【施工事例】自然素材+ZEHでより快適なビルトインガレージがある家

こんにちは、もくせい工舎です。

宇佐市の閑静な場所に、シャッター付きのビルトイン仕様の平屋の紹介です。
日田土の温もりがある色合いにマッドブラウンの屋根瓦が落ち着いた印象です。

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木と漆喰の自然素材の家でZEH仕様、ビルトインガレージ付きと、自由設計ならではの住まいになりました。

玄関に一歩足を踏み入れると、爽やかな木の香りに包まれます。

ステンドグラスが映える手づくりの建具が、お家の印象を高めてくれます。
もちろん、オーダーメードのシューズクローク付きです。

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無垢の木をふんだんに使ったリビングは、ログハウスのような趣ある雰囲気
高い天井とロフトのおかげで、より広々と感じられます。
自然素材に包まれる素朴さの中で、障子に見立てた建具が凛とした表情を見せてくれています。

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ご主人様の大好きな無垢の木をふんだんに使用した効果で、まるで森林浴をしているかのような心地よさを感じられます。

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ご要望に応じて、OBさまのお宅の見学も承っております。
まずはお気軽にご連絡ください。

【お悩みQ&A】子育てや家事がラクになる家にしたい!

こんにちは、もくせい工舎です。

今回は、もくせい工舎のアンバサダーであるなつみさんに、子育て中の方から寄せられるお悩みに応えていただきました。

木の家でのありのまま暮らしを発信するなつみさんのInstagram(@kinoie.natsumi)も好評です。ぜひ、フォローや「いいね」をお願いします♪

Q:子どもが片付けが苦手でおもちゃが散らかります。
A:子どものおもちゃっていつの間にかどんどん増えますよね。
私もアパート時代から子どものおもちゃの片付けについては試行錯誤しています。
大人も子どもも、物が多すぎると片付けが大変になるので、子どもと相談して最近遊んでいないおもちゃは一旦段ボールに入れ、家族共用のクローゼットに収納するようにしています。
定期的に収納しているおもちゃと交換してあげると、新鮮さがあって子どももうれしいみたいです。

お部屋のおもちゃは、私自身が大雑把な性格なので、外からは中が見えないようなケースに入れて、なんとなくきれいに見えるようにしています。
また、ざっくりでいいので、おもちゃを分類してあげラベルを付けておくと、子どもも片付けしやすいみたいです。この方法になってから散らかったままになる事があまりなくなりました。

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Q:共働きで洗濯が負担になっています。
A:アパート時代は外に干すしか選択肢がなかったので、朝は出勤や保育園準備で時間がなく、やむなく夜に洗濯してベランダに干していました。

もくせい工舎の家に住み始めてからは、夫婦で家事の分担を決めていて、洗濯物は夜に夫が回しています。寝る前に一旦脱衣所に干してもらい、換気扇を回して就寝します。私は、朝その洗濯物を浴室に移動させ乾燥機能を使います。柔軟剤を使わないのでバサバサになるタオルは衣類乾燥機に入れてスイッチを押すだけなので、忙しい朝の時短になっています。気になる電気代も、日中の太陽光発電でまかなえるので、ありがたいですね。今の時期、花粉の心配もないのでとても快適です。

洗濯については、住まいの環境や太陽光などの機能で、快適性が大きく変化するところですね。

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子どものおもちゃの片付けは、今すぐにでも取り入れられるアイデアですし、電気代を抑えて室内干しする方法は、今後の家づくりで大いに参考になるのではないでしょうか。
なつみさん、ありがとうございました。

外観デザインの考え方について

こんにちは、もくせい工舎です。

今回紹介するのは、外観デザインの考え方についてです。
当社では、形はシンプルでありながら素材や色に温かみがあり、自然素材にこだわった外観をご提案しています。
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もくせい工舎の家の外壁は漆喰塗装が多いですが、腰板をしつらえたり、腰板を好みのカラーに塗装したりといったデザインも可能です。漆喰には、強度に影響が出ない程度で赤土などを混ぜて、淡い色を出すこともあります。

軒の出があるデザインで、屋根は、雨漏りのリスクが少ないことから、本を開いて立てたようなシンプルな形状の切妻屋根をご提案することが多いです。この切り妻屋根は、構造上空気の流れを遮らないため、換気能力に優れています。
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漆喰は見た目の美しさや存在感のある佇まいも魅力ですが、何といってもメンテナンスフリーという利点があります。もちろん、経年による変化は見られますが、風合いとして楽しめる趣があるのです。また、一般的なサイディングは、新築時から15年~20年で張り替えが必要といいますから、その差はかなり大きいです。

デザインはもとより、建てた後にお金がかからないのが一番良い外観といえるのではないでしょうか。

あったらステキだけど、なくても困らないものを どう考えるか

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


わが家を建てることになった時、最初に見せてもらったパースに
ウッドデッキがあって、

「おぉ~、うちでもウッドデッキなんて付けれるの⁉」
と驚いた記憶があります。

ウッドデッキがあれば、床がフラットなので
室内から見ても広々、贅沢に見えます。

外の風に当たれるのも素敵です。

「BBQとか、できるし」

・・・いや~、ウチせんかも。

洗濯ものも、景色が見えた方が良いので
デッキには、きっと干さない・・・かな~。

結局、わが家にはウッドデッキがありません。

子どもとの、転校の条件がロフトを作ることだったので
それを優先してあきらめたというか、

あとでどうにでもなる気もして、「まぁいいか!いらん!」としたのです。


その代わりどうしたか。

こうしました。↓
(あらかじめ断っておきますが、おしゃれな話ではないです。)

縁側

ウッドデッキならぬ縁側です。

縁側
草ボーボーですみません。

しかも、見てお分かりかと思いますが、すのことブロックでできています。
オシャレではないですが、ことたりてます。

ウッドデッキに求めるものが、

床のフラット感と、外の風にあたることだったので

縁側で十分だったのです。

ヒノキのすのこをホームセンターで買えたので
雨風にもわりと強い。

例え、ボロボロになったとしても、すのこを変えるだけの手軽さです。

もう、私のような不器用&めんどくさがりには
うってつけ。

少々ガタつきますが、野良仕事のあいまの休みにも、

コーヒーを淹れて、外で飲むという気分転換にも、

このちょっとのスペースでも、充分充分。

屋根と一体型ウッドデッキ
家の屋根の内側に同化したように設置したウッドデッキ。

ウッドデッキも、お施主様たちのお家に見られるような一体型ではなく、

わが家に付けるとしたら、完全な外付けになるので、メンテナンスも早め早めにしないといけない。

そんなマメな人間はわが家にいない。

親方邸外観・ウッドデッキ
原田左研の親方邸は、ウッドデッキと縁側の合体版。ご近所さんが"ばーちゃん"を訪ねて来ても、「ハ~イ」なんて気軽に出れます。

ウッドデッキより縁側がちょうどいいタイプだったのです。


そうそう、意外に良かったのがパーゴラでした。

パーゴラ
ずいぶん後々、付けてもらいました。雨に強いヒノキ製です。組み立てた後から、自分たちで色を塗ったので大変だった...。
もし設置されるときは、ぜひとも、先に塗ることをお勧めします。

本当は、長い軒先で、その下にテラスがあって・・・が理想だったのです。
(試しに【軒先が長い家】で検索してもらったら、「あ~、こんな感じのね!」と伝わるかと思います。)

残念ながら、そんなお金はない。
出せるとすれば、知恵?

知恵と言うか、どケチ根性というか。

充分ことたりるような、「その代わり」を見つければいい。

パーゴラができたことで、不思議と何もない時より
空間が広く感じます。

暑い時は、日よけも付けることができます。

日よけの役目をするはずの、モッコウバラはまだまだですが、
いずれ、緑の屋根になってくれることでしょう。

あったらステキにいくらでも使えるならともかく、
そうでなければ、創意工夫で自分なりのやり方をさぐるしかありません。

でも、その右往左往した感じや、自分なりの【ことたりる】感じを積み重ねて、

家は、そのご家族らしさが出てくるのではないかと思います。

手がかからない家や庭はラクですが、
思い入れも思い出も少なめです。

どっちが良いかは人それぞれですが、
理想通りにいかなくても

これはこれで、自分なりの家であり、空間なんだと
時折思います。

その人の周りの空間は、「その人」がつくっている。

唯一無二の
その人らしさ、でもあります。

【トイレ特集】自然素材を使った快適な空間をご提案します。

こんにちは、もくせい工舎です。

トイレは毎日使う場所だけに、快適な空間にしたいもの。
もくせい工舎では、トイレや洗面室といった水回りにも、木をふんだんに使用していますが、無垢材と漆喰の使い分けにはこだわりがあります。

トイレは狭い空間なので、掃除道具などがぶつかって壁を傷つけないように、床から1mほどの高さには腰板を施し、その上部に漆喰を使用しています。
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ご要望で壁全面を無垢材にすることもできます。杉板はアンモニアなどの悪臭成分を吸着することなどによる消臭効果があります。
また、漆喰は、多孔質でトイレの気になる臭いを吸い取り、強アルカリなので中和反応が起こると同時にカビも防いでくれます。

トイレは、標準仕様でLIXILのタンクレストイレ「サティス」や、パナソニックの「アラウーノ」からお選びいただけます。

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トイレはコンパクトな空間だからこそ、無垢材や漆喰をつかうことにより、木に囲まれるようなリラックス感を感じることができます。住宅設備の標準装備については、HPでもご紹介しています。
【厳選された標準装備】https://www.mokuseikosha.jp/20equipment/

自然素材の家と無垢材造作家具の良い関係

こんにちは、もくせい工舎です。

家を新築するときには、家具を一緒に選ぶ人も多いのかもしれません。
もくせい工舎の見学会や事務所にお越しになった時に設置しているテーブルやHPの「木あそび」、施工事例を見て、造作家具をご要望されるお客様もいらっしゃいます。

造作家具とは、大工さんが現場で手加工によりつくるものや、木工所で職人さんがつくる家具のことです。

もくせい工舎の家は、無垢材や漆喰といった自然素材でつくられていますから、ギラギラ、テカテカした既製品より、無垢材で造った家具との相性がいいです。
家具屋さんにも、木製家具はたくさんそろっていると思います。
しかし、見た目だけの無垢材であったり高額であったりサイズ感や質感、木目の柄を考慮すると、造作家具にするのがおすすめ。
空間の有効活用やインテリアの統一感にも一役買ってくれます。
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代表の永家は、ものづくりが好きですから、ご要望に応じてポストや木の時計を作ることもあります。HPでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
【木あそび】https://www.mokuseikosha.jp/53kiasobi/

懐かしくて可愛い、昭和レトロガラスの魅力


こんにちは、もくせい工舎です。

職人さんによる手作りでオリジナルデザインを提供している建具には、お客様が好まれるインテリアに応じて、昭和のガラスを使うことがあります。
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どこかレトロな昭和のガラス。
昭和の職人さんは粋な人が多かったのか、幾何学模様など斬新なデザインが魅力です。
もちろん、昭和の時代を生きた方には、懐かしさも感じるでしょう。
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もくせい工舎では、昔からのストックや古いお宅からリサイクルしたガラスを使っています。(建具屋さんのストックの中から使ってくださることも多いです。特別に指定をしなくても使ってくださいます。)
今では製造されていないガラスのため、柄を選ぶことはできませんが、「どこにもないデザインで味わい深い!」とお客さまからも好評です。

また、昭和ガラスではありませんが、片面がフラット、もう片面がモール状になった「モールガラス」もアンティークな雰囲気があって好まれる方が多いです。モールガラスは、製造販売されていますので、ご要望に応じてお選びいただけます。

職人さんのセンスが光る、昭和ガラスを使った木の建具。
施工事例でも紹介していますので、ぜひ見てみてください。
https://www.mokuseikosha.jp/25construction-result/

私たちが考える、「心から満足していただく」ということ

こんにちは、もくせい工舎です。

一般的に家を建てる際は、「〇〇(工務店)で家を建てることに決めました」というお客さまからのご依頼で、家づくりが本格的にスタートすると思います。

しかし、もくせい工舎の場合は、「うちで契約するか決めましたか?」とこちらからお尋ねしたり、「もくせい工舎に決めました!」とお客さまから意思表示されることが、ほぼありません。

これは、決して意識してやっていることではないんです。
私たちにとって、自然素材の家づくりを通じて、木の家で暮らす喜びをお客さまと共有するのが何よりの喜びです。
全ては「お客さまが心から満足できる家を建てるため」ですので、契約を急かしたり、自然素材が好きじゃない人に押し付けたりは一切いたしません。

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そのため、もくせい工舎では、土地探しや住宅ローン、どんな家を建てたいかなど、さまざまな課題をお客さまと一緒にクリアしていくうちに、自然と契約に至っているケースが多いです。
もちろん、その過程で当社の家づくりが合わないと感じる方もいらっしゃるでしょう。
その場合も、全ては「お客さまが心から満足できる家を建てるため」という理由から、無理に引き止めたり、強引に契約を迫ったりは一切しません。
2-2.JPG心から満足していただくために、お客さまの気持ちを大切に家づくりを進めています。
今すぐに家を建てられるかわからなくても構いません。
木の家に興味がある方は、ぜひ、もくせい工舎の家を見に来てくださるとうれしいです。

もくせい工舎の家に消臭剤や芳香剤がない理由

こんにちは、もくせい工舎です。

玄関の靴やトイレの臭いが気になるからと、消臭剤や芳香剤で解決しようと考える方も多いと思います。

しかし、消臭剤や芳香剤は、匂いの成分が入っている化学物質です。
日々、化学物質を吸引し続けると、嗅覚が低下したり、敏感な方は頭痛などの症状を引き起こしたりしてしまいます。

「それでもやっぱり家の臭いが気になるから...」とやむを得ず、消臭剤や芳香剤を使っている方もいらっしゃるのでしょう。
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無垢材や漆喰にこだわった自然素材の家に住むと、消臭剤や芳香剤が必要なくなります。

それは、無垢材や漆喰が臭いを吸収、分解してくれるからです。

そして、不思議なことに木の香りは持続します。
住んでいると鼻が慣れるのかわかりにくいですが、代表・永家の自宅を訪れた人は、みな口をそろえて「木の香りがしますね」とおっしゃいます。
「もくせい工舎からの封書を開封すると木の香りがします」と言われることも多く、木が持つパワーに驚かされます。

実際、もくせい工舎のOBさまのお宅で消臭剤や芳香剤を見かけたことはありません。

消臭剤や芳香剤を買う必要がなくなりますし、臭いのストレスから解放されるので、生活していて楽になると思います。

ぜひ、もくせい工舎の家に見学に行く際は玄関で深呼吸をしてみてください。
木の香りや空気の清々しさを体感していただけると思います。

すだちを前に

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


春先から、わが家の庭に小鳥の声が目立つようになりました。

さえずり?

いえいえ、けたたましい警戒音というか、威嚇音。

「ジョジョジョジョジョジョジョッッ‼‼‼‼‼‼‼」

シジュウカラか、セキレイか?
茶色のくま取りの鳥もいる。

センダイムシクイかな~、
それにしては大きいような・・・。

その正体、後日判明することとなるのです。


ある日、ご近所のミケちゃん(♀)が
わが家の庭先を通って、
そのまま用を足しに、ウチの畑へ。(・・・って、家でしようよ。ミケちゃん。)

さかんに、その頭上を飛び交って、
(御用の最中の)ミケちゃんの頭に、蹴りを入れる小さな鳥。

ミケちゃんも、「なんや、なんや?」って感じで
そそくさと退散します。(・・・って、出たんなら埋めようよ。ミケちゃん。)

「子育て中は、気がずいぶん強いんやなぁ~。
それにしても、猫に蹴りまでいれるかしら・・・。」


そうこうするうちに、窓の外を見ていた夫が「ナニワイバラの所に、なんかおる」と言う。

「ん~?」

20240415_モフモフのヒナ

なんか、モッフモッフの鳥がいる。

夫:「スズメやろうか?」

20240415_モフモフのヒナ

ヒナなのに、スズメより大きい。

くちばしからしても、鷹っぽいというか
草食のソレじゃない。

「・・・モズの子どもかもしれん」

そう、ミケちゃんの頭に蹴りを入れていた強者の正体は
モズだったのです。

20240415_20240415_モズのヒナ
かわいい顔でエサをねだるの図?いや、この子自体が「ジョジョジョジョジョ!」と警戒音を出していたのでした。赤子でもモズは強し。

なんでも、モズは鳥の中でも巣作りの時期が
2月くらいからと早いらしく、

うまくいけば4月中旬には巣立つとのこと。

20240415_モズのヒナ

そうか、この子もそろそろ巣立ちの時期なのね~。

20240415_モズのヒナ

それにしても、かわいい顔です。

くちばしや胸の模様は猛禽類みたいだけど、
スズメ目(!)モズ科の極々身近な鳥です。


その、モズのヒナが隠れていたナニワイバラ。

昔住んでいたアパートの近くに、小さな雑貨屋さんがありまして
そこの屋根を覆っていた圧巻の風景が忘れられなくて

家を建ててしばらくして、庭に植えました。

時期になると、たくさんの目玉焼きみたいな花がびっしり咲いて、
それはそれは見事なのですが

20240415_ナニワイバラ
おしゃれ庭じゃなくてすみません。フォトジェニック感少な目です。

実はあまりお勧めできないバラ。

病害虫の心配もなく、ほったらかしでもよく育ちます。
もう、じゃんじゃん育つ。
・・・育ちすぎるのです。

そのくせトゲはかなり鋭く、血しぶき覚悟で剪定せねばなりません。

でも、この鋭すぎるトゲが外敵から身を守るのか。

小さな鳥などが、ここを拠り所にしているようです。

香りはそんなにない花なのですが、蜂たちがよく集まり、
なかなか蜜集めのお役に立っている模様。


元々は砂利敷きの敷地だったところに
少しづつ樹を植えて

落葉樹の落ち葉が層になり、

だんだん「なんちゃって森のような」庭になりました。
(マメじゃないので、草ぼーぼーワイルドガーデンというか、ほったらかしガーデンと言うか。)

20240415_森もどき
真ん中はシマトネリコ。・・・これも雑木の庭が好きなら、今思えば、ちょっと違う感じ。


コンクリートで固めれば手間もかかりませんが、

土と木がある風景は、モズや他の鳥、昆虫など

多種多様な出会いをもたらしてくれることがあります。

土があり、木がある風景は、
風の通り道にもなります。

手間ひまがかかることは、敬遠されがちな世の中で

土にふれ、木にふれることは、
人間にとって代えがたいこと。

人間だけがこの世に生きているわけじゃなく、

この世界の一部として生きていることを
再確認させてくれます。

そんな同じ生き物としての
モズの子の巣立ちも近い。

20240415_タンポポの綿毛
今か今かと風を待つ。

広い世界へ飛び出したくてウズウズしている様子は、

くたびれた中高年を、ハッとさせるほど
キラキラまばゆいのでした。

【リライトしました】持家か賃貸か

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


次号のメッセに、こんな広告を掲載していただく予定です。

20240405_もくせい工舎メッセ広告

今回は、持家か賃貸かについて
考えてみたいと思います。

あらかじめのお断りなのですが、
私は経済の専門家でもありませんし、

お金もうけというか、
あまりウハウハ・・・という経験はない。

絶対損はしない!ウハウハ、ガバガバ!
・・・な話はできませんが

一意見として、
そう考える人もおるのね~ってくらいで
以下、お付き合いください。


まずはじめに、私個人は、
お金というものを【万能引換券】だと思っています。

私が、自力でなんでもこなせるスーパーウーマンなら、
他人に任せる必要はありません。

自分で作ればいい。

残念ながら、そうではないので

得意な人、その道に詳しい人に任せて、

その技術と、知恵と、手間のお礼として
(物々交換じゃなんだから)
万能引換券である【お金】を渡します。

言い方を変えれば、自分の自給率が高ければ
引換券はあまりいらない。

自分自給率が低いほど、誰かに頼らなければならない。
その分、お礼の引換券(お金)の心配ばかり要るようになるということです。

自分自給率が低いと、少しでも損をしないように、
頭を使わなければなりません。

ところが、手元にあらかたのお金の余裕ができると、
今度は、時間や手間が惜しくなるようで。

コロナ禍で、マスクが不足した時が
いい例かもしれません。

「え?足りないの?
んじゃ、国家予算でバ~ン!って、作って配ればいいんじゃね?」

・・・と、お金持ちは考える。

お金持ちは、出すものがあるから、手間ひまの方が惜しくなる。

じゃんじゃん入ってくるので、じゃんじゃん使えばいいのです。

ところが、庶民は違う。
じゃんじゃん入る・・・って、ことはない。

そんな、モノもお金もない時どうするか。

だせるとしたら、知恵しかない。

ないならないで、あるもので工夫して
作ろうとする。

ハンカチなどで、代用マスクを作ったりする。
たくましいのです。

そういった創意工夫や手間ひまがおしくなると、
他人に頼む。ラクだから。

そうなると、常にお金!お金!お金!となる。
いくらあっても足りないのです。

もちろん、私もお金は好きです。

行きたいところや、読みたい本、
見たい映画、聞きたい音楽・・・。

それらは、物々交換じゃできません。

でも、そのお金を【自分なりに、どう使いたいのか】。

実は、それが一番大事じゃないかと思うのです、


私には、お気に入りの店がいくつもあります。

パン屋さんもありますし、コーヒー豆もここのでないと!という店もあります。

私には、そのお店の人たちほどの
腕前も、センスも、経験もないので、

お店がなくなってしまう方が困る。

わずかでも、私が買うことで、
その店を応援することになります。

そうやって、お金はぐるぐる回って、
モノやサービスを通しながら、
人と人の間をつないでいきます。

そのお金。

かりに手元にたくさん残ったとして、
いよいよこの世を去る時、どう思うんでしょうか。

子ども達に残す?寄付をする?

残すにしても、やっぱりお金は使いよう。

死んでしまってはできないことの、引き換えとして、
人に、社会に、循環していくものなのです。


持家か賃貸かの話に戻りますが、

ここでも、家に対する思い入れがあるかないか、
価値観の点で違いがあるように思います。

家は住めさえすればいい。寝に帰るだけ。

特に頓着しないならば、
賃貸でもいいかもしれない。
(家への思入れとコスパに関して、関連記事は、こちら↓)
コスパと、お買い得と、目線の違い。

持家が財産になると言っても、
【実家じまい】なんていう言葉もあるように、

子ども達がどう思うかは、こちらの都合通りにいきません。

家なんて特にこだわらなければ、
身軽さは、気軽さです。

・・・じゃ、自分ならどうだろうか。

残念ながら、私はかなり【場所】を大事にしたい。

どういう【空間】で生きるかは、代えがたいことでした。

賃貸に、同じような漆喰や無垢の木の物件が
山ほどあって、しかもお手軽な賃料なら

私でも、無理に家を建てようとは思わなかったでしょう。

幸か不幸か、そんな賃貸なんてないから、

木の家に、漆喰の家に、
住みたいと思ってしまった。

反対に、よくある賃貸物件と同じような作り方の家なら、
建てようとは思わなかったと思います。


イチかバチか、意を決して家を建てたたものの、
そんなに若くもなく、
お金もそんなに・・・だったので、

かなり年をとるまでローンがある。
(そりゃもう、気が遠くなるほど・・・。)

・・・じゃ、後悔するか。

もし、万が一、万が一のことがあって、
お金を払えなくなって、

家を売りに出すことになったとして、

それでも、私は
【住みたかった家に住んだ】ことになる。

もし、「お金が払えなくて、売ることになる」恐れから

あのまま、前のアパートに住んで

そこで命が終わる時、

そこに幾ばくかのお金が手元に残ったとして、

私は、どう思うんだろうか。

損はしなかった、だってお金残ってるもん・・・?
(結局、家買っても問題ないくらい残ったら、「・・・・。」ってならないんだろうか。
その間、賃貸料は出ていくんだし・・・。)

いやいや、絶対思う。
「私には、結局、あんな家なんて、無理やったんやな」って!

手元に幾ばくかのお金を残せても、

せっかく生きてきたのに、

本当に【経験したかったこと】を【しなかった】。

それを悔やむ可能性が、大いにある。

なぜなら、私にとって
人生の大きな悔いになるほど、

良い経験、良い場所、良い空間は大切だからです。

家なんてどうでもいい。
家より宝石。
家より、車。
家より、服。

価値観は人それぞれ。
違いに、良いも悪いもない。

そういう人にとっては、家は持家だろうが
賃貸だろうが、都合の良い方にすればいいわけです。

ただ、もしこれを読んでくださっている方が、

「う~ん、自分も家の質って大事かな~。死ぬときにガッカリするかもしんないな~」と思うのなら
持家は選択肢の一つと考えても良いのではないでしょうか。

とはいえ、建てれるかが問題なのよ?

・・・確かにそうなのです。

それでも、先ずは聞いてみることです。

私たちが完全無欠の完璧人間でないのは、
他者を必要とするためです。
(↑エラそうに言ってますが、元ネタは吉野弘さんの『生命は』という詩です。
関連記事は、こちら↓)
不完全なワケ

今の自分たちじゃ分からないことは、
他人の経験と知恵を借りましょう。

で、ないならないで何とか工夫できるのか

それを考えるのが、庶民の知恵であり、強みです。

せめて死ぬときに、

何やかんや、色々あったけど、
まぁ、おもしろかったな、いい経験したな。

そう思って私は死にたい。

ああなったらどうしよう。こうなったらどうしよう。

心配ばかりして、恐れるばかりで、

結局、なんにもできなかったなんて

私はイヤだ~!

やりたいことも我慢して、
必死になって集めたのに、

怖くて、結局使いきれなかった【引換券】眺めて死ぬなんて!


ちっとも参考にならないかもしれませんが、

ふ~ん・・・って感じで聞いてもらえたらと思います。


以上、中高年の主張でした!