香りに有害物質が!? 『化学物質過敏症』を知っていますか?

こんにちは、もくせい工舎です。

皆さんは、どんな洗濯洗剤を使っていますか?
昨今は「香りが長持ちする」など、香りの強さを強調する製品がたくさん売り出されているようです。

もちろん、「衣類から良い香りがする」ことを魅力に感じる人もいらっしゃると思います。しかし、洗剤や柔軟剤などに含まれる芳香成分の正体は、化学物質
柔軟剤などに含まれる成分を分析すると「マイクロカプセル」といわれる化学物質によってできた微粒子が検出されるそうです。

7-1.jpeg

自分自身にとっては良い香りであっても、人によっては、この化学物質により頭痛やめまい、倦怠感などの体調不良が表れ、症状が重症化すると「化学物質過敏症」という病気を発症してしまうのです。

7-2.jpeg

化学物質はこのようなアレルギー疾患様の症状だけでなく、体内に蓄積し慢性的な症状を来すという中毒性疾患に近い性質を持っているので注意が必要です。

香り付きの柔軟剤を使うと、化学物質を床や壁、天井に気化散布させている状態になります。
例え自然素材の家に住んでいても、生活の中に化学物質を使った製品が多いと、ビニールクロスやワックスを塗った建材を使っているのと同じことになってしまいます。

体に優しい自然派の洗剤はネットなどでも気軽に手に入ります
前回のブログでも、隆美さんの家事術として化学物質を使わない洗濯のコツをご紹介しています。
ぜひ参考に、日頃使っている生活用品を見直してみてください。

【隆美さんの家事術】地球にも体にも優しい洗濯のコツ

こんにちは、もくせい工舎です。

ナチュラルクリーニングとは、自然界にある「酸性」や「アルカリ性」の安心な素材を使ったお掃除法のこと。環境に与える影響が少なく、すすぐ際の水の汚れや量を減らすことができ、比較的安全なので、子どもやペットのいる家でも安心して使えるのが魅力です。

ナチュラルクリーニングと聞くと「丁寧な暮らしを送っている人だけができるもの」「家事に仕事に忙しい私には無理...」と思われる方も多いと思います。
しかし、もくせい工舎の代表・永家の妻であり、お客さまから"第2のお母さん"として親しまれている隆美さんに言わせると、答えはNO。

実は時短になって、忙しい人にこそおすすめなのがナチュラルクリーンニングなのだそうです。

6-1.jpeg

ナチュラルクリーニングの秘訣は、汚れのメカニズムを化学的に理解すること。
何の汚れを落とそうとしているのかを考えれば、簡単に汚れを落とすことができます。

今回は、洗濯のナチュラルクリーニングについてご紹介します。

洗濯で気になる汚れといえば、ワイシャツの襟元や脇の黄ばみや黒ずみ
どちらも汚れる原因は皮脂です。
そのため、セスキ炭酸ソーダ水をシュシュっとスプレーしたあと、普通に洗濯すればOK。
しつこい汚れには、ペーストにした重曹を直接塗って酸性漂白剤の入ったお湯につけ置きした後、手でやさしくもみ洗いし普通に洗濯機で洗うといいでしょう。

6-2.jpeg

汚れが気にならない時でも、脱水前にクエン酸を入れると、皮脂による黄ばみや黒ずみを未然に防ぐことができます。

ちなみに、隆美さんがおすすめする洗濯洗剤は、お肌と地球にやさしい『海へ』。
添加物ゼロで100%海に還ることが証明された「易生分解性洗剤」です。
気になる方はHPを検索してみてください!