【お施主さまの声】「いまでも毎日、木の香りに癒されています」

こんにちは、もくせい工舎です。

自然素材・無垢材で家を新築されたNさまに、建てる前から住んでみての居心地など、さまざまな感想をお聞きしてみました。アパート時代からの暮らしの変化やお子さまたちの様子など、Nさまの家づくりストーリーをご紹介します。

3-1.jpgのサムネイル画像
(Nさま邸)

             
―アパートの暮らしと比べて一番変わったことは何ですか?
Nさま:アパートから引っ越して初めての冬を迎えたとき、窓に結露がしてないことにびっくりしました。アパートのときは、朝起きたらまずは結露の水滴を拭き上げることから1日の家事がスタートしていたので...。

そして、なんと言っても冬がめちゃくちゃ暖かいです!羊毛の断熱材って本当に高断熱で調湿性に優れているんだな、と改めて実感しました。

―住み始めてからも木の香りは持続していますか?
Nさま:家づくりを依頼するきっかけにもなったのは、初めてもくせい工舎の見学会に訪れたとき、屋外まで木の香りがあふれていて感動したからなんです。

実際に住み始めて、家の中で長く過ごしていると鼻が慣れてくるのか木の香りを感じることはありませんが、帰宅したときは毎日玄関で木の香りを感じます

3-2.jpg

子どもたちも日頃から天然の香りに包まれているからか、鼻が効くようになった気がしていて。柔軟剤や香水などの匂いがすると敏感に気が付くようになりましたね。

―お子さんたちの様子は変わりましたか?
Nさん:アパート時代から比べると、もちろん戸建てなので足音とかを気にせずに遊ばせられるようになりました。平屋だと、子どもたちもいろんな場所で遊べるのが楽しいみたいで。ウッドデッキでおままごとしたりと、見守りやすくてすごく快適です。

―お子さんがいると床の傷などを気にされる方も多いのですが、Nさまはどうですか?
Nさん:無垢床なのでフローリングよりは傷が付きやすいですが、木の節目や模様があるので、思っていたほどは気になりません。漆喰壁は部分的な補修もできるので、子どもがいてもナーバスになることなく穏やかに暮らせています!

3-3.jpg

大好きな我が家でのびのびと子育てをしているNさま。
住まいを建てたのは昨年ですが、今やイベントでもお手伝いしてくださったりと、もくせい工舎のファミリーのようにお付き合いさせていただいています。お客さまと木の家で暮らす歓びを共有できること、それが私たちの幸せなのです。

過信

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


あけましておめでとうございます。
本年も、もくせい工舎ともども
どうぞよろしくお願いいたします。

元日、16:06。
能登地方で、最大震度7の地震が発生しました。

大津波警報が発令されると、
NHKの女性アナウンサーが必死になって
「いますぐ高台に逃げること!」と伝えていました。

その声が本当に、必死で。
遠く離れた大分にいる身にも
ことの重大さが伝わってきて
テレビから目を話すことができませんでした。

北陸からはるか南にある九州ですら
こんなに寒い冬。

想像すると、心苦しくなります。

本当に怖い目に遭っていなければ、
分からないことがたくさんあり、

それを埋めようとしても、どんな言葉もあてはまらなくて
情けない。

「大丈夫か」と聞かれても、
本当に怖い思いをしている最中は、

この先も大丈夫かなんて
「こちらが聞きたいくらいだよ!」と言いたくなるでしょう。
それくらい、怖い。

上手く言えないけれど、
早く、ふつうの日常が戻りますように。

ふつうの日常のかけがえなさを
こういう時に思い知らされ、

私などは、性懲りもなく
また忘れるのです・・・。


もくせい工舎は工務店で、
この記事を読んでいただいている方の中には、

お家を建てることを検討されている方も多いかと思います。

今回のことで、ちょっと心配になることもあるかもしれません。

家の耐震性能のことは、永家代表に説明を任せるとして、

以下、ワタシの個人的なひとりごととして
ぼんやり聞いていただけたらと思います。


「この家って、地震、大丈夫でしょうか?」


そう質問して、間髪入れず「あ~、大丈夫ですよ」

そう返事をされたら、信じるのは半分くらいにすることを
お勧めします。

なぜなら、実際怖い思いをした人ほど、
【絶対の大丈夫】なんてありえないと知っているからです。

例え、根拠を示せたにせよ
それは【絶対】ではありません。

そして、誰かの言う「大丈夫」を信じて鵜呑みにしても、

何かあった後、その人は責任を取ってくれるわけではありません。

平屋だから、二階建てより危なくない?

津波が来たら逃げ場もありません。

液状化や地割れが起きたら
平屋だから、絶対大丈夫もないでしょう。

地震や水害に強い家とどんなに謳われても、
津波は水が来るだけではありません。

濁流となって、押し流された「モノ」が
流れてくるのです。

ぶつかれば、窓が割れることは当然あるでしょうし、

ましてや火が付いたものが流れてくれば、燃え移るのです。


理論上、「大丈夫」ということはいくらでもできる。

しかし、再度繰り返しますが
本当に怖い思いをした経験があれば

【絶対、大丈夫】はありえない。

そこを簡単に「大丈夫」と口にできる人は、

きっと何かあった後の責任だってとってくれません。


家を建てる地域の、過去の災害を知る。

地盤調査や改良を行う。

耐震性能の良い家に住む。

それらは、前準備であって
【絶対の大丈夫】ではない。

ただ、それらを軽く考えていたか否かは
いざという時の後悔の重さにかかわってくると思います。

用心は、お守りのようなもの。

一番大事なのは、誰かの言った「大丈夫」とお守りを
過信しすぎないこと。

いざとなったら、【大丈夫なはずの家】を置いて

「今すぐ逃げること!」

本当に大丈夫な家なら、避難後戻っても大丈夫なはずです。

誰かの言う「大丈夫」があなたを守ってくれるわけじゃない。

ワタシも
過信しすぎないで、臨機応変に行きたいと思います。

信じるのは簡単だ。
自分で考えずにすむからだ。

実はかなり暖かい、もくせい工舎がつくる木の家

こんにちは、もくせい工舎です。

いよいよ冬将軍がやってきて、毛糸の靴下や暖かいインナーが手放せない季節となりました。
無垢材や漆喰の家と聞くと、木の香り肌ざわりの良さは想像できるものの「冬は寒いんじゃないの?」という疑問をお持ちの方も少なくないと思います。

結論からお伝えすると、もくせい工舎がつくる木の家は、実はかなり暖かいです。
その理由は、自然素材にこだわりながらも、高断熱性能もしっかりと備えているからです。

その1つが、徹底した品質管理のもとで作られる羊毛断熱材サーモウール』。

2-1.png

ふっくらとして心地よい手ざわりが特徴。壁だけでなく、天井まで隙間なく施工しており、密度が高い繊維の特性から断熱性能は非常に高いです。
ダウンコートを着ているかのように家をすっぽりと包み込んでいるため保温効果も高く、日中のエアコンの暖気で夜はエアコンなしで過ごされる方もいらっしゃいます。

2-2.JPG

そして、断熱に欠かせない窓は、断熱性能が高いペアガラスで内側にLow-eを採用した複合サッシを使用。冬場の外部へ逃げる室内の熱を最小限にします。

重たい灯油を買いに走らなくても、エアコンをガンガンに効かせなくても家そのものがぬくぬくと暖かい。そんな安心感は、家族の冬時間をグッと豊かにしてくれますよ。