桜咲く公園を望む2つのカタチ
先日、3/23,24に見学会が開催されたお家と、
その奥のお家の2棟の写真撮影にお邪魔しました。
暖冬の影響か、今年は少しばかり早い桜の開花予想が出ていました。
さすがに、見学会開催時は
桜も硬いつぼみの方が多かったことと思います。
そんな桜咲く公園から見える小高い丘の上に
2軒のお家が兄弟のように並んでいます。
こちらは、見学会が開催されたお家。
仮に、A様邸といたしましょう。
・・・と、ここで実は現場に行ってビックリなことが。
「・・・あれ?甘木???」
そう、確か広告には「日田土」と、ご紹介したはず。
少々手違いがあり、表記に誤りがありました。
お施主様、並びに広告をご覧になって
「へ~、これが日田土か~」と見学いただいたお客様、
本当にすみません(T_T)
そんなこんなで、内心どきどき動揺しながら
撮影させていただいた次第です。
もくせい工舎のお家は、よく見る外壁パネルほど
「レンガ調‼」「木目調‼」「真っ黒‼」
・・・みたいな遠目に分かるような差はありません。
それは、「自然のものでできているから」です。
うまく伝わるか分かりませんが
手び練りの焼き物のウルトラマンと、
おもちゃ売り場でよく見る、塩ビの怪獣くらいの質感と個性の違い。
昨今のウルトラマンは派手になってきたらしいのですが
塩ビの怪獣の方が、個性がおおっぴらに違うし、
ギラギラしてます。
・・・あんな感じの違いに近い。
過去に自然素材の質感について書いた記事がありますので
塩ビ⁇怪獣⁇・・・と思ったら、良かったらご覧ください↓
過去のブログ記事『質感』
質感的には、怪獣ほどの違いはなくても
現場に行けば、お施主様の「大事にしている」雰囲気が分かります。
こちらは、2棟目のお家。
仮にB様邸とします。
漆喰は、土で色味を付けていない白漆喰です。
質感的には、そんなに違いはないのですが
お施主様の選ばれている瓦やドア、
窓の仕様、照明器具などで
お施主様が暮らしたいと思った「家」の個性が出てきます。
小物一つ、ドアの仕様一つ、
選んだもの、選ばなかったもの、
足したもの、引いたもの。
材料は、同じ無垢の木と漆喰なのですが
お施主様の考える「家」や「暮らし」が
そのお家の雰囲気になっていきます。
トイレも、どちらがどちらのお家と言わなくても
・・・何となく分かりますよね?
天井の仕様も、個性が出ます。
B様邸のように、勾配天井はちょっと山小屋風というか
梁がワイルドな感じがします。
一方、
フラットな天井は、きりっとして
スッキリした印象をうけます。
本当に好み、です。
今回は、完成時期が
一週間くらいしか差がなかったことや
テイストの違いがはっきりしたお家だったので
撮影してても、とても楽しかったです。
A様、B様、木の家を選んでくださり
ありがとうございました。
そして、この度の完成、本当におめでとうございます。
ところで、撮影完了後、
近くの公園の桜を見に立ち寄りました。
もうきっと、今頃は満開でしょうね。
淡い、優しいソメイヨシノ。
こちらは、カワヅザクラでしょうか?
広告の地図の目印にした木にも、なんと可愛い花が咲いていました。
木の名前は、なんだろう?
ユキヤナギのような、可愛い白い花が咲いていました。
いよいよ春も本番♪
木の家で、またお会いしましょう!