ラストクリスマス

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


皆さま、メリークリスマスでございます。

よいクリスマスをお過ごしでしょうか。

もくせい工舎の家

実は、本日を持ちまして、ことりの母さんの記事はお終いとなります。

13年ほどの間、家のこと、暮らしのこと、

ダチョウの卵のことから、肛門括約筋といった、

まったく工務店と関係のないことまで、雑多に書き連ねました。

お付き合いいただき、本当にありがとうございました。

50代も半ばに差し掛かり、色々と思うことがあり、
生き方を見直す時期に来たことが理由です。

思えば、10数年前、はじめてもくせい工舎の家に会いました。

それまで、家族の借金や、その他、諸々の理由で、
家を建てることなんて、とうてい無理。

もう、日々を送るのに精いっぱい、そんなこと考えられないような時期に、

あるフリー冊子で構造見学会の広告を目にしました。

※関連記事は→こちら

そして、今までの常識を変える家と出会うのです。

もくせい工舎南欧風の家

なんこれ?

そこにあったのは、まるでジブリに出てくるような質感の家。

おそらく、私は、その家にときめいちゃったんだと思います。


「無機質が当たり前の家」しか知らなかったのに、

こんな手びねりの器のような、素朴で温かな雰囲気の【家の在り方】を知った、その衝撃。

そして、それが自分たちにも叶うかもしれないと知った時の、高揚感。

それは、今思い返しても、自分の人生に差し込む光だったのだと思います。


20241005_胎内のような_1.jpg
まるで胎内のような甘木土の壁。

少子高齢化が叫ばれ、これまでの価値観が崩壊し、

ケッコンやシュッサンが当たり前でなくなった今、

先細りする需要を、建てる側で奪い合うような時代になっています。

似たような家、
似たようなフレーズ、
似たような量産されるSNS。

溢れかえった情報の中で、
本当に望むものに出会うことが、
これほど困難な時代もありません。

なぜなら、自動的におススメされるのは
似たようなものばかり。

「予想外」「想定外」の
思ってもみない出会いは、
意外にアナログだからです。


このブログをこうして読んでくださっているということは、

きっと、手びねりの器の温かさ、美しさを知る方なのかな?と推察します。

だからこそ、もくせい工舎の家に気づき、

この誰とも知らないオバちゃんの話に、真摯に耳を傾けてくださっている。

それはとても奇跡的で、有り難いことなのです。


だからこそ、お願いがあります。

どうか、ご自分が本当に「これだ!」と望む家を建ててください。

自然なもの、伝統的なもの、
色々なものに【こだわる】作り手は多いけれど、

大事なことは、

誰かが【こだわった家】ではなく、
【あなたがこだわった】家であることです。

予算に限りがあれば、自由設計の自由にも限りがある。

それは、焼肉バイキングの「赤まるコース」と「金まるコース」のように、
選ぶにも範囲があり、望むなら別料金というのに似ています。

人によっては、シビアな思いをするかもしれない。

家づくりに対する、夢や憧れが大きい人ほど、
その分、がっかりするかもしれない。

でも、その気持ちに寄り添ってくれる相手を、探してください。

「ないならないで、こういうやり方もあるよ」と、

知恵と工夫で、一緒に、楽しく考えていけるような工務店をパートナーとしてください。

プロとよばれる側に説得されると、素人は返す言葉がでてきません。

それでも、きっと根底には残念な思いも抱えていると思います。

家づくりの喜びも、飲み込む悲しさも、そこを思いやれる【余裕】があるかも大事です。

だって、ずっとお金を払い続けるんですよ?

おじいちゃん、おばあちゃんになるまで。

「予算がなかったから仕方なかった」家と、
「なかったけど、工夫した」家は、全くその後の気持ちが違ってきます。

それを一緒に考えてくれる、知恵と技術、そして【余裕】のある相手を選んでください。

瑕疵担保は、欠陥には対応しますが、「言っていたことと違う」には対応できません。 

よく話を聞き、何かあった時に、信頼に足るかも大事です。

カスハラはいただけませんが、

表面上は【怒り】でも、
内にあるのは【困り】であり、【悲しみ】です。

吟味したはずの家に、
起こった【困り】に【悲しんで】、
表面上【怒っているように見える】だけです。

だから、困った時に、嫌な顔せず、
ましてやクレーマー呼ばわりせず

「困っているだろうから」と直ぐに対応しようとしてくれるかも大事です。

トラブルが起こった時に、どういう態度をとるか。
それこそが、本質でもあるからです。

20241005_胎内のような_5_白漆喰.jpg

人間がやることに【完璧】はあり得ない。

そして、私たちは【完璧】だから、
何かを好きになったり、信用したりするんじゃないと思います。

なにかあっても、この人なら
ちゃんと向き合ってくれるだろう。

その根底に温かいものがあるから、信頼するのだし、また【次】につながるんだと思います。

幸せな人が誰かを幸せにしていく

肩ひじ張らなくていい、【思いやり】と【誠実さ】。

その関係性が、信頼に支えられた安心感です。


そして、家にしろ、人にしろ、【欠点】は、魅力でもあるし、伸びしろでもあります。

スキを見せまいとピリピリしているより、
柔軟な対応ができる方が、ずっといい。


本当に大事なのは、

【何かあった時に話がしやすいか、対応を急ごうとしてくれるか】です。

その相手を探してください。

もくせい工舎の家

工務店は星の数ほどありますが、大分の県北で、

なかなかここまでの家を、
ここまでして建てる工務店を、私は知りません。

その【家づくりへの考え方】に共感していたからこそ続けられた、13年でした。

そして、こういった家が、

「本当に自然なもの」を必要とする「誰か」に届けばと、それを願っての日々でもありました。


その「誰か」が、この拙い文章を、
最後まで読んでくださっている
「あなた」であったら、どんなに嬉しいか。


いつか、
私がもくせい工舎の家にときめいたように、

同じような高揚感と夢をもって、
「あなた」が叶えていく。

無垢の木と漆喰の家で、ご自分なりに暮らしを紡いでいく。

もくせい工舎の家

そんなことが叶ったら、

私、ことりの母さんといたしましても、
本当に嬉しく、しあわせに思います。

これまで、読んでいただき、ありがとうございました。

そして、永家さん。

こんな家に出会わせてくれて、ありがとうございました。

これにて、おしまい。

良いお年&心からの良い人生をお祈りしています。

グットラックです!

もくせい工舎の家ありがとう


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