バスマットと美味しそうな?材料

通販で、バスマットを買いました (・ω・)ノ♪

しかも、珪藻土の。

珪藻土のバスマット

珪藻土って、あの珪藻土?

そう、あの「珪藻土」と消石灰を原料にできたバスマットです( ̄▽ ̄)

サラッとすぐ乾く♪

バスマットの洗濯しなくていい♪

等々、広告をつくる身なのに、ついつい謳い文句につられてしまったのです( ̄▽ ̄;)
↑ ミイラ取りミイラになりにけり?



で?・・・どうだったか?

使ってみる

え~っと、個人的には好きな使用感です(*^_^*)♪

河川プールで、川から滑らかな石のところに上がったような感じ?でしょうか (。´・ω・)?

当然、フワフワじゃありませんが

嫌みのない使用感でした(・ω・)♪



いやはや、人のアイデアって面白い♪

珪藻土でこんなにいいんだから、いっそのことお風呂の上がったところ

三和土にしちゃったらどうなんだろう( ̄▽ ̄)♪ってついつい思っちゃいました。



しかし、よく聞く珪藻土。

健康素材的な、体に良さそうなイメージがします。

漆喰と似たようなイメージがする、珪藻土。

・・・で?そもそも珪藻土ってなんじゃらほい?



珪藻土とは、「珪藻」という藻類の一種の殻の化石、その堆積物です。

海や沼湖の底に蓄積され岩石のようになるので

それを粉砕して使うようです。

昔から保温性と適度な吸湿性があるので壁土として使われてきて

近年の自然素材への関心の高まりとともに注目されています。

HM、工務店でも、珪藻土って広告によく書いてありますよね( ̄▽ ̄)

漆喰に似た外観にプロじゃなくても仕上げることができるので

DIYのコーナーでもみかけたりします。



・・・・じゃ、なぜそんなスグレモノ、もくせい工舎で使ってないの? (。´・ω・)?


珪藻土自体には接着性がないので

建材として使おうと思うと

石灰やアクリル系接着剤などを混ぜて使わねばならず

何がどれだけ入っているか分からない。

ほんのちょっぴりでも、「珪藻土入りの手軽に塗れるDIYグッズ」として売れるから。



だから、この方がそれを許さない。

何が入ってるかわかんないもの使わない親方

以前、日田の原田左研の事務所に伺って

漆喰の特徴や、材料についてお話を聞いたことがありました。

親方材料を説明する

食べられそうなものばかり



・・・・なんか、親方のとこの材料って・・・

・・・美味しそうですね ( ̄▽ ̄;)

言えば言うほど

家の広告が、薬の広告みたいな今日この頃。

健康、免疫etc.・・・(・ω・)

・・・・・・( ̄▽ ̄;)・・・・・

そういえば、ずいぶん前の新聞の記事に

製薬会社の医療用医薬品の疾患啓発CMに

「販促目的」という批判の声があがっていることが載っていました。
薬屋さんに売っていない薬品で、お医者さんにいけば処方してもらえるのが分かるCM。
「お医者さんに相談だ!♪」とかありました。




広告を作る身としては、正直、ドキッとしました。

個々の病気の症状を説明し

「心当たり」と「相談」のフレーズをあげる・・・( ̄▽ ̄;)
ドラックストアなんかには、ひっきりなしにその形式の放送がかかってますが・・・(^-^;


医療用薬品とは違うといっても

広告を作る側からすれば(特に、自然素材の良さを伝えようとすれば)

他社や、他の類似商品と「どこがどうちがうのか」というのは

魅力を伝える手段でもあります。

「どこがちがうのか」

それは、見る側の人にとっても、気になることでしょう。

「どこがどうちがうのか」良く分からない製品が多数あふれる中で

何百円かで買えるものならともかく

家などは、その最たるものと言えるかもしれません(ーー;)

広告で違いを表現するのは難しい

薬や化粧品もそうですが

【効能】は期待できるものであって

【絶対】ではありません。

だから、自然素材で建てたからと言って

期待できる【効果】はあっても

風邪ひとつひかなくなるわけじゃない。

「売る」ために【絶対的な】言い方をすればするほど

責任だってとれないはずです。

高く昇れば上るほど、降りれなくなっちゃう。

「ダイエット効果がなければ返品OK!」なんて書いてても

いざ返品しようとすれば

「ほかの方にはご満足頂いてるのに

【効果】がないと感じるのは、使用方法や個人的な見解に問題がある」なんて言われたら

「・・・じゃ、自分が悪いの?」って泣き寝入りせねばならない。

【効果】は期待できる。でも【絶対】ではない。

期待させ過ぎない。期待しすぎない。

長短は表裏一体。

そこを根っこにしっかり持っていなければいけないような気がします。

広告を作るにしても、反対に消費者の立場としてのワタシにしても。

長所を言えば言うほど、かける期待は大きくなる。

かけた期待が大きいほど、反動も大きい(長短は一体なのだとしたら)

でも、例え控えめに言っていても、その効果が【本物】なら心配いらない。

過剰な期待がなかった分、その嬉しさは何倍にもなる。

言えば言うほど。

聞けば聞くほど。



だから、広告の言葉を糸口に気になったことも

【絶対】ではないかもしれないけど

実際それを自分はどう感じるのか?

「Go!」か、「いや、まだ待て」なのか。

自分の第六感でも確かめてみる。



答えがどちらでも、家も出会う人と同じく【縁】だと思うのです(・ω・)