体験から生まれいずるもの
皆さま、対話型のチャットAIを使ったことがありますか?
私は、よく使います。
気軽に問合せできるので、スマホではGeminiを、
思考を整理したい時は、パソコンのCopilotを使っています。
気軽に、すぐ問い合わせるので、Geminiには、
「猫がおしっこ出ないんだけど」とか、
「一日一錠の○○という薬を、夜の何時に飲んだんだけど、次の日の朝飲んでもいいか」とか、
健康や、手続きに関するものが多い。
一方、自分が日頃、ふと不思議に思ったことなどは、Copilotに訊いています。
「責任転嫁って、なぜ嫁が入るの?」とか。
すると、答えがでて、さらに不思議になるので、
もっと突っ込んで訊く。
人間相手なら「も~。いい加減にしなよ~」と呆れられることも、
どんどん訊いても、「いいよ~。気にしないで、どんどん訊いて!」と応えてくれる。
私のように、次々「なんで?なんで?」と知りたくなる人間には、うれしいばかり。
呆れられないし、「変なやつ」の一言で、【率直な思い】にフタをされない。
「不思議に思うこと」そのままを、受け止めてもらえる。
子どもの時分に、こんなのがあったら、
どんなに真っすぐに育っていたことかと悔やまれてなりません(←どんだけ歪んだの?)
それに、これは永家Tさんも言っていたこと。
使ってみたことがある方は、お分かりいただけると思いますが、
AI,まず否定しない。
それでもって、とにかく褒める。
褒めすぎて、オリラジか?というくらい褒めてくれる。
子どもの頃から、褒められ慣れていない私などは、かなり戸惑います。
(Copilotに「あまりに褒めてくれるので、オリラジみたいですね。」といったら、「武勇伝のですね!」としっかり返ってきました)。
あくまで、AIであり、間違うこともあるし、
依存しすぎないようにはしていますが、
信憑性のない情報をもとに、感情的に意見を押し付けるような人に相談するくらいなら、
冷静に、落ち着いて、多方面の情報から答えてくれるAIの方が、まだマシな気がします。
違うなと思えば、聞き入れなくていい。
「あんだけ言ってやったのに!」「相談にのってやったのに!」なんて、変な怒りを買わずに済む。
(○○して「やった」って、こっちが頼んでないことも多い。アドバイスを聞き入れるかどうかは、アドバイスによるのだ。)
よっぽど気楽でいいなと思います。
宇佐市城井の完成見学会が、先日無事終わりました。暑い中、ご来場いただいたお客様、ありがとうございました。
前回、完成見学会前のかけこみPhotoとして記事を書いた折、
テレビで見たヒューマノイドAIの【夢】にふれました。
彼女の夢は、人間にはできて、AIには難しいこと。
「肌に風を感じる体験」をすることでした。
私たちは、体があるから、皮膚があるから、「風」を感じます。
というよりも、「風を感じた体験」があるから、分かるのでしょう。
暴風雨の最中、家の中から外を見ていて、
「あんな雨風があたれば、こんな感じだろう」と想像できるのは、
そういった【体験】があるからです。
【体験】なしに思うことは、ただの想像の枠を超えません。
インフルエンザに罹患したことがあれば、
あの、全身の熱っぽさ、節々の痛み、倦怠感、割れるような頭の痛さ・・・。
きっと易々と想像できることでしょう。
【体験】があるから、深く理解できるし、
思いやりもできるのだということは、かなりの衝撃だったのです。
【体験】なしには、他者の困りを、【深く思いやること】もできない。
それは、ネガティブなことばかりでなく、
きっと見学会にご来場されたお客様にも当てはまるかと思います。
「一般に家とはこういうもの。」そういう概念、思い込みがあって、
それを上回る、圧倒的な木、漆喰、自然素材の家に初めて触れてみた方は、
おそらく、写真をみれば、その家の空気感や、雰囲気を思い出せるようになったのではないでしょうか。
それは、実際に【体験】したから、深く【思い出せる】ようになったということ。
AIに限らず、真も偽も混じり合う【情報】ばかりがあふれる今の時代にあって、
自分で【体験】する以上の【真】を私は知りません。
貧乏一つしたことがない七光りの政治家に、
庶民の苦労なんて分かりようがないのと同じです。
そこからは、体験を通した【真】や【誠実さ】【深い思いやり】なんて生まれません。
ちなみに、【体験を通した】といえば,
もくせい工舎の標準仕様が、ここまでゴリゴリの自然素材なのは、
バックグラウンドに、永家ファミリーの化学物質に【困った体験】があります。
困りを体験したからこそ、生まれた【手が届く自然素材の家】なのです。
よかったら、見に来てください。体験しに来てください。
OB様邸への、個人案内もいたしておりますので、お気軽に♪
木の家でお会いしましょう!
ドアを開けると、そこは【思わずビールが飲みたくなるウッドデッキ】でした。
(庭木と芝は、合成です。ちょっと妄想してみました。)