年末年始のおしらせが!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


サイトがリニューアルして初めての年末年始のお知らせ。

・・・が、いつも通りにいかず
調べている時間もない!

・・・ので、急遽こちらに載せます。
(最後の最後にスミマセン。...トホホ。)




2020_2021.png


2020年12月31(木)~2021年01月03日(日)まで
誠に勝手ながら年末年始のお休みをいただきます。

年明け1/4(月)より通常営業いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。



申し訳ありません。
次回までには、もっと勉強しておきます。



思い起こせば、昨年の今頃。
その時も「コロナウイルス」の話は出ていたのです。

しかし、やっぱりどこか他人事だった。

遠い武漢でのことだと
正直、高をくくっていたのだと思います。


年末に『風の谷のナウシカ』の映画が放映されていました。

劇中の「マスクなしでは生きられない世界」というものを、
これ程身につまされて再放送を見た年もありませんでした。

あのお話の中でも
自然は、時間をかけてでも
なんとかバランスを元に戻そうとしているのに
目先のことばかり急ぎたがる人間たちが

森を焼き、虫を殺し、
よけい悪循環に陥っていました。


とはいえ、みんながみんな
ナウシカのように聡いわけでも
慈悲深いわけでもない。


自然のおおいなる仕組みが
何を目指しているのか
私にはちっとも分りませんが

早く、山を越えられますように。


あとは、できるだけ

感染しない、させない。

ナウシカにもなれない私がやることは、
とりあえず、今大変な思いをしている人たちの
手を煩わせないこと。


おまけに、年末は寒波も。
畑の土に、山々に
こうしている間にも
雪がだんだん積もってきました。


今年のお正月は、お家でおとなしくしていようと思います。


ここからは、自然素材の工務店ならではのお話です。

コロナ禍で、お家にいる時間が長くなりました。
今こそ、家の居心地のありがたさが見直される時かもしれません。


年明け、1月末には
宇佐市にてリフォームの見学会も予定しております。

コロナ禍で先行きの見えない中、
新築はともかく、
建てて数十年経ったお家の住み心地は
ほっておけない部分もあるかと思います。

近年の激しすぎる暑さ寒さや耐震。
老後に備えてのバリアフリー。

同じリフォームするなら、せっかくお金をかけるなら
憧れだった木の家にするという手もありますよ!

それを実現したお施主様のお家、大公開の予定です。

どうぞ、年明けのお知らせを楽しみに。


あぁ。なんだかスゴイ一年でした。

新しい年が
この閉じこもるだけのこの状況を一変させる

一発逆転!の年になりますように!


これから、もっと寒くなりそうです。
どうぞ温かくして、良いお年をお迎えくださいね。

ごつごう

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


テレビで、AIによる癒しのロボットのことが紹介されていました。

モフモフで、温かく、
可愛がれば可愛がるほど、
その人を認識し、懐く。

しかも、掃除機のルンバのように
勝手に充電に帰る。

・・・(ほぼ)ベイマックスやん!


【AI ロボット 癒し】と検索したら、
出るわ、出るわ。

セキセイインコのロボット(おもちゃ?)まで出てきて驚きました。


なんたって、AIですもの。お利口です。
おまけに手が全くかかりません。

ゲージに入らず困ることも
慢性発情に気をもむことも、
病気になる心配もいらず、死にもしません。


とはいえ、なぁ。なのです。


本物のセキセイインコの、あのホンワカした良い匂い。
人の顔を見て、うんうん体を揺らし、喜ぶ姿。
手の上でフンをされた時の、温かくも冷たい、あの水っぽい妙な感触。
一番世話したはずの私に、ガブリとかみつく、あの遠慮のなさ。
呼んでも呼んでも来やしない、あの従順さ。
教えても教えても、「ムカシムカシ」が精いっぱいの超賢いところ。

はてなのQ太郎


やっぱり、「不都合」はあっても
AIの利口なセキセイインコより

しがみつくQ太郎

Q太郎(♀|2019年3月 お空へ。)の方が、私は断然良いのです。



元野良猫だったハチ(♀)を、
無理やり室内飼いにした時に
外に出たがって、本当に大変な時期がありました。


人間の「こうするべき」は、猫の意見や都合は度外視なので
納得いくわけありません。【あきらめ】させるしかない。

眠るハチ

室内飼いになった今でも、
心はシクシク痛みます。


そんな私には、のんびりした口調で、妙に核心をつく一言をいう友人がいます。

彼女に、その話をした時、
「そっかぁ。いきもの飼うんは、大変だもんねぇ」
と、言われたのです。

...当たり前、でしょ?
でも、これがストンときた。
多分、彼女が「タダシイ意見」として
押し付けてこなかったからかもしれません。


・・・そっか。生きてるんだから
こちらの都合通りにいかないんや。

大変なことを分かったうえで、「じゃ、どうするか?」なんだ。


当たり前なことなのですが
ペットって、ペットになろうと思って
生まれてきたわけじゃないんですもんね。

元々、野生の動物で
勝手にこちらが世話してやっている気になっているだけです。


AIだと、AI側から嫌な思いをさせられることもない。
こちらの都合の良いようにできます。

相手が、いきものだと
彼らなりの習性や、言い分だってあるはずです。

だから、No!という。

それを上手くコントロールするのが躾だよ。

そう言われそうですが、
そんなに都合よくいかないから
困ったり悩んだりするんですよね。


時々思うのです、この「つごう」。

下手したら
良い人=自分にとって、都合が良い人

なんじゃないかと。

どんなに善人と評判の人でも
自分にとって都合が悪ければ
とても手放しで「よいひと」って言いきれないところがある。


子育てにしても、

よいこ=大人にとって都合の良い子

だとしたら、子どもは大人の顔色ばかり見て育たないといけない。


諸事情あって、AIじゃないといけないことも
きっとあるはずなので、そこはしかたないのですが
いきものは、こちらの都合通りにいかない。

都合の良いうちは、「良いペット」。
じゃ、不都合が目立ってきたら
どうなんだろう。

ペットショップに並ぶ愛らしい子犬や子猫は
生きている「いきもの」。

都合よくいかない面も踏まえて、
どうするか。

こればかりは、おもちゃのように
電源を切るわけにはいかない。


元々、野生のいきもの。

不都合も含めて

なんやかんやで一緒に生きていく。

それを忘れないようにしたいと思います。


例え、寝付いて10分後にハチ(♀)に
起こされる日々が続いたとしても
彼女に罪はないんだもんなぁ。

ハチ、飯を要求

いきものだもの。by み●を?

まずは、おちつけ。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


家を建てる時に、同時進行で庭のことを考えていました。

図書館でガーデニングや庭木の本なんかを借りまして
あーでもない
こーでもないと、妄想を膨らませていたのです。

湯布院の玉の湯や、山荘無量塔のような
雑木林風の庭がたまらなく好きなのですが
いかんせん、先立つものがない。

せめて、理想の「外せない部分」はおさえつつ、
大きな木だけ造園屋さんにお任せして
あとは自分たちで、ぼちぼち手を加えていく形にしました。

我が家は南北に長い敷地なのですが
今思えば失敗したなと思うことがあります。


庭の東西南北、どの位置に
どういう植物を配置するか。

それを考えるときに
単純に
北=日当たりが悪い
と、考えてしまったのです。


ところが、
我が家は田舎。
しかも、地主さんが「もってけ、ドロボー!」と売った土地。
安し、広し、(私じゃ)手におえない。
3拍子そろった土地であります。

だから、一見不相応にも
土地だけは広め。
隣地とかなり余裕があります。

しかも建物は平屋建て。

つまり、庭の東西南北でいうと
北だけど、日陰になるとは限らなかったのです。

庭の東西南北

北側だから日が当たらない

そう思い込んで、半日陰や日陰の植物を植えていたものだから
この猛暑で次々に、枯らしてしまうことになりました。


うかつでした。
枯れてしまった木よ。
どうか私のおっちょこちょいを赦してほしい。

う~ん。
1年間、よく日の当たり方を観察するべきでした。

そんなに急がなくても良かったのに。


これは以前ブログにも書いたのですが

南側が日当たりが良いからと、
花を植えました。
ナニワイバラの下に
スイセンやシュウメイギクを植えたのです。

ところが、これがまた
ひまわりのように
お日様が大好き。
肝心の花の顔は、
太陽の方を向いたままなのです。

向日性、と言うそうですが
こうなると
家の方からは、花の後ろ頭(?)しか見えない。

これは、ショックですよ。

だって、そっぽ向いてるんだもの。

これこそ、日が当たるなら
北側の位置に植えるべきでした。

トホホ。

慌てないって、大事ですね。

勉強になりました。

あえて勝たない

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


この前、子どもにドラックストアで

ネットショッピングのギフトカードを

買ってきてもらいました。

裏の、銀紙の部分をこすって

その番号をアカウント登録するんですが

・・・何回やってもエラーが出る。


なんで?

どうして?

何回も家人に読み上げてもらって、

確認しても全くダメ。

とりあえずカスタマーセンターに相談することになりました。



所定の手続きのため

購入した店のレシートと、削ったカード等の写真も

一緒に添付。

電話をとのことでしたが、「明日連絡します」とだけ書いて

明朝メールを見たのです。


そこには、「確認し、登録しました」の返事。

アカウントにカードと同額の入金がありました。

丁寧なあいさつまで頂いて。


・・・いや、これだけなら

あまり驚かない。

何に驚いたかというと

自分が添付した写真を拡大して見たからです。


私、ずっと705だと思ってたんです。

もしくは7O(オー)5。

ところが、よくよく拡大して見たら

ギフトカード

やや!これは U なのでは?


そう、削りカスの残りがあって

上の部分がつながって見えていたのです。


最近、カメラのピントも怪しいんです。

その上、筋肉痛クラスの眼精疲労と、

老眼と、乱視を言い訳にしても

何故気づかなかったのか。

なぜ拡大して確認しなかったのか。

とはいえ、そう思ってたんだよなぁ。


そこで、ハタと気付いたのです。


カスタマーセンターの担当者さん、

「黙っててくれたのではないか」ということに。


「あ~、お客様。

0とUを見間違えておられませんか?

0に見えるかもしれませんが

Uですね。」

・・・そこら辺のお店なら

いや、不肖の私なら

うっかり言いかねない。

きっとドヤ顔でものを言ったところだ。

でも、お姉さんは

あえて黙っていてくれたのです。

あえてお客に勝たない対応で。


もし、それを指摘したところで

「あ!本当ですね!すみません!」

そう、お客さんに謝らせてしまいます。

下手すると

「こんな見えにくいカード作るおたくが悪い!」

って逆ギレされることもあるでしょう。


間違いを黙っていた上で

勘違いさせたことを、再認識したのかもしれない。

もしかしたら、そこを

報告して、改善しようとしてくれるのかもしれない。


なんか、さすが。これぞ一流。


弱いと、どんなに自分が正しくて

間違ってないかばかり言いたくなります。

ついつい守りに入りたくなる。

下手したら、何か困りがあって問い合わせてるのに

「うちに限って、そんなはずありませんから!」

って、見もしないで突っぱねることだってある。


うまくいっている時は「お客様のために」が

うたい文句でも、いざとなると

かばうのは我が身になりかねない。

失敗、欠陥、責任・・・。

完璧なことなどないのに

そんなものが怖すぎて

お客様の困りに

蓋をするときがある。


正しいことを、

相手の勘違いを指摘することもできたのに

あえて勝たなかった。


ちょっと、すごいなぁと思った一件でした。

ほめる

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


子どもを育てていると

自分の古傷と向き合うような時があります。


「ほめて育てる」とよく聞きますが

世代的なものでしょうか。

自分の親に、褒めてもらったことがないと、

どう褒めて良いか分からない。


我が子は勉強が好きではない上、

元来のんきな質なので、

テスト前だろうと、何だろうと

いつもと全く変わりません。

心臓に毛が生えているというか、

もう、モフモフです。

嫌なものは、嫌やねん。

猫と一緒です。気が向かない限り、まったくしない。


それでも褒めねばならぬらしい。

そこで親としても、一応褒める努力はしてみるわけです。

「前より、良くなってきてるよね!」と。


しかし、それしか言うことがない。

100点満点の減点法だと

とれてない不足ばかりが気にかかる。

というか、そもそも半分もできていない。

「あのイチローだって打率は3割!」

・・・いやいや、そこでそれを持ち出すのは

違うはず。

どう前向きにかんがえようとしても、モヤモヤします。

勉強時間も点数も、自分の半分くらいの我が子を前に

無理に褒め所を探すときの、あの胸にチクチクくる感じ。

私は人間ができていませんから、正直なところ

「自分はもっと頑張ってたのに、

褒めてもらったことなんかないよな~」と

ちょっと思ってしまうのです。


褒めるというのも、なんだかな。

褒めて、あわよくば「こういう風になってほしい」ような

下心みたいなものが見えると

あまり嬉しくないのかもしれない。

それは、お店で試着した時の

「お客様、よくお似合いですよ~」的な感じと言いますか

褒めるというより、ヨイショに近いからかもしれない。


ヨイショが得意な人は、そんなこと微塵も思わせずに

どんどんやる気を引き出すのかもしれませんが、

残念ながら、私のような不器用な親も存在します。


ただ、子どもが嬉しそうにしている時は

やっぱりこちらも嬉しい。

多分、親も嬉しそうだと

子どもはもっと嬉しい。


「・・・ん?これ、おいしいね!」

「・・・!ホント!旨っ」

美味しいものを食べた時、

一緒に共感してもらえたらもっと美味しいし、嬉しい。


何か綺麗な風景を一緒に見た時

「あの時の、あの景色、キレイやったよね~」

「あ~、うん!また見たいよね~」

一人で見た記憶より、一緒の記憶が嬉しい時もある。


共感は、きっと親子間だけの話ではなく、

夫婦だろうが、友人だろうが

煩わしい人間関係の中の

ご褒美のようなのかもしれません。


そこを活かして!といきたいところですが

私は、子どもの長所もやる気もぐんぐん引き出せるような

敏腕かあさんには、やっぱりなれないと思います。

その辺は、良い意味で「明らめよう」。


名コーチ、指導者、導く人には、とてもなれない。

兄弟全員東大に送るような

敏腕は私にはない。


子どもの能力を最大限引き出し

ほめて伸ばすことは不得手でも

「一緒に嬉しがる。よろこぶ。」

それくらいは、私にもできそうです。


すまない、我が子よ。

せめて、「一緒にいるのが嫌じゃない」

それくらいの関係で、勘弁してください。

リニューアル

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

ブログ書きも、5月末以来なので

ずいぶんご無沙汰いたしました。

お気づきかと思いますが、

もくせい工舎のサイトがリニューアル。

それにともない、しばらく

お役にはたてないものの

邪魔だけはしないでおこうと

潜んでいたような次第です。



インスタにも疎いので、こちらもほぼノータッチですが

もくせい工舎は、インスタグラムも開始しております。

instagram QR-687913.png

もくせい工舎Instagram⇒こちら!

どうぞよろしくお願いいたします。


パソコンより、スマホで検索する方が増えてきたので

それに対応しないと、検索エンジンに引っかからない。

刻一刻と変化することに対応していかないと、

情報の波にのまれてしまうのだろうと思います。


もくせい工舎は、一棟一棟手づくりするような

お家の建て方をしています。

年間の受注頭数も

丁寧に建てるために決まっています。

だから、検索エンジンにヒットして、

ジャンジャン売って、ジャンジャン建てろ!

という、感じではありません。


でも、やっぱりたくさんの情報の中から、

「自然素材の家」を本当に必要としている人に

見つけてもらえないといけない。


アレルギーなどで自然素材にこだわりたい人はもちろん

そうではなくても、自然を欲している人はいます。



無垢の木と、カラーボックスの「ウッド調」は違います。

同じような鏝跡の壁も

本当の漆喰とモルタルでは、質感も違います。

土壁

本当の「自然素材」が出す、佇まいみたいなもの。

そういうものを、

心から必要としている人っていると思うのです。


「自然素材の家」
「健康住宅」
「木の香りのする家」


同じような文言が並ぶ広告の中で

本当に木や自然が好きなご家族に

「あ、これだ!」と気づいていただければ

ブログ書き冥利につきるかな、と思います。


また、家のこと、暮らしのこと

色んな側面から

ブログに書いていければと思います。

お付き合いいただければ幸いです。


フェイクグリーン飾るより、

できたら野の花なんかがいいなぁ。

99%の一部

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


前回の、「名もなき星」の続きではないのですが

ちょっと関連したお話です。


以前、水木しげるさんの著書『人生をいじくり回してはいけない』を読みました。

なぜ読みたくなったかというと

赤紙、戦争、マラリア、片腕、そして貧困。

そういったものを飄飄と生きてきたように見える

水木さんが、何を考えていたのか知りたくなったからです。


読後の感想としては、

飄飄と生きるには、生きるなりの

肝の太さが要るのだと実感したというか。

小心者には、この境地には

なかなかなれないな、と思ったのです。


その中に2つ、印象に残った話がありました。


ひとつは、

【99%のニンゲンは、無能】

もうひとつは、

【木や虫のように死ぬ】という箇所です。


・・・この部分だけ聞くと、強烈でしょ?

「なんだと?そんなこと、あるもんか!」と言いたくなる。


ところが、本全体を読むと

がっかりしつつも、なんとなく言いたいことが分かる。


がっかりしたのは、まさしく

私が、その99%の一部だと確信したからなのですが

言い換えれば、そんなにたくさんいないから

天才は1%、なわけです。


名もなき星の話、ではありませんが

イルカの曲芸をどんなにうらやんでも、

亀やメダカには、できないことです。


でも、「イルカのようになれないから」と、

一生、いじけて生きることはないんじゃないか。

亀には亀の、メダカにはメダカの、

わたしにはわたしの、

良さがあるんじゃないか、ということです。


水木さんは、ラバウルで

土人たち(注:水木さん言うところの「土に生きる人」)と仲良くなります。

そのおおらかな暮らしぶりに惚れ込み、

この世の楽園だと思うわけです。


彼らは、木や虫より自分たちを偉いとも思わない。

同じように生き、同じように死んでいく。

「こうあるべき」「ああせねば」と立派に見せることもない。

神様にいかに気に入られるか、そんなことは気にしない。

土のない所に生きると、

「自分が、自分が」ともがいて、

木や虫のように、自然に死んで行けない。


99%の無能の一人。

そう確信し、がっかりしても


「イルカの真似をして、いじけて苦しむな。

木や虫のように

自然に生きて、その生を全うしなさい。

それでいいんだから」


そう言われているようで、

がっかり、失望しつつも

気が楽になった。そんな本だったのです(個人差はあると思いますが)


だから、あまり「こうあるべき」にとらわれている時は

ちょっと、この話を思い出そうと思います。


自然に暮らそう。

自然に生きよう。

良かったら、木の家なんかも

ご検討くださいませ。

さすがに、住む場所がないと

日本では厳しい。夢の楽園のようにはいきません。


それでも、せっかく住むなら

自然の素材、木の家で。

自然素材のお家・OB様邸ご案内

公式の見学会がない時も

OB様邸ご案内など行っております。
(もちろん、コロナ対策に万全の配慮と、状況判断の上でですが)

とにもかくにも

まずは、お気軽にお問い合わせください。

自然素材を使った、リフォームのご相談も

もちろん可能です。

なるべく自然体で生きる暮らしを、一緒に考えましょう。

ご連絡お待ちしております。


お問合せ・ご相談

名もなき星

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


見たり見なかったり、気に入れば録画してでも見るドラマ。

今、朝ドラ『エール』が面白くて楽しみにしています。


え?そんなん、見る暇ない?

そうか、それは大変ですね。

・・・はい、会話終了。


・・・いやいやいや!

それでは、話が終わってしまいますし

大変な話や、苦労話ばかりしかできなくなりそう。

苦労や、努力と根性の話しかできないのは、疲れますし

喜び勇んで聞きたくないような。

会う度に同じような話しかしないよりも

興味のアンテナが何本もたっていて

会う度に「何それ?何のこと?」って新ネタが出てくる人は

次に会うのも楽しみですものね。


不思議と

「これ、すっごい面白いの‼」っていう誰かの話は

その本体に興味はなくても、すごく楽しくなってきます。

話しているご本人が、楽しそうで嬉しそうなので

聞いてて面白い。

きっと、ウキウキワクワクする気持ちが

伝染するからでしょう。

ミラーニューロンというやつですね。


『マツコの知らない世界』が面白いのは、

考えも思いもしなかった分野を、

それはそれは楽しそうに話すディープな人たちが出て

それをマツコさんが「へ~」と面白そうに聞くからです。


誰も傷つけない、面白い話は

空気の温度を少し上げてくれます。


「そんな暇ない」で、話の口をふさがれてしまうと

その間の空気って、薄くて、ひや~っと冷たい。

少なくとも、元気は出ませんもんね。


だから「こんな時期に」って気はしますが

あえて書きたいと思うのです。

そんな言い訳をしつつ、以下ドラマの話です。


朝ドラ『エール』は、『栄冠は君に輝く』や『六甲おろし』などを作曲した

古関裕而氏と、その妻で歌手の金子氏をモデルに

フィクション仕立てにしたドラマです。


主人公の小山祐一に窪田正孝さん、妻の音に二階堂ふみさん。

窪田正孝さん演じる祐一の、オドオドした感じの福島弁と

脇を固める登場人物の味わい深さ、さらに演出、画の撮り方が面白くて

そりゃもう、釘付けで見ています。
(あと、二人の新居の貸家が、本当にデザインが素敵なんです!どこもかしこも!)


ドラマは今、反対を押し切って新婚生活を始めた東京が舞台。

国際作曲コンクールで日本人初の2位になるも

世界的な不況で留学は中止に。

夢を絶たれて、コロンビアレコードで専属作曲家になるものの
(とはいえ、挫折してすら、この立ち位置って。)

なかなか芽が出ず、金銭面でも不安しかない。


そんな祐一を、妻の音や友人たちが励まし続けます。

「あなたなら、きっとできる」と。


そうなのです。

どんなに心配した母親に反対されても、

すねちゃった弟に薄情者扱いされても、

私たちは、成功した古関裕而を通して

主人公の小山祐一を見てる。


今に成功する、素晴らしいものを世の中に残すことになる。

そういうゴールが分かっているので

迷い悩む主人公に、

「負けるな!大丈夫!自分の気持ちに正直に、前へ進め!」

そう確信をもって応援(エールですね!)したくなるのです。


しかし、悩めるご本人にしたらゴールどころか

その道すがらもわからない。

こっちに行けば蛇が出るか、あっちにいけば鬼がでるか。

それが怖いから右往左往するのです。


それは、きっと私たちも同じこと。

先行きが分からないから悩んでしまう。


本来なら、蛇が出ようが鬼が出ようが

ホントのところどっちに行きたいの?

そうシンプルに考えれば良いのですが

明日のご飯の元や、家族のことを考えて

とりあえず目の前のことをするしかない。

だって、おそらくは名もなき人生だから。


ドラマの主人公のような

華々しい成功なんて、なかなか考えられない。


ドラマは、ドラマチック。劇的なのです。

じわじわ効く民間療法薬ではなく、劇薬に近い。

効くけど、刺激も副作用も強いのです。


そうなると、

特に主人公が、世に名を残すような人の場合、

その劇的な人生と、自分とを重ねると

感動しつつも、手綱を引きたくなってしまう。

こんな自分の冴えない一生と、主人公の華々しい一生を

一緒にしては、いけないのではないかい、と。


私たちは、成功した一部の光を見ている。

いわば、スター。一番星です。


でも、それがわかっててなお、

劇中の言葉に、行動に、

心が震えるわけです。

涙も流すし、一緒に喜びもする。


心が震えるのは、自覚のあるなしに関わらず

本当はそうありたいと思っていることがあるからです。

口に出すのはおこがましい気がしても

根っこでは、そう思っている。


一番星ほどの強烈な、華々しい光ではないかもしれない。

どう妄想し、暗示をかけても

一番星な「わたし」が、どうも想像できない。


そう、名前の付いた星より、

名もない星の方が、圧倒的に多い。それが現実です。

あんな風に立派になりたいと願いながら

名もないまま一生を終わることの方が、圧倒的に多いのです。


でも、よくよく考えれば

なんでそこまで立派じゃないといけないと思っているのか。


図書館に並ぶ偉人の本に、

ドラマに出てくるスターの姿に、

憧れはしても、

そうなれなきゃダメなんてことは、ないはずなのに。


名もなき星の、星屑にも、

それでも

ちっちゃい、ちっちゃい光があって

それが刺激されるから、

心が震え、感動する。


生きている間に、光が当たるとは限らない。

あのゴッホだって、まさか死後これほど

後の世に影響を与えてるとは思いもしなかったと思うのです。

自分に光があるとも知らず。


名もなき星も、生まれれば

互いに影響はしあう。

良くも悪くもではありますが。


できれば、ささやかでも

誰かを応援できるような、

それこそエールになるような

名もなき一生であれたらと、

ドラマに、本に、思うのです。

「名もなき星」続きを読む

にわには【注:蜂の画像あり】

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


GWです。

・・・が、SW。ステイホーム週間の今年。

これ以上感染を広げないために

今は耐えるときでもあります。


「閉じこもっているのが嫌いだし、ストレスなんで~」
  ↓
感染拡大
  ↓
経済悪化
  ↓
仕事無くなる

・・・では、しゃれにならないので

とにかく、医療関係をはじめ

矢面に立って、必死で戦っている人たちの

邪魔だけはしないようにしたいと思っています。

(ちなみに、私たちが生活する上で欠かせないお仕事をされている人を
エッセンシャル・ワーカーというのだそうです。
医療従事者もそうですし、公共機関、物流、スーパーやドラックストア等々。
後日知り、勉強になりました~。)



今日は、ハチ・・・


猫のハチ


・・・ではなく、蜂の話。


【蜂とカマキリの画像がでてきます】ので

苦手な方は、パスしてくださいね。


それでは本題に移ります。


GWが近づくと、我が家のナニワイバラが満開になります。


20200430_ナニワイバラ


鋭すぎるトゲと、樹形が暴れすぎる欠点をのぞけば

すこぶる強健で、とにかく花がかわいい。

たくさん咲いていると、遠目には目玉焼きのよう。


アパート時代に、ご近所の花屋さんの屋根に

覆うように咲いていたのが羨ましくて

いつか家を建てたら、庭に植えたいと思っていたのでした。


(ただし、本当にトゲが痛い。主人が血しぶきあげて(?)選定しています・・・)


実は、このナニワイバラ。

蜂に大人気。

なんやかやと、お役に立てているようです。


20200430_ミツバチ


日本ミツバチ?・・・ではなく、おそらく西洋ミツバチです。


20200430_ミツバチ


花粉大漁、大豊作。重そうです。


20200430_ミツバチとヒラタアブ


ミツバチとヒラタアブで、場所取り合戦も。


・・・心配しているのは

そこに、いつもいるはずのマルハナバチがいないこと。


マルハナバチ
昨年シマトネリコの花に集まってきた、マルハナバチ


マルハナバチは、「ブ~~~~ン‼」とカナブン並みの爆音で

飛んでくる丸っこい蜂です。

大きさもカナブン並みで

見た目はおっかないのですが、

基本こちらが何もしなければ、おとなしい蜂です。


いつもなら、ミツバチ以上に

ナニワイバラに集まってくるのに

・・・いない。


もこもこの毛に覆われたマルハナバチは

暑さが苦手だそうで、実は半減も心配されているらしい。


「ふ~ん。そうなんや~」では終われない蜂の話。

以前にも、こちらのブログで書かせていただいたのですが

蜂がいなくなれば、受粉できなくなる植物が出てくる。

「ミツバチが絶滅したら、私たちの食べ物の7割が消える」といわれていて

個人的に、なんとか蜜源となる木や花を

庭先から増やせないかと思っていたのでした。


【関連記事:ミツバチが支えている】


マルハナバチ自体は、寒くなるまでよく見る蜂なので

もうちょっと後になって、無事に姿を見せてくれたら良いなと思っています。


私は元来めんどくさがりなので

こまめに庭の手入れをしません。

ただ、雑木林っぽいというか

森のような場所が好きなので

木と土は、必須でした。


森には土


不思議なもので、いくら樹形の良い雑木を植えたところで

地面がコンクリートだと、さっぱり森っぽくならない。

土があり、草も生え、落ち葉もある。

そうすると、小さくても森っぽい気がします。

土を踏む、という感触も好きなので

草ボーボーのリスクを背負っても

コンクリートで固める気になれませんでした。


それと、蜂もですが

土にも当然生態系があって、

なるべくそれを残すことは

勝手に土地を奪って、家を建ててしまったことへの

自分なりのお詫びでもありました。

全部、人間仕様にしない。せめて一部は、自然と共有する。

ささやかな自己満足でもあります。


草が生えて面倒なのですが

木を植え、花を植えることは

こんな巣ごもり状態のときにも

ヒマを与えません。


・・・草抜かな、いかんもん。


コンクリートで埋めてしまえば、手間はかかりません。

でも、手間以上に

大事なことがあるような気がするのです。



かまきり

信じる

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


先日、友人が話してくれた本の内容が

ちょっと興味深かったので、今日はそのお話。


「質で勝負する時代が終わった」というのです。


終戦後の物のない時代は、とにかく物をそろえることに必死。

白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫が、三種の神器なんていわれたこともありました。


一般家庭にも、そういった物が揃ってくると

今度は「質」の時代になる。


じゃ、現在はというと

100均ですら、そこそこの品質のものが買える。


良い品質のものを、安く。

そうすれば勝ててたことが、うまくいかなくなる。

良い品を安く売るほど、自分の首も締まってくる。


今は、ストーリーを売る時代なんだと。


iphone、アップルといえばスティ―ブ・ジョブズ。

マイクロソフトといえば、ビル・ゲイツ。

ソフトバンク、楽天、ユニクロ。

それぞれすぐに名前と顔が浮かびます。


三菱○○とか、住友○○とか、

昔からある大きな会社の、トップの顔は

良く知らない。


品質で差が出にくくなった今

トップが何を考え、どこを目指し、どう行動しているのか。

そのストーリーこそが、魅力なんだという話です。


・・・それで、この頃ト●タのCMには

社長がでるのかしらん?

●産は、ゴ●ンさんの顔は思い浮かぶけど、

トラブルがらみでしか思い出せません。

ス●キやホ●ダの社長さんも、私レベルでは

失礼ながら、思い出せない。


私は、糸井重里さんの『ほぼ日』を毎日見ているのですが

糸井さんは物書きですから、「今日のダーリン」というエッセイを

(今のところ、ほぼ)毎日書いています。


コラム然り、中のコンテンツや

乗組員さん(スタッフ)の活動の様子などからも

なんとなく、ほぼ日という会社の【温度感】を感じます。


その【温度感】が好きで、

これまた何となく、お守りのように

(少々割高ですが)ほぼ日手帳を購入しています。


そうなんです。【温度感】がキーだと思うんです。


広告まがいのことを仕事にしていて、

閉塞感を感じるのは、まさにその点です。


質の違いを伝えようとすると、他を

(悪くまでは言わなくても)下げた感じにしてしまう。


しかも、従来の広告だけでなく、ネット上でも

ウソかホントか分からないような広告や

レビューの仮面をかぶった文章が並んでいます。


さも良さそうなことしか書かないし、

見てる方からしたら、もうウンザリなのです。


そこに昔ながらの「質の差」ばかりを伝えようとすれば

よ~っぽど気をつけないと

「よその製品、そんなに悪いん?」って印象にすらなる。


ましてや、どんなに気をつけていても

人間のすることに完璧はありません。


相性の問題もある。


広告に惹かれて買ったはいいけど、

もうリピ(リピート)しない。

そういうこともあるでしょう。


トップが、何を思い、どうしていきたいのか。

それを支えるスタッフたちの温度感。

それに注目する第三者の【信頼】が、大事になってきている。

要は、会社の考え方のファンを増やすということです。


もう、なんで読んだのか、それとも

ドラマか何かで見たのか忘れましたが

時々、この言葉を思い出します。


言葉を信じたから、人を信じるんじゃない。

人を信じたから、その言葉を信じるんだ。


なるほど、「信」という字の書き順は

「人」を先に書いて、「言」です。


もちろん、「人」を信じて

「言」った事と、実際とが違っていたら

それはもう、対応の仕方しだいでは

二度と「信」じてはもらえなくなります。


どう考え、どう行動しているのか。

未来のお客様が見ているのは、

その【まなざし】、【温度感】だと思うのです。

「信じる」続きを読む

かまけて

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


「忙しさにかまけて、○○できなかった」

みたいな言い方をすることがあります。


この「かまけて」というのは

漢字で「感けて」。

もともとは【心をひかれて】【感心して】ですが

今は

【何かに気を取られて、他のことをなおざりにする】

のように使われることが多い。


毎日、なんやかやと忙しいと

ついつい、気にはなっていても

後回しになっていることがあります。


新型コロナウィルスの影響で、

東京をはじめ、各都市で

週末の不要不急の外出を控えるよう言われていました。


自由にできない、思うように行動できない、

そんな閉塞感が漂います。

致し方ないこととはいえ、

外へ外へと向かう気持ちに、制限がかかると

「何もできないのか!」と叫びたくなる。


今回のような異常事態に限らず

努力しても努力しても

うまいことドアが開かない時もあります。


このままではいけない。

何とかしないと。

そう思って、次々ドアをたたいてみるのですが

どうも違う。


「それは、お前さんの努力が足りないせいだよ。」

そう他人にも言われそうですし、自分でも思わないわけではない。


ただ、努力して進む先に、

「自分はこうだ!」という道がない時がある。


閉塞感にさいなまれて、

外に出たくて

ドアをたたいていても

うまくいかないとき。


それこそ、「感けていて、できなかったこと」をするチャンスなのかもしれません。


新しい出会いを求めても、うまくいかないとき。

それは、今までの出会いや、身近な人に対して

なおざりになってしまっていたことを

丁寧にやる時期なのかもしれません。


景気が後退しそう。

新規のお客さんが、なかなか来ない。

それなら、今までのお客さんの(黙ってくれている)困りに寄り添うときかもしれません。


仕事にかまけて、なかなか子どもと向き合えなかった。

今、それをやるチャンスかもしれない。


できない、できない言っていても

状況が良くなるわけではないから、

いまこそ、今まで「感けていた」こと以外に

目をむける。

そうしないと、いつやるの~!ってことです。


なんやかや言っても、非力で無力な私。

医療従事者でも、専門家でもない。


私にできることは

よく手を洗ったり、

よく笑って免疫力をあげたり

なるべく、今大変な思いをして対処している人たちに対して

余計な仕事を増やさない。

これだけかなぁ、と思うのです。


さくら


桜は来年も、咲いてくれる。きっとだ。

今死んだら、見れないぞ。

マスクがないので、笑ってみるか

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

マスクがない、マスクがない・・・。

ないと欲しくなるのは、人情でしょうか。

マスクが万能でないことが分かっていても

「無い無い」言われると、不安になってきますよね。


「トイレットペーパーもなくなる」が、デマだと知って

何となく、「待っていれば、手に入る」を意識できるようになりました。

おちついて、考えられるようになってきたということです。


確かに、トイレットペーパーが無くなったら困るのですが

そもそも、トイレットペーパーが一般に使われ始めたのだって

そんなに昔の話でもなさそうな。


じゃ、昔はどうしてのかしら?

なかったらないで、なんとかなる方法もあるんじゃないかしら?

とか、そんなことが気になります。


今こそ、物のない時代に何とかしてきた人たちの出番ですよ!

無くても何とかなる知恵は

災害や、こんな非常時にどんなに役に立つか分からない。


ちなみに、さらっと【昔のおしりふき事情】を調べたところによると

大昔の貝殻、陶器にはじまり、木片、荒縄(・・・其々どうやって?と疑問ですが)

一般庶民も紙を使い出したのは、江戸時代以降。

使い古しの和紙や、新聞紙等々。

現代の形に近づいたのは、明治・大正辺りみたいです。


トイレットペーパーは、落ち着いて待つにしても

マスクはない。布製を作れる、腕もない。



こうなると、防御も大事だけど

体内の免疫ナントカで

防衛の方で何とかできないかが気になります。


そこで思い出したのが、NK(ナチュラルキラー)細胞!

何でも、笑うことで活性化されるらしい。

うん。笑うことなら、タダでもできる。

材料も、腕前もいらない。

赤ちゃんにもできる。


ざっくりいえば、

笑うことで
  ↓
間脳(免疫のコントロール機能)に興奮が伝わり
  ↓

善玉の神経ペプチド(情報伝達物質)が活発に生産され
  ↓
血液やリンパ液を通じ、対内へ流れ出す
  ↓
NK細胞(人間の体内に50億個あるリンパ球の一種)の表面に付着
  ↓
免疫力アップ+免疫システム全体のバランスを整える(免疫異常の改善)


・・・と、いうもの。

【NK細胞 笑い】で検索すれば、出るわ出るわ。

興味があれば、ちょっと見てみてくださいね。


そんなの気休めじゃん!・・・でもありますが

笑うことの効能は、それだけじゃない。

中でも、今一番重要な効能は

【自律神経のバランスを整えてくれる】こと。


ストレス等で乱れた自律神経を

笑いが緩和してくれるということです。


心配や不安を抱えていると、心身に緊張状態が続くというのは

なんとなく感覚として分かります。

自分のエネルギーが、キューっと縮む、あの感じ。


それはそのはず、連日、大きく報じられるのは

ほとんどが不安なニュースばかり。


感染者・死亡者の数に怯え、

マスクや物資不足にパニックになり

デマに振り回され、

物と人の行き来が無くなり、

経済の雲行きがどんどん怪しくなる。


株価は、投資家の不安やテンションに応じるように

どんどん下がっていく。


株なんか持ってなくても、

株価が下がれば、景気が悪くなる。

景気が悪くなれば、自分の会社だって怪しいぞ。


不安が、不安を呼び

どんどん負の連鎖が起こっていく・・・。

・・・って、してはいけないのです!


過ぎたる心配が、【呪い】になってはいけな~い!!



笑うことが、万能でないにしても

万能でないことは、他のことでも一緒です。


手洗い云々、出来るだけのことをして

不安に飲み込まれないようにしておく。

その力に、【笑い】はなるはず。


細かいうんちくはともかく、

効くかどうかもともかく、

とにかく、

すぐにできて、お金のかからないこと。


大笑いがベストですが、

作り笑いでも、脳は騙されるそうです。


とりあえず、目の前の人でも

笑わせてみましょうか。

受けなかったら、苦笑いでも。


笑顔でいること、笑顔を守ること。


良かったら、お試しを。

コロナ・しょっく

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

コロナウイルスの感染拡大を防ぐため

全国の小中高が、春休みまで臨時休校になりましたね。



わたくしごとですが、長男がこの春高校を卒業でして

一応来賓抜き、で

無事に?卒業式が執り行われます。
(在校生は、元々代表のみ)

保護者、生徒全員マスク着用。

仕方ないとはいえ、すごい絵面になりそうです。


それでも、高校は良い方で

少々、気の毒なのは中学生。


県立高校の受験まで

いきなりもう学校に行けなくなってしまった(仕方ないとはいえ)


おまけに、小学校と違って

これから進路がバラバラになる。

やっぱり、ちょっと

いきなり尻尾を切られてしまった感じがして

やるせなくなります(仕方ないんだけど)

(とはいえ、今年度で廃校になる学校もあるようなので、
小学校といえども残念なことは、きっとあるんだろうな・・・)



地元の中学は、

来賓アリの、保護者と卒業生のみ。

在校生は列席できません。

田舎の中学なので、人数もそこそこ。

だから、在校生と卒業生の距離が近めです。


「○○先輩!」というより、

小学校時代からのあだ名で呼び合う感じ。

部活動でも、先輩後輩仲良しでした。


う~ん。

来賓の(失礼ながら)誰だかよくわからないおいちゃんより

本当に見送りたい、見送ってほしい人間が不在となってしまった。

仕方がないとはいえ、

やっぱりちょっと残念だ~。

そう思ってしまいます。


そうそう。

ドラックストアから、マスクが消えて

今日行ったら、なぜかトイレットペーパーまで消えていました。

そこには、

【紙類が不足するというのは、デマです】の張り紙が。

オイルショックの時、トイレットペーパーが消えたとは聞いていますが

これじゃ、コロナショックだよ。



永遠に、この状態が続くわけではないと分かっていても

昨日当たり前にあったものが

なくなっていると、ちょっと焦ります。


ともかく、おちつけ。私。


実は、来月末

もくせい工舎はセミナーを開催予定。

こちらは、またお知らせいたします。

・・・が、やっぱり状況次第なのかしら。



臨機応変に、行くはずですので

セミナーに関心のある方は

サイトの方をちょこちょこチェックしていただけたらと思います。



ニュースを見ていても、連日下がり続ける株価。

まわりまわって、景気が悪くなりかねないので

株を持っていなくても、気持ちが下がります。


つくづく、株価って、株主さんのテンションの

上げ下げに連動してるんだなと思います。

心配で、気持ちが下がると、株価も下がる。


とにかく落ち着いていこう、私よ。

明日明後日、完成見学会です!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


2/22,23の週末。

つまり、明日明後日!

宇佐市にて完成見学会です。

見学会について、詳しくは→こちら!


本日撮影にお邪魔しましたので、

どんな感じのお家か

取り急ぎアップしますね。

もくせい工舎の自然素材の家・外観

今回の会場は、かなり特別仕様。

もくせい工舎・代表の永家さんと、原田左研の親方が

かなりの遊び心満載でつくってます。

玄関はかなりの見ごたえあり。

mini_もくせい工舎の自然素材の家・玄関

右が拡大したものになります。

上の方、真ん中、下の方と

質感が違うの、分かりますか?

mini_re_もくせい工舎の自然素材の家・玄関ホール

玄関ホール側から見ると、地層のような模様が

外までつながっているのが分かるでしょうか?

手すりも、本物の木の枝!おしゃれ!

mini_re_もくせい工舎の自然素材の家・書斎

書斎アリ。羨ましい限り。

mini_re_もくせい工舎の自然素材の家・手洗い場

手洗い鉢の青とステンドグラスがいい感じ!

mini_re_もくせい工舎の自然素材の家・ダイニング

甘木土のリビングとダイニング。

ほんのり甘めで、とても上品な土の色です。

こちらもぜひ見てほしい!

mini_re_もくせい工舎の自然素材の家・腰板

オール漆喰もよいですが、

腰壁で、半分が木板なのも

なかなか良い味。捨てがたいですね。

見比べてご検討くださいね。

mini_re_もくせい工舎の自然素材の家・外観

チラシのパースは、こちら側から見たものになります。

お天気が良かったので、

こんなところで、走り回れたら

犬でなくても(?)、楽しそう!

mini_re_もくせい工舎の自然素材の家・ウッドデッキ

ウッドデッキから、お隣の梅が

満開に咲いているのが見えました。

耳を澄ますと、ジージージー♪

シジュウカラかな?

こんなところに座って、

お天気がいい日には、おにぎりなんていいな~♩

ピクニック気分ですよ。家にいながら!


明日は、ちょっとお天気心配ですが

気持ちの良いお家、ぜひ見に来てくださいね♪


見学会期間中は

フリーダイヤル(0120-327-892)まで、

お問合せください。


木の家が好きな方

自然な素材が好きな方

見学会会場で

お会いできるのを楽しみにしております♪

アタマと心

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

わたくしごとですが

元野良ネコのハチを完全室内飼いにして

3か月半が経ちました。


関連記事は→こちら


その後どうなったかといえば

一応、なんとか室内飼いになっています。


当の本人は、納得したわけでもない様子。

やっぱり外には出たいみたい。

窓際で眠る
窓際で、監視業務か昼寝の日々。
飼い主が一日付き合っても、お外のウキウキにはかないません。
「これ以上太らせないでね~」と獣医さんに言われた避妊手術直後は3.8㎏。
現在、運動不足も相まって、5㎏オーバーか?



そりゃ、そうだ~。

人間だって、お天気の良い日は

お外が気持ちいい。


ましてや、外の世界を知らないならともかく

野原をかけ回り、

日向ぼっこしながら、そよ風に吹かれていた記憶がある。

自由にお外へ


「なのに、なんでお外に行けないの?」


例え言葉が通じても、納得なんかできないよな~と思います。

説得=心からの納得ではないから。

人間でも、腑に落ちない。

言葉とアタマで分かっていても、です。


弟がマンションで保護猫を飼うことになって

リードを付けて散歩したかったらしいのです。

ところが、外猫さんだったはずのその子は

全くお外に行く気なし。


猫にもよるのかもしれません。


ロフトへ
ロフトへの梯子を腕力で昇る。
時々上がりますが、それでも退屈そう。



ハチは、迷い込んできた猫でした。

2年ほど出入り自由の身で、それからの室内飼いチャレンジでした。


チャレンジの当初は、やっぱり嫌がって、激しく外に出たがりました。

とはいえ、自由だった2年ほどの間に

そこそこの信頼関係があったから、なんとかなったとも言えます。

これが、出会っていきなり閉じ込めていたら

もっとひどいことになっていたかもしれません。


飼い主の責任。猫のためを思えば。


そうアタマで分かっていても、

何でしょう、このモヤモヤ。


以前読んだ本に、

「心はその昔、内蔵(腑)にあったのではないか」

ということが書かれていました。

アタマで考えるようになって、どうもズレが生じている。


アタマで分かっていても

お外の気持ちよさを奪う権限なんて

人間にあるのかな~。

何年か後、室内飼いのリスクみたいなのが言われ出したら

またそれが新しい「あたりまえ」「そうするべき」に君臨するんじゃないかな~。


テレビでもネットでも、

誰かの言う「タダシイ」情報であふれている。

その「タダシサ」を元に

誰かが誰かを、いつも裁いている。

かくいう私だって、そうです。



ただ、【絶対的】に

白なことも黒なこともない。

あんまりタダシイことばっかり言っていると

どんどん窮屈になってくる感じがします。


お互いが、お互いを監視しあうみたいな。


人の目ばっかり気になって

頭でっかちになって

アタマと心がどんどん分離してしまう。

あ~だこ~だと、考えてばかりで行動に移せないのは

その証拠かもしれません。


もちろんその反対もある。

「後先考えず、そうした」「思わず、そうした」ということもあります。


心(腑)が動いたから、体が動き

行動につながったということです。


なんにせよ、バランスが大事。

偏らないようにしたいと思います。

広告と期待値

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

ドラックストアに入ると、

ず~っと、宣伝の音声が流れています。

その言い方が、あまりにオーバーなので

聞いてて、ちょっと笑ってしまう時があります。


「シミ、しわ!・・・怖いですね!

そうなる前に、【×○△‼】(←商品名)

おススメです‼」

とか、

「××△でお困りではありませんか?

その原因、実は○○○にあるのかもしれません!

そんなあなたに、【△△△‼】(←商品名)

明日の元気をサポートします!」

とか。


まずは、「困り」に訴えて、当事者意識を持たせ、

解決をするには、これだ!という方法です。


その方法や、商品が合えば、問題ないです。

でも、相性ってわからない。


この世の中は、広告であふれています。

かくいう私も、それに首を突っ込んでいます。


ググれば何でも分かる時代。

そう、Googleで検索すれば、出るわ出るわ情報の数々。


信ぴょう性はピンからキリで、

ググって、かえって頭がグールグルする。


何を信じるか?


やっぱり、自分の「なんとなく」の感覚なのではないでしょうか?


損得で考えると、「なんとなく」は揺れますが

少なくとも、「なんとなくイヤ」は分かりそう。


何となイヤなものを、

みんな(誰か)もそうやって(言って)いるから、で選ぶと

ハズれた場合の反動って、かなり大きい。


だれが何と言おうと、

合う合わないは、自分にしか分からない。


合う合わないって、100%の満足・不満足の話ではなく、

バランスの話です。

良いところも、残念なところもある。

それでもバランスよく折り合いがついている、そんな状態です。


その折り合いのバランスは、ふりこのよう。

払う対価(お金・期待)が大きければ、ふり幅も大きい。

タダでもらったものが期待外れでも、ふり幅は小さい。

高額になればなるほど、また、

困りに対する(広告のうたい文句への)期待が大きいほど、

そのふり幅は、予想を超えて大きくなる。


だから、高額なものほど【絶対的】な文言は、気を付けないといけない。

・・・と、思っています。


住宅産業は、クレーム産業と言われます。


払う対価が大きい分、少しの残念(マイナス)の積み重ねが

爆発的な怒りになることもある。


怒っているお客様をクレーマー呼ばわりすれば

自分は悪役にならずにすみますが

そういうことが増えてくると、「あそこは、薦めないよ」となる。


【怒っている人は、困っている人】

精神科医の水島広子氏の言葉です。


高すぎる対価を払って、失敗はしたくないし、されたくない。

お施主様は、不安でいっぱい。だから、ちょっとの残念が膨れやすい。


もちろん、建てる側だって

わざと困らせようとかしているわけではありません。

トラブルがないに越したことはない。お互いにです。


ただ、どこかその不安感を気にしていないと

いけないのかなと思っています。


【絶対】とは言えないけれど、

気に入ってもらえたら、うれしいな。

そんな広告で、いけたらいいな。

全然、マーケティングとかSEOとか

まるでなってない感じですが。


引き続き、2月も完成見学会を予定しています。

こちらは準備が整い次第、またお知らせいたします。


そんなに期待せず来てみて、

良くてビックリ!・・・が、理想的です。

1/25,26完成見学会やってます

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

昨日午後、今日から2日間開催の

完成見学会のお家に撮影に伺いました。

ちょっと遅ればせですが

どんなお家か気になっている方に、お知らせです。


【外観】

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【リビング】

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【内装の感じ】

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内装は無垢の木か漆喰です。鏝跡が、良い雰囲気。


【漆喰の色味】

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色味の違いが分かりますか?右は和室。
藁すさが入っているので、こんな温かい色合いになります。


【キッチン】

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キッチンのマットな質感がおしゃれです。かっこいい!


【漆喰だからできる雰囲気】

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こんなニュアンスが出るのは、漆喰だからこそ。
陰影がとても柔らかい。優しい雰囲気です。



見学会当日なので、お問い合わせは

フリーダイヤル 0120327892 までお願いします。


玄関を開けただけで、圧巻の空気の違い。

どうぞ、おためしあれ。


ご予約制ですが、タイミングによっては

見学も可能です。

まずは、お問い合わせを。


web_2020012526_自然素材の家・完成見学会チラシ表


web_2020012526_自然素材の家・完成見学会チラシ裏

見学会開催中はWebでのご予約ではなく、0120-327-892までお問合せください。
ただし、予約状況によってお断りする場合もあります。
どうぞご了承の上、お問い合わせください。



お問合せ・ご相談

2020年始動

 ご挨拶

遅ればせながら、2020年明けましておめでとうございます。

どのようなお正月を過ごされたでしょうか。


今年は、長期予想の通り

暖かく、よく晴れたお正月でした。


そのお蔭か、宇佐神宮の参拝者も

例年より、かなり多かったように思います。


その後、日出町のお客様を訪問するために

何気に10号線に向ったのですが、・・・車、車、車。


10号線に出ることもままならず、Uターンして山越えをしたほどです。


私たちは、それでも

穏やかなお正月を過ごすことができました。


その一方で、次々と起こる災害で、

多くの被災者の方々が、未だに避難生活を余儀なくされています。

本当に心が痛みます。


地球温暖化の影響でしょうか。

毎年どこかで、【激甚】と表される災害が起きています。

何時、その被災者になるかもしれません。


いつか来る「その時」の為に

備える事が必要だと、一念発起。


昨秋、とうとう念願の発電機を購入しました。


我が家は公共水道は無く、ボーリングで

地下水を、ポンプで汲み上げています。

つまり、停電すればポンプが動かず

水を汲む事ことが、出来ません。


カセットコンロは有るので、水さえ有れば

何とか生活はできます。


住んでいる環境によっても、必要な物は

それぞれ違うと思います。


平穏な時こそ、家族みんなで話し合い、

災害の為に、備えてはと思います。

あってはならないことですが、

備えは、御守りでもあります。


少し引き締まる話が、続きました。


良かったら、

ほんの一時、癒されてください↓ 

mejiro



暖かいせいか、今年は野鳥がたくさんやってきます。


コサメビタキ、ジョウビタキ、ヒヨドリ、シジュウカラ、

特にメジロが多く来ます。


庭木の枝に、ミカンの輪切りを付けていますと

一心不乱に食べています。

その姿がとても可愛く、癒されます。


小鳥に、そして「自然」に癒されつつ

もくせい工舎は、2020年のスタートを切っています。


本年も、より心地よい家づくりをするために

精進したいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。


代表 永家正光