懐かしくて可愛い、昭和レトロガラスの魅力


こんにちは、もくせい工舎です。

職人さんによる手作りでオリジナルデザインを提供している建具には、お客様が好まれるインテリアに応じて、昭和のガラスを使うことがあります。
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どこかレトロな昭和のガラス。
昭和の職人さんは粋な人が多かったのか、幾何学模様など斬新なデザインが魅力です。
もちろん、昭和の時代を生きた方には、懐かしさも感じるでしょう。
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もくせい工舎では、昔からのストックや古いお宅からリサイクルしたガラスを使っています。(建具屋さんのストックの中から使ってくださることも多いです。特別に指定をしなくても使ってくださいます。)
今では製造されていないガラスのため、柄を選ぶことはできませんが、「どこにもないデザインで味わい深い!」とお客さまからも好評です。

また、昭和ガラスではありませんが、片面がフラット、もう片面がモール状になった「モールガラス」もアンティークな雰囲気があって好まれる方が多いです。モールガラスは、製造販売されていますので、ご要望に応じてお選びいただけます。

職人さんのセンスが光る、昭和ガラスを使った木の建具。
施工事例でも紹介していますので、ぜひ見てみてください。
https://www.mokuseikosha.jp/25construction-result/

私たちが考える、「心から満足していただく」ということ

こんにちは、もくせい工舎です。

一般的に家を建てる際は、「〇〇(工務店)で家を建てることに決めました」というお客さまからのご依頼で、家づくりが本格的にスタートすると思います。

しかし、もくせい工舎の場合は、「うちで契約するか決めましたか?」とこちらからお尋ねしたり、「もくせい工舎に決めました!」とお客さまから意思表示されることが、ほぼありません。

これは、決して意識してやっていることではないんです。
私たちにとって、自然素材の家づくりを通じて、木の家で暮らす喜びをお客さまと共有するのが何よりの喜びです。
全ては「お客さまが心から満足できる家を建てるため」ですので、契約を急かしたり、自然素材が好きじゃない人に押し付けたりは一切いたしません。

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そのため、もくせい工舎では、土地探しや住宅ローン、どんな家を建てたいかなど、さまざまな課題をお客さまと一緒にクリアしていくうちに、自然と契約に至っているケースが多いです。
もちろん、その過程で当社の家づくりが合わないと感じる方もいらっしゃるでしょう。
その場合も、全ては「お客さまが心から満足できる家を建てるため」という理由から、無理に引き止めたり、強引に契約を迫ったりは一切しません。
2-2.JPG心から満足していただくために、お客さまの気持ちを大切に家づくりを進めています。
今すぐに家を建てられるかわからなくても構いません。
木の家に興味がある方は、ぜひ、もくせい工舎の家を見に来てくださるとうれしいです。

もくせい工舎の家に消臭剤や芳香剤がない理由

こんにちは、もくせい工舎です。

玄関の靴やトイレの臭いが気になるからと、消臭剤や芳香剤で解決しようと考える方も多いと思います。

しかし、消臭剤や芳香剤は、匂いの成分が入っている化学物質です。
日々、化学物質を吸引し続けると、嗅覚が低下したり、敏感な方は頭痛などの症状を引き起こしたりしてしまいます。

「それでもやっぱり家の臭いが気になるから...」とやむを得ず、消臭剤や芳香剤を使っている方もいらっしゃるのでしょう。
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無垢材や漆喰にこだわった自然素材の家に住むと、消臭剤や芳香剤が必要なくなります。

それは、無垢材や漆喰が臭いを吸収、分解してくれるからです。

そして、不思議なことに木の香りは持続します。
住んでいると鼻が慣れるのかわかりにくいですが、代表・永家の自宅を訪れた人は、みな口をそろえて「木の香りがしますね」とおっしゃいます。
「もくせい工舎からの封書を開封すると木の香りがします」と言われることも多く、木が持つパワーに驚かされます。

実際、もくせい工舎のOBさまのお宅で消臭剤や芳香剤を見かけたことはありません。

消臭剤や芳香剤を買う必要がなくなりますし、臭いのストレスから解放されるので、生活していて楽になると思います。

ぜひ、もくせい工舎の家に見学に行く際は玄関で深呼吸をしてみてください。
木の香りや空気の清々しさを体感していただけると思います。

すだちを前に

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


春先から、わが家の庭に小鳥の声が目立つようになりました。

さえずり?

いえいえ、けたたましい警戒音というか、威嚇音。

「ジョジョジョジョジョジョジョッッ‼‼‼‼‼‼‼」

シジュウカラか、セキレイか?
茶色のくま取りの鳥もいる。

センダイムシクイかな~、
それにしては大きいような・・・。

その正体、後日判明することとなるのです。


ある日、ご近所のミケちゃん(♀)が
わが家の庭先を通って、
そのまま用を足しに、ウチの畑へ。(・・・って、家でしようよ。ミケちゃん。)

さかんに、その頭上を飛び交って、
(御用の最中の)ミケちゃんの頭に、蹴りを入れる小さな鳥。

ミケちゃんも、「なんや、なんや?」って感じで
そそくさと退散します。(・・・って、出たんなら埋めようよ。ミケちゃん。)

「子育て中は、気がずいぶん強いんやなぁ~。
それにしても、猫に蹴りまでいれるかしら・・・。」


そうこうするうちに、窓の外を見ていた夫が「ナニワイバラの所に、なんかおる」と言う。

「ん~?」

20240415_モフモフのヒナ

なんか、モッフモッフの鳥がいる。

夫:「スズメやろうか?」

20240415_モフモフのヒナ

ヒナなのに、スズメより大きい。

くちばしからしても、鷹っぽいというか
草食のソレじゃない。

「・・・モズの子どもかもしれん」

そう、ミケちゃんの頭に蹴りを入れていた強者の正体は
モズだったのです。

20240415_20240415_モズのヒナ
かわいい顔でエサをねだるの図?いや、この子自体が「ジョジョジョジョジョ!」と警戒音を出していたのでした。赤子でもモズは強し。

なんでも、モズは鳥の中でも巣作りの時期が
2月くらいからと早いらしく、

うまくいけば4月中旬には巣立つとのこと。

20240415_モズのヒナ

そうか、この子もそろそろ巣立ちの時期なのね~。

20240415_モズのヒナ

それにしても、かわいい顔です。

くちばしや胸の模様は猛禽類みたいだけど、
スズメ目(!)モズ科の極々身近な鳥です。


その、モズのヒナが隠れていたナニワイバラ。

昔住んでいたアパートの近くに、小さな雑貨屋さんがありまして
そこの屋根を覆っていた圧巻の風景が忘れられなくて

家を建ててしばらくして、庭に植えました。

時期になると、たくさんの目玉焼きみたいな花がびっしり咲いて、
それはそれは見事なのですが

20240415_ナニワイバラ
おしゃれ庭じゃなくてすみません。フォトジェニック感少な目です。

実はあまりお勧めできないバラ。

病害虫の心配もなく、ほったらかしでもよく育ちます。
もう、じゃんじゃん育つ。
・・・育ちすぎるのです。

そのくせトゲはかなり鋭く、血しぶき覚悟で剪定せねばなりません。

でも、この鋭すぎるトゲが外敵から身を守るのか。

小さな鳥などが、ここを拠り所にしているようです。

香りはそんなにない花なのですが、蜂たちがよく集まり、
なかなか蜜集めのお役に立っている模様。


元々は砂利敷きの敷地だったところに
少しづつ樹を植えて

落葉樹の落ち葉が層になり、

だんだん「なんちゃって森のような」庭になりました。
(マメじゃないので、草ぼーぼーワイルドガーデンというか、ほったらかしガーデンと言うか。)

20240415_森もどき
真ん中はシマトネリコ。・・・これも雑木の庭が好きなら、今思えば、ちょっと違う感じ。


コンクリートで固めれば手間もかかりませんが、

土と木がある風景は、モズや他の鳥、昆虫など

多種多様な出会いをもたらしてくれることがあります。

土があり、木がある風景は、
風の通り道にもなります。

手間ひまがかかることは、敬遠されがちな世の中で

土にふれ、木にふれることは、
人間にとって代えがたいこと。

人間だけがこの世に生きているわけじゃなく、

この世界の一部として生きていることを
再確認させてくれます。

そんな同じ生き物としての
モズの子の巣立ちも近い。

20240415_タンポポの綿毛
今か今かと風を待つ。

広い世界へ飛び出したくてウズウズしている様子は、

くたびれた中高年を、ハッとさせるほど
キラキラまばゆいのでした。