立ち止まる効能

自分がそうでしたが、「家を建てたい」と必死になっている時

不思議となかなか前に進めませんでした(・ω・)



大分、はたまた県境を超えて福岡県まで。

ありとあらゆる土地の情報や中古物件を見ても

なかなかピンとこず、気持ちと裏腹に、腰が重い( ̄▽ ̄;)



住宅展示場に某有名メーカーのモデルハウスを見に行ったこともありますが

・・・・豪華すぎて、自分が住んでいるのが想像できない。

しかも、な〜んか営業さんに安心感を覚えず

その後のしつこい電話にもうんざりしていたのに加え

金銭的な不安もあり、

「もういいや〜(ーー;)」

そう、決意?して十年。



・・・今、家を建てて暮らしています。



思えば、結婚もそうでした。

「その年にもなって・・・」

周りにどうこう言われるのも、もう、ど〜うでもよくなった時、結婚しました。



思えば、必死になっていた時は、

他人様の価値観に振り回されていたのかもしれません( ̄▽ ̄;)



結婚に関しては、みんながそう言うことに対してですし

家は、若いうちに建てんと支払いはどうするよ?( `ー´)ノってことで焦っていました。



・・・・でもですね、諦めていた時間が

実は熟成の時間だったように思います(゜_゜)



その「動かずにいた時間」に、自分なりに色々なものを見て

色々なことをじっくり考えて

他人じゃない「自分なりの考え・価値観」ができました。



・・・・そしたら、何かをきっかけに

色々なことが、ウソみたいに進む進むΣ(・ω・ノ)ノ!



川の岩場に引っかかっていた小枝が

何かの拍子に、また流れだしたような感覚です。



速く走れば走るほど、その視野は狭くなる

そう、何かの本にもかいてありましたっけ(・_・)



動けずに、仕方なく「止まって」いた時に

自分の立っている位置や、そばにいる人間や、

どっちに行きたいか、周りを見渡せたのかもしれません。



そういえば、小説『神様のカルテ』の中で

主人公の一止(いちと)さんが、末期の患者さんに

「【一】と【止】まるを重ねると、【正】しいなんですね」というようなことを

言われるシーンがありますが

あくせくすればするほど、何も見えなくなってしまう。

他人様の言う【正】でなく、自分なりの【正】が何なのか?



地図を見るのは、迷っているからだ。


道に迷うことは、道を知る事だ。


どちらも違う本に載っていたことですが、

・・・そういえば、地図を見るとき

キチンと分かろうとするほど、立ち止まって見ますよね(・ω・)



地図を見て、周りを見て、・・・「こっちだ!」って動けるわけですもんね(*^_^*)



きっと、立ち止まるにも効能がある。


そうしている間にも、出来ることもあるはずですしね!(・ω・)♪

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