"見せる"と"隠す"の上手な使い分け

こんにちは、もくせい工舎です。

暮らしやすい家を叶えるには、「見せる部分と隠したい部分をいかに使い分けるか」が大切です。
見せたくないものは隠しつつ、ニッチなどの見せる収納でインテリアを楽しむ余裕も欲しいもの。

今回は、 "見せる"と"隠す"を上手く使いわけるための家づくりの秘訣をご紹介します。

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片づけているつもりでも、どこか雑然とした印象になってしまいやすいのがキッチンではないでしょうか。

作業スペースに食品の袋や食器洗いのスポンジが見えていると、どうしても生活感を感じてしまうもの。
キッチンの前面に腰高の壁を設置して手元を隠すタイプの対面キッチンなら、手元が壁で覆われるので、リビングやダイニングからの視線をさりげなく遮ることができます。
キッチンで作業中に急な来客があっても慌てなくていいのも魅力です。

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洗面所トイレは、収納したいアイテムが多い場所。
頭より高い位置に収納をしつらえることで視線が届きにくく、すっきりとした印象を維持できます。
造作で収納家具をつくることも可能ですが、頭より高い位置にシンプルな棚を設けて、かごに入れて収納するのもおすすめ。
コストをかけなくても、オシャレで使いやすい収納スペースをつくることは可能です。

もくせい工舎のプランニングでは、「ここに小さな棚があったらいいな」など細かい要望にも対応します。
一緒に理想の住まいをつくってきましょう。

老後も子ども部屋を活用できる平屋暮らし

こんにちは、もくせい工舎です。

子育てがひと段落して仕事を引退すると、夫婦2人の生活がはじまります。
2階建ての2階部分に子ども部屋ををつくった場合、お子さまたちが巣立った後、デットスペースとなってしまうケースも少なくないようです。

老後も自分たちらしく快適に暮らすために、子ども部屋を1階に設けて将来まで有効に使いたいと要望される方が増えています。

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また、お子さまが個室を必要とするかどうかはご家庭それぞれの考えによります。

しかし、小さな部屋を複数設けるよりも、大きな部屋を数少なくつくるほうが、可変性は高くなりますし、かつ最小限のエアコンで過ごすことができます。

将来、部屋を仕切りする可能性を踏まえるなら、6帖の部屋にも扉を2つ設けておくと安心です。ベッドと机を置くだけの子ども部屋ならメーターモジュールであれば3帖もあれば十分。壁をしつらえなくとも、カーテンや本棚で仕切る方法もあります。

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お子さまたちが巣立ったあとは、夫婦それぞれの書斎や趣味部屋、運動ルーム、収納として活用できます。
夫婦で多目的に使える部屋は、1階に配置するからこそ老後の暮らしで活用しやすくなると思います。

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老後の暮らしを考えたとき、一番大切にしたいのは暮らしやすさです。
人生100年時代と言われる今。
理想のセカンドライフをイメージしてマイホームを選ぶ方も多くなりました。

子育て中は家族のコミュニケーションが取りやすく、老後まで空間をムダなく活用できる平屋は、老後まで楽しく快適に過ごすための魅力でいっぱいです。