?

太陽光パネル

・・・・太陽光パネル・・・( ̄▽ ̄;)

土地の有効活用うんぬんで、よく広告していますね。

最近よく見かけるようになりました。

太陽光パネルの設置場所

当たり前ですが、日当たりのよい遮るもののない

実に気持ちのよさそうな場所に設置されております( ̄▽ ̄)


・・・・・こんな所に家なんか建てたらさぞかし気持ちよかろうに!

って、ついつい思っちゃうのは私だけでしょうか?(^▽^;)
建てれる条件の土地かどうかは別にして・・・( ̄▽ ̄)

他人様の土地ですので、自由ではありますが

なんとなく、こんな風景ばかりが増えてしまうのを

バンザ~イ\(^o^)/って気分に、なれないような・・・(´-ω-`)

確かに、原発よりは安全でクリーンなエネルギー源ではありますが

残したい風景

パネルを設置するためにアスファルトやコンクリートで固められた

その下に、複雑で尊い、土と生物の世界があったことを

なんとなく考えてしまいます。

子供たちが、大きくなるころ

ホッと日向ぼっこを楽しめる風景が、残っていますように。

なにより、私たち大人が、残していけますように。

頭隠して

「チョット、チョット、お母さん呼んできて」と

主人に言われ、子供がニヤニヤしながら

「お母さん、お母さん、来て来て!」と声をひそめて手招き。

「…?(。´・ω・)?な~ん?」

トイレの中、指さす窓のところに

頭隠してなスズメ

・・・スズメ?(。´・ω・)?


ありゃりゃ、これまた天晴な【頭隠して】っぷりだ~Σ(・ω・ノ)ノ!

チュンチュン、仲間とさえずって

安心しきっているんでしょうね(*^_^*)


わが家のQ太郎(♀)も、安心して寝てるとこんな恰好をしていますが


Q_zzzz.jpg
女の子なのに…(T_T)

緊張感がないにもほどがある?(^▽^;)

時々「キュ、キュ」と言ってるのも寝言かもしれません( ̄▽ ̄;)



スズメは、他の鳥や動物と違って

人が傍にいるからこそ、そこに住む鳥だそうです。

だから、過疎になって人間が減ってしまった土地は

スズメも少なくなる(・.・;)


住宅地と、商業地、農村で

それぞれのスズメの巣の数を調査したら

たくさんいそうな農村よりも住宅地の方が

圧倒的に多かったとのこと。

住宅地には、ちょっとした隠れられる庭木があり

人が多ければ天敵も近寄りにくいので

エサが豊富そうに思える農村より

住宅地のほうが安心できるんでしょうね(*^_^*)


雀の巣
たくましくチョットした隙間に巣をつくる


「スズメが減少しているんじゃ?」という話も聞きます。

多かったら多かったで、色々困る面もあるのかもしれませんが

何事もバランス。

せめて、ヒナが巣立つまで

安心して暮らせるといいな!

永遠の美しさ

【ブリザーブドフラワー】ってご存知ですか?

女性の方は、ご存知の方多いでしょうか?

特に母の日の特設コーナーなんかには、透明のケースに入って

生花と見紛うばかりのお花が、綺麗に飾られたりしますね。

ブリザーブドフラワー
↑ ・・・これぞブリザーブドフラワー!っていうものが自宅になかったので、これ違うかも( ̄▽ ̄;)?

【水をやらなくてもよい。枯れない】ブリザーブドフラワー。

半永久的に、今咲いたばかりのような

永遠の美しさを保ち続けてくれる花です。


先日、初めてそのアレンジメントに親子で挑戦しました。


ワタシ:「・・・・くんくん・・・(´-ω-`)」

せがれ:「・・・なんしよん?」

ワタシ:「・・・・花の匂いがせんよ」

せがれ:「・・・・は?(;・∀・)???」


あの会場で、花を嗅いでみたのはおそらく私くらいですが

なぜ匂わないのか?不思議に思いませんか?

で、ちょっと調べてみました(・ω・)ノ♪

コスモスとハチ

バラや、梅の香りっていうと「あ~、あんな香り」って思い出しますが

バラはバラの香り成分、梅は梅の香り成分っていってあるわけじゃないらしいです(・ω・)

花が【香る】仕組みっていうのはすごく複雑で

いろんな成分が混じって「バラの香り」だとか「梅の香り」だとか認識できる。

↑ 複雑に混じって、その【香り】を認識できるから、芳香剤の香りを嗅いでもピンとこないんでしょうね( ̄▽ ̄)

それも、その香気成分が【気化】しないと【香り】にならない。

気化する仕組みが、昼に強ければハチ。夜に強ければ蛾。

といったように、花粉を運ぶお目当てのパートナーによって

香りの強さの時間帯も変わるそうです。

【香る】のは、私たちを楽しませる以上に

本来は【種の存続】のためと、改めて実感します( ̄▽ ̄)


ブリザーブドフラワーは、その【永遠の美しさ】を保つため

脱水処理され、加工されています。

その加工の過程で、香りを失っているわけです。

小菊とブリザーブドフラワー

生花はいつか、枯れてしまいますが

生花に顔を近づけると、ふんわりとしたいい【香り】と

生きているものの気配?を感じます。
↑ これ、うまく言えないんですが・・・( ̄▽ ̄;)マイナスイオンかなんか出てんでしょうか?

お花屋さんかに行くと

「酸素が濃い~!(´▽`)」って感じるアレでしょうか?←アレってなんだろ?

【永遠の美しさ】と引きかえに【香り】を失う。

自然のことは、何かを選べば、何かを失う厳しさを感じます。


幸か不幸か

【永遠に残したいような美しさ】を持たずに生まれてきた私ですが

例え【永遠に残したい美しさ】があっても

防腐処理されるくらいなら、自然に枯らしてよ~!(T_T)

・・・って、ワタシはそう思っちゃうかな~( ̄▽ ̄;)


かわいいアレンジメントとなった花を見ながら

なぜか『人魚姫』や『エビータ』(エバ・ペロン)を思い出していました。

目が醒めると…

目が醒めると、雪国でした。

雪の畑

前日の夕方から降り出した雪は

ドンドン積もって、朝は一面の銀世界。

柿の木にムクドリ

お隣の柿の木がお気に入りのムクドリ。

ムクドリ
今日のエサ探しは、いつもよりずっと大変そう…(^^;)


何か、いい掘り出し物があるといいねェ。



こんなに雪が降ってみないと分からなかったのが、樹木のこと。

朝まだ夜も明けぬ時間に、

「ズ~、・・・ズト!

 ズ~、・・・ズト!」と、音がする。


雨戸を開けて初めて、屋根から雪が滑り落ちてくる音だったとわかりました。


裏庭を自分たちで、植栽したので

軒下近くの樹木が、その滑り落ちてきた雪で埋まってるΣ(・ω・ノ)ノ!

・・・・あちゃ~、雨のことしか考えてなかった・・・( ̄▽ ̄;)


人気の、トネリコなど樹形の優しい樹木や株立ちの木ほど

雪の重みで押しつぶされ

「・・・もうダメなんじゃ?(^▽^;)」と思わせるへこたれ方!

慌てて雪を払ってやっても

「キュ~(@_@)」って感じで元気がないのです。


株立ちの木は、一本一本の幹はそんなに太くないもんな~(ーー;)

株立ちの木は、優しげで好きなんですが・・・。


株立ちの木と雪


そんな心配もなんのその!

復活、した?・・・のかな?(。´・ω・)?

【へこたれるから、折れない】ってこのことかな?

これがへこたれも、しなりもしなかったら

ホントに折れちゃってたかも?

自然は、結構強い。ですね( ̄▽ ̄)

雪が降る

近年に珍しく(?)、雪がう~っすら積もりました(´ー`)

雪の薄化粧
雪の薄化粧

寒そうなカエルの置物
こんな時は、カエルの置物も寒そうです。アンタ、そんなトロピカルなポーズとってる場合じゃないよ?

雪と石畳の模様

しもやけ屋なわりに、雪が降るとウズウズ♪

小学生のころ、友達と雪だるまを作って

調子に乗って作って、作って…

気が付くと・・・計12体Σ(・ω・ノ)ノ!←かさこ地蔵の倍デスね!(。-`ω-)

2時間近く寒風の中遊んでたので、

次の日雑巾もしぼれないほど、しもやけで

手がパンパンに腫れちゃったことがあります( ̄▽ ̄;)←さすがに誰にも同情されず

雪が重そうなトネリコ

ジトジトした雪で、トネリコが重そう。

ツララの実

溶けては凍り、溶けては凍り、ツララの実ができています。

しゃりんばいと雪

シャリンバイの葉に、先取りして雪の花♪

雪の枝

そんな中、昨日、今年初の大分の桜の開花予想が発表されました(・ω・)ノ♪

大分は、3月24日が開花予想日。

冬あればこそ、待ち遠しい。

春はもうすぐ♪・・・かな?(。´・ω・)?

藁にワラワラ

庭の樹木の根元に、我が家は藁をかぶせています。

霜が降りやすい地域なので、マルチングの代わりに

主人の実家からもらった藁をしいているのです。

ビニールマルチなどでもいいのでしょうが、

藁は自然のものだし、ビニールのようにゴミにもならず、

なんたってタダで分けてもらえるっていうのがいい( *´艸`)♪

・・・・ただ強風で、あちゃこちゃ飛んでしまう。そこが難点ですかね( ̄▽ ̄;)



その藁に、思わぬ来訪者が・・・。

・・・なにやら外が騒がしい。


そ~っとカーテン越しに覗いてみると

藁にスズメが来る

・・・・スズメ(。´・ω・)?


しかも、いるわいるわ・・・、何羽いるの?

スズメわらわら

藁の下に虫でもいるのか、藁についた残ったお米を食べているのか?

たくさんで、わぁわぁいって藁の中で遊んで?いるのです( ̄▽ ̄)


へへ。カワイイ♪(*´▽`*)

ビニールだとこんな姿、見れなかったのでその点もヨカッタ、かな?

山も川も近いので、野鳥もやってきます。

写真を撮ろうとするのですが、警戒心が強い野鳥だからか?

ワタシの動きが鈍いのか?

大概は勘付かれて、撮る前に逃げられちゃいます( ̄▽ ̄;)

でも、この子は別なんだな~(^▽^;)

ジョウビタキの女の子
ジョウビタキちゃん(♀)♪

オスは目にもとまらぬ速さで、あちゃこちゃ移動するので

なかなか写真に撮れないのです。

オレンジと黒の、それは綺麗なオス鳥なんですが

ワタシは鈍くて、撮りこなせない(T_T)

・・・・女の子は、おっとりしてんのかな~(。´・ω・)?

このコは、写せますね~(^。^)


しかも寒いので

ジョウビタキちゃん、振り向く

丸い!Σ(・ω・ノ)ノ!


丸いジョウビタキちゃん


いくらなんでも、丸すぎないかい?( ̄▽ ̄)


自然の木も、生き物も、

そこにあるだけ。そこにいるだけ。

それだけで、心を和ませてくれます。


来年の冬は、そんな姿をより楽しむべく

バードテーブルなんか、いいかもな~って思っております(*^_^*)

写真、上手く撮れましたら

そのカワイイ姿、おすそ分けしますね(・ω・)ノ♪

お楽しみに(*^_^*)

冬の朝

お天気のいい冬の朝。

河原の霜

見てるだけでサクサクと音が聞こえそうな

霜柱の道( ̄▽ ̄)

しもやけができるので、寒いのは体質的には困るのですが

冬の景色は凛としてて、美しい♪

こちらは美しさとはちょっと違いますが、

靴の氷柱

・・・・・寒すぎて、靴が鼻水を・・・・?(。´・ω・)?


いえいえ、朝方干した子供の靴から垂れた水が

小一時間で氷柱に!Σ(・ω・ノ)ノ! スゴイ!

朝から、これで笑っちゃって、誰かに話したいのに家人は出た後。

仲良しのお隣さんを、朝から呼び出すわけにいかず

ブログで書いている次第です(*^_^*)へへ♪

靴紐からも氷柱

こういった自然のビックリは本当に楽しい♪

こんなに綺麗で、楽しいのに、お昼にはもう見れない( ̄▽ ̄)

だから、余計いいんでしょうね♪

【今しか見れない】

自然の美しさは一瞬。

ず~っとじゃないからそのひとときが

尊くて好い(・ω・)ノ♪


あと、こんなものも!

氷の円盤

バケツの水が凍って、こ~んな氷の円盤に!(*´▽`*)


「見て見て~」

・・・って誰もおらんのだった( ̄▽ ̄;)

家と伴侶

伴侶…。

「よい伴侶に恵まれる」、「人生の伴侶を得る」など言います。

【伴侶】とは、《一緒に連れ立っていくもの。つれ。仲間。また配偶者の意》


今週日曜日、1/26(日)に宇佐市で構造見学会があります。
詳しくはこちら↓
見学会情報

メッセにその広告として

「一生をともに過ごす人を選んだように家を選んでほしい」

・・・と言ったようなことを書きました。

メッセ201401月号広告


なにをオーバーな(^▽^;)って気もしますが
以前もブログに似たようなことを書いたのですが

一緒にともに生きていく【人】か、【場所】かってだけで

それらを選ぶっていう自体、その人(ご家族)の価値観というか

【何を一番、大切なものとして考えるのか?】で大いに違ってくるからです( ̄▽ ̄)



配偶者となる人に

誰もが知っている大学名、

誰もが知っている会社名を必要とするのか。家だと「大手で建てた」というステータス?安心感??

誰もが振り向く美貌を必要とするのか。

誰も着こなせないようなファッションセンスを必要とするのか。

世間にセレブリティだと認めてもらえる見た目が必要なのか。

そこまで極端な話でなくても

HMや工務店の、「今ならもれなく〇△◇プレゼント!」の豪華さで

「あっちより、こちらの方が気前がいいから♪」なんて思っちゃうかもしれません。


何をどう判断し、何を大切に思って選ぶかってことでは

伴侶(連れ合い。ツレ)を選ぶのと同じく

そこに善悪も、正解不正解もない。まったく個人の自由なのです。

また、選ばない(結婚しない。家で言うと、建てない)という選択もあり、なのです(・ω・)ノ


ワタシなどは怠け者なので

誰もが振り向く美貌の、いつまでも若々しい伴侶だったら

一緒に連れ立って歩いてると「(ツレの)お母様ですか?」なんて聞かれそうでコワイ( ̄▽ ̄;)


それはともかく、

あまり考えすぎると「選ばない」選択が一番安全パイにすら思えてくるのも

伴侶を選ぶのと似ています。

もっといい条件の、もっと理想に叶った…を探しているうちに

時間ばかりが経っていた、ってこともあります。(もちろん、正しいとか間違いとかじゃなく)



嬉しいことも、悲しいことも

楽しいことも、苦しいことも

色々あるかもしれないけれど

なんとなく、一緒にテクテク歩いて行けるかな~( ̄▽ ̄)って感じの好きな方。

一緒に、ジジババになって

「残念なことに気にいっちゃったんだから、仕方ないべ」

「お互いさまじゃ~」

って、ゲラゲラ笑えるような(?)そんな空気感が好きな方。

ぜひ見学会、いらっしゃってくださいね(*´▽`*)



・・・あれ?なんか変なオチに( ̄▽ ̄;)?

構造見学会申込
こちらの見学会は終了しておりますm(__)m

お問合せ・ご相談

ホメラレモセズ 【雑草】編

両親もしなかった畑仕事をするようになり、数か月…。

「絶対家族のため、無農薬で!( `ー´)ノ」…なんて思ってたわけでなく

我が家はボーリングなので、なんとなく無農薬かな~( ̄▽ ̄)

くらいのゆる~い決心でおりました。

しかも、【耕さず、雑草を味方に!】のフレーズに惹かれ

やってみた【ぐうたら農法】

雑草農法の本

…といっても、根が元来小難しいことが苦手なので

大ざっくり、真似てみただけなのですが・・・( ̄▽ ̄;)

雑草だらけの畑

だから我が畑は、ご近所の畑のプロから見たら

さぞかし荒れ放題、しかもあんまり上手に作れなかったので

素人感まるだしです(^▽^;)


でも【雑草やその根っこが土を育て、耕す】という考え方が

なんともあったかくて、優しくて

例え何年かかっても、やってみたかった

雑草と一緒に【土づくり】(^。^)


雑草をぬかずに、雑草が野菜より優勢になってきたときだけ

根元のところを刈り取ります。根ごと抜かないのが、ミソです

刈った草は、土に敷いて草マルチにします。

刈った雑草で、マルチになるなんて、なんて安上り(*´▽`*)♪
マルチ…畑でよく土にかぶせているビニールなどの覆いのこと。保温・保湿、病気・虫の予防etc.に役立ちます

しかもビニールと違うのは、タダってことだけじゃなく

刈り取った草が分解され、土の養分になること!(^O^)/

雑草、すばらしい♪\(^o^)/

雑草の根っこ
雑草の根っこは、フカフカ♪団粒構造のいい土になりますように♪


自然農法の本より

『・・・・確かに(雑)草をたべるわけではありませんが、

まったくの無駄な存在とは考えないのです。

草を敵視しません。

自然界では、複数の植物が共存して、

お互いに影響しあいながら生きています。

・・・・・・草を敵視してすべて取ってしまうのは、植物界のバランスを崩すことになります。』




虫も草と同じように考え、少数なら見て見ぬ振りもする。

生命の多様化を進め、いろんな命を尊重する。


なにか、優しくてその考え方自体が、心温かくてうれしくなります。

《野菜の収穫》が本来の目的であっても

その目的外の存在だからと《絶対不要なもの》としない。

普段は【ホメラレモセズ】にいる雑草ですが

見えない働きがあるっていわれたら雑草もウレシイでしょう♪( ̄▽ ̄)



…え?(・ω・)

・・・それで肝心の野菜は採れたのかって?(。´・ω・)?

しびれるダイコン

キュウリより細い、食べたら脳がシビレルような大根が採れました( ̄▽ ̄)

野菜は、まだ上手く採れませんでしたが

それを話したら、笑いだけは【採れ】ましたm(__)m…おそまつ!

静電気vsスギ

寒いですね~{{(@_@)}}

大寒波到来で、アメリカの方も大変そうです(T_T)


ところで、寒い季節。

ドアノブ触って・・・パチン!Σ(×ω×ノ)ノ!

なんてこと、ありませんか?


心臓に悪いほどのアノ衝撃(*_*)

そう、正体は静電気~(T_T)


私も、スーパーのカートで・・・パチン!Σ(×ω×ノ)ノ!

子供の小さい頃、手を握ろうとして・・・パチン!Σ(×ω×ノ)ノ!

子供からは「なんか今ビームでた~?(@_@)」と嫌がられる始末(^▽^;)


この前テレビでその【静電気】についてやっていました。


1.静電気をためやすい体質?

・・・あるんだそうです。具体的には乾燥肌の人がなりやすい。

電気は水を通すので、お肌が潤っている人は

皮膚の水分から静電気を放電しやすいのに

その水分が少ないと、なかなか放電できないので

・・・パチン!Σ(×ω×ノ)ノ!

保湿クリームなどでずいぶん違うようですが

40、50代の被験者は若い人ほど効果がなかった・・・(^▽^;)

何故か?

年齢を重ねただけ、若い人よりた~っぷり塗らにゃ~ダメってことみたいデス(ーー;)…トホホ


2.触れば静電気を防ぐ裏技がある?

触って効果のあるものと無いものがあるそうです。

【効果あり\(^o^)/】・・・・・・樹木や材木などの木、レンガ、コンクリート

【効果なし(T_T)】・・・・・・ガラス、プラスチック、ゴム(電気を通さないから)

んじゃ、電気を通せば何でもいいかというとそうではなくて

電気を通すスピードも重要で

木やレンガのように、じんわり通すものは大丈夫でも

ドアノブみたいな金属だと、早すぎるので・・・パチン!Σ(×ω×ノ)ノ!とイタイことになってしまう(T_T)


・・・・・で、なにが言いたいかというとですね・・・(。-`ω-)

んじゃ、「無垢の木の床でできた家に住んでいると・・・パチン!Σ(×ω×ノ)ノ!ってならないの?」

ってことなんです( ̄▽ ̄)←ここが肝心の本題なんですよ(。-`ω-)


ぜひ、そのへんOB様方にも聞いてみたい♪

「外でなっても、家でそういえば・・・パチン!Σ(×ω×ノ)ノ!ってならんね~」ってことだったら

VIVA!無垢の木♪\(^o^)/

静電気にも強いってことになりますね(^。^)


そういえば、永家邸には不思議な床があります。

杉と桧(…ひのきだったと思う。違ってたらスミマセン)の床。

杉と桧?の床
…それにしても、毛玉だらけ靴下でスミマセン(^▽^;)

はじめて伺ったときに

代表:「・・・両方に足乗っけて立ってみて!」

ことり:「・・・?・・・・Σ(・ω・ノ)ノ!
     左が温い!」

代表:「左は杉やんね。右はひのき(・・・って言ってたと思う、たしか( ̄▽ ̄;))
    杉は柔らかいけど、水分を多く含んでいる分温かく感じるんよ
(…って言ってたと思う。確か(^▽^;)・・・違ってたらスミマセン←こればっかり( ̄▽ ̄;)) 
※ここが表現の難しいところでもありますが、温いといっても発熱してるわけではないので
右の桧ほど、ヒンヤリ冷たく感じないということです(・ω・)ノ♪

・・・って言うことはですよ~( *´艸`)←ここが肝心の本題なんですよ(。-`ω-)

同じ木でも、静電気を、杉はより通しやすい!ってことかな~(・ω・)

そんな大きな差はないかも・・・ですが( ̄▽ ̄)

電磁波とかも、効きそうですよね?←温泉の効能みたい?

どうだろう?(。´・ω・)?・・・そうだといいな~( ̄▽ ̄)

風物詩

新年あけましておめでとうございますm(__)m

いよいよ2014年始動ですね(・ω・)ノ♪

皆様にとって素晴らしい一年でありますように

そして本年も、何卒もくせい工舎をよろしくお願いいたしますm(__)m

2014初日の出?
住宅地など、何かの物陰から出てくる日の出はいつ出たのか分かりにくい(^^;)

ところで、初日の出。・・・・ご覧になりましたか?

初日の出に限らず、朝早く太陽がありとあらゆる

すべてのものを、明るく照らしだす様は

清々しくて、温かくて、なんとも新鮮な気持ちになります(*´▽`*)

早起きは三文の徳です(^。^)

綺麗な朝焼けが見れますしね!…お天気次第だけど( ̄▽ ̄)


お正月。あまり元旦に出かけない我が家ですが

夕方なら大丈夫か?と行ってみた薦神社。

提灯
夕焼けに、ノスタルジックな提灯の灯り

・・・・考えが甘かった(T_T)

多い~(@_@)

参拝するのにすごい列Σ(・ω・ノ)ノ!

・・・・こんなに沢山の人のご挨拶やお願いを聞く神様も大変だ(;・∀・)

根性の無い我が家は、並ぶのを諦め、ショートカット。

本殿でなく、ご神体の三角池に柏手打って帰りました( ̄▽ ̄;)

三角池

神社や仏閣(お花屋さんなんかも)

緑が多くて、空気が清々しくって大好きなのですが

薦神社も人の少ないときに行くと

社務所に猫がのんびりいたり、イチョウがきれいだったり、色々楽しいデス(・ω・)♪

木のこぶ
三角池前の参道。大きな木の下にこんなクマ似のこぶ発見♪

夕焼け影絵

お~、夕焼けを背景に、影絵みたい(^。^)

合体ロボ?

・・・ていうか、なんかの合体ロボみたいΣ(・ω・ノ)ノ!

とかなんとか、新春から変なことやっていますが

こんなお正月らしさっていうか

【風物詩】みたいなこと。

大きくなっても、覚えていてくれたらいいな。

熊手

・・・と、超・忘れっぽいわが子に願うのであります( ̄▽ ̄;)

では、素晴らしい一年を!(・ω・)ノ♥

ヒッヒッ、カッカッ

ヒッヒッ、カッカッ

聞き覚えのない鳴き声がするので見てみたら

スズメくらいの大きさの、オレンジ色の派手な小鳥Σ(・ω・ノ)ノ!

カ、カメラ、カメラ・・・・(;・∀・)

派手な方は取り(撮り?この場合、鳥?だったりして( ̄▽ ̄))逃がしちゃいましたが

もう一羽は、パチリ♪

ジョウビタキ・メス

ジョウビタキのメス?

オスの方は、オレンジと黒の色合いが

とっても派手でしたが、

鳥のメスは地味とはいえ

な~んて可愛いんだろ! (*´▽`*)

黒々していてまん丸な目もカワイイ♪


・・・・ド派手君が一緒じゃないということは

さては、このかわいいサンにフラれたか?( ̄▽ ̄;)


もくせい工舎の事務所ほどではありませんが

いろんな鳥がやってくる、おらが村。


冬鳥も、いつの間にかちゃんと帰ってきて

川面にくつろいでおりまする。


バタバタ、あくせく、日々のことを回すことだけが

精いっぱいの我が日常ですが

ほら、ボサっとしてないで!もうこんな季節だよ!って

鳥にも教わります(´・ω・)


あっという間の2013年も、もうすぐ終わり。

『かさじぞう』のお話ではありませんが

【年越し】なんて気にしなければ、

12/31→1/1も、いつもと変わらない【今日から明日】になるだけ。

でも、【年越し】だって区切るから、気分も一新できるんでしょうね(^。^)

【年越し】に限らず、本当は毎日一新していけば(年越しならぬ、日越し?)

スッキリ、キッパリして日々送れそう…かな? (・ω・)


どうぞ、お忙しいさなかではありますが

スッキリ一新、よいお年をお迎えくださいm(__)m

クリスマス

・・・・クリスマス・イブですねΣ(・ω・ノ)ノ!

一年経つのが早いこと、早いこと( ̄▽ ̄;)

noel

ところで

赤い服を着た、白いおひげの、おじいさん。

=”サンタクロース”、ですね(・ω・)ノ

そういった【イメージ】がしっかり定着できているから

【赤い服を着た、白いおひげの、おじいさん】って言うだけで

【サンタクロース】を連想させます。


【サンタクロース】の現在のイメージが定着したのは

コカ・コーラ社のクリスマス用ポスターだったとの説や

それ以前から、あんな恰好で描かれていた説などあるみたいですね(´・ω・`)


元々のお話としては

聖ニコラスが、貧しくて娘を嫁がせられない家の為に

屋根の上の煙突から、金貨を投げ入れたら

暖炉に干してあった靴下に入った

って逸話が由来のよう。


しかし、イメージの定着の力はたいしたもの(^。^)

私たちが♥マークを見れば

【好き】だとか好意的な感じをイメージするように

☆マークを見れば、

【星】だと思う。

こんな絵を見て「なんの花?」って聞けば

チューリップの絵

きっと「チューリップ!」と答えて・・・・くれるはず(・ω・)ノ?

何かの図案を見ただけで、大勢の人に何かを連想させるのは

【デザイン】なんでしょうね。

色んな人が色んなイメージを持っていて

それが共通してないと公共の場では困るから(。´・ω・)?

反対に【芸術】は、共通して分かるどうこうは二の次のような・・・。
個人の内面の自由な表現なんで
分かる人、分からない人、好きか嫌いかもそれぞれって気がしますね(;・∀・)


だから、万人に分かってもらいやすいからって

図工の時間に【人】の絵を、こんなふうに ↓ 簡単に描いちゃうのは

人の絵?

お母さん、ちょっとどうかと思うんだよ?息子よ( ̄▽ ̄;)


とにもかくにも、どうぞ楽しいクリスマスをお過ごしくださいね(*´▽`*)

「クリスマス」続きを読む

卵とUVカットの話

Q太郎ゲージにしがみつく

セキセイインコのQ太郎(女の子)。

この冬、卵を産みました(T_T)

なぜに(T_T)泣きマーク?


ペアで飼っているわけでなく

繁殖目的もないので

産めば当然無精卵。

抱いていくら温めても孵化しません。


だから、卵詰まりや体力の浪費のことを考えると

あまり卵を産まさない(無駄に排卵させない)配慮がいるのです(^▽^;)

巣を連想させるものを置かないとか

背中をなでたりしないとか

早めに寝かせるとか・・・(・ω・;)

上記のことに気を付けていても

産むときは産んじゃう(T_T)

「なるべく【卵を産む気にならない】環境に」とか言われるんですが

飼っている家を「安心だ」と思っているからこそ産んでるんで、

産ませないために、安心できなくするのは

ちょっとどうかな~と、思うのです。


Q太郎卵を産む2013

しかも今回は母体が危なかった(>_<)

2回目の産卵時、いきんでもいきんでもなかなか卵が出てこない(>_<;)

どんどん弱っていくし、鳴きも動きも(フンも)しないし

いよいよ心配になって獣医さんのとこで取り出してもらいました(T_T)

獣医さん:「・・・卵の殻が柔らかいから、カルシウム足りてないかもよ」

ワタシ:「ボレー粉(牡蠣の貝殻)と青菜はやってるんですが
     それだけじゃダメってことですかね(。´・ω・)?」

獣医さん:「う~ん。とにかく売ってるカルシウムのやつ
       餌に振りかけたりしてみて~」

ワタシ:「・・・・(^▽^;)(振りかけて食べりゃ苦労せんのですよ)

地方だと、小鳥の専門医もなかなかないので

犬猫を飼う以上に、小鳥とか他の小動物を飼うには

いざというとき困る~(どこでも診てくれるわけじゃないし、待合室にはニャンコもいるので( ̄▽ ̄;)

それを痛感します(´・ω・`)

ごめんよ~、Q太郎(T_T)


反省しつつ、カルシウム不足について調べる・・・φ(..)メモメモ


セキセイインコの本より
『カルシウムだけあげていても体の為になりません。

青菜と日光(紫外線で体内にもビタミンDができる)の助けがあって

はじめてカルシウムが体につくのです』




・・・・・あれ?ちょっと待てよ~(。´・ω・)?

もしかして日光かもしれないよ!Σ(・ω・ノ)ノ!


今年の夏、リビングのレースカーテンをすべてUVカットのものにしました。

部屋の中は明るいし、光も届いているし、

Q太郎も産卵までは元気だったので気づかなかったんですが

実は、カルシウム不足だけじゃなく

太陽光の助けが足りなかった恐れもあるぞ~(^▽^;)


犬や猫を室内飼いにされているお宅もあるかと思いますが

好きなところに移動できる犬猫と違い

ゲージなどで位置が固定されてしまう小動物を飼っていて

UVカットのカーテンや窓を使っているお家は

直射日光はともかく、必要なやわらかい太陽の光を

必要分くらいは浴びているのか

時々気にしてやらなくてはいけないのかも?特に小鳥のメスは(;・∀・)

エコと紫外線カットのつもりが

思わぬ落とし穴。


「太陽の光まったく無くしては、健全でありえないのだよ(。-`ω-)

 なにごとも程々が一番(*^_^*)」


そうQ太郎に教わりましたm(__)m


Question1:
ひろちゃんの一日のスケジュールです。理科は2じ、国語は3じ、
では「おてつだい」は何じでしょう?

…この答え分かりますか?

人権講演会に参加されたり、他の機会で

知っているって方もおられるかもしれませんね(*^_^*)
”ひろちゃん”で、もしかして???って思う方もおられるかも(^。^)


先日、小学校の人権講演会に参加しました。

色々な人権講演会で

自動車教習所のような「やっちゃいかん」DVDを

とりあえず見せられて…ってこともあったので

実はそれほど期待していなかった講演会( ̄▽ ̄)ゴメンナサイm(__)m


いや、いや、実に楽しかった!のでした♪(*´▽`*)


ところで、上の問題の答えは

「おてつだい」は・・・「5じ」、デス。

……なんで??? (。´・ω・)?

理科(りか)は2字。

国語(こくご)は3字。

だから「おてつだい」は5字(・ω・)ノ♪

何じの「じ」を「時」だと思い込んでいると

答えがでない。

会場いっせいに「お~↑( ̄▽ ̄)」ってうなずきます。

思ってもみなかったことって、面白いですね~( *´艸`)


講師の方:

「そう!(^O^)/

その「お~↑( ̄▽ ̄)」が大事なんですよ!

その「お~↑( ̄▽ ̄)」の時に、

私たちの思い込みの【枠】はガタガタと揺れるんです。

そして、ちょっとずつガタガタ揺れるのを繰り返して

【枠】はだんだん形を変え、大きくなっていく。


【人の器が大きい】なんていいますが

この考え方の【枠】がいかに柔軟で、

大きいかってことだと思うんですよ!(^.^)」


私たちには「こうだ」と思い込んでいる【枠】がある。

自分が思い込んでいる【枠】の中だけで考えると

なかなか答えが出てこない。

だから、違う【枠】(考え)を持っている人の声を聴いて
(↑【聞いて】じゃだめなんですね。傾聴の【聴く】です(・ω・)ノ)

「お~↑( ̄▽ ̄)」ってなると、

一歩、答えに近づく。

だからこそ、「みんなちがって、みんないい」なんですね(*´▽`*)

意見を同じくする人と話すのは、自分の【枠】のままでいいので

ラクですし、安心ですが、

何か乗り越えないといけないとき

同じ志向の中だと、ぐるぐる堂々巡りをくりかえして

「せっかく~なのに~だから、仕方がない」ってなっちゃう。


ぜひとも【枠】、ガタガタさせましょう。

「お~↑( ̄▽ ̄)」って、いつも思える機会を作りましょう。

ちなみにもう2問。


Question2:
「肉」、「サンゴ」、「獅子」、「葉っぱ」。共通点はなんでしょう?
Question3:
みかんが5個、いちごが11個、パイナップルが3個あります。
友達6人で同じ量ずつ分けたいのですが、どうすればよいですか?


答えは「追記」で♪

「枠」続きを読む

太陽が赤い

太陽が赤い・・・。・・・しかも眩しくない。

pm2.5発令時の太陽

pm2.5です(>_<)

12月6日、大分県全域に県内初のpm2.5注意喚起が発令されました。

中津市は、その日の午後には基準に達したうえ、

風向きなどからさらに拡大の恐れも出て

夕方の4時までの1時間に98マイクログラムを観測。

98マイクログラムっていったって

私などはピンときませんが

天気予報が晴れだったのに

どんよりかすんでて、太陽が暗い。

冬になり、日が暮れるのが早くなったとはいえ

写真は夕方の4時。本日は晴れ、です(^▽^;)

しかも風邪をひいてもいないのに、のどがいがらっぽい。



こんな日本の、九州にいてすら、です。

中国の子供たちは

何と引き換えに青い空を失っているのでしょうか?

青い空は

晴れた空は、澄んだ空は、本当は青くて

そんな日の夕日は、本当はすご~く綺麗で

そんな星に生きて、住んでんだよ!って

その子供たちに誇れるよう。

何も残せなくても、せめて取り返しのつかない負を残さない。

それが先にうまれた人間の、

できるせめてものこと・・・のはず(´・ω・`)


どうか、こんな暗い空が、当たり前になんて

なりませんように!(>_<)

咲いた!\(^o^)/

水なし、土なし、机の上でも!…のサフランが咲きました\(^o^)/♪

室内サフラン開花

ついつい水をやりたくなるのを、

「机の上でも咲くっていうんだから、信じねば!(-ω-;)」と

見守ってきた(ほったらかしてきた?)サフラン。

すごい、ホントに咲きました(´ー`)♪

全体はですね・・・・・、こんな感じです。

室内咲きサフラン全体図
首(?)が長~~~~いΣ(・ω・ノ)ノ!

リトルミイなサフラン
あんなにかわいかったリトルミイは、
すっかりシワシワ(;・∀・)
触るとベコボコします。
この球根の中の栄養分だけで、咲かせたんだから
やつれるわけですよね…( ̄▽ ̄;)


室内開花前サフランのつぼみ

こんな状態のつぼみから

大きく開花するまで丸一日くらい。

畑のサフラン

外の畑の地植えのサフランは、先に葉が大きく出て

それからつぼみが現れたので

室内のサフランは、ほとんど葉の無い状態で

いきなり開花ってことになります(・ω・)

以前、サフランのことを書いたとき

後で知った新聞記事のことを追記させていただいてますが

葉に養分がいかないように

わざわざ畑から掘り起こして【サフラン室】で花を咲かせるっていうのは

こういうことなのか!Σ(・ω・ノ)ノ!って思います。


ただ、机の上でも咲きましたが

地植えより、花が萎れるのが早い・・・・(。´・ω・)?

やっぱりイキイキと咲いているには

葉も、土も、水も要るってことなんでしょうね( ̄▽ ̄;)


せっかくなんで、サフランの雄しべを採って

なんちゃってパエリアにしました(・ω・)ノ♪

でも如何せん、量が少なくて

黄色というより、黄ばんだ?ご飯に・・・なりましたん(-ω-;)
↑ 見た目にかわいそうなので、写真ナシ。ご想像にお任せします(ーー;)


・・・・・・・(略)

花のどこがいいか。

信じて咲くのがいい。

『花』という坂村 真民さんの詩。

咲き【甲斐】とか

咲く【意味】とか

咲き【方】とか

枯れて【散る】こととか

花っていうものは

そんなのしゃらくさいって感じの強さがあります。

とにかく生きて、そして命をつなぐ。

ただ、それだけ。

でも、潔い♪\(^o^)/

Fake?

フェイクファーとか、フェイクレザーとか言いますが

fake=偽物、模造品の意。

偽物なんていうと、何だか聞こえがあまり爽やかじゃないような( ̄▽ ̄;)

でも実際、身の回りにはフェイクものって多い・・・です(;・∀・)

フェイクに囲まれる
↑ 上の写真では、Q太郎ハウスを乗せている台はfake(。-`ω-)

ところで、若いころコンクリート製品のメーカーにいた私。

コンクリートは、石のフェイクです。

擬木の平板
↑ 上の擬木の平板は木のフェイクと言えますが…


フェイク=偽物、模造品というけれど

もともとは、自然物の短所をナントカできないかしら?

なんか知恵を絞ったり、工夫すれば

もっと便利でいいものができるんじゃないかしら?が出発点の・・・・ハズ(-ω-)/

そうして誰かが知恵を絞り、工夫してくれたからこそ

私たちは今、その恩恵にあずかって便利な暮らしをしています。
↑ 以前ブログに、読んだ新聞記事のことを書きましたが
「人の為」=「偽」でしたねΣ(・ω・ノ)ノ!
「人の為になる物かも?」=「偽物」…?(。´・ω・)?
この場合の「人」が「本人」でなく「他人」であることを祈りますが…( ̄▽ ̄;)


でも、何事にもある長所と短所。

いつでも手に入る、強度を管理しやすいなどの安定感の反面

コンクリート製品は、「色粉」による着色が多かったので
↑ 少なくとも在職当時。今は改良されてるかも??されてない、かも??(^▽^;)


経年変化による色あせや、成分がが白くにじみ出る《白華》も

残念な点でありましたっけ・・・(´・ω・`)

擬木の枕木

あと、本物に比べ、なんか安っぽい感じが否めないというか

味わいがないというか

製品が均一なので、型枠の石の模様や、木目は単一で

つなげて使うとパターンになってしまう(T_T)

その点も残念なところでもあります。

どっちがフェイク?

ところで上の写真は万両とヤブコウジです。

・・・・・どちらかにフェイクが入ってます。分かりますか?(・ω・)ノ

答えはヤブコウジの実がフェイク

答えは、右のヤブコウジの実が《フェイク》( ̄▽ ̄)

斑入り種は結実しないので、「かわいく見せるために」フェイクの実を入れていたんですね( ̄▽ ̄)

・・・・・・。

…あ~・・・・・。

なんか私、まんまと騙されちゃったみたいデス(T_T)

あんぱんまん

去る10月13日、アンパンマンの生みの親・やなせ たかしさんが亡くなりました。

私が子供のころ見たのは【アンパンマン】ではなく【あんぱんまん】

今みたいなスッキリ小奇麗なカワイイ【アンパンマン】じゃなくて

大人の人の体に、顔だけパンになったような【あんぱんまん】でした( ̄▽ ̄)

あんぱんまん

お腹が空いて死にそうな旅人に、

はたまた迷子の男の子に

「自分の顔を食べなさい」と言うノッポの【あんぱんまん】

しまいには顔がなくなって、体だけになっちゃう。

子供心にドキリとし、なんだか怖いような気もして

正義の味方だけど、ウルトラマンみたいにカッコいいわけじゃない…

そんな【あんぱん人間】は、なんとも複雑でしたっけ(^▽^;)


大人になって読み直したり、【あんぱんまん】に込められた

やなせたかしさんの思いなんかを読むと

決して一般でいうところの「カッコいい」とはちょっと違う正義の味方が

なんだかとても切なくなります。


戦争の従軍中プロパガンダ(宣伝・広報)に取り組んでいたやなせさんは

戦いの中において【正義】というものがいかに信用しがたいか痛感されたようです。

その経験があって



これまでのヒーローは【正義】こそ口にしても

飢えて苦しんでいる人に手を差し伸べることはしなかった。

まず困っている人に食べ物を届けるヒーロー=【あんぱんまん】



と着想されたようです。

私が子供ごころにドキッとしたように

当時は色々な酷評も多かったよう(*_*;

でも今は、こんなに子供たちに愛されるヒーローですもんね(*^▽^*)

そう考えると、一般にカッコいいと思っていたヒーローたちが

怪獣と戦うのに、あんな街中で大丈夫かしらん…?(?_?)

地球を守るため、戦って壊れた跡地はどうなるのかしらん?

倒した怪獣に帰りを待つ子怪獣なんかいたらどうするのかね~?

とか、いろいろ思っちゃいます(´・ω・`)


困っている人の為に、自分の顔を与え

敵さえも、命を奪うまでやっつけない


やなせさんは、完全なる【勧善懲悪】なんてないんだよってことを

【あんぱんまん】を通して語っているんでしょうね(´・ω・)


本当の正義っていうものは、決してかっこいいものはでないし

またそのためにかならず自分も深く傷つくものです



やなせさんは、そう言っています。

顔がなくなったノッポの【あんぱんまん】…(´・ω・`)

実は、どのヒーローよりカッコよかったのかもしれません。


ところで、アンパンマンについて調べていて


アンパンマンのサイトの質問コーナーが面白くて、笑っちゃいました( *´艸`)

「アンパンマンの体は、何でできてるのですか?」とか
↑ ホントだ!Σ(・ω・ノ)ノ!体もパンなのかな?(;・∀・)

「バイキンマンの変装になぜ誰も気づかないんですか?」とか
↑ お世辞にも上手な変装じゃないしね~( *´艸`)

個人的に一番面白かったのが

「ショクパンマンは何枚切りですか?」
↑ アハハ(*^▽^*)そんなことワタシ、考えたこともなかった!(*^▽^*)

皆さん、よく思い付きますね~(^。^)


結構楽しめますので、気分転換に覗いてみてくださいね(・ω・)/♪

チョット遅れて、秋土産

大分は、美しいな~と思っていた、元福岡県人のワタシ。

福岡県にも素敵な場所はたくさんありますが

大分県もちょっと足をのばせば

きれいな景色の場所が山ほどあり!(*´▽`*)

なかなか会えなくなった

20年来の友人たちと、数年ごとにそんな場所に出かけます。

山の稜線

ここの風景も、大分県。

県北からも高速にのらなくても小一時間で着いちゃいます(・ω・)ノ♪

どこだか分かりますか?

すぐにわかる方は、相当な森好きサン、です(^.^)

雑木林や、緑の多いところは本当に気持ちいい。

栗の木
行った時期は、イガも青い栗の木

木の実
赤がカワイイ♪

neko_tukahara.jpg
友人Aめがけて、猫まっしぐら!
友人Aは、なぜかこの日は猫にモテまくっていて、この猫にも集中スリスリされとりました(^▽^;)
「いや~、ストレスぶっ飛んだ!(*´▽`*)」と友人A。
そりゃ~、何より。ヨカッタねェ(*^▽^*)

みそはぎ
うっそうとした雑木の下には、こんな慎ましやかな世界も♪

なんだこれ?
なんだこれ?こんな不思議な木の実も!Σ(・ω・ノ)ノ!

ライオン?
なぜにライオン?・・・・リアルなような、リアルじゃないような・・・( ̄▽ ̄;)

秋の実

もうチョット、季節が進んでいるはずですが

どこだか当ててみてくださいね( *´艸`)


街中も、だんだんと秋の色が濃くなってきました。

遠くに行けずとも、そんな気配を楽しむ。それが何よりのリフレッシュ!ですよ(・ω・)ノ♪

Natural

Natural(ナチュラル)を調べると

「自然の」、「天然の」、人の手が入っていない、ありのままの、

といった英語の形容詞と出てきます。

Natural

【自然素材】とはいえ、そこらに生えている木を

そのまま床にしたり、柱にしたりできるわけではないので

Natural(ナチュラル)であった材料を

人の手によって、家として使えるようにするわけです。

人の手が入るっていうことでは

家になった時点でNatural(ナチュラル)の

本来の意味とはちょっと違うのかもしれませんが・・・(´・ω・`)

材木

でも、家は人が作りますが

木自体を人は作れません。

種や、苗や、はたまた遺伝子なんとかであっても

風雨にさらされ、大きく育ってきた過程のある木そのものを

手品みたいには出せません。

クローンは作れても、記憶や経験、感情まで

一緒のものは作れない。

木っぽいものを、他の材料で真似て作ることは出来ても

木そのものにはならない。

本当の森の中にいる時に感じる香り(?)と

芳香剤の「森林の香り」は違います。



話が変わりますが、ちょっと畑仕事をするようになり、不思議でならないことも。

不器用で、いい加減で、しかもへたっぴなのですが

・・・・・レタスがちゃんと巻いて育つ!Σ(・ω・ノ)ノ!

レタス巻く

「・・・・・何言ってんの、当たり前じゃん!( ̄▽ ̄;)」って笑われそうですが

私が巻いたんじゃありません(;・∀・)←だから当たり前なんだって???


子供のこともそう!

子供を産んで、母親にはなりましたが

お腹にいるときも、彼らの指一本、自分が作ったわけじゃない(´-ω-`)

私が、ご飯食べたり、洗濯物をしたり、グースカ寝てても

心臓が自分の意思とは関係なく動いてくれているように

お腹のコドモは、ちゃんとホモサピエンスの形になるΣ(・ω・ノ)ノ!

自分で創りだしたわけじゃないので

たとえ我が子が将来、薄毛に悩んでも

母親ですが、髪の毛一本出してあげれません(T_T)←リスク高いの?

無力な母にできることといったら

「大丈夫、気にするな」と言うか

「リーブなんとか」の増毛会社を紹介するくらいです( ̄▽ ̄;)


…なんだか、話が変な方向に行きましたが

よくよく、人にできることなんて

Natural(ナチュラル)なものに、ちょこっと手を加えたり、

貸したりするくらいで,

Natural(ナチュラル)そのものを、創りだしたり

どうにかしてるってわけじゃないんだな~と

キャベツ

虫に穴をあけらっぱなしのキャベツを見ててもそう思うのです、よ(・ω・)ノ

揺れていい

ときわまんさく

「・・・・ふ~ん(´・ω・`)

木っち、風に吹かれて揺れるから

しっかり根を張るんやねェ・・・」

図書館で借りてきた剪定の本を開きながら主人が言いました。



・・・・・・・(゜_゜)・・・・・・・それ、まさにあれだよ!Σ(・ω・ノ)ノ!



ちょっと話が飛びますが、

佐藤 初女(はつめ)さんってご存知ですか?

私は知らなかったんですが

数年前、

「ちょっくら堅いかな~ってとこもあるけど、読みやすいよ(*^_^*)」って

友人に『おむすびの祈り』という本を紹介されました。

その筆者が、佐藤 初女さん。

御年92歳になられる女性です。

敬虔なクリスチャンであり

青森県で『森のイスキア』を主宰しています。

そこで初女さんが主に行っているのは

心をこめた料理でもてなし、

ただただ心に傷を負った人々の話に耳を傾けること。


その、おもてなしの料理のひとつが【おむすび】でもあるのです。

本読んでると、無性に食べたくなる、初女さんのおむすび。

おむすび?おにぎり?
この見た目がかなりかわいそうなのは、
初女さんのおむすびじゃありません(;・∀・)
あしからずm(__)m
ところで、【お握り】よりは【お結び】のほうが
語呂がいいような・・・(。´・ω・)?
西日本は【おにぎり】、東日本は【おむすび】とか、
土地や家庭で違うようですね。
私はコテコテの九州人なので、
やっぱり【おにぎり】って言っちゃいます( ̄▽ ̄)


その初女さんがあるとき先生に

「私、揺れるんです。大揺れに、揺れるんです。」と相談されたことが載っていて

その先生は

「大揺れに揺れても、芯が一本通っていたらいいんですよ。」と言われたそうです。

では、芯のある人にならねばと思っていてもまた揺れている。

その後、初女さんは、風が強い日に

庭で白樺の木が激しく揺れているのを目にします。

枝や葉が激しく揺れているにもかかわらず

そのうちの一本、さほど大きくもない木が

幹だけは毅然としていることに気づきます。

やがてその木は、どっしりとした立派な木になったそうです。



揺れながら、芯がますます強くなっていく。

揺れることで、成長している。


剪定の本に載っているくらいなので

あながち間違いなかったとういか

言われてなるほど!の感があります。

風が吹いて、揺れるから

倒れちゃならないと思って、しっかり地面に根を張る。

揺れながら、強く大きくなっているわけですね、木も人も(*^_^*)


ちなみに主人曰く

「・・・・支柱はずっとしてちゃ、イケンってさ。

よっかかって自分で立つ力がなくなるんだと(´-ω-`)」


・・・・・・・・(;・∀・)

かわいいからこそ、手は出し過ぎちゃ

踏ん張る力もつけれない、のかな?


芯が通っているからって、あんまり固すぎると

木も折れてしまいます。

揺れて、多少しなりながら

根を張れたらいいな。木みたいに。

大木じゃなくても、よっかかって立ってなくても

大丈夫な根を張りたい。

大木

・・・・・そういえば、【根性】って、【根】ですね(・ω・)♪

大きな木は、根も立派。

芯はしっかりしてるけど、ボキッと折れるほど固すぎない。

そういう木(気)に、ワタシモナリタイ。

出たぁ~‼Σ(゚Д゚)ノ

「出たぁ~‼Σ(゚Д゚)ノ」・・・って言っても、お化けじゃありません( ̄▽ ̄;)

サフランの【目】、じゃなくって【芽】が出たのです(*^_^*)

以前『じっと待つのだ!』という内容で

ブログにも書いたのですが

【水なし、土なし、机の上でも咲く♪】という

園芸コーナーのポップに惹かれ

試してみたのです。

室内のサフランの芽

・・・・・目が出ただけ、ちょっとグロテスクなような・・・・。
↑ ・・・・だから【芽】だって…(ーー;)

すっかりリトル・ミイの面影はなくなっちゃいました(^-^;

リトルミイ

サフランは、クロッカスの仲間なんですねェ。

観賞用と区別するため「薬用サフラン」としているようです。

日本に入ってきたのも、薬として、とか。

・・・・鎮静・鎮痛・通経作用がありと。

でも、薬ですからとり過ぎは良くないのですね(´-ω-`)

現在生産されている8~9割はなんと大分県!Σ(・ω・ノ)ノ!

竹田市がその一大産地♪

花の咲くころは竹田のサフラン畑は

薄紫色に一色に染まるんでしょうね(*´▽`*)

サフラン土育ち

こちらは、我が家の畑の片隅に植えたもの。

途中で掘り起こされちゃったにもかかわらず

芽、出てます(^。^)♪

しかも若干こちらの方が

暑さ寒さも、大雨も味わったにもかかわらず(掘り起こされたし)

成長が早いような・・・。

水なし、土なし、机の上でも!のサフランですが

それでも、土の助けあってこそ。

・・・・頑張れ、サフラン\(^o^)/

花咲くと、いいな。

土のも、机のも。

「出たぁ~‼Σ(゚Д゚)ノ」続きを読む

なんだこれは!

草間 彌生

・・・すごい眼力。

ちょっと樹木希林さんにも似てますが

草間 彌生さんです。

昨日大分に所要があって、待ち合わせを大分市立美術館に。

・・・・30分早くついてしまい、ちょっと入ってみた、

草間 彌生展。

入るつもりも、そんな予定もなかったので

カメラを持っておらず写真がないのが残念なのですが

美術館自体が、赤の水玉模様に変身。

ところどころに赤地に白の水玉のバルーン(?)のオブジェ。

・・・・・・・・オモシロイ~!\(^o^)/


作品も、細かい細かい。

よ~くこんなの思い付くなぁ!よくこんなの描けるなぁ~Σ(・ω・ノ)ノ!の連続です。


特に、水と鏡と光を使った【魂の灯】って作品はすごかった!( ゚Д゚)←ボキャブラリーが貧弱でスミマセン


以前万華鏡を作ってみたことがあって

立方体の箱の内側に鏡をはって

一か所空けた角から覗くと、その小さな箱型の空間の中に

無限の世界が広がるんですが、

その実物大、というか、

その無限の中に入れちゃう。

圧巻です。

入ってみていられる制限時間があるのですが

ず~っと見ていたい、そんな不思議な気分になります。


「なんだこれは!」って言ったのは岡本 太郎氏でしたっけ?

こういった自分じゃ、思いつきもしないような、創りだせもしないような

そういったもの、作品なんかを見ると

自分が、使うことすらしなかった脳の一部分が

ワ~って、手で混ぜられたように刺激されます。

思い付きもしなっかたことは「面白い」、ワクワクです。

だいぶ前、友人とはいった山の中の雑貨屋で

障害のある人たち(成人)の作品展をやっていました。

そのときも、全く自分じゃ思いもしないようなものばかり。

自分の名字を、ず~っと規則正しく色を変えつつ書いた作品や

非常に細かい線と色の組み合わせの作品・・・・。

「へ~」と感心しきりで、面白くてワクワクしました。


人は本来違うもの。違って当たり前なのに

どこか「同じ」でないと不安になったり

「変」って言われることを恐れている面もあり

こういった「なんだこれ~?」って素直に投げかけてくるものは

固くなりがちな頭も心も、いい意味でぶっ壊して(?)くれます。

「芸術は爆発だ!」by 岡本 太郎

作品と向き合って起こる、一瞬の爆発です。


芸術の秋、です.

・・・・とはいえ、草間 彌生展は今週末20日まで( ̄▽ ̄;)


行こうかどうか迷っておられる方は、ぜひ

「なんだこれ~?」Σ(・ω・ノ)ノ!って


固くなりがちな頭も心も、ぶっ壊してくれるような

非日常の面白さを見にお出かけください!(ただし、20日までデス(・ω・)ノ)

ぶきっちょ

以前、永家Tさんから

「・・・原田の親方(「壁をつくる人」原田左研代表)がね、

『左官さんは、器用じゃないほうがいい。

器用だと、手先だけでチャチャ、とやっちゃうから。

不器用で、悩みながらやる人間の方が

いい壁つくるんだよ』っていってたよ」と聞いたことがあります。

そのとき、全く左官職人じゃないのに

なぜか、嬉しくて嬉しくてしかたなかったのです。

ありがとうございます、親方(T_T)♪←ワタシが不器用でOKと言われたわけじゃないんですが(^^;)

で、気を良くして(?)ぶきっちょながら

家の外周の無機質な基礎ブロックを

漆喰で塗ってみることにしました(^O^)/←夫(^O^)/←ワタシ

ネットで見つけた、練った状態で送ってもらえる漆喰と、

・・・主人の亡くなった祖父が

現役だったころ使っていた鏝の数々。

こてと西洋モルタル

主人:「・・・・鏝にじいちゃんの手の跡が残ってる」

・・・・ギョギョ、ホントだ!Σ(・ω・ノ)ノ!

鏝と手の跡

柄のところが指の形に凹んでるの、わかりますか?


鏝板がなかったので安いベニヤ板を買ってきて~

いざ、いざ!

塗り作業

ところが、漆喰を壁に置く(塗りつける)ことから難しい(T_T)

塗るより落とす方が多い。

しかも、中腰でず~とやってると

膝だけじゃなくて、肩も腰も笑う始末。(←ブルブルって麻痺したみたいになるんです)

鏝板を支えるため、パーの形に開きっぱなしだった手のひらは

ほとんど感覚がなくなってくるのです。

主人「・・・・・キツイ(*_*;・・・・」

私たちは、にわか職人で数日の辛抱ですが

実際の職人さんたちは、毎日です。

暑い日も、寒い日も、おまけに足場の悪い高いところでも。


・・・・・・・・・・・頭がさがります。m(__)m←夫m(__)m←ワタシ

まだまだ完成はしていませんが

少し漆喰を塗っただけでも

俄然、変わる雰囲気!Σ(・o・)

漆喰をぬってみた

親方が「『壁をつくる』というよりは

壁の間にできた空間の雰囲気をつくる」っていうのも納得です。

こんな素人で、おまけにぶきっちょでも

雰囲気をず~っと、丸くしてくれる漆喰のすごさ!

・・・でもチョットやっぱり素人ならではの失敗も多い・・・。(T_T)←夫(T_T)←ワタシ (T_T)(T_T)←息子1,2

鏝の柄についた、じいちゃんの手の跡。

わりと器用であった亡き祖父が

汗をかきかき、握っていたであろうその木の柄が

なんだか、しみじみさせました。

木の日

台風24号接近中ですね(@_@)

翌日の午前3時くらいに九州北部に最接近とのこと。

そんな波乱ぶくみの、本日10月8日ですが

・・・「木の日」なんですね( ̄▽ ̄)

十(10)+八(8)=木。

本日は、森林資源の素晴らしさを次世代に伝えていこうと

色々なイベントなんかも行われているようです。


ところで、記念日ってどうやって決めるのか・・・?(。´・ω・)?

国など公的機関が定めた祝日なんかもありますが

語呂などで商品の販売促進のために企業などが定めたものも。

指定や制定する任意団体も複数あるそうですが

公的機関ではないので、とくに認定をうけなくても浸透しているものも多いそうです。

バームクーヘンのような年輪
バームクーヘンのような、美味しそうな年輪♪

【木の良さを伝える】・・・・。

いい香りで、肌触りが良くて、・・・・・・云々。

以前ブログに書いた西田 幾多郎氏の「純粋経験」じゃないですが

こればっかりは詳しく言えば言うほど

ホントウのところと違うような気がしてしまうのかも。

鍬

ちょっと、畑違いの話になりますが(畑だけに←ダジャレ多いな( ̄▽ ̄)

野良仕事をするようになって気づいたこと。

はじめは安いホームセンターの鍬を使っていて

土方工事で(?)壊してしまいました(^▽^;)

お隣の奥さんが「ウチの実家で治せるよ~(*^_^*)」って声をかけてくれたので

主人が実家から借りてきた鍬と一緒に修理に出しました。

ホームセンターのは安くて修理代払うのが惜しいくらいだったので

主人の実家の分だけお願いしました。

この主人の実家の鍬。元々お隣のご実家で作られたものだったらしく

立派になって返ってきました。

・・・・・でもですね!

これが、いい鍬使うと、ホームセンターの方が使えなくなるんです(;´・ω・)

・・・・いいほうが手になじんで、ホームセンターの方を使ってると

どうもやりにくい、おちつかない( ̄▽ ̄;)


多分、木とかもそうかなぁと、この頃思います。

何も意識しないときは、擬木だって合板にプリントだって

自然っぽいような、ナチュラルな感じだと思ってるんですが

ずっと本物の木見てると

「あれ~???(。´・ω・)?」ってなってくるような・・・気がする。個人的にですが(^-^;


木の日に限らず、木の話しだしたら止まらない工務店でありますが

木って、いいですよ。特にホンモノ!(・ω・)ノ

木の顔

つりばな

葉を透ける色が秋っぽくなって

ツリバナの実が真っ赤に熟してきました。

もくせい工舎でお家を建てられたお客様のお庭は

日田の実意園の‘はっちゃん’さんにお願いすることが多いのですが

そこここのお庭でも、今頃こんな可愛い実がなっているのかもしれませんね。

ツリバナの枝

春に咲く花も、そんなに大きいわけでも、派手なわけでもないのですが

枝垂れた枝のところどころに

ちょこっとぶら下がって咲いている、そんな姿が

なんともつつましくて、味わい深い樹木です。

ツリバナの実

派手ではないけど、ちょこっと可愛らしくて、

つつましくて、美しいと感じる・・・・。

ツリバナについて【日本人の美意識にグッとくる】と表現されている方もいました。

そういえば、ガーデニングの本に

「外国人ガーデナーには、苗や樹木の【顔】がよく分からないらしい」ってありましたが

外国人か日本人かはともかく

苗や樹木、花とかでも【顔】っていうか、

こっちが【表】!みたいなものってありますよね?(´・ω・)

植物にかかわるお仕事をされている方は

そういう植物の見てほしい【顔】を読んでいるんでしょうね(*^_^*)


桜の咲くころ生まれたおとなりの赤ちゃんが、

ツリバナの実のなるころ、お外でおじいちゃんにあやされて

ケタケタ、ケタケタ・・・・\(*^▽^*)/♪

あ~んまり楽しそうに笑うもんだから

家の中で、思わずつられて笑ってしまいました(*´▽`*)

もらい泣き、っていうか【もらい笑い】ですね。

ツリバナだけにツラれたってことで。(←・・・・ダジャレ?Σ(・ω・ノ)ノ!)


木の顔、苗の顔、花の顔。

きっと木材にも【顔】がある。

もくせい工舎の代表はもちろん、

能面を彫ったり、仏像を彫ったり、

木をあつかって何かを創る人には、木材の【顔】がわかる。

はっちゃんさんは樹木の【顔】がわかる。

きっと原田の親方は、土の【顔】が分かる。

電気工事の堂免さんだって、きっと電気の【顔】が・・・・?(。´・ω・)?


その道の人は【顔】なり【声】を読んでいるのかも。


樹木の顔、苗の顔、花の顔。

今度ぐるりと一周して見てみてくださいね( *´艸`)

「木の顔」続きを読む

分析して表す=本物?

なぜか大きな図書館より、耶馬溪の図書館の方が相性がいいというか

目からウロコが落ちるような本によく出会います。

それもサラッと表紙が見えるよう立てて飾っていて

何気なく置いてあるのに、ちょっと読んでびっくりする時がある。

自分の読みたいものにドンピシャだからです。


・・・・・といっても、難しい本なんか読めません~( ̄▽ ̄;)

で、今回もネタは漫画・・・(*^▽^*;)

西田 幾多郎(きたろう)さんって、ご存知ですか?

私は全く・・・でした(^^;)

西田幾多郎の伝記漫画

日本人初の哲学者!・・・らしいです(*^_^*;)

哲学なんて、難しくってとても読む気になんかなれないし、

そんなに興味のある分野でもないのに

何か気になって立ち読み。

・・・・・・・・・・・・・・・なんと!Σ(・ω・ノ)ノ!目からウロコだ!

本の中で、西洋的な発想と東洋的な発想の違いを

生徒に話すシーンがあるのですが

それが、妙に納得。


たとえば、赤い美しいバラがあったとして

【西洋的な発想】では・・・・・

その赤いバラがなぜ美しいのかを徹底分析しその美しさの秘密を探り出そうとする。
                           ↓

でもどんなに詳細に分析し、言葉で詳しく言ったとしても、言えば言うほど真のバラの美しさから遠ざかってしまう。

【東洋的な発想】・・・・・・・・

バラの真の美しさは私たち自身がこの目でバラを見た瞬間、バラと一体化して生まれるもので、その体験は決して分けて表現できない
                          ↓

                 西田 幾多郎氏の言うところの【純粋経験】

西洋の学問は素晴らしい面も多いが
自ら作り出した言葉や概念、発明などで
バラならバラを断片的に切り取り、
それをさも金科玉条、唯一絶対不変のものと決めつける危険性もある。

云々・・・・


そうか~、だから何かを説明しようとしても

言えば言うほど、本当の真の部分となんか違うような気がしたり

どんなにキレイだなと思う風景の写真を撮っても

なんかその場にいたほどじゃなかったりするのかな~(´・ω・`)←技量の問題かもしれませんけど?


「赤くて、花弁が何枚で、とげがあって・・・・・」って詳しく言っても

本物のバラになるわけじゃないですもんね( ̄▽ ̄)


だから、どんなに言葉をつくしても

広告じゃ本物の家にはならないので

・・・・是非見学会など、実物の家で

【純粋経験】に来てくださいませね♪(←あれ?なんかおかしなオチに・・・(・ω・))

小鳥来る

「小鳥来る」っていうのは、秋の季語らしいです。

永家 家←ナガイエ ケですほどではありませんが、

自然に囲まれたところに居をかまえているので

今までじっくり見たことがなかったような鳥に遭遇します(*^_^*)

鳥が鳴いているのですが、スズメじゃない。

「・・・・スズメやろ~?」と息子。

「うんにゃ。スズメはもっとちっちゃくって体が丸っこいよ。

あれは、ちょっと大きいし、スリムだ|д゚)←スズメに失礼では?

タヒバリ?

珍しい鳴き声だと思ったのに、どう鳴いたかって表現できないのです、スミマセン(T_T)

スズメとタヒバリ?

ビンズイ?ツグミ?尾っぽがピョコピョコしてたのでタヒバリ~?

鳥だくさん

詳しくないのでハッキリわからず申し訳ないのですが

種類が違っても、一緒に仲良く

朝日からエネルギーをチャージ中( *´艸`)

「は~、気持ちいいねェ!」って感じです。

見つめる
・・・?何やらジ~っと見てますね(。´・ω・)?

ヒバリ?

季節が違えば、生える植物も違って、

それを食べたり、小さな昆虫を食べる鳥たちも違ってくる。

上手くできてるな、と思います。

小鳥来て、知る「秋」。・・・本当に!(*^▽^*)

そらいろのたね

『そらいろのたね』っていう絵本もありますが・・・・

そらいろのたね

空色…っていうよりド派手なビーズ色!(。´・ω・)?

ナントカ仁丹みたい(^▽^;)

青梗菜の種

「そんなこと知ってるよ~ぉ( ̄▽ ̄;)」と呆れられそうですが

青梗菜の種、なんです。

ちょっとご縁あって(?)畑をすることになりました。

といっても、家庭菜園って感じにはまだまだ遠く

とにかく荒れ狂っている土地を開拓中なのです。

姉さ~んかぶ~りで、泥にまみ~れて、日に焼けながら~、汗を~流~して♪

ときどきヨイトマケっぽくなります。

「箸」より重たいもの持たないつもりでしたが、

今では「橋」でも持てそうかも( ̄▽ ̄)

親も畑をしていなかったので

全くのキング・オブ・素人!

全く分からず、右往左往しております(T_T)

でも、大根の芽が出たりして…ウレシイことも♪( *´艸`)
↑ だから大根は発芽率いいんだってば!\(^▽^;)

大根の芽
↑ ・・・石が多いですね、やっぱり(T_T)

多いといえば、やたら目にするこのカエル。

カエルとテントウムシ

「こんな水の無いとこで!」って、移動させても

畑にもどったら、まだまだたくさん居たんで

きっとこんな水気の無いところで

生きるカエルなんでしょうね(・.・;)…ツチガエルっていうんでしょうか?

コスモス

あんなに暑かったのに

空に、風に、花に

だんだん秋の気配を感じます。

カエルたちも、冬眠前の追い込みってところでしょうか?

「そらいろのたね」続きを読む

じっと待つのだ!

サフランの球根

ガーデニングや、自家菜園がある方は見ただけですぐ分かってしまうのでしょうか?

玉ねぎ?

チューリップ?

ニンニク?

ヒヤシンス?

答えは、「サフラン」です(*^_^*)


秋植え球根の売り場の前を通りかかったら

「土なし!水なし!机の上でも育つ!」のポップが…(・.・;)

なんと!ものぐさのワタシにぴったりではないですか!Σ(・ω・ノ)ノ!


サフランと言えば

サフランライス、パエリア、ブイヤベース・・・・( ̄▽ ̄)♥←そんなの作ったことないけど

何より本当に、なんにもなくて花が咲くのか気になって10個ほど購入。

そのうち一つをただの皿の上に、

残りは、恐山のように石だらけの我が畑に・・・。(こちらのほうが可哀想かも( ̄▽ ̄;))



土なし、水なし、机の上!・・・を試したくて買ったはずなのに

数日したら、何か心配になって、ちょっと水を入れてみたり…・。

・・・・・・いやいやいや!信じねば!(>_<)

サフランの力と、園芸店のポップを信じるべく

土なし、水なし、机の上!で、成長中。・・・・・たぶん成長してる、ハズ(-_-)



「お母さん、これ水入れようや~」と息子。

「いやだ!待つんだも~ん!(´-ω-`)」

サフランの芽?

待ってたら・・・・ほら、芽が出る準備始めたかな?

でも、このサフランの球根って,

誰かに似てるって思ったら・・・。


↓ 彼女、ですね(^▽^;)


リトルミイ

幸せのフクロウ(不苦労)?

先日、TVで大分の小学生がOBSを出発して

100㎞県内をみんなで一緒に歩きながら

また戻ってくるという番組が放送されていました。

ちらっと見て、何か気になって

家事をしつつ、結局最後のゴールまで見てしまいました(^▽^;)


その中で、一人の5年生の男の子が

その企画に参加すべく

体力作りに、おじいさんと励んでいました。

おじいさんは

「★☆が(男の子の名前)、これに参加してちょっと変わってくれたらいいな。

・・・最後までゴールできるかどうか、だな。」

途中から見たので想像でしかないのですが

「きっと何か変わってほしい」っていうことは

おじいさんなりに何かを心配して

「きついだろうけど、乗り越えていく強さ」を

★☆君に期待してのことなんだろうな~と思ってみていました。


番組の途中、★☆君は少しみんなより遅れることが多くなりました。

必死で頑張っているけれど

遅れてしまう。

その道すがら、自分の通っている小学校の前を通るのですが

少年野球の仲間たちや、担任の(?)先生が待ってくれていて

声援を送ってくれます。

「頑張れ~‼★☆‼」

★☆君は、顔をしわくちゃにして

服で顔を、涙を、ぬぐいながら

その前を通っていきます。

「みんなが待っていてくれて、・・・うれしかった( ;∀;)」


【うれし泣き】ができるなんて、なんて幸せなことなんだろうかと思います。

うれしさのあまり心が震えて

涙がながせるなんて、

それをこんな若い、子供の時分に、です。

でも、悲しいかな【うれし泣き】にしろ【悔し泣き】にしろ

何か本当に苦しい、キツイ思いをしたその上で、の話。

のんびりゆったり、そんな苦労をしなければ

ヒトの優しさや、ありがたさに

心が震えることも少ないでしょう。


フクロウを「不苦労」として、幸せのモチーフにしたりしますが

何の苦労もない代わりに、心が震えるほどの思いをせず

周りのものすべてが「あって当たり前」のように思って過ごすのが幸せなのか。

ちょっと、そうとばかりは言えないかも。


苦労しなきゃ、困らなきゃ、恥をかかなきゃ分からない。しかも自分で、です。



頑張って、頑張って

遅れながら、泣きながら

ゴールにたどり着いた子供たちは

「苦労」はしても

本当に満足げで、幸せそうだったですよ(*^_^*)

オバちゃん、感激しました!(T_T)♥

世の中は思い通りに

「世の中は思い通りに・・・・」と聞いて、

どう続くと思いますか?

思い通りに・・・・・・なる?、ならない?



宇佐市の図書館で借りてきた(いいわけ→息子が。で、拝借して私も読む(^^;))

ONEPEACEの漫画の表紙の袖の部分に書いてあった

「世の中は思い通りになるわけで

 世の中は思い通りにならないって思う人は

 そう思った通りに思い通りにならないわけで・・・・」


おおざっくりな記憶なので

いつものごとく、ザックリご理解お願いしますm(__)m


・・・・目からうろこでしたΣ(・ω・)!



人にもよるんでしょうが

何か不安なことが起こるんじゃないか

何かうまくいかなくなるんじゃないかと思うと

起きてもないのに受け入れ準備というか

痛みに慣れさせるというか

ショックを先に軽くしようと心の準備をしてしまう。

でも実際はそれは起きてもないわけで

そういうのは

転んでもないのに

出来てもいない傷を想像して

先に「痛い(かも)よ~(>_<)」と思ってしまうのと同じことなのかな?(・.・;)


そしてある意味「うまくいかない(かも)」と【思った通り】に

物事が進むと

「ほらね。そうなるんじゃないかと思ってた!」

・・・・でも、実際は

うまくいくっていう

【信】を心に持てずにいた結果ってことなのかな~?

そういえば【信】って字は

【人】と【言う】。

「どうせうまくいかないよ」って【人】が【言え】ば

マイナスに【信】じたって結果なのかな?

「うまくいく」って【人】が【言え】ば

プラスに【信】じた結果かな?


【言】葉には、「言霊」が宿るってよくいうけれど

自分で自分に暗示をかけちゃってるところがあるのかもしれない(´・ω・`)



一時的な結果として

上手くいく、いかないってことがあるのかもしれないけれど

上手くいくってことを【信】じる

心の健やかさは大事かもしれません。


一時的な結果として

マイナスに見えるようなことがあっても

そこには、必ず何らかの学ぶべきこともあるわけで

結果的に「何とかなる」ようになっていると

【思って】いきたいな、と思うのでした(*^_^*)

シワシワ?

夏になると、「あれ?あんなところにハス畑(´・ω・`)?」

冬場はただの沼池に見えても

この暑い時期に

すっと涼やかな花が咲いてて

ようやく気づくのです。

薦神社の三角池の裏手、新鮮市場のところに

今、真っ白なハスが咲いています(*^_^*)

大貞のハス全景

きれ~い(*´▽`*)

ここ数日、煮えるような暑さの割に

スカッと青い空が見えなかったので

白と青、緑のコントラストが中々見れなかったんですが(^^;)

良かった~\(^o^)/

では、さっそく花のアップを・・・・♪

・・・・・ん~?(。´・ω・)?

蓮の花シワシワ?

・・・・ハス、シワシワ(^▽^;)

花はともかく、葉っぱのシワシワ感ったら!(^^;)

・・・・暑いですもんね~、雨も降らないし・・・。(-_-;)


あまりの暑さからか、ウチのQ太郎姫もこんなものが好きになりました(^▽^;)

人間が食べてると

「それ何?それ何?ちょっとチョーダイ♪」って感じで

カサカサ足音を立てて右往左往するので

「ほんのちょっとね」ってやってみたら

「・・・・うっま~い(*´▽`*)♥」って感じで

ハムハム食べてましたよ。

スイカ!(*^_^*)

Qとスイカ

夏の醍醐味に目覚めたか?

でも、あんまり食べられないよ、チョコッとだけね。

お腹ゴロゴロなるからね(^^;)

見えないところで

お施主様に引き渡す前のお家を

カメラに残すのも、及ばずながらワタシの仕事となっております。

フォトブックとして記念にお渡ししたり

こうしてWebなどでご紹介するため

ちょっと失礼して、できたばかりのお家の雰囲気を記録に残します。


永家Tさん:「◆〇様邸の写真撮れますよ(*^_^*)」

了解~(・ω・)ノ・・・・あれ?先客多し。

外溝工事やサッシやカーテンの取り付け、建具・・・。

皆さん猛暑の中

最終的な大詰めの仕事をされていました(・.・;)

邪魔にならんようにせねば~(^▽^;)←ジャマ名人。

カシャカシャ撮っていると

「・・・あの~」

「ハイっ( ゚Д゚)}}ジャマですか?スミマセンっ」←ビクビク?

渡辺商店さん:「・・・・・ここ時間かかるんだけど、写真撮るのに困りますか?」

ことり:「・・・え?いいえ、薄いカーテンしまってて、窓が閉じてたら問題ないです」

渡辺商店さん:「・・・これ一枚つけるのに30分くらいかかっちゃって(^▽^;)

          最後までやっちゃおうって頑張ってたんですけど

          ちょっと倒れそうなんで、夕方来ます」

ハイ、・・・ハイ、ハイ!(^^;)

た、倒れられたら困りますよ~‼( ゚Д゚)

渡辺商店さん:「ガラスと枠と別々に来るんで、・・・こうガラスと枠の間にゴムを入れるんですが

          ガラスと樹脂(サーモスの枠)って滑りが悪くって

          こう・・・なかなか上手くするっと入ってくれなくって・・・(T_T)」

・・・・で、一枚30分格闘してるってわけですね(^▽^;)

サッシのゴムを付ける

ことり:「・・・そういうのって言ってくれなきゃ、知らなきゃ分かんないですもんね(^▽^;)

     ・・・ブログに書いていいですか?」

渡辺商店さん:「・・・へ?・・・ん~、でもお客さんには関係ないことだし(^。^;)」


でも、もくせいのお施主さんたちは

そうやって頑張ってやってくれたんだって知ったら

・・・・・きっと感慨深くって、しみじみウレシイって思ってくれますよ!

・・・ね!?( *´艸`)


見えないたくさんの手に支えられて

素敵なお家の完成、おめでとうございます♪(*´▽`*)

【腑に落ちない】

ちょっと気になって【腑に落ちない】の語源を調べてみました(・ω・)ノ

 

「腑」は「はらわた」「臓腑」のことで、

この「腑」は、「考え」や「心」が宿るところと考えられ

「心」「心の底」といった意味があるそうです。

だから【腑に落ちない】=「人の意見などが心に入ってこない」「納得できない」

となるようです。

人と話していて、または本を読んでいたりして、

相手(書き手)の言葉、口調が強い弱いに関わらず

心の内とういか、体の内面からしぼりだすように

言葉を発しているように感じる時ってありませんか?


それは学識があるとか、身分とか、社会的立場云々でなくて

その一人の人の実体験とか、思いの深さみたいなのが

そうさせてて、染み入るように入ってくる。

だから、先方はこちらを納得させようとか、いい意見を言おうとかそんな気もないのに

妙にストンと心に響いて、素直に落ちてくる。そんな時がある。


反対に、どうも目先・口先だけでしゃべっているような気がする。

言葉に芯のようなものがなくて

思いの深さも、視野とか、懐の広さもあまり感じないこともある。

その言葉使いや、礼儀がどんなに正しくても、です。

どうとでもとれるような、どうとでも逃げれるような

良く見せたいだけのような

そんな話には、納得なんていかない。

聞き流せるような世間話ならともかく

それが生活にかかわること、生きることにかかわることなら

なおのこと。

他人の腑に、他人の心におちる言葉というのは

発する方の【腑】からも出ていなければ

伝わらない、ってことかもしれません。

気づかれようが気づかれまいが咲くはすの花

腑から言葉を発していたいと思って、仮にそうできたとしても

実際伝わるかどうかは、奇跡じみたことなのかもしれません。

その人の、腑に必要なことならば

余計な飾りなどせずとも、ストンと落ちてくれるのかな?

似たような言葉があふれるなか

拙い言葉に気付いてもらえるとしたら、奇跡的でさえあります。

何とか、自分なりに反省しつつ

腑から伝えていけたらなと思って精進いたしますm(__)m

しかし、ご縁って不思議なもんだな~と

永家さんたちとお施主様たちを拝見してて思う、

今日この頃です(*^_^*)

でも、くれぐれも、たくさん色々見て検討してから、その上でどうぞよろしくお願いしますね(*^_^*)

ホメラレモセズ

雨ニモマケズ

雨ニモ負ケズ

風ニモ負ケズ・・・

宮沢 賢治の有名な詩ですが

若い時はあまりピンときませんでした。

分かっていないってことでは、今でも同じなのでしょうが

特に

『 ミンナニデクノボートヨバレ

 ホメラレモセズ

 クニモサレズ

 サウイフモノニ

 ワタシハナリタイ』

・・・・ん?

なんで?褒められた方がいいじゃないの~?って思ってました。

でも今にして思えば

褒められれば色々なものが高くなるのかな~、と思います。

プライドや鼻や目線とか・・・?

気を付けて自分を律していないと

うっかり、どっか人を高いところから見てしまうんじゃないか。

幸いホメラレモセズにすむことの方が多い私ですが

やっぱりチョット頑張れば、偉いような気がしてる。

「自分はこれだけ人のためにやってやってるんだ!<(`^´)>」

みたいな、偉そうな気持になっちゃう。

どんなに行いが立派(な、つもり)でも

高いところに自分がいれば、相対的に低くしてしまう誰かがいて、

いい気分どころか嫌な思いをさせることすらあるわけです。

それは、完璧な言葉使いや礼儀をどんなに尽くしても

どこか雰囲気ででちゃう。

「こうしてやってやってるんだ」とか

「あんたの為にいってやってるんだ」ってニオイがすれば

それは、やっぱり周りのひとはあったかい気持ちにはなれない。



でも褒められないと

やっぱり認めてもらえてないように感じる…?かな?


そのことについては、またの機会にでも(^。^)


ホメラレモセズ

クニモサレズ



 
・・・・・・う~ん(・.・;)

でも、みんなに【デクノボー】なんて呼ばれたら

さすがにちょっと。 


・・・2日間くらい立ち上がれないかも、です(-_-)

ハイパーデクノボーだけど。

終わりと始まり

恋の季節が終わりました。

・・・Q太郎(♀)の(^▽^;)

発情期外の顔

ちなみに、恋の季節真っ最中の顔はコレ↓

発情期の顔

何が違うかわかりますか?

鼻の孔の回りのろう膜と呼ばれる部分の色が違うのです(*^_^*)

恋の季節じゃなくなったから

うちのお父ちゃんにそっけなくなるかといえば

な~んにも変わらず。

「・・・ハ、・・・ハ、・・・ハックショ~ン!」といえば

「・・・チョイン!♥」と答え

「ズ~!」と鼻をかめば

「・・・ピョイ?」と鳴く。

夕方静かにしてたのに、いきなり「チョイン!チョイン!」と騒ぎ出したので

「・・・・お父さんでも帰ってきた?(^。^)」と

子供と笑っていると

一分もしないうちに帰ってきたり・・・(^▽^;)


発情期でないと、孵らぬ卵を産む心配や

卵詰まりの心配がちょっと減る・・・かなってくらいなのです。

彼女の今の時期のお楽しみは

コップについた水滴を舐めること。

マグカップの水滴を舐める

滴たっぷりのマグカップを見ると

ピョンピョン、ピョ~ンと慌ててやってきます(*^_^*)


Q太郎の恋の季節はともかく、何事にもある、始まりと終わり。

何かの始まりは、何かの終わりでもあり

何かの終わりは、新しい何かの始まりでもある。

今週末、7月20日(土)・21日(日)に行われる完成見学会。

こちらも、もくせい工舎にとっては

お家をお嫁に出せる(?)まで、大事に育てる工事期間の終わり。

お施主様にとっては

アパートにお別れをして、世界に一軒。

自分たちで創り上げた我が家での暮らしの【始まり】。

お施主様にとっては、去年の今頃は

まさか来年の夏休みに新居にいるなんて思ってもいなかったことでしょう(^.^)

・・・ね~ェ?( *´艸`)♪


これからも、末永く、よろしくお願いいたしますね(*^▽^*)

新しい始まりです。

あんなに待ってた我が家です。

あんなに探していた、自分たちだけの家です。

だから、どうぞ!ご家族皆さんでお幸せになってくださいね。

お疲れ様でした、心よりおめでとうございま~す(*´▽`*)/

わくどさん現る!(カエル苦手な方はパスしてください(^▽^;))

代表:「わくどが出たんよ」

・・・・・【わくど】って何ですか!?

「わくどっち、でっかいカエルのことよ」

・・・・・カエル~!?

「あ~、となりのトトロに出てきたアレですか?」

代表:「・・・・・?」


となりのトトロで、雨の中バス停でお父さんの帰りを待っていると

のっそり出てくるでっかいカエル。

わくど

なんとこれでも小ぶりなほうらしい(^▽^;)

【わくど】って大分・熊本・福岡のカエルをさす方言。

ヒキガエル?ガマガエル?ちょっとわかりませんでしたが。

わくどとハルちゃん

・・・・haluちゃん、興味津々?

何これ~?

そういえばこの前リフォームが終わったお家のお庭にも)(・.・;)

わくどの置物

・・・・・わくどって意外と人気者?

梅雨明けて、梅の酵素の話

本日梅雨明けしたみたいです、ね。

平年より11日早いとか。


どうもいきなり夏っぽいと思ったら!

昨夕は本当にきれいな夕焼け空!おまけに虹までかかって!(カメラ持ってなかったので写真なし)

夜は降るような星が出てましたよ~(田舎なんで)(*^_^*)

だから、「青梅の季節ですね。」

・・・って、そう言うにはだいぶ遅いのですが(^▽^;)

ブログ用に撮っていた写真データが消えてしまって、ちょっと遅れてしまいました。

umenomi.jpg

ところで今年、青梅出たらぜひやってみたかったこと。

梅の酵素を作ってみる!(^O^)/なんです。

以前オーガニックレストランで飲んだ【梅の酵素】が美味しくて♪

味はですね・・・、酔わない梅酒って感じです。

市販の酔わない梅酒は甘さも香料もキツイですが

ず~っと、まろやかで優しい甘酸っぱさ!ウッマ~~イ(*´▽`*)

でもでも、なにせオーガニック。

買って帰るにも、私には高くって!(T_T)

何とか作れないかと思っていたところ図書館で本を発見したのでした!


梅をはちみつや砂糖につけるだけの梅ジュースと何が違うか?

それは《毎日糠床のように混ぜること‼》

手で混ぜる!ってことが大事なのです。

手についた常在菌と、食物についた発酵菌が

体内で日夜消耗される酵素を補ってくれる!・・・・らしいのです。

まぁ、うんちくはともかく、体に優し気で、なおかつ美味しいもの♪

混ぜやすい容器(清潔なもの)で

毎日混ぜて、約1週間~10日くらいでできます。(季節による)




【ざっくりな梅の酵素ができるまで

青梅(洗って、水分を拭いておく)       約900g
白砂糖                         1㎏
↑ 梅 1 に対し白砂糖 1.1 の重さ

(自然志向の方は、「え?白?」ですが、白砂糖じゃないとうまくいかないみたいです。
白砂糖は酵素によってブドウ糖になるので、白砂糖そのまま!のように体内のビタミンB₁を消費しないとのこと)

それを毎日、清潔な手で混ぜる!

体調が悪いときは、家で一番元気のいい人が混ぜる!

それだけ。

梅が浮いてしまって、混ぜるとたくさん小さな泡が出てきたら出来上がり♪

発酵してきた梅の酵素
混ぜた直後。もうそろそろ出来上がりのころ。

濾して清潔なビンにうつして(冷蔵庫に保存)、

カルピスみたいにお好みで割って飲めます

飲むときは酵素の活動を妨げないよう常温で割ってください。


酵素は生きているので

冷蔵庫で保存しないと発酵が進みますし

冷たすぎると活動は鈍くなり

逆に熱を加えたら死んでしまいます。


あと、カロリーは高めなので食前酒サイズくらいがちょうどいいかも。

美味しいので、ついついガブ飲みしたいところですが(^▽^;)


毎日、糠みそのように混ぜる。

そういえば冬場、しもやけがひどくって

横着して糠床をへらで混ぜてたら

なんだか糠の色が悪くなったことがあったっけ・・・。

あれも、手で混ぜるってことが大事なんでしょうね。


梅の酵素出来上がり

いやはや、自然のチカラっていうものは不思議なもんだな~(・.・;)

「梅雨明けて、梅の酵素の話」続きを読む

梅雨の露(つゆ) to you?

「うっとおしい季節」と、あまり良いイメージの少ない梅雨。

確かに昨今の、一度に降りすぎる雨!は困りものですが、

雨が降っている時に、たくさんの雫が

葉っぱなどからポトポト落ちる様子は

なんだか癒されませんか?

雨のしずく

・・・・・ボタボタボタ! じゃないですよ。ポトポト、です。

そんな梅雨の時期、

我が家の荒れ放題の庭にも

シャラの木の花が咲きました。

シャラの木

シャラの木は別名【夏ツバキ】だそうで


・・・・なるほど、花びらじゃなくて花ごと落ちてる・・・。

・・・・。ぼっとん。って感じでしょうか。

まぁ、地面の上はともかく。

シャラの木の花

真っ白で、すがすがしいですね。

見てるだけで、心持、温度も湿度も下がるよう。


写真を撮るのも、こういった花であったり、風景であったりは

気が楽で、撮るたびに元気をもらうというか

心も、重い頭もすっきり軽くなっていくような感じがあります。


被写体が人だと、撮られて嫌だろうかとか色々考えてしまうことと

自然な姿を撮りたいのですが、撮られる側はそうもいかないですし、

わたしなどは、肩に変な力が入ってしまうのです

人を撮るなら、小さい子かお年寄りがいい雰囲気がでるような・・・。

自然な、ありのままっていうのがありがたいですね。




その日の夕方のローカル番組に、宇佐神宮の社殿が出ていました。

ちょうど雨の日の取材だったようで

雨がしとしと降る中の、社殿の朱があざやかで

晴れた日よりずっと荘厳な感じがしました。

これがコンクリート製なんかだと全く違うわけです。


趣とか情緒っていうものは

ありのままのものには敵わない。そんな気がします。


セミも鳴き始めました。梅雨も終盤。

大雨はお断りですが

梅雨のいい景色を、

どうぞ今のうちにお楽しみくださいね。

ひとっぷろ浴びる

チャキチャキの江戸っ子でも

今時「ひとっぷろ浴びてくらぁ」なんて言わないでしょうが

「ひとっぷろ」っていうと

ちゃちゃっとお風呂にはいってくるって感じがしませんか?

そう言えば、「ひとっぷろ」って漢字で書くと「一つ風呂?」?

ゆっくり言うと「一つ風呂でも浴びてくる」・・・なんでしょうか?

以前東京に行った時に、

先祖代々江戸っ子だという人とお話をしてて

「俺は、3代東京生まれじゃないと江戸っ子って認めない」

なんて言ってましたが、江戸っ子であるっていうステータスがあるんでしょうね。


そんな江戸っ子ではありませんが、我が家の目の前で

ひとっぷろ浴びていく姿が・・・・。


仕事をしていると、なにやら外でパサパサたくさんの羽音がする・・・。

「・・・・・?」

覗いてみるとたくさんのスズメが水浴び中\(◎o◎)/!

ことり水浴び中

先日の大雨で、工事現場にできた大きな水溜りに

「ひとっぷろ」浴びにきているのでした。

望遠で撮って引き伸ばすと、・・・あれ?

一羽スズメ・・・、じゃない?

一羽ちがう


・・・カワラヒワ?(←詳しくないのでスミマセン ^^; )


水浴びしたり、飲みにきたり、なかなかカワイイのです♪(*^。^*)

・・・・でもこの暑さ。水っていうよりお湯になってるかも?


ことり仕様のテルマエロマエってところですね(*^ ^*)

癒す

庭師の斉藤 吉一 氏が、著書『ものぐさガーデニングのススメ』で

緑が人を癒す理由についてこんな風に書かれていました。

庭師になる前、コンピュータープログラマーであった斉藤 氏は

日々コンピューターの動作に不具合がないか

チェックするのに大変な労力をかけるのですが、

その中で

「コンピューターは間違わない。

プログラムしている人間が、なにか間違って指示しているからうまくいかないんだ。」

その言い訳無用、全部指示を間違った自分のせいっていうので

かなり肉体的・精神的につらい思いをされていたようです。


その後、庭師の仕事をしていくうちに

森の中の木を見ても同じことが言えるんじゃないか。

木は、自ら枯れることで、周りに陽を当てる。

台風で折れてしまったようなところから、新芽がたくさん出て

一年もすればわからないくらいに、自分で傷を治してしまう。

もくせい工舎へ続く森


「コンピューターは間違わない。間違うのは自分。

                   自然は間違わない。間違うのは人間。」

人間は間違いますが、自然は間違いません。

難しいこと考えなくても

いつでも【「正しく」生きている】自然からエネルギーをもらうことができる。

これが人工的なものと自然との一番の違いです。

そう書かれていました。


確かに

【枯れる】といった一見トラブルに見えるようなことも

何か後々困らないよう上手くできている、

自然にはそんなところがあります。


一見して【トラブル】といったことでは

自然の素材も、残念ながら長所ばかりではありません。

もくせい工舎は床材も、やわらかい杉材を使います。

塗装もしないので、やはりキズはつきやすい。

でも、それが分かっていてなお、

人にとって大切な利点が多いのでそうしています。


自然のそういった欠点を

コストとか、商品の安定とか、

人間の都合のいいように、人間によって作られたものが

人工的な材料なので

便利な反面、何か間違うこともあるわけです。

それは、斉藤 氏の言葉を借りるなら

間違うこともある。それは私たちが人間だから、です。

わたしは、仕事柄もくせい工舎の家をよく見ます。

そうすると、今までそんなに気にしていなかった

人工的に作られた擬木であったり、「森の香り」といった芳香剤のにおいに

違和感を覚えるようになりました。

ビニールクロスで覆われたゲームコーナーのような

狭くて、窓も小さい空間にいると

どうも居心地悪く、早く外に出たくなる。


人工的なものを選ぶのか、自然なものを選のか。

それは価値観の違いであって

どちらが正解とか

どちらが善だの悪だのいえないわけです。

ただ、ワタシ的には

自然なもので、不自然なことは起こらない。

そう感じております。


【いつでも「正しく」生きている自然からエネルギーをもらうことができる】

だからこそ、私たちは「正しい」生き方をする自然に身を委ね、

安心して【癒し】てもらえるのかなって思います。

カモミールを救出せよ 作戦その2

(カモミールを救出せよ 作戦その1のつづき)

てんとう虫

こうしてアブラムシ退治を一任されたてんとう虫でしたが

あれ?あんまり減ってない・・・。

っていうか、アブラムシもすごいけど

アリもすごい。

「あ~、アリがおったらダメよ。」と長男。

なして?

「アリっち、アブラムシのお尻から出る甘い汁をもらう代わりに

てんとう虫からアブラムシ守るんよ」

へ~~~~~~。それは知らんかったよ!

「でもアリっち、アブラムシが増えすぎたら食べるらしいよ。

アリはアブラムシ飼育してんだって」と主人。

へ~~~~~~。・・・・って!


なんで男集はウンチクばっかりで

実践はワタシなんかい??


アブラムシが居なくなったころ

ようやくありつけました、カモミールティ。

カモミールティ

は~、いいにおい♪

植えてくれた友人に「やっとありついたよ」とお礼のメールをおくると

「大変な置き土産してしまったかな」と笑いながら教えてくれたこと。


■ カモミールは乾燥に弱いから、乾燥が強いとアブラムシがつきやすいこと。

■ アブラムシを引き寄せる性質もあって、近くの植物を

  アブラムシから守ってくれること。


友人 「【植物のお医者さん】って言われてて

    弱ってる植物の近くに植えると、弱ってたのが元気になるんだってさ~。


    人にも植物にも、やさしいよね。」

そうなんだ~。

カモミールを救出してるつもりが

いつも救われてたのはこちらだったんだね~。


家族と、友と、カモミールに教えられ

作戦は、お茶にありつけて無事?終了しました。

カモミールを救出せよ 作戦その1

春先、遊びに来てくれた友人が

「ちょっくら畑仕事して帰るね~」と

なにやら植えて帰りました。

小さな白い、カモミールの苗でした。

あれから数ヶ月、すっかり大株になりました。

カモミール

「カモミールティにすると、ホッとして良く眠れるよ」

さりげなく、いつもサラッと気遣ってくれて・・・ありがとうね。


ではさっそくお茶に・・・・ってアブラムシが、びっしり\(◎o◎)/!

こ、これはお茶で飲むには勇気がいるよ!


農薬は使えないし。 

「ニームの木」なるものが虫除けによいと聞いて試してみました。

ニームオイル
ニームオイル

ニームをまく

希釈して~、

「くらえ!ニームビーム!!」

・・・・・・。

アブラムシ、「・・・・おや?雨か?」って感じです。

ハハハ・・・。ワタシはなんでもうまくいった試しがありません(ーvー;) 

ではあの方の助けを借りるか!

↓ あの方。

てんとう虫

救世主となるか?てんとう虫!?

(・・・無理やりですが 次回につづく!)

沈黙も言葉

人は誰でも、人に言わない言葉をもっている。

沈黙も、言葉なんです。

樹でいったら、地面の上に見えている枝葉じゃなくて、

見えない根の部分が言葉にもあるんですよ。


これは故・吉本 隆明さんの著書

15歳の寺子屋シリーズの『ひとり』の中にある文章です。

15歳の寺子屋なので、そういった年頃の子供たちに

語りかけているんですが


大人は「15歳なんてまだ子どもだ」と思うかもしれない。でも実際はそうじゃない。

たいていのことはみんな、ちゃんとわかってて、

だけどそれをいう言葉を知らないからいわないだけで、・・・・・・・・・・

人には、ちゃんと知っているけどいわないだけ、

それをいう言葉を知らないだけってことがある。


言葉では上手くいえないけど

「なんかおかしい」「なんかちがう」と感じることがある。

それは15歳でも、大人になってもそうかもしれません。

特に、目上の立場や、自分より知識も経験も豊富な人から

「あんたのためにアドバイスしてるんだ。言ってやってるんだ」

って言われても

「でも、なんかちがう。なんかすっきりこない」。

でもそれをかわすだけの、言葉もない(大人だと、お金も無い?力も無い?)

黙ってはいるけど、「う~ん・・・そうですかね」って言うのが精一杯で

Yesってわけじゃない。

説得と、納得はかならずしもセットでは無いってことです。


とはいえ、大人になり、はたまた親になり

知識も経験も増え、

アドバイスしたくなる、一言いってやりたくなるんですが

どこか、自分の言っていることがすべてじゃないんだってこととか

相手にも、黙っているだけの言葉のあることを

どっか片隅においておかないと

意見の押し付けは、新たな違った考えやアイデアの

芽をつみかねない・・・・のかなと思います。


時々思い出す必要があるかもと反省します。

言うにいわれぬ思いのあった、自分の15歳のころ(・・・何年前だっけな?)

原田左研さんへのリンクとなぜかツバメの話

壁を創る人【原田左研】さん。

もくせい工舎の家になくてはならない

漆喰とリサイクルペーパーの壁を

類まれなセンスの良さで仕上げてくれる左官さんです。


「え?親方のところのHPにもくせい工舎のリンクを貼ってくれてるんですか?」

・・・・。ホントだ\(◎o◎)/!恐れ多い!(←?)

じゃ、じゃあ、・・・ウチも遅ればせながら。

で、バナー作成いたしました!

リンクできるようになっております!

ぜひぜひアクセスして【原田左研】ワールドをのぞいてみて下さいね♪


さっそく覗いてみたい方はこちら!↓
原田左研


ピザ釜ひとつとっても、親方のところで創られたものは

なんだか生き物みたい。不思議です。

どうなってんの??ってくらい生き生きした感じがします。


リンクを貼るのに、原田左研さんのTwitterを見ていたら

『・・・・・・名詞には「壁を創る人」とありますが、

・・・・・壁と壁の「あいだ」を塗っているような・・・・』

とありました。


・・・・・・。壁と壁の「あいだ」・・・・・。

・・・・・・え?断熱材???  ← 違います×!

羊ばっかり詰めてるから、一瞬、内壁と外壁かと思っちゃった(* * ;)
↑ 原田左研さん、スミマセン・・・。

実際は、壁(面)と壁(面)に囲まれた内側、その「あいだ」にできた空間のこと。

漆喰(土)でできた壁に囲まれた空間っていうものは

なんとも居心地がよく

それが家の中の壁なら、心地のいい家になり

外の塀なら、味わい深い、いい町並みになる。

そういった壁面と壁面に囲まれた空間、その【あいだ】の【雰囲気】や【居心地】を

実際は創っているんだってことかな(・。・)



ところで、全く関係ありませんが

我が家の玄関先にも

空飛ぶ左官職人さんが・・・。


う~ん。でもまだまだ修行が足らぬのか?


ツバメの巣つくりかけ

こんな滑りやすいとこに出来るのか?

出来ても、天井までの高さが低くて、頭打ちゃせんかい?


頭上注意

とりあえず、注意喚起だけは促してみましたが

どうも工事は着々!・・・とはいっていないようです。


いっしょにするな~と原田左研さんに怒られそうですが

ツバメだって土の住まいの良さを知っているから

ああして苦労してでも、巣作りするんでしょうね。


かんばれ、ツバメ。(ただしフンは控えめに願いたい)

今でしょ!・・・・なの?

某予備校の先生の言葉が

いろいろな広告で使われているのを目にします。

「いつ買うの?」、「いつ建てるの?」・・・・で「今でしょ!?」。
個人的にはどうも呷られている感じがして落ち着かないので苦手です(*_*)


勉強なり、何らかの努力を始めるのは

「今でしょ!」で構いませんが

何かを買ったり・・・・特に、《家を建てる》ってことでは

「今でしょ!」ってノリだけでいっていいのかな~と

小心者としては思います。


・・・・だって一生暮らすんですよ~。

お金があれば何回でも建てれるかもしれませんが

小市民の私などは

自分たちで建てた家=【終の棲家】、一度きり!であってほしい。

《別荘》とか《家を数件持っている》ことにステータスを感じるならともかく

本当に、愛情をこめて建てた家なら

手放したりとか、別に建てたい気持ちに・・・なるのかな?

個人で違うことではありますが・・・。


消費税が上がりそうだとか、以前に比べれば低金利とか

「今が建て時!」って言われたらそんな気もしなくもないですが

家を建てるってことは、どこかそのご家族ごとの

タイミングも大きいように思います。


くるべき時が来れば、いい方向から風が吹くっていうか

ご家族の持つタイミングだったりは

広告のうたい文句とは関係ないもの。

ましてや広告なんて「わが社の製品は今買って損」なんて書きません。

「期間限定」であったり「今だけ!」「あなただけ!」「特別に!」は

いつものキメ台詞です。


いい風が吹いてきたら、期が熟したら

それが本当の

そのご家族だけの【建て時】なんだと思うのです。


いい風、きっと吹きますよ

社長室がない!?

もくせい工舎で、【社長】といえば

代表である 永家 正光 になるわけです。一般的に言うと。

でも、ある日木材の取引先の社長さんに

「・・・・・・永家さんとこって、社長室がありませんね・・・。」

っていわれたらしいのです^^;

確かに【社長室】ってない、です・・・ね。

「ふつうハウスメーカーに行ったりすると

ちゃんと社長室があって

ダブルの背広がかかってて、ゴルフバックなんかがあって

椅子は肘付きの・・・。」

・・・もくせい工舎の社長(永家さん)のイスは

CADのパソコンのイスですね(しかも、その社長の座を狙ってるのは猫たちくらい?)

・・・・ダブルの背広着てるのなんて見たことないです。


そう言われたら

他のハウスメーカーの代表取締役の方々のブログには

アベノミクスとか、今後の経済の動向とか

会社のこととかが、難しそうに書いてあるものですが

・・・・永家さんって、ほとんど経済のことなんか書いてない。

見たキレイな景色のこととか、いいな!と思うこととかが多い。

経済に全く興味がないわけではないのでしょうが

日本経済のことや、自社の先行きのことばかりに目がいってないことが

なんだかもくせい工舎らしいよな、永家さんらしいよな~と思います。


お施主さんたちとお話をしていて

ピンとこなかったとか、セールストークがなんか腑に落ちなかった

ということを伺うのですが

その人(会社)の目線の先、まなざしの先にいつも何があるのか

ってことかも知れません。


経済のこと、自社の存亡のことなのか、

人が生きて、生活するということなのか


それはおおげさなアピール的社会貢献活動うんぬんってことじゃなく

いつも何を気にして、大事にしてるか。


自然素材、健康住宅を謳いながら

人の営みや自然の素晴らしさに目もくれなければ

そういったことを大切にする人、お客様たちには

きっと、ピンときていただけない。

本当にここだ!ってところをずっと探しているお客様の勘は

そんなに甘いもんじゃない、ってことです(゜゜)

だから、社長室がなかろうが

猫に社長の座を狙われようが

なかなかいい味だしてる、ってことです、・・・よね!? 多分!(*^^)v

受け継がれてきたもの

先日新聞を読んでいた主人が

「・・・あれ?これ、原田の親方じゃない?」

あ、ほんとだ。

主人:「見間違いようがない!」←えっへん(^v^)!なにやら得意気だね?


原田親方えつりの記事

もくせい工舎の壁を創ってくれる原田左研の親方は

「原田 進」と入力すれば

どんどん検索結果がでてくるようなお人なのです。

有名かどうかはともかく

そのこだわりっぷり、仕事への真摯さは

代表も一目も二目も置いているような人で

仕事に集中している時は「話しかけにくい」ほどとか(・。・)

普通に話している時は

「ハッ、ハッ、ハッ」と良く笑うのが印象的な親方なのです。


・・・今回は若い職人さんたちに

土壁の下地となる「えつり」についての講習を行ったという記事でした。

『昨年の豪雨で、モルタルや石膏ボードはだめだったが土壁は残った。』

というのが、すごいですね。


ワタシは知識不足で恥ずかしい限りですが

ずっと古くからある伝統には、長年大事にされてきただけの

確信みたいなものがあるんでしょうね。


できてすぐ完璧なものなんてこの世にはないわけで

どんなものにも長所、短所があって当たり前。

その短かきを、なるべく長きに変えようと

知恵をしぼり、失敗をし、改良し

ず~っと大切に受け継がれてきたものが伝統なんだとしたら

昨日今日出来た、技術なんて及びもしないような

年月の風格があって、それが確信になっているのかな(゜゜)


昨日今日出来た技術は

数十年後のその製品の姿は分かりません。

環境にはどうか、人体にはどうかも予測でしかできないでしょう。

でも、大切に受け継がれてきたものには

「欠点が全くないわけじゃないけど、すごくいいもの!」だという

自信というか信念のようなものがある。

でも、そんな信念も誰かが教え、受け継いでいかないと

昔そうしていたらしい、ってものになってしまう。


短きを変えないまま、は良くないですが

もっと良くなるように、良くなるように

切磋琢磨されてきた時間とか、想いなんかには

やっぱり敵わないし、ゆるぎない感じがします。

誰かが、教え。受け継ぐ。

・・・すごいなっ!(゜゜)

物覚えが悪いのは

最近、どうも物覚えが悪いのです。

人の名前を聞いても聞いても、なかなか覚えられない(T_T)

顔を見て、知人だと認識しても、ぱっと名前が出てこなかったり

「ナントカさんじゃなかったっけ?」って思っても

自信がなくて名前を呼ばずじまいだったり・・・。


覚えれば役に立ちそうな知識の元なんかも

理性では「覚えたほうがいい」と思っているのに

脳がシャットアウト、というか

全く覚える気がないような・・・。


ここ十年くらいで

だんだんそれがひどくなっているようなので

さすがにちょっと心配になって、

調べてみました(^O^)/←このマークは表現としてどうか?


試しに【若年性】で検索!


すると【若年性】と名のつく症状がズラリ。

え~と、なになに?

取り合えす、【若年性健忘症】を見てみることに。(・_・)


【若年性健忘症】・・・「聞いたことをすぐ忘れてしまう」「相手の話すことが理解できない」など
             20~30歳代の若年層に見られる深刻な物忘れの症状
・・・・・・う~ん。

健忘症かどうかはともかく、

・・・・どうも、ワタシは【若年性】にはあてはまらない、みたいですね(ーvー;) ハハハ・・・

でも、なかなか気になることが書いていましたよ。


「ちゃんと仕事をこなしている」から大丈夫ではないらしい。

マニュアル通り繰り返すだけだったり

誰とも会わずパソコンのモニターに向かいっぱなしだったり、

仕事とはいえ、毎日同じことをくりかえしていばかりだと

脳にはいつも同じような刺激しか行かなくなるので

例え若くても、刺激のあまりいかない部分の

脳の機能は、やっぱり衰えるらしいのです。


忙しくて、仕事漬けっていうのも

仕事で使う部分しか、脳が刺激を受けないので

やっぱり同じことが言えるみたいです(^_^;)

たまには、違うことをしてみる。っていうのが大事かも。

脳に、ちゃんと別の刺激を与えましょう。

【若年性】でも、そうでなくても(*^_^*)

プロペラ

新緑

新緑の季節。

木漏れ日も格別キレイですね(*^_^*)

ところで、これ。

プロペラ?

何でしょう?

先日もくせい工舎の事務所に行った際

「それ?それ、紅葉の花!写真撮っといて!」と代表。

紅葉種をつける

クジラの尾のような、プロペラのような…。

これは別の場所のものですが、

青々とした緑に映えて、目に留まりやすい。

農業文化公園の紅葉のプロペラ

このプロペラ。

調べると、どうもタネらしい…(代表、スミマセン(^_^;))

「紅葉の花」で検索すると

すごく上手に写真を撮っている人がいて

その方の撮影した紅葉の花は

紅葉色の、小さな線香花火のようなかわいい花で

そのあと、このプロペラになるとありました。

種類によるのかも知れませんが(・_・)

不思議なカタチです。

「こうした方が要領よくタネを遠くに飛ばせる」って

紅葉自身が工夫しなくても

なるべく上手くいくようになっている。

自然って不思議です。


そうそう。

もみじがプロペラをたくさんつける頃、

こんなものも(*^_^*)

野イチゴ

野イチゴ♪

これ、どうしたかって?

ハルちゃんと野イチゴ

Haluちゃんのおやつになりましたm(__)m

もれなくプレゼント・・・?

広告見ていると、【もれなくプレゼント】って良く載っています。

消耗品で、よく使う物だったり、食べ物だったりは

「やった~(^v^)」感がありますね。


でも時々、あっても困るよな・・・(・_・;)って時もあります。

全く趣味じゃない、お店のキャラクター入りの皿一枚とか、

ひどい時は賞味期限が切れたものって時もありましたっけ(-_-;)


サービスしている方は「タダなんだから!」って感じでも

「タダでも要らない」って時もある。


バザーかなんかがあれば、お皿なんかはそちらに回すのですが

そうじゃなければ、不用品は置場にも困るのです。



「要らないんだったら、誰かにやればいいんじゃないの~?」とウチの息子。

確かにそうだけど、

「要らんからやる」と、「良いものだからやる」は

違うのだよ、息子よ。

相手が、本当に欲しかったものならともかく

「要らんからやる」は、

不用品処理を他人に押し付けているのと同じかもしれないよ。

要らないものは、「やる」とか「あげる」とか、

どっか偉そうに言っちゃいけないんじゃないかな。

本当は、例え「タダ」でも

申し訳ないような「お願いします」って思いでするもんなんかもしれない。


だから、【もれなくプレゼント】する企業なりお店側も

本当に、それをもらってうれしいか、困らないかをよく考えなければいけないと思う。

ましてや、「それ要らない」というお客さんに

「タダなんだから!」って無理やりもたせて

内心困らせるような結果になれば、

それは、もはやサービスの押しつけになりかねないし

そこに【おもてなしの心】が本当にこもっているかも、怪しくなってくる。


・・・って、そう思うのだよ、お母さんは。

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークまっただ中。

5月に入りました。

屋根よ~り 高~い こいの~ぼ~り♪

五月晴れの日には、こいのぼりが気持ちよさそうですね(*^_^*)

いい季節です♪\(^o^)/

いりこのぼり
いりこだけど・・・?(?_?)

とはいえ、連休は、どこもかしこも多くって

出かけるのもちょっとおっくうになります。

「せっかくのGWなのに・・・」ってブツブツ言いつつ

【草むしりウィーク】になっております(+_+)

日頃見て見ぬふりしてるから、ね(^_^;)


GW中はとても出かけないかも~と思っていたので

先日家族で出かけたのが、ここ。


遊具

ウチの子供たちが「キ★マより面白い!」と言うので

リクエストにお答えして2回目なのです。

変な自転車乗り放題♪

広~い芝生にでっかいボールetc....

樽?


ワ~ワ~言って遊んで、結局無料の遊具ばかりを堪能しました! …安上がり兄弟ですね(*^_^*;)

場所は、佐賀のお茶と温泉が有名なところの近くにある遊園地です。

あえて名前は言いませんので

お出かけの折には「なんだ~、やっぱりここか~」って思ってくださいね^m^

その他にも、

リス

リスあり、

ゴジラ?

・・・・ゴジラあり…????(?_?)


「数年後には、誘ったって一緒になかなか来てくれないかもなぁ・・・」

なんてすっかり親の背を追い越した上の子を見てて思います。


観覧車と空

貴重な時間、かな。 (゜.゜)

笑う時間は貴重なり。

皆様も、ぜひ、よいGWをお過ごしくださいね(^O^)/

家を建てるってことは

個人的な見解なのですが、

家を建てるってことは結婚に似ているかなぁと思います。

小さいときに、結婚にただ憧れている時なんかは

結婚生活、というよりは

むしろ【結婚式】うんぬんにどちらかというと目線があるので

自分はすっかり美化されて、パートナーは誰もうらやむような人で、

ドレスがどうだとか、会場はどうだとか

夢の中の勝手な妄想?に突っ走ってます(少なくともワタシは突っ走り気味でした^_^;)

じゃ、その理想極まりない【結婚式】の後の

何十年も続くであろう、暮らしのことはさておき、なのです。

他人と暮らす、ということは

良いことも、そうじゃないこともあって

そのなかでつながりを大切にしつつ、

泣いたり笑ったりして【切磋琢磨されていく】、そんな感じがあります。
(あくまで個人的な意見ですよ(^v^;))


家づくりも、【夢のマイホーム】であった時は

カフェみたいにしたい♪、北欧風もいいな♪

広~いウッドデッキ♪玄関も広く♪etc...

「こうしたい」っていうのはもちろんあっていいのです。

それが楽しいのですから(*^_^*)

でも、どちらかというと建てたばかりの【新築時】に目線がありがち・・・?(?_?)

その家で自分たちが、70,80になっても暮らしていくってことを考えると

【妄想の結婚式】同様、他人にうらやまれる見目麗しきパートナー(家)も

お金をかけて整形やエステに(家で言うとリフォーム?)奔走しないと

他人にうらやまれる理想はなかなか維持できない。

他人にうらやまれることばかり気にしていたら

もはや【見栄】のための生活です。

見た目も中身もいいパートナーなら構いませんが、

【見た目だけ】なら、いっしょに暮らしていくのは数年後には、きっとツライかも(+_+)

最初から離婚したくて、結婚する人はあまりいません。(昔テレビの企画でそんなことがありましたが(-_-))

最初から家を手放したくて、建てる人もいない・・・。


ずっと自分たちが、年をとっても暮らしていく家。

湯水のようにお金があれば

あそこにお金をかけ、ここにお金をかけ。

誰もがうらやむ見た目を維持していったらいいのですが、

実際はそうでないことが多いのです。

結婚観同様、人それぞれなのですが。


・・・ずっと暮らす家。

どう考えますか?

青の郷が空色に染まってますよ♪

耶馬渓青の洞門のネモフィラ畑

なんだこれ~\(◎o◎)/!キレ~イ\(^o^)/

今、青の郷、空色に染まっております。

「ネモフィラが見ごろ」とは聞いていたのですが

前日朝通った時は

「・・・あれ?満開でもない・・・?」

でも帰り道には、一面の空色!\(◎o◎)/!

しゃ、写真撮りたい・・・。でも帰らなきゃ・・・(-_-;)

で、やっぱり次の日カメラ片手に戻りました。

し、仕事ですよ!プロ意識です!決して息抜きなんかじやありません、…多分!

ネモフィラ

はぁ~(゜゜)♥うっつくし~

蜂とネモフィラ

【青にこだわるまちづくり】として

昨年秋くらいから地元のみなさんとボランティアさんたちで

行われた取り組みで

寒い冬を越えて、今こんなキレイな景色を楽しませてくれています。

思えばこのキレイな景色の数か月前は

あの豪雨で大変な被害を2度も受けた場所なのだと思うと

目の前のあまりにもキレイでのどかな景色が

目に、心に沁み入ります。

いい風景を、ありがとうございましたm(__)m

チューリップみたいに、お日様が出てからの方がイキイキしてるのかな?

お昼の日差しが気持ちよさそうでした(*^。^*)

すみれ?

植えてもらったわけではないですが

がんばって咲いてる小さな花もかわいいもんです♪(*^_^*)

オオイヌノフグリ

ちょ、ちょっと小さいけど、色だって似てるし(^O^:)/ってフグリも頑張ってますよ^m^


物が言えなきゃ、歩けなきゃ・・・。

花は、冬の寒さを愚痴ることも

その場から逃げることもできません。

だからこその美しさであり

だからこそ、そのけなげな美しさに

どれだけ人はなぐさめられているのかわかりません。

キレイな景色をありがとうございました!

視野が広いといい?

青空、夕焼け空、はたまた満天の星空。

頭上に広いキレイな景色が広がっている時って

「わ~」って見上げてしまいますよね!?(*^_^*)

でも悲しいかな

人の視野では、いっぺんに景色が目に入らないので

頭を動かすか、体を回転させるかして

ようやく見れるって感じです(+_+)(・・・当たり前?)

空をぐるりと見る

カメラで、それを撮りたくても

カメラで空を撮る

あっちゃこっちゃ向いて、いちいち撮っても

頭上に広がる!って感じで素人にはなかなか撮れない(少なくともワタシは無理です(+_+))

空の写真をつなぐ

つなげてみてもこんな感じで

「あ~、この上にも下にも、空があったのに(+_+)」って思ってしまう。

人間の視野には限界があるし、

両目で見ることと、レンズが一つのカメラでもまた違うんでしょうね。

じゃ、視野が広かったらいい!?

魚眼レンズみたいな視野ならいっぺんにいけそうですが

視野が広くても、歪み、色がない、アミアミに見えるとか?

・・・視野が広くても、一度に見れても

それがきれいに映っているとは、限らないのかも知れません^_^;

以前羊について調べたときに

羊も視野は広いのですが、奥行きがイマイチつかめないらしいので

結構、広いけどぺったんこに見えてたりして…????

視野は狭くても、キレイに映るっていう点では

人の目もなかなかなのかも知れません(*^_^*)

見えても、いちいちキレイかどうか気にならないって人もいますけど(・_・)


でも、見ただけで「わ~」って、得した気分になれるなら

こんな安上がりなリフレッシュもないかな!?

ビバ! 狭き視野!?(^v^)♪

春の展示会、大盛況♪

今週末、4月13日(土)・14日(日)に、

宇佐のかんぽの郷・宇佐体育館で

中村建材店さん主催の【春の住まい 総合展示会】が行われています。

秋に引き続き、今回も、もくせい工舎も参加中。

他の工務店さんの立派なポスターの並ぶ中、

なんだか手作り感いっぱいのボードです。

それはそう。印刷屋さんに外注せず

家庭用のプリンターでえっちらおっちらプリントして

ぺたぺた貼り付けたもの。

サーモウール紹介用のなんか

友達にもらったジュースセットの空き箱つかってます(*^_^*)

もくせい工舎パネル

貧乏くさい?いえいえ、余分なことにお金かけないんです(*^^)v

け、決してケチってるんじゃありませんよ~(^v^;)

でも、印刷屋に頼んでないからこそ

もくせい工舎っぽい?かな???


こういうのって広告を作る人が

そのクライアントの企業美意識っていうか

企業として何を大切にしてるかってことを

どこまで分かってるかでも違うかな~と思ってます。

頼まれたから、ってだけじゃ深いとこまで表現できないような・・・。

頼む方も「目立って、”ほう、立派やな~”って良く見えるようにチャチャッとしとって!」

ってだけって時もありますが・・・(+_+)

ワタシはスキルもデザイン力もド素人なんですが

よく話す分だけ、なんとなく永家さんたちが

いつも何を大事にしてるかは、少しは分かっている(?)んで

印刷屋さんほど立派なものは作れないにしても、

もくせい工舎の意識は表現・・・できたらいいな。

そう思ってます。理想ですが・・・、ね^_^;


それはさておき

会場は大盛況♪


会場内

色々なブースを見て回るのも楽しいですよ。

建材メーカーだけでなくルンバから醤油まであります(^O^)/
なぜかカツラも~

無理に営業されるわけではないので

色々なことを質問してみましょう。この際です!(*^^)v

会場内キッズコーナー

スーパーボールすくいもアイスも飲み物なんかもタダ♪

明日までとなっておりますので

よかったら遊びにきてくださいね♪

パネルの部品で遊んでみました^m^

今度の週末、4月13日(土)・14日(日)に、

宇佐のかんぽの郷・宇佐体育館で

中村建材店さん主催の【春の住まい 総合展示会】が行われます。

秋に引き続き、今回も、もくせい工舎参加します。

・・・で!

パネルを新たに作っているところなのです(^O^)/

ちゃくちゃく?と作り進む中、

部品を見ててくだらないことを思いついちゃいまいた ^m^


パネルの代表の部品とQ太郎1

↑ あんた誰?

目玉のおやじ風

↑ 目玉のおやじ風。

Q太郎、代表部品を見る

↑ ちょっと、前ジャマなんですけど…


・・・・・・・。

スミマセン、遊んどらんでがんばります・・・m(__)m

この部品、会場でもお目見えする予定です^m^

アイスとか、スーパーボール吊りとかたくさんありますので

ぜひぜひ、お子様もご一緒にあそびにきてくださいね♪

ぶらぶら

仙崎

・・・どこでしょう?

山口県長門市仙崎です。

スキあらば行きたくなる場所の一つ、なのです。

金子みすゞのふるさとで、一度記念館に行ってからは

そののんびりした町の雰囲気もすっかり気に入ったのです(*^。^*)

仙崎は小さな漁師町なので

時折風にのって海のにおいがしたり

「ぴ~ひょろろろ・・・・」とトンビの声がします。

地元だと知ってる人にバッタリ・・・なんてこともありますが

ここでは誰も自分を知りません。

上手に人と会話を合わせることが得意な方ではないので

知ってる人に合うと、ちょっとアタフタしてしまいます。^_^;

だから心おきなく、地元でのんびり散歩ってできないのです。

人が忙しくしている時に…って心苦しいのですが

こんな時間がないと、なんかギスギス、スカスカしてくるのです。スミマセン・・・m(__)m

松に桜

松に桜が咲いてる?

桜が松に落ちて、花が咲いたよう。花びらじゃなくて花ごと散ってる!?

ご、豪快~\(◎o◎)/!


仙崎の街中の花

街中にちょっと植えてある花が、なんとも和ませてくれます。

ガーデニング!って感じの庭もいいのですが

路地裏のこの何気なさがいいのです♪



記念館は数回目。

春休みだったので、お子様連れも多かったです。

でも,・・・ちょっと詩には興味がなかったみたい(ウチ子もそうですが)^_^;

詩以外のものを見つけては「お母さん、見て~」といってました^m^

でも、男の子が

「何これ!?スッゲ~!!!!\(◎o◎)/!」って。

みすゞパネル

・・・金子みすゞのパネル?

近づくと・・・・・
たくさんの顔

たくさんの人の顔!\(◎o◎)/!

そりゃ、スッゲ~、ですね。

こんな楽しいビックリ、いいですねぇ!^m^


おかげさまでスッキリ、フルチャージ!(*^_^*)

ぶらぶらした分、頑張ります!\(^o^)/

p.s.永家さんありがとうございましたm(__)m

卒業

追加のポスティングが、無事終わりました\(^o^)/

もくせい工舎は、CMも、ド派手なカラーの大判広告も出しませんから

広報活動は非常に地味・地道です。

今は家のことを考えていなくても、お客様の(←未来の、ですね)記憶の片隅においてもらうため、

①【もくせい工舎】という名前の工務店が宇佐にある

②【本物の自然素材を使って、建具に至るまで自然なものにこだわる】という企業(←?この際規模の大小は無視)ポリシー

を、見学会があるたびに知ってもらうしかないのです。

だから~~~、もくもくと【自力で配る】!・・・んですね(T_T)←泣?
とは言っても1回目はメッセさんに協力してもらえるので大助かりなのです♪いつもありがとうございます!m(__)m



今回は3月30日・31日(日)に豊後高田市で行われる

完成見学会の2回目のポスティングでした。

・・・・なんで2回?

「そ~いえば、前この広告入ってたな(・_・)」と思う出してもらうため、

「この前捨てちゃったんだよな~^_^;」とか、再度思いだしてもらえるからです。

じゃんじゃんCMなんてしませんから

自然なものにこだわった家を、本当に必要とされているお客様に

「ここ!ここですよ~!(^O^)/」と気づいて(もしくは記憶に残して)もらえるように、なのです。

ワタシが配ったのは、ちょうど豊後高田も小学校の卒業式の日。

お昼ごろになると、

桜の下、卒業式を終えたばかりの6年生が

誇らしげに門をでてきました。

スーツを着て、チューリップの花を持って、・・・(*^。^*)

なんだかその表情を見てるだけで、

こちらまで胸がいっぱいですよ!(←全くオバちゃん、関係ないんだけど)



さくら


卒業式って、最高齢で高校か大学ってとこでしょうけれど

幼稚園や保育園、小学校は

入学した時と、卒園(業)する時では、

子供たちの姿かたちも、出来るようになったことも大違いですから!

たった数年のうちに、こうも違うかと思います。

あんなに頼りなくて、泣き虫だった子たちが、ね!

「なんだかんだ言っても、大きくなったね~。

     出来ること、いっぱいになったね~(*^。^*)(T。T)」

って、親御さん達にとっても、感慨もひとしおですよね(*^。^*)

幼稚園(保育園)に入園する時

おもらしの心配や、「お母さんがいい!」って泣いてた子が

卒園のころは、りっぱなお兄ちゃん・お姉ちゃんの顔、です(^v^)

いやはや、子供の成長ってスゴイ!

ご卒業おめでとうございま~す!\(^o^)/❀❀

広告は難しい

ご縁あって、もくせい工舎のチラシづくり等の仕事を

お手伝いしている私。

元々は奥さんの永家Tさんが超忙しい仕事の合間に

ササッとやってきたようなことを

とにかくモタモタお手伝いしているような情けない次第です(T_T)

しかも広告業界にいたわけではないので

【売れる!】【好感度up!】のマニュアルみたいなものが

どうも解せない。なじめない。

素人の目でも見てしまうので

いまどきの目の肥えた人たちがそんなマニュアルに引っかかるんだろうか?

っていうか、引っかかったところで、本当にいいものじゃなかったら、売れないよ!?

例え売れたとしても、その後の信頼関係ってできないよ!?

って思っちゃいます(*_*)


基本的に好きでないと、本心からじゃないと、どうも胡散臭い感じになるのでは?

だから、どの広告見ても良さそうなことしか書いてないし、

何が違うか分からない。

だから、お客様はどこに行ったらいいのか分からない。

取り合えす、頭にCMソングがでてきたメーカーに行ってみるしかないのです。
(とりあえずスグ浮かんじゃうんだから、その広告コストたるやスゴイもんです。
どこから出てんだろ?っていうことです)


私の仕事は、本当に、もくせい工舎が建てるような

【自然素材の家】を必要としている方々に

「ここ!ここですよ!\(^o^)/」と気づいてもらうのが大事なので

ガッポガッポ売れればいいってもんじゃないような・・・
(↑ あれ?なんか本末転倒かも!?でも年間12棟が限界!でもあります)

もくせい工舎の家

もくせい工舎の家の最大の特徴は

自然素材そのままの【空気感】なんですが

それを広告で伝える手腕もない。かといってマニュアル通りにやれば

他のハウスメーカーと違いが、分からんよ!(T_T)


どうやったら「ここだ!」とピンときてもらえるか。

必要とされているご家族のアンテナにキャッチしてもらえるか。

最大の課題はそこなのです。

ところで、みなさんなら

下のケーキのうち、ずっと食べるならどれがいいですか?

↓ あくまで、あ~くまで、ケーキはイメージです。スミマセン!m(__)m
ケーキ色々

ケーキはともかく、家は普通一生暮らすもの。

一流建築家が建てた家?

見た目が悪くなければ建売?

それとも

木が好きで好きでたまらない

1人のオジサン(←誰のことだろ?)が

仲間と創る家っていうのもありますよ(*^。^*)

あれ?宣伝!?

3月

3月10日は金子みすゞの命日。

ずいぶん年をとってからファンになったので

ここ数年なんですが

3月9日といえば、故に・・・桜餅。になってしまったのです。

桜餅

理由を思い出すとなんともつらいのでちょっと書けないのですが・・・。



『こだまでしょうか』

「遊ぼう」っていうと 「遊ぼう」っていう

「馬鹿」っていうと 「馬鹿」っていう

「もう遊ばない」っていうと 「遊ばない」っていう。

そうして、あとで

さみしくなって、

「ごめんね」っていうと 「ごめんね」っていう。


こだまでしょうか、

いいえ、誰でも。


金子みすゞのこの詩が

繰り返しCMで流れたのは

2年前のあの東日本大震災の後でした。

2年目の春がやってきます。


なんだか3月は、

色んな事を考え、見つめなおす

そんな季節になりました。

至急^_^;被災地に牛乳パックで灯篭を送るぞ

岩手県盛岡市で3月10日に

【祈りの灯火2013~こころひとつに】という

東日本大震災の追悼行事が行われます。

『会場に並べる牛乳パック灯篭の制作を

同実行委員会が呼び掛けている』

・・・・・その記事を見たのが

3月5日の夕刊。
(実際は我が家は翌日に朝刊といっしょに届くので目にしたのは6日の朝(^_^;))

で、ホームページを見てみると・・・

え?締め切り3月5日じゃん!(*_*)・・・・・!?

で、問い合わせてみました。

すると3月8日くらいまではギリギリ大丈夫とのこと。

来年度も行うので

来年度分は来年度の締め切りにあうくらいに

送ってくれた方が良さそうでした(保管も大変でしょうし)

というわけで、かろうじてあった牛乳パックで

とにかく一個つくってみます!

・・・え?もちろん今から!

仕事後回しです!(永家さんすみません!m(__)m)


灯篭作るよりもっと必要なものとかあるのかもしれませんし

他にできることもあるかもしれないのですが

正直日々のことに追われて

いつもいつも思いを馳せているわけでない自分に喝!です(ーー;)


よかったらホームページ、のぞいて見てください。

そして牛乳をおいしく頂いた後は

よかったら忘れないように

風化させないように

よかったら灯篭、大切な人と作って来年の春送ってみませんか?


岩手県盛岡市 東日本大震災追悼行事 【祈りの灯火2013~こころひとつに】
実行委員会HP
実行委員会・問い合わせ☎019-626-2585

●牛乳パック灯篭の作り方
PDFファイルをダウンロード
牛乳パック灯篭

●『折りたたみ牛乳パック灯籠』の郵送先

〒020-0023 岩手県盛岡市内丸3-46内丸分庁舎4F

 もりおか復興支援ネットワーク事務局内 “祈りの灯火2013” 実行委員会

 ☏019‐626‐2585

『折りたたみ牛乳パック灯籠』に関する問合せ 

  ☏ 090-4313-3655 (担当: ポジティブ盛岡 村上さん)


「至急^_^;被災地に牛乳パックで灯篭を送るぞ」続きを読む

未知との遭遇\(◎o◎)/!

仕事で昨年末ちょっと【羊】について調べたくなって
↑ 理由は忘れましたが^_^;


検索・・・・


ひつじ(羊)

●反芻動物としては小さい方。ふむふむ

●足頭部の螺旋形の角と羊毛と呼ばれる縮れた毛を持つ。うん、うん、サーモウールだね

●同じヤギ亜科だけどヤギと違い、草だけ食べる(ヤギは木の芽や皮も食べる)そうなんだ

イラスト羊とヤギのたべるものの違い

●視野は270~320度で頭を動かさず背後が見えるが

 奥行きがあまり知覚できないので

 影や地面のくぼみに怯えて(?)進めなくなるへ~(*^。^*)得なような損なような・・・(^_^;)

●暗いところから明るいところへ移動したがる虫みたいですね

●群れで動く。誰かが動けばつられて動くことも。羊飼いはまさしくコレですね

●人や他の羊の顔を何年も記憶できる。

 顔の表情から心理状態を識別できる。(いつも餌をくれる人に甘える)以外と(?)頭がいい!

羊は見分ける


・・・・ほうほう(゜.゜)

なんでも家畜にする条件として

肉・乳・油というのが重要みたいで

ヤギが歴史も古いのですが

乾燥地帯や山岳地帯などでは

脂肪がヤギはそれほど充分に得られないので

尾や臀部に脂肪を蓄える品種が重宝されるそうで・・・・。

ふむふむ、脂尾羊に、・・・・・・脂臀羊・・・・ぎょえ~何なに????

人間みたいなおしりの羊\(◎o◎)/!


びっくりする画像は

ぜひ【ひつじ】で検索してみてくださいね(*^_^*)

う~ん、世界は広い(+_+)

【好き】を仕事に

「【好きなこと】を仕事にしたいというのは、ずいぶんムシのいい話なんですよ」

以前誰かがそう言っていました。

「きつくて楽しくなくて、面倒だからお給料が頂けるんですよ」

確かに、そうかも。

しかも、いくら好きでも仕事になると別なこともあります。


でも、逆に買う側、サービスを受ける側からいうと

嫌々売られたものと

この仕事(商品)が好きで好きで売られたものは

やっぱり違うと思うのです。

突然かかってきたセールスの電話に戸惑うこともあります。

「もしもし?奥様でございますか?

ワタクシ、☆◆×の××、と申しまして、

只今キャンペーンのお知らせでお電話させていただいております。

今回特別にこのお電話にて申込みいただくと・・・・・・・・ペラペラ(^O^)/」


「・・・・・・・・・(ーー゛)」


言葉尻は丁寧すぎるほど丁寧で

やたらハイテンションでセールストークが勝手に進むのですが

こちらは電話帳にも電話番号を載せていないし

ましてやそんな会社に個人情報も教えていません。

どういうルートで手に入れた?

その時点でその会社の企業姿勢がチラホラ見えてしまいます。

しかも言葉の丁寧さの割に、な~んか温かい感じがしない・・・(+_+)

で、「・・・ウチ、必要ありません」となります^_^;


逆に、こんなことも。

スーパーで朝早いうちに産直コーナーできゅうりの袋を手にとって

なんとなく生産者の名前ラベルを見ていたら

「あ!それね!それ、オジサンが作ったキュウリなの!

うっまいよ~(^v^)」

って、野菜を並べてるおじさんにものすごくうれしそうに言われたことがあります。

あんまり嬉しそうに言うもんだから

4本100円のキュウリがもっと美味しくなったような気がして

こちらもなんだか嬉しくなったこともあります(*^。^*)


売っているものが【好き】


これは買う側からするとかなり安心材料なのかもしれませんね。

もちろん、売る側の独りよがりじゃいけないんですが・・・。(*^_^*)




この前新聞に面白いコラムが載っていました。

あるお年寄りのところにやっぱりセールスの電話がかかってきて

耳にここちよいセールストークを繰り広げたんだそうです。

セールスマン:「わが社は自分たちの利益は二の次、世の為、人の為・・・・」

お年寄り:「・・・・・(ーー゛)。

       あんたね、人の為とくっつけて漢字にしてみなさい。」

セールスマン:「は?」

お年寄り:「わからんなら教えましょう。

       人に為で【偽】でしょうが。

       政治家でも会社でもなんでも人の為、人の為なんて口にするのは

       みんな【ニセモノ】ってことでしょが」


ホントだ~! ^m^

春よ、恋せよ乙女?

恋の季節です。

・・・Q太郎の(^_^;)

ちなみにQ太郎は女の子。

恋するインコ

視線の先は、ウチのお父ちゃんです(*_*)

Q太郎にとって愛しのダーリンなのです。
(ちなみに私は”ばあや”らしい・・・(ーー゛))


何が違うって対応がまるで違います。

相手をしてもらうと

嬉しさのあまり

トサカも襟足の毛も逆立ち、八面山みたいになります。
(ちなみに私が近づくと素にもどる・・・(ーー゛))

トサカ

インコはうれしいと

犬がしっぽを振るのと同じように

体をうんうん横に振ります。

私たちが近づいても振ってはくれますが

お父ちゃんが近づくと・・・

体をうんうん振るインコ

三倍速!早っ!\(◎o◎)/!


飼ってみるとかなり表情豊かでおもしろいんです(お世話は大変なこともあるけど)

残念な時は「きゅ~うう~う」といかにも残念そうに鳴きます^m^


しかし、お父ちゃんもこんなに女の子に猛烈にアタックされたら本望でしょう(・_・)

インコですけど、ね(*^_^*)

のまずくわず

「いいトシになったんだから義務なんですよ!」と

葉書が数年前から来るように・・・。

子供が小さいうちは、検診に時間を割くのがもったいなかったんですが

一応まだ子育て中につき

ちょっと検診受けてみっかな~と予約しました。

すっかり忘れっぽくなっているので

起きてうっかり水飲んじゃいかんな!とメモ書きを書いて置いていると

「あ!おれも!おれも書く!」と下の子・・・。

何書く気?

のまずくわずのメモ書き。検診資料。こどものなまずくわずの落書き

・・・・・。のまずくわずの意味分かっとらんでしょ!?

しかし、十何年ぶりのバリウムはやっぱりまずかった・・・(ーー;)

医学がどんどん進歩してるんだから

味くらいどうにかならんのだろうか!?(?_?)


今、母の最大の心配事は

のまずとナマズを一緒にする

息子の出来ではなく

バリウムが無事お役目を終えることです(T_T)

く、薬があんまり効かんのです・・・。

もっと気軽に、簡単に受けれたら受診率も上がりそうなのに…

「自分の体だも~ん。自分が良ければいいんだも~ん!」

とはいえ、自分の身だからって、

自分の勝手でどうこうできるわけじゃない・・・。


こんなワタシでも「おかあさん」といって寄ってきてくれるうちは

自己管理も責任なのかな~と思ってます(^_^;)

でもやっぱり苦手だ~!(T_T)

三寒四温

寒~いっ{{{(>_<)}}}かと思えば、春が来たかとおもうべな♪みたいに、ぽかぽかだったり・・・。

まさしく三寒四温。

でもちらほら咲きだしました♪

大好きな花なんですが、見た目にそぐわないかわいそうな名前。

声を(文字を)大にして言いにくいので

小さく書きます。そう、オオイヌノフグリ!(なんでこんな名前?(T_T))

おおいぬのふぐり

外来種、なんですね~(゜.゜)

別名:瑠璃唐草、天人唐草、・・・星の瞳!なんてロマンティックなものまで!(なんでこっちがメインの呼び名じゃないんだろ?)


おおいぬのふぐり群生

たくさん集まって咲いているので気づきにくいのですが

花の寿命はたった一日・・・。

はかないですね・・・。

やっぱり本名、似合いませんね(*_*)

植物を上手に育てるのが苦手なので

私の手にかかると

植えたものは、たいていかわいそうなことになります(ーー;)


試しに植えてみた球根たちが

雑草の勢いとは裏腹に

いっこうに芽を出す気配がないので

「芽が出らんだったら、掘り返しちゃおっかな~(ーー゛)」と思っていたら!

芽

殺気を感じたのか、ポン!ポン!ポン!っと小さな芽をあわてて出しました\(^o^)/

ど~だ、まいったか!(←この辺が植物が育たない所以かも)


春、少しづつ!

カメラ、カメラ!

「お~!\(◎o◎)/すご~!空にバッテンだ!」

写したのは一月の最後の日。よく晴れた空にXの文字!

交差する飛行機雲

飛行機雲が交差して、大きな空にバッテン印!\(◎o◎)/!

飛行機雲の端

なんでも上空の湿度が高いと、なかなか飛行機雲が消えないらしいのです。

いやはや、いいもの見ちゃったな(*^_^*)


「すごい!」「きれい!」と思うと

「・・・カメラ!カメラ!」と思うものの

カメラで撮るより実物の方がず~ときれいだったような気が・・・(^_^;)

技量の問題だけかもしれませんが、ねぇ(T_T)

朝雪道

雪の積もった朝も、子供も旦那もほったらかして

割烹着姿のおかんが、カメラ片手に外をウロウロ・・・。

きっとご近所に(?_?)・・・・?と思われてるかも知れませんが

「下手でも一瞬を残したい~!」

朝焼け空

実際に目で見た方がきれいなんですが、

カメラを持つと、自然ときれいなもの、めんこいものを探すので

月

いやはや

「きれいなものいっぱいで、結構、世の中捨てたもんじゃないな~」と思います(*^_^*)

雪水仙

立春も過ぎ、春・・・遠からじ・・・かな!(^v^)


春が来たら、しもやけなんか恐れるに足らず!だもんね~(←そんな理由で?)

ふっとびました!

只今もくせい工舎は

2月の構造見楽会のポスティングを自力観光中。(正しくは【敢行】!(ーー゛;))

ことりともうひとり(・・・とりが多いけど)

若い元気なママさんで、豊後高田と宇佐をうろうろしてます。

ことりは日曜豊後高田をまわったのですが

いやはや。結構ハードでした。

高田は土地勘があるつもりでしたが

表通りから一歩入るとまるでわからない~(?_?;)

道もけっこう細いところもあったりでかなり迷って時間のロス多し!(>_<)

しかもガソリンスタンドが行くとこ行くとこ閉まってて

「ど、どうする~(@_@;)」

やっと開いてたGSで思わず

「どこもかしこも閉まってて~(T_T)」

おじさん「どうも、すみません(^_^;)」

いやいや、全くおじさんのせいじゃないです。おかげで助かりましたm(__)m


でもこんなごほうび(?)も(*^。^*)


あるメゾネットアパート(?)で

「さ~ていよいよラスト近し!」と配ろうとしたら

小さな男の子(?)がお父さんと風船でサッカーをしていて。


私はあまり大人にも子供にも気のきいたことが言えないので

とりあえず「こんにちは~」とあいさつしてペコっと頭を下げて

配り・・・。「あれ?3枚足りない。車に取りにいかにゃ~(^_^;)」

遊んでいる横を

怪しい(?)おばちゃんが何度もぺこぺこしながら通るので

じ~っとみていた小さい子。

ぺこり

「ほほぅ。他人に会ったらばああするんやね」と思ったのかどうか

ぺこっとちいさなかわいいお辞儀を返してくれました(^^♪

かわいい~ッ(>u<)♥♥

おばちゃん、おかげで疲れぶっとんじゃいました!\(^o^)/

ご縁があったら、優しいお父さんお母さんといっしょに

木々ちいい家、ぜひ見に来てね~\(^o^)/(ペコリおばちゃんはいませんが)


あ、自然なものが本当に好きな方々も!ご縁があればいいですね~(*^。^*)

腸もみとKさん

Kさんは、ことりのかあさんの実家の母の友人で

もうすぐ半世紀にかかろうという付き合いのかたです。


・・・・で、なんで腸もみ?


私も永家Tさん同様、ひどいしもやけで(Tさんは足で、私は手(>_<))

「腸をもめば血行がよくなるから!」と

筑豊から大分県北まで

「ドライブがてらお母さんとしゃべっていくからいいよ~!」ときてくれたのです\(◎o◎)/!

Kさん:「だって笑顔は連鎖するでしょ!」

ことり:「?」

Kさん:「あんたのお母さん笑顔にしようと思ったら、

     あんたが元気で心配ないようにしとかないかんやん!」

・・・で、片道数時間ですか~(?_?)???


Kさん:「腸もみはコミュニケーションツールなんよ!」

ことり:「???」

Kさん:「定年後、どうするっかな~って考えたら、姉妹のとこにいくんでも

     これができたら、来て来て!っていってもらえるやろ!?」

とかなんとか軽くいいながら、福岡から佐賀まで病気のお姉さんのために通ったり、

うつになった妹さんのために、泊まり込みで通ったり・・・。


いつも前向きで、パワフルで、

そういえばガンで胃が3分の1しかないことも、ハンディキャップのあることも

忘れてしまうKさん。


「あんたが安心して働けるように、永家Tさんも来てもらって!(^v^)」

「へ?(?_?)」

・・・で、腸多忙、じゃなかった超多忙の永家Tさん腸もみ開始!


いつか腸もみをマスターしたい私ですが、

腸もみをしながら話す雰囲気とか、その語り口とか

年齢が醸し出す以上に

Kさんがこれまでしてきたこと、考えてきたこと、

それがなんとも奥が深いので

とてもかなわないかな~(゜.゜)、と思いながら見てました。


Kさん:「本当は食べ物のこととか色々うんちくあるんだけど、

     なにより先に【気持ちいい】って知ってもらわんと!

     うんちくはそれからよ!」

そうですよね~!先に【気持ちいい】って知ってもらわんと!


・・・で!突拍子もなくですが

先に【気持ちいい】って知ってもらいたくって感性見学会&構造見楽会!なんですよ!\(^o^)/
↑ あれ?とってつけてないかな?(^_^;)

【先に気持ちいい!】がわかる見楽会情報はこちら!
↓↓↓
詳しくはこちら

まずは、腸、気持ちいい!じゃなかった(←しつこいな)

超気持ちいい!を体感されてくださいね♪

居心地の違い、空気感の違いは

チラシやキャッチコピーでは分からないので、ね!(*^_^*)

寒い朝は・・・

放射冷却で、キンッキッン!に冷えた朝{{{(>_<)}}}


朝日にキラキラ!

霜柱の乱立です(・。・)!

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土の中の水分が凍って、土をムクムクとおしあげていますね。

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よくまあ、こんなにきれいにできること!

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農作物泣かせの霜ですが、

見てる分には、なんとまあ!のきれいな小さな世界!(*^_^*)←農家の方に怒られそうですが(^_^;)

そんな寒い朝は
夕方こんなおまけも!

yuuyake_line.jpg

しかし技量の問題でしょうが

なんで実物の方が写真の何倍もきれいだったように思うんでしょうかね(?_?)

やっぱり、そこにいた空気感。・・・なのかな~(゜-゜)

2013年幕開け(数日後ですが)です\(^o^)/

新年明けましておめでとうございます。

もくせい工舎も1月4日より活動スタート!

本年もどうぞよろしくお願い致しますm(__)m

皆様よいお正月を過ごされたでしょうか?


日頃あんまりゆっくりお休みをとれない

永家さん夫婦。

「ゆっくり休んでくださいね!」

って念をおしててもやっぱりじっとなんかしてない(-_-;)


お休みの間に、ずっと片付けたかったことをノンストップでやってる・・・(T_T)

や、休みましょうよ~。倒れちゃうよ!


永:「お正月飾りちょっと作ったから取りに来る?」

ことり:「・・・え?はい!」


なんだろ~、何作ったんだろ?気になる~(゜.゜)

伺ったらこ~んなかわいいもの!

syoutikubai.jpg

松竹梅!ですね(^v^)

ロウバイ(・・・かな?植物も音痴なのでわからない(^_^;))が、

車の中でいいにおい♪

「休んでください」っていいながら

ホクホクで帰りました(*^_^*)

warau_kadomatu.jpg

笑う門(↑松?)には福きたる!

泣いても笑っても、おんなじことなら笑って過ごせるといいな!


今年も、元気で笑っていけますように(*^_^*)

皆様にとって、よい一年でありますように!

明日を変えるのは・・・

視聴率が最低だったという

今年のNHK大河ドラマ【平 清盛】。


全く大河ドラマを見ないのに

なぜか「ちょっと見てみるかな・・・」と思って

録画しては、ブツブツ断片的に1~2週間かけて一話を見。

そうやって一年間。

まだ全部見てしまっていませんが

評判の良し悪しは別として

ハッとさせられるセリフも私的には多かったのです(゜-゜)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

平治の乱で平家に敗れ、伊豆に島流しとなった源 頼朝。

その地で

【昨日が今日でも、明日が今日でも変わらない】絶望の日々を過ごします。

(時代音痴の私は、そこでおこった八重姫と赤ん坊のことも知らなかったので胸が相当に痛かったのですが)

それを聞いたのちに妻となる 北条 政子が

「・・・!おかしなお人じゃ!

昨日は変えられないが、明日を変えるのは今日しかないではないか!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

う~~~~~~ん。

なんか一年かけてこの言葉を聴くために見てたのかな!?(^_^;)

本であったり、音楽であったり、人との出会いであったり・・・。

ちょっとしたことで

何かのタイミングとなり、きっかけとなっているんでしょうね(*^_^*)


もがいても、もがいても、先に進めない。

動いても、動いても、何の実も結ばない。

でも、その間にやったこと、考えた事って、きっと次につながっていく!


一見無駄に見えることも、

明日を変える、今日の一部分・・・なのかな!? (゜.゜)


・・・・・・・いやいや、一年かけて大河ドラマ見たことが、どうこうじゃないですよ\(◎o◎)/! 

私は得たものも、多かったですよ(^v^)


・・・良い明日でありますように!

クリスマスですね

今年最後の構造見学会も終わり

気が付けばもうすぐクリスマスですね(T_T)←なぜ泣き?

一年あっという間ですね^_^;

みなさまはどんな風にクリスマス過ごされますか?

お子様の居らっしゃるご家庭はサンタさんってどうですか?信じてますか?


ことりのかあさん宅は、特別どうこうしないのですが、

お兄ちゃんの方が

「いつかクリスマスの時に朝、おかあさんがそ~っと入ってきて

プレゼント置いていったからサンタはおらん!」

というので、

「見たことないからって、おらんとはいえんでしょ」と言ってます。

母:「だいたいクリスマスはイエスさんの誕生日なんだから

   イエスさんが喜ぶことをするのがホントだよ。スジってもんだよ。」

兄:「・・・喜ぶことってなん?」

母:「・・・おかあさんの手伝いするとか、おかあさんの肩たたくとか!? (*^_^*)♪」

兄:「・・・・・・・・・ぜったい違う!(ーー;)」

「ぜったいに居る!」と言ったこともないので、

下の子はどうなのかな・・・と思ってたら。

なんと拙い字で、学校の宿題プリントの裏に何か書いてました。

「・・・?

 『サンタへ!(← 呼び捨てかい?)

 ぼくはクリスマスに○○○○○・・・がほしいです。

 ・・・・・・・・・・・(途中解読不可能)

 ぼくのいえは△△△さんのとなりです!』
           ↑
          おとなりの地区長さんの名前(^_^;)」


地区長さんは有名だから、み~んな知ってるから

きっとサンタだって分かるだろう!って思ったんですかね!? (?_?)

ちょっと我が子ながらズッコケました(*^_^*;)

クリスマス。特別なにもしなくても

この時期になるとイルミネーションや

クリスマスらしい飾りを見ているだけで

なんだかウキウキ華やかな気分になります。


人間、ウキウキ♪って大事だと思いますよ(*^_^*)


どうか、皆様にとって

楽しいクリスマスでありますように♪・・・ウキウキっ♪と、ね!

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誰にもわかってもらえないことって

本が好きでよく図書館に行きます。

といっても難しい本は大の苦手。

宮沢賢治なんかもいいな~とは思うくせに

思うだけ、の私。

もっぱら興味のあるモノや仕事の資料集めが主になります。

だいたい子供と行くので

児童書なんかのコーナーも見ます。


ところが児童書、あなどれません。

子供向けの本というのは

活字も大きく、大人物よりずっとわかりやすい!

中には魂が震えるほどの感銘を受ける本もあったりします。

yosimura_hitori.jpg

15歳の寺子屋というシリーズがあって

その道の著名な方々が

15歳ごろの多感な時期の子供たちにむけて

寺子屋としていろんなことを語りかけている本です。

吉本隆明さんの(良く知らなかった私はよしもとばななさんのお父さん、でやっとわかりました(T_T))

『ひとり』は私には衝撃でした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『つまりあなたが「自分はひとりだな」と思うようになったのは・・・・(中略)

・・・人と比べて自分はどこがどう同じで、どう違うのかをいろいろ考えるようになって、

自分のことがだんだん見えてきたからでもある。』


『・・・相手にうまく伝わらない、誰ともわかちあえないその気持ちこそが<自分>じゃないですか。』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

立ち読みのはずが、借りて帰って

返した後は、古本として今自分の家の本棚にあります。

15歳じゃなくても、大人でも

言うには言ったけど、どうも違う。言葉でうまくどうも言えない。

言っては見たけど、どうも自分のホントウのことと違うような気がする。


ってありますよね!?


誰もわかってくれないって、思ってしまうけど

それって実は自分も自分のことなんて分からないし、

ましてや自分以外の人に分かれっていっても無理なのかも。

分かってもらえないのは孤独ですが

違うから、分かってもらえない、でもある。・・・んですかね。


tigai.jpg


ココ・シャネルだったっけ!?

「かけがえのない人でいたいと思ったら、常に人と違っていなければならない」(あってるかな?)

今、違っているということが不安な時代でもあります。

違っていることを不安がる人が集まって嫌な方向にいけば、いじめです。


みんな違うことは不安なのです。

でも、みんな違う。まったく同じはない。


人は違う。

人は孤独。

でも、同じじゃないから

あなたもわたしも

他に代わりがない。

かけがえない、ということなんです。

かわいいもの=心配の種?

ことりのかあさん、というからには

ウチでは小鳥を飼っているのですが

アパート暮らしとういこともあったので

犬猫はちょっと無理かも・・・(・_・;)


で、セキセイインコを飼い始めました(2年目?だっけ??・・・最近自分の歳も思い出せませんが (^_^;))

Q7530.jpg

ホームセンターで「オスのほうがおしゃべり上手ですから!」って

店員さんに勧められた”Q太郎”

・・・その秋、卵生みました  (T_T)

め、メスじゃん~!

ヒナの時って見分けるの難しいらしいのです (^_^;)


しかし、責任もって飼うつもりでも

「犬みたいに注射打たなきゃならんとかないし!散歩もないし!♪」

って思ってたら甘かった (T_T)

やっぱり、たかだか数十gの小さな体でも

かわいけりゃやっぱり、あれこれ心配したり、

気をもんだりが出てくるのですね。


インコって反抗期まであるんです(T_T)

わたしは”かあさん”なので

一時期「なんだよ!○○ババア!」って

実の子より先に、インコの反抗期にあいました(トホホ・・・(-_-))


動物も、ご縁あってこそ!ですもんね。

もくせい工舎も、時期になると(?)捨て猫・捨て犬の話が

このブログにも載りますが

飼ったからには

責任もって、そして何より!

たくさんの愛情も持って

おそらく看取ることになろう命と

最期まで向き合っていきたいし、

またそうあって欲しい!と願います。


かわいいって思うと、心配も付いてきますが (*^_^*)


ちなみに、セキセイインコはほっぺたの毛が(どこから毛?どこから羽????)ふかふかなので

毛繕いをしてて顔を上げると・・・

kezukuroi.jpg

こんな変な顔になってて面白いです ^m^

Qmo7618.jpg

ウキウキ嬉しいと

金網にしがみついて体を「うん、うん」と振るので

ペットショップでそんなインコを見たら

大歓迎されてるとみて間違いないですよ

(でも咬むこともあるんで、喜びのあまり手は出さないように・・・です m(__)m)

家と歳のとり方

こんにちは。ことりのかあさんです(*^_^*)

みなさんは、どんな風に歳をとりたいですか?

日頃女性の自覚など全くない私ですが

現在のオバサンから、いずれは女性である以上

おばあさんになるわけです。\(^o^)/(←?)


どんなおばあさんになりたいか?

私としては、

70になってシワもシミもなくて

いわれなきゃ20も30も若く見える、おばあさん!?

・・・・ではなくて、

積み重ねた歳の分、

引き出しも、心も、たくさん容量のあるおばあさんになりたいですね(*^_^*)


私は、スタッフとして(時には全く関係なく)

もくせい工舎の(山ん中の!)事務所によくお邪魔します。

築25年超え。リフォームなし。

確かに、新品!ぴかぴか!ではありません。


でもそれは味わい深い・・・(おばあさん、っていうほど古くもないですが)

でも、古臭いカビの臭いや、他人の家特有の臭いがない!

(不思議でしょ?永家さんたちご自身も言われなきゃ気付かなかったんです ^m^

永家さんちは、永家さんちの臭いがしない!ファ○○ーズいりません)

家は古くなったらもう一軒買えるくらいリフォームして・・・。

それが当たり前かと思っていました(実家がそうなので)

家は古くて汚くなる!?

事務所

・・・・そうばかりではないかもですよ!

家と一緒に、住む人も味わい深さを醸し出す・・・

そんな選択も、きっと・・・あり!ですよ

盛況でした!秋の住まい総合展示会

9月15日(土)・16日(日)、秋の住まい総合展示会が宇佐のかんぽの郷・体育館で行われました\(^o^)/

中村チラシ

会場内

もくせい工舎も地元工務店紹介コーナーに♪
展示
・・・。う~ん(・_・;)
・・・ちょっと、若干おとなしめ!? 工務店名もっと大きくすれば良かったか!???
次回に乞うご期待を!!

アイス
会場内は、スーパーボールすくいなどお子さんたちも楽しめるコーナーやアイスクリームなんかもサービスしてもらえます♪

でも各コーナーをまわるスタンプラリーになっているので、来場のお子様たち、ワァワァ言って次々集めて回って楽しそうでした
(モチロン説明そっちのけで、ですが・・・^m^)

こんなものまで!
運動器具
・・・・股、さけますよ^_^;

パン
IHを使った料理の試食も!焼き立てパンも外はさくっとして中はふんわり、おいしかった♪
鍋で焼いてましたよ(発酵も!)

メーカーが一堂に会するので
お施主さまたちも、実物をみて掘り出し物を見つけたりされていたようです(*^_^*)


台風近づいていたので、2日目は雨もひどかったですが、ご来場ありがとうございました!
またよろしくお願いします(*^_^*)

文化はビタミン!

こんにちは、ことりのかあさんです。

朝夕涼しくなりましたね (*^_^*)

気が付けば夏休みも終わり。

何してやれたわけでもないのですが、

あわただしく新学期です。

もくせい工舎も、なんだか大忙しの様相・・・(@_@;;;)

そんな中

先週末、本格的なお茶室に連れて行ってもらえました!♪

以前、もくせい工舎でお家を建てていただいたご夫婦にご招待してもらえて!

バンザ~イ\(^o^)/
         ↑
        不作法この上なしなのに!?

(お茶室はお二人の大事な宝物なのでお見せできませんが)

・・・・。

なんでしょね。なんて言ったら上手く伝えられるのか・・・。

・・・あんまり素敵で、身がよじれる !? (・・・すみません、文才ゼロで (T_T))


もともと、もくせい工舎のお家は、

お施主様たちの個性がキラリとひかる

どちらも「快適~(^-^)、はぁ~、帰りたくない!」

ようなお家ばかりなのですが

・・・・・。

・・・別世界です!(ウチの家とは)


喫茶去

庭の草木、玄関のしつらえ、お香のいいかおり・・・。

お茶室も

なんとも気持ちのいい風が吹いて、そして抜けていきます。

職人さんたちが手掛けたその空間は

明らかに外界の喧騒から切り取られたみたい。

でも、寄せつけない雰囲気でなくて・・・

素朴だけど、洗練。

別空間でありながら、人を迎え入れてくれる雰囲気。

・・・・はぁ~。 (゜゜) ♥

感嘆もだけど、それ以上に居心地の良さったら!

お抹茶も美味しかった!

「おかわり! \ (^-^)」


・・・ってさすがに恥ずかしくて言わなかったけど(^_^;)


掛け軸に書いてあった、「なんとか聴松風」
                 ↑
              この部分説明してもらったのに↷
              すっかり忘れてしまった、スミマセン

「お茶をたてるときに湯を沸かす音が、
                   風が松を揺らす音に似てるから・・・・。」

奥様が説明してくださって・・・・


・・・・あ。また、よじれちゃいました。

八面山は本当にどこから見ても同じなのか???

大分県北の”母なる山”八面山・・・。(゜.゜)

お盆に帰省された方々は

この風景に、きっと「帰ってきたな~」と

ホッとされるんでしょうね (^.^)


大分に住んで、行く年月・・・。

すっかり私にとっても大好きな風景のひとつです。

でも、もともと県外人のワタシ。

若いころは、八面山、伐株山、万年山の区別つかず(?_?)…???


ところで、八面山!!


皆さん、本当に形同じなのか気になりませんか?


ワタシはすご~く気になっていて、一度確かめたかった・・・!(゜-゜)

で、本当にやってみました♪(^v^)


吉富の八面山

こちらは、吉富の【道の駅|遺跡前】近くから見た八面山。

・・・ちょっとふっくら(?)してますね

三光の八面山

こちらは、三光からみた八面山。

横に長~い、しかも吉富より平たく見えますねぇ。

宇佐の八面山

これは、宇佐から見たとき。

こちらに来ると前方に山があって山裾の形分かりにくいですね。


でもでも!!

驚くべきは、お次です!!

monte8.jpg


すごくないですか!?

三光と宇佐の勾配、ほぼ一緒!!  \(◎o◎)/!


すごいぞ、八面山!!

あ~、こうなると上から見たらどうなのか、気になる~(>v<)


次回に・・・・・続く!? (どうかな??)

強さと弱さ

ことりの かあさんの 玄関ドアの前に

ワラくずや、草のくきなんかが

たくさん散らかるようになったら

ちょっと覚悟していなきゃなりません


すずめの子が巣立つ時期なんです。


雀の巣

階段の鉄製の梁の空洞の中に

親雀が巣を作っているんですが

やっぱりこんな風になることが多い。

かご


無事に巣立ってくれれば

少々掃除に手間がかかることなんて

なんともないのですが

やっぱり落ちてしまう子がいて、

残念ながら

見送らなければならなくなる。


鳥用の栄養剤を

口に運びましたが

最期に、私の顔を見て,

それきりでした。


人間は、頑張ればなんとかなる。

何とかなると思うから、なんとかしようとする。

でも、どうしても、どうしても

力の及ばないことに関しては

この小さい子の

【すべて受け入れ、そのうえで生き抜こうとする】

その心の強さにすら

なかなか及ばないことがある。

見取ったのが、親雀でなくて

人間の、私で。

「おかあちゃんじゃなくて、ごめんね」


おかれた状況を

幸か不幸か自分で、決めてしまって

嘆くのは、

人間に知恵があるから・・・?

この小さい子を見てたら

どっちがどうなのかって

分からなくなります。

一心で、懸命。

私は、この子みたいに

生きれてるだろうか。

なんかちょっと湿っぽくなってスミマセン。


でもこんな時にこそ

思いもかけなかった他人の、意外な一面も。

新聞配達のおじさん。

いつも忙しそうに、

ガチャッと自転車を止めて

ザッ、ザッ、ザッと足早にドアに近づいてきて

ガサガサっと新聞を入れてくれます。(台風の日も、大雪の日も・・・)

でもドアの近くに

せめて猫が来ないよう

ラティスにくくっていた籠の中に気付いたのでしょう。

いつもと違って、

そ~っと新聞を入れて、

そ~っとドアから離れて、

そ~っと自転車に乗って行ってくれました。

みんな、やさしいな・・・。

憧れの・・・

こんにちは(^。^)

ことりのかあさん です。

りっぱなブドウ!いただきました  \(^o^)/

ぶどう

「こりゃ~、やっぱ、憧れの一房食いでしょ~!?」というと、

ウチの子「ニヤ~ (^v^)」って・・・。    ^m^

でも、かなり大きくて立派だったので

さすがにいっぺんは無理~  (@_@)

しかし・・・。

大雨の影響は、」農産物も深刻です  (*_*)

でも

ひゃ、ひゃ、【百笑一喜】って・・・(笑)  ^m^


同じ読みでも、これならいいですね♪

なんか元気でますね (*^_^*) ♪

脳内イメージに誤作動が!?

夏らしくなりましたねぇ(@_@)

こまめな水分補給を心がけて、

熱中症にはくれぐれもお気を付けくださいね(*^_^*)


あんまり暑いと頭までボ~っとしてしまいますが、

ところで、頭の中でイメージしたことと実際の違いってありませんか?


建築業や、土地の広さ(坪数)とかを日常的にお仕事としていないと

「あれ??」と、実際との誤差を感じる時ありませんか?

建物基礎

アパートだったり、戸建の(ただし明らかな大豪邸は別ですが)、

建築中の建物の基礎の部分を見て、なんだかせまく感じたりしませんか?

「へ~、結構コンパクトなもんだな~」と思っても、実際は、現在住んでいる我が家より

ず~っと広かったりして、頭の中のイメージした広さと違ったりします。


「○○○坪の敷地!建坪○○!」とか聞いて、自分が知っているところの敷地と比べて

「そりゃ~広い!」とは、思うのに、実際は…


「あれ?思ったより小さい?(?_?)」

多分  ↑ ここのところで、イメージに誤差が。

きっと富良野くらい広いと頭に絵が出てる(私だけかな?)


さてさて、話がかなり飛びますが、

ロンドンオリンピック!

いよいよ始まりましたね!


北島選手が泳いでいたり、ボルト選手が走っているレースの映像…

自分が一緒に競技に出ると

どの辺の位置何だろう(?_?)


ついつい、一番最後の人から少々遅れて…?

な~んて思っちゃいますが


・・・・・きっととんでもない位置をモタモタ進んでいるんでしょうね^m^


そのうち、年齢・運動量・運動経験を入力したら、

バーチャルで一緒に競技に参加できたりするんでしょうね(^^♪

・・・・って、えっ!?

もうあるのかな???

地元だから?

こんにちは、ことりのかあさんです(*^_^*)

ようやく梅雨明けたみたいですね(ほっ\(^o^)/)

こんなに公私共々、待ち遠しい梅雨明けもなかったです。

まだまだ被害の大きかった地域の方たち・・・大変です

また耶馬渓、日田に遊びに行こう!

またおいしいもの食べたり、きれいな景色もみたい!

ささやかな一助ですが。


元気出していきましょう!


ところで・・・実は地元だからか(?)久しく宇佐神宮にご無沙汰していたワタシ。

今年はいろいろお世話になることが個人的に多くて、

しかも・・・・・蓮!蓮が見ごろかも♪


無理やり家族を連れて宇佐詣でです。

阿吽

阿吽ですね。阿阿(?うちの子いわく)もありました。


蓮と橋

蓮は池の全面に咲いているわけではなかったのですが、すごくきれい♪

蓮の実

花が散った後も面白い!


しかし宇佐神宮ってこんな広かった??

でも、ところどころ味のあるものが(^^♪

苔ときのこ

小さな小さな世界♪

カブトムシの女の子

カブトムシも!\(^o^)/(網持って来るのはどうかと思いますが(・_・;))

水草

蓮も見ごろですし、地元の方もそうでない方も・・・ぜひ!

平穏の代償に払うのは・・・

こんにちは

蒸し暑い日が続きますね(@_@;)

少しでも涼しげに感じていただけたら…と、去年のもので申し訳ないのですが

蓮の花です。

臼杵の蓮2

場所は国宝の臼杵磨崖仏の前で、撮影した時も暑かった!(@_@)

大分に住む友人と行ったのですが、大分市内から30分ほどでした。 

でも蓮は見ているだけで涼しげです。

臼杵の蓮4


大きな葉っぱに水滴がキラキラ!

いやはや、暑さ忘れて別世界です。


そのあと、臼杵市内で古民家を改装してギャラリーにしているという

お目当ての店が数軒あったので行ってみたのですが・・・。


・・・。

ない。目当てのお店、一軒も(?_?)


ガイドブックが古めだったのもありますが、なんとも残念・・・。

「夢や希望を持って出発した若い人たちの店がないってせつないね」


・・・。でも次にステップアップしたのかもしれないし!


なにより、変に高い理想ばかりにこだわって、リスクに怯えて

な~んにもしないより豊か!とも、思います。


とはいえ、リスクってやっぱり怖い。


とかなんとか思ってたら、図書館で見た本にこんな言葉が・・・。


【平穏の代償に払うのは 勇気だ】


文面正しいか、誰がそう言ってたかあやふやですが・・・


確かにそうかも!

豪雨のあと(痕・後)

はじめまして(*^_^*)


[ことりのかあさん] です。


あの県北の大雨から一週間が過ぎ、


まだまだ被災された方、ボランティアの方が

もとの生活に戻れるよう懸命の活動をされています。

昨日は熊本、県南の竹田…。昨今の雨は本当に怖いです。


川の傍とか高台とか、土地条件以上にどこで何があってもおかしくない・・・。


いったいどの場所が“確実に安全”かわかりません(*_*;


先日、中津市の恒久橋(鶴市のお祭りのある河原)に行ってみました。


20120711_koukyu_riv.jpg


濁流の痕がそのまま草のうねりとなって残っています。


大雨直後はいつもと違ってなにか変な臭いもしましたが、それは消えていました。


なにもかも、流された・・・のかな。

・・・って。あれ?


「りー、りー、りー」って虫の音が!


虫、生きてる!


あんなに小さいのに!ましてや避難勧告(?)も気象予報もないのに!

自然の本能ってすごい!!

よし!わたしも、がんばろっと!(^v^)

でもでも、もうこれ以上、被害がでませんように!


誰かが悲しんだり困ったりするほど、恐ろしい豪雨になりませんように!

空から。。。 見学者???

こんにちは~ 猫の手momoです!

朝のことです!

完成間近の現場。

玄関前の階段を「じ~」っと眺めておりますと…


私の後頭部から何やら「びゅ~ん」と飛行物体が通り過ぎました。

階段


そうなんですね~!

春のこの時期の風物詩 →→→ つばめさんの夫婦(^^)v


どうも このお家の軒下が気に入ったようで

かわるがわる軒下を見学していました。

 

空+木+土+(つばめ)=自然と共存するお家に…

ひょっとすると、つばめさんも同居するかも!!

(m(__)m つばめさん達の動きが速すぎて写真が撮れませんでした。)

和気あいあいな職人's

こんにちは~

猫の手、momoでーす!


今回は、職人さん達の現場での雰囲気を、ちとお伝えしたいと思います。


徳丸大工さん:人懐っこい笑顔で、回りを気遣ってくれます。
 
中島大工さん:ユニークで、場を和ませてくれます。

田中大工さん:若手ですが、仕事っぷりと笑顔が素敵です。

電気工事の堂免さん:少し控え目で、大工さんとの相性はバッチリ!


この四人衆の作業は、いつも通り奇麗な仕事をするのですが、

その合間の会話を聞いていると、

思わず「あはっ。」と笑ってしまうのです。(^v^)


一人が、少し困っていると、

漫才のように「ツッコミ」を入れて相手の反応を楽しんでから

アドバイスをするので、いつも和気あいあいとしているのです。

      (誰がいじられているかは内緒。)


時々、私にもツッコマミがありますけど・・・

録音して皆さんに聞かせた~い。


今日も和んでしまっった 私・・・(*^_^*)


お・ま・け

意外と可愛いサンダルをはいているのです。

誰でしょうか?

職人さん職人さん

注)靴は外履き用です

猫の手、本領発揮!(自己満足?)

こんちは!

豊後高田市の現場に出没中の猫の手momoです。

現場のお掃除中、

徳丸大工さんから、お手伝いの以来を頂きました\(^o^)/

吹き抜け部分の天井板の貼り付ける補助

4mの板を脚立に乗って端っこを支えるだけなんですが、

徳丸大工さんに「助かった。」って、言われて

その日は気分上々↗↗で仕事を終わりました(*^_^*) 

単純???。。。


いつ見てもきれいな仕事をしている大工さん達。

板を一枚一枚確かめつつ、無駄にせず、

大工さん


携帯電話ではないのですが、スマートな仕事ぶり・・・ 

当たり前の様に、キレイに仕上がりました。

大工仕事


ホレボレ♪♪しながら猫の手、撤収!


では、またの出没をお楽しみに・・・

moko moko house で~す!

こんにちは~。猫の手 momoです。

只今、豊後高田市の現場に出没しております。

昨日13日(火)、

壁と天井に白いmoko×2(断熱材)の充填をほぼ終え、

家の中がmoko×2 になりました。

何だか羊毛のセーターに包まれている気分になるんです。


なぜ?って  

外気温は10度以下ですが、

家の中で作業をしていると

「ぽわぁ~ん。」と温かくなるのです!

未完成なのに、どんだけ⇒ぽわぁ~んとしているか・・・(^v^)

このmoko×2 に触ってこの空間を体感して頂きたいです!

早いものです!

こんにちは~。 猫の手momoです!

本格的な冬の到来ですね?

この寒さに負けないように 

日々、食べて・寝て・仕事を楽しんでおります。

早いもので、この「猫の手」業をはじめて一年が過ぎました。


この一年を振り返って見て思うのが 

何と まぁ~。 家を建てるのに、こんなに前準備が必要なのね?

と、驚きmomoの木山椒の木でした。

土地があるのか? 資金は? 家のデザインは? 

だけではなく それらに付随しての書類や手続きをする・・・

素直に 「げ げ げっ」 沢山書類がいるのね~(@_@) 


そーして

お施主様家族の思いを形にして

新たな家族の歴史の始まりをお手伝いさせて頂く・・・ 

ん~。 実に大変だけど 

出来上がった家を喜んで頂いた時のとびっきりの笑顔が

私達の最大級のボーナスです\(^o^)/


現場では

「猫の手」なりに、大工の徳さんや中島さんが仕事をし易いように 

片付けやサーモウールの充填をしつつ、

お住まいになる、ご家族の最大級の笑顔を思い浮かべておりました。
   (意外とサーモウールの充填は面白くて、はまっちゃいました^^ )


感謝!!の2文字につきる新米一年目でした。


「猫の手」 頑張ります!

無垢の木は⇒⇒香りのいい薪になる!

こんにちは!! 猫の手 momoです!

徐々に寒い朝になってきましたネ!

うちのわんこ達(3匹)は丁度いいみたいですけど・・・


昨日 建築中のT様邸の廃材を片付けにいきました。

この廃材も無駄にせずOB客様宅へ配達に行きます。

そして いつものところに薪を置いていると、OB客様が手伝いに出て来てくださいました。


猫の手:「いつもありがとうございます。」 「おかげさまで助かっています。」

OB客様:「いいえこちらこそ いつもいい薪をいただいて・・・」

      「おかげであったかく過ごしています。」


猫の手:「暖炉ってそんなにいいですか?」って聞くと

OB客様:「ええ、私は好きですね! 
       火の暖かさもいいんですが、木の香りがとてもいいんですYo~。」

            って・・・  

欲しい !(^^)!  と~っても欲しくなりました。

これから暖炉貯金を考えよ~っと!


寒いといえば この事務所・・・

24年前に建てたこの事務所→→→と~っても寒い!!

と~ても暖かく(く住める)を建てる工務店だけど・・・

事務所は寒い・・・  これ如何に・・・

 
  注意:お越しの際には事前にご一報下さいませ!!

    事務所を暖めておきますから・・・(^_-)