本編スタート

爽やかな声で春を告げる鶯。

庭のしだの木のみかんを食べにくる愛らしいメジロ。

春めいた陽気に誘われ、和ませてくれています。


そんな中、10日(火)に春一番の上棟でした。


恒例の天気予報に、首っ丈の日々。
      (予報に心惹かれてるわけではないけれど)


二週前の天気予報は大丈夫。 ヨッシャ!

一週前の天気予報は前々日が怪しい (;_;)

そして、4日前の予報は、前日が雨マーク><


相変わらずの上棟前の日々でした。

二日前から上棟の準備が始まります。

   二日前:土台敷き

   前日:床下断熱材及び根太レス作業


上棟日を含め、せめて三日間は雨を避けたいのです。

何より、お施主様の大切な木材を濡らしたくないのです。


今回は、二日前は曇り空の中土台敷き完了。

      前日は雨のため、作業中止。

そして、当日は晴天に恵まれました\(^o^)/

上棟


が、寒の戻りなのでしょうか、強風が伴い気温2℃と

前日まで春めいていたのが嘘のようでした。


でも、雨に降られるより良かった^^ 


お施主様の大切な材木を濡らさずに済み

職人さんたちにも事故なく

上棟が滞りなく終了しました(*^_^*)

上棟

いよいよ、笑顔で暮らせる家づくり物語の本編が始まりました。


大いに楽しんでくださいませm(__)m


職人さん達と心を込めて、携わります!(^^)!


おめでとうございました(^_^)V

サイレン

ウ〜、ウ〜、ウ〜、ウ〜・・・・



突然のけたたましいサイレンの音。

「・・・そうだった!」



午後2時45分。

4年前の今日、東日本を襲った大震災。その発生時刻。



サイレンは、黙とうを知らせるものだったのです。



「・・・今日は東日本の震災の日だな・・・」

朝まで覚えてて、作業してる間に・・・すっかり忘れてしまっていたのです(´-ω-`)↓

サイレンの音に驚いて、

「しまった!」と思っても、・・・忘れていた自分。

・・・反省します。



広島長崎の原爆投下時刻も、今回の震災の発生時刻も、

うっかり忘れていると、そのサイレンにびっくりします。

でも、びっくりするのと同様に、

きっと同じように、こんな風に当たり前に続くはずだった【日常】が

いきなり、バッサリ切り離されてしまったんだと思って、怖くなります。



今回のサイレンが鳴った時、皆さんはどうしていましたか?

会社でしょうか?

運転中でしょうか?

ご主人は?奥様は?・・・お子様は?



あの震災の起こった時刻、自分も同じようになっていればどうなっていたか?

・・・想像してみても、怖い。

当時は、幼稚園だった下の子を迎えに行って、家に帰り着いたくらいでしょう。

上の子は、小学校。戻ってきていない時刻です。

主人は、車で一時間ほどかかる会社にいました。

下の子となんとか逃げても、お兄ちゃんはどうしよう。

お父さんはどうやって戻るんだろう?

Q太郎はどうしよう。



つまらない、どうでもいい、変わり映えのない【日常】?

とんでもない!

なにもない。事無きを得ている。【無事】であることがどんなに尊いか!



何でもないようなこと。

とりとめもないような話で、ゲラゲラ笑ってくれる家族のいることが

どんなに有難いことなのか。

ワタシは、こんな機会でもなければ忘れてしまう。



大反省です(´-ω-`)

想像して創造してみる

本格的にお家を建てることになって、

さらに建築関係の雑誌などをよく見るようになりました(・ω・)ノ

図書館などに行けば、雑誌から書籍に至るまで

あるはあるは!お家関係の本。

『(仮)初めての家づくり・成功例180』なんていう題名の雑誌も多く

お家の間取りや写真がたくさん載っていています(・ω・)

「へ〜( ̄▽ ̄)」と思うけれど、・・・なかなか成功例にピンとこない( ̄▽ ̄;)

スゴイとは思うけれど、自分が住むにはちょっと違うかな〜とか

場所や建築条件とか、予算とか、好みとか色々なことが頭をよぎって

現実感がないような、やっぱり他人事のような気がします。



そういった成功例シリーズじゃなくても

図書館には、風景としてのお家や暮らしの様子、庭関係、

時には、旅行関係の本にも「わ〜(*´▽`*)」と思うような建物の写真があって

イメージを膨らませるには、お金もかからず、いい方法かと思います(*^_^*)



家を建てた後も、よく見るそんな本。

先日、こんな本を借りました(・ω・)ノ♪


『作家の住まい』
『作家の住まい』という、色々な分野の
作家さんたちのお家が紹介された本です。
恥ずかしながら、知らない作家さんも大勢いたのですが…(^-^;

『雪国』『伊豆の踊子』で知られる作家の川端康成邸は、純日本家屋。

元々材木商のお家だったらしく、大変立派Σ(・ω・ノ)ノ!

川端康成邸

実際には、こんな余裕で玄関を建てることは稀かもしれませんが、
沓脱石や、モルタルに埋め込んだ御影石のしつらえなど、・・・・粋ですね〜(≧▽≦)
奥に見える、中庭の緑が良いです(*^_^*)

間取りを見て、その雰囲気を想像してみるのも楽しいですね(・ω・)ノ♪

川端邸間取り図
厠(かわや)や女中部屋、台所も時代を感じます。
ふすまを開けると繋がる空間は、今でもよく見ますが、ワタシなどは、その贅沢さは分からず
「・・・タンスどこに置くんだろ(。´・ω・)?」などど考えてしまいます。



個人的に大変うらやましかったのが、こちら(≧▽≦)♪

作家の堀田善衛邸。場所も長野・蓼科。・・・蓼科ってだけでも、うらやましい( ̄▽ ̄)

その、山荘の書斎です(*^_^*)

堀田氏の書斎

・・・この角っこの机の格好の良さ!目の前の雑木林!

これは、素敵!(≧▽≦)?

こんなとこでお仕事とは、いやはやうらやましい(≧▽≦)

例えここで仕事しても、自分のつくるものは・・・

こちらの山荘は、もともと石切り場の斜面だったとのこと。

外観もとても素敵です。

・・・・あれ?これって・・・( ̄▽ ̄;)
堀田善衛邸外観

堀田善衛邸内観

堀田邸の内装も無垢の木で、築50年。もうすっかり飴色の風合い。

増築・リフォームはしても、ほとんど家は傷むことがなかったそうです。

もくせい工舎の事務所も、数十年。もう飴色ですしね(・ω・)



家を建てる時点で、ご自分の本当に理想としている家のイメージが

ハッキリしている方もいれば、そうでない方もおられるでしょう(・ω・)

ワタシも、「好み」ということと「住みたい」は

ちょっと違うことに気づいたのは、最近です( ̄▽ ̄)

例えば、南欧風の建物の雰囲気は好きですが、・・・自分には似合いません(^▽^;)

じゃ、「好み」ではなくて、「住みたい」のはどんな家なのか(。´・ω・)?


カギは、「わ〜(≧▽≦)♪」と、どんなものに対して思うのか?ってことかもしれません(・ω・)ノ

「わ〜(≧▽≦)♪」って思うことの、共通項を拾っていくと見えてきたのは、

ワタシは「山荘」のような雰囲気で、木々に囲まれていたり

自然豊かじゃないとダメってことでした(・ω・)



色々見ていると、目移りすることでしょうが

ぜひ、ご自分が何に「わ〜(≧▽≦)♪」って心がときめくか?

その共通項を探ってみて下さい(*^_^*)

その中に、お家をつくる際の外せない「心ときめく」何かが

見つかる事と思います(*^_^*)



ぜひ、住んでいるご自分を「想像」して

お家づくり(創造)してみてくださいね!(*^_^*)ノ♪