こだわる二人
ずいぶん前、カフェなどを営む知人に「プロってなんやろね?」と聞くと、
「そのことで、お金貰っている人」との答えでした。
そのプロという言葉、広告でよく使われますね。
「○○のプロにお任せください!」
「プロにご相談ください!」
というものです。
そのプロという反対の立場、アマチュアというのは、
相対的に、プロより経験も知識もないものとされる。
だから、プロの意見、と言われると黙らざるを得ないような、
一種の印籠のような面があります。
「これが目に入らぬか?」
素人は、「ハハ~」とひれ伏すしかない。
とはいえ、本当にそうなんだろうか。
あんまり「自分はプロだ」と印籠を見せびらかす人って、なんだかなぁ。
黙って【技術】で知らしめて欲しい。
口ばかりか、腕があるか。
「そのことで、お金貰っていて」も、ピンからキリまであるような気もするのです。
スマホでプロという言葉を調べると、
[ある分野で高い技術や知識を持ち、それを職業として生計を立てる専門家]と出てきました。
(辞書だと[①プログラム②プロダクション③プロフェッショナル④プロマイド⑤プロレタリア]。)
AIの要約だったので、日本の会話の中で「○○のプロ」みたいな使われ方が多いのかもしれません。
ある分野のことについて、
高い技術や知識を身に付けるために、
他人の何倍も手を動かし、勉強をし、考え続けてきた人、
そしてそれを生業にしている人。
前述したピンからキリまでというのは、
どの程度で、自分に甘んじてきたかの違いかもしれません。
これで完璧、完成形だとしないのは、
大谷翔平選手を見ていても思うことです。
優れた人ほど、謙虚でもある。
どんな立場になっても、
さらに手を動かし、学び、考え続ける。
同じような濃さの努力も勉強もできないから、素人は感動するのだし、
そう言った人の本を読んだり、話を聞くことで、
その恩恵を少し、分けてもらえるのだと思います。
さて、そのプロ同士のおはなし会が、10/26(日)開催されます。
場所は、もくせい工舎・土壁の家です。
壁のこと、空間のこと、木のこと、家のこと。
ずっと手を動かし、考えつづけ、カタチにしてきた、
自然素材にこだわる二人。
二人のおしゃべりには、きっと思ってもみなかったヒントがあるはずです。
家づくりを検討中の方はもちろん、
家づくりなんて、まだまだ現実的でないと思っている方も、
奥深い、【自然素材でつくる空間】の魅力に、触れに来てください。
(土壁の家が、まさにお二人の世界観の一つです。)
定員は10名様までとなっております。
ご予約お待ちしております。どうぞお気軽にいらしてください♪
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