年月が育てるもの【古民家のリフォーム】

ちょっとご報告が遅れてしまいましたが

7月の上旬、中津市内でリフォームが完了しました(^O^)/

もくせい工舎がリフォーム?

実は、もともとはリフォームが始まり。

リフォーム業をしていくうちに、合板やグラスウール、サイディングを使うことに疑問をもって

現在、手の届く「本物の自然素材の家」を建てている次第です。


「リフォームで同じお金をかけるなら合板も塩ビシートもクロスも、もうイヤだ!」

そんなお客様が、無垢の木の肌触りや漆喰の温かみに惹かれて

リフォームのご依頼をいただくことがあるのです(*^_^*)

今回も、以前リフォームした現場を目にされて

お気に召していただけたご縁でした(*´▽`*)


新築は新築の良さがありますが

リフォームは別の面白さというかやりがいがあります。


新築にはない、年月が育てた意匠(デザイン)があるからです。

それは新築時に、古民家風と、どんなに真似て建てたところで

絶対に出せない風格や味わい、気品があります。

あと、長年住んでこられた方の思いも。

それをどう活かしてより良くしていくかが

腕の見せ所というか、醍醐味でもあるのです。


blog_yosi.jpg

施工実績にも、詳しく掲載しております。

良かったらbefor➡afterをご覧になってくださいね(*^_^*)

ホメラレモセズ

雨ニモマケズ

雨ニモ負ケズ

風ニモ負ケズ・・・

宮沢 賢治の有名な詩ですが

若い時はあまりピンときませんでした。

分かっていないってことでは、今でも同じなのでしょうが

特に

『 ミンナニデクノボートヨバレ

 ホメラレモセズ

 クニモサレズ

 サウイフモノニ

 ワタシハナリタイ』

・・・・ん?

なんで?褒められた方がいいじゃないの~?って思ってました。

でも今にして思えば

褒められれば色々なものが高くなるのかな~、と思います。

プライドや鼻や目線とか・・・?

気を付けて自分を律していないと

うっかり、どっか人を高いところから見てしまうんじゃないか。

幸いホメラレモセズにすむことの方が多い私ですが

やっぱりチョット頑張れば、偉いような気がしてる。

「自分はこれだけ人のためにやってやってるんだ!<(`^´)>」

みたいな、偉そうな気持になっちゃう。

どんなに行いが立派(な、つもり)でも

高いところに自分がいれば、相対的に低くしてしまう誰かがいて、

いい気分どころか嫌な思いをさせることすらあるわけです。

それは、完璧な言葉使いや礼儀をどんなに尽くしても

どこか雰囲気ででちゃう。

「こうしてやってやってるんだ」とか

「あんたの為にいってやってるんだ」ってニオイがすれば

それは、やっぱり周りのひとはあったかい気持ちにはなれない。



でも褒められないと

やっぱり認めてもらえてないように感じる…?かな?


そのことについては、またの機会にでも(^。^)


ホメラレモセズ

クニモサレズ



 
・・・・・・う~ん(・.・;)

でも、みんなに【デクノボー】なんて呼ばれたら

さすがにちょっと。 


・・・2日間くらい立ち上がれないかも、です(-_-)

ハイパーデクノボーだけど。