これか、これ以外か。

大分・自然素材の家。もくせい工舎・ことりのかあさん


「俺か、俺以外か」

これ、カリスマホストのローランドさんの言葉だそう。
(カタカナ多いな!)

「世の中には2種類の男しかいない。俺か、俺以外か。」といったのが全文のようです。
(これ実際聞いたら、私などは「ちょっと何言ってるかわかんないな」ですが。)


これを借りるなら、
「もくせい工舎か、それ以外か」?

・・・やだなぁ、そんなこと言うの。
奥歯がムズムズします。

広告をかくのだから、いかにもくせい工舎が他よりメリットがあるのかお伝えするのがキホン。

他に比べ、どんなに良いか。どんなに価値があるか。

ところが、
エライをつくれば、自動的にエラクナイをつくるように、

「健康に良い」を謳えば、それ以外は「健康に良くない」となり、

もくせい工舎を上げるために、他を下にするの?

いやいやいや、それはなんか違う。

  • 俺と括れば、俺以外ができる
  • 善と括れば、善以外ができる
  • 光ばかりに目が行くが、影の部分も月である
  • 私たちの目は、見たいものを、都合の良いようにしか見ていないのかもしれない。

そもそも、家に関しては、 「自然素材か、それ以外か」なんて言い方はできない。

多かれ少なかれ、どの家も木は使っている。

木を使っている以上、自然素材なのだから、どこも自然素材の家とも言える。
(使う量は違えども。)

自然素材の家

自然素材の家だから健康かと言えば、
自然素材の家に住んでも、風邪はひく。

自然素材の家に住めば、無病息災・不老不死!というわけにはいかない。

ただ、家が原因で病気になるというリスクは、
その純度が高いほど低くなるのかなとは思います。

不健康は分かりやすくても、【健康】という状態があいまいなように、
不幸は分かりやすくても、【シアワセ】は分かりにくい。人による。

人によるのに、
誰かのシアワセそうな生活=「もくせい工舎の家に住みさえすれば、あなたにも!」なんて、
とてもとても、私には断言できない。

ただ、言えるとすれば、何に対してお金を払うのかだと思います。

私には、とても気に入っている珈琲豆のお店があります。

そこの珈琲豆を、大事に毎日、少しづついただきます。

1回15グラムずつ、それを1日に2回。
つまり、1日30グラムです。

30グラム×30日で、一か月だと900グラム。

1か月に1回買うので、結構な量となり、取り置きしてもらっている市場で、
レジの人にギョッとされます。

でも、1日30グラムの楽しみなのです。

その珈琲豆屋さんは、個人でしているわりには価格が安く、
その辺の自家焙煎のカフェの半額ほどです。

それでも、そんなにウチは余裕がないので、
大事に、大事に、飲むのです。

そうなると、もう、うっかり他のカフェに入らなくなりました。

珈琲とケーキなんかついて、1000円近く払うなら、
そこの豆を買いたいのです。

つまり、同じお金を払うなら、「絶対これじゃないと!」というものに払いたい!


お家をどこで建てるか、迷われているのなら、今は建てなくて良いのではと思います。

「これでないと!」と思うものが、今の段階でないだけです。
焦らずいきましょう。

もくせい工舎か、それ以外か。

自然素材か、それ以外か。

それはともかく、
本当にこれだ!と思うものこそ、自分の判断での
「それか、それ以外か」になる。

いずれにしても、
本当にこれだ!と思うものに、心動かされる家に、大事なお金は払ってほしい。

珈琲豆どころか、何百万、何千万もする家。

誰かのシアワセに惑わされず、
アンテナの感度を上げていてほしいと、切に思います。

Good Luckです!

これだ!

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