たけおさんぽ ①

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先般、子どもの部活動の送迎で佐賀入りすることになりました。

子どもは一泊二日。
さて親は。
翌日も連続で往復するのか、考えましたが
時間と燃料費うんぬん鑑み、
ついでに以前から一度行ってみたかった
武雄市図書館に行ってみることにしました。

つまり、ついでに半一人旅です。

おまけのついでにブログの記事にすれば
取材みたいなもの(?)。
つまりれっきとした仕事ってことになります(多分。)

いつもと違う、番外編。
今回は、武雄散歩にお付き合いくださいませ。

佐賀には佐賀サンライズパークという
色々な競技に対応した大型のスポーツ施設があり、
九州各県から多くの選手や関係者が集まります。

数日にわたる試合ともなると
周辺のホテルは満室御礼状態。

当然、選手ではない親の部屋など取れるわけなく、
「仕方ないな~」とニヤニヤしながら
武雄に宿泊したのです。

あ~、嬉しい。
嫌々ではなく、旅だなんて久しぶり。
前回宿泊したのなんて
PTAで宮崎に総動員された時くらいですから
行きたくて行くのは、十数年ぶり!

嬉しいに決まってる!

佐賀市内から武雄までは、下道で45分前後。

中津から行橋手前くらいまで、といった感じでしょうか。

カーナビがないので、Googleマップ頼みで
ようやく着いた武雄市立図書館!

武雄市立図書館

後ろに見える特徴的な山は、御船山。
これが見えると武雄~って感じがします。

武雄市立図書館は、図書館と蔦屋書店とスタバが併設された
いまや武雄の観光名所ともいえる場所。

公式ガイドブックによると
世界で最も美しい書店に選ばれた【代官山蔦屋書店】を手がけた
CCC(カルチャ・コンビニエンス・クラブ(株))と武雄市が
タッグを組んで2013年にリニューアルオープンしたとのこと。

ニュースで知って、「わぁ~、行ってみた~い」
そう思ってから、なんと9年近く(笑)

やっと念願かなったわけです。

内部は撮影できませんので
公式サイトやGoogleで見ていただくとして。

武雄市立図書館エントランス付近

何とか、外から撮影したこのディスプレイご覧になっても
どんなに洒落ているかお分かりいただけると思います。

司書さんの制服も、それはそれは、お洒落。
カフェの定員さんのように黒のベストにスラックス。
最初は、司書さんだと分からないほど
とてもスタイリッシュなのです。

しかも、建物は
これが本当に公共の、お役所のつくった
施設なのかと思うほどの建築美。

木の好きな方は、天井を見るだけでも
惚れ惚れするかと思います。

本を購入するスペースが
思ったほど広くはないのですが

料理本コーナーには、調理器具や調味料
赤ちゃんの絵本コーナーには、セレクトされた雑貨など

それはそれは、見てて楽しいのです。

販売コーナーと貸し出しコーナーに
ハッキリとした囲いがあるわけではないので
背表紙の図書館貸し出しのシールや、展示案内で
「おっと、ここは貸し出しなんやな」と気づく感じ。

販売コーナーも、我が地元の
明●書店のように、週刊誌や漫画、ベストセラーなど
「売れる」本満載!ではなく、かなりディープというか
珍しいものが、目につく場所に置いてある。

私は
『武雄市図書館公式ガイドブック』
『ジブリの立体建造物展図録 復刻版』
『樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声

の3冊を購入しました。

どれも、本当に楽しい本。

特にジブリの建物のイラストなどは
もくせい工舎でお家を検討されている方などは
お好きなんじゃないかなぁ。

なんであんなラフに描いて
あんなに上手なんやろう。
スゴイな、宮崎駿!
・・・と思います。

ジブリに出てくる建物って、自然な感じですから。

自然素材の家が好きな方は、
きっと気に入ると思いますよ。楽しい!

さすがに借りては帰れませんし、
買った本を読みながら...の時間の余裕もなかったのですが

スタバ

ちゃんとスタバも満喫して
図書館を後にしました。

いいなぁ、武雄のみなさん。
こんなところで本が借りれるなんて。

結構長くなりそうなので
続きはまた次回!

次回につづく


かわいいと思うものは

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


わが家の玄関先のツバメが、今年は無事に巣立ちました。

2022_空っぽになったツバメの巣

今年は、というのには理由があって
数年ぶりの巣立ちなのです。

わが家が建ってから数年。

わりと早い段階でツバメが巣をつくるようになりました。

ことりのかあさんと名乗るくらいですから、
鳥は好きなので、ツバメwelcome!

FUNの心配も、デッキブラシでこすって流せばよいので
何の問題もなし。

可愛いヒナが見れるなら、なんてことはないのです。

2022_今年のツバメのヒナ

これは、今年のヒナたち。

卵のかけらが数個落ちていましたから
フルメンバーとはいかなかったようです。残念ながら。

個体の識別まではできませんが、きっと
違う夫婦が来ているんだろうと思います。

なぜなら、毎年個性的だからです。

巣作りが上手なカップルもいれば、
下手なのか材料が悪かったのか、
せっかく作ったのに巣が崩れてしまうカップルもいました。

夫婦の連携が取れていて、絶対に巣をどちらかが守っているカップルもいれば、
お互いに好き勝手出て行って、いつもヒナがお留守番のカップルもありました。

今年は、神経質なくらいヒナを守ろうとするカップルだったので
あまり写真が撮れませんでした。(と、言っておこう)

友人の、今は亡きお父さんが
「ツバメが巣をつくる家はいいぞ!」とおっしゃってくれたのですが
今思えば、遠くはるばる国境を超え、海を越えた来たツバメに

巣作りくらい多めにみてやってよ

そんな優しさをこめた方便だったのかもしれませんね。

ヒナが小さいうちは、鳴き声も小さく弱弱しいのですが
大きくなって体力がつくと、
玄関先で「ジージージージー!」と
エサをねだる声がリビングまで届きます。

そしていつの間にか、巣が狭くなるころ、
それまで巣の中にいたヒナたちが、
巣の際に「とまる」ようになります。

「あ~。明日にでも巣立つかもしれんね~」

そう言っていた翌朝!

2022_巣立ったツバメ

めっちゃ飛び回っていました(笑)

まだ下手なのか、木の枝に止まって一休みする子、
出遅れて残っている子、色々でしたが
陽が高くなるころには
巣は空っぽになっていました。

あ~。良かったぁ~。

本当に、無事巣立ちの時を迎えるまで
可愛い反面、こちらはヒヤヒヤなのです。

あ~、本当に良かった~。

ドヤ顔のツバメ

↑ちょっとドヤ顔に見えんでもない?

立派に大人になって。

・・・と思いきや、子どもが言うには
電線で親にジージージーとエサを貰っていたとのこと。


・・・まだまだ、すねかじり真っ最中やん!(笑)


それはともかく、
また、来年元気で戻って来てくれますように。

何かをかわいいと思うことは
心配の種を一つ拾うことなのもしれない。

かわいいと思うものが多いほど
心配の種も増える、のかな?

言い方を変えれば、心配の種は
希望とか祈りのようなものかもしれない。

可愛いから、無事でうれしい。
ただ、それだけなのです。

またおいで!
ここで、待ってるからね(^_^)/~