自由設計とかけて、焼肉バイキングと、とく?

大喜利のお題のようですが、

それはさておき、美術館の話です(・ω・)ノ←話もすご~く飛びますが


2012年3月に閉館してしまったのですが、

大分県には由布院美術館という建物があります。

由布院美術館中庭


佐藤 溪(けい)さんと言う、放浪の詩人画家の作品や

万華鏡などの展示をしていました。

展示も興味深かったのですが

とくに、美術館の建物が面白くて

個人的に、大好きな、大好きな場所でした ( ̄▽ ̄)

旧・由布院美術館入り口

設計は、象設計集団。

入り口を抜けて中庭に出たときから別世界で

トイレすら、モザイクタイルの造作が可愛く

そこにいるだけで童心にかえったような

ワクワク感のある建物でした (*^_^*)

中庭

メイン展示室の小山の上に登って

往来をゆく観光客を眼下に

お山の大将のごとく由布岳を眺めたり、

みんなで浸かるとアートになる【ともだち足湯】があったり・・・(・ω・)♪

由布院美術館内部

企画も面白く、中庭のシンボルのようなポストには

一年後に届くハガキが出せました。

一年後の未来あてに手紙を出す


いやはや、また行けるものなら行ってみたい

そんな建物でありました。

・・・閉館は本当に残念~! (T_T)



象設計集団の建物は、本当に色々面白くて

見ているだけで、既成概念が吹き飛んじゃう (・ω・)ノ

でも、独特な味わいがあって

行ってみたい、見てみたい建物が個人的に多いのです(*^_^*)

岐阜の多治見中学校なんか、

うわ~、こんな校舎で過ごしたかった~!(≧▽≦)

廊下なり、中庭なり、アルコープなり、屋上なり

【居場所】のある雰囲気がすごくいいのです(・ω・)ノ

居ていい【居場所】のないほど落ち着かないことはないですしね(T_T)←なぜに泣く?

面白いので、興味のある方は覗いてみて下さいね (*^_^*)



とはいえ、わが家のようなアパートの家賃くらいのローンにも

内心ヒヤヒヤ過ごす身には

とてもとても手が出せそうにない。

しかも、住みやすさとか色々考えると

心解き放つ憧れの【自由度】ではあるけれど、

正直、後々の責任取れない・・・( ̄▽ ̄;)



空は飛びたし、翼はナシ。地べたを離れられません。



そんなことを色々考えると

大多数が一般的に建てる【注文住宅】であり、【自由設計】って

暗黙の枠のようなものがある。

建てる前は、

「あんな風にしてみたい」「こんな風にできたら」と想像するに楽しかったのに

実際口にすると、「・・・あ~、でも、・・・お金かかるよ?( ̄▽ ̄;)」と言われれば

「・・・あ~↓(・・・トーンが下っちゃうのがミソ)、そうなんですねェ・・・↓( ̄▽ ̄;)」と言わざるを得ない。

話が進めば進むほど、たしかに【自由】ではあるんだけど【ある程度の限度】を思い知らされちゃう。


で、あのお題です(・ω・)ノ

【自由設計】とかけて、【焼肉バイキング】ととく

そのこころは、なんでも選べますが、さらに美味しい特注メニューには【追加料金】が必要でしょう

・・・・。自分でオチに凹みます・・・ ( ̄▽ ̄;)・・・ど~ん↓

焼肉バイキング。自由に食べれるけど、選べる内容は予算次第

でも、それぞれの価格帯に何を盛り込むか?

それは、焼肉屋さん(じゃなかった、工務店)の

コストパフォーマンスや気概・・・なのかもしれません。



でも、お客さんの「・・・あ~↓」っていう反応に

どこか、言うに言われぬ【残念】のあることを、
(「だって予仕方ないじゃん!」だけで済ませるのは簡単なのですが)

対応できる出来ないにかかわらず

「・・・本当は残念なんだろうな~」って

少しでもわかってくれているかどうかは

作り手の、もう【懐の深さ】の話になります。

その辺が、次の【違い】につながる。

理想論ですが、その辺をくみ取れるかが

【違い】かも?って思います (・ω・)