大掃除【番外編】

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

泣いても笑っても、年末です。



全く片付いていないのに、わが家では

半分強迫観念にかられて

大掃除が強行されます。



半泣きでバタバタ掃除し、屋外の水道で雑巾を洗っていると

旦那が電気メーターを凝視している。



「・・・ここもやっとくか!」

「・・・・・??」



「え?この忙しいのに、別にそこ(電気メーター)はいいんじゃないの?」



とかなんとか言って、もう開けてるし・・・。



そう、なぜここを掃除しなければならないかというと・・・

電気メーターにスズメの巣

電気メーターにスズメが巣を作っているから!(泣)



スズメと電気メーターの巣に関しては

以下ブログ記事もご参照ください。


スズメ様 建売物件、お買い上げ。

debut


今は寒いので、子育て中の雰囲気もないのですが

・・・干からびたナントカとか、出てきたら嫌だ。


ガタガタ箱の外側を外し、

旦那:「わ!すげえ!」

ワタシ:「・・・・?」

suzume_su_denki_box_1.jpg

ギョッエ~‼


スゴイ!何だこれ⁇

ゴミが、たまりにたまった、掃除機の中身みたい!



suzume_su_denki_box_2.jpg



どうやったらこうなるの?っていうくらい

見事なふかふかの層になってます。



電気メーターは、透明な検診のメーターの部分と

外側のボックスの間に、

どうもスズメが出入り出来るくらいの隙間があるらしく

そこから巣材やエサを運ぶのに出入りしているよう・・・。



わが家は、田舎にあるので

スズメも多いのですが

他所でもこうなのかな~。



スズメの巣作りのど根性ぶりは以下の記事もご参照ください。


乗っ取られちゃった(T_T)


思い当たるフシのある皆さま、

怖いもの見たさで、大掃除のついでに

ちょっと覗いてはいかがでしょうか(苦笑)



いやはや、スズメの本能恐るべし。



おそらく、今年最後のビックリ!でした。



ああ、鳥にビックリしながら

酉年も終わる・・・。



本年も、ブログにお付き合いいただきありがとうございました。

もくせい工舎ともども(?)

大変お世話になりました。


皆さま、どうか健やかで、おだやかな

良いお年をお迎えくださいね!

撮ったど~!

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

あっという間に、年末が近づいています。



秋ごろスーパーに、クリスマスケーキ予約の文字を見て

苦笑いしていたと思ったら

もう、そのクリスマスも目の前。



皆さま、クリスマスのご予定はいかがでしょうか?



サンタさんからの、前倒しのプレゼントだったのか

先日あまりにもカワイイ来訪者がありました。



鳥がお好きな方なら、分かりますかね?

201712_エナガ

エナガです。



ここしばらく、あまり聞きなれない鳥の声がするな~とは

思っていたのですが、

シジュウカラを交えて、エナガが来ていました。


201712_エナガとシジュウカラ



ネクタイのような模様が、シジュウカラ。

非繁殖期は、混群といって

シジュウカラやヤマガラ、メジロなんかと

小さな群れをつくって、エナガはその先導をするのだそう。

201712_エナガ。コデマリの木にとまる

・・・・なんなんでしょうか?

この可愛さは!



まるっこくって、ちっちゃくって、

つぶらな黒い丸い目、ポアポアの毛玉のような体。



今まで、なかなか写真に残せなかったのですが

今回はやっと撮れました~。



木の実や樹液、草の種、小さな昆虫を食べるらしく、

目の付け所が、完全ベジタリアンのQ太郎とは違って

Q太郎


割と正面というか、中心についています。


201712_エナガ真正面

この時も、コデマリの木に数羽群れていて

なにやら忙しそうについばんでいましたから

・・・いたんでしょうね・・・。虫が・・・。



それはともかく、庭木。特に虫がつくものは

毛嫌いされがちですが

こんな可愛いお客さんが来てくれるなら

まあ、よし!ではないでしょうか?



実家は手がかかるのを嫌がって

建売時点で植えてあった樹を全て抜いて、

コンクリで固めてしまったので

冬になると、赤い実を食べに来ていたヒヨドリも来なくなり

なんだか寂しかった覚えがあります。



手がかかるのは良いことではないけれど

全く排除してしまえば

こんな可愛いものとの出会いもない。



良かったら、庭に木を植えてみて下さい。

地球温暖化にも一役たちそうですし。

雑木に囲まれたお庭には、

きっと似合いますよ、自然素材の家は。



新緑を揺らす風も

鮮やかな紅葉も、

枯れ枝にとまるカワイイ小鳥も


201712_エナガ

きっと、かかる「手間」以上の何かを

住む人に分けてくれているような気がします。

道に迷うことは道を知ること

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

『道に迷うことは 道を知ることだ』



アフリカのことわざらしいです。



私などは、歳のせいか

一度迷った道を、再度迷ったりして

正しい道を知っても、すぐ忘れてしまい

何の教訓にもなりません。



迷った、というわけでなくても

正解ばかりの選択では

気付かないこともあるように思います。



痛い思いをしたから、

合点のいくことだってあります。



家に関しても、そう言えるかもしれません。


お家をたてる年代は様々です。

若いうちからしっかりと計画して建てる人もいます。



私は、うだうだ迷っているうちに

結婚して十ウン年経ってから、家を建てました。

子ども達は、小学生になっていたので

引っ越し、転校となり寂しい思いもさせてしまいました。



以前住んでいたアパートは、安くて割りと広かったのですが

・・・・とにかく、カビ臭い。



冬でもなるべく換気したりして

極力気を付けてはいても

壁紙や窓のゴムのところには

黒カビがかなり目立ちましたし、

外出して玄関を開けると

なんとなく、こもったようなカビ臭いにおいがしました。


植木鉢のカビ

室内の植木鉢の肥料が真っ白になった(こわ~)

子ども達は、肺炎・気管支炎の類で

兄弟仲良く入院することも多々ありましたし

上の子は、吸入薬のお世話になりっぱなし

下の子は、今時めずらしい青っ洟(ぱな)たれでした。



・・・引っ越したら、無くなりましたものね~。

家が変わったから?

それとも体力がついたから?

どちらかは分かりませんが。



だから、時々

「これ、最初から良い環境に居たら

環境の良し悪しも気づかんかったかも~」

と思うのです。



だから、まわり道はしたけれど

その分、「腑に落ちている」というか

納得はいく感じがしています。

※ただし、インフルエンザとか、風邪はひきます。
学校とかで、やっぱりもらってくるんで。
体力落ちてたり、条件がそろえばやっぱり、
かかるときは、かかる。

病気知らずってわけではないですね。

すがるワラ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

もともと腰痛持ちですが、

今月上旬、起き上がるのもやっとの状態になりました。



靴下も上手く履けないし、

洗濯籠も持てないし、

ちょっとした姿勢で、腰から力が抜けて

座り込んでしまう状態でした。



日曜で病院も開いていないので

とりあえず近くの整体へ。

「ワラ」にもすがる思いで施術してもらいました。



施術の間、「ちゃんとした」整体とそうでない整体のことを

色々説明されて、「ウチは遠方からもお客が来る」とのお話もされ

「はぁ、そうですか~」なんていいながら聞いていたんですが

いざ、治療が終わって

「・・・どう⁉」と聞かれたのですが



(・・・・・・・・・いや、別に・・・・)



ご期待に(?)添えるように

スッキリ治っていればいいのですが

・・・若干はいいようなものの、特段良くなった感じはしない。



「はぁ、・・・違和感はまだありますが、

・・・だいぶ良いです・・・。」

お客なのに、変なもので

先方があまりに自信満々だと

気を使って、そういうのが精いっぱい。




「痛みを感じるのが癖になって、

脳が誤った信号を送ってるかもしれんけど

2~3日たったら良くなってる!」

と言われ、帰宅しました。



ところが、やっぱり腰がおかしい。

最初の起き上がれない痛みはともかく、腰の可動域がかなり悪い。



あきらかに施術後、悪くなってる部分が出てきました。



「あんだけ、【ちゃんとした】整体って言ってたのにな~」



今回たまたまだったのか、相性が悪かったのか

すがる「ワラ」は、助けてはくれなかったのです。



私も広告に、「本物の自然素材の家」と書きます。



どんな商売する人も、自分は「偽物」だとか

「ちゃんとしてない」なんて言いません。



家の素材に関しては、もくせい工舎は

「木目調」や「漆喰風」なんてことはないので

その点ではウソではないのですが

今回のように、整体や医療だと、

自称であれ、他称であれ

どんな名人や名医でも

治らなければ、仕方ないんだな~と改めて思いました。



予約が取れなくて、何か月とか何年とかも待つような

整体師さんがテレビに出ているのを見たことがありますが

「今、この痛み」をなんとかしてくれるわけじゃないのなら

絵に描いた餅といっしょです。



忙しすぎて助けてくれないスーパーマンより

「大丈夫か」っていってくれる普通の人の方がよっぽどありがたい。



患者にとっても、お客にとっても

「本物」とか「ちゃんとした」かどうかより

目の前の困りに真摯に応対できたか

改善できたかが、全てであり

「また、何かあったら、こちらを頼りたい」

そう、思ってもらえるかが全てのような気持になりました。



ちなみに、腰は別の整体に行ったらすっかり治りました。

何が違うのかは、素人にはわかりませんが・・・。

不思議なものです。

ハチ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

ことりの母さんなのに、猫の母さんもやることになりそうです。



野良猫が、住み着いちゃったのです。

猫

11月の上旬、天気が良く温かかったので

窓を開けていたところ、

何やら網戸越しに「にゃ~!」と大きい声で呼ぶ。



「いかん!Q太郎(セキセイインコ・♀)が・・・」と思って慌てて窓を閉めに近寄ると

「にゃ~!」(入れて~!)



しょ、初対面ですよ?

入れてくれって言われても、うちには姫(Q太郎)がいるからお断り!



痩せてて、野良みたいなのに

やたら人懐っこい。

・・・どこかで飼われてて、捨てられたんかな??



猫は、実家でも飼ってたので、好きなんですが

うちには、おいしそうな?姫がいる。

その人懐っこさで、どこかの誰かについてって

幸せに暮らしなさいな。



ところが、何日経ってもウチにいる・・・。



これからどんどん寒くなる。



一番ネックだったのは

猫のケガ

・・・ばっくりケガをしていたことでした。



ばっくり割れたキズ持ちじゃ、

そのまま誰かに「飼わないか」とは言えません。


可愛い盛りの子猫じゃなくて、中猫以上。

おまけに、顔も「かわいい~」と言うよりは

きりっとした男前

・・・の、女の子。

眼光も鋭く、バットマン風

・・・の、女の子。



も、貰い手・・・お世辞にも見つからんかも・・・。



「うちにはQがおるけん、とりあえず寝床だけね!

飼えんけん、エサは自分でなんとかしてね」



そうやって毛布と段ボールの寝床だけ用意して

何日かはやり過ごしたんですが

・・・やっぱり、どこもいく気配なし。

おまけに、空腹と寒さで

朝も早よから、6時くらいから外で騒いでる・・・。
(この時点で、全くエサやってないんですよ?)

「にゃ~!」(入れて~!)



・・・正直、これが一番堪えました。



ご近所さんは、夜勤で今眠りについたとこかもしれない。



空腹のあまり、うちの美味しそうな?お姫様が狙われても困る。



・・・ご縁があったのなら、避妊手術くらいはするべきか・・・。

ケガも、なんとかせにゃ~いかんし。



結局、うちで保護することになりました。



名前は、ハチです。

末広がりの「八」。

で、県北の母なる山、八面山の「八」。



彼女の仕事は・・・

邪魔をするハチ

もっぱら、私の仕事や作業を邪魔する事です。



・・・頼む。そこ退いてくれ・・・。

ここは高原?

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

「多分、○○さん、好きな場所だと思うよ」

永家Tさんに言われ、撮影に出かけた豊後高田市内の現場。



場所はですねぇ~、高田市内から真玉方向に向かって、

ヤマダ電機を過ぎ、コメリのある交差点を右折し・・・

ちょっと奥まった高台にあります。



201711_高田市内現場



なぜ「好きかも?」と言われたかと言うと、

まるで由布院・塚原地区のような【高原】みたいだったから!

re_mini_IMG_4183.jpg
ロフトより窓の外を見る。いいな~!ここにも(?)住みた~い!



お家の周りをS字の細い道がうねり、

広い畑と、柿の木の林。

そこにポツンとある、お家。

柿林より望む
裏の柿林から。

柿も良い味出してますが、クヌギの木なら

もっと言うことなし!



とはいえ、柿の木越しにお家をパシャパシャ撮って、

ついでに柿の熟した実なんかも撮ってたら・・・

熟した柿
すっかり熟して、重そうな柿の実。

突然、「こんにちは!」


「・・・あ!はい!こんにちは!」

柿畑から道路を見る

どうも、ご近所さんみたい・・・。

「・・・柿泥棒と思われた?」

・・・といっても、柿はほとんど落ちてて

カラスだって狙っていないんですが。

・・・変なオバちゃんが勝手に入りこんじゃってたからですね。

大変失礼しました。



山ブドウ?
山ブドウでしょうか・・・?色がとてもきれいです。

裏の畑からお家を見る
裏の畑から。・・・こんなとこまで入り込むから、怪しまれる?


リビングからウッドデッキを眺める
最初に伺った時はカーテンがついていなかったのですが。
おかげで?窓の外の素晴らしい景色がそのままに。


こちらのお家の詳細は、いずれ施工実績でお目にかけるとして。

・・・なんといっても、このお家特有なのは

・・・こちら!↓

ペットドア

ペット専用出入り口~!



小型犬なのか、猫なのかは分かりませんが

ハルちゃん


ちゃんと予め用意していただける、このお家のペットは

幸せですよね!



いやはや、なんともこの小さなドアに

温かな雰囲気がにじみ出てます。



・・・そういえば、トイレの手洗い鉢が

手洗い鉢

猫だったので、猫・・・なのかな??



手洗い鉢の猫



とにもかくにも、手洗い鉢の猫のように

のんびり、過ごせるお家の完成!

本当におめでとうございます。

どうぞ健やかに、お幸せにお過ごしください。


この高原のような場所と、

木の家を気に入ってくださったご家族と、

大事な猫ちゃんと。(・・・猫じゃないかも、ですが)

自然素材の度合いをどう見るか?

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

「自然素材の家」を謳うのに、基準はありません。

95%だろうが、5%だろうが、

(ほんのちょっぴりでも)使っていれば

「自然素材の家」。



アレルギーや、化学薬品に敏感な人でなければ

その家の「自然素材」の占める度合いは、

・・・実は、そんなに問題ないのかもしれない。
(ご本人が気にしないのであれば)



そんなことを言うと、永家さん夫婦に怒られそうですが

語弊の無いように言えば、どんなに良いと思って売っても

大切に思っていることや「価値観」が違えば、

心には響かないということです。



それはともかく、本当に自然素材の家を欲している、

そういう人たちにとっては95%と5%は、全く違う。


目に見える場所だけに、いくら無垢の木や珪藻土あたりを使っていても

なんとなく薬品っぽい臭いがしたり・・・では困るのです。



では、専門家や大工さんでもない私たちが

その家の自然素材の占める割合をどうやって見抜く(?)のか。


数字で表せるわけではありませんが、

「自然」に対するその会社の目線であったり、

「自然素材」をどこまで突っ込んで語れるか?

ではないかと思います。



日頃、アレルギー反応で苦しんでいる人からすれば

どこまで素材に配慮して作っているかはとても大切。



「自然素材の家」としながらも、フローリングだけだったり

あとは表面的なデザインや価格に終始する内容なら

あまり、中身の素材までは期待できないかと思います。

だって、そこまでこだわってたら、言いたくなりますもん!



見学会等に行って、応対してくれるハウスメーカーなり

工務店の人が、何を夢中になって話しているか?も

大事だと思います。



それに「自然素材の家」を売りながら

「自然」に興味関心がないのも・・・ちょっと違うかも・・・。



森、空、水の流れ、花が風に揺れる様子。

そんな自然の風景に心動かされたり、

自然の不思議な仕組みに驚いたり、

目線の先に、何があるのかも大切だからです。



もくせい工舎の家


実際に、もくせい工舎のような家の建て方を見て

ものすごく心動かされる人と

そうじゃない人がいるのも事実だと思います。



それもまた、価値観だったり

何を一番大切に考えるかだったり

視線の先にあるものの「違い」だったりします。


私の実家は昭和50年代に建てられた普通の建売住宅です。


私の母は、「効率」重視ですから

わが家を見て「すぐ傷がつきそう」と言いました。



ずっと「長持ち」して「手間がかからない」のが

母の目線です。



とはいえ、私が嫁ぐまでの20ウン年間、

何度リフォームしたか分かりません。

「長持ちするはず」だった家です。



「家がもう1~2軒建つくらいリフォーム代に使った」と言っていました。



私は、リフォームありきで、そこまでお金を出せません。



ゆっくり、一緒に歳を重ねていくような家に住みたかった。



そこはもう、目線の違い。



自然素材にも「クセ」はあります。



これも度々書かせてもらいましたが

本当に、本当に、家は伴侶の様なもの。



いくら他人がうらやむような

見た目、金銭面、地位(ネームバリュー)でも

相性や、幸せかどうかは分かりません。



あなたは、何が大切ですか?



あなたの目線の先には、何がありますか?



良い出会いがありますことを、心よりお祈りしています!

それが私の「全て」ではない

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

私事(?)ですが、自主上映をすることになりました。

上映作品は、以前ブログでも書いた

『彼らが本気で編むときは、』です。

以前のブログ記事は→こちら



子どもの通う学校の校長先生に話したところ、

「あんた、それやったら、こんだ(今度)

こ~ゆう人がくるけん、ちっと、いってみらんね?」



あるトランスジェンターの方の講演会でした。



『彼編む、』は、トランスジェンターのリンコさんが主人公。

でも、私自身、実際にトランスジェンターを

カミングアウトしている人に会ったことはありません。

居ておかしくないのに、会ったことがないのは

「言えない」から?

ともかく、せっかくの機会なのでお話を聞いてみたくなりました。



講師のNさんは

女の子の身体で生まれましたが、

「女」であるという性自認はありません。

でも、長年「男」として生きてきているわけでもないので

「男」という性自認もなく、「男」とか「女」とか

2極で選べと言われると、どこに〇をつけて良いのか分からないとのことでした。



恋愛対象は、女性に対して。



胸の切除だけ、体の工事(リンコさん風に言えば)をしています。

名前を元の女性の名前から、

男性の名前に変える手続きもしています。



色々なことを話してもらいました。

「性同一性障害と、トランスジェンターの違い」のことも。

自分の心と体の性が一致しないことは

病気や障害ではなく

「自分らしさ」や「生き方」としてとらえている人が多いという

トランスジェンター。



一番印象に残ったのが、次の言葉でした。

「自分は、トランスジェンターではあるけれども、

トランスジェンターであることが、私の全てではない」



白か、黒か。

男か、女か。

善か、悪か。



2極の境が、はっきりすることなんてない。



映画の中で、男の子として生まれたリンコさんは

「おっぱいが欲しい」と言う。

かくいう私は、

女として生まれ、性自認も「女」で、

恋愛対象も異性の「男性」です。

結婚し、子どもまで産んでいます。


しかし、実はリンコさんほど

「女」でいることにこだわりは、ありません。

じゃ、ずっとそうかというと

歳追うごとに、と言う感じもします。



その点はLGBTであっても、なくっても

変わることはあるみたいですが。

そうなると、ますます

誰かの一部分、しかも時間的にも絶対とは言えないことで

分けるのは、ずいぶん乱暴な感じがします。



LGBTのシンボルマークは虹。



色の境目なんてない。



誰かが決めた「普通」や「白黒2極」に当てはまらないから

疎外感を感じたり、差別されないといけないの?



「トモちゃんとはもう、一緒に遊んじゃダメよ。

一緒にいた人、見たでしょ?・・・普通じゃないの。」



元々は、『彼編む、』の予告編に出てきたこの言葉に

妙に引っかかったからでした。

これがまた、そのセリフをいった

カイ君のお母さん役の小池栄子さんの演技が上手で、

「あ~。おるおる。こんな人・・・。」

って感じで。



・・・「普通」じゃないと、危ないの?


そう考えると、ヘンテコな話。

よく分からない人物だから?

「普通」か、「普通じゃない」か。

自分と違う人間を排除し続ければ、

いずれは、自分も独りぼっちです。


だって、みんな違うんだから。

後悔するようにできている

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

人間っていうのは、後悔するようにできているらしい・・・。



今、お家をどこで建てようか迷っている方もおられるでしょう。

高い買い物です。

やっぱり、建てた後、後悔だけはしたくない。

分かります。



「後悔しない家づくり」

なんていいますが、

人間が後悔してしまうようできているんだったら

「後悔しない家づくり」なんてない・・・ってことでしょうか。
工務店の広告描く人間が言うことではないですが、
・・・もくせい工舎は、こんな感じで。
実は、以前にも少しだけ書いたことがあるんです。おさらい。




「人は必ず後悔するよう出来ている」



例えば、
1.「1万円プレゼント!」と「2万円プレゼント!」

・・・どちらが嬉しいですか?

殆どの方、後者だと思います。

では、
2.「1億円プレゼント!」と「1億1万円プレゼント!」・・・は、どうでしょう?

・・・そりゃ、後の方が嬉しいんだけど、

最初の1より、同じ1万円でも印象が違いませんか?



同じ1万円お得でも、

2倍になったように感じる1の方が、うれしい。

2は、ちょこっとおまけっぽく感じる・・・。



価値が高くなるほど、人間の感じ方は鈍くなる。



・・・なるほど。

1万円のものを買うのに、「今なら2万円で更にグレードアップ!」

と言われると、全くその気になりませんが

1千万のものを買うのに、「今なら2万で・・・」と言われると

同じ2万でも、「それくらいで、さらに良くなるなら・・・」と

思っちゃいそうですよね。



もう一つ。



例えば、

「お小遣いに1万円もらった!」喜びと、

「その一万円を落としてしまった!」悲しみは

・・・実は、後者の方がより強く感じる。

もともと、「0ゼロ」だったところに

「+プラス」された喜びより

落とした「-マイナス」の方が、大きく感じる。

元々なかったんだから、元の「ゼロ」には変わりないのに

「-マイナス」になったようで、がっくりくるというわけです。



1.その価値が高くなるほど、人間の感覚は鈍くなる

2.同じ価値でも得したプラスの喜びより、失ったマイナスの悲しみを強く感じる。

・・・難しい言葉で『プロスペクト理論』と言うようです。




「AかBか」

どちらにするか、迷ってなかなか決められない。



どう考えてもBが良いなら、迷ったりしませんよね。

迷うのは、AもBも同じくらいの価値があると思っているから。



迷った挙句、Aをとる。

Aは手に入れたので「+プラス」。

結局選ばなかったBは失ったことになり、「-マイナス」。

・・・あれ?マイナスの方がより強く感じるんでしたよね?

同じくらいの価値だったから「AかBか」で迷っていたはずなのに

Bを失った悲しみの方が、Aを手に入れた喜びより大きい。



「AかBか」迷って、「決断」すれば、片方は必ず失う。

「決断」しなければ、「AもBも」失わず済みますが

「ゼロ」のまま。


今度は「結局何も決められなかった」「何もしなかった」なんてことを

「後悔」しそうです。



「決断」してもしなくても「後悔する」

ならば、


「後悔はするかもしれないけれど」

自分でよく考えて、自分で決め、「行動した」ことは

もう、諦め?もつくじゃないですか!


何もしないより、必死で、イキイキとして

人間臭くて・・・なんだかいいですよね!



後悔は、するかもしれない。

でも、過去必死で迷って考えていた「私」だって

「今」や「未来」の自分を困らせようとしたわけではない。

反対に、良かれと思っていたから

失った反動を大きく感じすぎてしまっているだけ。



後悔したからと言って、「間違っていた」わけではありません。



家も人も、ご縁。

結局、迷ったけど

「理屈じゃなかった」なんてことだって

きっと、あります。

犬が西向きゃ、尾は東

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

PTAで大分県内各所に知り合いが増えました。

今年は、大分県で九州規模の大きなイベントがあり

去年から2年越しになるメンバーもいます。



好きでなったわけではないPTAですし

そのあり方みたいなものに、疑問が多いのも事実ですが

こういった機会がなければ

知らないままだったこと、

出会えなかった人もたくさんいます。



そんな中、甘木・日田を中心に大きな被害を残した

H29年7/5~6の九州北部豪雨から2ヵ月後、

今度は台風18号が県南を襲いました。



グループLINE内で、「大丈夫?」と心配する声も上がりましたが

津久見のメンバーの反応がない。



そう、それどころの話ではなかったのです。



「なにかいるものはない?」「困ったことがあったら言って」



でも、実際本当に必要としているのは

シャベル片手に泥を掻きだし、一緒に動いてくれる人間です。

「大丈夫!いっしょに頑張ろう!」そういって

一緒に泥だらけになってくれる人間です。



・・・じゃ、それが分かってて、そう出来たか?



出来ませんでした。



キレイごとを考えるばかりで、全く実行しなかったのだから

もう、何を言われても、思われても引き受けるしかありません。



犬が西向きゃ尾は東。

北に近ければ南に遠い。

「当たり前」のことをいう例えですが、

私たちは、日々選択しながら生きている。

優先順位を「西」と選べば、尾になるのは「東」です。

「北」をほったらかして「南」に行ければよいのですが

「北」にいたままだったのです。



もう、きれいごと言えません。



そんな中、津久見のメンバーが次々に地元の人たちのために

LINEで情報をあげていきます。

「○○スーパーが×時から営業」「△△銭湯に入れます」

「石灰配布、何時からどこそこで」

彼女も津久見のPTAの代表なので

その関係で知り合いも多い。

地元の困っている人たちのために、どんどん情報をあげているのが

私の携帯にも入ってきます。



もう、頭が上がらないです。



PTAは、面倒な組織です。

無駄も多い。

企業じゃ投資に対して、その成果は見直されるのに

非営利なことと、メンバーが一定しないことから

毎年毎年、決まった行事を消化するだけでいっぱいいっぱいの感があります。



ナントカ講演会、ナントカ研修会、ナントカ研究発表会・・・。



受ける研修やイベントが多すぎて

肝心の仕事(各校のPTA)がままならないなんて

本末転倒です。

研修ばかりして仕事をしない、変な会社のよう。



でも、そんな中、キラリと光る人がいる。



自分にできることを、精いっぱいやろうとする人に会う。



尾っぽから、かみつかれても仕方のない私ですが

損得なく動こうとする彼女の姿は眩しくて、

勝手に遠くしてしまった「北」から「南」に

ただただ、頭を下げるしかありません。

とりのみみ

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

工務店のブログに、4回連続ダチョウネタもどうかと思いますが

ビックリする事満載で、これがいよいよ最終回となります(今のところ)



そもそも自由研究をすることになって

野津原にあるらしいダチョウ牧場に連れていく予定でした。



ところが、HPも閉鎖され、

ようやく情報をつないで分かった連絡先に電話をかけるも

機嫌の悪そうな女性の声。

「・・・もうやってません」

・・・・・あちゃ~。



卵はネットで買えるにしても、やっぱり見せたい(見たい)じゃないですか!

本物!



そこで連れて行ったのが久留米の鳥類センター。
(夏休みでしたし、ど~っこも出かけてませんでしたので)

久留米に鳥類センター?動物園じゃなくて、鳥類?

そう、鳥類!ほぼ鳥類!鳥づくし!



そこにお目当てのダチョウ含め、走鳥類が何種類かいるらしいので

はるばる見に行ったのでした。


レアとエミュー


左は、ダチョウ・・・のちっちゃいバージョン。レアと言う鳥。

右は、エミューです。



・・・何かレアを見て気づきませんか?


mimi_rea_emyu.jpg

そう、耳がある~!(しかも、人間っぽいの!)


Q太郎の耳

Q太郎にだって耳はあるのですが、フカフカで見えません。

穴だけって言う話です。

しかし、走鳥類の耳は、もう人間みたい。

ダチョウの耳


実は、よく見るとダチョウもそうでした。



ダチョウのメス


見てると、女の子の方はず~っと食べてる。

かたや男の子(黒っぽい方)は

・・・ず~っとウロウロしてる。落ち着きない??



女の子はエサのキャベツを鳩と仲良く食べています。

そして、合間合間に、柵に近寄ってきて

なにやらしている。

・・・パコっ、パコっ。

ダチョウ、ぱこぱこ


・・・・・???

どうも、くちばしの裏にキャベツのカスがついて気持ちが悪いらしく

食べちゃパコパコ、食べちゃパコパコしてます。

ダチョウのメス。顔

よく見ると女の子はとってもカワイイ顔。



まつ毛がなが~い!

まつ毛と思いきや、実はこれ、

まつ毛じゃなくて羽!だそうです。こちらもビックリ!ですね。



もう一つビックリついでです。

ヒクイドリの看板

世界一キケンの表記にざわつく子ども達。

さて、そんなにキケンなヒクイドリとは、どんな鳥?



これがヒクイドリだ!↓

ヒクイドリ

鳥とは思えない、大きな足、大きな鋭い爪!

ド派手な色彩、カタそうな羽!

・・・ほ、ほぼ恐竜?

プテラノドン、飛ばないバージョン?



こ、こんな鳥が、世の中にはいるんですね~。



いやはや、ダチョウの卵にはじまり

もうビックリだらけの走鳥類でした。

こんな感じで? ↓

エミュー


ちなみに、なぜか走鳥類は、パカッと口を開けたままの個体が多かったです。
なぜだろう??

【おまけ情報】夏場は隣接する「流れるプール」に入ると、鳥類
センターの入場料がタダに。久留米の公共事業、おそるべし!

ダチョウの卵で目玉焼き

大分自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん



ちょっと飛び石になりましたが、ダチョウの卵の続きでございます!


ダチョウとニワトリの卵


さて、いよいよ目玉焼き。

一緒に混ぜて焼くと、大きさの違いが分からないので

別々のフライパンにて調理します。

重さは、ニワトリの卵が60gくらい。

ダチョウは、1500gくらい。

・・・つまり、25倍ですね!



そうなると、フライパンに投入する際の

感触も全然違う。



ニワトリ、つるり。

ダチョウ、どぼ~っ。

ダチョウの方は28cmのフライパンを使いましたが、

それでも、底の面積だけじゃ足りず、

結構厚みがでました。

datyou_tamago_yaku1.jpg

ニワトリの卵は、5~10分もあれば火が通りましたが

・・・ダチョウはやっぱりそうはいかない。

不思議なのは、鼻ちょうちんならぬ

たまご提灯ができたこと。

datyou_tamago_yaku2.jpg

・・・なんか白身が風船みたいにふくらんできた。

しかも、箸で触っても、結構な弾力です。

???????

何だこれ?本当に白身⁇

不思議です。

結局、焼きあがったのは45分後。

・・・目玉焼き一つ焼くのに、小一時間ですよ⁉

どれだけ大きいんかい!って感じでしょ?



盛りつける大きなお皿が無かったので、天板に。

目玉焼き完成


もう、笑うほどデッカイです。

取り分けたら、断面がこちら! ↓

断面

市販のベイクドチーズケーキくらいの厚さ!・・・の目玉焼き。



肝心の、お味はですね~・・・。

まずからず、うまからず?



黄身は、美味しいです。

ニワトリのたまごのあっさり版ってとこでしょうか?



問題は、白身でして

食感が、寒天っぽいというか、こんにゃくっぽいというか。

まずいと言うほど、まずくもないのですが

・・・ずっと食べていたい味ではない、みたい・・・(個人差あり)



しかも、普通の卵25個分です。

4人家族で食べるにしても、一人6個強といったところ。

一日で食べるには、コレステロール関係がさすがに心配になってきます。



しかも、黄身はともかく、白身部分はかなり不人気。

とはいえ、捨てるのももったいない。



結局、目玉焼き→ピザ風→切り刻んでお好み焼き、にして

完食しました!



食べ盛りがいるのに、4日がかり・・・。



今思えば、あの「たまご提灯」の半端ない白身の弾力や

「スクランブルエッグがおススメ!」との注意書きの理由が

痛いほど、分かる。

なるほど、人が言うには、言うなりの理由があるってことでした。



おまけの「びっくり」は、卵の殻。

洗って、消毒して、ルームランプにでもと

調理後洗っていたところ、

・・・殻の内側に袋が・・・。

そ~っと破かないように取りだしたら、

風船のような、膜がずるりととれました。

ダチョウの卵の膜



「・・・なんか、スケキヨのマスクみたいなのが出てきたよ~」



白さといい、質感といい、

犬神家の一族にでてくる、あのスケキヨマスクみたいなものが

卵の中に!



いやはや、びっくりだらけ!


もう、何度もすることないだろうけれど、

楽しい最後の自由研究となりました。

もうすぐ完成見学会♪

こちらの見学会は終了いたしました。秋めいた気持ちの良いお天気の中での開催となりました。
木の家の心地よさを存分に堪能していただけたかと思います。
改めまして、たくさんのご来場、本当にありがとうございました!

大分自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

早いもので、今週末にはもう9月。

その最初の週末、9月2日、3日に豊後高田市で完成見学会が開催されます。



先日、会場となるお家の撮影にお邪魔しましたので

見学会前にちょこっと、ご紹介。

2017090203_nnmy_外観


白漆喰に、赤の混ぜ葺き屋根、そして青空があれば

気分上々!の風景になります。

路地裏に、こんなカワイイお家がでてきたら、

どきっとときめきますよね。



白と赤という組み合わせなのに、

どぎつくならないのは、漆喰のなせる業。

なんちゃって○○風みたいに安っぽくならないのは何故か?



同じ白でも、優しい陰影と質感が

何とも言えない味わいを出しているからだと思います。

2017090203_nnmy_室内

もくせい工舎のお家にも、新築の匂いがあります。

化学薬品のどぎつい臭いじゃありません。

木と、漆喰の清々しい匂い。



木が大好きなご家族に、気に入っていただけるお家です。



2017090203_nnmy_漆喰

漆喰の、まるい雰囲気もぜひ現場で見てほしい!



シンプルで、上質。

なのに、お高く留まっていない。

叶う現実感のある、自然素材の家。



その不思議な空気感を

今週末、ご家族と一緒に見に来てください。

お待ちしております。



詳しくは→こちら!

2017090203_nnmy_自然素材の家見学会

スイカ割じゃなくて、たまご割

大分自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん



ダチョウの話の続きでございます。


ダチョウの卵届く

さて、届いたダチョウのたまごをどうするか?

説明書には、スクランブルエッグがおススメ!とあります。



・・・う~ん、でもスクランブルエッグにしちゃうと

大きさが分かりにくい。

できたら、ゆで卵か、目玉焼きだ。



とは言え、ダチョウのたまごの殻は厚さ2mm。

あの、サバンナの地表に置かれて大丈夫な殻ですよ~?

ゆで卵にしたって、何分、いや、何時間かかるか分かりません。



もうそろそろいいかな~なんて言って、切ってみたら半熟だった!

・・・なんてことになったら、目も当てられません。

だって、生たまご(ダチョウの)は一つだけ。

失敗は許されない。

・・・そうなると、

やっぱり目玉焼き。

火の通り具合が一目瞭然だからです。



ではさっそく、目玉焼き!

『ぐりとぐら』みたいにごっち~んと、できればいいのですが

ハンマーなどでないと割れません。

しかも、割るポイントがある。

ニワトリのたまごもゆで卵にしたら、

ぺこっとへこんでいる部分がありますよね?

実は、ダチョウのたまごにも「気室」があり、

ここから割ると、たまごの内側の膜を破るリスクを減らせます。

暗いところで、懐中電灯を当てると

気室

こんな感じで気室が分かります。

ここを、地道に狙っていく。

卵を割る1

・・・なかなか、割れません。

卵を割る2

殻のかけら粉が、中に入りそうなので慎重に。

内側の膜も破らないように・・・。



内膜を破らないで上手く穴をひろげていくと

この膜を触れます。

結構しっかり。

半透明な遠足のビニールシートみたいな厚さと弾力。

べこべこした触感。

こんな丈夫な膜に包まれて、なおかつなかなか割れない殻につつまれて

大事に大事に守られている、ダチョウの卵。

すごいですね~。


あらかた穴が、気室くらいの大きさになったら

殻のかけらと、粉を取り除いて・・・


卵を割る3

おおっ?いよいよ卵っぽくなってきた!

ボールにうつすと

ボールの中の卵

~~~デッカイ!

さぁ、いよいよ目玉焼き。

どんなのが出来たのか、こうご期待♪


また次回

冷蔵庫に、たまご

大分自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん

今、わが家の冷蔵庫には卵が入ってます。



・・・え?ウチにも入ってるけど⁇



そう、ニワトリの卵は入っているお家が多い。



わが家の冷蔵庫に入ってるのは、ニワトリと

・・・ダチョウのたまご!



なんと、ダチョウのたまごって

ネットで買えるんですね~。



ダチョウのたまごが届く


下の子の夏休みの自由研究で

ダチョウの事について調べてみることになり、

取り寄せた次第です。



「・・・・あれ?意外に小さくない?」

期待が大きすぎたのか、

私が格安B級品を頼んだのが悪かったのか

もっともっと大きいものと思い込んでいた様子。



そもそも、なぜダチョウ?

きっかけは、ずいぶん前に出た『のらのら』という雑誌に

家畜を飼ってみよう!という記事に特集されていたのが

ダチョウ。

特に衝撃的だったのが、たまご。

なんと鶏のたまご33個分!



ダチョウのたまごが大きいのは知っていましたが

「・・・実際に、見て見たくない?・・・たまご。」

「どんだけデッカイんやろう?

プリンにしたら、どんだけ大きいんやろう?

ゆで卵にしたらどんだけ時間かかるんやろう??」



どんどん興味がわいてきて(親も)、じゃ、自由研究にするか?となりました。



ニワトリのたまご33個分とはいえ、

縦横33倍ってことでは、ないみたい。



さてさてこれをどうするか?


この続きは、次回に♪

一匹ぼっち

去年の夏。メダカをかいました。

メダカは、2匹。

命名、おすぎとピーコ。



2匹だったのと、雄雌よく分からなかったので

どちらでも良いように(?)、そう名付けました。


一匹メダカ

今は、一匹ぼっち。

おすぎなのかピーコなのか、ちょっと分かりません。

残った方をピーコ、もう一匹をおすぎと仮にしましょう。



片割れのおすぎは、数日後、エサの食べ過ぎで死んでしまいました。



エサをやりすぎた?



いやいや、適量。2匹分。



適量入れててなぜ食べ過ぎるか?



原因は、欲張ってピーコの分まで食べてたから。



見てると、おすぎの方が強かった。

強くて威張って、ピーコを追い回していました。

エサも、おすぎばかりガツガツ食べて、

エサを食べようとするピーコを追い払っていました。



「・・・アホかいな!」

おすぎの亡骸を埋めながら、

欲張るとろくなことないな~と思いました。



ひとりぼっちは寂しかろう。

そう思っての2匹飼い。



しかし、相性はわかりません。



人間は、嫌なら別れられるけど

金魚鉢に入れられたメダカは、その世界が全て。



独りぼっちになって、一匹ぼっちになって

ピーコは寂しそうか・・・?




金魚鉢という、狭い世界の中ですが

心穏やかで過ごしています。



メダカは強い方が上に来る。

なんて、ホントかどうかわかりませんが

子どもが言っておりました。



ピーコは、今、のんびり水面近くまで寄ってきます。



何が幸せかなんて、場合による。



メダカは、これでも良くても、

人はどうか。



他人と関わらずすめば、わずらわしさもない。



でも、きっと

その世界は、金魚鉢程度の広がりしかない。



自由に行き来できる「場所」を広げることは、

わずらわしさも乗り越えたところにあるのかもしれないな~。

・・・とかなんとか、

おすぎとピーコに教わった夏でありました。

きくチカラ

元来、あまり話すことも、聞くことも

得意な方ではありません。

話していても、上手く通じる事の方が少ないですし

相手の話を落ち着いて

じっくり「聴き」に徹することも上手ではありません。



PTAの研修で、アナウンスセミナーを受けたことがあります。

講師は、元地元TV局のアナウンサーで、

私と同じ年くらいなのに、ずっと若く見え

笑顔で、ハキハキと話される方でした。



その中で、講師の方が、癌を患ったある芸能人の講演会の話をされました。



「女優さんですから、それはそれは、美しくて素敵なんですが

話の間と間に、必ず『え~っと』が入るんですね。

なんか、だんだんそちらの方が気になりだしまして

話そっちのけで、何回『え~っと』って言ったか数えてしまいました(笑)」



以前読んだ本の中で、

こんな内容の事が書かれていました。

「話すことが上手な人は、つらつらといかに話すかの技術にとらわれがちだが

話すことが、元々苦手で、どうやったら上手く気持ちが伝わるか

悩みぬいた人の言葉というものもある。

上手く伝えられない、根っこの部分。

沈黙も言葉なんですよ。」



「話す」技術はあっても、「聴く」チカラがなければ

そこに温かな雰囲気は生まれない。



『え~っと』の女優さんも、話すことが上手くなくても

伝えたい根っこがあったはず。

話の技術のことだけとられると、なんだか切ない気もします。



もうずいぶん前になりますが

NHKのハートネットTVで、

長野県上田市の侍(さむらい)学園・長岡秀貴さんの特集がありました。

侍学園とは、不登校や引きこもりなど、

学校や社会に居場所を見つけられず苦しむ人たちが

生きる力を取り戻し、再び輝くための学校です。



放送当時の生徒さんの年齢は14~41歳。

卒業するには

■仕事を3か月以上続け、経済的に自立すること
■学園の外にも、友達など自分から人間関係が築けるようになり
 精神的に自立できること

この2点。

詳しくは→こちら



その中で、『コミュニケーション能力について』という授業に

俳優の風間俊介さんが参加し、学園の女の子と

コミュニケーションの練習をするシーンがあります。



「この中で、コミュニケーション、
めちゃくちゃ得意!っていう人、いますか?」

風間さん以外の手は上がりません。


みんな「どう返そうか困る」「うまく返せない」のが悩み。

みんな、言葉の難しさをよく知っていて

相手にどう思われるか考えると、

心配で言葉が出てこないのです。



長岡さんにコミュニケーションの練習の感想を聞かれ、

女の子が

「(風間さんが)話すのが上手だったので話しやすかった」と答えます。



そこで、長岡さんが答えます。

「なるほど。

実は、コミュニケーション能力を円滑にするのは

聞き手の能力にあるのではないか?ということです。

失敗しても、ましてやあまり期待に応えられないことを言っても

許してもらえるのではないかと言う安心感が

その聞き手にあった可能性が高い。

だから笑顔で話せる。

いい話が出来た!からではない、ということです。」



話す以上に、聞くことは、難しい。

私なんか、自分の事ばっかり話してしまう。

でも、確かに

「受け止めてくれる」「拒絶しない」「笑われない」安心感のある関係は

本当に心地よく、また話したい気持ちになる。



話し上手な人が、聞き上手とは限らないように

話すのがヘタでも、とんでもなく聞き上手な人もいる。



また会いたい!

そう思うのは、どっちの人だろう?

平成29年度

ドラックストアのレジに、募金箱がありました。

「平成29年度 九州北部豪雨募金」



7/5から福岡、大分両県を中心に降り続いた「豪雨」。

50年に一度…なんて表現もありますが

…前回は5年前です。



ようやく、ようやく、少しづつ、

5年前の状態から、綺麗に整備されてきていたのに

濁流は道路を削り、家をも押し流していきました。



亡くなられた方も、行方不明の方もたくさんいて、

本当に被災された方の心中はいかほどかと思います。



実は、日田の小野地区には、個人的に大変お世話になった方が居ます。

結婚前、平日は会社務めをし、土日はあの小野川沿いを

勉強がてら、お手伝いに通った、思い出の道です。



秋が特に綺麗で、小野川の向こうの山々も

息をのむほどの美しさでした。



・・・・・はぁ~~~~~~。



やるせない、の一言。



以前、防災士さんが「津波は、水が来るんじゃない。

流されて来たモノが来る」とおっしゃっていましたが

川も然り。山も然り。

流れた来たのは、大量の土砂、大量の木。



「気をつけて」と言われても、瞬く間に水かさが増し

一体どこに逃げればいいのやら。

「大丈夫?」そう聞かれても

「大丈夫」と反射的に答えて

「この先大丈夫か」こっちが聞きたい、こともあるでしょう。



本当に怖い思いをしている最中は

次の瞬間の「大丈夫」なんてわからない。



それで考えると、普通の何気ない日常が

いかに奇跡的かと思います。



起こった場所が、同じ九州北部だったことや

5年前と区別させるためにつけられた「平成29年度」の文字。



「○○年度 PTA活動」じゃあるまいし、こんなこと何回もあっては困るのです。



自然の事だから、仕方ない。

・・・・。

本当に、そうなのかなぁ。



夏は、私たちの子ども時代と比べ、格段に暑くなった。

息苦しいほどの蒸し暑さです。

夏休みだって、朝夕は、もっと涼しかったはず。

朝から、クーラーをフル回転させているお家も多いのではないでしょうか?



こんな大雨も、台風がらみの方が多かったような。

こんな突然にゲリラのように、しつこく一か所で降る!なんて記憶もありません。

南米のヒアリも発見されました。



・・・・なんか、やっぱりおかしいのです。



地球温暖化。

大きなことはできませんが

庭に木を植え、花を植え、

涼しくなるよう工夫をし

少しでも、何かできることからやってみたいと思います。

わけ

前回、プチトマトの実がぽろぽろ熟す前に落ちてしまう、

葉が内側に巻く…雨が降らないからかな~なんて書きましたが

…連作障害、かも?



年々、土はフカフカしてくるのに

トマトとジャガイモのなりが悪くなるような…。

収穫を待つ、プチトマト
数年前、絶好調のプチトマト。苦労せずに鈴なりの収穫があったのに

なりが悪い、というよりは

元気がない。カメムシとかが増える…。



連作障害、というのがあることは知っていて、

なるべく同じものを同じ場所に続けて植えないようにしていた

・・・つもりだったんですが

トマトと、ジャガイモって

・・・同じナス科。



ど根性ジャガイモの花



・・・花も、そういえば似てるかな~?



適当に、真似事で雑草農法っぽい畑をやっているので、

文句は言えませんが

・・・難しいな~と思います。



腰痛持ちなので、長時間の作業はかなりきつい。

この時期は、日中暑いので

朝の5時半に畑で作業を始めるんですが

・・・それでも気づくと3時間は経ってる!



家族が居る日曜日じゃないと、ちょっと無理。



こういったことを

家事も機械に任せられない中

日々やりこなしてた昔の人はすごいな~と、つくづく思います。



とは言え、連作障害。

野生で生えてれば、種は自ずから足元に一番落ちやすいはずで

そのために根っこが傷んだりするのなら

生物の仕組みとして「アウト」のような・・・。



きっと、何か「わけ」があるのでしょう。



世の中、知らないことだらけ。

分かってないことだらけ、・・・です!

雨とほたる

梅雨入りしたとはいえ、雨が少ない。

アマガエル

ようやく今日の夕方ごろから一雨きそうですが

まねごとでも畑をしていると、

雨が降る時期に雨のないことは

こんなにも都合の悪いことかと思います。



梅雨はじめじめと嫌なものですが、

一雨ごとに、その恵みで夏野菜たちは大きくなる。

本当に、雨が降ったら、大きくなる(雑草もだけれど)



雨が降らない梅雨は、トマトでさえ苦し気で

葉っぱを丸めて、なるべく水分が蒸発しないようしています。

身を守る自然の知恵なんですね。すごい!



雨の多い時期に、どんどんその恵みで大きくなって

夏の暑い時期に、その水分で人間を潤してくれる。

本当に、よくできた仕組みだなぁと感心します。



6月は、またホタルが舞う時期。

新聞にも、県内のホタル情報が載ります。



わが家から、ちょっと行ったところでも見れるとのことで

行っては見たものの、数匹~10匹いないくらい。

新聞には、他の地域は、乱舞や数百~無数の文字。



子どもに見せたやりたい。

…というより、正直、自分もみたい!



…で、一番私が鼻息荒く、豊後高田の田染まで行って来ました!



ホタル祭り開催時期で、ホタルも多いが、人も多い。



林道を抜けたせせらぎから

すでにもう、うちの近所の数倍はいます。

…でも、みんなどんどん、奥に入っていく…。



奥に行って、何があるかもわからないまま

つられて進んだ、その先に。



クリスマスイルミネーションみたいな、無数の柔かな光。

それが、ふわっと灯っては消え、ふわっと灯っては消え・・・。



それは、それは、美しかった!

これが電気とかじゃなく、自然のなせる業なのも!

すごいな~!



近所の、ちょっぴりホタルを見た時は

面倒くさそうにしていた子ども達も、これにはちょっと感動したみたいです。



いやはや、遠くまで、来た甲斐がありました(おまけに道にも迷ったし、シカにも出くわすしね!)



翌日の新聞で、竹田の方で乱舞するホタルと見物人の写真が掲載されており

あの幻想的な風景を見たら、

やっぱり「ぜひ、いつか見てみたい!」という気持ちに。


…しかし、ホタルって、暗がりの中、光だけが目立つから

虫が苦手な下の子も、「わ~」なんて楽しんでいましたが、

こんだけたくさん飛んでいる「本体」の虫がはっきり見えたら

もう、ナウシカっぽいというか、

うちの子は「ぎゃ~っ」ってなるかもしれない。

・・・などと、風流のかけらもないことを

母は考えておりました。



いいですね~。日本の夏!

構造見学会と生きている家

6月24日(土)、25日(日)の2日間、構造見学会を開催します。

久々!公には、1~2年ぶり?

大変お待たせしました!



家の骨組みばかりで、ちょっと華やかさに欠けますが

完成見学会以上に、大事にしているのが

構造見学会!

手を抜くとすれば、まずここなので

工務店の本音や下心が満載の見学会となります。



思えば、数年前、フリーペーパーの構造見学会の広告を見たのが

もくせい工舎との出会いでもありました。

構造見学会の風景
【参考】構造見学会の風景。今回の現場ではありません。

段ボールに無造作に書かれた文字に

妙な気合?と、お金のかからなさに、

ちょっと笑っちゃったのが、運のツキ。←?



ちょっとでも、立派にみせることに必死なHMや工務店が多い中、

「変わった工務店だな~」と思ったのです。



もくせい工舎の家は、本物の自然素材なので、生きています。



無垢な木材は、呼吸し、調湿します。

だから、時期によって木材は(想定の範囲)伸縮します。



同じ無垢の木でも、ヒノキと杉は肌触りが違います。



杉は、柔かく温かい。

経年変化で、飴色にもなります。



新築当時の状態のまま、一生そうではありません。



それを嫌って、人工物ができるわけですが

不自然なものは、不自然な問題も起こります。

シックハウスが、その最たるものでしょう。



家には、その生き方が表れる。



古民家が愛されるのは、その家が培ってきた

時間が濃縮され、味わいに変化しているから。

何ものにも代えがたい、「風格」を

時間とともに備えてきたから。



古民家が、味わいのある年寄りだとすれば、

味の出る過程は、中高年のようなもの。

若さに縋りつきたい気持ちと、現実のはざまで

どっちつかずな上、味わいも未熟だ。

そこの状態が、一番の山場のような気もします。



一生変わらない家が出来たにしても、

そこに住むのは、「生身」の人間。

一生若く美しいままの「ニンゲン」が住むわけではない。



おとぎ話に出てきそうな、カワイイお家から

数十年後、出てくるのが

必死に若作りした「私」なのは、勘弁してほしい。


私は、きちんと歳を重ねたい。

味わい深い、ばっちゃまになりたい。

だから伴侶も、アンチエイジングに躍起になっている人では困る。

ちゃんと、自然体で、とぼけてても味わい深いじぃさまでいてほしい。


そして、

自然に、味わい深い古民家となったわが家で、

自然に、一緒に歳をとって

自然に、その一生を終えたいと思います。

たわわ

ジューンベリーが、大豊作?です。


ジューンベリーの実


6月に実がなるから、ジューンベリーだったような気がしますが

赤い実がたわわに実って、若干重そう。



この実、食べれます。

味はですね~、「サクランボの種まで食べれる」版!

すごく小さな種が入っていて、それがプチプチとした食感です。

たくさんなっても、その小さすぎる種のせいで

ジャムにするのはイマイチ。

生食が、手軽で一番おいしいように思います。



ただ、この実を食べてるのは

私たち夫婦と、ヒヨちゃん、メジさんくらい。

・・・子どもは、あんまり食べません。

・・・なんでかな~?

わが家の、ワイルドじゃない子ども達はさておき、

ジューンベリーは、花も素敵!


ジューンベリーの花
散り際は、桜吹雪ならぬ「ジューンベリー吹雪」が見れます!


例年は、桜の花が散り終えたくらいで

繊細な、かわいい白い花をつけていたんですが

今年は、桜の方がのんびりしていたので

桜とジューンベリーのW咲き!



よくわかりませんが、木によって

開花スイッチが違うんでしょうね。

桜が遅かったから、ジューンベリーも遅かった!

とは、ならなかったので。



木を植えると、その年によって新たな発見があります。



樹形も優しく、花も実も楽しめるので

一本あると、かなりいい雰囲気出せます。

庭に、何を植えようか検討中のお施主様は

実意園さんの方に聞いてみて下さいね!



このジューンベリーの下に、へんてこな一品置きました。

招き猫と洋ナシ

小石原の小野窯(…確か、そんな名前だったような)で仕入れました。

・・・なんだか、のんきな雰囲気出してます。



招き猫?
朝日を浴びて、「今、起きた~」?



ここのところ、毎年続けて旧友と小石原の民陶祭にくりだしているのですが

・・・こちらの窯は、ちょっと他と雰囲気違う。

小石原の道の駅前の通り沿いに

たくさんこの手の、猫?お地蔵さん?が並んでいて

しかも、・・・思ったより安い。


バードバス代わりの葉っぱの皿
バードバス代わりの葉っぱ型の皿。激安480円!


フクロウのランプシェード?


不思議な工房です。

小石原にお立ち寄りの際は、チラッとご覧ください。

「・・・なんだこりゃ~??」

・・・が、たわわです(笑)

拾得物のその後

大分・自然素材の家。もくせい工舎の相方


五月の連休に救助した拾得物、

飼ってくださる方がみつかりました\(^o^)/


そして、なんと!再会できました!(^^)!



5/4に水路から救助(消防隊員さんが)し

拾得物として警察署に保護されたプロットハウンド。
             

助かった命の行方が気になって探してみると

大分県北部保健所に保護されていました^^


が、

飼い主さん、もしくは飼いたい方が現れなかったら

大分の保健所に移され殺処分の対象になるとのこと。

本来は預かる期間は3日程度なんです・・・と。


えぇ~っ?


譲渡会とかには?と質問をすると


「成犬ですから、譲渡会には出せません。」との回答。


いや、成犬じゃないっしょ!


でも、保健所のHPには↓↓↓  確かに推定2才と???

遭難犬


ともあれ、5/15の週も大分県北部保健所に滞在を確認。


内輪での会話。

「多分、拾得物だからむげに大分に移せないんじゃない?」

                               と、楽観気味。


買主さん募集のチラシを動物病院に貼らせていただきつつ

遭難犬

今後の対処を模索しながら

再度、週末の5/19に再度保健所に電話をすると

「飼いたいという方が、今日見えます。」


やったー\(^o^)/

でも気に入られなかったら・・・


確認のために夕方保健所に電話をすると

「引き取って帰られました」


良かった良かった(^^♪


父ちゃん曰く

「助かる命だったんやね」(たまには良いこと言うね)


そして、土曜日

動物病院から電話があり

「救助した犬がきてるから会いにおいで」と

動物病院の先生曰く
  
 「生後6ヶ月のプロットハウンドだから譲渡会に出せたのにね」って><


      ほら!推定年齢2才って、違うでしょ!



新しい飼い主さんに
飼ってくださって、ありがとうございます(^・^)

って言ったら

新しい飼い主さんが
助けてくれて、ありがとうございます。。。と


素敵な飼い主さんに出会えて、良かったぁ


   ありがとうございました(⌒-⌒)

拾得物?

大分・自然素材の家。もくせい工舎の相方

無精者の相方、久々の投稿です^^


大型連休中の日5月2日(火)。

父ちゃんがHalu(シパード♀)と朝散歩中に

悲壮な犬の叫び(?)を耳にし

深さ2m位の水路に縁にしがみつく様に犬を発見。


何とか救助せねばと思うも、一人では危険と判断し

とりあえず

市役所に救助の電話をすると消防署に電話をするようにとのこと。


消防車が出動してくださったものの姿が見えず

あちこち探してくださったけれど見つからず。

水に流されたのだろうと諦めていました。


ところが

5月4日(木)今度は私がHalu散歩中に


どこからか犬の叫び声(?)

    居た!

この前の遭難犬!


「大丈夫やからね。 待っとき。」

と叫ぶと、「クゥ~ン」と


助けなきゃ!


慌てて家に帰り、

手袋・長靴・バスタオル・フードを抱えつつ

父ちゃんに伝え出動。


父ちゃんは消防署に連絡。


待つこと十数分、消防車2台が到着。

  消防隊員さんが装備を着けて水路の中へ
遭難犬


  救助に向かった消防隊員さん、「この犬、人に馴れてる。」と↓
遭難犬

  
  怯えつつも安心した(と勝手に思ってる)様子\(^o^)/
  
  何日食べていなかったのか、痩せこけていました。
遭難犬

人を怖がらないので

救助された犬をみて、その場にいた人間は全員「飼い犬だね」と。


さぁ、この犬をどうする?


連休中で市役所も保健所も休みで

消防隊員さんが困っていたので我家へ連れ帰り

タオルで拭いて、ダニの巣窟になっていたので処理をし

お腹を満たし落ち着いた様子。

遭難犬
   (ちなみに、チョーカーはHaluのを着けています)

一安心していたのも束の間

緊急呼び出しをうけた市の職員さんが引き取りに来ました(><)


が、そのまま今度は警察へ。


父ちゃんが一緒にいくと

拾得物として預るとのことで

拾った(?)署名をさせられたそうです。


   犬なのに拾得物?


猟犬みたいだけど、まだ子犬のよう。


早く飼い主さんが見つかると良いのですが・・・

みどりのチカラ

わが家のナニワイバラが見ごろを迎えました。


2017_ナニワイバラ


遠くから見ると、目玉焼きがいっぱいついているみたい。


2017_ナニワイバラ

以前住んでいたアパートの近くに、小さなお店がありました。

そこの屋根にナニワイバラが覆うように咲いていて

いつか、こんな風にしてみたいと思っていたのです。


残念ながら、今のところ屋根やパーゴラを覆う計画はありませんが

毎年、GWが始まるころには

たくさんの可愛い花を咲かせています。


・・・・ただ、ものすごく鋭いトゲが・・・。



うちのお父さんが、いつも血しぶきあげて手入れしています。

かわいそうに。(・・・植えたの私ですが。)



バタバタしてて、気が付くとこの花も!

2017_ナンジャモンジャ


ナンジャモンジャです。

木の先端に花を咲かせるので、うっかりしてると

いつの間にか咲いている。

どちらも、あまり病害虫の少ない庭木です。



ナニワイバラとナンジャモンジャの花が咲くころは

新緑の美しい季節!



森林浴!と、行きたいところですが

なかなか難しい。それでも、山あいの道を通り抜けるだけでも

なんだか清々しく、気持ちよい。



モヤモヤしていたのに、心も体も

緑の色と、木漏れ日と、さわやかな空気で

少しずつ晴れやかに、軽くなる気がします。



その正体は、フィトンチッド。

木が傷ついたときに、細菌などから身を守るため放出する成分。



殺菌や防腐効果があることで知られています。

最近は、α派を活発にし精神や呼吸を安定させる。

副交感神経を整える。

NK細胞を活性化させる。etc.

人間の心身を、深いリラクゼーションへと誘います。



より多くのフィトンチッドを浴びるにもコツがあるよう。

初夏の午前中、針葉樹林がねらいめとか。



このフィトンチッド。木材になっても出ています。

だから、色々加工して、塗っちゃったらもったいないんですね!



針葉樹ばかりではありませんが、

もくせい工舎までの道のりも、フィトンチッドだらけ。

もくせいまでの道

森林浴がてら、無垢の木の家にいらしてください。

帰りは、ちょっとスッキリした気持ちで帰れます。



フィトンチッド・パラダイスですから!

地震と家

4/14。熊本地震から、一年が経ちました。

大分県北部は、熊本に比べれば震度も小さく

特に旧市内は、特段大きな被害もなかったのですが

時折、あの揺れを思い出すと胃がキュッとなるような

息苦しいような気持になります。



あの地面の揺れる感じ。

携帯の「地震です。地震です」の音声と警報。



このままどうなるのか分からない不安。



この辺ですら、あんなに怖かったのですから

被災地ではどんなにかと思います。



4/14の21:26も、4/16の1:25も家にいましたが

揺れている間、不思議な感覚でした。



「家」は、揺れている間「柱」と「面」を意識します。

自分で地に足をつけているつもりだったのに

急に「乗っているだけ」だったことに気付きます。



あんな感覚、もう勘弁してほしいのですが

いつ、また起こるかわかりません。



以前、防災士さんにお話を伺ったことがあって

「平屋と2階建て、どちらが地震に強いとかあるんでしょうか?」

と聞いたとき、「一概には言えず、建て方と地盤によるとしか言えません」

とのことでした。



そのとき紹介された本の中に

家の耐震化チェックシートなるものがありました。

□1981年5月31日以前に建てた家である
□増築を2回以上している。増築時に壁や柱の一部を撤去している
□過去に床上・床下浸水、火災、地震などの大きな被害にあったことがある
□埋立地、低湿地、造成地に建っている
□建物の基礎が鉄筋コンクリート以外である
□一面が窓になっている壁がある
□和瓦、洋瓦などの比較的重い屋根葺材で、一階に壁が少ない
□建物の平面がL字型やT型で、凸凹の多い造りである
□大きな吹き抜けがある
□建具の立て付けの悪さ、柱や床の傾きなどを感じる
□壁にひびが入っている
□ベランダやバルコニーが破損している

もう建ててしまった家は、耐震化を考えるしかありませんが

これから建てようという方は

家の間取りやデザインで、予めプチ耐震化も計れそうです。



あ!あと、なるべく家具を置かない工夫も。

造りつけや、ウォーキングクロ―ゼットとかで

部屋に家具を「置かない」。

出口までの逃げ道を塞がない工夫も大事なのだとか。



絶対○○だから安心!なんていうことはないと思いますが

計画中だからできる事も多いはずです。



p.s.地震について詳しく載っていました。

↓↓↓

こちら

「とりあえず」の効用

今年のサクラはずいぶん、のんびりさんでした。

大分の今年の開花は4/4。

4月に咲くのは、なんと29年ぶりなのだとか。

2015_ngze_sakura.jpg

サクラも、咲いたかと思えば、最近は雨続きでちょっと心配です。

今年入学式を迎える方々は、せっかくなら

満開の桜で、門出を迎えたいですものね。

桜、式まで散らずにもってくれるといいなぁ。

上の写真は、一昨年のもの。

最近は、雑用が多く、中々風景写真を撮りに行けません。

ブログや、広告でも何かと重宝なのですが

新たに撮れないと、以前のを引っ張る羽目に。



とはいえ、合間を見、少しづつ撮りたいと思っています。



ところで、そういった好きなことはともかく、

あまり気乗りがしないこと。

続けないといけないと思いつつ、サボりたい気持ちになること。



そのキーワードになるのが、「とりあえず」らしいです。



「とりあえず」机についてみる。

「とりあえず」1分だけやってみる。

「とりあえず」行って見る。



「とりあえず」ちょっとだけ、がきっかけで

結局続けちゃった。

・・・ということが、あるらしい。



私も、今のところ「ちょっとだけ」と言い聞かせて

お風呂上りに血流が良くなる軽い体操を続けています。



・・・効果は?



今年は、なんと、全くしもやけになりませんでした~!



私より例年、症状の軽い子どもが

「少しなった」と言っていたのに、全く兆候もなかった!

手も、いつも指先は冷え切って氷のようでしたが、

今年は数回なっただけ。



体操が効果があったのか、たまたまだったのか分かりませんが

「とりあえず」続けてみて

「とりあえず」の、来年・再来年の効果をみてみたいと思います!

母親ってなんだろう?普通って何だろう?

時々、憑かれたように(?)どうしても見たい映画に出会う時があります。



今回は、『彼らが本気で編むときは、』

『かもめ食堂』や『めがね』『トイレット』の荻上 直子監督の作品です。



パンフレットをもらい忘れたので画像はありませんが

公式HPがありますので、良かったらご覧ください。

『彼らが本気で編むときは、』公式HP



本屋で、原作と映画の紹介映像が何度も流れていて

じっくりと見たわけではないのに

「リンコさん」と「キャラ弁」「髪をかわいく結んでくれた」というフレーズ。

そして、シンディ・ローパーの『True Colors』のカバー曲。

なぜか耳に残っていました。


たまたま後日、新聞でその映画の原作と監督が

あの荻上監督だと知り、映画『トイレット』のファンとしては

きっと、これもすごくいい映画に違いない!

・・・そう思ったら、見たくて見たくて。

ちょっと、急ぐ別の理由もあって

・・・見に行きました。

・・・だってその翌日には、映画終わっちゃうんで。



もう、泣いた泣いた。

そして、最後おかしくて、吹きだしました。

…なぜか『トイレット」も、オチは笑ってしまう。

悲しいだけで終わらせないことに、次の希望があるような。

今回も、そんな爽やかな余韻を残してくれました。



あんまり書くと、ネタバレになってしまいますが

色々な側面から、「母親ってなんだろう?」

「普通って何だろう?」と考えさせられる映画です。



心と体の性が一致しないトランスジェンダーの「リンコ」さん。

主演の生田斗真さんが美しすぎて、

外見は男性なのに女性の格好をしている、と言うよりは

もう、大柄な女性にしか見えない。

それくらい、男性の姿ではあるけれど

本当は女性であることを、自然に感じさせてくれます。

物腰とか所作とか、それ以上にある「何か」で。



「リンコさんみたいな心の人に惚れちゃうとね、

あとの色々なことは、もうどうでもいいんだよ」

トランスジェンダーの恋人のありのままを受け入れ、包み込む。

そんな、強さと優しさをもつ「マキオ」おじさん。



男を追いかけては、何度も我が子をほっといて家出する。

そんなネグレクトの母親(マキオの姉)をもつ、

孤独な少女「トモ」



ひょんなことから、一緒に暮らすことになった3人。



実の母親以上に、慈しんでくれる「リンコ」さん。



また、リン子さんの母親が本当にいい。

性の一致しないわが子を、ありのまま受け入れ、

ブラジャーと手づくりの「ニセ乳」を用意してやる。



私が「リン子」だったら、親は何て言うだろう…。



「なんで、お前はそんなん変わっとるんかな~。
どっかいい病院でも行って、(精神面を)治してもらえ」

「例えそうでも、絶対ばれんようにして一生暮らし!」

…そう、言われてたかもしれない。

それが、一般的な「普通の」反応で

多くの親は、戸惑い、受け入れる度量など持ち合わせない。

ニセ乳まで用意してくれる、そんな母親が傍にいたことが

リンコさんの、唯一の救いだったかとも思います。



それと反対に、世間一般の「普通」と言う物差しで

リン子に対し嫌悪感を持つ、トモの同級生の母親。

わが子が、ものさし上の「普通」でないことにも

受け入れるすべを持たず、愛情ゆえにどんどんわが子を追い込んでいく。


性が一致しないことに、苦しんでいる子どもは

周りにいないように「見える」



実は、いないように見せているだけで

そうしないといられないような雰囲気に、

まだまだ日本があるということだと思います。



映画が終わったばかりなので、DVDになったり、

レンタルになるのも少し先かと思いますが

できたら、たくさんの「お母さん」にも見てほしい作品です。



見終わった後、「普通」のめがねの色が

少し変わっていると良いな。

世界が少し、違って見えると良いな。

そんな温かい映画でした。

家に恋する・・・・・「あばたもえくぼ」な思い

3月発刊のメッセに、こんな広告を載せてもらいました。

2017_03_メッセ広告

「恋する」なんてロマンチックなセリフが柄にもないので

少々、恥ずかしい気もしますが

撮影時に現場で飾った、お花の「赤」が可愛くて

こういう文言もたまには良いかな、と使ってみました。



インパクトの問題ではなく、家を選ぶことは

長きにわたる伴侶を選ぶ様なものだと

この仕事をしながら、思ってきました。



ずっと一緒にいることを考えると

何が自分にとって一番大切なのか、気づかされます。



譲れない、一番大切なことって、・・・なんでしょうか?



ところで、恋するといえば、

「あばたもえくぼ」という言葉があります。


「あばた」と言うのは、天然痘の治った後のくぼみの事。

自分が好きになった、惚れてしまった相手であれば

例え「あばた」でさえ、可愛らしい「えくぼ」に見える事。

似たような言葉に、「屋烏の愛(人を深く愛すると、その家の屋根にとまるカラスですら愛しい)」とか

「ハゲが3年目につかぬ」なんてものもあるみたいですが。


会った瞬間に分かりそうなものなので

・・・ハゲが3年、なんてことはなさそうですが

それが大した問題にならなかった、っていうことでしょうか?



「あばたもえくぼ」という言い方が適切かはわかりませんが

物事には、必ず長短があります。

それも、誰かの価値観、「色眼鏡」を通した長短です。



見る人の価値観によって、長短はいくらでも変わります。

例え、マザーテレサや、ダライラマでも、悪く言う人がいるように

皆、その価値観、色眼鏡を通して

好きとか嫌いとか、良い悪いを判断しています。



私は今、もくせい工舎の広告をつくるお手伝いをしていますが

そう言った意味でも、価値観の違いのあることを

意識させられることがあります。



自然素材の素晴らしさ、木の家の良さ、

漆喰の雰囲気の味わい深さ・・・。



ただ、それに興味のない人もいます。



あの、木がふんだんに使われた家に入って

肺の奥まで、酸素が染み渡るような感覚。

無垢の杉の木の肌触り。

漆喰のやわらかな光と影。



自分が感じているのと同じように、同調してもらえるかは

本当に広告の言葉だけでは、どうしようもありません。

だから、同じチャンネルを持つ

どこかの誰かに、広告が気づいてもらえること、

ましてやもくせい工舎の家を気に入ってもらえるか、

自然素材に恋してもらえるかは

本当にもう、奇跡的でしかありません。



長短あるけれども、かけがえない。

そんな家に、めぐりあう。



これも、ご縁なのかな!・・・と、思います。

やっときた

やっときた~!



・・・なにが?

ツグミ
お腹がぽってり。・・・ペンギンっぽい?

ツグミです。



わが家がバードテーブル(?)を置くようになって

2~3年。

居るハズなのに、なかなか来ない。

どうもご近所はウロウロしてる模様、なのに来なかったツグミ。

ツグミの正面
真正面から。前と横顔が違い過ぎる!

以前『とりぱん』というマンガを宇佐の図書館で借りて読んだ時も

のんびりやの「つぐみん」が出ていましたが

・・・・・本当に、のんびりというか

間が悪いというか、ツッコみどころ満載と言うか・・・。



エサをこっそり食べに来ては、気の強いヒヨちゃんに追い払われています。

エサを出したての時は、ヒヨちゃんも余裕があるので

一緒にエサ台にいることを許しますが、

「今のうちに!」とあせりながら、猛烈につついているのが

何故か出したばかりの美味しいりんごではなく、

古いカスカスのりんごだったりして

「・・・・ちょっと、どうせ急いで食べるんなら美味しい方にしなよ!」

と、子どもとツッコみながら見ています。



ヒヨドリ

他の鳥には気の強いヒヨちゃんは、実はかなり用心深い。

人の気配が少しでもすれば逃げてしまいます。



2016_シロハラ

シロハラは、ヒヨちゃんに追い払われるときもあれば

追い払う時もある。

あまり人が近づけば逃げますが、ヒヨちゃんほど神経質ではない。

メジロ

メジさん達は、体の割に気が強いんじゃ?



う~ん、鳥も性格が様々です。

本当は、もっとエナガとか、シジュウカラとか、小さな鳥にも来てほしい。



見ていると、天候によっても行動パターンが違ったりしてオモシロイ。



バードテーブルを置いてから

少し、鳥のことにも詳しく・・・なってはないけれど

関心をもって見れるようになりました。

世界が一つ、広がりました。

住所のない会場

2/25,26の先週末、中津市で完成見学会が行われました。

2017022526外観
車庫・外構待ちですが、外観。

ご来場いただいたお客様、ありがとうございました。

mini_re_IMG_2258.jpg
玄関付近の、この曲線♪気づいていただけたかな~?
この柔らかなニュアンスが絶妙なのです。

022526完成見学会外観ウラ
道路側からは見えませんが、ウラ(?)も素敵。


もくせい工舎の家は何回目!・・・と言う方も、また初めての方も

木と漆喰のお家はいかがだったでしょうか?



今回の撮影は、その見学会の後になりましたが

毎回、玄関を入ってすぐの感覚は相変わらずです。

肺の奥まで酸素が行きわたるような、清々しい空気感を感じます。

同じ新築でも、もくせい工舎のお家の

あの空気感は独特だと思います。



ところで、お家を建てるか迷われていると、いくつか

気になるキーワードがあるのではないでしょうか?



「木の家」?「平屋」?「自然素材」?

もくせい工舎の家が目にとまるんですから、こういったところでしょうか?

実際ご覧になっってみて

思った以上の材質、空気感だったら幸いです。

自然素材で本気で建てると、こんな家になる!って

知っていただくための見学会だからです。

あと、予想以下だといい(?)お値段…ですかね!



ところで、もくせい工舎の完成見学会は、ご案内に

地図を載せても、住所は載せていません。

mini_web_2017_022526_b4_uegk_完成見学会広告

住所まで詳しく記載するのは、個人情報なので

・・・あまりしたくない。

地図を載せていれば、場所は結局分かるのですが・・・。

だから、メッセだけ見るとどこで見学会があるのか分からないかと思います。



大方、メッセに上記のチラシが折り込まれて配布されるのですが

もしチラシがお手元にない場合は

フリーダイヤル0210-327-892までお気軽にお問合せ下さい。



せっかくなんでちょっとご紹介↓

re_mini_テレビラック
リビングのテレビラックが目を引きます。大工さんの造りつけ。
・・・正直、うらやましい?いいな~、スッキリ!

mini_re_IMG_2355.jpg
飾り棚


mini_re_IMG_2148.jpg

・・・・壁の色味が、とても良いでしょ?

甘木土の色です。

日田土より、赤みが強いのですが

ミルクティーのような、チャイのような・・・。

なんとも優しい、温かな色合いです。



見学会に来ていただいたからと言って

しつこく営業もいたしません。

ただただ、自然素材の家の良さを知ってもらいたい。

その上で、気に入っていただければ幸いです。

イメージ

自然と人にそっと寄り添う、そんな家であることを目指して。

この辺は大丈夫。・・・だから大丈夫?

先日、PTAの出事で防災士さんのお話を聞く機会がありました。

30歳前後くらいの若い女性で

幼稚園くらいのお子さんがいらっしゃるとのこと。

はきはきとして、目に力のある、清々しい方でした。



「普段は270分かけて話すようなことを

一時間でお話します。

かなり早送りになりますが、ついていけなくなったら

遠慮なく言ってください」

そういって、にっこり笑うと次々と色んなことをお話してくださいました。


保存食の事、飲み水の事、

飲み水以上に困る生活用水の事・・・。



「トイレの水が流れないからって、バケツで流すようなことはやめてくださいね」

・・・・なんで?

「見えていないだけで、下水が壊れていることもあります。

逆流したりする可能性もあり。

トイレが使えるようなら、ビニールを敷いて

中に猫砂などを入れておいて、汚物をごみとして出す方が無難です。」

・・・・・・それを聞くと、猫はいませんが

猫砂、買っとかないと、ね!



他には、子どもの心のケア、被災地の犯罪、お金の事・・・etc.

それはもう、たくさん!



特に気になったポイントはこちら!↓

■津波は引き波起こるとは限らない。家には戻らない。通帳も何とかなる。
■災害が起こった時、周りの人の様子はあてにならない。みんな茫然としてるだけ。
  独りでも安全な場所に逃げる事。
■子どもには親も逃げるから、迎えに行くから、自分独りでも安全な場所に逃げるよう話しておく。
■津波は水が来るんじゃない。流されて来た家・材木が流れてくる。
  (火が付いたものも流れてくることも)
■未就学児など小さな子がいる家庭ほど、面倒でも、日頃から地域とつながりを!


質問コーナーもあったので、前々から気になっていたことを聞いてみました。

Q.「地震がおこって、よくテレビなどで50cmの津波の恐れと聞くと、

ついつい50cmでは大したことないように思ってしまうのですが・・・」

A.「50cmの津波と言うのは、足元をすくわれて立っていられないような波と考えてください。」


・・・・・なるほど!それじゃ、沿岸部にいたら危ないかもしれませんね!


Q1.「九州北部豪雨で被災した地域と、そうでなかった地域で

(PTAの)防災に対する温度差を感じるんですが・・・」

A1.「自分たちの住んでいる地域が比較的安全だと、そう感じると思います。

ただ、お子さんたちが一歩たりともその地域から出ないならまだいいのです。

問題は、進学や就職、あるいは旅行と言った

【出先】で被災する事。

日頃から防災意識の高い地域と比べ、そうでない地域の人ほど

いざとなった時、途方に暮れるしかなくなる。

だから、今住んでいる地域が安全だから

防災しなくても大丈夫とは言えないのです。」



・・・・・・・本当に、目からウロコ。おっしゃる通りです。

どこか、自分たちは安全だと高をくくってしまっている面もあります。



結婚前は、大分県民ではなかった私。

たまたまなのか、結婚してから、妙に地震が多いような気もします。



改めて、ちょっと真剣に考えてみる必要がありそうです。



参考までに、その場で出た本のご紹介。

本『東京防災』
一冊 140円。印刷代考えれば、買った方がよさそうですが・・・。


≪東京防災≫で検索するとHPからダウンロードもできます。
↓↓↓

詳しくはこちら

書籍は、大分なら大分駅の東急ハンズで買える!

・・・・とのことでしたが、売り切れでした。

Amazonでも購入できるようです。

再販の予定もあるようで、3/1だそう。こちらも詳しくは、サイトに載っています。



東京在住でなくても、応用力十分。

のんきな土地柄に住むからこそ、知っておく。

これも大事かもしれません。

将来、子ども達が

どこに行っても、困らないように。

「この辺は大丈夫。・・・だから大丈夫?」続きを読む

音と感覚

たまたまテレビを点けたら、聴覚障害のある

左官職人さんの番組をやっていました。



北海道釧路市で、一人前の左官職人を目指し修行中。

耳が聞こえないということで不採用が続き、

聾学校時代の先輩に誘われ、

ようやく決まった左官職人の仕事。



戸惑いながら、怒られながら

先輩の指導のもと、ひたむきに取り組む姿がありました。



猛練習の末、ようやく個人宅の和室の壁を塗ることに。



シャッ、・・・シャッ。

その鏝の音に、社長が「・・・(漆喰が)薄いな。」と言います。

「聴者なら音でわかるんだけど・・・」

そういって、《もっと あつくぬれ》と筆談して指示します。

「そうそうそう・・・」社長が満足そうに言います。



私は左官職人でもありませんし、ろう者でもありませんが、

シャッという音が聞こえなくても、

塗っては注意され、塗っては注意されるうちに、

きっと手の感触が、覚えていくのかなぁと思いながら見ていました。



これぐらいの手ごたえ、感触、そうすると上手くいくことを

職人さんは、体で、五感で覚えていくのかもしれません。



失敗しながらも、ひたむきに鏝を走らせる姿を見ていて

もくせい工舎の家の壁を手掛ける、原田の親方の言葉を思い出しました。



と言っても、永家Tさんから聞いた話で

以前もブログに書いたことがあるんですが・・・。



職人は、不器用な方がいい。

器用だと、小手先だけで仕事をする。

不器用で、怒られて、悩んで悩んで、何とかしてきた手の方が

味のある、いい仕事をするのだそう。



それを聞いて、何だか嬉しくて

少しだけ、元気が出るような気持になりました。



悩んで悩んで、それでも手を止めなかった。

そのひたむきさが、あの職人さんの味わいに

いつかなりますように。

ばいばい、エコボロン

永家Tさん:「もうね~、○○さんちくらいからエコボロン、やめたんよ」

私:「・・・え?・・・・やめて大丈夫なんですか?」

永家Tさん:「うん。今までも、軒下は十分すぎるくらいの喚起ができてるし、

キャットスペーサーと鋼製束だけでも

シロアリ防除は永久的やけん」



・・・・何のことだか、さっぱり分かりませんか?

もくせい工舎のお施主様は、分かりますかね?

エコボロン塗布

エコボロンは、もくせい工舎がずっと使ってきた防蟻剤の事。

上の写真の緑色の部分が、塗布した箇所になります。

無色透明なので、塗り残しが無いよう視認性を高めるため

緑色に着色しているのです。



「エコボロンはゴキブリ退治で有名なホウ素で出来た防蟻剤・・・」



幾度となく、マイブック(完成写真集)や広告に書いたか。

おかげで、エコボロ・・・と入力しただけで

我が相棒(パソコン)は、「ゴキブリ退治で有名な・・・」と

候補がでるようになってしまいました。



他所のお家の建築現場を見ると、真っ黄色の防蟻剤が多いかと思います。



でも、防蟻剤が気化すれば、化学物質に敏感な人は

それだけで悪影響がでることもあるし、

有機物なら分解されて、いずれ効果がなくなるので

もくせい工舎では、気化せず、分解されないエコボロンを使ってきたのでした。



過ぎたるは猶及ばざるがごとし。

例も過ぎれば無礼になる。



・・・では、ありませんが

日々探求し、改良し、年々お家が良くならなくては

企業として、なんら成長のないことになります。


エコボロン、鋼製束、スペーサー

年々、良くなる。

材料も日進月歩。家も日進月歩。

さらに良いものを、多くの人に届けられますように。

薬にも毒にも

「おまえらなんか何の役にもたたん!」

「俺は、まともな職について、こうやって稼いでる!

おまえらなんかとレベルが違うんじゃ!」


そう、よく怒鳴る先生がいました。


ちょっとしたことで、もう怒りが抑えられず

叱るというよりは、罵倒になって、

あまりの大声と剣幕で

何が言いたいか、聞き取れない勢いでした。



・・・・・・ところで、脳が主語が分からないというのをご存知ですか?



私も数年前に知ったのですが、

脳って話の中に出てくる主語がわからないらしいのです。



だから、人を【悪く】を言うと

脳は、【自分が悪く】言われているのと同じ状態になるというのです。



悪口をいうと、スッキリした気になるような感覚は、実は興奮しているだけ。

興奮が冷めると、また嫌な気持ちになって、結局怒りが収まらない。



だって、脳は、今言った悪口を、自分の事として受け取っているから。



だから、冒頭の「役に立たん!」と怒鳴る先生は、

結局自分が「役に立たん!」と言われているのと同じ状態に脳がなっているので

そう怒鳴った後、自分がいかに社会で役に立っているか

フォローしないといられないのです。

「おまえは、役に立たん!」と、【自分が】言われたと脳が受け取ったので

そんなことない!と言わないとつらいですもんね。



その先生にとっては、指導のつもりでも、あまりにもきつすぎる言い方は

他人にとっても、自分にとっても

実は、毒にしかならないということです。



毒をもられて、やる気も元気もでませんもんね。


暴言や悪口を言うのは、アドレナリンがでて興奮してるだけ。

それでは、リラックスも安心感も得られないので、

【幸せな気持ち】にはいつまでたっても、なれないというわけです。



反対に、人に優しい言葉をかけたりすると

同じく脳は主語がわかりませんから、自分が言われたと同じように反応します。



「大丈夫だよ」、「ありがとう」



こんな言葉を言うと、自分までほんわかした気持ちになるのは

脳が、そう【自分にも言われた】と受け取るから。

だから、こちらが言ったのに

安心したり、しあわせな気持ちになるのです。



そういえば、わが家にはお姫様がいます。

セキセイインコのQ太郎(♀)です。

Q太郎

犬猫みたいに、特に何の役に立つわけではありません。



でも、一日に何度も、私たち家族に

「Q太郎さん、かわいいね~!」と言われています。

とりあえず、「かわいい」のが仕事ですから。



でも、脳の仕組みを考えると、私たちはQ太郎に一日に何度も

「かわいいね~」と言いながら

脳は、自分が「かわいいね~」と言われたのと同じ状態になっているので

そう声をかければかけるほど

幸せな気持ちになっているということ。



Q太郎


う~ん。「かわいいが仕事」、恐るべし!

「薬にも毒にも」続きを読む

お年玉?

2017年が本格的にスタートしました。

毎年、年始にブログを書くにあたって

「・・・明けましておめでとうって、いつまでだったかな?」

思うのですが、調べると、地域により差があるようです。

関西は1/7だったり、関東は1/15だったりするようで

あまりこだわらず、臨機応変で良いのでは?とのことでした。



大正月にご挨拶できず、失礼いたしましたが

本年も、もくせい工舎をどうぞよろしくお願いいたします。



ところで、皆様どんなお正月をお過ごしでしたか?

2017_薦神社門

わが家は、薦神社に毎年参拝するのですが

今回は、ちょっとしたお年玉付き。


何故か、参拝したその日は、落ち葉の貯まっている所や、藪の所にも

たくさんの小鳥が群れていて、

エサをさがしていたり、じゃれ合って(?)いたり。

2017_薦神社・門付近
落葉樹の樹の下の、フカフカの落ち葉の上や茂みの中に
名前がちょっと分からなかったのですが、たくさん小鳥が!



ところが、こんな時に限って

メガネなし。カメラなし。

「く~!しまった~!」

落胆する私の横で、上の子が

「・・・・・お母さん!エナガ!」

「・・・・・・へ?どこどこ?」



見ると、細い枝先に、白いモフモフのピンポン玉のような子が

くりくり可愛い黒い目でこちらを見てる!



写真がないのですが、こんな感じ!↓

エナガ

メガネなく、ぶれて見えたとはいえ

あの小さなモフモフ、ピンポン玉!

見れて幸せ~。

お年玉をもらった気分でした。



ところで、お年玉って、もともとはお餅で、

年神様の分けて下さる

(気力・生きる力)のことだったようですね。



そういった意味では、小鳥を見て

何だか幸せな気持ちになったり

神社を、こうして家族で参拝できるありがたさも

お年玉(気力・生きる力)と言えそうです。



たくさんの大きな樹に囲まれているからでしょうか?

鎮守の森、なんていいますが

神社のまわりの空気の良さと言うか

酸素の多い感じと言うか

清々しくて、心地よく、大変落ち着きます。

2017_苔むした石灯籠
石燈籠の苔むした感じが、すごく素敵!



古い神社仏閣の建物も、美しいし

修復をかさねながら、ずっと昔からその場所にある事を思うと

不思議な気持ちになります。

2017_薦神社・神門
この神門も、江戸初期のものだといいますから、徳川家康がいた頃!
当時の県北の人たちも、この場所でこうして見上げていたのかも!

いやはや、お年玉(気力・生きる力)ももらえたことですし、

今年も元気出して参りましょう!



2017_三角池

本年が、皆様にとって素晴らしい一年でありますように。