にわには【注:蜂の画像あり】

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


GWです。

・・・が、SW。ステイホーム週間の今年。

これ以上感染を広げないために

今は耐えるときでもあります。


「閉じこもっているのが嫌いだし、ストレスなんで~」
  ↓
感染拡大
  ↓
経済悪化
  ↓
仕事無くなる

・・・では、しゃれにならないので

とにかく、医療関係をはじめ

矢面に立って、必死で戦っている人たちの

邪魔だけはしないようにしたいと思っています。

(ちなみに、私たちが生活する上で欠かせないお仕事をされている人を
エッセンシャル・ワーカーというのだそうです。
医療従事者もそうですし、公共機関、物流、スーパーやドラックストア等々。
後日知り、勉強になりました~。)



今日は、ハチ・・・


猫のハチ


・・・ではなく、蜂の話。


【蜂とカマキリの画像がでてきます】ので

苦手な方は、パスしてくださいね。


それでは本題に移ります。


GWが近づくと、我が家のナニワイバラが満開になります。


20200430_ナニワイバラ


鋭すぎるトゲと、樹形が暴れすぎる欠点をのぞけば

すこぶる強健で、とにかく花がかわいい。

たくさん咲いていると、遠目には目玉焼きのよう。


アパート時代に、ご近所の花屋さんの屋根に

覆うように咲いていたのが羨ましくて

いつか家を建てたら、庭に植えたいと思っていたのでした。


(ただし、本当にトゲが痛い。主人が血しぶきあげて(?)選定しています・・・)


実は、このナニワイバラ。

蜂に大人気。

なんやかやと、お役に立てているようです。


20200430_ミツバチ


日本ミツバチ?・・・ではなく、おそらく西洋ミツバチです。


20200430_ミツバチ


花粉大漁、大豊作。重そうです。


20200430_ミツバチとヒラタアブ


ミツバチとヒラタアブで、場所取り合戦も。


・・・心配しているのは

そこに、いつもいるはずのマルハナバチがいないこと。


マルハナバチ
昨年シマトネリコの花に集まってきた、マルハナバチ


マルハナバチは、「ブ~~~~ン‼」とカナブン並みの爆音で

飛んでくる丸っこい蜂です。

大きさもカナブン並みで

見た目はおっかないのですが、

基本こちらが何もしなければ、おとなしい蜂です。


いつもなら、ミツバチ以上に

ナニワイバラに集まってくるのに

・・・いない。


もこもこの毛に覆われたマルハナバチは

暑さが苦手だそうで、実は半減も心配されているらしい。


「ふ~ん。そうなんや~」では終われない蜂の話。

以前にも、こちらのブログで書かせていただいたのですが

蜂がいなくなれば、受粉できなくなる植物が出てくる。

「ミツバチが絶滅したら、私たちの食べ物の7割が消える」といわれていて

個人的に、なんとか蜜源となる木や花を

庭先から増やせないかと思っていたのでした。


【関連記事:ミツバチが支えている】


マルハナバチ自体は、寒くなるまでよく見る蜂なので

もうちょっと後になって、無事に姿を見せてくれたら良いなと思っています。


私は元来めんどくさがりなので

こまめに庭の手入れをしません。

ただ、雑木林っぽいというか

森のような場所が好きなので

木と土は、必須でした。


森には土


不思議なもので、いくら樹形の良い雑木を植えたところで

地面がコンクリートだと、さっぱり森っぽくならない。

土があり、草も生え、落ち葉もある。

そうすると、小さくても森っぽい気がします。

土を踏む、という感触も好きなので

草ボーボーのリスクを背負っても

コンクリートで固める気になれませんでした。


それと、蜂もですが

土にも当然生態系があって、

なるべくそれを残すことは

勝手に土地を奪って、家を建ててしまったことへの

自分なりのお詫びでもありました。

全部、人間仕様にしない。せめて一部は、自然と共有する。

ささやかな自己満足でもあります。


草が生えて面倒なのですが

木を植え、花を植えることは

こんな巣ごもり状態のときにも

ヒマを与えません。


・・・草抜かな、いかんもん。


コンクリートで埋めてしまえば、手間はかかりません。

でも、手間以上に

大事なことがあるような気がするのです。



かまきり