ついに…の決断 (>_<)

9月1日に上棟予定だったお家。

数日前に、お施主様のお父上からのご連絡☎

お父上:「一日は雨みたいだけど・・・、上棟はしますか?」

永家T:「当日の雨は大丈夫なんですが、問題は前日の雨の方で・・・。

           当日は、雨が降っても上棟はいたしますよ(*^_^*)」

と、お返事させていただいたのに‼ (T_T)

~~~~~~!(>_<)

お施主様、お父上様!・・・・・・ごめんなさい‼ m(__)m


何事も【準備】が大事。


家の骨組みをつくるには、上棟日の二日程前から準備をします。


基礎に土台の位置を決め

間違いのないようにする《墨付け》をします。

その後、《墨付け》通りに土台を敷いていきます。

上棟の【準備】で、一番大事なことです。


その【準備】の日に雨が降ると、上棟に到ることができないのです。

週明けに確認したお天気は曇り晴れだったので安心していたのですが(涙)


天気予報に台風の文字。

毎日ハラハラ(>_<)

上棟は、殆どの方が、一生に一度の行事です。


お餅やお弁当の手配、ご家族のお休みの調整etc…

それを考えると、極力設定した日程にと

ぎりぎりまでお天気予報と格闘したのですが、

自然には逆らえないのは当然です。


これ以上決断を延ばせないというところまで延ばし


            延 期の決定!!


この決定は父ちゃんが下します。


飄々としている人ですが、苦渋の決断だと思います。

こういう時に、重くのしかかる「責任」の文字。

“安心して笑顔で暮らせる家づくり”は

同時に、ご家族の一生に関わるものでもあるんです。


お施主様は高額で長い期間のローンを背負いますので

心を尽くしても尽くしきれないお仕事を頂いていると思うのです。


ですから、

心置きなく良かったと思えるよう、全てのことに

万全を期すよう、心を配るのが私たちの仕事なのだと痛切に思います。


ですから、今回の上棟日変更は痛い!です(>_<)

幸せのフクロウ(不苦労)?

先日、TVで大分の小学生がOBSを出発して

100㎞県内をみんなで一緒に歩きながら

また戻ってくるという番組が放送されていました。

ちらっと見て、何か気になって

家事をしつつ、結局最後のゴールまで見てしまいました(^▽^;)


その中で、一人の5年生の男の子が

その企画に参加すべく

体力作りに、おじいさんと励んでいました。

おじいさんは

「★☆が(男の子の名前)、これに参加してちょっと変わってくれたらいいな。

・・・最後までゴールできるかどうか、だな。」

途中から見たので想像でしかないのですが

「きっと何か変わってほしい」っていうことは

おじいさんなりに何かを心配して

「きついだろうけど、乗り越えていく強さ」を

★☆君に期待してのことなんだろうな~と思ってみていました。


番組の途中、★☆君は少しみんなより遅れることが多くなりました。

必死で頑張っているけれど

遅れてしまう。

その道すがら、自分の通っている小学校の前を通るのですが

少年野球の仲間たちや、担任の(?)先生が待ってくれていて

声援を送ってくれます。

「頑張れ~‼★☆‼」

★☆君は、顔をしわくちゃにして

服で顔を、涙を、ぬぐいながら

その前を通っていきます。

「みんなが待っていてくれて、・・・うれしかった( ;∀;)」


【うれし泣き】ができるなんて、なんて幸せなことなんだろうかと思います。

うれしさのあまり心が震えて

涙がながせるなんて、

それをこんな若い、子供の時分に、です。

でも、悲しいかな【うれし泣き】にしろ【悔し泣き】にしろ

何か本当に苦しい、キツイ思いをしたその上で、の話。

のんびりゆったり、そんな苦労をしなければ

ヒトの優しさや、ありがたさに

心が震えることも少ないでしょう。


フクロウを「不苦労」として、幸せのモチーフにしたりしますが

何の苦労もない代わりに、心が震えるほどの思いをせず

周りのものすべてが「あって当たり前」のように思って過ごすのが幸せなのか。

ちょっと、そうとばかりは言えないかも。


苦労しなきゃ、困らなきゃ、恥をかかなきゃ分からない。しかも自分で、です。



頑張って、頑張って

遅れながら、泣きながら

ゴールにたどり着いた子供たちは

「苦労」はしても

本当に満足げで、幸せそうだったですよ(*^_^*)

オバちゃん、感激しました!(T_T)♥

すでに秋?

20日ぶりの雨に「ふぅ~」。と一息ついた感じです。

今年の暑さは尋常じゃないですね。

そんな中、先日我が家のすぐ傍で

夕暮れ時の景色につい、車を止めました。


朱音空

眺めた空は茜色に染まって

ススキ越しの太陽がすでに秋の装いでした。


谷村新司の歌「朱音」の歌詞が思い浮かびました。



朱音の色に~
染ま~る夕暮れ~
見上~げる私にも~勇気をくれる~♪

・・・え?知らない?

谷村 新司さんが平原 綾香さんに書いた曲でもあります。

いい曲です。

平原綾香『朱音』~YouTubeより


感傷に浸った ほんの ひと時でした。