ろくなものにならない
ろくな品物がない。
ろくでなし。
ろくな休みがない。
ろくに食べれない。
・・・・・・・・・( ̄▽ ̄;)
こうやって並べてみると、スゴイな「ろく」・・・( ̄▽ ̄;)
「ろく」とは、陸。
意味は
①(打消しの言葉を用いて)正常なこと。まともなこと。満足できる状態である事。またそのさま。まとも。
②(陸)土地や物の面の平らなこと。また、そのさま。平坦。
③気分の平らかなこと。安らかなこと。またそのさま。
「お前らは、ろくな大人になれない」
「あんたみたいなんは、世の中で生きていけん」
子ども達よ、この言葉に脅されるなよ。
思うようにいかない相手(子ども)を脅かして
自分の言うとおりに、思い通りにさせたいだけだぞ。
とはいえ、「やっぱりまずかったかな」そう思う所や
頑張ればなおせるところは、直そう。
そうすれば、一歩前進できるから。
でも、「ろくな大人になれないんじゃ?」
「生きていけないんじゃ?」なんて
根っこから、自分をもうダメだって思わないでほしい。
どうか、頭の固い「まともな誰かさん」の【ものさし】で計られて
どうか自分を、自分自身を、どうせダメだってあきらめないでほしい。
「ろくな大人になれない」と言われて、大人になった人しか
そう言われる子供たちの気持ちはわからない。
「世の中わたっていけん」そう言われて
なんとか生きている人も、きっといる。
世渡り上手じゃないから
はみ出す人の気持ちが、弱い人の声にならない声が
あなたには聞こえるんでしょう?
だから、「ろくな大人になれない」そう言われたあなたにも
「世の中うまくわたれない」そんなあなたにも
きっとできることがある。
殴られて育ったからと、殴る大人になる人もいれば
殴られて育ったから、殴らない大人になる人もいる。
今のあなたは、子供の頃会いたかった大人になっていますか?
私は、どうだろう?
私は、どうだろう?