長期優良住宅、着々と

大分・自然素材の家。もくせい工舎の相方

こんにちは。ずぼらな相方です。(^^ゞ


前年も戦った『長期優良住宅』

認定作業が終わった後に発した言葉は「もう、せんよ!」


が…

やはり、お客様の有利になると思うと、手を出してしまった^^


長期優良住宅を着工するには

    グリーン化事務局(国土交通省)に申請書を提出する。
         ↓
    外皮計算や構造計算(建築士の仕事)を済ませる。
         ↓ 
    適合申請(評価機関の技術的検査)←これに一番時間がかかるヽ(`Д´)ノプンプン
         ↓
    行政の認定を受ける。
         ↓
       着工


1月末に申請書を提出し、計算を済ませ適合申請したのは4月3日、

認定が下りたのは5月末、認定に要した時間はほぼ2か月。はぁ~


本来だと完成していた筈。(;´д`)トホホ


今月初めに基礎着工し、お天気に恵まれ、ようやく、先週上棟しました。

上棟


そして、今週末は構造見学会をさせて頂きます。


家の中身がどんなになっているのか、

何を使っているのかを確認していただく見学会です。


食べ物や身に着ける物、そして、使う物の素材に拘る方は多いと思います。

では、建物の素材はどうなんでしょう。

素材 素材 素材
 

一日のうちで一番長く過ごす場所です。 素材、大事でしょう。

こちらも6月まで。旧平田郵便局

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


もくせい工舎も今月末の、6/29,30と

上毛町にて構造見学会を開催いたします。




特に関わりはないのですが

同じく今月末までイベントの行われる

旧平田郵便局【TEMPORARY】をご存知でしょうか?


旧平田郵便局・TEMPORARY


旧平田郵便局・TEMPORARY・イベント詳細


元々、建物を見るのが好きなので

ぜひ公開されているのなら見てみたい!

あわよくば、撮影などさせてもらいたい!

・・・と、もうギリギリですが伺った次第です。


201906_大正レトロな旧平田郵便局外観。正面。
大正レトロな旧平田郵便局外観。正面。


古い。古いけど、こじゃれている。

木造、しかも2階建て。


201906_旧平田郵便局外観
旧平田郵便局外観。
店舗へは、正面向かって右側の【OPEN】と書いた入り口から。



201906_旧平田郵便局入り口


もう、入り口から可愛くて

なんかワクワクしますね!



気軽に、遊びにきている私にしたら

ワクワクだけですが

この建物を「このままにしておくには、あまりにも惜しい!」

そう思った人たちが

こんな風にワクワク感じるように

知恵を絞ったり、掃除をしたり、

手を動かしてくれたおかげなんだよな~。

そう思いつつ、とはいえワクワクしつつ

中へ。


201906_旧平田郵便局内部


撃沈です。

なんだろう、この嫌味じゃない可愛らしさは。

真っ白すぎる内装は苦手な私ですが、

梁がいいのか?土間がいいのか?

裏庭へ大きく取られた開口部の開放感がいいのか?

居心地よい。


201906_旧平田郵便局内部
今回のイベントのために作家さんたちの手仕事が並ぶ。
子ども用の花びんの細工がかわいかった。
他、布もの、多肉植物、ガラス製品、アクセサリー、籠などなど



私はハエ取り草が気になって、何度も指を入れてみました。

すぐには、バクって閉じないのかな?

それともお腹いっぱいだったのか?

指を挟まれることはありませんでした(なぜかちょっと残念)


201906_旧平田郵便局外観


手づくりの籠も、本当にかわいくて

しかも安い!

欲しかったのですが、元来荷物がやたら多くなるタチなので無理。

では、インテリアに!とも思ったけど

入れるものが思いつかず・・・。

籠バックはあきらめました。

あ~、でも欲しかった。


201906_旧平田郵便局内部


また、この中がいいでしょ?

もう、好きな人には捩れるくらい素敵でしょ?

ここで、大正時代、誰かが誰かの手紙や荷物を

大切な誰かに送っていた。

そう思うだけで、なんかノスタルジックです。


201906_旧平田郵便局内部


もう、郵便局の旗やら、棚やら。

当時はなんともなしに使っていたであろう道具が

とても味わい深い。


この空間を反対側、

つまり本来の郵便局の正面玄関から見ると

こうなります。

201906_旧平田郵便局内部


大正時代、「これを東京に出た息子に送ってくれんかね?」

なんて、荷物を抱えた母親が来たのかもしれない。


201906_旧平田郵便局内部


すりガラスの文字が、もう!

素敵じゃないですか。

この公衆電話室を使った人は、まさか

その電話が、ハガキより小さいサイズになって

ほぼ一人一台持ってまわれる!

そんな時代が来ることなんて考えもしなかったかも。


201906_旧平田郵便局内部


古道具が、良く似合う。

さて、2階。


201906_旧平田郵便局内部


畳敷き・・・だったのでしょうか?

床の間らしきものもありました。

ちょっと、歩くとギシギシいいます。


201906_旧平田郵便局内部


201906_旧平田郵便局内部


古いガラスは、ちょっとぷっくりした味わいで

空気が少し入ってる部分などがあって

これもまた深みがある。

それを通してみた景色が、柔らかく感じます。


201906_旧平田郵便局内部


壁の中。

こういったのも、原田左研の親方なんかが見たら

色々わかるんだろうな~。

私は分からないので、

・・・はい!次へ!


201906_旧平田郵便局内部


階段は、今よりは急こう配ですが

踊り場もちゃんとあります。


201906_旧平田郵便局内部


ちょっと、どうやって入るのか分かりにくい

屋根裏。


201906_旧平田郵便局内部


梁とガラスが、良い雰囲気です。

足を踏み入れる勇気はなかったけれど・・・。


201906_旧平田郵便局内部


天井部分も、永家さんが見ると色々思うことがあるのかも。


201906_旧平田郵便局内部


201906_旧平田郵便局内部_カフェ


美味しいコーヒーや、紅茶、

お菓子が楽しめるカフェもあります(セルフ)


今なら、フランス語も習えます。(そのお話は、機会があれば書きたいと思います)

私も習ったのですが、ファビアン君が日本語が上手なのをいいことに

ガンガン方言交じりで、根掘り葉掘り聞いただけ。

散々教えてもらったのに、一番印象に残っているのが

ミニオンだという。
Mignon=かわいい。
・・・「バナナ~」の、黄色い彼ら?

すみません、ファビアン先生。



201906_旧平田郵便局中庭
中庭から見る旧平田郵便局


201906_旧平田郵便局中庭
かわいい多肉植物。木陰で気持ちよさそう。


ああ~、でも、今月末までのイベントなのです。

こうして書いている、今日までが晴天で

明日から県内は、ようやく遅い梅雨入りを迎えます。

こんなに爽やかな景色!とはいかないかも、ですが

6/29,30のもくせい工舎の構造見学会のついでに

ぐる~っと、耶馬渓まで!

・・・なんていかがでしょうか?


201906_旧平田郵便局中庭
あじさいも見ごろです。


おっと、これを最後にもう一回。


もくせい工舎の構造見学会もよろしくお願いいたします。

6/29,30。上毛町にて。

構造見学会、今月末に。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

今月末、6/29.30の週末に

上毛町で構造見学会を開催します。



広告にも、ブログにも、何度も書きますが

構造見学会、・・・地味めです。

どんなに中身が大事と分かっていても、

どうせ見に行くなら、完成見学会の方がいい。

そう思われて「完成見学会の広告出てからでいいや~」

と、見送りたくなるのも分かります。



そう、「どうせ行くなら」。


ゆったり【ご予約制】は、確かに色々聞けるのです。

その一方で

「うっわ~、これ違ったわ~」っていう時に

こっそり逃げる!・・・ができない。



【しつこい営業しません。】

そう言われても、正直どこまでのさっぱり感かは分からない。

「その後、どうですか?」程度の電話でも、

私などは、かなりプレッシャーというか

正直うっとうしいので。


ネットで見る、広告で見る、のとは

やっぱり、【気軽度のレベル】が違うのだと思います。


「あ~、違ったな~」、と思えば閉じることができるし

自分が見たことも、相手には分からない。

かたや見学会は

顔も見られるし、住所、氏名だって

アンケートで聞かれることも多い。

どこの誰だか、分かってしまう。

そこか、よそで建てない限りは

ずっとDMも届く。今は、ちょっと

そっとしておいて欲しくても、です。



だから【ある程度の決心】がないと、見学会に行けない。

決心がつかないから、やっぱりネットの海をさまよう。

広告を比較、検討。比較、検討。比較、検討。

・・・・・・・・・・・・・。



でも、実は

「気軽にできるリサーチ」なんか

もう、あらかた

やりつくしたのではないですか?



その上で、もしモヤモヤしていることがある。

・・・とすれば、そのモヤモヤの中身は

【実際に見たり、作り手に会って、話してみないと分からない】部分

だからではないでしょうか?


もくせい工舎の見学会に来場した方が

みなさん即決しているわけではありません。

何年もたって、「もうどこかの工務店でたてたんだろうな~」位になって

再度ご連絡いただくこともあります。

だから、その点はご安心していただいて良いと思います。

「直ぐでなくても、良い」のです。



実際どんな家を建てているのか。

作り手はそんな人間なのか。

自分たちに支払っていけるのか。

他には、どんな人たちが建てているのか。

同じくらい収入の人たちは

ちゃんと日々、支払いしながら暮らしていけてるのか。


実際、気になっておられることの中心は

そういったことではないでしょうか?


正直、湯水のようにお金が使えるなら、

そんなに迷わないで済むはずです。

「こんな家を建てたい」という理想と

「ちゃんと、支払いをしながら

穏やかに暮らしていける」予算の【限度】があるから、悩むのです。


理想と予算のバランスが、うまく取れなければ

自由設計と言いながら、その限界を感じることがあるかもしれない。

同じ食べ放題でも、1,980円と5,980円では

選べるものが違う、そんな感覚です。

何もかもが、絵に描いたように理想どおりにはいかないかもしれない。



でも、これだけは確信して言えることがあります。


ただ、「木が好きな人」には、ぜひ見てほしい


そこは、間違いありません。


【自然素材の家】と言いながら、その定義はありません。

表面だけ、一部だけ、自然素材でも

そう広告に書けます。


その自然素材の家は、中身まで誠実なのか?


それを確かめるための、構造見学会なのです。


ウソかホントか、

ぜひ確かめに来てほしい!


ご予約お待ちしています。