9/25,26の土日、もくせい工舎では
国東市にて、完成見学会を開催します。
詳しくは→こちら♪
本日そのお家の写真撮影にお邪魔してきました。
お邪魔した時は、まだカーポートが工事中。
お庭をてがける実意園さんが多忙で
見学会までに間に合いませんでしたが、
お庭ができたら、撮影...再度、できたらいいなぁ。
そして、この日は
原田左研の職人さんが
玄関の三和土風土間の最終仕上げをしていました。
「(撮影するのに)玄関から入って大丈夫ですか?」
「あ、はい。今は大丈夫ですけど、これから塩酸で洗うので...。」
「あ、じゃあ、あちらから出入りしましょうね。」
飾る花を活けながら、さっき聞いた「塩酸で洗う」が気になって仕方ない。
忙しい原田左研の職人さんに、ちょっと聞いてみました。
「さっき、塩酸で洗うって言ってましたけど、
塩酸で洗うと、どうなるんですか?」
「あぁ。(土間の)アルカリ成分が出て白っぽくなるので
酸で中和して、きれいにするんです。」
「壁の漆喰は、酸で中和しないようですけど、
土間はするんですね」
「壁の漆喰は、石灰の色味自体が大事なんですけど、
土間は強度をあげるため、セメントも入っています。
セメントの色味や、三和土に入っている(きれいな)石の色味を
美しくするため、最後に洗う作業があるんです。」
なるほど~。
お忙しいのに、根掘り葉掘り聞いてしまった・・・。
真摯に答えてくださった職人さん、ありがとうございます。
撮影していると、場所がら
飛行機が通過します。
大分空港が、ちょっと先ですものね。
室内にいると、音もそれほど気になりません。
撮影をしていると、それこそ先ほど話した
原田左研さんの仕事ぶりが目に飛び込んできます。
この、鏝の跡、本当にいいでしょ~。
もくせい工舎の漆喰の壁は、本当に手仕事なので
その跡が、なんとも言えない雰囲気を醸し出しています。
手び練りの器みたいな、あの素朴な感じです。
手洗い鉢とステンドグラスが素敵な、手洗い場。
直線も、漆喰だと雰囲気は柔らかいですね。
もくせい工舎のお家も、実は【新築の匂い】があります。
建ててしばらくした木の家の匂いとは違う、
フレッシュな、【切りたての木】の匂い。
実際には、乾燥させたりするので
切りたて!ではないはずなのに不思議です。
撮影後は、髪の毛とかから
気のせいか、木の香りがする。
おそらく、はじめてお越しになる方は
圧倒的な、清々しい木の香りにビックリするかもしれません。
大概、撮影にお邪魔している私でさえ、
撮影してると思います。
「どこまで木やねん!」って(笑)
それくらい、ふんだんに木が使われています。
これを見慣れていると、木の家の概念が変わってきちゃう。
見学会では、その辺も見どころかもしれません。
こればかりは、実際に
来て見ないと分からないですものね。
それと、
マニアックかもしれないですけど、
私は、カーテンが風に揺れるのがすごく好きなんです。
自然の風が、ふわ~っと入ってきて
カーテンが、無垢の木の上を揺れて。
絵になりますよね~。
いや~、しあわせな光景だ。
今週末は、お天気もよさそうです。
車で数分のところに
道の駅くにさきと、きれいな海もあります。
よかったら、ご家族で
「どこまで木やねん!」の
自然素材の家に会いに来てください。
今週末の見学会、詳しくは→こちら!
・・・ちょっと都合が悪くて~
という方も、OB様邸個別案内なども致しております。
こちらも、下記バナーより↓遠慮なくお問合せ下さい。
みなさまにお会いできるのを、楽しみにしています。