見えない所だからこそしっかりと。大切な住まいを建てる土台のお話

こんにちは、もくせい工舎です。

もくせい工舎の家づくりでは、環境に優しい「砕石パイル工法」を採用しています。

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2016年の熊本地震で起きた数々の被害を覚えているでしょうか。

この地震によって注目を集めたのが「砕石パイル工法」と呼ばれる施工方法でした。
地震によってたくさんの家が傾いたり、地盤沈下したりするなか、砕石を使って地盤改良した家は、倒壊を免れました。

砕石パイル工法とは、小さく砕いた天然石を地面に詰め込んで形成した石柱を使って地盤を補強する工法です。
固化材などを使わなくとも地盤の支持力を高められるのがメリットです。
地震の揺れに強いだけでなく、水はけがよいため、液状化を防ぐ効果も期待できます。

従来型の地盤改良工法では、さまざまな人工物が地中に埋め込まれており、それらの人工物は年月が経つにつれて劣化する可能性あることが問題視されてきました。
一方、砕石パイル工法では、自然石以外の材料を使わないため、いつか家がなくなったときに負の遺産が残りません。
撤去費用の負担のリスクも軽減できるのです。

地震が頻発している現在の日本において、地震は「いつくるかわからない」「明日きてもおかしくない」と言っても過言ではありません。

歴史的な建物の地盤改良工事では、昔から石が使われてきました。
海外などで何百年も前の建物が残っているのは、石造りの建物が多いですよね。

自然の鉱物である「石」を使った砕石パイル工法は、環境に優しいだけでなく、地震に強く、将来までの安心を見据えた工法なのです。

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