オバちゃん、ロフトに上る

もくせい工舎の平屋建てのお家でも、ちょこちょこ、よく見るロフト(・ω・)ノ

もくせい工舎のロフト



loft_hasigo.png

現場に撮影に伺うと、だいたい左のような取り外し式が多く、

お子様が小さいうちや、必要時以外は外していて

ひっかければ少し斜めになって登れるタイプです(・ω・)ノ



実は、わが家にもロフトがあります。

家を建てることになって、転校させることになった上の息子の

新しい場所に移る、その第一条件が

この、「ロフトがあること」でした( ̄▽ ̄)

・・・で、わが家の「はしご」はというと、実はこのタイプ。

a_loft.jpg

ガッチリ据え付け・まっすぐ直立型はしご!(。-`ω-)☆

・・・・実は慣れると、この方が上りやすい・・・( ̄▽ ̄)

斜めだと、かえって下が見えちゃう(^▽^;)



慣れるまでは、結構おっかなびっくり上ります。

タイミングや、自分なりの上り方がつかめると・・・もう大丈夫(。-`ω-)☆

・・・でも、うっかりマジマジ下を見てしまうと

・・・足の裏がヒュゥっとする〜ゥ( ̄▽ ̄;)}}



でも、据え付けなのでしっかり留まっている(ハズ?)感と

直立のはしごを上る感じが、消防の出初式のようで(←そうなの?とツッコまれそうですが)

・・・ちょっと楽しい・・・(* ̄▽ ̄*)



下の子は越してきたとき小学校1年生で、

しかもあまり運動は得意ではない方なので

・・・かなりビビッて半泣きでした(^▽^;)

でも、今は「おまえは、サルか!?」といわれるほどスイスイ上ります(*^_^*)



わが家に来て、初めてロフトに挑戦する子、

特に女の子は、かなり怖がります。



でも、「こうして〜、こうして〜、ここに手をついて〜」と上って見せてやると

「こわい〜」と言いながらもやがてコツをつかみます(・ω・)



・・・というよりも、ワタシがスイスイ上って見せるので

「・・・こんなずんぐり短足の、こ〜んなオバちゃんに上れて

自分にできないわけがない!( `ー´)ノ」

みたいな、妙な自信と確信をあたえるみたいですね(T_T)←泣?



でも、どの子も上れた時の「できた〜!\(≧▽≦)/」って瞬間の顔はいいですよ(*^_^*)

達成感いっぱいのいい笑顔です( ̄▽ ̄)♪



ロフトは、元々、屋根の直下にあって(天井なし)屋根裏部屋兼物置をさす。

でも実際ロフトに上ると、モノを置くにも重い大きなものは出し入れが大変そう。

しかも年取ったら、上がらなくなるかも。

しかも、別料金・・・。



でも、勉強する子供部屋がリビングとつながっている配置の場合

「ちょっと一人になりたい」時、ロフトは公でありながら個にもなれる。

ロフトがある事で、空間に広がりが出る。

しかも、ロフトだからこそ

階段じゃなく「はしご」で上ることになる。

危ないからこそ、階段じゃできない「気をつけて上る」運動になる(。-`ω-)☆

なかなか、今は「はしごに上る」ってこともあまりないですもんね( ̄▽ ̄;)



そういったことを踏まえて

ロフト代をどうとらえるか?ってことかもしれません(・ω・)

とはいえ、ウチはロフトは子供との約束なので

高いじゃの安いじゃのではなく、

親としての「必要経費」(?)でしたが( ̄▽ ̄;)・・・家できたのに、引っ越せなくなる・・・

その目を通して

新しく着任された校長先生がPTA会議で

「前の校長先生はカラーで校長室便りをカラーで出していたようですが

ぼくは、経費削減もあって白黒にするつもりです。

その分浮いたお金は、子供たちのために使いたいと思います。」

とおっしゃいました。



何気なく聞いてて「ああ、はい、わかりました。」と思っていたのですが

・・・なんとなくチト寂しい( ̄▽ ̄;)



先代の、校長先生は名物先生でした。

子ども達からも、親からも、先生方からも愛された先生で

定年を迎え、今年の春学校を退職されました。



わが家が越してきて、転入の挨拶に伺ったとき

「●×(おらが村の名前)は、どうですか?」と聞かれ

「星が、すっごく綺麗です!(*^_^*)」と言ったら

それは嬉しそうにしていた前・校長先生。

校長先生は、おらが村の出身で、何よりもこの風景を愛し

教師生活最後の場所が、ご自分の母校となりました。



校長先生は、校長室便りを作るのも大変お上手で

特に、心に残っているのは写真。

近くの池に咲くハスの花の紅色。

ミカンをついばみに来たメジロ。

遊ぶ子供たちの表情。

校長先生が向ける目線の先には、必ず美しい色がありました。

写真とモノクロ



カラー印刷は確かにコストがかかるのでしょう。

「無駄」なら、削って節約すれば、子供たちの為に使えます。



でも、前・校長先生が

コストがかかってもあえてそうしたかったのは、

きっと、伝えたい世界が色彩にあふれていたからでしょう。

伝えずにおれない、美しい色がたくさんあったからでしょう。


その目を通して伝えたいことに、美しい色があるか?

カラー代金が無駄になるかどうかは、そこかもしれません。

バイカウツギ
バイカウツギ。朝つゆに濡れて、「しっとり」咲いています。

どんなに言葉をつくしても、写真には敵わず、

どんなに美しい写真でも、実物には敵わない。

color_w_p.jpg
白?グラデーション?・・・それだけ?


伝えたいことが、言葉だけじゃもどかしいこともある。

伝えたいことが、モノクロだけじゃ足りないこともある。

tuyu_hiperikamu.jpg
葉の上の朝露が、ぷっくり、キラキラ!
どんなに言葉を重ねても、「見る」には敵わない



色々嫌なことやつらいことがあるこの世にあっても、

こんなにも世界は美しいよ。まんざらでもないよ(*^_^*)



・・・そう伝えられるのなら、

そのコストだって、立派な「教育費」じゃないかな〜(。´・ω・)?

・・・なんて思います( ̄▽ ̄)

日晴、着々

ピーチュクピーチュル、ピーチーチーチチュルチュル♪



いいお天気♪

なんともいい声で鳴いているのはヒバリ(*^_^*)

晴れた日にさえずるから、日晴(ひはる)→「ヒバリ」とのこと(・ω・)

ヒバリなく風景・見学会場付近

空は青く、白い雲が、ぽかりぷかり。

遠くに見える山の緑の稜線。

さわさわと麦が風に揺れ、ヒバリがさえずり・・・( ̄▽ ̄)

いや〜なんとも、のどか、のどか(*´▽`*)♪



負けず劣らず、のどかな場所に住んでいるワタシですが

ここの風景は、かなり好み( ̄▽ ̄)♪

ここは、もくせい工舎・代表が生まれ育った場所。

そこに、昨年秋に引き続き

もう一棟、もくせい工舎のお家が完成したので

その写真撮影に伺ったのです(*^_^*)



とはいえ、まだ外構工事の真っ最中。

お庭を手掛ける実意園さんと、

基礎工事やコンクリート工事を手掛ける神後建設さんがお仕事中。

201505_外構工事中

・・・・外観は〜・・・撮るのいつにしよう(。´・ω・)

ムム、見学会除く日でいい天気の日がない(ーー;)

と、とりあえず、先に内観だけでも!( `ー´)ノ

・・・と、伺った次第でした(・ω・)ノ



お花を活けたり、小物を飾ったり。

写真もあっちウロウロ、こっちウロウロしつつ

300枚前後いつも撮影するので

簡単に2〜3時間経ちます(・ω・)

その間に外では、職人さんたちの仕事の気配がする。

着々とものづくりが進む雰囲気を感じる(・ω・)



撮影可能日に、内装も外構も完全に完成していれば

他の工事の邪魔もせずにすみますし、

撮影する分にはいいのです。

・・・が、ちょっとだけ心細いような。さみしいような(^▽^;)

こうして、自分以外の他人の気配がするのは

・・・、実はちょっと嬉しい( ̄▽ ̄)♪

着々とモノづくりが行われる雰囲気は、やっぱり魅力的です(*^_^*)



201505_アプローチの様子
アプローチの枕木。枕木ってだけで、ワクワク!(≧▽≦)♪

ブゥ〜イィ〜〜〜ン!

・・・と、びっくりするくらいの大音量!Σ(・ω・ノ)ノ!
ご近所の赤ちゃん、起きちゃったかな・・・( ̄▽ ̄;)

はっちゃんさんが、枕木を切っているのです(^▽^;)
起こしちゃってたらゴメンナサイ( ̄▽ ̄;)

201505_hattyannsan.jpg
造園と日田祇園の鬼?はっちゃんさん。
重機を色々使いこなして、テキパキお庭になっていきます。
それにしても、原田左研のロゴも素敵ですが、実意園さんのロゴも・・・カッコいい(* ̄▽ ̄*)

その横で、神後さんたちがあ〜でもないこ〜でもない言っている。

201505_神後建設さん作業中

いやはや、ものづくりっていいな!(≧▽≦)



2015_huji_wasitu_mini.jpg

さて、内観の撮影も無事に済み

こちらのお家も今週末いよいよ完成見学会(・ω・)ノ♪
↓↓↓
詳しくは、こちら!



シンプルなのに、フツ〜とは、ちょっと違う雰囲気のお家。

一番、知って欲しいのは、その空気感(*^_^*)

「どんな家なのか見てみたい」

「本物、ホンモノって、同じ木でしょ?いったい何が違うの?」

・・・そんなかたは、ぜひ(。-`ω-)☆


201505_見学会もうすぐ

小石原ブラリー

連休、なかなか会えない旧友を誘って、小石原の民陶祭にくりだしました(・ω・)



独身時代のように、好きではあっても陶器ばかり買うわけにもいかず、

人が多そう、道が混みそうとしり込みしていたのですが

昨年ちょっと一緒に行けなかった罪滅ぼし(?)もあって

声掛けした次第です( ̄▽ ̄)


2015_小石原ギャラリー
2015_koisiwar_panf.png


実は、民陶祭は初めて。

「・・・・多そう。・・・渋滞しそう。」

そう予想はしていましたが、びっくりするほどの人!車!

朝からの雨模様の中、

小石原全村民の何倍いるのやら!Σ(・ω・ノ)ノ!←失礼では?



どろんこ駐車場
車の出入りと雨で、すごいことになった臨時駐車場Σ(・ω・ノ)ノ!

・・・そこまでして、何を見たかったかと言うと・・・

これでございます!(。-`ω-)☆


小石原ポタリー看板


小石原ポタリー! (≧▽≦)♪


・・・って、ご存知ですか?

・・・といっても、ワタシも今回下調べで知ったもの( ̄▽ ̄)←超にわか仕込?

フードコーディネーターの長尾 智子さんと、小石原の15件の窯元との
↑ フードコーディネーターって何?長尾 智子さんって誰?・・・と、な〜んにも分かってませんが。

コラボで生まれた新しい民芸の器。・・・とのこと(・ω・)
小石原ポタリーに関しては、こちら

それが、今までの自分の中の小石原焼のイメージと

ちょっと違うものだったので、・・・ちょっと見てみたい(* ̄▽ ̄*)

しかも、民陶祭期間中、2割引きなら〜( ̄▽ ̄)♪



・・・で、足をぬかるみに取られながら小石原ギャラリーへ。

2015_大盛況の小石原ギャラリー

・・・・おしゃれで、素敵♪本当は一式、色々な柄で

揃えてみたいくらい欲しいのですが

・・・さすがに今更(「今、皿」か?)沢山買えない( ̄▽ ̄;)

結局、戦利品(?)はぷらぷら窯元めぐり中に見つけたものがほとんどでした(・ω・)

戦利品?

一本杉工房
(注)行くと必ず何か貰えるわけではありません(;・∀・)
今回たまたま、ラッキーだった上、大変良心的に応対してもらえたのです(*^_^*)♪



それで、いよいよ本題です(。-`ω-)☆←?



意外にも、民陶祭で売っていたもの。

手洗い鉢〜(・ω・)ノ♪

そう、もくせい工舎のお家でも、トイレなどによく使われるアレです。
↓↓

もくせい工舎の手洗い鉢

なんとなく、カタログから選ぶのが全てだと思い込んでいたんですが

・・・民陶祭で売っている・・・( ̄▽ ̄)

しかも、飛びかんな・・・( ̄▽ ̄)?・・・一品もの♪

しかも、2割引き。(。-`ω-)☆

写真を撮ってなくて、大反省なのですが、

もくせい工舎のトイレに使用する鉢よりずっと大きいものでも

3万円くらい。そんなに値段変わりません(;・∀・)



そうか、民陶祭とかで見てみるっていう手もありましたか〜Σ(・ω・ノ)ノ!(時期によるけれど。陶磁器だけに?)



小石原の風景

小石原をぶらぶらしていると、色々な風景に出合います。

陶板をお家の壁に入れてたり、割れた壺にグリーンを植栽していたり。

小石原焼といっても、昔ながらのやり方を続ける窯元さんもいれば

何かを模索し続けているような作品をつくる窯元さんもいます。



渋滞と人の多さはちょっと苦手ですが、楽しかった!( ̄▽ ̄)

またの機会には、色々詳しく写真に残したいと思います(。-`ω-)☆



・・・あ、もし民陶祭にお出かけの際は

お天気を見て、一応、長靴!

車に乗っけて行ってくださいね(・ω・)ノ♪

debut

わが家の、電気メーターから元気な「ちィちィ♪」という声が消えた、4月の終わり。

あれだけ、エサを忙しげに運んでいた親鳥も、出入りの気配がありません(・ω・)

電気メーターにスズメの巣

・・・そう♪無事に巣立ちを迎えることができたようなのです(*^_^*)♪


こすずめ、デビュー
ちっちゃい!ぽわぽわ!カワイイっ!(≧▽≦)?


待つ小雀

・・・兄弟で何をまっているかというとですね・・・( ̄▽ ̄)

ちィちィちィ

・・・・親鳥が、目の前で食べれるエサを採って、見せている(・ω・)?

エサをもらう


安全な巣の中で、エサを食べさせてもらうだけの暮らしから、

少し飛べるようになって、今度は自分たちの力で

「食べていくため」の訓練をしているんですね(*^_^*)

路上教習みたいなものでしょうか?( ̄▽ ̄)

親鳥に甘える

・・・しかし、どの世界も親は大変だ〜( ̄▽ ̄;)



スズメは10日前後で孵化し、2〜3週間で巣立つとのこと。

対して、妊娠期間も、子育て期間も、平均寿命も長めの人間。



でも、どちらの子育てでも、一番大事なことは、

親がいなくなった後も、

自分の力で食べて、「生きていける」大人にすること。

「生きていける」チカラを、次につないでいける「親」「大人」になること。



ワタシたちは、「次」に続く命を守り、育てるために生きている。



子どものいる、いないに関わらず、

それはきっと、赤の他人でも。

後から来るもののために、命(時間)を使って

生きぬくチカラを、つけさせること。



それが、先にdebut(デビュー)した者の務め。

そうじゃないと、どんな名公演だって

・・・ロングランにはなりえません( ̄▽ ̄)