命の守り方
PTA主催の防災の講演会がありました。
以前お会いした防災士Aさんをお招きして
災害の発生前に知っておきたいことを中心にお話がありました。
・・・皆さん、ご自分の住んでいる場所のハザードマップって
ご覧になったことありますか?
これから土地探し!
・・・なんていう方は、一度見ておくのも
良いかも、です。
ところで、「逃げる」のって、けっこう決断力要りませんか?
「避難指示」ならともかく、「避難勧告」って
ちょっと微妙です。
つまらない見栄や、「もしかしてこのままここにいた方が安全なんでは?」
みたいな考えがよぎって、行動に移すのは
かなり勇気が要るというか・・・。
でも、命を守るには「逃げる」。
これに尽きる。
逃げたことが無駄になっても、練習と思えばいい。
とにかく「逃げろ」でした。
「津波が来る」
・・・本当かな?見えてから逃げようか・・・。
とんでもない。
見えてからでは遅いのだそう。
大人が逃げ遅れた理由は、
どこに逃げようか考えていた。
荷物をつめていた・・・etc.
かたや子ども達の理由。
子どもだけで家にいて大人がいなかったので。
親が戻ってくるのを待っていた。
~~~~~~~~こりゃ~、いかん!なんとかせんと!
どんな時も、大人がその場にいて指示しなくても
自分で判断して、自分で逃げる術を
せめて大人になるまでに繰り返し学ばないと、
いざとなった時、どうしようもない。
防災士Aさんが、言っていたこの一言。
「比較的災害の少ない地域に住んでいるから大丈夫?
でも、子ども達は、
10年後、20年後、どこにいるんだろう。
進学や就職、旅行・・・。
ずっとこの土地から出ないわけじゃない。
だから、今住んでいる地域が安全でも
防災を教えることは、大切なのです」
動物は、子どもに生きる術を教える。
食べられるもの。
エサの取り方。
敵。
身の守り方。
どんなにテストの点が良くっても、
いのちの守り方を知らなければ、
「生き物」としてアウトです。
本当に、こわいなぁと思います。
あ!罹災証明のお話も出てました。
被災したら、とにかく片付ける前に
自宅の被害状況は必ず写真に撮っておくこと。
これも、お役所から「被災しましたか?罹災証明出しましょうか?」なんて
お声がかかるわけではない。
「自分で」住民票のある所に申請に行かないといけない。
お家のローンが残っているのに、被災した!
これも、被災ローンと言うのが
大分熊本地震から適用されました。
壊れた家のローンと、これからの家のために
免除・減額の手段があることも、
ぜひ知っておいてください。
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PTAの催しって聞いただけで拒絶反応起こして
なかなか参加しない人もいるけれど
・・・・すっごい大事なこと言っている時もあるのにな~と
もったいない時もあります。
いのちは守らねば。
勉強になりました。
次は、行動だ!