"本物"の自然素材とは?

こんにちは、もくせい工舎です。

壁、天井、建具は無垢板、内壁の一部は漆喰ととことん自然素材にこだわって家づくりをしている私たち。

昨今は、テレビや雑誌などで自然素材の家の良さが紹介されるようになり、さまざまな住宅メーカーや工務店が「自然素材の家」と謳うようになってきました。

しかし、実際はごく一部だけに木材を使っていたりするケースもあるのが現実。
国などが定める明確な基準がないぶん、誤解を招く表現をよく見かけます。

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もくせい工舎がつくる家は、それは、壁、天井、建具も本物の木(無垢の木)、壁は漆喰と自然素材でつくられていて、一度その空間に身を置いていただけば、心地よさを十分に実感できると思います
実は、代表・永家の家族は、化学物質の入った素材を使った家が苦手なんです。特に、新築の場合は色んな薬品っぽい臭いが残っていて、次第に頭が痛く、気分が悪くなり、目がチカチカしてきます。ひどいときは、目がかゆくなり、くしゃみが出て目も鼻もじゅるじゅるになります。
そんな時、自然素材の中で暮らしていることのありがたさを、実感します。

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もくせい工舎の家も、100%自然素材ではありません。
住宅設備などには化学物質を使っています。

しかし、自然素材がメーカー製品に使われている化学物質を吸着分解してくれます。
その、100%に満たない部分をカバーしてくれるのです。

本物の自然素材は、そういった意味でも、便利な暮らしを好む私たち現代人に大きな恩恵をもたらしてくれます。
そして、その居心地は体感してこそ腑に落ちるもの。

木の家の心地よさを体感できる見学会を随時開催中です。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

家族だからこそ、

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


生まれつき、親を嫌って生まれてくる赤ん坊はいない。

それこそ、物心つくまでは

なぜこれほどまでに未熟で、ダメな親なのに

そこまで好いて、必要としてくれるのか

不思議なくらい、子どもは親を望んでくれる

親になるまでは、

無償の愛というものは

親から子に与えるものだとばかり思い込んでいた。

実際は、大人になり、親になると、

子への無償の愛以上に(それどころか!)

人の目、世間の目を気にする弱い私がいて

その分厚い雲の層に、びっくりする。

「言うこと聞かんと、知らんよ」と脅すことや

一見褒めて育てているように見えて、

ある種の方向に誘導しようとすることも、

実は、子どものためと言いながら

本当は「親としてちゃんとしている」ことを気にしているにすぎず

本当は、子どものためではなく

自分の見栄のためだったりするのかもしれない。

「ちゃんとした」親だと思われたくて、
今日も言うのだ、「ちゃんとしなさい」って。

それなのに、子どもは好いてくれる。

例え、「ちゃんとした」誰にでも褒められる親でなくても。

むしろ、子どもから無償の愛を受けていたのだ。

・・・何ということだろう!


縁あって、親になり、

実家以外に「家族」ができ、思うことがある。

「家族」だからこそ、やってはいけないことがある。

それは、特に力関係がでやすい

親と子の間で

親の価値観で、子どもの大事な領域を台無しにすることだ。

「漫画ばかり読んで!」と勝手にものを捨てたり、は

例え良かれと思っても、やりすぎで

心の奥深く、表には見えないところに、

あれだけ親を信じて、好いてくれた、あの子どもの心に

消えない傷をつけてしまう。

関係が良好な時、上手くやるのは難しくはない。

考えが違った時、なにか問題が出た時ほど、

少しでも力のあるものほど、

よほど気を付けないといけない。

親と子でもそうだし、

先生と生徒でもそうだし、

プロと素人でもそういえる。

「説得」といいながら、「うん」と言わざるを得ない状況にしてないかは
細心の注意を払わないといけない

「説得」が、言葉にならないものを飲み込ませて

本当に「納得」して、腑に落ちているとは限らない。

飲み込んだ思いは、小さなチリとなって
心のどこかに積もって

いつか怒りになる。

あれだけ「正しさ」を押し付けられて

「言うことを聞かないと知らない」と脅され

いざ、それが違った時に。


生まれつき、親を嫌って生まれてくる赤ん坊はいない。


家族だからこそ、

家族のように思うからこそ、

そこには、どんな小さな相手に対しても

守るスタンスがあるように思う。


「説得」や「指導」で、意のままにしていないか。

小さなその子ども(もしくは生徒、素人)にも、

大人(もしくは先生、プロ)以上に大きなものがあることを

忘れずにいこうと思います。


誰が何と言おうが、大切な、小さな「誰か」のために

つまらない見栄を蹴とばせる、「大きな人」になれますように!

小さな息子
息子たちよ、色々教えてくれて、ありがとう。とても学ぶことが多い、二十年前後でした。

※次回からは、0のつく日に記事を書こうと思います。10日,20日,30日です。
よろしければ、お付き合いくださいませ。

【施工事例】天然木の質感を生かし、意匠性も盛り込んだ住まい

こんにちは、もくせい工舎です。

中津市の住宅地に建つ、上品で温かな雰囲気を醸し出しているTさま邸。
日田土の漆喰と落ち着いたブラウンの屋根瓦が印象的な平屋の住まいです。
縦のラインが印象的なガレージは、既製品のカーポートのような無機質な感じがなく、漆喰の住まいにしっくり馴染んでいます7-1.JPG

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門扉をくぐると、石畳鮮やかなグリーンの芝生がお出迎え。

玄関ポーチの回りは土壁を使ってアクセントに。三和土風の土間炭入りで重厚感がありながら品の良さをもたらしています。

玄関の上がり口は樹木のありのままの形状を生かしています。

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その緩やかな曲線はシューズクロークまでつながり、意匠性を感じる空間に仕上がりました。シューズクローゼットは、Tさまのご要望に沿ったオリジナルデザイン木の薄い板を何枚も重ねた照明器具も絶妙な存在感を醸し出しています。

リビングは無垢材をふんだんに使った心地よく開放的な空間。

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天然の木の質感を生かしたテレビボードや階段収納を兼ねたロフトのステップ、背面に砂鉄を入れた漆喰の四角いニッチなど、造作家具造作インテリアで個性を感じます。

暮らしの主役となるリビングだけでなく、各間取りにも意匠を凝らしたTさま邸。
手洗い場には、丸い木枠の鏡ボール型のランプをはめこんだ木製の照明器具でお店のような雰囲気に。漆喰壁にあしらったステンドグラスは、代表・永家からのプレゼントです

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廊下でひときわ目を引くカラフルなこちらは、クライミングホールド

お子さまやお友だちも大喜びで遊んでいるそうです。

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子ども部屋には、無垢の木でできたロフトベットを設えました。
秘密基地に出入りするようでちょっぴりワクワク。木の清々しさに囲まれたお部屋は、素朴かつシンプルで、とても贅沢な空間です。

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天然の木の質感を最大限に生かし、住まいに上質感をもたらしてくれる意匠をふんだんに盛り込んだTさま邸をご紹介しました。ご要望に応じて、OBさまのお宅の見学も承っております。まずはお気軽にご連絡ください。