23年ぶり!!

秋の京都

お施主様のお供をさせていただき、行ってきました。滞在時間28時間と33分。

すっかり、おのぼりさんの私。 えっ? 地下鉄?…へ?


若かりし頃、

観光をするでもなく、ただただ京都の生活がしたくて、一人京都を訪れていました。

京都駅から路面電車で東山安井で下車、坂道を上って石塀小路の民宿へ。

ちょっぴり、青春が☆フラッシュバック☆彡しました。

家にいるのが大好き(出不精とも言う)で仕事優先の厄介な性格。

“お施主様のお供”の口実がなければ、延々京都を訪れることはなかったでしょう。

いつもながら、お施主様に感謝!!です。


到着後、またまたお施主様のご縁で六角堂の池坊会館で催されていた生花展へと、

思わぬ出会いをいただきました。

夜は、ライトアップされた高台寺へ。

どこぞの観光客のガイドさんの説明を聞きつつ夜の紅葉を満喫し、

秀吉とねねに手を合わせ、しばし壮麗をきわめた空間にひたりました。


翌日、大好きな"お団"を求め、東山へ。やっぱり、美味しい!

お団

午後は永観堂 禅林寺へ。

秋の訪れが遅かった今年。

ちょっぴり早いかなと思いつつ…

一本の紅葉に緑と紅が咲き分けの花のようで見事でした。圧巻!

momijimomiji

そして、穏やかな笑みをたたえた見返り阿弥陀にお遭いし、教えをいただきました。

『遅れるものを待つ姿勢、思いやり深く周りを見つめる姿勢、

自分自身をかえりみ、人々と共に前に進む姿勢』

       ・・・頑張ろっ!!・・・

久しぶりの京都でした。

         次は、いつのことやら。。。

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感謝! 感謝! 感謝!

完成!「茶室のある家」

侘び寂びの空間に作ることに挑み4ヶ月・・・

お施主様とともに材を探し、茶室を見学しと沢山の経験をさせて頂き、

少し文化人に近づけた気がします。

木組みをする人、壁を創る人、木を細工する人のお力を借りて、ようやく完成しました。


原木をそのまま使用することに苦慮し
収まりが・・・と悩みながら残業をしてくださった、木組みをする人

茶室


藁を入れた聚楽壁に“手が替わると、仕上がりが違う”と一人茶室の壁を塗るおやかた。
細かな作業をこなすお弟子さん達のピーンと張り詰めた空気に“無”を感じさせていただいた
壁を創る人

茶室茶室茶室


突き上げ窓、木戸には落とし掛を施し、細部まで拘り部屋を演出する建具を創ってくださった
木を細工する人
茶室茶室

誰一人欠けても、私たちの造る「茶室のある家」は完成しませんでした。

職人の皆様に感謝!!

仲間でいて下さって、ありがとうございますm(__)m

そして、悩む私たちと一緒に考えてくださった、お施主様に感謝!!

大切な宝物を造らせていただき、ありがとうございました<(_ _)>