シメ。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


以前、『構造見学会とシュークリーム』という記事を書きました。

そこでシュークリームの歯ごたえについて熱弁し、
戸畑にあるマシェリさんのパイシューへの愛を語りました。

記事が埋もれぬうちに、
ワタシが忘れぬうちに、
書いときましょう。
(シメもシュークリームかい!って気もしますが
トシもトシですし、忘れかねんので。)



その、マシェリさんのパイシューが、こちらです!


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もう、普通のシュークリームにはあり得ない
皮に、角(笑)

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生地がふにゃふにゃしてないので、
箱に立てて入れても、崩れない頑丈さ!

今回撮影のために初めて切って断面を見てみました。

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あ~、こんなにクリームを奮発してくれて!

ありがとう、マシェリさん。


このパイシュー。

かじるとザクッ、ザクッ。

そして、ぽってりしたクリームがすぐに出てきます。

パイ生地も、ハラハラと儚げに落ちるのじゃなく、
バラバラと、常緑樹の葉のように
厚みのある音をたてて落ちていきます。

生地の小麦の味が、ハード系のパンのように
しっかりして、
バターの風味もくどさがなくて、
クリームも、優しいのに
生地に負けていない。

もう、書いててまた食べたい。
大好きなシュークリームなのです。

あいにく、遠い~。
北九州は、戸畑です。

小倉方面に買い物とか、
何か用事でもない限り、
なかなか買いに行けないのです。

その私的「ついで」候補になるのが
北九州市立美術館。

マシェリさんから10分強行った所にある、
森の中の、高台にある本館の方のお話です。

設計は、大分が誇る
有名建築家、磯崎新氏。


北九州で育った私は、特別企画展のあるなしに拘わらず

その建物と雰囲気に触れたくて
よく訪れていました。


その美術館の駐車場から、アプローチに向かうとすぐ
見えてくる一本の木があります。

北九州美術館の木

見上げると、特徴のある
双眼鏡のような外観の美術館の
すぐ入り口。

北九州美術館の木

この木は、四季桜。

北九州美術館の木

春と秋に花を咲かせます。

もう秋というにも遅い時期の写真ですが、
控えめな花が
枝先に少しだけ残っていました。

北九州美術館の木


何十年(!)も前から、ここにこの木があるのを見ていますが、

ソメイヨシノのように大きくならないのか

あまり大きさが変わらない。


枝ぶりも低く、ちょうど両手を広げたようになっているので

その内側に入っていくと
ハグされているような感じになる。

北九州美術館の木

人から触れられるのは少々苦手な私ですが、

この木の中にいるのは、とても心地が良い。

かわいがってくれた祖母に会いに来るような。

そんな【会いたい木】なのです。


Welcomeな木の歓迎を受けて、
急こう配過ぎる外付けのエスカレーターを上がっていくと
館内の正面ロビーに着きます。

特別企画展が行われていると、人も多く
ゆっくりするにはイマイチ。

何もない時ほど、美術館自体を満喫できる!


2階のカフェだって、混んでなければ
自由に、自分の好きな席に座れます。

北九州美術館のカフェ

いつ行っても、森の景色が素敵な場所ですが、
個人的には、紅葉の時期が一番。

色鮮やかで
キラキラきれいでうれしくなる!

北九州美術館のカフェ

そして、楽しみのスコーンセットをいただくのです。
(写真はスコーンとキッシュのセット。本当は、もう少し安いとうれしい・・・。場所代かなぁ。)


美術館には、さらにこんな場所も。

北九州美術館

B1のアネックスに続く通路。

北九州美術館

向こうには、北九州の街並みが見えます。

このガラス張りの反対側からは
森をおりて吹く風が清々しく

このまっすぐな渡り廊下を歩いていると、
なんだか不思議と
神聖な気持ちになるのです。

アネックスといわれる別館の扉を開くと
表れるのがこちら。

北九州美術館

アトリウムです。

北九州美術館

以前は、こちらに水がはっていて
キラキラ天井から降り注ぐ光に、

水面に映り込んだ柱が
本当に美しくて!

メンテナンスの都合なのか、
ここ数年は水がない・・・。

北九州美術館

水のあるとないとじゃ、えらい差なのですが
何か事情があるのでしょう。

それでも、人がいないと
本当にここは静か。

北九州美術館

とても落ち着くので、

つらい時、心を鎮めたい時
ふと立ち寄って

どんなに慰めてもらったか分かりません。


シュークリームに始まり、美術館。

皆さんにも、きっと大事な
場所があるのではないかと思います。


また食べたい、あの味。
また行きたい、あの場所。

また会いたい、何かや誰か。


小さな楽しみは、人をどんなに支えてくれるか分かりません。


新しい年が

また何かの

新しい【小さな楽しみ】に出会う一年とますように。

どんな人も、【小さな楽しみ】を奪われない
穏やかな日常を取り戻せますように。


1年間お付き合いいただき、ありがとうございました。

どうぞ、よいお年を。


【施工事例】土壁の凛とした温かみに包まれた平屋の住まい

こんにちは、もくせい工舎です。

無垢材をふんだんに使った外壁が存在感抜群のH様邸。
玄関の土壁づくりが上質な印象をもたらし、隠れ家の旅館のような雰囲気を醸し出しています。
青々とした田園風景を眺められる広々としたウッドデッキも特徴。
モミジなどの植栽が育っていくと、また違った表情を見せてくれそうです。

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内装は無垢板をはじめ、漆喰だけではなく土壁を全面に採用しました。

漆喰よりも施工が大変な土壁ですが、土色ならではの温かみがあり、原田親方も「これはヒットだね~」とうれしそうに施工していました。

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リビングにつながるオリジナルの建具は、古ガラスに淡いブルーのガラスが優しい印象です。

LDKの床は、木目の部分が浮き立つように施工した「浮造り」仕上げに。足ざわりの心地よさを味わえます。

そして、LDKの主役はなんといってもアイランド型のキッチン
広々とした作業台やシンプルな造作収納、真正面に広がる田園風景も、日々のお料理をグッと楽しくしてくれそうです。

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トイレや洗面コーナーも土壁による気取りのない品の良さが目を引きます。
木の洞をつかった照明器具は、お施主さまの要望で永家がしつらえました。

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自然素材が持つ懐の深さを感じる、独自性の高いしつらえにより、素材の質感を存分に感じられる住まいが完成しました。

もくせい工舎では、お施主さまのご協力のもと、ご要望に応じてOBさまのお宅の見学も承っております。まずはお気軽にご連絡ください。

【隆美さんの家事術】『新聞紙』や『みかんの皮』が意外な場面でお役立ち!~台所アイデア編~

こんにちは、もくせい工舎です。

もくせい工舎の代表永家の相方の隆美さん。永家も認める"家事上手"な隆美さんと家事の話をしていると、次々とアイデアが出てきて驚きます。
今回は、家事術の番外編として、台所仕事に関わるアイデアを3つご紹介します。

今すぐできる簡単なものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

まずは、新聞紙の活用方法です。

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新聞紙は油を吸い込んで蒸気を通す性質があります。そのため、IH調理台を使っている方は、フライパンのフタとして新聞紙が使えるそうです。
炒め物や煮物などに火を通したいときに新聞紙でフタをすれば油跳ねをキャッチするので廻りを汚さずに済みます。
ただしこれは、IH調理台に限ります。ガス台の場合は、火事の原因になりますのでくれぐれもご注意ください。
ちなみに、野菜を切るときも新聞紙の上で皮を剥くとそのままくるんで捨てられるので便利です。

次に、みかんの皮

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みかんの皮のオレンジ色の部分には、リモネンという精油成分が含まれていて、動物性の油分を分解する性質を持っています。
皮の白い部分で拭き取るとよく油を吸います。しつこい汚れには皮をしぼって精油成分=オレンジオイルを出し、表皮をこすりつけて洗うと、すっきり洗いあがります。
みかんの皮をチラシで作った箱に入れておいて、いつでもパッと使えるようにしておくと良さそうですね。

最後に生ごみの臭いについて。

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実は、生ごみの臭い原因は生ごみを餌にして増殖した菌やカビです。その菌やカビは空気がないところで活性化します。
臭いが気になるなら、アロマスプレーがおすすめです。
ペパーミント&ユーカリ』は細菌の繁殖を抑え生ごみの悪臭発生を予防できます。
そして、何より、生ごみの臭い対策で大切なことはごみを濡らさないこと。ごみが濡れていると腐りやすく臭いもひどくなります。
生ごみをまな板からシンクや三角コーナーに落として、わざわざ濡らすのは自ら臭いの素を増強させているのと同じこと。
乾いた状態で新聞紙でくるみ、捨てるのがおすすめです。

ちょっとした心がけで快適なキッチンは簡単につくれます。
日々の家事でぜひ試してみてくださいね。

【新規施工事例】天井まで漆喰で包まれたリビング。M様邸が完成しました!

こんにちは、もくせい工舎です。

国道10号線から一歩入った閑静な住宅地に、新しいもくせい工舎のお家ができました。いつもの「ほのぼの」としたお家とはまた異なる、ちょっぴりスタイリッシュなデザインになっています。

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間口が12m、奥行が40mと東西に伸びる立地を生かしたMさま邸。
リビング、寝室、子ども室を南側に配置し、全ての居室で抜群の日当たりを確保しました。

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木の風合いも好きだけど内装は白を多めに取り入れたい」というご主人さまの要望のもと、リビングは天井まで漆喰を塗った明るく爽やかな空間に。

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一方、「全部木の部屋がいい!」というお子さまの要望で、子ども室は、漆喰を使わず、床、壁、天井まで全て無垢板で統一しました。

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家族それぞれの希望を反映した、住まう人を幸せにする豊かな住空間。
家に一歩足を踏み入れると、清涼感のある生き生きとした木の香りが広がる、心地よい住まいが完成しました。

もくせい工舎では、お施主さまのご協力のもと、ご要望に応じてOBさまのお宅の見学も承っております。まずはお気軽にご連絡ください。

おススメでお腹いっぱいになる前に

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


例えば、会社のお昼休み。

時間は1時間。使えるお金は、1000円とします。

さて、どこで何を食べましょうか。

すると、情報通の同僚がやってきて
「知り合いがお店しているので、行ってみないか」と声をかけられる。

どうも、苦労して出店した、こだわりのお店らしい。

断る理由もなかったので、行ってみる。

味は、不味くはないんだけど
特に好きでもない。

まぁ、たまにはいいかな。こんな日も。

ところが、ちょくちょく、ちょくちょく、
その同僚から「おススメ」される。

おススメなので行かないか、と。

もちろん好意で言ってくれているのでありがたい反面、
正直、自分好みのアタリも少なければ

断るのも悪いと思いつつも、

昼休みが始まるのが、あまり楽しくなくなる。


変な例えですが、なぜこんな気持ちになるのか。

もちろん、おススメがアタリばかりなら
嬉しいですし、楽しい。

それでも、ちょくちょくアタリでもないと
私などは、性格が悪いので
ちょっとモヤモヤします。

なぜか。
おそらく、【自分の意志で、選ぶ自由】がないからです。


昼休みの1時間という【時間】も、
1000円という【予算】も、
本来は、どう使おうが私の自由です。

そこに誰かのおススメばかりに、
なんとなく付き合って

結果として満足もしていない。

「どこに行こうかな」
「どう過ごそうかな」

それを考える、迷う楽しさも
きっとあるからです。


今、広告やSNSで、誰かのおススメが溢れます。

これは絶対間違いない!

使って損はない!

これは知っとくべき!
(損得、べき!ばかりで疲れるのです。過保護じゃあるまいし、自分でやってみないと、実際は分からんわーい。)


誰かのおススメが、必ずしも万人に当てはまるわけじゃない。

誰かのおススメが、ハズレだと思うのは

その誰かとワタシは
感覚も大事にしていることも違う
全く、別の人間だからでしょう。

違うんだから、絶対の良いも悪いもないのです。


以前、故日野原重明先生の『いのちのおはなし』という絵本を読みました。

先生は、その中で
その人が死ぬまでに使える時間を、いのちというのだと語ります。


昼休みの例は極端でも、

ワタシの、誰かの、使えるはずだった時間を命というなら

さて、どう過ごしましょうか。

私は

使えるはずだった時間を

使えるはずだったお金を

誰かのおススメに従って決めてしまうのは
うれしくない。

迷いながらも、考えたい。


おススメされても、口コミレビューが高くても

実際に、判断するのは自分なら

実際に、自分でどう思うか感じるしかない。

おススメでお腹いっぱいになりそうな世の中、
最後に頼れるのは、自分の感覚かも知れない。


というわけで、おススメはともかく

自分の感覚で、どう思うか見に来ませんか?

構造見学会、今週末です。(←宣伝か?)

どうでもいい感じの関連?記事→『構造見学会とシュークリーム』

【リビング特集】無垢板や塗り壁、造作家具で存在感のあるリビングをご提案します。

こんにちは、もくせい工舎です。

毎日の食卓を囲んだり、子どもが宿題をしたりと家族の憩いの場であるリビング
もくせい工舎がつくる家のリビングは、無垢板や塗り壁、造作家具により、シンプルなデザインでも特別な存在感があります。

今回は、施工事例よりさまざまなリビングを集めてみました。
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無垢板をふんだんに使ったリビング。独立型の開放的なキッチンからLDK全体を見渡すことができます。
キッチン後方のカップボードや収納にも無垢板を使った心地よい空間です。
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天井をめぐるが開放的なリビングの素敵なアクセントになっています。
ダイニングテーブルもお部屋に合わせて造作。
壁全体に漆喰を塗っており、職人さんの手仕事が温もりを感じさせます。5-3.JPG

リビングに和室ロフトをしつらえた彩り豊かな空間です。
天井が低いロフト空間は、秘密基地のようで子どもも大人もワクワクするもの。
LDKに居場所がたくさんあるので、家族がお互いの存在を感じながらもそれぞれの時間を楽しめます。
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キッチンリビングダイニングを上手に分けた事例です。
アーチ状の間口は優しい雰囲気。キッチンカウンターの腰壁が調理スペースをさりげなく隠してくれます。
キッチン前方のカウンターは、子どもが宿題をしたり、お母さんがちょっとした書き物をしたりと、多目的に活用できるのが魅力です。

もくせい工舎では、希望に応じてOBさま宅の見学会も実施しています。
まずはお気軽にご連絡ください。

【もくせい工舎の家をつくる人】左官職人・原田親方に左官の仕事についてあれこれ聞いてみました!

こんにちは、もくせい工舎です。

今回は、もくせい工舎の家づくりを長きに渡って支えてくれている『原田左研』の原田親方に左官の仕事について、いろいろと聞いてきました。
今年8月には『光るどろだんご作りと漆喰の塗り壁体験会』で講師をしてくれた原田親方曰く、左官の仕事には、「壁や天井を塗る」だけではない奥深さがあるようです。

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左官職人とは、主に外壁・内壁の湿式工法(コンクリートや漆喰、石膏などの水を混ぜた素材を、乾燥する前に塗布して外壁の下地を作る方法)でコテを使って壁を塗る仕事です。壁だけではなく、コンクリートの床や玄関土間の仕上げなども行います。
原田親方が左官職人になったのは、父親が左官職人で幼い頃から現場に行っていたことがきっかけだそうです。

「左官の仕事の面白みは思うように事が運んだとき。大変なのは思うように事が運ばないとき」と原田親方。

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左官の仕上げ材の種類は無限でどんどんバージョンアップしていっています。
もくせい工舎の家づくりで使用する左官材の種類は、貝灰、石灰、自家製わら、海藻糊(銀杏草)、黄麻、日田土、甘木土、球磨川源流石、シャモット、筑後川砂など。
主に自然素材の特製を生かした塗り壁や三和土をしつらえています

今後の仕事の目標は「たんたんと地味にやり続けること」と話す原田親方。
自然素材の家が好きな方は、まずはもくせい工舎の家を見て肌で感じて欲しいですね。ピンときたなら、後は永家さんを信じて任せると、きっと最も良いご自宅が完成するでしょう」と笑顔で締めくくってくださいました。

【お施主さまの声】代表の永家ってどんな人?

こんにちは、もくせい工舎です。

夫婦2人で営む小さな工務店だからこそ「◯◯ってどんな人だろう...」と気になる方もいらっしゃるかもしれません。
ホームページでも永家の写真やプロフィールなどは紹介していますが、「実際に会った印象とギャップがある!とのお声も多いです(笑)。

今回は、昨年もくせい工舎で家を建ててくださったなつみさんに、永家の第一印象などを聞いてみました!

【なつみさんのご自宅はこちら】
https://www.mokuseikosha.jp/post_144.html

Q:永家の第一印象はどうでしたか?

A:私はホームページを知る前にチラシを見て見学会に行きました。
第一印象は、誠実そうな方だなと思いました。スーツじゃないところにも安心できましたし、何より子どもたちにとっても優しかったです。
それまでに他社の見学会にも言っていましたが、聞いてもいないのにローンの話を延々とされたりしたことも多くて。
どちらかといえばこちらが知りたいことを教えてもらうよりも、営業トークの方が多くて少し疲れてしまっていたんです。

もくせい工舎の見学会では、営業トークみたいなものは一切なく、こちらの状況や思いに寄り添ったお話をしていただけて、再び家づくりにワクワクできる時間でもありました。

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Q:永家のことを"お父さん"と呼ぶ理由は?

A:「家を建てるならもくせい工舎がいい!」という思いは固まっていたものの、家庭や仕事の事情ですぐに動き出すことはできませんでした。それでも、時間をつくっては見学会などに足を運んでいました。
まだ家を建てられるかわからないのに、永家さん夫妻はいつでも笑顔で迎えてくださり、本当にいろいろな話を聞いてもらいました。
そのうち、OBさんが永家さん夫妻のことを「お父さん」「お母さん」と呼んでるのを知って自然を真似するようになったんです。
友人などと話していると「えつ?お父さんが建てたの?」と言われることも多々あります(笑)。


Q:もくせい工舎が気になっている人にメッセージはありますか?

A:私たちは、もくせい工舎に出合って3年後に家づくりに向けて動き出しました。
今すぐ家を建てるかわからなくても、まずは永家さん夫妻に会って、もくせい工舎の家を見てみると何かが変わると思います。
どんな家を作っているか、お2人の考えがわかりやすくまとめられている冊子(資料請求もできます)も面白いですよ。興味があればどんどん読み進められますし、他社との違いが知りたい方にもおすすめです!

なつみさん、ありがとうございました。
住まいや暮らしを中心に発信されているなつみさんのインスタグラムもぜひチェックしてみてください!

構造見学会とシュークリーム

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


私は元来、食い意地と好奇心が旺盛なので

ちょっと遠出するときには、その場所に+α、
何か美味しいものや、おもしろいものがないか
ついつい探してしまいます。

特に躍起になって探しているのが
美味しいシュークリーム。

しかも、パリパリ!できたらザクザク!
ガリガリ、ゴリゴリしててもいいくらい。

それくらいの噛み応えのある、歯触りの楽しい
シュー皮でできたシュークリームが理想なのです。

今のところ、一番のお気に入りが
北九州市戸畑区にある、マシェリさんのパイシューでして

これはもう、パイの層の厚さ、
しっかりした噛み応え、味わいのある皮に、ぽってりしたクリーム。

私の理想通りのシュークリームなのです。
(↑これに関しては、また後日記事を書きます~。
今回のメインは、構造見学会の近隣エリアのことなので。)

・・・ただ、遠いのよ。如何せん、北九なのよ・・・。

なので、それに代わる、
「これで我慢するからいいもんね~」と言える
シュークリームを折にふれて探し求めているのです。

何店かそれらしいシュークリームを食べましたが、
今のところ、マシェリさん以上のお気に入りとはならず。
(あくまで、私の好みの基準です。)

それでも、《ことあるごと》に
諦めず探しています。

その《ことあるごとに》にヒットしたのが
今回の12/23・24の構造見学会。

場所は、大分県北を離れ
福岡県京都郡みやこ町での開催となりました!

なぜに、みやこ町?

もくせい工舎は、職人さん達に無理なくいい仕事をしてもらうため
県北近隣を主としています。

今回は、インターチェンジ近くに現場があったこと

そして何より、お施主様が
そのみやこ町から

遠く国東での見学会にお越しいただいたこと(!)

その思いに応えずして、どうする‼

・・・と、そんなご縁での開催なのです。

私は、みやこ町くらいは平気で
高速なしで行くのですが

せっかくなら、どこかに寄ってみたい。

しかも、今回の現場は
前にチェックしていた、シュークリームのお店からそう遠くない。

現場を確認ついでに、これはもう
寄るに決まっています。
(もはや、どっちが本命か分からん。)


目的のお店は、【こふれ】さん。

現場の詳細は、ご予約いただいた方だけのお知らせとなりますが、

だいたいの場所の感じは、こちら!

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それで、そのお目当てのシュークリームがこちら!

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表面に、香ばしいアーモンドダイスが乗っているので

食感としては、

カリッ!サクッ!ジュワ~!

皮の網目の中に、ぽってりとまで重くない、
わりとサラっとした感じのクリームが
しみこむというか、
浸食している感じ。

「なかなか好みであるよ」と頷きながら 
息子は食しておりました。

私的にも、かなり上位のシュークリームでした!
うっま~い!

そして一緒に買ったのが
シャインマスカットのタルト。

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なんでも、タルトフェア?だったかで
なんと3種、各1500円のホールタルトが1000円のお試し価格!

シャインマスカットですよ?見切り品で売ってても
1000円くらいする!

そりゃ。買いますよ~。

こちらも、本当に1000円でいいのかな、
というお味。

私は、実は生クリームが苦手でして、
ケーキも何層にもなった、ふわっと口どけの軽い
複雑な味のケーキも、ちょっと食指に合わない。

タルトやパイシュー、がっしりした感じのチーズケーキなど
シンプルな素材で、
しっかりした食感を好みます。

だから、もしお好みが同じ路線でしたら
もしかしたら 気に入っていただけるかも?しれません。

どうでしょう。
構造見学会ついでに、シュークリーム。

あいにく、12/23・24とクリスマスに被ってしまうのが
気になるところではありますが

何か+αのお楽しみは、いいものです。

ぜひぜひ、【ついでのお楽しみ】と合わせて
今年最後の構造見学会にお越しくださいませ。

ご予約お待ちしております。

12/23・24の構造見学会。


【よくあるご相談】「家を建てたいけど、そもそも自分たちに建てられるのかわかりません」-Part②

こんにちは、もくせい工舎です。

「いつかは家を建てたいけど、そもそも自分たちに建てられるかわからなくて...」。
そんなご相談をよくお聞きします。
そこで今回は、家を建てる前に気になる"お金"に関する疑問を紹介します。

もくせい工舎では、無理なローンを提案することはありません。「今の生活を維持できる資金計画」を大切にしていることを前提にお読みいただければと思います。

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Q:自営業または非正規雇用ですが組めるローンはありますか?

A:自営業の方であれば過去3年間の決算書など必要書類を提出して条件をクリアすれば、組めます。そして、自営業の方、非正規雇用の方が組めるローンとしては、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する「フラット35」があります。

「フラット35」の取扱いは民間金融機関だけではなく、フラット35専門のモーゲージバンクがあります。非正規の場合、民間金融機関は利用できません。
民間金融機関は自社の貸付基準で審査しますので雇用形態は正規のみです。
しっかりとした収入があれば、利用できる可能性が大きいです。

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Q:車のローンが残っているけど大丈夫?

A:結論から言うと、ご自身の借入可能額から車のローンの残金を引いた額で借り入れる資金計画をつくります。
場合によっては、車のローンを完済する必要があります。
とはいえ、家計を考えると住宅ローンと車のローンをダブルで支払っていくのは大変ですよね。
家と車、どちらを優先するかは人それぞれですが、まずは住宅ローンを組み、それから現金に余裕があれば車を買い替えることをおすすめします。


Q:住宅ローンの金利の負担が勿体ない気がします...。

A:数千万円の現金をお持ちの方でなければ、家を一括で購入することはできません。
金利についても今は低金利時代。住宅ローンを組む人のおよそ90%以上の人が選ぶ変動金利は、保証料率を合せて平均1%前後。
手元にお金を残しておいてローンを組み、金利が上がったときに動ける体制を取るのが得策です。

もくせい工舎では、代表永家の相方・隆美さんが住宅ローンのご相談に応じています。
家計の節約術を交えながら、主婦の目線に立った資金計画を提案してくれるので、安心してご相談くださいね。

【よくあるご相談】「家を建てたいけど、そもそも自分たちに建てられるのかわかりません」-Part①

こんにちは、もくせい工舎です。

「いつかは家を建てたいけど、そもそも自分たちに建てられるかわからなくて...」。そんなご相談をよくお聞きします。
そこで今回は、家を建てる前に気になる"お金"に関する疑問を紹介します。

もくせい工舎では、無理なローンを提案することはありません。
今の生活を維持できる資金計画」を大切にしていることを前提に、お読みいただければと思います。

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Q:年収が低くてローンが組めるか、そして支払えるか、不安です。

A:まずは総年収をお聞きして支払いのシミュレーションをさせていただきます。そして、ご主人様の年収を軸に、「いくら借りられるのか」を算出します。
ご主人様の年収で不足がある場合は、奥様の年収も合算しますが、出産や子育てを担う奥様の収入は総収入として考えない方が後々安心です。

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ローンを組むときは「いくらまでなら借りられるか」ではなく、「いくらなら無理なく支払いができるか」を軸に考えます。
私たちは地域密着で家づくりをしています。建てたときの喜びだけでなく、建てた後もお客さまが笑顔で暮らせる家を提案するのが私たちのポリシーなのです。

実は、代表の永家はその昔、身の丈に合わない住宅ローンを組んで苦労した経験の持ち主。自分たちの反省を活かし、お客さまには無理のないローン計画でずっと笑顔で過ごして欲しいと、強く願っています。

Q:頭金がたまっていません。また、多少の貯金はあるけど頭金で全額なくすのは不安です。

A:結論から申し上げますと、頭金なしでローンは組めます。
そして、今は住宅ローン低金利時代。よほど貯金に余裕がある場合以外は、頭金なしでローンを組んだほうが良いと思います。
一番勿体ないのは、いつか家を建てることが決まっているのに頭金を貯める目的で賃貸に住み続けること。
毎月家賃を払うくらいなら、早めに家を建ててローンとして支払った方がお得です。

多少の貯金があるなら何かあったときにプールしておかないと不安ですよね。
頭金なしでローンを組んで家を建てて、家賃として支払っていた金額をローンとして支払うことをおすすめします。

もくせい工舎では、代表永家の相方・隆美さんが住宅ローンのご相談に応じています。
長年の主婦としての経験があり、家計の目線に寄り添ったアドバイスをしてくれるので、とても相談しやすいですよ!

"本物"の自然素材とは?

こんにちは、もくせい工舎です。

壁、天井、建具は無垢板、内壁の一部は漆喰ととことん自然素材にこだわって家づくりをしている私たち。

昨今は、テレビや雑誌などで自然素材の家の良さが紹介されるようになり、さまざまな住宅メーカーや工務店が「自然素材の家」と謳うようになってきました。

しかし、実際はごく一部だけに木材を使っていたりするケースもあるのが現実。
国などが定める明確な基準がないぶん、誤解を招く表現をよく見かけます。

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もくせい工舎がつくる家は、それは、壁、天井、建具も本物の木(無垢の木)、壁は漆喰と自然素材でつくられていて、一度その空間に身を置いていただけば、心地よさを十分に実感できると思います
実は、代表・永家の家族は、化学物質の入った素材を使った家が苦手なんです。特に、新築の場合は色んな薬品っぽい臭いが残っていて、次第に頭が痛く、気分が悪くなり、目がチカチカしてきます。ひどいときは、目がかゆくなり、くしゃみが出て目も鼻もじゅるじゅるになります。
そんな時、自然素材の中で暮らしていることのありがたさを、実感します。

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もくせい工舎の家も、100%自然素材ではありません。
住宅設備などには化学物質を使っています。

しかし、自然素材がメーカー製品に使われている化学物質を吸着分解してくれます。
その、100%に満たない部分をカバーしてくれるのです。

本物の自然素材は、そういった意味でも、便利な暮らしを好む私たち現代人に大きな恩恵をもたらしてくれます。
そして、その居心地は体感してこそ腑に落ちるもの。

木の家の心地よさを体感できる見学会を随時開催中です。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

家族だからこそ、

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


生まれつき、親を嫌って生まれてくる赤ん坊はいない。

それこそ、物心つくまでは

なぜこれほどまでに未熟で、ダメな親なのに

そこまで好いて、必要としてくれるのか

不思議なくらい、子どもは親を望んでくれる

親になるまでは、

無償の愛というものは

親から子に与えるものだとばかり思い込んでいた。

実際は、大人になり、親になると、

子への無償の愛以上に(それどころか!)

人の目、世間の目を気にする弱い私がいて

その分厚い雲の層に、びっくりする。

「言うこと聞かんと、知らんよ」と脅すことや

一見褒めて育てているように見えて、

ある種の方向に誘導しようとすることも、

実は、子どものためと言いながら

本当は「親としてちゃんとしている」ことを気にしているにすぎず

本当は、子どものためではなく

自分の見栄のためだったりするのかもしれない。

「ちゃんとした」親だと思われたくて、
今日も言うのだ、「ちゃんとしなさい」って。

それなのに、子どもは好いてくれる。

例え、「ちゃんとした」誰にでも褒められる親でなくても。

むしろ、子どもから無償の愛を受けていたのだ。

・・・何ということだろう!


縁あって、親になり、

実家以外に「家族」ができ、思うことがある。

「家族」だからこそ、やってはいけないことがある。

それは、特に力関係がでやすい

親と子の間で

親の価値観で、子どもの大事な領域を台無しにすることだ。

「漫画ばかり読んで!」と勝手にものを捨てたり、は

例え良かれと思っても、やりすぎで

心の奥深く、表には見えないところに、

あれだけ親を信じて、好いてくれた、あの子どもの心に

消えない傷をつけてしまう。

関係が良好な時、上手くやるのは難しくはない。

考えが違った時、なにか問題が出た時ほど、

少しでも力のあるものほど、

よほど気を付けないといけない。

親と子でもそうだし、

先生と生徒でもそうだし、

プロと素人でもそういえる。

「説得」といいながら、「うん」と言わざるを得ない状況にしてないかは
細心の注意を払わないといけない

「説得」が、言葉にならないものを飲み込ませて

本当に「納得」して、腑に落ちているとは限らない。

飲み込んだ思いは、小さなチリとなって
心のどこかに積もって

いつか怒りになる。

あれだけ「正しさ」を押し付けられて

「言うことを聞かないと知らない」と脅され

いざ、それが違った時に。


生まれつき、親を嫌って生まれてくる赤ん坊はいない。


家族だからこそ、

家族のように思うからこそ、

そこには、どんな小さな相手に対しても

守るスタンスがあるように思う。


「説得」や「指導」で、意のままにしていないか。

小さなその子ども(もしくは生徒、素人)にも、

大人(もしくは先生、プロ)以上に大きなものがあることを

忘れずにいこうと思います。


誰が何と言おうが、大切な、小さな「誰か」のために

つまらない見栄を蹴とばせる、「大きな人」になれますように!

小さな息子
息子たちよ、色々教えてくれて、ありがとう。とても学ぶことが多い、二十年前後でした。

※次回からは、0のつく日に記事を書こうと思います。10日,20日,30日です。
よろしければ、お付き合いくださいませ。

【施工事例】天然木の質感を生かし、意匠性も盛り込んだ住まい

こんにちは、もくせい工舎です。

中津市の住宅地に建つ、上品で温かな雰囲気を醸し出しているTさま邸。
日田土の漆喰と落ち着いたブラウンの屋根瓦が印象的な平屋の住まいです。
縦のラインが印象的なガレージは、既製品のカーポートのような無機質な感じがなく、漆喰の住まいにしっくり馴染んでいます7-1.JPG

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門扉をくぐると、石畳鮮やかなグリーンの芝生がお出迎え。

玄関ポーチの回りは土壁を使ってアクセントに。三和土風の土間炭入りで重厚感がありながら品の良さをもたらしています。

玄関の上がり口は樹木のありのままの形状を生かしています。

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その緩やかな曲線はシューズクロークまでつながり、意匠性を感じる空間に仕上がりました。シューズクローゼットは、Tさまのご要望に沿ったオリジナルデザイン木の薄い板を何枚も重ねた照明器具も絶妙な存在感を醸し出しています。

リビングは無垢材をふんだんに使った心地よく開放的な空間。

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天然の木の質感を生かしたテレビボードや階段収納を兼ねたロフトのステップ、背面に砂鉄を入れた漆喰の四角いニッチなど、造作家具造作インテリアで個性を感じます。

暮らしの主役となるリビングだけでなく、各間取りにも意匠を凝らしたTさま邸。
手洗い場には、丸い木枠の鏡ボール型のランプをはめこんだ木製の照明器具でお店のような雰囲気に。漆喰壁にあしらったステンドグラスは、代表・永家からのプレゼントです

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廊下でひときわ目を引くカラフルなこちらは、クライミングホールド

お子さまやお友だちも大喜びで遊んでいるそうです。

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子ども部屋には、無垢の木でできたロフトベットを設えました。
秘密基地に出入りするようでちょっぴりワクワク。木の清々しさに囲まれたお部屋は、素朴かつシンプルで、とても贅沢な空間です。

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天然の木の質感を最大限に生かし、住まいに上質感をもたらしてくれる意匠をふんだんに盛り込んだTさま邸をご紹介しました。ご要望に応じて、OBさまのお宅の見学も承っております。まずはお気軽にご連絡ください。

【隆美さんの家事術】古着や新聞紙は捨てないで! 使い捨てウエスを活用して掃除をラクチンに♪

こんにちは、もくせい工舎です。

近頃はフローリングシートや油汚れシートなど、使い捨ての掃除用品がたくさん販売されています。汚れた箇所をパッと拭いてポイッと捨てられるのですごく便利ですよね。

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もくせい工舎の代表永家の妻の隆美さん。
永家も認める"家事上手"な隆美さんは、着古したTシャツや肌着で使い捨ての雑巾(ウエス)をつくり、使い捨ての掃除シートのように活用しています。

通常の雑巾であれば、掃除をした後に洗ったり干したりしなければいけませんが、ウエスは使ったらそのまま捨てることができるので、時短になって手間も省けます。

ウエスの作り方は、着古したTシャツや肌着を小さくカットするだけ。ストーブの汚れを拭いたり、床に何かをこぼしたときにもサッと拭いて、ポイッと捨てるだけなので、面倒くさがりさんにもピッタリです。

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ほかにも、食事中に口をぬぐうなどして使ったティッシュは、捨てる前に食後のお皿を拭き取れば、洗うときの水や洗剤の量が少なくてすみます。

衣類として役目を果たしたものでも布としてはまだまだ活用できるもの。
タンスに眠っている古着や肌着があれば、捨ててしまう前にウエスとして活用しませんか?

生活スタイルに合わない人も多い、ドラム式洗濯機。『縦型洗濯機+電気乾燥機』を推す理由

こんにちは、もくせい工舎です。

縦型洗濯機を使っていて「いつかはドラム式洗濯機が欲しい」「新居を機にドラム式洗濯機にしたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。
プランニングの際に洗面室(ランドリールーム)にドラム式洗濯機を置くスペースを設けたいとのご要望もよくお聞きします。

しかし、奮発してドラム式洗濯機を買っても、使いにくさを感じてしまう人もいます。
ドラム式洗濯機は、叩き洗いをするので繊維がねてしまうため柔軟剤を使わないとタオルなどがゴワゴワになってしまうことも。
コットンは縮みやすいので、乾燥前に一旦取り出さなければいけません。
また、洗いから乾燥まではかなりの時間を要するため、シーツなど2回目の洗濯物が控えている場合も、不便を感じるようです。

もくせい工舎の代表永家の相方、隆美さん。
前述したドラム式洗濯機の特徴から、縦型洗濯機と電気乾燥機を使用しています。
金額的にもドラム式洗濯機を買うよりも安くなる場合が多いようです。

もくせい工舎の家は、標準仕様で浴室乾燥暖房機が搭載されています。
浴室で乾かなかった洗濯物だけ、電気乾燥機の短時間コースで乾かすことも可能。

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実際、隆美さんの経験から、新築時に縦型洗濯機+電気乾燥機を選んだお客さまも何人かいらっしゃいます。
高額な家電のドラム式洗濯機、憧れだけで購入する前に参考にしていただけるとうれしいです!

空間を広く使うなら引き戸が前提。古ガラスで世界に1つだけの建具をつくっています。

こんにちは、もくせい工舎です。

コンパクトな住まいで居住スペースをできるだけ広く確保するには、空間をムダなく活用する設計プランが欠かせません。
建具選びも住空間を広くする大切な要素の1つ。
開き戸は「押す」又は「引く」かなので前後どちらかにスペースが必要です。

そのため、もくせい工舎の家づくりでは、特別な要望がない限りは、開閉時にスペースの必要がない引き戸をおすすめしています。

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引き戸のメリットは、扉を開きかけの状態で止めやすいことにもあります。
頻繁に出入りする場所は常に全開にしておくこともできますし、数10センチだけ開けておいて、通風やコミュニケーションを取りやすくすることも可能です。
また、車いすでも開閉や通行がしやすいため、バリアフフリーの観点からも引き戸は適しているでしょう。

もくせい工舎の家の建具は、1つひとつが職人さんによる手作りです。
昭和の古ガラスをはめ込んだノスタルジックな建具は、漆喰の壁と良く似合っています。
代表永家がつくるステンドグラスをしつらえることもあります。

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建具にも化学ボンドを使わないので、新築でも刺激臭が気にならず、木と土の自然な香りに癒されます。

雲間から見えるもの

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


お弁当を作らなくて良い朝、歩くようにしています。

ダイエットではありません(今さらですし)。

たまには歩かないと、
年々、初詣で神社の階段を上るたび、
寄る年波と、体力の衰えを実感するはめになるからです。

何より、ちょとした気分転換になる!

自分の足で歩いて、風や空気の匂い、
季節の移り変わりが実感できることは、

自分の中の、生き物としての何かが、
悦ぶ感じがします。

きっと私は、散歩中の犬のような表情をしているに違いない。

お外はいいなぁ~!という顔です。

とは言え、肌寒くなってくると
気合がいる。

お布団の温かさに負けそうになる。

それでも、一歩外にでれば、これ!

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こんなご褒美が待っています。キレ~‼

こんなくっきりした線を見ていたら、
よくイラストで描かれる太陽の線って、

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まさしく、これのこと。

実は名前もあって、光芒とか薄明光線とかいうそうです。

太陽のイラストや、日章旗などにも使われます。

太陽の絵というと、
ついつい記号のように
こんな線を書いてしまうけれど

実際には、晴天の真っ青な空では、
光の筋は見えにくく

雲があるから、見える筋だとも言えます。

天使の梯子とも呼ばれる、この光芒。

暗雲あってこその、光だというのは
何だか、励まされるような
ありがたい気持ちになります。

暗闇だから、小さな光にも気が付く。

夜だから、星の光にも気が付く。

どんな闇にも
どんな夜にも

いずれ光がさす朝がくることは

本当にありがたいことです。

早起きして、光芒を目にして
なんだか思い出す、『朝ごはんマーチ』の歌。

当然、歩きながら歌いました。

NHKのおかあさんといっしょで、息子より私のツボにハマった歌です。
あきひろお兄さんと、りょうこお姉さんの代!
おふたりの歌が、大好きでした!(私の方が、息子より歌える・・・。『バンジョーのジョー』とか。)

9割のお客さまが導入!日中の電気代がほぼ0円になる『建て得』を活用して電気代を最大限に安くする方法

こんにちは、もくせい工舎です。

自然素材をふんだんに使用し、高断熱性能を標準とした快適な住まいをご提供している私たち。
近頃は、電気代の値上がりもあり、家づくりの条件として快適性だけでなく、ランニングコストの削減を望む方も多いと思います。

毎月の電気代を大幅に削減する方法の1つである太陽光発電システム
もくせい工舎のお客さまの約9割が取り入れられているリクシルの【建て得】では、実質0円で太陽光発電システムを設置することができます

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これは「LIXIL TEPCO スマートパートナーズ」が余剰売電収入を得る代わりに、お客さまの「太陽光発電システム」の製品代と工事費を実質的に0円にするというもの

「太陽光発電」で日中に発電した電気は0円で使い放題なので、電気代をかなり抑えられます
もくせい工舎の家は、羊毛の断熱材・サーモウールや高性能の複層ガラスによって家自体の暖かさが持続。
OBさまの中には、日中の電気代がほぼ0円になる日中にエアコンを使い、夜は部屋に残っている暖かさで過ごすことで、さらなる電気代の削減を実現している方もいらっしゃいます。

憧れの太陽光発電システムを 【建て得】を利用して賢く導入しませんか?
気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

『自然素材+高断熱』で、エアコンに頼らなくても暖かい家

こんにちは、もくせい工舎です。

暖冬といわれる年が多いものの、時々やってくる冬将軍は、身に堪えるものがありますよね。
そんな寒さが厳しい冬こそ、違いがわかるのが断熱性能。
自然素材にとことんこだわるもくせい工舎の家ですが、実は断熱性能にもかなりこだわっています

壁から天井まで家の全面に採用しているのは、徹底した品質管理のもとで作られる羊毛断熱材サーモウール』。
密度が高い繊維の特性から断熱性能は非常に高いです。
そして、断熱に欠かせないは、断熱性能が高いペアガラスで内側Law-eを採用したサッシを使用。
冬場の外部へ逃げる室内の熱を小さくします。

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OBさまに冬場の住み心地をお尋ねすると、
「朝エアコンを付けて出かけて、夕方帰ってきても家の暖かさがほんのりと残っている
「天気が良い日は、朝のすごく寒い時間だけエアコンを付けて、その後は日光の暖かさだけで過ごしている
「以前の住まいではストーブが必須で、灯油を買いに行くのが大変だったけど、今はエアコンをピンポイントで使う程度でランニングコストも手間も削減できている
など、うれしい声がたくさん寄せられています。

ちなみに、もくせい工舎のお客さまの9割が、初期費用無料で太陽光を搭載できる【建て得】を利用し、日中の電気代をほぼタダにしています。
次回は、太陽光のお得なプラン・リクシルの【建て得】についてご紹介します。

塗り壁のニッチはお客さまへのプレゼント

こんにちは、もくせい工舎です。

無垢材や漆喰といった自然素材は、それだけで十分に存在感があるので、シンプルな間取りやインテリアを好まれる方が多いです。
インテリアにちょっぴりアクセントをつけたいときに取り入れやすいのが、壁面にくぼみをつくって雑貨や小物などをディスプレイできる「ニッチ」です。

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ニッチは家具で棚をつくるよりも場所を取らないため、手軽にインテリアを楽しめます。
もくせい工舎の家では、職人さんが漆喰壁に手作業でニッチを施工するため、手作り感や温かみがあるのが特長です。

玄関にニッチをしつらえれば、家や車の鍵置き場としても活用できます。
リビングにニッチをつくるなら、一輪挿しやフィギア、お正月飾りなど季節の小物を飾るのも素敵ですね。

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シンプルな自然素材の家に彩りを添えてくれるニッチ。
もくせい工舎では、代表・永家からお客さまへのプレゼントとして、希望の間取りにニッチを施工しています。

既製品ではない、手作りの塗り壁ならではの雰囲気が魅力のニッチ。
施工実績でもご紹介していますので、ぜひご覧になってみてください。
【施工実績】https://www.mokuseikosha.jp/25construction-result/

【施工事例】田園風景に映える、落ち着いた佇まいの家

こんにちは、もくせい工舎です。

豊後高田の中心部から車で数分。
鮮やかなグリーンの田園風景の中にある丘陵に建つのが、Sさま邸です。

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日田土の落ち着いた色合いの外壁は明るすぎず優しい印象。
玄関ドアまではスロープも設置。
畑で採れた野菜を持ち運びしやすいように土間室もしつらえています。

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和紙で仕上げたウォールライトは玄関の印象をアップ。
古ガラスを使った窓は採光と採風を確保するのはもちろん、空間にアクセントをもたらしています。

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リビングに一歩足を踏み入れると、梁が配された開放感のある天井がお目見え。
壁は漆喰壁無垢材の両方を採用。
素材の違いやコントラストを感じられるのが魅力です。

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キッチンの奥にはコンパクトなパントリーを設けました。
無垢材は調湿効果があるため、食材を湿気から守ってくれます。

野菜やお米づくりをされるSさまの希望だった収穫品を気軽に置ける土間室を実現。
ただの作業場ではなく、床の素材に工夫を凝らしたり、木の照明を付けたりと、思わず誰かに自慢したくなるような土間室となりました。

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心地よい風と目下に広がる田園風景。
丘陵に建つ家ならではの暮らしを、自然素材の家がより心地よいものにしてくれています。

中の人

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


実は、あるご当地キャラクターの「中の人」になったことがあります。

PTAの、九州を挙げての大イベントで、
盛り上げるために「誰か入らないか」というのを

「やるやる!やりたい!」と
前のめりで引き受けた経緯があります。


PTAは苦手なので、もうご勘弁願いたいのですが、

唯一残念なのが
もう「中の人」になれないこと。

あれは、別次元の体験でした。


「中の人」になるには、誰かに手助けしてもらって
着替えないといけません。

下の衣装を履いて、
上半身の中に、えいやっと入って
重い頭や、備品などを着けてもらいます。

動くのも一苦労で
誰かにサポートしてもらわないといけません。

普段あまり汗をかかない質なのですが、
ジンワリ蒸される感じ。

寒い時期に脱ぐと、湯気がでそうな勢い。

実はラクなわけでもない。

それでも楽しい記憶として残っているには
理由がありました。


イベント当日、おおかたの準備も終え、

いよいよ「中の人」になって、来場者を迎える時間です。


会場のロビーで、手を振ったり、
「いらっしゃい」感いっぱいに
ゼスチャーで歓迎していると、

九州各地から集まった来場者さん達が
私を見て、嬉しそうに手を振ってくれます。

笑顔で、握手をしに来てくれたり、
写真を一緒に撮ってくれたりします。

・・・・・なんと。
これはもはや、スターじゃないですか!

「中身は、同じか年上のオバちゃんなんやで~」と
内心思っていても

50年近いわが人生の中で、これほど初対面の人に

もろ手を挙げて喜ばれるなんてことがあっただろうか。(うんにゃ、ない。)

「人気者の皮」は被っているものの、
それは人生初の、存在への喜びであったのです。


あ~、でも!
それはこれを被っているからなのです。

脱いで、素のオバちゃんである私を喜ぶのは、
猫のハチさんとゴマちゃんくらいでしょう。

これを被ってない限りは、こんな状況はあり得ないのです。


その時ふと思ったのは、「なりたい自分」や「ありたい自分」ということでした。


誰かがイイね!といってくれる「姿」や、

ステキ!と思われる「姿」を被っていれば

見ず知らずの人が評価してくれるのはSNSに似ています。


「中の人」と「ステキな姿」が差がないほど、
演じていても苦にはならない。


逆に、
評価してもらいたいばっかりに、
重すぎる「姿」を被れば、

疲弊して当たり前ともいえる。


それでも、「なりたい自分」「ありたい自分」を目指して
高みを目指し続ける生き方もあるでしょう。

誰かに羨望のまなざしで、一目おかれる人になることは

それが名声であれ、何であれ、

自分の存在意義への自信になるかもしれません。


でも、本当は
そんなもの被らなくても

嬉しそうにしてくれる誰かがいてくれたら。
なにも飾らなくても喜んでくれる誰かがいてくれたら。

それが一番なのではないでしょうか。


赤ちゃんや小さい子が、にこにこ笑うと
こちらまで嬉しく、楽しい気持ちになるように、

素のままの自分でいても、
嬉しそうにしてくれる誰かがいれば

重い皮を脱いで、楽になれます。


本当は、安心したいだけなんだと思います。

中の人の私のまま、

この世界にいていいんだ。
存在していいんだという、

絶対的な安心感がほしいだけなんだと思います。



それがまだ見つからなくて、

今日も私は虎の威を借るように

時々「中の人」で体験したことを思い出すのです。


「なりたい自分」「ありたい自分」を背負って
苦しそうな知人もいたりして、

「中の人」になってみたことは、
色々考えさせられる体験でした。


「ありたい自分」の着ぐるみを被ったあなたじゃなくて、

私は本当の「中身」のあなたの声がききたいのだよ。

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その逆のパターンが、この人か。その件については、またいつか。

香りに有害物質が!? 『化学物質過敏症』を知っていますか?

こんにちは、もくせい工舎です。

皆さんは、どんな洗濯洗剤を使っていますか?
昨今は「香りが長持ちする」など、香りの強さを強調する製品がたくさん売り出されているようです。

もちろん、「衣類から良い香りがする」ことを魅力に感じる人もいらっしゃると思います。しかし、洗剤や柔軟剤などに含まれる芳香成分の正体は、化学物質
柔軟剤などに含まれる成分を分析すると「マイクロカプセル」といわれる化学物質によってできた微粒子が検出されるそうです。

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自分自身にとっては良い香りであっても、人によっては、この化学物質により頭痛やめまい、倦怠感などの体調不良が表れ、症状が重症化すると「化学物質過敏症」という病気を発症してしまうのです。

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化学物質はこのようなアレルギー疾患様の症状だけでなく、体内に蓄積し慢性的な症状を来すという中毒性疾患に近い性質を持っているので注意が必要です。

香り付きの柔軟剤を使うと、化学物質を床や壁、天井に気化散布させている状態になります。
例え自然素材の家に住んでいても、生活の中に化学物質を使った製品が多いと、ビニールクロスやワックスを塗った建材を使っているのと同じことになってしまいます。

体に優しい自然派の洗剤はネットなどでも気軽に手に入ります
前回のブログでも、隆美さんの家事術として化学物質を使わない洗濯のコツをご紹介しています。
ぜひ参考に、日頃使っている生活用品を見直してみてください。

【隆美さんの家事術】地球にも体にも優しい洗濯のコツ

こんにちは、もくせい工舎です。

ナチュラルクリーニングとは、自然界にある「酸性」や「アルカリ性」の安心な素材を使ったお掃除法のこと。環境に与える影響が少なく、すすぐ際の水の汚れや量を減らすことができ、比較的安全なので、子どもやペットのいる家でも安心して使えるのが魅力です。

ナチュラルクリーニングと聞くと「丁寧な暮らしを送っている人だけができるもの」「家事に仕事に忙しい私には無理...」と思われる方も多いと思います。
しかし、もくせい工舎の代表・永家の妻であり、お客さまから"第2のお母さん"として親しまれている隆美さんに言わせると、答えはNO。

実は時短になって、忙しい人にこそおすすめなのがナチュラルクリーンニングなのだそうです。

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ナチュラルクリーニングの秘訣は、汚れのメカニズムを化学的に理解すること。
何の汚れを落とそうとしているのかを考えれば、簡単に汚れを落とすことができます。

今回は、洗濯のナチュラルクリーニングについてご紹介します。

洗濯で気になる汚れといえば、ワイシャツの襟元や脇の黄ばみや黒ずみ
どちらも汚れる原因は皮脂です。
そのため、セスキ炭酸ソーダ水をシュシュっとスプレーしたあと、普通に洗濯すればOK。
しつこい汚れには、ペーストにした重曹を直接塗って酸性漂白剤の入ったお湯につけ置きした後、手でやさしくもみ洗いし普通に洗濯機で洗うといいでしょう。

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汚れが気にならない時でも、脱水前にクエン酸を入れると、皮脂による黄ばみや黒ずみを未然に防ぐことができます。

ちなみに、隆美さんがおすすめする洗濯洗剤は、お肌と地球にやさしい『海へ』。
添加物ゼロで100%海に還ることが証明された「易生分解性洗剤」です。
気になる方はHPを検索してみてください!

10/28・29の!【かけこみPhoto】

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先日、10/28・29開催の完成見学会の会場となる
お家に撮影に伺いました。

実は、もくせい工舎では、見学会のお知らせやチラシが出る時点で、
現地の写真がないことが多いのです。

お家が完成して、広告でお知らせして、
完成見学会当日を迎えるには
数週間以上、引き渡しができません。

その金銭的、時間的なロスをなくし、
ご負担をなるべくかけないためです。
(ただでさえ、見学会のためにご協力いただいてますし・・・。
いつも本当にありがとうございます。)

今回は締め切りまで少し余裕がありましたので、
どんな感じのお家なのか
ちょっと知らせしたいと思います。

もくせい工舎の自然素材の家・外観

今回は、スマートでシンプル。
しゅっとした自然素材の家です。

もくせい工舎の自然素材の家・外観

三和土風土間も、色味が黒っぽく
スタイリッシュです。

もくせい工舎の自然素材の家・外観・軒天

軒天も漆喰仕上げ。

もくせい工舎の自然素材の家・玄関ホール天井

玄関ホールも。

クロスの白のような、きつい感じにならないのは
漆喰の優しい雰囲気だからです。

もくせい工舎の自然素材の家・リビング

リビングの天井も漆喰塗りで、明るめです。

もくせい工舎の自然素材の家・キッチン

いつもは、アールがかかったデザインが多いキッチンの
仕切り壁も、しゅっとまっすぐ。

もくせい工舎の自然素材の家・キッチン・漆喰

職人さん達が、手仕事で仕上げるので
漆喰の凸凹がなんとも、良い雰囲気です。

もくせい工舎の自然素材の家・廊下

漆喰天井と、明かり窓で
廊下が柔らかな光に包まれています。

もくせい工舎の自然素材の家・木の家のお部屋

間仕切りで、フレキシブルに対応できるお部屋。

もくせい工舎の自然素材の家・無垢の木

もくせい工舎では、無垢の木を無塗装で使っています。

それは、お家の呼吸を妨げないため。
自然素材の力を、十分に活かすため。

どうぞ、ツルツルテカテカしていない
自然の木に触れてみてください。

さらさらとした心地よい手ざわりを
気に入ってもらえれば幸いです。

見学会はご予約制となっています。

運動会や行楽など、色々目白押しの時期ではありますが、
運命を変える(?)出会いとなれれば、嬉しいです。

しつこい営業もいたしません。
どうぞご家族で、お気軽にお越しください。

代表永家がつくる、ステンドグラス集

こんにちは、もくせい工舎です。

光と色合いを巧みに取り入れるステンドグラス。
色鮮やかさとガラスの質感により、空間に明るく活動的な印象をもたらしてくれます。

もくせい工舎の家には、建具や壁にステンドグラスを使われていることが多いのですが、これは代表永家からお客さまへのプレゼントなのです。

永家が「もくせい工舎を選んでくれてありがとう」という気持ちを込めて、一棟一棟に合ったデザインでご提案。
シンプルな自然素材の家だからこそ「ステンドグラスが良いアクセントになりますね!」とご好評いただいています。

今回は、鮮やかな赤や黄色、グリーン、ブルーなど、色とりどりのステンドグラスの施工事例を集めてみました。

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さまざまな色や形、大きさがありますが、そのときにあるガラスから選んでいただくことになります。

施工実績からもさまざまなステンドグラスをしつらえた事例をご覧いただけます。
https://www.mokuseikosha.jp/25construction-result/
自然素材の中にワンポイントで原色が入るだけで、素敵なアクセントになるステンドグラス。お客さまへのプレゼントは今後も続けてまいりますので、楽しみにしていてくださいね。

好きなことに思う存分没頭できる「趣味部屋」

こんにちは、もくせい工舎です。

せっかく自由設計でマイホームを建てるなら、日常生活の中にちょっとした楽しみをプラスしたいもの。
そんなときにおすすめなのが、好きなことに思う存分没頭できる「趣味部屋」です。今回は、マイホーム購入を機に「釣り部屋」を実現した事例をご紹介します。

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まず、釣り部屋を設けるうえで重要なのが配置です。
釣りは夜中や朝方に出発したり、帰宅する場合が多いため、家中をあちこちと動き回ると家族を起こしてしまう心配も。

釣り部屋は、出発前の準備や帰宅後の作業が気兼ねなく行えるよう、寝室から離れた位置に配置しました。

釣り部屋には、竿をかけられる収納スペースもあり大切なコレクションを保管できます。「見せる収納」で飾られた釣り道具は、眺めているだけでワクワクするそうです。

勝手口を通じて直接屋外に出られるのもポイント
勝手口には釣ってきたばかりの魚をさばける調理スペースがあり、水を流せる排水トンネルもあるので、作業のしやすさは抜群です。

冷凍庫を完備したパントリーにもつながっているので、捌いたばかりの魚をすぐにフリーザー処理できます。

釣りから帰ると、釣り具や長靴、捌いた魚のにおいや汚れがどうしても気になってしまいます。そんなときも専用の部屋があれば安心ですね。

釣り人なら一度は憧れる「釣り部屋」をご紹介しました。
自分のこだわりを詰め込んだ夢のスペースは、普通の生活では味わえない幸せをもたらしてくれます。
ぜひ、あなたの夢を聞かせてください。

根っこのつながり。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

以前、『美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その5という記事を書きました。
投稿時期により、各ページが離れてしまったので、<その5>を開いて、その1から読んでいただくと便利です。

その時に、B・B・C長湯さんの図書館にあったチェンバロのことを
少しだけ紹介させてもらいました。

202304_BBC長湯図書館内

関連記事→『美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その4

チェンバロの製作者は、故・松本公博(こうはく)氏。
ヨーロッパの古楽器を、日本の木で作りたくて
山香に移住し、カテリーナ古楽器研究所をひらいたとのこと。

その後、気になって少し調べてみました。
(日本の木で作りたくて・・・ってあたりが、もうツボで。)

そしたら、出てくるわ、出てくるわ!もう、イモヅル式。

「類は友を呼ぶ」ではないけれど、不思議な、
世界観のつながりのようなもの。

それを今回、自分なりにお伝えしていければと思います。

良ければ、お付き合いくださいませ。


とにかく、本当に山香にそんな場所があるのか?

ググってみると、確かにあるんです。カテリーナ古楽器研究所

しかも、HPの雰囲気から、本当に素敵。

知らないだけで、本当に
こんな場所が(しかも、意外と近くに)あったのねぇ~。

もくせい工舎の家がお好きな方は、こんな雰囲気、お好きじゃないかなぁ。

オタマジャクシにも全く疎い私は、音楽のおの字も分からない。

それでも、楽器を作りながら
自然の恵みに敬意を払い、大事に「音」として
受け継いでいこうとしておられるのが
伝わってくるのです。

どんな音楽なのか、CDのようなものが売っているのか
気になるところ。

検索すると出てきたのは、
「カテリーナ古楽器合奏団」と、なぜか『宮崎 駿の雑想ノートⅤ』。

?????

宮崎駿って、あの宮崎駿??(←呼び捨てだけど? )
見ると、ちゃんと演奏がカテリーナ古楽器研究所ならぬ
カテリーナ古楽合奏団。

?????

どう違うの??

研究所は、研究したり、楽器をつくったり?
合奏団は、演奏するときの名前?

私がB・B・C長湯さんで見たチェンバロの製作者は故・松本公博さん。
かたや、合奏団を結成したのは松本雅隆(がりゅう)さん。

実は、ご兄弟で
雅隆さんは、公博さんの弟さんとのこと。

合奏団は、東京立川のロバハウスを拠点に音楽活動をしているようで
「ロバの音楽座」としても活躍されているようです。

・・・というか、もうロバハウスって名前がいい。

そのロバハウス、建物もすごかった!

設計は、村山雄一(たけかず)さん。

なんでもこの方、建築模型を粘土で作るらしい。

雅隆さんが「洞窟や胎内のイメージで」と伝え、
村山雄一さんの手のひらから生まれた
ロバハウスとロバノコハウス。

~~~~~~~~~~~~~~~~‼‼‼

何という愛らしさ!

村山雄一さんは、シュタイナー建築で有名な方らしく、
子ども達のための幼稚園なども手掛けられています。

そのご縁でなのか、公演先で
松本雅隆さんの目に留まったよう。

その幼稚園の建て方も、本当に素敵。


葛飾 東江幼稚園 園舎

子ども達に、極端な刺激を与えないよう、
安心して過ごせるよう、
五感を通して、やわらかな印象の優しい建物となるよう

心をつくしているのが、とてもよく分かります。
(・・・というか、こんな建物に通わせたかった!)

その建築作品も、素敵なものばかり。
ただ、(個人邸や幼稚園に、ずかずか入れないので)遠慮なく見に行けるのはトーベヤンソンあけぼの子どもの森公園や、
気流舎などでしょうか。

それでも、埼玉・・・。それでも、世田谷・・・。
遠い~・・・。
(都市圏に縁がないと、どうやって行くのが賢いのか
それすらピンとこない・・・。)



村山作品のように曲線だらけには、なかなか難しいかもですが

もくせい工舎のお家も、甘木土の壁は
胎内のような、やさしい空間ですよ。

甘木土を用いた漆喰壁の室内

甘木土を用いた漆喰壁

良かったらご検討ください。

・・・それにしても、です。

松本公博さんの手づくりの古楽器、

その古楽器をつかった演奏をするカテリーナ古楽器合奏団、

古楽器や空想楽器で、子ども達に音楽の夢を運ぶロバの音楽座、

粘土をつかって、手のひらから生まれたような
村山雄一さん設計のロバハウス、

そして藤森照信さんの建築・・・。


どこか人の手仕事を感じるような、

土のにおいがするような、

そういった方々と、不思議とセットで?
一緒に名前が出てくる宮崎駿さん。


竹田に美建築を見に行って、

松本公博さんのチェンバロに出会ったり。

そこから、ロバの音楽座や村山雄一さんの作品を知ったり・・・。

これも間接的ではあるけれど、何かのご縁なんでしょうか。


「有由有縁」

川端康成のその言葉を、座右の銘にしているのは、元竹田市長の首藤勝次さん。
(B・B・C長湯を運営する大丸旅館の5代目経営者であり、藤森照信さんにラムネ温泉の建物を依頼した観光カリスマ)

出会う縁、その由縁が違えば

もしかしたら、村山雄一さんの手によるラムネ温泉館なんていうのも
あったのかもしれない。

それも見てみたかったかな~とも思いますが、
これも縁あってのこと。


それでも、藤森照信さんの作品を気に入った方なら
きっと、冷たい無機質な建物にはしなかったのではないかと
勝手に想像しています。


生き物としての人間と、【自然】の根本的な
つながりのようなもの。

それを大事にした、生き方、暮らし方、つくり方。


人の手の仕事を感じる、土の感触を感じる建物は

目には見えないけれど

きっと
人間の根っこにとって、大事な仕事をしているに違いない。


色々なご縁のつながりを垣間見て、
そう実感しました。

例え、ちょっとした小さな旅でも、
そのもたらすものは大きい。

狭くなりがちな視野を
広げてくれるような気がします。

それを言い訳に、また旅に出て
皆さんにご報告出来たらと思います。


"見せる"と"隠す"の上手な使い分け

こんにちは、もくせい工舎です。

暮らしやすい家を叶えるには、「見せる部分と隠したい部分をいかに使い分けるか」が大切です。
見せたくないものは隠しつつ、ニッチなどの見せる収納でインテリアを楽しむ余裕も欲しいもの。

今回は、 "見せる"と"隠す"を上手く使いわけるための家づくりの秘訣をご紹介します。

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片づけているつもりでも、どこか雑然とした印象になってしまいやすいのがキッチンではないでしょうか。

作業スペースに食品の袋や食器洗いのスポンジが見えていると、どうしても生活感を感じてしまうもの。
キッチンの前面に腰高の壁を設置して手元を隠すタイプの対面キッチンなら、手元が壁で覆われるので、リビングやダイニングからの視線をさりげなく遮ることができます。
キッチンで作業中に急な来客があっても慌てなくていいのも魅力です。

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洗面所トイレは、収納したいアイテムが多い場所。
頭より高い位置に収納をしつらえることで視線が届きにくく、すっきりとした印象を維持できます。
造作で収納家具をつくることも可能ですが、頭より高い位置にシンプルな棚を設けて、かごに入れて収納するのもおすすめ。
コストをかけなくても、オシャレで使いやすい収納スペースをつくることは可能です。

もくせい工舎のプランニングでは、「ここに小さな棚があったらいいな」など細かい要望にも対応します。
一緒に理想の住まいをつくってきましょう。

老後も子ども部屋を活用できる平屋暮らし

こんにちは、もくせい工舎です。

子育てがひと段落して仕事を引退すると、夫婦2人の生活がはじまります。
2階建ての2階部分に子ども部屋ををつくった場合、お子さまたちが巣立った後、デットスペースとなってしまうケースも少なくないようです。

老後も自分たちらしく快適に暮らすために、子ども部屋を1階に設けて将来まで有効に使いたいと要望される方が増えています。

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また、お子さまが個室を必要とするかどうかはご家庭それぞれの考えによります。

しかし、小さな部屋を複数設けるよりも、大きな部屋を数少なくつくるほうが、可変性は高くなりますし、かつ最小限のエアコンで過ごすことができます。

将来、部屋を仕切りする可能性を踏まえるなら、6帖の部屋にも扉を2つ設けておくと安心です。ベッドと机を置くだけの子ども部屋ならメーターモジュールであれば3帖もあれば十分。壁をしつらえなくとも、カーテンや本棚で仕切る方法もあります。

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お子さまたちが巣立ったあとは、夫婦それぞれの書斎や趣味部屋、運動ルーム、収納として活用できます。
夫婦で多目的に使える部屋は、1階に配置するからこそ老後の暮らしで活用しやすくなると思います。

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老後の暮らしを考えたとき、一番大切にしたいのは暮らしやすさです。
人生100年時代と言われる今。
理想のセカンドライフをイメージしてマイホームを選ぶ方も多くなりました。

子育て中は家族のコミュニケーションが取りやすく、老後まで空間をムダなく活用できる平屋は、老後まで楽しく快適に過ごすための魅力でいっぱいです。

平屋の居住性と構造性を高める秘訣

こんにちは、もくせい工舎です。

ワンフロアで暮らしが完結する住み心地の良さが魅力の平屋暮らし。
それぞれの部屋の距離が近いことで家事の時短につながり、家族のコミュニケーションが図りやすいため、長く快適に暮らすために平屋を選ばれる方が増えています。

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平屋の居住性を高める秘訣は、リビングを中心に間取りを構成すること。
構造の観点から広いリビングを家屋の中心に据えて、取り囲むように各部屋を配置することで耐震強度を高められます。

このような間取り構成では、開口部の配置を比較的均一にできるため、同時に壁の配置に偏りがなくなり、建物自体の構造が強くなります。

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リビングを取り囲むように寝室や子ども部屋を配置することで、家族がリビングに集まりやすくなることもメリット。
また、廊下のスペースを減らせるため、ムダなスペースを極力なくし各部屋を広く確保できます。

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もくせい工舎は、無垢材漆喰などの自然素材にこだわり、自由設計にて施工しています。
立地や理想の暮らしに応じてご提案します。どんなことでもお気軽にご相談ください。

よーやく導入!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


2023_彼岸花
お彼岸をすぎて、ようやく少し秋らしくなってきましたね~。

よ~やく、といえば

10月の終わりに、宇佐市にて
完成見学会を開催させていただくこととなりました。

2023102829_もくせい工舎の自然素材の家・宇佐の見学会場工事中の外観
工事中の現場(9月の中頃)

そして、今回より

なんと、なんと!もくせい工舎!

よ~やく、予約システムを導入致しました!

拍手~!パチパチパチ...‼


どういうものか具体的には、公開を待っていただくとして

簡単に言えば、予約の空き状況が分かりやすくなりました!

美容室のネット予約みたいに、
空きの時間が分かるので、

この時間がダメなら、ここで良いかな?と
選べる感じになります。

これは、ありがたい。

私などは、電話が苦手なので
美容室の予約ですら、かなり緊張します。

ましてや「●月▲日、★時~」と伝えて

「あ~、あいにく他の予約が・・・・。」

となると、若干テンションが下がる・・・。
ちょっとだけ、しょんぼりする。

少々、出鼻をくじかれた感じがする。

そうなると、
いつなら空いているかで
さらに要調整となってしまうし

残りの選択肢が分からないので
先方の提示するものしか選べなくなってしまう。

「よし、予約するぜ!」の勢いが半減?する気がするのです。
(どれだけ、意を決して予約しとるの⁉、ですが。)


その点、空き状況が分かれば、
自分の都合に合わせて、いくらでも考えに合わせられます。

今度の予約システムだと、
実はもくせい工舎側も対応が楽になり、
おまけに事前の確認メールまで送付できる。

もくせい工舎は、基本夫婦ふたりの経営で、

やっていることの中身は
大手の気合なので

あれもこれも手動のアナログでは
限界もあるでしょう。

事前に、「明日お待ちしています」とお知らせするのは
機械だからこそ正確で

任せられることは、任せて

人間:永家夫妻にしかできないことに
集中してもらえると思います。

何より、お客様にとっても
その方が、きっと気楽で便利なのではないでしょうか。。

下準備は整っていますので、
実装完了したら、公開の運びとなると思います。

それまで、どうぞお楽しみに。

2023_稲穂
黄金の国ジパングって、稲穂のことか?と思えるくらい、黄金色!朝日を浴びてキラキラしとります。

どうぞ、実り多い【出会いの秋】となりますように!

「よーやく導入!」続きを読む

【施工事例】南欧風の瓦と漆喰壁がしっくり馴染む、温かみのある家

こんにちは、もくせい工舎です。

無塗装の無垢材や漆喰を使った住まい。
本物の素材を用いれば、どんなデザインにも個性が生まれます。
今回は、豊後高田市にある平屋建ての住まいをご紹介します。

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玄関ホールにはフォルムが可愛らしいレトロな照明がお目見え。
クリアな多面体のステンドグラスでお家の雰囲気を高めてくれます。
収納力抜群のシューズクロークもしつらえました。

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勾配天井の吹き抜けにより開放感にあふれるリビングは、南向きの窓から田園風景が広がります。
涼しげなステンドグラスは、代表・永家からお施主さまへのプレゼントです。

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床の間をしつらえた和室は、漆喰壁の優しさに包まれる寛ぎの空間。
色褪せや毛羽立ちの少ない和紙畳を採用しました。

建具の取っ手など、細部に職人さんの手仕事ならではの温もりが伝わってきます。

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手洗い場は、アーチとレトロな照明で素敵な空間に仕上がりました。

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家の中は無垢の床材で統一
裸足で歩いたときの感触が心地よく、お子さんたちも元気に走り回っているそうです。

木の心地よさを毎日感じられるのが木の家の魅力。
希望に応じてOBさまのお住まいを見学することも可能です。
お気軽にお問合せください。

もくせい工舎に営業スタッフがいない理由

こんにちは、もくせい工舎です。

当社は、代表の永家と妻の隆美さんの2人で営む小さな工務店です。
完成見学会にお越しいただくとわかりますが、もくせい工舎には営業スタッフがいません。

その理由は、人件費や販売促進費など、住宅の価格に上乗せされてしまうコストを徹底的に削減したいから。
私たちは、無垢材や漆喰といった自然素材の家を、手に届く価格でご提供したいのです。

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代表の永家は「私たち夫婦2人が生活できる利益があればいい。無理な勧誘をして売り上げを出すよりも、木の家が好きな人とその魅力を共感し合えるのが何よりの喜び」といつも言っています。

もくせい工舎の完成見学会(構造見学会)に来たからといって、しつこく勧誘されたり、後日何度も連絡があったりということは絶対にありません。

すぐ家を建てられるかわからないけど、木の家を見てみたいという方も大歓迎です。OBさまの中には、初めて見学会に参加してから5年後など、数年経ってから家を建てられた方もたくさんいらっしゃいます。

私たちは「同じ予算で建てるならワンランク上の家を建てる」をコンセプトに、家づくりをしています。
お客さまの負担を最大限に抑えるために、強いこだわりを持って家づくりに励んでいるのです。

【隆美さんの家事術】キッチン回りのナチュラル掃除術

こんにちは、もくせい工舎です。

代表・永家の妻であり、住宅ローンアドバイザーとして家づくりをサポートしている隆美さん。
慌ただしい毎日を送っているにも関わらず、自宅のキッチンや調理器具はいつも綺麗なんです。

その秘訣は、ナチュラルな素材を使ってシンプルかつ効率的に掃除をしているからなのだとか。
早速、キッチン回りのナチュラル掃除術を教えてもらいました!

まずは、鍋の焦げつき
力を入れて鍋をこするのは疲れますし、鍋を傷つけそうでとにかく難儀ですよね。
隆美さんによると、鍋の焦げつきは鍋に水を張って重曹を入れて煮てたぎらせればOKとのこと。
しばらく放っておいてやさしくこすればスルリと焦げを落とせるそうです。

続いて、排水溝のぬめり
こちらは日々のお手入れで重曹をふりかけクエン酸水をシュッとふきかけ30分ほど放置して洗い流せはばすっきりキレイに。

お湯が残るとぬめりやすいので、毎日使った後は水を流しておくのがポイントだそうです。
シンクや蛇口の水垢にも同じくクエン酸水を吹きかけて拭くといいそうです。

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「汚れる前にサッと掃除すること、面倒にならないようにルーティンを決めることがキレイを保つ秘訣」と隆美さん。

1日の終わりに1枚のタオルで『食器→シンク→濡れたタオルでIH→冷蔵庫→裏返してダイニングテーブル』の順で吹き上げるという流れで綺麗なキッチンを保っているそうです。

ぜひ皆さんも参考にしてみてください!

幸せな家づくりの第一歩にやるべきことは?

こんにちは、もくせい工舎です。

「そろそろ私たちも家づくりに向けて動き出したいね」
夫婦や家族でそんな話になったとき。

とりあえず、住宅雑誌を買ってみたり、住宅展示場に足を運んだり、インターネットで情報を集める人が多いのではないでしょうか。

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もちろん、それも決して間違っているとは言いません。
しかし、家づくりの依頼先を決めるためにまず始めにするべきことは、家をつくっている現場を見ることなのです。

「現場を見る」とは、構造見学会完成見学会に足を運ぶこと
雑誌やインターネットでは知り得ることができない、作り手の人柄や雰囲気、家の居心地など、本質的な情報を知ることで依頼先を選ぶ決め手を見極められることと思います。

気になる工務店があれば、1回だけでなく納得できるまで何度でも足を運んでください。
一生に一度の大きな買い物をするのですから遠慮は要りません。

もくせい工舎では、初めて見学会に参加した数年後に家づくりを依頼されるお客さまも沢山いらっしゃいます。

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家づくりのタイミングはご家庭の事情などそれぞれ。
見学会は「まずはどんな家か見てみたい」という方のご参加も大歓迎です。
しつこい勧誘などは一切しておりませんので、軽い気持ちで遊びにきてくださるとうれしいです

自分たちには建てれないと思っていた

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


「家を建てたい」

そう思ってから、実際に【わが家】を建てたのは
10年後でした。

迷っていたわけでなく、
「自分たちには無理なんだ。建てれないんだ。」と
諦めていたのです。

見栄を張っては通じないので、恥をさらすと

(家族の、知らなかった)借金 by ギャンブル
(それを誤魔化そうとした挙句の)詐欺被害金
■義実家建て替えの連帯保証

などなど、数百万。

頭金どころかの話だったのです。

絶望というより、望むとつらい。
だから、考えないようにしていました。
淡々と、目の前の暮らしを送ることに
専念していたのです。

では、なぜ今
家を建てて、住んでいるのか。

それは、他人様(この場合は永家さん夫婦)の知恵を借りたからです。

悩んだり、行き詰ったり。

今現在の自分だけの、知識や力じゃ
どうしようもない時、

できるだけの努力はしても、
ちっとも前に進まない時、

人は悩んだり、行き詰ったりする。

どんなに知識・経験が豊富な人でも
世界の全てを知っているわけではない。

人間は、(当たり前のようですが)やっぱり
その人が「知っている範囲の事」しか知らないのです。

だから、本を読んだり、
「他の人」と話をして、

初めて
違う道のあることを
知るのだと思います。

先日、永家Tさんと話していて、
意外にも「自分たちには無理だ」と思っていた方の多さに驚きました。

ド~ンと現金で払える方はともかく、

こんなご時世で、未来に何も保証がないのに

「自分たちに建てれるか」の不安は誰しもあると思うのです。

ただ、
「何も望まない」「何も見ない」で
心に蓋をするのは

もう、やめにしませんか?

とりあえず、恥をかいても
聞いてみればいい。

他の人に、知恵を借りてみればいい。

お金はともかく、
知恵は借りても、返す必要はありません。

聞いて、「あ~。無理です。」と言われて
恥ずかしい思いを、したくないかもしれない。

でも、聞かずに
私のように10年を
心に蓋をしたまま過ごすのなんて

本~当にもったいない!

ちょっとの恥を我慢して

次に進むか
別の道を行くか

いくらでも方法はあったのに!


以前、吉野 弘さんの詩について
書いた記事があります。
(なぜか、ワンピースのルフィを引き合いにして・・・)

不完全なワケ

私たちが「不完全」なのは、
他者を必要とするためである。

吉野さんの『生命は』という詩は、
それを教えてくれています。

花とミツバチ
(花もハチという他者を必要とする)

心に蓋ばかりして生きていると、
子ども達に諦めることしか教えてあげれない。

「道が分からなければ、誰かにききなさい。」

それは、大人になっても言えることなんだと
思います。

自分の歩いた道が、
自分の人生になるなら、

選べないことはともかく、

どんな景色がみたいですか。

どんな顔をして歩いていきたいですか。

時々、私自身も思い出してみたいと思います。

不完全な、一人のワタシとして。


どうぞ、皆様に良いご縁がありますように。

『光るどろだんご作りと漆喰の塗り壁体験会』笑顔いっぱいの一日でした。参加された皆さま、ありがとうございました!

こんにちは、もくせい工舎です。

小学生以下のお子さまとご家族を対象に、自然素材の塗り壁をもっと身近に感じてもらおうと、8月20日に『中村建材店パレット』で『光るどろだんご作りと漆喰の塗り壁体験会』を開催しました。

体験会で講師をしてくれたのは、もくせい工舎の漆喰壁を手がける、"魔法使い"のような職人さん、原田左研の原田 進 親方

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漆喰の塗り壁体験では、お子さんたちに本物のコテを使って石膏ボードに漆喰を塗ってもらいました
ミニサイズのボードにモザイクタイルや葉っぱを張り付けて、世界に1つだけの作品が完成!
おみやげとしてお持ち帰りいただきました。

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泥だんご作りでは、大人も一緒になってみんな熱中!
ピカピカと光る泥だんごに目をキラキラと輝かせるお子さんたちの表情がとっても印象的でした。

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もくせい工舎のOBさまや中村建材店の方々の手を借りて、先着10組限定で開催。
参加された皆さまから感想をいただいていますので、ご紹介します。

「漆喰は身近な材料でできていることに驚きました。均等に壁を塗るのはすごく難しかったです」
「ずっとやってみたかった泥たんごつくりに参加でき、子どもたちの喜ぶ顔が見れてとてもうれしかったです」
「泥だんごのツヤを出すのにこんなに時間がかかるなんて思っていませんでした。タイルを貼るのも楽しくてまた体験会をしてほしいです」
「泥だんごつくりは大人も夢中になりました。スタッフの方も優しくて過ごしやすかったです」
「漆喰壁は人の手で塗ること大変さを感じました。 kitchin101さんのお昼ご飯も大変おいしかったです」
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▲体験会では宇佐市で人気のレストランカフェ「キッチン101」さんの軽食をご提供いたしました♪

「自宅の壁がどのようにしてできているのかを改めて知り、居心地がいい理由がわかりました。我が家の居心地が良すぎて出不精になっています(笑)」(OBさま)

漆喰塗りの技術や、ただの泥だんごがピカピカと光る不思議を体験した1日。
夏休みの思い出に、はたまた自由研究の参考になったのではないでしょうか。
今後も、もくせい工舎ならではのイベントを企画していきますので、楽しみにしていてくださいね。

もくせい工舎の家をつくる仲間・原田親方インタビュー「土が本来もっている力を伝えたい」

こんにちは、もくせい工舎です。

自然素材を使った家づくりに欠かせない、漆喰壁
職人の手仕事ならではのコテムラは世界に1つだけの豊かな住空間をつくり出してくれます。

今回は、もくせい工舎の家づくりを長きに渡って支えてくれている『原田左研』の原田親方にインタビューしてきました。

素材にこだわり、常に良いものをつくるための努力を惜しまない生粋の職人魂の持ち主
遊び心を取り入れながら、住まう人の雰囲気に合わせた素敵な壁を生み出すセンスはまるで魔法のようです。


原田親方、よろしくお願いします!

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Q:突然ですが、『原田左官』の名刺には「壁を創る人たち」と書いてありますよね?どのような意味合いがあるのでしょうか?

A:僕たちの名刺には「壁を創る人たち」と書いてあります。
壁を創ると言っていますが、本来は「壁と壁のあいだを塗る」という気持ちを表しています。

Q:壁のあいだとはどういう意味ですか?
A:土や藁や砂や貝灰と水を混ぜて壁に塗ると、その壁に包まれた空気や雰囲気、つまりは壁と壁の「あいだ」が人にとってえらく居心地がよいものになるからです。
土壁を家に入れると家がよくなる。
家と家の間に入れると町がよくなる。
壁の影響力に驚きながら、日々仕事をしています。

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Q:原田親方にとって左官の仕事の魅力は?
A:ものをつくる喜びと塗っているときの気持ちよさが左官の仕事のいちばんの魅力です。自然の理にかなって動けるうれしさ。そしてもっと大きな何かが次に待っているような、わくわくした気分になります。

Q:土に魅了されているということでしょうか?
A:そうですね。無償性、おおらかさ、命に寄り添うといった、土が本来持っている力に触れているためかもしれません。
僕たちが土に感じている力、それをみなさんにお伝えできれば、と思っています。


原田親方、ありがとうございました!

2階建てより平屋建ての価格のほうが高くなる理由

こんにちは、もくせい工舎です。

ワンフロアで暮らせる居住性の高さが魅力の平屋建て。
「2階建てと比較すると、一般的には平屋建てのほうが費用が高くなるんですよ」とお話すると、みなさん驚かれます。

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2階建てよりも平屋建てが高くなる理由は、【基礎の面積】と【屋根の面積】が2階建てより広くなるため、施工費や材料費が多く掛かるためです。

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しかしながら、設計や間取りをシンプルにすればコストを抑えることは可能です。
もくせい工舎では、子育て世代のお客さまが手に届く価格で家を提供できるように知恵と工夫を重ねて企業努力をしています。

ネットなどの情報だけで「平屋は手が届きそうにない...」と諦める必要はありません

暮らしやすさと将来までの居住性が手に入る平屋建てを一緒に叶えていきましょう。

ここが違う!平屋建てと2階建ての暮らし方

こんにちは、もくせい工舎です。

今は若い方も老後の生活を見据えて平屋建てを希望される方が増えています。
ホームページの施工事例をご覧いただくとわかるように、もくせい工舎の家は平屋建てが多いです。

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私たちが主に施工を手掛ける、宇佐市や中津市などは、都心部と比べて広い土地が手に入りやすい地域です。
生活に必須とも言える家族分の駐車場(3台分)を確保するなら、最低70坪は必要ですが、宇佐市や中津市などの地域ではこれらの条件が叶えやすいでしょう。

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平屋建ての最大の魅力は、ワンフロアで暮らせる居住性の高さ
廊下を設けずに生活動線を「シンプルに」「短く」することで、毎日の家事やお子さまのお世話がグンと楽になります。

子ども部屋を、階段の上り下りをしなくてすむ1階に設ければ、老後は書斎や趣味のスペースとして活用できるため、お子さまが巣立った後に使わない部屋ができてしまう心配も不要。

家の中にマルチに使える空間が欲しい」という方は、平屋建て+ロフトという選択もあります。
ロフトの天井高は1.4m以下と多少低くなりますが、キッズスペースや趣味の空間としては充分だと思います。

これまでたくさんの平屋を施工してきた知恵や工夫を活かし、あなたにピッタリの平屋建てを提案しますので、お気軽にご相談ください。

【施工事例】無垢の木の素朴さに心が休まる「平屋の家」

こんにちは、もくせい工舎です。

無塗装の無垢材や漆喰といった自然素材を使った住まい。
職人さんの手仕事が住む人のこだわりを静かにあらわしてくれます。
今回は、宇佐市にある平屋建ての住まいをご紹介します。

温かみのある色合いの甘木土の漆喰に、グリーンの瓦屋根が映える外観。
広々としたウッドデッキはリビングから気軽に屋外を楽しめます。

物干し竿かけも職人さんの手づくり
自然石の洗い鉢も雰囲気の良さに一役買ってくれています。

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玄関を開けると、自然素材に囲まれた心地いい空間が広がります。

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レトロなガラスの建具の奥には収納力抜群のシューズクローク
玄関から和室の美しい建具が見えるのも素敵です。

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リビングは高い天井に梁が交差する開放的な空間。
漆喰の壁は、職人さんたちのコテの跡がやわらかく、手仕事ならではの温かみがあります。
キッチン収納や建具もすべてオーダーメードによる造作家具
どこにいても無垢の木に囲まれる心地よさを感じられます。

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清々しい印象の和室は、フチなしで半畳タイプの和紙畳を採用。
色褪せや毛羽立ちが少ないのが和紙畳の魅力です。

明るい色合いでコーディネートされた和室は、おもてなしはもちろん、リビングとつながっているので寛ぎスペースとしても活躍しそうです。

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素朴さに心が満たされる豊かさを感じられるのが木の家の魅力。

希望に応じてOBさまのお住まいを見学することも可能です。
お気軽にお問合せください。

永家夫妻の掘り出し方

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


いきなり変なタイトルですが・・・。

永家さんたち(の、書いた記事)が埋もれておるのです。

今回は、永家夫妻(の、書いた記事)掘り出し大作戦。
肝心かなめの記事たちに光を当てねば!というお話です。

ところで、
(今さらですが)「ブログとは、なんぞや?」

改めて調べると、WebにLogする。縮めて、blog。

ウェブページ(Web)上に載せる、出来事などの時系列の記録(Log)のようです。

個人だと、その人の日常や思想といったものを時系列で書いたり。

企業だと、その目的として

■ (専門)知識の共有→信頼性向上!
■ 顧客との関連強化→ファンを増やす!
■ SEO効果→検索上位にする!
■ 企業イメージの向上→どんな会社か印象づける!
■ マーケティング効果→売上につなげる!

・・・でしょうか。

・・・こう書くと、うさんくさいでしょ?

なんか、うまいこと騙されそうな感じがして、
身構えるのは私だけでしょうか?

でも、よくよく考えると、お客側にとっても大事なこと。

■ ちゃんと、プロとして信頼できるか。
■ 人として信頼できるか。
■ そもそも検索して上位に来ないと、(どんなに良くても)知ることができない。
■ どんな感じの会社か分かる。
■ これなら、見てみたい。なんなら買いたい。そのきっかけになる。

と、いうことだと思います。(ざっくり言えば・・・)


さて、そのブログですが
なかなか、永家さん夫婦が書く時間がない。
(家づくりで走り回ってます。優先順位で、ブログ書きが一番にならないの意。)

こうして、私も記事を書かせてもらっていますが、

実際の所、永家さんたちがどんな感じの人か分からないと意味がない。
(実際にお会いするのは、ブログを書いてる私たちではないし、
「良い人なんです~」と言われてそのまま鵜呑みにもしないでしょうから。)

ブログから、永家さん夫妻の
本来の人となりや
目線・考え方が、埋もれている。

これは、マズい。とても良い状態とは言えない。


・・・と、申しますのも
私自身が、どこで建てるか迷っていた時、

もくせい工舎のブログを見て、「ここなら大丈夫かも?」と
(半分)判断したからでした。


私は、

広告を見て気になって

サイトでどんな会社か調べて

他と比較して

実際に見学会に行って、決めました。


サイトを見た時に、事細かに「自然素材」について書いてある。

その熱量が、他の「自然素材の家」を謳う会社と違って見えたこと。

あと、何より、永家さん夫婦のブログ記事の「目線」「見ていること」。

これは、とりあえず「自然素材って言っとけば売れるかも?」の工務店ではない。
本当に自然に興味のある人なのかな、と思ったからでした。

「自然素材」を謳いながら、「自然」や「自然なこと」に関心がない工務店だってある。

だから、決して
そんな「とりあえず的」自然素材の家じゃないのに、

当のご本人たちが、どんな目線・考え方を持っているか

今のブログから、分かりにくくなってるのは、
ちょっと残念なのです。

だから、ここで改めて、
永家さん達ってこんな感じ。を掘り出したい。

スマホで見ていただいている方が多いかと思いますので、
掘り出し方?をお伝えします。(分かってるよ~って方は、すっ飛ばしてくださいませ。)


もくせい工舎のウェブサイトを開いてもらうと、

こんな感じの画面になるかと思います。

ブログ_ホーム画面

(そりゃもう、かわいそうなくらい?)下の方にブログ一覧が出てきます。

ブログ_ホーム画面下

ブログ記事画面

ブログ記事画面下

ブログサイトマップ画面

■代表:永家正光さん→owner

■相方:永家隆美さん→staff

ちなみにdiaryの割とはじめの方は、隆美さんです。

staff2の 八面山の記事からは、私こと「ことりの母さん」が書かせていただいています。

私の筆が遅すぎて、SEO的にアウトなので
staff3さんも記事を書いてくださっています。(ありがとうございます。)


ブログの元々の意味が、日常の記録なのだとしたら、

工事現場の記録とか、
地鎮祭とか、
各種イベント等を載せるのが、正道なのかもしれない。

ただ、見る側からしたら
なんだか似たよ~うな、区別のつかない
どこかの工事報告や

誰かのイベント等を

そう何度も見る必要はない気もする。
(とは言え、現場写真などは
目が肥えてくると?
他社の構造と、もくせい工舎の構造の違いが分かったりする・・・。)

お客さんが、本当に知りたいのは

プロとして信用できるか
人として信用できるか
任せても大丈夫か

ではないでしょうか。

その核心を突くのが、ブログであると思うのです。

メリット、デメリットも、もちろん大事だけど
損得以上に
家づくりは、ヒト対ヒト。

どんなにメリットが多くても
相性の良し悪しだってあります。

そればかりは、誰にもわからない。
(条件と相性が別なのは、結婚とか就職でも言えるように。)


私の知っていることが、世の中の全てじゃない。
知らないことも多い。

それでも、もし言えるとすれば、

大分県北近隣で、
産直的な方法で
本当に、本当に、自然素材にこだわった家をつくるところを

私は、もくせい工舎以外知らない。



良かったら、埋もれちゃってますけど、
永家さんたちが書いた
過去の記事、読んでみてくださいませ。

こんな感じ、嫌いじゃないな~と思ったら
幸いです。

もくせい工舎かどうかはともかく、

皆さまに、どうぞ良いご縁がありますように!


■代表:永家正光さん→owner
■相方:永家隆美さん→staff

年間受注数を12棟までと決めている理由

こんにちは、もくせい工舎です。

家族が笑顔で安心して健康に暮らせる、心と身体に優しい住まいをつくるために、見えないところにも気を配り、無塗装の無垢材や漆喰といった素材や仕様にこだわって家づくりをしている私たち。

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そのこだわりを実現するために、『手間暇をかけて施工する』というポリシーがもくせい工舎にはあります。
年間受注数は12棟までとし、あまりにご遠方の場合やお急ぎの場合は、お断りすることもあります。
大変心苦しいのですが、私たちのような小さな工務店が品質を落とさないようにするためには、どうしても必要なお約束事なのです。

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最も大切なのは、本物の自然素材で高品質な家を適正価格でつくること
そして、無理のないローン計画で安定した生活をお客様に提供することだと思っています。

展示場を持たず、営業スタッフも居ないもくせい工舎ですが、おかげさまでOBさまからのご紹介や口コミ、インターネットを通じてのお問合せが年々増えてきています。

木の家の心地よさ」をたくさんの皆さまと共有していくのが私たちの喜び。
隅々まで自然素材でできた木と漆喰の家に興味がある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

自然災害に強い家づくりに欠かせない、地盤づくりと骨太構造

こんにちは、もくせい工舎です。

これからの住まいはただ快適に暮らすだけでなく、台風や地震などの自然災害に強い家でなければいけません。
そのため住まいづくりにおいて最も大切なのは、その建物を支える地盤と言っても過言ではないでしょう。

今は着工前に地盤調査をするのは必須です。その結果、必要に応じて地盤改良を行っています。

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もくせい工舎では、「砕石パイル工法」を採用しています。
砕石パイル工法とは、小さく砕いた天然石を地面に詰め込んで形成した石柱を使って地盤を補強する工法です。
固化材などを使わなくとも地盤の支持力を高められるのがメリットです。
地震の揺れに強いだけでなく、水はけがよいため、液状化を防ぐ効果も期待できます。
2016年に起きた熊本地震では、たくさんの家が傾いたり地盤沈下したりするなか、砕石を使って地盤改良した家は倒壊を免れました。

そして、住まいの構造体は根太(ねだ)レス工法を採用。
根太レス工法とは、根太を設けず横からの水平力に抵抗させるために、厚みの厚い床下地合板(厚み24㎜以上)を用いた床組みです。剛床工法とも呼ばれています。
本来は合板を使用しますが、弊社では28㎜の杉無垢ボードを使用しています。
以上のことから、地震や台風時に発生する横揺れを最小限に抑えることができます。
構造体は一般的なサイズよりワンサイズ大きな4寸角の柱を使用
外圧に対してより耐久性が高く、頑丈な構造体を作り上げられるのが大きな特徴です。

今回のお話は、少し難しく感じたかもしれません。
自然災害に強い家づくりには、地盤づくりと骨太構造が欠かせないということを覚えておいていただけるとうれしいです。

【隆美さんの家事術】ナチュラルクリーニングの基本を伝授します♪

こんにちは、もくせい工舎です。

ホコリや汚れがつきやすい家のフロアは、いつでもキレイで清潔にしておきたいものです。
ですが、「子どもが小さくて床に洗剤を使うのが不安...」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなお悩みも、自然素材の家なら無用です。
ナチュラルな素材を上手に使いこなせば、家じゅうの汚れをすっきり落とすことができます。

今回は、OBさまから"第2のお母さん"と慕われている代表永家の妻、住宅ローンアドバイザーでもある隆美さんに、ナチュラルクリーニングの基本となる2つの素材の使い方を伝授してもらいました!

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◆クエン酸(レモン汁やお酢でも代用可)
酸性のクエン酸は、アルカリ性の汚れに効果があります。
代表的なのは、水あか石鹸カス尿などトイレの汚れペットのおもらしゴミ箱の生臭さの原因となる汚れなどがあります。
スギの床材の黒くなったところや、歯磨き粉や整髪料をこぼしてしまったときにも効果的。クエン酸水を床に沁み込ませるのがポイントです。

日頃の床掃除では、バケツにクエン酸水をつくって雑巾がけして乾くまでそのままにしておけばOK。
キッチンの流し台や洗面台には、スプレーボトルに入れたクエン酸を置いておくと便利です。

◆アルカリ電解水 
アルカリ電解水は、酸性の汚れに効果があり、タンパク質や油脂を分解します。
油汚れ皮脂汚れ手垢などに有効です。
人間の体から出るものはアルカリ性が多いと覚えておくとわかりやすいかもしれません。換気扇など頑固な油汚れに重曹を使う場合もあるようですが、よりアルカリ性の度合が高いアルカリ電解水が効果的です。

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自然由来の素材を使ったお掃除は、身体に優しいだけでなく、下水に流しても成分を分解してくれるので地球にも優しいと言われています。

クエン酸もアルカリ電解水もホームセンターや100円ショップで気軽に手に入るので、ぜひ試してみてくださいね。

自然素材を使った心地いいトイレ空間の作り方

こんにちは、もくせい工舎です。

間取りの中でもっともコンパクトな空間であるトイレ。
1人になって考え事をしたり、気持ちを切り替えるのにトイレを活用される人もいるのではないでしょうか。
そうでなくとも、家族が毎日必ず使う場所なので、できるだけ快適な空間にしたいですよね。

もくせい工舎では、トイレの壁や床も自然素材にこだわっています。
壁面の腰板と床は無塗装の無垢材を、上部の壁には漆喰を使うことが多いです。

強いアルカリ性を持つ漆喰は、主な臭いの原因とされる酸性の臭気を力強く分解します。消臭だけでなく、強アルカリ性によって抗菌の効果も期待できます。

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トイレに自然素材を使うことで、イヤな臭いに悩まされることなく消臭剤や芳香剤に頼る必要はありません。

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トイレ設備は、LIXILなど国内一流メーカーからお選びいただけます。
ウォシュレットや造作のトイレカウンターも標準仕様に含まれます。
建物本体だけでなく、設備にもこだわるのがもくせい工舎の家づくりなのです。

家計も家事も助かる!ペアガラスの断熱性

こんにちは、もくせい工舎です。

暑さや寒さなどの外気温の影響が最も激しいのは、「窓」と言われています。
今回は、窓自体の断熱性を上げるメリットを紹介します。

もくせい工舎で採用しているのは2枚のガラスで構成された複合ガラスペアガラス)で、内側にLow-Eガラスを使用しています。
Low-Eガラスとは、ガラスの表面にLow-E膜といわれる金属膜をコーティングしたガラスです。

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弊社の場合は、夏場の遮熱性を重視した「遮熱タイプ(日射遮蔽型)」を採用しています。
外気温が室内に伝わりにくい構造で室内の温度を維持できるので、エアコンの使用料削減にもつながります。
そして、ガラスを複数枚重ねることで、紫外線が入りにくい環境にもなります。
西日を防いでくれるのもポイントです。

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OBさまから喜ばれているのは、結露対策にも効果を発揮すること。
ペアガラス特有の中間層の空気外気温と室内温度の間でクッションのような役割をし、結露を緩和します。

湿気については、漆喰や無垢材との相乗効果も大きく、「冬場も結露がしないので快適です!」とのお声をよくいただいています。

省エネ効果が期待でき、結露がしない複合ガラスは、家計に優しく家事の手間も省ける頼もしい窓ガラスなのです。

ヌチドゥ、タカラ (いのちこそ、たから)

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


豊後高田市の玉津東天紅という小さな映画館に、
映画を見に行きました。

いつか行ってみたい映画館であったのですが、
なかなかご縁がなく。

今回、ようやく足を運べることとなりました。

見に行ったのは、『丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部』という作品です。
(~8/16まで上映。13:30~。今回そのために、少し早めに記事を書いています。)

8/6の広島の原爆の日から、8/15終戦記念日のあたりで
大分県内の各ミニシアターで、先の戦争に関する映画が多く上映されているようで、
気になっていた作品もあり、どうしようかと迷っていたのでした。

最近YouTubeなどで、外国の方々が広島の平和記念資料館を訪れる動画が出てきて、
日本にいながら、私は何やっとんのかな?
と、ちょっと恥ずかしくなってしまったのです。

中でも『ひろしま』という作品は、数年前テレビ放映され、
録画しているにもかかわらず、見れていません。


『ひろしま』は原爆投下から8年後、
実際に原爆を経験した方たちがエキストラとして参加し、公開された映画です。

きのこ雲の下で、あの時何が起こっていたのかを伝える『ひろしま』。

実は、未だに録画を見れていません。

被爆した小さな男の子が、真夏だというのに
寒さでガチガチと震えるシーンがあるのですが

その子が、うちの次男坊の小さいころにそっくりで
怖くて、怖くて、見れないのです。
(映画館ならお金も払うし、向き合ってちゃんと見るかも?と思ったのですが
やっぱり無理だった・・・。)

情けないかな。私は、教科書で知る範囲に毛が生えた程度しか
沖縄戦のことも知らない。

だから、あの丸木位里、俊夫妻の目を通してみた
沖縄を、ちょっと見に行ってみようと思ったのでした。

丸木位里・俊夫妻の名は覚えていなくても、
絵は、見たことがある方が多いと思います。

私は、小学生のころ見た『ひろしまのピカ』という絵本の印象が強烈で
名前もよく記憶しないまま、
とにかく、こわい感じの絵!とだけ覚えていたのです。
(子どもの感想なので、こんなものです。しかも、私だし。)


絵に関しても、先の戦争に関しても、
知識のない私が、特に話せる内容などないのですが、
特に心に残った点が数点ありました。

中でも、読谷村の2つのガマの命運は考えさせられました。

読谷村に、米軍が上陸した時、
住民は二手に別れ、逃げました。

チビチリガマと、シムクガマです。

チビチリガマでは、集団自決(日本軍による強制集団死)
かたや、千人近くが生き残ったシムクガマ。

同じ集落の命運を分けたキーになるのは、

日本軍が同行していたか、
英語で交渉できる人間がいたか

たったそれだけでした。

あれ?なんで日本を守る日本軍と一緒にいて、
そちらが壊滅的な結果になるの?

そう思いたくなる。

しかし、沖縄で起こった実際は、そうじゃない。

日本を守るはずの日本軍に追い出されたり、
殺されたり、自決を強いられたり。

シムクガマには日本軍が同行していなかったうえ、
ハワイ移民帰りだった男性2人がいた。

いよいよアメリカ軍に殺されるとパニックになる住民に、
「アメリカは民間人には手を出さないと言っている」と伝え、
アメリカ軍と交渉したとのことでした。

ここに日本軍が同行していたら、こうはならなかったかもしれない。

当時の「正しき日本人」として、死を強制されたかもしれない。

つくづく思う。
誰かの言う、「正しい」って何なんだろう。


丸木位里、俊さん作の絵本に
『おきなわ 島のこえ』 ヌチドゥ タカラ<いのちこそ たから>というものがあります。

絵本では、つるちゃんのお母さんのセリフとして出てくる言葉。

「ワラビンチャー、ヒンギリヨー。
(こどもたちよ、にげなさい)
ヌチドゥ、タカラ」
(いのちこそ、たから)

映画の中では、強制集団死で
愛する身内に手をかけざるをえなかった少年が

日本軍による命令で、凄惨な殺し合いの中、
自分のお母さんが発した言葉としてでてきたように記憶しています。
(違っていたらスミマセン。)

(死ぬのはいつでもできる。)
こどもたちよ、にげなさい。

いのちこそ、たから」


何かの「正しさ」を強制されそうな時。

空気を読んで、従わねばならぬように思う時。

そこに「否」をつきつける誰かがいる。

それで助かる命がある。


人間が、人間として生まれ、
次の人間を育てること以上に
大切な役目などない。

それは、産み育てるだけでなく、

血のつながりのあるなしに拘わらず、

守り、育み、次につなげていくことでもある。

誰かの親になるとかだけでなく、

後から来る子ども達のために
スクスク生きやすい世界をつくることでもある。

残念ながら、そうでない時、
勇気を出して、私は言えるだろうか?

「こどもたちよ、にげなさい。
いのちこそ、たからなんだから」と。

戦時中でもない、今の世で
子ども達が(あるいは、かつて子どもだった大人たちが)、何かに強いられるように
命を絶ってしまう

その「正しさ」[こうあるべき」は、平和なこの時代にも
あるんじゃないか。

そう考えてしまいました。

パントリーが人気の理由。自然素材でつくるメリットは?

こんにちは、もくせい工舎です。

キッチンは使うものが多く、生活しているとどうしても散らかってしまいがちですよね。
共働きなどで週末にまとめ買いをする場合は、食材や飲料があふれてしまい、調理器具や食器類と分けて収納するのは、大変なこともあると思います。
そんなキッチンをすっきり、使いやすくしてくれるのが「パントリー」です。

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パントリーとは、キッチンとは別で食品や飲み物を保管するためのスペースのこと。
食材だけでなく、大きなお皿大型の調理家電梅酒などの保存食を収納する方もいらっしゃいます。

基本的な広さとしては畳一帖分ほどあれば十分です。
スムーズな動線のために扉は付けないタイプがおすすめ。
両サイドに棚を設ければ十分な量のストックが可能です。

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もくせい工舎がつくるパントリーは、無塗装の無垢板でつくります。
素材本来の調湿や消臭効果があるので、食材が湿気たり、食べ物の匂いがこもることもありません。
棚の高さや数はお客さまの希望に応じて、自由にオーダー可能
あまり奥行きが深いと取り出しにくいこともあるので、管理しやすいボリュームをご提案しています。

パントリーが必要かどうかは、ストックする物の多さやライフスタイルによって変わってくるものと思います。
今の生活で不便を感じていることや家事動線を考えながら、暮らしをもっと豊かにしてくれるキッチンや収納プランを一緒につくっていきましょう。

もくせい工舎が展示場を持たない理由

こんにちは、もくせい工舎です。

「大手のハウスメーカーのように展示場はないのですか?」
と尋ねられることがありますが、もくせい工舎には展示場がありません。

その理由は、展示場を建設するのにも維持するのにも、とても多くの費用がかかるからです。
そして、展示場にかかる諸々の経費は、家の原価には関係ないにも関わらず、お客さまの家の価格に上乗せすることになります。

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もくせい工舎での家づくりにかかる費用は、「建材」+「職人さんに支払われる人件費」とシンプルです。
私たちは、お客さまの負担を最大限に抑えるために、展示場を持たず、「同じ予算で建てるならワンランク上の家を建てる」をコンセプトに家づくりをしています。

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展示場の代わりとして、建設現場の見学(構造見学会)や完成見学会を実施しています。すでにお住まいになっているOBさま宅を訪問し、生の声を聞いていただくことも可能です。
「本物の木の家に住みたい」と思われる方は、暮らしや食の面でも気が合う方も多く、OBさま同士でお付き合いがあるのも、もくせい工舎の良いところです。

豪華に飾られた展示場ではなく、実際に住む家をご覧いただくことで、よりリアルに理想の間取りや暮らしをイメージしていただけると思っています。

今はまだ夢の夢でも

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


(書いたものが地層に埋もれ気味な、当ブログのシステム的なことや、私の年齢的なこと等もあり、
過去に書いた記事と一部重複することがあります。その点、ご容赦いただければ嬉しいです。
それでも、個人的に大切だと思うことは、今後も繰り返し取り上げると思います。
よろしくお願いいたします。さて、本編です↓)

「家を建てたいな」と漠然と思っていても、
今はまだ夢の夢だなと思う時期ってあると思うんです。

それは経済的な理由だったり、
なかなかピンとくるものがない、
諸事情でそれが簡単でない、などなど。
(ちなみに私は、最初に思ってから10年かかりました・・・。)

良い風が吹かなければ、飛び立てない。
飛び立つ気にならないのは、自然なことです。

そういった二進も三進も(にっちもさっちも)いかない時
どうするか。

選べるのは、その時の「態度と行動」くらいかもしれません。

(ちなみに二進も三進もは、そろばん用語が元らしく。
2÷2,3÷3のように、割り切れない状態のことみたいです。)


飛び立てないこと、動けないことを嘆いて

「できないこと」ばかりに夢中になると、

いつの間にか
本当に動けなくなってしまう。

繰り返し思うことで
その考えやイメージが固定されて

いつの間にか
「何をやっても、うまくいかない」
「どうせ、できない」なんて

つまらないレッテルをわが身に貼ることになりかねない。
(実はこの自己暗示が一番怖い。)

今は、できないだけかもしれないし、

例え、それが叶わなくても
叶わないから不幸になるわけでもなんでもない。

叶えばそれが日常になります。
叶えば、失う心配もあります。

叶わないことや、持たないことが、
自由や、身軽さだとも言えます。

(和訳で↓)
幸せな人生、
幸せな家、
○○ホ~ム♪

みたいに、何かを手に入れさえすればOKとはいかない。

夢のマイホームを手に入れたら、
続くのは現実的な日常です。

だから、叶う叶わないより、
少しでも「今」ご機嫌でいることの方が、よっぽどハッピーライフを満喫できます。

ただ、夢のまた夢の、夢の間にいる【今】こそ、できることがある。

(以下、あくまで私個人の考えとしてです。)
■住みたい地域のハザードマップを確認しておく

地滑りや浸水の心配がないか。
大雨の時など、(今は住んでいなくても)付近を流れる河川情報も調べてみる。

色々な地域の防災情報を頭に入れておくと、
いざここ!という土地が見つかった時、
決断が的確になります。

お子さまがいらっしゃるときは、通学路も大事です。

■住みたい土地のゴミ集積場、共有スペースがきれいか見ておく

ゴミの出し方って、配慮なので。共有スペースがきれいかも、わりとポイントになります。

田舎ほど、近隣との関りは濃いめになります。
近所の掃除や出事なども多々ありますが、
みんなが使う場所をきれいにしているかで
モラルが垣間見えます。

それと、私は青々した風景が大好きなのですが、
田んぼに囲まれると、時期により消毒や、刈り入れ後の焼き畑等あります。

田んぼの青々した匂いには、そういったこともセットなんだと
後で自覚しました・・・。
(これでも、半都会育ちなので、全く考えず。住んだ後、そりゃそうだ!と気づく。)

■家のここだけは外せないポイントを洗い出しておく。無理な場合の代替案も考えておく

■木や花が好きなら、何を植えるか考えておく

これ、私自身の反省なのですが
太陽に向かって咲く花を、敷地の南側に植えたら
花の後ろ頭ばかり見る羽目になりました。
(花が咲いた後で気が付いた・・・。)

敷地の北側=影と思い込んでいたのですが、
建物などの影が邪魔しなければ、植物に陽は当たります。
(考えれば当たり前なのに、花が咲いた後で気が付いた・・・。)

関連記事はこちら→ 「まずは、おちつけ。」

もし、家をまた建てる機会でもあれば(すごい低確率ですが。)
キッチンに北向きの窓をつけて
花や木々を愛でながら洗い物をしたいです。(すごい低確率ですが。)

もくせい工舎で庭をてがけるのは、日田の実意園さん。

わが家の庭をお願いするときに、当時調べていた範囲で
家のこの辺に、こんな樹木・・・と具体的に
図で書いて渡しました。

当時は今よりも更に知識がなかったので、
今なら植えない木もあるのですが、
(シマトネリコとか、常緑のヤマボウシとか・・・。)

具体的に、樹木の種類を上げることで
親方のはっちゃんさんにイメージが伝わりやすかったみたいで、

わりと考えに近い木を選んでもらえたり、
ツリバナやコマユミなんて当時は知らなかったのですが

気に入るのでは?と入れてもらえもしました。

家づくりもそうですが、こんな感じということを
伝えても、すべてが叶うことは多くないです。
(湯水のように予算があれば別です。私などは、空間や建物が好きすぎるので、
本当に理想通りにしようとすると、ガウディみたいになってしまう。永遠に終わらん、です。)

それでも、伝えることすら諦めると
施主側ではなく、施工する側の好みに近くなる。

イングリッシュガーデンのようにしたいのか
日本庭園っぽくしたいのか、
雑木林のように自然な庭にしたいのか。

具体的に考えておけば、その後も
自分たちで庭を育てていくときの指針になります。


そして何よりも

■たくさん、見比べておく

急がせる業者は、パスして、
とにかく見る目を鍛えておく。

これが肝心です。

家の質と値段のバランスはもちろん、
何か困った時に、頼れる感じか、
その余裕があるかも大事です。(時間的、精神的なことも含めて)


夢のまた夢と嘆くなかれ。

夢みれる【今】だから、妄想する自由も、
時間的な自由もあるのです。

具体的にイメージする【力】を養うことが大事です。

そうすれば、いざ話が進みだしても、
芯がぶれずにすみます。

家を建てても建てなくても
ハッピーライフにはなれます。


どう転んだとしても、

夢を描けるうちに、今できることは

何を大切に暮らしていきたいか

それを具体的に考えることです。

日々、何を大切に暮らしていくか。

その積み重ねが、生きるということなら、

家族と暮らす家は、その舞台でもあるということです。


もくせい工舎とご縁があるかはともかく、
家を建てるって一大事。

焦らす、でもアンテナは張っておきましょう!

どうぞ良いご縁がありますように!
応援しています!

そうそう!
近々構造見学会も開催されます。

大雨の影響で、一週間遅れとなりましたが、
良かったら♪

8/5・6 宇佐市構造見学会

あ!あと泥だんごもね!お子さまと遊びに来てください♪

8/20 光る泥だんご作りとしっくいの塗り壁体験

【お客さまインタビュー】毎朝起きるたびに「いい家だなぁ」と幸せを感じています。

こんにちは、もくせい工舎です。

今回は、OBさまへのインタビューをご紹介します。
B様、よろしくお願いします♪

Q:もくせい工舎に依頼することになったキッカケを教えてください。

A:元々、本物の木の家を建てたいな、という思いはあったんですが、高くて買えないかな...と諦めかけていたんです。
そんな折、もくせい工舎のチラシを見て「ここなら建てられるかも!」と直感。
それからはHPで施工事例を見る毎日。見学会に行く日が待ち遠しかったですね。

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Q:見学会に参加してみての感想は?

A:社長と奥様にお会いして、2人だけでやってる会社だと知ってびっくりしました。
社長のお顔はHPでも拝見していましたが、実際にお話するとすごく柔らかな人柄で...。
第2のお父さんのようですごく安心しました。

初回は、構造見学会に参加したのですが、羊毛の断熱材(サーモウール)の充填された壁を見て衝撃!
無垢材の柱や壁の中に真っ白でふわふわのサーモウールが丁寧に詰め込まれている様子に「この家は本物だ!」とすごく腑に落ちたんです。
その時にもくせい工舎で家を建てることは、私の中では既に決まっていましたね。

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Q:実際の住み心地はどうですか?

A:自然素材の魅力は、HPでもたくさん紹介されていると思うので、個人的なエピソードをお話しますね。
実は昨夜、嫌な夢を見たんですが、朝起きたときにこの家にいることにすごく安心したんです。
木の持つ力って気持ちにすごく作用すると思います。
子育てや仕事で慌ただしい毎日ですが、私は家にいるときが一番ご機嫌。
お母さんがご機嫌なのって良いことだなと思います(笑)。
木の放つ温かな空気感や、素足で歩いたときの肌ざわりの良さ、この家がもたらしてくれる1つひとつが私を幸せにしてくれます。

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B様ありがとうございました!
自然素材の家の魅力をたくさんの人と分かち合うのが、私たちの何よりの喜びです。

【施工事例】細部までこだわり抜いた心地いい家

こんにちは、もくせい工舎です。

今回は、2022年8月に念願のマイホームを叶えたB様邸をご紹介します。
本物の自然素材の家は高くて買えないかな...と諦めていたけど、ここなら叶えられるかも!と思ったのがもくせい工舎でした」と話す奥様お気に入りのキッチンなど、こだわりが詰まったB様邸。
早速ご紹介していきます!

玄関へと続くアプローチが素敵な外観。
玄関廻りは、木材の門柱とグリーンでシンプルに。
職人さんが手作業で塗り上げた漆喰壁のコテのムラが特別な雰囲気を醸し出しています。

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こちらは、2つ並んだアーチ型の入口がかわいいシューズクローク
土間と玄関の両方に動線があるので使い勝手も抜群です。

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リビングに入ると、梁が配された開放感のある吹き抜けがお目見えします。
テレビボードは、下をルンバが通れるように設計し、無印のカゴが入るようにサイズを調整しました。

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奥様お気に入りのキッチンは、標準仕様のウッドワンを採用。
レールを設けて植物を飾ったり、パントリーの棚をダストボックスのサイズに合わせたり、細部までこだわり抜きました。
将来は、このキッチンで料理教室を開くのが奥様の夢なのだそうです。

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洗面台も奥様が普段使う美顔器や化粧品がすっきり置けるデザインを採用。
少し寝不足の朝でも、この洗面台で顔を洗っているうちに「今日も素敵な1日にしよう!」と、みるみるポジティブになっていくそうです。

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食にも気を配り、元気なお子さんたちと一緒に木の家の暮らしを楽しんでいるBさま。
次回は、もくせい工舎に依頼した理由や住み心地などをインタビューします。
お楽しみに!

シックハウスの原因と住まいの関係性

こんにちは、もくせい工舎です。

昨今の住宅は、気密性や断熱性を重視して快適さを追求する一方で、シックハウスといった体への悪影響が問題視されています。
シックハウスの主な原因は、建材や内装材、家具などから放出される化学物質です。

新築の家に入ったときに、ツンと鼻をさすような匂いを感じたことがありませんか?あれは、建材の中に含まれた化学物質が揮発して空気中に漂っているからなんです。

もくせい工舎の家は、無垢材や漆喰をいった自然素材だけでなく、断熱材や防蟻剤、ボンドにいたるまで、極力化学物質が出ないように心を配っています。

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また、シックハウスはカビが原因のことも多いもの。
湿気によって壁内にカビが生えたり、家の中にダニが増えたりして、吸い込んでしまうと小児喘息などのアレルギー症状を引き起こしてしまいます。
自然素材がもともと持つ吸湿・放湿作用は、長きに亘って家族の健康を守ってくれるのです。

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もくせい工舎では、お布団を収納するクローゼットも全て無垢材を使っています。
お布団は、寝ている間の体の水分を吸っていますから、専用の押し入れよりも、ファミリークローゼットに収納し、窓を開けて換気を促してあげると、毎日気持ちがいいお布団で寝られますよ♪

住む人のこだわりを静かに主張する『自然素材を使った外壁』

こんにちは、もくせい工舎です。

外壁は住宅において大部分を閉めるため、外観全体に大きな影響をもたらします。
外壁材には数多くの種類がありますが、自然素材といえば、漆喰が主流
アクセントとして、木やタイルをあしらうことが多いです。

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外壁は水を吸い込むと亀裂やワレの要因になってしまうので、もくせい工舎では、漆喰の中に寒冷紗(かんれいしゃ)という薄いネットを貼って、そのうえに漆喰を塗り重ねています。
職人さんが手作業で施工するがゆえのコテでできたムラやちょっとした凹凸が温かみのある雰囲気を醸し出してくれます。

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本物の自然素材の家ですから、化学物質を使って着色はしません
そのかわりに、土の特性を活かして色を付けることが可能です。
主には、大分県日田産の茶色土や福岡県甘木産の赤土を使用。土に藁を入れることで灰汁が出て薄いレモンイエローに変化するなど、自然由来の製法にこだわっています。

そして、自然素材の外壁の魅力は、将来にわたってメンテナンスが効くこと。

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特別な掃除も必要ありません。経年と共にホコリが溜まってきますが、そこに影ができてコテのムラや凸凹が強調されて味わい深くなるのが魅力です。
一方、サイディングなどの新建材は定期的にメンテナンスが必要です。大規模な工事が必要となる場合も多いそうです。

自然素材ならではの佇まいだけでなく、メンテナンスや生涯コストにおいても、自然素材のメリットは大きいのです。

〇〇7 住宅展示場より愛をこめて

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先日、とある住宅展示場で
一日限り、夕方から
《超自由見学会》なるのものが開催されると知り、
ちょっと出かけてみました。

予約なし、セールストークなし、アンケートなし。

セールストークNGのタグを下げていれば、
余計な営業を心配せずに
誰でも自由に見ることができる。

わが家は、持ち家ですし、2軒目などは夢の又夢。
それでも、今どきの住宅展示場に行ってみる良い機会。
(エラそうに言ってますが、ただの興味本位です。)

○○7ならぬ、スパイのような気持ちで
家族に無理を言って
単身大分に向かったのでした。

中央の受付で、一応名前などを書き
(住所名前も書かないで良いかと思っていたのですが、中央受付では必要だったみたい)
赤いNGタグをもらい首から下げました。

資料請求などすれば、Amazonギフト券1000円分がその場でプレゼント。
大いに心が揺れたのですが、一応スパイ(?)なので遠慮しました。

全部で13社。錚々たる有名メーカーばかり。

その中で特に見たいと思うところから見て、
追々時間の許す範囲で見て回ることにしました。
(結局、後半駆け足で全部見れた)

残念ながら写真不可だったので、「たぶん、あの住宅展示場かな?」というところの
公式サイトをご覧になって、
一緒に行ったような気持ちで、ご想像をお願いします。

個人的に印象に残ったのは、13社中、3社でした。

私的ランキングでは
1位・・・・ 藤〇建設さん
2位・・・・S△K△Iさん
3位・・・・谷Ⅲ建設さん
(2位、3位は、ほぼ差がありません。字を一部変えておりますので、ご想像ください。)

一番最初に見たのが、S△K△Iさん。

外壁の黒板にでかでかと
「無添加住宅」とあり、体に悪いものは使わないとのことでした。

外に、無添加住宅専用の漆喰の袋も置いてありました。

入ると、わりと空気は良いような。

漆喰、なのですが
もくせい工舎のそれとは、ちょっと違う感じ。

輝度が高く(白が眩しすぎる)、質感も珪藻土と水紙を足した感じ。

原田左研の漆喰の方が、気孔が多そうな印象。

可愛くて「おしゃれ、おしゃれ」なデザインのお家でした。
(私にはちょっと、気後れする感じで・・・。)

谷Ⅲ建設さんは、どこかの社長さんか
大物政治家か?といった感じの家。

それでも、木の使い方、空間の扱い方は、とてもセンスが良く、
漆喰や無添加といった(自然素材押しの)セールスポイントなしの中でも、

清々しい「木」を感じる家づくりでした。

13社中、その3社以外は、
残念ながら印象に残らなかったのです。
(個人的な好みも多々あります。すみません・・・。)

会社名を言われても、その中身の違いを思い出せない。

どれも高級マンションや、高級ホテルのようで、
ワイングラス片手に、パーティーするような、

ホームシアターで、大型犬と
革張りのソファでくつろぐような、

とにかく、そこに、「この私」が生活している景色が全く浮かばず。

すごいな、ゴージャスだなとは思うものの、
住みたいとは思わず・・・。
(私、屋上にジャグジーとか要らん・・・。)

見てると、さっき行った所と
何が違うかも区別できず、

なぜかだんだん、ぐるぐるしてきて
気持ち悪くなる始末。

湿気の多い日で、外で休むにもスッキリせず。

この気持ちの悪さが、もしかしたらなくなるんでは?と
一回見たのに、再び藤〇建設さんの家に駆け込んだのでした。

・・・・わ~、なんか全然他と違う。

さっきも応対してくれた女性が
「あれ?どうしました?」と声をかけてくれたので

「・・・いや、なんか見てたら
ちょっと気持ち悪くなって・・・。

なんか似たり寄ったりで・・・。」
って言った途端、爆笑されました。

「あ~、なんか分かる気がします!
そうですよね、うんうん!」

年齢も近そうな感じで、その方自身も、藤〇建設で家を建てたとのこと。

シレっと見学者のフリはしてますが、
私も木の家は好きなので、ちょっと話が合う感じだったのです。

その方も「こういう家って、なんかいいんですよねぇ。
それが何かってうまく言えないんですけど。」

そう、なんかうまく言えないけど
自然素材の家って、なんかいい。

口先とか情報とかデザインとか表面のこと以上に、
腑というか、内臓感覚というか、
動物的感覚で良い感じ。

かたや、私的印象に残らなかった家と共通していることがありました。

1,家が広すぎる上、間取りが複雑すぎる
2.インテリア含め、ゴージャスが過ぎる

もう一つ、

3.入った瞬間から、ガンガン空調が効いてて、
なぜかアロマディフューザーのような香りがする
(ドアが開いた途端、冷気の壁があるような。藤〇建設さん等は、ふんわり低い温度を感じる。)

こだわりの度合いはともかく、自然素材に力を入れている家は
人工的な「快適」の香りがしない。

木の匂いと、珪藻土や漆喰の土物の、
健やかな、自然な匂いがする。
落ち着くのです

最後はフラフラになりましたが
13社中、群を抜いて良かったのは、
私的には藤〇建設さん。

ヒノキの床、珪藻土、
何より羨ましかったのが作り付けのキッチン。

「LIXILとかも使いますよ~。」とのことでしたが、
モデルハウスなので当然、豪華仕様。

・・・何でやろ?さっきのゴージャスな家々見ても
ちっとも羨ましくなかったのに、
なんだこのキッチンの羨ましさは!

私、ここで料理したいよ?
(作るものは、ショボいけど。)

洗面台の名古屋タイルなんかも、良かった。
初めて知りました。

お風呂の壁が総ヒノキなのも、羨ましかった。

何より良かったのが、
【月日の経った家の写真展】。

実際に暮らす、お施主様のお家のその後を見れる。

時間が【家を熟成させる】のは、本物の自然素材だからです。

その暮らしぶりが、これまた自然体で、
あぁ、こんなライフスタイルいいなぁと思わせる企画でした。
(お施主様との信頼関係や、その後の経過が良くないと、
まず、できない企画だと思います。

また、一番驚いたのが、建売?かは不明ですが、
営業マンが常駐せず、OB客さんが応対するということ。

会社関係の人間がいると、OB様も、訪問客様も、
本当のところって、話がしにくいですよね。実際は・・・。
その点、すごいな~と。良く言われても悪く言われても、それはそれというのが。

そういうのを、本当の意味で【自信】っていうのだと思います。)

個人的に、珪藻土より漆喰の方が好きなこと、
そしてやっぱり、何もかも整っているので、
お高そうなこと。

外構から、パンフレットから、スタッフから、
申し分ない。

それだけを整えるための費用は、やっぱり家にかかるだろうと思うのです。
それでも、パンフ1冊とっても本当にセンスが良い。

自然素材なのに、ページをめくる度、
ここから違うお家!と
一軒一軒ハッキリ違いが分かるのは
施主の個性を大事にした結果だと言えます。

ただ、やっぱり高そうだなぁ~。

最後に○○7として、感想を言わせてもらえれば、

もくせい工舎ほど、中身にうるさい会社はなかったです。

そして、もくせい工舎ほど、木の香りがする家もなかったです。

もくせい工舎には、住宅展示場も、
そこに常駐するスタッフもありません。

もくせい工舎は、ローコストが売りの家ではありませんが、

その点で、良い家を、お得に手に入れられると思います。

どこのメーカーも、断熱材や防蟻剤、化学ボンドまで使わないなんて
そこまでうるさくなかった。

つまり、そこまでのことをやってる
ちっちゃな工務店だということです。

住宅展示場で、いつでも見れません。
愛想のよいイケメンの若手営業マンもおりません。

ちょこちょこ開催する見学会か、OB様邸ご案内で
ご覧いただけます。

良かったら、小さな工務店の
大きいこだわりっぷりを見に来てください。

色々見て、比較して、
お財布と相談して、本当に自分たちの家に必要なものは何か

じっくり考えてみることが大事だと思います。

色々見るって大事。勉強になりました。

他から刺激を受けることがなくなったら、
良くも悪くも何も変わらない。

どんなに自信があっても
人間だもの。
完璧なものなんてない。

「足りない部分は、きっと伸びしろなんだ~」と
住宅展示場で愛を叫ぶわけです。

私を含めた、この世界の何やかんやに。

自然素材に映える「ステンドグラス」はもくせい工舎・代表からのプレゼント。

こんにちは、もくせい工舎です。

鮮やかな赤や黄色、グリーン、ブルーなど、色とりどりのステンドグラス
施工事例をご覧になって気になっていた方もいらっしゃるかもしれませんが、もくせい工舎の家には、建具や壁にステンドグラスが使われていることが多いです。

自然素材の中にワンポイントで原色が入るだけで、素敵なアクセントになります。
ガラスは、自然界の産物ですから、鮮やかな色でありながら自然素材によく馴染んでくれるんです。

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また、建具にはお客様が好まれるインテリアに応じて、昭和の古ガラスを使うこともあります。どこかレトロな昭和の古ガラス。
今では販売されていないので、古いお宅からリサイクルしたものを使っています。
職人さんのセンスで建具にはめ込んでいきますが、「どこにもないデザインで味わい深い!」とお客様からも好評です。

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さて、もくせい工舎の家にステンドグラスが多い理由ですが、実は代表・永家からお客さまへのプレゼントなんです。
さまざまな色や形、大きさがありますが、まとめて仕入れるので、そのときにあるガラスから選んでいただくことになります。

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永家が「もくせい工舎を選んでくれてありがとうとの気持ちを込めて、一棟一棟に合ったデザインでご提案します。

いくらあれば家を建てられる?着実な資金計画とは?

こんにちは、もくせい工舎です。

夢のマイホームを実現するには、まず予算を算出する必要があります。
物件や年収、自己資金によって借入可能額は異なりますが、年収に対する住宅ローンの割合を「返済負担率」といい、一般的には30%前後が健全と言われています。

借入可能額を知りたくなると思いますが、借りられるからといって無理に借りる必要はありません。
大切なのは「いくらまで借りれるか」ではなく、「いくらなら支払えるか」なのです。

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ボーナス払いを設定する場合は、例えば年間20万円の支払いなら、まず初めに20万円をプールしておいて、毎回のボーナス払いで次の支払い分をプールしていく形で支払っていくと安心です。
住宅ローンに関しては、予期せぬ事態に備えて"ベター"で物事を考えていくことをおすすめしています。

また、頭金はなくても住宅ローンは組めますが、余裕があれば用意していただくのが理想です。
いずれにしても、最低100万円は現金を手元に残しておくと安心だと思います。

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せっかく自然素材の家を建てても、住宅ローンに追われて家族の笑顔がなくなってしまったら、元も子もありません。

もくせい工舎では、住宅ローンアドバイザーの隆美さんが、家計管理の視点で建ててから始まるお客様のライフスタイルを考慮した提案を行います。

"第2のお母さん"のように頼れる存在ですので、どんなことでもご相談くださいね。

自然素材の家は高価で手が届かない!? お手入れが大変!? デメリットはある?

こんにちは、もくせい工舎です。

良質な自然素材を使った家と聞くと、「すごく高いんじゃないですか?」といった声をよくお聞きします。
もちろん、使用できるまでに長く時間をかけて育った、量に限りがあるのが自然素材ですし、職人さんの技術も必要になるので、"ローコスト住宅"というわけにはいきません。

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ですが、良質な自然素材の家=高価で手が出ない!と考えるのは早計です。
もくせい工舎では、お金のかかる広告や展示場を持たず、同じ予算でワンランク上の家を建てるため、数々の企業努力をしています。
知恵と工夫次第では、子育て世代の手が届く価格で良質な自然素材の家を提供することだってできるのです。

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もう1つよく聞かれるのが「メンテナンスが大変そう...」という不安ですが、実は自然素材の家はメンテナンスフリー

一般的な住宅では、新築後20年前後で大規模なリフォームが必要です。
一方、自然素材の家は、漆喰なので壁紙を張り替える必要がなく、外壁は塗り壁なので塗り替えの必要がありません。

もちろん、ずっと新築時と同じ状態ではありませんが、経年変化によって風合いが増していくのも魅力なので、新しくリニューアルする必要がないんです。

ピン!ときた方は、ぜひもくせい工舎の見学会にお越しください。
なぜ、私たちが良質な自然素材の家を適正価格で建てられるのかをおわかりいただけると思います。

決め手になったOBさまが多数!サーモウール(羊毛断熱材)とは?

こんにちは、もくせい工舎です。

ジメジメ、ムシムシする梅雨の時期でも、本物の木の家の中は別世界
サラサラと心地よい室内環境で快適に過ごすことができます。
その秘密は、無垢材や漆喰はもちろん、天然の断熱材を使っているからなんです。

もくせい工舎が採用しているのは、徹底した品質管理のもとで作られる羊毛断熱材『サーモウール』。

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ふっくらとして心地よい手ざわりが特徴。
密度が高い繊維の特性から断熱性能は非常に高いです。
それだけでなく、繊維自体が湿気を吸ったり吐いたりする優れた調湿力を持っています。夏のジメジメした時期は吸湿し、冬の乾燥した時期は放湿してくれるので、一年を通じて室内は快適です。(湿度50%を境に吸放湿します。)

『サーモウール』は、壁内結露による構造材の劣化を防ぎ、カビやシックハウスを予防するというメリットも。
建材としてのスペックが優れているだけでなく、施工すると、天然素材ならではの温もりを感じることができます。

定期的に開催している構造見学会では、羊毛断熱材『サーモウール』をご確認頂けます。

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壁や天井、細かいところにも、隙間なく『サーモウール』が充填されている様子に感動し「サーモウールが依頼の決め手になりました!」というOBさまも多いです。

構造見学会の折には、ぜひご覧いただけるとうれしいです。

個と公と、自然なもの

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


中高年の仲間入りをし、お弁当を作らなくて良い日は
自称ウォーキングに行きます。

「あれ?○○さん、お散歩?」などど言われますが
本人は運動のつもり。

都市部に行くと、ランニングやウオーキングをする人を
よく見るし、みんなカッコいい。

「体調管理、体型管理もスキルの一つですよ」的な、
デキル人感が漂います。

わたし:「なんで、そんな風に見えんのやろう?体型?顔?田舎やから?」

せがれ①:「・・・お母さん、(それもあるけど)絶対、その格好よ。」

近所のポストに行くような格好じゃ、ダメだってことでした。

だって洗濯物増やしたくないじゃん!
(↑このせこい考えが、もう致命的。)

それはともかく、歩きながら建物や風景をよく見る私。

この頃、新築のお家に、黒い外壁にウッド調(←ウッド"調"であって木ではない。)の組み合わせが多いような気がします。

「スタイリッシュ!ではあるけれど、
汚れが目立たんように、かなぁ~」

一般的に、家は建てて、10年もすれば
壁の塗り替えを考えなければいけません。
(家のローンもまだなのに、さらに大金がいる。)

気にしなければ、Okなのでしょうが
新建材の家の外壁は、雨だれのような、
カビのような、黒ずんだ緑色の汚れが目立ち始めるので
気になる方も多い。

その理由か、それとも流行りだからか。

歩いてると、(特に新しい造成地の一角などが)
黒い家だらけ!ってことがあってビックリします。

一軒、一軒はスタイリッシュでも
こうも黒い家ばかり集まると、
ちょっとギョッとする。

さもありなん。
よほどの美観地区でもなければ、
個人が街並みのことまで考えて、家を建てません。

自分たちの家なので、当然自分たちの都合の良い家を建てる。

個が強すぎて、公の街並みとしてガチャガチャした感じになるのは
仕方がないことなんでしょうか。

かたや、先の完成見学会の会場・蛎瀬口。

その昔、中津城の城下町の入り口だった場所に近く、
そのため、会場までの通りには
古き良き町屋の風景が続いていました。

新建材なんてなかった昔の家は、もれなく自然素材の家。
(「自然素材の家」であることが、何のアピールにもならない時代。
それで考えると、今は「自然でない家」が多いってことですかね???)

無垢の木が当たり前ですし、紙や漆喰、土壁など、
家じゅうの全てが、自然なものからできていました。

だから、一軒一軒違うのに、
違和感がなく、美しい。

私たちが家を考える時、
建てる「その家」のことしか考えません。
それが普通です。

一方で、もっと引いて、俯瞰的に考えると

ポツンと一軒家でもなければ、

家の一つずつのつながりが、街並みになります。

個が集まれば、公になる。

つまり、公の美しさは、
個による。

一人の音の美しさが
集まって、和音となる感じでしょうか。

小京都と呼ばれる昔ながらの街並みや、
ヨーロッパの美しい街並みも、

一軒一軒、形が違い、住む人の好みが違っても、
自然素材が、うまい具合に
調和させている例だと言えます。

個としてのありかたが、全体的な
風景の美しさにつながっているのです。


昔、ブログに 【質感】という記事を書きました。

サイディングの壁はデザイン豊富で個性的。

自然素材は、その点、工業製品ほどではありません。

例えるならそれは、ウルトラマン怪獣の塩ビ人形と
ウルトラマンの陶器の人形くらい違う。

試しに【ウルトラマン】とググって見てください。

息子曰く、「最近は、ちょっと個性出てきた」とのことですが
カタチは違っても基本的な配色などは似ているので
怪獣に比べて没個性的です。

だって、ウルトラマンだと一発で分かってもらわないと困るから。

対して【ウルトラマン 怪獣】とググってみてください。

それはもう、あるわ、あるわ個性的!
もう、一個一個違う!
よくこんなに考えたな~と思いますが、

毎週勝つウルトラマンに対し、
怪獣は次々必要なわけで、
先週の怪獣と見分けがつかないようじゃ困るのです。

つまり、怪獣は自己主張無くしては
存在意義が怪しくなってしまう。

存在意義って、「(わたしが)ここに在る意味」です。

それを自分がどう思うかでなく、
他人の評価に委ねると、

「わたしを見て!」「ほら!他より素適でしょ!」と
誰かの「いいね!」を貰わなくてはいけません。

目立たなくてはならない。

それで考えると、自然素材の家って【巣】に近い。

【巣】が目立ったら、命とりです。

自然の風景になじむように、そっと【自然に在る】必要がある。

どちらが好みかは、人それぞれなのでしょうが。

そういえば、水木しげるさんの本に
「木や虫のように死ぬ」という一節がありました。
(↑『人生をいじくり回してはいけない|水木しげる著・ちくま文庫』p120)

戦時中、ラバウルで出会った土の人(原住民)たちは
自分たちを格別エライと思って生きているわけではなくて、

木や虫だとかと同じように生きて、
同じように死んでいく。

土のない所で生きていると
こうせねば、ああせねばとバタバタする。

木や虫のように生きてきたと思ってないから
木や虫のようにアッケラカンと死ねない。

ざっくりですが、そんなことが書いてありました。

自分の存在価値ばかりに気を取られると、
ついつい「生きている意味」なんて考えてしまいますが

本当は、木や虫のように
同じ自然の一部であると芯から分かって

自然体で生きれたら、どんなに気が楽か。
(生きるのがラクかは別だけど)

誰かから「いいね!」されない限り、
自分の存在価値を信じられないのも、しんどいものです。

とは言え、自然も自己主張する。

花の色や香り、
鳥の羽の美しいことも
(ヘイ!そこの彼女)俺を見て!」なんでしょう。
(↑他に言い方はなかったのか?)

それでも、自然の「自己主張」のなんと魅力的なことか!


できたら自然の自己主張を活かして

自然な風景になじむ、自然な家の、

自然な街並みなんかを
この国のあちこちで見れたら
どんなに素敵だろうかと思うのです。
(ロードオブザリングのホビット庄みたいな⁉)

ワタシは、人目を惹く誰かの「いいね!」の家より、
やっぱり
森の中の【巣】のような家に帰りたい。

補助額1戸あたり100万円!2023年新設の『こどもエコすまい支援事業』

こんにちは、もくせい工舎です。

念願のマイホームを手に入れる際、補助金を申請できる可能性があります。今回は、2022年の補正予算で新設された国の『こどもエコすまい支援事業』についてご紹介します。

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『こどもエコすまい支援事業』は、2022年に注目を集めた『こどもみらい住宅支援事業』が基になっています。

対象となる世帯は、18歳未満の子がいる世帯、又は夫婦いずれかが39歳以下の世帯です。適用される新築住宅は、高い省エネ性能(ZEH)に加え、工事期間や立地条件などさまざまな条件が定められています。
それらがクリアされると、一戸あたり100万円の補助金を受けられます。
もくせい工舎は、『認定登録ZEHビルダー』ですので、ZEHのご心配はいりません。
その他の条件についても弊社が一緒に対応いたしますので大丈夫ですよ。

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なお、『地域型住宅グリーン化事業』との併用はできません。
近年の住宅補助金は毎年内容や名称が微妙に変わるので、いろいろと調べる中で混乱されてる方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介した補助金をはじめ、住宅ローンや資金計画については、わからないことがあればあるほど不安になるもの。
ネットで情報を集めるよりも、直接プロに相談することが不安を解消する一歩だと思います。
お気軽に、プロであるもくせい工舎までご相談くださいね。

もくせい工舎も認定されている「長期優良住宅」ってどんな住宅?

こんにちは、もくせい工舎です。

従来は、老朽化した建物は解体し、新しい建物をつくるのが主流でしたが、昨今はエコの観点からリノベーションが注目されています。
新しく建物を建てる場合も、「長期優良住宅」が評価されています。長期優良住宅とは、長期にわたり構造や設備が良好な状態で使用できるようにされた住宅のことです。

公式サイトなどには、難しい言葉がいっぱい並んでいますが、つまりは、丈夫で長持ちする家を建てることで、環境にも私たちにもメリットが多いということなのです。

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長期優良住宅を建てるには耐震性や省エネルギー性、バリアフリー性、可変性、劣化対策などのさまざまな条件をクリアする必要があり、審査内容もかなり詳細で厳密です。家づくりに対する理念や姿勢も問われます。

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しかし、長期優良住宅として認められれば、
・不動産取得税が軽減される
・固定資産税が軽減される
・リフォームの際に補助金が交付される可能性がある
といったさまざまな税制優遇を受けられます。

各種税制優遇や補助金についてのご相談も受け付けています。お気軽にご連絡ください。

6/24・25の!【・かけこみPhoto】そして、とびこみの先行見学者さま来る!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


今週末の6/24・25。見学会が開催される中津市のお家。

昨日、6/24・25の!【かけこみPhoto】と題して
見学会場のお家の雰囲気をお伝えしました。

本日は、外観写真が撮れましたので
こちらも取り急ぎ、【続編】として
アップしたいと思います!
(相変わらずタイトで、誰かが見てくれればラッキーの他力本願です・・・。)

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。会場外観
外観。近隣には古き良き町屋の風景が広がる。漆喰が新しくて、できたばかりのお城みたいです。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。庭から会場外観
元々あった石灯籠など、違和感なく映えるのは同じ自然だから。庭の緑が良い感じ。

見学会場で写真を写していると、
ご近所から風鈴の音が聞こえます。

風に吹かれて、チリ~ンと涼しげな音。

町屋の雰囲気にもあって、なんとも風流な気持ちになります。

ご見学中にも、聞こえてくるといいなぁ~。

そして、おまけ。

先行見学者のお客様です。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。猫

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。猫

床下の風通しを入念にチェックされていました。

飛び入りの猫さんはともかく、
見学会は予約制となっております。

見学会当日のご連絡やお問い合わせは
直接お電話にてお願いいたします。
(0120327892 もしくは 代表携帯の 09088328253 まで。)

ゆったり気兼ねなくご覧いただけるので、
この際、なんでもご質問ください。

特に自然素材を考えているわけではない方も、
よくあるアパートやお家とはちょっと違う仕様なので、
目からウロコな見学会となれば
シメシメ(?)です。

気に入っていただけると良いなぁ~。

ぜひご覧ください♪
木の家でお待ちしております♪

【Q&A】造作家具はどこまでつくってもらえますか?

こんにちは、もくせい工舎です。

弊社では外壁や内壁、床、天井の全てに無垢の木や漆喰を使用
断熱材や防蟻剤、建具の接着剤にいたるまで、極力人体に無害なものを使っています。

自然素材にこだわった家だからこそ、建具や家具もツルツル、テカテカした既製品よりも、無垢の木やガラスを使ったナチュラルな雰囲気のものがしっくりきます。

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そのためもくせい工舎では、建具や収納、食卓テーブル、カウンターなどのインテリアをオーダーメードで造作しています。
建具も1つひとつがオリジナルデザインし、にかわボンドを使うなど、化学薬品を使わないように工夫しています。お客さまがセレクトしたステンドグラスをはめ込んだりと、お客様の好みに合わせた、ポストや物干しの土台、ペーパーホルダーにいたるまで、世界に1つだけのデザインをつくっていきます。

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代表・永家の楽しみの1つは、お客様と一緒に造作家具を作ることでもあるのです。

6/24・25の!【かけこみPhoto】

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


今週末の6/24・25。見学会が開催される中津市のお家に撮影に伺いました。

まだ撮影を残したところもあり、
一部ですが、サクサクサクっとアップして
駆け込みにてお知らせします。

木と土の家ってどんな感じが
少しでも伝わると嬉しいです。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。会場外観
お家の外観。この日は出入りが多く、正面からの撮影は断念。元々あった和風なお庭にもしっくり、良い感じです。
正面は、またいずれ施工実績にてご覧ください。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。リビングを玄関付近から見る
玄関付近から見たリビング。お子さまたちの秘密基地、ロフトもあります。木がふんだん!清涼感のある空気です!

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。キッチン側から見たリビング
キッチンから見たリビング。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。キッチンの奥には
ここで、私的にうらやましい空間が、このキッチン奥に。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。家事スペース
ジャ~ン♪こちらは大人の?秘密基地!家事スペース!

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。家事スペース内側から
日々雑事に追われることの多いお母さんは、たまには一人になれるスペースって大事!・・・だと個人的に思うのですよ。いいなぁ~。羨ましい~。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。ウッドデッキ
リビングの窓を開けてもらうと、ウッドデッキ。ここですね、よく見ていただきたい。
漆喰壁のエッジの感じ。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。漆喰壁のエッジ
この、鏝の跡。人の手仕事の跡。そして、新建材でも、珪藻土でも、西洋モルタルでも出せないこの質感。
すごいマニアックですが、この絶妙な感じが出せるのは、本物の漆喰で、原田左研さんの仕事だからです。
土っぽいというか、洞穴っぽいというか・・・。あ~、この良さが伝わるだろうか~。(私のつたない技量で・・・)

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。埋没型?
これは、初めて見ました。埋没型?インターフォン。こちらも、漆喰が良い感じ。
ジブリっぽい、でこぼこ感といったら良いでしょうか。まっすぐじゃない。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。脱衣場・洗濯スペース
こちらも、撮影しながら散々羨ましがってきたところ。脱衣場兼、洗濯スペースです。広~い!
圧迫感ゼロ!

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。ニッチ
こちらも、漆喰と無垢の木の雰囲気が伝わるとうれしい、ニッチです。
漆喰も、陶器も土からできているので、自然な花と映えて、素朴なのに上品です。
素材がよいと、素朴でも、安っぽくならず、温かみもでるので不思議です。

自然素材のもくせい工舎・無垢の木と漆喰の家の完成見学会6/24・25。会場外観
さて、このコはどこにいるでしょう?見学会場で見つけてくださいね♪

老眼と乱視がひどくなってきて、写したつもりで
ピントがずれていることが多くなった今日この頃・・・。

木が好きな方、
自然な家を建てたい方に
ピントがずれながらでも
ピンポイントに伝わるといいなぁ~。

・・・と、願っております。

良かったら、ぜひ見学会へお越しください。

木の家でお待ちしております。

【Q&A】家づくりに向けて動き出す前に決めておいたほうがいいことは?

こんにちは、もくせい工舎です。

自由自在にデザインできる注文住宅は、好みや理想を実現できる反面、「決めることが多そう...」「どこから決めていけばいいのかわからない...」と、一歩踏み出せずにいる方もいらっしゃるかもしれません。

もくせい工舎では、家づくりのプロと住宅ローンアドバイザーがお客さまがご納得いくまで、丁寧にお付き合いします。
もちろん、ノープランからのご相談も可能ですが、先ずは土地探しからです。時間がかかっても妥協せず立地条件から理想の立地が見つかったら、 部屋数と大体の部屋の大きさだけでは決めて、そこからいよいよプランニングがスタートします。

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図面だけでなく、見学会やOBさま宅の見学を通じて、実際の広さを確かめながら間取りを決めていくので完成後に「思ったより狭かった(広かった)...」という後悔はないでしょう。

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家を建てた後、多くの方が後悔を感じやすいのは収納です。
嫁入り道具などの大型家具の有無や、現在の住まいにある荷物、将来必要になるものをリストアップし、事前にしっかりと収納計画を立てていきます。

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もくせい工舎の家づくりは、いわばお客さまとの共同作業です。
お打合せを重ねて一緒にイメージを膨らませ、詳細まで検討するプロセスを経て、末永く満足できる家が生まれます。

明日・明後日の見学会の!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


明日・明後日の6/17,18に宇佐市にて行われる完成見学会

そのお家に本日撮影にお邪魔しました。

今からアップして、いったい間に合うのか?ですが、
これをご覧になった方はラッキーといえるかもです。

どうぞご縁がありますように。

のどかな風景広がる小高い丘の上。

こんな所に新しいカフェかな?と思うようなお家でした。

以下サクサクサクっ、と写真上げますね。

2023年6月17日・18日自然素材のもくせい工舎の家完成見学会・会場外観
小高い丘の上っていうのが、また良いですね。

2023年6月17日・18日自然素材のもくせい工舎の家完成見学会・会場外観
どこまでも青々した風景が広がります。

2023年6月17日・18日自然素材のもくせい工舎の家完成見学会・玄関ホール
玄関ホール

2023年6月17日・18日自然素材のもくせい工舎の家完成見学会・リビング
今回のお家はいつもより漆喰少なめ、無垢の木いっぱい。

2023年6月17日・18日自然素材のもくせい工舎の家完成見学会・ウッドデッキから外を眺める
ウッドデッキからの風景。アジサイも桜も見えます。・・・ここで夕暮れにビールなんて飲めたら最高じゃないですか~。


<おまけ>
これは、お施主様にしか見る機会ないかも?なのですが
下の桜の木の近くに、土管がありまして

そこに何故か、マユミの木が植わっておりました。

2023年6月17日・18日自然素材のもくせい工舎の家完成見学会・まゆみの木

かわいい実がついています。

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秋になると赤く色づいて、ますます可愛い木。

楽しみですね。

こちらの見学会はご予約制。

当日の諸連絡は、お電話にてご確認ください。

どうぞ素敵なご縁となりますように。

木の家でお会いしましょう。

サーモバリアで夏も使える、平屋と相性抜群のロフト

こんにちは、もくせい工舎です。

今回は、平屋と相性の良いロフトについて紹介します。
平家は1階だけではなく、屋根裏部分も実は有効活用できます。

勾配天井や吹き抜けにしたり、ロフトや屋根裏収納を設けたりと、幅広い用途で活用することができます。
子育て世代の方から人気を集めているのが、リビングとつながるロフトをキッズスペースにする事例
お子さんの様子を見ながら、リビングで家事や仕事ができますし、LDKにおもちゃが散らかるのを回避できる点も魅力です。

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学校から帰ってきた子どもが友だちと一緒にロフトに上がって楽しそうに遊ぶ姿は、癒されるもの。子どもの身長であれば立ち上がることもできますし、何より秘密基地のような特別な空間にワクワクするのでしょうね。

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賃貸アパートなどにあるロフトを経験された方からは、「夏は灼熱でとても上がれないのでは?」という不安をお聞きします。
もくせい工舎の住まいは、屋根下に遮熱剤「サーモバリア」という純アルミシートを施工し、断熱材だけでは防げない輻射熱を97%カット
夏の太陽の輻射熱による温度上昇を抑えてくれるので、1年を通じて使えるロフトが手に入ります。風が抜けるように窓を配置することも多いです。

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今回紹介した以外にも、読書コーナーにしたり、ミニ書斎にしたりと、お子さんが成長した後もライフスタイルやアイデア次第で色々な使い方ができます。平屋を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ナントカ目線」で、ひとくくりは。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


かつてPTAで、その場の流れで
市の母親代表みたいな役をやったことがあります。

その折、よく聞いたのが
「母親(ママ)目線」とか「女性目線」という言葉。
天邪鬼な私は、少々苦手な言葉なのです。

いやいや、女性とか
母親だから言うてるんやないわ。

私は、私の考えとして、言うてるんや。

なんで変なカテゴリーでくくろうとするの?

思えば、「母親部」「女性部」なんて
どうして性で分けんといかんのか。
(まずそこから分からなかったんだから
本当に向いてなかったんです。PTA・・・。)

女性だから、母親だから
読み聞かせとか、食育の話でも別室でしてればいいわ
って扱いはとても疑問だったのです。
(圧倒的に男性が多かった各PTA会長の集まる理事会では
読み聞かせも食育も話にほぼ上がらない。
暗にそれは、女性の、母親の役目ってことなのかな?)

本当に良い話なら、読み聞かせだろうが
食育の話だろうが、
父親も、男性も一緒に聞いても良いはず。

目の前の子ども達を育てているのは「同じ」なのに
どうして「役割」で分けるのか。
どうして男女一緒に話さないのか
不思議でたまらなかったのです。

一緒に話すから、違う立場の
違う経験をした人の、
違う意見が聴ける。

違う視点(目線)でものを見れる。

それが相手の立場になる。
思いやれるきっかけになるんだと思います。
(完璧でなくても、ささやかでも。)


ナントカ目線って、実はそういうカテゴリーで分けるものじゃなくて
個人の経験に基づくものなんじゃないだろうか。

主婦目線だって、いっさい家事をやらない人には
わからない。
(例えば、超便利な家電が、絶望的に手入れがしにくい時。
これ設計した人、手入れのことまで考えなかったんかな~と思うので。)

台所という場所一つとっても
どうあってほしいかは
人それぞれ違う。

ひな形におしこめて
想像でひとくくりにはできない。

家族と話しながらが好きな人は対面を望むかもしれないし
キッチン独立型を望む人もいるかもしれない。
(私なんぞは、家族がのんびりしてる中、
広くない台所で、一人黙々と皿洗ってると逃げ出したくなるのです。

次、家を建てることでもあれば、完全独立型にして
音楽をかけながら、庭の緑が見えるとか、
気がまぎれる台所にすると思う。)

母親目線だって、母親にならないと分からない。

これに関してはかなりデリケートですが
子どもを産むということは、ホルモンの関係や状況、個人差もかなりあって
頭で考える以上に、理想通りいかないこともある。

母親になった瞬間に、誰でも聖母になるわけではない。
決してきれいごとじゃない。

それが身に染みて分かったのは
やはり、私なりに経験してきたからです。

同じように言えば
お客様目線とか、患者目線とか、なんでもそうかもしれない。

同じような立場に立って、
恐らく「困った」経験がないと
痛みには添えない。

同じような目線。
同じような考え。
同じような意見。

そこに多様性はないし、
そこから生まれるものにも
多様性はなくなる。

似たようなものばかりできてしまう。
人は、それぞれ違うのに。

違った目線。
違った考え。
違う意見。

多様性を認める社会とよく聞くけれど、

それは
「わたし」を認めてもらうだけでなく
「他者」も私が認める社会のこと。

だから、きっとそこで起こる多少の違和感や
慣れない感じを排除しないでおく

その度量が、「わたし」にも求められる社会。

ひとくくりにできたら、簡単なのに
そういうわけにはいかない。
ままならないことも多々ある社会だと思う。

見方を変えれば、
ままならないということは、
「わがまま」になっていないこと。

独りよがりになっていないこと。

それが自然であり、多様性なんでしょうか。

自然界も、多様性が失われれば
バランスを失う。

人間も、自然の一部なんだから
ひとくくり、みんな一緒の考えなんて
不自然だと思うんです。

つまり何がいいたいかというと

皆がいいね!って言ってるから!より
自分自身が、自分の目線でどう思うか、が大事!だということです。

そして、それぞれの「目線」を大事にしたら
生まれるものにも多様性が出てくる。

それを感じるかどうかも大事だと思います。

そうそう、
ありがたいことに
完成見学会が、2軒も
迫っております。

よかったら見に来ませんか?
(結局、宣伝なんか~い。ですが。)

口コミの百聞より、信じるべきは
「わたし」の一見ですよ。

どうぞ、実際に木の家を見に来てください。

実際にお金払うのも
実際に住むのも
「わたし」たちなんだから

「わたし」目線で、どうしたいかが
大事だと思います。

興味があれば、ぜひ↓

6/17・18 完成見学会 in 宇佐市
6/24・25 完成見学会 in 中津市

木の家でお待ちしています♪

注文住宅だからデザインは自由自在|間取り変更や増改築も容易な家

こんにちは、もくせい工舎です。

もくせい工舎の注文住宅は、お客さまのライフスタイルや家族構成、敷地条件に合わせて、個別で自由設計しています。
本物の自然素材を使っているというだけでとっても存在感があるので、シンプルな間取りを好まれる方が多いです。

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「ちょっぴり遊びを取り入れたい!」という方には、間取りに趣味のスペースを設けるのもおすすめです。これまで、ロフトに続く壁にボルタリングをつくったり、ゲーム部屋を設けたり、ハンモックを取り付けたり、さまざまなアイデアを形にしてきました。

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暮らしに+αの居場所があると、生活がグッと彩り豊かになるもの。

もくせい工舎の家は、住みはじめてからの間取り変更も自由自在です。
家族やライフスタイルの変更に合わせた、間取り変更や増改築も容易にできるような間取り設計で建てるため、親から子へ、子から孫へと次世代まで快適な住空間を受け継げる住まいなのです。

ご家族の夢を叶える注文住宅なので、ご納得いくまで時間をかけてお付き合いできるよう、年間受注棟数は12棟までとしています。
私たちは、一等一棟のご家族にとことんこだわった家づくりを、丁寧に提案することを何より大切にしているのです。

ペットや靴の匂いを一掃する、自然素材のスゴイ消臭力

こんにちは、もくせい工舎です。

私たちの事務所には、看板犬のムクちゃんがいます。猫のトイレも置いているのですが、お客さまから「ペットの匂いが全然ないですね」とよく言われます。

それは無垢材や漆喰には、不快な匂いを吸着し、室内の空気をさわやかに保ってくれる消臭・自浄効果があるからです。リビングだけでなく、家の隅々まで無垢材や漆喰といった自然素材を使っているため、トイレやシューズクロークに消臭剤や芳香剤を使ったことはありません。

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自然素材の消臭効果とは、強い臭いでごまかすのではなく、素材本来の呼吸する力で中和させて臭わなくすることです。
匂いの感覚には個人差がありますし、「漆喰を塗れば臭いが消える」のではなく、自然素材の特性上の副産物だと思ってもらえればと思います。

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OBさまからは
「焼肉をしても翌朝にかすかに匂いが残っているくらい」
「シューズクロークに入っても臭くない」
「でも木の香りは残っている」といったお声をいただいてます。

空気感の良さは、言葉や写真だけでは伝えるのは難しいもの。ぜひ実際の家を見学してご体感いただけるとうれしいです。

実はかなりスゴイ、自然素材の調湿効果

こんにちは、もくせい工舎です。

ジメジメする梅雨の時期でも、室内ではできるだけ快適に過ごしたいもの。湿気が多いとベタベタとした不快感だけでなく、雑菌が繁殖したり、カビが発生しやすくなったりと、健康を害する可能性もあるので、見過ごすわけにはいきません。

除湿器やエアコンを稼働させて湿気を取る方法もありますが、昨今の電気代の高騰を考えると、家電をフル稼働させる事態は避けたいですよね。

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健康面やランニングコストを考慮しても、家自体に調湿機能があるのがベストです。
無垢材漆喰は調湿性に優れており、湿気が高ければ湿気を吸い、乾燥していれば湿気を出してくれます。その上、無垢材や漆喰も 調湿を手助けしてくれます。梅雨の時期に裸足で歩いても、無垢材の床はサラッと心地よい肌ざわりを叶えてくれるのです。

もくせい工舎の住まいは、無垢材と漆喰による効果だけでなく、羊毛の断熱材(サーモウール)による自然由来の調湿効果と、高性能な複合サッシを組み合わせることによって、家の側面全体が調湿作用を発揮してくれます。

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OBさまからは、
「梅雨でも室内がサラッとしている」「結露が全く出ないのが衝撃でした!」「床がベタベタしないので裸足が心地いい」との声をいただいています。

調湿機能を持つ家は、健康も光熱費の削減も快適性も叶えてくれるのです。

【6月開催!完成見学会】お山の中に建つセカンドハウス

こんにちは、もくせい工舎です。

お施主さまのご厚意により、6月に完成見学会を開催することとなりました。
Hさま邸は、原生林に囲まれた自然豊かな場所に位置しロケーション抜群の平屋。
道路からは離れた場所にあり、まさにセカンドハウスにピッタリの立地です。

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コンパクトながらも片流れの屋根が印象的な外観。
床や壁、天井、建具など全ての内装材にスギや漆喰の自然素材をふんだんに使用しています。
キッチンやトイレなどの設備品以外は、工業製品は一切使っていません。

自然素材に囲まれた空間にいるだけで五感が喜ぶ。
その心地よさをきっと実感していただけると思います。

Hさまとの出会いは、「土地があるのでセカンドハウスを建てたい」というお問合せがきっかけでした。
当初は、「とりあえず住めればいい」とローコストで検討されていたHさまの予算と合わなかったのです。

そんな中、もくせい工舎の家づくりについてお伝えすると、「もっと詳しく聞かせてほしい!」とHさま。
本物の無垢の木と漆喰といった自然素材にこだわる理由や、良質な家を適正価格で建てるためのポリシーや工夫などをお話ししたところ、「自然素材の良さは初めて知りました。すごく良いですね!ぜひお願いします!」とご依頼いただきました。

私たちの喜びは、自然素材の心地よさを皆さまと共有すること。
完成見学会は完全予約制です。
自然素材に興味がある方も、そうでない方もお気軽に(0120-327-892)までご連絡ください。

(た)がために

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


こだわりの○○。
△△にこだわった。

そう書くと、ちょっと特別感がでるし
「他とはちょっと違うんですよ」をにおわせることもできる。

へそ曲がりな私は、この言葉があまり好きではなく、
ナントカ他に言いようがないものかと考えてしまう。

なんかちょっとドヤ感というか、
威圧的な感じがしてモヤモヤするのです。

さらにへそ曲がりなことを言わせてもらえば、
こだわりの料理が、必ずしも好みとは限らない。

接客時に嫌な思いをすれば、
例えどんなに美味しくても
二度とその店に行きたいとは思わないでしょう。

つまり、作り手が
どんなに「こだわり」を売りにしても

それを「買ってよかった」と感じるかは

相手の受けた印象と
評価に委ねられるもの。

「こだわって」「頑張って作った」が
必ずしも、高評価につながらない厳しさがあります。


「こだわり」という言葉の意味を調べると
(ざっくりですが)

①ちょっとしたことを必要以上に気にする。気持ちが囚われる。
②妥協せず、とことん追求する
③つかえたり、ひっかかったりする
④ケチをつける

といったところ。

②は近年になって使われることが多くなったようです。


前回、コスパと、お買い得と、目線の違いという記事を書きました。

家を建てるのに、まず安さ優先で考えるか
そもそも家づくりや暮らし方に、憧れや夢があるかで

見に行く先が違うというようなお話をさせてもらいました。


思い入れがあるから、
少しでも、叶えてくれるところを
探している。

色々なハウスメーカーに行っても
なかなかピンとこないというのは、

自分たちの思い入れと、ちょっと違って
腑に落ちないからだと思います。

ようやく、叶えてくれそうな
「こだわり」のある作り手が現れたとしても

ここで勘違いしてはいけないのは

お客さんは、

「作り手がこだわる家」が建てたいんじゃなくて

「自分たちがこだわった家」が建てたいという点。


湯水のようにお金がなければ
妥協しないといけないこともあるでしょう。

大事なのは、
その残念さに、作り手がどう向き合ったか。

それで、その印象は全く違うと思います。

「は?そりゃ、(金)出せるなら
してやるよ?」感満載だったら

夢や憧れがあった分だけ、
ショックも大きい。


初対面で、そういう態度を取られることは論外ですが、

慣れてきても、態度が変わることなく

威圧感がないか。(客を「素人」「分かってない人」扱いしない)
なんでも相談がしやすいか。(くだらないことでも聞きやすいか。馬鹿にしないか。)
その余裕が相手にありそうか。(特に心の余裕。イライラして豹変しないか。)

は、家を見るのと同じくらい大事かもしれません。

金銭的に余裕がないこと。
建築知識がないこと。

それで(何故か引け目を感じて。←それでも大金を払うのに!)なんとなく
(「こっちにしとけば?」「いつかにすれば?」の)おススメされるがままに家を建てて

飲み込んできた言葉が多いと
いざ何かあった時、爆発しかねない。
(不満ほどじゃなくても、当初思い描いていたのと違う残念さ。
もちろん善意でのアドバイスであるけれど、結局自分たちには叶えられなかったという無力感。)


かっこいいことばかり言う男が
かっこいいこと言いながら逃げていくように(何の話?)

いざ「あれ?言ってたことと違うけど?」となっても
責任どころか、
心底謝ってももらえないなんて、良くあることです。
(金額が大きいほど、謝ったらアウトなの?)

プロだろうが、素人だろうが、
同じ目線に立って
一緒に考えてくれそうか。
その余裕があるか。

料理屋さんは一度きりでも、
家は違う。

自分たち(←作り手)の「こだわり」以上に

お客側にも「こだわり」や「夢」があることに
寄り添ってもらえるか。

それが結局は、
作り手へのYesにつながるんじゃないかと思います。

余裕って、大事だ。

いっぱいいっぱいにしないことは、

他人のためでも
自分のためでもある・・・ような気がします。

【Q&A】無垢材だと掃除やお手入れが大変じゃないですか?

こんにちは、もくせい工舎です。

家事や仕事に忙しい毎日。
せっかく自然素材の家に住めたとしても「掃除やお手入れが大変だったらどうしよう...」と心配になる方も多いようです。

もくせい工舎の代表・永家の住まいも無垢材と漆喰の家ですが、住み始めて20数年続けている掃除方法は、モップ(薬剤のついていない)で床をスィーっと拭いて、まとめたゴミを掃除機で吸い取るだけ。

汚れが気になるときは、水拭きで十分。
一般的な掃除の仕方と変わりませんし、特別な道具や洗剤なども必要ありません。

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「ワックスをかけないとシミや汚れが目立ちませんか?」というご質問もよくお聞きします。
もちろん、全く汚れやシミが残らないとは言い切れません。
汚れを付きにくくするために、施工の最後に植物性のオイルをかけていますので、ケチャップなどの汚れがついてしまった場合は、時間を置かずに拭き取ればシミにはなりません。

木の材質によって洗剤やヘアスプレーなどでシミができてしまっても、酢で拭けばちゃんと取れます。


無垢の木は、人が暮らすことで自然な艶や深みが加わり、味わいが増していくのも魅力です。

自然素材と聞くと、掃除やお手入れも特別な方法が必要だと感じるかもしれませんが、実際はやってみると、簡単・シンプル・楽ちんですよ。

【Q&A】無塗装の木だとキズが目立ちませんか?

こんにちは、もくせい工舎です。

もくせい工舎は、無垢の木や漆喰といった自然素材にとことんこだわって家づくりをしています。
自然の素材から受ける恩恵に感謝し、その心地よさを皆さまと共有できるのが何よりのよろこびです。

お客さまから「無塗装の無垢材って傷がつきやすいと聞いたのですが...」といった質問をよくお聞きします。

実際、無塗装の無垢材は傷つきやすいです。
なぜなら、杉は空気を沢山含んでいて柔らかいので、何らかの衝撃を受けると傷がつきます。
しかし、柔らかさ故に肌触りがよく、あたたかく感じられます。

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しかし、表面的な傷であれば、水を含ませれば80%位は復元できますし、深く傷ついた場合は蒸気アイロンをあてることで、ある程度まで直すことができます。

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車や洋服など、ありとあらゆる既製品は、使うごとに必ず劣化していきます。
もちろん、自然素材の家も経年により風合いが変わっていきますが、それは「劣化」ではなく、「味わい」だと、OBさまはおっしゃいます。

本物の自然素材の家は、変化を楽しみながら暮らせる家です。
床や柱が重ねていく「味わい」と共に家族の思い出も刻まれていく。
そんな暮らし方も素敵だと思いませんか。

もくせい工舎は、なぜシンプルな家にこだわるのか。

こんにちは、もくせい工舎です。

個性的な家を手に入れようとして、形状にこだわり過ぎてしまうとどんどん予算がふくらんでしまいます。

間取りについては、生活動線を考えたうえで快適なレイアウトにすることが大切です。
もくせい工舎では、お客さまのご要望を踏まえ、暮らしやすさとコストの節約につながる間取りをご提案しています。

1つめは、極力廊下をつくらないこと。

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土地の形状や部屋数にもよりますが、レイアウトを工夫すれば廊下のない間取りも可能です。
居室スペースが広くなるだけでなく、動線が短くなったり、風が通りやすくなるなどのメリットがあります。

2つめは、家族共有のクローゼットをつくること。

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それぞれの居室にクローゼットを設ける必要がないので、スペースを節約できます。
家族全員の洋服を一箇所に集めることで、洗濯後の片付けがグッとラクに。

クローゼットの内部に家族それぞれのスペースを作っておけば、お子さんが成長した後も分離して使用できるでしょう。

本物の自然素材住宅を子育て世代も手が届く適正価格で提供するために、厳選して無駄を省く。
それが、もくせい工舎がシンプルな家にこだわる理由なのです。

厳選された標準仕様 ~ストレスフリーな洗面台~

こんにちは、もくせい工舎です。

歯ブラシをしたり、洗顔をしたり、手を洗ったり...。
家族が毎日使う洗面台は清潔にしておきたいもの。
蛇口のまわりがビシャビシャだったり、排水口に髪の毛が溜まっていたりしては、ストレスを感じてしまいますよね。

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もくせい工舎では、『LIXIL』の洗面化粧台を標準仕様としています。
使いやすさのポイントは洗面ボウルと水栓。
底が広くて大容量の「ひろびろボウル」と、使いたい位置にくるりと回せる「くるくる水栓」で、バケツの水汲みや衣類の付け置き洗いがスムーズです。
水栓を自在に動かせるので、2人並んでの身支度も可能です。

お掃除のネックになる排水口は、髪やゴミをキャッチしつつ、水を通しやすい形状になっています。
排水栓を外して、ゴミを捨てて、シュッとスポンジで拭くだけでお掃除が完了します。

洗練されたデザインは、機能美でもあります。
洗面台の使い方や収納など、ご家族の使い方に合わせた洗面化粧台をご提案します。
お客さまの夢やご希望にしっかりとお応えするのが、もくせい工舎の家づくりの信条です。

コスパと、お買い得と、目線の違い。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


私は月の15,30日くらいに記事を書いていますが、
前回の竹田のひとり旅を
いつもより日にちを詰めて書きました。
前回記事はこちらになります。良かったらご覧ください。


美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 5

今回は、コスパのお話。

コスパが良い。とか
コスパ最高!とか
コスパ最強!とか。

よく聞きます。

改めて調べてみると
コスパとはコストパフォーマンス(cost performance)の略語。
費用対効果のことです。

払った費用(コスト)と、
それによって得られた能力(パフォーマンス)を比較して、
低い費用で高い効果が得られた場合、そう言うようです。

なんと人間関係においても使うこともあるらしい。
(なんだか、一気に世知辛い感じもしますが。)

払ったお金より、期待以上だった。

つまり「お!値段以上」だということみたい。
(↑どこかのCMでよく聞きますね!)

最近思うのは、このコスパやお買い得。
その価値観により
2つあるんじゃないかと思うのです。

例えば、
100均で買ったマグカップが、なかなか良くて
「これは、コスパ良かったなぁ」と思うことがあります。

一方で、
自分のお気に入りの陶器市に行って、
思ったより安く手に入った時も、
「お買い得だった~」とホクホクします。

同じ「安く」手に入れたにしても、
そこには買う前提として

【期待やこだわり、憧れ】があるかないか。

100均はとにかく【安さ】を期待して行くところです。

私もよく100均に行きます。
最近の100均って、なかなかお洒落で侮れない。
よくこんな値段で売れるなぁと思うので

そういった意味でも
コスパ天国だと言えます。

一方で、陶器市。
私は度々小石原の陶器市に行きました。

それは、小石原焼が【好き】だからです。

小石原焼に、【憧れ】があって
それがいつもより安く買えるから
陶器市に行きます。

つまり、何が言いたいかというと
まず【安さ】第一で、お値段以上だとラッキーなのか

【好き】や【憧れ】のものが元々あって
それを安く手に入れようとするか

それが100均に行くのと
陶器市に行くのの違いだと思います。

陶器市に行くのは、中間マージンがかからない
産直だから。
作り手の顔が見えることも魅力です。

それは、きっと家にも同じことが言えるんじゃないか。

家に対して、特に興味がなければ
安いことが一番でしょう。

その上で、おしゃれで機能的なら
コスパが良いことになります。

一方で、家や暮らしかたに対して
憧れや、こんな風に暮らしていきたい夢があると

良いものを安く手に入れたいと思います。

両者の違いは、家や暮らしに対する
興味や関心の「内容」の違い。
「目線」の違いです。

私は、実は元から自然素材の家に関心があったわけではありません。

たまたま広告を見て、興味を持って見学会に行ったら
その心地よさがとても大事になりました。

元々、木が好きだったので
どうせお金をだすなら
ここまで木に囲まれた家に住みたいと思いました。

それは、ほとんど【本能的に必要】だったのです。

その一方で、母からは

「安い建売がいくらでもあるのに。
塗装もしてない木とか、傷ばかりつくんじゃないか」
そう言われました。

これは、血がつながっていても
価値観まで同じじゃないので仕方がない。

しかし、住むのは私たちであって
母じゃない。
母の価値観を、鵜呑みにする必要はないのです。

これは、当然
お金を出してもらえば、
きっと口まで出されかねないぞ。

そう思って
(後で泣く羽目になっても)
口出しされるより、自由な、
金もいらぬ道を選びました。

母にとって実家は、「寝に帰る場所」で

「いつかいよいよ年取ったら
サッサと売って、マンションに行く」家でした。

家に執着やこだわりがないので、軽やかです。

母は、機能的で、無駄なことをしません。
私よりずっと生活力があり、賢い人です。

片や私は、「空間」や「居心地」にかなりこだわる。

家は「寝れさえすれば良い」以上に、
大事な「生きて暮らしていく場所」であり、

そのために
何よりも【居心地】が大事だったのです。

それは価値観の違い。

母は間違っていないし、悪くない。

ただ、(極端な例えですが)家を100均に見に行くか
産直で探すかの違い。

こうして、このブログを読んでいただいているということは
少なくとも「木の家」や「自然」「自然素材」に
関心のある方が多いかと思います。

価値観が違えば、
周囲に疑問符を投げられることも
あるかもしれません。

せっかく自分たちの家を建てるのに
何を一番大事にしたいか。

家を建てるとして

自分なら
安さ優先して、まず100均に行くか(実際に100均にあるわけじゃないけれど)

それとも
何某かの憧れや思入れがあって

思い入れに近いものを、できるだけ安く手に入れようとするか。

コスパとお買い得は
同じようで

実は、目線が違う。

何を大切に家を建てたいか。

その目線が大事かもしれない。

誰かの言うとおりにしても、
その誰かが、責任とってくれるわけじゃないんだもんなぁ。

自分で、責任おって
自分で、決めないと

後で、誰かのせいにはできないんだもんなぁ。

本当に、大事にしたいことは何か。

そんな、つぶやきに近い
お話でした。


厳選された標準仕様 ~ゆったり快適なバスルーム~

こんにちは、もくせい工舎です。

もくせい工舎の住宅設備は、信頼性が高い国内一流メーカーを使用しています。
浴室は、『LIXIL』の『リデアシリーズ』を標準仕様として固定し、コストカットを実現。
建物にメーターモジュールを採用していることにより、ゆったりとしたラウンドワイド浴槽をはじめ、一般的な浴室よりも洗い場が広く、お子さんと一緒に入浴しても窮屈に感じることなく過ごせます。

スイッチ1つでお湯はりも浴室との通話も可能です。

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浴室の床は、寒い冬場でも冷たさを感じにくい『キレイサーモフロア』を採用。
汚れにくい表面処理と溝の奥までスポンジが届きやすい形状でお掃除がラクラクです。

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髪の毛や皮脂汚れ、石鹸カスなどのゴミが溜まりやすく掃除の手間がかかる排水口。
汚れが溜まって流れが悪くなったり、掃除のときにヌメヌメして気持ち悪かったりといった悩みは『くるりんポイ排水口』が解決してくれます。

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独自構造により自然とゴミがまとまって、気になったらポイっと捨てるだけ。
気持ち良いほど簡単で、排水口掃除の概念を変えてくれる画期的な仕様です。

1日の疲れを癒す浴室。
くつろげるデザインであることはもちろん、毎日使う場所だからこそ掃除のしやすさも大切なポイントです。
もっともっと浴室にこだわりたい!という方は、オプションでテレビを付けたりもできます。

身体を清潔にするだけでなく、心を癒してストレスを緩和してくれる浴室は家の中で日常的に癒しを得られる大切な場所です。

厳選された標準仕様 ~自然素材に似合うキッチン~

こんにちは、もくせい工舎です。

もくせい工舎の家は無垢の木や漆喰といった本物の自然素材でできています。
だからこそ、ギラギラ、テカテカした素材のキッチンよりもナチュラルな風合いのものがよく似合うと思うのです。

2-1.JPG

もくせい工舎では、ニュージーランドに「ウッドワンの森」をつくり、木を育てている『WOODONE』(ウッドワン)のキッチンを標準仕様としています。
『WOODONE』は「自分たちで使う木は自分たちで育てる」をコンセプトにした建材メーカーです。
毎日欠かさず使う場所なので、使い勝手や安全性も重要です。

無垢材を使った温かみのあるデザインで、「造作キッチンに見える」と好評。
豊富なラインナップがあり、対面キッチンやアイランドキッチンなど要望に応じてお選びいただけます。

また、IHヒーターを標準仕様としているので、万が一の地震やコンロ火災などにも安心で、お手入れもラクラク。
収納ユニットを使い方や用途に応じて組み換えることで、多彩なレイアウトが可能です。

2-2.png

もくせい工舎では、『WOODONE』を標準仕様として固定することで、通常よりお得な価格でご提供できます。

家本体にこだわるだけでなく、便利で快適な設備にもこだわる。
そのバランスがもくせい工舎の"木々ちいい家"だと思っています。

美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 5

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 1
美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 2
美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 3
美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 4

続きでございます。

チェックアウトしてしまったので
車で行きましたが、
実際は、お散歩でも行けるような距離に、ラムネ温泉はあります。

202304_ラムネ温泉外観

のどかな温泉街の川沿いを行けば
これに出くわすんですから、
知らなかったらビックリしそうです。

建築は、藤森照信氏。
そして可愛いキャラクターは、南伸坊氏。

南伸坊氏といえば、おにぎりのようなお顔立ちの
イラストレーター。(←どういう覚え方?)

実は、藤森照信氏をちゃんと存じ上げず。

後で色々調べているうちに、
藤森照信氏と、宮崎駿監督のつながりを知るのです。

建築家・藤森照信さんと、宮崎駿監督。
(↑氏が、言いづらいので"さん"と失礼して書きかえます。)


あれ?私何かで、その組み合わせを見たことがあるぞ?

それもそのはず、私が武雄図書館内のTSUTAYAで購入した
『ジブリの立体建造物展 図録<復刻版>』に対談記事が
きっちり載っていたのです。
(見てたのに忘れてる。インプットしただけだと埋もれる良い例。)

藤森照信さんと宮崎駿監督。
藤森照信さんと、長湯温泉。

情報として、ただの点だったところが、
すごい勢いで線になったような感覚!

ラムネ温泉に、どうしてそんな錚々たる顔ぶれが関係しているのかは
「ラムネ温泉」の公式サイトのストーリーをご覧ください。
(勝手にリンクを貼れないので、スミマセン。)

試しに「藤森照信 建築」で検索して頂ければ
どんな建物を建てられた方かお分かりいただけると思います。

空飛ぶ泥船(茅野市美術館・仮設の茶室)や、
草屋根が圧巻のラ コリーナ近江八幡(菓子製造販売・たねやグループ)
丘の芝が屋根まで続いているようなねむの木こども美術館(静岡県掛川市)

その他色々、「あ~、もう可愛い‼‼」

どれも木や土や、緑を感じさせる
素朴で、自然で、有機的で、楽しい建物ばかり。

藤森照信さんの建てる作品に
宮崎駿監督や、養老孟司先生(養老昆虫館)
心惹かれたのも頷ける話です。

そして、同じようにそれにツボッた(?)のが
何を隠そう元竹田市長(合併後の竹田市2~5代。2021年退任)の首藤勝次さん。

大丸旅館グループの5代目経営者でもある首藤さん。
(↑氏が、言いづらいので"さん"と失礼して。)

ある日、河原で炭酸泉を見つけたそう。
(そんな日本昔話のようなことがあるのかしら?と思ってしまいますが、
それこそが氏の座右の銘の【有由有縁】なんでしょうか。驚きです。)

炭酸泉は温度が高くなると、気泡が少なくなるようで
熱めのお湯が好まれる中、魅力を感じる人は地元でも少なかったのだとか。

ところが、首藤さん。
試しに無人で仮浴場をつくって、100円で解放したら
これが大人気。
(返す返すも、ホントに昔話みたいな展開。)

ちゃんとした建物をつくるべく、色々探していたら
知り合いの静岡県議会議員に教えられたのが
藤森照信さんの「浜松市秋野不矩美術館」。

すっかり気に入って、設計を依頼したのだとか。

藤森照信さんも、最初は「河原に温泉?僕がやるの?」と思っていたようですが
実際にご本人に会ってみると、観光カリスマ(←国土交通省選定)で、
長湯に象設計集団(!)に依頼して【御前湯】を建てていた経緯もあって
その温泉に対する熱意に動かされた等のいきさつがあったようです。
(これまでの話、『藤森照信 読本』etcからかいつまんで書いております。微妙な差異あればスミマセン。)

そうして、小さな温泉街にできた藤森建築がこちら!

202304_ラムネ温泉の待合美術館棟を見る
受付のある待合兼美術館棟。焼杉の黒と、漆喰の白が地味で派手な、忘れられない外観

202304_ラムネ温泉棟と家族湯棟
左奥に共同浴場棟と、真ん中に家族湯棟。オカメザサの植栽の通路を通っていく。

202304_ラムネ温泉の屋根の松の木
各棟のとんがり屋根には松の木!これもあると無いとで雰囲気が全く違う。遊び心がニョッキリ生え出ている。

202304_待合棟から共同浴場を見る
待合兼美術館から中庭、共同浴場を見る。夢の中にいるような不思議な光景。

202304_中庭の犬の像
やたらめったらカッコいい犬の像。ダンディー。

ここで猫好きの皆様に朗報です。

実はこのラムネ温泉。数匹の猫さんが住んでいる。

そのうちの一匹。
入り口付近で会ったのですが、知らん顔。
「観光客なんか、ぎょうさん来るのにイチイチ相手しとられんわ~」
そんな感じで、完全スルー。

あら、さみしい。

仕方ない。猫好きは、つれない猫さんには深追いしないのが礼儀です。

ところが、写真を撮っていると何か視線を感じる。

ありゃ。さっきのコ。

202304_あけてという猫

どうも、開けてくれと言っている。

開けると、クールにさっさと行ってしまいました。

202304_ラムネ温泉の猫藪の中を伺う
藪の中から物音が。捜査一課の猫さん、張り込みをすることに決めたようです。

共同浴場内は、さすがに撮影できなかったのですが、
脱衣場から浴場に入るのに、かなり低い入り口となっています。

藤森照信さんの本によると、配置とか外観はすんなり決まったのだとか。
ただ、内部がなかなか決まらない。参考にできるような空間体験がないという。

そこで参考になったのが首藤さんのこどもの頃の話。

なんでも、ラムネ温泉に入る時、
炭酸ガス中毒を防ぐため、ローソクをもって入ったらしい。
ローソクの火が消えると風呂から出るようにしていた。
その暗がりの中灯るローソクの灯りが懐かしい、と。

狭い空間、火、湯気=まさに茶室じゃん!

実際に入浴と茶事が一緒になったことは歴史的にもあったので、
イメージが固まったとのこと。

したがって、共同浴場は茶室のような低い入り口と、
中には小さな暖炉もある構造に。

たしかに、低い入り口には別世界に入り込むような心地がしました。

外界とは一線を画して、ひっそり隠れるような感じ。

実際に暖炉に火がくべられていたわけではありませんが、
(あぁ、あの小さな窪んだ空間はそのためのものだったか)と認識します。

内湯が42度、外湯が32度とのことですが、
気温の影響もあってか、内湯もぬるめな印象。
B・B・Cに泊まった際、その日のお風呂を、テイの湯に行くか、ラムネ温泉に行くか迷ったのですが
ラムネ温泉には体を洗うスペース等もないので、洗髪のことを考えればテイの湯で正解でした。

ちょっと外湯もいきなりは冷たそうだったので、サウナに。

ところが、入れども入れども、全く汗をかけない私。
持っていたロッカーのカギに触れると
「・・・ッアッチ!」

これはマズイ。汗はともかく、出ないと干物になっちゃう。

干からびかけた状態で、外湯へ。

はぁ~。気持ちがええ!

小さな銀色の泡が、後から後から体に着きます。

払っても払っても、ウロコのようにびっしり。

快晴の真っ青な空と、芝生に立つ、銀色のひまわりのオブジェ
ぷくぷくのラムネの湯。

爽快な心地よさ。

202304_家族湯棟

良い建物、良いお風呂でした!

せっかくなので、美術館棟も覘くことに。

大丸旅館は多くの文化人とつながりも深く、川端康成をはじめ
多くの交流を感じさせる資料がありました。

その一角に置かれた、段ボール。

202304_段ボール


近寄ってみると

202304_段ボールで昼寝
そんなとこ入ってたら、-18度でクロネコさんに運ばれかねんよ?

睡眠業務真っ最中のにゃんこさん。

温泉棟に比べ、人通りも少なく静かで快適。

あまり可愛くて、頭をなでると、ゴロゴロと喉を鳴らしてくれました。


竹田市の人口は2万人ほど。県北の中津市の4分の1くらいの人口です。

それでも、その人口に対して錚々たる建築家の作品が見られる点では
美建築密度がめちゃ高いとも言えます。
こちらは、首藤勝次さんのホームページにて、PDFで竹田と建築のことが詳しく書かれておりますので、興味のある方はご覧ください。

長湯だけでも、他にも

202304_クアパーク長湯外観

クアパーク長湯。設計は世界的建築家、坂茂さん。

東日本大震災の時、紙の筒と布で避難所のプライバシーを確保した話は有名です。

202304_クアパーク長湯外観

1Fが水着で入れるバーデゾーンと50mの歩行浴と温泉プール。
2Fに温泉、他にレストランや宿泊施設も備えた複合施設で

周りの自然に溶け込むように
木をふんだんに使って設計させています。

もう一つ。
私が長湯に関心を持ったのがここ。

202304_御前湯・玄関付近

御前湯です。

202304_御前湯・芹川沿い

こちらは象設計集団の作品。

今はなき、私の大好きだった由布院美術館の建物を設計をしたのも
象設計集団でした。

由布院美術館
象設計集団の由布院美術館。今は取り壊されて観ることができない。

由布院美術館に関しては、昔書いた記事がありますので、良かったら。
なんと、もう10年近く前の記事ですが・・・。

由布院美術館のことを書いた記事→「自由設計とかけて、焼肉バイキングと、とく?」
題名からは想像つきませんが、書いております↑


あ~。
とても、一泊二日じゃ見て回れなかった。(余計なロスもありましたし。)

今度はぜひとも長期滞在は無理でも、2,3泊して
住んだような気持ちで、じっくり色々見て回りたい。

こうして書いている間も、私はなんだか無性に長湯に帰りたいのです。

首藤勝次さんのホームページに
【有由有縁】という言葉がありました。

川端康成の言葉らしいのですが、
理由があって、今の縁があって、それを大事にしていく。

私から見れば、首藤さんが河原でラムネの湯を見つけて、
それが藤森照信さんの建築につながっていくのは

水底から、キラキラ光る水面に
キラキラ光る魚が泳いでいるのを見ているような。

まぶしくて、まぶしくて、
とても手が届かなくて、
憧れの夢のような世界。

そんな風に、熱量と想像力を持って
上下の差もなく
共感しあう仲間と
ワクワクしながら
ものづくりができる楽しさは
うらやましくて、キラキラ。

またいつか、そのキラキラに会いに
長湯に行きたいと思います。

点と点が、線になって何かにつながるように
私のワクワクが、次の何かにつながりますように。

おばちゃんの美建築をめぐる竹田ひとり旅。
今回はこれにて、おしまい。

もくせい工舎は、ZEHビルダーに認定登録されています。

こんにちは、もくせい工舎です。

ZEHとは、ゼロ・エネルギー・ハウスの略称。
住宅の断熱性と省エネ性能を向上させ、太陽光発電などによって、年間のエネルギー消費量を差し引きゼロ以下にした住まいのことをいいます。

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建物自体の省エネ性能が高いだけでなく、快適で地球にもお財布にも優しいZEH住宅。2014年4月に閣議決定された「エネルギー基本計画」において、「2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」とする政策目標が制定されました。
そんなこれからの家づくりに必須ともいえるZEHを建てるプロとして、国から認定を受けているのが「ZEHビルダー」なのです。

ZEHビルダーとして、認定された工務店やハウスメーカーで家を建てると、各種補助金を受けることができます。
補助金の金額は、制度や年によって異なりますが、いずれのケースにおいても、100万円以上と決して少額ではありません。
そのため、費用面から考えても、ZEHビルダーを選ぶことは賢い選択といえるでしょう。

もくせい工舎は、ZEHビルダーとして認定されています。
自然素材にこだわった家づくりで、ZEH基準をクリアできるのは、標準仕様の断熱性能が高いからです。
莫大な費用の追加がなくても、太陽光発電の搭載でZEHの家を建てられます。

※太陽光発電搭載はLIXILの『建て得』を利用すれば実質0円で導入できます。
まずはお気軽にご相談ください。

美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 4

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 1
美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 2
美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 3

続きでございます。

さて翌朝。早朝6時。
前日とは打って変わって
良く晴れそうな模様。

林の間を通って、清々しい空気の中
川沿いを降りていきます。

202304_芹川のこいのぼり
芹川に涼風に乗って、鯉のぼりが泳ぐ。

私は寝癖がひどく、頭頂部がいつもハート形になるので、
お湯に浸かるついでに、そちらも何とかしないといけません。

幸い誰にも会わず、まんまと(?)テイの湯に着きました。

後から来られた方とお湯に浸かりながら、談笑し、
大丸旅館を後にしました。
朝の光の中入るお湯に、すっかり清められた気分です。
(中原中也よりずっと、汚れちまってますしね。色々と。)

「また、このお湯に来れたらいいなぁ」

正直、とても名残惜しい。

名残惜しいは、良い出会い。人でも場所でも、きっと同じです。

大丸旅館の目の前には、茶房・川端家。

202304_川端家

B・B・C長湯と同じく大丸旅館グループなので
窓際の風景も、ちょこっと作品が覗いてオシャレです。

202304_川端家の窓辺

202304_竹田交通バス停
歴史ロマンを感じさせるバス停に、ポストの赤が映えています。

朝食は8:00か8:30。

時間になると部屋まで運んでもらえます。

202304_朝食
優しい味のお粥と、みそ玉の入ったお椀。以前は洋食と選べたようですが、パンの仕入れ先閉店等の諸事情で、現在は和食のみのようです。

「みそ玉が入っておりますので、良く溶かしてから召し上がってください。」

へ~、みそ玉。初めてです。

良く溶かしてって言われたのに
先に写真ばかり撮っていたものだから、
なかなか溶けず。

溶け残りは、お粥にのっけていただきました。

実はそんなにお粥は好んで食べない方なのですが、
なんだかとってもポクポクと柔らかい歯ざわりで
優しい味。

日頃こんな風に、一人膳でゆっくり食べるなんてことはありませんから
「ちゃんと食べた」感満載です。

満足満足。

チェックアウト時に
昨日ラムネ温泉に入りそびれたことを伝えると
100円で入れる券をもらえました。

「あの、チェックアウトしちゃったんですが
図書館って見れますか?」

そう、図書館に惹かれて来たのに
昨日は見れずじまい。
写真撮影の許可ももらって、入らせてもらえました。

202304_BBC長湯図書館外観

202304_BBC長湯図書館横トイレ
ベンガラ色の壁がおしゃれすぎるトイレ。トイレでも良いから、ここに住みたい(?)

202304_BBC長湯図書館外観
美術館でもあるかのように至る所に彫刻が。手書き風の「林の中の小さな図書館」が可愛い。

中は左手と右手に部屋があり、右は彫刻や山岳資料を飾ったギャラリー。

202304_BBC長湯図書館のギャラリー

こちらも、可愛いイラスト等見ごたえたっぷり。

そして、左側の図書館がこちら。

202304_BBC長湯図書館内

あ~。本当に晴れてて良かった!
神々しいくらいの美しい図書館!来てよかった‼

天井上まで山岳関係の本がぎっしり!

山は好きだけど、ヘタレなので登る根性のない私は、
手に取ったことがない未知の世界。

これ、一日一冊ずつ必死で読んでも、何年かかるかわからない。

202304_BBC長湯図書館内・山岳関係の本
うち13,000冊は、露天風呂番付を作成した、旅行作家の故・野口冬人さんの寄贈。写真も飾られていました。

本の世界に触れるたび、この世には
まだまだ知らないことがいっぱいで、

またその一つ一つに奥深い世界が広がっていて
途方にくれる嬉しさがあります。

すごいなあ~。

202304_BBC長湯図書館内
中央には綺麗な緑色のチェンバロ。故・松本公博氏製作。大分・山香町に移住し、工房を「カテリーナ古楽器研究所」と名付け、古楽器の製作と演奏の活動を行った・・・方らしい。全くもって無知で申し訳ないのですが、調べれば調べるほど、気になる方。
ヨーロッパ起源の古楽器を日本で作るんだから、まずは木の違いから研究したくて山香に来られたらしく・・・。ちょっと調べただけで、気になる情報いっぱい。また、じっくり調べてみます。はぁ~、近くにいながら、知らんことばっかり‼世界は狭くて、広い!

野口冬人さんにしても、チェンバロの松本公博さんにしても、
初めて触れた世界だったので
こうして記事を書きながら、改めて驚いています。

湯治でもと思って、長湯に来て、
B・B・Cに建物見たさで泊まりに来て、
全く知らなかった世界に触れ。

興奮冷めやらぬうちに、気づくと
ラムネ温泉について書くには
(さらにページが)長すぎる事態となりました。

202304_BBC長湯図書館テラス
あるとないとで雰囲気がまったく違う。さりげなくおかれた椅子。

山頭火なんか好きすぎて、もうここに隠居したい。
こんな老人ホームあったら速攻で住む!
わたしゃ、ここで余生を送るよ。(←ちびまる子なの?)

そう思いたくなるほど、魅力的だったB・B・C長湯。
また来ます!

そしてそして、
次回こそは、ラムネ温泉。

202304_BBC長湯から見上げる空
林の中の駐車場から見上げる空。

美建築をめぐる、おばちゃん旅もいよいよ大詰めです。

美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 3

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 1
美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 2

続きでございます。

名湯「テイの湯」を満喫し、
涼風に吹かれながら上機嫌で部屋に戻った私。

長湯にはコンビニも少なそうだったので
道中の庄内町のスーパーとコンビニにて
お惣菜等を買い求め

それをおつまみにビールを飲もうと
息巻いていたのでした。

冷蔵庫からビールを取り出すと
キンッキンに冷えております。

もう居酒屋のジョッキなみ!

「お~、すごい冷えてる!」

さてさて嬉しい一口目。
美味しいに決まってるじゃないですか!

ところがですよ。

なんかいつもと様子が違うわけです。

飲み口から、少ししか出てこない。

・・・あれ?どした?

缶の冷たさは、いつもの比じゃありません。

キンキンに冷えてて美味しいはずのビールが
雪解けのようにしかでてこない。

泡は神泡とか、クリーミーとかいう形容ではなく、
ミゾレ状。

そう、キンキンを通り越して
ジャーベット化していたのでした。

のど越しを味わうとかのレベルではなく
じわじわ溶けてくるのを飲む感じ。

冷凍庫でなくても
まだ余力のあったキンキンの保冷材で
挟んだのがまずかった。

明らかに、冷やしすぎていたのです。

冷やし過ぎたるは、ビールにあらず。
こりゃ、ビールのかき氷である。
飲みにくいったらありゃしない。

「やれやれ、今日は色々とやらかす日だ。トホホ」

それでも
色々やらかしたにしろ、今日はお片付けしなくていい。
今日は何も心配せず、好きなだけ本を読んでいい。

ひとり旅をゆるしてくれて、
家族よ、ありがとう。

ところが
だいたい睡眠不足な上、(余分な右往左往もしたし)疲れてもう眠い。

結局、いつも通りの時間には就寝したのでした。


ひとり旅の良い点は、ツレに気を使わなくて良い所です。

夜中に目が覚めて
「そういえば、竹田は星も綺麗なんだよな・・・」

そう思ったら窓を開け、テラスに出ることも叶います。

「起こしちゃったら悪いな」と気を使わなくていい。



そういえば、仕事のお昼休みとかでも
ランチは一人の方が、脳が休めて良いと聞いたことがあります。

それは、どんなに気の合う人と一緒でも
脳は情報の処理に追われるからです。


脳を本当に休ませようと思うなら
ぼっちが一番。

しかも、ボ~っとしている時、
脳は思わぬいい仕事をするらしい。

ボ~っとしている時に働くネットワーク(デフォルト・モード・ネットワーク。DMN)があって


そのおかげで、感情や運動、記憶を束ねて
思わぬひらめきを生むのだとか。

つまり、ボ~っとしている時間に、
脳は点と点を結び、線にし、アイデアを生んでいる。


スマホを見れば広告ばかり。
ウソかホントかわからない
まことしやかな言葉の中にいると

情報ばかりで、体感や実感として何もないことに
気付きます。

誰かのレビュー(評価)は、私の実感とは別物なのに
誰かの言葉だけで、動かされそうな気持ちの悪さがあります。

考えても考えてもうまくいかない人ほど
実はちょっと一人になって
ボ~っとする時間は必要かもしれません。

実感としての、自分を取り戻すには
誰かの情報だけでなく、
実体験することが一番で、

旅はそういう意味で
強制的に【目線】を変えることにつながります。

あぁ、でも旅だけじゃないかもしれない。

実際に、体を動かして自分で判断することが大事なのは
見学会でも言えそうです。

誰かの評価で決めないで、実際に見て、
話して、動物的カンを働かせてみるのは大事かもしれない。

いきなり仕事っぽくなりましたが。

次回は、ラムネ温泉。
あの宮崎駿監督も一目置く、建築家さんの作品のお話です。


2023年度まで延長!【地域型グリーン化事業】高性能な地域木造住宅として最大150万円の補助が受けられます。

こんにちは、もくせい工舎です。

国土交通省の採択を受けた事業者が、省エネルギー性や耐久性などに優れた新築の木造住宅に対して補助金が交付される『地域型グリーン化事業』。

地域型グリーン化事業制度を利用するには、国土交通省の採択を受けた事業者であることが条件。
もくせい工舎は既に採択を受けた事業者として登録済みです。
太陽光を搭載すれば、ゼロ・エネルギー型の長期優良住宅として最大150万円の補助が受けられます。

さらには、条件によって「バリアフリー加算」でプラス30万円「若者子育て加算」でプラス30万円などの加算項目もあり、最終的な補助金額は、もくせい工舎の家の中でもケースバイケースです。

8回目.JPG

住宅補助金については、内容が年度ごとに少し変わったりと、難しいと思うかもしれません。

ネットなどでも情報が得られますが、直接プロに相談するのが一番早いです。
補助金や予算など、「まずは費用面について知りたい」というご相談にも対応させていただきますので、お気軽にご連絡ください。

美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 2

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

前回の続きであります。
(いつもより、今回ちょっと早めに記事を上げます。)

はりきって、ひとり旅に出たものの
宿泊するための荷物一式を忘れた私。
(何やってんだか)

なんとか日暮れまでには宿に戻ることができました。

ゆっくりするために、あわてて戻る。

走ったメロスもズッコケそうな顛末です。

待ち受ける暴君も、親友セリヌンティウスもいませんから
ひとり寂しく、山頭火のカギを開けます。

というか、ワクワク。

202304_BBC長湯・山頭火外観

だって、これ、貸し切りなんすよ?(←うれしくて、言葉が乱れる)

漆喰とかの手しごと感が好きな方は、たまらんですよ?

202304_BBC長湯・山頭火外観の小窓

こんな味のある造作。でこぼこした感じに
自然の蔓(?)で茶室のよう。

もう、カメラ片手にニヤニヤがとまらん。

そのせいか、現場撮影のように
ついつい入る時言ってしまう。
「・・・失礼しま~す」

で、玄関こう!

202304_BBC長湯・山頭火・玄関


202304_BBC長湯・山頭火・玄関


202304_BBC長湯・山頭火・玄関の調度品
さりげなく飾られた調度品まで、なんともハイセンス。(価値は分からず。猫にナントカ、豚にナントカですので)


一番最初に借りたお手洗いだって、

202304_BBC長湯・山頭火・お手洗い
こんなに渋くておしゃれ。

202304_BBC長湯・山頭火・お手洗い

決して明るくはない壁の色合い。
それでも、暗いとかじゃなく
ただただ、とても落ち着く感じ。

ここかしこに絵や書が飾られているのも
私好みで、うれしい。

ニヤニヤしながらドアを開け、
いよいよお部屋です。

202304_BBC長湯・山頭火・室内

~~~~~~~~‼‼‼‼

素敵すぎる!

あの木の枝のアーチだって、どこから手に入れたんだろう。
よくあんな曲がり具合の、ちょうど良い木があったもんだと
驚いてしまう。(加工してるんですかね?)

202304_BBC長湯・山頭火・室内・和紙の魚拓調の飾り

ちょっとしたものが、こじゃれてます。

そして、この木の枝の中をくぐると・・・

202304_BBC長湯・山頭火・ミニ書斎

ミニ書斎~!

掘りごたつのように、足を、一段下におろして座ります。

目の前には、あの蔦の可愛い小窓。

ちょっと、こんな贅沢な部屋に
9000円いかないで泊まっていいんだろうか。

202304_BBC長湯・山頭火・ミニ書斎から室内を見る
ミニ書斎から室内を見る

202304_BBC長湯・山頭火・テラス

障子を開けると、テラスもあります。

ちょっと肌寒い日だったので、出て座ることはしなかったのですが
季節が良ければ、ぜひとも
挽きたてのコーヒーを飲みながら
本でも読みたい!

小鳥の声を聴きながら!

202304_BBC長湯・山頭火・テラスの窓のカギ

もう、窓のカギすら可愛い。

つるんとして、ぽってりして、
レトロで触り心地も良いのです。


そして部屋にはミニキッチンも。

202304_BBC長湯・山頭火・ミニキッチン

202304_BBC長湯・山頭火・ミニキッチン

今思えばですが、お茶を沸かすヤカンはあっても
鍋やプライパンはなかったのでした。

何でも置きっぱなしにせず
一番きれいな状態で
受付で貸してくれるのだそう。

私は今回料理までする気がなかったので、
これだけでも充分充分。

小ぎれいで、片付いてて
わが家の台所より居心地が良い。

また、木枠の小窓もとても可愛い。

いや~。満足満足。



おっと、そうだった。
買っておいたビールを冷やしておかねば。

冷蔵庫を開けると
・・・ありゃ、電源入ってない。

ダイヤル式の庫内のスイッチを
強にして、
クーラーボックスに入れてきた保冷剤で
ビールを挟んで、入れておきます。

右往左往していたにもかかわらず
幸い、ビールは冷えていたのですが
お風呂上がりのお楽しみに、しっかり冷やしておきましょう。
(ところが、これが後で仇となる)



前回書いた通り、この施設にはお風呂がありません。

系列の大丸旅館のテイの湯(無料)か、ラムネ温泉(500円のところを100円で)を利用することになります。

どちらも利用時間があったのですが、
うかつにも写真を撮るのを忘れました。

しかも、数字に弱い私。

すっごいアバウトですが
大丸旅館が13:00~21:00/翌5:00~8:00(やったかも?)
ラムネ温泉が10:00~営業終了の22:00???(やったかな?)

すみません。写真撮るのに夢中でちゃんとお知らせできず。



時間も時間だったので、近くのテイの湯に行くことに。
(ラムネ温泉は翌日も100円で入れる券がもらえます。チェックアウト時に申し出ましょう。)

18時台なので、もしかしたら
本館泊まりのお客人はご飯時かもしれない。
(夕食ナシはこの点、自由で気がラク)

空いてるといいなぁ~と言いながら
芹川沿いを下っていきます。

歩いて数分。

橋を渡るとすぐそこです。

「部屋のカギを見せたらいいですよ」と言われていたので
老舗旅館の立派な玄関先に気後れしながら
「こ~んに~ちは~」(←これじゃ錦鯉の長谷川さんだ)

ところが呼べども呼べども、皆さん忙しくて気がつかない。

やっと前を通りかかった和風美人の方(←多分女将さん)
「山頭火です!お風呂良いですか?」と聞くと

「どうぞどうぞ!」と満面の笑みを返していただきました。



その、テイの湯ですよ。

あの与謝野晶子も愛したという、名湯ですよ。

脱衣場には与謝野晶子だけでなく
「オリオン座と一緒にお風呂に・・・」(←文言ちゃんと覚えておらず。適当でスミマセン。)と檀ふみさんの直筆色紙が。

そのお風呂に・・・
なんと一人で入りました。

我ながらナイスタイミング。
貸し切り~!ひゃっほ~!

腰痛に冷え性、しもやけ持ちの私は
冬場になるとたまらず温泉に治療目的で行くのですが

こんなに入って漬かって(←正:「浸かって」)
気持ちが良いと思うお湯はなく。

お湯あたりが良いというか、温度もちょうど良く
なんとも心地が良い。

飲泉もできるので口に含むと
鉄の味。胃腸に良いそうです。

半露天風呂もあり、
芹川の流れと、ようやく雲が取れてきた
夕暮れの空を見ながら
名湯を満喫したのでした。



「正直、お風呂が部屋にないのは不便だけど
このお湯に何度も入れるのはいいなぁ~」

川沿いの涼しい風に吹かれて
散歩がてら、また来た道を部屋に戻りました。



次回は「過ぎたるは猶及ばざるが如し」はビールにも。

通常、月の中頃と終わりにアップしておりますが
ちょっとコンスタントに上げるかも?です。
(見学会も入りそうですし)

よかったら、おばちゃん珍道中に
またお付き合いください。

値上がりする電気代にもう悩まない。実質0円で太陽光発電を搭載できる『建て得』とは?

こんにちは、もくせい工舎です。

ようやく暖房がなくても過ごせる日々になりましたね。
しかし、今年の冬は多くの方が電気代の値上がりに驚かれたのではないでしょうか。
節電を心がけていたのに電気代の請求書を見てびっくりされた方も多いようです。

これからも値上がりは続いていく...と予想されている電気代。
家づくりで家計へのダメージを軽減するためにどんな対策が必要なのでしょうか。

電気代の負担軽減の対策として考えられるのが、太陽光を搭載して電気を自給し、できるだけ買わないようにすること
生活する上で極端に電気の使用量を減らすのは現実的ではないので、電気を自給するのが最も得策といえます。

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「太陽光ってものすごく費用がかかるんじゃないの...?」と心配になるかと思いますが、リクシルの『建て得』を利用すれば、太陽光発電システムの初期費用を0円にできるうえ、太陽光発電システムの活用により、昼間発電した電力は0円で使用できます

もくせい工舎の住まいは、自然素材にこだわり抜いた家づくりでありながら、高断熱と高効率設備を実現
できる限りの省エネルギーに努め、太陽光発電を搭載することにより、1年間で消費するエネルギーを概ね0円に抑えることができます

自然素材の住み心地とランニングコストの削減を両立できる。それがもくせい工舎の家づくりなのです。

安心・安全の家づくり|泥棒に嫌われる防犯対策

こんにちは、もくせい工舎です。

もくせい工舎がある宇佐市周辺など、のどかな町でも防犯対策をしておくに越したことはありません。
これから住まいを建てるのであれば、狙われにくい対策がされた家づくりを進めたいものです。
そこで今回は、防犯対策のポイントをご紹介します。

もくせい工舎の家では、大きなサッシには標準仕様でシャッターが付いています

設置するだけで安心感がありますし、シャッターがあるだけで「侵入しにくそう...」と思わせることができます。
また、話しは逸れますが、シャッターは台風などの災害対策としても有効です

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浴室やトイレの窓など小さいサッシには、できるだけ面格子を設置することをご提案してます。
しかし、外に面している窓全てに面格子を付けるとなると、費用や外観のデザイン性も気になるところ。
人目に付きにくい窓だけ面格子にするなど、空き巣に狙われにくくするための工夫も大切です。


屋外で人目に付きにくく、死角になりそうなところにセンサーライトを付けるのもおすすめです
密かに近づいてくる人を察知して点灯してくれるので、夜間の侵入者を遠ざけてくれるでしょう。

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防犯カメラやセンサーライトなどを高い場所に付ける場合は、天井裏から配線するので、設計段階から計画しておくことで仕上がりが断然きれいになります。

ちょっとした設備を工夫するだけで、防犯性を高めることができます。
人目につきにくい立地や、留守が多いご家庭などでも安心して暮らせる住まいを実現していきましょう。

『花粉症対策』に役立つ玄関廻りのアイデア

こんにちは、もくせい工舎です。

毎年2月頃から鼻がむずむずしたり、目がかゆくなったり。

今や、花粉症は日本人の2人に1人が患っていると言われています。
酷い場合は、風邪のような症状が出て、日常生活もままならないという方もいらっしゃいます。

また、せっかく寛げるはずの自宅でもくしゃみや鼻水が止まらないとあれば、なおさら辛いですよね。そうならないためにも、家の中の花粉症対策もしっかり考えておく必要があります。

住まいの花粉症対策を考えた場合、最も重要なのが衣服に付着した花粉を家に持ち込まないこと
そのためにシューズクロークは広めにつくり、コートなどのアウターを玄関に収納できるハンガーラックを設置するのが得策です。

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花粉症対策に限らず、玄関収納は広めがおすすめ。

住み始めると、玄関に置きたい物は以外と多いので、スッキリとした空間に保つために、広めの収納をご提案しています。


そして、もう1つおすすめなのが、窓に覆われていて庭先にせり出したスペース「サンルーム」です。

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花粉を含んだ外気をシャットアウトしつつ、太陽の光をしっかり取り込めるので、洗濯物に花粉が付着するのを防げます
不安定な天候でも心配なく洗濯物が干せるので、共働きの方にも喜ばれています。

毎年、花粉症に悩まされている...という方は、ぜひ参考になさってみてください。

美建築ぶらり。竹田ひとり旅 その 1

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


コンポストのことを書くつもりでしたが
(再び)またの機会に。

数回にわたり、竹田の旅のお話をします。

私は月の15,30日くらいに記事を書きますので
気が向いたらお付き合いください。

武雄ですっかり、ひとり旅の楽しさにはまってしまった私。
たけおさんぽ①
たけおさんぽ②
たけおさんぽ③

今回は、一度訪れてみたかった
竹田市直入町の長湯温泉に行ってみました。

何故に長湯?

元々は湯治で良い宿を検索していたのです。

そこでヒットしたのがB・B・C長湯さん。

202304_BBC長湯の図書館

図書館のある林の中の長期滞在もできる宿です。

建物良し、林の中という雰囲気よし、
しかも図書館つき。

中でも山頭火という建物に心惹かれて

202304_BBC長湯の山頭火

ぜひ見てみた~い!泊まって見た~い!

と、なったわけであります。

湯布院御三家・山荘無量塔の「楽」というお部屋に
いつか、いつか泊まってみたい!

そう思っていた私ですが
金額的にもなかなか気軽に手が出ない。

しかも、ひとりで・・・とはいかないかも?

ところが、B・B・C長湯さんの山頭火は
ひとり旅でもOK。

しかも、お値段は9000円いかないくらい。

施設にお風呂がない。(近くの大丸旅館とラムネ温泉が利用できる。)
夕食がない。(おかゆメインの体に優しい朝食はつく。)

それを除けば、美建築に一棟貸しで宿泊できる上、
お値段は一万円いかないという
なんともありがたい宿なのです。

これはカメラ片手に行くしかない。

とにかく、煮えた頭を休めたい。
とにかく、景色を変えたい。
とにかく、いつもと違うことをしたい!

そんな一心で、予約当日
直入入り(いりが、多いな!)したのであります。


まずは腹ごしらえ。

直入ダムを望むカフェ、ジプシースマイルさんに。
202304_nagayu_cafe_1.jpg

あいにくの曇天で、写真が暗い。

朝まで雨だったので
「濡れてませんかね?」と心配されながらも
無理を言って外でいただくことに。

202304_長湯カフェ。直入ダム風景

オフシーズンなので誰もいなかったのですが、
水上スポーツもできる直入ダム。

この日はカモがのんびりしておりました。

202304_南インドチキンカレー

南インドチキンカレーのセット(デザート付だ!)を頼み、

行ったこともない南インドに想いを馳せ、
ダムのほとりでカレーを満喫。

デザートのチーズケーキと
デカフェのコロンビアのコーヒーも美味しいこと!

これは、豆も買って帰ろう。

それで、宿で挽いて飲んでまったりしよう。

今回、そのつもりでお気に入りの
コーヒー豆とミルも持参したのでした。

お会計をすませ、コーヒー豆をゲットし

さて、車で宿まで行きますか。

チェックインを14時と早めにし、
ゆっくり町をぶらぶらするつもりだったのです。

(・・・さて、コーヒー豆をどこに入れよう。
クーラーボックスか、赤いボストンバックか・・・。)

ところがです。

その赤いボストンバッグが、車にない。

着替えやタオル、コーヒーミルを入れたはずの
赤いボストンバッグが
どこにもない。

「・・・あれ?・・・あれ?」

もう、さ~っと血の気が引きました。
漫画に出てくる縦線が顔に。

春休みで家にいた息子に電話をかけると

「うん。なんか畳の部屋にあるよ。
届けようか?自転車で!」

って、車で2時間かかったところを
自転車でかい?

「・・・気持ちだけいただくよ。
とりあえず、宿に行ってみて、また連絡するわ~」

とにかく、無いものは無いのです。

キャンセル代も、当日なので満額です。

取りに帰るしかない。トホホ・・・。



チェックインをすませ、受付の男性に事情を話し、
「大変だね~」と同情され。
もう苦笑い以外でない私。

とりあえず代金を払い、カギを預かることに。

憧れの山頭火で、トイレだけ先に借り、
今来た道を戻らねばなりません。

「あ~、もう。なんでこうなるかな~。」

どんなに「なんでなんで」と言っても
自分がやらかしたので仕方がありません。

陽がだんだん傾きかける中を
自宅へ。宿へ。

・・・あれ?私リラックスしに来たんやなかったっけ?

アドレナリン大放出。焦りまくりです。

心情としては走れメロスのそれです。

行かねばならない。んで、戻らねばならない。(原因はともかくね!)

美建築にゆっくり触れる間もなく、

次回に続く~!

もくせい工舎のスタッフ紹介!住宅ローンアドバイザー・永家隆美

こんにちは、もくせい工舎です。

先月のブログでは、代表の永家正光の歩みをお届けしました。
今回は、住宅ローンアドバイザーの永家隆美(ながいえたかみ)を紹介します。
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もくせい工舎をつくった代表・永家の妻であり、長年にわたって二人三脚でたくさんのお客さまの家づくりをサポートしてきた隆美さん。

住宅ローンアドバイザーとして、主にローンや資金計画のご提案を担当しています。

お客さまおひとりお一人の生活スタイルやライフプランに合ったアドバイスはもちろん、建てた後も生活費を圧迫しない安心をお客さまに提供することを信念としています。

自身も長年にわたって、家計を支えてきた身でもありますので、賢い主婦のやりくりはお手のもの。

住宅ローンのリアルなお話や、ライフプラン計画に役立つアドバイスなら、お任せください。

毎日慌ただしい中でも、体にやさしい食材を使ったお菓子づくりや梅仕事もしっかり楽しんでいる隆美さん。
家づくりやローンのご相談はもちろん、食や暮らしの話題も豊富なので、ぜひ気軽にお声かけくださいね。

小さな工務店が品質を守るために必要なこと

こんにちは、もくせい工舎です。

私たちが大切にしているのは、家族が笑顔で安心して暮らせる、心と身体に優しい家づくり。
そのために無垢の木や漆喰といった素材にこだわり見えない部分にも気を配り、品質を落とさないよう、信頼できる職人さんと一緒に家をつくっています。

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だからこそ、掛け持ちで何棟も同時進行したり、無理な工期を引き受けたりはできません。

年間受注数も12棟までとし、余りに遠方だったり、お急ぎの場合はお断りさせていただくこともあります。
大変心苦しいのですが、小さな工務店がこだわりの品質を守るためには、必要なことなのです。

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大切なのは、一棟一棟のお客さまに丁寧に向き合える環境で、心から満足していただける提案と施工を行うこと。
小さな工務店ではありますが、信頼と安心、嘘偽りのない家を創ることには、どこにも負けない信念を持っています。

近頃は、ありがたいことにOB様からのご紹介や口コミでのお問合せも増えてきました。
自然素材の家にご興味がある方は、ぜひお気軽にご連絡いただけるとうれしいです。

幸せな家づくりへの第一歩は、後悔しない住宅ローンから。

こんにちは、もくせい工舎です。

人生にとって一大イベントといって間違いない家づくり。
しかしながら、家族が幸せになるための家づくりで後悔している人も多くいます。

なぜ、後悔しているのでしょうか。
それは、資金計画や住宅ローンの組み方が最良なものではなかったからです。

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実は、人生で一番高い買い物は家ではなく、「住宅ローン」です。

3000万円の家をそのままの値段で購入できるのは、現金一括で購入される方だけ。
ほとんどの方が利用する住宅ローンは、組み方によって、3000万円の家が5000万円になったり、6000万円になったりと、支払う金額が大きく変動します。

例えば、3000万円の住宅を金利3%(全期間固定)35年のローンを組めば、その返済総額は、4849万1100円になります。
仮に同じケースで金利がたった1%上昇しただけで、その返済総額は5578万9440円になります。
このことを踏まえれば、ローンの組み方や資金計画がどれだけ重要であるかをご理解いただけることと思います。
家づくりは建てたら終わりではありません。
せっかく建てた自然素材の家で、ずっと笑顔で暮らしていける提案をすること、建てた後も長年サポートしていくことは私たちの使命です。

小さな工務店だからこそ、お教えできる家づくりに役立つ情報をこれからもお届けしていきます。

見えない所だからこそしっかりと。大切な住まいを建てる土台のお話

こんにちは、もくせい工舎です。

もくせい工舎の家づくりでは、環境に優しい「砕石パイル工法」を採用しています。

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2016年の熊本地震で起きた数々の被害を覚えているでしょうか。

この地震によって注目を集めたのが「砕石パイル工法」と呼ばれる施工方法でした。
地震によってたくさんの家が傾いたり、地盤沈下したりするなか、砕石を使って地盤改良した家は、倒壊を免れました。

砕石パイル工法とは、小さく砕いた天然石を地面に詰め込んで形成した石柱を使って地盤を補強する工法です。
固化材などを使わなくとも地盤の支持力を高められるのがメリットです。
地震の揺れに強いだけでなく、水はけがよいため、液状化を防ぐ効果も期待できます。

従来型の地盤改良工法では、さまざまな人工物が地中に埋め込まれており、それらの人工物は年月が経つにつれて劣化する可能性あることが問題視されてきました。
一方、砕石パイル工法では、自然石以外の材料を使わないため、いつか家がなくなったときに負の遺産が残りません。
撤去費用の負担のリスクも軽減できるのです。

地震が頻発している現在の日本において、地震は「いつくるかわからない」「明日きてもおかしくない」と言っても過言ではありません。

歴史的な建物の地盤改良工事では、昔から石が使われてきました。
海外などで何百年も前の建物が残っているのは、石造りの建物が多いですよね。

自然の鉱物である「石」を使った砕石パイル工法は、環境に優しいだけでなく、地震に強く、将来までの安心を見据えた工法なのです。

【Q&A】土地がない!そんな時はどうすればいい?

こんにちは、もくせい工舎です。

家づくりをスタートしたとき、間取りを考えると同時に、土地探しについても念頭においておかなければいけません。
ネットでも多数の土地情報が掲載されていますし、不動産会社に土地探しを依頼することも可能ではありますが、土地の形状や立地によって、建てられる家が変わってくるもの。

そのため、もくせい工舎では、お客さまの家づくりを土地探しからサポートしています。

お客さまの中には「校区を限定して土地を探したい」という方もいらっしゃいます。
もちろん、ご要望にあった土地を探していくのですが、このエリアには大学がないため、お子さんが高校を卒業したら、夫婦2人の生活になるケースがほとんどです。

そのため、子育て期だけでなく、将来までの人生設計を見据えた土地探しをご提案しています。

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もくせい工舎の家は、本物の自然素材を使っていますので、そこから望める景色(ロケーション)にこだわられる方も多いです。

良い土地の条件は、南側に障害物が少ない、東西に長い=日当たりがいい、メイン通りからちょっと外れて交通量が少ないetc...。
さまざまな条件がありますが、「日当たりはいいけど、なんか暗いな...」「立地は抜群なのに雰囲気があんまりよくないな...」など、長年に亘って土地を見定めてきたからこそ働く「直感」も大切にしています。

いろいろな情報が簡単に手に入るからこそ、迷ったり、疑問が出ることも多いと思います。土地選びでお困りのことがあれば、ぜひもくせい工舎にご相談ください。

小さな工務店だからこそお教えできる、「失敗しない土地選び」をお伝えいたします。

もくせい工舎ならではの安心保証①

こんにちは、もくせい工舎です。

ほとんどの人にとって、人生で一番大きな買い物になるマイホーム。
新築住宅を建てる場合は、契約から引き渡しまで数カ月の期間が発生します。

「万が一、この期間に建築会社が倒産してしまったらどうなるんだろう?」直接尋ねるのは気が引けても、こんな疑問を抱く方も少なくないと思います。

実際に調べてみても、建築会社に支払った手付金が返金されるのか、工事が継続されるのかについては、ケースバイケースです。

もくせい工舎では、万が一、住宅施工中に契約先である建築会社(工務店)が倒産した場合などでも、工事がストップすることがないよう、最後まで完成を保証する「住宅完成保証制度」に加入しています。
この「住宅完成保証制度」は、建築会社が完成保証制度の登録事業者であることが条件です。

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長期にわたる工事期間中に「工務店が倒産するかも...」「工務店の社長は病気や事故で動けなくなった」という事態でも、新たに追加費用が発生することなく、協力事業者や材料を供給する販売店を変えずに工事を続けられます。

「住宅完成保証制度」はオプションで付けることが可能です。
あくまでも万が一に備える制度ですが、お客様が大切な「家」を確実に完成させ、お引渡しするために、もくせい工舎独自の「安心の保証」の1つとして、ご用意させていただいております。

広告の世の中だけど

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


コンポストのことを書くつもりでしたが
またの機会に。

先日見に行った、
大分県立美術館【イメージの力 河北秀也のiichiko design】のことを少し書きたいと思います。

慌てて書いている理由が
開催が3/29までだから。
つまり、明日で終わりなのです。
(だからといって、誰かが見に行くとも思えませんが一応)

昔から、ちょっと渋いCMが好きだった私。

「ニッセイのおばちゃん 自転車で~♪」のCMを
幼心に渋くてかっこいいと思っていました。

そんな幼少期から年寄り好みというか
渋い、郷愁を誘うようなCMが好きだった私に

強烈なインパクトを残したのが
いいちこのCMでした。

ビリーバンバンの優しい歌声、
異国の夢のような風景、
キャッチフレーズのセンスの良さ。

焼酎は飲まないのに、CMに酔いしれてしまう
以前から大好きな世界観でした。

展覧会は写真撮影可能だったのですが
ブログに載せて良いか確認しなかったので
今回は写真はなしでご勘弁ください。

取り上げたいポスターは
「いいちこ ポスター 広告の世の中だけど」で検索すれば
あ~、このことかと分かっていただけるかと思います。

展覧会の、わりと最初の方でお目見えするポスター。


「広告の世の中だけど
噂で飲まれる酒・・・・・・・」と
コピーが続きます。

1984年、最初に出されたものだとか。
今から39年前ですね。

その当時から「広告の世の中」で
紙やテレビ、ラジオといった媒体から

今はSNS中心に
いかにネット上で上位に上がるかの
「広告の世の中」だと思います。

私があのキャッチコピーに惹かれたのは、

本質は39年前も
そしてネット社会の今も
変わらないんじゃないかということです。

「広告の世の中」にあって
良さげなコピーが大量に溢れ
少々うんざりするのは私だけではないはずです。

今も昔も変わらない
ウソかホントか分からない「広告の世の中」で

噂で必要とされている商品がある。

それは、ステマまがいの口コミレビューとかではなく
実際に自分が手にして
実感として良いもの、

また買いたいと思うもの

それこそが良い商品の本質のような気がします。

そんなの理想だよといわれそうですが

「これ、なかなかいいんよ」といって勧められたものが
自分にピッタリだったときの嬉しさは
奇跡的ですらあるからです。

残念ながら、もくせい工舎の商品は家なので
焼酎のように気軽に試すことはできません。


一度買ってみるかというには
大きすぎる金額です。

もし計れるとすれば
もくせい工舎で建てた方が
人にも勧めるか

もしくはもう一度家を建てるとしても
同じようにもくせい工舎と思っていただけるか。

それだけかも知れません。

楽しく飲んで終わりの焼酎と違い、
家づくりは人対人でもあります。

よい家をつくる以上に
良い信頼関係なくしては

噂だけで広まることも難しい。

かといって、情報ばかりがあふれるこの世の中で
何をもって本質を見極めるか。

やはり、実際に自分で確かめる以外ないのかとも思います。

4/8,9の週末。
中津市にて構造見学会が開催されます。

実際に確かめる一つの機会かと思いますので
良かったらご家族でお越しください。

ネット広告の世の中だけど
(変なレビューじゃなく)口づてで選ばれる
もくせい工舎でありますように。

・・・と、願います。

広告の世の中だけど
「こんな家に住みたい」と思っていただければ、幸いです。

構造見学会について詳しくは→こちら♪

もくせい工舎のスタッフ紹介!代表・永家正光のお話

こんにちは、もくせい工舎です。

トトロの森のような木のトンネルを抜けると、もくせい工舎の事務所があります。
きれいな川があるわけでもないのに、夏は蛍が訪れることもあるんです。

もくせい工舎は、田舎町にある小さな工務店ですが、20数年前から「自然素材風の家」ではなく、「本物の自然素材の家」を手に届く価格で提供することにこだわってきました。

そんな家づくりへの想いは、人から人へと伝わり、これまでたくさんの出会いがありました。
今回は、もくせい工舎の代表・永家正光の歩みを紹介したいと思います。

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地元で大工をしていた父の背中を見て育った永家青年。
幼い頃から「木で造る家」がとても身近なものでした。
木を切って、削って、組み立てて...。だんだんと人の手で家のかたちになっていくプロセスを興味深く見ていたそうです。

父と同じく、木を使ったものづくりが好きだった永家は、1992年にリフォーム業を起業。
そして、2001年に有限会社もくせい工舎として新築事業に参入しました。
それからは、「本物の自然素材を使った家」一筋で、今日まで歩んできました。

家づくりのことばかり考えている永家ですが、「仕事以外の唯一の趣味は?」と聞いたところ、「食べること!」との返事。
忙しい毎日を送っているため、近隣のおいしいお店を巡るのが楽しみの1つなのだそうです。

宇佐市近辺のグルメ情報を教えてくださる方、ぜひ、永家までご一報ください(笑)。
森の中の事務所でいつでもお待ちしています。

良質な自然素材の家を適性価格で建てることへのこだわり

こんにちは、もくせい工舎です。

家づくりは一生に一度の大きな買い物です。
だからこそ、資金計画を見誤ると、この先ずっと苦しい人生になってしまいます。

幸せになるためにマイホームを建てたのに、家族で旅行にいけなくなったり、節約で飲み会などのお付き合いができなくなったりしては、本末転倒ですよね。

もくせい工舎では、本物の自然素材の家にこだわり、「同じ予算で家を建てるならワンランク上の家を建てる」をコンセプトに知恵と工夫を凝らしています。

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建材や材木を仕入れるコストにも配慮しながら、どの建材がいくらの仕入れ値で取引されているかを調査し、仕入れ価格を抑える努力をしています。

もくせい工舎の家づくりの金額の多くは、建材や職人さんに支払われる人件費。
お客様の負担を最大限に抑え、子育て世代に手が届く家を提供するために、お金がかかる広告や、建設費・維持費がかかる展示場を持たずに、同じ予算ならワンランク上の家を提供できるよう、試行錯誤しています。

自然素材の家は、決してローコストではありません。
しかしながら、素材を厳選し、無駄を省き、シンプルな家を建てる。
そうすれば、自然素材の家だって、手が届く適性価格で提供できるのです。

初めての家づくり。何から始めればいい?

こんにちは、もくせい工舎です。

「そろそろ家づくりに向けて動き出したい」
「家を建てるかはわからないけど、とりあえず情報だけは集めておきたい」
そう思ったとき、インターネットで土地情報を調べたり、住宅雑誌を買ったり、住宅メーカーの展示場に行ったりされる方も多いと思います。

ネットでたくさんの情報が得られる時代のなか、
家づくりにかかせない依頼先(工務店やハウスメーカーなど)選びで私たちがあえてお伝えしたいのは、「依頼先は家をつくっている現場を見て決める」ということです。

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現場とは、構造見学会や完成見学会のことです。

家づくりの知識がなくても構いません。
実際の現場に行けば、工務店(ハウスメーカー)がどのような家づくりをしているか?どんな人が家を建てているか?を体感できます。

手軽に手に入る情報も大切ですが、実際に目で確かめるからこそ得られる情報は侮れないもの。
オンラインでは知り得ることができない情報をきっと持ち帰れると思います。

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もくせい工舎の見学会はご予約制です。
一度見学に来たからといってしつこく電話をかけたりはしませんので安心してお越しください。

自然素材の家に興味がなかった方が「ここまで違うなんて、自然素材ってやっぱりいいなぁ」と思ってもらえたら、私たちはうれしいのです。

自分の手でやってみる【干物編】

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


庭の白モクレンが咲きました。

202315_ハクモクレン

わが家のモクレンはまだ小さいので
花に、私の鼻が届きます。

嗅いでみると、なんとも瑞々しくて
上品な良い匂い。

春がいよいよやってきました。

春は何かを始めるにも、良さそう。
暖かくなるって素晴らしい。
重い腰も、えいやっと上がりそうです。

その勢いに乗って
この頃、実験的に少しづつ
「自分の手で実際にやってみる」を増やしています。

半世紀ほど生きて、
あらためて自分があまりにも

自給率が低いこと
実体験として、何も知らないことに
驚いたからです。

口に入るものも
身に付けるものも
大半をお金を出して、買ってきます。

その中には、本当に大切なものもありますが
大半は、特に好きでもなんでもない
愛着も、思い入れもないもののような気がします。

服は特にそうで、

値段が高くなくて、
そんなに可笑しくなくて
この変な体形に
入りさえすればよい感じ。

生きて使える時間を、万能引換券である「お金」を稼ぐために使って

その結果買っているものに愛着がないなんて

なんていうことだろう。

とはいえ、めんどくさがりな上に不器用な私。

いきなり服は無理でも
簡単なものから
少しづつ「自分の手で」やってみることにしたのです。

簡単すぎて笑われそうですが。

干しシイタケって高いな~と思ったんで
生シイタケを干してみたり。

生シイタケ並べている時は
こんなに安く、たくさんの量を買ってきたんだから
やっぱり自分の手でやるのは
お得だ!と思っていたのですが

20230315_自分で干しシイタケ

干してみたら何のことはない。

市販の干しシイタケのボリュームは
適正のお値段くらいと知り。

しかも、売っているものの方が
乾燥もしっかりされていて、長持ちしそう。

とはいえ、これもやって見たからの感想(乾燥?)なのです。

干したものは他にも、サツマイモや大根、ショウガ。

ショウガはおろすより
乾燥させて粉にする方が簡単でした。

ショウガを薄くする際、繊維に沿って切ってしまったので
粉末後も、繊維だらけになってしまい、

そうか、最初から繊維を切るようにスライスすれば良かったのね~。

そう学んだことも新鮮でした。

やっぱり、実際にやってみて
失敗しないと分からない。

もっと若いうちにそれに気づけば良かったのですが

悔しいかな、気が付いたのが遅かった。
残念ながら、気が付いた【今現在】が一番若いのです。

少しずつ「自分の手でやってみる」お話。

次回は、【超手抜きコンポスト】です。

無塗装の無垢の木にこだわる理由

こんにちは、もくせい工舎です。

私たちの家づくりでは、床、天井、内壁、外壁、建具の全てに本物の無垢の木を使っています。

それだけでなく、断熱材、防蟻剤や建具の接着剤にいたるまで、見えない部分の材料も極力人体に無害なものを選んでいます。
合板などに含まれる大量の化学薬品は、シックハウスの原因になるとも言われています。

また、せっかく自然素材をつかっても、テカテカの塗装で覆われたら木材は呼吸できません。
無垢の木は、自然に湿気を吸収・放出を繰り返し、室内の湿度を調節しています。

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無垢の木に秘められた力は、「呼吸」だけではありません。
ログハウスなど木をふんだんにつかったお店に入ると、なんとなくリラックスしたり、心地よくなったことはあるのではないでしょうか。

これは、木の香りや人工的には作り出せない木目のリズム、そして木肌の感触が、癒しをもたらしてくれるからなのです。
人工物は年月を経て劣化していきますが、自然素材は年月を経て味わいが増していくことからも、木の魅力がおわかりいただけると思っています。

「木」本来の持つ自然の力で、室内を快適に保ち、私たちの五感にやすらぎを与えてくれる。
これが、もくせい工舎が無塗装の無垢の木にこだわる理由です。

もくせい工舎で家を建てているのはどんな人?

こんにちは、もくせい工舎です。

もくせい工舎がつくる木の家に足を踏み入れると、「本物の自然素材にこだわった家って、こんなにも違うんですね!」とみなさん驚かれます。

お客さまの中には、アレルギーやシックハウス症候群に悩み、自然素材の家に興味を持つ方も多いです。
実際、代表・永家の家族も新建材を使った新築の家や店舗に行くと、気分が悪くなったり、アレルギー症状が出たりしていました。
化学物質に弱い方にとって、アレルギー症状やシックハウス症候群が起こりにくい自然素材の家は、大きなメリットがあります。

過敏な方にとって安心ということは、結局のところ、みんなにとって安心だということ。
そして何より、そこに居るだけで不思議と心も体も喜ぶのを感じられると思います。

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もくせい工舎のお客さまはどんな方が多いのかという質問で、「食べ物や着るものなど、オーガニック志向の人ばかりですか?」とよく聞かれます。
実際は、自然素材の家に住み始めてから徐々に食べ物や着るものへと関心が広がっていく方もたくさんいらっしゃるんです。

せっかく、自然素材の「住まい」の心地よさを感じてもらえたとしても、ただの夢で終っては意味がありません。
子育て世代の手に届くよう、コストやプランニングで創意工夫するのが私たちのポリシーです。

自然の素材から受ける恩恵に感謝して、その心地よさをみなさんと共有できることが私たちのよろこびなのです。

もくせい工舎ってどんな会社?

こんにちは、もくせい工舎です。

1992年に、当社代表・永家正光がリフォーム業を開業したのが、もくせい工舎のはじまり。
開業当初は、自然素材にこだわることはなく、とにかくお客様の要望に応えたい一心でリフォームを行っていました。
クロスやサイディングなどの化学建材(新建材)も扱っていたのですが、次第に違和感を感じるようになっていったのです...。

それもそのはず、代表の永家は、幼い頃から地元で大工をしていた父の姿を見て育ち、いつも木の香りに包まれて暮らしていた人。
それだけでなく、自身は「本物の木の家に住みたい!」と、床も壁も無垢の木でつくられた家を建て、その住み心地のよさを毎日感じていたんです。

「自分がよいと感じるものを信じよう」と一念発起してからは、無垢の木や塗り壁をつかってリフォームをはじめました。
そして、開業して約9年後の2001年10月に、もくせい工舎として新築事業に参入。
隅々まで自然素材にこだわった新築の家を提供するようになったのです。

もくせい工舎が大切にしているのは、「心も体も健やかに、安心して、笑顔で暮らすこと」

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ただ自然素材にこだわるだけでなく、手に届きやすい価格や、無理のないローン計画など、しっかりと現実に向き合った提案を大切にしています。

夫婦2人で営む小さな工務店ですが、一棟一棟に真摯に向き合った、丁寧な家づくりが自慢です。
新築やリフォームのご相談だけでなく、土地探しや「まずはどんな家なのか見てみたい」というご要望も大歓迎です。
まずは、お気軽にご連絡ください。

もったいなか~

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


ずいぶん前になりますが
ある大手のハウスメーカーの前を通りかかった時
住宅展示場のモデルハウスが
重機で壊されている所を見ました。

そんなに古くもない
私には立派すぎるような家を
誰も一度も住んでないにも関わらず

基礎の鉄筋もむき出しになって
バキバキと壊されている最中でした。

それからしばらくすると
同じ場所に
黒い壁に木目調の「今風」の
新しいモデルハウスが建っていました。

前回も書きましたが
わが家は住宅ローンを
主人がそこそこの年齢になるまで払わねばなりません。

その、えっちらおっちら返さねばなれない
大金で建てた家を
まるでマネキンの服を変えるように
取り替えてしまうことに
正直びっくりしたのです。

モデルハウスとは言え
何千万ではないの?

でも、「今風」に変えた方が
会社としてお得だから
変えてるわけです。

ひゃ~、すごい。
でも、もったいない。

家は、いずれゴミになる。

それを考えると
新しいモデルにするたびに
大量のゴミが出ていることになる。

それもすごい話です。

せっかく作ったのに・・・っていうのも
無しなのかなぁ。

家は商品であり、作品ではない。

大量生産、大量消費も
住宅にも当てはまるとすれば

ちょっと考えてしまいます。

もったいなか~。

できれば
大事につくって
大切に使い続けてもらって
その役目を終えた時
土に還りやすいような家だと

環境に対する
後ろめたさも軽くなりそうです。

あの取り壊すお金って、社長さんの自腹なんだろうか。

・・・そんなはずないんだけれど。

モデルハウスの取り換えも
有名タレント起用のテレビのCMも
すべて広告料。

どこから来たのか
その広告料。

ちなみに
もくせい工舎にはモデルハウスがありません。

見学会か、個別のOB様邸訪問にて
ご案内しています。

たぶん、そんなこと(広告だけのため)に大金使いたくないのと
せっかく作ったのにもったいないからだと思います。

・・・ケチなんですかね?

いやいや、
環境的にはよい判断だと
個人的には思います(*^^*)

大事につくって
大事に使おう。
んで、できるだけ地球に還そう。

私にとって何がリスクか

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


いかにお金を増やすか。
それに精通した頭の良い人たちは言う。

資産価値にならないなら、家を持つことはリスクでしかないと。

私はお金儲けも苦手な上
そういった頭も悪いので、
そうなのかなぁ、と思う。

だからダメなんだともいえるけど
家=資産で、お金としての価値だけなのか
どうも腑に落ちないのです。

わが家はローンを
主人がそこそこの年齢になるまで払わねばばりません。

そのことを考えると
とても気が遠くなります。

家を建てる時
永家Tさんが、わが家の家計のあれこれを一緒に考えてくれて
納得してのGO!だったのですが
不安になる時がないわけではありません。

世の中どうなるか分からない。

一方で
「どうせウチには建てられない」

そう思ったまま、あのカビだらけのアパートで
ずっと暮らしていた場合も想像します。

もし、明日自分の命がなくなった時
どちらが残念だろう。

明日死んだら、
借金(ローン)は返せないままだけど、
大好きな木の家で暮らした記憶は残ります。

もし、アパートにいたまま死んだら
「私にはできなかったな
でも、借金はしなかったな」
・・・と手元の小銭を抱えて
思うのでしょうか。

「夢のマイホーム」「幸せの家づくり」

そんな言葉が並ぶ中

私は根暗なので、家を建てたから幸せになるとか
そんなわけではないかもな~と思います。

ただ、ひとつ言えるとすれば
私たちは
日々、何かを作り出している。

それは、毎日の献立や
家族に持たせるお弁当や、
たまにする玄関掃除、
誰かにかける言葉、
誰かに対する態度まで、

それらは日々作品といえます。

本当に支払いを無事終えるか不安をかかえたまま

木の家にすんでいますが

庭の石をとりだし、
小さな畑をつくり、
庭を育て、
小鳥を呼び

そうしてきた私たち家族の数年は

リスクでしかないのでしょうか。

人生は何を経験し
何を思い
どう行動したか

それがその人の豊かさだとしたら

自分はちっとも損をしなかった。
うまい事やった

そう言って
使いきれないほどの資産を残して

私は死にたいんだろうか。

手元に万能引換券(お金)を大量に残しても、
それを失う心配ばかりして

たいして何も経験せず
たいして何も生み出さない

その方が私にとっての
後悔になりかねないような気がします。


忙しい永家さんたちが
ブログを書く時間もなかなかなくて
私がこうして、代わりに
拙いことを書き連ねているのですが

きっと、何かのご縁あって
これを読まれている方がいるのかなと思います。

木が好きだったり
自然なものが好きだったり

そういった家づくりが気になってはいるけれど
どうしたものかと
思われている方かもしれません。

そういった方の参考になるかは分かりませんが

私にとって
木の家は理屈じゃないのです。

世の中完璧なものなどないし、
わが家にしても
ああすれば良かった、こうすれば良かったとか
多々ある。

でも、もう一度家を建てるにしても
やっぱり自然な家を建てると思います。

それは、木の家が
ただただ、好きだという理由です。

リスクとか何とか頭で考える以上に

生き物として
私には木の家が必要だったとしか言えない。

少なくとも
もし、今暮らしておられるお家が
新建材などを使ったよくあるお家やアパートなら

同じ材料でなく
違った素材で建てた家は
やっぱり見てみる方が良いと思います。

そこで劇的に何か感じれば
同じように、きっと自然な家が必要な方なのでしょう。

家を頭だけで考えるか
本能で考えるか。

両極端にはできないけれど

自然なものが好きな方には

木の家が好き

木の家ってやっぱりいいんじゃないかなと
そう思います。

一括で払える方を除き、多くはローンで家を購入します。
お金の不安は、まず永家Tさんにご相談ください。
事細かに、一緒に考えてくれます。
(本当に無理なら、まず審査に通りませんし。)
できるかどうかを、自分だけで考えるより
建てるにしろ、建てないにしろ
一歩進むはずです。

幸い、もくせい工舎は営業職がおりません。
つまり、しつこく勧誘する時間もスタッフもいないので
その点、ご安心を(*^^*)

見学会にいったら最後、ってこともありません。

お施主さんの中にも
最初の出会いから数年という方も
たくさんおられますので。

良かったら、一度木の家をご覧になってください。

見学会でも、OB様邸訪問でも良いと思います。
ぜひ♪

家にも自助力

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


「10年に一度級」の寒波が、直撃した先週。

皆さま、大丈夫でしたか?

202301_雪と南天

1/24の午後から、急にあれよあれよと積もりだして
あっという間に雪景色。

ウチの長男の車は
遊園地のコーヒーカップの乗り物のように
ツーっと一回転したらしく
「相手がおらんで良かった~」と胸をなでおろしておりました。

202301_雪とハトヤバラ

その前に数日続いた暖かい日に、
春と勘違いしたハトヤバラも、かわいそうなことになっていました。


「夏涼しく、冬暖かい。」

住宅メーカーの広告によく出てくる言葉ですが
「ワンランク上の家づくり」同様、
何を基準にしてかはよく分かりません。

少なくともそれが
電力に頼っての涼しさ暖かさなら
何らかの理由で停電してしまえば
あまりアテにはできない気もします。

その点で、家の断熱性能が高いことは
いざという時「しのぐ」一助にはなりそうです。

もくせい工舎ではリフォームも行っていますが
その際、新築同様
壁には羊毛入りの断熱材を、しっかり敷き詰めます。

見た目だけでなく、「守る力」が増します。

家の快適を維持するのに、なるべく少ないエネルギーですむように

しのいだり、守ったりする家の【自助力】は
きっと大事になってくるのではないかと思います。

時々、大学時代に先生がおっしゃっていたことを
思い出します。
(なにせ数十年前なので、うろ覚えですが)

昔の庶民の家は
1つの部屋が
居間になったり、ダイニングになったり、
寝室になったり。

そこに、こたつや火鉢といった
局所暖房ひとつあれば
家族みんなが温かいわけでしょ?

今みたいに
それぞれが個室にこもって
それぞれの部屋全体を暖めようとしたら
いくらエネルギーがあっても足りない。

日本の暮らしには
局所暖房が一番理に適っていると思います。

・・・とかなんとか言っておられたような。

エアコンで空気全体をウンウン暖めようとするより
こたつの方がダイレクトに暖かい。

断熱性能の良い家で
あまりエネルギーを使わずにすんで
みんなでこたつにでも入りながら
まったりするのは

おさいふにも
環境にも

ついでに家内安全にも
良さそうであります。

いざという時も
そうでない時も

自分で自分を守る
自助力の高さは

家にとっても
人にとっても
御守りみたいなものかもしれません。

おやかたのやかた

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年明け最初の撮影に
先日伺いました。

向かったのは、日田の原田左研さん。
もくせい工舎のお家の壁を手がける職人さんの所です。

実は、今度のお施主様は
原田親方、その人なのでした。

あの原田の親方が、自分の手で手掛ける我が家。

きっとひっくり返るような大豪邸で、
どこかの料亭とか、高級旅館のような内装に違いない!

ついつい、勝手にすごい妄想をしてしまいます。

鼻息荒く、10年ぶりくらいに訪れる原田左研。

出迎えたのはこちら。

2023_原田の親方新築外観

・・・あれ?
サイズ的にはいつものもくせい工舎のお家の感じ。
(親方の感覚が至極全うだっただけで、原因は、私の勝手な妄想が暴走してたからです。失礼しました。)

でも、でも!
よ~く見ると、やっぱりちょっと違う!

それはそれは、細かく違うんです!
細かく、ひっそり美しいんです!

例えば軒天!

親方の家の軒天

・・・裏まで美しい。

あと、細かくはここ!

原田親方新築・柱の基礎
(・・・ここ、名称なんて言うんだろう(^-^;)

丸くて黒くて、ぽってりして可愛い。

美は細部に宿るといいますが
ちょっとした遊び心を見つけるのは楽しく嬉しい。

さて、そのお家の中身ですが

原田親方新築・玄関

わ~!なんだこれは~!すご~い!

圧巻の土の色味!

ひんやりとも違う、温かい清々しさ!
空気が綺麗なのがすぐ分かります。

この温かな色味の中にいると、
あなぐらに入ったかのような安心感があるから不思議です。

原田親方新築・玄関ホール

芸術的。

ステンドグラスの建具を開けるとリビング。

原田親方新築・リビング

稲わらを入れた漆喰が、本当に優しくいい感じ!

光と影の陰影や凹凸が、とても見ていて落ち着きます。

原田親方新築・リビングの建具

大窪建具さんも、力入ってます!

あの人は好いものをつくるだろうから、
それに合うものをつくりたい!

職人さん達の思いの
相乗効果なんでしょうか。すごく似合います。

原田親方新築・キッチン

見てください。キッチンの横の壁。
すごく渋くて、良い色です。

思わず親方に「良いな~ずるいな~」と言ってしまいました。

湯布院かどこかの高級旅館のフロントみたい。
味があって、品があって、なのに優しく温かい。

いいなぁ~。

あと、トイレも一味違う!

原田親方新築・トイレ

いつもなら、松葉引きの漆喰の下部は
腰板なのですが

原田親方新築・トイレ壁

可愛いタイルの下部は
ツルツルの漆喰。

原田左研のサイトに泥団子のことが載っているのですが
漆喰を磨くとテカテカ鏡のようにツルツルになるそうなんです。

「・・・これ、泥団子のつくり方ですか?」

「うん。もっとピカピカになるよ。」

すご~い!を通り越して
もう、羨ましい。

ピカピカにすればよかったと思ってしまう。

実は撮影中、親方のお友達もいらっしゃって
一緒に話を伺っていたのですが
その方も感心しきりでした。

やっぱりよく見る新建材の家とは違いますし、
さらに親方自身のお家なので、
もくせい工舎のお家を見慣れている私にとっても
新鮮で斬新なのでした。

そのお友達の方と話をしていて
「玄関に入っても、新築特有の臭い、しないですよね」
っていうと

「・・・本当だ‼」と改めてビックリされていました。

化学薬品臭くないのです。

いやはや、本当はもっとお見せしたいのですが
今回はここまで。

いずれ施工事例として、きちんとご報告いたします。

日田なので、特に見学会もなかったのですが
本当に圧巻の【土の家】。

原田親方新築・壁

親方のご家族への思いと、
職人魂を感じるお家でした。