桜咲く公園を望む2つのカタチ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先日、3/23,24に見学会が開催されたお家と、

その奥のお家の2棟の写真撮影にお邪魔しました。



暖冬の影響か、今年は少しばかり早い桜の開花予想が出ていました。

さすがに、見学会開催時は

桜も硬いつぼみの方が多かったことと思います。



そんな桜咲く公園から見える小高い丘の上に

2軒のお家が兄弟のように並んでいます。


こちらは、見学会が開催されたお家。

201903_大分・自然素材の家。もくせい工舎_A様邸_外観


仮に、A様邸といたしましょう。


・・・と、ここで実は現場に行ってビックリなことが。

「・・・あれ?甘木???」


大分・自然素材の家。もくせい工舎_A様邸の甘木土の漆喰


そう、確か広告には「日田土」と、ご紹介したはず。

少々手違いがあり、表記に誤りがありました。

お施主様、並びに広告をご覧になって

「へ~、これが日田土か~」と見学いただいたお客様、

本当にすみません(T_T)


そんなこんなで、内心どきどき動揺しながら

撮影させていただいた次第です。


もくせい工舎のお家は、よく見る外壁パネルほど

「レンガ調‼」「木目調‼」「真っ黒‼」

・・・みたいな遠目に分かるような差はありません。

それは、「自然のものでできているから」です。


うまく伝わるか分かりませんが

手び練りの焼き物のウルトラマンと、

おもちゃ売り場でよく見る、塩ビの怪獣くらいの質感と個性の違い。



昨今のウルトラマンは派手になってきたらしいのですが

塩ビの怪獣の方が、個性がおおっぴらに違うし、

ギラギラしてます。

・・・あんな感じの違いに近い。


過去に自然素材の質感について書いた記事がありますので

塩ビ⁇怪獣⁇・・・と思ったら、良かったらご覧ください↓


過去のブログ記事『質感』


質感的には、怪獣ほどの違いはなくても

現場に行けば、お施主様の「大事にしている」雰囲気が分かります。


mini_re_大分・自然素材の家。もくせい工舎_B様邸_外観


こちらは、2棟目のお家。

仮にB様邸とします。


漆喰は、土で色味を付けていない白漆喰です。

質感的には、そんなに違いはないのですが

お施主様の選ばれている瓦やドア、

窓の仕様、照明器具などで

お施主様が暮らしたいと思った「家」の個性が出てきます。


mini_re_大分・自然素材の家。もくせい工舎_B様邸_外観_側面


もくせい工大分・自然素材の家。舎_B様邸_玄関ドアと照明外観


小物一つ、ドアの仕様一つ、

選んだもの、選ばなかったもの、

足したもの、引いたもの。

材料は、同じ無垢の木と漆喰なのですが

お施主様の考える「家」や「暮らし」が

そのお家の雰囲気になっていきます。


201903_AB_トイレの個性


トイレも、どちらがどちらのお家と言わなくても

・・・何となく分かりますよね?


天井の仕様も、個性が出ます。

mini_re_IMG_7527.jpg

B様邸のように、勾配天井はちょっと山小屋風というか

梁がワイルドな感じがします。

一方、


もくせい工大分・自然素材の家。A様邸リビング_フラットな天井


フラットな天井は、きりっとして

スッキリした印象をうけます。


本当に好み、です。


今回は、完成時期が

一週間くらいしか差がなかったことや

テイストの違いがはっきりしたお家だったので

撮影してても、とても楽しかったです。



A様、B様、木の家を選んでくださり

ありがとうございました。

そして、この度の完成、本当におめでとうございます。


ところで、撮影完了後、

近くの公園の桜を見に立ち寄りました。


201903_公園の桜


もうきっと、今頃は満開でしょうね。


201903_さくらアップ


淡い、優しいソメイヨシノ。


カワヅザクラ?


こちらは、カワヅザクラでしょうか?


広告の地図の目印にした木にも、なんと可愛い花が咲いていました。


目印の木


木の名前は、なんだろう?


mini_re_IMG_7801.jpg


ユキヤナギのような、可愛い白い花が咲いていました。


タンポポ


いよいよ春も本番♪

木の家で、またお会いしましょう!

ミツバチが支えている

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先日、知人に誘われて、ミツバチの映画を見ました。



『みつばちと地球と私~ひとつぶの命に秘められた 大きな環(わ)のおはなし~

という、タイトルです。



ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。


なにゆえ、ミツバチ?なのですが、

今、そのミツバチが激減している。


ミツバチが減って、何が困るの?


私たちが口にする食べ物の70%は

ミツバチの受粉のおかげ

・・・だとしたら、どうでしょう?


船橋康貴さんという、養蜂家の方が

映画の中で、実情と

私たちにできることを語っています。



映画に賛同云々もありますが、

Asumiさんの歌う、「あお」という主題歌が

とても優しく素敵だったので

内容と合わせ、ちょっとご紹介したくなったのです。



あ!

①の方は、ミツバチが巣にワラワラ集まっている映像がありますので

苦手な方は、歌のみの②をご覧ください。


※虫苦手さんは、パスしてください↓

【YouTube】SAVE THE BEES ミツバチ幸せ街づくり 船橋康貴さんの活動 Music by Asumi「あお」



※歌のみ↓

【YouTube】「あお」/Asumi 森のピクニックガーデン2016


歌が、とにかく良いのです。

ことばも、声も、メロディーも。

「癒される」って言葉はあまり好きではないのですが

素直な気持ちで耳を傾けられる気がします。


映画の中では、小さなミツバチが

自分たちのあずかり知らないところで

環境を支えてくれている事実がありました。

それは、

1.私たちの口にする食べ物の7割がミツバチの受粉によっての恵みであること
2.ミツバチの受粉によって森が育ち、その森によって海が育つこと

人間によって人工的に作られた杉山には生きものの気配がしない。
気配がしない。・・・というと言い過ぎでも、美味しい蜜や木の実がなければ、当然そこで暮らす虫や鳥は限定的になってしまう。
多種多様であることが、大事なのです。
お互いに色々あっても、多種多様であることが
結果的に、色々なバランスをとることになる。
多種多様な雑木があれば、ミツバチによって森が育つ。



もくせい工舎では、杉の無垢材を使ってお家を建てています。

森にも、ミツバチにも詳しくはない私ですが

昔、「どんどん杉を植えろ!」といって

杉山が増えたことは何となく知っています。

・・・よく考えたら、杉って花粉を飛ばすんですもんね。

ミツバチが一つ一つ受粉しているわけではない。

花粉症シーズンになって、ぶわっと花粉が飛散する様子が

テレビに映りますが

自分たちが簡単に考えたことで

自然のバランスが崩れ、

その増えすぎた杉の花粉で

今度は、花粉症で苦しむコトになっているとすれば

どうなんだろうな~と思います。


それは、草取りが面倒だからと

簡単に除草剤をまいてしまうことにもつながります。

「面倒な草むしりから解放!一般家庭の快適な生活環境を守る!」

・・・はずの、除草剤は

実は、地球環境のことまでは考えていません。


一般に気軽に売られている、よく耳にする除草剤にも

ネオニコチノイドという成分が入っています。


小さなミツバチにとっては、神経毒です。

これが撒かれた土地の花の蜜は

蜜に触れたミツバチだけでなく

それを口移しで渡された、別のハチにも害をなします。

神経が侵され、巣に戻ってこれない。

帰れないのです。


映画の中で、船橋さんが言っていた2つのこと。


1.農薬を使わない
2.ミツバチが好きな花や木を植える

たったこれだけです。



草取りが面倒だからと、コンクリで埋めてしまう前に、

簡単だからと、除草剤をまく前に、

ちょっとでいいんです。



ちょっとでいいから、

誰にほめられずとも、

人知れず支えてくれている、

小さな小さな命のことを思い出してほしいのです。



迷惑をかけたり、かけられたりは

おたがいさまで。

「かんたんに」「排除」し続ければ

思わぬしっぺ返しをくらうことになる。


取り返しのつかないことになる前に、

その、目の前の「カンタン」に

惑わされないようにしないといけないな~と思いました。


人間は、神サマじゃない。

だから、うっかり忘れないようにしたいと思います。


目の前のことのすべてが

「つながってる」ことを。