ぼくは、しろあり。
数回、シロアリのことを書こうと思います。
色々調べていたら、ちょっと膨大になりましたので、
まずは、その生態から。
・・・といっても、虫が苦手な方もおられるでしょう。
ましてや、シロアリなので、苦手どころじゃないかもですが、
主人公(?)のシロアリも、少々可愛らしくデフォルメして描いておりますので、
以下、良かったらお付き合いください。
こちら、折を見て、サイトの方に、
ことりの母さんの自由研究的な感じでまとめようかと思っています。
お楽しみに(⁉)
数回、シロアリのことを書こうと思います。
色々調べていたら、ちょっと膨大になりましたので、
まずは、その生態から。
・・・といっても、虫が苦手な方もおられるでしょう。
ましてや、シロアリなので、苦手どころじゃないかもですが、
主人公(?)のシロアリも、少々可愛らしくデフォルメして描いておりますので、
以下、良かったらお付き合いください。
こちら、折を見て、サイトの方に、
ことりの母さんの自由研究的な感じでまとめようかと思っています。
お楽しみに(⁉)
~ようやく、棟が上がりました~
二週間前から天気予報とにらめっこした父ちゃん。
そして、一昨日、ついに迎えた快晴の一日。
棟上げ前の作業も天気に邪魔されず、
当日は、雲一つない空の下、棟上げ、無事完了しました!
現場に集まったのは、若い大工さんたち。
皆さんキビキビと動きながらも、笑顔が絶えず
掛け声と笑い声が飛び交う、活気あふれる一日だったそうです(^^)
「楽しそうに仕事をしているなぁ」
と、つい頬がゆるむような、そんな現場の空気だと...。
柱が立ち梁が組まれて、家のかたちが表れてくるたびに、
現場にはちょっとした感動と高揚感が広がります。
大工さんたちの連携と手際の良さに父ちゃんも大満足。
帰ってきた父ちゃんの顔がとーっても嬉しそうでした\(^o^)/
これから少しずつ
この骨組みに"暮らし"が宿っていきます。
木々(ここ)ち良い"家づくり物語"の序章が始まりました!
遅ればせですが、上棟、おめでとうございました‼
アップした日付順に並ぶため、せっかく上げているのに、もったいないので。
近々に永家Tさんが書いた記事があります。こちらもぜひ!
『父ちゃんと天気予報と、雨の合間の夕焼け』
『今日は息子の、誕生日。』
ただ今、構造見学会待ちのお家があります。
構造見学会に至るには、ざっくり言うと、
【地鎮祭】→【基礎工事】→【上棟】→【断熱工事&大工工事の途中】
くらいの、進捗を必要とします。
基礎工事には、コンクリートが使われるのですが、
このコンクリート、一定の強度を出すには、
養生期間というものが必要になります。
その養生期間も、晴れの日が続けば早いのですが、
雨だとなかなか進まない。
そういったわけで、養生期間が梅雨時にあたると、
進捗がお天気次第で、なかなか読めないことになります。
つまり、構造見学会を●月の上旬くらいで!と思っていても、
お日様マークが天気予報に見えないと、告知のタイミングも取りにくいという訳です。
そのヤキモキする様子を、永家Tさんが書いた(近々アップ予定の)記事→こちら!
さて、その構造見学会。
完成見学会ほど、華やかではない。
あたりまえですが、完成した状態や雰囲気、つまり【見た目】が気に入って、
中身の【構造】を、確認される。
この流れがほとんどでしょう。
一方で、もくせい工舎の構造見学会を見て、
「見ても、あまり意味なかったな」と思う方は、ほぼ、いないのではないでしょうか。
それは、目に見える部分、【表向きの、上辺の】に対する
見えない部分、【内面や、本音】といったものを知るからです。
本漆喰の塗り壁で、見た目にもカフェのような
はたまた、ジブリ作品に出てくるような、
雰囲気の優しい、もくせい工舎の外観ですが、
それと同じくらい、いや、それ以上に、
力を入れているのは、見えない部分への配慮なので、
構造見学会では、その伝えたいことを、
そのまま、直に見てもらえる。
説得力があるから、「来た意味」「見た意味」に繋がるのだと思います。
どんな人にも、長短あるように、
どんな工務店にも、長短はある。
そして、それらは、見方により、
長所が短所に、短所が長所にもなる。
その見方とは、お施主様と建てる側の相性による、とも言えます。
どんなことにも【長短あり】、そしてそれには【相性】もあるという観点から、
もくせい工舎こそが、これを読んでくださってる方の【ベストの選択】かは、私には分かりません。
ただ、ここまで、【中身】【中身】と、口酸っぱく言う工務店を、
ここまで、ディープな自然素材の家を、多数派だとは思えない。
それは、かつて、代表の永家さんが、家族のアレルギー体質に思うことがあったように、
本当に、色々な事情があって、
【本物の自然素材の家】を望まれている方にとっては、切実なことなのではないでしょうか。
そして、新築の家と言えば、新築のアパートのように、
新品の壁紙、新品の備品から、
真新しい、化学薬品の臭いがプンプンするような、
そういったイメージが凝り固まっている方からすれば、
全く思ってもいなかった【The 木の家!】であり、
【This is 木の家!】であるだろうと、そこは、忖度なしに思います。
構造見学会のお知らせの準備も整っています。
【その時】が来ましたら、またお知らせしますので、
お楽しみに!
予定日を過ぎてもなかなか出てこない。
これはもう...じっと待っても仕方がない。
大きなお腹を抱えて、階段の上り下りに、庭仕事にいそしんだ日々。
そんな私の必死さとは裏腹に、
まるで「まだ今じゃない」と言わんばかりのマイペースでこの世にやってきた彼。
「純粋に子供だった頃。」
この時すでに、"我が道をゆく"予兆はありました(^^)
病院での出産に心折れた私は、つぎこそはと自宅分娩を希望。
(下の娘は自宅分娩でした\(^o^)/)
あの頃は、親としても未熟で、今思えば息子にとっては「初めての親育て」でもあったのかもしれません。
「家族のイベントでは」
ひげをつかまれてもニコニコ。
優しさが前面に(*^^*)
やがて"守る"立場から"見守る"立場に。
気が付けば、背中を追いかける存在になりつつあります。
たまに驚かされることもあるけれど、
自分の道をしっかり歩いているようで、頼もしいかぎり。
「何を考えているのかは、本人のみぞ知る」
生まれてきてくれて、ありがとう。
そして、これからも元気に、自分らしく!(^^)!
無精者の相方、久々の投稿です。
ここ2週間ほど、父ちゃんが朝から晩までずっと見つめていたのは、空でもなく、図面でもなく――
天気予報アプリでした☁️
というのも、土曜日が棟上げ。
できたら、できたら、一週間せめて五日、雨をさけたい!
雨が続く予報に、父ちゃんの目が真剣そのもの。
「あ、雨マークが消えた!...いや、出た...」
もはや、天気予報との真剣勝負。
建築業あるあるなのか、父ちゃんの個性なのか。
相方は静かに見守ります(笑)
一喜一憂の父ちゃんを他所に
しょんぼりした空気の中、雨の合間にふっと、空が開けて、
夕日が差し込みました。
それが、こちらの一枚☟
一瞬の晴れ間!
父ちゃんがが見つめていたのは、きっとこんな"奇跡のタイミング"だったんだろうなぁ。
なんと、また鬼の霍乱か。先般、入院いたしておりました。
数年前と同じような、えぐられるような激痛が、
肋骨の内側や、背中に走る。
白湯を飲めば、その刺激で悲鳴をあげ、
寝返りも打てず。
また、変な腫瘍でもできたのか?と思い、
前回同様、胃腸科のある個人病院に伺ったのです。
前回のこともあるので、先生も「念のため」と、次に大きな病院へ紹介してもらい、
そこでも、「前回のこともあるので」で、更に大きな病院へ。
大きな病院ほど、紹介状なしには受診できないので仕方ないのですが、
前回と全く同様の、【個人病院】→【中堅病院】→【地域の大病院】と回る羽目に。
(レントゲン撮って、CT撮って。その精度は変わっても、やってることは余り変わらないので、
診察的には、逆マトリョーシカみたい。)
この出費を少しでも抑えたいご時世に、
あっちでもこっちでも、そこそこの受診料をとられるのは、正直、結構キツイもの。
(致し方ないのですが・・・。)
原因は、それほど大したことなく、手術もなし。
断食と投薬だけで、経過観察のための入院となりました。
前回も、なんとなく感じていたことですが、
病室の空気、というか空気感・・・が、なんかいいような。
それもそのはず、
病室の壁、これ、珪藻土なんでは?
(病院の壁が珪藻土なのか気になったのは、おそらく少数派であろうと思います。)
天井や床材などは、一般的な素材なのですが、壁だけ珪藻土のようです。
この一部分だけでも、雰囲気や空気感が全く違う!
寒々しくない、硬くない!
珪藻土より、漆喰の方が好みですが、
この一部分だけでも、こんなに違うのか!というのが、驚きでした。
忙しい看護師さんに「これ、珪藻土ですか?」と聞くわけにもいかず、
それどころでもないし、気にもしていないでしょうから、
確かめようがなかったのですが、
触った時の、多孔質な手ざわりは、おそらく間違いないと思います。
話は変わって、入院中のエピソードを。
大部屋入院だったので、部屋は、患者さんの入れ替わりがあります。
数日の入院のうち、おとなりに、おばあさんが別室から、移ってこられました。
眠ったまま、ベッドごと移動されてきたので、
最初、寝たきりの方なのかと思っていました。
なんと、御年101歳。
車いすや、排泄、食事の介助はいるものの、お耳も遠くないよう。
私は、普段から活舌も悪く、声も通らず、
若い人にも、スマホにも、聞き返される状態なので、
特に、こちらから話しかける機会も(勇気も)なかったのですが、
数日おとなりにいて、思うことがあったので、書きたいと思います。
101歳・・・。1924(大正13)年生まれです。
誰と同じ年なのか気になって調べたら、
なんと、力道山!
あと、「人間だもの」の相田みつをさん。
尊敬してやまない吉本隆明さん(吉本ばなな氏の父君)、
越路吹雪さん、高峰秀子さん、京マチ子さんと、そうそうたる大女優の名もズラ~っと。
更に、こちらは、ご存命。今なお、現役で活躍中の、藤城清治さん。
ステキな、影絵の、ステンドグラスと見紛うばかりの切り絵を生み出されています。
つまり、そういった方たちと同級生であり、
そういった時代を生きてこられたわけです。
終戦時だって、21歳かそこらの、娘さん。
時代的に若くして、すでに「お母さん」となっていた可能性もあります。
あの大変な時代を、もう、一人の大人として、
へたしたら、子を守る親として生きていた人。
何ということだろう。
そのおばあさんに声をかける勇気もなく、
こそっと調べて、驚嘆の声を飲み込むしかなかったのです。
その、おばあさん。
隣にいると、何度となく「何歳~?」と言われている。
食事の介助中に、飲み込むのがゆっくりなのか、
時間が空くたびに、そう問われる。
入れ替わり立ち代わり、食事の度に
「何歳~?」
「もう、覚えてねぇ~?」
・・・うわ~、これ、私だったらイヤだな~。
大人になって、そこそこのオバちゃんになって実感したことですが、
外見はどんどん年老いてきていても、
中身の「わたし」は、物心ついたころからの延長線上にいる気がするのです。
例えるなら、車でもロボットでも、何でもいいんだけれど、
その外見だけは、どんどん年季が入って、ぼろくなってきて、
でも、その運転している「わたし」は、経験値だけが上がっているような。
だから、中身の「わたし」は古くなっているつもりもないのに、
外見だけどうのこうの言われる。
・・・年取っちゃ、いかんの?
古くなっても、「わたし」は「わたし」。
「何歳?」「何歳?」と、毎回聞かれるのは、
「うるさいわい!」と言いたくもなります。
おばあさんが、どう思っていたかなんて分からない。
けれど、ある人にだけ、違ったのです。
オムツを替えの時、皆さん「●●さ~ん、替えますね~」と一様に声を掛けます。
「・・・ん~。」だいたい、こんな返事。
ところが、数日隣にいると、
唯一、おばあさんがお礼をいう看護師さんがいました。
「・・・悪いねぇ。ありがとう。」
「全っ然!」
その女性の看護師さんは、私にとっても、とても信頼できる人でした。
こちらを、不安にさせないというか、
くだらないことを聞いても、オールオッケーというか、
モヤっとさせないというか。
うまく言えませんが、人を、上にも下にも置かない。
非常にフラットで、見下したり、差別しない。馬鹿にしたり、からかったりしない。
まっすぐ、看護している。
そういう印象を持っていたのです。
「・・・おばあちゃん、人を見る目があるなぁ・・・」と、
夜中に数回目を覚ましては、
そのやり取りを、こっそり聞いて、思っていたのでした。
病院のことを、英語でHospital(ホスピタル)といいます。
この頃、病院に限らず、ホスピタリティという言葉も、よく聞きます。
ざっくり言えば、「ひとを思いやり、大切にし、気持ちよく過ごしてもらうための心遣い」でしょうか。
ひとを思いやることができるのは、
ミラーニューロンや、オキシトシンなどのホルモンの影響も大きく、
ストレスフルで、常に寝不足だと、そんな余裕もなくなってしまうのかもしれません。
ただ、住み慣れた家を離れ、家族と離れ、近所の親しい人とも離れ、
あれほど大変な時代を乗り切って、下の世話を謝るおばあさんの隣にいて、
「いずれ通る道なんだよな、私も」と、思わずにはいられなかったです。
相手を、少しもモヤっとさせない。
あの看護師さんには、経験や肩書以上の、
看護に対する、まっすぐな「芯」のようなものを感じて、
とても、ありがたかったのでした。