地盤改良工事(柱状改良)

家づくりを始める方が一番危惧しているのが地盤調査の結果です。


結果如何では予算が変わってきます。


家を建てる位置(四隅・中心点)に軟弱層があり

強度にばらつきがある場合に改良が必要と判断されます。

この柱状改良工法にはいくつか選択肢があり

今まで施工していたものは、

地中に直径60cm深さは軟弱層により変わりますが、

そこにコンクリートミルクを流しこむ工法です。

地中直径60cmの穴を掘るため、土がたくさん出ますので

その土を処分する費用が発生し、コンクリートが固まるまで時間が必要になります。

地盤改良


それで出会ったのが、環境パイル工法です。

この工法は天然木を利用します。


環境パイル工法

防腐防蟻処理をした直径12~18㎝の間伐材を

地中に無回転で圧入します。

ということは、残土が発生しないので、お財布にもやさしいのです^^

セメントや鉄を用いた改良を木材に置換することにより

一棟当たりのCO2を15t程度の削減が期待できます\(^o^)/


つまり、エコですね(^o^)


間伐材を使用することで、森を健全に育てることにつながります。


何ゆえ自然素材の家に拘るのか。

それは、環境に優しいからでもあるのです。


ということで、

今回は初の環境パイル工法による

地盤改良工事を施工しました。

環境パイル

木なのに耐久性は大丈夫なの?

と、思われると思いますが

地中は劣化条件である酸素が遮断されることにより

劣化しにくくなっているため、耐久性も優れているのです。


これで、安心!…ですね(^^)v

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