初めての家づくり。何から始めればいい?

こんにちは、もくせい工舎です。

「そろそろ家づくりに向けて動き出したい」
「家を建てるかはわからないけど、とりあえず情報だけは集めておきたい」
そう思ったとき、インターネットで土地情報を調べたり、住宅雑誌を買ったり、住宅メーカーの展示場に行ったりされる方も多いと思います。

ネットでたくさんの情報が得られる時代のなか、
家づくりにかかせない依頼先(工務店やハウスメーカーなど)選びで私たちがあえてお伝えしたいのは、「依頼先は家をつくっている現場を見て決める」ということです。

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現場とは、構造見学会や完成見学会のことです。

家づくりの知識がなくても構いません。
実際の現場に行けば、工務店(ハウスメーカー)がどのような家づくりをしているか?どんな人が家を建てているか?を体感できます。

手軽に手に入る情報も大切ですが、実際に目で確かめるからこそ得られる情報は侮れないもの。
オンラインでは知り得ることができない情報をきっと持ち帰れると思います。

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もくせい工舎の見学会はご予約制です。
一度見学に来たからといってしつこく電話をかけたりはしませんので安心してお越しください。

自然素材の家に興味がなかった方が「ここまで違うなんて、自然素材ってやっぱりいいなぁ」と思ってもらえたら、私たちはうれしいのです。

自分の手でやってみる【干物編】

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


庭の白モクレンが咲きました。

202315_ハクモクレン

わが家のモクレンはまだ小さいので
花に、私の鼻が届きます。

嗅いでみると、なんとも瑞々しくて
上品な良い匂い。

春がいよいよやってきました。

春は何かを始めるにも、良さそう。
暖かくなるって素晴らしい。
重い腰も、えいやっと上がりそうです。

その勢いに乗って
この頃、実験的に少しづつ
「自分の手で実際にやってみる」を増やしています。

半世紀ほど生きて、
あらためて自分があまりにも

自給率が低いこと
実体験として、何も知らないことに
驚いたからです。

口に入るものも
身に付けるものも
大半をお金を出して、買ってきます。

その中には、本当に大切なものもありますが
大半は、特に好きでもなんでもない
愛着も、思い入れもないもののような気がします。

服は特にそうで、

値段が高くなくて、
そんなに可笑しくなくて
この変な体形に
入りさえすればよい感じ。

生きて使える時間を、万能引換券である「お金」を稼ぐために使って

その結果買っているものに愛着がないなんて

なんていうことだろう。

とはいえ、めんどくさがりな上に不器用な私。

いきなり服は無理でも
簡単なものから
少しづつ「自分の手で」やってみることにしたのです。

簡単すぎて笑われそうですが。

干しシイタケって高いな~と思ったんで
生シイタケを干してみたり。

生シイタケ並べている時は
こんなに安く、たくさんの量を買ってきたんだから
やっぱり自分の手でやるのは
お得だ!と思っていたのですが

20230315_自分で干しシイタケ

干してみたら何のことはない。

市販の干しシイタケのボリュームは
適正のお値段くらいと知り。

しかも、売っているものの方が
乾燥もしっかりされていて、長持ちしそう。

とはいえ、これもやって見たからの感想(乾燥?)なのです。

干したものは他にも、サツマイモや大根、ショウガ。

ショウガはおろすより
乾燥させて粉にする方が簡単でした。

ショウガを薄くする際、繊維に沿って切ってしまったので
粉末後も、繊維だらけになってしまい、

そうか、最初から繊維を切るようにスライスすれば良かったのね~。

そう学んだことも新鮮でした。

やっぱり、実際にやってみて
失敗しないと分からない。

もっと若いうちにそれに気づけば良かったのですが

悔しいかな、気が付いたのが遅かった。
残念ながら、気が付いた【今現在】が一番若いのです。

少しずつ「自分の手でやってみる」お話。

次回は、【超手抜きコンポスト】です。

無塗装の無垢の木にこだわる理由

こんにちは、もくせい工舎です。

私たちの家づくりでは、床、天井、内壁、外壁、建具の全てに本物の無垢の木を使っています。

それだけでなく、断熱材、防蟻剤や建具の接着剤にいたるまで、見えない部分の材料も極力人体に無害なものを選んでいます。
合板などに含まれる大量の化学薬品は、シックハウスの原因になるとも言われています。

また、せっかく自然素材をつかっても、テカテカの塗装で覆われたら木材は呼吸できません。
無垢の木は、自然に湿気を吸収・放出を繰り返し、室内の湿度を調節しています。

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無垢の木に秘められた力は、「呼吸」だけではありません。
ログハウスなど木をふんだんにつかったお店に入ると、なんとなくリラックスしたり、心地よくなったことはあるのではないでしょうか。

これは、木の香りや人工的には作り出せない木目のリズム、そして木肌の感触が、癒しをもたらしてくれるからなのです。
人工物は年月を経て劣化していきますが、自然素材は年月を経て味わいが増していくことからも、木の魅力がおわかりいただけると思っています。

「木」本来の持つ自然の力で、室内を快適に保ち、私たちの五感にやすらぎを与えてくれる。
これが、もくせい工舎が無塗装の無垢の木にこだわる理由です。